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  • Michael Ruf, Matthias Klag

    改訂管理および品質管理 : Cristina Bachmann, Heiko Bischoff, Marion Bröer, Sabine Pfeifer, Heike Schilling, Benjamin Schütte

    この PDF マニュアルでは、目の不自由な方のための高度なアクセシビリティ機能を提供しています。このマニュアルは複雑かつ多くの 図が使用されているため、図の説明は省略されていることをご了承ください。

    本書の記載事項は、Steinberg Media Technologies GmbH 社によって予告なしに変更されることがあり、同社は記載内容に対する責任を

    負いません。

    本書に掲載されている画面は、すべて操作説明のためのもので、実際の画面と異なる場合があります。

    本書で取り扱われているソフトウェアは、ライセンス契約に基づいて供与されるもので、ソフトウェアの複製は、ライセンス契約の範囲内でのみ許可されます ( バックアップコピー )。

    Steinberg Media Technologies GmbH 社の書面による承諾がない限り、目的や形式の如何にかかわらず、本書のいかなる部分も記録、複

    製、翻訳することは禁じられています。本製品のライセンス所有者は、個人利用目的にかぎり、本書を 1 部複製することができます。

    本書に記載されている製品名および会社名は、すべて各社の商標、および登録商標です。

    リリース日 : 2011 年 10 月 15 日

    © Steinberg Media Technologies GmbH, 2011.

    All rights reserved.

  • インストゥルメントセットの使用

    Triebwerk の世界へようこそTriebwerk VST Sound Instrument Set には、VST インストゥルメントの高品質な追加コンテンツが収録されています。 新しい VST サウンドプリセットで、ご使用のサウンドライブラリーを拡張できます。

    本書では、Triebwerk VST Sound Instrument Set で使用できるパラメーターについて説明します。

    Triebwerk VST Sound Instrument Set に収録されているサウンドは、スタンドアローンまたはシーケンサープラグイ

    ンバージョンの HALion、HALion Sonic、または HALion Sonic SE にプログラムとしてロードできます。

    プログラムのロードインストゥルメントセットからプログラムをロードするには、プラグインまたはホストアプリケーション (Cubase

    など ) にある以下のいずれかの方法を使用します。

    •「Load」ページ•「Load Program」ダイアログ• MediaBay

    プラグインまたは Cubase にプログラムをロードする方法の詳細については、該当製品のマニュアルを参照してくだ

    さい。

    ➯ Cubase の MediaBay 内でプログラムをダブルクリックしてロードすると、Cubase で HALion Sonic SE に関連付 けられたインストゥルメントトラックが作成されます。Cubase にインストールした HALion Sonic または HALion でプログラムを使用するには、インストゥルメントトラックを作成して、そのトラックにプログラムをロードします。

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  • プログラムパラメーターの編集

    プログラムパラメーターの編集Triebwerk VST Sound Instrument Set に含まれるすべてのプログラムには「Macro」ページが提供され、インストゥ ルメントセットに関連するパラメーターにアクセスできます。「Macro」ページは、HALion、HALion Sonic、および

    HALion Sonic SE で使用できます。

    Triebwerk VST Sound Instrument Set のプログラムは、シンセサイザーサウンド、ドラムセット、およびスライスし

    たループの 3 つのカテゴリーに分かれています。「Macro」ページは 2 種類あり、1 つはスライスしたループとドラ ムサウンド用に最適化され、もう 1 つはシンセサイザーサウンド用です。「Macro」ページは 4 つのセクションに分

    かれています。ページの上半分には「VOICE」、「FILTER」、「AMP」セクションが含まれ、下半分には「FLEX PHRASER」 セクションがあります。「FLEX PHRASER」セクションは、サウンドにアルペジオやドラムパターンを加えたり、ス

    ライスしたループの演奏パターンをコントロールしたりするのに使用します。

    スライスしたループ用の「Macro」ページ

    HALion または HALion Sonic でのプログラムの編集HALion および HALion Sonic では、すべてのプログラムに使用できる標準の「Edit」ページでもプログラムパラメー

    ターを編集できます。「Edit」ページには、「Macro」ページより多くのパラメーターがあり、HALion または HALion

    Sonic で使用できるすべてのサウンド関連パラメーターにアクセスできます。これらのパラメーターの詳細について は、該当製品のマニュアルを参照してください。

    • HALion Sonic では、「Show Macro Page」ボタンをオフにすると標準の「Edit」ページが開きます。

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    インストゥルメントセットの使用

  • シンセサイザープログラム用の「VOICE」セクション

    シンセサイザープログラム用の「VOICE」セクション

    シンセサイザープログラム用の「VOICE」セクションには、以下のパラメーターがあります。

    MONO

    モノフォニック再生とポリフォニック再生を切り替えます。「MONO」を無効にすると、ポリフォニック再生になり

    ます。

    POLYPHONY

    ポリフォニックモードで発音できるノート数の上限 (128 ノート以下 ) を設定します。

    PITCHBEND UP/DOWN

    ピッチベンドホイールを上下に動かしたときに適用されるピッチモジュレーションの範囲を設定します。

    GLIDE

    隣り合うノート間のピッチをベンドします。「MONO」モードのときに最も効果的です。

    「GLIDE」オプションを有効にすると、以下のパラメーターを利用できるようになります。

    オプション 説明

    GLIDE TIME 1 つのノートから別のノートへとピッチをベンドするのに必要な時間を指定します。

    SYNC グライドタイムがホストアプリケーションのテンポに同期します。ポップアップメニューからノート値を選択します。選択したノート値を 3 連符に変更するには、「T」オ プションを有効にします。

    FING レガート演奏されるノート間でのみ、ピッチがベンドします。

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    インストゥルメントセットの使用

  • 「FILTER」セクション

    ドラムおよびスライスしたループ用の「VOICE」セクション

    ドラムやスライスしたループ用の「VOICE」セクションには、以下のパラメーターがあります。

    EDIT

    「VOICE」、「AMP」、および「FILTER」セクションのパラメーターを、すべてのドラムセットやスライスに対して均等に適用するか、選択されたドラムサウンドまたはスライスだけに適用するかを指定します。

    INSTRUMENT

    「EDIT」パラメーターを「SELECTED」に設定した場合に、編集するインストゥルメントまたはスライスをポップアップメニューから指定します。

    OCTAVE

    ピッチをオクターブ単位で上下します。

    COARSE

    ピッチを半音単位で上下します。

    FINE

    ピッチをセント単位で微調整します。

    「FILTER」セクション

    Triebwerk VST Sound Instrument Set のプログラムでは、さまざまなフィルタータイプが内部的に使用されていま

    す。「FILTER」セクションには、以下のパラメーターがあります。

    CUTOFF

    フィルターのカットオフ周波数を調節します。

    RESONANCE

    カットオフ付近の周波数を強調します。レゾナンスの設定を高くすると、フィルターは自己発振し、電話の呼出音

    のような音になります。

    DRIVE

    信号にディストーションを加えます。設定値を高くすると、強いディストーションエフェクトがかかります。

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    インストゥルメントセットの使用

  • 「AMP」セクション

    VELOCITY

    入力された MIDI のベロシティーがフィルターエンベロープのモジュレーションデプスに与える影響を設定します。

    •「VELOCITY」パラメーターを正の値に設定した場合、ベロシティーが低くなると、エンベロープの強さが小さくなります。

    •「VELOCITY」パラメーターを負の値に設定した場合、ベロシティーが高くなると、エンベロープの強さが小さくなります。

    ENVELOPE

    フィルターエンベロープのカットオフモジュレーションを調節します。負の値に設定すると、フィルターエンベロープからのモジュレーションの方向が反転します。

    A ( アタック )

    アンプリファイアーエンベロープのアタックタイムを調節します。正の値に設定すると、アタックタイムが長くなります。

    D ( ディケイ )

    フィルターエンベロープのディケイタイムを調節します。正の値に設定すると、ディケイタイムが長くなります。

    S ( サステイン )

    フィルターエンベロープのサステインタイムを調節します。正の値に設定すると、サステインタイムが長くなります。

    R ( リリース )

    フィルターエンベロープのリリースタイムを調節します。正の値に設定すると、リリースタイムが長くなります。

    「AMP」セクション

    「AMP」セクションには、以下のパラメーターがあります。

    LEVEL

    プログラムのレベルを調節します。「DRIVE」パラメーターの値を上げてフィルターにディストーションをかけた場合、ゲインの増加を補正するためにレベルの調節が必要な場合があります。

    VELOCITY

    入力された MIDI のベロシティーがアンプリファイアーエンベロープのモジュレーションデプスに与える影響を設 定します。

    •「VELOCITY」パラメーターを正の値に設定した場合、ベロシティーが低くなると、エンベロープの強さが小さくなります。

    •「VELOCITY」パラメーターを負の値に設定した場合、ベロシティーが高くなると、エンベロープの強さが小さくなります。

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    インストゥルメントセットの使用

  • 「FLEXPHRASER」セクション

    PAN

    信号の定位を調節します。ドラムインストゥルメントやスライスの定位を個別に設定できるため、ドラムセットや

    スライスしたループに特に便利なパラメーターです。

    A ( アタック )

    アンプリファイアーエンベロープのアタックタイムを調節します。正の値に設定すると、アタックタイムが長くな

    ります。

    D ( ディケイ )

    アンプリファイアーエンベロープのディケイタイムを調節します。正の値に設定すると、ディケイタイムが長くなります。

    S ( サステイン )

    アンプリファイアーエンベロープのサステインタイムを調節します。正の値に設定すると、サステインタイムが長くなります。

    R ( リリース )

    アンプリファイアーエンベロープのリリースタイムを調節します。正の値に設定すると、リリースタイムが長くな

    ります。

    「FLEXPHRASER」セクション

    スライスしたループ用の「FLEXPHRASER」セクション

    FlexPhraser は、多機能なフレーズプレーヤーならびにアルペジエーターで、基本のアルペジオ、インストゥルメン トフレーズ、リズムコードから、ドラムパターンに至るまで、あらゆる演奏ができます。選択したフレーズによっ

    ては、キーボードで演奏しながら、ハーモニーフレーズの構造を調整できます。

    ➯「FLEXPHRASER」セクション内のコントロールは、選択したプログラムのタイプによって変わります。

    パラメーター「FLEXPHRASER」セクションで使用できるパラメーターは以下のとおりです。

    ON

    「FLEXPHRASER」セクション全体を有効または無効にします。

    LOOP START/LENGTH ( スライスしたループのみ )

    「LOOP START」では、4 分音符単位でループの開始位置を調節します。「LENGTH」パラメーターでは、ループの終

    了位置を 4 分音符単位で調節することで、ループの長さを調節できます。「LENGTH」を最大値に設定した場合は、

    「LOOP START」の設定に応じてループの長さが調整されます。

    ➯ これら 2 つのパラメーターのコントロール範囲は、ループの本来の長さに応じて変わります。

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    インストゥルメントセットの使用

  • 「FLEXPHRASER」セクション

    PHRASE ( シンセサイザープログラムまたはドラムセットのみ )

    ノートをトリガーするフレーズを選択します。ポップアップメニューには、HALion および HALion Sonic のプリセッ

    トフレーズ、およびこのインストゥルメントセット用に特別に設計された多くのフレーズが含まれます。

    HOLD

    使用できるオプションを以下に示します。

    TRIGGER MODE

    キーボードで発音した新しいキーを FlexPhraser がいつスキャンするかを指定します。

    使用できるオプションを以下に示します。

    RESTART MODE

    選択した再開モードおよび再生方法に応じて、フレーズの最初から再生を再開できます。

    使用できるオプションを以下に示します。

    TEMPO SCALE

    ノートをトリガーする速度、つまりフレーズの再生速度を指定します。さまざまな選択肢から選択して、スピード

    を半減させたり、倍にしたりできます。

    オプション 説明

    OFF キーを離した瞬間に、フレーズが変化します。すべてのキーを離すと、すぐにフレーズが停止します。

    ON キーを離しても、フレーズの再生が続きます。

    GATED 最初のキーを発音すると、フレーズの再生が開始されます。キーを離すとバックグラウンドで無音で再生され続け、次のキーを発音したときに、再生が再開されます。これによって、フレーズの再生を制御できます。

    オプション 説明

    Immediately 常に新しいキーがスキャンされます。フレーズは演奏に応じてすぐに変化します。

    Next Beat 拍子ごとに新しいキーがスキャンされます。フレーズは演奏に応じて新しい拍子から変化します。

    Next Measure 小節ごとに新しいキーがスキャンされます。フレーズは演奏に応じて新しい小節から変化します。

    オプション 説明

    Off フレーズは再生され続け、コードやノートが変化しても再開されません。

    New Chord 新しいコードでフレーズが再開されます。ただし、たとえば、すでにホールドしているコードに対してノートを追加演奏する場合、ノートをレガート演奏するとフレーズは再開されません。

    New Note 新しいノートを発音するたびにフレーズが再開されます。レガート演奏したノートでもフレーズが再開されます。

    Sync to Host ホストアプリケーションの拍子や小節に合わせてフレーズを調整するにはこれを選択します。トランスポートを開始するたびに、フレーズが拍子や小節に合わせて調整されます。

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    インストゥルメントセットの使用

  • 「FLEXPHRASER」セクション

    KEY MODE

    キーボードでノートを発音する場合にノートの順序がフレーズの再生に影響を与えるかどうかを設定します。

    使用できるオプションを以下に示します。

    SWING

    偶数拍 ( 裏拍 ) のノートのタイミングを移動して、フレーズをスウィングさせます。負の値に設定すると、ノートは

    早めに発音されます。正の値に設定すると、ノートは遅めに発音されます。

    GATE

    フレーズのノートの長さを変更します。100 % の値では、ノートは元のゲートタイムで発音されます。

    ➯ スライスしたループでは、100 % より高い値に設定できないため、スライスの長さは短くしかできません。

    VELOCITY ( シンセサイザープログラムまたはドラムセットのみ )

    フレーズのノートオンベロシティーを変更します。100 % の値では、ノートは元のベロシティーで発音されます。

    KEY FOLLOW ( スライスしたループのみ )

    発音するノートを含むスライスのピッチを変更できます。元のピッチ (C2) より低いノートは、オクターブ単位で最大

    200 % ピッチを上げたり下げたりできます。

    オプション 説明

    Sort ノートは選択したパターンの順序で発音されます。ノートの発音順序は無視されます。

    As Played ノートは、キーボードで発音したとおりの順序で発音されます。

    Direct フレーズ自体はノートイベントを発生させません。かわりに、コントローラーイベントだけを発生させます。発音するノートに、ピッチベンド、ボリューム、パンなどが反映されます。ただし、コントローラーデータを含んでいないフレーズもあることに注意してください。

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    インストゥルメントセットの使用

    インストゥルメントセットの使用Triebwerk の世界へようこそプログラムのロードプログラムパラメーターの編集シンセサイザープログラム用の「VOICE」セクション「FILTER」セクション「AMP」セクション「FLEXPHRASER」セクション

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