meta1のslam機能を試してみた
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MRデバイスMeta2に向けて、Meta1のSLAM機能をためしてみた
2016/11/25Riftup(@WheetTweet)
自己紹介
・VR/MR関係を中心に勉強しているエンジニア
・日本で数少ないUnity Certified Developer
・ブログ「Cross Road」でUnityに関するTipsを紹介中
・2016/10からMicrosoft MVP VSDTを受賞
Meta1代表作
未来UI体感 Tech Demo(2015/2/25) Meta Twitter
(2016/5/6)
本日の内容
1. Metaとは?2. SLAMとは?3. Meta1でSLAMを試してみた4. 実演5. 考察6. 今後の予定
1.Meta1とは?1-1.概要
http://1.bp.blogspot.com/-CCfPILpcOqE/UhIVUqp4PTI/AAAAAAAABTY/7Tw7_Ajpj_E/s1600/meta_1_glasses.jpghttps://i.ytimg.com/vi/b7I7JuQXttw/maxresdefault.jpghttps://smlycdn.akamaized.net/data/product2/2/455ec3f6f36200e96c920ffb3893d0aa9ea9caaf_l.jpghttp://cdn.thegadgetflow.com/wp-content/uploads/2014/04/spaceglasses-inpost1.jpg
Meta1 : 2013年発表、2014年に発売したデバイス
1.Meta1とは?1-2.特徴
・ジェスチャでオブジェクトを制御
・実空間に情報を重ね合わせ(MR)
・お値段 $699 !!
2.SLAMとは?2-1.SLAMの概要
・Simultaneous Localization And Mappingの略
・自分の現在位置と周辺地図を同時に取得する手法(GPSが使えない室内で使われる)
・カメラ、レーザ、などいろいろなものが使われる
2.SLAMとは?2-2.SLAMが使われている例
・分かりやすい例では「ルンバ」
・その他、TangoやHoloLensなど、三次元マップを作るアプリケーション
2.SLAMとは?2-3.三次元マップの具体例
3.Meta1でSLAMを試してみた3-1.これまでのMeta1
SDK ver 1.3までは三次元的な位置に関する機能がなかった。
目の前に見えるオブジェクトとの距離は一定
CGオブジェクト
この長さが一定
http://www.damngeeky.com/2013/08/14/13329/how-meta-1-augmented-reality-3d-glasses-will-deliver-knockout-punch-to-google-glasses.html
3.Meta1でSLAMを試してみた3-2.SLAMが入るとできること
三次元空間の位置座標に反映してオブジェクトを表示
オブジェクトに「近づく」、「遠ざかる」が実現
CGオブジェクト
この長さが可変
http://www.damngeeky.com/2013/08/14/13329/how-meta-1-augmented-reality-3d-glasses-will-deliver-knockout-punch-to-google-glasses.html
3.Meta1でSLAMを試してみた3-3.準備
Unityプロジェクトで、MetaWorld PrefabをHierarchy Viewにドラッグ
Meta Localization コンポーネントでSLAM Localizerを有効化(MetaWorldはMeta SDKをUnityにインポートすることで使用可能)
3.Meta1でSLAMを試してみた3-4.接続
PC(Windows7,8.1,10)
MetaGlass
MetaControlBox
USBHDMI
Power(AC)
HDMI
USB
Power(AC)
3.Meta1でSLAMを試してみた3-5.動作確認・コンパスのようなアイコンが表示され、数秒で消える(この間にマップを作っている)
・何度か繰り返すことで、CGに「近づく/遠ざかる」が可能になる
・公式SDKにα版と書かれているためか、全体的に不安定。
4.実演
画像はデモ内容とは関係ありません
5.考察
・Meta1のSLAM機能はα版とある通り、実用レベルではない。
・SDKの更新が3月から止まっている。→Meta2の開発に集中している?
6.今後の予定
Meta2の到着を待って、届いたら色々試します!