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MICRO CADAM Helix 2015
MICRO CADAM は 2015 年に 30 周年を迎えます。日本の製造業を代表する 2 次元 CAD として 30 年間歩みを止めず、今も多くのお客様にご愛顧いただいている MICRO CADAM。お客様のご要望をじっくりお聴きし、お客様の イノベーションをご支援するために必要な機能追加をご提案 しています。これまでも、これからも・・・「ものづくり」の未来を担う CADとして、常に新たな取り組みをしてまいります。
お客様の声をすばやく機能に反映MICRO CADAM の最大の特長は、「直感的な操作性」にあります。
リリースアップごとに実装される新しい機能は、従来の操作性を
損なわず、より設計作業を効率化できます。
「直感的な操作性」をさらに進化させる設計者の思考と一致した快適な操作性が、速い作図を可能にし、
現場の方々に長くご愛用いただいている大きな理由のひとつです。
MICRO CADAM は、この直感的な操作性をさらに強化する機能と
して、図形を伸縮する機能(スマートストレッチ)と、複写・移動
する機能(スマートコピー / スマート移動)を追加しました。
これらの機能は、特定のファンクションやメニューを選択せず単純な
マウス操作だけで行えるため、従来の煩雑な操作が省略でき、図形の
編集操作をより簡単でスムーズに行えます。
MICRO CADAM Helix 201530 年の軌跡は未来へ。 ~つなぐ「ものづくり」
“ ものづくりは、より Smart に、より Innovative に ”
変革する「ものづくり」業界とともに、進化を続けている MICRO CADAM。 革新の未来に向かって、すでに次の30 年を見据えています。
スマートストレッチ機能 スマートコピー機能
作図効率の向上に取り組んでいますこれまでも、設計効率の向上のために図形編集機能拡張や改善
を数多く行ってきましたが、MC Helix 2015 では、特に利用
する機会の多い子図やグループなどの複合要素を簡単に操作
できるよう改善が行われています。
子図機能では、配置子図の直接編集機能や、複合図形を個々の
要素として作図時に取り扱える等、利便性が大きく向上しまし
た。
また、グループ要素の移動操作では、グループ要素の水平方向
や垂直方向への移動や複写が簡単に行える「直交モード」が
新たに追加され、より感覚的に操作できます。
部品表や構成表などのデータ管理を効率的に行える機能も
新 た に 追 加 さ れ て い ま す。 文 字 列 検 索 機 能 を 利 用 し て、
検出された文字列デー
タのリストを CSV 形式
で出力できます。細かく
検索オプションを設定
で き る の で、 必 要 な
デ ー タ を 取 り 出 し て、
エクセルなどの表計算
ソフトで部品表の管理
に活用できます。
セキュアな資産管理を支える強固なセキュリティーは、各拠点間の連携や現地企業と
の協業ビジネスを発展させる上で最も重要なファクター
です。MICRO CADAM では、セキュリティーの要として 3 つの
ポリシーを掲げており、それぞれのポリシーを実現する機能を
提供しています。
MICRO CADAM Helix 2015
●流出を防ぐ(図面流出防止機能)
図面の流出を防止するため、利用できる資源を抑制する機能
です。
●万一の流出に備える(セキュリティー・コード機能)
図面に埋め込まれている暗号化されたコード(セキュリティー・
コード)により、図面への不正アクセスやデータの改ざんを
防ぎます。
●セキュリティー環境を統一する(集中管理機能)
運用管理者が各クライアントの環境を管理し、運用システム内
で統一された環境を保ちます。
MICRO CADAM 発売当初より高く評価されている独自のプリ
ビリッジ機能と組み合わせることによって、設計環境のセキュ
リティーをさらに強化できます。
IT 資産管理の最適化
プライベート・クラウド環境に対応昨今、数多くの企業が、運用・管理コスト削減のためにシン
クライアント化を進めています。この仮想化技術を活用する
ことで、MICRO CADAM 稼働環境で使用している IT リソースの
有効活用や運用管理コストを低減できます。
MICRO CADAM では、お客様自身が構築されるプライベート・
クラウド環境で、ユーザーごとにカストマイズされた利用環境
を維持できるなど、運用面での利便性に配慮しています。
さまざまな運用に適したライセンス管理MICRO CADAM のライセンスには複数の優れた管理機能が
用意されています。
垂直方向に移動 / 複写 水平方向に移動 / 複写
文字検索結果を CSV 形式に出力
編集中の配置子図が子図編集色 (標準で橙色)で表示され、ビュー上で編集できます。同じ子図に修正が反映されます。
従来、寸法の作成に配置子図は選択 できませんでしたが、配置子図の 各構成要素が選択可能になりました。
MICRO CADAM Helix 2015
ネットワーク・ライセンス利用をグループごとに設定できる
「グループ・リザベーション機能」や、ライセンス・サーバー
障害時での継続利用を実現する「リダンダント機能」などが
あります。これらにより、ライセンスの不正利用防止、冗長化、
稼働率の最適化、等が可能です。
スマートに情報を共有するビジネスの場において、いまやモバイル機器は欠かすことの
できないツールとなりつつあります。MICRO CADAM も机上
から離れ、外出先で利用できるツールとして利用できるのをご
存知ですか? MC Helix 2015 は、Windows 搭載のタブレット
PC で稼働します。また、Android 端末稼働する専用のビュー
ワーを提供しています。(2014 年 10 月現在でトライアル版を
提供中)
これらのツールを活用することで、製造部門と
の打ち合わせや取引先との会議中、外出先
での急な図面の確認など、場所に
縛られず、スピーディーでタイム
リーな情報共有により設計コミュニ
ケーションを活発に行えます。
データ連携による設計環境のシームレス化ものづくりの現場では、2 次元 CAD と 3 次元 CAD の使い分け
やデータ連携が重要な課題です。
MICRO CADAM では、2 次元 CAD と 3 次元 CAD の特性を活か
したより快適な “2 次元+ 3 次元 ” の設計環境を構築できるよう
ご提案しています。
相互の特性を活かした 2D-3D 連携MICRO CADAM では、「ものづくり」の現場をシームレスに
連携させるツールとして、DXF/DWG ファイル、SXF ファイル、
または PDF ファイルのような標準フォーマットと MICRO
CADAM 図面とを、双方向あるいは一方向で変換できるオプ
ション・ツールをご提供しています。
MC Helix 2015 では、SOLIDWORKS® および SpaceClaim® と
の連携ツールをご提供しています。※ オプション・ツールのご利用には、別途契約が必要です。
設計環境をスマートに支援する MCHS サービスMICRO CADAM では、日々改進される IT 技術に柔軟に対応
しながら、これからも永く MICRO CADAM を使い続けていた
だくためのサービスとして、『MCH 支援サービス(MCHS サー
ビス)』をご提供しています。
新しい環境への対応MCHS サービスではお客様の環境の変化にあわせ、最新
オペレーティング・システムや、最新ハードウェアに素早く
対応しています。例えば、オペレーティング・システムでは、
Microsoft Windows 8.1、また Windows Server 2012 R2 など
に対応しています。(2014 年 10 月現在)
MC Helix 2015 では、ファイル・サーバーやライセンス・
サーバーの通信に IPv6 アドレスを使用できるようになりまし
た。
説明図:クラウドやモバイルを意識した設計環境例
説明図:最適 CAD の選定基準
説明図:グループ・リザベーション機能
説明図:2D CAD と 3D CAD の使い分け
For More Information [email protected]
MICRO CADAM Helix YouTubehttp://www.youtube.com/user/MICROCADAMHelix
MICRO CADAM Helix の Facebook ページhttps://www.facebook.com/MICROCADAMHelix
日本アイ・ビー・エム・サービス株式会社© Copyright IBM Japan Services Company Ltd. 2014 All rights reserved. 10-14 Printed in Japan
IBM、IBM ロゴ、ibm.com は、世界の多くの国で登録されたInternational Business Machines Corporationの商標です。他の製品名およびサービス名等は、それぞれ IBMまたは各社の商標である場合があります。現時点でのIBMの商標リストに ついては、www.ibm.com/legal/copytrade.shtml をご覧ください。
MICRO CADAM、MICRO CADAM Helix は、日本アイ・ビー・エム・サービス株式会社 の商標です。
Microsoft、および Windows は Microsoft Corporationの米国およびその他の国における商標です。
Sentinel は、SafeNet, Inc. の登録商標です。
SolidWorks は、Dassault Systèmes SolidWorks Corporation の登録商標です。
SpaceClaimは、米国SpaceClaim Corporationの米国およびその他の国における 商標または登録商標です。
他の会社名、製品名およびサービス名等はそれぞれ各社の商標です。
このパンフレットに掲載されている情報は2014年10月現在のものです。事前の予告 なく変更することがあります。
製品、サービスなどの詳細については、弊社もしくは弊社ビジネス・パートナーの 営業担当にご相談ください。
機能拡張された最新のモジュールMCHS サービスでは、お客様のニーズやリクエストを反映する
形で機能拡張を継続して行っています。
サービス開始から現在に至るまでに、約 370 項目の機能を
追加しています。(2014 年 10 月現在実績)
最新の MC Helix 2015 を実際にお試しいただけます。
無料お試しサービス『MICRO CADAM TIKI(Try It , Know It)』
からお申し込みください。また、Android 版ビューワーのトラ
イアル版も提供しています。お申し込みは、下記の URL から!
MICRO CADAM TIKI サービスwww.ibm.com/industries/jp/manufacturing/prod/mc/MICROCADAMTIKI.html
新規購入や追加購入でも充実のサービスMC Helix 2015 は、2 次元設計製図システム(MICRO CADAM
Helix)を初期料金(PLC:Primary Licence Charge)と年額料金
(ALC:Annual Licence Charge)でお買い求めいただけます。
年額料金(ALC)をお支払いいただくだけで、常に最新版の
モジュールをご利用いただけるため、変化にあわせた製品の
買い替えなどが大幅になくなります。また、ご契約者様向けの
テクニカルなサポート ・ サービスもご利用いただけます。
詳細については、ホームページをご覧ください。
MICRO CADAM Helix ホームページwww.ibm.com/industries/jp/manufacturing/prod/mc/
*1) MICRO CADAM の入力デバイス『MICRO CADAM Helix Function Keyboard』の略です。*2) MCHS サービスで提供している MICRO CADAM のビューイング・ツール(HD XViewer)です。
説明図:拡張機能の推移