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Microsoft Windows Siebel インストールガイド インストールガイド インストールガイド インストールガイド バージョン 8.1 2010 04 B58171-01

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Page 1: Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイド - …...Microsoft Windows用用用Siebelインストールガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次

Microsoft Windows 用用用用Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド

バージョン 8.12010 年 04 月

B58171-01

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が含まれています。このプログラムの使用または開示は、オラクル社およびその関連会社との契約に記された制約条件

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き、このプログラムのリバース・エンジニアリング、逆アセンブル、逆コンパイル等は禁止されています。

このドキュメントの情報は、予告なしに変更される場合があります。オラクル社およびその関連会社は、このドキュメ

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製品のモジュールとオプション。このマニュアルには、オプションの(場合によってはライセンスを未購入の)モジュー

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も含まれています。その結果、実際のソフトウェアの実装がこのマニュアルの説明と異なる場合があります。購入した

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このプログラムは、核、航空、大量輸送、医療あるいはその他の本質的に危険を伴うアプリケーションで使用されるこ

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に、適切な安全装置、バックアップ、冗長性(redundancy)、その他の対策を講じることは使用者の責任となります。

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かねます。

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いかねます。当該コンテンツの利用は、お客様の責任になります。第三者の製品またはサービスを購入する場合は、第

三者と直接の取引となります。オラクル社およびその関連会社は、第三者の製品およびサービスの品質、契約の履行(製

品またはサービスの提供、保証義務を含む)に関しては責任を負いかねます。また、第三者との取引により損失や損害

が発生いたしましても、オラクル社およびその関連会社は一切の責任を負いかねます。

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目次目次目次目次

Microsoft Windows 用 Siebelインストールガイド 1

第第第第 1 章章章章 : 新機能新機能新機能新機能

第第第第 2 章章章章 : Siebel Business Applications のインストールの準備のインストールの準備のインストールの準備のインストールの準備

展開計画ワークシートについて 17

Siebel リリースのインストールについて 17

アップグレード環境のインストールについて 19

このマニュアルでの Windows プラットフォームと UNIX プラットフォーム、およびバージョンについて 20

Siebel Business Applications のインストールの概要 21

Siebel の展開計画の一般的な注意事項 23トポロジの計画 23ハードウェアの準備 25Siebel Server の負荷分散の計画 25ディスクスペース要件の計画 25RDBMS のインストールおよび設定の計画 26Siebel イメージディレクトリとメディアファイルの管理 28Siebel インストーラおよびウィザードに必要な一時ディスクスペースの管理 28Siebel インストーラおよびウィザードが実行する言語 29Siebel Business Applications の複数のインスタンスのインストール 30Siebel アプリケーションのロケールの指定 32Siebel Gateway Name Server と Siebel Server のホスト名に対する制約 32Siebel Enterprise Server と Siebel Server の名前に対する制約 33ファイルとディレクトリの命名規則 34Siebel File System の作成 35Siebel サービスオーナーアカウントの作成 39

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1 3

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目次目次目次目次 �

第第第第 3 章章章章 : RDBMS の設定の設定の設定の設定

データベース設定の概要 41

Siebel アプリケーション向け Oracle データベースの設定 44Oracle データベースの言語を選択するためのガイドライン 45init.ora ファイルを設定するためのガイドライン 45Oracle データベース向けの Redo ログのサイズを設定するためのガイドライン 47Oracle テーブルスペースを作成するためのガイドライン 47Oracle データベースのサイズを設定するためのガイドライン 48Oracle の一時テーブルスペースを作成するためのガイドライン 49データベースオブジェクトのOracleデフォルトのテーブルスペースを上書きするためのガイドライン

49Oracle データベースオブジェクトを作成するためのガイドライン 50Oracle データベースを継続的に管理するためのガイドライン 51Oracle データベースに対して Real Application Clusters を使用するためのガイドライン 51

Siebel アプリケーション向け IBM DB2 データベースの設定 52IBM DB2 データベースマネージャ設定パラメータを設定するためのガイドライン 53IBM DB2 の言語を選択するためのガイドライン 54IBM DB2 データベースを作成するためのガイドライン 56IBM DB2 設定パラメータを設定するためのガイドライン 56IBM DB2 バッファプールを設定するためのガイドライン 59IBM DB2 テーブルスペースを作成するためのガイドライン 59データベースオブジェクトのデフォルトの IBM DB2 テーブルスペースを上書きするためのガイドライン 61IBM DB2 の ODBC ステートメントハンドル不足を防止するためのガイドライン 63IBM DB2 ログスペースを決定するためのガイドライン 63IBM DB2 ログファイルをアーカイブするためのガイドライン 64IBM DB2 データベースオブジェクトを作成するためのガイドライン 64IBM DB2 の断片化を管理するためのガイドライン 65

Siebel アプリケーション向けの Microsoft SQL Server データベースの設定 66MS SQL Server パラメータを設定するためのガイドライン 66MS SQL Server の言語を選択するためのガイドライン 67MS SQL Server データベースを作成するためのガイドライン 68MS SQL Server データベースログスペースを割り当てるためのガイドライン 68データベースオブジェクトの MS SQL Server デフォルトのテーブルスペースを上書きするためのガイドライン 69MS SQL Server データベースオブジェクトを作成するためのガイドライン 70MS SQL Server を継続的に管理するためのガイドライン 70

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.14

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第第第第 4 章章章章 : ネットワークでのネットワークでのネットワークでのネットワークでの Siebel インストールイメージの作成インストールイメージの作成インストールイメージの作成インストールイメージの作成

Siebel インストールメディアファイルの取得 73

Siebel インストールメディアの内容 74

Siebel インストールイメージの作成準備 77Siebel メディアファイルおよび Siebel イメージの場所の決定 77Siebel イメージディレクトリの要件 79Siebel イメージディレクトリ作成時のクロスプラットフォームの問題 80Image Creator ユーティリティ実行の要件 81

Siebel インストールイメージの作成 82GUI モードでの Siebel Image Creator の実行 82コンソールモードでの Siebel Image Creator の実行 85

Siebel イメージ作成のトラブルシューティング 86

第第第第 5 章章章章 : Siebel Enterprise Server と関連コンポーネントのと関連コンポーネントのと関連コンポーネントのと関連コンポーネントのインストールインストールインストールインストール

Siebel 展開のサーバーのインストールおよび設定の概要 90

Siebel 展開のサーバーのインストールおよび設定のプロセス 92

展開タイプ別のインストールおよび設定方法 94小規模から中規模の展開 94中規模の展開 95大規模な展開 96

Siebel Enterprise Server のインストールおよび設定の要件 97Siebel Enterprise Server のインストールおよび設定の一般的な要件 97Siebel Gateway Name Server のインストールおよび設定の要件 101Siebel Server のインストールおよび設定の要件 102Siebel EAI コネクタのインストール要件 104

複数言語を使用したインストールおよび展開について 105必要なすべての言語を 1 回でインストールおよび展開する方法 107必要なすべての言語をインストールして一部の言語を後で展開する方法 108追加言語のインストールおよび展開 109

Siebel データベースへの接続の設定 111

Siebel Server マシンのネットワーク接続の確認 112

Siebel Enterprise Server コンポーネントのインストール 114

Siebel Enterprise Server のインストールの確認 122Siebel Gateway Name Server のインストールの確認 122Siebel Server のインストールの確認 123データベース設定ユーティリティのインストールの確認 125

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1 5

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Siebel FastTrack ウィザードを使用したインストール 126

Siebel 管理エージェントおよび Siebel 管理サーバーのインストール 128Siebel 管理エージェントおよび Siebel 管理サーバーについて 129Siebel 管理エージェントおよび Siebel 管理サーバーのインストール要件 129Siebel 管理エージェントのインストール 131Siebel 管理サーバーのインストール 133

Siebel インストーラおよびウィザードのコマンドラインオプション 135

第第第第 6 章章章章 : Siebel Enterprise Server と関連コンポーネントの設定と関連コンポーネントの設定と関連コンポーネントの設定と関連コンポーネントの設定

Siebel Enterprise Server と関連コンポーネントの設定について 137リリース 8.0 以降での設定ウィザードの変更点 138インストール可能なコンポーネントに関連する設定ウィザード 141設定ウィザードと関連するモデルファイル 144

Siebel 設定ウィザードの起動 146設定ウィザードを起動する手順 147設定ウィザードの構文要素 148設定ウィザードを起動するためのコマンド 150

設定タスクの実行 152Siebel Gateway Name Server、Siebel Enterprise、および SWSE 論理プロファイルを設定するタスクの実行 153Siebel Gateway Name Server の設定 154Siebel Enterprise の設定 155Siebel Server を設定するタスクの実行 162Siebel Server の設定 163Siebel データベースを設定するタスクの実行 166SWSE を設定するタスクの実行 167

Siebel Gateway Name Server の起動の確認 168

Siebel Server のインストール後のタスク 168

Siebel Server サービスの起動 169

ODBC データソースの確認 169Oracle データベース用 ODBC データソースの確認 170IBM DB2 用 ODBC データソースの確認 171MS SQL Server 用 ODBC データソースの確認 172

モバイルユーザーのネットワーク接続の確立 173

インストールおよび設定後の Siebel Server コンポーネントの実行準備 173サーバーコンポーネントグループの有効化および無効化 173言語固有の AOM の有効化と無効化および言語の追加 174バッチコンポーネントの同期化 174

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.16

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アップグレードシナリオでのコンポーネントジョブ定義の保存 174Siebel Enterprise Server と Siebel Server のパラメータ設定の移行 175

Siebel アプリケーションの負荷分散の設定 175負荷分散設定ファイル(lbconfig.txt)の生成 175サードパーティ製の HTTP ロードバランサーの設定 177ロードバランサーの接続タイムアウトの設定 179Siebel ネイティブロードバランサーまたはサードパーティ製 HTTP ロードバランサーでのサーバーの監視 179

既存の Siebel Enterprise Server 内での追加 Siebel Server のインストール 180

Siebel Enterprise Server のインストールおよび設定のトラブルシューティング 180Siebel Gateway Name Server のインストールおよび設定のトラブルシューティング 181Siebel Server のインストールおよび設定のトラブルシューティング 181ODBC データソース接続のトラブルシューティング 182

Siebel 管理エージェントおよび Siebel 管理サーバーの設定 183Siebel 管理エージェントおよび Siebel 管理サーバーの設定について 183Siebel 診断ツールの Siebel ユーザーの作成 184Siebel 管理エージェントの設定 186Siebel 管理サーバーの設定 189Perl スクリプトを使用した追加の Siebel 管理エージェントの登録と Siebel ADM の設定 194インストールおよび設定後の Siebel 管理サーバーの再起動 196

第第第第 7 章章章章 : Siebel データベースの設定データベースの設定データベースの設定データベースの設定

Siebel データベースとデータベース設定ユーティリティについて 197

Siebel データベースの設定プロセス 198

Siebel データベースの設定要件 200

グローバルタイムゾーンサポートのための環境の設定 202

テーブルオーナーアカウントと管理者アカウントの作成 202

IBM DB2 のストアドプロシージャとユーザー定義関数のインストール 205

RDBMS 上での Siebel データベースの設定 206Siebel データベースコンポーネントのインストール 206Siebel データベースインストールのログファイルの確認 212

データベースコードページのシステム属性と他の設定の確認 214

Siebel File System の設定 215

Siebel データベースへの Siebel レポジトリのインポート 216Siebel レポジトリのインポート 216Siebel データベースのレポジトリのインポートに関するログファイルの確認 219

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1 7

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第第第第 8 章章章章 : Siebel Web Server Extension のインストールと設定のインストールと設定のインストールと設定のインストールと設定

Siebel Web Server Extension(SWSE)について 221

SWSE のインストールと設定のプロセス 222

SWSE のインストールと設定に関する要件 223

Web サーバーのインストール 226

SWSE のインストール 227

SWSE の設定 230SWSE 論理プロファイルの作成 231SWSE 論理プロファイルの作成に関する設定 232SWSE 論理プロファイルの適用 236SWSE 論理プロファイルの適用に関する設定 237

SWSE および Web サーバーのインストール後のタスク 239SWSE のインストールの確認 239SWSE のログファイルの確認 240Web サーバーでの仮想ディレクトリの確認 240カスタム仮想ディレクトリの作成 241同一 Web サーバーでの ASP ページと Siebel アプリケーションのサポート 241SWSE および仮想ディレクトリの権限の設定 242Siebel アプリケーション対応の HTTP 圧縮の有効化 242SWSE 設定ファイル(eapps.cfg)の編集 244Web サーバーのデフォルトの HTTP ポートおよび HTTPS ポートの設定 245Siebel エンタープライズセキュリティトークンを使用した SWSE 上での Web サーバーの静的ファイルの更新 245

SWSE インストールのトラブルシューティング 247

第第第第 9 章章章章 : Siebel モバイルモバイルモバイルモバイル Web クライアントのインストールクライアントのインストールクライアントのインストールクライアントのインストール

Siebel クライアントのインストールについて 249

Siebel クライアントのインストールプロセス 251

Siebel クライアントのインストール前のタスク 251

Siebel モバイル Web クライアントと Developer Web Client のインストール 254

Siebel サンプルデータベースのインストール 258

ENU 以外のレポジトリとシードデータの Siebel サンプルデータベースへのインポート 261

Siebel クライアントのインストール後のタスク 262Siebel VB または Siebel eScript のライセンスがない状態での Siebel クライアントの設定 262Siebel クライアントのディレクトリ構造の確認 263

Siebel アプリケーションへのログイン 264

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.18

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目次目次目次目次 �

Siebel クライアントのショートカットおよび起動オプション 266Siebel クライアントのショートカット 266Siebel クライアントの起動オプション 268カスタム Siebel アプリケーションショートカットの作成 270

Siebel モバイル Web クライアントでの Siebel QuickStart の使用 271

第第第第 10 章章章章 : Siebel Tools のインストールのインストールのインストールのインストール

Siebel Tools のインストールについて 275

Siebel Tools のインストールプロセス 276

Siebel Tools のインストール要件 277

Siebel Tools クライアントのインストール 278

Siebel Tools のインストール後のタスク 281Siebel Tools のインストールが正常に完了したことの確認 281Siebel Tools ディレクトリ構造の確認 282Siebel Tools ディレクトリへの書き込みおよび読み取りアクセス権の確認 283Siebel Tools ODBC データソースの確認 284

第第第第 11 章章章章 : Siebel Charts のインストールのインストールのインストールのインストール

Siebel Charts のインストールプロセス 285

Siebel Charts のインストール 286

Siebel Charts の設定 287

Web クライアントに合わせた Siebel Charts サーバーの変更 288

第第第第 12 章章章章 : 自動モードまたはコンソールモードでのインストールと設定自動モードまたはコンソールモードでのインストールと設定自動モードまたはコンソールモードでのインストールと設定自動モードまたはコンソールモードでのインストールと設定

自動モードまたはコンソールモードでのインストールと設定について 289自動モードまたはコンソールモードでのインストールの説明 290自動モードまたはコンソールモードでのインストールの対象製品 290インストールモードと設定モードの組み合わせ 291インストール応答ファイルと設定応答ファイルについて 294

自動モードでのインストールと設定 295インストール応答ファイルと設定応答ファイルの生成 296自動インストールおよび自動設定用の siebel.ini ファイルの編集 296コマンドラインからの自動インストールの実行 300

コンソールモードでのインストールと設定 301コンソールモードインストール用の siebel.ini ファイルの編集 301コマンドラインからのコンソールモードインストールの実行 302

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1 9

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目次目次目次目次 �

第第第第 13 章章章章 : サーバー環境の検証サーバー環境の検証サーバー環境の検証サーバー環境の検証

Environment Verification Tool について 303

EVT 設定ファイルについて 305

EVT ユーティリティの起動 306

クエリーモードでの EVT の実行 307

オプションの EVT コマンドラインフラグ 308

利用可能な EVT 出力形式 310

EVT 出力テキストの変更 310

第第第第 14 章章章章 : Siebel Business Applications のアンインストールのアンインストールのアンインストールのアンインストール

Siebel アプリケーションのアンインストールについて 313

以前のバージョンの Siebel Applications のアンインストール 315

Siebel Enterprise Server ソフトウェアのアンインストール 316

Siebel Web Server Extension のアンインストール 319

Siebel 管理サーバーのアンインストール 320

Siebel 管理エージェントのアンインストール 320

Siebel Strong Encryption Pack のアンインストール 320

Siebel クライアントおよび Siebel Tools のアンインストール 321

Siebel Charts のアンインストール 322

アンインストールのトラブルシューティング 322

付録付録付録付録 A : 展開計画ワークシート展開計画ワークシート展開計画ワークシート展開計画ワークシート

チームリーダー用概要 325

Enterprise Server 名およびインストールディレクトリ 326

Siebel アカウント、ホスト名、静的 IP アドレス 327

クラスタ展開に関するデータ 328

ポートおよび RDBMS の詳細に関するデータ 329

索引索引索引索引

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.110

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1 新機能新機能新機能新機能

『Microsoft Windows 用 Siebel インストールガイド』では、Siebel Industry Applications を含む、Oracle の

Siebel Business Applications 製品群の中核となるすべての製品のインストールおよび初期設定について説明しま

す。 インストールおよび設定タスクの説明の対象となるのは、Siebel Enterprise Server ソフトウェア、SiebelWeb Server Extension、Siebel モバイル Web クライアント、Siebel Tools、およびその他の製品モジュールです。

備考:備考:備考:備考: サポートされるオペレーティングシステム、RDBMS プラットフォーム、Web サーバー、Visual Mining NetCharts などのサードパーティ製品の詳細については、Oracle Technology Network の「Siebel System Requirements and Supported Platforms」も参照してください。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイド、バージョンインストールガイド、バージョンインストールガイド、バージョンインストールガイド、バージョン8.1 で説明する新機能で説明する新機能で説明する新機能で説明する新機能表 1 は、ソフトウェアのリリース 8.1 をサポートするために加えられた、このバージョンのマニュアルにおけるい

くつかの変更を示しています。

表 1 Microsoft Windows 用 Siebel インストールガイド、バージョン 8.1 で説明する新機能

トピックトピックトピックトピック 説明説明説明説明

17 ページの「Siebel リリースのインス

トールについて」

トピックが更新されました。

21 ページの「Siebel Business Applications のインストールの概要」

Siebel Self-Service Applications を展開する場合は、このマニュア

ルの説明に従って、 初に Siebel Business Applications ソフト

ウェアをインストールして設定します。

Self-Service Applications の要件については、『Siebel Self-Service Application Deployment Guide』および関連マニュアル

を参照してください。

21 ページの「Siebel Business Applications のインストールの概要」

97 ページの「Siebel Enterprise Server のインストールおよび設定の一

般的な要件」

153 ページの「Siebel Gateway Name Server、Siebel Enterprise、お

よび SWSE 論理プロファイルを設定す

るタスクの実行」

このマニュアル内のその他多数のトピッ

Siebel Gateway Name Server に対する認証が提供されるようにな

りました。 このため、全体的なインストールおよび設定プロセスが変

更されました。

既存の Siebel データベースがない場合は、Siebel Server の設定前

に Siebel データベースをインストールします。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1 11

Page 12: Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイド - …...Microsoft Windows用用用Siebelインストールガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次

新機能新機能新機能新機能 �

29 ページの「Siebel インストーラおよ

びウィザードが実行する言語」

このバージョンの Siebel Business Applications では、従来の使用

可能言語に加えて、ポーランド語、ロシア語、およびトルコ語用の

Siebel 言語パックがサポートされるようになりました。

Siebel インストーラおよびウィザードのユーザーインターフェイステ

キストをサポートする言語には、多くの制限が適用されます。 Siebelモバイル Web クライアントおよび Siebel Tools のインストーラで表

示できるのは、Oracle Universal Installer フレームワークでサポー

トされている言語のユーザーインターフェイスのみです。

言語については、『Siebel Global Deployment Guide』 および

Oracle Technology Network の「Siebel System Requirements and Supported Platforms」を参照してください。

44 ページの「Siebel アプリケーション

向け Oracle データベースの設定」

52 ページの「Siebel アプリケーション

向け IBM DB2 データベースの設定」

Oracle Technology Network の

「Siebel System Requirements and Supported Platforms」

一部の RDBMS プラットフォームのサポートされるバージョンが変更

されました。 次の関連プラットフォームについて、一部のデータベー

ス設定パラメータや設定が変更されました。

� (Oracle Database 10g の代わりに)Oracle Database 11g が

サポートされるようになりました。

� IBM DB2 v9 が(v8 の代わりに)サポートされるようになりま

した。 IBM DB2 for z/OS(v8)は引き続きサポートされます (これらの製品は、Universal Database を示す「UDB」を含ん

だ名前で識別される場合があります)。

73 ページの「Siebel インストールメ

ディアファイルの取得」

77 ページの「Siebel インストールイ

メージの作成準備」

82 ページの「Siebel インストールイ

メージの作成」

Siebel のメディア DVD に、JAR ファイルの代わりに ZIP ファイルが

含まれるようになりました。

Siebel Image Creator ユーティリティでは、Siebel Industry Applications(垂直アプリケーション)と Siebel Business Applications(水平アプリケーション)間の選択を提示しないように

なりました。 Image Creator の使用時には、特定リリースの適切なア

プリケーションタイプが実施されます。

109 ページの「追加言語のインストール

および展開」

162 ページの「Siebel Server を設定す

るタスクの実行」

167 ページの「SWSE を設定するタス

クの実行」

Siebel Server および Siebel Web Server Extension の設定ウィ

ザードで、展開する言語を追加できるようになりました。 このオプ

ションは、以前にインストールしたが未展開の言語、または追加言語

のインストールタスクを使用して新しくインストールした言語に対し

て使用します。

126 ページの「Siebel FastTrack ウィ

ザードを使用したインストール」

Siebel FastTrack ウィザードで、Microsoft SQL Server の他に

Oracle データベースがサポートされるようになりました。

表 1 Microsoft Windows 用 Siebel インストールガイド、バージョン 8.1 で説明する新機能

トピックトピックトピックトピック 説明説明説明説明

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.112

Page 13: Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイド - …...Microsoft Windows用用用Siebelインストールガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次

新機能新機能新機能新機能 �

129 ページの「Siebel 管理エージェン

トおよび Siebel 管理サーバーについて」

Siebel 管理エージェントの Java Management Extension (JMX)

インターフェイスに対するサポートについてのコメントが追加されま

した。 詳しくは、『Siebel システム監視および診断ガイド』を参照して

ください。

138 ページの「リリース 8.0 以降での

設定ウィザードの変更点」

Siebel CRM バージョン 8.1 の設定に関連した変更についての情報が

追加されました。

153 ページの「Siebel Gateway Name Server、Siebel Enterprise、お

よび SWSE 論理プロファイルを設定す

るタスクの実行」

Siebel Gateway Name Server および Siebel Enterprise を設定す

るための設定ウィザードタスクでの設定項目を記載した表が追加され

ました。

Siebel Web Server Extension(SWSE)論理プロファイルおよび

SWSE を設定するための設定項目は、すでにバージョン 8.0 で説明さ

れています。

Siebel Enterprise 設定タスクでは、設定ウィザードまたは Server Manager を使用した Gateway Name Server への後続アクセスの

認証を設定するようになりました。

セキュリティ認証を設定するための Siebel Enterprise 設定タスクで

は、Enterprise 用に設定したセキュリティアダプタを有効にできませ

ん。これはバージョン 8.0 では可能でした。

Siebel Enterprise 設定タスクに、パスワードサルト機能の使用をサ

ポートするための設定項目が追加されました。 詳しくは、『Siebel セキュリティガイド』を参照してください。

162 ページの「Siebel Server を設定す

るタスクの実行」

Siebel Server を設定するための設定ウィザードタスクでの設定項目

を記載した表が追加されました。

Siebel サーバー設定ウィザードタスクで、Gateway Name Server認証を使用するようになりました。

Siebel サーバー設定ウィザードに、新しくインストールした言語を以

前設定した既存の Siebel Server に展開するためのタスクが追加され

ました。

167 ページの「SWSE を設定するタス

クの実行」

230 ページの「SWSE の設定」

SWSE 設定ウィザードに、新しくインストールした言語を以前設定し

た既存の SWSE に展開するためのタスクが追加されました。

183 ページの「Siebel 管理エージェン

トおよび Siebel 管理サーバーの設定」

管理エージェントおよび管理サーバーの設定ウィザードタスクで、

Secure Sockets Layer(SSL)に関連するオプションが更新されま

した。

202 ページの「グローバルタイムゾーン

サポートのための環境の設定」

夏時間のタイムゾーン設定が機能強化されました。 詳しくは、『Siebel Global Deployment Guide』を参照してください。

表 1 Microsoft Windows 用 Siebel インストールガイド、バージョン 8.1 で説明する新機能

トピックトピックトピックトピック 説明説明説明説明

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1 13

Page 14: Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイド - …...Microsoft Windows用用用Siebelインストールガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次

新機能新機能新機能新機能 �

223 ページの「SWSE のインストール

と設定に関する要件」

異種 SWSE 設定に対するサポートが強化されました。 特定の異種シナ

リオに適用された以前の対処策は不要になりました。

249 ページの「Siebel クライアントの

インストールについて」

254 ページの「Siebel モバイル Web ク

ライアントと Developer Web Clientのインストール」

Siebel モバイル Web クライアントと Developer Web Client のイ

ンストーラは、InstallShield インストーラテクノロジーではなく、

Oracle Universal Installer フレームワークに基づくようになりまし

た。

275 ページの「Siebel Tools のインス

トールについて」

278 ページの「Siebel Tools クライア

ントのインストール」

Siebel Tools クライアントおよび Siebel Business Rules Developer のインストーラは、InstallShield インストーラテクノロ

ジーではなく、Oracle Universal Installer フレームワークに基づく

ようになりました。

「Siebel Reports Server のインストー

ル」

章が削除されました。 以前は Siebel Reports Server として提供され

ていた Actuate 製品は、Siebel CRM バージョン 8.1 以降は提供され

ず、サポートもされません。

レポート作成機能は、Oracle Business Intelligence Publisher を使用して提供されるようになりました。 詳しくは、『Siebel Reports管理ガイド』を参照してください。

「複数のサーバーへの Siebel Update Server を使用したインストール」

章が削除されました。 Siebel Update Server および Siebel Update Client は、Siebel CRM バージョン 8.1 以降は提供されず、サポート

もされません。

第 14 章「Siebel Business Applications のアンインストール」

Siebel Reports Server(Actuate)のアンインストールに関する情

報は削除されました。 この製品の以前のバージョンをアンインストー

ルするための情報は、このマニュアルの以前のバージョンを参照して

ください。

Siebel クライアント、Siebel Tools、および Siebel Business Rules Developer のアンインストール方法は、それぞれのインストー

ラを Oracle Universal Installer に移行する過程でさまざまに変更さ

れています。

表 1 Microsoft Windows 用 Siebel インストールガイド、バージョン 8.1 で説明する新機能

トピックトピックトピックトピック 説明説明説明説明

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.114

Page 15: Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイド - …...Microsoft Windows用用用Siebelインストールガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次

新機能新機能新機能新機能 �

その他の変更その他の変更その他の変更その他の変更Siebel SupportWeb への参照は削除されました。

� Siebel Bookshelf および Oracle Technology Network の「Siebel System Requirements and Supported Platforms」を参照してください。

備考:備考:備考:備考: Siebel Bookshelf は、Oracle Technology Network(OTN)および Oracle E-Delivery で利用でき

ます。 ご使用のイントラネットまたはネットワークの場所にローカルにインストールすることもできます。

� My Oracle Support の「Siebel Maintenance Release Guide」(保留中のパッチリリースに関する入手時

期)を参照してください。

� 技術サポートドキュメント(以前は Siebel Alert、Technical Note、および FAQ として発行されていた)は、

My Oracle Support を参照してください。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1 15

Page 16: Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイド - …...Microsoft Windows用用用Siebelインストールガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次

新機能新機能新機能新機能 �

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.116

Page 17: Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイド - …...Microsoft Windows用用用Siebelインストールガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次

2 Siebel Business Applications ののののインストールの準備インストールの準備インストールの準備インストールの準備

この章では、Siebel Business Applications ソフトウェアをインストールするための準備について説明します。 この章では、次のトピックについて説明します。

� 17 ページの「展開計画ワークシートについて」

� 17 ページの「Siebel リリースのインストールについて」

� 19 ページの「アップグレード環境のインストールについて」

� 20 ページの「このマニュアルでの Windows プラットフォームと UNIX プラットフォーム、およびバージョンに

ついて」

� 21 ページの「Siebel Business Applications のインストールの概要」

� 23 ページの「Siebel の展開計画の一般的な注意事項」

展開計画ワークシートについて展開計画ワークシートについて展開計画ワークシートについて展開計画ワークシートについて展開計画ワークシートは、インストールプロセスを進める上で不可欠です。

初に付録 A「展開計画ワークシート」に移動し、ワークシートをコピーしてください。そのコピーを使用して、展

開チームが 初のセクションに記入します。次にチームのメンバーが、各担当セクションに情報を記入します。この

章でインストールの準備を進めていきながら、Siebel Business Applications のインストールおよび設定時に必要

な情報を書き留める必要があります。

以降の章では、サイトおよび展開に関する特定情報について展開計画ワークシートを参照するように要求されます。

展開計画ワークシートには、展開における将来のインストール、アップグレード、再設定、および拡張など他の情報

も書き留めます。

Siebel リリースのインストールについてリリースのインストールについてリリースのインストールについてリリースのインストールについてOracle からの各 Siebel Business Applications ソフトウェアリリースには特定のバージョンまたはリリースレベ

ルがあります。 フルインストールは、このマニュアルに適用される基本リリースに対して実行できます。 このマニュ

アルの手順は、基本リリースのフルインストールを実行するためのものです。

備考:備考:備考:備考: このマニュアルでバージョン 8.1.1 より上の Siebel バージョン番号に言及している場合、その内容は例を

示したり、説明することのみが目的です。 このマニュアル(またはこのマニュアルの更新バージョン)、あるいは他

のドキュメントでも説明しますが、バージョン 8.1.1.x パッチリリースを含む、将来のリリースの可用性、特性、

および要件は検証する必要があります。 将来のすべてのリリースのインストールタスクおよび要件は、変更されるこ

とがあります。

このマニュアルでは、基本リリースがバージョン 8.1.1 であることを想定しています。将来の特定リリースについ

ては、該当リリースのドキュメントを My Oracle Support で参照してください(利用可能な場合)。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1 17

Page 18: Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイド - …...Microsoft Windows用用用Siebelインストールガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次

Siebel Business Applications のインストールの準備のインストールの準備のインストールの準備のインストールの準備 � Siebel リリースのインストールについて

基本リリースに続いて、既存の基本製品のインストールに追加してインストールできる追加リリースが提供される場

合があります。 そのようなリリースはまとめて「メンテナンスリリース」と呼ばれ、「パッチリリース」と呼ばれる

場合もあります。

場合によっては、Siebel リリースが提供されます。このリリースは、フルインストール(基本リリース)または

パッチインストールとして既存の基本インストールに追加してインストールできます。

通常、パッチリリースとしてのみインストール可能なリリースには、修正パックリリースおよび簡易修正リリースが

あります。 修正パックリリースは 4 桁のリリースで、バージョン番号は 8.1.1.x になります。

Siebel リリースをインストールする前に、マニュアルに記載されているすべての要件およびインストールタスクを

確認します。 このマニュアルやその更新バージョン、My Oracle Support の「Siebel Maintenance Release Guide」、および Oracle Technology Network や My Oracle Support にある他の関連ドキュメントを参照して

ください。各簡易修正リリースのマニュアルは、そのリリースに付属しています。

インストール要件の例としては、Siebel Enterprise Server のパッチリリースのインストール前に、Siebel Server または Siebel Gateway Name Server のサービス、および srvrmgr の実行中のインスタンスをシャット

ダウンする必要があります。 Siebel Web Server Extension のパッチリリースをインストールする前に、Webサーバーを停止する必要があります。

インストール後に、Siebel 設定ウィザードを使用してサーバー製品を設定します。 設定は、基本リリースのインス

トール後、または基本リリースと使用可能なパッチリリースのインストール後に実行します。 インストールシナリオ

に応じて異なる設定タスクについては、90 ページの「Siebel 展開のサーバーのインストールおよび設定の概要」を

参照してください。

一般的に、パッチリリースのインストールに関連した設定タスクはありません。 すでに設定されているモジュールに

対して Siebel 設定ウィザードを実行する必要はありません。 ただし、指定のパッチリリース、またはサポートされ

ている特定の言語や機能の使用に関する要件は異なる場合があります。

指定の Siebel Enterprise 内で使用されるすべての Siebel 製品は、8.1.1 や 8.1.1.1 などの同じリリースレベル

である必要があります。

メンテナンスリリースを 初にインストールした後に展開に言語を追加した場合、その新しい言語をインストールさ

れている残りのソフトウェアと同じリリースレベルにするために、適用可能なすべてのメンテナンスリリースを再イ

ンストールする必要があります。 新たにインストールした言語を展開するには、追加の手順が必要です。

既存のインストール内で初めて言語をインストールまたは展開する場合は、その言語をデータベース設定ウィザード

を使用して Siebel データベースに追加する前に、現在のメンテナンスリリースすべてをインストールすることをお

勧めします。 105 ページの「複数言語を使用したインストールおよび展開について」を参照してください。第 7 章

「Siebel データベースの設定」も参照してください。

通常、何らかの理由でメンテナンスリリースを再インストールする場合、そのメンテナンスリリースで以前に配置さ

れた既存のファイルは上書きされません。ただし、欠落しているファイルは再配置されます (メンテナンスリリー

スの一部として配置されている更新ファイルに破損ファイルがある場合は、再インストールの前にその破損ファイル

を削除してください)。

Siebel メディアファイルの取得については、73 ページの「Siebel インストールメディアファイルの取得」を参照し

てください。

Siebel 製品モジュールのインストールについては、第 5 章「Siebel Enterprise Server と関連コンポーネントのイ

ンストール」など、このマニュアルの後の章で説明します。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.118

Page 19: Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイド - …...Microsoft Windows用用用Siebelインストールガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次

Siebel Business Applications のインストールの準備のインストールの準備のインストールの準備のインストールの準備 � アップグレード環境のインストールについて

Siebel 製品モジュールのアンインストールについては、第 14 章「Siebel Business Applications のアンインス

トール」で説明します。

基本リリース、メンテナンスリリースなどの Siebel リリースをインストールした後、初めてユーザーがログインす

ると、ブラウザ状態チェックが実行されます(有効になっている場合)。ブラウザの設定および関連する要件につい

ては、『Siebel システム管理ガイド』を参照してください。Oracle Technology Network の「Siebel System Requirements and Supported Platforms」も参照してください。

メンテナンスリリースのインストール、メンテナンスリリースのアンインストール(使用可能な場合)、製品に対し

適用可能なすべてのメンテナンスリリースで提供される機能などの変更、およびそれらの機能の設定要件について

は、My Oracle Support の「Siebel Maintenance Release Guide」を参照してください。

アップグレード環境のインストールについてアップグレード環境のインストールについてアップグレード環境のインストールについてアップグレード環境のインストールについてSiebel Business Applications 製品をインストールする場合は、新しい展開を作成できるほか、バージョン 8.0からバージョン 8.1.1 へのアップグレードなど、Siebel アプリケーションの以前のリリースからアップグレードす

る展開で使用する更新ソフトウェアをインストールできます。このような展開は「アップグレード環境」とも呼ばれ

ます。

Siebel データベースをアップグレードする前に、新しい Siebel ソフトウェアをインストールします。

Siebel データベースのアップグレード、およびインストールまたはアップブレード前に実行するタスクについては、

『Siebel データベースアップグレードガイド』または『Siebel Database Upgrade Guide for DB2 for z/OS』を参照してください。 Oracle Technology Network や My Oracle Support の関連マニュアルも参照してくださ

い。インストールまたはアップグレードする前に、該当するすべてのマニュアルを確認してください。

注意:注意:注意:注意: アップグレード環境への Siebel ソフトウェアのインストールでは、通常、このマニュアルで説明されている

データベース関連のタスクは実行しません。

アップグレード環境では、次のようにします。

� 第 5 章「Siebel Enterprise Server と関連コンポーネントのインストール」の説明に従い、Siebel Server に

データベース設定ユーティリティと呼ばれるコンポーネントをインストールします。

� 第 3 章「RDBMS の設定」の説明に従い、RDBMS にデータベースインスタンスを作成することはしません

(アップグレードが完了した後、RDBMS プラットフォームのデータベースパラメータを変更し、その章で説明

されている設定に一致させる必要があります)。

� 第 7 章「Siebel データベースの設定」で説明されているタスクは実行しません。

� 新しい展開に適用される、Siebel Gateway Name Server 認証に関連した特定インストールと設定の要件は、

この場合適用されません。詳しくは、97 ページの「Siebel Enterprise Server のインストールおよび設定の一

般的な要件」を参照してください。

インストールおよびアップグレード後は、追加のタスクを適用できます。 たとえば、適用可能な一部のタスクについ

ては、『Siebel Application Deployment Manager Guide』および『Siebel Business Applications への移行』

で説明されています。173 ページの「インストールおよび設定後の Siebel Server コンポーネントの実行準備」も参

照してください。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1 19

Page 20: Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイド - …...Microsoft Windows用用用Siebelインストールガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次

Siebel Business Applications のインストールの準備のインストールの準備のインストールの準備のインストールの準備 � このマニュアルでの Windows プラット

フォームと UNIX プラットフォーム、およびバージョンについて

一部のアップグレードシナリオで Siebel Business Applications をインストールする際に、そのシナリオが特定

の製品に対して有効で便利な場合は、Siebel 製品の異なるバージョンを同じマシンにインストールできる場合があ

ります。 詳しくは、30 ページの「Siebel Business Applications の複数のインスタンスのインストール」を参照し

てください。

基本の Siebel ソフトウェア(バージョン 8.1.1 など)をインストールした後は、該当するパッチリリース(修正

パックまたは簡易修正リリースなど)をインストールできます。 通常、アップグレードプロセスを開始する前に、こ

のようなパッチリリースをインストールします。アップグレード後は、使用可能になったときに追加のパッチリリー

スをインストールできます。

注意:注意:注意:注意: アップグレードを開始した後は、アップグレードが完了するまでパッチリリースをインストールしないでく

ださい。

バージョン 8.1 のパッチリリースのインストールについては、17 ページの「Siebel リリースのインストールについ

て」および My Oracle Support の「Siebel Maintenance Release Guide」を参照してください。

このマニュアルの手順は、特に明記するものを除き、新しいインストールおよびアップグレードの両方に適用されま

す。

このマニュアルでのこのマニュアルでのこのマニュアルでのこのマニュアルでの Windows プラットフォームとプラットフォームとプラットフォームとプラットフォームとUNIX プラットフォーム、およびバージョンについてプラットフォーム、およびバージョンについてプラットフォーム、およびバージョンについてプラットフォーム、およびバージョンについて使用しているオペレーティングシステム用の『Siebel インストールガイド』(このマニュアル)には、Microsoft Windows プラットフォーム向け、および UNIX プラットフォーム向けのバージョンがあります。

� 『Microsoft Windows 用 Siebel インストールガイド』

� 『UNIX 用 Siebel インストールガイド』

サポートされている UNIX プラットフォーム(オペレーティングシステム)には、IBM AIX、HP-UX、Linux およ

び Sun Solaris があります。

サポートされている Linux オペレーティングシステムについての情報は、『UNIX 用 Siebel インストールガイド』

に記載されています。 このマニュアルでは、Linux は UNIX オペレーティングシステムと見なします。 サポートされ

ている特定の Linux オペレーティングシステムは、Oracle Technology Network の「Siebel System Requirements and Supported Platforms」にリストされています。 『UNIX 用 Siebel インストールガイド』で

は、サポートされている Linux オペレーティングシステムは、通常、一般的な用語で説明し、区別はしません。 ただし、このマニュアルの一部の情報は、特定の Linux オペレーティングシステムのみに適用される場合があります。

備考:備考:備考:備考: すべてのオペレーティングシステムのサポートの詳細(サポートされているバージョンや製品サポートの例

外を含む)については、Oracle Technology Network の「Siebel System Requirements and Supported Platforms」を参照してください。

このマニュアルの Windows バージョンと UNIX バージョンにはどちらにも、Siebel Tools や Siebel モバイル

Web クライアントなどのクライアントベースのモジュールを、Microsoft Windows プラットフォームにインス

トールする方法が記載されています。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.120

Page 21: Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイド - …...Microsoft Windows用用用Siebelインストールガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次

Siebel Business Applications のインストールの準備のインストールの準備のインストールの準備のインストールの準備 � Siebel Business Applications のインス

トールの概要

通常、『UNIX 用 Siebel インストールガイド』には、サーバーベースのモジュール(特に Siebel Enterprise Server や Siebel Web Server Extension(SWSE)など)を Windows プラットフォームにインストールする

方法は記載されていません。

備考:備考:備考:備考: Siebel 管理サーバーは Windows でのみ利用できるサーバー製品ですが、このマニュアルの両方のバージョ

ンで説明されています。Siebel Collaboration Service についても簡単に説明されています。 これらの製品の設定

に関する一部の情報は、『Microsoft Windows 用 Siebel インストールガイド』にのみ記載されています。

『UNIX 用 Siebel インストールガイド』には、Microsoft SQL Server および Microsoft IIS(Web サーバー)に

関する情報は記載されていません。

『Microsoft Windows 用 Siebel インストールガイド』には、UNIX ベースの Web サーバーに関する情報は記載さ

れていません。

このマニュアルでは、Windows という用語は、このリリースの該当する Siebel 製品モジュールがサポートしてい

るサーバープラットフォームまたはクライアントプラットフォームとして Oracle Technology Network の

「Siebel System Requirements and Supported Platforms」にリストされている、すべての Microsoft Windows オペレーティングシステムを指します。 同様に、MS SQL Server は、同じマニュアルで参照されている

Microsoft SQL Server データベースのバージョンを指します。

このマニュアル(主に『UNIX 用 Siebel インストールガイド』)で UNIX オペレーティングシステムを表す場合、

UNIX_OS などのプレースホルダー形式で表す場合があります。このようなプレースホルダーは、説明されている

文脈により、オペレーティングシステムの名前(たとえば、HP-UX)を表す場合、またはオペレーティングシステ

ムに対応するディレクトリ名要素またはファイル名要素(たとえば、HPUX または hp)を表す場合があります。

Siebel Business Applications のインストールのインストールのインストールのインストールの概要の概要の概要の概要Server のインストールプロセスでは、次の順序で複数のタスクを実行する必要があります。 このタスクフローの一

部については、90 ページの「Siebel 展開のサーバーのインストールおよび設定の概要」を参照してください。

1 展開の計画を立てます。 『Siebel Deployment Planning Guide』を参照してください。

たとえば、サーバークラスタ化ソフトウェアをインストールおよび設定する場合があります。

2 負荷分散戦略を決定します。 『Siebel Deployment Planning Guide』および 175 ページの「Siebel アプリ

ケーションの負荷分散の設定」を参照してください。

3 データベースインスタンスを作成します。第 3 章「RDBMS の設定」を参照してください。

備考:備考:備考:備考: データベース設定ウィザードを実行して、22 ページのステップ 9 に記載されているタスクを実行する前

であれば、いつでもデータベースインスタンスを作成できます。 アップグレード環境など、既存の Siebel デー

タベースがある場合、ほとんどのデータベースタスクは実行しません。

4 Siebel メディアを取得し、ネットワーク上に Siebel インストールイメージを作成します。この場所からインス

トールが実行されます。第 4 章「ネットワークでの Siebel インストールイメージの作成」を参照してください。

5 必要なサードパーティ製品をインストールします。 Oracle Technology Network の「Siebel System Requirements and Supported Platforms」を参照してください。 Oracle E-Delivery の製品メディアパッ

クにある Siebel Business Applications Third-Party Bookshelf も参照してください。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1 21

Page 22: Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイド - …...Microsoft Windows用用用Siebelインストールガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次

Siebel Business Applications のインストールの準備のインストールの準備のインストールの準備のインストールの準備 � Siebel Business Applications のインス

トールの概要

6 Siebel ソフトウェアと Siebel File System のディレクトリを作成します。 23 ページの「Siebel の展開計画の

一般的な注意事項」を参照してください。

7 必要な Siebel アカウントを作成します。 39 ページの「Siebel サービスオーナーアカウントの作成」を参照して

ください。

8 Siebel Enterprise Server コンポーネントをインストールし設定します。

Siebel Gateway Name Server、Siebel Server、およびデータベース設定ユーティリティをインストールし

ます。 次に、Siebel 設定ウィザードを実行し、Siebel Gateway Name Server、Siebel Enterprise、およ

び Siebel Web Server Extension(SWSE)論理プロファイルを設定します。

備考:備考:備考:備考: 既存の Siebel データベースがない場合は、Siebel データベースのインストール後に Siebel Server を

設定します。22 ページのステップ 9 を参照してください。 詳しくは、97 ページの「Siebel Enterprise Serverのインストールおよび設定の一般的な要件」の Gateway Name Server 認証の説明を参照してください。

インストールおよび設定タスクについては、次の項を参照してください。

� 第 5 章「Siebel Enterprise Server と関連コンポーネントのインストール」

� 第 6 章「Siebel Enterprise Server と関連コンポーネントの設定」

� 230 ページの「SWSE の設定」(SWSE 論理プロファイルを設定するためのタスク)

9 データベース設定ユーティリティをインストールした Siebel Server マシンで、データベース設定ウィザード

を実行します。 このタスクを実行すると、Siebel データベースがインストールされ、RDBMS でのスキーマの

作成およびシードデータや Siebel レポジトリデータ(プライマリ言語のみ)の追加が実行されます。 各追加言

語に対して、追加の手順が適用されます。第 7 章「Siebel データベースの設定」を参照してください。

備考:備考:備考:備考: アップグレード環境など、既存の Siebel データベースがある場合、ほとんどのデータベースタスクは実

行しません。

10 Siebel Server を設定します。第 6 章「Siebel Enterprise Server と関連コンポーネントの設定」を参照して

ください。

11 Web サーバーをインストールし、さらに SWSE をインストールし設定します(つまり、SWSE 論理プロファ

イルを適用します)。第 8 章「Siebel Web Server Extension のインストールと設定」を参照してください。

12(オプション)Siebel Search 製品をインストールします。

備考:備考:備考:備考: Search 製品のインストールに固有のガイドラインと要件については、『Siebel Search 管理ガイド』を

参照してください。

13(オプション)Siebel モバイル Web クライアントまたは Developer Web Client をインストールします。第

9 章「Siebel モバイル Web クライアントのインストール」を参照してください。

14 開発者用の Siebel Tools をインストールします。第 10 章「Siebel Tools のインストール」を参照してください。

15(オプション)Siebel Charts などの追加の Siebel 製品をインストールします。第 11 章「Siebel Charts のイ

ンストール」を参照してください。

16 Environment Verification Tool(EVT)を使用して環境を検証します。第 13 章「サーバー環境の検証」を参

照してください。

17(オプション)展開に必要な場合は、追加の Siebel Server インスタンス、または追加の Web サーバーと

SWSE インスタンスをインストールし設定します。

18(オプション)Siebel Self-Service Applications を展開する場合は、『Siebel Self-Service Application Deployment Guide』の指示に従います。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.122

Page 23: Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイド - …...Microsoft Windows用用用Siebelインストールガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次

Siebel Business Applications のインストールの準備のインストールの準備のインストールの準備のインストールの準備 � Siebel の展開計画の一般的な注意事項

Siebel の展開計画の一般的な注意事項の展開計画の一般的な注意事項の展開計画の一般的な注意事項の展開計画の一般的な注意事項各種の Siebel コンポーネントを複数のサーバーのうちのどこにインストールするか計画する必要があります。 この

トピックでは、考慮する必要のある問題についていくつかのサブトピックを示します。

� 23 ページの「トポロジの計画」

� 25 ページの「ハードウェアの準備」

� 25 ページの「Siebel Server の負荷分散の計画」

� 25 ページの「ディスクスペース要件の計画」

� 26 ページの「RDBMS のインストールおよび設定の計画」

� 28 ページの「Siebel イメージディレクトリとメディアファイルの管理」

� 28 ページの「Siebel インストーラおよびウィザードに必要な一時ディスクスペースの管理」

� 29 ページの「Siebel インストーラおよびウィザードが実行する言語」

� 30 ページの「Siebel Business Applications の複数のインスタンスのインストール」

� 32 ページの「Siebel アプリケーションのロケールの指定」

� 32 ページの「Siebel Gateway Name Server と Siebel Server のホスト名に対する制約」

� 33 ページの「Siebel Enterprise Server と Siebel Server の名前に対する制約」

� 34 ページの「ファイルとディレクトリの命名規則」

� 35 ページの「Siebel File System の作成」

� 39 ページの「Siebel サービスオーナーアカウントの作成」

トポロジの計画トポロジの計画トポロジの計画トポロジの計画

このトピックは、23 ページの「Siebel の展開計画の一般的な注意事項」の一部です。

特殊なコンポーネントは、専用のマシンで実行することを検討してください。専用のマシンで実行するかどうかは、

利用可能なリソース、全体的な負荷、およびパフォーマンスなどを考慮して決定します。

備考:備考:備考:備考: 指定の Siebel Enterprise 内で使用されるすべての Siebel 製品は、同じリリースレベルである必要があり

ます。Siebel リリースについては、17 ページの「Siebel リリースのインストールについて」を参照してください。

サードパーティ製品は、Oracle Technology Network の「Siebel System Requirements and Supported Platforms」で説明されているように、サポートされているリリースレベルを使用する必要があります。

この章の次のトピックも参照してください。

� 30 ページの「Siebel Business Applications の複数のインスタンスのインストール」

� 32 ページの「Siebel Gateway Name Server と Siebel Server のホスト名に対する制約」

� 33 ページの「Siebel Enterprise Server と Siebel Server の名前に対する制約」

� 34 ページの「ファイルとディレクトリの命名規則」

� 35 ページの「Siebel File System の作成」

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1 23

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Siebel Business Applications のインストールの準備のインストールの準備のインストールの準備のインストールの準備 � Siebel の展開計画の一般的な注意事項

決定したマシン名とインストールディレクトリ名を付録 A「展開計画ワークシート」のワークシートのコピーに書き

留めます。

トポロジの計画については、『Siebel Deployment Planning Guide』を参照してください。『Siebel パフォーマ

ンスチューニングガイド』も参照してください。

Web サーバートポロジの計画サーバートポロジの計画サーバートポロジの計画サーバートポロジの計画第 8 章「Siebel Web Server Extension のインストールと設定」で説明されているように、Siebel Web Server Extension(SWSE)をインストールする前に、Web サーバーおよびその他のコンポーネントをどのように分散配

置するか決定する必要があります。

� シングルノードシングルノードシングルノードシングルノード : Siebel Enterprise Server コンポーネント、Web サーバー、および SWSE を同じマシン

またはノードにインストールします(これらを同じマシンまたはノード上にインストールする場合は、インス

トール時にファイル許可の問題が発生しないように、インストールディレクトリを別にします)。

� 分散型分散型分散型分散型 : Siebel Enterprise 内の複数の Siebel Server に接続している複数の Web サーバーに先にインス

トールしたコンポーネントを分散します。これらの Web サーバーは、異なる Siebel Server マシン上で

Application Object Manager コンポーネントの負荷を動的に分散できます。

それぞれの展開の選択肢には兼ね合いがあります。ただし、エンタープライズ規模の展開では、次のような理由か

ら、分散型ノード展開を実施することを強くお勧めします。

� リソース競合の低減リソース競合の低減リソース競合の低減リソース競合の低減: Web サーバーと Siebel Server(Application Object Manager を備えたもの)を

別々のマシンに分散すると、CPU やその他のサーバーリソースの競合が削減されます。ただしパフォーマンス

を 大限に引き出すためには、この 2 台のマシンを高速ネットワークで接続する必要があります。

� 高いフォールトトレランス高いフォールトトレランス高いフォールトトレランス高いフォールトトレランス: コンポーネントの複数のインスタンスを複数のマシン上で処理することにより、1台のマシンで発生した障害の影響を 小限に抑え、ダウンタイムを短縮できます。

� ファイアウォールを使用することによる柔軟性の向上ファイアウォールを使用することによる柔軟性の向上ファイアウォールを使用することによる柔軟性の向上ファイアウォールを使用することによる柔軟性の向上: Siebel Business Applications の Web コンポーネン

トを、Application Object Manager を備えた Siebel Server とは異なるマシンに配置すると、Web サー

バーを「DMZ」に展開させ、Enterprise Server コンポーネントをセキュリティで保護されたファイアウォー

ル内に保持できます。

� 高可用性高可用性高可用性高可用性: 同時に多数のユーザーをサポートする展開や、高可用性が運用要件として求められる展開では、マ

ルチノード設定が要求されます。

詳しくは、『Siebel Deployment Planning Guide』を参照してください。『Siebel セキュリティガイド』も参照

してください。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.124

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Siebel Business Applications のインストールの準備のインストールの準備のインストールの準備のインストールの準備 � Siebel の展開計画の一般的な注意事項

ハードウェアの準備ハードウェアの準備ハードウェアの準備ハードウェアの準備

このトピックは、23 ページの「Siebel の展開計画の一般的な注意事項」の一部です。

選択したハードウェアが、Siebel Business Applications および必要なサードパーティ製ソフトウェアを実行する

ための要件をすべて満たしていることを確認します。また、ハードウェアが、RDBMS と Siebel データベース、

Siebel File System、Siebel Gateway Name Server、Siebel Server、およびその他の Siebel ソフトウェア

をサポートできることも確認します。また、必要に応じて、Siebel Tools 開発者ワークステーションおよび Siebelモバイル Web クライアントのサポートも計画してください。

詳しくは、上記のモジュールをインストールするための以降の章を参照してください。『Siebel Deployment Planning Guide』も参照してください。

サイズ制限および必要なサードパーティ製ソフトウェアについては、Oracle Technology Network の「Siebel System Requirements and Supported Platforms」を参照してください。

Siebel Server の負荷分散の計画の負荷分散の計画の負荷分散の計画の負荷分散の計画

このトピックは、23 ページの「Siebel の展開計画の一般的な注意事項」の一部です。

Siebel Enterprise Server コンポーネントをインストールする前に、Siebel Server の負荷分散戦略を決定しま

す。 詳しくは、175 ページの「Siebel アプリケーションの負荷分散の設定」を参照してください。『Siebel Deployment Planning Guide』と『Siebel システム管理ガイド』も参照してください。

ディスクスペース要件の計画ディスクスペース要件の計画ディスクスペース要件の計画ディスクスペース要件の計画

このトピックは、23 ページの「Siebel の展開計画の一般的な注意事項」の一部です。

インストールする前に、各インストール可能な製品のディスクスペースに関する要件を確認する必要があります。各

Siebel インストーラには、ファイルがコピーされる前に、インストールされる製品の必要なディスクスペースが表

示されます。

Siebel イメージディレクトリに必要なディスクスペースを確認する必要もあります。詳しくは、28 ページの

「Siebel イメージディレクトリとメディアファイルの管理」および第 4 章「ネットワークでの Siebel インストールイ

メージの作成」を参照してください。

Siebel インストーラには、28 ページの「Siebel インストーラおよびウィザードに必要な一時ディスクスペースの管

理」で説明されているように、一時ディスクスペースに関する要件もあります。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1 25

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Siebel Business Applications のインストールの準備のインストールの準備のインストールの準備のインストールの準備 � Siebel の展開計画の一般的な注意事項

RDBMS のインストールおよび設定の計画のインストールおよび設定の計画のインストールおよび設定の計画のインストールおよび設定の計画

このトピックは、23 ページの「Siebel の展開計画の一般的な注意事項」の一部です。

次に示すのは、Siebel データベースを作成するリレーショナルデータベース管理システム(RDBMS)のインス

トールおよび設定に関するガイドラインです。

RDBMS の設定については、第 3 章「RDBMS の設定」を参照してください。Siebel Enterprise Server インス

トール後の Siebel データベースの設定については、第 7 章「Siebel データベースの設定」を参照してください。

� Oracle Technology Network の「Siebel System Requirements and Supported Platforms」で指定さ

れているように、このリリースの Siebel Business Applications が、選択した RDBMS のバージョンをサ

ポートしていること、および目的の RDBMS が指定のサーバーにインストールされていることを確認します。

このサーバーには、販売(担当員、テリトリー、商談、活動)、マーケティング、顧客サービス情報などのビジ

ネスデータを含むデータベーステーブルが格納されます。

� Siebel データベースをサポートするサーバーのネットワーク名が、付録 A「展開計画ワークシート」のワーク

シートのコピーに正しく書き留められていることを確認します。

� Siebel Enterprise Server インストーラは、インストール時に ODBC データソース名を

EnterpriseName_DSN という名前を使用して作成します。 たとえば、Siebel Enterprise Server 名が

SBA_81 の場合、ODBC データソース名は SBA_81_DSNになります。このパターンに従って自分の ODBCデータソース名を割り出し、それを付録 A「展開計画ワークシート」のワークシートのコピーに書き留めます。

備考:備考:備考:備考: ODBC のデフォルトの設定またはパラメータは、ほとんどの場合、変更しないでください。変更すると、

ODBC の使用で問題が発生します。たとえば、OptimizeLongPerformanceを enableに設定すると、イン

ポートまたはエクスポートプロセス中にレポジトリ内のすべてのスクリプトが破損します。169 ページの

「ODBC データソースの確認」のトピックなど、RDBMS プラットフォームの ODBC データソースを確認する

トピックも参照してください。

Siebel クライアントインストーラはインストール時に ODBC データソース名も作成します。命名規則は、

Siebel Enterprise Server インストーラによって作成される ODBC データソース名とは異なります。詳しく

は、第 9 章「Siebel モバイル Web クライアントのインストール」および第 10 章「Siebel Tools のインストー

ル」を参照してください。

データベースコードページとロケールのサポートについてデータベースコードページとロケールのサポートについてデータベースコードページとロケールのサポートについてデータベースコードページとロケールのサポートについてUnicode 対応のデータベース環境では、利用可能ないずれの Siebel 言語パックもインストールできます。

ただし、Unicode 非対応のデータベース環境では、インストールする言語パックと、データベースコードページが

サポートしている文字との相関関係を考慮する必要があります。

たとえば、西ヨーロッパコードページデータベースでは、西ヨーロッパ言語パック(英語、フランス語、スペイン

語、ドイツ語言語パックなど)だけをインストールできます。日本語コードページデータベースでは、日本語または

英語言語パックだけをインストールできます。

Siebel Server が実行されているオペレーティングシステムのインストール言語とコードページは、Siebel データ

ベースのインスタンスのインストール言語とコードページと一致する必要があります。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.126

Page 27: Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイド - …...Microsoft Windows用用用Siebelインストールガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次

Siebel Business Applications のインストールの準備のインストールの準備のインストールの準備のインストールの準備 � Siebel の展開計画の一般的な注意事項

サポートされているコードページとエンコード方法のリストについては、Oracle Technology Network の

「Siebel System Requirements and Supported Platforms」を参照してください。『Siebel Global Deployment Guide』も参照してください。

32 ページの「Siebel アプリケーションのロケールの指定」も参照してください。

第 3 章「RDBMS の設定」の RDBMS プラットフォームに該当するトピックも参照してください。

データベース接続の計画データベース接続の計画データベース接続の計画データベース接続の計画選択した RDBMS について Oracle Technology Network の「Siebel System Requirements and Supported Platforms」に示されている ODBC ドライババージョンを、Siebel Server、Siebel Tools クライアント、および

Siebel Developer Web Client で使用します(適用可能な場合)。ODBC 接続が Siebel Server、Siebel Toolsクライアント、および Siebel Developer Web Client に対してトランスポート層のプロトコルとして TCP/IP を

使用していることを確認してください。

使用するデータベースが使用するデータベースが使用するデータベースが使用するデータベースが IBM DB2 for z/OS である場合のこのマニュアルの使用方法である場合のこのマニュアルの使用方法である場合のこのマニュアルの使用方法である場合のこのマニュアルの使用方法このマニュアルでは、IBM DB2 for z/OS を除く、サポートされている各 RDBMS に対するコア Siebel 製品のイ

ンストールについて説明しています (このデータベース製品は以前、Siebel Bookshelf の一部のマニュアルでは、

z/OS および OS/390 対応の IBM DB2 UDB と呼ばれていました)。

備考:備考:備考:備考: Siebel Bookshelf は、Oracle Technology Network(OTN)および Oracle E-Delivery で利用できま

す。 ご使用のイントラネットまたはネットワークの場所にローカルにインストールすることもできます。

IBM DB2 for z/OS のユーザーには、このマニュアル(使用しているオペレーティングシステム用の『Siebel イン

ストールガイド』)の他に、『Implementing Siebel Business Applications on DB2 for z/OS』が必要です。こ

れらのマニュアルはどちらも Siebel Bookshelf で入手できます。

備考:備考:備考:備考: このマニュアルの第 3 章「RDBMS の設定」および第 7 章「Siebel データベースの設定」は、DB2 for z/OS を使用するユーザーを対象としていません。 代わりに、データベース関連の説明については、『Implementing Siebel Business Applications on DB2 for z/OS』を参照してください。このプラットフォームでアップグレー

ドを実行する場合は、『Siebel Database Upgrade Guide for DB2 for z/OS』も参照してください。 Siebel Gateway Name Server の認証に関連する要件ついては、97 ページの「Siebel Enterprise Server のインストー

ルおよび設定の一般的な要件」を参照してください。

『Implementing Siebel Business Applications on DB2 for z/OS』には、この RDBMS についての特別なセ

キュリティの問題、Siebel スキーマのインストール、Siebel Business Applications でこの RDBMS を使用する

場合のパフォーマンスガイドライン、開発から本番へデータを移行するための特別な手順などのトピックとその他の

トピックが含まれています。 『Siebel セキュリティガイド』など、その他の該当する Siebel Bookshelf のマニュ

アルもすべて参照してください。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1 27

Page 28: Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイド - …...Microsoft Windows用用用Siebelインストールガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次

Siebel Business Applications のインストールの準備のインストールの準備のインストールの準備のインストールの準備 � Siebel の展開計画の一般的な注意事項

Siebel イメージディレクトリとメディアファイルの管理イメージディレクトリとメディアファイルの管理イメージディレクトリとメディアファイルの管理イメージディレクトリとメディアファイルの管理

このトピックは、23 ページの「Siebel の展開計画の一般的な注意事項」の一部です。

すべての製品は、Siebel Image Creator ユーティリティを使用して、ネットワーク上に作成する Siebel イメージ

からインストールされます。各 Siebel リリースには、基本リリースまたはパッチリリースにかかわらず、独自の

バージョン固有のネットワークイメージがあります。

Siebel インストールのソースロケーションとして使用される Siebel イメージに、ネットワーク上のスペースを割

り当てる必要があります。適用されなくなるまで、すべてのネットワークイメージを保持してください。

Siebel メディアファイル(ネットワーク上で Siebel イメージを作成するために取得する ZIP ファイルや使用する

JAR ファイルなど)もすべて保持してください。

Siebel メディアの取得と Siebel Image Creator の使用方法については、第 4 章「ネットワークでの Siebel イン

ストールイメージの作成」を参照してください。

Siebel インストーラおよびウィザードに必要な一時ディスクスペースインストーラおよびウィザードに必要な一時ディスクスペースインストーラおよびウィザードに必要な一時ディスクスペースインストーラおよびウィザードに必要な一時ディスクスペースの管理の管理の管理の管理

このトピックは、23 ページの「Siebel の展開計画の一般的な注意事項」の一部です。

Siebel インストーラプログラム、Siebel Image Creator ユーティリティ、および Siebel 設定ウィザードは、実

行時に一時ディスクスペースを必ず使用します。必要なディスクスペースはプラットフォームにより異なります。一

時ディレクトリの場所は、TEMPおよび TMP環境変数を使用して指定されます。 これらの変数は同じディレクトリに

設定します(十分なスペースを含む有効な既存のディレクトリに設定します)。

使用する一時ディレクトリの内容は定期的に消去することをお勧めします。インストーラまたはウィザードに関する

問題を解決する方法の 1 つとして、この消去が必要な場合があります。 Microsoft Windows の場合、デフォルトで

使用される一時ディレクトリは C:¥Documents and Settings¥username¥Local Settings¥Temp です。

注意:注意:注意:注意: 指定するデフォルト以外の一時ディレクトリ名には、Microsoft Windows による長いパス名の処理方法に

関連した問題を避けるため、スペースを含めないでください。この問題が発生すると、インストーラまたはウィザー

ドが失敗することがあります。

Siebel インストーラまたはウィザードを実行するときは、TEMPおよび TMPで指定されているディレクトリの代わ

りに、プログラムで使用する一時ディレクトリをオプションで指定できます。たとえば、Windows に Siebel Enterprise Server をインストールする場合は、次のようなコマンドを使用できます。

setup.exe -is:tempdir temp_directory_location

Siebel インストーラのコマンドラインオプションについては、135 ページの「Siebel インストーラおよびウィザー

ドのコマンドラインオプション」を参照してください。

インストーラまたはウィザードを実行するユーザーには、一時ディレクトリに対する書き込み権限を含む権限が必要

です。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.128

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Siebel Business Applications のインストールの準備のインストールの準備のインストールの準備のインストールの準備 � Siebel の展開計画の一般的な注意事項

29 ページの表 2 に、デフォルトの一時ディレクトリの場所と、Siebel インストーラおよびウィザードに必要な

小ディスクスペースを(オペレーティングシステムプラットフォーム別に)示します。

使用する一時ディレクトリの名前を確認するには使用する一時ディレクトリの名前を確認するには使用する一時ディレクトリの名前を確認するには使用する一時ディレクトリの名前を確認するには

� DOS コマンドプロンプトで、set tempおよび set tmpコマンドを入力します。

Siebel インストーラおよびウィザードが実行する言語インストーラおよびウィザードが実行する言語インストーラおよびウィザードが実行する言語インストーラおよびウィザードが実行する言語

このトピックは、23 ページの「Siebel の展開計画の一般的な注意事項」の一部です。

Siebel インストーラプログラム、Siebel Image Creator ユーティリティ、または Siebel 設定ウィザードを起動

すると、そのユーザーインターフェイステキストには、Siebel Business Applications でサポートされているいず

れかの言語が使用されます。

Siebel インストーラおよび Siebel Image Creator ユーティリティの場合、プログラム起動用の言語は、ご使用の

オペレーティングシステムのロケールの言語により決定します。ただしこれは、Siebel Business Applications の

現在のバージョンおよびインストーラがその言語およびロケールをサポートしている場合です。

Siebel サーバーモジュールのインストーラ、Siebel 設定ウィザード、および Siebel Image Creator は、利用で

きる Siebel 言語パックに対応するすべての言語(アラビア語、ヘブライ語、ポーランド語、ロシア語、タイ語、お

よびトルコ語を除く)で実行できます。 英語など、個別のユーザーインターフェイス言語を使用する必要がありま

す。

現在の言語が、英語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、日本語、韓国語、ポルトガル語(ブラジル)、スペイン

語、中国語(簡体字)、または中国語(繁体字)のいずれかの場合、Oracle Universal Installer をベースにした

Siebel モバイル Web クライアントまたは Siebel Developer Web Client、および Siebel Tools の各インストー

ラは、クライアントマシン上の地域および言語オプション設定に対応した現在の言語で実行されます。 現在の言語が

その他の設定の場合、クライアントインストーラは英語で実行されます。

すべての Siebel インストーラまたは Siebel Image Creator について、ユーザーインターフェイス言語を変更す

るには、現在のオペレーティングシステムの言語およびロケールを変更する必要があります。使用するオペレーティ

ングシステムの地域オプションの言語設定が、正しく設定されていることを確認してください。選択する言語は、

Siebel インストーラでサポートされている言語のいずれかである必要があります。

Siebel サーバーモジュールのインストーラに、現在の言語がサポートされておらず、さらに(適用可能な)別の言

語が指定されていない場合は、プログラムの起動時に、プログラム実行用の言語を指定するように要求するメッセー

ジが表示されます。

Siebel 設定ウィザードの場合、プログラム起動用の言語は次の要素により決まります(上の要素ほど優先順位が上

です)。

表 2 Siebel インストーラおよびウィザードに必要な一時ディスクスペース

OS 必要な 小スペース必要な 小スペース必要な 小スペース必要な 小スペース デフォルトの場所デフォルトの場所デフォルトの場所デフォルトの場所

Windows 65 ~ 100 MB システムドライブ(通常は C:)

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1 29

Page 30: Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイド - …...Microsoft Windows用用用Siebelインストールガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次

Siebel Business Applications のインストールの準備のインストールの準備のインストールの準備のインストールの準備 � Siebel の展開計画の一般的な注意事項

� ウィザードに対し LANG引数の設定が指定されている場合は、この引数。インストーラは、設定ウィザードを起

動するとき、インストーラ実行用の言語を設定する LANG引数を使用してウィザードを起動します。詳しくは、

148 ページの「設定ウィザードの構文要素」を参照してください。

� SIEBEL_LANGUAGE環境変数の設定が定義されている場合は、この環境変数。

� Siebel Business Applications の現在のバージョンがオペレーティングシステムのロケールおよび言語をサ

ポートしている場合は、そのロケールの言語。

Siebel Business Applications の言語パックのインストールについては、105 ページの「複数言語を使用したイン

ストールおよび展開について」およびその他の関連トピックを参照してください。

Siebel Business Applications の複数のインスタンスのインスの複数のインスタンスのインスの複数のインスタンスのインスの複数のインスタンスのインストールトールトールトール

このトピックは、23 ページの「Siebel の展開計画の一般的な注意事項」の一部です。

このトピックでは、同じマシン上に、同様のバージョンまたは異なるバージョンの Siebel Business Applicationsの複数のインスタンスをインストールする際の問題について説明します。

同じバージョンの同じバージョンの同じバージョンの同じバージョンの Siebel Business Applications の複数のインスタンスのインスの複数のインスタンスのインスの複数のインスタンスのインスの複数のインスタンスのインストールトールトールトールデフォルトでは、Siebel インストーラによって自動的に Siebel ソフトウェアが一意の名前のディレクトリにイン

ストールされるため、同じマシンにインストールする他の Siebel ソフトウェアコンポーネントとの衝突は発生しま

せん。1 台のマシンに同じバージョンの製品の別のインスタンスをインストールするには(適用可能な場合)、カス

タムインストールパスを指定します。

ただし、一部の製品では、製品の複数のインスタンスをインストールすると、問題が発生する場合があります。 次に

例を示します。

� 同じマシンに同じバージョンの Siebel Gateway Name Server の複数のインスタンスをインストールするこ

とはできません。この理由は、Siebel Gateway Name Server をインストールして設定すると、異なるイン

ストールの複数のインスタンスでは共存できないサービスが作成されるためです。

� SWSE の複数のインスタンスをインストールする場合、制限があります。詳しくは、223 ページの「SWSE の

インストールと設定に関する要件」を参照してください。

� Siebel Business Rules Developer がインストールされている場所に、Siebel Tools の複数のインスタンス

をインストールする場合、制限があります。詳しくは、277 ページの「Siebel Tools のインストール要件」を

参照してください。

関連する重要な注意事項について、17 ページの「Siebel リリースのインストールについて」および 23 ページの

「トポロジの計画」も参照してください。

備考:備考:備考:備考: この場合、「同じバージョン」とは、バージョン番号の 初の 2 桁が同じすべてのリリース(8.1.1、

8.1.1.1、8.1.1.2、8.1.2(利用可能な場合)など)を指します。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.130

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Siebel Business Applications のインストールの準備のインストールの準備のインストールの準備のインストールの準備 � Siebel の展開計画の一般的な注意事項

同じマシンにインストールする同じ Siebel Enterprise Server のコンポーネントは、同じルートディレクトリ

(Microsoft Windows の C:¥sba81 や UNIX の /siebel など)内にインストールする必要があります。 これらのコ

ンポーネントには、Siebel Gateway Name Server、Siebel Server、データベース設定ユーティリティ、および

EAI コネクタが含まれます。34 ページの「ファイルとディレクトリの命名規則」も参照してください。

備考:備考:備考:備考: パッチリリースの適用後に、追加の Siebel Enterprise Server コンポーネントをインストールのルート

ディレクトリにインストールすることはできません。 このような場合は、パッチをアンインストールし、必要に応じ

て追加製品をインストールした後で、すべての製品にパッチを再適用する必要があります。 パッチのアンインストー

ルについては、My Oracle Support の「Siebel Maintenance Release Guide」を参照してください。パッチを

適用した後は、ルートディレクトリへの言語の追加インストールは可能ですが、後でパッチを再適用する必要があり

ます。

異なるバージョンの異なるバージョンの異なるバージョンの異なるバージョンの Siebel Business Applications の複数のインスタンスのインスの複数のインスタンスのインスの複数のインスタンスのインスの複数のインスタンスのインストールトールトールトールSiebel コンポーネントの複数のバージョンを、同じマシンにインストールすることができます。いくつかのアップ

グレードシナリオの一部としてこれを実行する必要がある場合があります。 アップグレードについては、『Siebelデータベースアップグレードガイド』を参照してください。

インストールディレクトリの名前には、インストールディレクトリの命名規則に従い、インストールするコンポーネ

ントの名前およびバージョン(現在のバージョンの 81 など)を含めます。 デフォルトのインストールディレクトリ

には、この方法ですでにバージョン 8.1 が示されています。

� 各 Siebel Gateway Name Server は、バージョンに関係なく、異なるマシンにインストールする必要があり

ます。

インストールの手順については、第 5 章「Siebel Enterprise Server と関連コンポーネントのインストール」

を参照してください。

� Siebel Server の複数のバージョンを同じマシンにインストールする場合は、それらを別のディレクトリにイ

ンストールする必要があります(デフォルトのインストールディレクトリは、バージョン間ですでに異なってい

ます)。

インストールの手順については、第 5 章「Siebel Enterprise Server と関連コンポーネントのインストール」

を参照してください。

� SWSE の複数のインスタンスをインストールする場合、制限があります。詳しくは、223 ページの「SWSE の

インストールと設定に関する要件」を参照してください。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1 31

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Siebel Business Applications のインストールの準備のインストールの準備のインストールの準備のインストールの準備 � Siebel の展開計画の一般的な注意事項

Siebel アプリケーションのロケールの指定アプリケーションのロケールの指定アプリケーションのロケールの指定アプリケーションのロケールの指定

このトピックは、23 ページの「Siebel の展開計画の一般的な注意事項」の一部です。

Siebel アプリケーションコンポーネント(Siebel Server、Siebel Tools クライアント、または Siebel Developer Web Client)が Siebel データベースへの接続を開く場合、ロケールは接続時セッション単位で自動的

に決定されます。この設定は、他の場所で定義される設定に優先します。

Siebel アプリケーションの NLS_LANG(Oracle 固有)または SIEBEL_CODEPAGE環境変数を明示的に設定しない

でください。これらの変数の Windows レジストリ設定を定義することもできますが、これらの設定はデータベー

ス接続には使用されません。 これらのレジストリの設定は、Siebel アプリケーション自体以外のそのマシン上で実

行されるソフトウェアに影響します。

Oracle データベースを使用した展開の場合、NLS_LANG環境変数は、NLS_SORTなどの他の変数を使用して上書き

可能なデフォルトの動作を決定しますが、Oracle データベース接続を使用した Siebel アプリケーションには自動

的に設定されません。 したがって、NLS_SORTに対して行う設定は、Siebel アプリケーションを含む Siebel 環境で

実行するソフトウェアに影響します。

注意:注意:注意:注意: 開発環境の場合は、Siebel Business Applications はバイナリ並べ替え順だけをサポートしています。 した

がって、Oracle データベースの場合、開発環境のロケールを設定しているときは、NLS_SORTを設定しないか、こ

れを BINARYに設定する必要があります。本番環境では、この制限は適用されません (このマニュアルでは、「並べ

替え順」および「照合順」は、常にではありませんが同じ意味で使用しています)。

Siebel Server(または Application Object Manager コンポーネント)で使用するロケールは、Siebel Serverのロケールコードパラメータを設定することによって明示的に設定できます。 このタイプのロケールの作成または設

定については、『Siebel アプリケーション管理ガイド』および『Siebel Global Deployment Guide』を参照して

ください。

詳しくは、次の各項を参照してください。

� 26 ページの「RDBMS のインストールおよび設定の計画」

� 第 3 章「RDBMS の設定」の RDBMS プラットフォームに該当するトピック

Siebel Gateway Name Server とととと Siebel Server のホスト名のホスト名のホスト名のホスト名に対する制約に対する制約に対する制約に対する制約

このトピックは、23 ページの「Siebel の展開計画の一般的な注意事項」の一部です。

設定時に指定する Siebel エンティティの名前については、33 ページの「Siebel Enterprise Server と Siebel Server の名前に対する制約」も参照してください。

このトピックでは、Siebel Gateway Name Server または Siebel Server をインストールするサーバーマシンの

ホスト名に対する制約について説明します。

Siebel Gateway Name Server の名前はサーバーマシンのホスト名に基づいて自動的に定義されます。 ただし、

次の要件に従わないと、Siebel 製品の設定時に問題が発生する可能性があります。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.132

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Siebel Business Applications のインストールの準備のインストールの準備のインストールの準備のインストールの準備 � Siebel の展開計画の一般的な注意事項

� Siebel Gateway Name Server または Siebel Server のホスト名には、ダッシュ(ハイフン)を含めないで

ください。 区切り文字が必要な場合は、アンダースコアを使用することをお勧めします。 たとえば、

host_sba81 は使用できますが、host-sba81 は使用できません。

備考:備考:備考:備考: ダッシュがすべてのシナリオで問題となるとは限りませんが、My Oracle Support の「477993.1」(ドキュメント ID)で説明されているように、多くの固有シナリオで問題が確認されています。このドキュメン

トは、以前は「Siebel Alert 1067」として発行されていました(このアラートで説明されている回避策(代替

の *.scm ファイルを含む)は現在のソフトウェアバージョンに適用されません)。 Siebel Enterprise または

Siebel Server の命名に対する類似制約については、33 ページの「Siebel Enterprise Server と Siebel Server の名前に対する制約」を参照してください。

� Siebel Gateway Name Server のホスト名は、15 文字以内で指定してください。

ホスト名が 15 文字を超えた場合、Siebel Gateway Name Server を設定する Siebel 設定ウィザードのタス

クは正常に実行できません。

(事前に設定された Siebel Gateway Name Server の名前が 15 文字以内であることは、Siebel Enterpriseおよび Siebel Server を設定する設定ウィザードのタスクでも検証されます。)

� 一部の UNIX 環境では共通となるように、通常、Siebel Gateway Name Server マシンのホスト名の定義に

はドメイン情報を含めないことをお勧めします。 ホスト名全体が前述の 15 文字制約の対象になります。

Siebel Enterprise Server とととと Siebel Server の名前に対する制約の名前に対する制約の名前に対する制約の名前に対する制約

このトピックは、23 ページの「Siebel の展開計画の一般的な注意事項」の一部です。

このトピックでは、Siebel 製品の設定時に、Siebel Enterprise Server および Siebel Server インスタンスの名

前を計画する際に従う必要がある制約について説明します。

32 ページの「Siebel Gateway Name Server と Siebel Server のホスト名に対する制約」も参照してください。

Siebel Enterprise 名または Siebel Server 名を指定したり、参照する Siebel 設定ウィザードのタスクでは、12文字制限など、後述する要件の一部が検証されます。 詳細な検証は、オフラインモードよりもライブモードで実行さ

れます。 検証動作に関係なく、マニュアルに記載されているすべての制約に従います。

Siebel Enterprise Server の命名の制約の命名の制約の命名の制約の命名の制約Siebel Enterprise Server の命名には、次の制約があります。

� 名前は 12 文字以内で指定してください。

� 名前に、server または enterprise は指定できません (enterprise1 などの名前は使用できます)。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1 33

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Siebel Business Applications のインストールの準備のインストールの準備のインストールの準備のインストールの準備 � Siebel の展開計画の一般的な注意事項

Siebel Server の命名の制約の命名の制約の命名の制約の命名の制約Siebel Enterprise 内の Siebel Server インスタンスの名前を計画する際には、次の制約があります。

� 名前に使用できる文字は、英字、数字、アンダースコア、またはこれらの組み合せだけです。 たとえば、Siebel Server インスタンスの命名にダッシュ(ハイフン)は使用しないでください。

� 名前は必ず英字で始まります。

� 名前は、Siebel Enterprise 内で一意である必要があります。

� 名前は 12 文字以内で指定してください。

� 名前に、server または enterprise は指定できません (server1 などの名前は使用できます)。

ファイルとディレクトリの命名規則ファイルとディレクトリの命名規則ファイルとディレクトリの命名規則ファイルとディレクトリの命名規則

このトピックは、23 ページの「Siebel の展開計画の一般的な注意事項」の一部です。

特に明記されていない限り、すべてのファイル名、ディレクトリ名、パス名、パラメータ、フラグ、およびコマンド

ラインコマンドには小文字を使用します。

ディレクトリ名またはファイル名には、ピリオド、アポストロフィ、アクセント、数字(ポンドまたはハッシュ)記

号、アンパサンドなどの特殊文字は使用できません。ただし、アンダースコアは使用できます。 Windows にサー

バーをインストールする場合、スペースは使用できません(ただし、他の OS では使用できる場合があります)。 Windows にクライアントをインストールする場合、スペースは使用できます。

インストールディレクトリの表記インストールディレクトリの表記インストールディレクトリの表記インストールディレクトリの表記このマニュアルでは、インストーラによって作成されたインストールディレクトリまたはユーザーがファイルや実行

可能プログラムにアクセスするために移動するディレクトリを示す際、次の規則を使用します。

SIEBEL_ROOT: 通常これは、各 Siebel Enterprise Server コンポーネントのソフトウェアがインストールさ

れているメインディレクトリを指します。 Enterprise Server コンポーネントのインストーラは、デフォルトでは

上位のディレクトリ C:¥sba81 にインストールします。 通常、このディレクトリは SIEBEL_ROOT がこのマ

ニュアルで示すディレクトリです。

SIEBEL_HOME: これは、通常は Siebel Business Applications ソフトウェアのインストールディレクトリま

たはルートディレクトリを指します。また、内容によっては、Siebel Gateway Name Server、Siebel Serverなどの特定のモジュールのインストールディレクトリまたはルートディレクトリを指します。多くのスクリプトにこ

の変数が使用されています。内容から、どちらを指しているのかを判断してください。

SIEBSRVR_ROOT: Siebel Server のインストールディレクトリまたはルートディレクトリです。 デフォルト

では、C:¥sba81¥siebsrvr にインストールされます。

SIEBEL_GATEWAY_ROOT: Siebel Gateway Name Server のインストールディレクトリまたはルート

ディレクトリです。 デフォルトでは、C:¥sba81¥gtwysrvr にインストールされます。

DBSRVR_ROOT : Siebel データベース設定ユーティリティ(以前の名前は Siebel Database Server)をイ

ンストールするディレクトリです。 デフォルトでは、これらのユーティリティは(Siebel Server マシンの)

C:¥sba81¥dbsrvr にインストールされます。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.134

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Siebel Business Applications のインストールの準備のインストールの準備のインストールの準備のインストールの準備 � Siebel の展開計画の一般的な注意事項

SWSE_ROOT: Siebel Web Server Extension(SWSE)をインストールするディレクトリです。 デフォルト

では、C:¥sba81¥SWEApp にインストールされます。

SIEBEL_CLIENT_ROOT: Siebel モバイル Web クライアントまたは Siebel Developer Web Client をイン

ストールするディレクトリです。 デフォルトでは、D:¥Siebel¥8.1¥Client_1 または同様の場所にインストールさ

れます。

SIEBEL_TOOLS_ROOT: Siebel Tools クライアントをインストールするディレクトリです。 デフォルトでは、

D:¥Siebel¥8.1¥Tools_1 または同様の場所にインストールされます。

Siebel File System の作成の作成の作成の作成

このトピックは、23 ページの「Siebel の展開計画の一般的な注意事項」の一部です。

Siebel File System は、Siebel アプリケーションが使用する添付ファイルなどのファイルを保存できる、単一の

共有ディレクトリまたはディレクトリのセットです。Siebel Server はこの共有ディレクトリにネットワークを介

してアクセスできます。 Siebel File System ディレクトリは、オプションで複数の個別デバイスまたはパーティ

ションに配置することもできます。

各 File System ディレクトリは、Siebel Server をインストールしているサーバーマシンに作成することも、SiebelServer がアクセスできる、ディレクトリを共有できる別のネットワークサーバーに作成することもできます。ネッ

トワーク接続されたファイルシステムの要件については、サードパーティのマニュアルを参照してください。

プライマリ Siebel File System ディレクトリは、Siebel Enterprise を設定する前に作成する必要があります。こ

のディレクトリの場所は設定時に指定します。 この場所は、¥¥machine_name¥FS のように、UNC フォーマットを

使用して指定する必要があります。このディレクトリが Siebel ソフトウェアをインストールおよび設定しているマシ

ンにある場合、そのディレクトリは共有ディレクトリとして作成する必要があります。Siebel 設定ウィザードを実行

するユーザーには、このディレクトリへの書き込み権限が必要です。 追加の権限要件は、このトピックで後述します。

複数の Siebel File System ディレクトリを異なる場所に作成すると、より大きい容量のデータを保存できます。新

しい添付ファイルが挿入されると、それらのファイルは複数の File System ディレクトリに均等に配分されます。 複数の File System ディレクトリを作成する場合は、Siebel 環境の設定中に Siebel File System の場所を指定する

際、すべてのディレクトリの場所をカンマで区切って指定する必要があります。各 File System ディレクトリの名前

は、ディレクトリにアクセスするとき経由するネットワークコンテキスト内で一意になるようにする必要があります。

既存の Siebel File System 展開を移行して、複数の File System ディレクトリを使用する方法については、

『Siebel システム管理ガイド』を参照してください。

Siebel File System に対し複数のディレクトリおよびデバイスを使用する機能は、Siebel モバイル Web クライア

ントでは使用できません。Siebel モバイル Web クライアントの場合、Siebel File System では、クライアントマ

シンで単一のディレクトリを使用する必要があります。

備考:備考:備考:備考: Siebel Server をホストするマシンのオペレーティングシステムと、File System ディレクトリをホストす

るマシンのオペレーティングシステムが異なる場合(たとえば、一方が Windows でもう一方が UNIX の場合)は、

Samba などのサードパーティ製のクロスプラットフォームネットワークツールを導入して、両方のマシンがディレ

クトリを共有できるようにする必要がある場合があります。 詳しくは、サードパーティベンダーのマニュアルを参照

してください。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1 35

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Siebel Business Applications のインストールの準備のインストールの準備のインストールの準備のインストールの準備 � Siebel の展開計画の一般的な注意事項

Siebel Enterprise Server ごとに、完全に別の Siebel File System を作成する必要があります。 たとえば、開発

用とテスト用のデータベースがある場合は、2 つの Siebel Enterprise Server が必要になり、したがって Siebel File System も 2 つ必要になります。

各 Siebel Server は、File System Manager(FSM)と呼ばれる専用のサーバーコンポーネントを使用して、そ

れぞれの Enterprise の Siebel File System にアクセスします。個々の Web クライアントは、Siebel File System ディレクトリの場所を直接認識している必要はありません。これは、これらのクライアントは、Siebel Server 上の Application Object Manager(AOM)コンポーネントを介して FSM に接続し、ファイルのアップ

ロードまたはダウンロードをリクエストするためです。AOM は、このようなリクエストを FSM コンポーネントに

渡し、FSM は、File System ディレクトリと対話しながらそのリクエストを処理します。

Siebel Server は Siebel File System にアクセスする唯一のメカニズムであるため、Siebel Server の管理権限

を持つユーザーだけが File System ディレクトリへのアクセス権限を持つことができ、その他のユーザーは持つこ

とができません。これにより、他のユーザーが File System に直接アクセスできないようにします。

一部の Siebel Server コンポーネントは、File System Manager を使用せずに Siebel File System に直接アク

セスできます。

Siebel File System パラメータでは、Siebel File System 用に使用する特定のディレクトリまたはディレクトリ

のセットが定義されます。複数の File System ディレクトリは、カンマで区切って指定します。

Siebel File System パラメータは、Enterprise レベル、Siebel Server レベル、またはサーバーコンポーネント

レベルで定義できます。特定の Siebel Server または適用可能なコンポーネントが使用する File System に、

Enterprise に対し定義されているディレクトリとは異なるディレクトリがある場合、Server Manager を使用し

て Siebel Server レベルまたはコンポーネントレベルでパラメータを個々に変更します。

備考:備考:備考:備考: Siebel File System をサポートするサーバーのネットワーク名が、付録 A「展開計画ワークシート」のワー

クシートのコピーに正しく書き留められていることを確認します。Siebel File System 名には、IP アドレスでは

なくマシン名を使用します。IP アドレスはサポートされていません。

Siebel File System ディレクトリは、2 つのユーティリティ、sfscleanup と sfspartition を使用して管理できま

す。

File System Manager コンポーネント、Siebel File System パラメータ、および sfscleanup と sfspartitionを使用した Siebel File System の管理タスクについては、『Siebel システム管理ガイド』を参照してください。

Siebel File System の展開オプションについては、『Siebel Deployment Planning Guide』を参照してくださ

い。

フォローアップテンプレートなどのファイルの Siebel File System への配置については、215 ページの「Siebel File System の設定」を参照してください。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.136

Page 37: Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイド - …...Microsoft Windows用用用Siebelインストールガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次

Siebel Business Applications のインストールの準備のインストールの準備のインストールの準備のインストールの準備 � Siebel の展開計画の一般的な注意事項

Siebel File System ディレクトリの命名ディレクトリの命名ディレクトリの命名ディレクトリの命名Siebel File System の各ディレクトリ名は、必ず英数字で指定し、先頭の文字は必ず英字にしてください。特殊文

字やスペースは使用できません。ただし、アンダースコアは使用できます。たとえば、次のようにディレクトリ名を

指定します。

¥¥server¥siebel

このようなディレクトリを、次の表記を使用して表す場合があります。

¥¥SiebelFS¥siebel8x

ここで、各項目は次のようになります。

� SiebelFS = マシンのホスト名(たとえば、Siebel File System 専用のマシン)です。

� siebel8x = 共有ディレクトリの名前です。

Siebel Enterprise を設定するときは、適用可能なすべての UNC 共有名を(カンマで区切って)指定する必要があ

ります。これらの共有ディレクトリは、Enterprise 内のすべての Siebel Server が使用できる必要があります。

Siebel Server のインストール中に、File System Manager は Siebel File System の各ルートディレクトリの

下に一連のサブディレクトリ(37 ページの表 3 を参照)を自動的に生成します。

備考:備考:備考:備考: Siebel File System 共有ディレクトリを作成する場合、関連する Siebel Server に対してのみ、その共有

ディレクトリ内でのサブディレクトリの作成を許可する必要があります。その共有ディレクトリ内にサブディレクト

リを手動で作成しないでください。

これらのサブディレクトリの一部については、『Siebel システム管理ガイド』を参照してください。

表 3 Siebel File System のサブディレクトリ

サブディレクトリサブディレクトリサブディレクトリサブディレクトリ 目的目的目的目的

att 添付のメインサブディレクトリ

atttmp 添付ファイルの一時ディレクトリ

cms 送信コミュニケーションリクエストで使用するファイル

eim Siebel EIM 用の Siebel トランザクションファイル

Marketing Siebel Marketing のメインサブディレクトリ

red Siebel Configurator のルール編集キャッシュ

ssp セッション属性

userpref Siebel ユーザー属性

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1 37

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Siebel Business Applications のインストールの準備のインストールの準備のインストールの準備のインストールの準備 � Siebel の展開計画の一般的な注意事項

Siebel File System の設定の設定の設定の設定次の手順に従って、Siebel File System ディレクトリを設定します。

備考:備考:備考:備考: 次の手順に加えて、サードパーティ製のソフトウェアをインストールする必要があります。このソフトウェ

アは、Microsoft Word、Excel、Lotus Notes などの標準タイプの添付ファイルを、ユーザーが Siebel アプリ

ケーションを実行するクライアントマシンで表示するために必要です。

Siebel File System を設定するにはを設定するにはを設定するにはを設定するには

1 目的のサーバーに各ディレクトリを作成し、付録 A「展開計画ワークシート」のワークシートのコピーにすべて

のディレクトリの場所を書き留めます。

2 Windows エクスプローラを使用してディレクトリを選択し、[ファイル]、[プロパティ]、[共有]の順に選択

します。[このフォルダを共有する]を選択します。

3 共有名を入力します。

備考:備考:備考:備考: クライアントまたは新しいユーザーをこの共有に追加するときは、[セキュリティ]タブの[追加]をク

リックして、ユーザー名またはグループ名を参照します。

将来の識別用に、インストールする Siebel リリースの番号を、[コメント]フィールドに入力できます。ただ

し、このフィールドへの入力は必須ではありません。

備考:備考:備考:備考: 新しい File System ディレクトリをインストールするときは、[無制限]のデフォルト設定を変更しな

いでください。

4 UNC アクセス権を Siebel 管理者に付与するには、[アクセス]をクリックして、適切なユーザー名またはグ

ループ名を選択します。クライアントまたは新しいユーザーをこの共有に追加するときは、[追加]をクリック

して、ユーザー名またはグループ名を参照します。

備考:備考:備考:備考: Siebel File System ディレクトリへのアクセス権限は、Siebel Server のシステム管理者のみに付与

し、他のユーザーには付与しません。

5 [アクセス許可]リストで、[フルコントロール]が選択されていることを確認します。

6 処理を終了するには、[OK]をクリックします。

7 次のように、Windows アクセス権をそれぞれの Siebel Server およびクライアントに付与します。

a [セキュリティ]タブで適切なユーザー名またはグループ名を選択し、[アクセス許可]リストで[フルコン

トロール]が選択されていることを確認します。

b [詳細]をクリックします。

c [アクセス制御の設定]ダイアログボックスで、[継承可能なアクセス許可を親からこのオブジェクトに継承

できるようにする]オプションを選択していることを確認します。

8 [アクセス許可]ダイアログボックスおよび[プロパティ]ダイアログボックスを閉じるには、[OK]をクリッ

クします。

Siebel File System のクラスタ化の前提条件のクラスタ化の前提条件のクラスタ化の前提条件のクラスタ化の前提条件フェイルオーバーを行う目的で、File System ディレクトリをクラスタの一部として実行する場合は、クラスタ化

されたネットワーク共有リソースを保持するクラスタ化されたディスクドライブ上にディレクトリを作成する必要が

あります。 サーバーのクラスタ化については、『Siebel Deployment Planning Guide』を参照してください。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.138

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Siebel Business Applications のインストールの準備のインストールの準備のインストールの準備のインストールの準備 � Siebel の展開計画の一般的な注意事項

Siebel サービスオーナーアカウントの作成サービスオーナーアカウントの作成サービスオーナーアカウントの作成サービスオーナーアカウントの作成

このトピックは、23 ページの「Siebel の展開計画の一般的な注意事項」の一部です。

Siebel Enterprise Server では、標準の Windows システムユーザーアカウントを作成する必要があります。この

アカウントは、Siebel サービスおよびコンポーネントが実行される、Enterprise 内の各 Siebel Server で使用で

きる必要があります。

次のガイドラインを使用して、Siebel サービスオーナーアカウントを作成します。

� Siebel サービスオーナーアカウントは、該当する各サーバーマシン(Siebel Gateway Name Server、Enterprise 内の各 Siebel Server、Siebel File System が存在するマシン)に定義するか、またはそれらの

サーバーマシンで使用できる必要があります。

� すべての Windows サーバー上の同じアカウントでサービスが動作できるように、Siebel サービスオーナーア

カウントを Windows ドメインの一部にする必要があります。

� 代わりにローカルアカウントを使用する場合は、同じログイン ID とパスワードを使用して、同じアカウントを

それぞれのサーバー上でセットアップする必要があります。

� Siebel サービスオーナーアカウントを管理者グループの一部にする必要があります。Siebel サービスオーナー

アカウントは、Siebel モジュールがインストールされた管理者アカウントと同じ管理者アカウントか、管理者

グループの一部である別のアカウントの可能性があります。

� Siebel サービスオーナーアカウントには、次の Windows 権利および権限が必要です。

� サービスとしてログオンする

� オペレーティングシステムの一部として動作する

� Siebel サービスオーナーアカウントの名前とパスワードを決定して、付録 A「展開計画ワークシート」のワー

クシートのコピーにこの情報を書き留めます(セキュリティのため、パスワードは書き留めなくてもかまいませ

ん)。『Siebel セキュリティガイド』も参照してください。

� 次にログオンするときに、Siebel サービスオーナーアカウントのパスワードを変更する必要はありません。ま

た、パスワードは期限切れにならないように設定する必要があります。

� Siebel サービスオーナーアカウントの名前およびパスワードには、スペースを使用できません。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1 39

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Siebel Business Applications のインストールの準備のインストールの準備のインストールの準備のインストールの準備 � Siebel の展開計画の一般的な注意事項

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.140

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3 RDBMS の設定の設定の設定の設定

この章では、サードパーティの RDBMS を設定して、Siebel データベースに使用するデータベースインスタンスを

作成するためのガイドラインを示します。 次のトピックが含まれています。

� 41 ページの「データベース設定の概要」

� 44 ページの「Siebel アプリケーション向け Oracle データベースの設定」

� 52 ページの「Siebel アプリケーション向け IBM DB2 データベースの設定」

� 66 ページの「Siebel アプリケーション向けの Microsoft SQL Server データベースの設定」

データベース設定の概要データベース設定の概要データベース設定の概要データベース設定の概要通常、この章で説明する、サポートされている RDBMS プラットフォームごとの一般的な手順に従う必要がありま

す。 詳しくは、サードパーティベンダーのマニュアル、各 RDBMS に対してこの章で説明されるガイドライン、お

よびこのマニュアルの他の該当する部分を参照してください。

このリリースの Siebel Business Applications でサポートされているサードパーティの RDMBS 製品については、

Oracle Technology Network の「Siebel System Requirements and Supported Platforms」を参照してく

ださい。

この章の対象者は、データベース管理者(DBA)および説明する RDBMS 設定タスクを実行できるその他のユー

ザーです。

注意:注意:注意:注意: この章で説明されるタスクは、アップグレード環境または既存の Siebel データベースを使用している別の環

境では実行しないでください。特に、RDBMS 上でデータベースインスタンスを作成しないでください。 ただし、

アップグレードが完了したら、この章で説明している設定に対応するように、ご使用の RDBMS プラットフォーム

のデータベースパラメータを変更する必要がある場合があります。 詳しくは、19 ページの「アップグレード環境のイ

ンストールについて」を参照してください。

既存の Siebel データベースが存在しないアップグレード以外の展開の場合は、データベースインスタンスを作成し

て Siebel Business Applications ソフトウェアをインストールした後、データベース設定ユーティリティのイン

ストールで提供されるスクリプトとユーティリティを使用して、Siebel データベースを作成します(Siebel スキー

マとシードデータをデータベースインスタンスにロードします)。 詳しくは、第 7 章「Siebel データベースの設定」

を参照してください。

26 ページの「RDBMS のインストールおよび設定の計画」も参照してください。

このマニュアルでは、DBSRVR_ROOT は、Siebel データベース設定ユーティリティのインストールディレクトリ

です。 詳しくは、34 ページの「ファイルとディレクトリの命名規則」を参照してください。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1 41

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RDBMS の設定の設定の設定の設定 � データベース設定の概要

備考:備考:備考:備考: 通常は、データベースインスタンスを他のアプリケーションと共有しない Siebel データベースを設定し管理

する方が簡単です。この方法が 善だと考えられます。 ただし、ユーザーによっては、1 つのデータベースインスタ

ンスに複数のアプリケーションを含めることを選択する場合もあります。 これを選択することによる影響は、

RDBMS のタイプによって異なる場合があります。たとえば、「データベースインスタンス」という用語の意味は、

IBM DB2 と Oracle データベースでは異なります。共有データベースインスタンスはここで説明される要件に従っ

て設定する必要があります。

注意:注意:注意:注意: Siebel スキーマを変更すると、Siebel Tools を使用して、ビジネスコンポーネントの参照整合性ルールおよ

び Siebel EIM インターフェイステーブルを変更する必要があります。 Siebel スキーマに適切に変更を行わないと、

データが破損する可能性があります。 また、Siebel スキーマを変更した場合は、Siebel Tools を使用して、割り当

てオブジェクト、ドックオブジェクト(データアクセスまたは表示用)、インポートオブジェクト、およびインテグ

レーションオブジェクトも同様に変更する必要があります。適切に変更を行わないと、アプリケーションの機能不良

を招く可能性があり、深刻な場合は、アプリケーションを開始できない場合があります。 標準的な Siebel スキーマ

を変更する場合は、Oracle アプリケーションエキスパートサービスを使用する必要があります。Oracle のアプリ

ケーションエキスパートサービスのサポートが必要な場合は、Oracle アドバンストカスタマサービスの営業員にお

問い合わせください。

この章で説明されるデータベースの設定を完了した後は、次の章で説明されるタスクも含めて、すべての Siebel インストールタスクと設定タスクを実行できます。

� 第 5 章「Siebel Enterprise Server と関連コンポーネントのインストール」

� 第 6 章「Siebel Enterprise Server と関連コンポーネントの設定」

� 第 7 章「Siebel データベースの設定」

� 第 8 章「Siebel Web Server Extension のインストールと設定」

データベースの設定プロセスデータベースの設定プロセスデータベースの設定プロセスデータベースの設定プロセスデータベースの設定プロセスは次のとおりです。 正確なプロセスは、展開要件によって異なります。

1 RDBMS ソフトウェアをインストールします。

� 適切なサーバーマシンに RDBMS サーバーソフトウェアをインストールします。

� Siebel データベースに接続する Siebel Server、Siebel Tools、または他の製品をインストールするマシ

ンに RDBMS クライアントソフトウェアをインストールします。

2 データベースインスタンスを作成します。

3 データベースインスタンスのパラメータを設定します。

4 (IBM DB2 および MS SQL Server)データベースを作成し、そのデータベースにパラメータを設定します。

5 Siebel データベースのストレージ設定、ログスペース、および他の要素を設定します。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.142

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RDBMS の設定の設定の設定の設定 � データベース設定の概要

6 Siebel Enterprise Server ソフトウェア(Siebel Gateway Name Server、Siebel データベース設定ユー

ティリティ、および Siebel Server を含む)をインストールします。

Gateway Name Server を実行するマシンには、データベース設定ユーティリティと Siebel Server をイン

ストールする必要があります。 必要に応じて、インストールした Siebel Server を設定して展開します。 詳しく

は、97 ページの「Siebel Enterprise Server のインストールおよび設定の要件」の Gateway Name Server認証の説明を参照してください。

第 5 章「Siebel Enterprise Server と関連コンポーネントのインストール」を参照してください。

7 Siebel Gateway Name Server、Siebel Enterprise、Siebel Web Server Extension(SWSE)論理プ

ロファイルを設定します (Siebel Server は、Siebel データベースをインストールした後に設定します)。

第 6 章「Siebel Enterprise Server と関連コンポーネントの設定」を参照してください。

8 データベース設定ユーティリティをインストールしたマシンで、データベース設定ウィザードを実行します。 このタスクを実行すると、データベースインスタンスに Siebel データベース(スキーマ)がインストールされま

す。 206 ページの「RDBMS 上での Siebel データベースの設定」を参照してください。

この手順により、Siebel オブジェクト(テーブルおよびインデックス)が Siebel データベースに作成され、

シードデータ(プライマリ言語)がインポートされ、Siebel レポジトリ(プライマリ言語)が追加されます。

第 7 章「Siebel データベースの設定」で説明するその他のタスクも実行してください。

9 Siebel Server を設定します。第 6 章「Siebel Enterprise Server と関連コンポーネントの設定」を参照して

ください。

10 SWSE をインストールして設定し、展開に必要な追加のインストールタスクと設定タスクを実行します。第 8章「Siebel Web Server Extension のインストールと設定」および以降の章を参照してください。

Siebel データベースオブジェクトを作成するためのサンプルスクリプトの使用についてデータベースオブジェクトを作成するためのサンプルスクリプトの使用についてデータベースオブジェクトを作成するためのサンプルスクリプトの使用についてデータベースオブジェクトを作成するためのサンプルスクリプトの使用についてデータベース設定ユーティリティのインストールで提供されるサンプルスクリプトは、必要に応じて、Siebel デー

タベースの作成に使用できます。これらのスクリプトは、小規模な非本番環境でテスト目的にのみ使用されることを

意図しています。そのようなスクリプトを使用する場合は、 初に 43 ページのステップ 6 から上記のタスクを実行

し、ステップ 4 およびステップ 5 は省いてください。

スクリプトについては、次の項を参照してください。

� 50 ページの「Oracle データベースオブジェクトを作成するためのガイドライン」

� 64 ページの「IBM DB2 データベースオブジェクトを作成するためのガイドライン」

� 70 ページの「MS SQL Server データベースオブジェクトを作成するためのガイドライン」

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1 43

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RDBMS の設定の設定の設定の設定 � Siebel アプリケーション向け Oracle データベースの設定

Siebel アプリケーション向けアプリケーション向けアプリケーション向けアプリケーション向け Oracle データベースデータベースデータベースデータベースの設定の設定の設定の設定このトピックでは、Oracle データベースから 適なパフォーマンスを得るためのガイドラインを示します。これら

のガイドラインは、幅広いユーザーに役立ちます。このガイドで説明するパラメータには、特定の環境の条件を反映

する値を選択します。 詳しくは、Oracle データベースの技術マニュアルを参照してください。

関連情報については、41 ページの「データベース設定の概要」を参照してください。

備考:備考:備考:備考: 第 7 章「Siebel データベースの設定」で説明されているように、データベース設定ユーティリティのスクリ

プトが Oracle データベースで実行される場合は、CACHE オプションを使用してシーケンスが生成されます。 これ

らのシーケンスをドロップして、NOCACHE オプションを使用して再生成しないでください。これにより、パ

フォーマンスに悪影響が及ぶ場合があり、データベースの競合が発生する可能性があります。

データの形状が正しく表示されないカラムについて、テーブル、インデックス、およびヒストグラムの統計を収集し

ます。大量のデータが更新、削除、または挿入されたときは、常に、これらの統計を再収集します。 このような統計

を収集する方法については、Oracle データベースの管理マニュアルを参照してください。

パフォーマンス上の理由から、空のテーブルの統計は収集しないでください。 詳しくは、My Oracle Support のド

キュメント ID「478242.1」(アラート)を参照してください。このドキュメントは、以前は「Siebel Alert 1162」として発行されていました。

Oracle データベースを設定するためのガイドラインデータベースを設定するためのガイドラインデータベースを設定するためのガイドラインデータベースを設定するためのガイドラインOracle データベースの設定を説明するさまざまなガイドラインを次に示します。

� 45 ページの「Oracle データベースの言語を選択するためのガイドライン」

� 45 ページの「init.ora ファイルを設定するためのガイドライン」

� 47 ページの「Oracle データベース向けの Redo ログのサイズを設定するためのガイドライン」

� 47 ページの「Oracle テーブルスペースを作成するためのガイドライン」

� 48 ページの「Oracle データベースのサイズを設定するためのガイドライン」

� 49 ページの「Oracle の一時テーブルスペースを作成するためのガイドライン」

� 49 ページの「データベースオブジェクトの Oracle デフォルトのテーブルスペースを上書きするためのガイドラ

イン」

� 50 ページの「Oracle データベースオブジェクトを作成するためのガイドライン」

� 51 ページの「Oracle データベースを継続的に管理するためのガイドライン」

� 51 ページの「Oracle データベースに対して Real Application Clusters を使用するためのガイドライン」

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.144

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RDBMS の設定の設定の設定の設定 � Siebel アプリケーション向け Oracle データベースの設定

Oracle データベースの言語を選択するためのガイドラインデータベースの言語を選択するためのガイドラインデータベースの言語を選択するためのガイドラインデータベースの言語を選択するためのガイドライン

このトピックは、44 ページの「Siebel アプリケーション向け Oracle データベースの設定」の一部です。

データベースを作成するときは、文字セットをデータベースレベルで指定する必要があります。他の言語特性は、

データベースクライアントレベルで指定します。

26 ページの「RDBMS のインストールおよび設定の計画」と 32 ページの「Siebel アプリケーションのロケールの指

定」も参照してください。

214 ページの「データベースコードページのシステム属性と他の設定の確認」も参照してください。

データベースの文字セットを指定するにはデータベースの文字セットを指定するにはデータベースの文字セットを指定するにはデータベースの文字セットを指定するには

� 次のコマンドを実行してデータベースに文字セットを指定します。

CREATE DATABASE INSTANCE_NAME CHARACTER SET CHARACTER_SET_NAME

ここで、各項目は次のようになります。

� INSTANCE_NAME = Oracle データベースインスタンスの名前です。

� CHARACTER_SET_NAME = WE8MSWIN1252 や AL32UTF8 など、実行したい文字セットのテキスト名

です。

各国語文字セット各国語文字セット各国語文字セット各国語文字セットSiebel アプリケーションでは、Unicode データの保存に各国語文字セットを使用する 3 つのデータ型(NCHAR、

NVARCHAR2、NCLOB)を使用しません。 デフォルトの各国語文字セットの AL16UTF16 は使用できます。

並べ替え順と日付形式並べ替え順と日付形式並べ替え順と日付形式並べ替え順と日付形式NLS_SORTパラメータおよび NLS_DATE_FORMATパラメータのクライアントレベルの設定については、Oracleデータベースのガイドラインに従ってください。

init.ora ファイルを設定するためのガイドラインファイルを設定するためのガイドラインファイルを設定するためのガイドラインファイルを設定するためのガイドライン

このトピックは、44 ページの「Siebel アプリケーション向け Oracle データベースの設定」の一部です。

init.ora ファイルには、Oracle データベースを使用する Siebel アプリケーションのパフォーマンスに大きな影響

を与えるパラメータが含まれています。

次の設定は、初期設定のガイドラインとして使用してください。 終的な設定は、ハードウェア構成、ユーザー数、

作業負荷のタイプに応じて変わります。

init.ora ファイルでは、小規模、中規模、および大規模なデータベース展開ごとのデフォルトパラメータ値が提供さ

れています。次の設定で指定されている場合を除いて、設定パラメータは大規模データベースの値に設定します。 各パラメータと、そのパラメータがデータベースのパフォーマンスおよびシステムリソース利用率に与える効果につい

ては、Oracle データベースのマニュアルを参照してください。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1 45

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RDBMS の設定の設定の設定の設定 � Siebel アプリケーション向け Oracle データベースの設定

次に、値の調整が必要ないくつかのパラメータを簡単に説明します。

� CURSOR_SHARING : このパラメータはデフォルトで EXACTに設定し、変更しないでください。この値

を変更すると、いくつかの Siebel Server コンポーネントに障害が発生する可能性があります。

� DB_FILE_MULTIBLOCK_READ_COUNT: データベースバッファキャッシュパラメータは、テーブル

スキャン中に 1 回の Oracle I/O 操作で読み取られるデータブロックの数を設定します。 ほとんどの実装では、

このパラメータを初期値の 32 に設定します。NAS ストレージ(NetApp Filer など)を使用している場合は、

値を 8 に設定してネットワークトラフィック問題が発生する可能性を小さくします。

� MEMORY_TARGET: このパラメータは、システム全体の使用可能メモリを指定します。 通常は、物理メモ

リから 1 GB を差し引いた値を設定することをお勧めします。 たとえば、Oracle データベースサーバーに 16 GB のメモリがある場合は、MEMORY_TARGETを 15 GB に設定します。

� NLS_DATE_FORMAT: このパラメータは、必要に応じて設定します (デフォルト設定は DD-MON-YYで

す)。サポートされている形式については、Oracle データベースのマニュアルを参照してください。 詳しくは、

32 ページの「Siebel アプリケーションのロケールの指定」を参照してください。

� NLS_SORT: 並べ替え順は、データベースの 初のインストール中に指定され、データベースが文字データ

を並べ替える方法を定義します。並べ替え順のサポートは、データベースのコードページと、そのページが開発

環境と本番環境のどちらで使用されるかによって決まります。 詳しくは、32 ページの「Siebel アプリケーショ

ンのロケールの指定」を参照してください。

� 開発環境データベース開発環境データベース開発環境データベース開発環境データベース: 開発環境データベース内のレポジトリオブジェクト名は、バイナリ並べ替え順を

使用して並べ替える必要があります。これは、Siebel Tools 内部ではこの並べ替え順を使用するためです。

出力を再並べ替えしなくて済むように、データベースのクライアントレベルでも、同じ並べ替え順を指定し

ます。

備考:備考:備考:備考: バイナリ並べ替え順は、データベースで実行する も簡単で高速な並べ替え順です。 バイナリ並べ替

えには、大文字と小文字の区別があり、インストールされた文字セットの文字の数値(たとえば、8 ビット

文字セットの場合、0 ~ 255)に基づいています。

ユーザーは、自分のデータが正しくバックアップされ、復元されることを確認する必要があります。

� 本番環境データベース本番環境データベース本番環境データベース本番環境データベース: 本番環境データベースの制限については、Oracle Technology Network の

「Siebel System Requirements and Supported Platforms」を参照してください。 Oracle データベー

スのマニュアルも参照してください。

� OPEN_CURSORS: このパラメータは、 大数のカーソル用に確保する必要があるスペースの容量を制御し

ます(カーソルはオープンクエリーと同じ)。Oracle データベースサポートでのオープンカーソルの 小条件

は 1000 で、 大条件は 2000 です。このパラメータは、使用パターンを観察した結果に合わせて調整できま

す。

この数を 2000 より大きくすると、データベースサーバー用により多くのメモリをコミットするため、パ

フォーマンスに影響を与えます。また、1000 より小さくすると、エラーが発生して操作を続行できなくなる可

能性があります。

� OPTIMIZER_FEATURES_ENABLE: これは、一連のオプティマイザー機能を Oracle リリース番号に基

づいて有効にする総合パラメータです。 たとえば、このパラメータを、現在のリリースレベルの Oracle データ

ベースに対応する値に設定します。 詳しくは、Oracle データベースのマニュアルを参照してください。 My Oracle Support の「478028.1」(ドキュメント ID)も参照してください。このドキュメントは、以前は

「Siebel Technical Note 582」として発行されていました。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.146

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RDBMS の設定の設定の設定の設定 � Siebel アプリケーション向け Oracle データベースの設定

� OPTIMIZER_INDEX_COST_ADJ: このパラメータを 1 に設定します。テーブル全体のスキャンでイン

デックスアクセスパスを使用するようにオプティマイザーを調整する場合に、このパラメータを使用します。

� OPTIMIZER_MODE: Cost-Based Optimizer(CBO)の場合は、このパラメータを ALL_ROWS(デフォ

ルト)に設定してください。

備考:備考:備考:備考: CBO については、My Oracle Support の「478028.1」(ドキュメント ID)を参照してください。こ

のドキュメントは、以前は「Siebel Technical Note 582」として発行されていました。『Siebel データベー

スアップグレードガイド』も参照してください。

Oracle データベース向けのデータベース向けのデータベース向けのデータベース向けの Redo ログのサイズを設定するためのログのサイズを設定するためのログのサイズを設定するためのログのサイズを設定するためのガイドラインガイドラインガイドラインガイドライン

このトピックは、44 ページの「Siebel アプリケーション向け Oracle データベースの設定」の一部です。

redo ログが小さすぎると、ログの切り替えが頻繁に発生し、多くのリソースを消費する Oracle データベースの

チェックポイントが作成されて、すべての使用済みバッファがフラッシュされます。通常のオンライントランザク

ション処理(OLTP)ロードでは、10 ~ 15 分強の間隔でのログ切り替えが適しています。ただし、負荷の高い

データ操作言語(DML)アクティビティの間(たとえば大きい EIM のロードまたはアップグレード中)、ログは 2分より短い間隔で切り替えられる可能性があります。この場合は、結果的に全体のデータベースパフォーマンスが悪

影響を受けます。

この操作の頻度は、警告ログまたは v$loghist のクエリーでチェックできます。 データベースで非常に大きいアク

ティビティや処理負荷が も高いロードが行われているときは、検証を使用するのが 適です。

このアクティビティが非常に頻繁に発生する場合は、個々の redo ロググループをいったん削除し、大きいサイズで

再作成します。推奨 小サイズは 300 MB です。

Oracle テーブルスペースを作成するためのガイドラインテーブルスペースを作成するためのガイドラインテーブルスペースを作成するためのガイドラインテーブルスペースを作成するためのガイドライン

このトピックは、44 ページの「Siebel アプリケーション向け Oracle データベースの設定」の一部です。

初期( 小)テーブルスペース割り当ての推奨値は、次のとおりです。

� データ: 5 GB

� インデックス: 5 GB

� 一時: 2 GB

� システム: 2 GB

� Sysaux: 1 GB

Oracle データベース(Unicode 対応または非 Unicode 対応)を新しくインストールするときは、この割り当てで

十分です。

テーブルスペースの作成には、次の追加のガイドラインも役立ちます。

� 本番システムでのパフォーマンスを向上させるには、Siebel 実装用のテーブルスペースを少なくとも 2 つ(イ

ンデックス用とデータ用に 1 つずつ)作成します。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1 47

Page 48: Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイド - …...Microsoft Windows用用用Siebelインストールガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次

RDBMS の設定の設定の設定の設定 � Siebel アプリケーション向け Oracle データベースの設定

� サイズが大きくなるか競合が発生することが予想されるオブジェクトは、別のテーブルスペースを(望ましくは

別のディスクデバイスに)追加作成して分散します。

� 権限設定の担当者は、Siebel テーブルオーナーアカウントに、これらのテーブルスペースでテーブルおよびイ

ンデックスを作成するための権限と十分な割り当てを付与してください。

テーブルオーナー以外に、Siebel Marketing 用に使用されるデータベースのユーザー ID にも、OLTP スキー

マ内のデータベースレベルの権限がさらに必要です。このユーザーには、テーブル削除、インデックス削除、

テーブル作成、およびインデックス作成の各権利を付与する必要があります。 詳しくは、『Siebel Marketing Installation and Administration Guide』を参照してください。

� データおよびインデックスのテーブルスペースの保存パラメータを設定します。 Siebel データベースインス

トール手順では、その手順で作成したオブジェクトの保存パラメータは設定されません。各オブジェクトの保存

設定は、そのテーブルスペースのデフォルトの保存パラメータに準じます。 ローカルで管理するテーブルスペー

スは、次の構文を使用して作成することをお勧めします。

extent management local autoallocate segment space management auto;

� 開発またはテスト環境では、複数の Siebel Business Applications をインストールして、1 つの Oracleデータベースインスタンスで共存させることができます。 各スキーマオーナーが一意になるように、各 Siebelデータベースは個別のテーブルオーナーの下にインストールします。たとえば、複数のテスト環境で 1 つの

Oracle データベースインスタンスを共有できます。

� QUERY_REWRITE_ENABLED = TRUEを必要とする式に基づいた関数ベースのインデックスは、サポートされま

せん。ただし、DESC(降順)インデックスは標準的なスキーマの場合と同様にサポートされます。

Oracle データベースのサイズを設定するためのガイドラインデータベースのサイズを設定するためのガイドラインデータベースのサイズを設定するためのガイドラインデータベースのサイズを設定するためのガイドライン

このトピックは、44 ページの「Siebel アプリケーション向け Oracle データベースの設定」の一部です。

オブジェクトの増加と断片化を注意深く監視し、必要に応じてデータベース保存パラメータを変更します。Oracleデータベースの初期サイズを設定する場合は、次のガイドラインも使用してください。

備考:備考:備考:備考: CREATE DATABASE に EXTENT MANAGEMENT LOCAL AUTOALLOCATE を使用する場合、次のガイド

ラインは適用しません。

� 初期範囲は、空のテーブルやインデックスが大きいスペースを占めることがないように、非常に小さいサイズ

( 小は 1 つのデータベースブロック)に設定します。たとえば、2 または 4 ブロック(1 ブロックサイズ 8 KB で 16 KB または 32 KB)から始めます。この割り当てによって、断片化の発生を抑えられます。

オブジェクトが 10,000 ある場合でも、その数のオブジェクトで使用されるのは 312 MB だけです。これは、

一部の標準的なオフィスソフトウェアパッケージで要求されるよりも大幅に少ないスペースです。

� データおよびインデックステーブルスペースのデフォルトの次のエクステントを、 小の100 KBに設定します。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.148

Page 49: Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイド - …...Microsoft Windows用用用Siebelインストールガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次

RDBMS の設定の設定の設定の設定 � Siebel アプリケーション向け Oracle データベースの設定

Oracle の一時テーブルスペースを作成するためのガイドラインの一時テーブルスペースを作成するためのガイドラインの一時テーブルスペースを作成するためのガイドラインの一時テーブルスペースを作成するためのガイドライン

このトピックは、44 ページの「Siebel アプリケーション向け Oracle データベースの設定」の一部です。

すべてのユーザー一時テーブルスペースの定義を、デフォルトの SYSTEMから、TEMPなどの一時テーブルスペース

の名前に変更します。

どのユーザーがどの一時テーブルスペースに割り当てられているかを特定するには、DBA_USERSの

TEMPORARY_TABLESPACEカラムのクエリーを実行します。任意のユーザーが一時ソートタイプの操作で割り当て

た以外のテーブルスペースに割り当てられている場合は修正します。

データベースオブジェクトのデータベースオブジェクトのデータベースオブジェクトのデータベースオブジェクトの Oracle デフォルトのテーブルスペースをデフォルトのテーブルスペースをデフォルトのテーブルスペースをデフォルトのテーブルスペースを上書きするためのガイドライン上書きするためのガイドライン上書きするためのガイドライン上書きするためのガイドライン

このトピックは、44 ページの「Siebel アプリケーション向け Oracle データベースの設定」の一部です。

Siebel Business Applications には、特定のテーブルまたはインデックスが作成されるテーブルスペースのデフォ

ルト保存パラメータを上書きするオプションが用意されています。これらのテーブルスペースは、47 ページの

「Oracle テーブルスペースを作成するためのガイドライン」の指示に従って作成されています。 これらのパラメータ

を上書きするには、DBSRVR_ROOT¥oracle ディレクトリにある ddl.ctl ファイルを編集します。

備考:備考:備考:備考: ddl.ctl ファイルの変更は、権限のある DBA 以外は行わないでください。

各 Siebel オブジェクト(テーブルまたはインデックス)には、Table Spaceパラメータを使用して、テーブルス

ペースを指定できます。次の例では、テーブル S_APP_VIEWのテーブルスペースが DATA1に設定されます。

Siebel アプリケーションから提供されているように、.ctl ファイルは、それが作成するオブジェクトの保存パラ

メータを設定しません。そのため、デフォルトで、そのオブジェクトが作成されているテーブルスペースのパラメー

タと同じになります。ただし、Table Spaceパラメータは、次の状況下でのみ機能します。

� テーブルがまだ存在しない場合(新しいデータベースのインストールの実行中など)。

� テーブルを再作成する必要がある場合。つまり、ALTER TABLEコマンドだけでは実装できないようなスキーマ

の変更がテーブルに対して行われ、Siebel アプリケーションでのテーブルのドロップと再作成が要求されてい

る場合です。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1 49

Page 50: Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイド - …...Microsoft Windows用用用Siebelインストールガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次

RDBMS の設定の設定の設定の設定 � Siebel アプリケーション向け Oracle データベースの設定

次の例は、Table Spaceパラメータを使用して特定のテーブルの保存値を設定する方法を示しています。

[Object 219]Type = TableName = S_APP_VIEWColumn 1 = ROW_ID VARCHAR(15) NOTNULLColumn 2 = CREATED TIMESTAMP NOTNULL DEFAULT %NOW%Column 3 = CREATED_BY VARCHAR(15) NOTNULLColumn 4 = LAST UPD TIMESTAMP NOTNULL DEFAULT %NOW%Column 5 = LAST_UPD_BY VARCHAR(15) NOTNULLColumn 6 = DCKING_NUM NUMERIC(22,7) DEFAULT 0Column 7 = MODIFICATION_NUM NUMERIC(10,0) NOTNULL DEFAULT 0Column 8 = CONFLICT_ID VARCHAR(15) NOTNULL DEFAULT '0'Column 9 = NAME VARCHAR(50) NOTNULLColumn 10 = DESC_TEXT VARCHAR(255)Column 11 = LOCAL_ACCESS_FLG CHAR(1)Table Space = data1

ローカルで管理されているテーブルスペースを使用して保存パラメータを変更する場合は、Oracle データベースの

技術マニュアルを参照してください。

特定のテーブルおよびインデックスのデフォルトを上書きする例(IBM DB2)については、61 ページの「データベー

スオブジェクトのデフォルトの IBM DB2 テーブルスペースを上書きするためのガイドライン」を参照してください。

Oracle データベースオブジェクトを作成するためのガイドラインデータベースオブジェクトを作成するためのガイドラインデータベースオブジェクトを作成するためのガイドラインデータベースオブジェクトを作成するためのガイドライン

このトピックは、44 ページの「Siebel アプリケーション向け Oracle データベースの設定」の一部です。

Siebel Business Applications のサンプルスクリプト(CrBlankOracleSiebelDEMO.sql および

CrBlankOracleSiebelDEMOPostCrDB.sql)は、DBSRVR_ROOT¥Oracle ディレクトリにあります。 これらの

スクリプトを参考にして、展開要件に基づいて空の Siebel データベースを作成する場合に独自のスクリプトを作成

できます。

次の設定は、初期設定のガイドラインとして使用してください。 終的な設定は、サーバーハードウェア構成、ユー

ザー数、作業負荷のタイプに応じて変わります。テストには、小規模な非本番環境を使用してください。

これらのスクリプトを使用する前に、ファイル CrBlankOracleSiebelDEMOReadMe.txt を読んでください。41ページの「データベース設定の概要」も参照してください。

第 5 章「Siebel Enterprise Server と関連コンポーネントのインストール」で説明しているように、データベース

設定ユーティリティを Siebel Server マシンにインストールした後で、データベーステーブルおよびインデックス

作成スクリプトを変更して、Siebel テーブルおよびインデックス用に作成したテーブルスペースの名前を指定する

こともできます。 詳しくは、49 ページの「データベースオブジェクトの Oracle デフォルトのテーブルスペースを上

書きするためのガイドライン」を参照してください。

Oracle データベースの設定およびチューニングオプションの追加情報は、Oracle、ハードウェアベンダーなどから

入手できます。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.150

Page 51: Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイド - …...Microsoft Windows用用用Siebelインストールガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次

RDBMS の設定の設定の設定の設定 � Siebel アプリケーション向け Oracle データベースの設定

Oracle データベースを継続的に管理するためのガイドラインデータベースを継続的に管理するためのガイドラインデータベースを継続的に管理するためのガイドラインデータベースを継続的に管理するためのガイドライン

このトピックは、44 ページの「Siebel アプリケーション向け Oracle データベースの設定」の一部です。

Siebel Business Applications の運用を開始したら、次の領域を定期的に監視します。

� テーブルへの挿入率テーブルへの挿入率テーブルへの挿入率テーブルへの挿入率: 挿入率が高いテーブルの INI_TRANS値は、一般的に 1 より大きく設定します。通常の

設定は 4 です。

このパラメータは、それらのテーブルのデータを保存するデータベースブロックで可能な同時挿入の発生数を決

定します。したがって、データ入力が集中する環境でのパフォーマンスに影響を与えます。テーブル

S_DOCK_TXN_LOGは多数の挿入が発生するため、このテーブル用に複数の空きリストを使用してください。

� SGA キャッシュヒットキャッシュヒットキャッシュヒットキャッシュヒット: システムに合わせて SGA パラメータを調整する必要があるかどうかを決定します。

� 各オブジェクトによって使用されるエクステント各オブジェクトによって使用されるエクステント各オブジェクトによって使用されるエクステント各オブジェクトによって使用されるエクステント: テーブルまたはインデックス上のエクステントが多いと、

そのテーブルまたはインデックスにアクセスするトランザクションの応答時間が長くなります。

� 頻繁な頻繁な頻繁な頻繁な INSERT およびおよびおよびおよび DELETE 操作の対象となる操作の対象となる操作の対象となる操作の対象となる Siebel テーブルテーブルテーブルテーブル: このトランザクションの組み合わせ

により、一部のデータベースでは時間の経過とともに断片化が生じることがあります。

Siebel Remote を使用している場合、DBA は、次に示すテーブルのスペース利用率と断片化を監視し、デー

タベースベンダーの推奨どおりに定期的なデータベース保守手順を実行する必要があります。特に、次のテーブ

ルを監視してください。トランザクションのログ出力が有効となっている場合に頻繁に変更されるためです。

S_SRM_REQUESTS_DOCK_TXN_LOGS_DOCK_TXN_LOGT S_DOCK_TXN_SETS_DOCK_TXN_SETTS_DOCK_INSTS_DOCK_INIT_ITEM

DBA は、必要に応じて再編成しながら、Siebel スキーマのすべてのテーブルおよびインデックスを監視するこ

とも必要な場合があります。

Oracle データベースに対してデータベースに対してデータベースに対してデータベースに対して Real Application Clusters を使用を使用を使用を使用するためのガイドラインするためのガイドラインするためのガイドラインするためのガイドライン

このトピックは、44 ページの「Siebel アプリケーション向け Oracle データベースの設定」の一部です。

Siebel アプリケーションは、Oracle データベースの Oracle Real Application Clusters(RAC)フェイルオーバー設

定をサポートします。 アクティブ/パッシブ RAC およびアクティブ/アクティブ RAC の両方がサポートされています。

詳しくは、次の資料を参照してください。

� My Oracle Support の「473859.1」(ドキュメント ID)を参照してください。このドキュメントは、以前は

「Siebel Technical Note 635」として発行されていました。

� My Oracle Support の「478215.1」(ドキュメント ID)を参照してください。このドキュメントは、以前は

「Siebel FAQ 2220」として発行されていました。

� Oracle Technology Network の「Siebel System Requirements and Supported Platforms」.

� Oracle Technology Network の Oracle Real Application Clusters ソフトウェアに関する概要マニュアル。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1 51

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RDBMS の設定の設定の設定の設定 � Siebel アプリケーション向け IBM DB2 データベースの設定

Siebel アプリケーション向けアプリケーション向けアプリケーション向けアプリケーション向け IBM DB2 データデータデータデータベースの設定ベースの設定ベースの設定ベースの設定このトピックでは、Siebel Business Applications で使用する IBM DB2 データベースの性能を 適化するための

ガイドラインを示します。これらのガイドラインは、幅広いユーザーに役立ちます。このガイドで説明するパラメー

タには、特定の環境の条件を反映する値を選択します。 詳しくは、IBM DB2 の技術マニュアルを参照してください。

備考:備考:備考:備考: このガイドでは、「IBM DB2」または「DB2」という用語が、IBM DB2 for Linux、UNIX、Windows と

いうデータベースプラットフォームを示すために使用されています。このデータベースプラットフォームは、いくつ

かの Siebel ソフトウェアのコンテキストではこれら以外の他の用語を使用して言及される場合もあります。

関連情報については、41 ページの「データベース設定の概要」を参照してください。

DB2 を使用する場合は、Siebel データベースを備えた RDBMS マシン上に DB2 クライアントがインストールされ

ている必要があります。作業を進める前に、DB2 クライアントがインストールされていることを確認してください。

詳しくは、『Siebel データベースアップグレードガイド』を参照してください。 また、DB2 ランタイムクライアン

トが Siebel Server マシン上にインストールされている必要があります。詳しくは、Oracle Technology Network の「Siebel System Requirements and Supported Platforms」を参照してください。

備考:備考:備考:備考: 使用しているデータベースが DB2 for z/OS の場合は、この章ではなく、『Implementing Siebel Business Applications on DB2 for z/OS』を参照してください。26 ページの「RDBMS のインストールおよび設

定の計画」にある関連情報も参照してください。

IBM DB2 データベースを設定するためのガイドラインデータベースを設定するためのガイドラインデータベースを設定するためのガイドラインデータベースを設定するためのガイドラインIBM DB2 データベースの設定を説明するさまざまなガイドラインを次に示します。

� 53 ページの「IBM DB2 データベースマネージャ設定パラメータを設定するためのガイドライン」

� 54 ページの「IBM DB2 の言語を選択するためのガイドライン」

� 56 ページの「IBM DB2 データベースを作成するためのガイドライン」

� 56 ページの「IBM DB2 設定パラメータを設定するためのガイドライン」

� 59 ページの「IBM DB2 バッファプールを設定するためのガイドライン」

� 59 ページの「IBM DB2 テーブルスペースを作成するためのガイドライン」

� 61 ページの「データベースオブジェクトのデフォルトの IBM DB2 テーブルスペースを上書きするためのガイド

ライン」

� 63 ページの「IBM DB2 の ODBC ステートメントハンドル不足を防止するためのガイドライン」

� 63 ページの「IBM DB2 ログスペースを決定するためのガイドライン」

� 64 ページの「IBM DB2 ログファイルをアーカイブするためのガイドライン」

� 64 ページの「IBM DB2 データベースオブジェクトを作成するためのガイドライン」

� 65 ページの「IBM DB2 の断片化を管理するためのガイドライン」

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.152

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RDBMS の設定の設定の設定の設定 � Siebel アプリケーション向け IBM DB2 データベースの設定

IBM DB2 データベースマネージャ設定パラメータを設定するためのデータベースマネージャ設定パラメータを設定するためのデータベースマネージャ設定パラメータを設定するためのデータベースマネージャ設定パラメータを設定するためのガイドラインガイドラインガイドラインガイドライン

このトピックは、52 ページの「Siebel アプリケーション向け IBM DB2 データベースの設定」の一部です。

データベース設定パラメータは、DB2 Command Line Processor または DB2 コマンドプロンプトの update

database manager configurationコマンドを使用するか、DB2 Control Center を使用して設定できます。

これらの設定パラメータの変更については、IBM DB2 の技術マニュアルを参照してください。

53 ページの表 4 は、デフォルト設定と異なる IBM DB2 データベースマネージャ設定パラメータを示しています。各

DB2 インスタンスに対してこれらのパラメータを設定します。これらのパラメータについては、表 4 の設定情報を

使用してください。この表に記載されていないパラメータについては、デフォルト設定をそのまま使用してください。

表 4 DB2 データベースマネージャの設定パラメータ

パラメータパラメータパラメータパラメータ 説明説明説明説明 設定/コメント設定/コメント設定/コメント設定/コメント

SHEAPTHRES ソートヒープしきい値(4 KB) 200000

同時使用ユーザー 3,000 以上で

5 GB を超える RAM を使用する

環境では、これを 300000まで増

やすことができます。

自動管理を使用している場合は、

このパラメータを0に設定します。

DIR_CACHE ディレクトリキャッシュのサポート YES

ASLHEAPSZ アプリケーションサポート層のヒープサイズ 15

RQRIOBLK 大リクエスタ I/O ブロックサイズ(バイト単位) 65535

MON_HEAP_SZ データベース監視ヒープサイズ(4 KB) 128( 小)

QUERY_HEAP_SZ クエリーヒープサイズ(4 KB) 16384

KEEPFENCED Fenced プロセスの保持 YES

MAXAGENTS 既存エージェントの 大数 5000( 小)

NUM_INITAGENTS プール内の初期エージェント数 10

NUM_POOLAGENTS エージェントプール内で常にアクティブにするエー

ジェント数

80

MAX_COORDAGENTS コーディネータエージェントの 大数 MAXAGENTS

INDEXREC インデックス再作成時間 RESTART

INTRA_PARALLEL パーティション内の並列処理の有効化 NO

INSTANCE_MEMORY インスタンス管理のために予約されるメモリの量 automatic

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1 53

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RDBMS の設定の設定の設定の設定 � Siebel アプリケーション向け IBM DB2 データベースの設定

DB2set のパラメータのパラメータのパラメータのパラメータdb2set コマンドを使用して、54 ページの表 5 で参照されるパラメータ(たとえば db2set DB2_HASH_JOIN =

NO)を設定します。 Windowsでは、DB2コマンドプロンプト(db2cmd)を使用して、このコマンドにアクセスします。

IBM DB2 の言語を選択するためのガイドラインの言語を選択するためのガイドラインの言語を選択するためのガイドラインの言語を選択するためのガイドライン

このトピックは、52 ページの「Siebel アプリケーション向け IBM DB2 データベースの設定」の一部です。

1 つの言語だけで展開する場合であっても、データベース作成の一環として、データベースの言語特性を設定する必

要があります。

このためには、使用するデータベースが実行する Siebel サポート言語、データベースが使用するコードセット、言

語のテリトリー、およびユーザーが望む並べ替え順(または照合順)を知っておく必要があります。

IBM DB2 の本番環境データベースの場合は、いずれの並べ替え順も使用できます。 開発環境データベースの場合は、

バイナリ(identity)並べ替え順を使用する必要があります。

データベースの言語特性の設定は、DBSRVR_ROOT¥ ディレクトリ内のサンプルスクリプトに含まれています。

データベースに対してサポートされている Siebel 言語コード、テリトリー、およびコードセットについては、

Oracle Technology Network の「Siebel System Requirements and Supported Platforms」を参照してく

ださい。

表 5 db2set パラメータ

パラメータパラメータパラメータパラメータ 説明説明説明説明 設定設定設定設定

DB2_CORRELATED_PREDICATES YES に設定すると、オプティマイザーはクエリーのプレディ

ケートが関連しているかどうかを判断できます。それによっ

て、DB2 がフィルター要素をより正確に計算できます。

YES

DB2_HASH_JOIN NOに設定すると、オプティマイザーのハッシュ結合を無効に

します。通常は OLTP 展開に適しています。

NO

DB2_INTERESTING_KEYS DB2 オプティマイザーによって生成される実行計画の数を制

限します。

ON

DB2_PARALLEL_IO RAID デバイスを使用する場合に使用します。 詳しくは、IBM DB2 のマニュアルを参照してください。

*(アスタリ

スク)

DB2_PIPELINED_PLANS DB2 オプティマイザーがパイプラインの実行プラン(left-deep で一時的な結果セットがないプラン)を選択するように

指示します。

MODE2

DB2_REDUCED_OPTIMIZATION 特定の 適化レベルで使用する 適化の方法を制御します。 IXOROFNR

DB2_STRIPED_CONTAINERS RAID デバイスを使用する場合に使用します。 詳しくは、IBM DB2 のマニュアルを参照してください。

ON

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.154

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RDBMS の設定の設定の設定の設定 � Siebel アプリケーション向け IBM DB2 データベースの設定

26 ページの「RDBMS のインストールおよび設定の計画」と 32 ページの「Siebel アプリケーションのロケールの指

定」も参照してください。

214 ページの「データベースコードページのシステム属性と他の設定の確認」も参照してください。

コードセットコードセットコードセットコードセットIBM DB2 はコードページ(または文字セット)とコードセットを区別します。 「コードセット」は、データベース

で使用される文字エンコーディングの標準を説明するテキスト文字列として定義されます。一方、「コードページ」

は、同じ標準を数値で表したものです。

テリトリーテリトリーテリトリーテリトリー「テリトリー」、つまり地域は、言語とロケールの組み合わせです。たとえば、フランス語(French)は言語の例で

すが、カナダ(Canada)またはフランス(France)は、フランス語の使用に地域的な違いがあるロケールです。

カナダフランス語のテリトリーの例を示します。

並べ替え順並べ替え順並べ替え順並べ替え順並べ替え順は、データベースの 初のインストール中に指定され、データベースが文字データを並べ替える方法を定

義します。並べ替え順のサポートは、データベースのコードページと、それが開発環境と本番環境のどちらで使用さ

れるかによって決まります。

サポートされている並べ替え順については、Oracle Technology Network の「Siebel System Requirements and Supported Platforms」を参照してください。

� 開発環境データベース開発環境データベース開発環境データベース開発環境データベース: 開発環境データベース内のレポジトリオブジェクト名は、UTF-16 バイナリ並べ替え

順と同じ順に並べ替える必要があります。これは、Siebel Tools が内部ではこの並べ替え順を使用するためで

す。

備考:備考:備考:備考: バイナリ並べ替え順は、データベースで実行する も簡単で高速な並べ替え順です。 バイナリ並べ替えに

は、大文字と小文字の区別があり、インストールされた文字セットの文字の数値(たとえば、8 ビット文字セッ

トの場合、0 ~ 255)に基づいています。

ユーザーは、自分のデータが正しくバックアップされ、復元されることを確認する必要があります。

� 本番環境データベース本番環境データベース本番環境データベース本番環境データベース: 本番環境データベースの制限については、Oracle Technology Network の「Siebel System Requirements and Supported Platforms」を参照してください。 IBM DB2 のマニュアルも参照

してください。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1 55

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RDBMS の設定の設定の設定の設定 � Siebel アプリケーション向け IBM DB2 データベースの設定

IBM DB2 データベースを作成するためのガイドラインデータベースを作成するためのガイドラインデータベースを作成するためのガイドラインデータベースを作成するためのガイドライン

このトピックは、52 ページの「Siebel アプリケーション向け IBM DB2 データベースの設定」の一部です。

Unicode 対応のデータベースをインストールする場合は、コードセット(ハイフンを含む)として UTF-8を指定す

る必要があります。 UTF-8 は、IBM DB2 の Unicode の実装で使用されるパラメータですが、実際の処理は UCS-2 を使用します。UTF-8 を VARCHAR タイプのエンコードとして指定すると、UCS-2 がパラメータとして指定さ

れていなくても、VARGRAPHIC タイプのエンコードが自動的に UCS-2 に設定されます。

データのエクスポートとインポートが正しく行われることを確認してください。

DB2 データベースを作成するにはデータベースを作成するにはデータベースを作成するにはデータベースを作成するには

1 データベースが使用するプライマリ(基本)言語、言語のテリトリー、適切なコードセットを特定します。

言語に適用する値については、Oracle Technology Network の「Siebel System Requirements and Supported Platforms」を参照してください。

2 DB2 Command Line Processor または DB2 コマンドプロンプトを使用して、次のコマンドを入力します。

db2 create database dbname using codeset territory collate using identity

ここで、各項目は次のようになります。

� dbname = データベースのエイリアスです。

� codeset = コードページのテキスト表現です。

� territory = そのコードセットでデータベースが動作する、言語のテリトリーです。

IBM DB2 設定パラメータを設定するためのガイドライン設定パラメータを設定するためのガイドライン設定パラメータを設定するためのガイドライン設定パラメータを設定するためのガイドライン

このトピックは、52 ページの「Siebel アプリケーション向け IBM DB2 データベースの設定」の一部です。

データベース設定パラメータは、DB2 Command Line Processor または DB2 コマンドプロンプトの update

database configurationコマンドを使用するか、DB2 Control Center を使用して設定できます。

これらの設定パラメータの変更については、IBM DB2 の技術マニュアルを参照してください。

57 ページの表 6 は、デフォルト設定と異なる DB2 データベース設定パラメータを示しています。ただし、これら

は単なるガイドラインです。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.156

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RDBMS の設定の設定の設定の設定 � Siebel アプリケーション向け IBM DB2 データベースの設定

Siebel アプリケーションを実行しているインスタンス内の各データベースについて、これらのパラメータを設定し

ます。他のパラメータについては、デフォルト設定をそのまま使用します。

表 6 DB2 設定パラメータ

パラメータパラメータパラメータパラメータ 説明説明説明説明 設定設定設定設定

DFT_DEGREE 並列処理の度合い(1= クエリーの並列処理を無効化) 1

DFT_QUERYOPT デフォルトのクエリー 適化クラス。このパラメータは、データ

ベースサーバー上でのみ有効になり、Siebel Server コンポー

ネント(Siebel EIM、Siebel Remote など)に影響します。

UI を介して実行されるクエリーは、この設定の影響は受けません。

UI を介したクエリーは Siebel システム属性 DB2: Default OptLevel の値を使用します。または Siebel Tools を使用してビジネ

スコンポーネントレベルでクエリーを無効にすることができます。

3

DBHEAP データベースヒープ(4 KB) 10000

CATALOGCACHE_SZ カタログキャッシュサイズ(4 KB) 10000

LOGBUFSZ ログバッファサイズ(4 KB) 512

LOCKLIST ロックリストの 大ストレージ(4 KB) 自動

APP_CTL_HEAP_SZ アプリケーション制御ヒープの 大サイズ(4 KB)。データベー

スへの1つの接続に含めることができるユーザー数を制御します。

900

Siebel 接続プーリング

機能を使用するユーザー

が 大のスケーラビリ

ティを得るためには、こ

のパラメータを、1 つの

接続の 10 ユーザーごと

に1200ずつ増やします。

SORTHEAP ソートリストヒープ(4 KB)

開発環境では値を小さくし、本番環境では値を大きくします。

ただし、この値を大きくすると、データベースサーバーのメモ

リが不足する可能性があります。 また、Siebel ユーザーの数が

多い場合は、このパラメータを推奨範囲より低く設定しなけれ

ばならない場合があります。

したがって、データベースサーバーのメモリとパフォーマンス

を常に監視して、自分の環境で 適な設定を判断する必要があ

ります。

5000

自動

STMTHEAP 小設定。必要に応じて、このパラメータを 1048 ブロック単

位で増やします。

25600

STAT_HEAP_SZ 統計ヒープサイズ(4 KB) 14000

MAXLOCKS アプリケーションごとのロックリストのパーセント 自動

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1 57

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RDBMS の設定の設定の設定の設定 � Siebel アプリケーション向け IBM DB2 データベースの設定

LOCKTIMEOUT ロックタイムアウト(秒) 300

CHNGPGS_THRESH 変更ページのしきい値 60

NUM_IOCLEANERS 非同期ページクリーナーの数 自動

INDEXSORT インデックス並べ替えフラグ YES

SEQDETECT 順次検出フラグ YES

DFT_PREFETCH_SZ デフォルトプリフェッチサイズ(4 KB) 32

LOGRETAIN 順次または循環ログファイル

本番環境ではこのパラメータを RECOVERYに設定します。 それ

以外の値に設定すると、データベースが失敗した際にデータが

失われます。

LOGRETAINが RECOVERYに設定されている場合は、LOGPATH

がいっぱいにならないように、さらに、USEREXITをアクティ

ブ化するか、別のメソッドを実装してアーカイブされたログを

管理する必要があります (この設定をしない場合は、

LOGRETAINを OFFに設定する必要があります)。

RECOVERY

MAXAPPLS アクティブアプリケーションの 大数 自動

AVG_APPLS アクティブアプリケーションの平均数 自動

MAXFILOP アプリケーションで開くことができる DB ファイルの 大数 500

LOGFILSIZ ログファイルサイズ(4 KB ずつ増加) 65535

LOGPRIMARY プライマリログファイルの数 25~ 50

LOGPRIMARYと

LOGSECONDの合計値を

256 以下に設定する必

要があります。

LOGSECOND セカンダリログファイルの数 大 103

LOGPRIMARYと

LOGSECONDの合計値を

256 以下に設定する必

要があります。

SOFTMAX ソフトチェックポイント前に再利用するログファイルのパーセ

ント

80

APPLHEAPSZ デフォルトのアプリケーションヒープ(4 KB) 2500

PCKCACHESZ パッケージキャッシュサイズ(4 KB) 自動

NUM_IOSERVERS データベースが置かれているディスクの数 自動

表 6 DB2 設定パラメータ

パラメータパラメータパラメータパラメータ 説明説明説明説明 設定設定設定設定

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.158

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RDBMS の設定の設定の設定の設定 � Siebel アプリケーション向け IBM DB2 データベースの設定

IBM DB2 バッファプールを設定するためのガイドラインバッファプールを設定するためのガイドラインバッファプールを設定するためのガイドラインバッファプールを設定するためのガイドライン

このトピックは、52 ページの「Siebel アプリケーション向け IBM DB2 データベースの設定」の一部です。

「バッファプール」は、メインシステムメモリの領域で、テーブルスペースから取得されたデータのページを保持す

るために使用されます。 DB2 では、各テーブルスペースがバッファプールに関連付けられています。バッファプー

ルにスペースを追加すると、データベースのパフォーマンスが向上します。

Siebel テーブルスペース用に、バッファプールを少なくとも 3 つ用意する必要があります。 デフォルトのバッファ

プールを使用して、すべての Siebel 4 KB テーブルスペースからのデータページをバッファできます。

また、並べ替えとその他の SQL 処理用に、16 KB および 32 KB ページサイズのバッファプールをさらに作成する

必要があります。サンプル設定が 59 ページの表 7 に示されています。

サポートされている DB2 のアドレス指定可能なメモリの 大容量は、オペレーティングシステムによって異なりま

す。 指定したサーバーのメモリ設定によっては、BUF4Kおよび BUF16Kの各バッファプールの推奨プールサイズが、

これらの 大値を超えるので、割り当てのパーセントを小さくすることが必要になる場合があります。 適なバッ

ファプールサイズを決定するには、DB2 監視機能を使用します。

IBM DB2 テーブルスペースを作成するためのガイドラインテーブルスペースを作成するためのガイドラインテーブルスペースを作成するためのガイドラインテーブルスペースを作成するためのガイドライン

このトピックは、52 ページの「Siebel アプリケーション向け IBM DB2 データベースの設定」の一部です。

第 7 章「Siebel データベースの設定」で説明されている Siebel データベースのインストールプロセスでは、

Siebel テーブルおよびインデックスの保存先のテーブルスペースを指定します。

DB2 上の Siebel データベースには、データベース管理スペース(DMS)を使用する少なくとも 4 つのテーブルス

ペースが必要です。 各テーブルスペースには、1 つまたは複数のテーブルスペースコンテナを保持して、データを保

存できます。 少なくとも 4 つの DB2 テーブルスペースを作成して、テーブルおよびインデックスを保存します。作

成するのは、さまざまなサイズのテーブル用に 4 KB、16 KB、および 32 KB の各テーブルスペース、さらにイン

デックス保存用のテーブルスペースです。テーブルスペースは、データベース管理スペースとして作成されなければ

なりません。

テストには、小規模な非本番環境を使用してください。

テーブルスペースを作成する場合は、次のガイドラインに従う必要があります。

� 60 ページの表 8 に示すように、さまざまなサイズのテーブル用に、少なくとも 3 つの DB2 テーブルスペース

を作成します。デフォルトのテーブルスペース名を使用することをお勧めします。

表 7 バッファプールのサンプル設定

バッファプールバッファプールバッファプールバッファプール バッファプールの推奨サイズバッファプールの推奨サイズバッファプールの推奨サイズバッファプールの推奨サイズ ページサイズページサイズページサイズページサイズ

BUF4K 利用可能なメモリの 50% 4 KB

BUF16K 利用可能なメモリの 25% 16 KB

BUF32K 32 MB 32 KB

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1 59

Page 60: Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイド - …...Microsoft Windows用用用Siebelインストールガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次

RDBMS の設定の設定の設定の設定 � Siebel アプリケーション向け IBM DB2 データベースの設定

� 個々のテーブルの必要に応じて追加のテーブルスペース(S_DOCK_TXN_LOGなど)を作成します。サイズが大

きく使用頻度の高いテーブルがある場合は、これらを専用のテーブルスペースに保存します。

� さらに、パフォーマンス上の理由から、インデックス用に別のテーブルスペースを作成することをお勧めしま

す。 たとえば、バッファプール BUF16Kを使用し、ページサイズが 16 KB で、3 GB を割り当てた

SIEBEL_IDXという名前のテーブルスペースを作成します。

� 次のトピックで説明する並べ替えおよびその他の SQL 処理に使用するために、少なくとも 4 KB、16 KB、32 KB の一時テーブルスペースを作成します。これらを作成しない場合、データベースのパフォーマンスと安定性

で深刻な問題が発生します。 すべての一時テーブルスペースにシステム管理スペース(SMS)を使用します。

これらの一時テーブルスペースは、保存のために 2 GB まで拡張できるようにする必要があります。

� DB2 Load ユーティリティを使用して EIM テーブルに取り込む場合、EIM テーブルが置かれているテーブルス

ペースがロード中利用できなくなります。個別の 1 つまたは複数のテーブルスペースに EIM テーブルを配置す

ると、ロードユーティリティの実行中もデータベースで同時にアクティビティを実行できます。

� デフォルトの保存パラメータ(テーブルスペース定義など)を上書きするには、61 ページの「データベースオ

ブジェクトのデフォルトの IBM DB2 テーブルスペースを上書きするためのガイドライン」を参照してください。

� 付録 A「展開計画ワークシート」にテーブルスペース名を記録します。

表 8 非 Unicode 対応および Unicode 対応のデータベースの DB2 テーブルスペースの値

DB2 テーブルテーブルテーブルテーブル

スペース名スペース名スペース名スペース名 バッファプール名バッファプール名バッファプール名バッファプール名 推奨値推奨値推奨値推奨値 説明説明説明説明

非非非非 Unicode データベースデータベースデータベースデータベース

SIEBEL_4K BUF4K 2 GB 行サイズが 4,006 バイト未満のテーブル用の

テーブルスペースの名前

SIEBEL_16K BUF16K 300 MB 行サイズが 4,006 ~ 16,293 バイトのテーブル

用テーブルスペースの名前

SIEBEL_32K BUF32K 100 MB 行サイズが 16,293 バイトを超えるテーブル用の

テーブルスペースの名前

Unicode 対応のデータベース対応のデータベース対応のデータベース対応のデータベース

SIEBEL_4K BUF4K 4 GB 行サイズが 4,006 バイト未満のテーブル用の

テーブルスペースの名前

SIEBEL_16K BUF16K 700 MB 行サイズが 4,006 ~ 16,293 バイトのテーブル

用テーブルスペースの名前

SIEBEL_32K BUF32K 100 MB 行サイズが 16,293 バイトを超えるテーブル用の

テーブルスペースの名前

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.160

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RDBMS の設定の設定の設定の設定 � Siebel アプリケーション向け IBM DB2 データベースの設定

データベースオブジェクトのデフォルトのデータベースオブジェクトのデフォルトのデータベースオブジェクトのデフォルトのデータベースオブジェクトのデフォルトの IBM DB2 テーブルスペーステーブルスペーステーブルスペーステーブルスペースを上書きするためのガイドラインを上書きするためのガイドラインを上書きするためのガイドラインを上書きするためのガイドライン

このトピックは、52 ページの「Siebel アプリケーション向け IBM DB2 データベースの設定」の一部です。

Siebel Business Applications には、特定のテーブルまたはインデックスが作成されるテーブルスペースのデフォ

ルト保存パラメータを上書きするオプションが用意されています。これらのテーブルスペースは、59 ページの

「IBM DB2 テーブルスペースを作成するためのガイドライン」の指示に従って作成されています。 これらのデフォル

トを上書きするには、DBSRVR_ROOT¥DB2UDB ディレクトリにある ddl.ctl ファイルを編集します。

備考:備考:備考:備考: ddl.ctl ファイルの変更は、権限のある DBA 以外は行わないでください。

各 Siebel テーブルについて、Table Spaceパラメータを使用して、テーブルスペースを指定できます。次の例で

は、テーブル S_APP_VIEWのテーブルスペースが DATA1に設定されます。

.ctl ファイルは、それが作成するオブジェクトの保存パラメータを設定しません。したがって、デフォルトで作成さ

れているテーブルスペースのパラメータと同じになります。ただし、Table Spaceパラメータは、次の状況下での

み機能します。

� テーブルがまだ存在しない場合(新しいデータベースのインストールの実行中など)。

� テーブルを再作成する必要がある場合。つまり、ALTER TABLEコマンドだけでは実装できないようなスキーマ

の変更がテーブルに対して行われ、Siebel アプリケーションでのテーブルのドロップと再作成が要求されてい

る場合です。

次の例で示すように、Table Spaceパラメータを使用して、特定のテーブルの保存パラメータを設定できます。

[Object 219]Type = TableName = S_APP_VIEWColumn 1 = ROW_ID VARCHAR(15) NOTNULLColumn 2 = CREATED TIMESTAMP NOTNULL DEFAULT %NOW%Column 3 = CREATED_BY VARCHAR(15) NOTNULLColumn 4 = LAST_UPD TIMESTAMP NOTNULL DEFAULT %NOW%Column 5 = LAST_UPD_BY VARCHAR(15) NOTNULLColumn 6 = DCKING_NUM NUMERIC(22,7) DEFAULT 0Column 7 = MODIFICATION_NUM NUMERIC(10,0) NOTNULL DEFAULT 0Column 8 = CONFLICT_ID VARCHAR(15) NOTNULL DEFAULT '0'Column 9 = NAME VARCHAR(50) NOTNULLColumn 10 = DESC_TEXT VARCHAR(255)Column 11 = LOCAL_ACCESS_FLG CHAR(1)Table Space = data1

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1 61

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RDBMS の設定の設定の設定の設定 � Siebel アプリケーション向け IBM DB2 データベースの設定

次の例は、特定のテーブルおよびインデックスのデフォルトを上書きする方法を示しています。

[Object 7135]Type = TableName = S_EVT_ACTGroup = Activity-1Append Mode = YesColumn 1 = ROW_ID WVARCHAR(15) NOTNULLColumn 2 = CREATED TIMESTAMP NOTNULL DEFAULT %NOW%Column 3 = CREATED_BY WVARCHAR(15) NOTNULLColumn 4 = LAST_UPD TIMESTAMP NOTNULL DEFAULT %NOW%Column 5 = LAST_UPD_BY WVARCHAR(15) NOTNULLColumn 6 = DCKING_NUM NUMERIC(22,7) DEFAULT 0Column 7 = MODIFICATION_NUM NUMERIC(10,0) NOTNULL DEFAULT 0Column 8 = CONFLICT_ID WVARCHAR(15) NOTNULL DEFAULT '0'Column 9 = ACTIVITY_UID WVARCHAR(30) NOTNULL DEFAULT 'x'...Column 166 = TODO_CD WVARCHAR(30)Column 167 = USER_MSG_ID WVARCHAR(15)Column 168 = WC_START_VIEW WVARCHAR(250)Column 169 = WC_TYPE_CD WVARCHAR(30)

[Object 7136]Type = IndexName = S_EVT_ACT_F1Table = S_EVT_ACTColumn 1 = CON_PRDINT_ID ASCIndex Space = S_EVT_ACT_TBS_IDX

[Object 7137]Type = IndexName = S_EVT_ACT_F10Table = S_EVT_ACTAllow Reverse Scans = YesColumn 1 = TARGET_OU_ID ASCColumn 2 = APPT_START_DT DESCColumn 3 = ROW_ID ASC

[Object 7138]Type = IndexName = S_EVT_ACT_F11Table = S_EVT_ACTColumn 1 = PAR_EVT_ID ASCIndex Space = S_EVT_ACT_TBS_IDX

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.162

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RDBMS の設定の設定の設定の設定 � Siebel アプリケーション向け IBM DB2 データベースの設定

IBM DB2 のののの ODBC ステートメントハンドル不足を防止するためのステートメントハンドル不足を防止するためのステートメントハンドル不足を防止するためのステートメントハンドル不足を防止するためのガイドラインガイドラインガイドラインガイドライン

このトピックは、52 ページの「Siebel アプリケーション向け IBM DB2 データベースの設定」の一部です。

IBM DB2 では、エンタープライズで使用するビジネスオブジェクトの数によっては、ODBC ステートメントハン

ドルがすぐに足りなくなる場合があります。 ユーザーが実際に使用するビジネスオブジェクトの数を知るのは困難で

あるため、DB2 クライアントをインストールするたびに、またはデータベースユーティリティを再バインドすると

きに、この数を自動的に増やします。

特殊な DB2 CLIPKGバインドオプションを使用して、CLI パッケージを再バインドし、CLI パッケージの数を 6 に

増やしてください。

CLI パッケージを再バインドするにはパッケージを再バインドするにはパッケージを再バインドするにはパッケージを再バインドするには

1 使用しているオペレーティングシステムに適した方法で、DB2 インスタンスのホームディレクトリの sqllib/bnd (DB2 コマンドウィンドウからは C:¥sqllib¥bnd)に移動します。

2 DB2 データベースに接続し、次のコマンドを入力します。

db2 bind @db2cli.lst blocking all grant public clipkg 30

DB2 の bind コマンドおよび CLIPKGオプションについては、IBM DB2 のマニュアルを参照してください。

IBM DB2 ログスペースを決定するためのガイドラインログスペースを決定するためのガイドラインログスペースを決定するためのガイドラインログスペースを決定するためのガイドライン

このトピックは、52 ページの「Siebel アプリケーション向け IBM DB2 データベースの設定」の一部です。

データベーストランザクションログは、Siebel ソフトウェアで使用されるサイズの大きいさまざまなトランザク

ションをサポートするのに十分な大きさで作成する必要があります。 DB2 では、確保するログスペースの容量に、

3 つのパラメータが影響します。

� LOGFILSIZ: ログファイルのサイズ。

� LOGPRIMARY: あらかじめ割り当てて使用するログファイルの数。

� LOGSECOND: 大きいトランザクションに必要な場合にのみ割り当てられる追加のログファイル。

大きいシステムで実行するためには、全体で約 4 ~ 8 GB のログスペースを必要に応じて割り当てます。 それぞれが

160 MB の 25 ~ 50 個のプライマリログファイルを作成するには、LOGFILSIZデータベース設定パラメータを

40000 に設定し、LOGPRIMARYパラメータを 25 ~ 50 に設定します。 非常に大きいトランザクションに対応する

ためには、128 から LOGPRIMARYの値を差し引いた値を LOGSECONDパラメータに設定します。システムのサイズ

が小さい場合は、使用するログスペースも小さくできます。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1 63

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RDBMS の設定の設定の設定の設定 � Siebel アプリケーション向け IBM DB2 データベースの設定

IBM DB2 ログファイルをアーカイブするためのガイドラインログファイルをアーカイブするためのガイドラインログファイルをアーカイブするためのガイドラインログファイルをアーカイブするためのガイドライン

このトピックは、52 ページの「Siebel アプリケーション向け IBM DB2 データベースの設定」の一部です。

データベースパラメータ LOGRETAINは、デフォルトでは有効になっていませんが、このパラメータが重要な場合が

あります。LOGRETAINが OFFに設定されている場合、ログファイルは循環的に再使用され、ロールフォワード復旧

は実行できません。LOGRETAINが RECOVERYに設定されている場合は、管理者がアーカイブおよび削除できるよう

にすべてのログファイルがシステムに保存されます。

LOGRETAINが NOに設定されている場合は、バックアップ(復元)復旧のみ実行でき、ロールフォワード復旧は実行

できません。 この制限のため、本番環境のデータベースに関連する障害回復プロセスで問題になる場合があります。

USEREXITパラメータと同様にこのパラメータの設定を DBA に確認してもらってください。 これらのパラメータに

ついては、IBM のマニュアルを参照してください。

IBM DB2 データベースオブジェクトを作成するためのガイドラインデータベースオブジェクトを作成するためのガイドラインデータベースオブジェクトを作成するためのガイドラインデータベースオブジェクトを作成するためのガイドライン

このトピックは、52 ページの「Siebel アプリケーション向け IBM DB2 データベースの設定」の一部です。

Siebel Business Applications のサンプルスクリプト(CrBlankDB2UDBSiebelDEMO.sql)は、

DBSRVR_ROOT¥DB2UDB ディレクトリにあります。 このスクリプトを参考にして、展開要件に基づいて空の

Siebel データベースを作成する場合に独自のスクリプトを作成できます。

次の設定は、初期設定のガイドラインとして使用してください。 終的な設定は、サーバーハードウェア構成、ユー

ザー数、作業負荷のタイプに応じて変わります。テストには、小規模な非本番環境を使用してください。

このスクリプトを使用する前に、ファイル CrBlankOracleSiebelDEMOReadMe.txt を読んでください。41 ペー

ジの「データベース設定の概要」も参照してください。

第 5 章「Siebel Enterprise Server と関連コンポーネントのインストール」で説明しているように、データベース

設定ユーティリティを Siebel Server マシンにインストールした後で、データベーステーブルおよびインデックス

作成スクリプトを変更して、Siebel テーブルおよびインデックス用に作成したテーブルスペースの名前を指定する

こともできます。 詳しくは、61 ページの「データベースオブジェクトのデフォルトの IBM DB2 テーブルスペースを

上書きするためのガイドライン」を参照してください。

IBM DB2 の設定およびチューニングオプションの追加情報は、IBM、ハードウェアベンダーなどから入手できま

す。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.164

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RDBMS の設定の設定の設定の設定 � Siebel アプリケーション向け IBM DB2 データベースの設定

IBM DB2 の断片化を管理するためのガイドラインの断片化を管理するためのガイドラインの断片化を管理するためのガイドラインの断片化を管理するためのガイドライン

このトピックは、52 ページの「Siebel アプリケーション向け IBM DB2 データベースの設定」の一部です。

どんなユーザーのサイトでも、アプリケーションや処理変数はさまざまなので、どのテーブルおよびインデックスが

断片化する可能性があるかを示す厳密なガイドラインを提供することはできません。しかし、大きいテーブルや使用

頻度の高いテーブルを断片化すると、パフォーマンスに大きく影響することがあるため、DBA はこのようなテーブ

ルの状況に注意する必要があります。 こうした Siebel テーブルのリストについては、『Siebel Deployment Planning Guide』を参照してください。

こうしたテーブルは追加モードとして定義されているため、S_ESCL_LOG、S_DOCK_INIT_ITEM、

S_ESCL_ACTN_REQ、S_APSRVR_REQ、およびすべての S_DOCK_INITM_%%テーブル(%は 1 桁の数字)を再編成

しないでください。

次の方針に従ってテーブル断片化を管理します。

� 使用頻度の高いテーブルで REORGCHKを実行し、結果のレポートを調べて、断片化しているオブジェクトのリ

ストを抽出します。

� REORGCHKの結果に基づいて、必要に応じて REORG TABLEを実行して任意のテーブルを再編成します。 テーブ

ルまたはインデックスを再編成する方法については、次の資料を参照してください。

� My Oracle Support の「477378.1」(ドキュメント ID)を参照してください。このドキュメントは、以

前は「Siebel FAQ 2072」として発行されていました。

� My Oracle Support の「477402.1」(ドキュメント ID)を参照してください。このドキュメントは、以

前は「Siebel FAQ 2073」として発行されていました。

� テーブルを再編成した後、再編成したすべてのテーブルに対して次の 小パラメータで runstatsユーティリ

ティを使用して、統計を更新します。

runstats on table tablename with distribution and detailed indexes all shrlevel change

必要に応じて他のパラメータを追加できますが、shrlevel changeパラメータを使用して、runstats実行

中のテーブルへの同時アクセスを可能にしてください。

注意:注意:注意:注意: runstatsユーティリティは、Siebel アプリケーションによってロードされている統計を上書きするた

め、runstatsを使用する場合は、その後で必ず DB2 CLP または odbcsqlを使用して loadstats.sql を実行

してください。実行しない場合は、重要な統計が失われます。

odbcsqlを使用して loadstats.sql を実行するには、次のコマンドを使用します。

odbcsql /s DATASOURCE_NAME /u username /p password /v separator siebel_root/dbsrvr/db2udb/loadstats.sql TABLEOWNER_NAME

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1 65

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RDBMS の設定の設定の設定の設定 � Siebel アプリケーション向けの Microsoft SQL Server データベースの設定

Siebel アプリケーション向けのアプリケーション向けのアプリケーション向けのアプリケーション向けの Microsoft SQL Server データベースの設定データベースの設定データベースの設定データベースの設定このトピックでは、Siebel Business Applications で使用する Microsoft SQL Server データベースの性能を

適化するためのガイドラインを示します。これらのガイドラインは、幅広いユーザーに役立ちます。このガイドで説

明するパラメータには、特定の環境の条件を反映する値を選択します。 詳しくは、Microsoft SQL Server の技術マ

ニュアルを参照してください。

関連情報については、41 ページの「データベース設定の概要」を参照してください。

Microsoft SQL Server データベースを設定するためのガイドラインデータベースを設定するためのガイドラインデータベースを設定するためのガイドラインデータベースを設定するためのガイドラインMS SQL Server データベースの設定を説明するさまざまなガイドラインを次に示します。

� 66 ページの「MS SQL Server パラメータを設定するためのガイドライン」

� 67 ページの「MS SQL Server の言語を選択するためのガイドライン」

� 68 ページの「MS SQL Server データベースを作成するためのガイドライン」

� 68 ページの「MS SQL Server データベースログスペースを割り当てるためのガイドライン」

� 69 ページの「データベースオブジェクトの MS SQL Server デフォルトのテーブルスペースを上書きするための

ガイドライン」

� 70 ページの「MS SQL Server データベースオブジェクトを作成するためのガイドライン」

� 70 ページの「MS SQL Server を継続的に管理するためのガイドライン」

MS SQL Server パラメータを設定するためのガイドラインパラメータを設定するためのガイドラインパラメータを設定するためのガイドラインパラメータを設定するためのガイドライン

このトピックは、66 ページの「Siebel アプリケーション向けの Microsoft SQL Server データベースの設定」の一

部です。

パフォーマンスを 大限に引き出す Microsoft SQL Server パラメータ設定のガイドラインは次のとおりです。 詳しくは、Microsoft SQL Server の技術マニュアルを参照してください。次のパラメータの説明を確認して、展開

に合わせてリセットします(任意)。

� max degree of parallelism: このオプションは、複数のプロセッサで並列実行のクエリープランが生成

されるか、1 つのプロセッサで実行するクエリープランが生成されるかを指定します。

� 値 0は、クエリーがデータベースサーバーマシンのすべての利用可能なプロセッサで実行されるように、

各クエリープランが生成されることを意味します。通常、並列クエリーの実行は、スケーラビリティに影響

するため推奨しません。

� 値 1 は、1 つのプロセッサでのみクエリーが実行されるように各クエリープランが生成されることを意味し

ます。つまり、この値は、クエリー実行の並列処理をオフに切り替えます。クエリー実行には 1 つのプロ

セッサを使用することをお勧めします。このオプションの場合、[SQL Server プロパティ]画面で[プロ

セッサ]タブを選択し、[並列処理]セクションで、[1 プロセッサを使用]を選択します。

また、並行 EIM スレッドの使用時にも、Siebel EIM の Enterprise Integration Mgr(エイリアス EIM)コ

ンポーネントのクエリー実行には1つのプロセッサを使用してください。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.166

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RDBMS の設定の設定の設定の設定 � Siebel アプリケーション向けの Microsoft SQL Server データベースの設定

� auto create statistics: このオプションを使用して、クエリーを 適化できるように、必要に応じて、

SQL Server でデータベースカラム用の新しい統計を作成できます。このオプションを有効にします。

� auto update statistics: このオプションを使用して、Microsoft SQL Server で自動的にデータベース統

計を管理し、クエリーを効率良く 適化できるように、必要に応じて、統計を更新します。このオプションを有

効にします。

同時 Siebel EIM スレッドとテーブルのフルスキャンを実行するときは、auto create statisticsパラ

メータと auto update statisticsパラメータの両方を off に切り替えてください。フルスキャンの実行に

ついては、70 ページの「MS SQL Server 統計の更新」を参照してください。

� tempdb: このオプションは、さまざまなクエリーの実行時に必要な一時領域として Microsoft SQL Serverによって使用されるデータベースを指定します。 TEMPDBの初期サイズを少なくとも 100 MB に設定して、自動

的な増大に対応し、SQL Server でアクティビティに応じて一時データベースを拡張できるようにします。

MS SQL Server の言語を選択するためのガイドラインの言語を選択するためのガイドラインの言語を選択するためのガイドラインの言語を選択するためのガイドライン

このトピックは、66 ページの「Siebel アプリケーション向けの Microsoft SQL Server データベースの設定」の一

部です。

1 つの言語だけで展開する場合であっても、データベース作成の一環として、データベースの言語特性を設定する必

要があります。

26 ページの「RDBMS のインストールおよび設定の計画」と 32 ページの「Siebel アプリケーションのロケールの指

定」も参照してください。

214 ページの「データベースコードページのシステム属性と他の設定の確認」も参照してください。

並べ替え順並べ替え順並べ替え順並べ替え順並べ替え順は、Siebel データベースについての特殊な考慮が必要になる特性です。MS SQL Server 上では、デー

タベースインスタンスの並べ替え順がデータベースの作成時に指定されます。この並べ替え順によって、インスタン

スでの文字データの並べ替え方法が定義されます。

それぞれの SQL Server システムデータベースおよびデータベース内のオブジェクトには、固有の並べ替え順を設

定できますが、データベースインスタンスレベルだけで並べ替え順を設定する必要があります。

Siebel での特定の並べ替え順のサポートは、データベースのコードページと、開発環境と本番環境のどちらで使用

されるかによって異なります。

サポートされている並べ替え順については、Oracle Technology Network の「Siebel System Requirements and Supported Platforms」を参照してください。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1 67

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RDBMS の設定の設定の設定の設定 � Siebel アプリケーション向けの Microsoft SQL Server データベースの設定

� 開発環境データベース開発環境データベース開発環境データベース開発環境データベース: 開発環境データベース内のレポジトリオブジェクト名は、バイナリ並べ替え順を使用

して並べ替える必要があります。これは、Siebel Tools 内部ではこの並べ替え順を使用するためです。

注意:注意:注意:注意: MS SQL Server をインストールするときは、デフォルトによりインスタンスが辞書並べ替え順に設定

されます。変更しない場合は、それぞれのデータベースによってこの設定が継承されます。インスタンスを再構

築せずにマスターデータベースを変更することはできません。したがって、インストール時にインスタンスの並

べ替え順をバイナリに設定することを強くお勧めします。この並べ替え順については、Microsoft SQL Serverのマニュアルを参照してください。

備考:備考:備考:備考: バイナリ並べ替え順は、データベースで実行する も簡単で高速な並べ替え順です。 バイナリ並べ替えに

は、大文字と小文字の区別があり、インストールされた文字セットの文字の数値(たとえば、8 ビット文字セッ

トの場合、0 ~ 255)に基づいています。

ユーザーは、自分のデータが正しくバックアップされ、復元されることを確認する必要があります。

� 本番環境データベース本番環境データベース本番環境データベース本番環境データベース: 本番環境データベースでは、バイナリ並べ替え順または辞書並べ替え順を使用できま

す。バイナリ並べ替え順によって、パフォーマンスが向上する場合があります。本番環境データベースの制限に

ついては、Oracle Technology Network の「Siebel System Requirements and Supported Platforms」を参照してください。 MS SQL Server のマニュアルも参照してください。

MS SQL Server データベースを作成するためのガイドラインデータベースを作成するためのガイドラインデータベースを作成するためのガイドラインデータベースを作成するためのガイドライン

このトピックは、66 ページの「Siebel アプリケーション向けの Microsoft SQL Server データベースの設定」の一

部です。

データベースインスタンスを作成しやすくするため、Siebel アプリケーションでサポートされている MS SQL Server コードページのリストを Oracle Technology Network の「Siebel System Requirements and Supported Platforms」に示します。

テストには、小規模な非本番環境を使用してください。

第 5 章「Siebel Enterprise Server と関連コンポーネントのインストール」で説明しているように、データベース

設定ユーティリティを Siebel Server マシンにインストールした後で、データベーステーブルおよびインデックス

作成スクリプトを変更して、Siebel テーブルおよびインデックス用に作成したテーブルスペースの名前を指定する

こともできます。 詳しくは、69 ページの「データベースオブジェクトの MS SQL Server デフォルトのテーブルス

ペースを上書きするためのガイドライン」を参照してください。

MS SQL Server データベースログスペースを割り当てるためのデータベースログスペースを割り当てるためのデータベースログスペースを割り当てるためのデータベースログスペースを割り当てるためのガイドラインガイドラインガイドラインガイドライン

このトピックは、66 ページの「Siebel アプリケーション向けの Microsoft SQL Server データベースの設定」の一

部です。

ログは、拡張するログを保持するのに十分な大きさのディスクに配置する必要があります。ディスクを定期的に監視

して、その利用レベルを確認してください。たとえば、非常に大きいトランザクションでは、 低 1 GB が必要にな

る場合があります。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.168

Page 69: Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイド - …...Microsoft Windows用用用Siebelインストールガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次

RDBMS の設定の設定の設定の設定 � Siebel アプリケーション向けの Microsoft SQL Server データベースの設定

データベースオブジェクトのデータベースオブジェクトのデータベースオブジェクトのデータベースオブジェクトの MS SQL Server デフォルトのテーブルデフォルトのテーブルデフォルトのテーブルデフォルトのテーブルスペースを上書きするためのガイドラインスペースを上書きするためのガイドラインスペースを上書きするためのガイドラインスペースを上書きするためのガイドライン

このトピックは、66 ページの「Siebel アプリケーション向けの Microsoft SQL Server データベースの設定」の一

部です。

Siebel Business Applications には、特定のテーブルやインデックスを保持するために作成するテーブルスペース

のデフォルト保存パラメータを上書きするオプションが用意されています。 上書きするには、

DBSRVR_ROOT¥MSSQL ディレクトリの ddl.ctl ファイルを編集します。

備考:備考:備考:備考: ddl.ctl ファイルの変更は、権限のある DBA 以外は行わないでください。

各 Siebel テーブルについて、Table Spaceパラメータを使用して、テーブルスペースを指定できます。次の例で

は、テーブル S_APP_VIEWのテーブルスペースが DATA1に設定されます。.ctl ファイルは、それが作成するオブ

ジェクトの保存パラメータを設定しません。したがって、デフォルトで作成されているテーブルスペースのパラメー

タと同じになります。

次の例で示すように、Table Spaceパラメータを使用して、特定のテーブルの保存パラメータを設定できます。

[Object 219]Type = TableName = S_APP_VIEWColumn 1 = ROW_ID VARCHAR(15) NOTNULLColumn 2 = CREATED TIMESTAMP NOTNULL DEFAULT %NOW%Column 3 = CREATED_BY VARCHAR(15) NOTNULLColumn 4 = LAST UPD TIMESTAMP NOTNULL DEFAULT %NOW%Column 5 = LAST_UPD_BY VARCHAR(15) NOTNULLColumn 6 = DCKING_NUM NUMERIC(22,7) DEFAULT 0Column 7 = MODIFICATION_NUM NUMERIC(10,0) NOTNULL DEFAULT 0Column 8 = CONFLICT_ID VARCHAR(15) NOTNULL DEFAULT '0'Column 9 = NAME VARCHAR(50) NOTNULLColumn 10 = DESC_TEXT VARCHAR(255)Column 11 = LOCAL_ACCESS_FLG CHAR(1)Table Space = data1

特定のテーブルおよびインデックスのデフォルトを上書きする例(IBM DB2)については、61 ページの「データ

ベースオブジェクトのデフォルトの IBM DB2 テーブルスペースを上書きするためのガイドライン」を参照してくだ

さい。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1 69

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RDBMS の設定の設定の設定の設定 � Siebel アプリケーション向けの Microsoft SQL Server データベースの設定

MS SQL Server データベースオブジェクトを作成するためのガイドデータベースオブジェクトを作成するためのガイドデータベースオブジェクトを作成するためのガイドデータベースオブジェクトを作成するためのガイドラインラインラインライン

このトピックは、66 ページの「Siebel アプリケーション向けの Microsoft SQL Server データベースの設定」の一

部です。

Siebel Business Applications のサンプルスクリプト(CrBlankMSSQLSiebelDEMO.sql および

CrBlankMSSQLSiebelDEMO.bat)は、DBSRVR_ROOT¥MSSQL ディレクトリにあります。 これらのスクリプト

を参考にして、展開要件に基づいて空の Siebel データベースを作成する場合に独自のスクリプトを作成できます。

次の設定は、初期設定のガイドラインとして使用してください。 終的な設定は、サーバーハードウェア構成、ユー

ザー数、作業負荷のタイプに応じて変わります。テストには、小規模な非本番環境を使用してください。

これらのスクリプトを使用する前に、ファイル CrBlankMSSQLSiebelDEMOReadMe.txt を読んでください。41ページの「データベース設定の概要」も参照してください。

第 5 章「Siebel Enterprise Server と関連コンポーネントのインストール」で説明しているように、データベース

設定ユーティリティを Siebel Server マシンにインストールした後で、データベーステーブルおよびインデックス

作成スクリプトを変更して、Siebel テーブルおよびインデックス用に作成したテーブルスペースの名前を指定する

こともできます。 詳しくは、69 ページの「データベースオブジェクトの MS SQL Server デフォルトのテーブルス

ペースを上書きするためのガイドライン」を参照してください。

Microsoft SQL Server の設定およびチューニングオプションに関する追加情報は、Microsoft、ハードウェアベン

ダーなどから入手できます。

MS SQL Server を継続的に管理するためのガイドラインを継続的に管理するためのガイドラインを継続的に管理するためのガイドラインを継続的に管理するためのガイドライン

このトピックは、66 ページの「Siebel アプリケーション向けの Microsoft SQL Server データベースの設定」の一

部です。

Siebel アプリケーションを Microsoft SQL Server にインストールした後は、定期的に他の必要なタスクを実行す

る必要があります。これらのタスクは、監視やバックアップなどの一般的なデータベース管理タスクに加えて実行し

ます。

MS SQL Server 統計の更新統計の更新統計の更新統計の更新Microsoft SQL Server のコストベースオプティマイザーでは、テーブルとインデックスに関する統計を使用して、

も効率の良いアクセス計画を計算します。挿入レートまたは削除レートの高いテーブル、および関連付けられたイ

ンデックスでは、統計が不正確になり、データベースの操作パフォーマンスが著しく低下する場合があります。

次の状況では、自動統計更新を実行する場合でも、常にすべてのテーブルのフルスキャンを実行する必要がありま

す。

� Siebel データベースのインストール後で、Siebel Business Applications を開始する前。

� 同時 EIM スレッドを実行した後。

� 大量のデータを挿入、更新、または削除した後。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.170

Page 71: Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイド - …...Microsoft Windows用用用Siebelインストールガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次

RDBMS の設定の設定の設定の設定 � Siebel アプリケーション向けの Microsoft SQL Server データベースの設定

Query Analyzer を使用し、次のコマンドを入力して、それぞれのテーブルのフルスキャンを実行します。

update statistics Table Name with full scan

66 ページの「Siebel アプリケーション向けの Microsoft SQL Server データベースの設定」で説明したパラメータ

を使用して、統計の自動作成および更新を有効化することを強くお勧めします。このように設定すると、統計が常に

自動的に更新されるため、管理作業として手動で更新する必要がなくなります。

自動統計更新を実行しない場合は、このトピックで説明するとおりにフルスキャンを定期的に実行します。

MS SQL Server の断片化の管理の断片化の管理の断片化の管理の断片化の管理次の Microsoft SQL Server コマンドを使用して、クラスタ化インデックスとその関連テーブルが著しく断片化さ

れているかどうかを判断します。

DBCC SHOWCONTIG

このコマンドによって、60% より低いスキャン密度の値が返された場合は、次の Microsoft SQL Server コマン

ドを使用して、インデックスをドロップせずにテーブルの断片化を解消します。

DBCC INDEXDEFRAG

データベース全体に対して、このオプションを定期的に使用することもできます。

DBCC SHOWCONTIGによって、30% より低い値が返された場合、またはディスク上でインデックスがインターリー

ブされている可能性がある場合は、次のコマンドを使用してインデックスを再構築することを検討します。

DBCC DBREINDEX

断片化の監視については、Microsoft SQL Server のマニュアルを参照してください。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1 71

Page 72: Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイド - …...Microsoft Windows用用用Siebelインストールガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次

RDBMS の設定の設定の設定の設定 � Siebel アプリケーション向けの Microsoft SQL Server データベースの設定

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.172

Page 73: Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイド - …...Microsoft Windows用用用Siebelインストールガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次

4 ネットワークでのネットワークでのネットワークでのネットワークでの Siebel インストールインストールインストールインストールイメージの作成イメージの作成イメージの作成イメージの作成

この章では、Siebel インストールメディアを取得してネットワークイメージを作成し、Siebel Business Applications ソフトウェアをインストールする方法について説明します。 次のトピックが含まれています。

� 73 ページの「Siebel インストールメディアファイルの取得」

� 74 ページの「Siebel インストールメディアの内容」

� 77 ページの「Siebel インストールイメージの作成準備」

� 82 ページの「Siebel インストールイメージの作成」

� 86 ページの「Siebel イメージ作成のトラブルシューティング」

Siebel インストールメディアファイルの取得インストールメディアファイルの取得インストールメディアファイルの取得インストールメディアファイルの取得Siebel Business Applications のリリースは、Oracle E-Delivery Web サイトから Oracle によって提供されま

す。ファイルは、ZIP ファイル形式で提供されます。WinZip などの標準的な解凍ツールを使用して、Siebel メディアファイルとして機能する一連の JAR ファイルを各 ZIP ファイルから抽出します。JAR ファイルは、Javaアーカイブ形式を使用する圧縮ファイルです。Siebel Business Applications リリースは、DVD でも入手できま

す。

備考:備考:備考:備考: Siebel Business Applications ソフトウェアは、Siebel Image Creator を使用して作成したネットワー

クイメージからインストールする必要があります。JAR ファイルまたは DVD から直接インストールすることはでき

ません。

必要な製品または言語の ZIP ファイルを、1 つまたは複数のターゲットロケーションにダウンロードします。 ダウン

ロードする前に ZIP ファイルのサイズを確認し、ダウンロードしたファイルのチェックサム値を公開値と照合して

検証します。Image Creator 実行可能プログラムとこのプログラムに必要なファイルも提供されます。ZIP ファイ

ルから JAR ファイルをネットワーク上の単一のフラットなディレクトリに抽出し、このディレクトリから Image Creator ユーティリティを実行します。 JAR ファイル名には「SBA」(Siebel Business Applications の場合)の

指定が含まれています。

Image Creator を使用してネットワークイメージを作成し、Siebel Business Applications をインストールしま

す。すべての製品のインストールは、ソフトウェアのバージョンごとにこのネットワークイメージから実行する必要

があります。製品のインストールについては、以降の章で説明します。

Image Creator ユーティリティを、購入した製品を表す Siebel 製品リリースごとに実行すると、Siebel Industry Applications(垂直アプリケーション)または Siebel 水平アプリケーションのいずれかに対して

Siebel ネットワークイメージが作成されます。 これら 2 つのアプリケーションの各 Siebel イメージは、個別に保

持する必要があります。

備考:備考:備考:備考: Siebel メディアファイルの取得については、Oracle E-Delivery Web サイト(http://edelivery.oracle.com)を参照してください。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1 73

Page 74: Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイド - …...Microsoft Windows用用用Siebelインストールガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次

ネットワークでのネットワークでのネットワークでのネットワークでの Siebel インストールイメージの作成インストールイメージの作成インストールイメージの作成インストールイメージの作成 � Siebel インストールメディアの内容

Siebel メディアファイルの内容と構成については、74 ページの「Siebel インストールメディアの内容」を参照して

ください。

ネットワークに ZIP ファイルをダウンロードする前に、77 ページの「Siebel インストールイメージの作成準備」を

参照してください。

DVD に収録されているに収録されているに収録されているに収録されている Siebel メディアファイルメディアファイルメディアファイルメディアファイルSiebel ZIP メディアファイルは、DVD に収録されています。 これらのファイルは、Oracle E-Delivery で取得で

きる ZIP ファイルと同一です。

DVD に収録された Siebel メディア JAR ファイルにアクセスするには、互換性のある DVD ドライブ(+R 互換)

が必要です。

必要な製品または言語の各 DVD の ZIP メディアファイルを、1 つまたは複数のターゲットロケーションにコピーし

ます。 コピーする前に ZIP ファイルのサイズを確認します。1 枚の DVD につき、5 GB までの容量が必要になります。

Siebel メディアファイルの内容と構成については、74 ページの「Siebel インストールメディアの内容」を参照して

ください。

ネットワークに ZIP ファイルをコピーする前に、77 ページの「Siebel インストールイメージの作成準備」を参照し

てください。

Siebel インストールメディアの内容インストールメディアの内容インストールメディアの内容インストールメディアの内容製品リリースごとに、Siebel 製品には、基本製品および適用可能なすべての言語の Language Extension Packファイルが含まれています。これらのファイルは、言語パックまたは言語メディアとも呼ばれています。暗号化メ

ディアも使用できます。

インストールを成功させるには、ベースメディアには 1 つまたは複数の言語パックが必要です。すべての Siebel 製品の展開には、ベースメディアと言語メディアが含まれます。暗号化メディアの使用は、オプションです。サード

パーティ製品を基にしたほとんどの Siebel 製品では、Siebel 言語メディアを使用しません。サードパーティの補

助製品用メディアもベースメディアとともに提供されます。

Siebel イメージが作成されると、各 JAR ファイルが抽出され、対応する製品のディレクトリとファイルがイメージ

にコピーされます。

73 ページの「Siebel インストールメディアファイルの取得」も参照してください。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.174

Page 75: Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイド - …...Microsoft Windows用用用Siebelインストールガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次

ネットワークでのネットワークでのネットワークでのネットワークでの Siebel インストールイメージの作成インストールイメージの作成インストールイメージの作成インストールイメージの作成 � Siebel インストールメディアの内容

ベースメディアベースメディアベースメディアベースメディアSiebel 製品のベースメディアは、プラットフォーム、製品カテゴリー、および製品名で構成されています。ほとん

どの製品の場合、言語サポートは言語メディアにより個別に提供されています。メディアプラットフォームは次のと

おりです。

� Windows

� AIX

� HP-UX

� Linux

� Solaris

これらのプラットフォームのサポート情報については、Oracle Technology Network の「Siebel System Requirements and Supported Platforms」を参照してください。

前述のプラットフォームのベースメディアは、73 ページの「Siebel インストールメディアファイルの取得」で説明

されています。ベースメディアファイルの構成については、次の点に注意してください。

� クライアント製品およびクライアント補助製品のベースメディアファイルは Windows のみに存在し、すべて

のサーバープラットフォーム上で適用できます。クライアント製品には、Siebel Web クライアント(Siebelモバイル Web クライアント)、Siebel Tools などがあります。

� 一部の製品の Windows サーバーベースメディアファイルは、個別に提供されるほか、UNIX プラットフォー

ム用のサーバーベースメディアにも含まれています。 製品の例には Siebel 管理サーバーがあります。

� サードパーティの補助サーバー製品のメディアファイルは、ご使用のプラットフォームのベースメディアに含ま

れています。Windows サーバー補助製品は UNIX のベースメディアに含まれています。この場合、これらの

製品は Windows 上でネイティブに実行し、UNIX 上では使用できません。 Windows サーバー補助製品の例に

は Siebel Automated Service があります。

補助メディアファイルには、Siebel アプリケーションで動作するインストール可能なサードパーティ製のソフト

ウェアモジュールが含まれています。補助メディアファイルで提供されるサードパーティ製ソフトウェアモジュール

は、Siebel インストーラではインストールされません。Siebel ベースメディアに提供される言語メディアは、補助

製品には適用されません。

補助メディアファイルで提供されるサードパーティ製ソフトウェアについては、このマニュアル(使用しているオペ

レーティングシステム用の『Siebel インストールガイド』)、Siebel Bookshelf の他のマニュアル、または Oracle E-Delivery の製品メディアパックにある Siebel Business Applications Third-Party Bookshelf で提供される

マニュアルで説明されています。

備考:備考:備考:備考: 前述のように、Siebel クライアント製品および一部のサーバー製品とサーバー補助製品は、Windows 専用

です。これらの製品を選択するには、Image Creator を実行するときに Windows プラットフォームを選択する必

要があります。Windows プラットフォームと UNIX プラットフォームは、同じ Image Creator セッションで選

択できます。または、個別のセッションで必要な各プラットフォーム用製品を追加することもできます。

ネットワークイメージ作成時のプラットフォームの問題については、80 ページの「Siebel イメージディレクトリ作

成時のクロスプラットフォームの問題」を参照してください。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1 75

Page 76: Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイド - …...Microsoft Windows用用用Siebelインストールガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次

ネットワークでのネットワークでのネットワークでのネットワークでの Siebel インストールイメージの作成インストールイメージの作成インストールイメージの作成インストールイメージの作成 � Siebel インストールメディアの内容

言語メディア言語メディア言語メディア言語メディアLanguage Extension Pack メディアは、言語パックまたは言語メディアとも呼ばれ、Siebel アプリケーションで

の言語サポートを提供します。

Image Creator を実行して Siebel イメージを作成する場合、または製品を既存のイメージに追加する場合は、イ

メージに含めるすべての製品に対して言語を指定します。代わりに、既存のイメージですべての製品に対する言語を

追加することもできます。

Siebel 製品をインストールする場合は、インストール時に言語を含めることができます。言語は、設定中に指定す

ることもできます。たとえば、Siebel サーバー設定ウィザードでは、展開する言語を指定する手順が表示されます。

既存のインストールに言語を追加するには、主要な製品のインストーラを実行し、言語を追加するオプションを選択

し、言語を指定します。詳しくは、105 ページの「複数言語を使用したインストールおよび展開について」および他

の関連トピックを参照してください。

一部のリリースでは、インストールされている製品に言語を追加する場合、パッチリリースをインストールする必要

があります(パッチリリースごとに個別の Siebel イメージが必要です)。

サポートされる言語および言語の展開については、次を参照してください。

� Oracle Technology Network の「Siebel System Requirements and Supported Platforms」

� 『Siebel Global Deployment Guide』

� My Oracle Support の「Siebel Maintenance Release Guide」(該当する場合)

Siebel Tools の場合は、ベース JAR ファイルと英語(ENU)JAR ファイルが提供されます。他の言語は、個別の

JAR ファイルからサポートされます。 Siebel Image Creator を使用して Siebel Tools をネットワークイメージに

追加するには、ENU および必要に応じて他の言語を選択して Siebel Tools 用べース JAR ファイルの抽出を続行す

る必要があります。 後で Siebel Tools をインストールする場合は、英語(ENU)、および必要に応じてネットワー

クイメージの一部である他の言語を選択する必要があります。

暗号化メディア暗号化メディア暗号化メディア暗号化メディア暗号化メディアは、サーバーおよびクライアント製品で暗号化をサポートする Siebel Strong Encryption Packを提供しており、次の基本製品のインストールでインストールされます。 言語パックは、基本製品にのみ関連付けら

れ、Strong Encryption Pack には関係付けられていません。

備考:備考:備考:備考: Siebel Strong Encryption Pack は、別の配布媒体によって提供され、既存の Siebel Server 環境に別個

にインストールする必要があります。Strong Encryption Pack は、要求した場合のみ入手できます。 詳しくは、

『Siebel セキュリティガイド』を参照してください。Image Creator を実行するときは、このオプションでメディ

アファイルを受け取った場合にのみ暗号化製品を選択します。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.176

Page 77: Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイド - …...Microsoft Windows用用用Siebelインストールガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次

ネットワークでのネットワークでのネットワークでのネットワークでの Siebel インストールイメージの作成インストールイメージの作成インストールイメージの作成インストールイメージの作成 � Siebel インストールイメージの作成準備

Siebel インストールイメージの作成準備インストールイメージの作成準備インストールイメージの作成準備インストールイメージの作成準備ネットワーク上に Siebel インストールイメージを作成する前に、このトピックで説明されている問題について確認

します。 次のサブトピックが含まれています。

� 77 ページの「Siebel メディアファイルおよび Siebel イメージの場所の決定」

� 79 ページの「Siebel イメージディレクトリの要件」

� 80 ページの「Siebel イメージディレクトリ作成時のクロスプラットフォームの問題」

� 81 ページの「Image Creator ユーティリティ実行の要件」

Siebel メディアファイルおよびメディアファイルおよびメディアファイルおよびメディアファイルおよび Siebel イメージの場所の決定イメージの場所の決定イメージの場所の決定イメージの場所の決定

このトピックは、77 ページの「Siebel インストールイメージの作成準備」の一部です。

すべての Siebel メディアファイルを、十分な空き容量のあるネットワークのセントラルロケーションにダウンロー

ドまたはコピーすることをお勧めします。 この場所は、Siebel イメージ、この場所のサブディレクトリ、または他

の場所と同じになる場合があります。

Image Creator で使用する Siebel イメージディレクトリのデフォルトの 上位レベルの名前は、Windows の場

合は C:¥Siebel_Install_Image、UNIX の場合は /Siebel_Install_Image です。

たとえば、バージョン 8.1.1 用の Siebel イメージを Windows システム上で作成する場合は、すべての Siebel メディアファイルおよび Siebel イメージを格納するディレクトリ D:¥Siebel_Install_Image を作成します。

次に、バージョン 8.1.1 の Siebel イメージの作成に使用するすべての Siebel メディアの ZIP ファイルと JARファイルを置くサブディレクトリ ZIP_8.1.1.0 と JAR_8.1.1.0 を作成します。

このシナリオでは、Image Creator を実行するときに 上位レベルのディレクトリとして

D:¥Siebel_Install_Image を指定します。

Image Creator では、自動的に別のサブディレクトリ(8.1.1.0)が作成され、イメージに含めるように選択した

インストール可能な Siebel 製品がプラットフォーム別に格納されます。したがって、適用可能なディレクトリは

78 ページの表 9 のようになります。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1 77

Page 78: Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイド - …...Microsoft Windows用用用Siebelインストールガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次

ネットワークでのネットワークでのネットワークでのネットワークでの Siebel インストールイメージの作成インストールイメージの作成インストールイメージの作成インストールイメージの作成 � Siebel インストールイメージの作成準備

備考:備考:備考:備考: Siebel Industry Applications(垂直アプリケーション)および Siebel 水平アプリケーションの両方を同

じ Siebel イメージ上に常駐させることはできません。 これらの両方のアプリケーションセットに対してネットワー

クイメージを作成する場合は、たとえば 上位レベルのディレクトリ名の 後に SIA(垂直製品の場合)または

SBA や HOR(水平製品の場合)を追加して、イメージのアプリケーションタイプを表す 上位レベルのディレクト

リ名を指定することをお勧めします。73 ページの「Siebel インストールメディアファイルの取得」も参照してくだ

さい。

表 9 Siebel イメージディレクトリ

ディレクトリの機能ディレクトリの機能ディレクトリの機能ディレクトリの機能 ディレクトリの場所(例)ディレクトリの場所(例)ディレクトリの場所(例)ディレクトリの場所(例) 説明説明説明説明

ZIP ファイルディレクトリファイルディレクトリファイルディレクトリファイルディレクトリ D:¥Siebel_Install_Image¥ZIP_8.1.1.0 このサブディレクトリを作成して、

ダウンロードする ZIP ファイルを格

納します。

JAR ファイルディレクトリファイルディレクトリファイルディレクトリファイルディレクトリ D:¥Siebel_Install_Image¥JAR_8.1.1.0 このサブディレクトリを作成して、

ZIP ファイルから抽出する JAR ファ

イル、または DVD からコピーする

JAR ファイルを格納します。

備考:備考:備考:備考: このディレクトリには、

Siebel Image Creator ユーティリ

ティ用のファイルも含める必要があ

ります。

Siebel イメージディレクイメージディレクイメージディレクイメージディレク

トリトリトリトリ

D:¥Siebel_Install_Image¥8.1.1.0 Image Creator ユーティリティが

バージョン固有のサブディレクトリ

を作成します。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.178

Page 79: Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイド - …...Microsoft Windows用用用Siebelインストールガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次

ネットワークでのネットワークでのネットワークでのネットワークでの Siebel インストールイメージの作成インストールイメージの作成インストールイメージの作成インストールイメージの作成 � Siebel インストールイメージの作成準備

Siebel イメージディレクトリの要件イメージディレクトリの要件イメージディレクトリの要件イメージディレクトリの要件

このトピックは、77 ページの「Siebel インストールイメージの作成準備」の一部です。

Siebel イメージを作成するディレクトリ、または Siebel メディアファイルの場所として指定するディレクトリは、

次の要件を満たしている必要があります。

� ネットワークイメージを作成するユーザーに、Siebel イメージディレクトリでの書き込み権限が必要です。

インストールを実行するために Siebel イメージディレクトリへのアクセスが必要なユーザーは、読み取りおよ

び実行権限が必要です。siebel.ini ファイルを変更してコンソールモードまたは自動モードでのインストールを

サポートする、または、siebel.ini ファイルの変更が必要な他のインストール機能を使用するユーザーは、書き

込み権限が必要です。

FastTrack ウィザードを使用して Siebel Enterprise Server と Siebel Web Server Extension を同じサー

バーマシンにインストールするには、ウィザードを実行しているユーザーに、Siebel_Enterprise_Serverディレクトリおよび Siebel_Web_Server_Extension ディレクトリの書き込み権限が必要です。 詳しくは、

126 ページの「Siebel FastTrack ウィザードを使用したインストール」を参照してください。

第 2 章「Siebel Business Applications のインストールの準備」および第 12 章「自動モードまたはコンソール

モードでのインストールと設定」も参照してください。

� Siebel イメージ作成に指定したすべてのディレクトリに、Siebel イメージに含めるすべての Siebel 製品およ

び言語のための十分な空き容量があるディスクスペースが必要です。1 枚の DVD につき、5 GB までの容量が

必要になります。

� 製品または言語の追加で指定するディレクトリには、既存の Siebel イメージが含まれている必要があります。 たとえば、製品または言語をバージョン 8.1.1 の Siebel イメージに追加する場合、

D:¥Siebel_Install_Image などの、指定するディレクトリには、既存の Siebel イメージを含むサブディレ

クトリ 8.1.1.0 が含まれている必要があります。

� Siebel イメージを作成するために指定するディレクトリはすべて、34 ページの「ファイルとディレクトリの命

名規則」で説明されている規則に従う必要があります。たとえば、Windows では、ディレクトリ名にはスペー

スまたは数字(ポンドまたはハッシュ)記号を含めることはできません。

� ドライブ名が割り当てられたディレクトリを指定する必要があります。Image Creator は、ドライブ名が割り

当てられていない場合は、マウントされたネットワークドライブ(UNC パス)を認識できません。

� Siebel イメージに、Siebel モバイル Web クライアントや Siebel Tools 以外のクライアントコンポーネント

のインストールファイルが含まれる場合は、ターゲットディレクトリ構造には、ディレクトリパスのどの部分に

も disk1 という語を使用することはできません。

� Siebel イメージサブディレクトリをコピーまたは移動しないでください。Image Creator を実行して、各

Siebel イメージとそのすべてのディレクトリを作成します。Siebel イメージが作成された 上位レベルのディ

レクトリの移動または名前の変更を行うことができます。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1 79

Page 80: Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイド - …...Microsoft Windows用用用Siebelインストールガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次

ネットワークでのネットワークでのネットワークでのネットワークでの Siebel インストールイメージの作成インストールイメージの作成インストールイメージの作成インストールイメージの作成 � Siebel インストールイメージの作成準備

Siebel イメージディレクトリ作成時のクロスプラットフォームの問題イメージディレクトリ作成時のクロスプラットフォームの問題イメージディレクトリ作成時のクロスプラットフォームの問題イメージディレクトリ作成時のクロスプラットフォームの問題

このトピックは、77 ページの「Siebel インストールイメージの作成準備」の一部です。

作成した各ネットワークイメージには、サポートする Windows、AIX などの、指定したオペレーティングシステム

プラットフォームを表すディレクトリが含まれます。イメージ自体は、サポートされているすべてのプラットフォー

ムに配置できます。 Image Creator は、Windows、AIX、HP-UX、Linux、および Solaris 上でネイティブに実

行できます。

多くの顧客が複数プラットフォームをサポートしています。 たとえば、サーバー製品を UNIX 上でインストールし、

Siebel Web クライアント(モバイル Web クライアント)、Siebel Tools、Siebel 管理サーバーなど、Windows上でのみ実行するクライアント製品またはサーバー製品のインストールも必要なことがあります。 詳しくは、74ページの「Siebel インストールメディアの内容」を参照してください。

複数プラットフォームをサポートする場合(Windows とサポートされる UNIX プラットフォームのいずれかな

ど)、Siebel イメージ作成時に次の方法の 1 つ以上を使用します。

� 1 つのプラットフォーム上で複数プラットフォームの Siebel イメージを 1 つ作成します。Samba などのクロ

スプラットフォームネットワークツールを使用して、イメージを作成したプラットフォーム以外のプラット

フォームから Siebel イメージにアクセスできるようにします。

たとえば、Windows 上で Image Creator を実行し、Windows プラットフォームと適用可能なすべての

UNIX プラットフォームおよび適用可能なプラットフォーム用のすべての製品を含めます。Image Creator を実行する前に、すべての JAR ファイルが 1 つの場所にあることを確認します。UNIX マシン(この例の場合)に

製品をインストールするには、Windows ベースの Siebel イメージファイルにアクセスできる必要があります。

一般的にはこの方法をお勧めします。すべての製品とプラットフォームが 1つのイメージに統合されるためです。

� プラットフォームにインストールする製品を含めた個別のSiebelイメージをプラットフォームごとに作成します。

たとえば、Windows 上で Image Creator を実行し、Windows プラットフォームと Windows にインストー

ルする製品のみを含めます。これとは別に Solaris 上で Image Creator を実行し、Solaris プラットフォーム

と Solaris にインストールする製品のみを含めます。

Image Creator を実行する前に、適用可能なプラットフォーム用のすべての JAR ファイルが 1 つの場所にあ

ることを確認します。製品(この例の場合)をインストールするには、プラットフォームにすでに Siebel イメージファイルがあるため、このファイルへのアクセスにクロスプラットフォームツールは必要ありません。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.180

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ネットワークでのネットワークでのネットワークでのネットワークでの Siebel インストールイメージの作成インストールイメージの作成インストールイメージの作成インストールイメージの作成 � Siebel インストールイメージの作成準備

Image Creator ユーティリティ実行の要件ユーティリティ実行の要件ユーティリティ実行の要件ユーティリティ実行の要件

このトピックは、77 ページの「Siebel インストールイメージの作成準備」の一部です。

選択したプラットフォームで Image Creator を実行する前に、次の要件を考慮してください。

� ZIP ファイルからすべての JAR ファイルを抽出したことを確認します。

� 製品の JAR ファイルと Image Creator ユーティリティファイルを同じディレクトリに配置します。 このディ

レクトリは、77 ページの「Siebel メディアファイルおよび Siebel イメージの場所の決定」で説明されている

JAR ファイルディレクトリです。

Siebel 製品を表す少なくとも 1 つの JAR ファイルが、Image Creator を実行する、JAR ファイルディレクト

リと呼ばれるディレクトリに存在する必要があります。 この配置によって、ユーティリティは作成するイメージ

の Siebel バージョンを決定できます。

同じバージョンのすべての製品の JAR ファイルを同じディレクトリ(JAR ファイルディレクトリ)内に配置す

ることをお勧めします。必要に応じて、Image Creator の実行中に指定した 1 つ以上の他のディレクトリに一

部の JAR ファイルを配置することもできます。

� Siebel Image Creator ユーティリティには次のファイルが含まれています。これらのファイルはユーティリ

ティを実行する JAR ファイルディレクトリ内に存在する必要があります。これらのファイルは、変更しないで

ください。

� ユーティリティを実行するプラットフォーム用の Image Creator 実行可能プログラム

� imagecreator.jar

� media.inf

� siebel.ini

� Image Creator は、GUI モードまたはコンソールモードのいずれかのモードで実行できます。

� Image Creator の実行中に[取消]をクリックしたときは、Image Creator を再実行する必要があります。 詳しくは、86 ページの「Siebel イメージ作成のトラブルシューティング」を参照してください。

� Image Creator セッションが完了するまでしばらく時間がかかります。ファイルが抽出またはコピーされてい

る間は、[取消]をクリックして Image Creator セッションを取り消すことはできません。Siebel イメージの

作成を開始する前に、選択が正しいことを確認してください。

� イメージの作成に失敗して回復する場合など、必要に応じて Image Creator のセッション中に既存のイメー

ジファイルを上書きできます。 詳しくは、86 ページの「Siebel イメージ作成のトラブルシューティング」を参

照してください。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1 81

Page 82: Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイド - …...Microsoft Windows用用用Siebelインストールガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次

ネットワークでのネットワークでのネットワークでのネットワークでの Siebel インストールイメージの作成インストールイメージの作成インストールイメージの作成インストールイメージの作成 � Siebel インストールイメージの作成

Siebel インストールイメージの作成インストールイメージの作成インストールイメージの作成インストールイメージの作成Siebel Image Creator ユーティリティを使用して、Siebel インストールイメージを 74 ページの「Siebel インス

トールメディアの内容」で説明されている Siebel メディアにより配布されるすべての Siebel 製品のネットワーク

上に作成します。

このトピックの手順では、Image Creator ユーティリティを実行した新しい Siebel イメージの作成、または既存

の Siebel イメージへの製品または言語の追加について説明します。既存のイメージに製品または言語を追加する場

合、いくつかの手順は適用されません。

Image Creator は、次のトピックで説明しているように、GUI モードまたはコンソールモードのいずれかのモー

ドで実行できます。

Image Creator の手順については、次のいずれかを参照してください。

� 82 ページの「GUI モードでの Siebel Image Creator の実行」

� 85 ページの「コンソールモードでの Siebel Image Creator の実行」

86 ページの「Siebel イメージ作成のトラブルシューティング」も参照してください。

GUI モードでのモードでのモードでのモードでの Siebel Image Creator の実行の実行の実行の実行

このトピックは、82 ページの「Siebel インストールイメージの作成」の一部です。

このトピックでは、GUI モードでの Siebel Image Creator の実行方法について説明します。85 ページの「コン

ソールモードでの Siebel Image Creator の実行」も参照してください。

Siebel インストールイメージを作成するにはインストールイメージを作成するにはインストールイメージを作成するにはインストールイメージを作成するには

1 73 ページの「Siebel インストールメディアファイルの取得」および 74 ページの「Siebel インストールメディ

アの内容」に示される情報を確認します。

2 77 ページの「Siebel インストールイメージの作成準備」に説明されている問題を確認します。特に、Siebel メディアファイルを配置する場所と Siebel イメージを作成する場所を決定します。

3 73 ページの「Siebel インストールメディアファイルの取得」に説明されているように、Siebel メディア ZIPファイルを取得します。 ダウンロードでは、ダウンロードしたファイルのチェックサム値を公開値と照合して検

証します。次に、ZIP ファイルから JAR ファイルを抽出します。

4 Siebel Image Creator ユーティリティを実行するサーバーにログオンします。

5 Siebel メディア JAR ファイルおよび Image Creator ユーティリティとその関連ファイルを配置したディレク

トリに移動します。 たとえば、D:¥Siebel_Install_Image¥JAR_8.1.1.0(Windows の場合)または /export/home/Siebel_Install_Image/JAR_8.1.1.0(UNIX の場合)などのディレクトリに移動します。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.182

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ネットワークでのネットワークでのネットワークでのネットワークでの Siebel インストールイメージの作成インストールイメージの作成インストールイメージの作成インストールイメージの作成 � Siebel インストールイメージの作成

6 JAR ファイルディレクトリから Image Creator ユーティリティを実行します。

� Windows 上で、Windows_ImageCreator.exe を実行します。

� UNIX プラットフォームで UNIX_OS_ImageCreator を実行します。ここで、UNIX_OS は、AIX、

HPUX、Linux、または Solaris となります。

備考:備考:備考:備考: Siebel Image Creator セッションで既存のファイルに上書きする必要がある場合は、コマンドライン

から -args Overwrite=yesオプションを使用してユーティリティを実行します(デフォルトの動作は、

Overwrite=noを使用するのと同じです)。86 ページの「Siebel イメージ作成のトラブルシューティング」も

参照してください。

ユーティリティに[Siebel Image Creator ユーティリティの InstallShield ウィザードへようこそ]という

メッセージが表示されます。

7 [次へ]をクリックして続行します。

8 新しいイメージを作成(または製品を既存のイメージに追加)するか、既存のイメージに言語を追加するかを指

定します。[次へ]をクリックします。

9 イメージを作成するディレクトリを指定します。 たとえば、D:¥Siebel_Install_Image などのディレクトリ

に移動します。ディレクトリ(絶対パスである必要があります)を入力するか、[参照]をクリックしてディレ

クトリを指定できます。[次へ]をクリックします。

Siebel イメージのディレクトリ作成に関するガイドラインについては、77 ページの「Siebel インストールイ

メージの作成準備」を参照してください。

10 該当する場合は、Siebel イメージのバージョンを指定します。

イメージのバージョンは、Image Creator を実行しているディレクトリにある Siebel 製品の 1 つまたは複数

の Siebel メディア JAR ファイルから自動的に取得されます(複数のバージョンを表す JAR ファイルが存在す

る場合は、適用するいずれかのバージョンを指定できます)。

バージョンにより、イメージが作成または追加されるバージョンに固有のサブディレクトリ(8.1.1.0 など)

が決定します。

製品を既存のイメージに追加する場合は、84 ページのステップ 12 に進みます。

言語を既存のイメージに追加する場合は、84 ページのステップ 14 に進みます。

11 このネットワークイメージのアプリケーションタイプを確認します。 画面には、Siebel Industry Applications(SIA)(垂直アプリケーション)または Siebel Business Applications(SBA)(水平アプリ

ケーション)が表示されます。

アプリケーションタイプについては、73 ページの「Siebel インストールメディアファイルの取得」を参照して

ください。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1 83

Page 84: Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイド - …...Microsoft Windows用用用Siebelインストールガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次

ネットワークでのネットワークでのネットワークでのネットワークでの Siebel インストールイメージの作成インストールイメージの作成インストールイメージの作成インストールイメージの作成 � Siebel インストールイメージの作成

12 1 つまたは複数のプラットフォームを指定して、バージョン固有の Siebel イメージを含めます。 Windows、AIX、HP-UX、Linux、および Solaris を指定できます。[次へ]をクリックします。

イメージに含めるプラットフォームは 1 つ以上指定できます。通常、1 つまたは複数の Siebel 製品を実装する

ために必要な、すべてのプラットフォームを含めます。プラットフォームと製品は、後でイメージに追加できま

す。80 ページの「Siebel イメージディレクトリ作成時のクロスプラットフォームの問題」も参照してください。

Siebel メディアの内容については、74 ページの「Siebel インストールメディアの内容」を参照してください。

13 バージョン固有の Siebel イメージに含める製品を指定します。[次へ]をクリックします。

各製品は、それぞれのチェックボックスをクリックして選択できます。 表示される製品の一覧は、73 ページの

「Siebel インストールメディアファイルの取得」で説明しているアプリケーションタイプに適用されます。 一覧

表示された製品は、サードパーティ製品を含む、クライアントおよびサーバー製品のスーパーセットを表しま

す。これらの製品は、このバージョンの Image Creator により適用可能なすべてのプラットフォームでサ

ポートされています。

イメージには、84 ページのステップ 12 で指定したプラットフォームのうち、適用可能な各プラットフォーム

に対して選択した製品が含まれます。一部の製品は、特定のプラットフォームには適用されません。 たとえば、

Siebel Tools は Windows にのみ適用されます。

Siebel メディアの内容については、74 ページの「Siebel インストールメディアの内容」を参照してください。

14 Siebel イメージに含めるすべての言語を指定します。選択に基づいて Siebel インストールイメージの作成を

開始する準備が整ったら、[次へ]をクリックします。

言語は、適用される場合、選択した製品または既存の製品ごとに含まれます。言語は、Siebel 暗号化または

サードパーティ製品などの一部の製品には適用されません。Siebel Tools および ENU の言語パックについて

は、74 ページの「Siebel インストールメディアの内容」を参照してください。

備考:備考:備考:備考: 製品を既存のイメージに追加する場合は、これらの製品を正常にインストールできるようにするため、

以前イメージに含めたすべての言語を指定する必要があります。

これで、Image Creator により現在のディレクトリにあるすべての Siebel メディア JAR ファイルが処理さ

れ、83 ページのステップ 9 で指定したディレクトリの、バージョン固有の Siebel イメージのサブディレクト

リに選択したすべての製品および言語が含まれます。Image Creator に、現在の処理状況が表示されます。

� 現在のディレクトリに、選択に一致するすべての Siebel メディア JAR ファイルが見つかった場合は、

Image Creator により Siebel イメージの作成または Siebel イメージへの追加が完了します。85 ページ

のステップ 16 に進んでください。

� 現在のディレクトリに、選択に一致する 1 つまたは複数の JAR ファイルが見つからなかった場合は、ユー

ティリティにより次のファイルの場所を要求するメッセージが表示されます。85 ページのステップ 15 に

進んでください。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.184

Page 85: Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイド - …...Microsoft Windows用用用Siebelインストールガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次

ネットワークでのネットワークでのネットワークでのネットワークでの Siebel インストールイメージの作成インストールイメージの作成インストールイメージの作成インストールイメージの作成 � Siebel インストールイメージの作成

15 Image Creator が選択に一致する JAR ファイルを検出できなかった場合は、表示された Siebel メディア

JAR ファイルの場所を指定します。ディレクトリ(絶対パスである必要があります)を入力するか、[参照]を

クリックしてディレクトリを指定できます。[次へ]をクリックします。

たとえば、バージョン 8.1.1 のイメージで、Windows プラットフォーム、および Visual Mining NetChartsベースの Siebel Charts 製品を選択しても、Image Creator ではファイル

SBA_8.1.1.0_Base_Windows_Visual_Mining_Netcharts_Server.jar が検出されなかったとします。こ

の場合、このファイルの場所を指定して、[次へ]をクリックします。ここでファイルが見つかった場合、処理

され表示される製品はイメージに含まれます。

新のメディア JAR ファイルを持っていない場合は、作業を続行する前に Oracle から必要な Siebel メディア

を取得することが必要になることがあります。JAR ファイルを指定されているディレクトリに配置してから、[次

へ]をクリックします。現在のディレクトリに、選択に一致する残りのすべての Siebel メディアファイルが見つ

かった場合は、Image Creator により Siebel イメージの作成または Siebel イメージへの追加が完了します。

今回イメージに含める現在のメディアファイルに表示されている製品または言語が、不要であると判断した場合

は、もう一度[次へ]をクリックします。ファイルをスキップする(スキップ)か、別のディレクトリでファイ

ルを検索(選択)するように指示するメッセージが表示されます。JAR ファイルがない場合は、Image Creator を後で再度実行してスキップした項目を追加する必要があります。86 ページの「Siebel イメージ作成

のトラブルシューティング」も参照してください。

16 Siebel イメージにすべての製品または言語を追加またはスキップしたら、Image Creator には Siebel イメー

ジが正常に作成されたことが表示されます。 [完了]をクリックします。

コンソールモードでのコンソールモードでのコンソールモードでのコンソールモードでの Siebel Image Creator の実行の実行の実行の実行

このトピックは、82 ページの「Siebel インストールイメージの作成」の一部です。

このトピックでは、コンソールモードでの Siebel Image Creator の実行方法について説明します。82 ページの

「GUI モードでの Siebel Image Creator の実行」も参照してください。

コンソールモードでコンソールモードでコンソールモードでコンソールモードで Siebel Image Creator を実行するにはを実行するにはを実行するにはを実行するには

1 73 ページの「Siebel インストールメディアファイルの取得」および 74 ページの「Siebel インストールメディ

アの内容」に示される情報を確認します。

2 77 ページの「Siebel インストールイメージの作成準備」に説明されている問題を確認します。特に、Siebel メディアファイルを配置する場所と Siebel イメージを作成する場所を決定します。

3 73 ページの「Siebel インストールメディアファイルの取得」に説明されているように、Siebel メディア ZIPファイルを取得します。 ダウンロードでは、ダウンロードしたファイルのチェックサム値を公開値と照合して検

証します。次に、ZIP ファイルから JAR ファイルを抽出します。

4 Siebel Image Creator ユーティリティを実行するサーバーにログオンします。

5 DOS プロンプトから、Siebel メディア JAR ファイルおよび Image Creator ユーティリティとその関連ファ

イルを配置したディレクトリに移動します。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1 85

Page 86: Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイド - …...Microsoft Windows用用用Siebelインストールガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次

ネットワークでのネットワークでのネットワークでのネットワークでの Siebel インストールイメージの作成インストールイメージの作成インストールイメージの作成インストールイメージの作成 � Siebel イメージ作成のトラブルシューティング

6 次のコマンドを実行します。

Windows_ImageCreator.exe -is:javaconsole -console

Image Creator のコンソールモードのユーザーインターフェイスが表示されます。各プロンプトについては、

82 ページの「GUI モードでの Siebel Image Creator の実行」を参照してください。

備考:備考:備考:備考: Siebel Image Creator セッションで既存のファイルに上書きする必要がある場合は、-args

Overwrite=yesオプションをつけます。 コマンドの等記号(=)の前後にスペースは入れません(デフォルト

の動作は、Overwrite=noを使用するのと同じです)。86 ページの「Siebel イメージ作成のトラブルシュー

ティング」も参照してください。

Siebel イメージ作成のトラブルシューティングイメージ作成のトラブルシューティングイメージ作成のトラブルシューティングイメージ作成のトラブルシューティングImage Creator を実行すると、ユーティリティにより Siebel イメージの作成時に処理される JAR ファイルの完全

性が検証されます。したがって、事前に JAR ファイルを検証する必要はありません。

なんらかの理由で JAR ファイルが無効な場合は、Image Creator によりこの影響に対するメッセージが表示され

ます。イメージの内容を含めるため、JAR ファイルの新しいコピーを取得して、Image Creator を再実行します。

次の場合にも、Image Creator を再実行する必要があります。

Image Creator を実行して正常にイメージを作成したときに、イメージのファイルに JAR ファイルに含まれてい

た対応するファイルのタイムスタンプと同じタイムスタンプがある場合。

Image Creator の再実行時に、デフォルトで同じまたは新しいタイムスタンプのあるファイルが置き換えられない

場合。同じまたは新しいタイムスタンプのあるファイルを強制的に置き換えるには、コマンドラインで Image Creator を実行し、パラメータ設定 Overwrite=yesを使用します。詳しくは、82 ページの「GUI モードでの

Siebel Image Creator の実行」または 85 ページの「コンソールモードでの Siebel Image Creator の実行」を参

照してください。

ヒント:ヒント:ヒント:ヒント: Overwrite=yesオプションを使用して Image Creator を実行すると、選択したすべてのプラット

フォーム、製品、および言語を含む Siebel イメージが再度作成されます。Image Creator のログファイルは、完

全に抽出されなかった製品を特定する場合に便利です。すべての項目を再度選択して既存のイメージ上のすべての

ファイルを上書きするのではなく、問題を解決する必要がある項目だけを選択します。

次の場合にも、Image Creator を再実行する必要があります。

� 誤って Siebel イメージ全体またはその一部を削除した場合。

� JAR ファイルが無効だったため、新しいバージョンの JAR ファイルを取得した場合。

� Image Creator セッション中に見つからなかった JAR ファイルをスキップしたため、この見つからなかった

JAR ファイルを取得した場合。

� [取消]をクリックして Image Creator セッションを終了した場合(JAR ファイルを処理する前、または JARファイルの場所を指定するように要求するメッセージが表示されたときに[取消]をクリックできます。

Image Creator が JAR ファイルを処理している間は、[取消]をクリックすることはできません)。

� 電源異常、または他の障害により Image Creator セッションが終了した場合(この場合、コマンドラインで

Image Creator を実行し、パラメータ設定 Overwrite=yesを使用します)。

ヒント:ヒント:ヒント:ヒント: 適用可能なバージョンの Siebel イメージのプラットフォーム、製品、および言語を記録します。Image Creator を再実行する必要がある場合は、Siebel イメージを完了させる必要のあるオプションを再度選択します。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.186

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ネットワークでのネットワークでのネットワークでのネットワークでの Siebel インストールイメージの作成インストールイメージの作成インストールイメージの作成インストールイメージの作成 � Siebel イメージ作成のトラブルシューティング

Image Creator のログのログのログのログImage Creator は、log.txt ファイルに処理の詳細を記録します。このログファイルは Siebel イメージに指定し

た 上位ディレクトリに作成されます(D:¥Siebel_Install_Image など)。このログファイルを確認して、

Siebel イメージの作成時に問題が発生した箇所を識別できます。

� Image Creator は、各 JAR ファイルが正常に抽出されると、次のようなメッセージをログ出力します(JARファイルの一部のみが抽出された場合、このメッセージは出力されません)。

SBA_8.1.1.0_Base_Windows_Siebel_Enterprise_Server.jarを抽出しました

� JAR ファイルがスキップされた場合、Image Creator は次のようなメッセージをログ出力します。

JAR_file_nameはスキップされました - Siebel Image Creatorを再度実行し、product_nameをネッ

トワークイメージに追加してください。すべてのイメージファイルを使用できるようにします。

インストーラのエラーとインストーラのエラーとインストーラのエラーとインストーラのエラーと Siebel イメージイメージイメージイメージSiebel イメージがすべてのアプリケーション製品に対して正しく作成されたことを確認してください。ただし、イ

ンストールのエラーは Siebel イメージの問題を示していることがあります。Siebel 製品のインストーラの実行時

に、見つからないか破損したファイルに関するエラーが返された場合、Overwrite=yesを使用して、もう一度

Image Creator を実行する必要があります。 インストール要件とトラブルシューティングについては、特定の

Siebel モジュールインストールに関する章を参照してください。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1 87

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ネットワークでのネットワークでのネットワークでのネットワークでの Siebel インストールイメージの作成インストールイメージの作成インストールイメージの作成インストールイメージの作成 � Siebel イメージ作成のトラブルシューティング

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.188

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5 Siebel Enterprise Server とととと関連コンポーネントのインストール関連コンポーネントのインストール関連コンポーネントのインストール関連コンポーネントのインストール

この章では、GUI によるインストール方法を使用して、Siebel Enterprise Server をインストールする方法につ

いて説明します。Siebel Gateway Name Server、Siebel Server、Siebel データベース設定ユーティリティ、

および EAI コネクタサポートファイルをインストールするには、Siebel Enterprise Server インストーラを使用

します。Siebel 管理サーバーと Siebel 管理エージェントのインストールについても説明します。

この章では、次のトピックについて説明します。

� 90 ページの「Siebel 展開のサーバーのインストールおよび設定の概要」

� 92 ページの「Siebel 展開のサーバーのインストールおよび設定のプロセス」

� 94 ページの「展開タイプ別のインストールおよび設定方法」

� 97 ページの「Siebel Enterprise Server のインストールおよび設定の要件」

� 105 ページの「複数言語を使用したインストールおよび展開について」

� 111 ページの「Siebel データベースへの接続の設定」

� 112 ページの「Siebel Server マシンのネットワーク接続の確認」

� 114 ページの「Siebel Enterprise Server コンポーネントのインストール」

� 122 ページの「Siebel Enterprise Server のインストールの確認」

� 126 ページの「Siebel FastTrack ウィザードを使用したインストール」

� 128 ページの「Siebel 管理エージェントおよび Siebel 管理サーバーのインストール」

� 135 ページの「Siebel インストーラおよびウィザードのコマンドラインオプション」

Siebel 環境内でのすべての Siebel Enterprise Server コンポーネントの役割については、『Siebel Deployment Planning Guide』、『Siebel システム管理ガイド』、およびその他の該当するマニュアルを参照してください。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1 89

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Siebel Enterprise Server と関連コンポーネントのインストールと関連コンポーネントのインストールと関連コンポーネントのインストールと関連コンポーネントのインストール � Siebel 展開のサーバーのインス

トールおよび設定の概要

Siebel 展開のサーバーのインストールおよび設定の展開のサーバーのインストールおよび設定の展開のサーバーのインストールおよび設定の展開のサーバーのインストールおよび設定の概要概要概要概要このトピックの図では、Siebel Business Applications 展開の主要なサーバー要素をインストールして設定する一

般的なプロセス、および全体的なアーキテクチャを示します。 次の点に注意してください。

� Siebel Gateway Name Server は、各 Siebel Enterprise に 1 回インストールされます。

� Siebel データベース設定ユーティリティは 1 回インストールされます。通常は、 初の Siebel Server イン

ストールとともにインストールされます。

� 通常、各項目を順番にインストールし、その項目に関連する設定タスクを実行できます。または、すべての項目

をインストールしてから各項目を設定できます。 ただし、設定タスクの実行順序に適用される要件がいくつかあ

ります。

� Siebel Gateway Name Server へのアクセスの認証に関連する要件は、インストールおよび設定プロセス全

体に影響を与える場合があります(特に、既存の Siebel データベースがない新しい展開の場合)。 この問題は、

このトピックの図に示すように、インストールおよび設定タスクの順序に影響を与えます。

� 中規模以上の展開に対しては、通常は Siebel Server および Siebel Web Server Extension(SWSE)の複

数のインスタンスがインストールされます。

詳しくは、次のトピックを参照してください。

� 92 ページの「Siebel 展開のサーバーのインストールおよび設定のプロセス」

� 94 ページの「展開タイプ別のインストールおよび設定方法」

� 97 ページの「Siebel Enterprise Server のインストールおよび設定の要件」

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.190

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Siebel Enterprise Server と関連コンポーネントのインストールと関連コンポーネントのインストールと関連コンポーネントのインストールと関連コンポーネントのインストール � Siebel 展開のサーバーのインス

トールおよび設定の概要

簡略化されたインストールおよび設定タスク簡略化されたインストールおよび設定タスク簡略化されたインストールおよび設定タスク簡略化されたインストールおよび設定タスク91 ページの図 1 に、新しい展開など、既存の Siebel データベースがない場合のインストールおよび設定タスクの

簡略化した図を示します。 Siebel Gateway Name Server へのアクセスに使用する認証を提供するために、

Siebel Server を設定する前に Siebel データベースが存在している必要があります。 データベース設定ユーティリ

ティと 初の Siebel Server を、Siebel Gateway Name Server をインストールした同じマシンにインストール

します (この Siebel Server の設定および展開はオプションです)。

91 ページの図 2 に、アップグレードシナリオなど、既存の Siebel データベースがある場合のインストールおよび

設定タスクの簡略化した図を示します。 初にインストールする Siebel Server とともにデータベース設定ユー

ティリティをインストールします。

図 1 Siebel 展開のサーバーのインストールおよび設定: 既存のデータベースが存在しない場合

図 2 Siebel 展開のサーバーのインストールおよび設定: 既存のデータベースが存在する場合

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1 91

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Siebel Enterprise Server と関連コンポーネントのインストールと関連コンポーネントのインストールと関連コンポーネントのインストールと関連コンポーネントのインストール � Siebel 展開のサーバーのインス

トールおよび設定のプロセス

簡略化されたアーキテクチャ簡略化されたアーキテクチャ簡略化されたアーキテクチャ簡略化されたアーキテクチャ92 ページの図 3 に、 初にソフトウェアをインストールおよび設定した後の Siebel 展開のサーバー要素に対する

簡略化したアーキテクチャを示します。 詳しい図については、『Siebel Deployment Planning Guide』を参照し

てください。

Siebel 展開のサーバーのインストールおよび設定の展開のサーバーのインストールおよび設定の展開のサーバーのインストールおよび設定の展開のサーバーのインストールおよび設定のプロセスプロセスプロセスプロセスSiebel Enterprise Server のインストールおよび設定プロセスでは、ここで説明する順序で複数のタスクを実行す

る必要があります。

このプロセスおよび Siebel アーキテクチャの概要については、90 ページの「Siebel 展開のサーバーのインストー

ルおよび設定の概要」を参照してください。

第 2 章「Siebel Business Applications のインストールの準備」も参照してください。『Siebel Deployment Planning Guide』、『Siebel セキュリティガイド』、Oracle Technology Network の「Siebel System Requirements and Supported Platforms」、およびその他の関連マニュアルも参照してください。

1 Siebel Enterprise Server のインストール要件を確認します。 97 ページの「Siebel Enterprise Server のイ

ンストールおよび設定の要件」を参照してください。

2 (本番環境の場合強く推奨)Siebel Gateway Name Server をインストールするサーバーのクラスタ化を設定

します。 詳しくは、『Siebel Deployment Planning Guide』を参照してください。

3 Siebel データベースとの接続を確認します。 111 ページの「Siebel データベースへの接続の設定」を参照して

ください。

図 3 Siebel 展開の簡略化したアーキテクチャ

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.192

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Siebel Enterprise Server と関連コンポーネントのインストールと関連コンポーネントのインストールと関連コンポーネントのインストールと関連コンポーネントのインストール � Siebel 展開のサーバーのインス

トールおよび設定のプロセス

4 Siebel Server ネットワークのアクセスを確認します。 112 ページの「Siebel Server マシンのネットワーク接

続の確認」を参照してください。

5 Siebel Enterprise Server コンポーネントをインストールおよび設定します。

Siebel Enterprise Server のインストールタスクについては、114 ページの「Siebel Enterprise Server コンポーネントのインストール」を参照してください。 Siebel Enterprise Server の設定タスクとインストール

後タスクについては、第 6 章「Siebel Enterprise Server と関連コンポーネントの設定」を参照してください。

インストールおよび設定の具体的な方法と順序は、展開要件によって異なります。 インストールと設定の主なタ

スクは、次のとおりです。

� Siebel Gateway Name Server をインストールします。

� Siebel Gateway Name Server を設定します。

� Siebel Gateway Name Server マシンで Siebel Enterprise を設定します(Gateway Name Server認証の設定も含みます)。

� Siebel Gateway Name Server マシンで Siebel Web Server Extension(SWSE)の論理プロファイ

ルを設定します。

� Siebel Server をインストールします。

� データベース設定ユーティリティを( 初の Siebel Server とともに)インストールします。

� Siebel データベースをインストールします(アップグレード環境または既存の Siebel データベースが存

在するその他の環境の場合には適用されません)。第 7 章「Siebel データベースの設定」を参照してくださ

い。

� Siebel Server を設定します。

備考:備考:備考:備考: Siebel データベースが存在していない場合は、Gateway Name Server マシンにデータベース設

定ユーティリティと Siebel Server をインストールする必要があります (この Siebel Server の設定お

よび展開はオプションです)。 この Siebel Server を含むすべての Siebel Server の設定前に、データ

ベース設定ウィザードを実行して Siebel データベースをインストールする必要があります。 既存の Siebelデータベースがある場合は、別の要件が適用されます。 詳しくは、97 ページの「Siebel Enterprise Server のインストールおよび設定の要件」の Gateway Name Server 認証の情報を参照してください。

� Siebel Web Server Extension(SWSE)をインストールします。第 8 章「Siebel Web Server Extension のインストールと設定」を参照してください。

� SWSE を設定(SWSE 論理プロファイルを適用)します。第 8 章「Siebel Web Server Extension のイ

ンストールと設定」を参照してください。

備考:備考:備考:備考: Siebel 負荷分散を使用する場合は、負荷分散に参加する Siebel Server のインストールおよび設定

後に、負荷分散設定ファイル lbconfig.txt も生成します。 ファイルを SWSE 論理プロファイルのディレク

トリに配置して、論理プロファイルを再適用します。詳しくは、175 ページの「Siebel アプリケーション

の負荷分散の設定」を参照してください。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1 93

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Siebel Enterprise Server と関連コンポーネントのインストールと関連コンポーネントのインストールと関連コンポーネントのインストールと関連コンポーネントのインストール � 展開タイプ別のインストールおよ

び設定方法

展開タイプ別のインストールおよび設定方法展開タイプ別のインストールおよび設定方法展開タイプ別のインストールおよび設定方法展開タイプ別のインストールおよび設定方法Siebel Business Applications ソフトウェアのインストールと設定には、複数の全体的な方法を使用できます。次

のサブトピックの情報を使用して、展開要件に も適した全体的な方法、または方法の組み合わせを判断してくださ

い。

� 94 ページの「小規模から中規模の展開」

� 95 ページの「中規模の展開」

� 96 ページの「大規模な展開」

詳しくは、90 ページの「Siebel 展開のサーバーのインストールおよび設定の概要」および他の関連トピックを参照

してください。

小規模から中規模の展開小規模から中規模の展開小規模から中規模の展開小規模から中規模の展開

このトピックは、94 ページの「展開タイプ別のインストールおよび設定方法」の一部です。

小規模から中規模の展開では、次のようなことが必要になる場合があります。テストまたはデモ用の展開など、小規

模の展開では、サーバーベースの Siebel ソフトウェアをすべて同じマシンにインストールする必要がある場合があ

ります。

データベースインスタンスを作成していること(Siebel データベースがない場合)、および Web サーバーをインス

トールしていることを確認します。 Siebel データベースは、Siebel Enterprise Server、および Siebel Web Server Extension(SWSE)を実行している Web サーバーと同じマシン上にある場合もあれば、別のマシン上に

ある場合もあります。

このシナリオでは、Siebel Enterprise Server コンポーネントと Siebel Web Server Extension(SWSE)を

Web サーバーと同じマシンにインストールします。Siebel Enterprise Server コンポーネントには、Siebel Gateway Name Server、Siebel Server、データベース設定ユーティリティ、および EAI コネクタがあります。

Siebel Enterprise Server インストーラと SWSE インストーラを使用して、これらの製品をインストールします。

インストール後、設定ウィザードが自動的に起動されるため、インストールしたコンポーネントを設定できます。必

要に応じて、設定を取り消して、設定ウィザードタスクを後で実行することもできます。 まず Siebel Gateway Name Server を設定してから、Siebel Enterprise、SWSE 論理プロファイルの順に設定します (SWSE のイン

ストール後、物理的な SWSE を設定します)。

Siebel データベースがない場合は、データベース設定ウィザードを起動して、Siebel データベースをデータベース

インスタンスにインストールするタスクを実行します。 この作業は、Siebel Server の設定前に実行してください。

自動的に起動される Siebel サーバー設定ウィザードは取り消してください。

Siebel データベースのインストール後、ウィザードを起動して Siebel Server を設定します。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.194

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Siebel Enterprise Server と関連コンポーネントのインストールと関連コンポーネントのインストールと関連コンポーネントのインストールと関連コンポーネントのインストール � 展開タイプ別のインストールおよ

び設定方法

Siebel Enterprise Server コンポーネントをインストールした Web サーバーマシンに、SWSE をインストール

し、SWSE 論理プロファイルを適用します。

備考:備考:備考:備考: Microsoft Windows の場合のみ、FastTrack ウィザードを使用して、Siebel Business Applications コ

ンポーネント(Siebel Enterprise Server と SWSE)の 初のインストールおよび設定タスクを実行することも

できます。FastTrack ウィザードの使用方法については、126 ページの「Siebel FastTrack ウィザードを使用した

インストール」を参照してください。

中規模の展開中規模の展開中規模の展開中規模の展開

このトピックは、94 ページの「展開タイプ別のインストールおよび設定方法」の一部です。

中規模の展開が必要な場合があります。すべての Siebel Enterprise Server コンポーネントを同じマシンにイン

ストールすることが必要な場合もあります。Siebel Enterprise Server コンポーネントには、Siebel Gateway Name Server、Siebel Server、データベース設定ユーティリティ、および EAI コネクタがあります

データベースインスタンスを作成していること(Siebel データベースがない場合)、および Web サーバーをインス

トールしていることを確認します。 Siebel データベースは、Siebel Enterprise Server ソフトウェアを実行して

いるマシンとは異なるマシン上にあると想定されています。

このシナリオでは、すべての Siebel Enterprise Server コンポーネントを同じマシンにインストールしますが、

Web サーバーと Siebel Web Server Extension(SWSE)は異なるマシンにインストールします。

Siebel Enterprise Server インストーラと SWSE インストーラを使用して、これらの製品をインストールします。

GUI モードまたはコンソールモードでインストールするか、自動インストールを使用することもできます (自動イ

ンストールについては、96 ページの「大規模な展開」を参照してください)。

GUI インストール後、設定ウィザードが自動的に起動されるため、インストールしたコンポーネントを設定できま

す。必要に応じて、設定を取り消して、設定ウィザードタスクを後で実行することもできます。 まず Siebel Gateway Name Server を設定してから、Siebel Enterprise、SWSE 論理プロファイルの順に設定します

(SWSE のインストール後、物理的な SWSE を設定します)。

備考:備考:備考:備考: コンソールモードでインストールする場合は、インストール後に設定ウィザードが起動されないように、

siebel.ini ファイルを変更する必要があります。インストール後に設定ウィザードを手動で起動します。301 ペー

ジの「コンソールモードインストール用の siebel.ini ファイルの編集」も参照してください。

Siebel データベースがない場合は、データベース設定ウィザードを起動して、Siebel データベースをデータベース

インスタンスにインストールするタスクを実行します。 この作業は、Siebel Server の設定前に実行してください。

自動的に起動される Siebel サーバー設定ウィザードは取り消してください。

Siebel データベースのインストール後、ウィザードを起動して Siebel Server を設定します。

Web サーバーマシンに SWSE をインストールし、SWSE 論理プロファイルを適用します。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1 95

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Siebel Enterprise Server と関連コンポーネントのインストールと関連コンポーネントのインストールと関連コンポーネントのインストールと関連コンポーネントのインストール � 展開タイプ別のインストールおよ

び設定方法

大規模な展開大規模な展開大規模な展開大規模な展開

このトピックは、94 ページの「展開タイプ別のインストールおよび設定方法」の一部です。

比較的大規模な展開が必要な場合があります。複数のサーバーを使用して、Siebel Enterprise Server コンポーネ

ントを展開する必要がある場合もあります。Siebel Enterprise Server コンポーネントには、Siebel Gateway Name Server、Siebel Server、データベース設定ユーティリティ、および EAI コネクタがあります

多数のユーザーまたは複数の Siebel アプリケーションをサポートする必要があり、複数のサーバーを使用できる場

合、通常は、Siebel Server とは別のマシンに Siebel Gateway Name Server をインストールします。 通常、大

規模な展開では、異なるマシンで複数の Siebel Server が実行されている必要もあります。各 Siebel Server は、

特定のアプリケーションまたはアプリケーションのセットを実行するように設定できます。 または、負荷分散への参

加のために複数の Siebel Server を同様に設定することもできます。 初のインストールおよび設定タスクを完了

してから、追加の Siebel Server をインストールおよび設定します。

データベースインスタンスを作成していること(Siebel データベースがない場合)、および Web サーバーをインス

トールしていることを確認します。 Siebel データベースと Web サーバーは、Siebel Enterprise Server ソフト

ウェアを実行しているマシンとは異なるマシン上にあると想定されています。

Siebel Enterprise Server インストーラを使用して、Enterprise Server コンポーネントをインストールします。

初の Siebel Server とともにデータベース設定ユーティリティをインストールします。 新しい展開の場合、これ

らを両方とも Siebel Gateway Name Server をインストールした同じマシンにインストールする必要があります (この Siebel Server の設定および展開はオプションです)。Siebel データベース自体は、Siebel Enterprise Server ソフトウェアとは異なるマシン上にあります。

GUI モードまたはコンソールモードでインストールするか、自動インストールを使用することもできます。

GUI インストール後、設定ウィザードが自動的に起動されるため、すべての Siebel Enterprise Server コンポー

ネントを設定できます。必要に応じて、設定を取り消して、設定ウィザードタスクを後で実行することもできます。

この場合、まず Siebel Gateway Name Server を設定してから、Siebel Enterprise、SWSE 論理プロファイル

の順に設定します。

備考:備考:備考:備考: コンソールモードでインストールする場合は、インストール後に設定ウィザードが起動されないように、

siebel.ini ファイルを変更する必要があります。インストール後に設定ウィザードを手動で起動します。301 ペー

ジの「コンソールモードインストール用の siebel.ini ファイルの編集」も参照してください。

Siebel データベースがない場合は、データベース設定ウィザードを起動して、Siebel データベースをデータベース

インスタンスにインストールするタスクを実行します。 この作業は、Siebel Server の設定前に実行してください。

自動的に起動される Siebel サーバー設定ウィザードは取り消してください。

Siebel データベースのインストール後、ウィザードを起動して Siebel Server を設定します。

Web サーバーマシンに Siebel Web Server Extension(SWSE)をインストールし、SWSE 論理プロファイル

を適用します。

Siebel ソフトウェアを効率的にインストールおよび設定するのに役立つオプションは、次のとおりです。

� GUI モードまたはコンソールモードのインストールに代わる方法として、自動インストールを実行することも

できます。 詳しくは、第 12 章「自動モードまたはコンソールモードでのインストールと設定」を参照してくださ

い。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.196

Page 97: Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイド - …...Microsoft Windows用用用Siebelインストールガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次

Siebel Enterprise Server と関連コンポーネントのインストールと関連コンポーネントのインストールと関連コンポーネントのインストールと関連コンポーネントのインストール � Siebel Enterprise Server のイ

ンストールおよび設定の要件

� インストールタスクと設定タスクを分けることもできます。基本的な展開条件を決定した後、Siebel Business Applications を もよく理解している管理者の管理下でインストールを実行できます。このような

専門の管理者は、Siebel 設定ウィザードのすべてのタスクを実行できます。

� オフライン設定を実行できます。オフライン設定では、インストールされた各コンポーネントを個別に手動で設

定する場合に比べて、時間の節約、柔軟性の向上、およびエラーの低減が可能です。オフライン設定では、設定

ウィザードを実行モードで実行するための応答ファイルが準備されます(自動設定)。すべてのインストール

モードで、自動設定が自動的に起動されるように設定できます。

Siebel Enterprise Server のインストールのインストールのインストールのインストールおよび設定の要件および設定の要件および設定の要件および設定の要件Siebel Enterprise Server をインストールおよび設定する前に、次の各トピックの要件とガイドラインを確認して

ください。

� 97 ページの「Siebel Enterprise Server のインストールおよび設定の一般的な要件」

� 101 ページの「Siebel Gateway Name Server のインストールおよび設定の要件」

� 102 ページの「Siebel Server のインストールおよび設定の要件」

� 104 ページの「Siebel EAI コネクタのインストール要件」

Siebel データベースに固有の要件については、第 7 章「Siebel データベースの設定」を参照してください。

Siebel Enterprise Server のインストールおよび設定の一般的なのインストールおよび設定の一般的なのインストールおよび設定の一般的なのインストールおよび設定の一般的な要件要件要件要件

このトピックは、97 ページの「Siebel Enterprise Server のインストールおよび設定の要件」の一部です。

Siebel Enterprise Server コンポーネントをインストールおよび設定する前に、このトピックの情報を確認してく

ださい。個別のコンポーネントに関するトピックも参照してください。

� Oracle Technology Network の「Siebel System Requirements and Supported Platforms」を確認し

ます。 My Oracle Support で、該当するアラート、掲示、その他のドキュメントも確認します。

� 第 2 章「Siebel Business Applications のインストールの準備」を確認します。

� Siebel Enterprise Server ソフトウェアをインストールするすべてのマシンが、Oracle Technology Network の「Siebel System Requirements and Supported Platforms」で詳しく説明されているハード

ウェアとソフトウェアの要件を満たしている必要があります。 Siebel Enterprise Server インストーラでは、

Siebel ソフトウェアのインストールに必要なソフトウェアが必要なバージョンレベルで整っていることを確認

できます。

� 通常、インストールする Siebel Enterprise Server ソフトウェアに必要なサードパーティ製品をすべてイン

ストールしておく必要があります。Siebel ソフトウェアのインストール後にインストールできる製品もありま

す。このような製品については、Oracle Technology Network の「Siebel System Requirements and Supported Platforms」に示します。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1 97

Page 98: Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイド - …...Microsoft Windows用用用Siebelインストールガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次

Siebel Enterprise Server と関連コンポーネントのインストールと関連コンポーネントのインストールと関連コンポーネントのインストールと関連コンポーネントのインストール � Siebel Enterprise Server のイ

ンストールおよび設定の要件

� 必要なすべての製品を含む Siebel インストールイメージを作成しておく必要があります。 また、Siebel インス

トーラを実行するユーザーまたは siebel.ini ファイルを変更するユーザーに、Siebel イメージのあるネット

ワークディレクトリに必要な権限がある必要があります。Siebel インストールイメージの作成方法については、

第 4 章「ネットワークでの Siebel インストールイメージの作成」を参照してください。

FastTrack ウィザードを使用して Siebel Enterprise Server と Siebel Web Server Extension を同じサー

バーマシンにインストールするには、ウィザードを実行しているユーザーに、Siebel_Enterprise_Serverディレクトリおよび Siebel_Web_Server_Extension ディレクトリの書き込み権限が必要です。 詳しくは、

126 ページの「Siebel FastTrack ウィザードを使用したインストール」を参照してください。

� Siebel Gateway Name Server や Siebel Server など、Siebel Enterprise Server の複数のコンポーネン

トを同じマシンにインストールする場合は、共通のルートディレクトリ(C:¥sba81 など)にインストールさ

れます。

� インストールディレクトリは、23 ページの「Siebel の展開計画の一般的な注意事項」のファイルとディレクト

リの命名に関するトピックで説明されている要件を満たしている必要があります。

� Siebel Gateway Name Server または Siebel Server をクラスタ化する場合は、シングルポイント障害を回

避できるように設定するため、クラスタ化または冗長ディスクアレイ(RAID)の使用を計画します。 このト

ピックについては、『Siebel Deployment Planning Guide』を参照してください。

� Siebel Enterprise Server ソフトウェアをサポートする各マシンには、Siebel Enterprise Server の一部で

あるマシン、または Siebel Enterprise Server と連携するマシンへの TCP/IP ネットワーク接続が必要です。

たとえば、Siebel Gateway Name Server マシンには、すべての Siebel Server マシンへの接続が必要で

す。pingユーティリティを使用して、そのようなすべてのマシンの接続を確認します。 詳しくは、112 ページ

の「Siebel Server マシンのネットワーク接続の確認」を参照してください。

� Siebel Gateway Name Server をサポートするサーバーのネットワーク名と、すべての Siebel Server が、

付録 A「展開計画ワークシート」に記録されていることを確認します。この情報は、Siebel Server を設定する

ときに必要になります。

� このマニュアルで説明されている Siebel 製品で Secure Sockets Layers(SSL)を使用する場合、ソフト

ウェアをインストールおよび設定する前に、該当するすべての情報を確認する必要があります。詳しくは、

『Siebel セキュリティガイド』を参照してください。

� Siebel Enterprise Server(および Siebel Web Server Extension)の SSL を設定する準備ができて

いない場合、SSL を設定する準備が完全にできるまでインストールまたは設定を延期するか、これらのコ

ンポーネントを SSL なしで設定し、SSL を使用するように後で再設定できます。

� Siebel 管理エージェントおよび管理サーバーの SSL を設定する準備ができていない場合は、SSL を設定

する準備が完全にできるまで、これらのコンポーネントのインストールまたは設定を延期することを強くお

勧めします。128 ページの「Siebel 管理エージェントおよび Siebel 管理サーバーのインストール」および

183 ページの「Siebel 管理エージェントおよび Siebel 管理サーバーの設定」を参照してください。

� 28 ページの「Siebel インストーラおよびウィザードに必要な一時ディスクスペースの管理」に説明されている

問題を確認します。たとえば、十分なディスクスペースがあることを確認します。

� インストールする各 Siebel Enterprise Server 製品(Siebel Server など)に対して、 初のインストール

で含まれなかったオプションを後で追加することはできません。 たとえば、[標準]インストールタイプを使用

して製品をインストールした場合、[カスタム]インストールタイプを使用してインストールした場合にのみ含

まれるオプションを後で追加することはできません。 これらのオプションを含めるには、その製品をアンインス

トールしてから再インストールする必要があります。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.198

Page 99: Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイド - …...Microsoft Windows用用用Siebelインストールガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次

Siebel Enterprise Server と関連コンポーネントのインストールと関連コンポーネントのインストールと関連コンポーネントのインストールと関連コンポーネントのインストール � Siebel Enterprise Server のイ

ンストールおよび設定の要件

� パッチリリースの適用後に、追加の Siebel Enterprise Server コンポーネントをインストールのルートディ

レクトリにインストールすることはできません。 たとえば、Siebel Server がインストール済みの同じシステム

に EAI コネクタを以前にインストールしていない場合は、パッチリリース(バージョン 8.1.1.x 修正パックな

ど)のインストール後に EAI コネクタを追加することはできません。

このような場合は、パッチをアンインストールし、必要に応じて追加製品をインストールした後で、すべての製

品にパッチを再適用する必要があります。 パッチのアンインストールについては、My Oracle Support の「Siebel Maintenance Release Guide」を参照してください。パッチを適用した後は、ルートディレクトリ

への言語の追加インストールは可能ですが、後でパッチを再適用する必要があります。

アンインストールについては、第 14 章「Siebel Business Applications のアンインストール」を参照してくだ

さい。

� 必要と予想される言語をすべてインストールおよび展開することをお勧めします。 既存のインストールに言語を

追加することもできます。Siebel 展開に新しい言語を展開および実装するには、追加の手順が必要になります。

次のトピックを含む、関連するトピックをすべて参照してください。

� 17 ページの「Siebel リリースのインストールについて」

� 26 ページの「RDBMS のインストールおよび設定の計画」

� 74 ページの「Siebel インストールメディアの内容」

� 105 ページの「複数言語を使用したインストールおよび展開について」

� 152 ページの「設定タスクの実行」

� 173 ページの「インストールおよび設定後の Siebel Server コンポーネントの実行準備」

� Siebel Enterprise Server コンポーネントを設定する前に、Siebel File System を作成しておく必要があり

ます。Siebel File System は、35 ページの「Siebel File System の作成」で説明されているすべての基準を

満たしている必要があります。

� Siebel Self-Service Applications を展開するには、Siebel データベース、Siebel Enterprise Server ソ

フトウェア、Siebel Web Server Extension(SWSE)など、Siebel Business Applications の展開が機能

している必要があります。 詳しくは、Siebel Self-Service Applications の展開、開発および管理に関するマ

ニュアルを参照してください。 特に、『Siebel Self-Service Application Deployment Guide』を参照して

ください。

� Siebel Business Applications をインストールする前に、インストールプロセスと設定プロセス、および該当

する要件について、説明されている情報を確認します。

Siebel 設定ウィザードは、インストール後に自動的に起動されますが、ウィザードを取り消して後で設定する

こともできます。 バージョン 8.0 以降のリリースでは、以前のリリースに比べて Siebel ソフトウェアの設定フ

レームワークにおける柔軟性が向上しています。 ただし、顧客はインストールおよび設定プロセス全体が正常に

行われるように慎重に管理する必要があります。

詳しくは、次のトピックを参照してください。

� 90 ページの「Siebel 展開のサーバーのインストールおよび設定の概要」

� 92 ページの「Siebel 展開のサーバーのインストールおよび設定のプロセス」

� 94 ページの「展開タイプ別のインストールおよび設定方法」

� 137 ページの「Siebel Enterprise Server と関連コンポーネントの設定について」

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1 99

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Siebel Enterprise Server と関連コンポーネントのインストールと関連コンポーネントのインストールと関連コンポーネントのインストールと関連コンポーネントのインストール � Siebel Enterprise Server のイ

ンストールおよび設定の要件

Siebel Gateway Name Server 認証の要件認証の要件認証の要件認証の要件Siebel Enterprise Server ソフトウェアをインストールする前に、Siebel Gateway Name Server へのアクセ

スに使用する認証に関連する要件を確認します。 認証は、Siebel 設定ウィザードまたは Siebel Server Managerを使用したアクセスに適用されます。 次の点に注意してください。

� (Siebel Gateway Name Server のインストールおよび設定後) 初に Siebel Enterprise を設定するとき、

認証設定を指定する Gateway Name Server に設定を適用します。 Gateway Name Server 認証では

Siebel セキュリティアダプタが使用されます。詳しくは、『Siebel セキュリティガイド』を参照してください。

� デフォルトの Gateway Name Server 認証方法はデータベース認証です。 LDAP、ADSI、またはカスタムの

方法もサポートされていますが、有効にするには追加の設定が必要です。 初の Siebel Server 設定にはデー

タベース認証を使用する必要があります。

� 既存の Siebel データベースが存在していない場合は、Gateway Name Server をインストールした同じマシ

ンに、Siebel Server のインスタンスと Siebel データベース設定ユーティリティをインストールする必要があ

ります (3 つのオプションをすべて選択して同時にインストールできます)。 その後、データベース設定ウィ

ザードを起動して Siebel データベースをインストールする必要があります。 この作業は、Siebel Server を設

定する前に実行する必要があります。 このシナリオの概略図については、 を参照してください。

備考:備考:備考:備考: インストール後、Siebel サーバー設定ウィザードが自動的に起動します。 初の Siebel Server の場合

は、このウィザードを取り消して、データベース設定ウィザードを起動して Siebel データベースをインストー

ルできるようにします。 その後、必要に応じてこの Siebel Server を設定および展開します。 または、この

Siebel Server の設定をスキップして、代わりに 1 つ以上の他のマシンに Siebel Server をインストールし、

設定することもできます。

� アップグレードシナリオの場合のように、Siebel データベースがすでにある場合は、Siebel Server を設定す

る前に Siebel データベースをインストールする必要はありません。 このシナリオでは、Siebel Server 設定前

の Siebel データベースのインストール、または Gateway Name Server マシンへの Siebel Server とデー

タベース設定ユーティリティのインストールは必要はありません。 このシナリオの概略図については、91 ペー

ジの図 2 を参照してください。

� Siebel Enterprise の設定後、Gateway Name Server 認証を必要とする後続の設定ウィザードタスクを実行

するユーザー、または Server Manager を使用するユーザーは、使用している認証方法に有効な Siebel 管理

者ユーザー資格証明を入力する必要があります。

Gateway Name Server 認証の対象となる設定ウィザードタスクには、Siebel Server の設定、(初期設定後

の)Siebel Enterprise の設定、Siebel Enterprise の変更、および既存の Enterprise または Siebel Server の削除があります。

Server Manager の使用については、『Siebel システム管理ガイド』を参照してください。

� 認証設定を Gateway Name Server に適用するとき、これらの設定は gateway.cfg ファイルに書き込まれま

す。このファイルは、Gateway Name Server インストールの bin サブディレクトリにあります。 このファイ

ルに格納されるセキュリティアダプタ設定データは、Siebel Enterprise に適用される設定に対応します。こ

の設定は、Gateway Name Server 自体(siebns.dat ファイル)に格納されています。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1100

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Siebel Enterprise Server と関連コンポーネントのインストールと関連コンポーネントのインストールと関連コンポーネントのインストールと関連コンポーネントのインストール � Siebel Enterprise Server のイ

ンストールおよび設定の要件

� Gateway Name Server に LDAP、ADSI、またはカスタムの認証方法を使用する場合は、Siebel Enterprise の作成または変更に使用する設定ウィザードタスクの一部としてこの方法を設定できます。 ただし、

ウィザードでセキュリティアダプタの設定は行われますが、(Enterprise または Gateway Name Server に

対する)有効化は行われません。

認証方法を有効にするには、Gateway Name Server 上の gateway.cfg ファイルを編集し、セクション

[InfraSecMgr]にある SecAdptMode および SecAdptName パラメータに適切な値を指定します。 『Siebel セキュリティガイド』で説明されている値と同様の値を使用します。 このファイルの編集後、

Gateway Name Server を再起動します。 このシナリオでは、 初の Siebel Server の初期設定後にこれら

の設定変更を実行します。

� gateway.cfg ファイルのその他のパラメータは、次のとおりです。

� NSAdminRole。デフォルトで Siebel 管理者に設定されます。 このパラメータでは、Gateway Name Server へのアクセスに必要な役割が定義されます。

� EnableAuditTrail。デフォルトで TRUE に設定されます。 TRUE に設定されている場合、ログイン操作、

書き込み、変更、削除など、Gateway Name Server へのほとんどのアクセスがログに記録されます(単

純な読み取りは記録されません)。 FALSE の場合は、失敗したログインのみがログに記録されます。 監査証

跡はファイル nameserver_audit.log に記録されます。このファイルは、Gateway Name Server イン

ストールディレクトリの bin サブディレクトリにあります。

� 2 番目の Siebel Enterprise を同じ Siebel Gateway Name Server に設定する場合は、プロンプトが表示さ

れたときに、認証設定を Gateway Name Server に適用するオプションをオンにしないでください。 オンにす

ると、既存の設定が上書きされます。

Siebel Gateway Name Server のインストールおよび設定の要件のインストールおよび設定の要件のインストールおよび設定の要件のインストールおよび設定の要件

このトピックは、97 ページの「Siebel Enterprise Server のインストールおよび設定の要件」の一部です。

Siebel Gateway Name Server をインストールおよび設定する前に、このトピックの情報を確認してください。

97 ページの「Siebel Enterprise Server のインストールおよび設定の一般的な要件」も参照してください。

� 各 Siebel Enterprise に、Siebel Gateway Name Server を 1 回インストールします。必要に応じて、複数

の Siebel Enterprise を単一の Siebel Gateway Name Server によってサポートできます。同じマシンに同

じバージョンの Siebel Gateway Name Server の複数のインスタンスをインストールすることはサポートさ

れていません。

詳しくは、30 ページの「Siebel Business Applications の複数のインスタンスのインストール」を参照してく

ださい。 My Oracle Support の「477770.1」(ドキュメント ID)も参照してください。このドキュメント

は、以前は「Siebel Technical Note 531」として発行されていました。

� Siebel Gateway Name Server はデフォルトでポート 2320 を使用します。必要に応じて、Siebel Gateway Name Server を実行しているマシンの、使用されていないポート番号をどれでも(ただし、

32767 以下)選択できます。ポート番号 2321 は、SCBroker(Siebel Connection Broker)コンポーネン

ト、またはサーバーですでに使用されている他のポートのデフォルトポート番号であるため、使用しないでくだ

さい。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1 101

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Siebel Enterprise Server と関連コンポーネントのインストールと関連コンポーネントのインストールと関連コンポーネントのインストールと関連コンポーネントのインストール � Siebel Enterprise Server のイ

ンストールおよび設定の要件

Siebel Server のインストールおよび設定の要件のインストールおよび設定の要件のインストールおよび設定の要件のインストールおよび設定の要件

このトピックは、97 ページの「Siebel Enterprise Server のインストールおよび設定の要件」の一部です。

Siebel Server をインストールおよび設定する前に、このトピックの情報を確認してください。97 ページの

「Siebel Enterprise Server のインストールおよび設定の一般的な要件」も参照してください。

� Siebel Server をライブモードで設定するには、Siebel Gateway Name Server をインストールおよび実行

し、Siebel Enterprise を設定する必要があります。

� Siebel Gateway Name Server をインストールした後、Siebel Enterprise を設定するようにプロンプトが

表示されます。オペレーティングシステムプラットフォームに関係なく、同じ Siebel Enterprise の一部とし

てインストールする Siebel Server はすべて、同じ Siebel データベースに接続する必要があります。ほとん

どの展開では、このデータベースに接続する Siebel Server はすべて、同じ Siebel Enterprise に属します。

追加でインストールおよび設定する Siebel Server は、Siebel Enterprise からパラメータを継承します。

Siebel サーバー設定ウィザードを使用して、各 Siebel Server を設定します。

� Siebel Server ごとに Siebel サーバー設定ウィザードを実行する場合、すべてのコンポーネントグループが表

示されるため、このサーバーに必要なコンポーネントグループを有効にする必要があります。Siebel Serverの設定中にコンポーネントグループを有効にしなかった場合は、インストール後に Server Manager を使用し

て手動で有効化することができます。

コンポーネントグループおよび Server Manager の使用方法については、『Siebel システム管理ガイド』を参

照してください。173 ページの「インストールおよび設定後の Siebel Server コンポーネントの実行準備」も参

照してください。

� Siebel Server ソフトウェアは、各マシンに 1 回だけインストールする必要があります。 テストまたは開発の

目的でのみ、Siebel サーバー設定ウィザードを使用して、Siebel Server がすでにインストールおよび設定さ

れている単一マシン上で追加の Siebel Server を設定できます。 詳しくは、180 ページの「既存の Siebel Enterprise Server 内での追加 Siebel Server のインストール」を参照してください。

� ビジネス要件に応じて、1 つまたは複数の Siebel Enterprise Server を展開できます。 複数の Siebel Enterprise Server の展開については、『Siebel Deployment Planning Guide』を参照してください。 My Oracle Support の「477770.1」(ドキュメント ID)も参照してください。このドキュメントは、以前は

「Siebel Technical Note 531」として発行されていました。

備考:備考:備考:備考: 非常に大規模な展開のような特殊な場合では、1 つの Siebel データベースで複数の Siebel Enterpriseをサポートできます。このような展開は、慎重に計画する必要があります。 詳しくは、My Oracle Support の

「477829.1」(ドキュメント ID)を参照してください。このドキュメントは、以前は「Siebel Technical Note 544」として発行されていました。

Siebel Gateway Name Server とととと Siebel Server のクラスタ化のクラスタ化のクラスタ化のクラスタ化サーバーをクラスタの一部として作成する場合、Siebel Gateway Name Server と Siebel Server を別々のリ

ソースグループにインストールおよび設定することを強くお勧めします。 クラスタ化については、『Siebel Deployment Planning Guide』を参照してください。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1102

Page 103: Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイド - …...Microsoft Windows用用用Siebelインストールガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次

Siebel Enterprise Server と関連コンポーネントのインストールと関連コンポーネントのインストールと関連コンポーネントのインストールと関連コンポーネントのインストール � Siebel Enterprise Server のイ

ンストールおよび設定の要件

言語とロケールの要件言語とロケールの要件言語とロケールの要件言語とロケールの要件Siebel Server を展開するマシンに、適切なロケールがインストールされていることを確認します。Siebel のログ

ファイルと設定ファイルでは、バイトオーダーマーク(BOM)付きの UTF-8 をデフォルトのエンコードとして使

用します。 これらのファイルに ASCII 以外の文字が含まれている場合は、正しく表示して編集するために UTF-8 ロ

ケールが必須となります。

サポートされているロケールについては、Oracle Technology Network の「Siebel System Requirements and Supported Platforms」を参照してください。

日付と時刻の表示方式は、ロケールによって異なります。 詳しくは、『Siebel Global Deployment Guide』を参照

してください。

Siebel Server への複数の言語パックのインストールのガイドラインへの複数の言語パックのインストールのガイドラインへの複数の言語パックのインストールのガイドラインへの複数の言語パックのインストールのガイドラインSiebel Server に Siebel Business Applications の複数の言語バージョンをインストールする場合は、次の設定

ガイドラインを確認します。

� Siebel Server のインストールおよび設定時に、複数の言語を含めることができます。 設定ウィザードで展開す

ることを選択したインストール済み言語ごとに、言語固有の Application Object Manager(AOM)コンポー

ネントが作成されます。 複数言語展開のシナリオについては、105 ページの「複数言語を使用したインストール

および展開について」および関連トピックを参照してください。『Siebel Global Deployment Guide』も参照

してください。

� Siebel Gateway Name Server または Siebel Server に複数の言語がインストールされている場合は、プラ

イマリ(基本)言語を指定するように求めるメッセージが表示されます。 プライマリ(基本)言語はサーバーを

実行する言語で、通常はこの言語によってメッセージが表示されます。 起動するサーバーの言語を変更する場合

は、この設定を変更する必要があります。

既存のインストールシステムへの新規既存のインストールシステムへの新規既存のインストールシステムへの新規既存のインストールシステムへの新規 Siebel Enterprise コンポーネントの追加コンポーネントの追加コンポーネントの追加コンポーネントの追加同じマシンの既存のインストールに新しい Siebel Enterprise Server 製品を追加する場合(以前に Siebel Gateway Name Server をインストールしたマシンに Siebel Server を追加する場合など)、インストールする言

語を指定する必要はありません。新しい製品は、以前にインストールした同じ言語でインストールされます。

すべての Siebel Enterprise Server コンポーネントが同じルートディレクトリ(ディレクトリ C:¥sba81 など)

を共有するため、インストールに追加するパッチリリースと新しい言語を後でインストールするときには、インス

トーラはそれらのコンポーネントを 1 つの製品として扱います。

インストールディレクトリにパッチを適用した後で新しい製品を追加することはできません。その場合は、Siebel Enterprise Server ソフトウェアをアンインストールして、必要な製品とともに再インストールするか、別のマシ

ンに Siebel Enterprise Server ソフトウェアの新しいインスタンスをインストールします。次に、該当するパッ

チリリースをインストールします。

備考:備考:備考:備考: すべての Siebel Enterprise Server コンポーネントは、同じリリースおよびパッチレベルにする必要があ

ります。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1 103

Page 104: Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイド - …...Microsoft Windows用用用Siebelインストールガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次

Siebel Enterprise Server と関連コンポーネントのインストールと関連コンポーネントのインストールと関連コンポーネントのインストールと関連コンポーネントのインストール � Siebel Enterprise Server のイ

ンストールおよび設定の要件

Search 製品製品製品製品Siebel Server マシンは、ローカルにインストールされた検索サーバーを使用して検索を実行するように設定でき

ます。検索実行タスクを処理するようにリモート検索サーバーをポイントすることもできます。

備考:備考:備考:備考: Search 製品のインストールに固有のガイドラインと要件については、『Siebel Search 管理ガイド』を参照

してください。

データベースの要件データベースの要件データベースの要件データベースの要件データベース管理者が、サイトで使用する RDBMS をインストールし、Siebel データベースインスタンスを作成し

ていること、およびすべてのデータベース接続要件を満たしていることを確認します。詳しくは、第 3 章「RDBMSの設定」を参照してください。111 ページの「Siebel データベースへの接続の設定」も参照してください。

使用する RDBMS は、Siebel Server にインストールしたものと同じ言語とコードページをサポートしている必要

があります。 Siebel Server および RDBMS の両方でサポートされているコードページと言語については、Oracle Technology Network の「Siebel System Requirements and Supported Platforms」を参照してください。

サードパーティ製ソフトウェアの要件サードパーティ製ソフトウェアの要件サードパーティ製ソフトウェアの要件サードパーティ製ソフトウェアの要件すべての必要なサードパーティ製ソフトウェアの適切なバージョンがすでにインストールされていることを確認しま

す。ソフトウェアがインストールされていなければ、必要なソフトウェアコンポーネントのプロンプトが表示されま

す。 詳しくは、Oracle Technology Network の「Siebel System Requirements and Supported Platforms」を参照してください。

一時ディスクスペース一時ディスクスペース一時ディスクスペース一時ディスクスペース28 ページの「Siebel インストーラおよびウィザードに必要な一時ディスクスペースの管理」に説明されている問題

を確認します。たとえば、十分なディスクスペースがあることを確認します。

Siebel EAI コネクタのインストール要件コネクタのインストール要件コネクタのインストール要件コネクタのインストール要件

このトピックは、97 ページの「Siebel Enterprise Server のインストールおよび設定の要件」の一部です。

EAI コネクタサポートファイルをインストールする前に、このトピックの情報を確認します。97 ページの「Siebel Enterprise Server のインストールおよび設定の一般的な要件」も参照してください。

EAI コネクタのサポートされているプラットフォームについては、Oracle Technology Network の「Siebel System Requirements and Supported Platforms」を参照してください。

Siebel EAI コネクタソフトウェアの設定および使用方法については、『Siebel Connector for SAP R/3』など、

該当するコネクタのマニュアルを参照してください。

備考:備考:備考:備考: Siebel Connector for SAP R/3 は Siebel Server インストールで使用でき、EAI コネクタをインストール

する必要はありません。 詳しくは、『Siebel Connector for SAP R/3』を参照してください。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1104

Page 105: Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイド - …...Microsoft Windows用用用Siebelインストールガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次

Siebel Enterprise Server と関連コンポーネントのインストールと関連コンポーネントのインストールと関連コンポーネントのインストールと関連コンポーネントのインストール � 複数言語を使用したインストール

および展開について

複数言語を使用したインストールおよび展開について複数言語を使用したインストールおよび展開について複数言語を使用したインストールおよび展開について複数言語を使用したインストールおよび展開についてSiebel Business Applications のインストールおよび設定の一部として、複数の Siebel 言語パックをインストー

ルおよび展開できます。 このトピックでは、複数の言語パックを使用してソフトウェアを展開する 3 つのシナリオに

ついて説明し、各方法の要件および影響をいくつか示します。 複数言語展開を計画する際にこの情報を考慮してくだ

さい。

このトピックとそのサブトピックで説明するタスクの多くに関する詳細情報は、このマニュアルの複数の項で説明さ

れています。 97 ページの「Siebel Enterprise Server のインストールおよび設定の一般的な要件」およびその他の

関連トピックも参照してください。

現在のリリースでサポートされている言語パックについては、Oracle Technology Network の「Siebel System Requirements and Supported Platforms」を参照してください。 『Siebel Global Deployment Guide』、

『Siebel システム管理ガイド』、およびその他の該当するマニュアルも参照してください。

備考:備考:備考:備考: 各物理サーバーに、同じ言語ファイルセットをインストールすることをお勧めします。 このようにすると、物

理サーバー間の互換性を 大限確保できるようになるため、継続的な要件に合わせてシステムを容易に再設定できま

す。 Oracle では、単一の Siebel Enterprise で使用されている各物理サーバーに、同じ言語ファイルセットがイン

ストールされている設定のみがテストされます。

Siebel Enterprise Server インストールとともに複数の言語を含める場合は、サーバーメッセージおよびログ記録

に使用するプライマリ言語として 1 つの言語を指定します。 通常は、同じプライマリ言語が Siebel データベースに

も使用されます。この設定はデータベースインストール後は変更できません。

Siebel Server および Siebel Web Server Extension(SWSE)の各インストール済みインスタンスを設定する

とき、展開する言語をインストール済み言語の中から指定します。 インストール済み言語のサブセットを展開するこ

とが可能です。 特定のサーバー上で展開する言語は、そのサーバーの使用方法に依存します。

� 各 Siebel Server で、展開している言語のセットによって、Application Object Manager(AOM)など、

そのサーバー上に作成される言語固有のコンポーネントが決まります。 企業でインストールしているすべての言

語を展開し、必要に応じて、AOM を必要としない特定言語について AOM を無効にすることをお勧めします。 Siebel Server 設定タスクについては、第 6 章「Siebel Enterprise Server と関連コンポーネントの設定」を

参照してください。

� SWSE の各インスタンスで、接続元の AOM に必要なすべての言語のスーパーセットを展開する必要がありま

す。 企業でインストールしているすべての言語を展開することをお勧めします。 SWSE 設定タスクについては、

第 8 章「Siebel Web Server Extension のインストールと設定」を参照してください。

ソフトウェアのインストールおよび設定タスクに加えて、Siebel データベースのプライマリ言語以外のインストー

ル済み言語に対して、データベース設定ウィザードを使用して次の操作を実行する必要があります。 これらのタスク

は、Siebel データベースのインストール後に実行します。 これらのタスクについては、第 7 章「Siebel データベー

スの設定」を参照してください。

� Siebel データベースへの言語(シードデータを含む)の追加。 このタスクは、インストールするプライマリ以

外の各言語に対して 1 回実行します。

� Siebel データベースへのレポジトリのインポート。 このタスクは、インストールするプライマリ以外の各言語

に対して 1 回実行します。

� MLOV(複数言語変数リスト)変換ユーティリティの実行。 このタスクは、複数言語のインストール後に 1 回実

行し、1 つ以上の言語の追加後に再度実行します。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1 105

Page 106: Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイド - …...Microsoft Windows用用用Siebelインストールガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次

Siebel Enterprise Server と関連コンポーネントのインストールと関連コンポーネントのインストールと関連コンポーネントのインストールと関連コンポーネントのインストール � 複数言語を使用したインストール

および展開について

通常、Siebel データベースのインストール前または Siebel データベースへの言語の追加前、あるいは Siebel 設定

ウィザードの実行前に、使用可能な 新のパッチリリース(バージョン 8.1.1.x 修正パックリリースなど)をイン

ストールすることをお勧めします。

備考:備考:備考:備考: バージョン 8.1.1 基本リリース後にサポートが提供されていて、バージョン 8.1.1.x 修正パックリリースな

どの 小パッチリリースレベルを必要とする言語パックについては、特定のインストールタスクおよび要件が適用さ

れる場合があります。 詳しくは、該当する My Oracle Support の「Siebel Maintenance Release Guide」を参

照してください。 現在のリリースでサポートされている言語パックについては、Oracle Technology Network の

「Siebel System Requirements and Supported Platforms」を参照してください。

パッチリリースなど、Siebel リリースのタイプについては、17 ページの「Siebel リリースのインストールについ

て」も参照してください。

新しいインストールに言語を含める、または以前にインストールされていない言語を追加するには、言語が Siebelネットワークイメージに存在している必要があります。 必要な場合は、Siebel Image Creator ユーティリティを

使用して、該当する各ネットワークイメージに言語を追加する必要があります。 バージョン 8.1.1 基本リリースお

よび該当するパッチリリースに対してこれを実行してください。 詳しくは、第 4 章「ネットワークでの Siebel イン

ストールイメージの作成」を参照してください。

Siebel 言語パックが提供されていない言語を使用するように Siebel アプリケーションをローカライズする場合は、

『Siebel Global Deployment Guide』の提供されていない言語のローカライズに関するトピックも参照してくだ

さい。

複数の Siebel 言語パックのインストールおよび展開については、次のシナリオを考慮してください。

� 必要なすべての言語を必要なすべての言語を必要なすべての言語を必要なすべての言語を 1 回でインストールおよび展開する方法回でインストールおよび展開する方法回でインストールおよび展開する方法回でインストールおよび展開する方法: Siebel Business Applications バージョン

8.1 で提供されている言語をインストールおよび展開して、後で他の言語を展開する計画がない顧客を対象とし

ています。 このオプションは も簡単ですが、段階的な言語展開には適さない場合があります。

このシナリオについては、107 ページの「必要なすべての言語を 1 回でインストールおよび展開する方法」を参

照してください。

� 必要なすべての言語をインストールして一部の言語を後で展開する方法必要なすべての言語をインストールして一部の言語を後で展開する方法必要なすべての言語をインストールして一部の言語を後で展開する方法必要なすべての言語をインストールして一部の言語を後で展開する方法: Siebel Business Applications バー

ジョン 8.1 で提供されている言語をインストールおよび展開し、後でいくつかのインストール済み言語を展開

する計画がある顧客を対象としています。 このオプションは、一部の段階的な言語展開に適している場合があり

ます。

このシナリオについては、108 ページの「必要なすべての言語をインストールして一部の言語を後で展開する方

法」を参照してください。

� 既存の展開に追加言語をインストールおよび展開する方法既存の展開に追加言語をインストールおよび展開する方法既存の展開に追加言語をインストールおよび展開する方法既存の展開に追加言語をインストールおよび展開する方法: Siebel Business Applications バージョン 8.1で提供されている言語をインストールおよび展開して、後で追加の言語をインストールおよび展開する計画があ

る顧客を対象としています。 このオプションは、一部の段階的な言語展開に適している場合があります。

変化するビジネスニーズに合わせていつでも言語をインストールできます。 ただし、言語の展開は、Siebel ソフトウェアを 初にインストールおよび設定するときに言語を含めるとより簡単になります。

このシナリオについては、109 ページの「追加言語のインストールおよび展開」を参照してください。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1106

Page 107: Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイド - …...Microsoft Windows用用用Siebelインストールガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次

Siebel Enterprise Server と関連コンポーネントのインストールと関連コンポーネントのインストールと関連コンポーネントのインストールと関連コンポーネントのインストール � 複数言語を使用したインストール

および展開について

必要なすべての言語を必要なすべての言語を必要なすべての言語を必要なすべての言語を 1 回でインストールおよび展開する方法回でインストールおよび展開する方法回でインストールおよび展開する方法回でインストールおよび展開する方法

このトピックは、105 ページの「複数言語を使用したインストールおよび展開について」の一部です。

このシナリオは、Siebel Business Applications(バージョン 8.1.1)の現在のリリースで提供されている言語

パックを展開して、企業で必要とするすべての言語パックを 初のインストールおよび設定時にインストールする顧

客を対象としています。

特定のサーバーですべてのインストール済み言語を展開せずに、後でこのサーバーで追加の言語を展開する場合は、

108 ページの「必要なすべての言語をインストールして一部の言語を後で展開する方法」の手順を実行する必要があ

ります。

現在のリリースで提供されている複数の言語を展開するには現在のリリースで提供されている複数の言語を展開するには現在のリリースで提供されている複数の言語を展開するには現在のリリースで提供されている複数の言語を展開するには

1 企業で必要とするすべての言語とともに、Siebel Enterprise Server ソフトウェアをすべてのサーバーにイン

ストールします。

2 該当するパッチリリースが使用できる場合は、Siebel 展開のすべてのコンポーネントにインストールします。

3 Siebel Gateway Name Server を設定し、Siebel Enterprise を設定します。 SWSE 論理プロファイルも設

定します。

4 Siebel データベースをインストールします。 このタスクによって、プライマリ言語のシードデータが Siebelデータベースにインストールされます。

備考:備考:備考:備考: Siebel Gateway Name Server 認証、およびインストールと設定順序に関連する要件については、97ページの「Siebel Enterprise Server のインストールおよび設定の一般的な要件」を参照してください。

5 Siebel サーバー設定ウィザードを使用して、各 Siebel Server を設定します。

Siebel Server 設定時に、すべてのインストール済み言語を展開することを指定します。

6 企業で必要とするすべての言語とともに、SWSE ソフトウェアをすべての Web サーバーにインストールしま

す。

7 SWSE 設定ウィザードを使用して、各 SWSE を設定します。

SWSE 設定時に、すべてのインストール済み言語を展開することを指定します。

8 初めて展開する追加の各インストール済み(プライマリ以外の)言語について、その言語を Siebel データベー

スに追加し、Siebel レポジトリをインポートします。 また、MLOV 変換ユーティリティを(1 回)実行します。

9 追加の該当するパッチリリースが使用できるようになった時点で、Siebel 展開のすべてのコンポーネントにイ

ンストールします。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1 107

Page 108: Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイド - …...Microsoft Windows用用用Siebelインストールガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次

Siebel Enterprise Server と関連コンポーネントのインストールと関連コンポーネントのインストールと関連コンポーネントのインストールと関連コンポーネントのインストール � 複数言語を使用したインストール

および展開について

必要なすべての言語をインストールして一部の言語を後で展開する方法必要なすべての言語をインストールして一部の言語を後で展開する方法必要なすべての言語をインストールして一部の言語を後で展開する方法必要なすべての言語をインストールして一部の言語を後で展開する方法

このトピックは、105 ページの「複数言語を使用したインストールおよび展開について」の一部です。

このシナリオは、Siebel Business Applications(バージョン 8.1.1)の現在のリリースで提供されている言語

パックを展開し、後でいくつかの言語パックを Siebel Server または SWSE の特定のインスタンスで展開する計

画がある顧客を対象としています。

このシナリオでは、必要なすべての言語を 初のインストールで含めていると想定しています。 後で追加の言語をイ

ンストールする場合は、109 ページの「追加言語のインストールおよび展開」を参照してください。

このシナリオには、目的の結果を得ることができるバリエーションが 2 つあります。 各オプションを確認して、状況

に も適した方法を決定してください。 一部のタスクについては、107 ページの「必要なすべての言語を 1 回でイン

ストールおよび展開する方法」を参照してください。

複数の言語を現在および後で展開する方法(オプション複数の言語を現在および後で展開する方法(オプション複数の言語を現在および後で展開する方法(オプション複数の言語を現在および後で展開する方法(オプション 1:::: 推奨)推奨)推奨)推奨)

1 107 ページの「必要なすべての言語を 1 回でインストールおよび展開する方法」で説明しているタスクを実行し

てください。

� 現在および後で展開するすべての言語をインストールします。

� 各 Siebel Server および SWSE を設定するときに、すべてのインストール済み言語を展開することを指定

します。

2 各 Siebel Server について、まだ必要ない言語固有の Application Object Manager コンポーネントを無効

にします。

3 追加のインストール済み言語を展開する準備が整ったら、以前に無効にした言語固有の AOM を再び有効化しま

す。

4 初めて展開する追加の各インストール済み(プライマリ以外の)言語について、その言語を Siebel データベー

スに追加し、Siebel レポジトリをインポートします。 また、MLOV 変換ユーティリティを(1 回)実行します。

5 該当するパッチリリースが使用できるようになった時点で、Siebel 展開のすべてのコンポーネントにインス

トールします。

複数の言語を現在および後で展開する方法(オプション複数の言語を現在および後で展開する方法(オプション複数の言語を現在および後で展開する方法(オプション複数の言語を現在および後で展開する方法(オプション 2))))

1 107 ページの「必要なすべての言語を 1 回でインストールおよび展開する方法」で説明しているタスクを実行し

てください。

� 現在および後で展開するすべての言語をインストールします。

� 各 Siebel Server または SWSE を設定するときに、必要に応じて、インストール済み言語のサブセットの

みを展開することを指定します。

2 該当するパッチリリースが使用できる場合は、Siebel 展開のすべてのコンポーネントにインストールします。

3 追加のインストール済み言語を展開する準備が整ったら、追加言語をインストール済みの各 Siebel Server に対して次の処理を実行します。

a Siebel サーバー設定ウィザードを起動します。

b ウィザードタスク[Siebel Server の言語サポートの追加]を実行します。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1108

Page 109: Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイド - …...Microsoft Windows用用用Siebelインストールガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次

Siebel Enterprise Server と関連コンポーネントのインストールと関連コンポーネントのインストールと関連コンポーネントのインストールと関連コンポーネントのインストール � 複数言語を使用したインストール

および展開について

c [導入する言語]画面で、展開する追加言語を指定します。

d 設定を実行します。

4 追加言語をインストール済みの各 SWSE に対して次の処理を実行します。

a SWSE 設定ウィザードを起動します。

b ウィザードタスク[SWSE 設定の言語サポートの追加]を実行します。

c [導入する言語]画面で、展開する追加言語を指定します。

d 設定を実行します。

5 初めて展開する追加の各インストール済み(プライマリ以外の)言語について、その言語を Siebel データベー

スに追加し、Siebel レポジトリをインポートします。 また、MLOV 変換ユーティリティを(1 回)実行します。

6 追加の該当するパッチリリースが使用できるようになった時点で、Siebel 展開のすべてのコンポーネントにイ

ンストールします。

追加言語のインストールおよび展開追加言語のインストールおよび展開追加言語のインストールおよび展開追加言語のインストールおよび展開

このトピックは、105 ページの「複数言語を使用したインストールおよび展開について」の一部です。

このシナリオは、以前にインストールおよび展開していない追加の言語パックが必要であると判断した顧客を対象と

しています。

このトピックでは、既存の Siebel 展開および既存の物理リソース割り当てへの新しい言語パックの追加について説

明します。 拡張言語サポートの一部として、新しい言語パックを含める新しいサーバーにコンポーネントをインス

トールする場合もあります。

既存のインストールに対して、ベースインストーラを再度実行して、以前にインストールしていない言語パックで、

必要で使用可能かつサポートされている言語パックを追加できます。 インストーラによって、既存のインストールお

よびインストール済み言語が検出され、新しい言語パックを追加できるようになります。

Siebel インストーラおよび設定ウィザードの実行に関する要件とその他の情報については、このマニュアルの該当

する章およびトピックを参照してください。

備考:備考:備考:備考: 既存のインストールに言語を追加するシナリオでは、Siebel データベースのプライマリ言語は、Siebel デー

タベースをインストールしたときにすでに決定されています。 新しい Siebel データベースでプライマリ言語として

機能するすべての言語を、前述の言語展開シナリオの 1 つで説明したように、バージョン 8.1.1 基本インストール

に含める必要があります。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1 109

Page 110: Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイド - …...Microsoft Windows用用用Siebelインストールガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次

Siebel Enterprise Server と関連コンポーネントのインストールと関連コンポーネントのインストールと関連コンポーネントのインストールと関連コンポーネントのインストール � 複数言語を使用したインストール

および展開について

既存の物理リソース割り当てに新しい言語パックを追加するには既存の物理リソース割り当てに新しい言語パックを追加するには既存の物理リソース割り当てに新しい言語パックを追加するには既存の物理リソース割り当てに新しい言語パックを追加するには

1 107 ページの「必要なすべての言語を 1 回でインストールおよび展開する方法」または 108 ページの「必要なす

べての言語をインストールして一部の言語を後で展開する方法」で説明しているタスクを実行します。

2 必要となり、インストールを計画している追加の新しい言語が、Siebel ネットワークイメージに含まれている

ことを確認します。

3 追加の言語をインストールおよび展開する準備が整ったら、Siebel 製品のコンポーネントがインストールされ

ている各物理サーバー上でインストーラプログラムを実行します。

1 つ以上の言語を既存のインストールに追加することを指定します。 また、言語を追加する場所、および追加す

る言語を指定します。

Siebel クライアントおよび Siebel Tools クライアントインストーラの場合、言語を追加するタスクで明示的

なオプションは使用できません。 ただし、既存のインストールを選択した場合は、このインストールに追加する

言語を指定できます。

4 該当するパッチリリースが使用できる場合は、Siebel 展開のすべてのコンポーネントにインストールします。

5 追加のインストール済み言語を展開する準備が整ったら、追加言語をインストール済みの各 Siebel Server に対して次の処理を実行します。

a Siebel サーバー設定ウィザードを起動します。

b ウィザードタスク[Siebel Server の言語サポートの追加]を選択します。

c [導入する言語]画面で、展開する追加言語を指定します。

d 設定を実行します。

6 追加言語をインストール済みの各 SWSE に対して次の処理を実行します。

a SWSE 設定ウィザードを起動します。

b ウィザードタスク[SWSE 設定の言語サポートの追加]を選択します。

c [導入する言語]画面で、展開する追加言語を指定します。

d 設定を実行します。

7 初めて展開する追加の各インストール済み(プライマリ以外の)言語について、その言語を Siebel データベー

スに追加し、Siebel レポジトリをインポートします。 また、MLOV 変換ユーティリティを(1 回)実行します。

8 追加の該当するパッチリリースが使用できるようになった場合は、Siebel 展開のすべてのコンポーネントにイ

ンストールします。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1110

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Siebel Enterprise Server と関連コンポーネントのインストールと関連コンポーネントのインストールと関連コンポーネントのインストールと関連コンポーネントのインストール � Siebel データベースへの接続の

設定

Siebel データベースへの接続の設定データベースへの接続の設定データベースへの接続の設定データベースへの接続の設定Siebel Server をインストールするマシンから Siebel データベースへの接続を設定するには、このトピックの情報

を確認します。

プラットフォームのデータベース接続ソフトウェアの要件については、Oracle Technology Network の「Siebel System Requirements and Supported Platforms」を参照してください。

Oracle データベースデータベースデータベースデータベース: Oracle データベースのマニュアルに従って、Oracle データベース接続ソフトウェアが各

マシンにインストールされていることを確認します。

Siebel Server の Oracle データベースへの接続は、Oracle MTS ではなく専用サーバープロセスによって確立さ

れます。MTS を使用すると、パフォーマンスに悪影響がでます。

Oracle の Easy Configuration ユーティリティを使用して、使用する Siebel データベースに応じた接続情報で

データベースエイリアスを定義します。付録 A「展開計画ワークシート」に接続文字列を書き留めます。この接続文

字列は、Siebel Server をインストールするときに指定します。

IBM DB2: データベース用の正しい接続情報でデータベースエイリアスを定義します。このエイリアスは、

Siebel Server のインストール時に使用される接続文字列となります。付録 A「展開計画ワークシート」に接続文字

列を書き留めます。この接続文字列は、Siebel Server をインストールするときに指定します。

DB2 Client Configuration Assistant または Command Line Processor(CLP)を使用して、データベースエ

イリアスを定義します。 詳しくは、IBM DB2 のマニュアルを参照してください。

IBM DB2 for z/OS: IBM DB2 for z/OS のデータベース接続の設定方法については、『Implementing Siebel Business Applications on DB2 for z/OS』を参照してください。

Microsoft SQL Server : Oracle Technology Network の「Siebel System Requirements and Supported Platforms」で指定されているように、Microsoft SQL Server ODBC ドライバが各マシンにインス

トールされている場合、設定する必要はありません。

Siebel Business Applications は、Siebel Server のインストール時に指定する接続パラメータを使用して自動

的に ODBC データソースを作成します。このデータソースを付録 A「展開計画ワークシート」に書き留めます。

備考:備考:備考:備考: Microsoft SQL Server 展開の場合、正しいバージョンの Microsoft SQL Native Client(SNAC)および

Microsoft Data Access Components(MDAC)が、Siebel Server をインストールするサーバーマシンに存在

している必要があります。バージョン情報については、 Oracle Technology Network の「Siebel System Requirements and Supported Platforms」を参照してください。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1 111

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Siebel Enterprise Server と関連コンポーネントのインストールと関連コンポーネントのインストールと関連コンポーネントのインストールと関連コンポーネントのインストール � Siebel Server マシンのネット

ワーク接続の確認

Siebel Server マシンのネットワーク接続の確認マシンのネットワーク接続の確認マシンのネットワーク接続の確認マシンのネットワーク接続の確認Siebel Server には、Siebel Gateway Name Server および RDBMS 上の Siebel データベースのような他の

Siebel Enterprise コンポーネントへのネットワーク接続が必要です。次の手順を使用して、Siebel Server が他

の Siebel Enterprise コンポーネントにアクセスできることを確認します。

Siebel サーバー設定ウィザードは、次のような TCP/IP レジストリ値を設定します。

HKEY_LOCAL_MACHINE¥SYSTEM¥CurrentControlSet¥Services¥Tcpip¥Parameters

TcpTimedWaitDelay = 30

MaxUserPort = 65534

MaxFreeTcbs = 10000

MaxHashTableSize = 2048

設定ウィザードは、レジストリファイル SIEBEL_ROOT¥siebsrvr¥admin¥tcp_bak.reg に元のレジストリ値を

保存します。該当するキーを Siebel インストール前の値にリセットする場合は、このレジストリファイルからその

値をインポートできます。

備考:備考:備考:備考: IBM DB2 for z/OS のネットワーク接続の確認方法については、『Implementing Siebel Business Applications on DB2 for z/OS』を参照してください。

Siebel Server のネットワーク接続を確認するにはのネットワーク接続を確認するにはのネットワーク接続を確認するにはのネットワーク接続を確認するには

1 ネットワークタイプに応じたテストユーティリティを使用して、Siebel Server から Siebel Gateway Name Server および Siebel データベースへのネットワーク接続を確認します。

TCP/IP ネットワークの場合は、pingユーティリティを使用してネットワーク接続を確認します。 または、[コ

ントロール パネル]、[管理ツール]、[データ ソース (ODBC)]、[システム DSN]から接続をテストします。

2 Oracle データベースの場合は、Siebel データベースへの接続を確認してから、113 ページのステップ 5 に進

みます。

コマンドプロンプトのウィンドウで、使用するデータベースに該当する tnspingユーティリティと Oracleデータベース接続エイリアスを使用し、定義したネットワーク接続文字列を使用してデータベースに接続できる

ことを確認します。

3 IBM DB2 の場合は、Siebel データベースへの接続を確認してから、113 ページのステップ 5 に進みます。

DB2 コマンドウィンドウを開いて、データベースに接続できることを確認します。

注意:注意:注意:注意: これらのコマンドを入力する場合は、[Command Line Processor]ウィンドウではなく DB2 コマン

ドウィンドウを使用します。[Command Line Processor]ウィンドウでは使用する構文が異なります。この

プロシージャのコマンドは DB2 コマンドウィンドウで実行しなければ動作しません。

a [スタート]、[すべてのプログラム]、[IBM DB2]、[Command Line Tools]、[Command Window]の

順に選択します。次のように入力します。

db2 connect to database_alias user user_ID using password

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1112

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Siebel Enterprise Server と関連コンポーネントのインストールと関連コンポーネントのインストールと関連コンポーネントのインストールと関連コンポーネントのインストール � Siebel Server マシンのネット

ワーク接続の確認

ここで、各項目は次のようになります。

❏ database_alias は、使用するデータベースエイリアスです。

❏ user_ID は、DB2 上の有効なユーザー名を表します。

❏ password は、user_ID のパスワードです。

接続が有効な場合は、次のようなメッセージが表示されます。

Database Connection Information

Database Server = DB2/NT x.x.xSQL authorization ID = SADMINDatabase alias = DB_Alias

接続が有効でない場合は、設定を確認してください。

b 接続を終了するには、「db2 terminate」と入力します。DB2 Command Center GUI ツールを使用して

終了することもできます。

4 MS SQL Server の場合は、Siebel データベースへの接続を確認してから、次のステップに進みます。

[コントロール パネル]、[管理ツール]、[データ ソース (ODBC)]の順に移動します。 [システム DSN]で

データソースを選択して、[構成]をクリックします。 このウィザードで、接続をテストするためのボタンが表

示されます。

5 Siebel Server から該当するすべての Siebel File System ディレクトリへのネットワーク接続を指定します。

このネットワーク接続用にマップされたネットワークドライブを使用しないでください。代わりに、UNC 共有

を使用します。 共有名の構文は、次の形式にする必要があります。¥¥Siebel_Server_Name¥Sharename。

詳しくは、35 ページの「Siebel File System の作成」を参照してください。

6 Siebel File System ディレクトリを表示できること、および Siebel サービス所有者アカウントがこれらの

ディレクトリで必要な権限を持っていることを確認します。

Siebel File System をクラスタ化している場合、クラスタファイル共有に割り当てられたネットワーク IP リ

ソースまたはネットワークホスト名リソースを使用します。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1 113

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Siebel Enterprise Server と関連コンポーネントのインストールと関連コンポーネントのインストールと関連コンポーネントのインストールと関連コンポーネントのインストール � Siebel Enterprise Server コン

ポーネントのインストール

Siebel Enterprise Server コンポーネントのコンポーネントのコンポーネントのコンポーネントのインストールインストールインストールインストールこのトピックでは、標準の Siebel Business Applications の展開の一環としての、Siebel Enterprise Server モ

ジュールのインストールについて説明します。付録 A「展開計画ワークシート」でワークシートのコピーに記録した

情報を使用します。

インストールを実行する前に、97 ページの「Siebel Enterprise Server のインストールおよび設定の要件」で説明

されている要件を確認します。 94 ページの「展開タイプ別のインストールおよび設定方法」、およびその他の該当す

るトピックも参照してください。

Siebel Enterprise Server インストーラでは、Siebel のインストールに必要なソフトウェアが必要なバージョン

レベルで整っていることを確認できます。

Siebel Enterprise Server のインストール後またはインストール中に、ソフトウェアを設定します。設定タスクと

インストール後タスクについては、第 6 章「Siebel Enterprise Server と関連コンポーネントの設定」を参照して

ください。

小規模な展開の場合、代わりに FastTrack ウィザードを使用してインストールできます。詳しくは、126 ページの

「Siebel FastTrack ウィザードを使用したインストール」を参照してください。

自動モードまたはコンソールモードでインストールする場合は、第 12 章「自動モードまたはコンソールモードでの

インストールと設定」も参照してください。

備考:備考:備考:備考: 次の手順は基本製品のインストールに適用されます。 パッチインストールの手順については、My Oracle Support の「Siebel Maintenance Release Guide」を参照してください。17 ページの「Siebel リリースのイン

ストールについて」も参照してください。

Siebel Enterprise Server コンポーネントをインストールするにはコンポーネントをインストールするにはコンポーネントをインストールするにはコンポーネントをインストールするには

1 前に作成したワークシート付録 A「展開計画ワークシート」のコピーに書き留めてある Siebel サービスオー

ナーアカウントを使用して、サーバーにログオンします。

Siebel サービスオーナーアカウントまたは別のアカウントのどちらを使用してログオンする場合も、Siebel Enterprise Server の Windows ドメインに所属し、Siebel File System への完全な書き込み権限を持った

アカウントを使用する必要があります。

2 サーバーで実行されているすべてのプログラムを終了します。

3 アクティブな Siebel Server Windows サービスを停止します。このマシンに以前に Siebel Gateway Name Server をインストールしたことがあり、Siebel Server をインストールする場合は、Siebel Gateway Name Server サービスを停止しないでください (Gateway Name Server はインストールしたときに実行

する必要があります)。

4 Windows エクスプローラで、現在のソフトウェアバージョンの Siebel イメージの場所に移動します。 次に、

インストーラがあるディレクトリに移動します。

この場合は、Siebel_Image¥Windows¥Server¥Siebel_Enterprise_Server に移動します。

ここで、各項目は次のようになります。

� Siebel_Image = D:¥Siebel_Install_Image¥8.1.1.0 などのバージョン固有の Siebel ネットワーク

イメージのディレクトリです。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1114

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Siebel Enterprise Server と関連コンポーネントのインストールと関連コンポーネントのインストールと関連コンポーネントのインストールと関連コンポーネントのインストール � Siebel Enterprise Server コン

ポーネントのインストール

5 Siebel Enterprise Server インストーラを起動するには、setup.exe をダブルクリックします。

Siebel Enterprise Server インストーラの[ようこそ]画面が表示されます。

6 [次へ]をクリックして続行します。

同一マシン上に同じバージョンの他の Siebel コンポーネントがインストールされている場合は、それらのコン

ポーネントが検出されたことを示すメッセージが表示されます。115 ページのステップ 7 に進みます。それ以

外の場合は、[次へ]をクリックして、115 ページのステップ 8 に進みます。

7 Siebel ソフトウェアの新しいインスタンスをインストールするのか、既存のインスタンスに新しい言語を追加

するのか、そのいずれかに応じて、適切な処置を行います。

� 新しいインスタンスに Siebel Enterprise Server ソフトウェアをインストールする場合、または既存の

Siebel Enterprise Server インストールに新しいコンポーネントを追加する場合は、デフォルトの[な

し]を選択して[次へ]をクリックします。115 ページのステップ 8 に進みます。

� 既存のインスタンスに新しい言語をインストールするには、表示されているインスタンスを選択し、[次へ]

をクリックします。119 ページのステップ 11 に進みます。

複数言語パックのインストールについては、97 ページの「Siebel Enterprise Server のインストールおよび設

定の要件」を参照してください。

[インストーラパス]画面が表示されます。

8 Siebel Enterprise Serverコンポーネントをインストールするディレクトリを選択して[次へ]をクリックします。

デフォルトでは、C:¥sba81 ディレクトリにインストールされます。必要に応じて、別のインストールディレ

クトリにインストールできます。その場合は、[参照]をクリックして別のディレクトリを選択するか、ドライ

ブとディレクトリの場所を入力します。インストールディレクトリが、付録 A「展開計画ワークシート」のワー

クシートのコピーに記録されていることを確認します。

注意:注意:注意:注意: コンポーネントを既存の Siebel Enterprise Server に追加する場合は、同じルートディレクトリ

(D:¥sba81 など)にインストールする必要があります。それ以外の場合、新しい Siebel Enterprise Serverを作成しようとしているとみなされます。

備考:備考:備考:備考: ディレクトリ名には、アンダースコアを含む標準の英数字文字を使用してください。その他の文字やスペー

スは使用しないでください。 詳しくは、34 ページの「ファイルとディレクトリの命名規則」を参照してください。

インストールするサーバーを選択するように求められます。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1 115

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Siebel Enterprise Server と関連コンポーネントのインストールと関連コンポーネントのインストールと関連コンポーネントのインストールと関連コンポーネントのインストール � Siebel Enterprise Server コン

ポーネントのインストール

9 インストールする Siebel Enterprise Server コンポーネントを選択します。次のオプションのいずれかを選

択し、[次へ]をクリックします。

� Gateway Name Server

� Siebel Server

� データベース設定ユーティリティ

� EAI コネクタ

データベース設定ユーティリティは、Siebel Server とともにインストールするか、Siebel Server がすでに

インストールされている同じマシンにインストールする必要があります。 つまり、同じマシン上に Siebel Server がない場合、データベース設定ユーティリティをインストールすることはできません。

通常、この手順では、Siebel Enterprise Server の新しいインスタンスをインストールすることを想定してい

ます。インストールしない Enterprise Server コンポーネントは、後でインストールできます。このインスタ

ンスですでにインストールされているコンポーネントは選択できません。

一度に 2 つ以上の Siebel Enterprise Server コンポーネントをインストールする場合、各コンポーネントの

インストールパラメータの入力を個別に求めるメッセージが表示されます。 設定ウィザードは、順番に自動的に

起動されます。 設定を取り消した場合は、後で設定ウィザードを実行して、すべてのコンポーネントを正しい順

序で設定してください。

新しい展開に Siebel Server をインストールする場合、自動的に起動される設定ウィザードは取り消す必要が

あります。 Siebel データベースをインストールした後で再度設定できます。

Siebel Enterprise Server コンポーネントを展開するその他の方法については、『Siebel Deployment Planning Guide』を参照してください。94 ページの「展開タイプ別のインストールおよび設定方法」も参照し

てください。

備考:備考:備考:備考: 初に、インストールを計画する各コンポーネントのインストール要件を確認して、必要なインストー

ル前のタスクを実行します。 97 ページの「Siebel Enterprise Server のインストールおよび設定の要件」、およ

びその他の該当するトピックを参照してください。

10 実行するインストールのタイプを次のオプションから選択し、[次へ]をクリックします。

� 標準標準標準標準: すべてのコンポーネントをインストールします。

� コンパクトコンパクトコンパクトコンパクト: 低限必要なコンポーネントのセットをインストールします。

� カスタムカスタムカスタムカスタム: インストールする特定のコンポーネントを選択できます。

各 Siebel Enterprise Server コンポーネントについて、選択したオプションごとに、インストールされる、

またはインストールに使用できるコンポーネントを次の各表に示します。

� Gateway Name Server の場合、どれを選択しても結果は同じであり、1 つの必須コンポーネントのみが

インストールされます。

� 次の表に、Siebel Server のインストール可能なコンポーネントを示します。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1116

Page 117: Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイド - …...Microsoft Windows用用用Siebelインストールガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次

Siebel Enterprise Server と関連コンポーネントのインストールと関連コンポーネントのインストールと関連コンポーネントのインストールと関連コンポーネントのインストール � Siebel Enterprise Server コン

ポーネントのインストール

インストールインストールインストールインストール

オプションオプションオプションオプション 製品製品製品製品

[標準] � Object Manager コンポーネント: Siebel アプリケーション用の Application Object Manager

� Handheld Synchronization

� Data Quality Connector

� Remote Search サポート

� Java Integrator

� Siebel 管理エージェント

備考:備考:備考:備考: インストールする前に、128 ページの「Siebel 管理エージェントおよび Siebel 管理サーバーのインストール」を確認することをお勧めします。

[コンパクト] � Object Manager コンポーネント

� Remote Search サポート

� Java Integrator

[カスタム] � Object Manager コンポーネント

� Handheld Synchronization

� Data Quality Connector

� Remote Search サポート

� Java Integrator

� PIM サーバー統合: Siebel Sync Server をサポートするファイル

� Siebel 管理エージェント

備考:備考:備考:備考: インストールする前に、128 ページの「Siebel 管理エージェントおよび Siebel 管理サーバーのインストール」を確認することをお勧めします。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1 117

Page 118: Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイド - …...Microsoft Windows用用用Siebelインストールガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次

Siebel Enterprise Server と関連コンポーネントのインストールと関連コンポーネントのインストールと関連コンポーネントのインストールと関連コンポーネントのインストール � Siebel Enterprise Server コン

ポーネントのインストール

� 次の表に、データベース設定ユーティリティのインストール可能なコンポーネントを示します。

� 次の表に、EAI コネクタのインストール可能なコンポーネントを示します。

インストールインストールインストールインストール

オプションオプションオプションオプション 製品製品製品製品

[標準]、[コンパク

ト]、[カスタム]

� サンプルデータベースサポート: Siebel シードデータの添付ファイル。

� Oracle Database Enterprise Edition: Oracle 用 Siebel データベースのデータ

ベーススクリプト。50 ページの「Oracle データベースオブジェクトを作成するため

のガイドライン」も参照してください。

� IBM DB2 UDB for Windows and UNIX: IBM DB2 for Linux、UNIX、および

Windows 用 Siebel データベースのデータベーススクリプト。64 ページの「IBMDB2 データベースオブジェクトを作成するためのガイドライン」も参照してください。

� IBM DB2 UDB for z/OS: IBM DB2 for z/OS 用 Siebel データベースのデータ

ベーススクリプト(このプラットフォームは、『Implementing Siebel Business Applications on DB2 for z/OS』で説明しています)。

� Microsoft SQL Server: MS SQL Server 用 Siebel データベースのデータベース

スクリプト。70 ページの「MS SQL Server データベースオブジェクトを作成するた

めのガイドライン」も参照してください。

備考:備考:備考:備考: カスタムインストールを選択した場合は、サンプルデータベースサポートを選択

してください。サンプルデータベースサポートがインストールされると、その設定後に、

Siebel File System のディレクトリには別のファイルもコピーされます。これらのファ

イルは、添付ファイルの読み取りに必要です。 詳しくは、215 ページの「Siebel File System の設定」を参照してください。

インストールオプインストールオプインストールオプインストールオプ

ションションションション 製品製品製品製品

[標準] � EAI Connector for COM Data Control

[コンパクト] � EAI Connector for COM Data Control

[カスタム] � EAI Connector for Microsoft BizTalk Server

� EAI Connector for COM Data Control

� EAI Connector for Java Data Bean

備考:備考:備考:備考: EAI Connector for Microsoft BizTalk Server は、現在のリリースではサポー

トされていません。 将来のリリースでサポートが追加される場合、更新されたサポートス

テータス情報は、My Oracle Support のドキュメント ID「475472.1」で提供されま

す。このドキュメントは、以前は「Siebel Alert 1319」として発行されていました。

Oracle Technology Network の「Siebel System Requirements and Supported Platforms」も参照してください。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1118

Page 119: Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイド - …...Microsoft Windows用用用Siebelインストールガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次

Siebel Enterprise Server と関連コンポーネントのインストールと関連コンポーネントのインストールと関連コンポーネントのインストールと関連コンポーネントのインストール � Siebel Enterprise Server コン

ポーネントのインストール

要件が標準インストールに含まれる内容と異なる場合を除き、通常は、各 Siebel Enterprise Server コン

ポーネントに[標準]を使用することをお勧めします。

たとえば、Siebel Server Sync を使用する場合は、Siebel Server を[カスタム]インストールタイプでイ

ンストールし、PIM サーバー統合を選択する必要があります。『Siebel Server Sync Guide』も参照してくだ

さい。

備考:備考:備考:備考: Siebel Enterprise Server コンポーネントに対して、 初のインストールに含まれていなかったコン

ポーネントの項目を後で追加することはできません。このような項目を追加するには、コンポーネント

(Siebel Server など)をアンインストールしてから再インストールする必要があります。

カスタムインストールを選択した場合は、インストールするコンポーネントを選択し、[次へ]をクリックしま

す。

新規インストールの場合は、119 ページのステップ 11 に進みます。 コンポーネントを既存のインストールに追

加する場合は、120 ページのステップ 12 に進みます。

11 Siebel Enterprise Server 用にインストールする言語を 1 つまたは複数選択し、[次へ]をクリックします。

サーバーは、少なくとも 1 つの言語でインストールされます。これらの言語を使用してアプリケーションを実

行するには、言語をインストールする必要があります。 インストールする 初の言語は、Siebel Enterprise Server のプライマリ(基本)言語としても機能し、この言語を使用してサーバーメッセージおよびログが表示

されます。

複数の言語をインストールした場合は、Siebel Server を設定するときに、展開するインストール済み言語、

およびプライマリ言語として使用するインストール済み言語を指定できます。

後で別の言語を追加インストールできます。既存のインストールに言語を追加する場合、基本インストールの後

にインストールしたすべてのパッチリリースを再インストールする必要があります。

言語のインストールと展開については、次の項を参照してください。

� 26 ページの「RDBMS のインストールおよび設定の計画」

� 97 ページの「Siebel Enterprise Server のインストールおよび設定の要件」

� 105 ページの「複数言語を使用したインストールおよび展開について」

� 173 ページの「インストールおよび設定後の Siebel Server コンポーネントの実行準備」

� 『Siebel Global Deployment Guide』

インストーラプログラムは、インストールの前提条件が満たされているかを確認する妥当性チェックを実行しま

す。 条件が満たされていない場合、その旨を通知するメッセージが表示されます。インストーラを終了し、要件

を再確認して、インストールを再開してください。

このインストールディレクトリへの新規インストールの場合は、[Program フォルダ]画面が表示されます。

次のステップに進みます。

言語を既存のインストールに追加する場合は、121 ページのステップ 15 に進みます。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1 119

Page 120: Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイド - …...Microsoft Windows用用用Siebelインストールガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次

Siebel Enterprise Server と関連コンポーネントのインストールと関連コンポーネントのインストールと関連コンポーネントのインストールと関連コンポーネントのインストール � Siebel Enterprise Server コン

ポーネントのインストール

12 Siebel Enterprise Server の設定用のショートカットにデフォルトのフォルダ名を使用するのであればそのま

ま、必要であればフォルダ名を変更して、[次へ]をクリックします。

次のショートカットが作成されます。

� Siebel Enterprise Configuration(Siebel Gateway Name Server のインストール時に作成)

� Siebel Server Configuration(Siebel Server のインストール時に作成)

� Database Server Configuration(データベース設定ユーティリティのインストール時に作成)

� Management Agent Configuration(このコンポーネントを含めると Siebel Server のインストール時

に作成)

英語(ENU)でのインストールの場合、デフォルトでは、ショートカットは Siebel Enterprise Server Configuration 8.1 内に作成されます。

デフォルトのプログラムグループ名およびショートカット名には、インストーラの実行に使用された言語が使用

されます。また、ショートカットで定義されている設定ウィザードコマンドにより、LANG 引数がインストー

ラの実行に使用された言語に設定されます。

LANG 引数については、148 ページの「設定ウィザードの構文要素」を参照してください。29 ページの

「Siebel インストーラおよびウィザードが実行する言語」も参照してください。

インストーラは Siebel Enterprise Server コンポーネントをインストールする場所を表示し、インストールに

選択したコンポーネントを識別して、インストールするソフトウェアに必要なディスクスペースを表示します。

13 選択した製品のファイルをインストールディレクトリにコピーするには、[次へ]をクリックします。または、

設定を変更するには、[戻る]をクリックして選択を変更し、[次へ]をクリックするとこの画面に戻ります。

インストーラにより、指定したファイルのインストールが進められ、その進捗状況が表示されます。

すべての Siebel Enterprise Server ファイルをインストールした後、インストールした Siebel Enterprise Server コンポーネントに応じて、1 つまたは複数のウィザードが連続して起動されます。各ウィザードは、設

定ウィザードタスクを表します。

14 次のアクションのいずれかを行います。

� インストールしたコンポーネントの設定を続行します。

❏ Siebel Gateway Name Server を含むインストールの場合、[Siebel Enterprise Configuration]のショートカットと同等のウィザードが起動されます。

❏ Siebel Server を含むインストールの場合、[Siebel Server Configuration]のショートカットと同

等のウィザードが起動されます。

❏ Siebel 管理エージェントも含む Siebel Server のインストールの場合、[Management Agent Configuration]のショートカットと同等のウィザードが起動されます。

新しい展開の場合、Siebel Server を設定する前に、データベース設定ウィザードを使用して Siebel データ

ベースをインストールする必要があります。 詳しくは、97 ページの「Siebel Enterprise Server のインス

トールおよび設定の一般的な要件」のSiebel Gateway Name Server認証に関する情報を参照してください。

複数のコンポーネントをインストールした場合、設定要件を満たしていれば、すべてまたは一部のインス

トール済みコンポーネントを設定できます。

設定については、152 ページの「設定タスクの実行」を参照してください。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1120

Page 121: Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイド - …...Microsoft Windows用用用Siebelインストールガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次

Siebel Enterprise Server と関連コンポーネントのインストールと関連コンポーネントのインストールと関連コンポーネントのインストールと関連コンポーネントのインストール � Siebel Enterprise Server コン

ポーネントのインストール

� 該当するすべての Siebel 設定ウィザードを終了し、後で設定します。Siebel Enterprise Server コン

ポーネントは、設定を完了するまで使用できません。

設定を完了するか、取り消すと、インストーラにより次のメッセージが表示されます。

InstallShieldウィザードは Siebel Enterprise Serverを正常にインストールしました。

InstallShieldウィザードを終了するには[完了]をクリックします。

15 インストーラを終了するには、[完了]をクリックします。

インストールログファイルを確認するにはインストールログファイルを確認するにはインストールログファイルを確認するにはインストールログファイルを確認するには

� インストール中に発生したイベントを確認するには、インストーラが生成したログファイルを開きます。 ログ

ファイルは、SIEBEL_ROOT¥log.txt、SIEBSRVR_ROOT¥LOG、SIEBEL_GATEWAY_ROOT¥LOG のよ

うな場所にあります。

ヒント:ヒント:ヒント:ヒント: インストーラログファイルに記録する情報の詳細レベルを設定できます。 設定するには、インストー

ラの起動前に SIEBEL_LOG_EVENTS 環境変数を設定します。 この変数は、0 ~ 5 の値に設定できます。0 は

ログ記録なし、5 は も冗長なレベルです。

インストールを確認するにはインストールを確認するにはインストールを確認するにはインストールを確認するには

1 SIEBEL_GATEWAY_ROOT、SIEBSRVR_ROOT、または別の製品ディレクトリに移動します。

2 WordPad のようなテキストエディタを使用して、base.txt ファイルを開きます。 このファイルには、次のよ

うに、完了したインストールのバージョン番号およびビルド番号が表示されます。

8.1.1 [xxxxx]

3 同様に、enu.txt、jpn.txt など、lang.txt という名前のファイルを検証します。

122 ページの「Siebel Enterprise Server のインストールの確認」を参照してください。その他の確認タスク、

設定タスク、およびインストール後タスクについては、第 6 章「Siebel Enterprise Server と関連コンポーネ

ントの設定」を参照してください。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1 121

Page 122: Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイド - …...Microsoft Windows用用用Siebelインストールガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次

Siebel Enterprise Server と関連コンポーネントのインストールと関連コンポーネントのインストールと関連コンポーネントのインストールと関連コンポーネントのインストール � Siebel Enterprise Server のイ

ンストールの確認

Siebel Enterprise Server のインストールの確認のインストールの確認のインストールの確認のインストールの確認ここでは、次のトピックについて説明します。

� 122 ページの「Siebel Gateway Name Server のインストールの確認」

� 123 ページの「Siebel Server のインストールの確認」

� 125 ページの「データベース設定ユーティリティのインストールの確認」

Siebel Gateway Name Server のインストールの確認のインストールの確認のインストールの確認のインストールの確認

このトピックは、122 ページの「Siebel Enterprise Server のインストールの確認」の一部です。

インストールと設定の後、次の Siebel Gateway Name Server フォルダとファイルが、インストール中に指定し

た SIEBEL_ROOT ディレクトリに存在していることを確認します。

_uninst: Siebel Enterprise Server ソフトウェアをアンインストールするのに必要なファイル。 上位レベル

ディレクトリ(SIEBEL_ROOT)にインストールされたすべての Siebel Enterprise Server コンポーネントのア

ンインストール情報が含まれています。

ses : アンインストーラプログラムなど、Siebel Enterprise Server ソフトウェアをアンインストール

するのに必要なファイルが含まれています。

gtwysrvr: Siebel Gateway Name Server の 上位レベルディレクトリ。

ADMIN: Siebel Gateway Name Server の実行と設定を制御するスクリプトに使用されるテンプレー

トファイル。

base.txt: このインストールのバージョン情報が含まれているファイル。

lang.txt : バージョンと言語の情報が含まれているファイル。ここで、lang は enu、cht など、インス

トール済みの言語を表す 3 文字のコードです。

BIN: Siebel Gateway Name Server 起動スクリプト、終了スクリプト、および実行可能プログラム。

Siebel 設定ウィザードの起動に使用される ssincfgw.exe があります。

LOCALE: 言語固有のファイルおよびスクリプト。これらのファイルおよびスクリプトは設定できません。

lang : 言語固有のファイルおよびスクリプト。これらのファイルおよびスクリプトは設定でき

ません。

LOG: Siebel Gateway Name Server ログ。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1122

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Siebel Enterprise Server と関連コンポーネントのインストールと関連コンポーネントのインストールと関連コンポーネントのインストールと関連コンポーネントのインストール � Siebel Enterprise Server のイ

ンストールの確認

Siebel Server のインストールの確認のインストールの確認のインストールの確認のインストールの確認

このトピックは、122 ページの「Siebel Enterprise Server のインストールの確認」の一部です。

Siebel Server のインストールで[標準]を選択すると、次の 小限のディレクトリが作成されます。 ファイルやサ

ブディレクトリを含むこれらのディレクトリ、およびその他のファイルは、インストール中に指定したルートディレ

クトリ(たとえば、D:¥sba81)下の siebsrvr サブディレクトリに作成されます。

_uninst: Siebel Enterprise Server ソフトウェアをアンインストールするのに必要なファイル。 上位レベル

ディレクトリ(SIEBEL_ROOT)にインストールされたすべての Siebel Enterprise Server コンポーネントのア

ンインストール情報が含まれています。

ses: アンインストーラプログラムなど、Siebel Enterprise Server ソフトウェアをアンインストール

するのに必要なファイルが含まれています。

siebsrvr: Siebel Server の 上位レベルディレクトリ。

ADMIN : Siebel Server の実行と設定を制御するスクリプトに使用されるテンプレートファイル。

base.txt: このインストールのバージョン情報が含まれているファイル。

lang.txt : バージョンと言語の情報が含まれているファイル。ここで、lang は enu、cht など、インス

トール済みの言語を表す 3 文字のコードです。

BIN : 実行可能ファイル、スクリプトおよび言語固有のサーバーコンポーネントに関連する言語サブディ

レクトリが含まれているバイナリファイルディレクトリ。 インストールの問題に対処するときにグローバ

ルカスタマサポートが使用するファイルも含まれています。

BSCRIPTS : Web サーバーに関するファイル。

CLASSES

DBTEMPL : エリアユーザーとモバイル Web クライアントユーザー用の Siebel Remote に必要なディ

クショナリとローカルデータベースファイルが含まれています。

DOCKING : Siebel Remote に必要なトランザクションファイル、可視性ファイル、その他のデータ

ベースが含まれています。

HELP : ヘルプファイルが含まれています。

INPUT : Siebel Remote に関連するファイルが含まれています。

ISSTEMPL : Customer Order Management CDA アプリケーションのテンプレートと、新しく作成

されたプロジェクトのエンジンファイルが含まれています。 Oracle のエンジニアから指示がない限り、

isstempl¥lang¥EngineSourceFiles または isstempl¥lang¥NewProjectDefault ディレクトリの

ファイルは変更しないでください。

LEX : 言語関連ファイル。

LOCALE : 言語固有ファイルが含まれています。これらのファイルおよびスクリプトは設定できません。

lang : 言語固有のファイルおよびスクリプト。これらのファイルおよびスクリプトは設定でき

ません。

LOG : クライアントとユーティリティのログファイルが含まれています。

LOGARCHIVE : クライアントとユーティリティのログファイルのアーカイブ。

MGMTAGENT : Siebel 管理エージェントに関連するファイルが含まれています(Siebel Server とと

もにインストールする場合)。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1 123

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Siebel Enterprise Server と関連コンポーネントのインストールと関連コンポーネントのインストールと関連コンポーネントのインストールと関連コンポーネントのインストール � Siebel Enterprise Server のイ

ンストールの確認

MSGTEMPL : メールマージ用の言語固有ファイルが含まれています。

NLP : 自然言語処理ファイルが含まれています。

OBJECTS : 言語固有の Siebel Repository ファイルが含まれています。

備考:備考:備考:備考: ウィルススキャンソフトウェアで SRF ファイルを監視すると、Siebel Server のパフォーマンス

を著しく低下させることがあります。ご使用のコンピュータにウィルススキャンソフトウェアがインス

トールされている場合は、SRF ファイルをスキップするように設定してください。これらのファイルは

バイナリデータファイルなので、ウィルス感染のリスクは低いです。したがって、これらのファイルは

スキャン対象から外しても通常は問題ありません。 または、SRF ファイルを他のファイルより頻度を少

なくしてスキャンすることもできます。

OUTPUT : Siebel Remote に関連するファイルが含まれています。

REPORTS : レポートを提案書に含めるときに Siebel Proposals によって使用されるレポート実行可

能プログラムが含まれています。

SDQConnector: Siebel Data Quality Universal コネクタを 1 つ以上の外部データ品質製品に接続

するために必要な DLL、設定ファイル、およびその他のファイルが含まれています。 外部データ品質製品

は、Oracle のパートナーイニシアチブによって検証されます。

SEARCH : 検索を管理して実行するために使用するインデックスとスクリプトが含まれています。

SQLTEMPL : Siebel Server コンポーネントで使用される SQL ステートメントが含まれています。こ

れらのファイルは、変更しないでください。

TEMP : Siebel Server が使用する一時ファイルが保存されます。

UPGRADE : Siebel Business Applications のバージョンアップグレードに関連するファイルとスク

リプトが含まれています。アップグレード中に使用する一時ファイル、バックアップファイル、状態ログ

ファイルも保存されます。

upgrade.log: アップグレードの際ログに記録された情報が含まれているファイル。

WEBMASTER : Web サーバーを再起動するとき、または Web サーバー上のファイルを手動で更新す

るために管理者が SWE コマンド UpdateWebImagesを実行する場合に更新されるファイル(CSS ファ

イル、IMG ファイル、JS ファイルなど)が含まれています。

詳しくは、245 ページの「Siebel エンタープライズセキュリティトークンを使用した SWSE 上での Webサーバーの静的ファイルの更新」を参照してください。 『Siebel セキュリティガイド』の、Web サーバー

の静的ファイルの更新に使用するパスワード追加のトピックも参照してください。

WEBTEMPL : Siebel アプリケーションのすべてのタイプの Web クライアントに必要なアプレットと

ビューをサポートする Siebel Web テンプレートが含まれています。

XML : Web サーバーに関するファイル。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1124

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Siebel Enterprise Server と関連コンポーネントのインストールと関連コンポーネントのインストールと関連コンポーネントのインストールと関連コンポーネントのインストール � Siebel Enterprise Server のイ

ンストールの確認

データベース設定ユーティリティのインストールの確認データベース設定ユーティリティのインストールの確認データベース設定ユーティリティのインストールの確認データベース設定ユーティリティのインストールの確認

このトピックは、122 ページの「Siebel Enterprise Server のインストールの確認」の一部です。

このトピックに記載されている Siebel データベース設定ユーティリティのインストールによって作成されたディレ

クトリ構造を確認してください。カスタムインストールの実行結果を次の例に示します。

データベース設定ユーティリティは、Siebel Server のインストール時に指定した Siebel ルートディレクトリ内の

DBSRVR_ROOT ディレクトリにインストールされます。デフォルトでは、データベース設定ユーティリティソフ

トウェアは、C:¥sba81¥dbsrvr にインストールされます。

_uninst: Siebel Enterprise Server ソフトウェアをアンインストールするのに必要なファイル。 上位レベル

ディレクトリ(SIEBEL_ROOT)にインストールされたすべての Siebel Enterprise Server コンポーネントのア

ンインストール情報が含まれています。

ses: アンインストーラプログラムなど、Siebel Enterprise Server ソフトウェアをアンインストール

するのに必要なファイルが含まれています。

dbsrvr: Siebel データベース設定ユーティリティの 上位レベルディレクトリ。

base.txt: このインストールのバージョン情報が含まれているファイル。

lang.txt : バージョンと言語の情報が含まれているファイル。ここで、lang は enu、cht など、インス

トール済みの言語を表す 3 文字のコードです。

BIN: 内部使用のためのファイルが含まれています。

COMMON: プラットフォームに依存しないデータベースの共通ファイルが含まれています。

DB_SERVER((((ORACLE、、、、DB2UDB、、、、DB2390、または、または、または、または MSSQL)))) : 使用するデータベース固有の

スクリプトで、Siebel アプリケーションの以前のバージョンをアップグレードするスクリプトなどが含ま

れています。

DBOUTPUT((((IBM DB2 for z/OS のみ)のみ)のみ)のみ): Siebel Schema インストールオプション[DDLファイルの作成]を選択したときに、後で DB2 ホストに転送するためにインストーラが DDL を

配置するサブディレクトリが含まれています。

SIEBPROC((((IBM DB2 のみ)のみ)のみ)のみ) : OS プラットフォーム別の IBM DB2 のユーザー定義関数

(UDF)とストアドプロシージャが含まれています。205 ページの「IBM DB2 のストアドプロ

シージャとユーザー定義関数のインストール」も参照してください。

AIX : AIX 上の IBM DB2 の UDF とストアドプロシージャが含まれています。

HPUX : HP-UX 上の IBM DB2 の UDF とストアドプロシージャが含まれています。

LINUX : Linux 上の IBM DB2 の UDF とストアドプロシージャが含まれています。

SOLARIS : Solaris上の IBM DB2のUDFとストアドプロシージャが含まれています。

WIN32 : Windows上の IBM DB2のUDFとストアドプロシージャが含まれています。

SQLPROC((((IBM DB2 のみ)のみ)のみ)のみ): ストアドプロシージャをインストールするために必要なバイナ

リファイルが保存されているサブディレクトリが含まれています。これらのストアドプロシー

ジャはアップグレード中にデータ移行を実行します。

AIX : AIX 上の IBM DB2 のストアドプロシージャが含まれています。

HPUX : HP-UX 上の IBM DB2 のストアドプロシージャが含まれています。

LINUX : Linux 上の IBM DB2 のストアドプロシージャが含まれています。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1 125

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Siebel Enterprise Server と関連コンポーネントのインストールと関連コンポーネントのインストールと関連コンポーネントのインストールと関連コンポーネントのインストール � Siebel FastTrack ウィザードを

使用したインストール

Siebel FastTrack ウィザードを使用したインスウィザードを使用したインスウィザードを使用したインスウィザードを使用したインストールトールトールトールこのマニュアルで説明している製品のメインインストーラの代わりに、Siebel FastTrack ウィザードの簡略化され

たユーザーインターフェイスを使用して、次に示すような Siebel 展開の重要な要素すべてを、Web サーバーが実

行されている 1 つの Windows マシンにインストールおよび設定できます。 次の項目がインストールされます。

� Siebel Enterprise Server コンポーネント: Siebel Gateway Name Server、Siebel Server、およびデー

タベース設定ユーティリティ

� Siebel Web Server Extension(SWSE)

FastTrack ウィザードは、中小規模のビジネス(SMB)に適しています。また、FastTrack ウィザードを、単純な

テストまたはデモ用の環境のセットアップに使用することもできます。FastTrack ウィザードは、サポートされて

いる Microsoft Windows プラットフォームのみで使用できます。このウィザードでは、Microsoft IIS Web サー

バーが使用されていることを前提としています。

Siebel データベースインスタンスを Oracle データベースまたは Microsoft SQL Server データベースに作成する

必要があります。この Siebel データベースの要件は、標準の Siebel Business Applications と同様に、SMB 製

品にも適用されます。

インストールの前提条件は、メインインストーラを使用したインストールの場合と同じです。たとえば、設定時に、

Siebel Server 名を指定するように要求するメッセージが表示されます。この Siebel Server 名は、記載されてい

る要件に従う必要があります。詳しくは、次の項を参照してください。

� 97 ページの「Siebel Enterprise Server のインストールおよび設定の要件」

� 223 ページの「SWSE のインストールと設定に関する要件」

SOLARIS : Solaris 上の IBM DB2 のストアドプロシージャが含まれています。

WIN32 : Windows 上の IBM DB2 のストアドプロシージャが含まれています。

STORPROC((((IBM DB2 for z/OS のみ)のみ)のみ)のみ): DB2 for z/OS のストアドプロシージャが含まれ

ています。

UPGRADE: 現在のリリースへのアップグレードがサポートされている Siebel Business Applications の特定のバージョンのアップグレードを行うためのファイルが保存されている一連

のディレクトリです。

LANGUAGE: 元のレポジトリに対する言語固有およびデータベース固有のファイル、およびサポート

ファイルが含まれています。たとえば、ENU には英語固有のファイルが含まれ、DEU にはドイツ語固有

のファイルが含まれます。

FILES: サンプル添付ファイルをインストールした場合、このディレクトリにはサンプル添付ファイルが

含まれます。このディレクトリのファイルは、Siebel File System の適切なサブディレクトリにコピーす

る必要があります。 215 ページの「Siebel File System の設定」を参照してください。

LOCALE : (Oracle でのみ使用される)変換ファイルが含まれています。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1126

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Siebel Enterprise Server と関連コンポーネントのインストールと関連コンポーネントのインストールと関連コンポーネントのインストールと関連コンポーネントのインストール � Siebel FastTrack ウィザードを

使用したインストール

ほとんどの展開では、メインインストーラを使用する方法が も適しています。メインインストーラを使用すると、

SMB またはデモ環境には適用されない機能を設定できます。

備考:備考:備考:備考: FastTrack ウィザードを使用して作成した既存のインストールに言語を追加するには、該当する各製品でメ

インインストーラを使用する必要があります。 詳しくは、105 ページの「複数言語を使用したインストールおよび展

開について」を参照してください。

一般に、FastTrack ウィザードでは、メインインストーラおよび設定ウィザードで表示される画面のサブセットが

表示されます。詳しくは、この章、第 6 章「Siebel Enterprise Server と関連コンポーネントの設定」、および 230ページの「SWSE の設定」の該当するトピックを参照してください。

備考:備考:備考:備考: インストール時、FastTrack ウィザードで、ネットワークイメージの場所を入力するように要求されたら、

Siebel_Enterprise_Server ディレクトリおよび Siebel_Web_Server_Extension ディレクトリが含まれる

ディレクトリを指定します。 たとえば、このディレクトリは

D:¥Siebel_Install_Image¥8.1.1.0¥Windows¥Server のようになります。FastTrack ウィザード

(smb.exe)を実行するユーザーは、Siebel_Enterprise_Server ディレクトリおよび

Siebel_Web_Server_Extension ディレクトリに対する書き込み権限が必要です。第 4 章「ネットワークでの

Siebel インストールイメージの作成」も参照してください。

デフォルトの 上位レベルのインストールディレクトリは C:¥sba81 です。

Siebel FastTrack ウィザードを実行するにはウィザードを実行するにはウィザードを実行するにはウィザードを実行するには

1 Windows エクスプローラで、現在のソフトウェアバージョンの Siebel イメージの場所に移動します。 次に、

インストーラがあるディレクトリに移動します。

この場合は、Siebel_Image¥Windows¥Server¥Siebel_FastTrack_Wizard に移動します。

ここで、各項目は次のようになります。

� Siebel_Image = D:¥Siebel_Install_Image¥8.1.1.0 などのバージョン固有の Siebel ネットワーク

イメージのディレクトリです。

2 smb.exe をダブルクリックします。

3 表示される指示に従ってインストールおよび設定を完了します。

複数のコンポーネントをインストールした場合、インストールしたすべてのコンポーネントを設定するか、また

は設定ウィザードを終了し、要求された順に後で設定できます。Siebel Business Applications 製品は、設定

を完了するまで使用できません。 設定を取り消して後で設定プロセスを完了する必要がある場合は、次の手順を

参照してください。

備考:備考:備考:備考: 既存の Siebel データベースがない場合は、Siebel Server の設定前に Siebel データベースをインス

トールする必要があります。 詳しくは、97 ページの「Siebel Enterprise Server のインストールおよび設定の

要件」を参照してください。

設定については、第 6 章「Siebel Enterprise Server と関連コンポーネントの設定」および第 7 章「Siebelデータベースの設定」を参照してください。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1 127

Page 128: Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイド - …...Microsoft Windows用用用Siebelインストールガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次

Siebel Enterprise Server と関連コンポーネントのインストールと関連コンポーネントのインストールと関連コンポーネントのインストールと関連コンポーネントのインストール � Siebel 管理エージェントおよび

Siebel 管理サーバーのインストール

取り消した設定を完了するには取り消した設定を完了するには取り消した設定を完了するには取り消した設定を完了するには

� FastTrack ウィザードによるインストールの完了後、設定プロセスを取り消した場合、後で設定ウィザードを

個別に開始できます。 これを行うには、[スタート]、[すべてのプログラム]、[Siebel Enterprise Server Configuration 8.1](インストール時に指定したプログラムグループ)の順に選択します。

次の設定用のショートカットを使用できます。

� Siebel Gateway Name Server Configuration

� Siebel Enterprise Configuration(Siebel Enterprise および SWSE 論理プロファイルの作成作業が含

まれます)

� Siebel Server Configuration

� Database Server Configuration(Siebel データベース)

� Management Agent Configuration(展開で Siebel 管理サーバーと Siebel 管理エージェントを使用し

ている場合のみ、この製品を設定します)

� Siebel Web Server Extension Configuration(SWSE 論理プロファイルの適用が含まれます)

注意:注意:注意:注意: 通常、各コンポーネントは、ここに示す順序で設定します。 既存の Siebel データベースがない場合は、

Siebel Server の設定前に Siebel データベースをインストールする必要があります。 管理エージェントの設定は、

SWSE の前と後のどちらでもかまいません。91 ページの図 2 も参照してください。

備考:備考:備考:備考: FastTrack ウィザードによって作成される、[Management Agent Configuration]を除くショートカッ

トは、SMB 表示モードを使用して設定ウィザードを実行します (メインインストーラによって作成されたショート

カットは、Enterprise モードでウィザードを設定します)。 Siebel Enterprise Server のメインインストーラで

は、[Siebel Gateway Name Server Configuration]ショートカットは作成されません。表示モードについて

は、148 ページの「設定ウィザードの構文要素」を参照してください。

Siebel 管理エージェントおよび管理エージェントおよび管理エージェントおよび管理エージェントおよび Siebel 管理サーバー管理サーバー管理サーバー管理サーバーのインストールのインストールのインストールのインストールここでは、Siebel 管理エージェントおよび Siebel 管理サーバーをインストールするための手順について説明しま

す。 管理サーバーには Siebel 診断ツールが含まれています。 次のサブトピックが含まれています。

� 129 ページの「Siebel 管理エージェントおよび Siebel 管理サーバーについて」

� 129 ページの「Siebel 管理エージェントおよび Siebel 管理サーバーのインストール要件」

� 131 ページの「Siebel 管理エージェントのインストール」

� 133 ページの「Siebel 管理サーバーのインストール」

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1128

Page 129: Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイド - …...Microsoft Windows用用用Siebelインストールガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次

Siebel Enterprise Server と関連コンポーネントのインストールと関連コンポーネントのインストールと関連コンポーネントのインストールと関連コンポーネントのインストール � Siebel 管理エージェントおよび

Siebel 管理サーバーのインストール

Siebel 管理エージェントおよび管理エージェントおよび管理エージェントおよび管理エージェントおよび Siebel 管理サーバーについて管理サーバーについて管理サーバーについて管理サーバーについて

このトピックは、128 ページの「Siebel 管理エージェントおよび Siebel 管理サーバーのインストール」の一部です。

Siebel 管理エージェントと Siebel 管理サーバーは、Siebel アプリケーション配置マネージャ(ADM)および

Siebel 診断ツールの機能をサポートするインフラストラクチャコンポーネントです。 これらのインフラストラク

チャコンポーネントは、まとめて Siebel 管理フレームワークとも呼ばれます。

Siebel 管理サーバーインストールには、管理サーバーを利用する Siebel 診断ツールが含まれています。管理サー

バーは 1 回のみインストールする必要があります。通常は、専用の管理ステーションにインストールします。1 つ

または複数の Siebel Enterprise で同じ管理サーバーを使用できます。

Siebel 管理エージェントは、Siebel ADM または Siebel 診断ツールで使用するすべてのサーバーにインストール

する必要があります。 管理エージェントは、デフォルトでは Siebel Server とともにインストールされます。また

は、別のインストーラを使用してインストールすることもできます。

Siebel 管理サーバーと管理エージェントのほとんどの展開では、Siebel ADM および Siebel 診断ツール用の展開

も含めて、管理エージェントのインストール済みインスタンスが管理サーバーと通信します。

別の方法として、Siebel 診断ツールを使用せずに、サードパーティまたはカスタム監視ツールで Java Management Extension(JMX)インターフェイスを使用し、管理エージェントのインスタンスと通信して有効

な Siebel Enterprise ランタイム情報を取得することもできます。 この展開については、『Siebel システム監視お

よび診断ガイド』を参照してください。

ADM(ADM 展開のインストール後タスクを含む)については、『Siebel Application Deployment Manager Guide』を参照してください。

Siebel 診断ツールについては、『Siebel システム監視および診断ガイド』を参照してください。

管理エージェントおよび管理サーバーでサポートされるプラットフォームについては、Oracle Technology Network の「Siebel System Requirements and Supported Platforms」を参照してください。

セキュリティ関連の情報については、『Siebel セキュリティガイド』を参照してください。

Siebel 管理エージェントおよび管理エージェントおよび管理エージェントおよび管理エージェントおよび Siebel 管理サーバーのインストール管理サーバーのインストール管理サーバーのインストール管理サーバーのインストール要件要件要件要件

このトピックは、128 ページの「Siebel 管理エージェントおよび Siebel 管理サーバーのインストール」の一部です。

ここでは、Siebel 管理エージェントまたは Siebel 管理サーバーをインストールするための要件と必要な事前タス

クについて説明します。

� Siebel Image Creator を使用して、該当するすべてのプラットフォームに対して Siebel 管理エージェント

および Siebel 管理サーバーをインストールするために必要なファイルを含むネットワーク上に、Siebel イン

ストールイメージを作成します。

� Siebel 管理エージェントは、Microsoft Windows またはサポートされる UNIX プラットフォームにイン

ストールできます。

� Siebel 管理サーバーは、Microsoft Windows にのみインストールできます。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1 129

Page 130: Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイド - …...Microsoft Windows用用用Siebelインストールガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次

Siebel Enterprise Server と関連コンポーネントのインストールと関連コンポーネントのインストールと関連コンポーネントのインストールと関連コンポーネントのインストール � Siebel 管理エージェントおよび

Siebel 管理サーバーのインストール

備考:備考:備考:備考: 管理エージェントを個別にインストールするのではなく、Siebel Server とともにインストールする場

合でも、該当するプラットフォームごとに、インストールイメージに Siebel 管理エージェントを含めることを

お勧めします。

Image Creator の使用については、第 4 章「ネットワークでの Siebel インストールイメージの作成」を参照

してください。

� Siebel 管理エージェントまたは管理サーバーをホストするマシンには、正しいバージョンの JRE または J2SEがインストールされている必要があります。詳しくは、Oracle Technology Network の「Siebel System Requirements and Supported Platforms」を参照してください。

� 194 ページの「Perl スクリプトを使用した追加の Siebel 管理エージェントの登録と Siebel ADM の設定」で説

明されている設定プロセスの一部として、Perl スクリプトを使用する場合、Siebel 管理エージェントまたは管

理サーバーをホストするマシンには、 新バージョンの Perl がインストールされている必要があります。 PATH環境変数で Perl インストールディレクトリを正しく参照する必要があります。

� Siebel 管理エージェントまたは管理サーバーで Secure Sockets Layers(SSL)を使用する場合、ソフト

ウェアをインストールおよび設定する前に、該当するすべての情報を確認する必要があります。詳しくは、

『Siebel セキュリティガイド』を参照してください。

備考:備考:備考:備考: SSL を設定する準備ができていない場合は、管理エージェントおよび管理サーバーの SSL を設定する準

備が完全にできるまで、これらのコンポーネントのインストールまたは設定を延期することを強くお勧めします。

� Siebel Server、Siebel 管理エージェント、および Siebel 管理サーバーのインストールと設定の戦略を決定

します。このトピックに記載されているその他の項目を確認します。

� Siebel 管理エージェントは、サポートされているすべての Windows および UNIX オペレーティングシステム

上の Siebel Server マシンにインストールできます。

� Siebel Server の標準インストールの場合、Siebel 管理エージェントは Siebel Server とともに自動的に

インストールされます。このシナリオでは、Siebel Server をインストールおよび設定した後に、管理

エージェントの設定ウィザードが起動されます。Siebel Server のインストール手順については、114ページの「Siebel Enterprise Server コンポーネントのインストール」を参照してください。

� Siebel Server のカスタムインストールの場合、Siebel 管理エージェントを含めるか、選択を解除してイン

ストールから除外できます。Siebel 管理エージェントをインストールから除外しても、Siebel 管理エージェ

ントが必要な場合は、個別にインストールする必要があります。このシナリオでは、管理エージェントを個

別にインストールした後に、管理エージェント設定ウィザードが起動されます。個別の管理エージェントの

インストール手順については、131 ページの「Siebel 管理エージェントのインストール」を参照してください。

� Siebel 管理エージェントのアンインストールオプションは、前述のアプローチごとに異なります。第 14 章

「Siebel Business Applications のアンインストール」も参照してください。

� Siebel Server インストールの一部として管理エージェントをインストールする場合、管理エージェント

を個別にアンインストールすることはできません。Siebel Server をアンインストールすると、管理エー

ジェントのこのインスタンスがアンインストールされます。

� 管理エージェントを個別に Siebel Server マシンにインストールする場合は、Siebel Server とは関係な

く管理エージェントをアンインストールできます。

� Siebel 管理サーバーは、Microsoft Windows にのみインストールできます。

Siebel 管理サーバーの 1 つのインスタンスで、1 つまたは複数の Siebel Enterprise をサポートできます。

管理サーバーをインストールした後、管理サーバー設定ウィザードが起動されます。インストールの手順につい

ては、133 ページの「Siebel 管理サーバーのインストール」を参照してください。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1130

Page 131: Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイド - …...Microsoft Windows用用用Siebelインストールガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次

Siebel Enterprise Server と関連コンポーネントのインストールと関連コンポーネントのインストールと関連コンポーネントのインストールと関連コンポーネントのインストール � Siebel 管理エージェントおよび

Siebel 管理サーバーのインストール

� Siebel 管理サーバーをインストールおよび設定する前に、Siebel 管理エージェントの少なくとも 1 つのイン

スタンスをインストールおよび設定する必要があります。すべての Siebel Server と管理エージェントをイン

ストールしておくのが理想的です。管理サーバー設定ウィザードでは、1 つまたは 2 つの管理エージェントを

管理サーバーに登録できます。ソフトウェアに付属する Perl スクリプトを使用すると、追加の管理エージェン

トを登録できます。

� Siebel 管理エージェントと管理サーバーの設定タスクについては、次を参照してください。

� 183 ページの「Siebel 管理エージェントおよび Siebel 管理サーバーの設定」

� 137 ページの「Siebel Enterprise Server と関連コンポーネントの設定について」

� 146 ページの「Siebel 設定ウィザードの起動」

� Siebel 診断ツールを使用するには、Oracle Application Management Pack for Siebel のライセンスが必

要です。 この管理パックについては、Oracle Enterprise Manager 10g リリース 4(10.2.0.4)のドキュメ

ントライブラリにある『Enterprise Manager Licensing Guide』を参照してください。 このライブラリには、

Oracle Technology Network からアクセスできます。

Siebel 管理エージェントのインストール管理エージェントのインストール管理エージェントのインストール管理エージェントのインストール

このトピックは、128 ページの「Siebel 管理エージェントおよび Siebel 管理サーバーのインストール」の一部です。

ここでは、個別のインストールで Siebel 環境に Siebel 管理エージェントをインストールする方法について説明し

ます。

ここで説明するインストールタスクを開始する前に、要件を確認し、Siebel 管理エージェントのインストールに該

当する要件に従っていることを確認します。詳しくは、129 ページの「Siebel 管理エージェントおよび Siebel 管理

サーバーのインストール要件」を参照してください。

Siebel 管理エージェントは、サポートされる Windows または UNIX 環境でホストされる Siebel 環境にインス

トールできます。Siebel 環境に複数の Siebel Server が含まれる場合、Siebel ADM によって展開される、または

Siebel 診断ツールで監視されるすべてのサーバーに Siebel 管理エージェントをインストールできます。

備考:備考:備考:備考: デフォルトでは、Siebel 管理エージェントは Siebel Server のインストール時にインストールされます。

Siebel Server インストールの一部として Siebel 管理エージェントのインスタンスをインストールする場合、186ページの「Siebel 管理エージェントの設定」で説明するように、このトピックの内容を無視して、管理エージェント

の設定に進むことができます。

ここでは、Siebel 管理エージェントを Siebel Server インストールの一部としてインストールしなかった場合に、

Siebel 管理エージェントをインストールする方法について説明します。

備考:備考:備考:備考: 次の手順は基本製品のインストールに適用されます。 パッチインストールの手順については、My Oracle Support の「Siebel Maintenance Release Guide」を参照してください。17 ページの「Siebel リリースのイン

ストールについて」も参照してください。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1 131

Page 132: Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイド - …...Microsoft Windows用用用Siebelインストールガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次

Siebel Enterprise Server と関連コンポーネントのインストールと関連コンポーネントのインストールと関連コンポーネントのインストールと関連コンポーネントのインストール � Siebel 管理エージェントおよび

Siebel 管理サーバーのインストール

Siebel 管理エージェントをインストールするには管理エージェントをインストールするには管理エージェントをインストールするには管理エージェントをインストールするには

1 Siebel 管理エージェントをインストールする Siebel Server をホストするマシンにログオンします。

2 Siebel 管理エージェントのインストーラを含む Siebel イメージの場所に移動します。たとえば、次の場所に

移動します。

Siebel_Image¥Operating_System¥Server¥Siebel_Management_Agent

ここで、各項目は次のようになります。

� Siebel_Image = D:¥Siebel_Install_Image¥8.1.1.0(Microsoft Windows の場合)などの Siebelネットワークイメージのディレクトリです。

� Operating_System = インストールファイルを取得するオペレーティングシステムの名前に対応する

ディレクトリ名です。たとえば、Sun Solaris の場合は Solaris、Microsoft Windows の場合は

Windows などです。

3 次の表に示すとおりに、該当するコマンドを実行します。

備考:備考:備考:備考: サポートされているプラットフォームについては、Oracle Technology Network の「Siebel System Requirements and Supported Platforms」を参照してください。

[Siebel 管理エージェントの InstallShield ウィザードへようこそ]画面が表示されます。

4 [次へ]をクリックして続行します。

Siebel 管理エージェントをインストールする場所を指定するように要求する画面が表示されます。

5 インストーラが示すデフォルトディレクトリの場所をそのまま使用するか、Siebel 管理エージェントをインス

トールする別のディレクトリを入力し、[次へ]をクリックします。

デフォルトのインストールディレクトリは、C:¥sba81¥mgmtagent(Microsoft Windows の場合)および

/siebel/mgmtagent(UNIX プラットフォームの場合)です。

備考:備考:備考:備考: インストールディレクトリの場所には空白を含めることはできませんが、アンダースコア(_)は使用で

きます。

Siebel 管理エージェントをインストールする場所が表示され、インストールに必要なディスクスペースも表示

されます。

オペレーティングシステムオペレーティングシステムオペレーティングシステムオペレーティングシステム 実行するファイル実行するファイル実行するファイル実行するファイル

Microsoft Windows setup.exe

AIX setupaix

HP-UX setuphp

Linux setuplinux

Solaris setupsol

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1132

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Siebel Enterprise Server と関連コンポーネントのインストールと関連コンポーネントのインストールと関連コンポーネントのインストールと関連コンポーネントのインストール � Siebel 管理エージェントおよび

Siebel 管理サーバーのインストール

6 表示される情報を確認し、次の中から適切なアクションを実行します。

� 情報が正しくない場合は、[戻る]をクリックして、インストール場所を修正します。

� 情報が正しい場合は、[次へ]をクリックします。

InstallShield ウィザードにより、Siebel 管理エージェントのインストールが開始されます。

インストールが完了すると、[Siebel 設定ウィザード- Siebel Management Agent 設定]が表示されます。

7 ここで管理エージェントを設定するか、ウィザードを取り消して後で設定します。

このウィザードで入力する値については、183 ページの「Siebel 管理エージェントおよび Siebel 管理サーバー

の設定」を参照してください。

8 [完了]をクリックして、インストーラウィザードを終了します。

9 インストールの完了後、インストーラログファイルを確認して、インストール中にエラーが発生しなかったこと

を確認します。

Microsoft Windows プラットフォームと UNIX プラットフォームの両方で、インストーラはログファイル

(log.txt)に出力を書き込みます。このログファイルは、Siebel 管理エージェントインストールディレクトリ

に格納されます。

Siebel 管理サーバーのインストール管理サーバーのインストール管理サーバーのインストール管理サーバーのインストール

このトピックは、128 ページの「Siebel 管理エージェントおよび Siebel 管理サーバーのインストール」の一部です。

ここでは、Siebel 環境の Microsoft Windows サーバー上に Siebel 管理サーバーをインストールする方法につい

て説明します。

ここで説明するインストールタスクを開始する前に、要件を確認し、Siebel 管理サーバーのインストールに該当す

る要件に従っていることを確認します。詳しくは、129 ページの「Siebel 管理エージェントおよび Siebel 管理サー

バーのインストール要件」を参照してください。

備考:備考:備考:備考: 次の手順は基本製品のインストールに適用されます。 パッチインストールの手順については、My Oracle Support の「Siebel Maintenance Release Guide」を参照してください。17 ページの「Siebel リリースのイン

ストールについて」も参照してください。

Siebel 管理サーバーをインストールするには管理サーバーをインストールするには管理サーバーをインストールするには管理サーバーをインストールするには

1 Siebel 管理サーバーをインストールする Microsoft Windows サーバーマシンにログオンします。

2 Siebel 管理サーバーのインストーラを含む Siebel イメージの場所に移動します。たとえば、次の場所に移動

します。

Siebel_Image¥Windows¥Server¥Siebel_Management_Server

ここで、各項目は次のようになります。

� Siebel_Image = 次のような Siebel ネットワークイメージのディレクトリです。

D:¥Siebel_Install_Image¥8.1.1.0

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1 133

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Siebel Enterprise Server と関連コンポーネントのインストールと関連コンポーネントのインストールと関連コンポーネントのインストールと関連コンポーネントのインストール � Siebel 管理エージェントおよび

Siebel 管理サーバーのインストール

3 setup.exe をダブルクリックします。

[Siebel Management Server with Diagnostic Tool の InstallShield ウィザードへようこそ]画面が表示

されます。

4 [次へ]をクリックして続行します。

Siebel 管理サーバーをインストールする場所を指定するように要求する画面が表示されます。

5 インストーラが示すデフォルトディレクトリの場所をそのまま使用するか、Siebel 管理サーバーをインストー

ルする別のディレクトリを入力し、[次へ]をクリックします。

デフォルトのインストールディレクトリは C:¥sba81¥mgmtsrvr です。

備考:備考:備考:備考: インストールディレクトリの場所には空白を含めることはできませんが、アンダースコア(_)は使用で

きます。

Siebel 管理サーバーをインストールする場所が表示され、インストールに必要なディスクスペースも表示され

ます。

6 表示される情報を確認し、次の中から適切なアクションを実行します。

� 情報が正しくない場合は、[戻る]をクリックして、インストール場所を修正します。

� 情報が正しい場合は、[次へ]をクリックします。

InstallShield ウィザードにより、Siebel 管理サーバーのインストールが開始されます。

インストールが完了すると、[Siebel 設定ウィザード- Siebel Management Server 設定]が表示されます。

7 ここで管理サーバーを設定するか、ウィザードを取り消して後で設定します。

このウィザードで入力する値については、183 ページの「Siebel 管理エージェントおよび Siebel 管理サーバー

の設定」を参照してください。

8 [完了]をクリックして、インストーラウィザードを終了します。

9 インストールの完了後、インストーラログファイルを確認して、インストール中にエラーが発生しなかったこと

を確認します。

インストーラはログファイル(log.txt)に出力を書き込みます。このログファイルは、Siebel 管理サーバーイ

ンストールディレクトリに格納されます。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1134

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Siebel Enterprise Server と関連コンポーネントのインストールと関連コンポーネントのインストールと関連コンポーネントのインストールと関連コンポーネントのインストール � Siebel インストーラおよびウィ

ザードのコマンドラインオプション

Siebel インストーラおよびウィザードのコマンドインストーラおよびウィザードのコマンドインストーラおよびウィザードのコマンドインストーラおよびウィザードのコマンドラインオプションラインオプションラインオプションラインオプションSiebel Business Applications インストーラプログラム(Siebel モバイル Web クライアントと Developer Web Client および Siebel Tools インストーラを除く)、Siebel 設定ウィザード、および Siebel Image Creatorユーティリティは、インストーラコマンドに次のフラグをオプションで追加して、コマンドラインで実行できます。 設定ウィザードの追加オプションについては、146 ページの「Siebel 設定ウィザードの起動」を参照してください。

すべてのウィザードに使用されるオプションすべてのウィザードに使用されるオプションすべてのウィザードに使用されるオプションすべてのウィザードに使用されるオプション次のオプションは、Siebel インストーラ、設定ウィザード、および Image Creator に適用されます。

� -is:log logfile

ここで、各項目は次のようになります。

� logfileは、生成されるログファイルのフルパスと名前(たとえば C:¥temp¥gateway.log)です。

追加ログファイルを生成します。ファイルのログ情報は、JRE に関連するエラーなど、初期化エラーに限定さ

れています。インストーラを呼び出すことができないときのデバッグまたはトラブルシューティングにこのフラ

グを使用します。

備考:備考:備考:備考: インストール中に状況エラーを記録するデフォルトのログファイルが SIEBEL_ROOT ディレクトリに

作成されます。

� -is:javaconsole -console

コンソールモードと呼ばれるスクリプトタイプの(非 GUI)ユーザーインターフェイスを生成します。 この方

法は、WAN または VPN 経由のインストールまたは設定時、あるいは別の理由でコンソールモードのテキスト

表示が GUI モードより適している場合に も役立ちます。 詳しくは、第 12 章「自動モードまたはコンソール

モードでのインストールと設定」を参照してください。82 ページの「Siebel インストールイメージの作成」お

よび 146 ページの「Siebel 設定ウィザードの起動」も参照してください。

� -is:tempdir temp_directory_location

一時的なインストール関連ファイルに使用する場所をインストーラに示します。デフォルトのディレクトリが適

切ではない、または容量不足である場合は、別の場所を指定できます。 詳しくは、28 ページの「Siebel インス

トーラおよびウィザードに必要な一時ディスクスペースの管理」を参照してください。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1 135

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Siebel Enterprise Server と関連コンポーネントのインストールと関連コンポーネントのインストールと関連コンポーネントのインストールと関連コンポーネントのインストール � Siebel インストーラおよびウィ

ザードのコマンドラインオプション

インストーラに使用されるオプションインストーラに使用されるオプションインストーラに使用されるオプションインストーラに使用されるオプション次のオプションは、Siebel インストーラ(サーバー製品のみ)に適用されます。

� -args RECORD=full_path_to_installation_response_file

インストーラをレコードモードで実行します。レコードモードでは、実際のインストールは実行されませんが、

インストーラセッション中に行われた入力に基づく変更を含む、siebel.ini ファイルが出力されます。

この siebel.ini ファイルを自動インストールの一部として使用します。

� レコードモードを使用して siebel.ini ファイルを作成した後、インストーラプログラムが存在する正しい

製品ディレクトリにファイルを配置して、プログラムの起動時にインストーラによってファイルが読み込ま

れるようにします。 元の siebel.ini ファイルは、新しいファイルで置換する前にバックアップを必ず作成し

てください。

� 新しい siebel.ini ファイルを別の場所に配置し、レコードモードを使用して作成したファイルの場所を指

すように、-args SS_SETUP_INI 引数(次に説明します)を使用してインストーラを実行することもで

きます。

インストーラをレコードモードで実行した場合は、インストーラがライブモード(標準インストール)で実行さ

れた場合とまったく同じように検証が行われます。実際のインストールが行われるターゲットマシンと似たリ

ソースおよび設定を持つマシンでインストーラを実行することを強くお勧めします。

備考:備考:備考:備考: コマンドの等記号(=)の前後にスペースは入れません。

第 12 章「自動モードまたはコンソールモードでのインストールと設定」も参照してください。

� -args SS_SETUP_INI=full_path_to_installation_response_file

指定した場所で siebel.ini ファイルを使用してインストーラを実行します。このオプションを使用しない場合、

インストーラは、インストーラプログラムが存在する同じ製品ディレクトリにある siebel.ini ファイルを使用

します。 インストーラセッションは、この siebel.ini ファイルの設定に従って管理されます。

備考:備考:備考:備考: コマンドの等記号(=)の前後にスペースは入れません。

第 12 章「自動モードまたはコンソールモードでのインストールと設定」も参照してください。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1136

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6 Siebel Enterprise Server とととと関連コンポーネントの設定関連コンポーネントの設定関連コンポーネントの設定関連コンポーネントの設定

この章では、Siebel Enterprise Server コンポーネントの設定方法と、インストールおよび設定の後に実行する必

要がある重要なタスクについて説明します。 次のトピックが含まれています。

� 137 ページの「Siebel Enterprise Server と関連コンポーネントの設定について」

� 146 ページの「Siebel 設定ウィザードの起動」

� 152 ページの「設定タスクの実行」

� 168 ページの「Siebel Gateway Name Server の起動の確認」

� 168 ページの「Siebel Server のインストール後のタスク」

� 169 ページの「Siebel Server サービスの起動」

� 169 ページの「ODBC データソースの確認」

� 173 ページの「モバイルユーザーのネットワーク接続の確立」

� 173 ページの「インストールおよび設定後の Siebel Server コンポーネントの実行準備」

� 175 ページの「Siebel アプリケーションの負荷分散の設定」

� 180 ページの「既存の Siebel Enterprise Server 内での追加 Siebel Server のインストール」

� 180 ページの「Siebel Enterprise Server のインストールおよび設定のトラブルシューティング」

� 183 ページの「Siebel 管理エージェントおよび Siebel 管理サーバーの設定」

Siebel Enterprise Server と関連コンポーネントと関連コンポーネントと関連コンポーネントと関連コンポーネントの設定についての設定についての設定についての設定についてここでは、Siebel Enterprise Server コンポーネント、および Siebel Business Applications のその他のインス

トール可能なコンポーネントの設定に関する基本的な情報について説明します。設定タスクは、インストール後に

Siebel 設定ウィザードを使用して実行します。

Siebel 設定ウィザードの起動方法については、146 ページの「Siebel 設定ウィザードの起動」を参照してください。

インストール可能な Siebel Enterprise Server コンポーネントは、Siebel Gateway Name Server、Siebel Server、データベース設定ユーティリティ、および EAI コネクタ(サポートファイル)です。これらのコンポーネ

ントのインストールについては、第 5 章「Siebel Enterprise Server と関連コンポーネントのインストール」を参

照してください。

この章では、Siebel Gateway Name Server、Siebel Enterprise、および Siebel Server の設定について説明

します。 データベース設定ウィザードを使用した Siebel データベースの設定(Siebel データベースのインストール)

については、第 7 章「Siebel データベースの設定」で説明します。EAI コネクタにはこのような設定は必要ありません。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1 137

Page 138: Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイド - …...Microsoft Windows用用用Siebelインストールガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次

Siebel Enterprise Server と関連コンポーネントの設定と関連コンポーネントの設定と関連コンポーネントの設定と関連コンポーネントの設定 � Siebel Enterprise Server と関連コンポー

ネントの設定について

1 つ以上の Siebel Enterprise Server コンポーネントをインストールすると、Siebel 設定ウィザードが自動的に

起動されるため、インストールしたコンポーネントを設定するタスクを実行できます。設定ウィザードを終了し、こ

れらのコンポーネントを後で設定することもできます。 複数回実行できる設定ウィザードタスクもあれば、1 回のみ

実行する必要がある設定ウィザードタスクもあります。

Siebel Web Server Extension(SWSE)論理プロファイルおよび各物理 SWSE の設定については、第 8 章

「Siebel Web Server Extension のインストールと設定」で説明します。個別の SWSE インスタンスを設定する前

に、少なくとも 1 つの論理プロファイルを設定する必要があります。

設定ウィザードフレームワークでは、Siebel Enterprise Server、SWSE、Siebel 管理エージェント、Siebel 管理サーバーなど、Siebel Business Applications の複数のコンポーネントの設定タスクがサポートされています。

管理エージェントは、Siebel Server インストールの一部としてインストールすることも、個別にインストールす

ることもできます。128 ページの「Siebel 管理エージェントおよび Siebel 管理サーバーのインストール」および

183 ページの「Siebel 管理エージェントおよび Siebel 管理サーバーの設定」を参照してください。

FastTrack ウィザードを使用してインストールした場合、ほとんどのコンポーネントに対して設定ウィザードが自

動的に起動され、制限モード(SMB 表示モード)で実行されます。このモードでは、ウィザードによって表示され

る画面が少なくなり、いくつかの前提に基づいて設定が行われます。この章では基本的に、メインインストーラを使

用してインストールしていることを前提にしています。この場合、設定ウィザードは、SMB 表示モードではなく

Enterprise 表示モードで実行されます。FastTrack ウィザードについては、126 ページの「Siebel FastTrackウィザードを使用したインストール」を参照してください。

備考:備考:備考:備考: このマニュアルでは、一部またはすべての設定ウィザードを「Siebel 設定ウィザード」と呼ぶ場合があります。 また、内容に応じて、Siebel サーバー設定ウィザードなど、特定の名前を使用してウィザードを示す場合もあります。

ここでは、次のサブトピックについて説明します。

� 138 ページの「リリース 8.0 以降での設定ウィザードの変更点」

� 141 ページの「インストール可能なコンポーネントに関連する設定ウィザード」

� 144 ページの「設定ウィザードと関連するモデルファイル」

リリースリリースリリースリリース 8.0 以降での設定ウィザードの変更点以降での設定ウィザードの変更点以降での設定ウィザードの変更点以降での設定ウィザードの変更点

このトピックは、137 ページの「Siebel Enterprise Server と関連コンポーネントの設定について」の一部です。

Siebel Business Applications リリース 8.0 では、Siebel 設定ウィザードが大幅に変更されています。 それ以外

では、ウィザードは以前のバージョン 7.x のリリースと同様に機能します。次の機能と特性に注意してください。

� 以前のリリースと同様に、インストール可能な多くのコンポーネントに対して、プログラムグループのショート

カットから設定ウィザードを起動できます。[Siebel Enterprise Configuration]のショートカットを使用し

て、Siebel Gateway Name Server の設定、Siebel Enterprise の作成、および SWSE を設定するための論

理プロファイルの作成を行うことができます。

� FastTrack ウィザードを使用できるようになりました。FastTrack ウィザードを使用すると、Siebel Enterprise Server と Siebel Web Server Extension の両方を同じサーバーマシンに簡単にインストールして設定できま

す。 詳しくは、126 ページの「Siebel FastTrack ウィザードを使用したインストール」を参照してください。

� 特定のコンポーネントについては、設定ウィザードを複数回起動して、別のタスクを実行したり、以前に設定し

たコンポーネントを再設定したりできます。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1138

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Siebel Enterprise Server と関連コンポーネントの設定と関連コンポーネントの設定と関連コンポーネントの設定と関連コンポーネントの設定 � Siebel Enterprise Server と関連コンポー

ネントの設定について

� 設定ウィザードに表示されるテキストは、以前のリリースに比べて説明的になりました。 このマニュアルに以前

(バージョン 8.0 より前)記載されていた詳細情報の一部については、ウィザードのテキスト自体を参照してく

ださい。

� 一部のコンポーネントの設定は、オフラインモード(レコードモードとも呼ばれます)で実行することもできま

す。オフラインモードを使用すると、実際の設定を行うために後で(実行モードで)実行できる、XML 形式の

応答ファイルが生成されます。それ以外の場合、設定はライブモード(デフォルト)を使用してリアルタイムで

行われます。 ライブモードを使用した Siebel Server 設定タスクの場合、Siebel Gateway Name Server に

接続する必要があります。

応答ファイルを使用すると、同様に設定される複数のサーバーの設定も容易になります。たとえば、ある

Siebel Server を設定するために作成された応答ファイルをコピーし、同様に設定される別の Siebel Serverに合わせてホスト名とポート番号の詳細を変更した後、その応答ファイルを実行してこの 2 番目の Siebel Server を設定できます。

設定ウィザードを実行モードで実行するには、コマンドラインから設定ウィザードを起動する(あるいは、この

目的のために作成またはカスタマイズした Windows のショートカットを使用して設定ウィザードを起動する)

必要があります。

備考:備考:備考:備考: データベース設定ウィザード、管理サーバー(Windows のみ)と管理エージェントの設定ウィザードな

ど、一部のコンポーネントについては、設定ウィザードはライブモードでのみ実行できます。

ヒント:ヒント:ヒント:ヒント: 設定ウィザードをオフラインモードで実行すると、設定タスクの練習またはリハーサルをすることが

できます。ライブモードで適用される一部の要件または検証(Siebel Gateway Name Server に接続できる

かどうか、既存の定義済みの Siebel Enterprise を指定する必要があるかどうかなど)は、オフラインモード

では適用されません。

� 設定ウィザードを実行するためのコマンドライン構文が変更されました。Windows プラットフォームと UNIXプラットフォームで基礎になるフレームワーク(設定エンジン)が似ているため、構文も似ています。ウィザー

ドでは、実行可能プログラム ssincfgw.exe(Windows)または ssincfgw(UNIX プラットフォーム)が使

用されます。

� SWSE 論理プロファイルを使用すると、Siebel Web Server Extension(SWSE)のインストール済みイン

スタンスの物理的な設定とは別に、いくつかの設定を行うことができます。SWSE は論理プロファイルを使用

して設定された後、物理的な設定に使用されます。

SWSE の設定ウィザードを実行する前に、Siebel Enterprise Server のインストールから使用できる設定

ウィザードを使用して、SWSE 論理プロファイルを作成しておく必要があります(Siebel Gateway Name Server が含まれる場合)。各 SWSE インスタンスを設定するときに、作成した SWSE 論理プロファイルの場

所を指定します。

� UNIX プラットフォーム上での設定が変更されました。インストール時に、新しい環境ファイル cfgenv.csh(Cシェルの場合)および cfgenv.sh(Bourne シェルまたは Korn シェルの場合)が生成されます。 UNIX プラッ

トフォームでは、設定ウィザードを起動して Siebel 製品を手動で設定する前に、シェルタイプに適した環境ファ

イルを設定する必要があります。このステップは、設定ウィザードを手動で起動する場合のみ適用されます。

� Secure Sockets Layer(SSL)の設定は、Siebel Enterprise Server、Siebel Server、または SWSE の

設定タスクの一部として行われます。この設定のために、個別のウィザードが起動されることはありません。

� LDAP / ADSI セキュリティアダプタの設定は、Siebel Enterprise Server または Siebel Server の設定の

一部として行われます。この設定のために、個別のウィザードが使用されることはありません。

� 一部の Siebel アンインストーラプログラムでは Siebel 設定ウィザードが起動されます。これにより、Siebel Gateway Name Server から該当する設定データを削除できます。 詳しくは、第 14 章「Siebel Business Applications のアンインストール」を参照してください。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1 139

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Siebel Enterprise Server と関連コンポーネントの設定と関連コンポーネントの設定と関連コンポーネントの設定と関連コンポーネントの設定 � Siebel Enterprise Server と関連コンポー

ネントの設定について

リリースリリースリリースリリース 8.1.x での設定ウィザードの変更点での設定ウィザードの変更点での設定ウィザードの変更点での設定ウィザードの変更点� Siebel Business Applications リリース 8.1.x では、Siebel Gateway Name Server に対する認証が導入

されました。 この機能は、Gateway Name Server と Siebel Enterprise を設定した後に実行される Siebelサーバー設定ウィザードおよびその他の Siebel Enterprise Server 設定タスクに適用されます。 デフォルトで

は、データベース認証が有効になります。

この機能を適用するには、インストールおよび設定プロセスで、Siebel データベースがすでに存在しているか、

Siebel Server を設定する前にインストールされている必要があります。 一部のインストール要件もこの設定要

件に基づいています。

Siebel Gateway Name Server 認証については、97 ページの「Siebel Enterprise Server のインストールお

よび設定の一般的な要件」を参照してください。

� Siebel サーバー設定ウィザードおよび SWSE 設定ウィザードで、既存の設定に言語を追加するタスクがサ

ポートされるようになりました。 このタスクを使用して、以前にインストールしたが展開していなかった言語を

展開したり、新規にインストールした言語を展開することができます。

言語展開タスクについては、105 ページの「複数言語を使用したインストールおよび展開について」を参照して

ください。

� Siebel 管理サーバーおよび Siebel 管理エージェントの設定ウィザードで、Secure Sockets Layer(SSL)の設定機能が強化されました。

これらのモジュールの設定については、183 ページの「Siebel 管理エージェントおよび Siebel 管理サーバーの

設定」を参照してください。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1140

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Siebel Enterprise Server と関連コンポーネントの設定と関連コンポーネントの設定と関連コンポーネントの設定と関連コンポーネントの設定 � Siebel Enterprise Server と関連コンポー

ネントの設定について

インストール可能なコンポーネントに関連する設定ウィザードインストール可能なコンポーネントに関連する設定ウィザードインストール可能なコンポーネントに関連する設定ウィザードインストール可能なコンポーネントに関連する設定ウィザード

このトピックは、137 ページの「Siebel Enterprise Server と関連コンポーネントの設定について」の一部です。

Siebel Business Applications で選択したインストール可能なサーバーベースのコンポーネントに関連する設定

ウィザードについては、141 ページの表 10 を参照してください。

表 10 Siebel Business Applications コンポーネントの設定ウィザード

インストールされるインストールされるインストールされるインストールされる

コンポーネントコンポーネントコンポーネントコンポーネント 関連する設定ウィザード関連する設定ウィザード関連する設定ウィザード関連する設定ウィザード

Siebel Enterprise Server:Siebel Gateway Name Server

Siebel Enterprise 設定ウィザード(Siebel 設定ウィザードとも呼ばれる)

は、このコンポーネントに関連付けられたウィザードである。 ウィザードのタイ

トルバーには、「Siebel Business Applications 設定ウィザード」という名前

が表示される。このウィザードの説明は、この章に記載されている。

このウィザードを使用して、Siebel Gateway Name Server、Siebel Enterprise、および SWSE 論理プロファイルを設定する。

関連付けられた Windows のショートカットは、[Siebel Enterprise Configuration]である。このショートカットは、次のようなコマンドを実行

する。

C:¥sba81¥gtwysrvr¥BIN¥ssincfgw.exe -args LANG=language MODEL_FILE=C:¥sba81¥gtwysrvr¥admin¥enterprise_console.scm

このウィザードは、インストール後に自動的に起動される。ウィザードを取り

消し、後で再び起動して設定を行うこともできる。

Siebel Enterprise Server:Siebel Server

Siebel サーバー設定ウィザードは、このコンポーネントに関連付けられたウィ

ザードである。このウィザードの説明は、この章に記載されている。

このウィザードを使用して、Siebel Server を設定する。

関連付けられた Windows のショートカットは、[Siebel Server Configuration]である。このショートカットは、次のようなコマンドを実行

する。

C:¥sba81¥siebsrvr¥BIN¥ssincfgw.exe -args LANG=language VISIBILITY=ENTERPRISE MODEL_FILE=C:¥sba81¥siebsrvr¥admin¥siebel_server.scm

このウィザードは、インストール後に自動的に起動される。ウィザードを取り

消し、後で再び起動して設定を行うこともできる。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1 141

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Siebel Enterprise Server と関連コンポーネントの設定と関連コンポーネントの設定と関連コンポーネントの設定と関連コンポーネントの設定 � Siebel Enterprise Server と関連コンポー

ネントの設定について

Siebel Enterprise Server:データベース設定ユーティリ

ティ

Siebel データベース設定ウィザード(データベース設定ウィザードとも呼ばれ

る)は、このコンポーネントに関連付けられた設定ウィザードである。この

ウィザードについては、第 7 章「Siebel データベースの設定」を参照。

このウィザードを使用して、Siebel データベースをインストールし、インス

トールしたアプリケーションや言語をサポートするようにデータベースを設定

するその他のタスクを実行する。

関連付けられた Windows のショートカットは、[Database Server Configuration]である。このショートカットは、次のようなコマンドを実行

する。

C:¥sba81¥siebsrvr¥BIN¥ssincfgw.exe -args LANG=language VISIBILITY=ENTERPRISE MODE=LIVE MODEL_FILE=C:¥sba81¥siebsrvr¥admin¥dbsrvr.scm

このウィザードは、インストール後に自動的に起動されない。

Siebel Web Server Extension(SWSE)

Siebel Web Server Extension 設定ウィザードは、このコンポーネントに関

連付けられた設定ウィザードである。このウィザードについては、第 8 章

「Siebel Web Server Extension のインストールと設定」を参照。

このウィザードを使用して、物理 SWSE を設定する。設定の前に、SWSE 論

理プロファイルを作成しておく必要がある。

関連付けられた Windows のショートカットは、[Siebel Web Server Extension Configuration]である。このショートカットは、次のようなコマ

ンドを実行する。

C:¥sba81¥SWEApp¥BIN¥ssincfgw.exe -args LANG=language VISIBILITY=ENTERPRISE MODEL_FILE=C:¥sba81¥SWEApp¥admin¥swse_server.scm

このウィザードは、SWSE のインストール後に自動的に起動される。ウィザー

ドを取り消し、後で再び起動して設定を行うこともできる。

表 10 Siebel Business Applications コンポーネントの設定ウィザード

インストールされるインストールされるインストールされるインストールされる

コンポーネントコンポーネントコンポーネントコンポーネント 関連する設定ウィザード関連する設定ウィザード関連する設定ウィザード関連する設定ウィザード

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1142

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Siebel Enterprise Server と関連コンポーネントの設定と関連コンポーネントの設定と関連コンポーネントの設定と関連コンポーネントの設定 � Siebel Enterprise Server と関連コンポー

ネントの設定について

Siebel 管理エージェント

(Siebel Enterprise Serverまたは Siebel Server ととも

にインストールする場合)

管理エージェント設定ウィザードは、このコンポーネントに関連付けられた設

定ウィザードである。このウィザードについては、186 ページの「Siebel 管理

エージェントの設定」を参照。

このウィザードを使用して、Siebel 管理エージェントを設定する。

関連付けられた Windows のショートカットは、[Management Agent Configuration]である。このショートカットは、Siebel Server とともに管

理エージェントがインストールされた場合にだけ作成される。このショート

カットは、次のようなコマンドを実行する。

C:¥sba81¥siebsrvr¥mgmtagent¥bin¥ssincfgw.exe -args LANG=language MODEL_FILE=C:¥sba81¥siebsrvr¥mgmtagent¥admin¥mgmtagent_ses.scm

このウィザードは、インストール後に自動的に起動される。ウィザードを取り

消し、後で再び起動して設定を行うこともできる。このウィザードは、インス

トールされるコンポーネントごとに 1 回のみ実行する必要がある。

Siebel 管理エージェント(個

別にインストールする場合)

管理エージェント設定ウィザードは、このコンポーネントに関連付けられた設

定ウィザードである。このウィザードについては、186 ページの「Siebel 管理

エージェントの設定」を参照。

このウィザードを使用して、Siebel 管理エージェントを設定する。

管理エージェントを個別にインストールした場合、Windows のショートカット

は作成されない。ウィザードを手動で起動する必要がある場合は、次のような

コマンドを使用する。

C:¥sba81¥mgmtagent¥bin¥ssincfgw.exe -args LANG=language REPEAT=FALSE MODEL_FILE=C:¥sba81¥mgmtagent¥admin¥mgmtagent_only.scm

このウィザードは、インストール後に自動的に起動される。ウィザードを取り

消し、後で再び起動して設定を行うこともできる。このウィザードは、インス

トールされるコンポーネントごとに 1 回のみ実行する必要がある。

表 10 Siebel Business Applications コンポーネントの設定ウィザード

インストールされるインストールされるインストールされるインストールされる

コンポーネントコンポーネントコンポーネントコンポーネント 関連する設定ウィザード関連する設定ウィザード関連する設定ウィザード関連する設定ウィザード

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1 143

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Siebel Enterprise Server と関連コンポーネントの設定と関連コンポーネントの設定と関連コンポーネントの設定と関連コンポーネントの設定 � Siebel Enterprise Server と関連コンポー

ネントの設定について

設定ウィザードと関連するモデルファイル設定ウィザードと関連するモデルファイル設定ウィザードと関連するモデルファイル設定ウィザードと関連するモデルファイル

このトピックは、137 ページの「Siebel Enterprise Server と関連コンポーネントの設定について」の一部です。

各設定ウィザードはモデルファイル(拡張子 .scm)に対応し、モデルファイルは表示される画面を制御します。設

定ウィザードと使用される主なモデルファイルについては、145 ページの表 11 を参照してください。

� ショートカット(Windows の場合のみ)を使用してウィザードを実行する場合、該当するモデルファイルが自

動的に指定されます。

� コマンドラインでウィザードを実行する場合、使用するモデルファイルを指定します。

� モデルファイルを指定しない場合、ウィザードが起動された後、メニューからモデルファイルを選択できます。

表示されるオプションは、次の表の「モデル名」カラムのエントリに対応します。

一部のモデルファイルは、他のモデルファイルを呼び出します。 たとえば、common.scm や mgmtagent.scm は

他のモデルファイルによって呼び出されます。 次に示すモデルファイルは、設定ウィザードを起動するときに直接使

用されるモデルファイルです。

Siebel 管理サーバー 管理サーバー設定ウィザードは、このコンポーネントに関連付けられた設定

ウィザードである(Windows でのみ使用可能)。このウィザードについては、

189 ページの「Siebel 管理サーバーの設定」を参照。

このウィザードを使用して、Siebel 管理サーバーを設定する。

管理サーバーのインストール時に、Windows のショートカットは作成されない。

ウィザードを手動で起動する必要がある場合は、次のようなコマンドを使用する。

C:¥sba81¥mgmtsrvr¥bin¥ssincfgw.exe -args LANG=language REPEAT=FALSE MODEL_FILE=C:¥sba81¥mgmtsrvr¥admin¥mgmtserver.scm

このウィザードは、インストール後に自動的に起動される。ウィザードを取り

消し、後で再び起動して設定を行うこともできる。このウィザードは、インス

トールされるコンポーネントごとに 1 回のみ実行する必要がある。

Siebel Enterprise Server:

EAI コネクタ

該当しない。このコンポーネントに関連付けられた設定ウィザードはない。

Siebel Collaboration Service

Siebel Collaboration 設定ウィザードは、このコンポーネントに関連付けられ

た設定ウィザードである(Windows でのみ使用可能)。このウィザードについ

ては、『Siebel Collaboration Guide』を参照。

このウィザードは、インストール後に自動的に起動される。

表 10 Siebel Business Applications コンポーネントの設定ウィザード

インストールされるインストールされるインストールされるインストールされる

コンポーネントコンポーネントコンポーネントコンポーネント 関連する設定ウィザード関連する設定ウィザード関連する設定ウィザード関連する設定ウィザード

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1144

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Siebel Enterprise Server と関連コンポーネントの設定と関連コンポーネントの設定と関連コンポーネントの設定と関連コンポーネントの設定 � Siebel Enterprise Server と関連コンポー

ネントの設定について

備考:備考:備考:備考: 一部のモデルファイルは、Siebel Industry Applications(垂直アプリケーション)または Siebel 水平ア

プリケーションにのみ使用されます。 ファイル名に「_sia」を含むモデルファイルは、Siebel Industry Applications にのみ使用されます。

表 11 設定ウィザードと関連するモデルファイル

設定ウィザードの表示されるタイトル設定ウィザードの表示されるタイトル設定ウィザードの表示されるタイトル設定ウィザードの表示されるタイトル モデル名モデル名モデル名モデル名 モデルファイルモデルファイルモデルファイルモデルファイル

Siebel Business Applications 設定

ウィザード

Enterprise の設定 enterprise_console.scm

enterprise_console_sia.scm

Siebel サーバー設定ウィザード Siebel Server の設定 siebel_server.scm

siebel_server_sia.scm

データベース設定ウィザード データベース設定ユーティ

リティ

dbsrvr.scm

Siebel Web Server Extension 設定

ウィザード

Siebel Web Server の設定 swse_server.scm

Siebel 管理エージェント設定ウィ

ザード

Siebel 管理エージェントの

設定

mgmtagent_ses.scm(Siebel Serverとともにインストールする場合)

mgmtagent_only.scm(個別にインス

トールする場合)

Siebel 管理サーバー設定ウィザード

(Windows のみ)

Siebel 管理サーバーの設定 mgmtserver.scm

Siebel Collaboration 設定ウィザー

ド(Windows のみ)

Siebel Collaboration Service の設定

SiebelCollaborationConfigDriver.scm

Siebel FastTrack ウィザード

(Windows のみ)

Siebel Enterprise の設定 gtwysmbwrapper.scm

enterprisesmbwrapper.scm

enterprisesmbwrapper_sia.scm

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1 145

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Siebel Enterprise Server と関連コンポーネントの設定と関連コンポーネントの設定と関連コンポーネントの設定と関連コンポーネントの設定 � Siebel 設定ウィザードの起動

Siebel 設定ウィザードの起動設定ウィザードの起動設定ウィザードの起動設定ウィザードの起動ここでは、Siebel 設定ウィザードの起動方法について説明します。

このウィザードおよびインストール可能な各 Siebel 製品でのウィザードの使用方法については、137 ページの

「Siebel Enterprise Server と関連コンポーネントの設定について」を参照してください。

Siebel Gateway Name Server、Siebel Server、または Siebel Web Server Extension をインストールした

ら、設定ウィザードが自動的に起動します。 インストール後にウィザードを終了した場合は、このトピックで説明さ

れているように、ウィザードを再起動することができます。

自動的に起動されないウィザードは、後で実行できます。たとえば、データベース設定ウィザードは自動的に起動さ

れません。インストールの後、このウィザードを手動で起動する前に特定のタスクを実行する必要があります。

設定ウィザードは、タイトルバーに[Siebel 設定ウィザード]という名前が付けられ、その後に何を設定するのか

を示す追加のタイトルが表示されます。表示されるタイトルと画面は、何を設定するかによって異なります。141ページの「インストール可能なコンポーネントに関連する設定ウィザード」と 144 ページの「設定ウィザードと関連

するモデルファイル」も参照してください。

設定ウィザードには、フィールドおよび選択可能なオプション(チェックボックス、ラジオボタンなど)が表示され

ます。 また、多くのタスクや設定について説明テキストが表示されます。 ウィザードのウィンドウサイズは変更でき

ます。 画面に多くのテキストが表示される場合は、使いやすいようにウィンドウを拡大できます。

設定ウィザードは現在使用している言語で自動的に実行されるため、オペレーティングシステムレベルの言語設定が

正しいことを確認してください。 詳しくは、29 ページの「Siebel インストーラおよびウィザードが実行する言語」

を参照してください。

備考:備考:備考:備考: Siebel Enterprise Server コンポーネントは、設定を完了するまで使用できません。Siebel Enterpriseまたは Siebel Server を設定するには、Siebel Gateway Name Server を実行している必要があります。

特定のコンポーネントの設定については、次の項を参照してください。

� 152 ページの「設定タスクの実行」

� 183 ページの「Siebel 管理エージェントおよび Siebel 管理サーバーの設定」

� 206 ページの「RDBMS 上での Siebel データベースの設定」

� 230 ページの「SWSE の設定」

注意:注意:注意:注意: Siebel 設定ウィザードでは、Siebel Business Applications の初期設定がサポートされており、すでに設

定されているコンポーネントを再設定するための機能が制限されています。たとえば、ウィザードを使用すると、

Siebel Enterprise Server の設定を変更できます。ただし、既存の Siebel Server を再設定する場合、Siebel Server の既存の設定を削除してから再作成できます。Siebel Enterprise または Siebel Server の既存の設定を

変更する場合、Siebel Server Manager を使用することもできます。各ウィザードがサポートするタスクについて

は、152 ページの「設定タスクの実行」を参照してください。

コントロールパネルを使用して、Siebel サービスを自動起動するか手動で起動するかを変更したり、サービスを実

行するためのユーザー名またはパスワードを変更することもできます。

ここでは、次のサブトピックについて説明します。

� 147 ページの「設定ウィザードを起動する手順」

� 148 ページの「設定ウィザードの構文要素」

� 150 ページの「設定ウィザードを起動するためのコマンド」

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1146

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Siebel Enterprise Server と関連コンポーネントの設定と関連コンポーネントの設定と関連コンポーネントの設定と関連コンポーネントの設定 � Siebel 設定ウィザードの起動

設定ウィザードを起動する手順設定ウィザードを起動する手順設定ウィザードを起動する手順設定ウィザードを起動する手順

このトピックは、146 ページの「Siebel 設定ウィザードの起動」の一部です。 Windows のショートカット(使用可

能な場合)またはコマンドラインから Siebel 設定ウィザードを起動する手順を次に示します。

UNIX ベースの手順については、『UNIX 用 Siebel インストールガイド』を参照してください。

備考:備考:備考:備考: Siebel 管理エージェントには Siebel 管理サーバー(Windows でのみ使用可能)が必要です。

Windows のショートカット(使用可能な場合)を使用してウィザードを起動するにはのショートカット(使用可能な場合)を使用してウィザードを起動するにはのショートカット(使用可能な場合)を使用してウィザードを起動するにはのショートカット(使用可能な場合)を使用してウィザードを起動するには

� [スタート]、[すべてのプログラム]、[Siebel Enterprise Server Configuration 8.x]、Config_Type の順

に移動します。

ここで、各項目は次のようになります。

� Config_Type = 次のような、実行する設定のタイプです。

❏ Siebel Enterprise の設定

❏ Siebel Server の設定

❏ データベースサーバーの設定

❏ Siebel Web Server Extension の設定

❏ 管理エージェントの設定(管理エージェントを Siebel Server とともにインストールした場合に

ショートカットが使用可能)

DOS コマンドプロンプトからウィザードを起動するにはコマンドプロンプトからウィザードを起動するにはコマンドプロンプトからウィザードを起動するにはコマンドプロンプトからウィザードを起動するには

1 DOS コマンドウィンドウを開き、SIEBEL_ROOT ディレクトリ内の設定するインストール済みコンポーネン

トの BIN サブディレクトリに移動します。

� Siebel Gateway Name Server または Siebel Enterprise を設定する場合は、

C:¥sba81¥gtwysrvr¥BIN などのディレクトリに移動します。SWSE 論理プロファイルを設定する場合

も、ここに移動します。

� Siebel Server または Siebel データベースを設定する場合は、C:¥sba81¥siebsrvr¥BIN などのディレ

クトリに移動します。

� Siebel Web Server Extension(SWSE)を設定する場合は、C:¥sba81¥SWEApp¥BIN などのディレ

クトリに移動します。

� Siebel 管理エージェント(Siebel Server とともにインストールする場合)を設定する場合は、

C:¥sba81¥siebsrvr¥mgmtagent¥BIN などのディレクトリに移動します。

� Siebel 管理エージェント(個別にインストールする場合)を設定する場合は、

C:¥sba81¥mgmtagent¥BIN などのディレクトリに移動します。

� Siebel 管理サーバーを設定する場合は、C:¥sba81¥mgmtsrvr¥BIN などのディレクトリに移動します。

� Siebel Collaboration を設定する場合は、C:¥Siebel¥Collaboration¥BIN などのディレクトリに移動

します。『Siebel Collaboration Guide』も参照してください。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1 147

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Siebel Enterprise Server と関連コンポーネントの設定と関連コンポーネントの設定と関連コンポーネントの設定と関連コンポーネントの設定 � Siebel 設定ウィザードの起動

2 ライブモードまたはオフラインモードで設定するために、次のようなコマンドを入力します。

GUI モードモードモードモード :

ssincfgw.exe -args LANG=language VISIBILITY=visibility_mode MODE=mode MODEL_FILE=model_file

コンソールモードコンソールモードコンソールモードコンソールモード :

ssincfgw.exe -args LANG=language VISIBILITY=visibility_mode MODE=mode MODEL_FILE=model_file -is:javaconsole -console

コンソールモードについては、135 ページの「Siebel インストーラおよびウィザードのコマンドラインオプショ

ン」および第 12 章「自動モードまたはコンソールモードでのインストールと設定」を参照してください。

3 設定応答ファイル(実行モード)を実行するために、次のようなコマンドを入力します。

GUI モードモードモードモード :

ssincfgw.exe -args LANG=language VISIBILITY=visibility_mode MODE=mode IN_RESPONSE_FILE=response_file

コンソールモードコンソールモードコンソールモードコンソールモード :

ssincfgw.exe -args LANG=language VISIBILITY=visibility_mode MODE=mode IN_RESPONSE_FILE=response_file -is:javaconsole -console

コマンドラインから設定ウィザードを起動するための構文の要素と例については、148 ページの「設定ウィザー

ドの構文要素」および 150 ページの「設定ウィザードを起動するためのコマンド」を参照してください。

設定ウィザードの構文要素設定ウィザードの構文要素設定ウィザードの構文要素設定ウィザードの構文要素

このトピックは、146 ページの「Siebel 設定ウィザードの起動」の一部です。

ここでは、設定ウィザードを起動するためのコマンドライン構文について説明します。

備考:備考:備考:備考: その他のコマンドラインオプションについては、135 ページの「Siebel インストーラおよびウィザードのコ

マンドラインオプション」を参照してください。

設定ウィザードを起動するためのコマンドライン構文には、次の要素が含まれています。

� LANG=language: 設定ウィザードを実行する言語コード(フランス語の場合 FRA など)です。言語は、ソ

フトウェアとともにインストールした言語の 1 つである必要があります。

LANG フラグを使用しない場合、設定ウィザードセッションの言語は、SIEBEL_LANGUAGE環境変数の設定か

ら取得されます。それ以外の場合、言語は現在のオペレーティングシステムのロケールから取得されます。

備考:備考:備考:備考: Windows に作成された設定ウィザードのショートカットにはこのフラグが含まれ、インストールが実行

された言語に設定されます。

29 ページの「Siebel インストーラおよびウィザードが実行する言語」も参照してください。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1148

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Siebel Enterprise Server と関連コンポーネントの設定と関連コンポーネントの設定と関連コンポーネントの設定と関連コンポーネントの設定 � Siebel 設定ウィザードの起動

� VISIBILITY=visibility_mode: ENTERPRISE(Enterprise モードの場合)または SMB(SMB モード、中

小規模のビジネスの場合)を指定します。デフォルトは Enterprise 表示モードです。

備考:備考:備考:備考: Siebel 管理エージェントと Siebel 管理サーバーの設定ウィザード、または Siebel Collaborationウィザードでは、SMB 表示モードはサポートされません。これらのウィザードは常に Enterprise 表示モード

で実行されます。SMB モードについては、126 ページの「Siebel FastTrack ウィザードを使用したインストー

ル」を参照してください。

� MODE=mode: LIVE(ライブモードの場合、デフォルト)、RECORD(オフラインモードの場合、レコード

モードとも呼ばれます)、または EXECUTE(実行モードの場合)を指定します。

備考:備考:備考:備考: データベース設定ウィザード、管理エージェント設定ウィザード、管理サーバー設定ウィザード、また

は Siebel Collaboration ウィザードでは、オフラインモードおよび実行モードはサポートされません。これら

のウィザードは常にライブモードで実行されます。

� ライブモードライブモードライブモードライブモード: デフォルトはライブモードです。ライブモードでは、Siebel Enterprise Server コンポー

ネントを設定するためのウィザードは、Siebel Gateway Name Server に直接接続します(オフライン

モードもサポートする製品の場合)。

� オフラインモードオフラインモードオフラインモードオフラインモード: オフラインモードは、設定を XML 応答ファイルに保存します。実行モードを使用し

て、この XML 応答ファイルを後で実行できます。

オフラインモードでは、(モデルファイル名から派生した)次のデフォルトのファイル名の 1 つを使用して

設定応答ファイルを保存するようにプロンプトが表示されます。

❏ Siebel 設定ウィザード(エンタープライズ設定)= default_enterprise_console.xml

❏ Siebel サーバー設定ウィザード = default_siebel_server.xml

❏ SWSE 設定ウィザード = default_swse_server.xml

� 実行モード実行モード実行モード実行モード: 実行モード(自動設定モードとも呼ばれます)は、オフラインモードを使用して以前に保存

した XML 応答ファイルを実行します。設定ウィザードを実行モードで実行するには、実行する設定応答

ファイルの名前を指定する必要があります。該当するデータが応答ファイルにすでに格納されているため、

通常表示される画面は表示されません。

設定ウィザードを実行モードで実行するには、147 ページの「設定ウィザードを起動する手順」の例に示す

ように、必要な引数を使用してコマンドラインから設定ウィザードを起動します。この目的のために作成ま

たはカスタマイズした Windows のショートカットを使用することもできます。

自動インストールの後、ウィザードを実行モードで自動的に実行するには、指定された設定応答ファイルを

使用して設定を起動するように、製品の siebel.ini ファイルを編集します。 詳しくは、第 12 章「自動モー

ドまたはコンソールモードでのインストールと設定」を参照してください。

備考:備考:備考:備考: オフラインモードで保存した応答ファイルには、表示モードは格納されません。設定ウィザードを

実行モードで実行する場合、その表示モードは、オフラインモードで応答ファイルを生成したときに使用し

た表示モードと一致している必要があります。デフォルトは Enterprise 表示モードです。

� IN_RESPONSE_FILE=response_file: 実行する設定応答ファイルの名前です。このオプションは、サポー

トされている実行モードでのみ使用します。オフラインモードでは、後で実行モードで実行するために設定応答

ファイルを保存します。

備考:備考:備考:備考: IN_RESPONSE_FILE オプションは、MODEL_FILE オプションとともに使用することはありません。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1 149

Page 150: Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイド - …...Microsoft Windows用用用Siebelインストールガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次

Siebel Enterprise Server と関連コンポーネントの設定と関連コンポーネントの設定と関連コンポーネントの設定と関連コンポーネントの設定 � Siebel 設定ウィザードの起動

� MODEL_FILE=model_file: ウィザードに表示される画面を制御するモデルファイルの名前です。モデルファ

イルを指定しないと、ウィザードの開始時に、使用するモデルファイルを指定するようにプロンプトが表示され

ます。

使用可能なオプションについては、144 ページの「設定ウィザードと関連するモデルファイル」を参照してくだ

さい。

� REPEAT=TRUE(デフォルト)または REPEAT=FALSE: 設定ウィザードは、デフォルトでは繰り返しモード

(REPEAT=TRUE)で実行されるため、同じセッションで複数の設定タスクを実行できます。

たとえば、Siebel Gateway Name Server をインストールした後に、Gateway Name Server を設定し、

ウィザードを終了する前に、Siebel Enterprise と SWSE 論理プロファイルを設定できます。

REPEAT=FALSE の場合、ウィザードは設定タスクの完了後に終了します。 この設定は、インストール後に

(実行モードを使用して設定ウィザードが実行される)自動設定が自動的に起動するように siebel.ini ファイル

を編集する場合に使用します。 詳しくは、第 12 章「自動モードまたはコンソールモードでのインストールと設

定」を参照してください。

管理エージェントおよび管理サーバーの設定ウィザードの場合は、REPEAT=FALSE を使用することをお勧め

します。

設定ウィザードを起動するためのコマンド設定ウィザードを起動するためのコマンド設定ウィザードを起動するためのコマンド設定ウィザードを起動するためのコマンド

このトピックは、146 ページの「Siebel 設定ウィザードの起動」の一部です。

ここでは、コマンドラインで設定ウィザードを起動するためのコマンドについて説明します。

一部の構文要素はオプションまたは特定のコンテキストでのみ使用されます。構文要素については、148 ページの

「設定ウィザードの構文要素」を参照してください。

GUI モードまたはコンソールモードで特定の設定ウィザードを起動するには、次のようなコマンドを使用します。

備考:備考:備考:備考: 実行モード(自動設定)の場合は、MODEL_FILE を省略し、MODE=EXECUTE IN_RESPONSE_FILE=response_file を使用します。インストール後に自動設定を自動的に起動する方法につい

ては、第 12 章「自動モードまたはコンソールモードでのインストールと設定」を参照してください。

� Siebel 設定ウィザード(Siebel Enterprise 設定):

ssincfgw.exe -args LANG=language VISIBILITY=visibility_mode MODE=mode MODEL_FILE=SIEBEL_ROOT¥gtwysrvr¥admin¥enterprise_console.scm

� Siebel サーバー設定ウィザード:

ssincfgw.exe -args LANG=language VISIBILITY=visibility_mode MODE=mode MODEL_FILE=SIEBEL_ROOT¥siebsrvr¥admin¥siebel_server.scm

� データベース設定ウィザード:

ssincfgw.exe -args LANG=language VISIBILITY=visibility_mode MODEL_FILE=SIEBEL_ROOT¥siebsrvr¥admin¥dbsrvr.scm

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1150

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Siebel Enterprise Server と関連コンポーネントの設定と関連コンポーネントの設定と関連コンポーネントの設定と関連コンポーネントの設定 � Siebel 設定ウィザードの起動

� Siebel Web Server Extension 設定ウィザード:

ssincfgw.exe -args LANG=language VISIBILITY=visibility_mode MODE=mode MODEL_FILE=SWSE_ROOT¥admin¥swse_server.scm

� Siebel 管理エージェント設定ウィザード(Siebel Server とともにインストールする場合):

ssincfgw.exe -args LANG=language REPEAT=FALSE MODEL_FILE=SIEBEL_ROOT¥siebsrvr¥mgmtagent¥admin¥mgmtagent_ses.scm

� Siebel 管理エージェント設定ウィザード(個別にインストールする場合):

ssincfgw.exe -args LANG=language REPEAT=FALSE MODEL_FILE=SIEBEL_ROOT¥mgmtagent¥admin¥mgmtagent_only.scm

� Siebel 管理サーバー設定ウィザード(Windows のみ):

ssincfgw.exe -args LANG=language REPEAT=FALSE MODEL_FILE=SIEBEL_ROOT¥mgmtsrvr¥admin¥mgmtserver.scm

� Siebel Collaboration ウィザード(Windows のみ):

ssincfgw.exe -args LANG=language MODEL_FILE=COLLAB_ROOT¥admin¥SiebelCollaborationConfigDriver.scm

ここで、各項目は次のようになります。

� language = 設定ウィザードを実行する言語コード(フランス語の場合 FRA など)です。言語は、ソフトウェ

アとともにインストールした言語の 1 つである必要があります。

� SIEBEL_ROOT = Siebel Enterprise Server インストールの 上位レベルのルートディレクトリ

(C:¥sba81 など)です。各 Enterprise Server コンポーネントは、このディレクトリの個別のサブディレク

トリにインストールされます。

� SWSE_ROOT = SWSE インストールのルートディレクトリ(C:¥sba81¥SWEApp など)です。

� COLLAB_ROOT = Siebel Collaboration インストールのルートディレクトリ(C:¥Siebel¥Collaborationなど)です。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1 151

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Siebel Enterprise Server と関連コンポーネントの設定と関連コンポーネントの設定と関連コンポーネントの設定と関連コンポーネントの設定 � 設定タスクの実行

設定タスクの実行設定タスクの実行設定タスクの実行設定タスクの実行ここでは、Siebel Enterprise Server コンポーネントおよび Siebel Web Server Extension(SWSE)を設定

するために実行するタスクについて説明します。

設定ウィザードごとに異なるタスクがサポートされています。各タスク内では、ほとんどの画面に、プロンプトが表

示される設定に関する説明が表示されます。

該当するウィザードでは、ライブモードで設定するか、オフライン展開用に設定するかを選択するオプションが 初

に表示されます。ライブモード、オフラインモード、および実行モードについては、148 ページの「設定ウィザード

の構文要素」を参照してください。

まず、Siebel Gateway Name Server の設定、Siebel Enterprise の作成、および SWSE 論理プロファイルの作

成を行うための Siebel 設定ウィザードタスクを実行する必要があります。これらのタスクはすべて、Siebel Gateway Name Server 用にインストールしたソフトウェアを使用して実行できます。

備考:備考:備考:備考: 実行した設定タスク、およびまだ実行していない設定タスクを把握しておいてください。一部の設定タスク

は、他の設定タスクが実行された後でないと実行できません。 製品をアンインストールする場合は、第 14 章

「Siebel Business Applications のアンインストール」の説明に従って、その製品に対して以前作成した設定を削除

する必要があります。製品が以前に設定されていない設定データを削除するタスクを実行しないでください。

Siebel Enterprise を設定するためのタスクにより、Siebel セキュリティアダプタ、SSL 暗号化、および関連する

設定を使用して認証を設定できます。既存の Enterprise についてこれらの設定を変更することもできます。

Siebel サーバー設定ウィザードでこれらの設定の多くを設定して、現在の Siebel Server について Enterprise レ

ベルの設定を上書きすることもできます。多くのセキュリティ設定も、SWSE 論理プロファイルの設定に適用され

ます。 設定ウィザードでのセキュリティ設定については、『Siebel セキュリティガイド』を参照してください。

次のトピックでは、実行する必要がある各設定タスクについて説明します。

� 153 ページの「Siebel Gateway Name Server、Siebel Enterprise、および SWSE 論理プロファイルを設定

するタスクの実行」

� 154 ページの「Siebel Gateway Name Server の設定」

� 155 ページの「Siebel Enterprise の設定」

� 162 ページの「Siebel Server を設定するタスクの実行」

� 163 ページの「Siebel Server の設定」

� 166 ページの「Siebel データベースを設定するタスクの実行」

� 167 ページの「SWSE を設定するタスクの実行」

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1152

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Siebel Enterprise Server と関連コンポーネントの設定と関連コンポーネントの設定と関連コンポーネントの設定と関連コンポーネントの設定 � 設定タスクの実行

Siebel Gateway Name Server、、、、Siebel Enterprise、および、および、および、および

SWSE 論理プロファイルを設定するタスクの実行論理プロファイルを設定するタスクの実行論理プロファイルを設定するタスクの実行論理プロファイルを設定するタスクの実行

このトピックは、152 ページの「設定タスクの実行」の一部です。

Siebel Gateway Name Server をインストールした後、Siebel 設定ウィザード(Siebel Enterprise 設定)を実

行します。このウィザードには、次に示すタスクが含まれています。表示される順に、[新しい設定を作成]に記載

されている各タスクを実行します。

備考:備考:備考:備考: Siebel Server および SWSE のすべてのインスタンスをアンインストールした場合、必要に応じて該当する

削除タスクを実行できます。

� 新しい設定を作成新しい設定を作成新しい設定を作成新しい設定を作成

� 新しい新しい新しい新しい Gateway Name Server の設定の設定の設定の設定: インストールした Siebel Gateway Name Server を設定

します。詳しくは、154 ページの「Siebel Gateway Name Server の設定」を参照してください。

� Gateway Name Server 内の新規エンタープライズの設定内の新規エンタープライズの設定内の新規エンタープライズの設定内の新規エンタープライズの設定: Gateway Name Server 上で、Siebel Enterprise の新しい設定を作成します。詳しくは、155 ページの「Siebel Enterprise の設定」を参照し

てください。

このタスクをライブモードで実行する前に、Siebel Gateway Name Server がすでにインストールおよ

び設定されており、実行中である必要があります。

� Siebel Web Server Extension の論理プロファイルの設定の論理プロファイルの設定の論理プロファイルの設定の論理プロファイルの設定: 指定した場所に SWSE 論理プロファイ

ルを作成および保存します。 論理プロファイルには、1 つまたは複数の SWSE インストールに適用可能な

設定が格納されます。SWSE 論理プロファイルを適用するときに、Web サーバー上に Siebel アプリケー

ション仮想ディレクトリを自動的に作成する編集可能なファイルも含まれます。

SWSE のインストール済みのインスタンスを設定するときに、SWSE 論理プロファイルを適用します。こ

のタスクにより、SWSE 論理プロファイルの設定、およびこの SWSE インスタンスに固有のその他の設定

を使用して、SWSE 上の eapps.cfg ファイルが更新されます。 また、Web サーバーに仮想ディレクトリ

も作成されます。167 ページの「SWSE を設定するタスクの実行」も参照してください。

SWSE 論理プロファイルの作成および適用については、230 ページの「SWSE の設定」を参照してください。

� 既存の設定を変更既存の設定を変更既存の設定を変更既存の設定を変更

� 既存のエンタープライズの変更既存のエンタープライズの変更既存のエンタープライズの変更既存のエンタープライズの変更: 以前に設定した Siebel Enterprise の設定を変更します。詳しくは、

155 ページの「Siebel Enterprise の設定」を参照してください。

『Siebel システム管理ガイド』の説明に従って、Siebel Server Manager を使用して Siebel Enterprise の設定を変更することもできます。

� 既存の設定を削除既存の設定を削除既存の設定を削除既存の設定を削除

� 物理物理物理物理 Gateway Name Server の削除の削除の削除の削除: インストールおよび設定した Siebel Gateway Name Serverの Siebel Gateway Name Server サービスを削除します。

備考:備考:備考:備考: SWSE および Siebel Server のインストール済みのインスタンスをすべてアンインストールしてい

ない場合は、物理的な Gateway Name Server を削除しないでください。 Gateway Name Server をア

ンインストールすると、設定ウィザードが自動的に起動されます。 [物理 Gateway Name Server の削

除]タスクを実行する必要があります。 詳しくは、第 14 章「Siebel Business Applications のアンインス

トール」を参照してください。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1 153

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Siebel Enterprise Server と関連コンポーネントの設定と関連コンポーネントの設定と関連コンポーネントの設定と関連コンポーネントの設定 � 設定タスクの実行

� Gateway Name Server からのエンタープライズの削除からのエンタープライズの削除からのエンタープライズの削除からのエンタープライズの削除: Siebel Gateway Name Server で設定し

た Siebel Enterprise を削除します。

備考:備考:備考:備考: SWSE および Siebel Server のインストール済みのインスタンスをすべてアンインストールしてい

ない場合は、Siebel Enterprise を削除しないでください。 詳しくは、第 14 章「Siebel Business Applications のアンインストール」を参照してください。

� Siebel Web Server Extension プロファイルディレクトリの削除プロファイルディレクトリの削除プロファイルディレクトリの削除プロファイルディレクトリの削除: 以前に作成した SWSE 論理プロ

ファイルを削除します。

備考:備考:備考:備考: SWSE 論理プロファイルに保存された設定データは、プロファイルをインストール済みの SWSEインスタンスに適用する場合のみ使用されます。 作成および適用した SWSE 論理プロファイルは保持する

ことをお勧めします。

SWSE 論理プロファイルを削除すると、論理プロファイルを適用する SWSE インスタンス上で Siebel アプリケーション仮想ディレクトリを作成するときに使用するファイルなど、論理プロファイルを使用して作

成されたディレクトリ内のすべてのファイルが削除されます。 SWSE 論理プロファイルを適用する前に、

負荷分散設定ファイル lbconfig.txt をこの場所に配置します。後でファイルが必要になる場合に備えて、

このディレクトリ内のファイルを削除する前にバックアップしてください。

� 設定の終了設定の終了設定の終了設定の終了: 設定ウィザードを終了します。

Siebel Gateway Name Server の設定の設定の設定の設定

このトピックは、152 ページの「設定タスクの実行」の一部です。

154 ページの表 12 に、Siebel Gateway Name Server を設定する際に Siebel 設定ウィザードで要求される設定

を示します。 ウィザードには、ほとんどの設定について詳細を示すヘルプテキストが表示されます。

表 12 Siebel Gateway Name Server の設定

Siebel 設定ウィザードの設定設定ウィザードの設定設定ウィザードの設定設定ウィザードの設定 コメント/説明コメント/説明コメント/説明コメント/説明

Gateway Name Server の TCP/IP ポート

この Gateway Name Server が、Siebel Server またはその他のコン

ポーネントからの接続に使用するポート番号を指定します。 デフォルトの

ポート番号は 2320 です。

サーバーメッセージとログの言語 サーバーメッセージおよびログメッセージに使用されるプライマリ言語。 ソフトウェアをインストールしたサーバーでの言語サポートが必要です。

サービスセキュリティ Gateway Name Server に対するシステムサービスの実行方法を指定しま

す。

� Siebel システムサービスをローカルシステム特権を使用して実行する

� Siebel システムサービスをユーザー資格情報を使用して実行する

Windows のユーザーアカウント ユーザー資格情報を使用するオプションを選択した場合は、システムサービ

スの実行に使用する Windows のユーザーアカウント名とパスワードを入力

するように要求されます。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1154

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Siebel Enterprise Server と関連コンポーネントの設定と関連コンポーネントの設定と関連コンポーネントの設定と関連コンポーネントの設定 � 設定タスクの実行

Siebel Enterprise の設定の設定の設定の設定

このトピックは、152 ページの「設定タスクの実行」の一部です。

155 ページの表 13 に、Siebel Enterprise を設定する際に Siebel 設定ウィザードで要求される設定を示します。 ウィザードには、ほとんどの設定について詳細を示すヘルプテキストが表示されます。

次の表に示すほとんどの項目は、Siebel Enterprise を新規に設定するタスクに表示されます。 一部の項目は、既存

の Enterprise を変更するタスクにも表示されます。 表示される画面や項目、および一部のデフォルト値は、前の選

択内容によって異なります。 ウィザードのタスクには多くの分岐があります。 表に示す項目の順序は、実際のウィ

ザードのタスクに対応していない場合があります。

Siebel Enterprise の設定結果として設定されるパラメータは、Enterprise レベルとして設定されるか、データ

ソースやセキュリティアダプタなどの指定サブシステムに対して設定されます。

これらのパラメータの多くについては、『Siebel システム管理ガイド』および『Siebel セキュリティガイド』を参

照してください。

Windows ユーザーアカウントの

パスワード

Windows ユーザーアカウント用のパスワード。

Gateway Name Server システムサービスの自動開始

オペレーティングシステムの起動時に Gateway Name Server システム

サービスを自動的に開始するかどうかを指定します。

表 13 Siebel Enterprise の設定

Siebel 設定ウィザードの設定/設定ウィザードの設定/設定ウィザードの設定/設定ウィザードの設定/

パラメータパラメータパラメータパラメータ コメント/説明コメント/説明コメント/説明コメント/説明

Gateway Name Server 認証

ユーザーアカウント名

Gateway Name Server 認証に使用するアカウントのユーザー名を指定

します。

備考:備考:備考:備考: Siebel Enterprise を 初に設定するとき(認証設定が

Gateway Name Server に適用される前)、ユーザーアカウント名とパ

スワードの各フィールドは無効になっています。97 ページの「Siebel Enterprise Server のインストールおよび設定の一般的な要件」も参照し

てください。

Gateway Name Server 認証

ユーザーアカウントパスワード

Gateway Name Server 認証に使用するアカウントのパスワードを指定

します。

Gateway Name Server のホスト名

Gateway Name Server がインストールされているマシンのホスト名を

指定します。 32 ページの「Siebel Gateway Name Server と Siebel Server のホスト名に対する制約」を参照してください。

表 12 Siebel Gateway Name Server の設定

Siebel 設定ウィザードの設定設定ウィザードの設定設定ウィザードの設定設定ウィザードの設定 コメント/説明コメント/説明コメント/説明コメント/説明

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1 155

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Siebel Enterprise Server と関連コンポーネントの設定と関連コンポーネントの設定と関連コンポーネントの設定と関連コンポーネントの設定 � 設定タスクの実行

Gateway Name Server の TCP/IP ポート

この Gateway Name Server が、Siebel Server またはその他のコン

ポーネントからの接続に使用するポート番号を指定します。 デフォルトの

ポート番号は 2320 です。Gateway Name Server の設定時に指定し

たポート番号を使用します。

Siebel Enterprise 名 Siebel Enterprise の名前を指定します。 33 ページの「Siebel Enterprise Server と Siebel Server の名前に対する制約」を参照して

ください。

Enterprise 説明

(EnterpriseDesc)

Siebel Enterprise の簡単な説明を入力します。

プライマリ Siebel ファイルシステム

(FileSystem)

Siebel File System の場所を指定します。 35 ページの「Siebel File System の作成」を参照してください。

データベースプラットフォーム 次のオプションがあります。

� Oracle Database Enterprise Edition

� Linux UNIX Windows 対応 IBM DB2 UDB

� IBM DB2 UDB for z/OS

� Microsoft SQL Server

Microsoft SQL Server ホスト名 (MS SQL Server のみ)

Microsoft SQL Server データ

ベース名

(MS SQL Server のみ)

データベースのテーブルオーナー

(TableOwner)

(Oracle、DB2、または DB2 for z/OS のみ)

IBM DB2 データベースエイリアス (DB2 のみ)

現在の IBM DB2 SQL ID/グループ名

(DB2 for z/OS のみ)

Oracle SQLNet 接続文字列 (Oracle データベースのみ)

Siebel データベースユーザー

アカウント名

(すべてのデータベースプラットフォーム用)

Siebel データベースユーザー

アカウントパスワード

(すべてのデータベースプラットフォーム用)

表 13 Siebel Enterprise の設定

Siebel 設定ウィザードの設定/設定ウィザードの設定/設定ウィザードの設定/設定ウィザードの設定/

パラメータパラメータパラメータパラメータ コメント/説明コメント/説明コメント/説明コメント/説明

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1156

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Siebel Enterprise Server と関連コンポーネントの設定と関連コンポーネントの設定と関連コンポーネントの設定と関連コンポーネントの設定 � 設定タスクの実行

Enterprise セキュリティ認証

プロファイル

次のオプションがあります。

� データベース認証 ( デフォルト ): SecAdptMode パラメータの値

DB に対応します。

� Lightweight Directory Access Protocol (LDAP) 認証: SecAdptMode パラメータの値 LDAP に対応します。

� カスタムセキュリティ認証 ( セキュリティ SDK を使用 ): SecAdptMode パラメータの値 CUSTOM に対応します。

� Active Directory (ADSI) 認証 (Windows のみ ): SecAdptMode パラメータの値 ADSI に対応します。

デフォルトでは、データベース認証が有効になります。 別のセキュリティ

アダプタを設定した場合、そのアダプタはまだ使用できません。

セキュリティアダプタを設定後に有効にするには、前述の値を使用して

SecAdptMode パラメータを手動で設定します。 たとえば、

Application Object Manager コンポーネントに対して、LDAP などの

セキュリティアダプタを有効にする場合にこのパラメータを設定します。

備考:備考:備考:備考: Enterprise に対しては、データベース認証を有効のままにするこ

とをお勧めします。 展開に応じて必要な場合は、Server Manager を使

用して、個々のサーバーまたはコンポーネントのみに対してデータベー

ス以外のセキュリティアダプタを有効にします。

Active Directory を使用する顧客の場合は、通常、ADSI セキュリティ

アダプタではなく LDAP セキュリティアダプタを使用することをお勧め

します。

後で、同じ設定ウィザードセッションで[Gateway Name Server への

認証設定の適用]オプションをオンにした場合は、設定は Gateway Name Server 認証にも適用されます。97 ページの「Siebel Enterprise Server のインストールおよび設定の一般的な要件」も参照し

てください。

すべての認証オプションについては、『Siebel セキュリティガイド』を

参照してください。

表 13 Siebel Enterprise の設定

Siebel 設定ウィザードの設定/設定ウィザードの設定/設定ウィザードの設定/設定ウィザードの設定/

パラメータパラメータパラメータパラメータ コメント/説明コメント/説明コメント/説明コメント/説明

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1 157

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Siebel Enterprise Server と関連コンポーネントの設定と関連コンポーネントの設定と関連コンポーネントの設定と関連コンポーネントの設定 � 設定タスクの実行

セキュリティアダプタ名 ( 指定され

た名前のサブシステム )通常は、デフォルトのセキュリティアダプタ名をそのまま使用すること

をお勧めします。 デフォルトは、設定するセキュリティアダプタの種類に

よって異なります。 デフォルト名は次のとおりです。

� DBSecAdpt

� LDAPSecAdpt

� CUSTOMSecAdpt

� ADSISecAdpt

セキュリティアダプタを設定後に有効にするには、SecAdptName パラ

メータを同じ名前に設定します。 たとえば、Application Object Manager コンポーネントに対して、LDAP などのセキュリティアダプタ

を有効にする場合にこのパラメータを設定します。

すべての認証オプションについては、『Siebel セキュリティガイド』を

参照してください。

セキュリティ認証ライブラリ CRC チェックサム

(CRC)

LDAP、ADSI、またはカスタムの認証のみ。 (このオプションはデータ

ベース認証には適用されません。 さらに、Gateway Name Server 認証

を除くすべての認証の設定にも適用されません。)

ディレクトリサーバードメイン名

(ServerName)

LDAP 認証または ADSI 認証のみ。

LDAP ポートの設定

(Port)

LDAP 認証のみ。 デフォルトのポート番号は 389 または 636(保護する

場合)です。

ネットワーク TCP/IP ポート番号

(Port)

LDAP 認証のみ。

Siebel ユーザー名属性

(UsernameAttributeType)

LDAP 認証または ADSI 認証のみ。

Siebel パスワード属性

(PasswordAttributeType)

LDAP 認証のみ。

資格情報属性

(CredentialsAttributeType)

LDAP、ADSI、またはカスタムの認証のみ。

LDAP 役割属性 ( オプション )

(RolesAttributeType)

LDAP、ADSI、またはカスタムの認証のみ。

表 13 Siebel Enterprise の設定

Siebel 設定ウィザードの設定/設定ウィザードの設定/設定ウィザードの設定/設定ウィザードの設定/

パラメータパラメータパラメータパラメータ コメント/説明コメント/説明コメント/説明コメント/説明

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1158

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Siebel Enterprise Server と関連コンポーネントの設定と関連コンポーネントの設定と関連コンポーネントの設定と関連コンポーネントの設定 � 設定タスクの実行

共有データベースアカウント識別名

(SharedCredentialsDN)

LDAP、ADSI、またはカスタムの認証のみ。

共有データベースユーザー資格情報

をパラメータとして保存する

LDAP 認証または ADSI 認証のみ。

共有データベースアカウント LDAP 認証または ADSI 認証のみ。

共有データベースアカウントパス

ワード

LDAP 認証または ADSI 認証のみ。

Siebel アプリケーション識別名 (DN)

(ApplicationUser)

LDAP、ADSI、またはカスタムの認証のみ。

アプリケーションパスワード

(ApplicationPassword)

LDAP 認証または ADSI 認証のみ。

Web シングルサインオンの設定 (Web SSO)

(SingleSignOn)

LDAP 認証または ADSI 認証のみ。

ユーザーの指定

(UserSpec)

LDAP 認証または ADSI 認証のみ。

共有シークレット

(TrustToken)

LDAP 認証または ADSI 認証のみ。

SSL データベース証明書ファイル

(SslDatabase)

LDAP 認証のみ。

ユーザーパスワードのハッシュ

(HashUserPwd)

LDAP、ADSI、またはカスタムの認証のみ。

データベースパスワードのハッシュ

(HashDBPwd)

LDAP、ADSI、またはカスタムの認証のみ。

ユーザーパスワードのサルト

(SaltUserPwd)

LDAP、ADSI、またはカスタムの認証のみ。

サルト属性

(SaltAttributeType)

LDAP、ADSI、またはカスタムの認証のみ。

表 13 Siebel Enterprise の設定

Siebel 設定ウィザードの設定/設定ウィザードの設定/設定ウィザードの設定/設定ウィザードの設定/

パラメータパラメータパラメータパラメータ コメント/説明コメント/説明コメント/説明コメント/説明

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1 159

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Siebel Enterprise Server と関連コンポーネントの設定と関連コンポーネントの設定と関連コンポーネントの設定と関連コンポーネントの設定 � 設定タスクの実行

セキュリティアダプタにマップされ

るユーザー名

(UseAdapterUserName)

LDAP、ADSI、またはカスタムの認証のみ。

Siebel ユーザー ID 属性

(SiebelUsernameAttributeType)

LDAP、ADSI、またはカスタムの認証のみ。

基本識別名 (DN)

(BaseDN)

LDAP 認証または ADSI 認証のみ。

変更の適用

(PropagateChange)

LDAP 認証または ADSI 認証のみ。

Gateway Name Server への認証

設定の適用

設定した認証設定を Gateway Name Server に適用する場合に指定し

ます。

備考:備考:備考:備考: タスクの開始時に初めて Gateway Name Server 認証設定を指

定するときは、このチェックボックスをオンにする必要があります。 それ

以降は、既存の設定を変更する場合を除いて、このチェックボックスを

オンにしないでください。

Microsoft SQL Server ポート番号 (MS SQL Server のみ)

このオプションが表示されるのは、Gateway Name Server 認証に対す

るデータベース認証を使用し、認証設定を Gateway Name Server に適用する場合のみです。

エンタープライズ設定の変更タスク 表示される項目の一部は、新規の Siebel Enterprise の作成、および既

存の Enterprise の変更の両方に適用されます。

(次に示すタスクは作成タスクには表示されませんが、該当する画面は常

に表示されます。)

� Enterprise データベース接続設定(Enterprise を変更するタスク

にのみ表示されます)

� Enterprise ネットワークセキュリティ暗号化タイプ

� チャートサーバー設定

� データ品質製品およびコネクタ

� Enterprise セキュリティ認証のデフォルト(Enterprise を変更す

るタスクにのみ表示されます)

� Enterprise ファイルシステム添付パーティション設定

(Enterprise を変更するタスクにのみ表示されます)

表 13 Siebel Enterprise の設定

Siebel 設定ウィザードの設定/設定ウィザードの設定/設定ウィザードの設定/設定ウィザードの設定/

パラメータパラメータパラメータパラメータ コメント/説明コメント/説明コメント/説明コメント/説明

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1160

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Siebel Enterprise Server と関連コンポーネントの設定と関連コンポーネントの設定と関連コンポーネントの設定と関連コンポーネントの設定 � 設定タスクの実行

チャートサーバーホスト名

(DSChartServer)

エンタープライズ設定の変更タスクで[チャートサーバー設定]をオン

にした場合のみ表示されます。

ホスト名とポート番号を Charts_server_hostname:port_numberの形式で指定します。

288 ページの「Web クライアントに合わせた Siebel Charts サーバーの

変更」を参照してください。

チャートのイメージ形式

(DSChartImageFormat)

エンタープライズ設定の変更タスクで[チャートサーバー設定]をオン

にした場合のみ表示されます。

[GIF]、[JPEG]、または[PNG](デフォルト)を選択します。 デフォ

ルトをそのまま使用することをお勧めします。

288 ページの「Web クライアントに合わせた Siebel Charts サーバーの

変更」を参照してください。

Siebel Data Quality Matching エンタープライズ設定の変更タスクで[データ品質製品およびコネクタ]

をオンにした場合のみ表示されます。

[なし]または[Siebel Data Quality Connector]を選択します。

セキュリティ暗号化のレベルまたは

タイプ

(Crypt および ConnType)

この設定および残りの全項目は、エンタープライズ設定の変更タスクで

[Enterprise ネットワークセキュリティ暗号化タイプ]をオンにした場

合のみ表示されます。 次のオプションがあります。

� なし

� 暗号化を使用しない SISNAPI([なし]と同じ)

� RSA 暗号化アルゴリズムを使用した SISNAPI

� SSL 3.0 を使用した SISNAPI

� 拡張 SSL 3.0 を使用した SISNAPI

� Microsoft Crypto 拡張 API 暗号化を使用した SISNAPI

これらのオプションについては、『Siebel セキュリティガイド』を参照

してください。

証明書ファイル名

(CertFileName)

この項目および残りの全項目は、[セキュリティ暗号化のレベルまたはタ

イプ]でいずれかの SSL オプションを選択した場合のみ表示されます。

詳しくは、『Siebel セキュリティガイド』を参照してください。

認証機関 (CA) の証明書ファイル名

(CACertFileName)

詳しくは、『Siebel セキュリティガイド』を参照してください。

プライベートキーファイル名

(KeyFileName)

詳しくは、『Siebel セキュリティガイド』を参照してください。

表 13 Siebel Enterprise の設定

Siebel 設定ウィザードの設定/設定ウィザードの設定/設定ウィザードの設定/設定ウィザードの設定/

パラメータパラメータパラメータパラメータ コメント/説明コメント/説明コメント/説明コメント/説明

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1 161

Page 162: Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイド - …...Microsoft Windows用用用Siebelインストールガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次

Siebel Enterprise Server と関連コンポーネントの設定と関連コンポーネントの設定と関連コンポーネントの設定と関連コンポーネントの設定 � 設定タスクの実行

Siebel Server を設定するタスクの実行を設定するタスクの実行を設定するタスクの実行を設定するタスクの実行

このトピックは、152 ページの「設定タスクの実行」の一部です。

Siebel サーバー設定ウィザードの実行では、必要なすべての事前作業(Siebel Gateway Name Server、Siebel Enterprise、SWSE 論理プロファイルの設定、および Siebel データベースのインストール)が完了していること

を前提としています。

Siebel Server をインストールして事前作業を実行した後、Siebel サーバー設定ウィザードを実行して、表示され

るとおりに[新しい設定を作成]タスクを実行します。このウィザードには、次に示すタスクが含まれています。

備考:備考:備考:備考: Siebel サーバー設定ウィザードをライブモードで実行する場合、Siebel Gateway Name Server が実行さ

れているかどうかが確認されます。Siebel Gateway Name Server が実行されていない場合、設定を先に進める

ことはできません。153 ページの「Siebel Gateway Name Server、Siebel Enterprise、および SWSE 論理プロ

ファイルを設定するタスクの実行」に進んでください。

Siebel Server をすでに設定している場合は、『Siebel システム管理ガイド』の説明に従って、Siebel Server Manager を使用して Siebel Server の設定を変更できます。

� 新しい設定を作成新しい設定を作成新しい設定を作成新しい設定を作成: Gateway Name Server 上で、Siebel Server の新しい設定を作成します。詳しくは、

163 ページの「Siebel Server の設定」を参照してください。

� Siebel Server の言語サポートの追加の言語サポートの追加の言語サポートの追加の言語サポートの追加: すでに設定済みの Siebel Server に対して、新規にインストールし

た追加の言語を展開します。 このタスクは、次のいずれもが該当する場合のみ適用されます。

� すでに Siebel Server の初期設定([新しい設定を作成]タスク)を完了している

� 展開される言語として追加する新しい言語を Siebel Server にすでにインストールしている

展開する言語を指定する画面では、展開する新しい言語のみを指定します。163 ページの「Siebel Server の設

定」も参照してください。

このタスクは、関連する言語展開タスク(SWSE への言語のインストールと展開など)と併せて実行します。 詳しくは、105 ページの「複数言語を使用したインストールおよび展開について」を参照してください。

備考:備考:備考:備考: Siebel Server を設定する前に言語を追加する場合は、このタスクを実行しないでください。 代わりに、

[新しい設定を作成]タスクを使用して、展開する適用可能な言語をすべて指定します。

プライベートキーファイルのパス

ワード

(KeyFilePassword)

詳しくは、『Siebel セキュリティガイド』を参照してください。

ピア認証の有効化

(PeerAuth)

詳しくは、『Siebel セキュリティガイド』を参照してください。

ピア証明書を確認

(PeerCertValidation)

詳しくは、『Siebel セキュリティガイド』を参照してください。

表 13 Siebel Enterprise の設定

Siebel 設定ウィザードの設定/設定ウィザードの設定/設定ウィザードの設定/設定ウィザードの設定/

パラメータパラメータパラメータパラメータ コメント/説明コメント/説明コメント/説明コメント/説明

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1162

Page 163: Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイド - …...Microsoft Windows用用用Siebelインストールガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次

Siebel Enterprise Server と関連コンポーネントの設定と関連コンポーネントの設定と関連コンポーネントの設定と関連コンポーネントの設定 � 設定タスクの実行

� 既存の設定を削除既存の設定を削除既存の設定を削除既存の設定を削除: Gateway Name Server 上で、Siebel Server の設定を削除します。

備考:備考:備考:備考: Siebel Server をアンインストールすると、設定ウィザードが自動的に起動されるため、[既存の設定を

削除]タスクを実行できます。 詳しくは、第 14 章「Siebel Business Applications のアンインストール」を参

照してください。

場合によっては、Siebel Server 設定を削除して、再作成する必要があります。このタスクを実行する場合、

Siebel Server のアンインストールは必ずしも必要ではありません。 詳しくは、173 ページの「インストールお

よび設定後の Siebel Server コンポーネントの実行準備」を参照してください。

� 設定の終了設定の終了設定の終了設定の終了: 設定ウィザードを終了します。

Siebel Server の設定の設定の設定の設定

このトピックは、152 ページの「設定タスクの実行」の一部です。

163 ページの表 14 に、Siebel Server を設定する際に Siebel 設定ウィザードで要求される設定を示します。 ウィ

ザードには、ほとんどの設定について詳細を示すヘルプテキストが表示されます。

表示される画面や項目は、前の選択内容によって異なります。 ウィザードのタスクには多くの分岐があります。 表に

示す項目の順序は、実際のウィザードのタスクに対応していない場合があります。 また、ウィザードのデフォルト

は、前の選択内容によって異なる場合があります。

これらのパラメータの多くについては、『Siebel システム管理ガイド』および『Siebel セキュリティガイド』を参

照してください。

表 14 Siebel Server の設定

Siebel 設定ウィザードの設定/設定ウィザードの設定/設定ウィザードの設定/設定ウィザードの設定/

パラメータパラメータパラメータパラメータ コメント/説明コメント/説明コメント/説明コメント/説明

Gateway Name Server 認証

ユーザーアカウント名

Gateway Name Server 認証に使用するアカウントのユーザー名を指定

します。

Gateway Name Server 認証

ユーザーアカウントパスワード

Gateway Name Server 認証に使用するアカウントのパスワードを指定

します。

Gateway Name Server のホスト名

Gateway Name Server がインストールされているマシンのホスト名を

指定します。 32 ページの「Siebel Gateway Name Server と Siebel Server のホスト名に対する制約」を参照してください。

Gateway Name Server の TCP/IP ポート

この Gateway Name Server が、Siebel Server またはその他のコン

ポーネントからの接続に使用するポート番号を指定します。 デフォルトの

ポート番号は 2320 です。Gateway Name Server の設定時に指定し

たポート番号を使用します。

Siebel Enterprise 名 すでに設定済みの Siebel Enterprise の名前を指定します。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1 163

Page 164: Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイド - …...Microsoft Windows用用用Siebelインストールガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次

Siebel Enterprise Server と関連コンポーネントの設定と関連コンポーネントの設定と関連コンポーネントの設定と関連コンポーネントの設定 � 設定タスクの実行

Siebel Server 名 Gateway Name Server に格納されている Siebel Server 設定インス

タンスの名前を示します。

33 ページの「Siebel Enterprise Server と Siebel Server の名前に対す

る制約」を参照してください。

Siebel Server 説明

(ServerDesc)

Siebel Server の簡単な説明を入力します。

コンポーネントグループの有効化 この Siebel Server に対して有効にするコンポーネントグループを指定

します。

コンポーネントグループについては、『Siebel システム管理ガイド』を参

照してください。

サーバーメッセージとログの言語

(Lang)

サーバーメッセージおよびログメッセージに使用されるプライマリ言語。 ソフトウェアをインストールしたサーバーでの言語サポートが必要です。

導入する言語 展開するインストール済み言語を指定します。 これらの各言語に対して

Application Object Manager コンポーネントが作成されます。

初期設定の後に新しい言語をインストールした場合は、Siebel サーバー

設定ウィザードを再度実行し、[Siebel Server の言語サポートの追加]

オプションを選択すると、その言語を展開できます。

詳しくは、次の各項を参照してください。

� 105 ページの「複数言語を使用したインストールおよび展開について」

� 174 ページの「言語固有の AOM の有効化と無効化および言語の追加」

Siebel Connection Broker ポート

(PortNumber)

Siebel Connection Broker コンポーネントの TCP/IP ポート番号を指

定します。 デフォルトのポート番号は 2321 です。

リモート同期マネージャポート Siebel Remote 同期マネージャコンポーネントの TCP/IP ポート番号を

指定します。 デフォルトのポート番号は 40400 です。

クラスタ設定 次のオプションがあります。

� 仮想ホスト名を使用してクラスタ化済み

� 仮想 IP アドレスを使用してクラスタ化済み

� 非クラスタ化

Siebel Server クラスタ仮想

ホスト名 /IP

このオプションは、前述した 2 つのクラスタ化オプションのいずれかを

選択した場合に表示されます。

Siebel Server クラスタ仮想

ホスト名

このオプションは、 初のクラスタ化オプション([仮想ホスト名を使用

してクラスタ化済み])を選択した場合に表示されます。

表 14 Siebel Server の設定

Siebel 設定ウィザードの設定/設定ウィザードの設定/設定ウィザードの設定/設定ウィザードの設定/

パラメータパラメータパラメータパラメータ コメント/説明コメント/説明コメント/説明コメント/説明

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1164

Page 165: Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイド - …...Microsoft Windows用用用Siebelインストールガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次

Siebel Enterprise Server と関連コンポーネントの設定と関連コンポーネントの設定と関連コンポーネントの設定と関連コンポーネントの設定 � 設定タスクの実行

Siebel Server クラスタ仮想 IP このオプションは、2 番目のクラスタ化オプション([仮想 IP アドレス

を使用してクラスタ化済み])を選択した場合に表示されます。

Siebel Server システムサービスの

自動開始

Windows の起動時に Siebel Server を開始するかどうかを指定します。

設定時に Siebel Server システム

サービスを開始する

設定が正常に実行された後に Siebel Server システムサービスを開始す

るかどうかを指定します。

Siebel Server 設定の追加タスク Siebel Server の追加タスクのサブタスクを指定します。 次のオプション

があります。

� Exchange サーバー同期 (Exchange サーバー同期の設定について

は、『Siebel Server Sync Guide』を参照してください。)

� サーバー固有のセキュリティ暗号化設定 (このタスクを使用して、

この Siebel Server と他のサーバーとの間の SSL 通信を設定しま

す。 詳しくは、『Siebel セキュリティガイド』を参照してください。)

� サーバー固有のセキュリティ認証プロファイルの割当 (このタスク

を使用して、既存のセキュリティアダプタをこの Siebel Server または特定のコンポーネントに割り当てます。 詳しくは、『Siebel セキュリティガイド』を参照してください。)

Exchange Server 同期コネクタ用

のローカル共有の作成

[Exchange サーバー同期]タスク用。

Exchange Server 同期コネクタの

共有名

[Exchange サーバー同期]タスク用。

" 外部ミーティング主催者 " の従業員

ログイン

[Exchange サーバー同期]タスク用。

抽出開始日 [Exchange サーバー同期]タスク用。

抽出開始日の形式 [Exchange サーバー同期]タスク用。

新規担当者のデフォルトアカウント [Exchange サーバー同期]タスク用。

新規担当者のデフォルトアカウント

の場所

[Exchange サーバー同期]タスク用。

Exchange Server 同期ディスパッ

チャコンポーネントを有効にする

[Exchange サーバー同期]タスク用。

Exchange Server 同期エンジンを

有効にする

[Exchange サーバー同期]タスク用。

証明書ファイル名

(CertFileName)

[サーバー固有のセキュリティ暗号化設定]タスク用。

表 14 Siebel Server の設定

Siebel 設定ウィザードの設定/設定ウィザードの設定/設定ウィザードの設定/設定ウィザードの設定/

パラメータパラメータパラメータパラメータ コメント/説明コメント/説明コメント/説明コメント/説明

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1 165

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Siebel Enterprise Server と関連コンポーネントの設定と関連コンポーネントの設定と関連コンポーネントの設定と関連コンポーネントの設定 � 設定タスクの実行

Siebel データベースを設定するタスクの実行データベースを設定するタスクの実行データベースを設定するタスクの実行データベースを設定するタスクの実行

このトピックは、152 ページの「設定タスクの実行」の一部です。

データベース設定ユーティリティをインストールした後、データベース設定ウィザードを実行して、[データベース

のインストール]タスクを実行します。 このタスクおよび関連タスクの実行については、第 7 章「Siebel データ

ベースの設定」を参照してください。

データベース設定ウィザードを実行して[データベースのインストール]タスクを実行する場合は、第 3 章

「RDBMS の設定」の説明に従って Siebel データベースインスタンスが作成済みであることを前提としています。

さらに、Siebel Gateway Name Server、Siebel Enterprise、および SWSE 論理プロファイルを設定しておく

必要があります (Siebel Server は、[データベースのインストール]タスクの実行後に設定します)。

備考:備考:備考:備考: Siebel データベースをインストールすると、Siebel レポジトリおよびシードデータが自動的にインポートさ

れます(両方ともプライマリ言語のみ)。 プライマリ言語以外の言語でインポートするには、その後に個別にタスク

を実行して、Siebel レポジトリおよびシードデータをインポートします。

このウィザードに含まれるその他のタスクのほとんどは、『Siebel データベースアップグレードガイド』または

『Siebel Database Upgrade Guide for DB2 for z/OS』で説明されており、インストールの一部としては行われ

ません。

認証機関 (CA) の証明書ファイル名

(CACertFileName)

[サーバー固有のセキュリティ暗号化設定]タスク用。

プライベートキーファイル名

(KeyFileName)

[サーバー固有のセキュリティ暗号化設定]タスク用。

セキュリティアダプタ名

(SecAdptName および

SecAdptMode)

[サーバー固有のセキュリティ認証プロファイルの割当]タスク用。

この Siebel Server または個々のサーバーコンポーネントに割り当てる

既存のセキュリティアダプタを指定します。

サーバーのセキュリティ認証の範囲 [サーバー固有のセキュリティ認証プロファイルの割当]タスク用。 次の

オプションがあります。

� この設定を Siebel Server 全体に対して行う ( サーバーレベル )

� 特定のオブジェクトマネージャに対してこの設定を設定する ( コン

ポーネントレベル )

セキュリティアダプタに関連付ける

オブジェクトマネージャの選択

[サーバー固有のセキュリティ認証プロファイルの割当]タスク用。 この

オプションは、個々の Application Object Manager またはその他の

サーバーコンポーネントに対してセキュリティを設定するように指定し

た場合に表示されます。 このために、必要に応じて Server Manager を

使用します。

表 14 Siebel Server の設定

Siebel 設定ウィザードの設定/設定ウィザードの設定/設定ウィザードの設定/設定ウィザードの設定/

パラメータパラメータパラメータパラメータ コメント/説明コメント/説明コメント/説明コメント/説明

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1166

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Siebel Enterprise Server と関連コンポーネントの設定と関連コンポーネントの設定と関連コンポーネントの設定と関連コンポーネントの設定 � 設定タスクの実行

SWSE を設定するタスクの実行を設定するタスクの実行を設定するタスクの実行を設定するタスクの実行

このトピックは、152 ページの「設定タスクの実行」の一部です。

SWSE 設定ウィザードは、SWSE のインストール後、各 SWSE インスタンスで実行されます。

このウィザードの実行では、必要なすべての事前作業(Siebel Gateway Name Server、Siebel Enterprise、SWSE 論理プロファイル、および Siebel Server の設定)が完了していることを前提としています。データベース

設定ウィザードを使用して、Siebel データベースもインストールしておく必要があります。

SWSE をインストールした後、SWSE 設定ウィザードを実行して、以前に作成した SWSE 論理プロファイルを適用

します。SWSE 論理プロファイルの作成および適用については、230 ページの「SWSE の設定」を参照してください。

このウィザードには、次に示すタスクが含まれています。

� SWSE 論理プロファイルの適用論理プロファイルの適用論理プロファイルの適用論理プロファイルの適用: Siebel 設定ウィザードを使用して以前に作成した SWSE 論理プロファイル

の場所を指定し、このタスクを使用して指定する他の設定とともに、SWSE のこのインストール済みインスタ

ンスに設定を適用します。このタスクにより、SWSE 設定ファイル(eapps.cfg ファイル)が更新されます。

eapps.cfg ファイルは、SWSE_ROOT¥bin にあります。SWSE_ROOT は SWSE のインストールディレク

トリです。

SWSE 論理プロファイルを適用すると、Siebel アプリケーションに必要な仮想ディレクトリが Web サーバー

上に作成(または再作成)されます。

Microsoft Windows(Microsoft IIS Web サーバー)では、バッチファイルを編集して、不要な仮想ディレクト

リのエントリを削除したり、仮想ディレクトリをカスタマイズすることができます。 この操作は、SWSE 設定

ウィザードを使用して SWSE 論理プロファイルを適用する前に実行します。 仮想ディレクトリは、バッチファイ

ル eapps_virdirs.bat または eapps_virdirs_sia.bat によって作成されます(Siebel Industry Applicationsの場合)。これらのファイルは、指定した SWSE 論理プロファイルディレクトリに配置されています。 異種環境で

の SWSE 設定については、223 ページの「SWSE のインストールと設定に関する要件」も参照してください。

Siebel のネイティブな負荷分散を使用している場合は、設定ファイル lbconfig.txt を作成し、SWSE 論理プ

ロファイルを適用する前にその論理プロファイルの場所に配置します。 これらのタスクは SWSE 設定の第 2 段

階として実行します。つまり、SWSE の初期設定を行ってシステムを起動および実行し、負荷分散に参加する

すべての Siebel Server をインストールして設定した後に、これらのタスクを実行します。負荷分散の設定に

ついては、175 ページの「Siebel アプリケーションの負荷分散の設定」を参照してください。

� SWSE 設定の言語サポートの追加設定の言語サポートの追加設定の言語サポートの追加設定の言語サポートの追加: すでに設定済みの SWSE に対して、新規にインストールした追加の言語

を展開します。 このタスクは、次のいずれもが該当する場合のみ適用されます。

� すでに SWSE の初期設定([SWSE 論理プロファイルの適用]タスク)を完了している

� 展開する言語として追加する新しい言語を SWSE にすでにインストールしている

展開する言語を指定する画面では、展開する新しい言語のみを指定します。236 ページの「SWSE 論理プロ

ファイルの適用」も参照してください。

このタスクは、関連する言語展開タスク(Siebel Server への言語のインストールと展開など)と併せて実行

します。 詳しくは、105 ページの「複数言語を使用したインストールおよび展開について」を参照してください。

備考:備考:備考:備考: SWSE 論理プロファイルを適用する前に言語を追加する場合は、このタスクを実行しないでください。 代わりに、[SWSE 論理プロファイルの適用]タスクを使用して、展開する適用可能な言語をすべて指定します。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1 167

Page 168: Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイド - …...Microsoft Windows用用用Siebelインストールガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次

Siebel Enterprise Server と関連コンポーネントの設定と関連コンポーネントの設定と関連コンポーネントの設定と関連コンポーネントの設定 � Siebel Gateway Name Server の起動の

確認

� SWSE 設定の削除設定の削除設定の削除設定の削除: SWSE から物理的な設定を削除します。このタスクにより eapps.cfg ファイルが削除さ

れ、SWSE 論理プロファイルの適用時に作成された Siebel アプリケーション仮想ディレクトリが削除されま

す。このタスクは、Web サーバーを自動的に停止して再起動します。

備考:備考:備考:備考: SWSE をアンインストールすると、ウィザードが自動的に起動されるため、削除タスクを実行できます。 詳しくは、第 14 章「Siebel Business Applications のアンインストール」を参照してください。

� 終了終了終了終了: 設定ウィザードを終了します。

Siebel Gateway Name Server の起動の確認の起動の確認の起動の確認の起動の確認設定時に Siebel Gateway Name Server の手動起動を選択した場合は、次のことを実行するときに Siebel Gateway Name Server が起動していることを確認してください。

� Siebel Enterprise の作成および設定

� 新規 Siebel Server の設定

� Siebel Business Applications の操作

� Siebel Server(アンインストール時など)または Siebel Enterprise の設定の削除

Windows 上の上の上の上の Siebel Gateway Name Server を手動で起動するにはを手動で起動するにはを手動で起動するにはを手動で起動するには

1 [コントロール パネル]、[管理ツール]、[サービス]の順に移動します。

2 Siebel Gateway Name Server が起動しない場合は、[アクション]、[開始]の順にクリックします。

Siebel Server のインストール後のタスクのインストール後のタスクのインストール後のタスクのインストール後のタスクSiebel Server をインストールおよび設定した後、次のタスクを実行します。

� 169 ページの「Siebel Server サービスの起動」

� 169 ページの「ODBC データソースの確認」

� 173 ページの「モバイルユーザーのネットワーク接続の確立」

� 173 ページの「インストールおよび設定後の Siebel Server コンポーネントの実行準備」

� 175 ページの「Siebel アプリケーションの負荷分散の設定」

� 180 ページの「既存の Siebel Enterprise Server 内での追加 Siebel Server のインストール」

� 180 ページの「Siebel Enterprise Server のインストールおよび設定のトラブルシューティング」

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1168

Page 169: Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイド - …...Microsoft Windows用用用Siebelインストールガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次

Siebel Enterprise Server と関連コンポーネントの設定と関連コンポーネントの設定と関連コンポーネントの設定と関連コンポーネントの設定 � Siebel Server サービスの起動

Siebel Server サービスの起動サービスの起動サービスの起動サービスの起動このトピックは、168 ページの「Siebel Server のインストール後のタスク」の一部です。

Siebel Server の自動起動を選択していない場合は、Siebel Server のインストールを完了した後に Siebel Server サービスを手動で起動する必要があります。

特定のサーバーをクラスタ化している場合は、次の手順を実行する代わりに、クラスタ管理者に依頼してそのサー

バーを起動および停止する必要があります。

設定中に自動起動を選択している場合、この手順は必要ありません。

Siebel Server サービスを手動で起動するにはサービスを手動で起動するにはサービスを手動で起動するにはサービスを手動で起動するには

1 [コントロール パネル]、[管理ツール]、[サービス]の順に移動します。

2 [サービス]ダイアログボックスで、Siebel Server サービスまでスクロールします。サービスの名前は、次の

形式になっています。

Siebel Server siebelenterprise_siebelserver

ここで、各項目は次のようになります。

� siebelenterprise = 各自の Siebel Enterprise の名前です。

� siebelserver = インストールおよび設定した Siebel Server の名前です。

3 サービスを起動するには、[アクション]、[開始]の順に選択します。

備考:備考:備考:備考: Siebel Server サービスが起動しない場合は、インストールログのエラーメッセージを確認します。イ

ンストールログは SVRsetup.log と呼ばれ、Siebel Server のルートディレクトリにあります。 log¥sw_cfg_util.log も確認できます。

ODBC データソースの確認データソースの確認データソースの確認データソースの確認このトピックは、168 ページの「Siebel Server のインストール後のタスク」の一部です。

ここでは、データベースプラットフォームの ODBC データソースを確認する方法について説明します。 次のサブト

ピックが含まれています。

� 170 ページの「Oracle データベース用 ODBC データソースの確認」

� 171 ページの「IBM DB2 用 ODBC データソースの確認」

� 172 ページの「MS SQL Server 用 ODBC データソースの確認」

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1 169

Page 170: Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイド - …...Microsoft Windows用用用Siebelインストールガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次

Siebel Enterprise Server と関連コンポーネントの設定と関連コンポーネントの設定と関連コンポーネントの設定と関連コンポーネントの設定 � ODBC データソースの確認

Oracle データベース用データベース用データベース用データベース用 ODBC データソースの確認データソースの確認データソースの確認データソースの確認

このトピックは、169 ページの「ODBC データソースの確認」の一部です。

Siebel Server インストールプログラムによって、RDBMS の Siebel データベースへ接続するために使用する

ODBC システムデータソース名(DSN)が自動的に作成されます。Siebel Server の ODBC データソースを確認

する前に、Siebel Server サービスが起動されていることを確認します。

ここで説明する内容は、クラスタ化環境の仮想 ODBC データソースにも適用されます。

注意:注意:注意:注意: 通常、ODBC データソースで自動的に作成されるデフォルト設定を変更しないでください。 ただし、Oracle 8i または 9i(RBO)から Oracle 11g(CBO)にアップグレードした場合、または ODBC を手動で作成した場合

は、次の手順に従って ODBC 設定を確認することは非常に重要です。

ODBC データソースについては、26 ページの「RDBMS のインストールおよび設定の計画」を参照してください。

Windows 用の用の用の用の Oracle のののの ODBC データソースを確認するにはデータソースを確認するにはデータソースを確認するにはデータソースを確認するには

1 [コントロール パネル]、[管理ツール]、[データ ソース (ODBC)]の順に移動します。

2 [ODBC データソース アドミニストレータ]ダイアログボックスの[システム DSN]タブを選択します。

3 データソース名を確認します(デフォルト名は EnterpriseName_DSN。ここで、EnterpriseName は、

Siebel Enterprise の設定中に付けた名前です)。

4 ODBC データソース名を書き留めていない場合は、付録 A「展開計画ワークシート」に書き留めます。

5 データソース EnterpriseName_DSN を選択して、[構成]をクリックします。

[ODBC Oracle ドライバセットアップ]ダイアログボックスが表示されます。

6 接続をテストするには、[接続をテスト]をクリックします。

接続が有効な場合は、接続を確認するメッセージボックスが表示されます。

接続できない場合は、112 ページの「Siebel Server マシンのネットワーク接続の確認」と 182 ページの

「ODBC データソース接続のトラブルシューティング」を参照してください。

7 Windows レジストリを検索して、次のレジストリエントリを探します。

[HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWARE¥ODBC¥ODBC.INI¥EnterpriseName_DSN]

レジストリキーが次のように設定されることを確認します。これらの値は、ODBC ドライバが正しく動作する

ために必要です。

PacketSize = 0EnableScrollableCursors = 0ColumnsAsChar = 1ColumnSizeAsCharacter = 1

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1170

Page 171: Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイド - …...Microsoft Windows用用用Siebelインストールガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次

Siebel Enterprise Server と関連コンポーネントの設定と関連コンポーネントの設定と関連コンポーネントの設定と関連コンポーネントの設定 � ODBC データソースの確認

IBM DB2 用用用用 ODBC データソースの確認データソースの確認データソースの確認データソースの確認

このトピックは、169 ページの「ODBC データソースの確認」の一部です。

Siebel Server インストールプログラムによって、RDBMS の Siebel データベースへ接続するために使用する

ODBC システムデータソース名(DSN)が自動的に作成されます。Siebel Server の ODBC データソースを確認

する前に、Siebel Server サービスが起動されていることを確認します。

ここで説明する内容は、クラスタ化環境の仮想 ODBC データソースにも適用されます。

注意:注意:注意:注意: ODBC データソースで自動的に作成されるデフォルト設定を変更しないでください。

ODBC データソースについては、26 ページの「RDBMS のインストールおよび設定の計画」を参照してください。

備考:備考:備考:備考: IBM DB2 for z/OS の ODBC データソースの確認方法については、『Implementing Siebel Business Applications on DB2 for z/OS』を参照してください。

Windows 用の用の用の用の IBM DB2 のののの ODBC データソースを確認するにはデータソースを確認するにはデータソースを確認するにはデータソースを確認するには

1 [コントロール パネル]、[管理ツール]、[データ ソース (ODBC)]の順に移動します。

2 [ODBC データソース アドミニストレータ]ダイアログボックスの[システム DSN]タブを選択します。

3 データソース名を確認します(デフォルト名は EnterpriseName_DSN。ここで、EnterpriseName は、

Siebel Enterprise の設定中に付けた名前です)。

4 ODBC データソース名を書き留めていない場合は、付録 A「展開計画ワークシート」に書き留めます。

5 データソース EnterpriseName_DSN を選択して、[構成]をクリックします。

[DB2 メッセージ]ボックスに接続状態が表示されます。

接続されていない場合は、すぐにデータソースに接続するかどうかを確認するメッセージが表示されます。

6 [はい]をクリックします。

[DB2 データベースに接続]画面が表示されます。

7 該当するフィールドにユーザー ID とパスワードを入力し、[OK]をクリックします。

接続が有効な場合は、接続を確認するメッセージボックスが表示されます。

接続できない場合は、112 ページの「Siebel Server マシンのネットワーク接続の確認」と 182 ページの

「ODBC データソース接続のトラブルシューティング」を参照してください。

8 Windows コマンドプロンプトで、SIEBEL_ROOT¥siebsrvr¥BIN に移動し、次のコマンドを実行します。

odbcsql /s ODBC_DSN /u database_account_name /p password

ここで、各項目は次のようになります。

� ODBC_DSN = EnterpriseName_DSN フォーム内の ODBC データソース名です。ここで

EnterpriseName は、Siebel Enterprise の名前です。

� database_account_name = 有効なデータベースアカウント名です。

� password = 対応するデータベースアカウントのパスワードです。

接続されると、確認のメッセージが表示されます。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1 171

Page 172: Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイド - …...Microsoft Windows用用用Siebelインストールガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次

Siebel Enterprise Server と関連コンポーネントの設定と関連コンポーネントの設定と関連コンポーネントの設定と関連コンポーネントの設定 � ODBC データソースの確認

MS SQL Server 用用用用 ODBC データソースの確認データソースの確認データソースの確認データソースの確認

このトピックは、169 ページの「ODBC データソースの確認」の一部です。

Siebel Server インストールプログラムによって、RDBMS の Siebel データベースへ接続するために使用する

ODBC システムデータソース名(DSN)が自動的に作成されます。

ここで説明する内容は、クラスタ化環境の仮想 ODBC データソースにも適用されます。

注意:注意:注意:注意: ODBC データソースで自動的に作成されるデフォルト設定を変更しないでください。

ODBC データソースについては、26 ページの「RDBMS のインストールおよび設定の計画」を参照してください。

MS SQL Server 用の用の用の用の ODBC データソースを確認するにはデータソースを確認するにはデータソースを確認するにはデータソースを確認するには

1 [コントロール パネル]、[管理ツール]、[データ ソース (ODBC)]の順に移動します。

2 [ODBC データソース アドミニストレータ]ダイアログボックスの[システム DSN]タブを選択します。

3 データソース名を確認します(デフォルト名は EnterpriseName_DSN。ここで、EnterpriseName は、

Siebel Enterprise の設定中に付けた名前です)。

4 ODBC データソース名を書き留めていない場合は、付録 A「展開計画ワークシート」に書き留めます。

5 データソース EnterpriseName_DSN を選択して、[構成]をクリックします。

[Microsoft SQL Server DSN 設定]画面が表示されます。

6 [次へ]をクリックして、[クライアント設定]をクリックします。

[ネットワーク ライブラリ設定の編集]画面が表示されます。

7 データベースのポート番号が正しいことを確認します。

8 ポート番号が正しくない場合は編集します(編集する場合は、 初に[ポートを動的に決定する]チェックボッ

クスを選択してからこの選択を解除する必要がある場合があります)。処理を継続するには、[OK]をクリック

します。

[Microsoft SQL Server DSN 設定]画面が表示されます。

9 [ログイン ID]と[パスワード]フィールドに入力した有効なデータベースログイン ID とパスワードを使用し

て[SQL Server による検証]を選択し、[次へ]をクリックします。

プログラムは接続をテストします。

� 接続が有効な場合は、接続を確認するメッセージボックスが表示されます。

� 接続できない場合は、112 ページの「Siebel Server マシンのネットワーク接続の確認」と 182 ページの

「ODBC データソース接続のトラブルシューティング」を参照してください。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1172

Page 173: Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイド - …...Microsoft Windows用用用Siebelインストールガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次

Siebel Enterprise Server と関連コンポーネントの設定と関連コンポーネントの設定と関連コンポーネントの設定と関連コンポーネントの設定 � モバイルユーザーのネットワーク接続の確立

モバイルユーザーのネットワーク接続の確立モバイルユーザーのネットワーク接続の確立モバイルユーザーのネットワーク接続の確立モバイルユーザーのネットワーク接続の確立このトピックは、168 ページの「Siebel Server のインストール後のタスク」の一部です。

Siebel モバイル Web クライアントユーザーは、TCP/IP 経由で Siebel Remote Server に接続して、マスター

データベースと同期できるようにする必要があります。 この接続をサポートするための適切なネットワークソフト

ウェアとハードウェアがインストールされていること、およびリモートユーザーがサーバーとの TCP/IP 接続を確

立できることを確認します。 接続を確認するには、pingユーティリティを使用します。

『Siebel Remote and Replication Manager 管理ガイド』も参照してください。

インストールおよび設定後のインストールおよび設定後のインストールおよび設定後のインストールおよび設定後の Siebel Serverコンポーネントの実行準備コンポーネントの実行準備コンポーネントの実行準備コンポーネントの実行準備このトピックは、168 ページの「Siebel Server のインストール後のタスク」の一部です。

ここでは、Siebel Server をインストールおよび設定した後、Siebel Server コンポーネントを実行する前に実行

する必要があるタスクについて説明します。 次のサブトピックが含まれています。

� 173 ページの「サーバーコンポーネントグループの有効化および無効化」

� 174 ページの「言語固有の AOM の有効化と無効化および言語の追加」

� 174 ページの「バッチコンポーネントの同期化」

� 174 ページの「アップグレードシナリオでのコンポーネントジョブ定義の保存」

� 175 ページの「Siebel Enterprise Server と Siebel Server のパラメータ設定の移行」

備考:備考:備考:備考: Server Manager を使用して、インストール後にコンポーネントグループを有効化または無効化する方法、

バッチコンポーネントの同期方法、サーバーコンポーネントジョブ定義の作成方法、および関連トピックについて

は、『Siebel システム管理ガイド』を参照してください。

サーバーコンポーネントグループの有効化および無効化サーバーコンポーネントグループの有効化および無効化サーバーコンポーネントグループの有効化および無効化サーバーコンポーネントグループの有効化および無効化

このトピックは、173 ページの「インストールおよび設定後の Siebel Server コンポーネントの実行準備」の一部で

す。

Siebel Server を初期設定したときに、有効化するサーバーコンポーネントグループを指定しました。 Siebel Server を展開する前に、必要なサーバーコンポーネントグループが有効化されていることを確認します。 不要な

サーバーコンポーネントグループはすべて無効にしておくことをお勧めします。

Siebel Server を設定するときにサーバーコンポーネントグループを明示的に有効化したため、インストールおよ

び設定の後に、コンポーネントグループを無効にする場合とそうでない場合があります。

174 ページの「言語固有の AOM の有効化と無効化および言語の追加」も参照してください。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1 173

Page 174: Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイド - …...Microsoft Windows用用用Siebelインストールガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次

Siebel Enterprise Server と関連コンポーネントの設定と関連コンポーネントの設定と関連コンポーネントの設定と関連コンポーネントの設定 � インストールおよび設定後の Siebel Serverコンポーネントの実行準備

言語固有の言語固有の言語固有の言語固有の AOM の有効化と無効化および言語の追加の有効化と無効化および言語の追加の有効化と無効化および言語の追加の有効化と無効化および言語の追加

このトピックは、173 ページの「インストールおよび設定後の Siebel Server コンポーネントの実行準備」の一部です。

Siebel Business Applications ソフトウェアをインストールおよび設定したときに、105 ページの「複数言語を使

用したインストールおよび展開について」の説明に従って、シナリオ全体の中で 1 つ以上の言語を指定しています。 ここでは、必要な場合に、段階的な方法で言語を展開する方法について説明します。

複数の言語を使用して Siebel Server をインストールし、Siebel Server を設定するときにこれらの言語を展開済

みの言語として指定すると、展開済みの言語ごとに言語固有の Application Object Manager(AOM)コンポーネ

ントが作成されます。1 つまたは複数の展開済み言語について AOM が不要な場合は、Server Manager を使用し

て、展開前にこのようなコンポーネントを無効化できます。

複数の言語をインストールする場合は、Siebel サーバー設定ウィザードを実行するときに、インストール済みの言

語をすべて展開することをお勧めします。説明したように、不要な言語固有のコンポーネントを無効化できます。

Siebel サーバー設定ウィザードでタスクを実行する方法については、152 ページの「設定タスクの実行」を参照し

てください。

複数言語のグローバル環境で Siebel Business Applications を展開するための追加タスクについては、『Siebel Global Deployment Guide』を参照してください。

17 ページの「Siebel リリースのインストールについて」と 97 ページの「Siebel Enterprise Server のインストー

ルおよび設定の要件」も参照してください。

バッチコンポーネントの同期化バッチコンポーネントの同期化バッチコンポーネントの同期化バッチコンポーネントの同期化

このトピックは、173 ページの「インストールおよび設定後の Siebel Server コンポーネントの実行準備」の一部です。

Siebel Server をインストールおよび設定した後、バッチコンポーネントを操作する前に同期しておく必要があり

ます。必要に応じて、Siebel データベースをアップグレードした後にこの同期を実行します。

アップグレードシナリオでのコンポーネントジョブ定義の保存アップグレードシナリオでのコンポーネントジョブ定義の保存アップグレードシナリオでのコンポーネントジョブ定義の保存アップグレードシナリオでのコンポーネントジョブ定義の保存

このトピックは、173 ページの「インストールおよび設定後の Siebel Server コンポーネントの実行準備」の一部です。

アップグレードのシナリオでは、Siebel Server をインストールおよび設定し、Siebel データベースをアップグ

レードすると、コンポーネントジョブ定義が削除されるため、S_SRM_ACTIONテーブルと S_SRM_ACT_PARAM

テーブルが切り捨てられます。これらの定義を再作成するには、アップグレードする前にコンポーネントジョブ定義

を保存する必要があります。

たとえば、Siebel EIM を使用して S_SRM_ACTIONテーブルからデータをエクスポートしておき、データベースの

アップグレードおよびバッチコンポーネントの同期後に、このデータを同じテーブルにインポートできます。 Siebel EIM の使用については、『Siebel Enterprise Integration Manager Administration Guide』を参照してください。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1174

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Siebel Enterprise Server と関連コンポーネントの設定と関連コンポーネントの設定と関連コンポーネントの設定と関連コンポーネントの設定 � Siebel アプリケーションの負荷分散の設定

Siebel Enterprise Server とととと Siebel Server のパラメータ設定ののパラメータ設定ののパラメータ設定ののパラメータ設定の移行移行移行移行

このトピックは、173 ページの「インストールおよび設定後の Siebel Server コンポーネントの実行準備」の一部です。

設定移行ユーティリティ(cfgmerge)を使用して、Siebel Enterprise Server および Siebel Server の一部の

パラメータ設定を Siebel アプリケーション環境から別の環境へ移行できます。その他のカスタマイズしたアプリ

ケーションデータは、Application Deployment Manager(ADM)を使用して移行できます。

これらのユーティリティの使用方法については、『Siebel Business Applications への移行』および『Siebel Application Deployment Manager Guide』を参照してください。

Siebel アプリケーションの負荷分散の設定アプリケーションの負荷分散の設定アプリケーションの負荷分散の設定アプリケーションの負荷分散の設定このトピックは、168 ページの「Siebel Server のインストール後のタスク」の一部です。

ここでは、Siebel アプリケーションで使用する負荷分散の設定方法について説明します。ネイティブな Siebel 負荷分散とサードパーティ製の負荷分散の両方がサポートされています。

備考:備考:備考:備考: ここでは、負荷分散の初期設定について説明します。 展開で使用する負荷分散の管理については、『Siebel Deployment Planning Guide』および『Siebel システム管理ガイド』を参照してください。 サードパーティ製の

負荷分散の実装方法については、My Oracle Support の「477835.1」(ドキュメント ID)を参照してください。

このドキュメントは、以前は「Siebel Technical Note 540」として発行されていました。

230 ページの「SWSE の設定」も参照してください。

ここでは、次のサブトピックについて説明します。

� 175 ページの「負荷分散設定ファイル(lbconfig.txt)の生成」

� 177 ページの「サードパーティ製の HTTP ロードバランサーの設定」

� 179 ページの「ロードバランサーの接続タイムアウトの設定」

� 179 ページの「Siebel ネイティブロードバランサーまたはサードパーティ製 HTTP ロードバランサーでのサー

バーの監視」

負荷分散設定ファイル(負荷分散設定ファイル(負荷分散設定ファイル(負荷分散設定ファイル(lbconfig.txt)の生成)の生成)の生成)の生成

このトピックは、175 ページの「Siebel アプリケーションの負荷分散の設定」の一部です。

負荷分散設定ファイルには、Siebel の負荷分散の仮想サーバーが定義されています。このファイルは、サードパー

ティ製の HTTP ロードバランサーの接続ルールを記述するための URL も提供します。

次の場合に、負荷分散設定ファイル(lbconfig.txt)を生成する必要があります。

� Siebel Web Server Extension(SWSE)を設定する前に、Siebel のネイティブな負荷分散を使用している

場合。SWSE の設定とは、Siebel Enterprise 設定の一部として作成した SWSE 論理プロファイルを適用す

ることを意味します。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1 175

Page 176: Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイド - …...Microsoft Windows用用用Siebelインストールガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次

Siebel Enterprise Server と関連コンポーネントの設定と関連コンポーネントの設定と関連コンポーネントの設定と関連コンポーネントの設定 � Siebel アプリケーションの負荷分散の設定

� サードパーティ製の HTTP ロードバランサーの設定の一部としてルーティングルールの URL が必要な場合。

� Siebel Server を追加または削除する場合、および Siebel のネイティブな負荷分散かサードパーティ製のロー

ドバランサーのいずれかを使用している場合。

lbconfig.txt ファイルを生成した後、SWSE 論理プロファイルフォルダにコピーします。インストール済みの各

SWSE に SWSE 論理プロファイルを適用するときに、SWSE 設定ウィザードにより、論理プロファイルフォルダ

から lbconfig.txt ファイルが取得されます。SWSE 論理プロファイルの作成と適用については、230 ページの

「SWSE の設定」を参照してください。

前提条件:前提条件:前提条件:前提条件: lbconfig.txt ファイルの生成には次の前提条件があります。

� 負荷分散を実行するすべての Siebel Server を確認します。

� 各 Siebel Server で、負荷分散を有効化する Application Object Manager(AOM)を確認します。使用し

ない AOM はすべて無効にします。AOM は負荷分散されるため、生成する lbconfig.txt ファイルに表示される

無効化された AOM は、後で削除またはコメントにすることができます。

備考:備考:備考:備考: 仮想サーバー定義を複数作成するなどして、既存の lbconfig.txt ファイルを変更または 適化している場合

は、ファイルを作成するとこれらの変更が失われます。 これを回避するには、lbconfig.txt ファイルを再生成する前

に、変更したファイルを新しい名前で保存します。 次に、変更したファイルから新規に生成したファイルに、変更内

容をコピーします。

lbconfig.txt ファイルを生成するにはファイルを生成するにはファイルを生成するにはファイルを生成するには

1 Siebel Server で、エンタープライズレベルで Server Manager を起動し(/s オプションは使用しないでく

ださい)、次のコマンドを入力します。

generate lbconfig

この操作により、lbconfig.txt ファイルが生成されます。 このファイルは、Siebel Server インストールディ

レクトリの admin サブディレクトリに作成されます。

2 生成された lbconfig.txt ファイルを確認して、負荷分散に参加しない Siebel Server が仮想サーバー定義に含

まれていないことを確認します。

3 無効化された AOM を削除またはコメントにするには、lbconfig.txt ファイルを手動で編集します。

4 Siebel のネイティブな負荷分散に参加する Web サーバーで使用される SWSE 論理プロファイルを設定します。

5 lbconfig.txt ファイルを SWSE 論理プロファイルフォルダにコピーします。

6 SWSE 論理プロファイルを適用することで、インストールした SWSE を設定します。

7 Web サーバーを再起動します。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1176

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Siebel Enterprise Server と関連コンポーネントの設定と関連コンポーネントの設定と関連コンポーネントの設定と関連コンポーネントの設定 � Siebel アプリケーションの負荷分散の設定

サードパーティ製のサードパーティ製のサードパーティ製のサードパーティ製の HTTP ロードバランサーの設定ロードバランサーの設定ロードバランサーの設定ロードバランサーの設定

このトピックは、175 ページの「Siebel アプリケーションの負荷分散の設定」の一部です。

サードパーティ製のロードバランサーは、Web サーバーから SISNAPI メッセージを受信します。ロードバラン

サーにより、これらのメッセージに含まれる URL に基づいてメッセージがルーティングされます。HTTP ロードバ

ランサーを設定するには、これらのメッセージを正しい Siebel Server にルーティングする接続ルールを記述する

必要があります。

generate lbconfigコマンドを使用して、この接続ルールの定義を格納するファイルを生成します。詳しくは、

175 ページの「負荷分散設定ファイル(lbconfig.txt)の生成」を参照してください。

generate lbconfigコマンドにより、Siebel Server の設定が確認され、SISNAPI メッセージに含まれている

接続文字列と正しい Siebel Server へのパスをペアで構成するファイルが生成されます。このルールは、負荷分散

設定ファイル(lbconfig.txt)に格納されます。 このファイルを使用して、サードパーティ製のロードバランサーの

設定を行います。

lbconfig.txt ファイルには、コンポーネントルール、サーバールール、およびラウンドロビンルールの 3 タイプの

接続ルールがあります。 これらのルールタイプは必須です。ロードバランサーの設定時には、これら 3 つのすべての

タイプを含める必要があります。

� ラウンドロビンルールを設定しない場合は、ログインに失敗することがあります。

� サーバールールを設定しない場合は、意図しないセッション終了の原因となることがあります。

ほとんどのロードバランサーでは、仮想 IP アドレスと仮想ポート番号を、負荷分散のルールグループに関連付ける

ことができます。ロードバランサーでは、サーバーをリソースとして定義して、グループを作成できます。次の手順

では、Siebel Server のロードバランサーの基本的な設定手順について説明します。

前提条件前提条件前提条件前提条件� サードパーティ製の HTTP ロードバランサーは、Siebel アプリケーションで使用できることを確認する必要が

あります。 詳しくは、My Oracle Support の「477835.1」(ドキュメント ID)を参照してください。このド

キュメントは、以前は「Siebel Technical Note 540」として発行されていました。

� サードパーティ製のロードバランサーには、次の特性が必要です。

� レベル 7 の HTTP ルーティングをサポートする HTTP ロードバランサーである。 HTTP ヘッダーで URL を

解析できる必要があります。

� 終ポイントで TCP 接続の管理が可能である。 特に、クライアントとサーバーの TCP セッションの 1 対 1マッピングが可能であることが要求されます。 また、リバースプロキシサーバープーリングなどの、バック

エンド接続プーリングはできません。

� 負荷分散を実行するすべての Siebel Server を確認します。 少なくとも 1 台の Siebel Server を実行している

必要があります。

� 各 Siebel Server で、負荷分散を有効化する Application Object Manager(AOM)を確認します。使用し

ない AOM はすべて無効にします。

� ロードバランサーに対して、割り当てられていない静的な仮想 IP アドレスおよび仮想ポート番号を選択します。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1 177

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Siebel Enterprise Server と関連コンポーネントの設定と関連コンポーネントの設定と関連コンポーネントの設定と関連コンポーネントの設定 � Siebel アプリケーションの負荷分散の設定

� 175 ページの「負荷分散設定ファイル(lbconfig.txt)の生成」の説明に従って、負荷分散設定ファイル

(lbconfig.txt)を生成します。HTTP ロードバランサーのルールタイプ(コンポーネントルール、サーバー

ルール、およびラウンドロビンルール)を確認します。

� SWSE を設定します。SWSE 設定ウィザードにより、Siebel 負荷分散かサードパーティ製の負荷分散かを選

択するようメッセージが表示されます。 サードパーティ製の負荷分散を選択して、ロードバランサーの仮想 IPアドレスおよび仮想ポート番号を入力します。 詳しくは、230 ページの「SWSE の設定」を参照してください。

サードパーティ製のサードパーティ製のサードパーティ製のサードパーティ製の HTTP ロードバランサーを設定するにはロードバランサーを設定するにはロードバランサーを設定するにはロードバランサーを設定するには

1 サードパーティ製の HTTP ロードバランサーの初期設定をインストールし完了します。

詳しくは、ベンダーのマニュアルを参照してください。

2 ロードバランサーが Siebel Server をホストするマシンで動作することを確認します。

ネットワーク要件については、ベンダーのマニュアルを参照してください。

3 生成済みの lbconfig.txt ファイルを開いて、サードパーティ製のロードバランサーの設定方法を参照します。

4 必要な Siebel Server を、リソースのプールとしてロードバランサーに追加します。

通常、各リソースはホスト名または IP アドレスと TCP ポートの組み合わせで定義されます。 Siebel Server の

ホスト名または IP アドレスと SCBroker ポート(デフォルトではポート 2321)の組み合わせを使用します。

5 ロードバランサーに負荷分散ルールまたはコンテンツルールを作成します。

負荷分散ルールは、URL とリソースのプールとの間にマッピングされます。lbconfig.txt ファイルの各行で、

ロードバランサーにこのようなマッピングまたはルールを作成します。

ロードバランサーの設定のガイドラインについては、My Oracle Support の「477835.1」(ドキュメント ID)

を参照してください。このドキュメントは、以前は「Siebel Technical Note 540」として発行されていました。

備考:備考:備考:備考: HTTP ロードバランサーを設定して、コンポーネント、サーバー、およびラウンドロビンの 3 つのすべ

てのタイプのルールを処理する必要があります。

6 負荷分散ルールのグループごとに、負荷分散スキームを定義します。

コンポーネントルールに対しては、必要な負荷分散スキームを使用します。

サーバールールおよびラウンドロビンルールに対しては、ラウンドロビン負荷分散スキームをお勧めします。

7 すべての負荷分散ルールに対して仮想 IP アドレスおよび仮想ポート番号を定義します。

仮想 IP アドレスと仮想ポート番号は、SWSE 設定ファイル(eapps.cfg)の AOM 接続文字列で定義したのと

一致している必要があります。

このファイルは、SWSE_ROOT¥bin にあります。SWSE_ROOT は SWSE のインストールディレクトリです。

8 ロードバランサーに設定可能なTCP接続タイムアウトがある場合、パラメータSISNAPI Connection MaximumIdle Time(エイリアス ConnIdleTime)の値よりも大きくなるようにタイムアウトを調整します。これによ

り、ロードバランサーによってアクティブな SISNAPI セッション接続が切断されることがなくなります。

ConnIdleTimeの設定方法については、179 ページの「ロードバランサーの接続タイムアウトの設定」を参照

してください。『Siebel システム管理ガイド』も参照してください。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1178

Page 179: Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイド - …...Microsoft Windows用用用Siebelインストールガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次

Siebel Enterprise Server と関連コンポーネントの設定と関連コンポーネントの設定と関連コンポーネントの設定と関連コンポーネントの設定 � Siebel アプリケーションの負荷分散の設定

ロードバランサーの接続タイムアウトの設定ロードバランサーの接続タイムアウトの設定ロードバランサーの接続タイムアウトの設定ロードバランサーの接続タイムアウトの設定

このトピックは、175 ページの「Siebel アプリケーションの負荷分散の設定」の一部です。

ほとんどのサードパーティ製 HTTP ロードバランサーでは、接続タイムアウトを設定できます。タイムアウトが発

生すると、Siebel Server 上の Application Object Manager(AOM)への SISNAPI 接続が強制終了されます。

また、AOM には設定可能なタイムアウトパラメータ、SISNAPI Connection Maximum Idle Time(エイリアス

ConnIdleTime)があります。セッションが指定した時間アイドル状態になっていると、AOM はそのセッションを

終了します。

ロードバランサーの接続タイムアウトは、負荷分散を提供する AOM の ConnIdleTimeよりやや長い時間に設定し

ます。

たとえば、ConnIdleTimeが 600 秒の場合、負荷分散の接続タイムアウトを 1 秒長い 601 秒以上に設定します。

ConnIdleTimeにロードバランサーの接続タイムアウトよりも長い時間を設定しないでください。設定すると、ロ

グイン画面が遅くなりコミュニケーションパフォーマンスに問題が生じる場合があります。

Siebel ネイティブロードバランサーまたはサードパーティ製ネイティブロードバランサーまたはサードパーティ製ネイティブロードバランサーまたはサードパーティ製ネイティブロードバランサーまたはサードパーティ製 HTTPロードバランサーでのサーバーの監視ロードバランサーでのサーバーの監視ロードバランサーでのサーバーの監視ロードバランサーでのサーバーの監視

このトピックは、175 ページの「Siebel アプリケーションの負荷分散の設定」の一部です。

Siebel ネイティブロードバランサーとサードパーティ製のほとんどの HTTP ロードバランサーは、サーバーの状態

監視をサポートしています。 Siebel Server の監視を設定するには、ロードバランサーを設定して HTTP GET を

サーバーの URL に送信します。次に、その例を示します。

//SiebSrvr1:2321/SBA_81/SCBroker

ここで、各項目は次のようになります。

� SiebSrvr1 は、Siebel Server のホスト名、または IP アドレスです。

� 2321 は、Siebel Connection Broker(SCBroker)のポート番号です。デフォルトは 2321 です。

� SBA_81 は、Siebel Enterprise Server 名です。

� SCBroker は、Siebel Connection Broker のサーバーコンポーネントです。

Siebel Server および Siebel Connection Broker が実行されている場合は、Siebel Connection Broker によ

り、文字列 SCBroker OKが返されます。

この操作により、Siebel Server が指定したサーバーマシンで実行されていること、および SCBroker が指定した

ポートでリスンしていることを確認します。この状態チェックでは、特定の Application Object Manager(AOM)またはプラットフォームで実行しているその他のサーバーコンポーネントは確認されません。

注意:注意:注意:注意: TCP 状態チェックは使用しないでください。 これを使用すると、SCBroker に接続し、SCBroker コンポー

ネントパラメータ ConnRequestTimeoutが終了するまで接続されたままになる場合があります。この間は、

SCBroker では新しいユーザーセッション要求を処理することはできません。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1 179

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Siebel Enterprise Server と関連コンポーネントの設定と関連コンポーネントの設定と関連コンポーネントの設定と関連コンポーネントの設定 � 既存の Siebel Enterprise Server 内での追

加 Siebel Server のインストール

監視設定のベストプラクティス監視設定のベストプラクティス監視設定のベストプラクティス監視設定のベストプラクティスサーバー監視の設定時に、次の方法を使用します。

� 監視する Siebel Server で、SCBroker の Default Tasksおよび Maximum Tasksパラメータを「2」に設

定します。この設定により、SCBroker の 2 つのインスタンスが提供されます。これらのインスタンスにより

ユーザー要求の処理が遅延なく行われ、要求を監視できるようになります。

� HTTP 1.0 を使用して状態チェックを行います。これにより、直ちに SCBroker への接続が強制終了されます。

既存の既存の既存の既存の Siebel Enterprise Server 内での追加内での追加内での追加内での追加Siebel Server のインストールのインストールのインストールのインストールこのトピックは、168 ページの「Siebel Server のインストール後のタスク」の一部です。

1 つの Siebel Enterprise に対して複数の Siebel Server をインストールおよび設定できます。

第 8 章「Siebel Web Server Extension のインストールと設定」で説明するように、通常は、追加の Siebel Server をインストールおよび設定する前に、Siebel Web Server Extension のインストールおよび設定を完了し

ておきます。

Siebel Enterprise Server インストーラを実行して、別のサーバーマシン上に追加の各 Siebel Server をインス

トールし、Siebel サーバー設定ウィザードを実行してこの Siebel Server を設定します。

備考:備考:備考:備考: その他の方法としては、Siebel サーバー設定ウィザードを使用して、Siebel Server がすでにインストール

および設定されている単一マシン上で追加の Siebel Server を設定します。 インストール済みの単一の Siebel Server インスタンスに複数の Siebel Server 設定を作成することは、通常、テストまたは開発の目的でのみ行わ

れます。本番環境では、各マシンに Siebel Server を 1 つだけ設定することを強くお勧めします。 Siebel Remoteが展開されている場合は、インストール済みの単一の Siebel Server インスタンスに対して、複数の Siebel Server 設定を作成しないでください。

Siebel Enterprise Server のインストールのインストールのインストールのインストールおよび設定のトラブルシューティングおよび設定のトラブルシューティングおよび設定のトラブルシューティングおよび設定のトラブルシューティングこのトピックは、168 ページの「Siebel Server のインストール後のタスク」の一部です。

ここでは、Siebel Enterprise Server コンポーネントのインストールおよび設定に関連するトラブルシューティン

グ情報について説明します。次のトピックが含まれています。

� 181 ページの「Siebel Gateway Name Server のインストールおよび設定のトラブルシューティング」

� 181 ページの「Siebel Server のインストールおよび設定のトラブルシューティング」

� 182 ページの「ODBC データソース接続のトラブルシューティング」

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1180

Page 181: Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイド - …...Microsoft Windows用用用Siebelインストールガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次

Siebel Enterprise Server と関連コンポーネントの設定と関連コンポーネントの設定と関連コンポーネントの設定と関連コンポーネントの設定 � Siebel Enterprise Server のインストール

および設定のトラブルシューティング

Siebel Gateway Name Server のインストールおよび設定ののインストールおよび設定ののインストールおよび設定ののインストールおよび設定のトラブルシューティングトラブルシューティングトラブルシューティングトラブルシューティング

このトピックは、180 ページの「Siebel Enterprise Server のインストールおよび設定のトラブルシューティング」

の一部です。

ここでは、Siebel Gateway Name Server のインストールや設定の誤りによって発生する可能性があるエラーに

ついて説明します。このような問題は、複数の原因があることが考えられます。

次に、よくある原因を示します。

� 問題問題問題問題: Siebel Gateway Name Server が起動しない。

解決策解決策解決策解決策: Siebel Gateway Name Server を起動できないことがわかった場合は、Siebel サービスオーナーと

しての権限を持っていない可能性があります。39 ページの「Siebel サービスオーナーアカウントの作成」の指

示を確認してください。

備考:備考:備考:備考: Siebel Gateway Name Server を起動できない場合、Siebel Enterprise を設定したり、Siebel Server を設定および起動できなくなります。

� 問題問題問題問題: ¥¥MACHINE NAME にある Siebel Gateway Name Server サービスを起動できない。

エラー XXX: ログインの失敗によりサービスを起動できません。

解決策解決策解決策解決策: [コントロール パネル]、[管理ツール]、[サービス]の順に移動します。 [Siebel Gateway Name Server]を選択します。右クリックし、[プロパティ]を選択します。[ログオン]タブで、このサービスに使

用するユーザー名およびパスワードを指定します。

� 問題問題問題問題: システムの起動時に、ドライバがないというエラーが表示される。

解決策解決策解決策解決策: 先に Siebel Server を停止しないで、以前のバージョンの Siebel Business Applications をアンイ

ンストールしたために発生している可能性があります。 [サービス]メニューにこれらのサービスが表示されな

い場合は、グローバルカスタマサポートに相談してください。

Siebel Server のインストールおよび設定のトラブルシューティングのインストールおよび設定のトラブルシューティングのインストールおよび設定のトラブルシューティングのインストールおよび設定のトラブルシューティング

このトピックは、180 ページの「Siebel Enterprise Server のインストールおよび設定のトラブルシューティング」

の一部です。

ここでは、Siebel Server のインストールや設定の誤りによって発生する可能性があるエラーについて説明します。

このような問題は、複数の原因があることが考えられます。

次に、よくある原因を示します。

� 誤った手順で誤った手順で誤った手順で誤った手順で Siebel Server をインストールまたは設定しようとしているをインストールまたは設定しようとしているをインストールまたは設定しようとしているをインストールまたは設定しようとしている: 必要なインストール手順につい

ては、21 ページの「Siebel Business Applications のインストールの概要」および記載されている要件を参照

してください。

� 必要なハードウェアまたはソフトウェアをインストールしていない必要なハードウェアまたはソフトウェアをインストールしていない必要なハードウェアまたはソフトウェアをインストールしていない必要なハードウェアまたはソフトウェアをインストールしていない: ソフトウェア要件に関するインストール

エラーは、Siebel Enterprise Server インストーラログファイルに記録されます。前提条件については、

Oracle Technology Network の「Siebel System Requirements and Supported Platforms」を参照し

てください。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1 181

Page 182: Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイド - …...Microsoft Windows用用用Siebelインストールガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次

Siebel Enterprise Server と関連コンポーネントの設定と関連コンポーネントの設定と関連コンポーネントの設定と関連コンポーネントの設定 � Siebel Enterprise Server のインストール

および設定のトラブルシューティング

� 問題問題問題問題: MS SQL Server データベースがサポートする Enterprise で次のエラーメッセージが生成される。

� SVRsetup.log ファイルに、「5000: Bad key name., exiting...」

� Microsoft SQL Server DSN 設定のサーバーフィールドに、「completed with error(s):2000046」

解決策解決策解決策解決策: 1 つ以上の Siebel Server または Siebel Enterprise Server の名前にかっこを使用しています。該

当する設定を削除して、新しい名前で設定を再作成します。

� 問題問題問題問題: Siebel Server が設定後に起動しない。

解決策解決策解決策解決策 a: Siebel Gateway Name Server が起動したことを確認します。Siebel Gateway Name Serverが停止している場合は起動します。

解決策解決策解決策解決策 b: 設定中に入力された値が有効であることを確認します。

解決策解決策解決策解決策 c: サービスを起動するための十分なシステム権限を持っていることを確認します。 詳しくは、39 ペー

ジの「Siebel サービスオーナーアカウントの作成」を参照してください。

ODBC データソース接続のトラブルシューティングデータソース接続のトラブルシューティングデータソース接続のトラブルシューティングデータソース接続のトラブルシューティング

このトピックは、180 ページの「Siebel Enterprise Server のインストールおよび設定のトラブルシューティング」

の一部です。

ここでは、ODBC データソース接続のトラブルシューティングの手順について説明します。

備考:備考:備考:備考: データベースが IBM DB2 for z/OS の場合は、『Implementing Siebel Business Applications on DB2 for z/OS』を参照してください。

Oracle データベースデータベースデータベースデータベース次の指示に従って、Windows における Oracle の接続の問題をトラブルシューティングします。

失敗した失敗した失敗した失敗した ODBC 接続をトラブルシューティングするには接続をトラブルシューティングするには接続をトラブルシューティングするには接続をトラブルシューティングするには

1 SIEBSRVR_ROOT/BIN のファイル構造を参照し、ODBC ドライバが正しくインストールされていることを

確認します。

2 ファイルが BIN サブディレクトリに正しくコピーされている場合、Siebel Server の設定中に入力した

Oracle 接続文字列が有効であることを確認します。

Microsoft SQL Server次の指示に従って、Windows における Microsoft SQL Server の接続の問題をトラブルシューティングします。

失敗した失敗した失敗した失敗した ODBC 接続をトラブルシューティングするには接続をトラブルシューティングするには接続をトラブルシューティングするには接続をトラブルシューティングするには

1 SIEBSRVR_ROOT¥BIN のファイル構造を参照し、ODBC ドライバが正しくインストールされていることを

確認します。

2 ファイルが BIN サブディレクトリに正しくコピーされている場合、Siebel Server の設定中に入力したデータ

ソース名(EnterpriseName_DSN)が有効であることを確認します。 さらに、SQL Server データベースが

起動して実行中であること、および ODBC 接続を確認します。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1182

Page 183: Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイド - …...Microsoft Windows用用用Siebelインストールガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次

Siebel Enterprise Server と関連コンポーネントの設定と関連コンポーネントの設定と関連コンポーネントの設定と関連コンポーネントの設定 � Siebel 管理エージェントおよび Siebel 管理

サーバーの設定

Siebel 管理エージェントおよび管理エージェントおよび管理エージェントおよび管理エージェントおよび Siebel 管理管理管理管理サーバーの設定サーバーの設定サーバーの設定サーバーの設定ここでは、設定後に実行するタスクを含む、Siebel 管理エージェントおよび Siebel 管理サーバーを設定するため

の手順について説明します。 次のサブトピックが含まれています。

� 183 ページの「Siebel 管理エージェントおよび Siebel 管理サーバーの設定について」

� 184 ページの「Siebel 診断ツールの Siebel ユーザーの作成」

� 186 ページの「Siebel 管理エージェントの設定」

� 189 ページの「Siebel 管理サーバーの設定」

� 194 ページの「Perl スクリプトを使用した追加の Siebel 管理エージェントの登録と Siebel ADM の設定」

� 196 ページの「インストールおよび設定後の Siebel 管理サーバーの再起動」

インストール後にこれらの設定タスクを実行します。インストールについては、128 ページの「Siebel 管理エー

ジェントおよび Siebel 管理サーバーのインストール」を参照してください。

Siebel 管理エージェントおよび管理エージェントおよび管理エージェントおよび管理エージェントおよび Siebel 管理サーバーの設定について管理サーバーの設定について管理サーバーの設定について管理サーバーの設定について

このトピックは、183 ページの「Siebel 管理エージェントおよび Siebel 管理サーバーの設定」の一部です。

ここでは、Siebel 管理エージェントおよび Siebel 管理サーバーの設定に関する基本的な情報を示します。

備考:備考:備考:備考: Siebel 管理エージェントおよび管理サーバーの設定では、コンポーネント間で通信するために、Secure Sockets Layer(SSL)暗号化を指定します。 設定の前に、『Siebel セキュリティガイド』の SSL 暗号化に関する

トピックを確認してください。

デフォルトでは、Siebel 管理フレームワークのコンポーネントでは次のポート番号が使用されます。Siebel 管理

エージェントまたは管理サーバーの設定ウィザードでこのポート番号を変更できます。

� Siebel 管理エージェント: ポート 1199(RMI レジストリ)

� Siebel 管理サーバー: ポート 1099(RMI レジストリ)

� Siebel 診断ツール: ポート 8080

ポート番号が個別のマシン上の他のコンポーネントと競合しているかどうかを予測して、競合を回避する手段を講じ

ます。たとえば、Siebel Charts サーバーもポート 1099 を使用します。詳しくは、286 ページの「Siebel Charts のインストール」を参照してください。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1 183

Page 184: Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイド - …...Microsoft Windows用用用Siebelインストールガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次

Siebel Enterprise Server と関連コンポーネントの設定と関連コンポーネントの設定と関連コンポーネントの設定と関連コンポーネントの設定 � Siebel 管理エージェントおよび Siebel 管理

サーバーの設定

Siebel 管理サーバーは、内部で Apache Tomcat を使用します。 このため、この製品と、Apache Tomcat を使用

する別の製品を同じマシンにインストールすると、ポートの競合が発生する可能性があります。必要に応じてファイ

ル server.xml を編集し、一意のポート番号を指定します。 管理サーバーの場合、このファイルはインストールディ

レクトリの tomcat¥conf サブディレクトリにあります。ポート番号 8005 は、Tomcat のシャットダウンに使用

されます。 ポート番号を変更するには、<Server port="8005" shutdown="SHUTDOWN"> 行を編集します。

備考:備考:備考:備考: 194 ページの「Perl スクリプトを使用した追加の Siebel 管理エージェントの登録と Siebel ADM の設定」で

説明するように、Perl スクリプトによる XML ファイル出力では、管理エージェントのデフォルトポート番号を

1199 と想定しています。

Siebel 管理エージェントおよび管理エージェントおよび管理エージェントおよび管理エージェントおよび Siebel 管理サーバーの設定プロセス管理サーバーの設定プロセス管理サーバーの設定プロセス管理サーバーの設定プロセスSiebel 管理エージェントおよび Siebel 管理サーバーを設定する手順は、次のとおりです。

1 (Siebel 診断ツール環境の場合のみ)Siebel 診断ツールの Siebel ユーザーを作成します。 184 ページの

「Siebel 診断ツールの Siebel ユーザーの作成」を参照してください。

2 管理エージェントの各インスタンスをインストールした後、管理エージェント設定ウィザードを実行します。 186 ページの「Siebel 管理エージェントの設定」を参照してください。

3 管理サーバーをインストールした後、管理サーバー設定ウィザードを実行します。このタスクの一部では、各管

理エージェントを管理サーバーに登録します。

� 管理サーバー設定ウィザードを使用して、管理エージェントの 大 2 つのインスタンスを Siebel Enterprise に登録できます。 189 ページの「Siebel 管理サーバーの設定」を参照してください。

� 管理エージェントの 3 つ以上のインスタンスをインストールしている場合、または別の Enterprise に管理

エージェントがある場合は、まず管理サーバー設定ウィザードを使用して少なくとも 1 つの管理エージェ

ントを登録します。次に Perl スクリプトを使用して、残りの管理エージェントを登録します。詳しくは、

194 ページの「Perl スクリプトを使用した追加の Siebel 管理エージェントの登録と Siebel ADM の設定」

を参照してください。

Siebel 診断ツールの診断ツールの診断ツールの診断ツールの Siebel ユーザーの作成ユーザーの作成ユーザーの作成ユーザーの作成

このトピックは、183 ページの「Siebel 管理エージェントおよび Siebel 管理サーバーの設定」の一部です。

ここでは、Siebel 診断ツールの Siebel ユーザーを作成するための要件について説明します。このタスクの一部は、

データベース管理者(DBA)が実行します。診断ツールを使用しない場合は、このタスクをスキップできます。

189 ページの「Siebel 管理サーバーの設定」で説明するように、Siebel 管理サーバーを設定するときに、Siebel診断ツールの Siebel ユーザーの詳細を入力するようにプロンプトが表示されます。

� 診断ツールの機能を使用しない場合、設定ウィザードで診断ツールユーザーを指定する必要はありません。

� ただし、診断ツールを使用する場合は、管理サーバーを正しく設定するために、診断ツールユーザーが Siebelデータベース内の Siebel ユーザーとしてすでに存在している必要があります。診断ツールを使用するには、こ

のユーザーが必要な権限を持っている必要があります。Siebel 診断ツールについては、『Siebel システム監視

および診断ガイド』を参照してください。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1184

Page 185: Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイド - …...Microsoft Windows用用用Siebelインストールガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次

Siebel Enterprise Server と関連コンポーネントの設定と関連コンポーネントの設定と関連コンポーネントの設定と関連コンポーネントの設定 � Siebel 管理エージェントおよび Siebel 管理

サーバーの設定

データベースでの診断ツールユーザーの作成と権限の付与データベースでの診断ツールユーザーの作成と権限の付与データベースでの診断ツールユーザーの作成と権限の付与データベースでの診断ツールユーザーの作成と権限の付与たとえば、diagtool という名前のユーザー(パスワード abcd)を作成するとします。この場合、DBA は Siebelデータベースに接続し、次のようなコマンドを入力する必要があります。

GRANT CONNECT ON DATABASE TO USER DIAGTOOL IDENTIFIED BY 'abcd'

次に、DBA は次のようなコマンドを入力して、このユーザーに制限付きの権限を付与する必要があります。

GRANT SELECT ON TABLE SIEBEL.S_SRM_TASK_HIST TO USER DIAGTOOL

備考:備考:備考:備考: 前述のコマンドがデータベースで機能しない場合は、DBA と協力して必要なタスクを実行してください。

次に、DBA はオペレーティングシステムレベルで診断ツールユーザーアカウントを SSE_ROLEグループに追加しま

す。この手順は、202 ページの「テーブルオーナーアカウントと管理者アカウントの作成」で説明されている手順と

同様です。

後でアクセスするときに使用するため、ユーザー名とパスワードを書き留めます。

Siebel ユーザーの権限の割り当てユーザーの権限の割り当てユーザーの権限の割り当てユーザーの権限の割り当てSiebel 管理者は、Siebel 診断ツールユーザーに権限を割り当てる必要があります。次の手順は、Siebel 管理者が

実行します。

診断ツールユーザーに権限を割り当てるには診断ツールユーザーに権限を割り当てるには診断ツールユーザーに権限を割り当てるには診断ツールユーザーに権限を割り当てるには

1 Siebel Call Center などの Siebel アプリケーションに Siebel 管理者としてログインします。

2 [管理-ユーザー]画面に移動します。

3 Siebel 診断ツールユーザー(この例では diagtool)のレコードを作成します。

4 このユーザーに MgmtSrvr-Monitor 権限を割り当て、レコードを保存します。

Siebel 管理サーバーを設定するときの診断ツールユーザーの指定管理サーバーを設定するときの診断ツールユーザーの指定管理サーバーを設定するときの診断ツールユーザーの指定管理サーバーを設定するときの診断ツールユーザーの指定189 ページの「Siebel 管理サーバーの設定」で説明するように、Siebel 管理サーバーを設定するときに、診断ツー

ルユーザーの入力が要求され、新規作成したユーザーの Siebel ユーザー名とパスワードを指定します。

Siebel 診断ツールを実行するときに、このユーザーとしてログインします。詳しくは、『Siebel システム監視およ

び診断ガイド』を参照してください。

診断ツールユーザーのパスワードの変更診断ツールユーザーのパスワードの変更診断ツールユーザーのパスワードの変更診断ツールユーザーのパスワードの変更Siebel 診断ツールユーザーの Siebel ユーザー名とパスワードは、ファイル tomcat-users.xml に格納されます。

このファイルは、Siebel 管理サーバーインストールディレクトリの tomcat¥conf サブディレクトリにあります。 このファイルのパスワードを変更する方法については、『Siebel セキュリティガイド』を参照してください。

パスワードを変更した場合は、Siebel 管理サーバーを停止して再起動する必要があります。詳しくは、『Siebel システム管理ガイド』を参照してください。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1 185

Page 186: Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイド - …...Microsoft Windows用用用Siebelインストールガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次

Siebel Enterprise Server と関連コンポーネントの設定と関連コンポーネントの設定と関連コンポーネントの設定と関連コンポーネントの設定 � Siebel 管理エージェントおよび Siebel 管理

サーバーの設定

Siebel 管理エージェントの設定管理エージェントの設定管理エージェントの設定管理エージェントの設定

このトピックは、183 ページの「Siebel 管理エージェントおよび Siebel 管理サーバーの設定」の一部です。

ここでは、インストール後に Siebel 管理エージェントを設定する方法について説明します。 Siebel 設定ウィザード

(管理エージェント設定ウィザードの Siebel 管理エージェント設定)を使用して設定します。

通常、このトピックでは、(Siebel Server とともにインストールするか、個別にインストールするかに関係なく)

Siebel 管理エージェントのインストールの直後に設定を行うと想定しています。 必要に応じて、設定を取り消し、

後で起動することもできます。

管理エージェントのインストール(Siebel Server のインストールに含まれない場合)については、131 ページの

「Siebel 管理エージェントのインストール」を参照してください。

備考:備考:備考:備考: Microsoft Windows でデータベース認証を使用している場合、設定ウィザードオプションを選択して管理

エージェントをただちに起動するには、Siebel データベーススキーマとシードデータをあらかじめインストールし

ておく必要があります。これらのタスクについては、第 7 章「Siebel データベースの設定」を参照してください。

Siebel 管理エージェントを設定するには管理エージェントを設定するには管理エージェントを設定するには管理エージェントを設定するには

1 必要に応じて、Siebel 管理エージェント設定ウィザードを起動します。

詳しくは、137 ページの「Siebel Enterprise Server と関連コンポーネントの設定について」および 146 ペー

ジの「Siebel 設定ウィザードの起動」を参照してください。 特定のコマンドラインの例は、150 ページの「設定

ウィザードを起動するためのコマンド」に記載されています。

Siebel 管理エージェントにアクセスする Siebel ユーザーのアカウント詳細を要求する画面が表示されます。

2 Siebel ユーザー名とパスワードを入力し、パスワードを確認して[次へ]をクリックします。

JRE ホームディレクトリの場所を入力するように要求されます。

3 [参照]をクリックして、JRE ホームディレクトリに移動します。ディレクトリを選択して[次へ]をクリック

します。

186 ページのステップ 2 で指定した Siebel ユーザーアカウントの RC2 暗号化を有効にできるチェックボック

スが表示されます。デフォルトでは、チェックボックスはオフになっています。 RC2 暗号化については、

『Siebel セキュリティガイド』を参照してください。

4 適切なアクションを実行します。

� チェックボックスをオンにして、Siebel ユーザーのパスワードの RC2 暗号化を有効にした後、[次へ]を

クリックします。RC2 キーファイルへのフルパスを指定または確認します。

� チェックボックスをオフのままにして、[次へ]をクリックし、Siebel ユーザーのパスワードが base64コンテンツ転送エンコードでエンコードされるようにします。

RMI レジストリのポート番号を入力するように要求されます。この Siebel 管理エージェントへの接続要求で

は、このポート番号(デフォルトは 1199)が使用されます。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1186

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Siebel Enterprise Server と関連コンポーネントの設定と関連コンポーネントの設定と関連コンポーネントの設定と関連コンポーネントの設定 � Siebel 管理エージェントおよび Siebel 管理

サーバーの設定

5 RMI レジストリのポート番号を入力するか、デフォルトをそのまま使用して、[次へ]をクリックします。

Siebel 管理エージェントを展開するための認証タイプを入力するように要求されます。この Siebel 管理サー

バーに接続する Siebel 管理サーバーと Siebel 管理エージェントの両方で、同じ認証タイプを選択する必要が

あります。 認証タイプについては、『Siebel セキュリティガイド』を参照してください。

6 認証タイプを選択して[次へ]をクリックします。

� LDAP またはデータベースを選択した場合は、187 ページのステップ 7 に進み、セキュリティアダプタファ

イルへのパスを指定します。本番環境の場合は、次のオプションのいずれかを使用します。

� [なし]を選択した場合は、187 ページのステップ 8 に進みます。このオプションは本番環境には適してい

ません。

備考:備考:備考:備考: Siebel ADM を使用する展開の場合、[なし]を指定すると、ADM は認証の証明書がなくても展開を実

行できます(ADM サーバーインストールディレクトリへのアクセス権を持つユーザーが展開を実行できます)。

7 セキュリティアダプタファイル(管理エージェントインストールディレクトリの bin サブディレクトリにあり

ます)へのパスを指定して、[次へ]をクリックします。

� LDAP の場合は、ファイル secadp.cfg を指定します。

� データベース認証の場合は、ファイル odbcsecadp.cfg を指定します。

データベース認証の場合、ソフトウェアを設定した後、操作の前に、次のような値が含まれるようにファイル

odbcsecadp.cfg を編集する必要があります。 DSConnectStringを ODBC データソース名(SBA_81_DSN

など)に設定します。SBA_81 は Siebel Enterprise の名前です。 DSTableOwnerを Siebel スキーマの所有

者(siebel など)に設定します。

[ServerDataSrc]DSConnectString = SBA_81_DSNDSTableOwner = siebel

Siebel 管理エージェントの Secure Sockets Layer(SSL)プロトコルを展開するかどうかの確認を要求され

ます。 SSL については、『Siebel セキュリティガイド』を参照してください。

8 適切なアクションを実行します。

� SSL を展開するには、SSL ラジオボタンを選択して[次へ]をクリックします。188 ページのステップ 9に進みます。

Siebel 管理エージェントおよび Siebel 管理サーバーに対する SSL の設定については、『Siebel セキュリ

ティガイド』を参照してください。

� SSL を展開しない場合は、NoSSL ラジオボタンを選択して[次へ]をクリックします。 Windows の場合、

188 ページのステップ 13 に進みます。UNIX の場合、189 ページのステップ 15 に進みます。

� ローカル通信のみ(異なるマシン間で SSL なし)を展開するには、LoopBack ラジオボタンを選択して

[次へ]をクリックします。188 ページのステップ 13 に進みます。

このオプションを選択すると、ループバックアドレスにバインドされ、同じマシンからの接続のみ受け入れ

ます。 このオプションは、Siebel 管理エージェントと Siebel 管理サーバーが同じマシンにインストールさ

れている場合に使用できます(Windows の場合のみ適用)。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1 187

Page 188: Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイド - …...Microsoft Windows用用用Siebelインストールガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次

Siebel Enterprise Server と関連コンポーネントの設定と関連コンポーネントの設定と関連コンポーネントの設定と関連コンポーネントの設定 � Siebel 管理エージェントおよび Siebel 管理

サーバーの設定

9 適切なアクションを実行します。

� クライアントからの通信に SSL プロトコルを使用する場合は、[クライアント]を選択して[次へ]をク

リックします (この場合、クライアントは Siebel 管理サーバーです)。[プライベートキーファイル名]と

[プライベートキーファイルのパスワード]を入力するように要求されます。188 ページのステップ 11 に

進みます。

� 両方向(管理サーバーと管理エージェントの間)の通信に SSL プロトコルを使用する場合は、デュアルを

選択して[次へ]をクリックします。 SSL プロバイダの名前を入力するように要求されます。

� サーバーからの通信に SSL プロトコルを使用する場合は、[サーバー]を選択して[次へ]をクリックしま

す (この場合、サーバーは Siebel 管理エージェントです)。 SSL プロバイダの名前を入力するように要求

されます。

10 デュアルまたは[サーバー]を選択した場合は、SSL 暗号化プロバイダの名前を指定して[次へ]をクリック

します。

� JSSENoStubProviderWrapper

� RSAProviderWrapper

� SunJSSEProviderWrapper

これらのオプションについては、『Siebel セキュリティガイド』を参照してください。

[プライベートキーファイル名]と[プライベートキーファイルのパスワード]を入力するように要求されます。

11[プライベートキーファイル名]と[プライベートキーファイルのパスワード]の値を入力して[次へ]をク

リックします。

Truststore ファイルの名前を入力するように要求されます。

12 Truststore ファイルの名前を入力して[次へ]をクリックします。

� Microsoft Windows の場合、188 ページのステップ 13 に進みます。

� UNIX の場合、189 ページのステップ 15 に進みます。

13[Windows のユーザーアカウント]と[Windows ユーザーアカウントのパスワード]を入力し、パスワード

を確認して[次へ]をクリックします。

Siebel 管理エージェントを起動するかどうかの確認を要求されます。

14 適切なアクションを実行します。

� 設定の完了時に Siebel 管理エージェントを起動するには、チェックボックスをオンにして[次へ]をク

リックします。

備考:備考:備考:備考: Microsoft Windows でデータベース認証を使用している場合、このオプションを選択するには、

Siebel データベーススキーマとシードデータをあらかじめインストールしておく必要があります。これら

のタスクについては、第 7 章「Siebel データベースの設定」を参照してください。

� Siebel 管理エージェントを後で起動するには、チェックボックスをオフのままにして[次へ]をクリック

します。

選択内容の要約が表示されます。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1188

Page 189: Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイド - …...Microsoft Windows用用用Siebelインストールガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次

Siebel Enterprise Server と関連コンポーネントの設定と関連コンポーネントの設定と関連コンポーネントの設定と関連コンポーネントの設定 � Siebel 管理エージェントおよび Siebel 管理

サーバーの設定

15 この情報を確認し、次の中から適切なアクションを実行します。

� 情報が正しい場合は、[次へ]をクリックして設定を完了します。設定を実行するかどうかを確認するダイ

アログボックスが表示されます。189 ページのステップ 16 に進みます。

� 情報が正しくない場合は、[戻る]をクリックして、変更が必要なパラメータに戻ります。

16[OK]をクリックして、設定を実行し、Siebel 管理エージェントの設定を完了します。

17 インストーラから設定ウィザードを起動した場合は、131 ページの「Siebel 管理エージェントのインストール」

に戻ってインストールを完了します。

すべての管理エージェントを設定したら、次のいずれかを選択します。

� 133 ページの「Siebel 管理サーバーのインストール」に進んで、管理サーバーをインストールします(ま

だインストールされていない場合)。

� 189 ページの「Siebel 管理サーバーの設定」に進んで、管理サーバーを設定します(すでにインストール

されている場合)。

Siebel 管理サーバーの設定管理サーバーの設定管理サーバーの設定管理サーバーの設定

このトピックは、183 ページの「Siebel 管理エージェントおよび Siebel 管理サーバーの設定」の一部です。

ここでは、インストール後に Siebel 管理サーバーを設定する方法について説明します。 Siebel 設定ウィザード(管

理サーバー設定ウィザードの Siebel 管理サーバー設定)を使用して設定します。

管理サーバーを設定するときに、1 つまたは 2 つの管理エージェントを管理サーバーに登録します。

管理サーバー設定ウィザードの一部の設定は、Siebel 診断ツールまたは Siebel ADM にのみ適用されます。

Siebel ADM を展開する場合は、Siebel 管理サーバーの設定中に指定する ADM パッケージディレクトリの次の要

件に注意してください。

� ADM パッケージを展開するユーザーは、このディレクトリの読み込み/書き込み権限を持っている必要があり

ます。

� ディレクトリは、Siebel 管理エージェントがインストールされるすべてのマシンで使用できる、共有ネット

ワークリソースである必要があります。UNIX への展開では、管理エージェントは UNIX マシンにインストー

ルされるため、Windows 上の Siebel 管理サーバーへのアクセス権を付与するために、Samba などのクロス

プラットフォームネットワークツールが必要になる場合があります。

通常、このトピックでは、Siebel 管理サーバーのインストールの直後に設定を行うと想定しています。 必要に応じ

て、設定を取り消し、後で起動することもできます。インストールについては、133 ページの「Siebel 管理サー

バーのインストール」を参照してください。

備考:備考:備考:備考: データベース認証を使用している場合、設定ウィザードオプションを選択して管理サーバーをただちに起動

するには、Siebel データベーススキーマとシードデータをあらかじめインストールしておく必要があります。これ

らのタスクについては、第 7 章「Siebel データベースの設定」を参照してください。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1 189

Page 190: Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイド - …...Microsoft Windows用用用Siebelインストールガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次

Siebel Enterprise Server と関連コンポーネントの設定と関連コンポーネントの設定と関連コンポーネントの設定と関連コンポーネントの設定 � Siebel 管理エージェントおよび Siebel 管理

サーバーの設定

Siebel 管理サーバーを設定するには管理サーバーを設定するには管理サーバーを設定するには管理サーバーを設定するには

1 必要に応じて、Siebel 管理サーバー設定ウィザードを起動します。

詳しくは、137 ページの「Siebel Enterprise Server と関連コンポーネントの設定について」および 146 ペー

ジの「Siebel 設定ウィザードの起動」を参照してください。

Siebel 管理サーバーを使用する Siebel Enterprise の名前を入力するように要求されます。

2 Siebel Enterprise の名前を入力して[次へ]をクリックします。

Siebel Gateway Name Server をホストするマシンの名前を入力するように要求されます。Gateway Name Server が要求をリスンするポート番号(デフォルトは 2320)も入力するように要求されます。

3 Siebel Gateway Name Server をホストするマシンの名前とポート番号を入力して、[次へ]をクリックしま

す。

備考:備考:備考:備考: Siebel Gateway Name Server が実行されていることを確認します。

Siebel 管理サーバーを管理する Siebel ユーザーのアカウント詳細を入力するように要求されます。

4 Siebel ユーザー名とパスワードを入力し、パスワードを確認して[次へ]をクリックします。

Siebel 診断ツールにアクセスする Siebel ユーザーのアカウント詳細を入力するように要求されます。184ページの「Siebel 診断ツールの Siebel ユーザーの作成」も参照してください。Siebel 診断ツールについては、

『Siebel システム監視および診断ガイド』を参照してください。

5 診断ツールにアクセスする Siebel ユーザーの Siebel ユーザー名とパスワードを入力し、パスワードを確認し

て[次へ]をクリックします。

190 ページのステップ 4 で指定した Siebel ユーザーアカウントの RC2 暗号化を有効にできるチェックボック

スが表示されます。デフォルトでは、チェックボックスはオフになっています。 RC2 暗号化については、

『Siebel セキュリティガイド』を参照してください。

6 適切なアクションを実行します。

� チェックボックスをオンにして、Siebel ユーザーのパスワードの RC2 暗号化を有効にした後、[次へ]を

クリックします。RC2 キーファイルへのフルパスを指定または確認します。

� チェックボックスをオフのままにして、[次へ]をクリックし、Siebel ユーザーのパスワードが base64コンテンツ転送エンコードでエンコードされるようにします。

RMI レジストリと診断ツールのポート番号を入力するように要求されます。RMI レジストリのポート番号(デ

フォルトは 1099)は、Siebel 管理サーバーが要求をリスンするポート番号です。診断ツールのポート番号

(デフォルトは 8080)は、診断ツールが要求をリスンするポート番号です。

7 RMI レジストリと診断ツールのポート番号を入力するか、デフォルトをそのまま使用して、[次へ]をクリック

します。

JRE ホームディレクトリの場所を入力するように要求されます。

8 [参照]をクリックして、JRE ホームディレクトリに移動します。ディレクトリを選択して[次へ]をクリック

します。

Siebel 管理サーバーを展開するための認証タイプを入力するように要求されます。この Siebel 管理サーバー

に接続する Siebel 管理サーバーと Siebel 管理エージェントの両方で、同じ認証タイプを選択する必要があり

ます。 認証タイプについては、『Siebel セキュリティガイド』を参照してください。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1190

Page 191: Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイド - …...Microsoft Windows用用用Siebelインストールガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次

Siebel Enterprise Server と関連コンポーネントの設定と関連コンポーネントの設定と関連コンポーネントの設定と関連コンポーネントの設定 � Siebel 管理エージェントおよび Siebel 管理

サーバーの設定

9 認証タイプを選択して[次へ]をクリックします。

� LDAP またはデータベースを選択した場合は、191 ページのステップ 10 に進み、セキュリティアダプタ

ファイルへのパスを指定します。本番環境の場合は、次のオプションのいずれかを使用します。

� [なし]を選択した場合は、191 ページのステップ 11 に進みます。このオプションは本番環境には適して

いません。

備考:備考:備考:備考: Siebel ADM を使用する展開の場合、[なし]を指定すると、ADM は認証の証明書がなくても展開を実

行できます(ADM サーバーインストールディレクトリへのアクセス権を持つユーザーが展開を実行できます)。

10 セキュリティアダプタファイル(管理サーバーインストールディレクトリの bin サブディレクトリにあります)

へのパスを指定して、[次へ]をクリックします。

� LDAP の場合は、ファイル secadp.cfg を指定します。

� データベース認証の場合は、ファイル odbcsecadp.cfg を指定します。

データベース認証の場合、ソフトウェアを設定した後、操作の前に、次のような値が含まれるようにファイル

odbcsecadp.cfg を編集する必要があります。 DSConnectStringを ODBC データソース名(SBA_81_DSN

など)に設定します。SBA_81 は Siebel Enterprise の名前です。 DSTableOwnerを Siebel スキーマの所有

者(siebel など)に設定します。

[ServerDataSrc]DSConnectString = SBA_81_DSNDSTableOwner = siebel

Siebel 管理サーバーの Secure Sockets Layer(SSL)プロトコルを展開するかどうかの確認を要求されま

す。 SSL については、『Siebel セキュリティガイド』を参照してください。

11 適切なアクションを実行します。

� SSL を展開するには、SSL ラジオボタンを選択して[次へ]をクリックします。191 ページのステップ 12に進みます。

Siebel 管理エージェントおよび Siebel 管理サーバーに対する SSL の設定については、『Siebel セキュリ

ティガイド』を参照してください。

� SSL を展開しない場合は、NoSSL ラジオボタンを選択して[次へ]をクリックします。192 ページのス

テップ 16 に進みます。

� ローカル通信のみ(異なるマシン間で SSL なし)を展開するには、LoopBack ラジオボタンを選択して

[次へ]をクリックします。192 ページのステップ 16 に進みます。

このオプションを選択すると、ループバックアドレスにバインドされ、同じマシンからの接続のみ受け入れ

ます。 このオプションは、Siebel 管理エージェントと Siebel 管理サーバーが同じマシンにインストールさ

れている場合に使用できます(Windows の場合のみ適用)。

12 適切なアクションを実行します。

� クライアントからの通信に SSL プロトコルを使用する場合は、[クライアント]を選択して[次へ]をク

リックします (この場合、クライアントは Siebel 管理サーバーです)。[プライベートキーファイル名]と

[プライベートキーファイルのパスワード]を入力するように要求されます。192 ページのステップ 15 に

進みます。

� 両方向(管理サーバーと管理エージェントの間)の通信に SSL プロトコルを使用する場合は、デュアルを

選択して[次へ]をクリックします。 SSL プロバイダの名前を入力するように要求されます。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1 191

Page 192: Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイド - …...Microsoft Windows用用用Siebelインストールガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次

Siebel Enterprise Server と関連コンポーネントの設定と関連コンポーネントの設定と関連コンポーネントの設定と関連コンポーネントの設定 � Siebel 管理エージェントおよび Siebel 管理

サーバーの設定

� サーバーからの通信に SSL プロトコルを使用する場合は、[サーバー]を選択して[次へ]をクリックしま

す (この場合、サーバーは Siebel 管理エージェントです)。 SSL プロバイダの名前を入力するように要求

されます。

13 デュアルまたは[サーバー]を選択した場合は、SSL 暗号化プロバイダの名前を指定して[次へ]をクリック

します。

� JSSENoStubProviderWrapper

� RSAProviderWrapper

� SunJSSEProviderWrapper

これらのオプションについては、『Siebel セキュリティガイド』を参照してください。

[プライベートキーファイル名]と[プライベートキーファイルのパスワード]を入力するように要求されます。

14[プライベートキーファイル名]と[プライベートキーファイルのパスワード]の値を入力して[次へ]をク

リックします。

Truststore ファイルの名前を入力するように要求されます。

15 Truststore ファイルの名前を入力して[次へ]をクリックします。

Siebel 管理サーバーをホストするマシンの Microsoft Windows アカウントの詳細を入力するように要求され

ます。

16[Windows のユーザーアカウント]と[Windows ユーザーアカウントのパスワード]を入力し、パスワード

を確認して[次へ]をクリックします。

ADM パッケージディレクトリのデフォルトの場所を入力するように要求されます。これは、ターゲット環境で

展開する前にパッケージを格納するディレクトリです。 詳しくは、『Siebel Application Deployment Manager Guide』を参照してください。

17(Siebel ADM 環境の場合のみ)[参照]をクリックし、ディレクトリに移動して選択し、[次へ]をクリックし

ます。

ADM を使用しない場合は、デフォルトの ADM パッケージディレクトリを空のままにして、[次へ]をクリック

します。

管理サーバーに登録する 初の Siebel 管理エージェントが動作しているマシンのホスト名とポート番号(デ

フォルトは 1199)を入力するように要求されます。

18( 初の Siebel 管理エージェントがインストールされている)監視対象の Siebel Server をホストするマシン

のホスト名、および管理エージェントがリスンするポート番号を入力し、[次へ]をクリックします。

監視対象の Siebel Server の名前を入力するように要求されます。

19 Siebel Server の名前を入力して[次へ]をクリックします。

監視対象サーバーのタイプを選択するように要求されます。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1192

Page 193: Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイド - …...Microsoft Windows用用用Siebelインストールガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次

Siebel Enterprise Server と関連コンポーネントの設定と関連コンポーネントの設定と関連コンポーネントの設定と関連コンポーネントの設定 � Siebel 管理エージェントおよび Siebel 管理

サーバーの設定

20 適切なアクションを実行します。

� Siebel Server を監視するには、[Siebel Server]チェックボックスをオンにして[次へ]をクリックし

ます。

� 別のタイプのサーバーを監視するには、[汎用サーバー]チェックボックスをオンにして[次へ]をクリッ

クします。 このオプションについては、『Siebel Application Deployment Manager Guide』を参照し

てください。

2 番目の Siebel 管理エージェントをこの管理サーバーに登録するかどうかの確認を要求されます。

21 適切なアクションを実行します。

� Siebel 管理エージェントを持つ 2 つの Siebel Server があり、2 番目の管理エージェントを登録する場合

は、チェックボックスをオンにします。 ステップ 18 からステップ 20 を繰り返して、2 番目の管理エー

ジェントを登録します。

� この時点で 2 番目の Siebel 管理エージェントを登録しない場合は、チェックボックスをオフにして[次

へ]をクリックします。

たとえば、管理エージェントを持つ Siebel Server が 1 つのみの場合、または管理エージェントを持つ

Siebel Server が 3 つ以上の場合は、チェックボックスをオフにします。3 つ以上の管理エージェントを

登録するには、194 ページの「Perl スクリプトを使用した追加の Siebel 管理エージェントの登録と Siebel ADM の設定」の説明に従って Perl スクリプトを実行する必要があります。

Siebel 管理サーバーを起動するかどうかの確認を要求されます。

22 適切なアクションを実行します。

� 設定の完了時に Siebel 管理サーバーを起動するには、チェックボックスをオンにして[次へ]をクリック

します。

備考:備考:備考:備考: Microsoft Windows でデータベース認証を使用している場合、このオプションを選択するには、

Siebel データベーススキーマとシードデータをあらかじめインストールしておく必要があります。これら

のタスクについては、第 7 章「Siebel データベースの設定」を参照してください。

� Siebel 管理サーバーを後で起動するには、チェックボックスをオフのままにして[次へ]をクリックします。

選択内容の要約が表示されます。

23 この情報を確認し、次の中から適切なアクションを実行します。

� 情報が正しい場合は、[次へ]をクリックして設定を完了します。設定を実行するかどうかを確認するダイ

アログボックスが表示されます。193 ページのステップ 24 に進みます。

� 情報が正しくない場合は、[戻る]をクリックして、変更が必要なパラメータに戻ります。

24[OK]をクリックして、設定を実行し、Siebel 管理サーバーの設定を完了します。

25 インストーラから設定ウィザードを起動した場合は、133 ページの「Siebel 管理サーバーのインストール」に

戻ってインストールを完了します。

備考:備考:備考:備考: 必要に応じて、設定ウィザードを使用して管理サーバーを設定した後、194 ページの「Perl スクリプト

を使用した追加の Siebel 管理エージェントの登録と Siebel ADM の設定」に進みます。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1 193

Page 194: Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイド - …...Microsoft Windows用用用Siebelインストールガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次

Siebel Enterprise Server と関連コンポーネントの設定と関連コンポーネントの設定と関連コンポーネントの設定と関連コンポーネントの設定 � Siebel 管理エージェントおよび Siebel 管理

サーバーの設定

Perl スクリプトを使用した追加のスクリプトを使用した追加のスクリプトを使用した追加のスクリプトを使用した追加の Siebel 管理エージェントの登録と管理エージェントの登録と管理エージェントの登録と管理エージェントの登録と

Siebel ADM の設定の設定の設定の設定

このトピックは、183 ページの「Siebel 管理エージェントおよび Siebel 管理サーバーの設定」の一部です。

ここでは、Siebel Business Applications に付属する一連の Perl スクリプトを実行して、Siebel 管理エージェン

トの追加インスタンスを Siebel 管理サーバーに登録し、(管理エージェントが Windows 上にある)Siebel ADMを設定する方法について説明します。

管理エージェントの 3 つ以上のインスタンスをインストールしている場合は、まず管理サーバー設定ウィザードを

使用して少なくとも 1 つ( 大 2 つ)の管理エージェントを登録します。次に、このトピックの 初の手順に従っ

て、残りの管理エージェントを管理サーバーに登録します。

(管理エージェントが Windows 上にある)Siebel ADM がある場合は、このトピックの 2 番目の手順も実行します。

これらの Perl スクリプトを実行すると、インストール済みの Siebel Server と管理エージェントに関する情報を

Siebel Gateway Name Server から取得するために srvrmgr 実行ファイルが呼び出され、管理サーバーで必要な

データを含む XML ファイルが生成されます。

これらのファイルのポート番号を確認または更新した後、XML ファイルを管理サーバーにコピーします(既存の

ファイルが更新されます)。

Siebel 診断ツールを使用して複数の Enterprise を監視している場合など、管理サーバーが複数の Siebel Enterprise を処理する必要がある場合、Perl スクリプトを使用することもできます。

備考:備考:備考:備考: 管理エージェントを持つ Siebel Server を後で追加する場合は、このタスクを再び実行して管理サーバーに

登録します。

付属する Perl スクリプトは、次のとおりです。

� getservers.pl

� makeagentconfig.pl

� admconfig.pl(ADM 用): Windows の管理エージェントのみに付属し、UNIX の場合はなし

Perl スクリプトは、管理エージェントと管理サーバーの両方のインストールの一部として提供されます。Perl スク

リプトは次の場所にあります。

� MgmtAgentInstallDir¥bin(管理エージェントインストールディレクトリ、Windows または UNIX)

� MgmtSrvrInstallDir¥bin(管理サーバーインストールディレクトリ、Windows のみ)

備考:備考:備考:備考: Perl スクリプトは、Siebel Server をインストールしたマシンで実行する必要があります。通常、このト

ピックでは、管理エージェントマシンで Perl スクリプトを実行すると想定しています。これは、管理エージェント

マシンが Siebel Server マシンでもあるためです。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1194

Page 195: Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイド - …...Microsoft Windows用用用Siebelインストールガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次

Siebel Enterprise Server と関連コンポーネントの設定と関連コンポーネントの設定と関連コンポーネントの設定と関連コンポーネントの設定 � Siebel 管理エージェントおよび Siebel 管理

サーバーの設定

追加の管理エージェントを登録するには追加の管理エージェントを登録するには追加の管理エージェントを登録するには追加の管理エージェントを登録するには

1 管理サーバーインストールから Perlスクリプトを実行するディレクトリに、ファイル configuration.globals.xmlをコピーします。

管理エージェントマシンでPerlスクリプトを実行する場合は、このファイルをMgmtSrvrInstallDir¥pref¥system(管理サーバーマシン上)から MgmtAgentInstallDir¥bin(管理エージェントマシン上)にコピーします。

2 ディレクトリ MgmtAgentInstallDir¥bin(管理エージェントマシン上)に移動します。

3 getservers.pl を実行します。コマンドラインから次のコマンドを実行します。

perl getservers.pl -g GatewayServerHostname:GatewayServerPortNumber -e SiebelEnterpriseName -u SiebelUsername -p SiebelUserPassword -l DeploymentLanguage

たとえば、次のように入力します。

perl getservers.pl -g sdchs21n044:4330 -e sieb81 -u sadmin -p db2 -l enu

備考:備考:備考:備考: Gateway Name Server がデフォルトポート 2320 を使用する場合、ポート番号(および前のコロン)

の指定はオプションです。

出力ウィンドウに次のように表示されます(sieb81 は Enterprise の名前です)。

Running SrvrMgrParsing output from SrvrMgrWriting output to sieb81Generating configuration globals XML fileRenaming configuration globals XML file

前述のコマンドにより srvrmgr が起動され、Gateway Name Server からデータが取得されます。その後、

configuration.globals.xml ファイルと Siebel Enterprise のファイル名(sieb81 など、このファイル名は

変更しないでください)に出力が書き込まれます。

4 makeagentconfig.pl を実行します。コマンドラインから次のコマンドを実行します。

perl makeagentconfig.pl SiebelEnterpriseName

出力ウィンドウに次のように表示されます。

Writing configuration.agents.xml

5 次のファイルをディレクトリ MgmtSrvrInstallDir¥pref¥system(管理サーバーマシン上)にコピーします。

� configuration.globals.xml

� configuration.agents.xml

� sieb81(sieb81 は Siebel Enterprise の名前)

6 ファイル configuration.agents.xml を開き、各管理エージェントのエントリキーが次の形式で含まれている

ことを確認します。

<entry key="SiebelServerName" value="SiebelServerName:SiebelServer:SiebelEnterpriseName:service:jmx:rmi://HostofAgent/jndi/rmi://HostofAgent:PortofAgent/jmx/siebel/agent" />

たとえば、次のようなエントリが含まれています。

<entry key="SDCHS21N008" value="sdchs21n008:SiebelServer:sieb81:service:jmx:rmi://SDCHS21N008/jndi/rmi://SDCHS21N008:1199/jmx/siebel/agent" />

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1 195

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Siebel Enterprise Server と関連コンポーネントの設定と関連コンポーネントの設定と関連コンポーネントの設定と関連コンポーネントの設定 � Siebel 管理エージェントおよび Siebel 管理

サーバーの設定

7 必要に応じて、configuration.agents.xml の管理エージェントのポート番号を更新します。

ファイル configuration.agents.xml は、管理エージェントの RMI レジストリポート(デフォルトの 1199と想定されています)を使用して生成されます。管理エージェントが 1199 以外のポート番号を使用する場合、

正しいポート番号を使用するために、このファイルのエントリを手動で編集する必要があります。

8 (Siebel 診断ツール環境の場合のみ)このフォルダから configuration.agents.xml ファイルをコピーします。

MgmtSrvrInstallDir¥pref¥system

コピー先のフォルダは次のとおりです。

MgmtSrvrInstallDir¥tomcat¥webapps¥DiagTool¥WEB-INF

備考:備考:備考:備考: 前述のコピー先フォルダは、管理サーバーを初めて実行した後に作成されます。

admconfig.pl を実行するにはを実行するにはを実行するにはを実行するには

1 (Siebel ADM 環境の場合のみ)admconfig.pl を実行します。コマンドラインから次のコマンドを実行します。

備考:備考:備考:備考: このステップは、Siebel 管理エージェントが Windows 上にインストールされている Siebel ADM 環

境の場合のみ必要です。Siebel ADM が複数の Siebel Enterprise をサポートする必要がある場合は、このス

クリプトを複数回実行します。

perl admconfig.pl -e SiebelEnterpriseName -s SCBrokerPortNumber -p ADMDefaultPackageLocation -r MgmtSrvrInstallDir

たとえば、次のように入力します。

perl admconfig.pl -e sieb81 -s 2321 -p C:¥sba81¥mgmtsrvr¥adm¥packages -r C:¥sba81¥mgmtsrvr

出力ウィンドウに次の情報が表示されます(sieb81 は Siebel Enterprise の名前です)。

Creating deploy_sieb81.batCreating entprofile_sieb81.xml

前述のコマンドにより、MgmtSrvrInstallDir¥pref¥system ディレクトリにファイル deploy_sieb81.batが作成され、MgmtSrvrInstallDir¥adm ディレクトリにファイル entprofile_sieb81.xml が作成されます。

インストールおよび設定後のインストールおよび設定後のインストールおよび設定後のインストールおよび設定後の Siebel 管理サーバーの再起動管理サーバーの再起動管理サーバーの再起動管理サーバーの再起動

このトピックは、183 ページの「Siebel 管理エージェントおよび Siebel 管理サーバーの設定」の一部です。

前のトピックで説明したように Siebel 管理サーバーを設定した後、Siebel 管理サーバーを停止して再起動する必

要があります。

このタスクについては、『Siebel システム管理ガイド』を参照してください。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1196

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7 Siebel データベースの設定データベースの設定データベースの設定データベースの設定

この章は、データベース設定ウィザードを実行する管理者、および RDBMS 上で関連タスクを実行するデータベー

ス管理者(DBA)向けです。 次のトピックが含まれています。

� 197 ページの「Siebel データベースとデータベース設定ユーティリティについて」

� 198 ページの「Siebel データベースの設定プロセス」

� 200 ページの「Siebel データベースの設定要件」

� 202 ページの「グローバルタイムゾーンサポートのための環境の設定」

� 202 ページの「テーブルオーナーアカウントと管理者アカウントの作成」

� 205 ページの「IBM DB2 のストアドプロシージャとユーザー定義関数のインストール」

� 206 ページの「RDBMS 上での Siebel データベースの設定」

� 214 ページの「データベースコードページのシステム属性と他の設定の確認」

� 215 ページの「Siebel File System の設定」

� 216 ページの「Siebel データベースへの Siebel レポジトリのインポート」

備考:備考:備考:備考: 使用しているデータベースが IBM DB2 for z/OS の場合は、この章ではなく、『Implementing Siebel Business Applications on DB2 for z/OS』を参照してください。26 ページの「RDBMS のインストールおよび設

定の計画」にある関連情報も参照してください。

Siebel データベースとデータベース設定ユーティデータベースとデータベース設定ユーティデータベースとデータベース設定ユーティデータベースとデータベース設定ユーティリティについてリティについてリティについてリティについて注意:注意:注意:注意: アップグレード環境または既存の Siebel データベースを使用している別の環境では、この章で説明されるタ

スクを実行しないでください。 詳しくは、19 ページの「アップグレード環境のインストールについて」を参照してく

ださい。

RDBMS 上の Siebel データベースには、Siebel Business Applications で使用するデータを格納します。Siebel Server コンポーネント(特に Siebel Web クライアントをサポートする Application Object Manager)、Siebel Tools クライアント、および Siebel Developer Web Client は、Siebel データベースに直接接続し、リア

ルタイムで更新します。

(Siebel モバイル Web クライアントは、サーバーデータのサブセットをダウンロードしてローカルで使用し、

Siebel Server 上の Siebel Remote コンポーネントを介して Siebel データベースと定期的に同期をとってローカ

ルデータベースと Siebel データベースの両方を更新します。)

「データベース設定ユーティリティ」(以前の Siebel Database Server)とは、Siebel Enterprise Server イン

ストーラを使用して Siebel Server マシン上にインストールするファイルのセットを意味します。これらのファイ

ルは、RDBMS 上に Siebel データベースを設定するために、データベース設定ウィザードおよび Siebel アップグ

レードウィザードを実行する場合にアクセスされます。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1 197

Page 198: Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイド - …...Microsoft Windows用用用Siebelインストールガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次

Siebel データベースの設定データベースの設定データベースの設定データベースの設定 � Siebel データベースの設定プロセス

備考:備考:備考:備考: データベース設定ウィザードでは、主なデータベース設定タスクを「Siebel データベースのインストール」

と呼びます。 このマニュアルでは、通常、同じタスクを「Siebel データベースの設定」と呼びます。

データベース設定ユーティリティおよび他の Siebel Enterprise Server コンポーネントのインストールについて

は、第 5 章「Siebel Enterprise Server と関連コンポーネントのインストール」を参照してください。

備考:備考:備考:備考: この章では、データベースインスタンスをすでに作成していることを前提に説明します。 また、Siebel Server と同じマシンおよび同じ 上位のインストールディレクトリにデータベース設定ユーティリティをインス

トールしていることも前提にしています。 Siebel Server とデータベース設定ユーティリティは、同時にインストー

ルすることをお勧めします。データベース設定ユーティリティは、1 つの Siebel Server マシンに一度だけインス

トールする必要があります。

新しい展開の場合は、Siebel Gateway Name Server と同じマシン上に Siebel Server およびデータベース設定

ユーティリティをインストールする必要があります。 詳しくは、97 ページの「Siebel Enterprise Server のインス

トールおよび設定の一般的な要件」を参照してください。

データベース設定ユーティリティをインストールする前に RDBMS で実行する必要があるタスクについては、第 3章「RDBMS の設定」を参照してください。

データベース設定ユーティリティをインストールするソフトウェアには、Siebel Business Applications を実行す

るユーザーのデータベース操作を管理するための実行時役割がありません。

データベース設定ウィザードで実行可能なタスクの一部は、アップグレードシナリオでのみ使用され、『Siebel デー

タベースアップグレードガイド』で説明されています。

この章では、データベース設定ウィザードを実行した Siebel データベースの設定について説明します。Siebel ソフトウェア設定用ウィザードについては、137 ページの「Siebel Enterprise Server と関連コンポーネントの設定

について」および関連トピックを参照してください。

Siebel データベースの設定プロセスデータベースの設定プロセスデータベースの設定プロセスデータベースの設定プロセスRDBMS 上に Siebel データベースを設定するには、次の順序で複数のタスクを実行する必要があります。トピック

の一部は他の章の説明に従って実行するため、次に説明箇所を示します。 追加のインストールタスクや設定タスクも

実行でき、それらのタスクについては該当する章で説明します。

1 197 ページの「Siebel データベースとデータベース設定ユーティリティについて」を確認します。

2 すべての RDBMS 固有の情報を付録 A「展開計画ワークシート」のコピーに書き留めます。

3 データベースインスタンスを作成および設定します。第 3 章「RDBMS の設定」の説明に従い、このタスクを実

行します。

注意:注意:注意:注意: アップグレード環境または既存の Siebel データベースを使用している別の環境では、前述の章で説明し

たタスクを一般的には実行しません。特に、RDBMS 上でデータベースインスタンスを作成しないでください。

ただし、アップグレードが完了したら、前述の章ですでに説明した設定に対応するようにご使用の RDBMS プ

ラットフォームのデータベースパラメータを変更する必要がある場合があります。 詳しくは、19 ページの

「アップグレード環境のインストールについて」を参照してください。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1198

Page 199: Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイド - …...Microsoft Windows用用用Siebelインストールガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次

Siebel データベースの設定データベースの設定データベースの設定データベースの設定 � Siebel データベースの設定プロセス

4 200 ページの「Siebel データベースの設定要件」に示される情報を確認します。

5 Siebel Server マシン上にデータベース設定ユーティリティソフトウェアをインストールし、インストールを

確認します。第 5 章「Siebel Enterprise Server と関連コンポーネントのインストール」の説明に従い、この

タスクを実行します。

197 ページの「Siebel データベースとデータベース設定ユーティリティについて」と 97 ページの「Siebel Enterprise Server のインストールおよび設定の一般的な要件」も参照してください。

6 複数言語展開で必要な場合は、Global Time Zone パラメータをリセットします。 202 ページの「グローバル

タイムゾーンサポートのための環境の設定」を参照してください。

7 テーブルオーナーアカウントと管理者アカウントを作成します。 202 ページの「テーブルオーナーアカウントと

管理者アカウントの作成」を参照してください。

8 ((((IBM DB2 のみ)のみ)のみ)のみ)RDBMS 上にストアドプロシージャとユーザー定義関数をインストールします。 205 ページ

の「IBM DB2 のストアドプロシージャとユーザー定義関数のインストール」を参照してください。

9 データベース設定ウィザードを実行して、RDBMS 上に Siebel データベースを設定し、関連タスクを実行しま

す。 206 ページの「RDBMS 上での Siebel データベースの設定」を参照してください。

a Siebel データベースにテーブル、インデックス、およびシードデータをインストールします。 206 ページの

「Siebel データベースコンポーネントのインストール」を参照してください。このタスクでは、Siebel レポ

ジトリもインストールします。 このタスクを使用してインストールした場合、シードデータおよびレポジトリ

データはプライマリ言語のみになります。

b データベースインストールのログファイルにエラーが記述されていないことを確認します。 212 ページの

「Siebel データベースインストールのログファイルの確認」を参照してください。

10 Enterprise DB Server コードページのシステム属性の設定を確認します。 214 ページの「データベースコード

ページのシステム属性と他の設定の確認」を参照してください。

11 複数の言語を展開する場合は、複数言語シードデータを Siebel データベースにインストールします。 展開する

各言語についてこの作業を実行します。既存の Siebel データベースに言語を追加する方法については、206ページの「Siebel データベースコンポーネントのインストール」を参照してください。

105 ページの「複数言語を使用したインストールおよび展開について」も参照してください。

12 複数の言語を展開する場合は、複数言語レポジトリデータを Siebel データベースのレポジトリテーブルにイン

ポートします。 展開する他の各言語についてこの作業を実行します。 既存のレポジトリに言語を追加する方法に

ついては、216 ページの「Siebel データベースへの Siebel レポジトリのインポート」を参照してください。

105 ページの「複数言語を使用したインストールおよび展開について」も参照してください。

13 Siebel File System を設定します。 215 ページの「Siebel File System の設定」を参照してください。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1 199

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Siebel データベースの設定データベースの設定データベースの設定データベースの設定 � Siebel データベースの設定要件

Siebel データベースの設定要件データベースの設定要件データベースの設定要件データベースの設定要件Siebel データベースをインストールする前に、次の情報を確認します。

� Oracle Technology Network の「Siebel System Requirements and Supported Platforms」でデータ

ベース情報を確認します。

� 新規のインストールでは、第 3 章「RDBMS の設定」に記載されている方法に従って、Siebel データベースイ

ンスタンスが作成され、適切に設定されていることを確認します。

� 198 ページの「Siebel データベースの設定プロセス」を確認します。

� インストール作業およびアップグレードを適用する場合は、アップグレード作業を補助する資格を持ったデータ

ベース管理者(DBA)を確保します。

� 後述するように、RDBMS に固有の適切な情報をすべて付録 A「展開計画ワークシート」のコピーに書き留めます。

一般的な要件一般的な要件一般的な要件一般的な要件Siebel データベースの設定(インストール)には、Siebel Gateway Name Server 認証に関連する、Siebelデータベース設定ユーティリティのインストール要件が適用されます。この要件については、97 ページの「Siebel Enterprise Server のインストールおよび設定の一般的な要件」で説明しています。

Oracle データベースデータベースデータベースデータベース次の要素が Siebel データベースに定義されていることを確認します。

� Oracle SQLNet エイリアス接続文字列エイリアス接続文字列エイリアス接続文字列エイリアス接続文字列: これは、Oracle データベースに接続するために必要です。

� テーブルオーナーアカウント(スキーマ)の名前およびパスワードテーブルオーナーアカウント(スキーマ)の名前およびパスワードテーブルオーナーアカウント(スキーマ)の名前およびパスワードテーブルオーナーアカウント(スキーマ)の名前およびパスワード: Oracle データベースを使用する場合は、

作成したすべてのデータベーステーブルにユーザー名とパスワードを割り当てる必要があります。 「テーブル

オーナー」は、テーブル、インデックス、ビュー、トリガーなどのデータベースオブジェクトを所有するスキー

マを表す用語です。SIEBELは、Siebel アプリケーションのデフォルトのテーブルオーナーアカウントの、

ユーザー名とパスワードです。

Siebel データベースコンポーネントをインストールする前に、grantusr.sqlスクリプトを編集してこの情報

と関連情報を入力し、スクリプトを実行する必要があります。 202 ページの「テーブルオーナーアカウントと管

理者アカウントの作成」を参照してください。

� Siebel データテーブルスペースデータテーブルスペースデータテーブルスペースデータテーブルスペース: Oracle データベースサーバー上の、Siebel データテーブルが格納されて

いるテーブルスペースの名前です。

� Siebel インデックステーブルスペースインデックステーブルスペースインデックステーブルスペースインデックステーブルスペース: Oracle データベースサーバー上の、Siebel インデックスが格納さ

れているテーブルスペースの名前です。

� Oracle データベースクライアントソフトウェアを、データベース設定ユーティリティをインストールするマシ

ンにインストールします。

備考:備考:備考:備考: Oracle データベースクライアントと Oracle データベースのバージョンは、同じである必要がありま

す。 サポートされている Oracle データベース製品のバージョンについては、Oracle Technology Network の

「Siebel System Requirements and Supported Platforms」を参照してください。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1200

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Siebel データベースの設定データベースの設定データベースの設定データベースの設定 � Siebel データベースの設定要件

IBM DB2次の要素が Siebel データベースに定義されていることを確認します。

� データベースエイリアスデータベースエイリアスデータベースエイリアスデータベースエイリアス: DB2 ソフトウェアをインストールするときに作成した DB2 データベースエイリア

スです。

� テーブルオーナー/データベースオーナーアカウントのユーザー名とパスワードテーブルオーナー/データベースオーナーアカウントのユーザー名とパスワードテーブルオーナー/データベースオーナーアカウントのユーザー名とパスワードテーブルオーナー/データベースオーナーアカウントのユーザー名とパスワード: DB2 では、作成したすべて

のデータベースにユーザー名とパスワードを割り当てる必要があります。SIEBELは、Siebel アプリケーショ

ンのデフォルトのテーブルオーナーアカウントの、ユーザー名とパスワードです。

テーブルスペースとインデックスをインストールする前に、grantusr.sqlスクリプトを編集してこの情報と

関連情報を入力し、スクリプトを実行するように指示するメッセージが表示されます。 202 ページの「テーブル

オーナーアカウントと管理者アカウントの作成」を参照してください。

� Siebel インデックステーブルスペースインデックステーブルスペースインデックステーブルスペースインデックステーブルスペース : DB2 サーバー上の、Siebel インデックスが格納されているテーブ

ルスペースの名前です。

� Siebel 4KB テーブルスペーステーブルスペーステーブルスペーステーブルスペース: DB2 サーバー上の、4 KB の Siebel データテーブルが格納されているテー

ブルスペースの名前です。

� Siebel 16KB テーブルスペーステーブルスペーステーブルスペーステーブルスペース: DB2 サーバー上のテーブルスペースの名前で、行の長さが 4005 バイト以

上 16384 バイト未満のテーブルが存在します。

� Siebel 32KB テーブルスペーステーブルスペーステーブルスペーステーブルスペース: DB2 サーバー上のテーブルスペースの名前で、行の長さが 32768 バイト

のテーブルが存在します。

� テーブル、インデックス、シードデータのインストール、およびレポジトリのインポートプロセスにおいて、統

計情報が自動的に生成されます。ただし、標準のデータベース管理処理によって統計情報を 新の状態に保つこ

とをお勧めします。

� 必要な IBM 修正パックがデータベースサーバーマシンにインストールされていることを確認します。 詳しくは、

Oracle Technology Network の「Siebel System Requirements and Supported Platforms」を参照し

てください。

� IBM DB2 が正しく設定されており、ディスクスペースがインストール要件に対して適切に割り当てられている

ことを確認します。

MS SQL Server次の要素が Siebel データベースに定義されていることを確認します。

� データベース名データベース名データベース名データベース名: Siebel アプリケーション用に作成する SQL Server データベースの名前です。

� テーブルオーナーアカウントのユーザー名およびパスワードテーブルオーナーアカウントのユーザー名およびパスワードテーブルオーナーアカウントのユーザー名およびパスワードテーブルオーナーアカウントのユーザー名およびパスワード: SQL Server では、作成したすべてのデータ

ベーステーブルにユーザー名とパスワードを割り当てる必要があります。SIEBELは、Siebel アプリケーショ

ンのデフォルトのテーブルオーナーアカウントの、ユーザー名とパスワードです。

Siebel データベースコンポーネントをインストールする前に、grantusr.sqlスクリプトを編集してこの情報

と関連情報を入力し、スクリプトを実行する必要があります。 202 ページの「テーブルオーナーアカウントと管

理者アカウントの作成」を参照してください。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1 201

Page 202: Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイド - …...Microsoft Windows用用用Siebelインストールガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次

Siebel データベースの設定データベースの設定データベースの設定データベースの設定 � グローバルタイムゾーンサポートのための環境の設定

グローバルタイムゾーンサポートのための環境の設定グローバルタイムゾーンサポートのための環境の設定グローバルタイムゾーンサポートのための環境の設定グローバルタイムゾーンサポートのための環境の設定グローバルな開発は複数のタイムゾーンにまたがるため、世界中で働く従業員と顧客との間で交わされる、時間に

よって変化する情報を管理することは、一般的に困難です。グローバルタイムゾーン機能により、異なるタイムゾー

ンのサイト間のタスクの転送を監視できます。

グローバルタイムゾーン機能は、協定世界時(UTC)標準を使用して、日付と時刻のデータを変換および格納しま

す。 UTC はグリニッジ標準時と等しいタイムゾーンですが、夏時間は適用されません。

注意:注意:注意:注意: グローバルタイムゾーン機能については、主に『Siebel Global Deployment Guide』で説明しています。 グローバルタイムゾーンを有効にするかどうかに関係なく、Siebel アプリケーションを展開して Siebel データ

ベースにユーザーの日時データを作成する前に、この機能についてマニュアルを確認する必要があります。

すべてのマシンの時刻が同期していることを確認します。

グローバルタイムゾーン機能を有効にして展開を行う場合は、必要に応じて、データベースサーバーのオペレーティ

ングシステムを UTC またはそれに等しい時刻に設定することができます。

IBM DB2 for z/OS 上で UTC のインストールと設定を行う場合の制約については、『Implementing Siebel Business Applications on DB2 for z/OS』を参照してください。

備考:備考:備考:備考: Global Time Zone パラメータ(Universal Time Coordinated システム属性)はデフォルトで有効になっ

ています(TRUEに設定されています)。 グローバルタイムゾーン機能が不要な場合は、[管理 - アプリケーション]

画面、[システム属性]ビューの順に移動して、このシステム属性を FALSEにリセットする必要があります。

テーブルオーナーアカウントと管理者アカウントのテーブルオーナーアカウントと管理者アカウントのテーブルオーナーアカウントと管理者アカウントのテーブルオーナーアカウントと管理者アカウントの作成作成作成作成このトピックでそれぞれのデータベースプラットフォームについて提供されているガイドラインに従って、テーブル

オーナーアカウントと管理者アカウントを作成します。 これらのアカウントは、grantusr.sqlスクリプトを使用

して作成します。

備考:備考:備考:備考: 該当するそれぞれのデータベースプラットフォームについて、Siebel Marketing を使用する場合は、

Siebel Marketing で使用するテーブルオーナーまたはデータベースユーザー ID に対して、OLTP スキーマのデー

タベースレベルでのテーブル削除、インデックス削除、テーブル作成、およびインデックス作成の各権限も付与しま

す。 詳しくは、『Siebel Marketing Installation and Administration Guide』を参照してください。

注意:注意:注意:注意: Siebel 管理者アカウント SADMINの名前は変更しないでください。 このアカウントは、Siebel 管理者として

Siebel Business Applications にログインするために作成する必要があります。 このアカウントのパスワードの変

更については、『Siebel セキュリティガイド』を参照してください。

備考:備考:備考:備考: grantusr.sqlスクリプトを実行する前に、このスクリプトによって必要なすべてのユーザーが作成される

ことを確認します。たとえば、Siebel Web Server Extension を設定する場合の特殊な用途のユーザー名につい

ては、223 ページの「SWSE のインストールと設定に関する要件」を参照してください。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1202

Page 203: Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイド - …...Microsoft Windows用用用Siebelインストールガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次

Siebel データベースの設定データベースの設定データベースの設定データベースの設定 � テーブルオーナーアカウントと管理者アカウントの作成

Oracle データベースデータベースデータベースデータベースSiebel データベースを設定する前に、DBA は、grantusr.sqlスクリプトを確認し、必要に応じて変更する必要

があります。 次に、管理者は、Siebel データベースに対して grantusr.sqlスクリプトを実行して、Siebel テー

ブルオーナー(デフォルトは SIEBEL)、Siebel 管理者アカウント(デフォルトは SADMIN)、LDAPUSERアカウン

ト、および役割 SSE_ROLEを作成して、それらに適切な権限を付与する必要があります。

grantusr.sqlを実行する前に、DBA はスクリプトの次のコマンドをコピーする必要があります。つまり、スクリ

プトは Siebel データベースでテーブルスペース(データまたはインデックス)ごとに一度定義されます。

alter user SIEBEL quota unlimited on table_space_name;

必要に応じて、割り当て値は対応する各テーブルスペースに適した値に調整できます。

grantusr.sqlスクリプトは、DBSRVR_ROOT¥ORACLE サブディレクトリにあります。

grantusr.sqlスクリプトは、次の機能を実行します。

� SSE_ROLEという役割を作成し、「セッション作成」権限を付与します。

� SIEBEL(Siebel テーブルオーナー)というアカウントを作成し、SIEBELに適切な権限を付与します。

� SADMIN(Siebel 管理者)および LDAPUSERというアカウントを作成し、役割 SSE_ROLEを付与します。

これらのアカウント用のデフォルトのユーザー名とパスワードは、grantusr.sqlスクリプトを参照してください。 別のユーザー名が必要な場合は、grantusr.sqlを編集して、設定した名前に対するすべての参照を変更します。 ユーザー名とパスワードの長さと使用できる文字の種類は、基になっている RDBMS プラットフォームの規則に

よって決まります。 詳しくは、Oracle データベースのマニュアルを参照してください。

Oracle データベースでデータベースでデータベースでデータベースで grantusr.sql スクリプトを実行するにはスクリプトを実行するにはスクリプトを実行するにはスクリプトを実行するには

1 DBA 権限を持つアカウントを使用し、次のコマンドを使用して、SQL*Plus で grantusr.sqlスクリプトを

実行します。

@c:¥SIEBEL_ROOT¥dbsrvr¥oracle¥grantusr.sql

備考:備考:備考:備考: 前述のファイルへのフルパスを指定する必要があります。

2 付録 A「展開計画ワークシート」に記載されているテーブルスペース名を入力します。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1 203

Page 204: Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイド - …...Microsoft Windows用用用Siebelインストールガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次

Siebel データベースの設定データベースの設定データベースの設定データベースの設定 � テーブルオーナーアカウントと管理者アカウントの作成

IBM DB2DBA は、Siebel テーブルオーナーアカウント(デフォルトは SIEBEL)、Siebel 管理者アカウント(デフォルトは

SADMIN)、および SSE_ROLEグループを手動で作成する必要があります。次に、DBA はオペレーティングシステム

レベルで Siebel 管理者アカウントを SSE_ROLEグループに追加します。

データベースを作成し、それを設定する前に、使用するデータベースサーバーに対して grantusr.sqlスクリプト

を実行して、これらのユーザーに適切な権限を付与します。grantusr.sqlスクリプトは、Siebel データベースを

設定する前に実行する必要があります。 grantusr.sqlスクリプトは、DBSRVR_ROOT¥DB2UDB サブディレク

トリにあります。

DBA は、このスクリプトを確認して実行する必要があります。これによって、次の機能が実行されます。

� テーブルオーナーアカウント SIEBELに DBA 管理者権限(DBADM)が許可されます。

� SSE_ROLEに CONNECT権限が許可されます。

grantusr.sqlを実行しても、LDAPUSERアカウントは作成できません。このアカウントは SSE_ROLEグループに

属する必要があるため、DBA か Windows ネットワーク管理者のいずれかの適切な管理者によって作成されます。 LDAP セキュリティアダプタ認証については、『Siebel セキュリティガイド』を参照してください。

IBM DB2 でででで grantusr.sql スクリプトを実行するにはスクリプトを実行するにはスクリプトを実行するにはスクリプトを実行するには

1 DBA 権限を持つアカウントを使用して、DB2 コマンドウィンドウから grantusr.sqlスクリプトを実行しま

す。

この処理で一般に使用される DB2 システム管理アカウントは db2adminです。

注意:注意:注意:注意: これらのコマンドを入力する場合は、[Command Line Processor]ウィンドウではなく DB2 コマン

ドウィンドウを使用します。[Command Line Processor]ウィンドウでは使用する構文が異なります。この

プロシージャのコマンドは DB2 コマンドウィンドウで実行しなければ動作しません。

2 次のコマンドを入力します。

db2 connect to DB2database_alias user instance_owner_username using password

db2 -vf SIEBEL_ROOT¥DBSRVR¥DB2UDB¥grantusr.sql

ここで、各項目は次のようになります。

� DB2database_alias = 使用している DB2 エイリアスです。

� instance_owner_username = インスタンス所有者のログイン ID です。

� password = データベースインスタンスのパスワードです(長さと使用可能な文字は、基になっている

RDBMS プラットフォームの規則によって決まります)。

� SIEBEL_ROOT = Siebel ルートディレクトリへのフルパスです。

スクリプトによって、Siebel オブジェクトの作成場所になるデフォルトのテーブルスペースを指定するように

指示するメッセージが表示されます。

3 付録 A「展開計画ワークシート」のコピーに書き留められたテーブルスペース名を入力してから終了します。

データベース設定を開始する前に、205 ページの「IBM DB2 のストアドプロシージャとユーザー定義関数のインス

トール」に進みます。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1204

Page 205: Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイド - …...Microsoft Windows用用用Siebelインストールガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次

Siebel データベースの設定データベースの設定データベースの設定データベースの設定 � IBM DB2 のストアドプロシージャとユーザー定義関数のインストール

MS SQL ServerDBA は、Siebel データベースを設定する前に、grantusr.sqlを確認、変更、および実行して、 低限のセキュ

リティを設定する必要があります。 grantusr.sqlスクリプトは、DBSRVR_ROOT¥MSSQL サブディレクトリに

あります。

grantusr.sqlスクリプトは、次の機能を実行します。

� SADMIN(Siebel 管理者)、SIEBEL(テーブルオーナー)、および LDAPUSERのためのログインを作成します。

� これらの各ログインに対し、SIEBEL以外のユーザーを作成します。SIEBEL はストアドプロシージャ

sp_changedbownerによって dboになります。

� dbo以外の各ユーザーに SSE_ROLEを付与します。

ログイン情報やデータベースの名前を変更する場合は、grantusr.sqlスクリプトのすべての参照を変更してくだ

さい。 ログインとパスワードの長さと使用できる文字の種類は、基になっている RDBMS プラットフォームの規則

によって決まります。 詳しくは、Microsoft のマニュアルを参照してください。

MS SQL Server でででで grantusr.sql スクリプトを実行するにはスクリプトを実行するにはスクリプトを実行するにはスクリプトを実行するには

1 MS Query Analyzer で grantusr.sqlを開きます。

2 スクリプトを実行します。

IBM DB2 のストアドプロシージャとユーザー定義のストアドプロシージャとユーザー定義のストアドプロシージャとユーザー定義のストアドプロシージャとユーザー定義関数のインストール関数のインストール関数のインストール関数のインストールIBM DB2 では、データベース設定ユーティリティをインストールした後で、データベース設定ユーティリティのイ

ンストールから DB2 データベースサーバーにストアドプロシージャとユーザー定義関数(UDF)をコピーする必要

があります。

その方法は、データベースサーバーの適切な場所に必要なファイルを転送するのであれば、すべて許容されます。

ストアドプロシージャコードをコピーするには、次の手順を実行します。データベース設定ユーティリティと

RDBMS のオペレーティングシステムに該当する手順を使用します。

基本的な IBM DB2 タスクの実行については、IBM の『Quick Beginnings Guide』を参照してください。

ストアドプロシージャとユーザー定義関数をコピーしてインストールするにはストアドプロシージャとユーザー定義関数をコピーしてインストールするにはストアドプロシージャとユーザー定義関数をコピーしてインストールするにはストアドプロシージャとユーザー定義関数をコピーしてインストールするには

1 データベース設定ユーティリティをインストールしている Siebel Server マシンにログオンします。

2 データベース設定ユーティリティインストールディレクトリの次のサブディレクトリに移動します。

DBSRVR_ROOT¥DB2UDB¥SIEBPROC¥DBSRVR_OS

ここで、各項目は次のようになります。

� DBSRVR_ROOT = 使用する Siebel Business Applications インストールディレクトリのデータベース

設定ユーティリティコンポーネントのサブディレクトリ(SIEBEL_ROOT¥dbsrvr)です。

� DBSRVR_OS = データベースサーバー(RDBMS)を実行しているオペレーティングシステム(WIN32など)です。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1 205

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Siebel データベースの設定データベースの設定データベースの設定データベースの設定 � RDBMS 上での Siebel データベースの設定

3 siebproc.dll ファイルを DB2 がインストールされている RDBMS マシンの DB2 インスタンスディレクトリ

の FUNCTION サブディレクトリにコピーします。

たとえば、Windows では C:¥SQLLIB¥FUNCTION または C:¥Program Files¥SQLLIB¥FUNCTION にな

ります。

備考:備考:備考:備考: DB2 64 ビットで展開する場合は、siebproc64.dll ライブラリファイルを SQLLIB¥FUNCTION ディ

レクトリにコピーし、名前を siebproc.dll に変更する必要があります。

4 206 ページの「RDBMS 上での Siebel データベースの設定」に進みます。

RDBMS 上での上での上での上での Siebel データベースの設定データベースの設定データベースの設定データベースの設定Siebel データベースの設定には、次のタスクが必要です。

� 206 ページの「Siebel データベースコンポーネントのインストール」

� 212 ページの「Siebel データベースインストールのログファイルの確認」

データベース設定ユーティリティをインストールしているマシンで使用可能なデータベース設定ウィザードを使用し

て、これらのタスクを実行します。

注意:注意:注意:注意: アップグレード環境では、第 5 章「Siebel Enterprise Server と関連コンポーネントのインストール」の手

順に従って、Siebel Server 上にデータベース設定ユーティリティをインストールしますが、この章に記載されて

いる他のタスクは実行しないでください。 詳しくは、19 ページの「アップグレード環境のインストールについて」を

参照してください。

Siebel データベースコンポーネントのインストールデータベースコンポーネントのインストールデータベースコンポーネントのインストールデータベースコンポーネントのインストール

データベース設定ウィザードの[Siebel データベースオペレーション]画面で[データベースのインストール]を選

択すると、第 3 章「RDBMS の設定」で作成したデータベースインスタンス内のいくつかのタスクが実行されます。

[データベースのインストール]タスクでは、次のことを行います。

� 指定されたテーブルスペースに Siebel スキーマ(テーブルとインデックス)を作成します。

� データベース固有の Siebel シードデータを挿入し、データベースのビュー、パッケージ、およびプロシージャ

をインストールします。 このタスクでは、プライマリ言語のみのシードデータを挿入します。

� Siebelレポジトリをインポートします。 このタスクでは、プライマリ言語のみのレポジトリをインポートします。

� システム属性を設定します。

このトピックの手順のいくつかのステップでは、データベース設定ウィザードを使用して、既存の Siebel データ

ベースに言語を追加します。既存の Siebel データベースに言語を追加すると、その言語をサポートするシードデー

タがインストールされます。 プライマリ言語以外の各言語は、個別にインストールする必要があります。

前にインストールした Siebel アプリケーションに新しい言語を追加するには、Siebel Enterprise Server インス

トーラを使用して Siebel Server 上にその言語パックをインストールしている必要があります。173 ページの「イ

ンストールおよび設定後の Siebel Server コンポーネントの実行準備」も参照してください。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1206

Page 207: Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイド - …...Microsoft Windows用用用Siebelインストールガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次

Siebel データベースの設定データベースの設定データベースの設定データベースの設定 � RDBMS 上での Siebel データベースの設定

言語を追加した場合は、その言語の Siebel レポジトリもインポートする必要があります。詳しくは、216 ページの

「Siebel データベースへの Siebel レポジトリのインポート」を参照してください。

Siebel データベースに言語を追加した後には、シードデータは複数言語となっています。Siebel Business Applications の複数言語変数リスト(MLOV)機能、および言語に関連付けられた個々の LOV を有効にする必要

があります。 詳しくは、次の資料を参照してください。

� 『Configuring Siebel Business Applications』

� 『Siebel Global Deployment Guide』

� Oracle Technology Network または My Oracle Support で入手可能な、この問題に関するドキュメント

このリリースの Siebel Business Applications によってサポートされる言語のリストについては、Oracle Technology Network の「Siebel System Requirements and Supported Platforms」を参照してください。

Siebel データベースコンポーネントをインストールするにはデータベースコンポーネントをインストールするにはデータベースコンポーネントをインストールするにはデータベースコンポーネントをインストールするには

1 200 ページの「Siebel データベースの設定要件」、および該当するその他の要件をすべて確認します。

2 146 ページの「Siebel 設定ウィザードの起動」に記載されている方法によってデータベース設定ウィザードを

起動します。

[Gateway Name Server アドレス]画面が表示されます。

3 付録 A「展開計画ワークシート」に記録した内容に基づいて次の値を入力し、[次へ]をクリックします。

Gateway Name Server アドレスアドレスアドレスアドレス: Siebel Gateway Name Server をインストールしたホストのドメイ

ン名とエイリアスです。

Enterprise Server 名名名名: Siebel Enterprise Server に付けた名前です(SBA_81など)。

[Siebel Server ディレクトリ]画面が表示されます。

4 [Siebel Server ディレクトリ]画面で次のいずれかを実行し、[次へ]をクリックします。

� [Siebel Server ディレクトリ]フィールドに表示されるデフォルト値を受け入れます。 この場所は、

SIEBSRVR_ROOT ディレクトリです(D:¥sba81¥siebsrvr など)。

� [参照]ボタンを使用して、マシン上の異なる Siebel Server への別のディレクトリパスを選択します。

[データベース設定ユーティリティのディレクトリ]画面が表示されます。

5 [データベース設定ユーティリティのディレクトリ]画面で次のいずれかを実行し、[次へ]をクリックします。

� [データベース設定ユーティリティのディレクトリ]フィールドに表示されるデフォルトのパスを受け入れ

ます。 この場所は、DBSRVR_ROOT ディレクトリです(D:¥sba81¥dbsrvr など)。

� [参照]ボタンを使用して、別のディレクトリを選択します。

[RDBMS プラットフォーム]画面が表示されます。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1 207

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Siebel データベースの設定データベースの設定データベースの設定データベースの設定 � RDBMS 上での Siebel データベースの設定

6 適切な RDBMS プラットフォームを選択して、[次へ]をクリックします。

Windows および UNIX 対応 IBM DB2 UDBIBM DB2 UDB for z/OSMicrosoft SQL ServerOracle Database Enterprise Edition

[Siebel データベースオペレーション]画面が表示されます。

7 [データベースのインストール]を選択し、[次へ]をクリックします。

[Siebel ユーザー / 役割の作成]画面が表示されます。

8 grantusr.sqlスクリプトをすでに実行して、テーブルオーナーアカウントと管理者アカウントを設定してい

ることを確認します。

備考:備考:備考:備考: テーブル、インデックス、およびシードデータのインストールを行うには、これらのアカウントを準備

しておく必要があります。 詳しくは、202 ページの「テーブルオーナーアカウントと管理者アカウントの作成」

を参照してください。

� grantusr.sqlスクリプトをすでに実行している場合は、[次へ]をクリックします。

� grantusr.sqlスクリプトをまだ実行していない場合は、データベース設定ウィザードを終了し、スクリ

プトをここで実行します。 スクリプトの実行が終了した後、設定ウィザードを再起動します。

9 [インストールオプションの選択]画面で[Siebel データベースのインストール]をクリックし、[次へ]をク

リックします。

[Siebel データベースのインストール]オプションにより、Siebel スキーマが作成され、設定セッションの

後にプライマリ言語のシードデータとレポジトリデータが挿入されます。

([既存の Siebel データベースに言語を追加]を選択した場合は、208 ページのステップ 11 に進んで、Siebelデータベースのプライマリ言語を指定してください。)

10 [データベースの符号化]画面で、適切なデータベースエンコードメソッドを指定します。

� UNICODE

� Non-UNICODE

注意:注意:注意:注意: 誤ったデータタイプでインストールしないように、データベースに適合するオプションを選択してくだ

さい。非 Unicode のページ設定に対して Unicode データタイプは作成できないので、オプションを選択する

前にこの設定を確認してください。

新しい Siebel データベースをインストールする場合は、209 ページのステップ 12 に進んでください。

11[基本言語]画面で、Siebel データベースのプライマリ(基本)言語である言語を指定して、[次へ]をクリッ

クします。

プライマリ言語とは、Siebel データベースにすでにインストールしている言語( 初にインストールした言語)

です。この画面は、既存の Siebel データベースに言語を追加する場合にのみ表示されます。 既存のデータベー

スが 1 つの言語だけの場合はこの画面は表示されません。

この画面に表示される言語は、以前に Siebel Server 上に Siebel 言語パックをインストールした言語です。

備考:備考:備考:備考: 次のステップで言語を選択する前に、コードページに関する情報について 26 ページの「RDBMS のイン

ストールおよび設定の計画」を参照してください。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1208

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Siebel データベースの設定データベースの設定データベースの設定データベースの設定 � RDBMS 上での Siebel データベースの設定

12[言語の選択]画面で、データベースを運用する言語(データベースのインストール操作の場合)または追加す

る言語(言語の追加操作の場合)を選択します。[次へ]をクリックします。

データベースのインストール操作では、選択する言語は、使用するデータベースのプライマリ(基本)言語(イ

ンストールした 初の言語)となります。

この画面に表示される言語は、以前に Siebel Server 上に Siebel 言語パックをインストールした言語です。

[ODBC データソース名]画面が表示されます。

13 SBA_81_DSNなどの、ODBC データソースの名前を指定し、[次へ]をクリックします。

ODBC データソースについては、26 ページの「RDBMS のインストールおよび設定の計画」を参照してください。

14[データベースのユーザー名]画面で、データベースに関する次の内容を指定し、[次へ]をクリックします。

データベースのユーザー名データベースのユーザー名データベースのユーザー名データベースのユーザー名: Siebel 管理者のユーザー名(sadminなど)を入力します。

データベースのパスワードデータベースのパスワードデータベースのパスワードデータベースのパスワード: Siebel 管理者のパスワードを入力します。

データベースのパスワード(確認)データベースのパスワード(確認)データベースのパスワード(確認)データベースのパスワード(確認): 確認のためにパスワードを再入力します。

15[データベースのテーブルオーナー]画面でデータベースに関する次の内容を指定し、[次へ]をクリックしま

す。

データベースのテーブルオーナーデータベースのテーブルオーナーデータベースのテーブルオーナーデータベースのテーブルオーナー: Siebel データベースのテーブルオーナー名または Siebel オブジェクトを所

有するアカウント(Oracle の ora***、IBM DB2 および MS SQL Server の siebelなど)を入力します。

データベースのテーブルオーナーパスワードデータベースのテーブルオーナーパスワードデータベースのテーブルオーナーパスワードデータベースのテーブルオーナーパスワード: Siebel データベースのテーブルオーナーのパスワードを入力し

ます。

データベースのテーブルオーナーパスワード(確認)データベースのテーブルオーナーパスワード(確認)データベースのテーブルオーナーパスワード(確認)データベースのテーブルオーナーパスワード(確認): 確認のためにパスワードを再入力します。

16((((IBM DB2 のみ)のみ)のみ)のみ)[データベースサーバーの OS]画面で、データベースサーバーを実行するプラットフォーム

を選択し、[次へ]をクリックします。

AIXHP-UXSolarisWindowsLinux

17((((IBM DB2 のみ)のみ)のみ)のみ)[インデックステーブルスペース名]画面で次の値を指定し、[次へ]をクリックして処理を

継続します。

インデックステーブルスペース名インデックステーブルスペース名インデックステーブルスペース名インデックステーブルスペース名: インデックステーブルスペースの名前(SBL_INDXなど)を入力します。

4K テーブルスペース名テーブルスペース名テーブルスペース名テーブルスペース名: 4KB テーブルスペースの名前(TBS_4Kなど)を入力します。

備考:備考:備考:備考: テーブルスペースの名前には空白を含めることはできませんが、アンダースコア(_)は使用できます。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1 209

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Siebel データベースの設定データベースの設定データベースの設定データベースの設定 � RDBMS 上での Siebel データベースの設定

18((((IBM DB2 のみ)のみ)のみ)のみ)[16K テーブルスペース名]画面で次の値を指定し、[次へ]をクリックして処理を継続し

ます。

16K テーブルスペース名テーブルスペース名テーブルスペース名テーブルスペース名: 16KB テーブルスペースの名前(TBS_16Kなど)を入力します。

32K テーブルスペース名テーブルスペース名テーブルスペース名テーブルスペース名: 32KB テーブルスペースの名前(TBS_32Kなど)を入力します。

備考:備考:備考:備考: テーブルスペースの名前には空白を含めることはできませんが、アンダースコア(_)は使用できます。

19((((Oracle データベースのみ)データベースのみ)データベースのみ)データベースのみ)[インデックステーブルスペース名]画面で次の値を指定し、[次へ]をクリック

して処理を継続します。

インデックステーブルスペース名インデックステーブルスペース名インデックステーブルスペース名インデックステーブルスペース名: インデックステーブルスペースの名前(INDEX01など)を入力します。

テーブルスペース名テーブルスペース名テーブルスペース名テーブルスペース名: テーブルスペースの名前(DATA01など)を入力します。

備考:備考:備考:備考: テーブルスペースの名前には空白を含めることはできませんが、アンダースコア(_)は使用できます。

20((((Oracle データベースのみ)データベースのみ)データベースのみ)データベースのみ)[Oracle 並列インデックス]画面で、使用するインストールに該当する環境を指

定して、[次へ]をクリックして続行します。

� 並行インデックスを実行しません

� 並行インデックスを実行します

単一の CPU を使用している場合は、 初のオプションを選択してください。 複数の CPU を使用している場合

は、並行インデックスを実行して Oracle データベースを実行するかどうかによって、 初のオプションか 2 番

目のオプションを選択してください。

21[ログの出力先ディレクトリ]画面で、デフォルトログディレクトリを使用するか、または新しいディレクトリ

名を入力して[OK]をクリックします。

デフォルトでは、SIEBSRVR_ROOT¥log¥operation¥output ディレクトリにログが出力されます。

operation は実行する操作に対応します(データベースのインストールの場合は install、言語の追加の場合は

install_lang など)。

ダイアログボックスに次のメッセージが表示されます。

設定の完了 : 出力は <$MasterFile> に保存されます。 設定したプロセスを今すぐデータベースに適用します

か、後で適用しますか ?

はい今すぐ設定の変更を適用します

いいえ後で設定の変更を適用します

備考:備考:備考:備考: 今回のリリース用の My Oracle Support の「Siebel Release Notes」を確認します。このマニュアル

で、生成された SQL ファイルを変更するために実行する必要のあるタスクについて説明している場合は、アッ

プグレードウィザードで SQL を実行する前に、必要に応じて生成された SQL を変更してください。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1210

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Siebel データベースの設定データベースの設定データベースの設定データベースの設定 � RDBMS 上での Siebel データベースの設定

22 次のいずれかを使用してこのメッセージに応答します。

� はい今すぐ設定の変更を適用しますはい今すぐ設定の変更を適用しますはい今すぐ設定の変更を適用しますはい今すぐ設定の変更を適用します: 生成された SQL を Siebel アップグレードウィザードで実行する場

合は、このオプションを選択します。

� いいえ後で設定の変更を適用しますいいえ後で設定の変更を適用しますいいえ後で設定の変更を適用しますいいえ後で設定の変更を適用します: 生成された SQL を Siebel アップグレードウィザードで実行しない

場合は、このオプションを選択します。 この場合、生成された SQL を実行するためには、後で手動でアッ

プグレードウィザードを実行する必要があります。

設定の変更を後で適用する場合のコマンドラインは次のとおりです。

SIEBEL_ROOT¥siebsrvr¥bin¥siebupg.exe /m master_operation.ucf

ここで、このプロシージャの場合、operation は、install または install_lang です。

備考:備考:備考:備考: 前にデータベース設定ウィザードを実行している場合、SQL ファイルは sqlgen.exe プログラムによっ

て生成されている場合があります。この場合、このプログラムは現在のセッションで再び実行されません。 sqlgen.exe が実行されるかどうかは、ファイル DBSRVR_ROOT¥COMMON¥sqlgen.usg があるかどうか

によります。このファイルが存在しない場合は、sqlgen.exe が実行され、SQL ファイルは再生成されます。

sqlgen.exe を実行させる必要がある場合は、sqlgen.usg を手動で削除することができます。

[設定パラメータレビュー]画面が表示されます。

23 データベース設定ウィザードの前の各画面で入力した設定値を確認します。

� いずれかの値を変更する場合は、[前へ]と[次へ]のボタンを使用して必要な画面にアクセスしてエント

リを変更し、この画面に戻ります。

� または、[取消]をクリックして、データベース設定ウィザードセッションを取り消し、ウィザードを再起

動して、異なる値で再設定できます。

� 設定値を確認して、[完了]をクリックします。[完了]をクリックすると、データベースに適用する SQLファイルが生成されます。 すべての SQL が生成されると、「設定の変更が正常に適用されました。」という

メッセージが表示されます。[OK]をクリックします。

211 ページのステップ 22 で[いいえ]を選択した場合、Siebel アップグレードウィザードは表示されません。

生成された SQL を確認した後で、SQL を手動で実行する必要があります。

211 ページのステップ 22 で[はい]を選択した場合、Siebel アップグレードウィザードが表示されます。

備考:備考:備考:備考: アップグレードウィザードの実行時に、プログラムまたはシステムエラーが発生した場合は、ウィザー

ドを再実行して、ウィザードが失敗した時点から開始できます。詳しくは、『Siebel データベースアップグレー

ドガイド』を参照してください。

Siebel アップグレードウィザードの実行が終了すると、[Siebel アップグレードウィザードの終了]画面が表

示されます。これで、Siebel データベースコンポーネントのインストールが完了しました。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1 211

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Siebel データベースの設定データベースの設定データベースの設定データベースの設定 � RDBMS 上での Siebel データベースの設定

Siebel データベースインストールのログファイルの確認データベースインストールのログファイルの確認データベースインストールのログファイルの確認データベースインストールのログファイルの確認

RDBMS に Siebel データベースコンポーネントをインストールすることにより、SIEBEL_ROOT¥log サブディレ

クトリ内にいくつかのログファイルが作成されます。このサブディレクトリのファイルに、エラーがないか確認する

必要があります。

たとえば、作成されたログファイルの名前は、upgwiz.log( 新のログファイル)、upgwiz_01.log、

upgwiz_02.log となります。

備考:備考:備考:備考: logparseユーティリティを使用したログファイルの確認については、『Siebel データベースアップグレー

ドガイド』を参照してください。

サポートされている RDBMS によって生成されるその他のファイルは次のとおりです。

Oracle データベースデータベースデータベースデータベース: Oracle データベースの場合、テーブル、インデックス、およびシードデータの作成時に次

のログファイルも生成されます。

ddl_ctl.logdataimp_prim.logdataimp_prim_lang.logddlseq.logddlora.logddlview.logddlview_sia.log(SIA用)

seedssa.logseedver.logpkgseq.logpkgldel.logseedora.logpkgvis.logtrgreset.logifstrg.logifindxstrg.logset_utc_on.logmonth_fn.log

IBM DB2: IBM DB2 の場合、テーブル、インデックス、およびシードデータの作成時に次のログファイルも生成

されます。

ddl_ctl.logdataimp_prim.logdataimp_prim_lang.logdb2ddl.logsiebproc.logseeddb2.logseedver.logseedssa.logddlview.logddlview_sia.log(SIA用)

grantstat.logupdatestats.logloadstats.logset_utc_on.log

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1212

Page 213: Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイド - …...Microsoft Windows用用用Siebelインストールガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次

Siebel データベースの設定データベースの設定データベースの設定データベースの設定 � RDBMS 上での Siebel データベースの設定

MS SQL Server: MS SQL Server の場合、テーブル、インデックス、およびシードデータの作成時に次のログ

ファイルも生成されます。

helpsort.logddl_ctl.logdataimp_prim.logdataimp_prim_lang.logpkgseq.logseedmss.logddlms.logtrgreset.logseedver.logseedssa.logddlview.logddlview_sia.log(SIA用)

set_utc_on.log

Siebel データベースインストールに関する許容可能なエラーデータベースインストールに関する許容可能なエラーデータベースインストールに関する許容可能なエラーデータベースインストールに関する許容可能なエラーログファイルには、予期されている些細なエラーが記録されていることがあります。 ログファイルに記述されたすべ

てのエラーメッセージを、データベースプラットフォームのインストールサブディレクトリ(ORACLE、MSSQLなど)に保存されている errors.rtf ファイルのサンプルエラーメッセージと比較してください。errors.rtf ファイ

ルに記載されていないログファイルの場合は、そのログファイルのエラーメッセージは許容可能ではありません。ロ

グファイルに記録されたエラーが errors.rtf ファイル内のリストにある場合、特別な処置は必要ありません。

備考:備考:備考:備考: ログファイルによっては、記録されている各種エラーのうちの 1 種類しか errors.rtf ファイルのリストにな

い場合があります。

errors.rtf ファイル内のリストにないエラーが見つかった場合は、そのエラーの原因になった条件を修正し、アッ

プグレードウィザードを再実行します。 ウィザードは、停止したポイントから再開されます。

エラー番号だけを確認しないでください。新しいバージョンのドライバのインストールによってエラー番号が変更さ

れている場合があります。実際のエラーの説明を比較して、そのプラットフォームに対して許容可能なエラーかどう

かを確認してください。

注意:注意:注意:注意: その他のエラーが万一発生した場合、この確認は重要です。インデックスの作成失敗などある種のエラーは

Siebel Business Applications のパフォーマンスの問題や異常な動作の原因になります。

logparse ユーティリティを使用して、生成されたログの概要を確認できます。 詳しくは、『Siebel データベース

アップグレードガイド』を参照してください。

Siebel データベースのインストールのトラブルシューティングデータベースのインストールのトラブルシューティングデータベースのインストールのトラブルシューティングデータベースのインストールのトラブルシューティング一般的には、データベースのインストール中の問題は、割り当てられている容量の不足や、インストーラが正しい

ユーザー権限を持っていないことに起因します。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1 213

Page 214: Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイド - …...Microsoft Windows用用用Siebelインストールガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次

Siebel データベースの設定データベースの設定データベースの設定データベースの設定 � データベースコードページのシステム属性と他の設定の確認

データベースコードページのシステム属性と他の設定データベースコードページのシステム属性と他の設定データベースコードページのシステム属性と他の設定データベースコードページのシステム属性と他の設定の確認の確認の確認の確認データベース設定ユーティリティをインストールし Siebel データベースを設定したら、Unicode を使用するかど

うか、および使用するコードページを示す、Siebel アプリケーションのシステム属性と他の設定を確認する必要が

あります。

コードページについては、26 ページの「RDBMS のインストールおよび設定の計画」と第 3 章「RDBMS の設定」

を参照してください。また、Oracle Technology Network の「Siebel System Requirements and Supported Platforms」と『Siebel Global Deployment Guide』も参照してください。

次の手順は、Siebel Tools をインストールし、ライセンスキーの情報をすでに入力していることを前提としています。

� Siebel Tools のインストールについては、275 ページの「Siebel Tools のインストール」を参照してください。

� Siebel Tools の起動とライセンスキー情報の入力については、281 ページの「Siebel Tools のインストールが

正常に完了したことの確認」を参照してください。

システム属性と他の設定を確認するにはシステム属性と他の設定を確認するにはシステム属性と他の設定を確認するにはシステム属性と他の設定を確認するには

1 Siebel Tools を起動して、Siebel データベースに接続します。

2 [Screens]、[System Administration]、[System Preference]の順に移動します。

3 [システム属性名 = Enterprise DB Server Code Page]を見つけます。 それぞれの値が Siebel データベー

スコンポーネントのインストール中に選択した値に基づいて適切に設定されていることを確認します(206ページの「Siebel データベースコンポーネントのインストール」を参照)。

備考:備考:備考:備考: Enterprise DB Server Code Pageの値は小文字で指定する必要があります(utf-8、utf-16など)。

次の表に、システム属性に指定可能な値を示します。

値値値値 言語言語言語言語 データベースデータベースデータベースデータベース

utf-81(Unicode)

1. Oracle データベース文字セットでは、入力必須値が utf-8 であっても異なる値が使用されている場合があります。

すべて Oracle

utf-162(Unicode)

2. UCS-2 とも呼ばれますが、値は utf-16 と同じ値を入力してください。

すべて IBM DB2、MS SQL Server

cp932(または等価のコード) 日本語 Oracle、IBM DB2

cp1252(または等価のコード) 西欧言語 すべて

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1214

Page 215: Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイド - …...Microsoft Windows用用用Siebelインストールガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次

Siebel データベースの設定データベースの設定データベースの設定データベースの設定 � Siebel File System の設定

4 テーブル S_APP_VERのカラム UNICD_DATATYPS_FLGが正しく設定されていることを確認します。 フラグの

値は大文字で指定してください。 次の表に、UNICD_DATATYPS_FLGに指定可能な値を示します。

Siebel File System の設定の設定の設定の設定データベース設定ユーティリティをインストールし Siebel データベースを設定した後は、Siebel File System を

設定する必要があります。

フォローアップテンプレート、Siebel Marketing ファイルなど、Siebel File System を使用するために必要な

ファイルは、データベース設定ユーティリティソフトウェアとともに提供されます。files というサブディレクトリ

は、データベース設定ユーティリティをインストールするときに作成されます。

Siebel 管理者は、データベース設定ユーティリティをインストールしてから Siebel Web クライアントを実行する

までの間に、File System の att ディレクトリにこれらのファイルを組み込む必要があります。

Siebel File System の作成(必要な権限の設定を含む)については、35 ページの「Siebel File System の作成」

を参照してください。

Siebel File System ディレクトリを組み込むにはディレクトリを組み込むにはディレクトリを組み込むにはディレクトリを組み込むには

1 データベース設定ユーティリティソフトウェアの files サブディレクトリから Siebel File System の att サブ

ディレクトリに適切なファイルをコピーします。

2 ファイルが適切な場所に配置されていることを確認します。

コードページコードページコードページコードページ データベースデータベースデータベースデータベース 値値値値

非 Unicode のコードページ すべて N

Unicode Oracle 8

Unicode IBM DB2 Y

Unicode MS SQL Server Y

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1 215

Page 216: Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイド - …...Microsoft Windows用用用Siebelインストールガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次

Siebel データベースの設定データベースの設定データベースの設定データベースの設定 � Siebel データベースへの Siebel レポジトリのインポート

Siebel データベースへのデータベースへのデータベースへのデータベースへの Siebel レポジトリのレポジトリのレポジトリのレポジトリのインポートインポートインポートインポート206 ページの「Siebel データベースコンポーネントのインストール」で説明したように、Siebel データベースをイ

ンストールすると、Siebel レポジトリ(プライマリ言語のみ)が自動的にインポートされます。 複数言語環境では、

プライマリ言語以外の各言語について、レポジトリを個別にインポートする必要があります。

このトピックで説明する内容は、複数言語環境を使用する顧客、またはなんらかの理由で Siebel レポジトリをイン

ポートする顧客を対象にしています。

ここでは、次のサブトピックについて説明します。

� 216 ページの「Siebel レポジトリのインポート」

� 219 ページの「Siebel データベースのレポジトリのインポートに関するログファイルの確認」

Siebel レポジトリのインポートレポジトリのインポートレポジトリのインポートレポジトリのインポート

このトピックは、216 ページの「Siebel データベースへの Siebel レポジトリのインポート」の一部です。

データベース設定ウィザードを使用して、Siebel レポジトリをインポートできます。 このタスクでは、Siebel デー

タベースにレポジトリテーブルを設定し、新しいオブジェクト定義を設定します。 複数言語環境では、プライマリ言

語以外の各言語について、Siebel レポジトリを個別にインポートします。 このタスクは、プライマリ言語の Siebelレポジトリには適用されません。

使用する Siebel Business Applications の数(Siebel Call Center、Siebel Sales、Siebel Service、Siebel Marketing など)に関係なく、各言語についてレポジトリテーブルを 1 回のみロードします。

備考:備考:備考:備考: データを Siebel レポジトリテーブルにインポートするとき、レポジトリデータがインポートされるテーブル

ごとにコミットが 1 回実行されます。 または、repimexp.exe ユーティリティを起動するとき、コマンドラインオ

プション /h num_rows_per_commitを含めることにより、コミット頻度を指定した行数に設定できます。

このトピックの手順のいくつかのステップは、既存のレポジトリに言語を追加するタスク、およびデータベース設定

ウィザードを使用するタスクに関連しています。 新しい言語をレポジトリに追加することにより、レポジトリオブ

ジェクトに対してローカライズされたユーザーインターフェイス文字列の行を設定します。これにより、Siebel Business Applications に UI が新しい言語で表示されます。

既存のレポジトリに新しい言語を追加するには、Siebel Enterprise Server インストーラを使用して Siebel Server 上にその言語パックをインストールしている必要があります。 また、Siebel データベースにもその言語を追

加している必要があります。 詳しくは、206 ページの「Siebel データベースコンポーネントのインストール」を参照

してください。

複数言語環境については、105 ページの「複数言語を使用したインストールおよび展開について」を参照してください。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1216

Page 217: Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイド - …...Microsoft Windows用用用Siebelインストールガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次

Siebel データベースの設定データベースの設定データベースの設定データベースの設定 � Siebel データベースへの Siebel レポジトリのインポート

Siebel レポジトリをインポートするにはレポジトリをインポートするにはレポジトリをインポートするにはレポジトリをインポートするには

1 206 ページの「Siebel データベースコンポーネントのインストール」の説明に従って、データベース設定ウィ

ザードを起動します。 [Siebel データベースオペレーション]画面に達するまでは、[データベースのインス

トール]タスク(該当するトピックを参照)と同じ方法でウィザードのプロンプトに応答します。

2 [Siebel データベースオペレーション]画面で、[レポジトリのインポート / エクスポート]を選択し、[次へ]

をクリックします。

3 [レポジトリオペレーションの選択]画面で、次のいずれかのオプションを選択します。

レポジトリのインポートレポジトリのインポートレポジトリのインポートレポジトリのインポート: このオプションを選択すると、 初にプライマリ(基本)言語で Siebel レポジトリ

がインポートされます。 [次へ]をクリックして、217 ページのステップ 4 に進みます (プライマリ言語以外

の既存のレポジトリに Siebel レポジトリデータをインポートする場合、このタスクは適用されません)。

既存のレポジトリへの言語の追加既存のレポジトリへの言語の追加既存のレポジトリへの言語の追加既存のレポジトリへの言語の追加: このオプションを選択すると、新しい言語が既存の Siebel レポジトリに追

加されます(新しい言語の Siebel レポジトリデータがインポートされます)。 [次へ]をクリックして、217ページのステップ 6 に進みます。

レポジトリのエクスポートレポジトリのエクスポートレポジトリのエクスポートレポジトリのエクスポート: このオプションを選択すると、Siebel レポジトリデータがプラットフォームに依

存しないファイルにエクスポートされます。このファイルは、必要に応じて、分析のためにグローバルカスタマ

サポートに送信できます (このタスクについては、このトピックで説明していません)。

4 [インポートの選択]画面で、標準 Siebel 8.x レポジトリをインポートするように指定し、[次へ]をクリック

します。

5 [言語の選択]画面で、言語を指定します。 レポジトリのインポートオペレーションの場合は、206 ページの

「Siebel データベースコンポーネントのインストール」でインストールする 初の言語であるプライマリ言語

(基本言語)を指定します。 言語の追加オペレーションの場合は、レポジトリに追加する言語を指定します。

この画面に表示される言語は、以前に Siebel Server 上に Siebel 言語パックをインストールした言語です。

6 [ODBC データソース名]画面で、ODBC データソースの名前(SBA_81_DSNなど)を指定し、[次へ]をク

リックします。

ODBC データソースについては、26 ページの「RDBMS のインストールおよび設定の計画」を参照してください。

7 [データベースのユーザー名]画面で、データベースに関する次の内容を指定し、[次へ]をクリックします。

データベースのユーザー名データベースのユーザー名データベースのユーザー名データベースのユーザー名: Siebel 管理者の名前(Oracle データベースおよび IBM DB2 の場合は sadmin、

MS SQL Server の場合は SADMINなど)を入力します。

データベースのパスワードデータベースのパスワードデータベースのパスワードデータベースのパスワード: Siebel 管理者のパスワードを入力します。

データベースのパスワード(確認)データベースのパスワード(確認)データベースのパスワード(確認)データベースのパスワード(確認): 確認のためにパスワードを再入力します。

8 [データベースのテーブルオーナー]画面でデータベースに関する次の内容を指定し、[次へ]をクリックします。

データベースのテーブルオーナーデータベースのテーブルオーナーデータベースのテーブルオーナーデータベースのテーブルオーナー: Siebel データベースのテーブルオーナーまたは Siebel オブジェクトを所

有するアカウント(Oracle データベースの ora***、IBM DB2 および MS SQL Server の siebelなど)を

入力します。

データベースのテーブルオーナーパスワードデータベースのテーブルオーナーパスワードデータベースのテーブルオーナーパスワードデータベースのテーブルオーナーパスワード: Siebelデータベースのテーブルオーナーパスワードを入力します。

データベースのテーブルオーナーパスワード(確認)データベースのテーブルオーナーパスワード(確認)データベースのテーブルオーナーパスワード(確認)データベースのテーブルオーナーパスワード(確認): 確認のためにパスワードを再入力します。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1 217

Page 218: Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイド - …...Microsoft Windows用用用Siebelインストールガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次

Siebel データベースの設定データベースの設定データベースの設定データベースの設定 � Siebel データベースへの Siebel レポジトリのインポート

9 [インポートレポジトリ名]画面で、次の値を入力し、[次へ]をクリックします。

インポートレポジトリ名インポートレポジトリ名インポートレポジトリ名インポートレポジトリ名: デフォルトの名前(Siebel レポジトリ)をそのまま使用するか、別の有効な名前を

入力します。

レポジトリファイル名/ローカライズされたレポジトリファイル名レポジトリファイル名/ローカライズされたレポジトリファイル名レポジトリファイル名/ローカライズされたレポジトリファイル名レポジトリファイル名/ローカライズされたレポジトリファイル名: 初にレポジトリをインポートする場合、

このフィールドの名前は[レポジトリファイル名]です。 既存のレポジトリに言語を追加する場合、このフィー

ルドの名前は[ローカライズされたレポジトリファイル名]です。 このレポジトリのデフォルトのインストール

パスとファイル名をそのまま使用するか、別の有効なインストールパスを入力します。

Oracle データベースの場合は、218 ページのステップ 10 に進みます。 IBM DB2 または MS SQL Server の場合は、218 ページのステップ 11 に進みます。

10((((Oracle データベースのみ)データベースのみ)データベースのみ)データベースのみ)[Oracle 並列インデックス]画面で、使用するインストールに該当する環境を指

定して、[次へ]をクリックして続行します。

� 並行インデックスを実行しません

� 並行インデックスを実行します

単一の CPU を使用している場合は、 初のオプションを選択してください。 複数の CPU を使用している場合

は、並行インデックスを実行して Oracle データベースを実行するかどうかによって、 初のオプションか 2 番

目のオプションを選択してください。

11[ログの出力先ディレクトリ]画面で、デフォルトログディレクトリを使用するか、または新しいディレクトリ

名を入力して[OK]をクリックします。

デフォルトでは、SIEBSRVR_ROOT¥log¥operation¥output ディレクトリにログが出力されます。

operation は実行する操作に対応します(レポジトリのインポートの場合は imprep、既存のレポジトリへの

言語の追加の場合は imprep_lang など)。

[設定パラメータレビュー]画面が表示されます。

12 データベース設定ウィザードの前の各画面で入力した設定値を確認します。

� いずれかの値を変更する場合は、[前へ]ボタンと[次へ]ボタンを使用して必要な画面にアクセスしてエ

ントリを変更し、この画面に戻ります。

� 設定値を確認して、[完了]をクリックします。 メッセージボックスに次のプロンプトが表示されます。

設定を今すぐ適用するには[OK]をクリックしてください。

設定を後で適用するには[取消]をクリックしてください。

設定を後で適用するためのコマンドラインは次のとおりです。

SIEBEL_ROOT¥siebsrvr¥bin¥siebupg.exe /m master_operation.ucf

ここで、このプロシージャの場合、operation は、imprep または imprep_lang です。

Siebel アップグレードウィザードが表示され、実行対象またはインポート対象の項目が表示されます。

備考:備考:備考:備考: プログラムまたはシステムのエラーが発生して Siebel アップグレードウィザードを再実行する必要があ

る場合は、ウィザードを再実行して、ウィザードが失敗した時点から開始できます。詳しくは、『Siebel データ

ベースアップグレードガイド』を参照してください。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1218

Page 219: Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイド - …...Microsoft Windows用用用Siebelインストールガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次

Siebel データベースの設定データベースの設定データベースの設定データベースの設定 � Siebel データベースへの Siebel レポジトリのインポート

13 処理を開始するには、[OK]をクリックします。

ウィンドウに、Siebel アップグレードウィザードのレポジトリのインポート活動に関する情報が表示されます。 オペレーションが完了すると、アップグレードウィザードにメッセージが表示されます。

インポートが成功したことを確認するには、ログファイルを確認します。 219 ページの「Siebel データベース

のレポジトリのインポートに関するログファイルの確認」を参照してください。

Siebel データベースのレポジトリのインポートに関するログファイルデータベースのレポジトリのインポートに関するログファイルデータベースのレポジトリのインポートに関するログファイルデータベースのレポジトリのインポートに関するログファイルの確認の確認の確認の確認

このトピックは、216 ページの「Siebel データベースへの Siebel レポジトリのインポート」の一部です。

レポジトリのインポートプロセスにより、SIEBEL_ROOT¥log サブディレクトリ内にいくつかのログファイルが作

成されます。 このサブディレクトリのファイルに、エラーがないか確認します。

詳しくは、212 ページの「Siebel データベースインストールのログファイルの確認」を参照してください。

Siebel データベースのレポジトリのインポートに関する許容可能なエラーデータベースのレポジトリのインポートに関する許容可能なエラーデータベースのレポジトリのインポートに関する許容可能なエラーデータベースのレポジトリのインポートに関する許容可能なエラーログファイルには、予期されている些細なエラーが記録されていることがあります。 ログファイルに記述されたすべ

てのエラーメッセージを、データベースサーバープラットフォームのサブディレクトリ(ORACLE、MSSQL など)

に保存されている errors.rtf ファイルのサンプルエラーメッセージと比較してください。errors.rtf ファイルに記

載されていないログファイルの場合は、そのログファイルのエラーメッセージは許容可能ではありません。ログファ

イルに記録されたエラーが errors.rtf ファイル内のリストにある場合、特別な処置は必要ありません。

備考:備考:備考:備考: ログファイルによっては、記録されている各種エラーのうちの 1 種類しか errors.rtf ファイルのリストにな

い場合があります。

errors.rtf ファイル内のリストにないエラーが見つかった場合は、そのエラーの原因になった条件を修正し、アッ

プグレードウィザードを再実行します。エラー番号だけを確認しないでください。新しいバージョンのドライバのイ

ンストールによってエラー番号が変更されている場合があります。実際のエラーの説明を比較して、そのプラット

フォームに対して許容可能なエラーかどうかを確認してください。

注意:注意:注意:注意: その他のエラーが万一発生した場合、この確認は重要です。インデックスの作成失敗などある種のエラーは

Siebel Business Applications のパフォーマンスの問題や異常な動作の原因になります。

Siebel データベースへのデータベースへのデータベースへのデータベースへの Siebel レポジトリのインポートのトラブルシューティングレポジトリのインポートのトラブルシューティングレポジトリのインポートのトラブルシューティングレポジトリのインポートのトラブルシューティングこの段階で発生する可能性がある一般的な問題は次のとおりです。

� 既存のレポジトリと同じ名前を指定してレポジトリをインポートする。

� データベースでテーブルスペースページが不足し、新しいデータページを割り当てることができない。これは、

テーブルスペースのサイズを大きくすると解決できます。

� ((((IBM DB2 のみ)のみ)のみ)のみ)DB2 設定パラメータ(APP_CTL_HEAP_SZなど)の設定に関するエラー。 Siebel アプリ

ケーションのガイドラインでは 小値のみを使用するように提案されているため、ほとんどの場合、より高い値

にリセットする必要があります。

前述のエラーは、レポジトリのインポートプロセスで作成されたログファイルに表示される場合があります。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1 219

Page 220: Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイド - …...Microsoft Windows用用用Siebelインストールガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次

Siebel データベースの設定データベースの設定データベースの設定データベースの設定 � Siebel データベースへの Siebel レポジトリのインポート

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1220

Page 221: Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイド - …...Microsoft Windows用用用Siebelインストールガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次

8 Siebel Web Server Extension ののののインストールと設定インストールと設定インストールと設定インストールと設定

この章は、Web サーバーに Siebel Web Server Extension(SWSE)をインストールおよび設定するシステム管

理者または Web マスターを対象としています。 次のトピックが含まれています。

� 221 ページの「Siebel Web Server Extension(SWSE)について」

� 222 ページの「SWSE のインストールと設定のプロセス」

� 223 ページの「SWSE のインストールと設定に関する要件」

� 226 ページの「Web サーバーのインストール」

� 227 ページの「SWSE のインストール」

� 230 ページの「SWSE の設定」

� 239 ページの「SWSE および Web サーバーのインストール後のタスク」

� 247 ページの「SWSE インストールのトラブルシューティング」

その他のインストール方法については、第 12 章「自動モードまたはコンソールモードでのインストールと設定」を

参照してください。

Siebel Web Server Extension((((SWSE)に)に)に)についてついてついてついてSiebel Web Server Extension(SWSE)を使用すると、Siebel Web クライアントと Siebel Server 間の通信

が可能になります。Siebel Business Applications は、ユーザーが標準の Web ブラウザからアクセスする Webベースアプリケーションの製品群です。いくつかのコンポーネントが連動して、エンドユーザーにアプリケーション

を提供します。

� Siebel Web クライアントクライアントクライアントクライアント: エンドユーザーのマシンのブラウザ上で実行している Siebel アプリケーション

クライアントです。

� Web サーバーサーバーサーバーサーバー: クライアントの Web ブラウザは、Web サーバーに接続して、Siebel アプリケーションにア

クセスします。次の Web サーバーとオペレーティングシステムがサポートされています。

� Microsoft IIS(Microsoft Windows で実行)

� IBM HTTP Server(AIX およびサポートされている Linux プラットフォームで実行)

� HP Apache Web Server(HP-UX で実行)

� Oracle HTTP Server(サポートされている Linux プラットフォームで実行)

� Sun Java System Web Server(Sun Solaris で実行)

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1 221

Page 222: Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイド - …...Microsoft Windows用用用Siebelインストールガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次

Siebel Web Server Extension のインストールと設定のインストールと設定のインストールと設定のインストールと設定 � SWSE のインストールと設定のプロセス

備考:備考:備考:備考: Web サーバーのプラットフォームサポートについては、Oracle Technology Network の「Siebel System Requirements and Supported Platforms」を参照してください。 サポートされている Web サー

バーのバージョンを使用することが非常に重要です。 Oracle HTTP Server を使用している場合は、My Oracle Support の「475370.1」(ドキュメント ID)も参照してください。このドキュメントは、以前は

「Siebel Alert 1317」として発行されていました。

各 Web サーバーについては、Web サーバーマシンのオペレーティングシステムに応じて、Windows バー

ジョンまたは UNIX バージョンの使用しているオペレーティングシステム用の『Siebel インストールガイド』

のこの章を参照してください。

Web サーバーおよびオペレーティングシステムのチューニングについては、『Siebel パフォーマンスチューニ

ングガイド』を参照してください。

� Siebel Web Server Extension((((SWSE)))): Web サーバー内で実行されるプラグイン拡張機能で、

Siebel Server 上で Siebel Web Engine(Call Center オブジェクトマネージャなどの、Application Object Manager コンポーネントの一部)と通信します。この章では、Web サーバーマシンへの SWSE のイ

ンストールと設定について説明します。

� Siebel Web Engine((((Application Object Manager //// Siebel Server)))): Siebel Web Engineは、Call Center オブジェクトマネージャなど、Siebel Server 上の Application Object Manager(AOM)

コンポーネントの一部です。 AOM により、Siebel アプリケーションのデータおよびロジックへのアクセスが提

供されます。

サポートされているハードウェア、オペレーティングシステムプラットフォーム、Web サーバー、および Web ブ

ラウザについては、Oracle Technology Network の「Siebel System Requirements and Supported Platforms」を参照してください。

SWSE のインストールと設定のプロセスのインストールと設定のプロセスのインストールと設定のプロセスのインストールと設定のプロセスSiebel Web Server Extension(SWSE)のインストールと設定は複数のタスクで構成されており、システム管理

者が次の順序で実行します。

1 SWSE のインストール要件を確認します。 223 ページの「SWSE のインストールと設定に関する要件」を参照

してください。23 ページの「トポロジの計画」も参照してください。

2 サードパーティ製のロードバランサーを使用している場合は、希望の負荷分散ソリューションをインストールし

設定します。

詳しくは、175 ページの「Siebel アプリケーションの負荷分散の設定」を参照してください。

3 Web サーバーをインストールします。 226 ページの「Web サーバーのインストール」を参照してください。

4 Siebel Enterprise を作成した後、1 つ以上の SWSE 論理プロファイルを作成します。インストールした

SWSE インスタンスを設定する前に、これを実行する必要があります。 230 ページの「SWSE の設定」を参照

してください。

5 (オプション)既存の SWSE をアンインストールします。223 ページの「SWSE のインストールと設定に関す

る要件」および 319 ページの「Siebel Web Server Extension のアンインストール」を参照してください。

6 SWSE を Web サーバーにインストールします。 227 ページの「SWSE のインストール」を参照してください。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1222

Page 223: Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイド - …...Microsoft Windows用用用Siebelインストールガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次

Siebel Web Server Extension のインストールと設定のインストールと設定のインストールと設定のインストールと設定 � SWSE のインストールと設定に関する要件

7 SWSE 論理プロファイルを適用することで、インストールした SWSE インスタンスを設定します。 インストー

ルした各 SWSE インスタンスに対して適用する必要があります。

ユーザー環境を初期設定してから再設定する場合(たとえば、追加の Siebel Server をすべてインストールし

て負荷分散設定ファイルを生成した後など)は、このステップを複数回実行する必要があります。 230 ページの

「SWSE の設定」および 175 ページの「Siebel アプリケーションの負荷分散の設定」を参照してください。

8 該当するインストール後のタスクを実行します。 239 ページの「SWSE および Web サーバーのインストール後

のタスク」を参照してください。

SWSE のインストールと設定に関する要件のインストールと設定に関する要件のインストールと設定に関する要件のインストールと設定に関する要件SWSE をインストールして設定する前に、このトピックで示す要件を確認してください。

一般的な要件一般的な要件一般的な要件一般的な要件� Siebel Business Applications ソフトウェアをインストールする前に、Oracle Technology Network の

「Siebel System Requirements and Supported Platforms」を確認する必要があります。

� 28 ページの「Siebel インストーラおよびウィザードに必要な一時ディスクスペースの管理」に説明されている

問題を確認します。たとえば、十分なディスクスペースがあることを確認します。

� 現在のリリースの Oracle Technology Network の「Siebel System Requirements and Supported Platforms」で示されている、現在リリースされている製品に対してサポートされている Web サーバーをイン

ストールしておく必要があります。226 ページの「Web サーバーのインストール」も参照してください。

SWSE をインストールする Web サーバーマシンが Oracle Technology Network の「Siebel System Requirements and Supported Platforms」に記述されているハードウェアおよびソフトウェアのプラット

フォーム要件をすべて満たしていることを確認します。

� Siebel Gateway Name Server、少なくとも 1 つの Siebel Server、およびデータベース設定ユーティリティ

を含む、すべての主要な Siebel Enterprise Server コンポーネントをインストールしておく必要があります。

Siebel Gateway Name Server の設定、Siebel Enterprise の作成と設定、SWSE 論理プロファイルの作

成、および Siebel Server の設定が必要となります。

Application Object Manager コンポーネントが、購入して使用する Siebel アプリケーションに対して有効

化されている必要があります。 サーバーコンポーネントの有効化については、『Siebel システム管理ガイド』を

参照してください。

備考:備考:備考:備考: SWSE ソフトウェアのインストールを完了して、Web サーバーから 初の Siebel Server への接続を

確認するまで、追加の Siebel Server のインストールは待機します。

� 複数の言語パックを 1 つの Web サーバーおよび 1 つの SWSE インスタンスに展開できます。Siebel Serverと Web サーバーは、同じ言語で運用する必要はありません。 ただし、Siebel Server、Web サーバー、および

他のすべてのサーバーコンポーネントは、同じ文字セットを使用する必要があります。 詳しくは、『Siebel Global Deployment Guide』を参照してください。105 ページの「複数言語を使用したインストールおよび展

開について」も参照してください。

� 少なくとも 1 つの SWSE が Siebel Enterprise Server ごとに必要です。

� 設定した SWSE インスタンスをアンインストールすると、関連する Siebel アプリケーションの仮想ディレクト

リも削除されます。319 ページの「Siebel Web Server Extension のアンインストール」も参照してください。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1 223

Page 224: Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイド - …...Microsoft Windows用用用Siebelインストールガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次

Siebel Web Server Extension のインストールと設定のインストールと設定のインストールと設定のインストールと設定 � SWSE のインストールと設定に関する要件

異種環境のサポート異種環境のサポート異種環境のサポート異種環境のサポートSWSE 設定は、同種環境または異種環境(SWSE 論理プロファイルを設定する Siebel Gateway Name Serverと、Web サーバーおよび SWSE が異なるオペレーティングシステムに存在する)で実行されます。

次のような場合に異種環境となります。

� Siebel Gateway Name Server を UNIX マシンまたは Linux マシンにインストールし、Web サーバーおよ

び SWSE を Windows マシンにインストールした場合。

� Siebel Gateway Name Server を Windows マシンにインストールし、Web サーバーおよび SWSE を

UNIX マシンまたは Linux マシンにインストールした場合。

物理 SWSE を設定(SWSE のインストール済みインスタンスに論理プロファイルを適用)する前に、ニーズに合わ

せて SWSE 論理プロファイルフォルダを別のマシンに移動できます。 詳しくは、236 ページの「SWSE 論理プロ

ファイルの適用」を参照してください。

Siebel 負荷分散に関する要件負荷分散に関する要件負荷分散に関する要件負荷分散に関する要件Siebel のネイティブな負荷分散機能を使用する場合は、負荷分散設定ファイル(lbconfig.txt)を生成し、SWSE論理プロファイルを作成した後、そのプロファイルのフォルダ内に負荷分散設定ファイルを配置する必要がありま

す。これは、SWSE 論理プロファイルをインストールした各 SWSE インスタンスに適用する前に行います。 SWSE設定ウィザードで、lbconfig.txt ファイルをインストール済み SWSE にコピーします。

詳しくは、175 ページの「Siebel アプリケーションの負荷分散の設定」を参照してください。

ユーザー特権に関する要件ユーザー特権に関する要件ユーザー特権に関する要件ユーザー特権に関する要件次に、SWSE ソフトウェアおよび Web サーバー上の Siebel 仮想ディレクトリのインストールまたは操作に影響す

る権限について、いくつかの要件を説明します。

SWSE プラグインを実行するユーザーには、SWSE_ROOT¥public¥language ディレクトリおよびそのサブディ

レクトリに対する読み込み/書き込み/実行権限が必要です(SWSE_ROOT は SWSE がインストールされている

ディレクトリ、language は ENU、FRA、CHT などの言語ディレクトリです)。 Windows の場合は、これらの権

限を IWAM_machinename および IUSR_machinename のユーザーアカウントに付与します。 これらの権限を

使用すると、静的なパブリックファイルを Web サーバーにキャッシュできます。 これらのフォルダは、SWSE をイ

ンストールして設定する際に作成されます。 通常、Siebel 管理者には SWSE_ROOT とそのすべてのサブディレク

トリに対する完全なアクセス権が必要です。

Web サーバー管理者とすべての Siebel ユーザーおよびグループには、Siebel アプリケーションのすべての仮想ディ

レクトリに対して、読み取りおよび実行権限を付与する必要があります。 仮想ディレクトリは、SWSE 設定時に Webサーバー上に作成されます。これらの権限が付与されていない場合、ログインページが適切に表示されません。

242 ページの「SWSE および仮想ディレクトリの権限の設定」も参照してください。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1224

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Siebel Web Server Extension のインストールと設定のインストールと設定のインストールと設定のインストールと設定 � SWSE のインストールと設定に関する要件

匿名ユーザーの設定に関する要件匿名ユーザーの設定に関する要件匿名ユーザーの設定に関する要件匿名ユーザーの設定に関する要件231 ページの「SWSE 論理プロファイルの作成」に記載されているように、SWSE 論理プロファイルを設定する際

は、Siebel ユーザーのユーザー名とパスワードの入力を求めるプロンプトが表示されます。Siebel ユーザーは、高

対話性アプリケーションおよび標準対話性アプリケーションのそれぞれの匿名ユーザーとして機能します。 展開に合

わせて適切に設定要件を満たす必要があります。 匿名ユーザーの設定については、『Siebel セキュリティガイド』を

参照してください。

� 高対話性のユーザー高対話性のユーザー高対話性のユーザー高対話性のユーザー: 高対話性アプリケーションの匿名ユーザーは、従業員アプリケーションのエンドユー

ザーにログインページを表示する匿名セッションを開始します。

ユーザー GUEST は、Siebel ユーザーとしてシードデータにあらかじめ存在しており、要件を満たしている場合

は、高対話性の匿名ユーザーとして指定できます。 匿名ユーザーとして別のユーザーを作成することもできます。

� 標準対話性のユーザー標準対話性のユーザー標準対話性のユーザー標準対話性のユーザー: 標準対話性アプリケーションの匿名ユーザーは、顧客アプリケーションのエンドユーザー

にログインページを表示する匿名セッションを開始し、アプリケーション内を匿名で移動できます。 このユーザー

は 1 人のユーザーとして定義する必要があり、アプリケーション内の公開ビューに対するアクセス権が必要です。

ユーザーGUESTCSTは、Siebel ユーザーとしてシードデータにあらかじめ存在しており、要件を満たしている場合

は、標準対話性の匿名ユーザーとして指定できます。 匿名ユーザーとして別のユーザーを作成することもできます。

� 初期設定後に、使用しているデータベースアカウントのパスワードを変更する場合や、別の匿名ユーザーを指定

することに決定した場合は、eapps.cfg ファイルを手動で編集するか、それぞれの物理 SWSE に対する

SWSE 論理プロファイルを再作成して再適用できます。

設定後に eapps.cfg ファイルを手動で編集して匿名ユーザー設定を更新するには、パラメータ

AnonUserNameおよび AnonPasswordの値を更新します。 詳しくは、『Siebel セキュリティガイド』を参照し

てください。 次の点に注意してください。

� 匿名ユーザーのアクセスは制限されていますが、設定または展開の前にデフォルトのパスワードを変更して

おくことをお勧めします。

� パスワードの暗号化が有効になっている場合は、encryptstringユーティリティを使用してパスワード

を暗号化してから、AnonPasswordの値として eapps.cfg に挿入する必要があります。 My Oracle Support の「475381.1」(ドキュメント ID)も参照してください。このドキュメントは、以前は

「Siebel Alert 1306」として発行されていました。

� ウィザードで設定した高対話性アプリケーションの匿名ユーザーは、このタイプのすべてのアプリケーショ

ンに適用するデフォルトとして eapps.cfg に定義されます。 AnonUserNameおよび AnonPasswordパラ

メータは、[defaults]セクションに 1 回定義されます。

� ウィザードで設定した標準対話性アプリケーションの匿名ユーザーは、このタイプの各アプリケーションに

対して eapps.cfg に個別に定義されます。 AnonUserNameおよび AnonPasswordパラメータは、アプリ

ケーション固有の各セクションに定義されます。

� 個別のアプリケーションに固有の匿名ユーザーを使用するには、eapps.cfg のアプリケーション固有の各

セクションに AnonUserNameおよび AnonPasswordを定義する必要があります。サンプルアプリケー

ションには、GUESTCPを使用できる Siebel Partner Relationship Management(PRM)、および

GUESTERMを使用できる Siebel Employee Relationship Management(ERM)が含まれています。

� grantusr.sqlスクリプトの編集による初期設定の前に、必要に応じて新しいデータベースユーザーを作成で

きます。このスクリプトは、Siebel データベースを設定する前に実行します (一般に、grantusr.sqlを確

認してから実行することをお勧めします)。 さらに、対応する Siebel ユーザーを追加する必要があります。202ページの「テーブルオーナーアカウントと管理者アカウントの作成」も参照してください。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1 225

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Siebel Web Server Extension のインストールと設定のインストールと設定のインストールと設定のインストールと設定 � Web サーバーのインストール

バイナリ共存に関する要件バイナリ共存に関する要件バイナリ共存に関する要件バイナリ共存に関する要件同じマシン上に同じまたは異なるバージョンの SWSE を共存させる必要がない場合は、現在のバージョンをインス

トールする前に、マシン上にある既存のバージョンの SWSE をアンインストールします。 319 ページの「Siebel Web Server Extension のアンインストール」を参照してください。

同じマシンに同じまたは異なるバージョンの SWSE を共存させると(これを「バイナリ共存」と呼びます)、一部

のアップグレードシナリオにおいて、または開発、テストなどの目的でそれらを利用できます。 ただし、通常は

Web サーバーマシンごとに 1 つの SWSE インスタンスをインストールすることをお勧めします。 バイナリ共存は、

ご使用のオペレーティングシステムおよび Web サーバープラットフォームにより制限される場合があります。

SWSE 論理プロファイルの作成と適用については、230 ページの「SWSE の設定」を参照してください。

備考:備考:備考:備考: 単一の Web サーバーマシンで SWSE の複数のインスタンスを実行する場合は、スケーラビリティおよびパ

フォーマンスに関する問題を考慮する必要があります。

次の注意事項およびバイナリ共存に適用される制限を確認してください。

� Java System Web Serverを使用したを使用したを使用したを使用したSun Solarisプラットフォームプラットフォームプラットフォームプラットフォーム: 同じマシンにSun Java SystemWeb Server の複数のインスタンス(仮想サーバーインスタンス)をインストールできます。 これらの仮想サー

バーインスタンスに対してSWSEの複数のインスタンスをインストールすることもできます。 異なるポートを使

用して個々の仮想サーバーインスタンスと通信するように、各 SWSE インスタンスを設定してください。

� Apache-based Web Server を使用したを使用したを使用したを使用した UNIX プラットフォーム(プラットフォーム(プラットフォーム(プラットフォーム(Linux を含む)を含む)を含む)を含む): 同じマシンに

Apache-based Web Server の複数のインスタンスをインストールできます。 これらの Web サーバーインス

タンスに対して SWSE の複数のインスタンスをインストールすることもできます。 異なるポートを使用して

個々の Web サーバーインスタンスと通信するように、各 SWSE インスタンスを設定してください。

� IIS を使用したを使用したを使用したを使用した Microsoft Windows プラットフォームプラットフォームプラットフォームプラットフォーム: 同じマシンに Web サーバーの単一インスタンス

のみインストールできます。 このマシンには SWSE の複数のインスタンスをインストールできますが、別のメ

モリスペースで実行できるように設定しないと、SWSE の複数のインスタンスを同時に実行できません。

SWSE の別のインスタンスがすでにインストールされ設定されているマシンに、SWSE のインスタンスを新し

くインストールした場合は、そのインスタンスを設定する前に、Siebel アプリケーションの仮想ディレクトリ

を作成するバッチファイルを編集して、新しいインスタンスの仮想ディレクトリの名前が一意になるようにする

必要があります。 仮想ディレクトリは、バッチファイル eapps_virdirs.bat または eapps_virdirs_sia.batによって作成されます(Siebel Industry Applications の場合)。これらのファイルは、SWSE 論理プロファ

イルディレクトリ内にあります。

SWSE を設定する前に該当するバッチファイルを編集し、仮想ディレクトリの不要なエントリを削除すること

もできます。

Web サーバーのインストールサーバーのインストールサーバーのインストールサーバーのインストールSWSE をインストールする前に、サポートされている Web サーバーソフトウェアを指定のマシンにインストール

し、設定して、起動します。 このタスクについてはベンダーのマニュアルに従ってください。この章にある関連する

情報も参照してください。

良のパフォーマンスとスケーラビリティを実現するには、Web サーバーを専用のマシンに配置します。

Web サーバーの設定タスクについては、239 ページの「SWSE および Web サーバーのインストール後のタスク」

にも記載されています。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1226

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Siebel Web Server Extension のインストールと設定のインストールと設定のインストールと設定のインストールと設定 � SWSE のインストール

SWSE のインストールのインストールのインストールのインストールこのトピックでは、ご使用の Web サーバーマシンに SWSE をインストールする手順について説明します。

インストールプログラムにより、Siebel ディレクトリ構造がセットアップされ、必要なファイルおよびコンポーネ

ントが Web サーバーの所定の位置にコピーされます。

初に、223 ページの「SWSE のインストールと設定に関する要件」および 226 ページの「Web サーバーのインス

トール」で説明されている要件およびタスクを確認してください。 94 ページの「展開タイプ別のインストールおよび

設定方法」、およびその他の該当するトピックも参照してください。

インストール後、SWSE 設定ウィザードが起動するので、SWSE 論理プロファイルの適用と SWSE インスタンス

の設定を行うことができます。

インストール後の SWSE 論理プロファイルの作成について、および SWSE インスタンスの設定については、230ページの「SWSE の設定」を参照してください。

小規模な展開の場合、代わりに FastTrack ウィザードを使用してインストールできます。詳しくは、126 ページの

「Siebel FastTrack ウィザードを使用したインストール」を参照してください。

自動モードまたはコンソールモードでインストールする場合は、第 12 章「自動モードまたはコンソールモードでの

インストールと設定」も参照してください。

備考:備考:備考:備考: 次の手順は基本製品のインストールに適用されます。 パッチインストールの手順については、

OracleMetaLink の「Siebel Maintenance Release Guide」を参照してください。17 ページの「Siebel リリー

スのインストールについて」も参照してください。

SWSE をインストールするにはをインストールするにはをインストールするにはをインストールするには

1 OS 管理者として Web サーバーマシンにログオンします。

2 (オプション)既存の SWSE をアンインストールします。 詳しくは、223 ページの「SWSE のインストールと

設定に関する要件」を参照してください。第 14 章「Siebel Business Applications のアンインストール」も参

照してください。

3 Windows エクスプローラで、現在のソフトウェアバージョンの Siebel イメージの場所に移動します。 次に、

インストーラがあるディレクトリに移動します。

この場合は、Siebel_Image¥Windows¥Server¥Siebel_Web_Server_Extension に移動します。

ここで、各項目は次のようになります。

� Siebel_Image = D:¥Siebel_Install_Image¥8.1.1.0 などのバージョン固有の Siebel ネットワーク

イメージのディレクトリです。

4 SWSE インストーラを起動するには、setup.exe をダブルクリックします。

[Siebel Web Server Extension の InstallShield ウィザードへようこそ]画面が表示されます。

5 [次へ]をクリックして続行します。

同一マシン上に同じバージョンの他の Siebel コンポーネントがインストールされている場合は、それらのコン

ポーネントが検出されたことを示すメッセージが表示されます。それ以外の場合は、228 ページのステップ 7に進みます。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1 227

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Siebel Web Server Extension のインストールと設定のインストールと設定のインストールと設定のインストールと設定 � SWSE のインストール

6 SWSE を初めてインストールするか、または既存のインスタンスに新しい言語を追加するかによって、次の中

の適切なアクションを実行します。

� SWSE ソフトウェアの新しいインスタンスをインストールするには、デフォルトの[なし]を選択し、[次

へ]をクリックします。

� 既存のインスタンスに新しい言語をインストールするには、表示されているインスタンスを選択し、[次へ]

をクリックします。228 ページのステップ 8 に進みます。

7 デフォルトのインストールディレクトリをそのまま使用するか、異なるインストールディレクトリを指定して

[次へ]をクリックします。

デフォルトの SWSE インストールディレクトリは、C:¥sba81¥SWEApp です。

注意:注意:注意:注意: SWSE をインストールするディレクトリとして Web サーバーのインストールディレクトリを指定しな

いでください。 指定すると、後で設定エラーになります。

8 SWSE 用にインストールする言語を 1 つまたは複数選択し、[次へ]をクリックします。

SWSE は、少なくとも 1 つの言語でインストールされます。これらの言語を使用してアプリケーションを実行

するには、言語をインストールする必要があります。 インストールする 初の言語は、プライマリ(基本)言語

として機能し、この言語を使用してサーバーメッセージおよびログが表示されます。

複数の言語をインストールした場合は、SWSE を設定するときに、展開するインストール済み言語およびプラ

イマリ言語として使用するインストール済み言語を指定できます。

接続元の AOM に必要なすべての言語のスーパーセットを SWSEにインストールして展開する必要があります。 企業内にインストールされているすべての言語をインストールして展開することをお勧めします。

後で別の言語を追加インストールできます。既存のインストールに言語を追加する場合、基本インストールの後

にインストールしたすべてのパッチリリースを再インストールする必要があります。

言語のインストールと展開については、次の項を参照してください。

� 26 ページの「RDBMS のインストールおよび設定の計画」

� 97 ページの「Siebel Enterprise Server のインストールおよび設定の要件」

� 105 ページの「複数言語を使用したインストールおよび展開について」

� 『Siebel Global Deployment Guide』

インストーラプログラムは、インストールの前提条件が満たされているかを確認する妥当性チェックを実行しま

す。 条件が満たされていない場合、その旨を通知するメッセージが表示されます。インストーラを終了し、要件

を再確認して、インストールを再開してください。

備考:備考:備考:備考: インストール先のマシンに Microsoft IIS ソフトウェアがインストールされていない場合、メッセージ

が表示され、metabaseedit.exe を起動できなかったことが通知されます。[取消]または[次へ]をクリッ

クすると、インストーラが終了します。IIS ソフトウェアをインストールし、SWSE インストーラを再起動し

ます。

言語を既存のインストールに追加する場合は、229 ページのステップ 12 に進みます。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1228

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Siebel Web Server Extension のインストールと設定のインストールと設定のインストールと設定のインストールと設定 � SWSE のインストール

9 [Program フォルダ]画面で、[次へ]をクリックして SWSE 設定ウィザードショートカットのデフォルトの

プログラムショートカットの場所を受け入れるか、希望の名前にプログラムフォルダ名を変更し、[次へ]をク

リックします。

英語(ENU)でのインストールの場合、デフォルトでは、ショートカットは Siebel Enterprise Server Configuration 8.1 内に作成されます。

デフォルトのプログラムグループ名およびショートカット名には、インストーラの実行に使用された言語が使用

されます。また、ショートカットで定義されている設定ウィザードコマンドにより、LANG 引数がインストー

ラの実行に使用された言語に設定されます。

LANG 引数については、148 ページの「設定ウィザードの構文要素」を参照してください。29 ページの

「Siebel インストーラおよびウィザードが実行する言語」も参照してください。

インストーラは SWSE をインストールする場所を表示します。インストールするソフトウェアに必要なディス

クスペースも表示します。

10[次へ]をクリックし、SWSE ファイルをインストールディレクトリ内にコピーします。または、設定を変更す

るには、[戻る]をクリックして選択を変更し、[次へ]をクリックするとこの画面に戻ります。

インストーラにより、指定したファイルのインストールが進められ、その進捗状況が表示されます。

すべての SWSE ファイルがインストールされると、Siebel Web Server Extension の Siebel 設定ウィザー

ド(SWSE 設定ウィザードとも呼ばれます)がインストーラにより起動されます。

11 次のアクションのいずれかを行います。

� 続けて SWSE を設定し、SWSE 論理プロファイルを適用します。詳しい手順については、230 ページの

「SWSE の設定」を参照してください。

� SWSE 設定ウィザードを終了し、後で設定します。設定が終了するまで、SWSE は使用できないので注意

してください。

設定を完了するか、取り消すと、インストーラにより次のメッセージが表示されます。

「InstallShieldウィザードは Siebel Web Server Extensionを正常にインストールしました。

InstallShieldウィザードを終了するには[完了]をクリックします。」

12 インストーラを終了するには、[完了]をクリックします。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1 229

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Siebel Web Server Extension のインストールと設定のインストールと設定のインストールと設定のインストールと設定 � SWSE の設定

SWSE の設定の設定の設定の設定このトピックでは、SWSE を設定して動作させる方法を説明します。SWSE は、次の 2 つの異なるフェーズで設定

します。

� SWSE 論理プロファイルの作成および設定論理プロファイルの作成および設定論理プロファイルの作成および設定論理プロファイルの作成および設定: このタスクは、Siebel Gateway Name Server と Siebel Enterprise を設定した後、Siebel 設定ウィザードで実行できます。 このウィザードは、Siebel Gateway Name Server をインストールすると作成され、インストール後に自動的に起動します。 231 ページの「SWSE論理プロファイルの作成」を参照してください。

� インストールしたインストールしたインストールしたインストールした SWSE へのへのへのへの SWSE 論理プロファイルの適用論理プロファイルの適用論理プロファイルの適用論理プロファイルの適用: このタスクは、SWSE 設定ウィザードで実

行できます。このウィザードは、SWSE をインストールすると作成され、SWSE のインストール後、自動的に

起動します。 236 ページの「SWSE 論理プロファイルの適用」を参照してください。

複数の SWSE インスタンスに対し同じ SWSE 論理プロファイルを使用できます。また、異なる設定要件のある一

連の SWSE インスタンスに対し、複数の SWSE 論理プロファイルを作成し使用することもできます。 すべての

SWSE 論理プロファイルを保持すること、および各プロファイルの適用先 SWSE インスタンスを書き留めておくこ

とをお勧めします。

SWSE 論理プロファイルで指定された設定を変更するには、SWSE 論理プロファイルの設定タスクをもう一度実行

し、同じ名前または異なる名前を指定します。SWSE 論理プロファイルを設定し、既存の論理プロファイルの場所

を指定すると、その既存のプロファイルが新しいプロファイルに置き換わります。 その後、該当する各 SWSE に論

理プロファイルを再適用する必要があります。

備考:備考:備考:備考: eapps.cfg ファイルの設定は手動で編集できます。手動で編集することが適切な場合もあります。 ただし、

このファイルが SWSE 論理プロファイルと同期しなくなる可能性があります。 SWSE 論理プロファイルを再作成ま

たは再適用すると、手動で追加した eapps.cfg ファイルへの変更が失われる可能性があります。

Siebel Enterprise を設定した後、SWSE 論理プロファイルをライブモードで直接作成すると、前のタスクで定義

した一時データから暗号化タイプが導出されます。

SWSE 論理プロファイルをオフラインモードで作成すると、eapps.cfg ファイルの ConnectString パラメータに

対して暗号化タイプが None に設定されます。 None は、Enterprise の設定で暗号化タイプとして None を選択し

た場合、暗号化なしの SISNAPI(None と同じ)、SSL 3.0 を使用する SISNAPI、または Enhanced SSL を使用

する SISNAPI と互換性があります。

備考:備考:備考:備考: Enterprise の設定で暗号化タイプを RSA または Microsoft Crypto に設定した場合、Siebel Server と

SWSE との間で暗号化設定の互換性を保つために、SWSE 論理プロファイルをライブモードで作成することを強く

お勧めします(必要に応じて)。

暗号化タイプの設定、および Secure Sockets Layer(SSL)の設定については、『Siebel セキュリティガイド』

を参照してください。

初に、223 ページの「SWSE のインストールと設定に関する要件」を確認してください。次の各項も参照してくだ

さい。

� 94 ページの「展開タイプ別のインストールおよび設定方法」

� 137 ページの「Siebel Enterprise Server と関連コンポーネントの設定について」

� 146 ページの「Siebel 設定ウィザードの起動」

� 152 ページの「設定タスクの実行」

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1230

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Siebel Web Server Extension のインストールと設定のインストールと設定のインストールと設定のインストールと設定 � SWSE の設定

ここでは、次のサブトピックについて説明します。

� 231 ページの「SWSE 論理プロファイルの作成」

� 232 ページの「SWSE 論理プロファイルの作成に関する設定」

� 236 ページの「SWSE 論理プロファイルの適用」

� 237 ページの「SWSE 論理プロファイルの適用に関する設定」

SWSE 論理プロファイルの作成論理プロファイルの作成論理プロファイルの作成論理プロファイルの作成

このトピックは、230 ページの「SWSE の設定」の一部です。

ここでは、SWSE 論理プロファイルを作成する手順について説明します。 手順は、SWSE 論理プロファイルを初め

て作成するか、別の設定を使用して同じプロファイルを再作成するか、あるいは追加プロファイルを作成するかに関

係なく同じです。

SWSE 論理プロファイルを作成するには論理プロファイルを作成するには論理プロファイルを作成するには論理プロファイルを作成するには

1 Siebel Enterprise Server のインストール後、Siebel 設定ウィザードを終了した場合は、146 ページの

「Siebel 設定ウィザードの起動」で説明されている方法を使用してこのウィザードを再起動します。

2 ライブモードとオフラインモードのどちらで設定するか指定し、[次へ]をクリックします。

オフラインモードで設定すると、設定内容は XML ファイルに保存されます(このファイルを後で適用します)。 このモードでは、選択の検証が限定的に実行されます。 詳しくは、137 ページの「Siebel Enterprise Serverと関連コンポーネントの設定について」を参照してください。

3 [新しい設定を作成]を選択し、[次へ]をクリックします。

4 [Siebel Web Server Extension の論理プロファイルの設定]タスクを選択し、[次へ]をクリックします。

5 後述のサブトピックの説明に従い、入力を行います。[次へ]をクリックし次の画面に移動します。設定が完了

するまで、これらを行います。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1 231

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Siebel Web Server Extension のインストールと設定のインストールと設定のインストールと設定のインストールと設定 � SWSE の設定

SWSE 論理プロファイルの作成に関する設定論理プロファイルの作成に関する設定論理プロファイルの作成に関する設定論理プロファイルの作成に関する設定

このトピックは、230 ページの「SWSE の設定」の一部です。

232 ページの表 15 に、SWSE 論理プロファイルを作成するときに、Siebel 設定ウィザードで要求される設定を示

します。ウィザードには、これらの設定の詳細を示すヘルプテキストが表示されます。

表では、これらのパラメータは、パラメータ名およびそのパラメータが表示される eapps.cfg ファイルのセクショ

ン名で識別できます。 たとえば、[/SiebelApp_lang]には、ドイツ語の Siebel Call Center アプリケーションを

示す [/callcenter_deu]などを指定します。

これらのパラメータの追加情報、および eapps.cfg ファイル内のその他のパラメータの追加情報については、次を

参照してください。

� 『Siebel セキュリティガイド』

� 『Siebel システム管理ガイド』

また、239 ページの「SWSE および Web サーバーのインストール後のタスク」のトピックも参照してください。

表 15 SWSE 論理プロファイル用の設定

Siebel 設定ウィザードの設定ウィザードの設定ウィザードの設定ウィザードの

パラメータパラメータパラメータパラメータ

eapps.cfg ファイルのファイルのファイルのファイルの

パラメータパラメータパラメータパラメータ コメント/説明コメント/説明コメント/説明コメント/説明

SWSE 論理プロファイル名 なし デフォルトでは、この場所は、インストールし

た Siebel Enterprise Server 製品(Siebel Gateway Name Server など)のホームディ

レクトリの下の admin¥Webserver フォルダ

になります。

たとえば、Windows の場合、デフォルトの

SWSE 論理プロファイルの場所は、

C:¥sba81¥gtwysrvr¥admin¥Webserver で

す。

SWSE を設定する場合は、236 ページの

「SWSE 論理プロファイルの適用」の説明に従っ

て、この場所を後で指定します。

Siebel Enterprise 名 [/SiebelApp_lang]ConnectString

ConnectString値の一部が、Siebel Enterprise 名を表します。

サーバーメッセージとログの言語 [swe]Language

サーバーメッセージおよびログに使用するプラ

イマリ言語を示します。 Siebel Enterprise Server ソフトウェアの設定時に選択した言語

と同じプライマリ言語を指定します。

105 ページの「複数言語を使用したインストー

ルおよび展開について」も参照してください。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1232

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Siebel Web Server Extension のインストールと設定のインストールと設定のインストールと設定のインストールと設定 � SWSE の設定

アプリケーション固有統計の収集 [swe]AllowStats

アプリケーション固有の統計情報を収集するか

どうかを指定します。

圧縮タイプ [/SiebelApp_lang]ConnectString

SWSE と Siebel Server との間の通信で使用

する圧縮のタイプを指定します。

ConnectString値の一部が、圧縮タイプを表

します。

可能な値: None または ZLIB

HTTP 1.1 準拠のファイアウォール

/ Web 圧縮の有効化

[defaults]DoCompression

詳しくは、242 ページの「Siebel アプリケー

ション対応の HTTP 圧縮の有効化」を参照して

ください。

ログインセッションのタイムアウ

ト値

[defaults]GuestSessionTimeout

デフォルト値: 900

アクティブセッションのタイムア

ウト値

[defaults]SessionTimeout

デフォルト値: 300

HTTP ポート番号 [defaults]HTTPPort

該当する Web サーバーが Web ブラウザの接続

のために使用するポート番号を指定します。

デフォルト値: 80

HTTPS ポート番号 [defaults]HTTPSPort

該当する Web サーバーが Web ブラウザの安全な

接続のために使用するポート番号を指定します。

デフォルト値: 443

完全修飾ドメイン名 [defaults]EnableFQDNFQDN

ウィザードで FQDN を指定すると、その値が

FQDNパラメータに保存され、EnableFQDNが

TRUEに設定されます。

高対話性または従業員ユーザーの

ログイン名およびパスワード

[defaults]AnonUserNameAnonPassword

エンドユーザーに従業員アプリケーションのロ

グインページを表示する匿名セッションを開始

する Siebel ユーザー ID を示します。

従業員アプリケーションは、[defaults] セク

ションで定義される、これらのパラメータを使

用します。

EncryptedPasswordパラメータは、

eapps.cfg ファイルでパスワードが暗号化され

ているかどうかを指定します。

匿名ユーザーについては、223 ページの

「SWSE のインストールと設定に関する要件」を

参照してください。

表 15 SWSE 論理プロファイル用の設定

Siebel 設定ウィザードの設定ウィザードの設定ウィザードの設定ウィザードの

パラメータパラメータパラメータパラメータ

eapps.cfg ファイルのファイルのファイルのファイルの

パラメータパラメータパラメータパラメータ コメント/説明コメント/説明コメント/説明コメント/説明

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1 233

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Siebel Web Server Extension のインストールと設定のインストールと設定のインストールと設定のインストールと設定 � SWSE の設定

パスワード暗号化 [defaults]EncryptedPassword

eapps.cfg ファイルに保存されるすべてのパス

ワードを暗号化するかどうかを指定します。 デフォルトでは、EncryptedPasswordは TRUE

です。

暗号化されたパスワードの管理については、

『Siebel セキュリティガイド』を参照してくだ

さい。

標準対話性または担当者ユーザー

のログイン名およびパスワード

[/SiebelApp_lang]AnonUserNameAnonPassword

エンドユーザーに顧客アプリケーションのログ

インページを表示する匿名セッションを開始す

る Siebel ユーザー ID を示します。

この匿名ユーザーは、Siebel アプリケーション

の公開ビューにアクセスする権限を持っている

必要があります。

顧客アプリケーションの場合に限り、これらの

パラメータは、eapps.cfg ファイル内のアプリ

ケーション固有のセクションで定義されます。

これらの値は、(従業員アプリケーションが使用

する)[defaults] セクションで定義される値を

上書きします。

EncryptedPasswordパラメータは、

eapps.cfg ファイルでパスワードが暗号化され

ているかどうかを指定します。

匿名ユーザーについては、223 ページの

「SWSE のインストールと設定に関する要件」を

参照してください。

Siebel エンタープライズセキュリ

ティトークン

[/SiebelApp_lang]SiebEntTrustToken

Web サーバー上の静的ファイルの更新に使用す

るパスワードを示します。

EncryptedPasswordパラメータは、

eapps.cfg ファイルでパスワードが暗号化され

ているかどうかを指定します。

このトークンについては、245 ページの

「Siebel エンタープライズセキュリティトークン

を使用した SWSE 上での Web サーバーの静的

ファイルの更新」を参照してください。

表 15 SWSE 論理プロファイル用の設定

Siebel 設定ウィザードの設定ウィザードの設定ウィザードの設定ウィザードの

パラメータパラメータパラメータパラメータ

eapps.cfg ファイルのファイルのファイルのファイルの

パラメータパラメータパラメータパラメータ コメント/説明コメント/説明コメント/説明コメント/説明

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1234

Page 235: Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイド - …...Microsoft Windows用用用Siebelインストールガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次

Siebel Web Server Extension のインストールと設定のインストールと設定のインストールと設定のインストールと設定 � SWSE の設定

Web サーバー固有統計: Web サーバーのデフォルトの統計ページ

[defaults]statspage

デフォルト値: _stats.swe

デフォルト値を変更し、Web サーバーの統計情

報が別のファイル名で保存されるようにするこ

とをお勧めします。

エンタープライズで SSL(Secure Sockets Layer)を導入

なし Siebel Server と SWSE との間の通信で SSLを使用するかどうかを指定します。SWSE の

SSL の設定は、該当する Web サーバーに接続

する Siebel Server の SSL の設定と互換性が

ある必要があります。

詳しくは、231 ページの「SWSE 論理プロファ

イルの作成」を参照してください。

このオプションを選択した場合に限り、残りの

SSL 関連のパラメータも設定するようウィザー

ドにより要求されます。

SSL および [ConnMgmt] セクションで定義さ

れる SSL 関連のパラメータについては、

『Siebel セキュリティガイド』を参照してくだ

さい。

証明書ファイル名 [ConnMgmt]CertFileName

詳しくは、『Siebel セキュリティガイド』を参

照してください。

認証機関(CA)発行の証明書ファ

イル名

[ConnMgmt]CACertFileName

詳しくは、『Siebel セキュリティガイド』を参

照してください。

プライベートキーファイルの名前

およびパスワード

[ConnMgmt]KeyFileNameKeyFilePassword

詳しくは、『Siebel セキュリティガイド』を参

照してください。

ピア認証の有効化 [ConnMgmt]PeerAuth

詳しくは、『Siebel セキュリティガイド』を参

照してください。

ピア証明書を確認 [ConnMgmt]PeerCertValidation

詳しくは、『Siebel セキュリティガイド』を参

照してください。

表 15 SWSE 論理プロファイル用の設定

Siebel 設定ウィザードの設定ウィザードの設定ウィザードの設定ウィザードの

パラメータパラメータパラメータパラメータ

eapps.cfg ファイルのファイルのファイルのファイルの

パラメータパラメータパラメータパラメータ コメント/説明コメント/説明コメント/説明コメント/説明

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1 235

Page 236: Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイド - …...Microsoft Windows用用用Siebelインストールガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次

Siebel Web Server Extension のインストールと設定のインストールと設定のインストールと設定のインストールと設定 � SWSE の設定

SWSE 論理プロファイルの適用論理プロファイルの適用論理プロファイルの適用論理プロファイルの適用

このトピックは、230 ページの「SWSE の設定」の一部です。

ここでは、インストールされている特定の SWSE のインスタンスに対して論理プロファイルを適用する手順につい

て説明します。 各 SWSE に対して同じ手順を実行します。

備考:備考:備考:備考: SWSE と Web サーバーが Gateway Name Server(標準)以外の別のマシンにある場合は、231 ページ

の「SWSE 論理プロファイルの作成」の説明に従ってプロファイルを作成した後、次のタスクを実行するために、プ

ロファイルフォルダを Web サーバーマシンにコピーするか、フォルダへのリモートアクセスを提供する必要があり

ます。 たとえば、Windows の場合は、プロファイルフォルダをリモートマシンの適切なドライブにマップします。

SWSE 論理プロファイルを適用するには論理プロファイルを適用するには論理プロファイルを適用するには論理プロファイルを適用するには

1 インストールしたこの SWSE インスタンスに使用する SWSE 論理プロファイルを決定します。

2 論理プロファイルフォルダがリモートマシン上にある場合は、そのフォルダに対するアクセス権を確認します。

3 負荷分散機能を使用する場合、lbconfig.txt ファイルを作成し、SWSE 論理プロファイルフォルダ内にその

ファイルを配置したことを確認します。 詳しくは、175 ページの「Siebel アプリケーションの負荷分散の設定」

を参照してください。

4 SWSE のインストール後、SWSE 設定ウィザードを終了した場合は、146 ページの「Siebel 設定ウィザードの

起動」で説明されている方法を使用してこのウィザードを再起動します。

5 ライブモードとオフラインモードのどちらで設定するか指定し、[次へ]をクリックします。

オフラインモードでの設定では、後で適用する設定内容が保存されます。 このモードでは、選択の検証が限定的

に実行されます。 詳しくは、137 ページの「Siebel Enterprise Server と関連コンポーネントの設定について」

を参照してください。

6 SWSE 論理プロファイルを適用するタスクを選択し、[次へ]をクリックします。

7 後述のサブトピックの説明に従い、入力を行います。[次へ]をクリックし次の画面に移動します。設定が完了

するまで、これらを行います。

備考:備考:備考:備考: SWSE 論理プロファイルを適用するタスクが完了すると、Web サーバーが自動的に停止し再起動します。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1236

Page 237: Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイド - …...Microsoft Windows用用用Siebelインストールガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次

Siebel Web Server Extension のインストールと設定のインストールと設定のインストールと設定のインストールと設定 � SWSE の設定

SWSE 論理プロファイルの適用に関する設定論理プロファイルの適用に関する設定論理プロファイルの適用に関する設定論理プロファイルの適用に関する設定

このトピックは、230 ページの「SWSE の設定」の一部です。

237 ページの表 16 に、SWSE を設定するとき、つまり SWSE 論理プロファイルを適用するときに、SWSE 設定ウィ

ザードで要求される設定を示します。ウィザードには、これらの設定の詳細を示すヘルプテキストが表示されます。

これらの設定の追加情報、および eapps.cfg ファイル内のその他のパラメータの追加情報については、次を参照し

てください。

� 『Siebel セキュリティガイド』

� 『Siebel システム管理ガイド』

表 16 SWSE 設定用の設定

SWSE 設定ウィザードの設定ウィザードの設定ウィザードの設定ウィザードの

パラメータパラメータパラメータパラメータ コメント/説明コメント/説明コメント/説明コメント/説明

導入する言語 選択する各言語は、インストール済みの言語である必要があります。展開す

る言語ごと、アプリケーションごとに、eapps.cfg ファイル内に個別のセ

クションが作成されます。たとえば、Siebel Call Center の場合、[/callcenter_lang] という名前のセクションが使用されます。

ConnectString値の一部が、展開する言語の 3 文字のコードを表します。

初期設定の後に新しい言語をインストールした場合は、SWSE 設定ウィ

ザードを再度実行し、[SWSE 設定の言語サポートの追加]オプションを選

択すると、その言語を展開できます。

詳しくは、105 ページの「複数言語を使用したインストールおよび展開につ

いて」を参照してください。

ロードバランサーの選択 Siebel のネイティブな負荷分散機能の使用、サードパーティ製の負荷分散

機能の使用、または負荷分散機能の未使用(Siebel Server を 1 つだけ展

開する場合)のいずれかを指定します。

詳しくは、175 ページの「Siebel アプリケーションの負荷分散の設定」を参

照してください。

Siebel Server ホスト名

(Siebel Server)Siebel Server マシンのホスト名を示します。Siebel Server を 1 つだけ

展開する場合はこれを指定します。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1 237

Page 238: Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイド - …...Microsoft Windows用用用Siebelインストールガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次

Siebel Web Server Extension のインストールと設定のインストールと設定のインストールと設定のインストールと設定 � SWSE の設定

Siebel Connection Broker ポート

Siebel Server マシンの Siebel Connection Broker(SCBroker)の

ポートを示します。Siebel Server を 1 つだけ展開する場合はこれを指定

します。 SCBroker のデフォルトポート番号は 2321 です。

備考:備考:備考:備考: このポートは、Web サーバーと Siebel Server 間のすべての通信に

使用されます。 SCBroker に指定したポート番号が、他のアプリケーション、

他の Siebel コンポーネント(Siebel Gateway Name Server など)、また

は他の Siebel Server インスタンスで占有されていないことを確認します。

SCBroker コンポーネントについては、『Siebel Deployment Planning Guide』および『Siebel システム管理ガイド』を参照してください。

SCBroker ポート番号を後で変更する必要がある場合は、Siebel Server Manager を使用して Static Port Numberパラメータ(エイリアス

PortNumber)の値を指定します。

サードパーティロードバランサー

のホスト名または仮想 IP アドレス

サードパーティ製の負荷分散機能を使用する場合、これを指定します。

サードパーティ製ロードバラン

サーのネットワークポート番号

サードパーティ製の負荷分散機能を使用する場合、これを指定します。

Siebel Web Server Extensionの論理プロファイルの場所

231 ページの「SWSE 論理プロファイルの作成」で作成した SWSE 論理プ

ロファイルの場所を示します。

表 16 SWSE 設定用の設定

SWSE 設定ウィザードの設定ウィザードの設定ウィザードの設定ウィザードの

パラメータパラメータパラメータパラメータ コメント/説明コメント/説明コメント/説明コメント/説明

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1238

Page 239: Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイド - …...Microsoft Windows用用用Siebelインストールガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次

Siebel Web Server Extension のインストールと設定のインストールと設定のインストールと設定のインストールと設定 � SWSE および Web サーバーのインストー

ル後のタスク

SWSE およびおよびおよびおよび Web サーバーのインストール後のサーバーのインストール後のサーバーのインストール後のサーバーのインストール後のタスクタスクタスクタスク展開での必要に応じて、次のインストール後のタスクを実行します。

� 239 ページの「SWSE のインストールの確認」

� 240 ページの「SWSE のログファイルの確認」

� 240 ページの「Web サーバーでの仮想ディレクトリの確認」

� 241 ページの「カスタム仮想ディレクトリの作成」

� 241 ページの「同一 Web サーバーでの ASP ページと Siebel アプリケーションのサポート」

� 242 ページの「SWSE および仮想ディレクトリの権限の設定」

� 242 ページの「Siebel アプリケーション対応の HTTP 圧縮の有効化」

� 244 ページの「SWSE 設定ファイル(eapps.cfg)の編集」

� 245 ページの「Web サーバーのデフォルトの HTTP ポートおよび HTTPS ポートの設定」

� 245 ページの「Siebel エンタープライズセキュリティトークンを使用した SWSE 上での Web サーバーの静的

ファイルの更新」

SWSE のインストールの確認のインストールの確認のインストールの確認のインストールの確認

このトピックは、239 ページの「SWSE および Web サーバーのインストール後のタスク」の一部です。

Siebel Web Server Extension(SWSE)を Web サーバーホストにインストールする間に作成された物理ディレ

クトリを表示して、eapps.cfg 設定ファイルなどのファイルの場所を確認します。

次のリストは、Web サーバーに SWSE をインストールしたときに作成される物理ディレクトリとファイルを示し

ます。これらのフォルダのいくつかは、 初のログインまで作成されません。リストで、language は、英語に対

応する ENU などのようにインストールした言語を表します。

SWEApp: SWSE の 上位レベルディレクトリ。

_uninst: SWSE ソフトウェアをアンインストールするために必要なファイルが含まれています。

eappweb: アンインストーラプログラムが含まれています。

ADMIN: SWSE の設定中に使用されるモデルファイルが含まれています。

base.txt: このインストールのバージョン情報が含まれているファイル。

lang.txt : バージョンと言語の情報が含まれているファイル。ここで、lang は enu、cht など、インス

トール済みの言語を表す 3 文字のコードです。

BIN : SWSE 設定ファイル(eapps.cfg)と SWSE 機能に必要なライブラリ(sweiis.dll など)が含ま

れています。

lang : 言語固有のファイルおよびスクリプト。これらのファイルおよびスクリプトは設定でき

ません。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1 239

Page 240: Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイド - …...Microsoft Windows用用用Siebelインストールガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次

Siebel Web Server Extension のインストールと設定のインストールと設定のインストールと設定のインストールと設定 � SWSE および Web サーバーのインストー

ル後のタスク

SWSE のログファイルの確認のログファイルの確認のログファイルの確認のログファイルの確認

このトピックは、239 ページの「SWSE および Web サーバーのインストール後のタスク」の一部です。

SWSE は、Siebel Server との接続の試行の結果として、1 つまたは複数のログファイルを生成します。 これらの

ログファイルは、SWSE_ROOT¥log にあります。

これらのファイルには、選択されているログレベルに従って、エラー、警告、全般情報が記録されます。Web サー

バーの障害や SWSE の無効な設定などのイベントは、これらのログに記録されます。ログファイルを分析して、

SWSE の問題を解決する手がかりを見つけることができます。

ログファイルの確認と、Web サーバーと SWSE の監視については、『Siebel システム監視および診断ガイド』を

参照してください。

Web サーバーでの仮想ディレクトリの確認サーバーでの仮想ディレクトリの確認サーバーでの仮想ディレクトリの確認サーバーでの仮想ディレクトリの確認

このトピックは、239 ページの「SWSE および Web サーバーのインストール後のタスク」の一部です。

Siebel Web Server Extension の設定時に作成された仮想ディレクトリを確認します。仮想ディレクトリは、イ

ンストールした Siebel Business Application 用の Web サーバーにインストールされます。たとえば、英語

(ENU)を使用した Siebel eService の eservice_enu ディレクトリがあります。

備考:備考:備考:備考: Microsoft Windows(および Microsoft IIS Web サーバー)では、SWSE 論理プロファイルを適用する前

に、作成する仮想ディレクトリをカスタマイズできます。 詳しくは、167 ページの「SWSE を設定するタスクの実

行」を参照してください。

ISSRUN: Customer Order Management CDA 実行用のファイルが含まれています。CDA ランタイ

ムは、主に Siebel Advisor で使用されますが、時には、カタログか製品設定として使用されます。

LOCALE : 実行時エラーに関する情報を持つリソースファイルが含まれています。 これらの言語固有の

ファイルおよびスクリプトは設定できません。

lang : 言語固有のファイルおよびスクリプト。これらのファイルおよびスクリプトは設定でき

ません。

LOG: Siebel Server での SWSE と Application Object Manager との通信エラーをレポートします。

PUBLIC: 各言語固有のサブディレクトリに、ブラウザを SWSE および Siebel Server のサブディレク

トリにリダイレクトするために使用する、デフォルトの HTML ファイル(default.htm)が含まれています。

lang:言語固有のファイル。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1240

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Siebel Web Server Extension のインストールと設定のインストールと設定のインストールと設定のインストールと設定 � SWSE および Web サーバーのインストー

ル後のタスク

Microsoft IIS の仮想ディレクトリを確認するにはの仮想ディレクトリを確認するにはの仮想ディレクトリを確認するにはの仮想ディレクトリを確認するには

1 Microsoft IIS マシンで、[コントロール パネル]、[管理ツール]、[インターネット インフォメーション サー

ビス]の順に移動します。

2 左側の machine_name(ローカルコンピュータ)をダブルクリックします。

3 右側のパネルの Web サイトをダブルクリックします。

4 右側のパネルの既定の Web サイトをダブルクリックします。

このマシンに作成されるすべての仮想ディレクトリは、右側に一覧されます。

カスタム仮想ディレクトリの作成カスタム仮想ディレクトリの作成カスタム仮想ディレクトリの作成カスタム仮想ディレクトリの作成

このトピックは、239 ページの「SWSE および Web サーバーのインストール後のタスク」の一部です。

仮想ディレクトリは、インストールした SWSE に SWSE 論理プロファイルを適用すると自動的に作成されます。 ただし、場合によっては、たとえば、Web のシングルサインオン(Web SSO)などの機能をテストできるようにし、

存在する Application Object Manager をポイントできるように独自の仮想ディレクトリを作成できます。

備考:備考:備考:備考: Microsoft Windows(および Microsoft IIS Web サーバー)では、SWSE 論理プロファイルを適用する前

に、作成する仮想ディレクトリをカスタマイズできます。 詳しくは、167 ページの「SWSE を設定するタスクの実

行」を参照してください。

同一同一同一同一 Web サーバーでのサーバーでのサーバーでのサーバーでの ASP ページとページとページとページと Siebel アプリケーションのアプリケーションのアプリケーションのアプリケーションのサポートサポートサポートサポート

このトピックは、239 ページの「SWSE および Web サーバーのインストール後のタスク」の一部です。

通常は、同一の Microsoft IIS Web サーバー上で ASP ページと Siebel アプリケーションをホストしないことをお

勧めします。同一 Web サーバー上で ASP ページと Siebel アプリケーションの両方を展開する場合は、Siebel アプリケーションと ASP ページを切り離す必要があります。これによって、パフォーマンスとスケーラビリティが低

下する可能性があります。

ASP ページを含むアプリケーションプールとは別のアプリケーションプールにすべての Siebel アプリケーション

(仮想ディレクトリ)を配置します。

サポートされている Microsoft IIS のバージョンについては、Oracle Technology Network の「Siebel System Requirements and Supported Platforms」を参照してください。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1 241

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Siebel Web Server Extension のインストールと設定のインストールと設定のインストールと設定のインストールと設定 � SWSE および Web サーバーのインストー

ル後のタスク

SWSE および仮想ディレクトリの権限の設定および仮想ディレクトリの権限の設定および仮想ディレクトリの権限の設定および仮想ディレクトリの権限の設定

このトピックは、239 ページの「SWSE および Web サーバーのインストール後のタスク」の一部です。

223 ページの「SWSE のインストールと設定に関する要件」の説明にあるとおり、権限を設定する必要があります。

Siebel アプリケーション対応のアプリケーション対応のアプリケーション対応のアプリケーション対応の HTTP 圧縮の有効化圧縮の有効化圧縮の有効化圧縮の有効化

このトピックは、239 ページの「SWSE および Web サーバーのインストール後のタスク」の一部です。

eapps.cfg ファイルの DoCompressionパラメータの値を設定することによって、SWSE が HTTP トラフィック

を圧縮するかどうか、またはいつ圧縮するかを指定できます。実行可能な場合に HTTP トラフィックを圧縮すると、

帯域幅の消費が大幅に減少します。この機能は HTTP 1.1 ではサポートされていますが、HTTP 1.0 ではサポート

されていません。

DoCompressionパラメータの値の設定については、『Siebel セキュリティガイド』を参照してください。

Microsoft IIS での静的なコンテンツの圧縮での静的なコンテンツの圧縮での静的なコンテンツの圧縮での静的なコンテンツの圧縮Siebel 圧縮フィルターは、動的コンテンツの圧縮だけを行います。

Siebel Business Applications で使用される Microsoft IIS Web サーバーの静的 Web コンテンツを圧縮する予

定がある場合は、IIS プロパティを次の例のように設定していることを確認します。

Microsoft IIS での静的圧縮の有効化およびプロパティの設定については、サードパーティベンダーのマニュアルを

参照してください。

次の例は、静的圧縮をサイトの要件に合わせて編集して有効にするための、Microsoft IIS Web サーバーで実行可

能なスクリプトを示しています。

HcSendCacheHeaders FALSE

hcNoCompressionForProxies TRUE

HcNoCompressionForHttp10 TRUE

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1242

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Siebel Web Server Extension のインストールと設定のインストールと設定のインストールと設定のインストールと設定 � SWSE および Web サーバーのインストー

ル後のタスク

rem --------------------------------------------------------------

rem run this on webserver site

rem make sure the directories c:¥inetpub¥AdminScripts¥ are correct.

rem --------------------------------------------------------------

c:

cd ¥

cd inetpub

cd AdminScripts

cscript.exe adsutil.vbs set W3Svc/Filters/Compression/GZIP/HcFileExtensions "htm" "html" "txt" "css" "js"

cscript.exe adsutil.vbs set W3Svc/Filters/Compression/DEFLATE/HcFileExtensions "htm" "html" "txt" "css" "js"

cscript.exe adsutil.vbs set W3Svc/Filters/Compression/Parameters/HcSendCacheHeaders "FALSE"

cscript.exe adsutil.vbs set W3Svc/Filters/Compression/Parameters/HcNoCompressionForProxies "TRUE"

cscript.exe adsutil.vbs set W3Svc/Filters/Compression/Parameters/HcNoCompressionForHttp10 "TRUE"

rem --------------------------------------------------------------

rem Verify the settings

rem --------------------------------------------------------------

cscript.exe adsutil.vbs get W3Svc/Filters/Compression/GZIP/HcFileExtensions

cscript.exe adsutil.vbs get W3Svc/Filters/Compression/DEFLATE/HcFileExtensions

注意:注意:注意:注意: 静的圧縮のためにこれらのプロパティを設定すると、その Web サーバーでサービスを提供するすべてのアプ

リケーションに影響します。したがって、このタイプの圧縮を有効にすることを決める前に、ベンダーのマニュアル

とサイトの要件をよく読んでください。 関連する事項またはホットフィックスを含む、Microsoft IIS の静的ファイ

ル圧縮について利用可能なベンダー情報をすべて確認します。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1 243

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Siebel Web Server Extension のインストールと設定のインストールと設定のインストールと設定のインストールと設定 � SWSE および Web サーバーのインストー

ル後のタスク

SWSE 設定ファイル(設定ファイル(設定ファイル(設定ファイル(eapps.cfg)の編集)の編集)の編集)の編集

このトピックは、239 ページの「SWSE および Web サーバーのインストール後のタスク」の一部です。

SWSE 設定プロセスでは、SWSE_ROOT¥bin の eapps.cfg ファイルを更新します。この同じファイルがすべて

のアプリケーション用に使用されます (eapps_sia.cfg など、その他のファイルも使用できます)。

eapps.cfg ファイルには、Application Object Manager の ID と接続性の情報、およびログインおよびセキュリ

ティ設定といった SWSE の設定中に入力した設定情報が含まれています。

SWSE 論理プロファイルを再作成し、再適用することで、eapps.cfg ファイル内の設定を変更できます。SWSE 論

理プロファイルを再適用するだけで、eapps.cfg ファイル内の設定を変更できる場合もあります。 詳しくは、230ページの「SWSE の設定」を参照してください。

また、eapps.cfg ファイル内の選択したオプションのパラメータを手動で追加または変更して、すべての Siebel アプリケーションまたは選択したアプリケーションに適用することもできます。たとえば、Siebel アプリケーション

のパフォーマンスを調整するために、これを行う場合があります (手動で編集した eapps.cfg ファイルは、SWSE論理プロファイルと同期しなくなる可能性があります)。

eapps.cfg ファイルの構造とパラメータについては、『Siebel システム管理ガイド』を参照してください。『Siebelセキュリティガイド』も参照してください。

eapps.cfg ファイルを編集するにはファイルを編集するにはファイルを編集するにはファイルを編集するには

1 メモ帳などのテキストエディタを使用して、SWSE_ROOT¥bin にある eapps.cfg ファイルを開きます (WordPad は使用しないでください)。

2 必要な変更を行います。ファイルを保存して閉じます。

3 次のものを停止して再起動します。

� IIS 管理サービスを停止します。

� World Wide Web Publishing のサービスを停止します。

� World Wide Web Publishing のサービスを開始します。

� IIS 管理サービスを開始します。

223 ページの「SWSE のインストールと設定に関する要件」の Web サービスの開始および停止に関する情報も

参照してください。

eapps.cfg ファイル内のセキュリティパラメータおよび認証パラメータについては、『Siebel セキュリティガイド』

を参照してください。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1244

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Siebel Web Server Extension のインストールと設定のインストールと設定のインストールと設定のインストールと設定 � SWSE および Web サーバーのインストー

ル後のタスク

Web サーバーのデフォルトのサーバーのデフォルトのサーバーのデフォルトのサーバーのデフォルトの HTTP ポートおよびポートおよびポートおよびポートおよび HTTPS ポートのポートのポートのポートの設定設定設定設定

このトピックは、239 ページの「SWSE および Web サーバーのインストール後のタスク」の一部です。

Web サーバーのデフォルトの HTTP ポートと HTTPS ポートは、それぞれ 80 と 443 です。 SWSE を Web サー

バーに展開するときに、デフォルト以外のポート番号を使用する場合は、次の手順を使用してポートを設定します。

デフォルトのポートをデフォルトのポートをデフォルトのポートをデフォルトのポートを HTTP とととと HTTPS に設定するにはに設定するにはに設定するにはに設定するには

1 244 ページの「SWSE 設定ファイル(eapps.cfg)の編集」の説明に従って、eapps.cfg file ファイルを開き

ます。

2 [defaults]セクションを検索します。

3 HTTPPortと HTTPSPortの番号を希望するポート番号に変更します。 次に例を示します。

HTTPPort = 81HTTPSPort = 444

備考:備考:備考:備考: または、SWSE 論理プロファイルを再作成して再適用することで、これらのポートを更新します。

4 Web サーバーを設定します。

a Microsoft IIS マシンで、[コントロール パネル]、[管理ツール]、[インターネット インフォメーション サービス]の順に移動します。

b 右側のパネルで、ローカルコンピュータ名をダブルクリックします。

c 右側のパネルで、Web サイトをダブルクリックします。

d 右側のパネルで、既定の Web サイトを右クリックして、[プロパティ]を選択します。

e [Web サイト]タブで、TCP ポートおよび SSL ポートの値を 245 ページのステップ 3 で設定した値と同じ

値に変更します。

Siebel エンタープライズセキュリティトークンを使用したエンタープライズセキュリティトークンを使用したエンタープライズセキュリティトークンを使用したエンタープライズセキュリティトークンを使用した SWSE 上上上上でのでのでのでの Web サーバーの静的ファイルの更新サーバーの静的ファイルの更新サーバーの静的ファイルの更新サーバーの静的ファイルの更新

このトピックは、239 ページの「SWSE および Web サーバーのインストール後のタスク」の一部です。

Siebel エンタープライズセキュリティトークンは、Siebel 管理者が Web サーバー上でアプリケーションイメージ

ファイルやカスケードスタイルシートファイルなど静的ファイルを更新するのに使用できるパスワードです。

Siebel Tools を使用して Siebel アプリケーションをカスタマイズした後、開発者が Siebel Server 上で

(webmaster サブディレクトリに)これらのファイルの更新したバージョンを配置している場合があります。

管理者が Web サーバーを再起動するたびに、Web サーバーは Siebel Server にアクセスして静的ファイルを更新

します。 ただし、SWSE ディレクトリの Web サーバー静的ファイルが更新されるたびに Web サーバーを再起動す

る必要はありません。 代わりに、SWSE を設定したときに指定した Siebel エンタープライズセキュリティトークン

を使用できます。 特に複数の Web サーバーを展開している場合は、このトークンをコマンドラインで入力すること

で、静的ファイルを更新できます。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1 245

Page 246: Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイド - …...Microsoft Windows用用用Siebelインストールガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次

Siebel Web Server Extension のインストールと設定のインストールと設定のインストールと設定のインストールと設定 � SWSE および Web サーバーのインストー

ル後のタスク

Siebel エンタープライズセキュリティトークンの値は、231 ページの「SWSE 論理プロファイルの作成」で説明さ

れているように、SWSE 論理プロファイルの設定時に設定します。 この値は、SWSE インストール用 eapps.cfgファイルの SiebEntSecTokenパラメータの値として定義されます。 デフォルトでは、この値は暗号化されます。

備考:備考:備考:備考: eapps.cfg でパスワードが暗号化されている場合、値を変更するには、SWSE 設定ウィザードで SWSE を

再設定して新しいパスワードを指定するか、encryptstringユーティリティを使用してパスワードを暗号化して

から eapps.cfg ファイルに手動で追加します。 eapps.cfg ファイルのパスワードを直接変更できるのは、暗号化が

使用されていない場合のみです。

EncryptedPasswordパラメータは、eapps.cfg ファイルでパスワードが暗号化されているかどうかを指定しま

す。 詳しくは、232 ページの「SWSE 論理プロファイルの作成に関する設定」を参照してください。『Siebel セキュ

リティガイド』も参照してください。

各言語固有のアプリケーションについては、静的ファイルがキャッシュされる SWSE のディレクトリは、

eapps.cfg ファイルの WebPublicRootDirパラメータの設定によって決まります。

(以前のいくつかのリリースでは、Siebel エンタープライズセキュリティトークンは、Web 更新プロテクトキーと

いう名前でした。対応する以前のパラメータ名(現在は SiebEntSecToken)は WebUpdatePasswordです。)

Web サーバー上の静的ファイルを更新するにはサーバー上の静的ファイルを更新するにはサーバー上の静的ファイルを更新するにはサーバー上の静的ファイルを更新するには

1 Web ブラウザセッションを開始します。

2 ブラウザに次の URL を入力します。

http://host:port/application/start.swe?SWECmd=UpdateWebImages&SWEPassword=EnterpriseSecurityToken

ここで、各項目は次のようになります。

� host = Web サーバーマシン名です。

� port = Web サーバーのリスニングポート番号(デフォルトのポート 80 を使用する場合は不要)です。

� application = callcenter_enu、sales_deu などの、この Web サーバーをホストとする Siebel アプリ

ケーションです。

� EnterpriseSecurityToken = SiebEntSecTokenパラメータによって eapps.cfg ファイルで定義され

る、Siebel エンタープライズセキュリティトークンの暗号化されていないバージョンです。

次に例を示します。

http://siebel:81/sales_deu/start.swe?SWECmd=UpdateWebImages&SWEPassword=siebel

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1246

Page 247: Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイド - …...Microsoft Windows用用用Siebelインストールガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次

Siebel Web Server Extension のインストールと設定のインストールと設定のインストールと設定のインストールと設定 � SWSE インストールのトラブルシューティ

ング

SWSE インストールのトラブルシューティングインストールのトラブルシューティングインストールのトラブルシューティングインストールのトラブルシューティングこのトピックでは、SWSE をインストールおよび設定するときに発生する可能性がある問題を解決するための提案

を示します。

� 問題問題問題問題: インストール後に Siebel Web クライアントを起動すると、次のメッセージが表示されます。

「ページを表示できません」

原因原因原因原因: 次のいずれかの可能性があります。

� Web サーバーインスタンスが停止しています。

� 仮想ディレクトリがインストールされていないか、正しく設定されていません。

� Web サーバーのポートが eapps.cfg ファイルで正しく指定されていません。

� Siebel Server コンポーネントまたはコンポーネントグループが有効になっていません。

解決策解決策解決策解決策: 次の項目を順番に確認し、問題を解決します。

� Web サーバーのインスタンスが実行されていることを確認します。

� ブラウザと Web サイトの接続を更新します。

� eapps.cfg ファイル内の Web サーバーのポート情報が正しいことを確認します。

� 仮想ディレクトリのローカルパスが正しいこと、つまり次のようになっていることを確認します。

SWSE_ROOT¥PUBLIC¥language

� 独自に作成した仮想ディレクトリをテストしている場合は、sweiis.dll パラメータを仮想ディレクトリに追

加したことを確認します。このパラメータにより、Siebel Server と通信できます。詳しくは、241 ペー

ジの「カスタム仮想ディレクトリの作成」を参照してください。

� eapps.cfg ファイルに指定されている匿名ユーザー(AnonUserNameパラメータおよび AnonPassword

パラメータ)が、正しい権限が設定された Siebel データベースにも定義されていることを確認します。 定義されていない場合、エンドユーザーはホームページにアクセスできません。223 ページの「SWSE のイ

ンストールと設定に関する要件」も参照してください。

� Siebel アプリケーションの接続文字列が正しいことを確認します。値は次のようになります(負荷分散機

能が展開されていない場合)。

ConnectString = siebel.TCPIP.none.none://SiebelServerHost:2321/EnterpriseServerName/ProductNameObjMgr_language

� 必要なSiebel Serverコンポーネントおよびコンポーネントグループが有効になっていることを確認します。

� 問題問題問題問題: Siebel アプリケーションの応答が停止し、空白ページまたは「ページが見つかりません」が表示されま

す。または Siebel アプリケーションがタイムアウトになります。

原因原因原因原因: Siebel Business Applications の eapps.cfg ファイルの [defaults]セクション内で適切なパラ

メータを使用していません。

解決策解決策解決策解決策: eapps.cfg ファイルの [defaults]セクションに、AnonUserName、AnonPassword、HTTPPort、

および HTTPSPortの有効な値があることを確認します。また、SessionTimeoutおよび

GuestSessionTimeoutに適切な値が設定されていることを確認します。これらのパラメータ、およびその他

のパラメータの設定については、231 ページの「SWSE 論理プロファイルの作成」を参照してください。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1 247

Page 248: Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイド - …...Microsoft Windows用用用Siebelインストールガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次

Siebel Web Server Extension のインストールと設定のインストールと設定のインストールと設定のインストールと設定 � SWSE インストールのトラブルシューティ

ング

� 問題問題問題問題: IIS 管理サービスを停止した後、次のエラーメッセージが表示されます。

サービスが開始依頼または制御依頼にすぐに応答しませんでした

原因原因原因原因: [コントロール パネル]、[管理ツール]、[サービス]の順に選択して IIS 管理サービスを停止すると、

エラーが発生します。

解決策解決策解決策解決策: DOS コマンドウィンドウを開き、次のコマンドを入力して、管理サービス(inetinfo.exe、

dllhost.exe など)が使用したすべてのリソースを解放します。

IISRESET /START

これを実行した後も Siebel アプリケーションを起動できない場合は、マシンを再起動する必要があります。

� 問題問題問題問題: Siebel Web クライアントにアクセスできません。 ブラウザのステータスバーに「SWESubmitOnEnter

が未定義です」などのメッセージが表示され、ログインページが表示されたまま応答が停止します。または、

Siebel Web クライアントのログページが正しく表示されません。たとえば、イメージが表示されません。

原因原因原因原因: IWAM_machinename および IUSR_machinename のユーザーアカウントに、

SWSE_ROOT¥public¥lang ディレクトリに対する適切な権限がありません。

解決策解決策解決策解決策: Web サーバーを停止します(詳しくは、223 ページの「SWSE のインストールと設定に関する要件」

を参照してください)。 権限が、223 ページの「SWSE のインストールと設定に関する要件」に記載されている

要件を満たしていることを確認します。Web サーバーを再起動します。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1248

Page 249: Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイド - …...Microsoft Windows用用用Siebelインストールガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次

9 Siebel モバイルモバイルモバイルモバイル Web クライアントのクライアントのクライアントのクライアントのインストールインストールインストールインストール

この章では、Siebel モバイル Web クライアント、Siebel Developer Web Client および Siebel サンプルデータ

ベースのインストール方法、および Siebel アプリケーションの起動方法について説明します。 次のトピックが含ま

れています。

� 249 ページの「Siebel クライアントのインストールについて」

� 251 ページの「Siebel クライアントのインストールプロセス」

� 251 ページの「Siebel クライアントのインストール前のタスク」

� 254 ページの「Siebel モバイル Web クライアントと Developer Web Client のインストール」

� 258 ページの「Siebel サンプルデータベースのインストール」

� 261 ページの「ENU 以外のレポジトリとシードデータの Siebel サンプルデータベースへのインポート」

� 262 ページの「Siebel クライアントのインストール後のタスク」

� 264 ページの「Siebel アプリケーションへのログイン」

� 266 ページの「Siebel クライアントのショートカットおよび起動オプション」

� 271 ページの「Siebel モバイル Web クライアントでの Siebel QuickStart の使用」

アンインストールの手順については、321 ページの「Siebel クライアントおよび Siebel Tools のアンインストール」

を参照してください。

Siebel クライアントのインストールについてクライアントのインストールについてクライアントのインストールについてクライアントのインストールについてOracle Technology Network の「Siebel System Requirements and Supported Platforms」で説明するオ

ペレーティングシステムおよびハードウェアへの Siebel モバイル Web クライアントおよび Developer Web Client のインストールがサポートされています。これらのクライアントは、サポートされている Microsoft Windows プラットフォーム上でのみ、インストールおよび実行が可能です。 Siebel クライアントタイプについて

は、『Siebel Deployment Planning Guide』を参照してください。

Siebel モバイル Web クライアントおよび Developer Web Client のインストーラプログラムは、Oracle Universal Installer フレームワークに基づいており、以前のリリースのインストーラとはさまざまな点で異なりま

す。 これらの相違の大半は、Siebel Tools インストーラにも該当します。 次の相違があります。

� インストーラ実行可能プログラムの場所が Siebel ネットワークイメージ内で変更されました。 サブディレクト

リの追加されたレベルに配置されるようになりました。 インストーラを起動する実行可能プログラムは oui.exeになりました。

� siebel.ini ファイルは使用されなくなりました。

� インストールタスクのフローが Oracle Universal Installer フレームワークの標準に準拠するように変更されま

した。 Oracle Universal Installer と共通の画面が 初に表示され、次に、Siebel クライアントに特に関連する

画面が続きます。 Oracle Universal Installer の一般的な機能については、オンラインヘルプを利用できます。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1 249

Page 250: Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイド - …...Microsoft Windows用用用Siebelインストールガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次

Siebel モバイルモバイルモバイルモバイル Web クライアントのインストールクライアントのインストールクライアントのインストールクライアントのインストール � Siebel クライアントのインストールについて

� 1 つ以上の Siebel 言語パックを既存のクライアントインストールに追加するタスクが変更されました。 このタ

スクのために選択する特別なオプションはありません。 言語展開オプションの概要については、105 ページの

「複数言語を使用したインストールおよび展開について」を参照してください。

� Siebel クライアントがインストールされるデフォルトのディレクトリが変更されました。 新しいデフォルトの

インストール場所は D:¥Siebel¥8.1¥Client_1 です。この場所または同様の場所が Oracle ホームのパスとし

てクライアントインストーラで指定されます (1 つ以上の既存のインストールがある場合は、新しいインス

トールのデフォルトディレクトリに、D:¥Siebel¥8.1¥Client_2 など、次の整数が指定されます)。

� Siebel アプリケーションのショートカットの作成先プログラムグループ名が変更され、Oracle ホームの名前

が使用されるようになりました。この名前がインストールされているインスタンスの名前です。 新しいプログラ

ムグループは Siebel8_home1¥Siebel Web Client 8.1 です。 Oracle ホームの場所のプログラムグループ名

は直接指定できません (1 つ以上の既存のインストールがある場合は、新しいインストールに対するデフォル

トの Oracle ホームに、Siebel8_home2 など、次の整数が指定されます)。

� 29 ページの「Siebel インストーラおよびウィザードが実行する言語」で説明されているサポート対象言語で、

インストーラのユーザーインターフェイスを実行できます。

� このインストーラでは、[標準]、[コンパクト]、[カスタム]のインストールタイプが適用されなくなりました。

� インストーラに、Siebel クライアント固有の前提条件チェックが表示されるようになりました。

� Siebel クライアントをインストールするとき、Oracle Universal Installer に関連する追加のフォルダが複数

作成されます。

� Siebel Packager ユーティリティは廃止されました。

� ActiveX コントロールの事前展開は無効になりました。

� [コントロール パネル]の[プログラムの追加と削除]によるアンインストールは提供されません。 インストー

ルしたインスタンスをアンインストールするには、Oracle Universal Installer を実行し、製品を削除するオ

プションをクリックします。詳しくは、321 ページの「Siebel クライアントおよび Siebel Tools のアンインス

トール」を参照してください。

このマニュアルでは、インストールがエンドユーザーではなく、管理者によって実行されるものとみなしています。

備考:備考:備考:備考: 同じシステムで Siebel クライアントの複数のインスタンスのインストールまたは実行が可能です。 既存の基

本インストールに適用されるメンテナンスリリースを除いて、それぞれの異なる Siebel クライアントバージョンを

個別の場所にインストールする必要があります。高対話性アプリケーションで使用される ActiveX コントロールの

バージョンは、メンテナンスリリースを含む各 Siebel 製品リリースにより異なります。17 ページの「Siebel リリースのインストールについて」も参照してください。

インストール後にモバイル Web クライアントユーザーをサポートするには、Siebel Remote Server への接続も

確認します。 詳しくは、168 ページの「Siebel Server のインストール後のタスク」を参照してください。『Siebel Remote and Replication Manager 管理ガイド』も参照してください。

Siebel クライアントソフトウェアのアンインストールについては、321 ページの「Siebel クライアントおよび

Siebel Tools のアンインストール」を参照してください。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1250

Page 251: Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイド - …...Microsoft Windows用用用Siebelインストールガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次

Siebel モバイルモバイルモバイルモバイル Web クライアントのインストールクライアントのインストールクライアントのインストールクライアントのインストール � Siebel クライアントのインストールプロセス

Siebel クライアントのインストールプロセスクライアントのインストールプロセスクライアントのインストールプロセスクライアントのインストールプロセスSiebel クライアントのインストールとセットアップは、Siebel 管理者が実行する次のタスクで構成されます。 イン

ストーラを起動した後、モバイル Web クライアントまたは Developer Web Client のインストールを選択できま

す。 Siebelクライアントまたはサンプルデータベースをインストールする場合は、言語パックもインストールします。

1 インストール前のタスクを確認します。 251 ページの「Siebel クライアントのインストール前のタスク」を参照

してください。

2 Siebel クライアントをインストールします。 254 ページの「Siebel モバイル Web クライアントと Developer Web Client のインストール」を参照してください。

3 (オプション)Siebel サンプルデータベースをインストールします。 258 ページの「Siebel サンプルデータベー

スのインストール」を参照してください。

4 インストールを検証します。 262ページの「Siebelクライアントのインストール後のタスク」を参照してください。

5 必要に応じて、モバイル Web クライアントまたは Developer Web Client の設定パラメータの値を変更しま

す。 詳しくは、『Siebel システム管理ガイド』を参照してください。

6 Siebel アプリケーションにログインします。 モバイル Web クライアントユーザーの場合は、Siebel Serverからのローカルデータベースのダウンロードも必要です。 264 ページの「Siebel アプリケーションへのログイ

ン」を参照してください。

Siebel クライアントのインストール前のタスククライアントのインストール前のタスククライアントのインストール前のタスククライアントのインストール前のタスクSiebel クライアントインストーラを実行する前に、このトピックの問題とタスクを確認します。

インストールの管理者権限インストールの管理者権限インストールの管理者権限インストールの管理者権限Siebel モバイル Web クライアントおよび Developer Web Client のインストールまたはアンインストールには、

管理者権限が必要です。

管理者権限の設定については、Siebel クライアントソフトウェアをインストールする Microsoft Windows のバー

ジョンに応じたオペレーティングシステムのマニュアルを参照してください。

Siebel クライアントソフトウェアのアンインストールについては、321 ページの「Siebel クライアントおよび

Siebel Tools のアンインストール」を参照してください。

ディレクトリの命名規則ディレクトリの命名規則ディレクトリの命名規則ディレクトリの命名規則デフォルトでは、Siebel クライアントインストーラは、インストールディレクトリを D:¥Siebel¥8.1¥Client_1 に設

定します。別の場所にインストールするように指定することもできますが、一般にはデフォルトの場所をお勧めします。

バージョン番号とインストール対象コンポーネントの両方が記述されているインストールディレクトリ名を使用しま

す。 ディレクトリ名には、Windows 互換の長いファイル名に該当する文字を使用できます。ただし、インストール

ディレクトリにはスペースを使用しないでください。

このマニュアルでは、Siebel クライアントをインストールするディレクトリは、多くの場合 SIEBEL_CLIENT_ROOTと呼ばれます。デフォルト以外のディレクトリにインストールする場合は、この章の以降の部分で適宜ディレクトリ名

を置き換えてください。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1 251

Page 252: Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイド - …...Microsoft Windows用用用Siebelインストールガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次

Siebel モバイルモバイルモバイルモバイル Web クライアントのインストールクライアントのインストールクライアントのインストールクライアントのインストール � Siebel クライアントのインストール前のタスク

注意:注意:注意:注意: Siebel Tools などの他の Siebel コンポーネントは、D:¥Siebel¥8.1¥Client_1 など、Siebel クライアン

トをインストールしたディレクトリにはインストールしないでください。各コンポーネントを個別のディレクトリに

インストールするか、D:¥Siebel¥8.1 のサブディレクトリなど、 上位レベルのディレクトリのサブディレクトリ

にインストールしてください。 サンプルデータベースをインストールする場合は、Siebel モバイル Web クライアン

トと同じディレクトリにインストールします (または、サンプルデータベースをモバイル Web クライアントのディ

レクトリではなく Siebel Tools のディレクトリにインストールすることもできます)。 複数の Siebel コンポーネン

ト(別のデータソースにアクセスする)を同じマシンにインストールする場合は、ディレクトリの命名規則を決定し

てからインストールを開始してください。

Siebel Tools のインストールについては、第 10 章「Siebel Tools のインストール」を参照してください。

Siebel サンプルデータベースのインストールについては、258 ページの「Siebel サンプルデータベースのインス

トール」を参照してください。

Siebel クライアントの要件と推奨事項クライアントの要件と推奨事項クライアントの要件と推奨事項クライアントの要件と推奨事項Siebel クライアントのインストールを開始する前に、Oracle Technology Network の「Siebel System Requirements and Supported Platforms」で説明しているハードウェア、システムソフトウェア、およびサー

ドパーティ製のソフトウェアの要件と推奨事項を確認してください。

Siebel Developer Web Client の限定サポートの限定サポートの限定サポートの限定サポートSiebel Developer Web Client は、エンドユーザーの実装ではサポートされていません。このクライアントタイプ

は、開発、トラブルシューティングおよび制限された管理目的の使用シナリオでのみサポートされています。

備考:備考:備考:備考: 一部の Siebel 7.x リリースでは、Developer Web Client は専用 Web Client と呼ばれていました。

Developer Web Client のデータベース接続ソフトウェアのデータベース接続ソフトウェアのデータベース接続ソフトウェアのデータベース接続ソフトウェアSiebel データベースに直接接続する Siebel Developer Web Client コンピュータには、ベンダーに固有の適切な

データベース接続ソフトウェアをインストールする必要があります。 Oracle Technology Network の「Siebel System Requirements and Supported Platforms」を参照してください。

備考:備考:備考:備考: Siebel クライアントをインストールする前に、データベース接続ソフトウェアの正しいバージョンがインス

トールされている必要があります(関連する siebel.ini ファイルの設定が変更されていない場合)。

詳しくは、262 ページの「Siebel クライアントのインストール後のタスク」を参照してください。

データベース接続ソフトウェアをインストールしたら、次のように設定します。

� Oracle データベースでは、Oracle クライアントソフトウェアをインストールして設定し、Siebel データベー

スに接続します。接続文字列とテーブルオーナー情報を、付録 A「展開計画ワークシート」のワークシートに記

録します。Oracle Technology Network の「Siebel System Requirements and Supported Platforms」で指定されているバージョンのドライバを使用します。

Oracle クライアントの場合は、開発環境データベース用にバイナリ並べ替え順を使用します。 この設定は、

Developer Web Client が十分なパフォーマンスで動作するために必要です。

詳しくは、32 ページの「Siebel アプリケーションのロケールの指定」を参照してください。44 ページの

「Siebel アプリケーション向け Oracle データベースの設定」と『Siebel データベースアップグレードガイド』

も参照してください。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1252

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Siebel モバイルモバイルモバイルモバイル Web クライアントのインストールクライアントのインストールクライアントのインストールクライアントのインストール � Siebel クライアントのインストール前のタスク

� IBM DB2 では、DB2 クライアントソフトウェアをインストールして設定し、Siebel データベースに接続しま

す。接続文字列とテーブルオーナー情報を、付録 A「展開計画ワークシート」のワークシートに記録します。

Oracle Technology Network の「Siebel System Requirements and Supported Platforms」で指定さ

れているバージョンの ODBC ドライバを使用します。

� IBM DB2 for z/OS では、DB2 Connect を使用して、Developer Web Client から Siebel データベースに

接続します。詳しくは、『Implementing Siebel Business Applications on DB2 for z/OS』を参照してく

ださい。

� Microsoft SQL Server 展開の場合、正しいバージョンの Microsoft SQL Native Client(SNAC)および

Microsoft Data Access Components(MDAC)が、Siebel クライアントをインストールするマシンに存在

している必要があります。バージョン情報については、Oracle Technology Network の「Siebel System Requirements and Supported Platforms」を参照してください。

Siebel クライアントはこれらのドライバを使用しますが、インストール時には独自の ODBC データソースを作

成します。このデータソースを付録 A「展開計画ワークシート」のワークシートに書き留めます。

その他のサードパーティ製のソフトウェアその他のサードパーティ製のソフトウェアその他のサードパーティ製のソフトウェアその他のサードパーティ製のソフトウェアSiebel アプリケーションが完全に動作するためには、ローカルクライアントにいくつかのサードパーティ製のソフ

トウェア製品をインストールする必要があります。サードパーティ製のソフトウェアについては、Oracle Technology Network の「Siebel System Requirements and Supported Platforms」を参照してください。

Siebel Web クライアントを実行する Web ブラウザ環境の要件については、『Siebel システム管理ガイド』を参照

してください。

備考:備考:備考:備考: クライアントマシンには、Siebel Business Applications の展開で使用する標準的な各種の添付ファイル

を表示するために必要なすべてのソフトウェアを必ずインストールしてください。

ブラウザセッションの終了ブラウザセッションの終了ブラウザセッションの終了ブラウザセッションの終了Siebel クライアントソフトウェアをインストールする前に、クライアントマシンのすべてのブラウザセッションを

終了することをお勧めします。

Siebel Web クライアントを実行する Web ブラウザ環境の要件については、『Siebel システム管理ガイド』を参照

してください。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1 253

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Siebel モバイルモバイルモバイルモバイル Web クライアントのインストールクライアントのインストールクライアントのインストールクライアントのインストール � Siebel モバイル Web クライアントと Developer Web Client のインストール

Siebel モバイルモバイルモバイルモバイル Web クライアントとクライアントとクライアントとクライアントとDeveloper Web Client のインストールのインストールのインストールのインストールこのトピックでは、Siebel モバイル Web クライアントと Developer Web Client をインストールする方法につい

て説明します。 Siebel モバイル Web クライアントと Developer Web Client 用にユーザーのマシンにインストー

ルされるソフトウェアは同じです。 どちらのタイプのクライアントをインストールおよび実行する場合でも、1 つの

インストーラで必要なソフトウェアが提供されます。

Siebel クライアントタイプの一般情報については、『Siebel Deployment Planning Guide』を参照してください。

インストールを開始する前に、251 ページの「Siebel クライアントのインストール前のタスク」を確認してください。

個々の Siebel クライアントは、1 つの Siebel Enterprise 内で使用するように設計されています。 テストの目的

で、複数の Enterprise を 1 つのマシンでサポートするには、各クライアントインスタンスを個別のディレクトリ

にインストールしてください。 詳しくは、251 ページの「ディレクトリの命名規則」を参照してください。

Siebel クライアントインストーラのフロークライアントインストーラのフロークライアントインストーラのフロークライアントインストーラのフローSiebel モバイル Web クライアントおよび Developer Web Client のインストーラは、次の操作を行います。

� クライアントコンピュータをチェックして、必要なコンポーネントがすでにインストールされているかどうかを

確認します。

� 必要なすべての ODBC データソースを作成します。

� Siebel クライアントソフトウェアと指定された言語パックをインストールします。

� Siebel アプリケーションとユーティリティのショートカットを作成します。

� データをインストールログファイルに書き込み、このログファイルを表示できるようにします。

� Siebel クライアントで使用される ActiveX コントロールを事前に展開します。

ActiveX コントロールの事前展開コントロールの事前展開コントロールの事前展開コントロールの事前展開このトピックで後述されている Siebel クライアントインストールが完了すると、predeploy.htm ファイルがブラ

ウザウィンドウにロードされます。 このファイルは、高対話性モードの Siebel クライアントで使用される ActiveXコントロールをダウンロードします (クライアントが使用できるように ActiveX コントロールをクライアントマシ

ンにダウンロードすることを、ここでは「ActiveX コントロールの事前展開」と呼びます)。

predeploy.htm ファイルは、SIEBEL_CLIENT_ROOT¥bin ディレクトリに配置されます。

SIEBEL_CLIENT_ROOT は、クライアントのインストールディレクトリを示します。

Siebel クライアントで使用される ActiveX コントロール、関連するブラウザの設定および predeploy.htm ファイ

ルの詳細については、『Siebel システム管理ガイド』のブラウザ設定の章を参照してください。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1254

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Siebel モバイルモバイルモバイルモバイル Web クライアントのインストールクライアントのインストールクライアントのインストールクライアントのインストール � Siebel モバイル Web クライアントと DeveloperWeb Client のインストール

Siebel クライアントのインストール手順クライアントのインストール手順クライアントのインストール手順クライアントのインストール手順次の手順で、SiebelモバイルWebクライアントまたはDeveloper Web Clientと言語パックをインストールします。

インストール言語は、インストールクライアントマシンの現在の地域設定に対応する言語です。

備考:備考:備考:備考: 次の手順は基本製品のインストールに適用されます。 パッチインストールの手順については、My Oracle Support の「Siebel Maintenance Release Guide」を参照してください。17 ページの「Siebel リリースのイン

ストールについて」も参照してください。

Siebel モバイルモバイルモバイルモバイル Web クライアントまたはクライアントまたはクライアントまたはクライアントまたは Developer Web Client ソフトウェアをインストールするソフトウェアをインストールするソフトウェアをインストールするソフトウェアをインストールするにはにはにはには

1 Windows エクスプローラで、現在のソフトウェアバージョンの Siebel イメージの場所に移動します。 次に、

インストーラがあるディレクトリに移動します。

この場合は、Siebel_Image¥Windows¥Client¥Siebel_Web_Client¥Disk1¥install に移動します。

ここで、各項目は次のようになります。

� Siebel_Image = D:¥Siebel_Install_Image¥8.1.1.0 などのバージョン固有の Siebel ネットワーク

イメージのディレクトリです。

2 oui.exe をダブルクリックして Siebel クライアントインストーラを起動します。

[ようこそ]画面が表示されます。

3 実行するタスクに適したアクションを実行します。 次のいずれかを実行します。

� 新規インストールを実行する場合、または既存のインストールに Siebel 言語パックを追加する場合は、

[次へ]をクリックします。 ホームの詳細の指定画面が表示されます。次のステップに進みます。

� インストールしたソフトウェアインスタンスをアンインストールする場合は、製品の削除をクリックしま

す。 このタスクは、321 ページの「Siebel クライアントおよび Siebel Tools のアンインストール」で説明

しています。

4 ホームの詳細の指定画面で、インストール名を入力し、インストール場所を指定して、[次へ]をクリックしま

す (後で参照できるように、インストール名と場所を書き留めます)。 言語パックを追加している場合は、既存

のインストールの名前およびパスを指定します。

� デフォルトのインストール名は、Siebel8_home1 または同様の値です。 この値は、Siebel アプリケー

ションクライアントのショートカットの作成先親プログラムグループとして使用されます。

� デフォルトのインストールパスは、D:¥Siebel¥8.1¥Client_1 または同様の値です。 デフォルトのパスを

そのまま使用するか、直接入力または[参照]ボタンを使用して別の場所を指定します。

Oracle ホームおよびパスの要件については、249 ページの「Siebel クライアントのインストールについて」お

よび 251 ページの「ディレクトリの命名規則」を参照してください。

製品固有の前提条件チェック画面が表示されます。

5 前提条件チェックの結果を確認し、不足している前提条件を修正します。次に[次へ]をクリックします。

[言語の選択]画面が表示されます。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1 255

Page 256: Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイド - …...Microsoft Windows用用用Siebelインストールガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次

Siebel モバイルモバイルモバイルモバイル Web クライアントのインストールクライアントのインストールクライアントのインストールクライアントのインストール � Siebel モバイル Web クライアントと Developer Web Client のインストール

6 インストールする言語を選択し、[次へ]をクリックします。 次に進むためには、少なくとも 1 つの言語を選択

する必要があります。 言語を追加している場合、すでにインストールした言語は選択不可になります。

� 新規インストールの場合は、次のステップに進みます。

� 言語の追加インストールの場合は、257 ページのステップ 17 に進みます。

7 [次へ]を再度クリックします。

8 インストールしている Siebel Web クライアントのタイプ([モバイル Web クライアント]または[開発者 Web クライアント])を指定します。[次へ]をクリックします。

� Siebel モバイル Web クライアントの場合は、次のステップに進みます。

� Siebel Developer Web Client の場合は、256 ページのステップ 10 に進みます。

9 モバイル Web クライアントのインストールのみ: [Remote Server 情報]画面で、Siebel Remote Server コンポーネントを実行している Siebel Server の名前を指定します。次に[次へ]をクリックします。

257 ページのステップ 17 に進んでください。

Siebel Remote Server コンポーネントは、Siebel モバイル Web クライアントマシンのローカルデータベー

スの初期化および同期化に使用されます。

10 Developer Web Client のインストールのみ: [Siebel Database Server]画面で、Siebel 製品に使用し

ているデータベースサーバーのタイプを選択します。次のいずれかを選択し、[次へ]をクリックします。

� Oracle Database Server

� Microsoft SQL Server

� Windows および UNIX 対応 IBM DB2 UDB

� IBM DB2 UDB for z/OS

備考:備考:備考:備考: 選択に応じて、Siebel クライアントインストーラは、適切なデータベース接続ソフトウェアがインス

トールされていることを検証します。そうでない場合は、Siebel クライアントインストーラを終了して必要な

ソフトウェアをインストールし、クライアントインストーラを再起動する必要があります。

11 Developer Web Client のインストールのみ: [データベース ID]画面に次の情報を入力し、[次へ]をク

リックします。 256 ページのステップ 10 の[Siebel Database Server]画面で指定したデータベースの情報

を指定します。

� Oracle データベースの場合は、データベースエイリアスとテーブルオーナーを指定します。

� Microsoft SQL Server の場合は、データベースサーバーホスト名とデータベースインスタンス名を指定

します。

� IBM DB2 の場合は、データベースエイリアスとテーブルオーナーを指定します。

� IBM DB2 for z/OS の場合は、データベースエイリアス(DB2 Connect で定義)とテーブルオーナーま

たはスキーマ修飾子を指定します。

付録 A「展開計画ワークシート」でワークシートに指定したデータを入力します。

12 Developer Web Client のインストールのみ: [ファイルシステムサーバー情報]画面で、ネットワークベー

スの Siebel File System のディレクトリパスを、直接入力するか、[参照]ボタンを使用して指定します。次

に[次へ]をクリックします。

備考:備考:備考:備考: Siebel File System のパスには、UNC 共有名(¥¥SRV1¥siebfile など)またはマップドライブ

(K:¥siebelFS など)を使用できます。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1256

Page 257: Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイド - …...Microsoft Windows用用用Siebelインストールガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次

Siebel モバイルモバイルモバイルモバイル Web クライアントのインストールクライアントのインストールクライアントのインストールクライアントのインストール � Siebel モバイル Web クライアントと DeveloperWeb Client のインストール

13 Siebel Developer Web Client のインストールのみ: [Remote Server 情報]画面で、[次へ]をクリック

してデフォルトをそのまま使用します (この画面は主にモバイル Web クライアントのインストール用です)。

14 Developer Web Client のインストールのみ: [Enterprise Server 情報]画面で、この Siebel クライアン

トが管理目的で接続する Siebel Gateway Name Server のアドレスと Enterprise Server の名前を指定し

ます。次に[次へ]をクリックします。

[Gateway Name Server のアドレス]は、Siebel Gateway Name Server がインストールされているマシ

ンのネットワーク名または IP アドレスです。 特定のポート番号を入力するには、[Gateway Name Server のアドレス]の文字列にコロンと希望のポート番号を付けます。

Enterprise Server 名は、このクライアントのサーバーデータベースをサポートする Siebel Server がインス

トールされている名前です。

15 Developer Web Client のインストールのみ: [サーバーリクエストブローカー情報]画面で、[Request Server 名]を指定して[次へ]をクリックします。 この値は、Server Request Broker コンポーネントが動

作している Siebel Server の名前です。このコンポーネントは、動的割り当てや他の対話操作に使用します。

16 Developer Web Client のインストールのみ: [検索サーバー情報]画面で、検索サーバー製品を使用する場

合は、検索サーバーが動作するサーバーマシンの次の情報を入力し、[次へ]をクリックします。

� 検索サーバーホスト名。 デフォルト値は localhost です。

� 検索サーバーポート番号。 デフォルト値は 2048 です。

備考:備考:備考:備考: 検索サーバー製品を実装する場合のシステムの要件とその他の情報については、『Siebel Search 管理ガ

イド』を参照してください。

17[概要]画面で情報を確認します。 特に、インストールに関するすべてのディスクスペースの要件を満たしてい

ることを確認してください。 [インストール]をクリックし、クライアントソフトウェアのインストールを開始

します。

Siebel クライアントのインストールはこれで終了です。 Siebel クライアントのソフトウェアが 255 ページのス

テップ 4 で指定したディレクトリにインストールされます。

Siebel アプリケーションのショートカットが、255 ページのステップ 4 で指定したプログラムフォルダに作成

されます。 ショートカットについては、266 ページの「Siebel クライアントのショートカット」を参照してくだ

さい。

18 インストールで困難な状況が発生した場合は、インストールログを確認し、すべてのコンポーネントが正常にイ

ンストールされていることを確認してください。 ログは次の場所に作成されます。

� SIEBEL_CLIENT_ROOT¥cfgtoollogs¥oui

� C:¥Program Files¥Oracle¥Inventory¥logs

インストールセッションに関連するログファイルの名前は、installActionsdate_time.log ファイルです。

date_time は、ファイルの作成日時を示します。たとえば、installActions2007-05-30_10-28-04PM.logのようになります。 作成されたファイルの各セットでは、通常、 も古い 大のログファイルが、インストール

されている基本製品を表します。

19 WordPad のようなテキストエディタを使用して、SIEBEL_CLIENT_ROOT¥base.txt ファイルを開きます。 このファイルには、完了したインストールのバージョン番号およびビルド番号が記載されています。 同様に、

enu.txt、jpn.txt など、lang.txt という名前のファイルを検証します。

正しくインストールされたことを確認するには、262 ページの「Siebel クライアントのインストール後のタス

ク」も参照してください。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1 257

Page 258: Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイド - …...Microsoft Windows用用用Siebelインストールガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次

Siebel モバイルモバイルモバイルモバイル Web クライアントのインストールクライアントのインストールクライアントのインストールクライアントのインストール � Siebel サンプルデータベースのインストール

Siebel サンプルデータベースのインストールサンプルデータベースのインストールサンプルデータベースのインストールサンプルデータベースのインストールサンプルデータベースには、Siebel Business Applications の動作を理解するうえで役立つさまざまな種類のデー

タの例が含まれています。ここでは、Siebel モバイル Web クライアントのサンプルデータベースをインストール

します。このデータベースは、Siebel モバイル Web クライアントで使用されるローカルデータベースと同様に、

SQL Anywhere に基づくものです。

備考:備考:備考:備考: Siebel サンプルデータベースのインストールはオプションで、Siebel モバイル Web クライアントに適用さ

れます。サンプルデータベースをインストールする前に、254 ページの「Siebel モバイル Web クライアントと

Developer Web Client のインストール」で説明されているようにモバイル Web クライアントをインストールしま

す(サンプルデータベースは、Developer Web Client とともにインストールすることもできます)。

Siebel Call Center の uagent.cfg(ファイルの場所は SIEBEL_CLIENT_ROOT¥bin¥enu)など、アプリケー

ション設定ファイルの [Sample]セクションにある ConnectStringパラメータの値は、次の例のようになります

(実際は 1 行です)。この例では、Siebel Mobile Web Client インストールディレクトリにサンプルデータベース

がインストールされていると想定しています。

ConnectString = D:¥Siebel¥8.1¥Client_1¥sample¥UTF8¥sse_samp.dbf -q -m -x NONE -gp 4096 -c40m -ch60m

モバイル Web クライアントとともにインストールされたサンプルデータベースは、Siebel Tools でも使用できま

す。 サンプルデータベースを設定するには、アプリケーション設定ファイルの [Sample]セクションから

ConnectStringパラメータの値をコピーし、tools.cfg ファイル(SIEBEL_TOOLS_ROOT¥bin¥enu にある)

の相当するパラメータの値に貼り付けます。 または、サンプルデータベースをモバイル Web クライアントのディレ

クトリではなく Siebel Tools のディレクトリにインストールすることもできます。Siebel Tools のインストール方

法については、第 10 章「Siebel Tools のインストール」を参照してください。

Siebel クライアントおよび Siebel サンプルデータベースのインストールと使用に関するプラットフォームの要件

については、Oracle Technology Network の「Siebel System Requirements and Supported Platforms」を参照してください。

サンプルデータベースをインストールした後、266 ページの「Siebel クライアントのショートカットおよび起動オプ

ション」で説明されているように Siebel Demo アプリケーションを実行できます。 同じトピックで説明されている

ように、ショートカットをカスタマイズすることもできます。

詳しくは、251 ページの「Siebel クライアントのインストール前のタスク」のディレクトリ名に関するサブトピッ

クを参照してください。

ENU 以外の言語パックをインストールする場合は、261 ページの「ENU 以外のレポジトリとシードデータの Siebelサンプルデータベースへのインポート」も参照してください。

備考:備考:備考:備考: 次の手順は基本製品のインストールに適用されます。 パッチインストールの手順については、My Oracle Support の「Siebel Maintenance Release Guide」を参照してください。17 ページの「Siebel リリースのイン

ストールについて」も参照してください。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1258

Page 259: Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイド - …...Microsoft Windows用用用Siebelインストールガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次

Siebel モバイルモバイルモバイルモバイル Web クライアントのインストールクライアントのインストールクライアントのインストールクライアントのインストール � Siebel サンプルデータベースのインストール

Siebel サンプルデータベースをインストールするにはサンプルデータベースをインストールするにはサンプルデータベースをインストールするにはサンプルデータベースをインストールするには

1 Windows エクスプローラで、現在のソフトウェアバージョンの Siebel イメージの場所に移動します。 次に、

インストーラがあるディレクトリに移動します。

この場合は、Siebel_Image¥Windows¥Client¥Siebel_Sample_Database に移動します。

ここで、各項目は次のようになります。

� Siebel_Image = D:¥Siebel_Install_Image¥8.1.1.0 などのバージョン固有の Siebel ネットワーク

イメージのディレクトリです。

注意:注意:注意:注意: このインストールプログラムは、ドライブ名にマップされたネットワークドライブから実行しなければ

なりません。マップされていないネットワークドライブからインストールしようとすると、インストーラは処理

する必要があるファイルを見つけられずに失敗します。

2 install.exe をダブルクリックして、サンプルデータベースインストーラを起動します。

3 [設定言語の選択]画面から、インストールを実行する言語を選択し、[OK]をクリックします。

デフォルトのインストール言語は、インストールマシンの現在の地域設定に対応する言語です。

4 既存のサンプルデータベースがすでにインストールされている場合は、このインストールに言語パックを追加す

ることもできます。既存のインストールがない場合は、次のステップに進みます。

� Siebel サンプルデータベースの新しいインスタンスを(サンプルデータベースが存在していない Siebelクライアントインストールに)インストールする場合は、[次へ]をクリックして次のステップに進みます。

� 既存の Siebel サンプルデータベースインストールに言語を追加する場合は、次の手順を実行します。

❏ 言語を追加する既存のサンプルデータベースインストールを示す行の横のチェックボックスを選択し、

[次へ]をクリックします。

❏ インストールする各言語の横のチェックボックスを選択し、[次へ]をクリックして 260 ページのス

テップ 9 に進みます。

5 [ようこそ]画面の[次へ]をクリックします。

6 [セットアップ形式]画面で、サンプルデータベースのインストールディレクトリを指定します。Siebel モバイ

ル Web クライアントをインストールしたディレクトリと同じディレクトリを指定します。 Siebel モバイル

Web クライアントのデフォルトのインストール場所は、D:¥Siebel¥8.1¥Client_1 または同様の場所です。

注意:注意:注意:注意: サンプルデータベースは、Siebel モバイル Web クライアントをインストールしたのと同じ場所にイン

ストールする必要があります。

� デフォルトのディレクトリを使用するには、[次へ]をクリックします。

� Siebel クライアントをデフォルト以外の場所にインストールしている場合は、[参照]をクリックして別の

対象ディレクトリを選択し、[次へ]をクリックします。

パス名の要件については、251 ページの「ディレクトリの命名規則」を参照してください。

7 [セットアップ形式]画面を表示したままで、実行するインストールのタイプを選択します。

� 標準標準標準標準: サンプルデータベースとオプションのコンポーネントをインストールします。ほとんどのユーザー

にはこのオプションをお勧めします。260 ページのステップ 9 に進みます。

� コンパクトコンパクトコンパクトコンパクト: サンプルデータベースとオプションのコンポーネントをインストールします。260 ページの

ステップ 9 に進みます。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1 259

Page 260: Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイド - …...Microsoft Windows用用用Siebelインストールガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次

Siebel モバイルモバイルモバイルモバイル Web クライアントのインストールクライアントのインストールクライアントのインストールクライアントのインストール � Siebel サンプルデータベースのインストール

� カスタムカスタムカスタムカスタム: サンプルデータベースをインストールし、オプションのコンポーネント、つまり Sample Filesと Sample Search Index をインストールするかどうかを指定できます。これらのオプションはデフォル

トで選択されます。260 ページのステップ 8 に進みます。

備考:備考:備考:備考: Siebel サンプルデータベースの標準のインストーラでは、現時点では、[セットアップ形式]のオプ

ションに関係なく同じコンポーネントがインストールされます。カスタマイズされたインストールでは、これら

のオプションで別の要素がインストールされることがあります。

8 [カスタム]インストールでは、[コンポーネントの選択]画面からインストールするオプションのコンポーネン

トを選択します。この画面は、259 ページのステップ 7 で[カスタム]インストールを選択した場合に限り表

示されます。

9 [言語を選択してください]画面で、インストールする言語(言語パック)を選択します。

既存のインストールの言語パックをインストールする場合は、260 ページのステップ 11 に移動してください。

インストール先のマシンにインストールのための十分なディスクスペースがあることを確認し、[次へ]をク

リックします。

備考:備考:備考:備考: サンプルデータベースをインストールした後、要件に応じて、指定した ENU 以外の言語のレポジトリ

データとシードデータをインポートしなければならない場合があります。詳しくは、261 ページの「ENU 以外

のレポジトリとシードデータの Siebel サンプルデータベースへのインポート」を参照してください。

10 プログラムフォルダの選択画面で、Siebel Demo アプリケーションのショートカットを入れるプログラムフォ

ルダ名を入力し、[次へ]をクリックします。

モバイル Web クライアントまたは Developer Web Client のインストール用に以前に作成したショートカッ

トと同じ場所を指定できます。 デフォルトでは、このフォルダ名は Siebel8_home1¥Siebel Web Client 8.1のようになります。

Siebel Demo アプリケーションのショートカット(Siebel Call Center Demo - ENU など)が、このステッ

プで指定したプログラムフォルダに作成されます。

このステップで[次へ]をクリックすると、ファイルの転送が開始されます。セットアッププログラムは、ファ

イルをローカルハードディスクにコピーします。[セットアップ状況]ダイアログボックスのステータスバーは、

インストールの進捗状況を示します。

セットアッププログラムが、基本サンプルデータベースインストールでインストールされたものに追加して、そ

れぞれ指定された言語のファイルをローカルハードディスクにコピーします。

[セットアップ状況]ダイアログボックスのステータスバーは、インストールの進捗状況を示します。

指定したすべての言語パックをインストールした後、次のステップに進みます。 または、既存の Siebel サンプ

ルデータベースインストールの言語パックをインストールしている場合は、インストーラを終了します。残りの

手順は省略してください。

11[イベントログ]画面に表示される情報を確認して[次へ]をクリックします。

このログには、サンプルデータベースのインストール時にインストーラが実行した手順の詳細が含まれます。

12[セットアップの完了]画面の[完了]をクリックします。

Siebel サンプルデータベースのインストールはこれで終了です。 詳しくは、266 ページの「Siebel クライアン

トのショートカット」を参照してください。

正しくインストールされたことを確認するには、262 ページの「Siebel クライアントのインストール後のタス

ク」を参照してください。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1260

Page 261: Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイド - …...Microsoft Windows用用用Siebelインストールガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次

Siebel モバイルモバイルモバイルモバイル Web クライアントのインストールクライアントのインストールクライアントのインストールクライアントのインストール � ENU 以外のレポジトリとシードデータの Siebelサンプルデータベースへのインポート

ENU 以外のレポジトリとシードデータの以外のレポジトリとシードデータの以外のレポジトリとシードデータの以外のレポジトリとシードデータの Siebelサンプルデータベースへのインポートサンプルデータベースへのインポートサンプルデータベースへのインポートサンプルデータベースへのインポートデフォルトでは、各言語パックとともに Siebel モバイル Web クライアントにインストールした SRF ファイルに

は、この言語の正しいフィールドラベルを表示するのに必要なローカリゼーション文字列が格納されています。 さら

に、Siebel サンプルデータベースにインストールした各言語パックのデモユーザーデータもインストールされます。

ただし、Siebel クライアントとサンプルデータベース用に ENU 以外の言語をインストールした後でも、サンプル

データベースに含まれているのは、ENU レポジトリデータとシードデータのみです。ENU 以外の言語のサンプル

データベースを使用してモバイル Web クライアントを起動することはできません。

サンプルデータベースで ENU 以外のサポートされている言語を使用するには、ENU 以外の(特定の言語の)デー

タをサンプルデータベースにインポートする必要があります。

ENU 以外のデータをインポートした後、ENU 以外の言語のサンプルデータベースを使用してモバイル Web クライ

アントを起動し、ENU 以外のシードデータを Siebel アプリケーションコンテキストで表示できます。Siebel Tools クライアントを使用してサンプルデータベースに接続することで、ENU 以外のレポジトリデータを表示する

こともできます。

ENU 以外のローカリゼーション文字列をインポートするには、samp.bat バッチファイルを実行します。

注意:注意:注意:注意: samp.bat バッチファイルは、 初に ENU レポジトリデータとシードデータを Siebel サンプルデータベー

スから削除し、次に指定された言語のレポジトリデータとシードデータを挿入します。

samp.bat ファイルは、SIEBEL_CLIENT_ROOT¥sample¥UTF8 に配置されます。SIEBEL_CLIENT_ROOTは、Siebel クライアントとサンプルデータベースをインストールしたディレクトリです。

samp.bat バッチファイルを使用するための構文は次のとおりです。

samp SIEBEL_CLIENT_ROOT ODBC_DATA_SOURCE LANGUAGE

ここで、各項目は次のようになります。

� SIEBEL_CLIENT_ROOT = Siebel クライアントとサンプルデータベースをインストールしたディレクトリで

す。

� ODBC_DATA_SOURCE = サンプルデータベースで使用する ODBC データソースです。

� LANGUAGE = レポジトリデータとシードデータをインストールする言語の 3 文字のコードです。

たとえば、DOS コマンドウィンドウで次のようなコマンドを使用して、samp.bat を実行します。

samp "D:¥Siebel¥8.1¥Client_1" "SEAW Samp Db default instance" DEU

備考:備考:備考:備考: レポジトリデータとシードデータをサンプルデータベースにインポートする前に、SQL Anywhere データ

ベースエンジンが実行されていることを確認します。英語でサンプルデータベースを 初にインストールした後、

Siebel Demo アプリケーションを開始した場合は、SQL Anywhere データベースエンジンが実行されています。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1 261

Page 262: Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイド - …...Microsoft Windows用用用Siebelインストールガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次

Siebel モバイルモバイルモバイルモバイル Web クライアントのインストールクライアントのインストールクライアントのインストールクライアントのインストール � Siebel クライアントのインストール後のタスク

SQL Anywhere データベースエンジンは、Windows セッション中に Siebel モバイル Web クライアントが 初にサ

ンプルデータベースに接続される場合に起動します。設定パラメータ AutoStopDBが FALSE(デフォルト)の場合

は、データベースエンジンは、ユーザーが Siebel アプリケーションからログアウトした後も実行を続けます。

AutoStopDBが TRUEの場合は、ユーザーがログアウトするとデータベースエンジンは終了します。 AutoStopDBは、

Siebel Call Center の uagent.cfg などのアプリケーション設定ファイルの [Sample]セクションで定義されます。

Siebel アプリケーションの設定ファイルパラメータの指定については、『Siebel システム管理ガイド』を参照して

ください。

Siebel クライアントのインストール後のタスククライアントのインストール後のタスククライアントのインストール後のタスククライアントのインストール後のタスクSiebel クライアントインストーラを実行したら、次の項目を確認し、関連するタスクを実行して、Siebel クライア

ントのインストールが正しく行われたことを確認します。

� 262 ページの「Siebel VB または Siebel eScript のライセンスがない状態での Siebel クライアントの設定」

� 263 ページの「Siebel クライアントのディレクトリ構造の確認」

次に、264 ページの「Siebel アプリケーションへのログイン」で説明されているように、Siebel アプリケーション

を開始します。

Siebel VB またはまたはまたはまたは Siebel eScript のライセンスがない状態でののライセンスがない状態でののライセンスがない状態でののライセンスがない状態での

Siebel クライアントの設定クライアントの設定クライアントの設定クライアントの設定

このトピックは、262 ページの「Siebel クライアントのインストール後のタスク」の一部です。

デフォルトでは、Siebel クライアントには Siebel VB または Siebel eScript が有効化されています。 アプリケー

ション設定ファイルのパラメータ EnableScriptingが TRUEに設定されています。 このパラメータが TRUEに設

定されていても、Siebel VB または Siebel eScript のライセンスがない場合、クライアントは起動しません。 クラ

イアントを実行する前に Siebel VB または Siebel eScript をオフにする必要があることを示すエラーメッセージ

が返されます。

Siebel VB またはまたはまたはまたは Siebel eScript のライセンスがない状態でのライセンスがない状態でのライセンスがない状態でのライセンスがない状態で Siebel クライアントを設定するにはクライアントを設定するにはクライアントを設定するにはクライアントを設定するには

� Siebel Call Center の uagent.cfg など、Siebel クライアントが使用する設定ファイルで、

EnableScriptingを FALSEに設定します。 この設定ファイルは、

SIEBEL_CLIENT_ROOT¥bin¥LANGUAGE ディレクトリにあります。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1262

Page 263: Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイド - …...Microsoft Windows用用用Siebelインストールガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次

Siebel モバイルモバイルモバイルモバイル Web クライアントのインストールクライアントのインストールクライアントのインストールクライアントのインストール � Siebel クライアントのインストール後のタスク

Siebel クライアントのディレクトリ構造の確認クライアントのディレクトリ構造の確認クライアントのディレクトリ構造の確認クライアントのディレクトリ構造の確認

このトピックは、262 ページの「Siebel クライアントのインストール後のタスク」の一部です。

Siebel クライアントインストーラは、個々の Siebel クライアントにディレクトリを作成します。Windows エク

スプローラを使用して、コンピュータのディレクトリ構造を確認します。 代表的な Siebel クライアントのインス

トールディレクトリ構造の例(一部)と、個々のディレクトリの説明を次に示します。

備考:備考:備考:備考: オブジェクトフォルダには SRF ファイルが含まれます。 ウィルススキャンソフトウェアで SRF ファイルを監

視すると、Siebel クライアントのパフォーマンスを著しく低下させることがあります。ご使用のコンピュータに

ウィルススキャンソフトウェアがインストールされている場合は、SRF ファイルをスキップするように設定してく

ださい。これらのファイルはバイナリデータファイルなので、ウィルス感染のリスクは低いです。したがって、これ

らのファイルはスキャン対象から外しても通常は問題ありません。 または、SRF ファイルを他のファイルより頻度

を少なくしてスキャンすることもできます。

� SIEBEL_CLIENT_ROOT: D:¥Siebel¥8.1¥Client_1(デフォルト)のような Siebel クライアントイン

ストールのディレクトリです。 このインストールディレクトリには、次に示すディレクトリが格納されます。名

前はインストールプロセスで変更できます。 詳しくは、251 ページの「ディレクトリの命名規則」を参照してく

ださい。

� bin: すべてのバイナリファイル(*.exe, *.dll など)、設定ファイル(*.cfg)、ユーザー設定ファイル、およ

び言語固有のファイルが含まれます。

� charts: チャート生成用のファイルが含まれます。

� fonts: フォントファイルが含まれます。

� isstempl: Customer Order Management CDA アプリケーションのテンプレートと、新しく作成された

プロジェクトのエンジンファイルが含まれます。

� lex: スペルチェックプログラムが使用する辞書ファイルが含まれます。

� local: ローカルデータベースが格納される場所です。

� locale: 言語固有のファイルを格納します。

� log: 同期など、クライアントの動作のログファイルが含まれます。

� msgtempl: クライアントが使用するメッセージファイルを格納します。

� objects: コンパイル済みの Siebel レポジトリ(SRF)ファイルと言語に固有のファイルが含まれます。

� public: HTML、ActiveX、Java、JavaScript の各ファイル、およびクライアントが使用するイメージファ

イルが含まれます。

� sample: サンプルデータベースがインストールされる場所です。

� sqltempl: SQL スクリプトが含まれます。これらのファイルは、変更しないでください。

� temp: 使用中のレポートファイルが含まれます。

� upgrade: ユーザーから受領した Siebel Anywhere アップグレードファイルが含まれます。

� webtempl: Siebel アプリケーション Web テンプレートが含まれます。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1 263

Page 264: Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイド - …...Microsoft Windows用用用Siebelインストールガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次

Siebel モバイルモバイルモバイルモバイル Web クライアントのインストールクライアントのインストールクライアントのインストールクライアントのインストール � Siebel アプリケーションへのログイン

Siebel アプリケーションへのログインアプリケーションへのログインアプリケーションへのログインアプリケーションへのログインこのトピックでは、次の Siebel クライアントタイプを使用して Siebel アプリケーションにログインする基本的な

方法を説明します。

� Siebel Developer Web Client

� Siebel モバイル Web クライアント

� Siebel Web クライアント

ログインする前に、このマニュアルまたは関連ドキュメントで説明されている要件を確認してください。次の点にも

注意してください。

� Siebel モバイル Web クライアントまたは Developer Web Client を実行するには、Siebel クライアントイ

ンストールディレクトリでの読み込みおよび書き込みユーザー権限が必要です。

ユーザー権限の設定については、アプリケーションがインストールされている Microsoft Windows バージョ

ンのオペレーティングシステムのマニュアルを参照してください。

� 第 7 章「Siebel データベースの設定」で説明されているように、Siebel データベースをインストールした後、

基本的な Siebel アプリケーションのライセンスキーを Siebel データベースに入力するまでは、Siebel アプリ

ケーションを使用できません。

Siebel Developer Web Client または Siebel Tools クライアントを使用して、 初にライセンスキーを入力

します。それ以降の追加のライセンスまたはオプションのモジュール用のライセンスは、Siebel Web クライア

ント、Siebel Developer Web Client または Siebel Tools クライアントを使用して入力できます。

備考:備考:備考:備考: Oracle のライセンスコードのサイトで、Siebel Business Applications 製品のライセンスキーの情報

を確認できます。詳しくは、http://licensecodes.oracle.com/siebel.html を参照してください。『Siebel アプリケーション管理ガイド』も参照してください。

� Siebel アプリケーションへのログインに使用するユーザー名とパスワードは、Siebel データベースで定義され

ている有効な役割と部署の従業員のものでなければなりません。 管理者が Siebel 管理者として(ログイン画面

のサーバーデータベースオプションを使用して)Siebel アプリケーションにログインした後にのみ、他のユー

ザーがログインできるようになります。SADMIN ユーザー名を使用して、またはデータベース管理者が定義し

た他の資格証明を使用してログインします。 次に、管理者(自分または他の管理者)は、定義した役割と権限、

およびアクセス制御ポリシーに適した他の設定を使用して、ユーザーを従業員として設定できます。

従業員の設定については、『Siebel セキュリティガイド』を参照してください。

� Web ブラウザは、Siebel アプリケーションを実行できるように正しく設定されている必要があります。高対話

性アプリケーションと標準対話性アプリケーションでは、要件が異なります。高対話性アプリケーションは、ク

ライアント状態チェック機能を使用して、要件が満たされていることを確認できます。

高対話性および標準対話性のブラウザの設定については、『Siebel システム管理ガイド』を参照してください。

Oracle Technology Network の「Siebel System Requirements and Supported Platforms」も参照し

てください。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1264

Page 265: Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイド - …...Microsoft Windows用用用Siebelインストールガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次

Siebel モバイルモバイルモバイルモバイル Web クライアントのインストールクライアントのインストールクライアントのインストールクライアントのインストール � Siebel アプリケーションへのログイン

� Siebel 高対話性アプリケーションの各セッションは、独自の Internet Explorer プロセス内のブラウザで開始

する必要があります。この要件は、Siebel アプリケーションがブラウザセッションを使用してセッション

Cookie を管理する方法に基づいています。

Siebel アプリケーションを新しいウィンドウで起動するリンクまたはショートカットを開く機能は、サポート

されていません。これは、新しいウィンドウが元のブラウザウィンドウと同じブラウザプロセスで実行されるた

めです。 ターゲットウィンドウが別のブラウザウィンドウとプロセスを共有していない限り、アプリケーション

URL をアドレスフィールドに直接貼り付けたり、同じブラウザウィンドウでリンクまたはショートカットを開

いたりできます。ブラウザスクリプトを使用する場合、window.open メソッドを使用したアプリケーション

の起動はサポートされていません。ただし、window.location.href メソッドは使用できます。

Siebel Developer Web Client を使用してを使用してを使用してを使用して Siebel アプリケーションにログインするにはアプリケーションにログインするにはアプリケーションにログインするにはアプリケーションにログインするには

1 [Siebel Call Center]など、プログラムフォルダの Siebel ショートカットの 1 つをダブルクリックします。

2 有効なユーザー ID とパスワードを使用してログインします。

3 サーバーデータベースを指定し、[OK]をクリックします。

備考:備考:備考:備考: 初にサーバーデータベースにログインするときに、サイトのライセンスキー番号を入力するように

メッセージが表示されます。 Oracle のライセンスコードのサイトで、Siebel Business Applications 製品の

ライセンスキーの情報を確認できます。詳しくは、http://licensecodes.oracle.com/siebel.html を参照して

ください。『Siebel アプリケーション管理ガイド』も参照してください。

4 表示されるダイアログボックスにライセンスキー番号を入力し、[OK]をクリックします。

警告メッセージのダイアログボックスが表示される場合は、[OK]をクリックし、表示されるダイアログボッ

クスにライセンスキー番号を入力してください。

備考:備考:備考:備考: 後で追加のライセンスキーなどにアクセスする必要がある場合は、[ライセンスキー]ビューからアクセ

スできます。 このビューにアクセスするには、[管理 - アプリケーション]画面、[ライセンスキー]ビューの順

に移動します。

Siebel モバイルモバイルモバイルモバイル Web クライアントを使用してクライアントを使用してクライアントを使用してクライアントを使用して Siebel アプリケーションにログインするにはアプリケーションにログインするにはアプリケーションにログインするにはアプリケーションにログインするには

1 [Siebel Call Center]など、プログラムフォルダの Siebel ショートカットの 1 つをダブルクリックします。

2 有効なユーザー ID とパスワードを使用してログインします。

3 ローカルデータベースを指定し、[OK]をクリックします。

備考:備考:備考:備考: ローカルデータベースに初めてログインすると、Siebel Server に接続し、ローカルデータベースをダ

ウンロードするように求めるプロンプトが自動的に表示されます。 この操作は、システム管理者がローカルデー

タベースを抽出した後のみ、実行する必要があります。

Siebel Remote とローカルデータベースの抽出については、『Siebel Remote and Replication Manager 管理ガイド』を参照してください。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1 265

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Siebel モバイルモバイルモバイルモバイル Web クライアントのインストールクライアントのインストールクライアントのインストールクライアントのインストール � Siebel クライアントのショートカットおよび起動

オプション

Siebel Web クライアントを使用してクライアントを使用してクライアントを使用してクライアントを使用して Siebel アプリケーションにログインするにはアプリケーションにログインするにはアプリケーションにログインするにはアプリケーションにログインするには

1 Web ブラウザを開きます。

2 Siebel アプリケーションの URL に移動します。

3 有効なユーザー ID とパスワードを使用してログインします。

接続先の Siebel アプリケーションは、特定のデータベースを使用するようにすでに設定されています。 このク

ライアントを使用する場合は、接続先のデータベースを指定する必要はありません。

Siebel クライアントのショートカットおよび起動クライアントのショートカットおよび起動クライアントのショートカットおよび起動クライアントのショートカットおよび起動オプションオプションオプションオプションこのトピックでは、Siebel クライアントをインストールするときに Siebel プログラムフォルダにインストールさ

れるショートカットに関する情報と、これらのショートカットで使用されるコマンドラインオプションについて説明

します。

ショートカットは、Siebel サンプルデータベースのインストール時にも作成されます。また、カスタムショート

カットを作成し、Siebel サンプルデータベースとともにインストールされる定義済みのショートカットで指定され

るもの以外に、デモユーザーを使用して Siebel アプリケーションにアクセスする方法についても説明します。 Siebel サンプルデータベースに付属している Siebel アプリケーションごとのデモユーザーについては、『Siebel Demo Users Reference』を参照してください。

ここでは、次のサブトピックについて説明します。

� 266 ページの「Siebel クライアントのショートカット」

� 268 ページの「Siebel クライアントの起動オプション」

� 270 ページの「カスタム Siebel アプリケーションショートカットの作成」

Siebel クライアントのショートカットクライアントのショートカットクライアントのショートカットクライアントのショートカット

このトピックは、266 ページの「Siebel クライアントのショートカットおよび起動オプション」の一部です。

Siebel クライアントおよびサンプルデータベースインストーラは、インストールしたモジュールのショートカット

を Siebel プログラムフォルダに作成します。Siebel アプリケーションでは、インストールする言語ごとに個別の

ショートカットがインストールされます。 インストールされるショートカットは、インストール時の選択と、インス

トール時の siebel.ini ファイルの設定により決定されます。ほとんどのショートカットはプログラムグループにイ

ンストールされ、一部がスタートアップグループにインストールされます。

ショートカットのカスタマイズについては、268 ページの「Siebel クライアントの起動オプション」および 270ページの「カスタム Siebel アプリケーションショートカットの作成」を参照してください。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1266

Page 267: Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイド - …...Microsoft Windows用用用Siebelインストールガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次

Siebel モバイルモバイルモバイルモバイル Web クライアントのインストールクライアントのインストールクライアントのインストールクライアントのインストール � Siebel クライアントのショートカットおよび起動

オプション

クライアントインストーラによりインストールされた Siebel アプリケーションのショートカットはここに一覧表示

されています。ショートカットを実行して Siebel アプリケーションを起動すると、Siebel データベース(Siebel Developer Web Client の LAN 接続ユーザーの場合)、ローカルマシン上の初期化されたローカルデータベース

(モバイル Web クライアントの場合)、またはローカルマシン上のサンプルデータベース(インストールされている

場合)に接続できます。Demo アプリケーションのショートカットは、定義済みのデモンストレーションユーザー

を使用してサンプルデータベースに接続します。

各アプリケーションのショートカットは、そのアプリケーションの Siebel 設定ファイルをロードします。たとえ

ば、Siebel Call Center は uagent.cfg ファイルを使用します。

Siebel アプリケーションショートカットアプリケーションショートカットアプリケーションショートカットアプリケーションショートカット次に、Siebel Business Applications の Siebel クライアントプログラムグループにインストールされる Siebelアプリケーションのショートカットを示します。Siebel Industry Applications には別のアプリケーションショー

トカットがインストールされます。すべての Demo アプリケーションでサンプルデータベースを使用します。

� Siebel Call Center

� Siebel Call Center Demo

� Siebel Employee Relationship Management Administration

� Siebel Employee Relationship Management

� Siebel Employee Relationship Management Demo

� Siebel Marketing

� Siebel Marketing Demo

� Siebel Partner Manager

� Siebel Partner Manager Demo

� Siebel Partner Portal

� Siebel Sales

� Siebel Sales Demo

� Siebel Service

� Siebel Service Demo

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1 267

Page 268: Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイド - …...Microsoft Windows用用用Siebelインストールガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次

Siebel モバイルモバイルモバイルモバイル Web クライアントのインストールクライアントのインストールクライアントのインストールクライアントのインストール � Siebel クライアントのショートカットおよび起動

オプション

ユーティリティおよび同期プログラムのショートカットユーティリティおよび同期プログラムのショートカットユーティリティおよび同期プログラムのショートカットユーティリティおよび同期プログラムのショートカット次に、Siebel Business Applications の Siebel クライアントプログラムグループにインストールされる追加の

ショートカットを示します。 これらのショートカットは、ユーティリティまたは同期プログラムを実行します。 Siebel Industry Applications ハンドヘルド製品には、別の同期ショートカットがインストールされます。

� Siebel Remote: Siebel Remote スタンドアロン同期プログラム(siebsync.exe)を開始します。 詳しく

は、『Siebel Remote and Replication Manager 管理ガイド』を参照してください。

� Siebel TrickleSync: Siebel TrickleSync プログラム(autosync.exe)を開始します。このショート

カットは、プログラムグループとスタートアップグループの両方に作成されます。 詳しくは、『Siebel Remote and Replication Manager 管理ガイド』を参照してください。

� Siebel Sales Handheld Sync: Siebel Sales Handheld Sync 同期プログラム(syncmanager.exe)を開始します。

� Siebel Service Handheld Sync: Siebel Service Handheld Sync 同期プログラム

(syncmanager.exe)を開始します。

Siebel クライアントの起動オプションクライアントの起動オプションクライアントの起動オプションクライアントの起動オプション

このトピックは、266 ページの「Siebel クライアントのショートカットおよび起動オプション」の一部です。

266 ページの「Siebel クライアントのショートカット」で説明されているアプリケーションのショートカットは、

siebel.exe と呼ばれる実行可能プログラムを実行し、それに続いてさまざまな起動オプションを実行します。たと

えば、Siebel Call Center - ENU のショートカットはインストールの場所によって次の例のように定義されます。

この例で使用されているオプションは、設定ファイルを指定する /c だけです。

"D:¥Siebel¥8.1¥Client_1¥BIN¥siebel.exe" /c CFG_FILE_PATH¥uagent.cfg

Demo アプリケーションのショートカットは、サンプルデータベースおよびユーザーとパスワードの情報も指定し

ます。たとえば、Siebel Call Center Demo - ENU のショートカットは次に示すように定義できます。

"D:¥Siebel¥8.1¥Client_1¥BIN¥siebel.exe" /c CFG_FILE_PATH¥uagent.cfg /d sample /u CCHENG /p CCHENG

前の例で、CFG_FILE_PATH は設定ファイルのフルパスを表します。 このファイルは、SIEBEL_CLIENT_ROOTディレクトリの BIN¥LANGUAGE にあります。LANGUAGE は言語コード(英語の場合は ENU など)を示しま

す。

たとえば、Siebel Call Center Demo - ENU の実際の定義は次の例のようになります。

"D:¥Siebel¥8.1¥Client_1¥BIN¥siebel.exe" /c "D:¥Siebel¥8.1¥Client_1¥bin¥ENU¥uagent.cfg"

siebel.exe プログラムは MS-DOS からも実行できます。この場合は、起動オプションをコマンドラインに直接入

力できます。カスタムショートカットの作成については、270 ページの「カスタム Siebel アプリケーションショー

トカットの作成」を参照してください。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1268

Page 269: Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイド - …...Microsoft Windows用用用Siebelインストールガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次

Siebel モバイルモバイルモバイルモバイル Web クライアントのインストールクライアントのインストールクライアントのインストールクライアントのインストール � Siebel クライアントのショートカットおよび起動

オプション

使用可能な起動オプションについて、269 ページの表 17 で説明します。

表 17 Siebel クライアントの起動オプション

起動オプション起動オプション起動オプション起動オプション 説明説明説明説明

/c config_file 必須。Siebel Sales の siebel.cfg や Siebel Call Center の uagent.cfg など、使用

する設定ファイルのパスとファイル名を指定します。

/d data_source 設定ファイルで定義されている接続先のデータソースを指定します。 Demo ショート

カットは、「/d sample」を指定してサンプルデータベースにアクセスします。

� /uおよび /p を使用して有効な Siebelユーザーを指定せず、/dを使用して有効なデー

タソースを指定しなかった場合は、ログイン画面でデータソースを指定できます。

� /u と /p を使用し、/d を使用しなかった場合は、ローカルデータベースが想定さ

れます。

/l language 英語の場合の ENU のような、このクライアントセッションで使用する言語の 3 文字の

コードを指定します。適用可能な言語パックがクライアントにインストールされている

必要があります。

/l を使用して有効な言語を指定しなかった場合は、設定ファイルから言語が取得されます。

/u username ユーザー名を指定します。Demo ショートカットは、事前に定義されたデモユーザーを

/u および /p オプションを使用して指定します。

/u および /p を使用して有効な Siebel ユーザーを指定しなかった場合は、ログイン画

面からログインする必要があります。

Siebel サンプルデータベースに付属している Siebel アプリケーションごとのデモユー

ザーの一覧については、『Siebel Demo Users Reference』を参照してください。

注意:注意:注意:注意: /u および /p オプション(とくに /p オプション)を使用してライブな製品シス

テムにアクセスする場合は、セキュリティの問題を考慮する必要があります。これらの

値は暗号化されません。

/p password /u を使用して指定されたユーザーのパスワードを指定します。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1 269

Page 270: Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイド - …...Microsoft Windows用用用Siebelインストールガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次

Siebel モバイルモバイルモバイルモバイル Web クライアントのインストールクライアントのインストールクライアントのインストールクライアントのインストール � Siebel クライアントのショートカットおよび起動

オプション

カスタムカスタムカスタムカスタム Siebel アプリケーションショートカットの作成アプリケーションショートカットの作成アプリケーションショートカットの作成アプリケーションショートカットの作成

このトピックは、266 ページの「Siebel クライアントのショートカットおよび起動オプション」の一部です。

266 ページの「Siebel クライアントのショートカット」で説明した Siebel Business Applications のショート

カットをカスタマイズする必要がある場合は、ショートカットプロパティを修正し、[ターゲット]フィールドの値

を変更してカスタマイズできます。一般に、既存のショートカットを変更したり 初からショートカットを作成する

のではなく、既存のショートカットをコピーして名前を変更し、そのコピーを変更します。 ショートカットを作成ま

たは変更する場合は、次の注意点を考慮する必要があります。

� Start in のラベルが付けられているショートカットプロパティに表示されている場所は変更しないでください。

変更すると、アップグレードウィザードを実行したときに問題が生じる場合があります。

� ショートカットのターゲット値を定義する場合は、268 ページの「Siebel クライアントの起動オプション」で

説明されているオプションの使用についてのガイドラインに従います。

266 ページの「Siebel クライアントのショートカット」で説明されている Demo ショートカットを使用してアクセ

スする Siebel サンプルデータベースには、定義済みのデモユーザーが数多く含まれています。たとえば、

CCHENG は Siebel Call Center Demo ショートカットのデモユーザーです。その他多くのデモユーザーが、既存

の Demo ショートカットでは示されないサンプルデータベースで使用できます。各デモユーザーは、特定の定義済

み権限を持つユーザーとして示されるため、特定の Siebel アプリケーションを表すことが意図されています。

Siebel サンプルデータベースに付属している Siebel アプリケーションごとのデモユーザーの一覧については、

『Siebel Demo Users Reference』を参照してください。

ユーザーおよび権限については、『Siebel セキュリティガイド』のアクセス制御の説明を参照してください。

使用可能なすべての権限を表示するには使用可能なすべての権限を表示するには使用可能なすべての権限を表示するには使用可能なすべての権限を表示するには

� [管理 - アプリケーション]画面、[権限]ビューの順に移動します。

/b browser_exe 実行可能プログラムが Siebel クライアントセッションで使用するブラウザのパスと

ファイル名を指定します。

/b オプションは、Siebel アプリケーションでサポートされていないブラウザが現在の

デフォルトブラウザとなっている場合にのみ必要です。たとえば、Siebel Call Centerのような高対話性アプリケーションを実行している場合は、サポートされているバー

ジョンの Microsoft Internet Explorer を使用する必要があります。このブラウザが

デフォルトのブラウザでない場合は、/b を使用してブラウザを明示的に指定します。

Siebel Business Application がサポートしているブラウザについては、Oracle Technology Network の「Siebel System Requirements and Supported Platforms」を参照してください。

/s spool_file 指定された出力ファイルへの SQL のスプールを指定します。このオプションは、トラ

ブルシューティングの目的に有効です。 詳しくは、『Siebel パフォーマンスチューニン

グガイド』を参照してください。

表 17 Siebel クライアントの起動オプション

起動オプション起動オプション起動オプション起動オプション 説明説明説明説明

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1270

Page 271: Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイド - …...Microsoft Windows用用用Siebelインストールガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次

Siebel モバイルモバイルモバイルモバイル Web クライアントのインストールクライアントのインストールクライアントのインストールクライアントのインストール � Siebel モバイル Web クライアントでの SiebelQuickStart の使用

Siebel モバイルモバイルモバイルモバイル Web クライアントでのクライアントでのクライアントでのクライアントでの Siebel QuickStart の使用の使用の使用の使用Siebel QuickStart は Siebel モバイル Web クライアントのアプリケーション機能で、有効にすると、起動時にモ

バイルユーザーのマシンに Siebel アプリケーションをプレロードして、クライアントの起動に必要な時間を短縮し

ます。 Siebel QuickStart は、 初は Siebel アプリケーションのログイン画面から有効にし、ロードします。有効

にすると、同じアプリケーションに対するすべての後続のログインセッションと Siebel アプリケーションセッショ

ンに影響します。

Siebel QuickStart には、次に示す 2 つの主要なコンポーネントがあります。

� Siebel QuickStart エージェントエージェントエージェントエージェント: エージェントは、ユーザーが Windows にログインしたときにプレロー

ドされる Siebel アプリケーション、またはアプリケーションからログアウトした後もロードされた状態の

Siebel アプリケーションを表します。

� Siebel QuickStart Service: この Windows サービスは、ユーザーが Windows にログインしたときに

QuickStart エージェントを起動します。このサービスは、デフォルトで自動的に実行されます。 ユーザーが、

前の Siebel アプリケーションセッション(同じまたは前の Windows セッション)のログイン画面で

[Siebel QuickStart を有効にする]を選択した場合、サービスは Siebel QuickStart エージェントを起動し

て Siebel アプリケーションをプレロードします。

備考:備考:備考:備考: Siebel QuickStart は、ローカルデータベースに接続するときにのみ、Siebel モバイル Web クライアント

で使用できます。サンプルデータベースには適用されません。また、Siebel Web クライアントや Developer Web Client には適用されません。

Siebel QuickStart は、同じタイプの Siebel アプリケーションセッションの以降のインスタンス、つまり同じユー

ザーとして同じアプリケーションを実行し、同じ起動オプションを使用するインスタンスに適用されます。別のタイ

プの Siebel アプリケーションセッションの Siebel QuickStart を有効にする前に、ユーザーは既存のアプリケー

ションセッションの Siebel QuickStart を無効にする必要があります。

QuickStart による速度の向上は、 初の Siebel ログインでは有効になりません。QuickStart は、同じタイプの

Siebel アプリケーションセッションの以降のログインで有効になり、その状態は、ユーザーが QuickStart を無効

にするまで維持されます。

リソースを節約するために、Windows サービス Siebel QuickStart Service は、アプリケーションセッション中

にシャットダウンされます。次に Windows を再起動したときにサービスが再起動されます。 このトピックで説明し

たように、ユーザーが QuickStart を無効にしなければ、QuickStart エージェントは Windows セッション中も実

行されたままになります。QuickStart エージェントは、ローカルシステムアカウントで実行され、ユーザーが

Siebel アプリケーションからログアウトし、システムトレイの Siebel アイコンから QuickStart を無効にしない

限り、ユーザーが Windows からログアウトして再びログインしても、実行されたままです。

Siebel QuickStart(エージェント)が有効で、Windows サービス Siebel QuickStart Service が無効になって

いる場合、ユーザーがアプリケーションを終了した後も Siebel アプリケーションはロードされた状態になっている

ため、ユーザーがアプリケーションを再起動するときにすばやくアクセスできます。ただし、ユーザーが Windowsからログアウトした場合、Windows に再びログインしても Siebel アプリケーションはプレロードされません。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1 271

Page 272: Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイド - …...Microsoft Windows用用用Siebelインストールガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次

Siebel モバイルモバイルモバイルモバイル Web クライアントのインストールクライアントのインストールクライアントのインストールクライアントのインストール � Siebel モバイル Web クライアントでの Siebel QuickStart の使用

ユーザーが QuickStart を無効にするか、Siebel アプリケーションからログアウトしなければ、次の Siebel モバ

イル Web クライアントの使用例では、QuickStart エージェントが実行され、以降の Windows セッションでも実

行されたままになります。すべてのケースが適用されるのは、Siebel QuickStart Service が[自動]または[マ

ニュアル]に設定されている場合だけです。

� ユーザーが Siebel アプリケーションを初めて起動し、ローカルデータベースを初期化した後。

� ユーザーがコマンドラインからログイン資格情報を指定して Siebel アプリケーションを起動した後。

� ユーザーが Siebel アプリケーションを起動して、ログイン画面で[QuickStart を有効にする]をオンにした後。

� ユーザーが前の Siebel アプリケーションセッション(および前の Windows セッション)で[QuickStart を有効にする]を指定して、Windows にログインした後。

Siebel QuickStart は、暗号化された Siebel ユーザー名とパスワードを SIEBEL_CLIENT_ROOT¥bin の

mwc_storage.cfg ファイルに保存します。このファイルは変更しないでください。 このファイルで使用される暗号

化については、『Siebel Remote and Replication Manager 管理ガイド』を参照してください。

Siebel QuickStart の有効化と無効化の有効化と無効化の有効化と無効化の有効化と無効化次の Siebel QuickStart エージェントおよび Windows サービス Siebel QuickStart Service の有効化と無効化

の手順で説明します。

Siebel QuickStart を有効にするにはを有効にするにはを有効にするにはを有効にするには

1 モバイル Web クライアントおよびローカルデータベースを使用して Siebel アプリケーションを起動します。 たとえば、該当する言語の Siebel Call Center のショートカットをダブルクリックします。

2 Siebel ログイン画面で[Siebel QuickStart を有効にする]チェックボックスをオンにしてログインします。

ユーザーが無効にしない限り、QuickStart エージェントは以降の Windows セッションでメモリにロードさ

れ、ユーザーが次に Windows にログインすると再びロードされます。Siebel QuickStart Service を無効に

すると、以降の Windows セッションでのみ、エージェントはメモリにロードされた状態になります。

Siebel QuickStart をログイン画面から無効にするにはをログイン画面から無効にするにはをログイン画面から無効にするにはをログイン画面から無効にするには

1 モバイル Web クライアントを使用して Siebel アプリケーションを起動します。 たとえば、該当する言語の

Siebel Call Center のショートカットをダブルクリックします。

2 Siebel ログイン画面で[Siebel QuickStart を有効にする]チェックボックスがオンになっている場合はオフ

にして、ログインします。

この Siebel アプリケーションセッションでは QuickStart エージェントはロードされず、明示的に指定しない

限り、それ以降もロードされません。Siebel QuickStart Service を無効にすることもできます。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1272

Page 273: Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイド - …...Microsoft Windows用用用Siebelインストールガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次

Siebel モバイルモバイルモバイルモバイル Web クライアントのインストールクライアントのインストールクライアントのインストールクライアントのインストール � Siebel モバイル Web クライアントでの SiebelQuickStart の使用

Siebel QuickStart をシステムトレイから無効にするにはをシステムトレイから無効にするにはをシステムトレイから無効にするにはをシステムトレイから無効にするには

� システムトレイの Siebel アイコンを右クリックし、[起動時に無効にする]を選択します。このオプションは、

Siebel アプリケーションが実行されていないか、QuickStart を使用して起動されなかった場合にのみ使用で

きます。

QuickStart エージェントを終了します。明示的に指定しない限り、それ以降はエージェントはロードされませ

ん。Siebel QuickStart Service を無効にすることもできます。

Windows サービスサービスサービスサービス Siebel QuickStart Service を無効にするにはを無効にするにはを無効にするにはを無効にするには

1 [コントロール パネル]、[管理ツール]、[サービス]の順に移動します。

2 [Siebel QuickStart Service]を選択し、[操作]、[プロパティ]の順にクリックします。

3 このサービスのスタートアップの種類を[自動]から[無効]に変更します。

ログイン時に、Siebel QuickStart Service が自動的に実行されなくなります。再び有効にするには、スター

トアップの種類を[自動]に戻します。

システムトレイのシステムトレイのシステムトレイのシステムトレイの Siebel アイコンのオプションアイコンのオプションアイコンのオプションアイコンのオプションSiebel アプリケーションが実行されている場合、または QuickStart エージェントがロードされている場合は、アイ

コンがシステムトレイに表示されます。このアイコンを右クリックすると、いくつかのオプションが表示されます。

� 終了終了終了終了: 現在の Windows セッションで QuickStart エージェントを終了します。 このオプションは、

QuickStart エージェントがロードされ、Siebel アプリケーションが実行されていない場合にのみ使用できま

す。QuickStart が有効になっている場合は、次にユーザーが Siebel アプリケーションを同じ方法で起動した

とき、または Windows を起動したときに、エージェントが再びロードされます。

� 起動時に無効にする起動時に無効にする起動時に無効にする起動時に無効にする: 次にユーザーが Siebel アプリケーションまたは Windows を起動したときに、Siebel QuickStart を無効にします。 前のトピックで説明した方法で QuickStart エージェントも終了します。このオ

プションは、QuickStart エージェントがロードされ、Siebel アプリケーションが実行されていないか、

Siebel QuickStart Service を使用して起動されなかった場合にのみ使用できます。このオプションにより、

Siebel QuickStart Service も無効になります。

� バージョン情報バージョン情報バージョン情報バージョン情報: Siebel アプリケーションに関する情報を表示します。 このオプションは、Siebel アプリケー

ションまたは QuickStart エージェント、あるいはその両方が実行されている場合に使用できます。

� ヘルプヘルプヘルプヘルプ: Siebel オンラインヘルプを表示します。 このオプションは、Siebel アプリケーションまたは

QuickStart エージェント、あるいはその両方が実行されている場合に使用できます。

Siebel QuickStart でのビューのプレキャッシュの使用でのビューのプレキャッシュの使用でのビューのプレキャッシュの使用でのビューのプレキャッシュの使用QuickStart エージェントがロードされると、siebel.cfg などの設定ファイルの [Preload]セクションのパラメー

タを使用して指定されたビューが、Siebel アプリケーションの起動時にプレロード(プレキャッシュ)されます。

以降のアプリケーションセッションでは、プレキャッシュされたビューへの移動が迅速になります。

[Preload]セクションで、プレキャッシュするビューの名前を、View1、View2などの設定パラメータの値として

指定します。

設定ファイルパラメータの指定については、『Siebel システム管理ガイド』を参照してください。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1 273

Page 274: Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイド - …...Microsoft Windows用用用Siebelインストールガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次

Siebel モバイルモバイルモバイルモバイル Web クライアントのインストールクライアントのインストールクライアントのインストールクライアントのインストール � Siebel モバイル Web クライアントでの Siebel QuickStart の使用

QuickStart およびおよびおよびおよび AutoStopDB 設定パラメータ設定パラメータ設定パラメータ設定パラメータSiebel QuickStart を使用している場合は、ローカルデータベースで設定パラメータ AutoStopDBを FALSEに設

定することも指定できます。

このパラメータが TRUEの場合は、ユーザーがログアウトすると、SQL Anywhere データベースエンジンが終了し

ます。 FALSE(デフォルト)の場合は、ユーザーが Siebel アプリケーションからログアウトした後も、データベー

スエンジンは実行を続けます。

AutoStopDBパラメータは、Siebel Call Center の uagent.cfg などのアプリケーション設定ファイルの

[Local]セクションで指定します。

QuickStart 機能と SQL Anywhere データベースエンジンの実行を持続する機能は、同じ Windows セッションで

Siebel アプリケーションを 2 回以上起動し、終了したときに、いずれも同様のパフォーマンスの向上が得られます。

詳しくは、『Siebel システム管理ガイド』および『Siebel パフォーマンスチューニングガイド』を参照してください。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1274

Page 275: Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイド - …...Microsoft Windows用用用Siebelインストールガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次

10 Siebel Tools のインストールのインストールのインストールのインストール

この章では、Windows 環境に Siebel Tools をインストールする方法について説明します。 次のトピックが含まれ

ています。

� 275 ページの「Siebel Tools のインストールについて」

� 276 ページの「Siebel Tools のインストールプロセス」

� 277 ページの「Siebel Tools のインストール要件」

� 278 ページの「Siebel Tools クライアントのインストール」

� 281 ページの「Siebel Tools のインストール後のタスク」

アンインストールの手順については、321 ページの「Siebel クライアントおよび Siebel Tools のアンインストール」

を参照してください。

Siebel Tools のインストールについてのインストールについてのインストールについてのインストールについてSiebel Tools は、Siebel アプリケーションを設定するための統合環境です。 Siebel Tools インストーラは、

Siebel Business Rules Developer のインストールにも使用できます。

Siebel Tools のインストーラプログラムは、Oracle Universal Installer フレームワークに基づいており、以前の

リリースのインストーラとはさまざまな点で異なります。 インストーラの変更の概要については、249 ページの

「Siebel クライアントのインストールについて」を参照してください。 Siebel Tools インストーラに固有の変更に

は、次の内容が含まれます。

� Siebel Tools がインストールされるデフォルトのディレクトリが変更されました。 新しいデフォルトのインス

トール場所は D:¥Siebel¥8.1¥Tools_1 です。この場所または同様の場所が Oracle ホームのパスとして

Siebel Tools インストーラで指定されます (1 つ以上の既存のインストールがある場合は、新しいインストー

ルのデフォルトディレクトリに、D:¥Siebel¥8.1¥Tools_2 など、次の整数が指定されます)。 ディレクトリ名

には、Windows 互換の長いファイル名に該当する文字を使用できます。ただし、インストールディレクトリに

はスペースを使用しないでください。

� Siebel Tools のショートカットの作成先プログラムグループ名が変更され、Oracle ホームの名前が使用される

ようになりました。この名前がインストールされているインスタンスの名前です。 新しいデフォルトのプログラ

ムグループは Tools1 8.1 です (1 つ以上の既存のインストールがある場合は、新しいインストールに対するデ

フォルトの Oracle ホームに、Tools2 など、次の整数が指定されます)。

� Siebel Tools および Siebel Business Rules Developer は、単一のインストールタスクではインストールさ

れなくなりました。 Siebel Tools および Siebel Business Rules Developer のインストールに関連するその

他の要件については、277 ページの「Siebel Tools のインストール要件」を参照してください。

� [コントロール パネル]の[プログラムの追加と削除]によるアンインストールは提供されません。 インストー

ルしたインスタンスをアンインストールするには、Oracle Universal Installer を実行し、製品を削除するオ

プションをクリックします。詳しくは、321 ページの「Siebel クライアントおよび Siebel Tools のアンインス

トール」を参照してください。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1 275

Page 276: Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイド - …...Microsoft Windows用用用Siebelインストールガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次

Siebel Tools のインストールのインストールのインストールのインストール � Siebel Tools のインストールプロセス

Siebel Tools および Siebel Business Rules Developer については、Siebel Bookshelf の次のマニュアルを参

照してください。

� 『Using Siebel Tools』

� 『Configuring Siebel Business Applications』

� 『Siebel Business Rules Administration Guide』

Siebel Tools のインストールプロセスのインストールプロセスのインストールプロセスのインストールプロセスSiebel Tools のインストールプロセスには次の複数のタスクがあります。記載されている順に実行します。

1 インストール要件を確認します。 277 ページの「Siebel Tools のインストール要件」を参照してください。

2 Siebel Tools をインストールします。 278 ページの「Siebel Tools クライアントのインストール」を参照して

ください。

3 インストール後のタスクを実行します。 281 ページの「Siebel Tools のインストール後のタスク」を参照してく

ださい。

a Siebel データベースに接続し、ライセンスキーを入力します。 281 ページの「Siebel Tools のインストール

が正常に完了したことの確認」を参照してください。

b インストールディレクトリの構造を確認します。 282 ページの「Siebel Tools ディレクトリ構造の確認」を

参照してください。

c Siebel Tools ディレクトリへの書き込みおよび読み取りアクセス権を確認します。 283 ページの「Siebel Tools ディレクトリへの書き込みおよび読み取りアクセス権の確認」を参照してください。

d ODBC データソースを確認します。 284 ページの「Siebel Tools ODBC データソースの確認」を参照してく

ださい。

4 (オプション)Siebel Business Rules Developer をインストールします。 278 ページの「Siebel Tools クラ

イアントのインストール」を参照してください。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1276

Page 277: Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイド - …...Microsoft Windows用用用Siebelインストールガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次

Siebel Tools のインストールのインストールのインストールのインストール � Siebel Tools のインストール要件

Siebel Tools のインストール要件のインストール要件のインストール要件のインストール要件Siebel Tools をインストールする前に、次の要件を確認してください。

� ご使用の Siebel Tools クライアントプラットフォームが Oracle Technology Network の「Siebel System Requirements and Supported Platforms」で定義されている要件を満たしている必要があります。

� 実装に必要なすべてのサードパーティのソフトウェア(選択した RDBMS のデータベース接続ソフトウェアを

含む)がインストールされている必要があります。 Oracle Technology Network の「Siebel System Requirements and Supported Platforms」を参照してください。

� 第 5 章「Siebel Enterprise Server と関連コンポーネントのインストール」および第 6 章「Siebel Enterprise Server と関連コンポーネントの設定」の説明に従い、Siebel Enterprise Server ソフトウェアをインストー

ルして設定している必要があります。

� 第 3 章「RDBMS の設定」および第 7 章「Siebel データベースの設定」の説明に従い、Siebel データベースを

作成し、Siebel スキーマとシードデータをインストールしている必要があります。このデータベースは、

Siebel Tools のプロジェクトレポジトリを格納します。

ローカルデータベースは、必要に応じて、各開発者ユーザーに対して初期化することもできます。詳しくは、

『Configuring Siebel Business Applications』および『Using Siebel Tools』を参照してください。

備考:備考:備考:備考: Siebel Tools クライアントは、Siebel モバイル Web クライアントでインストール可能な Siebel サン

プルデータベースのデモンストレーションデータにアクセスすることもできます。 詳しくは、258 ページの

「Siebel サンプルデータベースのインストール」および関連トピックを参照してください。

� Microsoft SQL Server 展開の場合、正しいバージョンの Microsoft SQL Native Client(SNAC)および

Microsoft Data Access Components(MDAC)が、Siebel Tools クライアントをインストールするマシン

に存在している必要があります。バージョン情報については、Oracle Technology Network の「Siebel System Requirements and Supported Platforms」を参照してください。

Siebel Tools クライアントはこれらのドライバを使用しますが、インストール時には独自の ODBC データソー

スを作成します。このデータソースを付録 A「展開計画ワークシート」のワークシートに書き留めます。

� 開発環境の場合、Siebel データベースの並べ替え順はバイナリに設定する必要があります。バイナリに設定し

なければ、レポジトリのコンパイルやマージを行えません。

� Siebel Tools クライアントのインストールまたはアンインストールには、管理者権限が必要です。管理者権限

の設定については、Siebel クライアントソフトウェアをインストールする Microsoft Windows のバージョン

に応じたオペレーティングシステムのマニュアルを参照してください。

Siebel Tools クライアントソフトウェアのアンインストールについては、321 ページの「Siebel クライアント

および Siebel Tools のアンインストール」を参照してください。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1 277

Page 278: Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイド - …...Microsoft Windows用用用Siebelインストールガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次

Siebel Tools のインストールのインストールのインストールのインストール � Siebel Tools クライアントのインストール

Siebel Business Rules Developer のインストール要件のインストール要件のインストール要件のインストール要件Haley Systems の HaleyAuthority 製品に基づく Siebel Business Rules Developer は、Siebel Tools インス

トーラを使用してインストールできます。 Siebel Business Rules Developer のインストールには、次の要件が適

用されます。 Siebel Business Rules Developer については、『Siebel Business Rules Administration Guide』を参照してください。275 ページの「Siebel Tools のインストールについて」も参照してください。

� マシンに同時に存在できる Siebel Business Rules Developer のインスタンスは 1 つのみです。

� Siebel Business Rules Developer をインストールして実行する前に、次のインストールを完了しておく必

要があります。

� Siebel Tools(現在のバージョンのインスタンスを少なくとも 1 つ)

� Siebel モバイル Web クライアントまたは Siebel Developer Web Client(現在のバージョンのインスタ

ンスを少なくとも 1 つ)

� Microsoft IIS Web サーバー

� Microsoft .NET Framework

次に進む前に、アンインストールした Siebel ソフトウェアバージョンのディレクトリを削除します。

サードパーティ製ソフトウェアに固有のバージョン要件については、Oracle Technology Network の

「Siebel System Requirements and Supported Platforms」を参照してください。

� Siebel Business Rules Developer をインストールする場合は、Siebel Tools のインストールで指定した内

容と同じ Oracle ホームおよびインストール場所を指定します。

� Siebel Business Rules Developer のアンインストールについては、321 ページの「Siebel クライアントお

よび Siebel Tools のアンインストール」を参照してください。

Siebel Tools クライアントのインストールクライアントのインストールクライアントのインストールクライアントのインストールこのトピックでは、Siebel Tools クライアントをインストールする方法について説明します。

備考:備考:備考:備考: 次の手順は基本製品のインストールに適用されます。 パッチインストールの手順については、My Oracle Support の「Siebel Maintenance Release Guide」を参照してください。17 ページの「Siebel リリースのイン

ストールについて」も参照してください。

Siebel Tools をインストールするにはをインストールするにはをインストールするにはをインストールするには

1 Windows エクスプローラで、現在のソフトウェアバージョンの Siebel イメージの場所に移動します。 次に、

インストーラがあるディレクトリに移動します。

この場合は、Siebel_Image¥Windows¥Client¥Siebel_Tools¥Disk1¥install に移動します。

ここで、各項目は次のようになります。

� Siebel_Image = D:¥Siebel_Install_Image¥8.1.1.0 などのバージョン固有の Siebel ネットワーク

イメージのディレクトリです。

2 oui.exe をダブルクリックして Siebel Tools クライアントインストーラを起動します。

[ようこそ]画面が表示されます。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1278

Page 279: Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイド - …...Microsoft Windows用用用Siebelインストールガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次

Siebel Tools のインストールのインストールのインストールのインストール � Siebel Tools クライアントのインストール

3 インストールするモジュールを指定します。 次のいずれかを選択し、[次へ]をクリックします。

� Siebel Tools

� Siebel Business Rules Developer

4 実行するタスクに適したアクションを実行します。 次のいずれかを実行します。

� 新規インストールを実行する場合、または既存のインストールに Siebel 言語パックを追加する場合は、

[次へ]をクリックします。 ホームの詳細の指定画面が表示されます。次のステップに進みます。

� インストールしたソフトウェアインスタンスをアンインストールする場合は、製品の削除をクリックしま

す。 このタスクは、321 ページの「Siebel クライアントおよび Siebel Tools のアンインストール」で説明

しています。

5 ホームの詳細の指定画面で、インストール名を入力し、インストール場所を指定して、[次へ]をクリックしま

す (後で参照できるように、インストール名と場所を書き留めます)。 Siebel Business Rules Developer を

インストールしている場合、または Siebel Tools に言語パックを追加している場合は、既存のインストールの

名前およびパスを指定します。

� デフォルトのインストール名は、Tools1 または同様の値です。 この値は、Siebel Tools のショートカット

の作成先プログラムグループで使用されます。

� デフォルトのインストールパスは、D:¥Siebel¥8.1¥Tools_1 または同様の値です。 デフォルトのパスを

そのまま使用するか、直接入力または[参照]ボタンを使用して別の場所を指定します。

Oracle ホームおよびパスの要件については、275 ページの「Siebel Tools のインストールについて」を参照し

てください。

� 新規インストールまたは言語の追加インストールの場合は、次のステップに進みます。 製品固有の前提条件

チェック画面が表示されます。

� Siebel Business Rules Developer のインストールの場合は、280 ページのステップ 13 に進みます。

6 前提条件チェックの結果を確認し、不足している前提条件を修正します。次に[次へ]をクリックします。

[言語の選択]画面が表示されます。

7 インストールする言語を選択し、[次へ]をクリックします。 次に進むためには、少なくとも 1 つの言語を選択

する必要があります。 言語を追加している場合、すでにインストールした言語は選択不可になります。

備考:備考:備考:備考: Siebel Tools は英語(ENU)言語パックとともにインストールする必要があります。 他の言語パックも

インストールできます。このステップで選択される言語固有のファイルが、使用するワークステーションにコ

ピーされます。

� 新規インストールの場合は、次のステップに進みます。

� 言語の追加インストールの場合は、280 ページのステップ 13 に進みます。

8 [Siebel Database Server]画面で、Siebel 製品に使用しているデータベースサーバーのタイプを選択しま

す。次のいずれかを選択し、[次へ]をクリックします。

� Oracle Database Server

� Microsoft SQL Server

� Windows および UNIX 対応 IBM DB2 UDB

� IBM DB2 UDB for z/OS

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1 279

Page 280: Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイド - …...Microsoft Windows用用用Siebelインストールガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次

Siebel Tools のインストールのインストールのインストールのインストール � Siebel Tools クライアントのインストール

9 [データベース ID]画面に次の情報を入力し、[次へ]をクリックします。 279 ページのステップ 8 の[Siebel Database Server]画面で指定したデータベースの情報を指定します。

� Oracle データベースの場合は、データベースエイリアスとテーブルオーナーを指定します。

� Microsoft SQL Server の場合は、データベースサーバーホスト名とデータベースインスタンス名を指定

します。

� IBM DB2 の場合は、データベースエイリアスとテーブルオーナーを指定します。

� IBM DB2 for z/OS の場合は、データベースエイリアス(DB2 Connect で定義)とテーブルオーナーま

たはスキーマ修飾子を指定します。

付録 A「展開計画ワークシート」でワークシートに指定したデータを入力します。

10[ファイルシステムサーバー情報]画面で、ネットワークベースの Siebel ファイルシステムのディレクトリパ

スを、直接入力するか、[参照]ボタンを使用して指定します。次に[次へ]をクリックします。

備考:備考:備考:備考: Siebel ファイルシステムのパスには、UNC 共有名(¥¥SRV1¥siebfile など)またはマップドライブ

(K:¥siebelFS など)を使用できます。

11[Remote Server 情報]画面で、Siebel Remote Server コンポーネントを実行している Siebel Server の

名前を指定します。次に[次へ]をクリックします。

Siebel Remote Server コンポーネントは、Siebel モバイル Web クライアントマシンのローカルデータベー

スの初期化および同期化に使用されます。

12[Enterprise Server 情報]画面で、この Siebel Tools クライアントが管理目的で接続する Siebel Gateway Name Server のアドレスと Enterprise Server の名前を指定します。次に[次へ]をクリックします。

[Gateway Name Server のアドレス]は、Siebel Gateway Name Server がインストールされているマシ

ンのネットワーク名または IP アドレスです。 特定のポート番号を入力するには、[Gateway Name Server のアドレス]の文字列にコロンと希望のポート番号を付けます。

Enterprise Server 名は、このクライアントのサーバーデータベースをサポートする Siebel Server がインス

トールされている名前です。

13[概要]画面で情報を確認します。 特に、インストールに関するすべてのディスクスペースの要件を満たしてい

ることを確認してください。 [インストール]をクリックし、Siebel Tools または Siebel Business Rules Developer ソフトウェアのインストールを開始します。

Siebel Tools のインストールはこれで終了です。 Siebel Tools のソフトウェアが 279 ページのステップ 5 で指

定したディレクトリにインストールされます。 Siebel Business Rules Developer が Rule サブディレクトリ

にインストールされます。

Siebel Tools or Siebel Business Rules Developer のショートカットが、279 ページのステップ 5 で指定し

た Oracle ホームに対応するプログラムフォルダに作成されます。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1280

Page 281: Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイド - …...Microsoft Windows用用用Siebelインストールガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次

Siebel Tools のインストールのインストールのインストールのインストール � Siebel Tools のインストール後のタスク

14 インストールで困難な状況が発生した場合は、インストールログを確認し、すべてのコンポーネントが正常にイ

ンストールされていることを確認してください。 ログは次の場所に作成されます。

� SIEBEL_TOOLS_ROOT¥cfgtoollogs¥oui

� C:¥Program Files¥Oracle¥Inventory¥logs

インストールセッションに関連するログファイルの名前は、installActionsdate_time.log ファイルです。

date_time は、ファイルの作成日時を示します。たとえば、installActions2007-05-30_10-28-04PM.logのようになります。 作成されたファイルの各セットでは、通常、 も古い 大のログファイルが、インストール

されている基本製品を表します。

15 WordPad のようなテキストエディタを使用して、SIEBEL_TOOLS_ROOT¥base.txt ファイルを開きます。 このファイルには、完了したインストールのバージョン番号およびビルド番号が記載されています。 同様に、

enu.txt、jpn.txt など、lang.txt という名前のファイルを検証します。

正しくインストールされたことを確認するには、281 ページの「Siebel Tools のインストール後のタスク」も参

照してください。

Siebel Tools のインストール後のタスクのインストール後のタスクのインストール後のタスクのインストール後のタスクSiebel Tools のインストールプログラムを実行した後に、次のタスクを実行します。

� 281 ページの「Siebel Tools のインストールが正常に完了したことの確認」

� 282 ページの「Siebel Tools ディレクトリ構造の確認」

� 283 ページの「Siebel Tools ディレクトリへの書き込みおよび読み取りアクセス権の確認」

� 284 ページの「Siebel Tools ODBC データソースの確認」

Siebel Tools のインストールが正常に完了したことの確認のインストールが正常に完了したことの確認のインストールが正常に完了したことの確認のインストールが正常に完了したことの確認

このトピックは、281 ページの「Siebel Tools のインストール後のタスク」の一部です。

Siebel データベースに接続し、Siebel Tools のライセンスキーを入力して、インストールが正常に完了したことを

確認します。

インストールが正常に完了したことを確認するにはインストールが正常に完了したことを確認するにはインストールが正常に完了したことを確認するにはインストールが正常に完了したことを確認するには

1 Siebel Tools を開始し、Siebel データベースにログオンします。

Siebel Tools に 初にログオンすると、ライセンスキー番号を入力していない場合は入力するように要求され

ます。

備考:備考:備考:備考: Oracle のライセンスコードのサイトで、Siebel Business Applications 製品のライセンスキーの情報

を確認できます。詳しくは、http://licensecodes.oracle.com/siebel.html を参照してください。『Siebel アプリケーション管理ガイド』も参照してください。

2 ライセンスキー番号を入力していない場合は、表示されるダイアログボックスにライセンスキー番号を入力し、

[OK]をクリックします。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1 281

Page 282: Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイド - …...Microsoft Windows用用用Siebelインストールガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次

Siebel Tools のインストールのインストールのインストールのインストール � Siebel Tools のインストール後のタスク

Siebel Tools ディレクトリ構造の確認ディレクトリ構造の確認ディレクトリ構造の確認ディレクトリ構造の確認

このトピックは、281 ページの「Siebel Tools のインストール後のタスク」の一部です。

Siebel Tools のインストールでは、次の 小限のディレクトリが作成されます。 これらのディレクトリ、これらの

ディレクトリに含まれるファイルおよびサブディレクトリ、および他のさまざまなファイルは、

D:¥Siebel¥8.1¥Tools_1 などの、インストール中に指定したディレクトリに作成されます。

備考:備考:備考:備考: オブジェクトフォルダには SRF ファイルが含まれます。ウィルススキャンソフトウェアによる SRF の監視

は、Siebel Tools クライアントのパフォーマンスを著しく低下させることがあります。ご使用のコンピュータに

ウィルススキャンソフトウェアがインストールされている場合は、SRF ファイルをスキップするように設定してく

ださい。これらのファイルはバイナリデータファイルなので、ウィルス感染のリスクは低いです。したがって、これ

らのファイルはスキャン対象から外しても通常は問題ありません。 または、SRF ファイルを他のファイルより頻度

を少なくしてスキャンすることもできます。

adm Siebel Tools で作成され、Siebel ADM で使用される SIF ファイルが格納されます。

admpkgr ADM パッケージャユーティリティが格納されます。

bin すべてのバイナリファイル(.exe、.dll、.cfg、.dsn、.enu、.bat)とユーザー設定ファイルが

含まれます。

language 言語固有の DLL ファイルが含まれます。

dll Siebel Tools プログラムのライブラリファ

イルが含まれます。

bin Siebel Tools バイナリファイルが含まれます。

exe Siebel Tools 実行可能ファイルが含まれます。

classes Java コードファイルが含まれます。

examples

examples¥src

examples¥src¥com

examples¥src¥com¥siebel

examples¥src¥com¥extra

examples¥src¥com¥integration

examples¥src¥com¥integration¥mq Java コードファイルの例です。

examples¥src¥com¥integration¥servlet Java コードファイルの例です。

ddktempl Dynamic Developer Kit(DDK)ファイルです。 詳しくは、『Siebel Web UI Dynamic Developer Kit Guide(Siebel Web UI ダイナミック開発者キットガイド)』を参照してください。

help Siebel Tools ヘルプファイルです。

language インストールした言語のヘルプファイルです。

local ローカルの抽出されたデータベースです。

files ローカルファイルの添付ファイルです。

inbox Siebel Tools では使用しません。

outbox Siebel Tools では使用しません。

locale インストールした言語のテキストファイルで、製品のバージョン情報が格納されます。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1282

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Siebel Tools のインストールのインストールのインストールのインストール � Siebel Tools のインストール後のタスク

Siebel Tools ディレクトリへの書き込みおよび読み取りアクセス権のディレクトリへの書き込みおよび読み取りアクセス権のディレクトリへの書き込みおよび読み取りアクセス権のディレクトリへの書き込みおよび読み取りアクセス権の確認確認確認確認

このトピックは、281 ページの「Siebel Tools のインストール後のタスク」の一部です。

Siebel Tools をインストールした後で、Siebel Tools ユーザーに Tools ディレクトリのデータの書き込み/読み取

りに必要な権限があることを確認します。

権限設定を確認するには権限設定を確認するには権限設定を確認するには権限設定を確認するには

1 Siebel Tools ルートディレクトリを選択し、それを右クリックします。

2 [プロパティ]を選択し、[共有]タブに移動します。

3 Siebel Tools ユーザーに読み取りおよび書き込みアクセス権があることを確認します。

また、ユーザーアカウントプロパティで、Siebel Tools ユーザーがグループメンバーシップのセクションで制限

ユーザーとして定義されていない必要があります。

log Siebel Tools の操作によるログファイルです。

msgtempl メッセージファイルです。

objects Siebel Tools が使用するコンパイル済みの定義ファイル、siebel.srf ファイルがある場所です。

Siebel Tools オブジェクトコンパイラを使用して作成される SRF ファイルのデフォルトの場所

でもあります。

public アップロードスタイルシートファイルとカスケーディングスタイルシートファイルの HTML ファ

イルおよびグラフィックファイルです。

reppatch メンテナンス更新ウィザードが使用する XML ファイルの場所です。 メンテナンスウィザードによ

り生成されるすべてのログファイルは、reppatch¥log にも作成されます。

アップグレード後ウィザードのルールの設定と、ログファイル生成の設定のために同じフォルダ

が使用されます。

rule Siebel Business Rules Developer がインストールされる場所です (このサブディレクトリは、

Siebel Business Rules Developer をインストールした場合にのみ作成されます)。

sample インストールしている場合には、サンプルデータベース(sse_samp.dbf)がインストールされ

る場所です。

files サンプルファイルの添付ファイルがインス

トールされる場所です。

inbox Siebel Tools では使用しません。

outbox Siebel Tools では使用しません。

scripts Java スクリプトの場所です。

sqltempl 特定の Siebel Tools 操作で使用する SQL 文の一部です。

temp 一時作業領域です。

upgrade Siebel Tools では使用しません。

webtempl Siebel Web テンプレート(.swt)ファイルの場所です。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1 283

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Siebel Tools のインストールのインストールのインストールのインストール � Siebel Tools のインストール後のタスク

Siebel Tools ODBC データソースの確認データソースの確認データソースの確認データソースの確認

このトピックは、281 ページの「Siebel Tools のインストール後のタスク」の一部です。

Siebel Tools インストーラは、284 ページの表 18 に示す ODBC データソースを作成します。デフォルトでは、

Siebel Tools がインストールされているマシンのすべてのユーザーアカウントに表示できるシステムデータソース

として作成されます。

Oracle データベースの場合は、レジストリキーが次のように設定されていることを確認します。これらの値は、

ODBC ドライバが正しく動作するために必要です。

PacketSize = 0EnableScrollableCursors = 0ColumnsAsChar = 1ColumnSizeAsCharacter = 1

表 18 Siebel Tools ODBC データソース

データソースデータソースデータソースデータソース 使用目的使用目的使用目的使用目的

SSD ローカルデータベースの

デフォルトインスタンス

ローカル SQL Anywhere データベースに接続します。

SSD DB2 データベースに接続します。

SSD デフォルトインスタンス Microsoft SQL Server または Oracle データベースに接続します。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1284

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11 Siebel Charts のインストールのインストールのインストールのインストール

この章では、Siebel Business Applications で使用できるように Siebel Charts をインストールする方法と、イ

ンストール後のタスクについて説明します。 この章では、次のトピックについて説明します。

� 285 ページの「Siebel Charts のインストールプロセス」

� 286 ページの「Siebel Charts のインストール」

� 287 ページの「Siebel Charts の設定」

� 288 ページの「Web クライアントに合わせた Siebel Charts サーバーの変更」

Siebel Charts のインストールプロセスのインストールプロセスのインストールプロセスのインストールプロセスSiebel Charts は、Visual Mining 社のサードパーティ製品 NetCharts Server を使用し、Siebel Business Applications でチャートを生成および表示する機能を提供します。

Siebel Charts の設定は、インストールの一部として行われます。 ファイルをターゲットマシンにコピーする前に、

インストーラで設定関連の情報を指定します。

Siebel Charts サーバーのインストールには複数の手順があり、示されている順に実行する必要があります。

1 インストール前提条件を確認します。 一般的な要件については、第 2 章「Siebel Business Applications のイ

ンストールの準備」を参照してください。また、Oracle E-Delivery の製品メディアパック内の Siebel Business Applications Third-Party Bookshelf にある Visual Mining, Inc. 社提供の『NetCharts Server Installation Guide』も参照してください。

2 Siebel Charts サーバーをインストールします。 286 ページの「Siebel Charts のインストール」を参照してく

ださい。

3 Siebel Charts サーバーを設定します。 287 ページの「Siebel Charts の設定」を参照してください。

4 (オプション)Web クライアントに合わせて Siebel Charts サーバーを変更します。 288 ページの「Web クラ

イアントに合わせた Siebel Charts サーバーの変更」を参照してください。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1 285

Page 286: Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイド - …...Microsoft Windows用用用Siebelインストールガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次

Siebel Charts のインストールのインストールのインストールのインストール � Siebel Charts のインストール

Siebel Charts のインストールのインストールのインストールのインストールSiebel Charts は、Siebel Server が HTTP を使用して接続できるすべてのサーバーマシンにインストールできま

す。通常は、Siebel Server マシン上にインストールします。Siebel Charts を Siebel Server マシン上にインス

トールしない場合は、Siebel Server と同じサブネット上にインストールします。Siebel Charts には、追加のラ

イセンスキーは必要ありません。

備考:備考:備考:備考: このトピックは、Oracle E-Delivery の製品メディアパックの Siebel Business Applications Third-Party Bookshelf に用意されている Visual Mining, Inc. 社提供のインストール手順を補足するものです。この手

順の代わりになるものではありません。

Siebel Charts サーバーでは、特定のポートが使用可能である必要があります。それらのポートが他のアプリケー

ションによって使用されている場合、Charts サーバーは正しく起動しません。

Siebel Charts サーバーにデフォルトで使用されるポートを次に示します。

� 8001: このポートは、Web ブラウザが Siebel Charts サーバーに接続するために使用します。このポートは

インストール時に指定され、変更が可能です。

� 8002: このポートは、シャットダウンリクエストに使用されます。 実際に使用されるポートは、インストール

時に指定されたポート番号に 1 を足した番号になります(デフォルトでは 8001+1=8002)。

� 1099: このポートは、(Java RMI による)管理コンソールへのアクセスに使用されます。

デフォルトでは、ポート 1099 も Siebel 管理サーバーに使用されます。Siebel 管理サーバーと Siebel Chartsサーバーの両方を使用する場合は、それらを別のマシンにインストールするか、Siebel 管理サーバーのインストー

ルおよび設定時に別のポート番号を指定する必要があります。管理サーバーの設定については、183 ページの

「Siebel 管理エージェントおよび Siebel 管理サーバーの設定」を参照してください。

Siebel Charts ソフトウェアは Siebel モバイル Web クライアントおよび Developer Web Client とともにイン

ストールされます。クライアント内でチャートがアクセスされると、関連付けられた Windows サービスが自動的

に開始されます。

Siebel Charts をインストールするにはをインストールするにはをインストールするにはをインストールするには

1 インストール前提条件を確認します。 Siebel Business Applications Third-Party Bookshelf にある Visual Mining, Inc. 社提供の『NetCharts Server Installation Guide』を参照してください。

2 Windows エクスプローラで、現在のソフトウェアバージョンの Siebel イメージの場所に移動します。 次に、

インストーラがあるディレクトリに移動します。

この場合は、

Siebel_Image¥Windows¥Server_Ancillary¥Visual_Mining_Netcharts_Server¥language¥windows に

移動します。

ここで、各項目は次のようになります。

� Siebel_Image = D:¥Siebel_Install_Image¥8.1.1.0 などのバージョン固有の Siebel ネットワーク

イメージのディレクトリです。

� language = 使用している Siebel Business Applications 製品の言語を表す 3 文字のコードです。たと

えば、英語の場合は enuになります。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1286

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Siebel Charts のインストールのインストールのインストールのインストール � Siebel Charts の設定

3 NetChartsServer4.6SiebelEdition.exe をダブルクリックして、NetCharts Server インストーラを起動し

ます。

4 インストーラを使用して画面から画面に移動するときは、適用可能なすべてのデフォルトを使用し、すべてのラ

イセンス契約に同意します。

5 コンピュータを再起動します。

Siebel Charts の設定の設定の設定の設定Siebel Enterprise を設定する際に、Siebel Charts サーバー(NetCharts)との接続に関連するいくつかのパラ

メータの設定を要求するメッセージが表示されます。

Siebel Enterprise のインストールおよび設定の手順については、第 5 章「Siebel Enterprise Server と関連コン

ポーネントのインストール」および第 6 章「Siebel Enterprise Server と関連コンポーネントの設定」を参照してく

ださい。

Siebel Charts ソフトウェアのインストール後、Siebel Charts サーバーを設定する必要があります。

Siebel Charts を設定するにはを設定するにはを設定するにはを設定するには

1 Windows エクスプローラで、たとえば次のような Siebel Charts のインストールディレクトリに移動します。

D:¥Program Files¥Visual Mining¥NetCharts Server 4.6 Siebel Edition¥Server¥root¥projects

2 新しいサブディレクトリ Siebel.chart を作成します。

3 新しい Siebel.chart サブディレクトリ内に、Windows のメモ帳を使用して、新しいファイルを作成し、次の

3 文字を、大文字、改行なしで入力します。

CDL

4 Siebel.cdx. というファイル名で保存します。

5 チャートにフォントが定義されていない場合やチャートに定義されているフォントがサーバーマシンで使用可能

でない場合に NetCharts で使用される、デフォルトのフォントを指定します。

設定ファイル内の DefaultChartFontパラメータと、Application Object Manager コンポーネントの

Application Default Chart Fontパラメータが、使用しているマシン上で使用可能なフォントに設定され

ていることを確認します。

備考:備考:備考:備考: NetCharts サーバーコンソールには、ロードした拡張フォントを含め、システム上の特定のフォントの

検証に使用できるツールが用意されています。 このコンソールの例のリンクからは、フォントの選択、または

I18N を選択できます。 フォントの選択では、カスタムフォントを選択し、チャートのテキスト領域を生成する

ためのフォントを指定できます。 同様に、I18N では、サーバーで使用可能な文字の完全なマップを表示できま

す。 指定フォントで構成できない各文字については、文字の代わりに正方形が表示されます。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1 287

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Siebel Charts のインストールのインストールのインストールのインストール � Web クライアントに合わせた Siebel Charts サーバーの変更

Web クライアントに合わせたクライアントに合わせたクライアントに合わせたクライアントに合わせた Siebel Chartsサーバーの変更サーバーの変更サーバーの変更サーバーの変更インストールスクリプトは、Siebel Charts サーバーの場所の入力を要求するメッセージを表示します。このとき、

デフォルトの localhost 値が表示されています。クライアントアプリケーションをインストールしてから、Server Administration UI を使用し、Enterprise に対して指定されている Siebel Charts サーバーを変更することがで

きます。

備考:備考:備考:備考: チャートの使用に関する一部の Siebel Enterprise の設定は、Siebel 設定ウィザードを使用して、初期設定

または設定変更できます。 詳しくは、152 ページの「設定タスクの実行」を参照してください。

Web クライアントに対してクライアントに対してクライアントに対してクライアントに対して Siebel Charts サーバーを指定するにはサーバーを指定するにはサーバーを指定するにはサーバーを指定するには

1 Siebel 管理者としてログインします。

2 [管理 - サーバー設定]画面、[エンタープライズ]ビューの順に移動します。

3 [プロファイル設定]タブをクリックします。

4 指定サブシステムとして[Datasource (ServerDataSrc)]を選択します。

5 画面の 下部にある[プロファイルパラメータ]リストで、DSChartServerパラメータの値を Siebel Charts サーバーを実行しているマシンのホスト名およびポート番号を示す値に設定します。このパラメータ

は、Siebel Charts サーバー接続文字列を指定します。

パラメータ値は次の形式を使用する必要があります。

Charts_server_hostname:port_number

第 6 章「Siebel Enterprise Server と関連コンポーネントの設定」で説明されているように、Siebel Serverの設定時には、 初に Siebel Charts サーバーの接続文字列を指定します。

6 DSChartImageFormatパラメータの値を png、jpg、または gifに設定します。デフォルトは pngです。

第 6 章「Siebel Enterprise Server と関連コンポーネントの設定」で説明されているように、Siebel Serverの設定時には、 初に Chart 画像の形式を指定します。

備考:備考:備考:備考: Siebel モバイル Web クライアントでは、Siebel アプリケーションの設定ファイル(Siebel Call Center の場合は uagent.cfg など)で同等のパラメータである ChartImageFormatを設定します。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1288

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12 自動モードまたはコンソールモードでの自動モードまたはコンソールモードでの自動モードまたはコンソールモードでの自動モードまたはコンソールモードでのインストールと設定インストールと設定インストールと設定インストールと設定

この章では、GUI モードではなく、自動モードまたはコンソールモードを使用して Siebel Business Applications サーバー製品をインストールして設定する方法について説明します。 次のトピックが含まれています。

� 289 ページの「自動モードまたはコンソールモードでのインストールと設定について」

� 295 ページの「自動モードでのインストールと設定」

� 301 ページの「コンソールモードでのインストールと設定」

自動モードまたはコンソールモードでのインストール自動モードまたはコンソールモードでのインストール自動モードまたはコンソールモードでのインストール自動モードまたはコンソールモードでのインストールと設定についてと設定についてと設定についてと設定についてパフォーマンスやセキュリティ上の理由などで、GUI モードではなく、自動モードまたはコンソールモードのいず

れかを使用して Siebel Business Applications サーバー製品をインストールすることもできます。自動モードお

よびコンソールモードは、設定にも適用できます。

備考:備考:備考:備考: Siebel クライアント製品の自動インストールはサポートされていません。

GUI モードでのインストールおよび設定の手順については、以前の第 5 章「Siebel Enterprise Server と関連コン

ポーネントのインストール」や第 6 章「Siebel Enterprise Server と関連コンポーネントの設定」などの章で説明し

ています。

135 ページの「Siebel インストーラおよびウィザードのコマンドラインオプション」も参照してください。

ここでは、次のトピックについて説明します。

� 290 ページの「自動モードまたはコンソールモードでのインストールの説明」

� 290 ページの「自動モードまたはコンソールモードでのインストールの対象製品」

� 291 ページの「インストールモードと設定モードの組み合わせ」

� 294 ページの「インストール応答ファイルと設定応答ファイルについて」

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1 289

Page 290: Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイド - …...Microsoft Windows用用用Siebelインストールガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次

自動モードまたはコンソールモードでのインストールと設定自動モードまたはコンソールモードでのインストールと設定自動モードまたはコンソールモードでのインストールと設定自動モードまたはコンソールモードでのインストールと設定 � 自動モードまたはコンソールモードでのイ

ンストールと設定について

自動モードまたはコンソールモードでのインストールの説明自動モードまたはコンソールモードでのインストールの説明自動モードまたはコンソールモードでのインストールの説明自動モードまたはコンソールモードでのインストールの説明

このトピックは、289 ページの「自動モードまたはコンソールモードでのインストールと設定について」の一部です。

ここでは、自動モードとコンソールモードについて説明します。

� 自動モード自動モード自動モード自動モード: 自動インストールモードは、複数のサーバーをインストールする際にパフォーマンスを向上させ

るために使用できます。このモードは、サイレントインストールモードと呼ばれることもあります。また、イン

ストール中のユーザー入力がユーザー環境で許可されていない場合(安全な環境の場合など)にも、自動インス

トールモードを使用します。

自動インストールでは、すべての必要なパラメータをあらかじめパッケージ化しているため、このインストール

を行うコマンドを実行するだけです。

必要に応じて、自動モードでの設定を実行することもできます。 設定が必要な製品に自動設定がセットアップさ

れていない場合は、インストール後に手動で(GUI モードまたはコンソールモードを使用して)設定ウィザー

ドを起動する必要があります。

注意:注意:注意:注意: 自動モードでのインストールおよび設定では、直接フィードバックやエラー通知は提供されません。そ

のため、開発環境で設定をテストしてから、本番環境でシステム全体に展開することが非常に重要です。 自動イ

ンストールまたは設定を実行する製品の、GUI によるインストールおよび設定について十分理解しておくこと

をお勧めします。

� コンソールモードコンソールモードコンソールモードコンソールモード: 複数のサーバーをインストールする際のパフォーマンスを向上させる場合や、WAN または

VPN 経由でインストールする場合は、コンソールインストールモードを使用できます。

使用する環境によっては、GUI モードでインストールすると、大量の帯域幅を使用し、WAN または VPN 経由

での GUI を使用したインストールにおいて望ましくない遅延時間が生じることがあります。コンソールモードイ

ンストールにより、Java ベースの GUI を使用しないテキストだけのユーザーインターフェイスが提供されます。

注意:注意:注意:注意: コンソールモードのインストールを実行する場合は、siebel.ini ファイルの設定を変更して、設定ウィ

ザードが GUI モードで起動されないようにする必要があります。これを行わない場合は、インストーラからの

応答が停止します。インストール後に、適用可能な任意のモードで設定ウィザードを手動で起動できます。

自動モードまたはコンソールモードでのインストールの対象製品自動モードまたはコンソールモードでのインストールの対象製品自動モードまたはコンソールモードでのインストールの対象製品自動モードまたはコンソールモードでのインストールの対象製品

このトピックは、289 ページの「自動モードまたはコンソールモードでのインストールと設定について」の一部です。

自動モードおよびコンソールモードでのインストールは、次に示す製品を含む多くのサーバーベースの Siebel 製品

で実行できます。

自動モードおよびコンソールモードでのインストールは、次に示す製品で実行できます。この章の設定関連の情報

は、これらの製品だけに適用されます。この章では、特に Siebel Enterprise Server と Siebel Web Server Extension(SWSE)について詳しく説明します。

� Siebel Enterprise Server

Siebel Enterprise Server コンポーネントには、Siebel Gateway Name Server、Siebel Server、データ

ベース設定ユーティリティ、および EAI コネクタがあります(この章の Enterprise Server の設定に関する説

明は、データベース設定ユーティリティおよび EAI コネクタには該当しません)。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1290

Page 291: Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイド - …...Microsoft Windows用用用Siebelインストールガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次

自動モードまたはコンソールモードでのインストールと設定自動モードまたはコンソールモードでのインストールと設定自動モードまたはコンソールモードでのインストールと設定自動モードまたはコンソールモードでのインストールと設定 � 自動モードまたはコンソールモードでのイ

ンストールと設定について

� Siebel Web Server Extension(SWSE)

� Siebel 管理エージェント

� Siebel 管理サーバー(Windows のみ)

備考:備考:備考:備考: クライアントベースの Siebel 製品(Siebel モバイル Web クライアントおよび Siebel Tools)は、GUIモードでインストールする必要があります。

インストールモードと設定モードの組み合わせインストールモードと設定モードの組み合わせインストールモードと設定モードの組み合わせインストールモードと設定モードの組み合わせ

このトピックは、289 ページの「自動モードまたはコンソールモードでのインストールと設定について」の一部です。

291 ページの表 19 に、インストールモードと設定モードのすべての可能な組み合わせと、各組み合わせの要件を示

します。どの組み合わせが適しているかは、ニーズに応じて異なります。

表 19 インストールモードと設定モードの組み合わせ

インストールインストールインストールインストール

モードモードモードモード

設定設定設定設定

モードモードモードモード コメント/要件コメント/要件コメント/要件コメント/要件

GUI モード GUI モード GUI モードは、Siebel Business Applications のデフォルト

のインストールおよび設定方法です。

GUI によるインストールでは、製品の siebel.ini ファイルをデ

フォルトのままで使用するか、編集して使用します(siebel.iniファイルは、すべてのインストールモードで必要です)。

GUI による設定は、インストール後に自動的に起動します。

コンソールモード GUI によるインストールでは、製品の siebel.ini ファイルをデ

フォルトのままで使用するか、編集して使用します。

備考:備考:備考:備考: GUI による設定が起動した後に、これを取り消す必要が

あります。 または、インストール前に製品の siebel.ini ファイ

ルを編集して、GUI による設定が起動しないようにします。

インストール後に、コンソール設定を手動で起動する必要があ

ります。

自動モード(実行モード) GUI によるインストールでは、製品の siebel.ini ファイルをデ

フォルトのままで使用するか、編集して使用します。

備考:備考:備考:備考: GUI による設定が起動した後に、これを取り消す必要が

あります。 または、インストール前に製品の siebel.ini ファイ

ルを編集して、GUI による設定が起動しないようにするか、自

動設定が自動的に起動するように設定します。

自動設定には、siebel.ini の変更に加え、設定応答ファイル

(XML)も必要です。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1 291

Page 292: Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイド - …...Microsoft Windows用用用Siebelインストールガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次

自動モードまたはコンソールモードでのインストールと設定自動モードまたはコンソールモードでのインストールと設定自動モードまたはコンソールモードでのインストールと設定自動モードまたはコンソールモードでのインストールと設定 � 自動モードまたはコンソールモードでのイ

ンストールと設定について

コンソールモード GUI モード コンソールインストールでは、製品の siebel.ini ファイルを使

用します。

備考:備考:備考:備考: インストール前に製品の siebel.ini ファイルを編集して、

GUI による設定が起動しないようにする必要があります。

インストール後に、GUI による設定を手動で起動する必要があ

ります。

コンソールモード コンソールインストールでは、製品の siebel.ini ファイルを使

用します。

備考:備考:備考:備考: インストール前に製品の siebel.ini ファイルを編集して、

GUI による設定が起動しないようにする必要があります。

インストール後に、コンソール設定を手動で起動する必要があ

ります。

自動モード(実行モード) コンソールインストールでは、製品の siebel.ini ファイルを使

用します。

備考:備考:備考:備考: インストール前に製品の siebel.ini ファイルを編集して、

GUI による設定が起動しないようにするか、自動設定が自動的

に起動するように設定する必要があります。

自動設定には、siebel.ini の変更に加え、設定応答ファイル

(XML)も必要です。

表 19 インストールモードと設定モードの組み合わせ

インストールインストールインストールインストール

モードモードモードモード

設定設定設定設定

モードモードモードモード コメント/要件コメント/要件コメント/要件コメント/要件

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1292

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自動モードまたはコンソールモードでのインストールと設定自動モードまたはコンソールモードでのインストールと設定自動モードまたはコンソールモードでのインストールと設定自動モードまたはコンソールモードでのインストールと設定 � 自動モードまたはコンソールモードでのイ

ンストールと設定について

自動モード GUI モード 自動インストールにはインストール応答ファイル(siebel.ini)が必要です。このファイルは、インストーラのレコードモード

を使用して作成します。

備考:備考:備考:備考: インストール応答ファイルを生成すると、GUI による設

定が起動されなくなります。

インストール後に、GUI による設定を手動で起動する必要があ

ります。

コンソールモード 自動インストールにはインストール応答ファイル(siebel.ini)が必要です。このファイルは、インストーラのレコードモード

を使用して作成します。

備考:備考:備考:備考: インストール応答ファイルを生成すると、GUI による設

定が起動されなくなります。

インストール後に、コンソール設定を手動で起動する必要があ

ります。

自動モード(実行モード) 自動インストールにはインストール応答ファイル(siebel.ini)が必要です。このファイルは、インストーラのレコードモード

を使用して作成します。

備考:備考:備考:備考: インストール応答ファイルを生成すると、GUI による設

定が起動されなくなります。 設定を手動で起動するか、自動設定

を自動的に起動するように設定できます。

自動設定には、siebel.ini の変更に加え、設定応答ファイル

(XML)も必要です。

備考:備考:備考:備考: 製品をインストールした直後に自動設定する場合は、以

前の製品のインストールで生成した設定応答ファイルを使用す

る必要があります。

表 19 インストールモードと設定モードの組み合わせ

インストールインストールインストールインストール

モードモードモードモード

設定設定設定設定

モードモードモードモード コメント/要件コメント/要件コメント/要件コメント/要件

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1 293

Page 294: Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイド - …...Microsoft Windows用用用Siebelインストールガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次

自動モードまたはコンソールモードでのインストールと設定自動モードまたはコンソールモードでのインストールと設定自動モードまたはコンソールモードでのインストールと設定自動モードまたはコンソールモードでのインストールと設定 � 自動モードまたはコンソールモードでのイ

ンストールと設定について

インストール応答ファイルと設定応答ファイルについてインストール応答ファイルと設定応答ファイルについてインストール応答ファイルと設定応答ファイルについてインストール応答ファイルと設定応答ファイルについて

このトピックは、289 ページの「自動モードまたはコンソールモードでのインストールと設定について」の一部です。

このトピックでは、インストール応答ファイル(siebel.ini ファイル)および設定応答ファイルに関する基本的な情

報について説明します。

インストール応答ファイル(インストール応答ファイル(インストール応答ファイル(インストール応答ファイル(siebel.ini ファイル)ファイル)ファイル)ファイル)Siebel Business Applications サーバー製品のインストーラは、siebel.ini ファイルからデータを読み取って、イ

ンストールへの入力を制御および提供します。 インストール可能な各製品には、Siebel ネットワークイメージにデ

フォルトの siebel.ini ファイルが用意されています。このファイルは、GUI によるインストールに適しています。

その代わりに、自動インストールで使用できるように自動的にセットアップされたインストール応答ファイルを生成

することもできます。インストール応答ファイルを生成するには、インストーラをレコードモードで実行し、出力

ファイルを指定します。インストール応答ファイルを生成すると、適用可能製品の設定ウィザードが GUI モードで

起動されなくなります。インストーラをレコードモードで実行するときは、実際のインストールは実行されません。

通常、インストーラをレコードモードで実行して更新 siebel.ini ファイルを生成した後は、siebel.ini ファイルを

手動で編集する必要なく、このファイルを使用して自動インストールを実行できます。

自動設定が自動的に起動するように設定する場合は、設定ウィザードが実行モードで起動され、使用する設定応答

ファイルが指定されるように siebel.ini ファイルを編集する必要があります。

インストーラをレコードモードで実行する方法については、135 ページの「Siebel インストーラおよびウィザード

のコマンドラインオプション」を参照してください。

また、GUI インストールまたはコンソールインストールで使用されるデフォルトの siebel.ini ファイルを編集する

こともできます。たとえば、自動設定が起動するようにファイルを編集できます。コンソールインストールを実行す

る場合、GUI による設定が起動しないようにデフォルトの siebel.ini ファイルを編集する必要があります。

siebel.ini ファイルを手動で編集する方法については、296 ページの「自動インストールおよび自動設定用の

siebel.ini ファイルの編集」を参照してください。

各製品の siebel.ini ファイルには、作成した Siebel ネットワークイメージのタイプが反映されます。 イメージアプ

リケーションのタイプは、Siebel Industry Applications(垂直アプリケーション)または Siebel Business Applications(水平アプリケーション)です。詳しくは、73 ページの「Siebel インストールメディアファイルの取

得」を参照してください。

siebel.ini ファイルを手動で変更する場合、変数を含む値は変更しないでください。

備考:備考:備考:備考: siebel.ini ファイルは、変更する前にコピーを作成し、関連するモジュールを識別する一意の場所に保存しま

す。後で参照が必要となる場合に備えて、各コピーを保持します。この推奨事項は、インストーラのレコードモード

を使用して siebel.ini ファイルを生成する場合と siebel.ini ファイルを手動で編集する場合の両方に適用されます。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1294

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自動モードまたはコンソールモードでのインストールと設定自動モードまたはコンソールモードでのインストールと設定自動モードまたはコンソールモードでのインストールと設定自動モードまたはコンソールモードでのインストールと設定 � 自動モードでのインストールと設定

設定応答ファイルの設定設定応答ファイルの設定設定応答ファイルの設定設定応答ファイルの設定Siebel Enterprise Server や Siebel Web Server Extension(SWSE)などの適用可能な製品では、必要に応

じて自動設定を実行(設定ウィザードを実行モードで起動)できます。たとえば、自動インストールでは自動設定を

組み合わせて使用することがよくあります。

自動設定を実行する場合、XML 設定応答ファイルを使用します。設定応答ファイルを生成するには、設定ウィザー

ドをオフラインモードで実行します。

� 自動設定を手動で起動する場合、コマンドラインから設定ウィザードを実行モードで起動し、設定応答ファイル

を指定します。

� 自動インストールから自動設定を自動的に起動する場合は、設定ウィザードが実行モードで起動され、設定応答

ファイルの場所が指定されるようにインストール応答ファイル(siebel.ini)を設定する必要があります。この

設定を行うには、siebel.ini ファイルを手動で変更する必要があります。詳しくは、296 ページの「自動インス

トールおよび自動設定用の siebel.ini ファイルの編集」を参照してください。

オフラインモードと実行モードの使用など、設定ウィザードの実行方法については、137 ページの「Siebel Enterprise Server と関連コンポーネントの設定について」および関連トピックを参照してください。

自動モードでのインストールと設定自動モードでのインストールと設定自動モードでのインストールと設定自動モードでのインストールと設定このトピックでは、Siebel 製品を自動モードでインストールおよび設定する手順について説明します。

自動モードでのインストールには、いくつかのシナリオが可能です。自動インストールは自動設定と組み合わせて実

行することも、単独で実行することもできます。また、GUI またはコンソールによるインストールから起動するこ

とも、コマンドラインから起動することもできます。

Siebel Business Applications 製品の自動インストールのセットアップを開始する前に、インストールと設定の要

件を決定する必要があります。 289 ページの「自動モードまたはコンソールモードでのインストールと設定について」

を確認します。たとえば、291 ページの表 19 に記載されている情報は、プロセス全体の決定に役立ちます。

301 ページの「コンソールモードでのインストールと設定」も参照してください。

自動インストールおよび設定のプロセス自動インストールおよび設定のプロセス自動インストールおよび設定のプロセス自動インストールおよび設定のプロセス自動インストールおよび設定には、次の順序で複数のタスクを実行する必要があります。

1 296 ページの「インストール応答ファイルと設定応答ファイルの生成」

2 (オプション)296 ページの「自動インストールおよび自動設定用の siebel.ini ファイルの編集」

3 300 ページの「コマンドラインからの自動インストールの実行」

4 自動設定が siebel.ini ファイルで設定されていない場合、プロセス全体では、設定ウィザードを手動で起動す

る必要もあります。 146 ページの「Siebel 設定ウィザードの起動」を参照してください。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1 295

Page 296: Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイド - …...Microsoft Windows用用用Siebelインストールガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次

自動モードまたはコンソールモードでのインストールと設定自動モードまたはコンソールモードでのインストールと設定自動モードまたはコンソールモードでのインストールと設定自動モードまたはコンソールモードでのインストールと設定 � 自動モードでのインストールと設定

インストール応答ファイルと設定応答ファイルの生成インストール応答ファイルと設定応答ファイルの生成インストール応答ファイルと設定応答ファイルの生成インストール応答ファイルと設定応答ファイルの生成

このトピックは、295 ページの「自動モードでのインストールと設定」の一部です。

製品の自動インストールを実行する前に、インストール応答ファイルを生成します。また、自動設定を実行する場合

は、設定応答ファイルを生成する必要があります。

� インストール応答ファイルを生成するには、インストーラをレコードモードで実行します。このタスクによって

出力される siebel.ini ファイルを使用して、自動インストールを実行します。デフォルトでは、レコードモー

ドを使用して siebel.ini ファイルを出力すると、設定ウィザードが起動されなくなります。

� 設定応答ファイルを生成するには、設定ウィザードをオフラインモードで実行します。このタスクによって出力

される XML ファイルを使用して、自動設定を実行(設定ウィザードを実行モードで起動)します。

自動インストール後に自動設定を自動的に起動するには、インストール前にさらに siebel.ini ファイルを編集して

おく必要があります。 296 ページの「自動インストールおよび自動設定用の siebel.ini ファイルの編集」を参照して

ください。

備考:備考:備考:備考: 製品をインストールした直後に自動設定する場合は、以前の製品のインストールで生成した設定応答ファイ

ルを使用する必要があります。

インストール応答ファイル(siebel.ini ファイル)および設定応答ファイルについては、294 ページの「インストー

ル応答ファイルと設定応答ファイルについて」を参照してください。また、291 ページの表 19 に記載されている情

報も参照してください。

自動インストールおよび自動設定用の自動インストールおよび自動設定用の自動インストールおよび自動設定用の自動インストールおよび自動設定用の siebel.ini ファイルの編集ファイルの編集ファイルの編集ファイルの編集

このトピックは、295 ページの「自動モードでのインストールと設定」の一部です。

ここでは、さまざまな目的に応じて siebel.ini ファイルを編集する方法について説明します。

インストーラのレコードモードによるインストーラのレコードモードによるインストーラのレコードモードによるインストーラのレコードモードによる Siebel.ini ファイルの変更ファイルの変更ファイルの変更ファイルの変更自動インストールを実行する場合、レコードモードを使用して siebel.ini ファイル(インストール応答ファイル)

を生成済みで、インストール後に設定ウィザードを手動で実行するときは、このタスクをスキップできます。

レコードモードの使用によって出力された siebel.ini ファイルには、インストーラの実行中に行った設定が保存さ

れます。このファイルには、自動インストールをサポートするための次の変更が加えられています。

� [Dialog]セクションで、Uninst で始まるキーを除くすべてのキーが noに設定されます。 この設定で、すべ

てのプロンプトが無効になります。

� [Behavior]セクションで、Silentキーが yesに設定されます。 この設定では、エラー表示する代わりにす

べてのエラーがログ出力されます。

� 設定関連のすべてのキーは noに設定されます。これにより、設定ウィザードが起動しなくなります。 インス

トール後にウィザードを手動で起動する必要があります。 または、自動設定を自動的に起動する場合は、次に示

すように、ファイルに手動で変更を加える必要があります。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1296

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自動モードまたはコンソールモードでのインストールと設定自動モードまたはコンソールモードでのインストールと設定自動モードまたはコンソールモードでのインストールと設定自動モードまたはコンソールモードでのインストールと設定 � 自動モードでのインストールと設定

siebel.ini ファイルの編集ファイルの編集ファイルの編集ファイルの編集必要に応じて、インストールする製品の siebel.ini ファイルの一部を変更できます。

コンソールモードでのインストールでは、GUI による設定を無効化し、自動設定を設定するために、siebel.iniファイルを変更する必要があります。

次の手順では、コンソールモードでのインストール用に、設定キーを noに手動で設定する方法について示します。 詳しくは、296 ページの「自動インストールおよび自動設定用の siebel.ini ファイルの編集」を参照してください。

この手順では、自動設定が自動的に起動するように設定する方法についても示します。 設定応答ファイルの場所が指

定され、設定ウィザードが該当する各設定タスクの実行モードで起動されるように、siebel.ini ファイルを変更する

必要があります。

たとえば、Siebel Enterprise Server の場合、siebel.ini ファイルは、

Siebel_Image¥Windows¥Server¥Siebel_Enterprise_Server にあります。

ここで、各項目は次のようになります。

� Siebel_Image = D:¥Siebel_Install_Image¥8.1.1.0 などのバージョン固有の Siebel ネットワークイ

メージのディレクトリです。

siebel.ini ファイルを変更するにはファイルを変更するにはファイルを変更するにはファイルを変更するには

1 現在のソフトウェアバージョンの Siebel イメージの場所に移動します。インストーラと siebel.ini ファイルの

ある製品ディレクトリに移動します。Siebel Enterprise Server および SWSE の siebel.ini ファイルは、

Siebel イメージ内の次の場所にあります。

� Siebel Enterprise Server: Windows¥Server¥Siebel_Enterprise_Server¥siebel.ini

� Siebel Web Server Extension: Windows¥Server¥Siebel_Web_Server_Extension¥siebel.ini

2 既存の siebel.ini ファイルのバックアップコピーを作成します。

3 テキストエディタを使用して、インストールする製品の siebel.ini ファイルを変更し、この手順の残りの部分

で説明するような変更を加えます。

注意:注意:注意:注意: siebel.ini ファイルを変更するときは、インストーラの実行時にユーザーの入力が検証されないため、

正しい値を入力していることを確認してください。

4 製品のインストールルートディレクトリを siebel.ini ファイルで現在定義されているディレクトリから変更す

るには、[Defaults.Windows]セクションを検索し、RootDirectoryを目的のディレクトリに設定します。

注意:注意:注意:注意: 指定するパスはドライブ名がマッピングされたネットワークドライブである必要があります。マッッピ

ングされていないネットワークドライブを使用して指定した場所にインストールしようとすると、インストーラ

は処理する必要があるファイルを見つけられずに失敗します。

備考:備考:備考:備考: 全製品をインストールする場合は、製品をインストールする場所を指定します。メンテナンスリリース

(パッチリリースとも呼ばれます)をインストールする場合は、パッチを適用する既存のインストールの場所を

指定します。パッチをインストールする場合で、既存のインストールが複数あるときは、

[Defaults.Instance]にある RootDirectoryもパッチを適用するインスタンスに設定します。 パッチイン

ストールについては、My Oracle Support の「Siebel Maintenance Release Guide」を参照してください。

5 インストールする製品を siebel.ini ファイルで現在定義されている製品から変更する場合は、

[Defaults.ProductSelection]セクションを検索し、インストールする製品を yesに設定します。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1 297

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自動モードまたはコンソールモードでのインストールと設定自動モードまたはコンソールモードでのインストールと設定自動モードまたはコンソールモードでのインストールと設定自動モードまたはコンソールモードでのインストールと設定 � 自動モードでのインストールと設定

6 インストールする言語を siebel.ini ファイルで現在定義されている言語から変更する場合は、

[Defaults.LanguageSelection]セクションを検索し、インストールする言語を yesに設定します。 たと

えば、英語とフランス語の両方をインストールする場合は、次の行を含めます。

[Defaults.LanguageSelection]ENU = yesFRA = yes

自動設定の場合は、298 ページのステップ 8 に進みます。

7 コンソールインストールの場合は、GUI による設定を無効にするか、自動設定を設定する必要があります。 GUI による設定を無効にすると、インストール後に設定ウィザードが起動されなくなります。更新する

siebel.ini ファイルの [RunAfter.Windows]で識別される関連セクションを検索し、Config で始まるキーを

設定します(他のキーには、この変更を加えないでください)。

備考:備考:備考:備考: GUI によるインストールを実行する場合、これらの変更はオプションです。 自動インストールの場合は、

このステップでの変更は不要です。 インストーラをレコードモードで実行して、インストール応答ファイルを生

成したときに自動的に処理されます。 自動設定の場合は、298 ページのステップ 8 を参照してください。

たとえば、次のキーを設定します。

� Siebel Enterprise Server(Siebel Server とともに Siebel 管理エージェントがインストールされます)

[RunAfter.Windows]ConfigGateway.Windows = noConfigServer.Windows = noConfigAgent.Windows = no

� Siebel Web Server Extension

[RunAfter.Windows]Config.SWSE.Windows = no

備考:備考:備考:備考: インストール後に、これらのキーで制御される個々のモジュールを設定するには、設定ウィザードを手

動で実行する必要があります。詳しくは、146 ページの「Siebel 設定ウィザードの起動」を参照してください。

8 自動設定の場合は、Siebel Enterprise Server インストーラ(Siebel Server とともに Siebel 管理エージェ

ントがインストールされる)の siebel.ini ファイルの [RunAfter.Windows]セクションに新しいキーを追加

します。 この新しいキーは、Siebel Enterprise および SWSE 論理プロファイルを設定するためのものです。 以前は、インストーラをレコードモードで実行した場合、出力した siebel.ini ファイルで既存のキーが noに設

定されました。

たとえば、次のキーを設定します。

[RunAfter.Windows]ConfigGateway.Windows = yesConfigEnterprise.Windows = yesConfigSWSEProfile.Windows = yesConfigServer.Windows = yesConfigAgent.Windows = yes

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1298

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自動モードまたはコンソールモードでのインストールと設定自動モードまたはコンソールモードでのインストールと設定自動モードまたはコンソールモードでのインストールと設定自動モードまたはコンソールモードでのインストールと設定 � 自動モードでのインストールと設定

9 自動設定の場合は、更新している siebel.ini ファイルの [RunAfter.Windows]で、キーに対応するセクショ

ンを検索します。 次のようにセクションを変更し、[ConfigEnterprise.Windows]および

[ConfigSWSEProfile.Windows]という新しいセクションを追加します。

これらのセクションを更新または追加し、設定ウィザードを実行モードで起動して必要な設定タスクを実行しま

す。たとえば、次のキーを設定します。

� Siebel Enterprise Server(Siebel Server とともに Siebel 管理エージェントがインストールされます)

[ConfigGateway.Windows]Condition = $(SiebelSelected)=yes,$(Patch)=noExecute = $(SiebelRoot)¥gtwysrvr¥bin¥ssincfgw.exeArg = -args MODE=EXECUTE REPEAT=FALSE IN_RESPONSE_FILE=full_path_to_XML_configuration_response_file_for_GatewayWorkingDirectory = $(SiebelRoot)¥gtwysrvr¥bin

[ConfigEnterprise.Windows]Condition = $(SiebelSelected)=yes,$(Patch)=noExecute = $(SiebelRoot)¥gtwysrvr¥bin¥ssincfgw.exeArg = -args MODE=EXECUTE REPEAT=FALSE IN_RESPONSE_FILE=full_path_to_XML_configuration_response_file_for_EnterpriseWorkingDirectory = $(SiebelRoot)¥gtwysrvr¥bin

[ConfigSWSEProfile.Windows]Condition = $(SiebelSelected)=yes,$(Patch)=noExecute = $(SiebelRoot)¥gtwysrvr¥bin¥ssincfgw.exeArg = -args MODE=EXECUTE REPEAT=FALSE IN_RESPONSE_FILE=full_path_to_XML_configuration_response_file_for_SWSE_profileWorkingDirectory = $(SiebelRoot)¥gtwysrvr¥bin

[ConfigServer.Windows]Condition = $(SiebelSelected)=yes,$(Patch)=noExecute = $(SiebelRoot)¥siebsrvr¥bin¥ssincfgw.exeArg = -args MODE=EXECUTE REPEAT=FALSE IN_RESPONSE_FILE=full_path_to_XML_configuration_response_file_for_Siebel_ServerWorkingDirectory = $(SiebelRoot)¥siebsrvr¥bin

[ConfigAgent.Windows]Condition = $(SiebelSelected)=yes,$(Patch)=noExecute = $(SiebelRoot)¥siebsrvr¥mgmtagent¥bin¥ssincfgw.exeArg = -args MODE=EXECUTE REPEAT=FALSE IN_RESPONSE_FILE=full_path_to_XML_configuration_response_file_for_Mgmt_AgentWorkingDirectory = $(SiebelRoot)¥siebsrvr¥mgmtagent¥bin

� Siebel Web Server Extension

[Config.SWSE.Windows]Condition = $(SiebelSelected)=yes,$(Patch)=noExecute = $(SiebelRoot)¥SWEApp¥bin¥ssincfgw.exeArg = -args MODE=EXECUTE REPEAT=FALSE IN_RESPONSE_FILE=full_path_to_XML_configuration_response_file_for_SWSEWorkingDirectory = $(SiebelRoot)¥SWEApp¥bin

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1 299

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自動モードまたはコンソールモードでのインストールと設定自動モードまたはコンソールモードでのインストールと設定自動モードまたはコンソールモードでのインストールと設定自動モードまたはコンソールモードでのインストールと設定 � 自動モードでのインストールと設定

コマンドラインからの自動インストールの実行コマンドラインからの自動インストールの実行コマンドラインからの自動インストールの実行コマンドラインからの自動インストールの実行

このトピックは、295 ページの「自動モードでのインストールと設定」の一部です。

ここでは、コマンドラインから自動インストールを実行する方法について説明します。siebel.ini ファイルを使用す

る準備が整ったことを確認したら、コマンドラインから自動インストールを実行します。実行する前に、次のガイド

ラインに注意してください。

� インストールに使用するために作成した Siebel イメージが必要です(デフォルトの siebel.ini ファイルとイン

ストーラソフトウェアは、Siebel イメージにあります)。Siebel イメージの作成方法については、第 4 章

「ネットワークでの Siebel インストールイメージの作成」を参照してください。

� インストール中のデータエントリエラーは、SIEBEL_ROOT ディレクトリにあるインストールログファイル

log.txt に収集されます。追加のセットアップ初期化ログファイルを作成するには、-log logfileオプション

の使用を検討します。

� 必要に応じて、自動設定をインストーラで起動するように設定したり、296 ページの「自動インストールおよび

自動設定用の siebel.ini ファイルの編集」で説明しているように、siebel.ini ファイルにその他の変更を加える

ことができます。

備考:備考:備考:備考: ここでは、自動モードを使用して Siebel Enterprise Server または SWSE をインストールする手順を示し

ます。自動モードでのインストールは、他のサーバー製品(適用可能な場合)でも同様です。

注意:注意:注意:注意: Microsoft Windows でターミナルサービスを使用して自動インストールを実行する場合は、モードをイン

ストールに設定してください。 そうでない場合、インストールプロセスでは Siebel ODBC データソース名(DSN)

が作成されないため、サーバーを起動することができなくなります。

自動モードでインストールするには自動モードでインストールするには自動モードでインストールするには自動モードでインストールするには

1 DOS プロンプトから、ネットワークイメージの製品フォルダに移動します。次のように入力します。

setup.exe -is:javaconsole -console -args SS_SETUP_INI=installer_siebel.ini_path

ここで、各項目は次のようになります。

� installer_siebel.ini_path = ファイル名を含むインストーラ siebel.ini ファイルへのフルパスです。

たとえば、Siebel Enterprise Server の場合、次のようになります。

setup.exe -is:javaconsole -console -args SS_SETUP_INI=D:¥Siebel_Install_Image¥8.1.1.0¥Windows¥Server¥Siebel_Enterprise_Server¥siebel_unattend.ini

2 自動設定が siebel.ini ファイルで設定されていない場合は、設定ウィザードを手動で起動する必要があります。 146 ページの「Siebel 設定ウィザードの起動」を参照してください。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1300

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自動モードまたはコンソールモードでのインストールと設定自動モードまたはコンソールモードでのインストールと設定自動モードまたはコンソールモードでのインストールと設定自動モードまたはコンソールモードでのインストールと設定 � コンソールモードでのインストールと設定

コンソールモードでのインストールと設定コンソールモードでのインストールと設定コンソールモードでのインストールと設定コンソールモードでのインストールと設定このトピックでは、Siebel 製品をコンソールモードでインストールおよび設定する手順について説明します。

コンソールモードでのインストールには、いくつかのシナリオが可能です。 ここでは、一般的に、GUI による設定

を無効化し、インストール後に GUI またはコンソールによる設定を手動で起動する場合を想定して説明します。

Siebel Business Applications 製品のコンソールモードでのインストールのセットアップを開始する前に、インス

トールと設定の要件を決定する必要があります。 289 ページの「自動モードまたはコンソールモードでのインストー

ルと設定について」を確認します。たとえば、291 ページの表 19 に記載されている情報は、プロセス全体の決定に

役立ちます。

備考:備考:備考:備考: コンソールモードのインストールまたは設定のプロンプトは、第 5 章「Siebel Enterprise Server と関連コ

ンポーネントのインストール」およびその他の章で説明している Java ベース GUI のプロンプトと同じです。 ただ

し、コンソールモードでのインストールおよび設定では、[参照]ボタンなどの GUI コントロールが提供されないた

め、「[次へ]をクリックします」など、表示される GUI ベースの応答の代わりに、適切なコマンドライン応答を代

用する必要があります。

295 ページの「自動モードでのインストールと設定」も参照してください。

コンソールモードでのインストールおよび設定プロセスコンソールモードでのインストールおよび設定プロセスコンソールモードでのインストールおよび設定プロセスコンソールモードでのインストールおよび設定プロセスコンソールモードでのインストールおよび設定には、次の順序で複数のタスクを実行する必要があります。

1 301 ページの「コンソールモードインストール用の siebel.ini ファイルの編集」

2 302 ページの「コマンドラインからのコンソールモードインストールの実行」

3 自動設定が siebel.ini ファイルで設定されていない場合は、設定ウィザードを手動で起動する必要もあります。 146 ページの「Siebel 設定ウィザードの起動」を参照してください。

コンソールモードインストール用のコンソールモードインストール用のコンソールモードインストール用のコンソールモードインストール用の siebel.ini ファイルの編集ファイルの編集ファイルの編集ファイルの編集

このトピックは、301 ページの「コンソールモードでのインストールと設定」の一部です。

コンソールインストールを開始する前に、siebel.ini ファイルの一部を編集して、GUI モードでの設定が自動的に

起動しないようにする必要があります。 この手順を実行しないと、インストーラからの応答が停止します。または、

自動設定が自動的に起動するように siebel.ini ファイルを設定することもできます。

siebel.ini ファイルの変更方法については、296 ページの「自動インストールおよび自動設定用の siebel.ini ファイ

ルの編集」を参照してください。

設定を無効にした場合は、インストール後に、コンソールモードまたは GUI モードで設定ウィザードを起動します。 146 ページの「Siebel 設定ウィザードの起動」を参照してください。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1 301

Page 302: Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイド - …...Microsoft Windows用用用Siebelインストールガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次

自動モードまたはコンソールモードでのインストールと設定自動モードまたはコンソールモードでのインストールと設定自動モードまたはコンソールモードでのインストールと設定自動モードまたはコンソールモードでのインストールと設定 � コンソールモードでのインストールと設定

コマンドラインからのコンソールモードインストールの実行コマンドラインからのコンソールモードインストールの実行コマンドラインからのコンソールモードインストールの実行コマンドラインからのコンソールモードインストールの実行

このトピックは、301 ページの「コンソールモードでのインストールと設定」の一部です。

ここでは、コマンドラインから自動インストールを実行する方法について説明します。

次の手順は、Siebel アプリケーションをコンソールモードでインストールする方法について説明します。このト

ピックは、Siebel Enterprise Server および Siebel Web Server Extension に適用されます。

必要に応じて、296 ページの「自動インストールおよび自動設定用の siebel.ini ファイルの編集」で説明しているよ

うに、インストーラによって自動設定が起動されるように設定することもできます。

コンソールモードでインストールするにはコンソールモードでインストールするにはコンソールモードでインストールするにはコンソールモードでインストールするには

1 DOS プロンプトから、現在のソフトウェアバージョンの Siebel イメージのディレクトリに移動します。メイ

ンインストーラのあるディレクトリに移動します。

たとえば、Siebel_Image¥Windows¥Server¥Siebel_Enterprise_Server に移動します。

ここで、各項目は次のようになります。

� Siebel_Image = D:¥Siebel_Install_Image¥8.1.1.0 などのバージョン固有の Siebel ネットワーク

イメージのディレクトリです。

2 次のコマンドを実行します。

setup.exe -is:javaconsole -console -args SS_SETUP_INI=installer_siebel.ini_path

ここで、各項目は次のようになります。

� installer_siebel.ini_path = 301 ページの「コンソールモードインストール用の siebel.ini ファイルの編

集」で編集したインストーラ siebel.ini ファイルへのフルパス(ファイル名を含む)です。

備考:備考:備考:備考: コマンドの等記号(=)の前後にスペースは入れません。

たとえば、次のように入力できます。

setup.exe -is:javaconsole -console -args SS_SETUP_INI=D:¥Siebel_Install_Image¥8.1.1.0¥Windows¥Server¥Siebel_Enterprise_Server¥siebel.ini

必要に応じて、コマンドにはフラグを追加できます。 詳しくは、135 ページの「Siebel インストーラおよびウィ

ザードのコマンドラインオプション」を参照してください。

コンソールモードインストールユーザーインターフェイスが表示されます。 特定のプロンプトについては、第 5章「Siebel Enterprise Server と関連コンポーネントのインストール」およびその他の該当する章を参照してく

ださい。

3 自動設定が siebel.ini ファイルで設定されていない場合は、設定ウィザードを手動で起動する必要があります。 146 ページの「Siebel 設定ウィザードの起動」を参照してください。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1302

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13 サーバー環境の検証サーバー環境の検証サーバー環境の検証サーバー環境の検証

この章では、Environment Verification Tool(EVT)を使用してシステムを検証する方法について説明します。 次のトピックが含まれています。

� 303 ページの「Environment Verification Tool について」

� 305 ページの「EVT 設定ファイルについて」

� 306 ページの「EVT ユーティリティの起動」

� 307 ページの「クエリーモードでの EVT の実行」

� 308 ページの「オプションの EVT コマンドラインフラグ」

� 310 ページの「利用可能な EVT 出力形式」

� 310 ページの「EVT 出力テキストの変更」

Environment Verification Tool についてについてについてについてEnvironment Verification Tool(EVT)は、Siebel Business Applications 環境の設定を検証する際にシステ

ム管理者の役に立つツールです。システム管理者はこの EVT ユーティリティを使用して、Siebel Enterprise をイ

ンストールした後の開発環境またはテスト環境、あるいはその後のロールアウトまたはアップグレードにおけるエ

ラーや潜在的な問題を識別できます。

Siebel アプリケーション環境の検証に EVT を使用することをお勧めします。

EVT は、Siebel Server、Siebel Gateway Name Server、および Siebel Web Server Extension(SWSE)のインストールソフトウェアに含まれています。このユーティリティは、サポートされている Siebel Enterprise Server のプラットフォームごとに提供されています。

EVT では、さまざまなオペレーティングシステムユーティリティや Siebel コマンドラインユーティリティを使用し

て、Siebel コンポーネントのインストールおよび設定に関する情報を照会します。

EVT は、Siebel ソフトウェアを実行しているコンピュータが正しく設定されており、Oracle Technology Network の「Siebel System Requirements and Supported Platforms」に準じているか検証します。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1 303

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サーバー環境の検証サーバー環境の検証サーバー環境の検証サーバー環境の検証 � Environment Verification Tool について

EVT で確認できる製品で確認できる製品で確認できる製品で確認できる製品EVT は、Siebel Business Applications モジュールおよび一部のサードパーティ製品に対して実行できます。

� Siebel Gateway Name Server

� Siebel Server

� Siebel Web Server Extension

� Web サーバー(Microsoft IIS、IBM HTTP Server、HP Apache Web Server、Oracle HTTP Server、Sun Java System Web Server)

� データベース

EVT チェックグループチェックグループチェックグループチェックグループEVT エンジンは、設定ファイル(evt.ini)によって制御されます。このファイルは Siebel Business Applications の各バージョンに固有なので、このファイルを使用して、異なるバージョンのソフトウェアに対して

ユーティリティを実行することはできません。このファイルは、実行する必要があるデフォルトのチェックを識別

し、さまざまなチェック間の依存ロジック(オペレーティングシステム固有のチェック、データベース固有のチェッ

クなど)も提供します。また、evt.ini ファイルをカスタマイズすれば、同様に他の問題を確認できます。

カスタマイズしたチェックを作成する場合は、そのために元の evt.ini ファイルのコピーを作成し、誤って EVT の

機能に影響を与えないようにします。

EVT を使用して、次のチェックグループの設定を検証できます。

� 環境チェック(ENV)

� Siebel Server チェック(SVR)

� データベースクライアントチェック(DBC)

� Web サーバーチェック(Web)

� データベースサーバー(RDBMS)チェック(DBS)

� 内部チェック(INT)

� ネットワーク設定チェック(NET)

� 動作設定チェック(OS)

� その他のチェック(OTH)

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1304

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サーバー環境の検証サーバー環境の検証サーバー環境の検証サーバー環境の検証 � EVT 設定ファイルについて

EVT 設定ファイルについて設定ファイルについて設定ファイルについて設定ファイルについてEVT は、設定ファイル(evt.ini)を使用して、実行する必要があるチェック、および各チェックで確認する設定を

確定します。Siebel の各リリースには、そのリリースに固有の対応する設定ファイルが用意されています。この

ファイルは、Siebel Server の SIEBSRVR_ROOT ディレクトリの bin サブディレクトリ、または SWSE の

SWSE_ROOT ディレクトリの下にあります。

evt.ini ファイルでは、[CheckX]セクションにチェックグループごとのチェック定義が含まれています。各チェッ

クのセクションに使用されるパラメータについては、evt.ini ファイルを参照してください。チェックの定義には、

305 ページの表 20 に示すパラメータを使用できます。この表には、チェック依存のパラメータ(PARAMNAME、

PARAMVALUEなど)は示されていません。

表 20 EVT チェック定義形式

パラメータパラメータパラメータパラメータ 説明説明説明説明

CHECKID 各チェック定義の固有の ID です。

CHECKGROUP このチェックによって検証されるアプリケーション環境のエリアです。

CHECKNAME 実行するチェックの名前です。

SERVERTYPE チェックを実行できるサーバータイプです。サーバータイプには、Siebel Server、Siebel Gateway Name Server、SWSE を搭載した Web サーバー、

またはデータベースサーバー(RDBMS)があります。値については、308 ペー

ジの「オプションの EVT コマンドラインフラグ」を参照してください。

SERVERTYPE では、複数の値をカンマで区切って指定できます。たとえば、

SERVERTYPE=DBSERVER,SIEBSRVR,SWSE のように指定します。

OSTYPE このチェックに適用できるオペレーティングシステムです。OSTYPE では、複数

の値をカンマで区切って指定できます。たとえば、

OSTYPE=AIX,HPUX,LINUX,SOL,W32 のように指定します。

現在のリリースでサポートされているオペレーティングシステムのリストについ

ては、Oracle Technology Network の「Siebel System Requirements and Supported Platforms」を確認してください。

DEPENDENCY この機能は、Oracle データベースを使用している場合に Oracle クライアント

バージョンが正しいかを確認するなどの条件ロジックを .ini ファイルに実装する

ために使用されます。

DEPENDENCY では、複数の値をカンマで区切って指定できます。たとえば、

DEPENDENCY=Check1,Check231 のように指定します。

PRIMARY このチェックを出力の一部として出力する必要があるかどうかを決定します。依

存関係を満たすためだけに実装されたチェックがその次のチェックを続行しない

ようにしている場合、そのチェックは出力されません。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1 305

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サーバー環境の検証サーバー環境の検証サーバー環境の検証サーバー環境の検証 � EVT ユーティリティの起動

.ini ファイル内のパラメータには、実際の値ではなくエイリアスを設定する必要があります。たとえば、

PARAMNAME=Lang、PARAMVALUE=ENUなどのようにします。

evt.ini ファイル内で #(ポンド記号)を使用すれば、特定の行をコメントにすることができます。

また、305 ページの表 20 で説明したパラメータを使用して、ビジネス要件に基づいて .ini ファイルに新しいチェッ

クを追加することもできます。 チェックを追加する場合は、ファイルをコピーして、コピーした新しいファイルに変

更を行います。次に、308 ページの「オプションの EVT コマンドラインフラグ」で説明しているように、-f オプ

ションを使用して EVT を実行し、新しい設定ファイルを使用するようにします。

EVT ユーティリティの起動ユーティリティの起動ユーティリティの起動ユーティリティの起動EVT 実行可能プログラムは、SIEBSRVR_ROOT の bin サブディレクトリの下にインストールされます。コマンド

名は、Windows の場合は evt.exe、UNIX オペレーティングシステムの場合は evt となります。

環境のどの部分を確認したいかに基づいて、さまざまなオプションを選択してこの実行可能ファイルを実行できます。

Windows では、EVT を実行できるようにするため、SIEBSRVR_ROOT¥BIN を環境パスに含める必要があります。

備考:備考:備考:備考: EVT の使用については、My Oracle Support の「477105.1」(ドキュメント ID)を参照してください。

このドキュメントは、以前は「Siebel Technical Note 467」として発行されていました。

RESULTMODE RESULTMODE の値は、チェックの評価方法を指定します。次のいずれかの値を

使用してください。

� evaluate: テキスト比較を実行して値が同じ場合 TRUE を返します。

� inverted: evaluate の逆です。evaluate が TRUE を返す場合、

Inverted は FALSE を返します。

� versioncheck: ドット区切りのバージョン文字列を含むバージョン文字

列を評価します。

� invertedversioncheck: versioncheck の逆です。Versioncheck が

TRUE を返す場合、Invertedversioncheck は FALSE を返します。

ERRORLEVEL このパラメータは、2 つの値(WARN と FAIL)を使用して、特定のチェックに

よる障害が重大な障害であるか、単なる警告であるかを決定します。

重大な障害は、どのような形であっても Siebel ソフトウェアの障害になる誤った

設定ですが、警告は、パフォーマンスが低下しても必ずしもソフトウェア障害に

なるとは限らない誤った設定に適用されます。

表 20 EVT チェック定義形式

パラメータパラメータパラメータパラメータ 説明説明説明説明

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1306

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サーバー環境の検証サーバー環境の検証サーバー環境の検証サーバー環境の検証 � クエリーモードでの EVT の実行

evt.ini ファイルの編集方法およびコマンドラインオプションの使用方法を確認するには、次のトピックを確認して

ください。

� 305 ページの「EVT 設定ファイルについて」

� 308 ページの「オプションの EVT コマンドラインフラグ」(コマンドの例を含む)

� 310 ページの「利用可能な EVT 出力形式」

� 310 ページの「EVT 出力テキストの変更」

evt.ini ファイルには、承認されたすべてのチェックが含まれています。チェックを追加したり、既存のいずれかの

チェックを変更する必要がある場合は、ファイルのコピーを作成し、新しいファイルに変更を加えます。 次に、-f オプションを使用して EVT を実行し、新しい設定ファイルを使用するようにします。

EVT を起動するにはを起動するにはを起動するにはを起動するには

1 DOS コマンドウィンドウを開きます。

2 SIEBSRVR_ROOT¥BIN ディレクトリに移動し、evt.exe に 308 ページの「オプションの EVT コマンドライ

ンフラグ」で説明した有効なフラグをつけて、実行します。

クエリーモードでのクエリーモードでのクエリーモードでのクエリーモードでの EVT の実行の実行の実行の実行EVT は、クエリーモードでも実行できます。このモードは、インストール情報を照会する必要がある他のユーティ

リティとのインターフェイスをとるようになっています。

クエリーモードで実行するには、-qフラグを使用する必要があります。-qフラグとともに、正しい書式でクエリー

文字列を指定する必要があります。

備考:備考:備考:備考: クエリーモードでは、EVT は -h以外のすべてのオプションを無視します。

クエリー文字列は、プラス記号(+)で区切られた name=value ペアで構成されます。

このモードでの EVT の出力は、pass[]または fail[]で、該当する場合は、角括弧内にパラメータの現在の値が

表示されます。UNIX の例を次に示します。

例例例例

% evt -q "Checkname=VAR+ParamName=SIEBEL_ASSERT_MODE+ParamValue=0"

fail[]

SIEBEL_ASSERT_MODEが 0に設定されておらず、現在の値が [NULL]なので、このコマンドは fail[]を返します。

例例例例

% evt -q "Checkname=UNDEFVAR+ParamName=SIEBEL_ASSERT_MODE"

pass[]

このコマンドは、pass[]を返します。 SIEBEL_ASSERT_MODEが定義されていないため、UNDEFVARで、変数が定

義されているかどうかをチェックします。予想通り、このチェックはパスし、現在の値は [NULL]のままになります。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1 307

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サーバー環境の検証サーバー環境の検証サーバー環境の検証サーバー環境の検証 � オプションの EVT コマンドラインフラグ

オプションのオプションのオプションのオプションの EVT コマンドラインフラグコマンドラインフラグコマンドラインフラグコマンドラインフラグ308 ページの表 21 で説明するように、各種オプションを指定して EVT ユーティリティを実行できます。

備考:備考:備考:備考: -e、-g、-s、-u、および -pオプションを指定しなかった場合、EVT は、ENU ディレクトリの下の設定ファ

イルから情報を照会しようとします。 Windows では、-rは必須フラグです。他のすべてのフラグはオプションです。

表 21 EVT で使用されるコマンドラインフラグ

フラグフラグフラグフラグ 説明説明説明説明

-h EVT ユーティリティで使用できるすべてのフラグのリストとともにヘルプメッセージを出力します。

-g Siebel Gateway Name Server の名前です。 指定されていない場合、EVT は、Siebel Server 設定

ファイル(enu¥siebel.cfg など)から Siebel Gateway Name Server の名前を取得します。

-s Siebel Server の名前です。指定されていない場合、EVT は、siebenv.bat ファイルからサーバーの名

前を決定します。

-e Enterprise Server の名前です。 指定されていない場合、EVT は、Siebel Server 設定ファイル

(enu¥siebel.cfg など)から Enterprise Server の名前を決定します。

-u Server Manager にログインするために使用するユーザー名です。デフォルトのユーザー名は sadmin

です。

-p Server Manager にログインするためのパスワードです。デフォルトのパスワードは sadminです。

備考:備考:備考:備考: いずれかの srvrmgr パラメータが正しく指定されていない場合、EVT は、Siebel Server パラ

メータを確認できません。根本的な原因の詳細を出力するには、-d SHOWERRORSフラグを使用します。

-r 必須 SIEBEL_ROOT ディレクトリへのパスを指定します。

-o 出力の形式です。EVT は、TEXT(デフォルト)、TEXTFILE、HTML、HTMLFILE の形式で出力を生成

できます。詳しくは、310 ページの「利用可能な EVT 出力形式」を参照してください。

-d デバッグモードでスクリプトを実行します。サポートされているデバッグレベルは、 低の冗長レベル

から始まり、冗長さの順に示されます(この後に示すこのフラグの例を参照してください)。

DEFAULT: (デフォルト)通過/失敗/未実行のチェックのみを出力します。

EXPLAIN: 確認された内容の説明および理由を出力します。チェックを実行できない場合、説明は得

られません。チェックを実行してエラーが検出された場合は、とるべき是正措置がレポートされます。

SHOWERRORS: EXPLAIN と同じ情報を出力しますが、さらに、チェックが実行できなくなったと

きの検出されたエラーを出力します。たとえば、特定のファイルの検証を含むチェックが実行されてい

たのに、そのファイルが存在していない場合、SHOWERRORS は実行を妨げたエラーを示します。

SHOWCOMMENTS: SHOWERRORS と同じ情報を出力しますが、さらに、どのようにチェックが

実施されたかに関する詳細情報を出力します。 この出力は、基本的にデバッグ情報(Got value A

from file Xなど)です。

EVTLOG: SHOWCOMMENTS と同じ情報を出力しますが、さらに、EVT の実行ログを出力します。

この出力は、主に EVT 開発者に役立ちます。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1308

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サーバー環境の検証サーバー環境の検証サーバー環境の検証サーバー環境の検証 � オプションの EVT コマンドラインフラグ

例例例例 1EVT を起動し、独自の .ini ファイルを使用して、HTML 出力を生成します。

evt.exe -f evt_cust.ini -o HTML -r SIEBEL_ROOT_DIR > output.htm

例例例例 2EVT を起動し、独自の .ini ファイルを使用して、実行されたコマンド、開かれたファイルの HTML 出力などの詳細

を生成します。

evt.exe -f evt_cust.ini -o HTML -d SHOWCOMMENTS -r SIEBEL_ROOT_DIR > output_debug.htm

-l レポートの書き込み先の出力ディレクトリです。

-t 確認するサーバーのタイプ:

� Siebel Server [SIEBSRVR]

� Siebel Gateway Name Server [GTWYNS]

� データベースサーバー(RDBMS)[DBSERVER]

� Siebel Web Server Extension [SWSE]

たとえば、-t SWSEが指定されている場合、EVT は Web サーバー関連のチェックと、あらゆるタイプ

のサーバーで実行できるチェック(JRE 用など)を実行します。

-f evt.ini ファイルの場所です。EVT を起動すると、このファイルの存在を確認できます。デフォルトで

は、evt.ini ファイルは、EVT 実行可能プログラムと同じディレクトリに置かれます。evt.ini ファイル

が別のディレクトリに置かれているか異なる名前が付いている場合は、このフラグを使用して evt.iniファイルの場所を指定する必要があります。

-q EVT をクエリーモードで実行します。 307 ページの「クエリーモードでの EVT の実行」を参照してくだ

さい。

-w Web サーバーがインストールされた場所です。

表 21 EVT で使用されるコマンドラインフラグ

フラグフラグフラグフラグ 説明説明説明説明

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1 309

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サーバー環境の検証サーバー環境の検証サーバー環境の検証サーバー環境の検証 � 利用可能な EVT 出力形式

利用可能な利用可能な利用可能な利用可能な EVT 出力形式出力形式出力形式出力形式EVT は、次の出力形式をサポートしています。

� TEXT: すべての出力をコンソール、端末、または DOS ウィンドウに直接出力します。 -qオプションを指定す

ることで EVT がクエリーモードで実行される場合は、この形式が唯一の操作モードになります。EVT で使用で

きるフラグの説明については、308 ページの「オプションの EVT コマンドラインフラグ」を参照してください。

� TEXTFILE: すべての出力をログファイルに出力します。 ファイル名の形式は、

evt.hostname.timestamp.log です。ログは、現在のディレクトリに作成されます。指定されたディレクト

リにログを作成するには、-l log_dirオプションを使用します。ここで、log_dir は目的のディレクトリへの

パスです。

� HTML: HTML 出力をコンソール、端末、または DOS ウィンドウに出力します。この形式は、主に、出力を

処理またはファイルにリダイレクトできる別のプログラムまたはユーティリティに出力をリダイレクトするため

に使用されます。

� HTMLFILE: HTMLFILE 出力形式では、現在のディレクトリに HTML ファイルが作成されます。 ファイル名

は、evt.hostname.timestamp.htm の形式になります。

� hostname は、EVT を実行しているマシンの名前です。

� timestamp は、経過秒数(1970 年 1 月 1 日から起算)です。この値は、単にファイル名の一意性を維持

するためにのみ使用します。

以前に生成された出力ファイルは、定期的に削除することをお勧めします。

EVT 出力テキストの変更出力テキストの変更出力テキストの変更出力テキストの変更EVT では、出力レポートでユーザー指定の文字列がサポートされます。デフォルトでは、EVT 出力レポートはメッ

セージテンプレートを使用して生成されます。ただし、ユーザーは他の文字列をレポートの一部として使用するよう

に指定できます。サポートされるユーザー定義出力タグは次のとおりです。

� USERPASSEDSTRING: 内部メッセージテンプレートを上書きし、このチェックが通過した場合の独自の

メッセージを指定できます。

� USERFAILEDSTRING: 内部メッセージテンプレートを上書きし、このチェックが失敗した場合の独自の

メッセージを指定できます。

� USERNOTEXESTRING: 内部メッセージテンプレートを上書きし、このチェックが未実行の場合の独自の

メッセージを指定できます。

ユーザー定義メッセージには、EVT によって定義されるプレースホルダを含めることができます。プレースホルダ

は、両側に 2 つのアンダースコアを使用して指定します。チェックの実行中に、プレースホルダは送信されます。

チェックを実行すると、次のプレースホルダが定義されます。

� CURRENTVALUE: チェックされるパラメータの現在の値です。

� PASSEDSTRING: システム定義の「チェック通過」メッセージです。

� FAILEDSTRING: システム定義の失敗メッセージまたはエラーメッセージです。

� NOTEXESTRING: システム定義の「チェック未実行」メッセージです。

� CHECKID: 現在実行中のチェックの ID 番号です。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1310

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サーバー環境の検証サーバー環境の検証サーバー環境の検証サーバー環境の検証 � EVT 出力テキストの変更

たとえば、ユーザー定義チェックが次のようになっていたとします。

[Check241]CHECKNAME=OSVERSIONOSTYPE=AIXPARAMVALUE=5200-02

USERFAILEDSTRING=[__CHECKID__] バージョン __CURRENTVALUE__はサポートされなくなりました。John Smith([email protected])さんに連絡してシステムを __PARAMVALUE__にアップグレードして

ください。

この例では、チェック実行時にプレースホルダに値が入力されると、前述の定義されているエラーの

USERFAILEDSTRING タグが出力レポートに次のように表示されます。

[Check241] バージョン 5100-02はサポートされなくなりました。John Smith([email protected])さんに連絡してシステムを 5200-02にアップグレードしてください。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1 311

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サーバー環境の検証サーバー環境の検証サーバー環境の検証サーバー環境の検証 � EVT 出力テキストの変更

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1312

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14 Siebel Business Applications ののののアンインストールアンインストールアンインストールアンインストール

この章では、Siebel アプリケーションをアンインストールする手順について説明します。 次のトピックが含まれて

います。

� 313 ページの「Siebel アプリケーションのアンインストールについて」

� 315 ページの「以前のバージョンの Siebel Applications のアンインストール」

� 316 ページの「Siebel Enterprise Server ソフトウェアのアンインストール」

� 319 ページの「Siebel Web Server Extension のアンインストール」

� 320 ページの「Siebel 管理サーバーのアンインストール」

� 320 ページの「Siebel 管理エージェントのアンインストール」

� 320 ページの「Siebel Strong Encryption Pack のアンインストール」

� 321 ページの「Siebel クライアントおよび Siebel Tools のアンインストール」

� 322 ページの「Siebel Charts のアンインストール」

� 322 ページの「アンインストールのトラブルシューティング」

Siebelアプリケーションのアンインストールについてアプリケーションのアンインストールについてアプリケーションのアンインストールについてアプリケーションのアンインストールについてこの章のトピックでは、Siebel Business Applications ソフトウェアのアンインストール方法について説明しま

す。さまざまなサーバーベースソフトウェアモジュールとクライアントベースソフトウェアモジュールの手順を個別

に説明します。各モジュールをアンインストールする場合は、該当するすべての要件を確認してください。

注意:注意:注意:注意: 正しくアンインストールするためには、この章で説明する、サポートされている方法を使用する必要があり

ます。Siebel 製品のディレクトリを削除して製品をアンインストールしないでください。

この章では、一般的に、現在のソフトウェアバージョンである 8.1.1(または適用可能なバージョン 8.1.1.x)の

アンインストール方法を説明します。 以前のリリースのアンインストールについては、315 ページの「以前のバー

ジョンの Siebel Applications のアンインストール」を参照してください。

フルアンインストールが正常に完了した後で、マシンの再起動が必要なことがあります。その後で、残りのインス

トールディレクトリを安全に削除できます。

トラブルシューティングの提案については、322 ページの「アンインストールのトラブルシューティング」を参照し

てください。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1 313

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Siebel Business Applications のアンインストールのアンインストールのアンインストールのアンインストール � Siebel アプリケーションのアンインストール

について

アンインストールのシナリオアンインストールのシナリオアンインストールのシナリオアンインストールのシナリオアンインストールが必要または適切な理由はさまざまです。 次に例を示します。

� インストールプロセスと設定プロセスを理解することを主な目的としてソフトウェアをインストールしました。

開発や展開などで使用するソフトウェアをインストールするため、このソフトウェアを削除する必要があります。

� インストール時に設定を間違えたので、アンインストールし再インストールして修正します。

� Siebel Server など、以前にインストールしたソフトウェアコンポーネントが不要になりました。または、

ハードウェアをアップグレードし、ソフトウェアを新しいサーバーに移動する予定です。

� 初のインストール時に含めた言語またはオプション製品が必要なくなりました。 インストールされているすべ

ての項目には、ディスク容量や将来的なパッチリリースに含まれるデータ量などという形で保守コストが伴いま

す。

言語および一部のオプション製品(Siebel Server のオプションコンポーネントなど)を選択的にアンインス

トールすることはできませんが、すべてアンインストールし、不要な項目を除いて再インストールすることが理

想的です。 複数の製品をすでにインストールしている場合は、このようなアンインストールが実行できないか、

実行することが無意味なことがあります。

備考:備考:備考:備考: 不要な言語をインストールし、展開した場合は、代わりに Siebel Server 設定を削除し、展開言語を減

らして再作成するか、展開言語を減らすように SWSE 論理プロファイルを再作成し、インストールされている

SWSE インスタンスごとにプロファイルを再適用できます。 これらのタスクの場合、アンインストールは必要

ありません。173 ページの「インストールおよび設定後の Siebel Server コンポーネントの実行準備」、230ページの「SWSE の設定」、および関連トピックを参照してください。

注意:注意:注意:注意: 既存のインストールをアンインストールすることが適切または必要かどうかの判断については、このマニュ

アルでは説明しません。一部のアンインストールシナリオには、設定データ損失などの問題を避けるために考慮すべ

き重要な要素を示します。

新バージョンの Siebel Business Applications に移行(アップグレード)する場合は、『Siebel データベース

アップグレードガイド』の手順も参照してください。 新しいデータベースプラットフォームに移行する場合は、

Oracle Advanced Customer Services の営業員に連絡し、Oracle のアプリケーションエキスパートサービスの

サポートを依頼してください。

クラスタ化されたノードに対する特殊な要件は、このマニュアルで説明するインストールプロセスとアンインストー

ルプロセスとは異なる場合があります。 詳しくは、『Siebel Deployment Planning Guide』を参照してください。

アンインストールに含まれる展開のシナリオまたはタスクについては、『Siebel Business Applications への移

行』、『Siebel システム管理ガイド』、および他の関連マニュアルを参照してください。

パッチリリースのアンインストールについては、該当する My Oracle Support の「Siebel Maintenance Release Guide」を参照してください。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1314

Page 315: Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイド - …...Microsoft Windows用用用Siebelインストールガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次

Siebel Business Applications のアンインストールのアンインストールのアンインストールのアンインストール � 以前のバージョンの Siebel Applications の

アンインストール

アンインストールの制限アンインストールの制限アンインストールの制限アンインストールの制限次のような一部の項目は、選択的にアンインストールできません。

� [カスタム]インストールタイプを使用して個別に選択できるインストール可能なコンポーネント、または[標

準]や[コンパクト]のインストールを使用してインストールしたコンポーネントは、選択的にアンインストー

ルできません。 これらのインストールタイプの選択肢は、Siebel モバイル Web クライアントおよび Siebel Tools のインストーラに適用されません。

このような特定のコンポーネントをアンインストールする場合は、そのコンポーネントがインストールされている

ソフトウェアをアンインストールし、必要なコンポーネントを指定して再インストールする必要があります。また

は、不要なコンポーネントを無効化し、必要なコンポーネントのみを使用してアプリケーションを展開できます。

備考:備考:備考:備考: Siebel 管理エージェントが Siebel Server インストールの一部として含まれている場合は、選択的にア

ンインストールできません。 Siebel 管理エージェントを個別にアンインストールできるようにするには、

Siebel Server インストールから除外し、個別にインストールします。320 ページの「Siebel 管理エージェン

トのアンインストール」も参照してください。

Siebel Server コンポーネントの有効化と無効化については、『Siebel システム管理ガイド』を参照してください。

� Siebel 言語パックは、選択的にアンインストールできません。

特定の言語パックをアンインストールする場合は、その言語パックがインストールされているソフトウェアをア

ンインストールし、必要な言語パックを指定して再インストールする必要があります。

または、不要な言語パックを無視し、必要な言語のみを使用してアプリケーションを展開できます。たとえば、

このトピックですでに説明したように、展開言語を減らして指定するために、Siebel Server または SWSE 設

定を削除し、再作成することができます。

言語パックは、必要に応じて、後で既存のインストールに追加できます。

複数言語環境については、105 ページの「複数言語を使用したインストールおよび展開について」を参照してく

ださい。『Siebel Global Deployment Guide』も参照してください。

以前のバージョンの以前のバージョンの以前のバージョンの以前のバージョンの Siebel Applications ののののアンインストールアンインストールアンインストールアンインストール以前のバージョンの Siebel Business Applications をアンインストールするには、次に示すそのバージョンのマ

ニュアルのアンインストール方法に従う必要があります。 バージョンごとに、利用可能な 新のレビジョンを常に使

用してください。

� バージョン 8.0、7.8.x、または 7.7.x のアンインストールについては、使用しているオペレーティングシステ

ム用の『Siebel インストールガイド』のバージョン 8.0、7.8、または 7.7 を参照してください。

� Resonate Central Dispatch(バージョン 7.7 では使用されない)のアンインストールについては、使用して

いるオペレーティングシステム用の『Siebel インストールガイド』のバージョン 7.8 または 7.7、またはご使

用のプラットフォームの以前のバージョンの『Siebel Server インストールガイド』を参照してください。

� バージョン 6.x.x、7.0.x、および 7.5.x のアンインストール情報については、ご使用のプラットフォームに適し

たバージョンの『Siebel Server インストールガイド』を参照してください。 『Siebel Web クライアント管理

ガイド』、『Siebel Tools Reference』、またはこれらのバージョンの該当する他のタイトルも参照してください。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1 315

Page 316: Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイド - …...Microsoft Windows用用用Siebelインストールガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次

Siebel Business Applications のアンインストールのアンインストールのアンインストールのアンインストール � Siebel Enterprise Server ソフトウェアの

アンインストール

Siebel Enterprise Server ソフトウェアのソフトウェアのソフトウェアのソフトウェアのアンインストールアンインストールアンインストールアンインストールこのトピックでは、バージョン 8.1 の Siebel Enterprise Server ソフトウェアをアンインストールする方法につ

いて説明します。 アンインストール可能な Siebel Enterprise Server ソフトウェアコンポーネントは、インストー

ルできるコンポーネントと同じで、Siebel Gateway Name Server、Siebel Server、データベース設定ユーティ

リティ、および EAI コネクタです。

アンインストールする前に、313ページの「Siebelアプリケーションのアンインストールについて」も参照してください。

Siebel Enterprise Server コンポーネントは、単一のマシンにインストールされていることも、異なるコンポーネ

ントが複数のマシンにインストールされていることもあります。

Siebel Server をアンインストールするには、Siebel Gateway Name Server から対応する物理設定データも削

除する必要があります。このとき、次の要件に従います。

� Siebel Server をアンインストールする場合は、このマシンで実行中の Siebel Server サービスを停止し、

Siebel Gateway Name Server サービスをインストールしたマシン上で実行する必要があります。

アンインストーラが Siebel Server 設定ウィザードを起動します。 既存の設定を安全に削除するウィザードタ

スクにより、Gateway Name Server から Siebel Server 設定データが削除され、ローカルサーバーマシン

から Siebel Server サービスが削除されます。

� Siebel Enterprise Server 全体をアンインストールする場合は、すべてのアンインストール中に Siebel Gateway Name Server サービスを実行する必要があります。 Siebel Gateway Name Server は、 後にア

ンインストールする必要があります。 アンインストーラが Siebel Gateway Name Server サービスを自動的

に停止します。

アンインストーラが Siebel 設定ウィザードを起動します。 既存の設定を削除するウィザードオプションには複

数のタスクがあり、該当するタスクを次の順に実行します。

� Siebel Web Server Extension 論理プロファイルディレクトリを削除するタスク (このオプションは便

宜上提供されています。 ファイルが必要な場合に、このオプションを使用しないでください。使用する場合

は、先に進む前にディレクトリをバックアップしてください)。

� Siebel Enterprise Server 設定データを Gateway Name Server から削除するタスク (このオプション

は、すべての Siebel Server のアンインストールと設定解除が完了している場合にのみ選択してください)。

� 物理的な Siebel Gateway Name Server を削除するタスク。 このタスクは、Siebel Gateway Name Server サービスをローカルサーバーマシンから削除します (このオプションは、他のすべての Siebel Enterprise Server コンポーネントのアンインストールと設定解除が完了している場合にのみ選択してく

ださい)。

� Siebel Enterprise Server コンポーネントが完全に設定されていないときにアンインストールを実行できる場

合があります。アンインストーラが Siebel 設定ウィザードを起動したときに、設定済みまたは未設定の項目に

応じて、このウィザードを取り消し、アンインストールを安全に続行できます。 設定済み項目の設定は、すべて

削除してください。

備考:備考:備考:備考: Siebel Gateway Name Server が未設定である場合、対応するサービスが作成されないため、Siebel Gateway Name Server サービスを実行するという要件は該当しなくなります。Siebel Gateway Name Server を以前に設定していた場合は、設定を解除せずにアンインストールすると、対応するサービスは削除さ

れません。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1316

Page 317: Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイド - …...Microsoft Windows用用用Siebelインストールガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次

Siebel Business Applications のアンインストールのアンインストールのアンインストールのアンインストール � Siebel Enterprise Server ソフトウェアの

アンインストール

� Siebel Enterprise Server 全体をアンインストールする場合は、データベース設定ユーティリティをインス

トールした Siebel Server も 後にアンインストールしてから、Siebel Gateway Name Server をアンイン

ストールします。この Siebel Server をアンインストールするときに、データベース設定ユーティリティもア

ンインストールします。

備考:備考:備考:備考: データベース設定ユーティリティと Siebel Server をアンインストールする前に、DBSRVR_ROOTディレクトリの summary.html、summary.txt などのファイル、および SIEBSRVR_ROOT の下にある

log ディレクトリのファイルをバックアップしておくことをお勧めします。

� Siebel Server とデータベース設定ユーティリティが同じマシンにインストールされている場合は、データ

ベース設定ユーティリティをアンインストールする予定がない限り、Siebel Server をアンインストールしな

いでください。データベース設定ユーティリティは、同じマシンに Siebel Server がインストールされていな

いと動作しません。 この Siebel Server をアンインストールする場合は、データベース設定ユーティリティも

同時にアンインストールする必要があります。

� EAI コネクタコンポーネントはオプションであり、複数のマシンにインストールできるため、このコンポーネ

ントは、通常は不要になった場合にいつでも安全にアンインストールできます。Siebel Enterprise Server 全

体をアンインストールする場合は、EAI コネクタコンポーネントをアンインストールしてから、 後に Siebel Server と Siebel Gateway Name Server をアンインストールします。または、同じマシンにインストール

されている Siebel Enterprise Server コンポーネントをアンインストールするときに EAI コネクタもアンイ

ンストールします。

� Siebel Enterprise Server ソフトウェアをアンインストールする場合は、次のいずれかの方法を使用し、後の

手順に従ってアンインストーラを起動します。

� [プログラムの追加と削除]の使用

� uninstaller.exe 実行可能プログラムの使用

� Siebel Enterprise Server のインストールについては、第 5 章「Siebel Enterprise Server と関連コンポー

ネントのインストール」を参照してください。

Siebel Enterprise Server コンポーネントをアンインストールするにはコンポーネントをアンインストールするにはコンポーネントをアンインストールするにはコンポーネントをアンインストールするには

1 Siebel Server をアンインストールする場合は、Siebel Server サービスを停止します。

2 Siebel Gateway Name Server プロセスが実行中であることを確認します。

3 Siebel Enterprise Server アンインストーラを起動します。 次のいずれかを実行します。

� [プログラムの追加と削除]の使用

❏ [スタート]、[コントロール パネル]の順に選択し、[プログラムの追加と削除]をダブルクリックし

ます。

❏ 削除するサーバーの Siebel Enterprise Server のすべてをアンインストールするというオプション

を選択し、[変更と削除]をクリックします。

� uninstaller.exe の使用

❏ Windows エクスプローラで、SIEBEL_ROOT¥_uninst¥ses ディレクトリに移動します。

❏ uninstaller.exe をダブルクリックします。

4 [InstallShield Wizard for Siebel Enterprise Server へようこそ]画面で、[次へ]をクリックします。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1 317

Page 318: Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイド - …...Microsoft Windows用用用Siebelインストールガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次

Siebel Business Applications のアンインストールのアンインストールのアンインストールのアンインストール � Siebel Enterprise Server ソフトウェアの

アンインストール

5 メニューでアンインストールする製品を選択し、[次へ]をクリックします。 SIEBEL_ROOT にインストールさ

れているコンポーネントに応じて、次の項目の 1 つ以上を選択できます。

� Gateway Name Server

� Siebel Server

� データベース設定ユーティリティ

� EAI コネクタ

備考:備考:備考:備考: インストールされているすべての製品を一度にアンインストールするか、または製品を個別にアンイン

ストールできます。このトピックですでに説明したガイドラインを参照してください。

アンインストーラによって、アンインストールするように選択された各製品の場所および名前が表示されます。

� 情報が正しくない場合は、[戻る]をクリックしてその前の画面で別の製品を選択します。 (この画面は、

アンインストールを取り消す 後の機会でもあります。 ここで[次へ]をクリックした後は、取消なしでア

ンインストールを続行する必要があります。)

� 情報が正しい場合は、[次へ]をクリックします。

[アンインストーラ進捗]画面が表示され、ファイル削除の進行状況が示されます。

Siebel Gateway Name Server または Siebel Server をアンインストールしている場合は、[Siebel 設定

ウィザード]画面が表示され、そこで設定データを削除できます。詳しくは、このトピックですでに説明したガ

イドラインを参照してください。

6 必要に応じて、アンインストールするコンポーネントの設定データを削除します。 このタスクが必要ない場合

は、[取消]をクリックします。

設定データが削除されると、アンインストーラに次のメッセージが表示されます。

InstallShieldウィザードは Siebel Enterprise Serverを正常にアンインストールしました。

InstallShieldウィザードを終了するには[完了]をクリックします。

7 [完了]をクリックします。

8 指示に従って、サーバーを再起動します。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1318

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Siebel Business Applications のアンインストールのアンインストールのアンインストールのアンインストール � Siebel Web Server Extension のアンイン

ストール

Siebel Web Server Extension ののののアンインストールアンインストールアンインストールアンインストールSiebel Web Server Extension(SWSE)をアンインストールするプロセスは、Siebel Server のアンインス

トールに似ています。

SWSE をアンインストールすると、その SWSE を設定したときに作成された、Siebel アプリケーションの Webサーバー仮想ディレクトリも削除されます。SWSE のインストールについては、第 8 章「Siebel Web Server Extension のインストールと設定」を参照してください。

SWSE をアンインストールすると、アンインストーラにより SWSE 設定ウィザードが起動されます。このウィザー

ドから、既存の SWSE 設定を削除するウィザードタスクを選択します。

Siebel Web Server Extension をアンインストールするにはをアンインストールするにはをアンインストールするにはをアンインストールするには

1 Siebel Web Server Extension アンインストーラを起動します。 次のいずれかを実行します。

� [プログラムの追加と削除]の使用

❏ [スタート]、[コントロール パネル]の順に選択し、[プログラムの追加と削除]をダブルクリックし

ます。

❏ 削除するサーバーに適用される、Siebel Web Server Extension をすべてアンインストールすると

いうオプションを選択し、[変更と削除]をクリックします。

� uninstaller.exe の使用

❏ Windows エクスプローラで、SWSE_ROOT¥_uninst¥eappweb ディレクトリに移動します。

❏ uninstaller.exe をダブルクリックします。

2 [Siebel Web Server Extension の InstallShield ウィザードへようこそ]画面で、[次へ]をクリックします。

3 Siebel Web Server Extension のオプションを選択して、[次へ]をクリックします。

アンインストーラによって、アンインストールするように選択された各製品の場所および名前が表示されます。 この画面は、アンインストールを取り消す 後の機会です。 ここで[次へ]をクリックした後は、取消なしでア

ンインストールを続行する必要があります。

4 [次へ]をクリックして、Siebel Web Server Extension の削除を続行します。

SWSE 設定ウィザードが表示され、そこで設定データを削除できます。

5 必要に応じて、設定データを削除します。 このタスクが必要ない場合は、[取消]をクリックします。

設定データが削除されると、アンインストーラに次のメッセージが表示されます。

「InstallShieldウィザードは Siebel Web Server Extensionを正常にアンインストールしました。」

InstallShieldウィザードを終了するには[完了]をクリックします。

6 [完了]をクリックします。

7 指示に従って、サーバーを再起動します。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1 319

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Siebel Business Applications のアンインストールのアンインストールのアンインストールのアンインストール � Siebel 管理サーバーのアンインストール

Siebel 管理サーバーのアンインストール管理サーバーのアンインストール管理サーバーのアンインストール管理サーバーのアンインストールWindows プラットフォームで Siebel 管理サーバーをアンインストールするには、[プログラムの追加と削除]に

移動し、[Siebel Management Server with Diagnostic Tool full uninstall]を選択します。 [ 追加と削除 ] を

クリックします。表示される指示に従ってアンインストールを完了します。

インストールについては、128 ページの「Siebel 管理エージェントおよび Siebel 管理サーバーのインストール」を

参照してください。

Siebel 管理エージェントのアンインストール管理エージェントのアンインストール管理エージェントのアンインストール管理エージェントのアンインストールこのトピックでは、Siebel 管理エージェントをアンインストールする方法について説明します。

備考:備考:備考:備考: このトピックの指示は、個別にインストールした Siebel 管理エージェントのインスタンスをアンインストー

ルする場合にのみ適用します。Siebel 管理エージェントを Siebel Server インストールの一部としてインストール

した場合は、管理エージェントを選択的にアンインストールできません。Siebel Server をアンインストールする

と、管理エージェントもアンインストールされます。

Windows プラットフォームで Siebel 管理エージェントをアンインストールするには、[プログラムの追加と削除]

に移動し、Siebel 管理エージェントをすべてアンインストールするというオプションを選択します。 [追加と削除]

をクリックします。表示される指示に従ってアンインストールを完了します。

インストールについては、128 ページの「Siebel 管理エージェントおよび Siebel 管理サーバーのインストール」を

参照してください。

Siebel Strong Encryption Pack ののののアンインストールアンインストールアンインストールアンインストールSiebel Strong Encryption Pack(SSEP)をアンインストールするプロセスは、Siebel Server のアンインス

トールに似ています。

Siebel Strong Encryption Pack は Siebel Server または Siebel Web Server Extension のインストール済み

インスタンスにインストールされている場合があります。 インストールについては、『Siebel セキュリティガイド』

を参照してください。

Siebel Strong Encryption Pack をアンインストールするにはをアンインストールするにはをアンインストールするにはをアンインストールするには

1 Siebel Strong Encryption Pack アンインストーラを起動します。 次のいずれかを実行します。

� [プログラムの追加と削除]の使用

❏ [スタート]、[コントロール パネル]の順に選択し、[プログラムの追加と削除]をダブルクリックし

ます。

❏ 削除するサーバーに適用される、Siebel Strong Encryption Pack をすべてアンインストールすると

いうオプションを選択し、[変更と削除]をクリックします。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1320

Page 321: Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイド - …...Microsoft Windows用用用Siebelインストールガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次

Siebel Business Applications のアンインストールのアンインストールのアンインストールのアンインストール � Siebel クライアントおよび Siebel Tools の

アンインストール

� uninstaller.exe の使用

❏ SSEP のインストール先に応じて、Windows エクスプローラで、

SIEBSRVR_ROOT¥_uninst¥encryption ディレクトリまたは

SWSE_ROOT¥_uninst¥encryption ディレクトリに移動します。

❏ uninstaller.exe をダブルクリックします。

2 [Siebel Strong Encryption Pack の InstallShield ウィザードへようこそ]画面で、[次へ]をクリックします。

3 Siebel Strong Encryption Pack のオプションを選択して、[次へ]をクリックします。

アンインストーラによって、アンインストールするように選択された各製品の場所および名前が表示されます。 この画面は、アンインストールを取り消す 後の機会です。 ここで[次へ]をクリックした後は、取消なしでア

ンインストールを続行する必要があります。

アンインストーラにより、次のメッセージが表示されます。

InstallShieldウィザードは Siebel Strong Encryption Packを正常にアンインストールしました。

InstallShieldウィザードを終了するには[完了]をクリックします。

4 [完了]をクリックします。

Siebel クライアントおよびクライアントおよびクライアントおよびクライアントおよび Siebel Tools ののののアンインストールアンインストールアンインストールアンインストールこのトピックでは、Siebel モバイルまたは Developer Web Client のソフトウェア、Siebel Tools、および

(Haley Systems の HaleyAuthority に基づく)Siebel Business Rules Developer をアンインストールする方

法について説明します。

インストールについては、第 9 章「Siebel モバイル Web クライアントのインストール」および第 10 章「Siebel Tools のインストール」を参照してください。

備考:備考:備考:備考: Siebel サンプルデータベースをインストールした場合は、その Siebel サンプルデータベースを個別にアン

インストールしてから、Siebel クライアントをアンインストールします。 それ以外の場合、サンプルデータベース

はアンインストールできません。 サンプルデータベースをアンインストールするには、[コントロール パネル]の

[プログラムの追加と削除]から[Siebel Uninstallation Manager]を実行します。

Siebel クライアントのインスタンスを削除するにはクライアントのインスタンスを削除するにはクライアントのインスタンスを削除するにはクライアントのインスタンスを削除するには

1 [スタート]、[すべてのプログラム]、[Oracle - Siebel8_home1](または類似した Oracle ホーム識別子)、

[Oracle Installation Products]、[Universal Installer]の順に選択します。

2 製品の削除をクリックします。

3 アンインストールするインストール済の Siebel モバイルまたは Developer Web Client のインスタンスを示

す Oracle ホーム(Siebel8_home1 など)を選択します。

4 [削除]をクリックします。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1 321

Page 322: Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイド - …...Microsoft Windows用用用Siebelインストールガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次

Siebel Business Applications のアンインストールのアンインストールのアンインストールのアンインストール � Siebel Charts のアンインストール

Siebel Tools またはまたはまたはまたは Siebel Business Rules Developer をアンインストールするにはをアンインストールするにはをアンインストールするにはをアンインストールするには

1 [スタート]、[すべてのプログラム]、[Oracle - Tools1](または類似した Oracle ホーム識別子)、[Oracle Installation Products]、[Universal Installer]の順に選択します。

2 製品の削除をクリックします。

3 次のいずれかを実行します。

� 同じ Oracle ホームにインストールされている Siebel Tools および Siebel Business Rules Developerのインスタンスをアンインストールするには、アンインストールするインストール済の Siebel Tools のイ

ンスタンスを示す Oracle ホーム(Tools1 など)を選択します (項目を展開すると、Oracle ホームに含

まれている項目を確認できます)。

� Siebel Tools はアンインストールせずに、Siebel Business Rules Developer をアンインストールする

には、アンインストールするインストール済の Siebel Business Rules Developer のインスタンスが組

み込まれている Oracle ホーム(Tools1 など)を展開します。 Oracle ホーム自体を選択しないでくださ

い。選択すると Siebel Tools もアンインストールされます。Siebel Business Rules Developer のイン

スタンスを選択します。

4 [削除]をクリックします。

Siebel Charts のアンインストールのアンインストールのアンインストールのアンインストールこのトピックでは、Siebel Charts(Visual Mining NetCharts)をアンインストールする方法について説明します。

Windows で Siebel Charts をアンインストールするには、[スタート]、[コントロール パネル]、[プログラムの

追加と削除]、[Visual Mining NetCharts Server 4.6 Siebel Edition]の順に選択します。 次に、マシンを再起

動します。

インストールについては、第 11 章「Siebel Charts のインストール」を参照してください。

アンインストールのトラブルシューティングアンインストールのトラブルシューティングアンインストールのトラブルシューティングアンインストールのトラブルシューティング以前のインストールで正しく指示に従っていた場合は、アンインストールは通常簡単です。 このトピックでは、アン

インストールの失敗から回復する方法について説明します。

失敗したアンインストールからの回復失敗したアンインストールからの回復失敗したアンインストールからの回復失敗したアンインストールからの回復サーバーベース Siebel 製品のアンインストールプロセスで問題が発生した場合は、アンインストールを再度実行で

きます。 再実行により、バックアップディレクトリ(Siebel Enterprise Server の場合は ses_BAK)内の、アン

インストーラで作成されたバックアップを使用して元のインストール状態が復元されます。次に、障害の原因に処置

を施し、アンインストールプロセスを完了するために 3 回目のアンインストールを実行できます。

備考:備考:備考:備考: 回復メカニズムは、アンインストールプロセスが失敗した場合にしか利用できません。正常に終了したアン

インストールを元に戻すために回復メカニズムを利用することはできません。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1322

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Siebel Business Applications のアンインストールのアンインストールのアンインストールのアンインストール � アンインストールのトラブルシューティング

Microsoft Windows のすべてアンインストールするというオプションのすべてアンインストールするというオプションのすべてアンインストールするというオプションのすべてアンインストールするというオプションSiebel Enterprise Server、Siebel Web Server Extension など、Microsoft Windows プラットフォームの

サーバーベースの Siebel 製品には、[プログラムの追加と削除]パネルで使用可能なすべてアンインストールする

というオプションがあります。 何らかの理由により、同じ製品の複数のインスタンスを同じマシンにインストールし

ている場合は、すべてアンインストールするというオプションが 1 つしか表示されない場合があります。この場合、

表示されるのは、 後にインストールしたソフトウェアインスタンスに対応するオプションです。

いずれかの製品インスタンスをアンインストールする場合にすべてアンインストールするというオプションを使用で

きないときは、代わりに、インストールされている各インスタンスに固有の uninstaller.exe オプションを使用します。

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1 323

Page 324: Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイド - …...Microsoft Windows用用用Siebelインストールガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次

Siebel Business Applications のアンインストールのアンインストールのアンインストールのアンインストール � アンインストールのトラブルシューティング

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1324

Page 325: Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイド - …...Microsoft Windows用用用Siebelインストールガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次

A 展開計画ワークシート展開計画ワークシート展開計画ワークシート展開計画ワークシート

Oracle の Siebel Business Applications 製品ファミリの展開で新しい Siebel Enterprise Server をインストー

ルするたびに、展開チームの各メンバー用にこのワークシートをコピーする必要があります。 ここでは、次のトピッ

クについて説明します。

� 325 ページの「チームリーダー用概要」

� 326 ページの「Enterprise Server 名およびインストールディレクトリ」

� 327 ページの「Siebel アカウント、ホスト名、静的 IP アドレス」

� 328 ページの「クラスタ展開に関するデータ」

� 329 ページの「ポートおよび RDBMS の詳細に関するデータ」

注意:注意:注意:注意: ユーザーは、このワークシートや類似のドキュメント、あるいはユーザーが作成または採用した情報ストア

に記録されている機密情報(アカウントパスワードなど)のセキュリティを確保する必要があります。

チームリーダー用概要チームリーダー用概要チームリーダー用概要チームリーダー用概要

第 1 項: 展開チームのメンバー

第 2 項: 展開の概要

展開チームリーダー展開チームリーダー展開チームリーダー展開チームリーダー

Siebel 管理者管理者管理者管理者

システム管理者システム管理者システム管理者システム管理者

データベース管理者データベース管理者データベース管理者データベース管理者

コンポーネント名コンポーネント名コンポーネント名コンポーネント名 バージョンバージョンバージョンバージョン コードページコードページコードページコードページ

//// Unicode所有者所有者所有者所有者 ユーザー数ユーザー数ユーザー数ユーザー数 サーバーサーバーサーバーサーバー OS

データベースサーバーデータベースサーバーデータベースサーバーデータベースサーバー

((((RDBMS:::: ))))

Siebel Server

Web サーバーサーバーサーバーサーバー

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1 325

Page 326: Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイド - …...Microsoft Windows用用用Siebelインストールガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次

展開計画ワークシート展開計画ワークシート展開計画ワークシート展開計画ワークシート � Enterprise Server 名およびインストールディレクトリ

Enterprise Server 名およびインストールディレ名およびインストールディレ名およびインストールディレ名およびインストールディレクトリクトリクトリクトリインストールする Siebel Enterprise Server ごとにコピーを作成します。

ODBC データソースは、Siebel Enterprise Server インストーラにより自動的に作成されます。 詳しくは、26ページの「RDBMS のインストールおよび設定の計画」を参照してください。

第 3 項: サーバー名

Siebel Enterprise 名名名名

ODBC データソース名データソース名データソース名データソース名

プライマリ言語プライマリ言語プライマリ言語プライマリ言語

展開するその他の言語展開するその他の言語展開するその他の言語展開するその他の言語

備考:備考:備考:備考: さまざまなサーバーに異なる言語を展開する可能性があります。 展開する言語

およびその言語が展開されるサーバーをすべて記録します。

コンポーネント名コンポーネント名コンポーネント名コンポーネント名 ネットワークホスト名ネットワークホスト名ネットワークホスト名ネットワークホスト名 インストールディレクトリインストールディレクトリインストールディレクトリインストールディレクトリ

Siebel Gateway Name Server

Siebel Server

データベース設定データベース設定データベース設定データベース設定

ユーティリティユーティリティユーティリティユーティリティ

Web サーバーとサーバーとサーバーとサーバーと Siebel Web Server Extension((((SWSE))))

備考:備考:備考:備考: インストールした SWSE インスタ

ンスの設定用に作成する SWSE 論理プロ

ファイルの格納場所もすべて記録します。

Siebel File Systemディレクトリディレクトリディレクトリディレクトリ

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1326

Page 327: Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイド - …...Microsoft Windows用用用Siebelインストールガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次

展開計画ワークシート展開計画ワークシート展開計画ワークシート展開計画ワークシート � Siebel アカウント、ホスト名、静的 IP アドレス

Siebel アカウント、ホスト名、静的アカウント、ホスト名、静的アカウント、ホスト名、静的アカウント、ホスト名、静的 IP アドレスアドレスアドレスアドレスインストールする Enterprise Server ごとにコピーしてください。

備考:備考:備考:備考: 要件は、このトピックに記載されているユーザーアカウントによって異なります。 たとえば、高対話性ユー

ザーまたは従業員ユーザーは、Siebel データベース内で従業員として定義する必要があります。

第 4 項: Siebel アカウント情報

第 5 項: ホスト名および静的 IP アドレス

ログイン/ユーザーログイン/ユーザーログイン/ユーザーログイン/ユーザー ID パスワードパスワードパスワードパスワード

Siebel サービスオーナーサービスオーナーサービスオーナーサービスオーナー

Siebel 管理者管理者管理者管理者 SADMIN

匿名ユーザー匿名ユーザー匿名ユーザー匿名ユーザー

高対話性ユーザーまたは従業員高対話性ユーザーまたは従業員高対話性ユーザーまたは従業員高対話性ユーザーまたは従業員

ユーザーユーザーユーザーユーザー

標準対話性ユーザーまたは担当者標準対話性ユーザーまたは担当者標準対話性ユーザーまたは担当者標準対話性ユーザーまたは担当者

ユーザーユーザーユーザーユーザー

セキュリティユーザーセキュリティユーザーセキュリティユーザーセキュリティユーザー

Siebel 診断ツールユーザー診断ツールユーザー診断ツールユーザー診断ツールユーザー

サーバー名サーバー名サーバー名サーバー名 静的静的静的静的 IP /ホスト名/ホスト名/ホスト名/ホスト名 サブネットマスクサブネットマスクサブネットマスクサブネットマスク

Siebel Gateway Name Server

ロードバランサーの仮想ロードバランサーの仮想ロードバランサーの仮想ロードバランサーの仮想 IP(サードパーティのロードバラ(サードパーティのロードバラ(サードパーティのロードバラ(サードパーティのロードバラ

ンサーを使用する場合)ンサーを使用する場合)ンサーを使用する場合)ンサーを使用する場合)

Siebel Server

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1 327

Page 328: Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイド - …...Microsoft Windows用用用Siebelインストールガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次

展開計画ワークシート展開計画ワークシート展開計画ワークシート展開計画ワークシート � クラスタ展開に関するデータ

クラスタ展開に関するデータクラスタ展開に関するデータクラスタ展開に関するデータクラスタ展開に関するデータ共有ディスクのパーティションごとにコピーを作成してください(例: H:¥、I:¥、J:¥ など)。リソースグループの

クラスタ化は任意です。

第 6 項: クラスタノードネットワーク名と IP アドレス

第 7 項: リソースグループ構成

クラスタノードネットワーク名クラスタノードネットワーク名クラスタノードネットワーク名クラスタノードネットワーク名 1

クラスタノードネットワーク名クラスタノードネットワーク名クラスタノードネットワーク名クラスタノードネットワーク名 2

クラスタノードクラスタノードクラスタノードクラスタノード 1 IP アドレスアドレスアドレスアドレス

クラスタノードクラスタノードクラスタノードクラスタノード 2 IP アドレスアドレスアドレスアドレス

すべてのサンプルアドレスのすべてのサンプルアドレスのすべてのサンプルアドレスのすべてのサンプルアドレスの

サブネットマスクサブネットマスクサブネットマスクサブネットマスク

物理ディスク名(例: D物理ディスク名(例: D物理ディスク名(例: D物理ディスク名(例: D))))

リソースグループ名リソースグループ名リソースグループ名リソースグループ名 物理ディスク名物理ディスク名物理ディスク名物理ディスク名 IP アドレスアドレスアドレスアドレス ネットワーク名ネットワーク名ネットワーク名ネットワーク名 汎用サービス/ファイル共有/汎用サービス/ファイル共有/汎用サービス/ファイル共有/汎用サービス/ファイル共有/

IIS サーバーインスタンスサーバーインスタンスサーバーインスタンスサーバーインスタンス

Siebel Gatewayグループグループグループグループ

Siebel File Systemグループグループグループグループ

Siebel Serverグループグループグループグループ

Web サーバーグループサーバーグループサーバーグループサーバーグループ

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1328

Page 329: Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイド - …...Microsoft Windows用用用Siebelインストールガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次

展開計画ワークシート展開計画ワークシート展開計画ワークシート展開計画ワークシート � ポートおよび RDBMS の詳細に関するデータ

ポートおよびポートおよびポートおよびポートおよび RDBMS の詳細に関するデータの詳細に関するデータの詳細に関するデータの詳細に関するデータ

第 8 項: ポート番号インストールする Enterprise Server ごとにコピーしてください。

備考:備考:備考:備考: 使用するデータベースが IBM DB2 for z/OS の場合、Siebel データベースインストール専用の展開計画

ワークシートは、Siebel Bookshelf の『Implementing Siebel Business Applications on DB2 for z/OS』に

あります。

第 9 項: データベース情報

Siebel Gateway Name Server

リモートユーザー用のリモートユーザー用のリモートユーザー用のリモートユーザー用の

Synchronization Manager

リクエストマネージャ(オプション)リクエストマネージャ(オプション)リクエストマネージャ(オプション)リクエストマネージャ(オプション)

Siebel Connection Broker

Siebel 管理サーバー管理サーバー管理サーバー管理サーバー

その他のポートその他のポートその他のポートその他のポート

項目(該当する場合)項目(該当する場合)項目(該当する場合)項目(該当する場合) 値値値値

RDBMS OS プラットフォーム、バージョンプラットフォーム、バージョンプラットフォーム、バージョンプラットフォーム、バージョン

およびパッチおよびパッチおよびパッチおよびパッチ

RDBMS OS プラットフォーム、バージョンプラットフォーム、バージョンプラットフォーム、バージョンプラットフォーム、バージョン

およびパッチおよびパッチおよびパッチおよびパッチ

データベースサーバーデータベースサーバーデータベースサーバーデータベースサーバー

ホストインスタンス名ホストインスタンス名ホストインスタンス名ホストインスタンス名

データベース名データベース名データベース名データベース名

ポート番号ポート番号ポート番号ポート番号

テーブルオーナーおよびパスワードテーブルオーナーおよびパスワードテーブルオーナーおよびパスワードテーブルオーナーおよびパスワード

テーブルスペース名、使用方法(データまたはテーブルスペース名、使用方法(データまたはテーブルスペース名、使用方法(データまたはテーブルスペース名、使用方法(データまたは

インデックス)、およびページサイズインデックス)、およびページサイズインデックス)、およびページサイズインデックス)、およびページサイズ

テーブルスペース名、使用方法(データまたはテーブルスペース名、使用方法(データまたはテーブルスペース名、使用方法(データまたはテーブルスペース名、使用方法(データまたは

インデックス)、およびページサイズインデックス)、およびページサイズインデックス)、およびページサイズインデックス)、およびページサイズ

テーブルスペース名、使用方法(データまたはテーブルスペース名、使用方法(データまたはテーブルスペース名、使用方法(データまたはテーブルスペース名、使用方法(データまたは

インデックス)、およびページサイズインデックス)、およびページサイズインデックス)、およびページサイズインデックス)、およびページサイズ

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1 329

Page 330: Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイド - …...Microsoft Windows用用用Siebelインストールガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次

展開計画ワークシート展開計画ワークシート展開計画ワークシート展開計画ワークシート � ポートおよび RDBMS の詳細に関するデータ

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1330

Page 331: Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイド - …...Microsoft Windows用用用Siebelインストールガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次

索引索引索引索引

AActiveX コントロールコントロールコントロールコントロール 254ADM。「。「。「。「Siebel アプリケーション配置マネージャアプリケーション配置マネージャアプリケーション配置マネージャアプリケーション配置マネージャ

((((ADM)」を参照)」を参照)」を参照)」を参照

AutoStopDB 設定パラメータ設定パラメータ設定パラメータ設定パラメータ 274

CCURSOR_SHARING パラメータパラメータパラメータパラメータ 46

DDB_FILE_MULTIBLOCK_READ_COUNT パラパラパラパラ

メータメータメータメータ 46DB2。。。。 「「「「IBM DB2」を参照」を参照」を参照」を参照

Developer Web Clientアンインストール 321インストール 254カスタムショートカットの作成 270起動オプション 268ショートカット 266ユーティリティおよび同期プログラムのショート

カット 268ログイン 265ログインする前の問題 264

Eeapps.cfg ファイルファイルファイルファイル

SWSE 論理プロファイル 230編集 244

Enterprise Server 名およびインストールディレクト名およびインストールディレクト名およびインストールディレクト名およびインストールディレクト

リ用ワークシートリ用ワークシートリ用ワークシートリ用ワークシート 326Environment Verification Tool

EVT 設定ファイル 305EVT チェックグループ 304EVT で確認する製品 304EVT のオプションのコマンドラインフラグ 308起動 306クエリーモードでの実行 307説明 303利用可能な EVT 出力形式 310

EVT。。。。 「「「「Environment Verification Tool」を参照」を参照」を参照」を参照

GGateway Name Server。。。。 「「「「Siebel Gateway

Name Server」を参照」を参照」を参照」を参照

GUI を使用しないインストールを使用しないインストールを使用しないインストールを使用しないインストール

インストールコマンド用追加フラグ 135コマンドラインからの自動インストールの実行 300コンソールモードインストール用の siebel.ini の

編集 301コンソールモードでのインストール 302コンソールモードのインストールおよび設定 301コンソールモードのインストールおよび設定のプロ

セス 301自動インストールおよび設定 295自動インストールおよび設定のプロセス 295自動インストール用の siebel.ini ファイルの

編集 296自動モードでのインストール 300障害発生または無応答のインストーラ 289使用理由 289

HHP Apache Web Server 221HTTP

Siebel アプリケーション対応の圧縮の有効化 242Web サーバーのポートの設定 245

HTTPS、、、、Web サーバーのポートの設定サーバーのポートの設定サーバーのポートの設定サーバーのポートの設定 245

IIBM DB2

DB2set のパラメータ 54ODBC ステートメントハンドルの不足 63言語の選択 54ストアドプロシージャとユーザー定義関数のインス

トール 205設定ガイドライン 52設定パラメータの設定 56設定プロセス 52断片化の管理 65データベースオブジェクトの作成 64データベースオブジェクトの説明 64データベースオブジェクトのバッファプールの

設定 59データベースオブジェクトのログスペースのガイド

ライン 63データベースオブジェクトのログファイルのアーカ

イブのガイドライン 64データベースの作成 56データベースマネージャ設定パラメータのガイドラ

イン 53

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1 331

Page 332: Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイド - …...Microsoft Windows用用用Siebelインストールガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次

索引索引索引索引 � L

テーブルスペースの作成 59デフォルト保存パラメータの上書き 61

IBM DB2 for z/OS展開計画ワークシートについて 329マニュアルの使用 27

IBM DB2 UDB。。。。 「「「「IBM DB2」を参照」を参照」を参照」を参照

IBM HTTP Server 221Image Creator ユーティリティ。ユーティリティ。ユーティリティ。ユーティリティ。 「「「「Siebel Image

Creator ユーティリティ」を参照ユーティリティ」を参照ユーティリティ」を参照ユーティリティ」を参照

Llbconfig.txt ファイルファイルファイルファイル

SWSE 論理プロファイル 224, 236生成 175

MMEMORY_TARGET パラメータパラメータパラメータパラメータ 46Microsoft IIS 221Microsoft SQL Server。。。。 「「「「MS SQL Server」を」を」を」を

参照参照参照参照

MS SQL Server データベースデータベースデータベースデータベース

言語の選択 67作成 68設定 66設定ガイドライン 66設定プロセス 66断片化の管理 71データベースオブジェクトの設定 70統計の更新 70並べ替え順のガイドライン 67パラメータの設定 66

MS SQL Server のののの auto create statistics パラパラパラパラ

メータメータメータメータ 67MS SQL Server のののの auto update statistics パラパラパラパラ

メータメータメータメータ 67MS SQL Server のののの max degree of parallelism

パラメータパラメータパラメータパラメータ 66MS SQL Server のののの tempdb パラメータパラメータパラメータパラメータ 67

NNetCharts。。。。 「「「「Siebel Charts サーバー」を参照サーバー」を参照サーバー」を参照サーバー」を参照

NLS_DATE_FORMAT パラメータパラメータパラメータパラメータ 46NLS_LANG 環境変数環境変数環境変数環境変数 32NLS_SORT 環境変数環境変数環境変数環境変数 32NLS_SORT パラメータパラメータパラメータパラメータ 46

OOPEN_CURSORS パラメータパラメータパラメータパラメータ 46OPTIMIZER_FEATURES_ENABLE パラパラパラパラ

メータメータメータメータ 46OPTIMIZER_INDEX_COST_ADJ パラメータパラメータパラメータパラメータ 47OPTIMIZER_MODE パラメータパラメータパラメータパラメータ 47

Oracle HTTP Server 221Oracle Universal Installer 249, 275Oracle データベースデータベースデータベースデータベース

init.ora ファイルの設定 45Redo ログのサイズ設定 47アクティブ/パッシブ RAC サポート 51一時テーブルスペースの作成 49インストールのログファイルの確認 212オプティマイザー統計の収集 44言語の選択 45設定ガイドライン 44設定の説明 44設定プロセス 44データベースオブジェクトの設定 50データベースのサイズ設定 48テーブルスペースの作成 47デフォルト保存パラメータの上書き 49並べ替え順と日付形式のガイドライン 45パラメータ 47

PPATH 環境変数環境変数環境変数環境変数 130predeploy.htm ファイルファイルファイルファイル 254

RRDBMS

インストールおよび設定の計画 26データベース接続の計画 27

RDBMS、設定、設定、設定、設定

IBM DB2 設定パラメータの設定 56IBM DB2 データベースオブジェクトの作成 64IBM DB2 データベースの作成 56IBM DB2 データベースマネージャ設定パラメータ

のガイドライン 53IBM DB2 テーブルスペースの作成 59IBM DB2 の ODBC ステートメントハンドル不足の

防止 63IBM DB2 のガイドライン 52IBM DB2 の言語の選択 54IBM DB2 の設定 52IBM DB2 の断片化の管理 65IBM DB2 プロセス 52IBM DB2 用の DB2set のパラメータ 54MS SQL Server データベースオブジェクトの

設定 70MS SQL Server データベースの作成 68MS SQL Server のガイドライン 66MS SQL Server の言語の選択 67MS SQL Server の設定 66MS SQL Server の断片化の管理 71MS SQL Server のデフォルト保存パラメータの上

書き 69MS SQL Server の統計の更新 70

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1332

Page 333: Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイド - …...Microsoft Windows用用用Siebelインストールガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次

索引索引索引索引 � S

MS SQL Server の並べ替え順のガイドライン 67MS SQL Server プロセス 66Oracle データベース一時テーブルスペースの

作成 49Oracle データベースオブジェクトの設定 50Oracle データベーステーブルスペースの作成 47Oracle データベースのアクティブ/パッシブサ

ポート 51Oracle データベースのオプティマイザー統計の

収集 44Oracle データベースのガイドライン 44Oracle データベースの言語の選択 45Oracle データベースのサイズ設定 48Oracle データベースの設定 44Oracle データベースのデフォルト保存パラメータ

の上書き 49Oracle データベースの並べ替え順と日付形式のガ

イドライン 45Oracle データベースのプロセス 44Siebel Server のデータベース接続 111デフォルトの IBM DB2 保存パラメータの上

書き 61Redo ログ、サイズ設定ログ、サイズ設定ログ、サイズ設定ログ、サイズ設定 47

Ssamp.bat バッチファイルバッチファイルバッチファイルバッチファイル 261Siebel Business Applications

1 つのバージョンのインストールについて 23インストールプロセス 21新バージョンへの移行 314複数のバージョンのインストールについて 23

Siebel Business Applications、アンインストール、アンインストール、アンインストール、アンインストール

Developer Web Client 321Siebel Charts 322Siebel Enterprise Server 316Siebel Strong Encryption Pack 320Siebel Tools 321Siebel Web Server Extension 319Siebel 管理エージェント 320Siebel 管理サーバー 320説明 313モバイル Web クライアント 321

Siebel Business Rules Developer 275Siebel Charts サーバー、アンインストールサーバー、アンインストールサーバー、アンインストールサーバー、アンインストール 322Siebel Charts サーバー、インストールサーバー、インストールサーバー、インストールサーバー、インストール

Web クライアント用に Siebel Charts サーバーを

変更 288インストール 286インストールプロセス 285設定 287

Siebel Collaboration 144Siebel Developer Web Client。。。。 「「「「Developer

Web Client」を参照」を参照」を参照」を参照

Siebel EAI コネクタ、インストールコネクタ、インストールコネクタ、インストールコネクタ、インストール

サーバー要件の確認 104Siebel Enterprise Server、アンインストール、アンインストール、アンインストール、アンインストール 316Siebel Enterprise Server、インストール、インストール、インストール、インストール

インストールの確認 121サーバー要件の確認 97プロセス 92ログファイルの確認 121

Siebel FastTrack ウィザード、使用したインスウィザード、使用したインスウィザード、使用したインスウィザード、使用したインス

トールトールトールトール 126Siebel File System

Siebel データベースの設定 215設定 38

Siebel Gateway Name Server、アンインス、アンインス、アンインス、アンインス

トールトールトールトール 316Siebel Gateway Name Server、インストール、インストール、インストール、インストール

インストール後タスクのリスト 122インストールのトラブルシューティング 181クラスタ化の要件 102サーバーの起動 168サーバー要件の確認 101ソフトウェアインストールの確認 122

Siebel Gateway Name Server 認証認証認証認証 100Siebel Image Creator ユーティリティユーティリティユーティリティユーティリティ

インストール用の Siebel イメージの作成 82説明 73

Siebel QuickStart設定パラメータ 274説明 271ビューのプレキャッシュの使用 273有効化と無効化 272

Siebel Self-Service Applications 11Siebel Server、アンインストール、アンインストール、アンインストール、アンインストール 316Siebel Server、インストール、インストール、インストール、インストール

Search 製品 104一時ディスクスペース 104インストールのトラブルシューティング 181既存のインストールへの新しい製品の追加 103クラスタ化の要件 102言語ロケールの要件 103サードパーティ製アプリケーション 104サーバー要件の確認 102データベース接続の設定 111データベースの要件 104ネットワーク接続の確認 112複数の Siebel 言語パック 103

Siebel Tools、アンインストール、アンインストール、アンインストール、アンインストール 321Siebel Tools、インストール、インストール、インストール、インストール

Siebel Tools のインストール 278Tools ODBC データソースの確認 284インストールが正常に完了したことの確認 281インストール後のタスク 281インストールプロセス 276管理者権限 277

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1 333

Page 334: Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイド - …...Microsoft Windows用用用Siebelインストールガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次

索引索引索引索引 � S

ディレクトリ構造の確認 282ディレクトリへの書き込みおよび読み取りアクセス

権の確認 283要件 277

Siebel Web Server Extension、アンインス、アンインス、アンインス、アンインス

トールトールトールトール 319Siebel Web Server Extension、インストール、インストール、インストール、インストール

HTTP 圧縮の有効化 242Siebel Gateway Name Server および

Enterprise Server の確認 223Siebel Web Server Extension のインス

トール 227Siebel エンタープライズセキュリティトークンにつ

いて 245SWSE ディレクトリの権限の設定 224Web サーバーのアンインストール 226Web サーバーの静的ファイルの更新 245Web サーバー要件の確認 223新しい仮想ディレクトリの作成 241インストール後のタスク 239インストールディレクトリの確認 239インストールと設定のプロセス 222インストールのトラブルシューティング 247インストール要件 223仮想ディレクトリの確認 240サービスされる Web クライアント 221推奨されている Web サーバートポロジ 24設定ファイルの編集 244デフォルトの HTTP ポートおよび HTTPS ポートの

設定 245ログファイルの確認 240

Siebel Web Server Extension、設定、設定、設定、設定

論理プロファイルの設定 230, 231論理プロファイルの適用 230, 236

Siebel Web Server Extension 設定ウィ設定ウィ設定ウィ設定ウィ

ザードザードザードザード 230Siebel Web クライアントクライアントクライアントクライアント

ログイン 266siebel.ini ファイルファイルファイルファイル

コンソールモードインストール用の編集 301自動インストール用の編集 296

SIEBEL_CODEPAGE 環境変数環境変数環境変数環境変数 32SIEBEL_HOME 34SIEBEL_LANGUAGE 環境変数環境変数環境変数環境変数 30, 148SIEBEL_ROOT 34SIEBEL_SERVER_ROOT 34Siebel アカウント、ホスト名、静的アカウント、ホスト名、静的アカウント、ホスト名、静的アカウント、ホスト名、静的 IP アドレス用ワーアドレス用ワーアドレス用ワーアドレス用ワー

クシートクシートクシートクシート 327Siebel アプリケーション配置マネージャアプリケーション配置マネージャアプリケーション配置マネージャアプリケーション配置マネージャ

((((ADM)))) 129Siebel インストールメディア、取得インストールメディア、取得インストールメディア、取得インストールメディア、取得 73Siebel エンタープライズセキュリティトークン、エンタープライズセキュリティトークン、エンタープライズセキュリティトークン、エンタープライズセキュリティトークン、

説明説明説明説明 245

Siebel 管理エージェント管理エージェント管理エージェント管理エージェント

インストール 128設定 183

Siebel 管理エージェント、アンインストール管理エージェント、アンインストール管理エージェント、アンインストール管理エージェント、アンインストール 320Siebel 管理サーバー管理サーバー管理サーバー管理サーバー

インストール 128設定 183

Siebel 管理サーバー、アンインストール管理サーバー、アンインストール管理サーバー、アンインストール管理サーバー、アンインストール 320Siebel 管理フレームワーク管理フレームワーク管理フレームワーク管理フレームワーク 129Siebel クライアントクライアントクライアントクライアント

ENU 以外のデータの Siebel サンプルデータベース

へのインポート 261Siebel VB または Siebel eScript のライセンスが

ない状態での設定 262Siebel サンプルデータベースのインストール 258インストール後のタスク 262インストールについて 249インストールの管理者権限 251インストールプロセス 251インストール前のタスク 251カスタムショートカットの作成 270サードパーティ製のソフトウェア 253ショートカットおよび起動オプション 266ディレクトリ構造の確認 263ディレクトリの命名規則 251データベース接続ソフトウェア 252モバイル Web クライアントと Developer Web

Client のインストール 254要件と推奨事項 252ログイン 264

Siebel 言語パック言語パック言語パック言語パック

Siebel Server へのインストール 103複数のインストールおよび展開 105

Siebel サービスオーナーアカウント、作成サービスオーナーアカウント、作成サービスオーナーアカウント、作成サービスオーナーアカウント、作成 39Siebel サンプルデータベースサンプルデータベースサンプルデータベースサンプルデータベース

ENU 以外のデータのインポート 261インストール 258

Siebel 診断ツール診断ツール診断ツール診断ツール 128Siebel 設定ウィザード、使用する言語について設定ウィザード、使用する言語について設定ウィザード、使用する言語について設定ウィザード、使用する言語について 29Siebel 専用専用専用専用 Web クライアント。クライアント。クライアント。クライアント。 「「「「Developer Web

Client」を参照」を参照」を参照」を参照

Siebel ディレクトリ構造、計画ディレクトリ構造、計画ディレクトリ構造、計画ディレクトリ構造、計画

RDBMS のインストールおよび設定の計画 26Siebel Business Applications バージョンのイン

ストール 23Siebel File System の設定 38Siebel イメージの作成 82Siebel サービスオーナーアカウントの作成 39Siebel 設定ウィザードが使用する言語 29サーバー命名規則 33ファイルシステムの作成 35ファイルとディレクトリの命名規則 34

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1334

Page 335: Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイド - …...Microsoft Windows用用用Siebelインストールガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次

索引索引索引索引 � T

Siebel データベースデータベースデータベースデータベース

IBM DB2 のストアドプロシージャとユーザー定義

関数のインストール 205Siebel File System の設定 215Siebel データベースの設定 206インストールの確認 125インストールのトラブルシューティング 213インストールのログファイルの確認 212許容可能なインストールエラー 213グローバルタイムゾーンのサポート 202コンポーネントのインストール 206システム属性の確認 214テーブルオーナーアカウントと管理者アカウントの

作成 202複数言語シードデータのインストール 206レポジトリのインポート 216レポジトリのインポートに関する許容可能なエ

ラー 219レポジトリのインポートのトラブルシューティ

ング 219レポジトリのインポートのログファイルの確認 219レポジトリへの新しい言語のインポート 216

Siebel モバイルモバイルモバイルモバイル Web クライアント。クライアント。クライアント。クライアント。 「モバイル「モバイル「モバイル「モバイル Webクライアント」を参照クライアント」を参照クライアント」を参照クライアント」を参照

SMB(中小規模のビジネス)(中小規模のビジネス)(中小規模のビジネス)(中小規模のビジネス) 126Sun Java System Web Server 221SWSE。。。。 「「「「Siebel Web Server Extension」を」を」を」を

参照参照参照参照

TTEMP 環境変数環境変数環境変数環境変数 28TMP 環境変数環境変数環境変数環境変数 28

UUTC 202

VVisual Mining NetCharts。。。。 「「「「Siebel Charts サーサーサーサー

バー」を参照バー」を参照バー」を参照バー」を参照

WWeb Server Extension。。。。 「「「「Siebel Web Server

Extension」を参照」を参照」を参照」を参照

Web サーバー、インストールサーバー、インストールサーバー、インストールサーバー、インストール 226

Zz/OS、、、、IBM DB2

マニュアルの使用 27

ああああアンインストールアンインストールアンインストールアンインストール

Developer Web Client 321Siebel Business Applications 313Siebel Charts 322Siebel Enterprise Server 316Siebel Tools 321Siebel Web Server Extension 319Siebel 管理エージェント 320Siebel 管理サーバー 320Web サーバー 226アンインストールプロセスのトラブルシューティ

ング 322以前のバージョンの Siebel リリース 315新バージョンの Siebel Business Applications へ

の移行 314モバイル Web クライアント 321

いいいいインストール、インストール、インストール、インストール、GUI を使用しない。を使用しない。を使用しない。を使用しない。 「「「「GUI を使用しなを使用しなを使用しなを使用しな

いインストール」を参照いインストール」を参照いインストール」を参照いインストール」を参照

インストール、コンソールモード。インストール、コンソールモード。インストール、コンソールモード。インストール、コンソールモード。 「コンソールモードの「コンソールモードの「コンソールモードの「コンソールモードの

インストール」を参照インストール」を参照インストール」を参照インストール」を参照

インストール、自動。インストール、自動。インストール、自動。インストール、自動。 「自動インストール」を参照「自動インストール」を参照「自動インストール」を参照「自動インストール」を参照

インストールディレクトリ、マニュアルで参照インストールディレクトリ、マニュアルで参照インストールディレクトリ、マニュアルで参照インストールディレクトリ、マニュアルで参照 34

かかかかガイドライン、ガイドライン、ガイドライン、ガイドライン、IBM DB2 の設定の設定の設定の設定 52ガイドライン、ガイドライン、ガイドライン、ガイドライン、MS SQL Server 設定設定設定設定 66ガイドライン、ガイドライン、ガイドライン、ガイドライン、Oracle データベースの設定データベースの設定データベースの設定データベースの設定 44開発環境データベース、レポジトリ名の並べ替え開発環境データベース、レポジトリ名の並べ替え開発環境データベース、レポジトリ名の並べ替え開発環境データベース、レポジトリ名の並べ替え 55

きききき協定世界時(協定世界時(協定世界時(協定世界時(UTC)))) 202

くくくくクラスタ化クラスタ化クラスタ化クラスタ化

Siebel Gateway Name Server の要件 102Siebel Server の要件 102ファイルシステムの前提条件 38

クラスタ展開データに関するワークシートクラスタ展開データに関するワークシートクラスタ展開データに関するワークシートクラスタ展開データに関するワークシート 328グローバルタイムゾーン、サポートグローバルタイムゾーン、サポートグローバルタイムゾーン、サポートグローバルタイムゾーン、サポート 202

けけけけ言語言語言語言語

IBM DB2 の選択 54MS SQL Server の選択 67Oracle データベースの選択 45Siebel Server の言語要件 103レポジトリへの新しい言語のインポート 216

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1 335

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索引索引索引索引 � こ

ここここコードセット、コードページの相違点コードセット、コードページの相違点コードセット、コードページの相違点コードセット、コードページの相違点 55コマンドライン、自動インストールの実行コマンドライン、自動インストールの実行コマンドライン、自動インストールの実行コマンドライン、自動インストールの実行 300コンソールモードのインストールコンソールモードのインストールコンソールモードのインストールコンソールモードのインストール

siebel.ini ファイルの編集 301インストールおよび設定 301インストールおよび設定のプロセス 301コマンドラインからのインストールの実行 302コンソールモードでのインストール 302

コンソールモードノインストールコンソールモードノインストールコンソールモードノインストールコンソールモードノインストール

インストールコマンド用追加フラグ 135

ささささサードパーティ製のソフトウェアサードパーティ製のソフトウェアサードパーティ製のソフトウェアサードパーティ製のソフトウェア

Siebel Server 104Siebel クライアント 253

サーバー、命名規則サーバー、命名規則サーバー、命名規則サーバー、命名規則 33

ししししシステム属性、システム属性、システム属性、システム属性、Siebel データベースインストールのデータベースインストールのデータベースインストールのデータベースインストールの

確認確認確認確認 214自動インストール自動インストール自動インストール自動インストール

siebel.ini ファイルの編集 296インストールおよび設定 295インストールおよび設定のプロセス 295インストールコマンド用追加フラグ 135コマンドラインからのインストールの実行 300

新バージョンの新バージョンの新バージョンの新バージョンの Siebel Business Applications へへへへ

の移行の移行の移行の移行 314

せせせせ設定。設定。設定。設定。 「システム属性」を参照「システム属性」を参照「システム属性」を参照「システム属性」を参照

設定ウィザード。設定ウィザード。設定ウィザード。設定ウィザード。 「「「「Siebel 設定ウィザード」を参照設定ウィザード」を参照設定ウィザード」を参照設定ウィザード」を参照

専用専用専用専用 Web クライアント。クライアント。クライアント。クライアント。 「「「「Developer Web Client」を参照」を参照」を参照」を参照

ちちちち地域(テリトリー)、説明地域(テリトリー)、説明地域(テリトリー)、説明地域(テリトリー)、説明 55チームリーダー用概要ワークシートチームリーダー用概要ワークシートチームリーダー用概要ワークシートチームリーダー用概要ワークシート 325

ててててディレクトリの命名規則ディレクトリの命名規則ディレクトリの命名規則ディレクトリの命名規則 34データベース接続、設定データベース接続、設定データベース接続、設定データベース接続、設定 111データベース設定ウィザード、データベース設定ウィザード、データベース設定ウィザード、データベース設定ウィザード、Siebel データベースのデータベースのデータベースのデータベースの

設定設定設定設定 197データベース設定ユーティリティデータベース設定ユーティリティデータベース設定ユーティリティデータベース設定ユーティリティ

Siebel データベースの設定手順 198インストールの確認 125インストールプロセス 198

インストール前のタスク 200説明 197データベース設定ウィザード 197

テリトリー、説明テリトリー、説明テリトリー、説明テリトリー、説明 55展開計画ワークシート展開計画ワークシート展開計画ワークシート展開計画ワークシート

Enterprise Server 名およびインストールディレク

トリ 326Siebel アカウント、ホスト名、静的 IP アド

レス 327クラスタ展開に関するデータ 328チームリーダー用概要 325ポートおよび RDBMS の詳細に関するデータ 329

ととととトラブルシューティングトラブルシューティングトラブルシューティングトラブルシューティング

Siebel Gateway Name Server のインス

トール 181Siebel Server のインストール 181Siebel Web Server Extension のインス

トール 247Siebel データベースのインストール 213アンインストールプロセス 322レポジトリのインポート 219

なななな並べ替え順、説明並べ替え順、説明並べ替え順、説明並べ替え順、説明 55

にににに認証、認証、認証、認証、Siebel Gateway Name Server 100

ねねねねネットワーク接続、確認ネットワーク接続、確認ネットワーク接続、確認ネットワーク接続、確認 112

ははははハードウェア、インストールの準備ハードウェア、インストールの準備ハードウェア、インストールの準備ハードウェア、インストールの準備 25

ふふふふファイルファイルファイルファイル

命名規則 34ファイルシステムファイルシステムファイルシステムファイルシステム

クラスタ化の前提条件 38作成の説明 35ファイルシステムディレクトリの命名 37

負荷分散、サードパーティ製負荷分散、サードパーティ製負荷分散、サードパーティ製負荷分散、サードパーティ製

サーバーの監視 179設定 177

複数言語シードデータ複数言語シードデータ複数言語シードデータ複数言語シードデータ

Siebel データベースのインストール 206

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1336

Page 337: Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイド - …...Microsoft Windows用用用Siebelインストールガイド バージョン8.1 3 目次目次目次目次

索引索引索引索引 � へ

へへへへヘルプヘルプヘルプヘルプ

Siebel Gateway Name Server インストールのト

ラブルシューティング 181Siebel Server のインストールのトラブルシュー

ティング 181Siebel Web Server Extension のインストールの

トラブルシューティング 247アンインストールプロセスのトラブルシューティ

ング 322データベース設定ユーティリティのインストールの

トラブルシューティング 213レポジトリのインポートのトラブルシューティ

ング 219

ほほほほポートおよびポートおよびポートおよびポートおよび RDBMS の詳細データに関するワークの詳細データに関するワークの詳細データに関するワークの詳細データに関するワーク

シートシートシートシート 329保存パラメータ保存パラメータ保存パラメータ保存パラメータ

MS SQL Server のデフォルト保存パラメータの上

書き 69Oracle データベースのデフォルト保存パラメータ

の上書き 49デフォルトの IBM DB2 保存パラメータの上

書き 61

めめめめメディア、インストールで取得メディア、インストールで取得メディア、インストールで取得メディア、インストールで取得 73

ももももモバイルモバイルモバイルモバイル Web クライアントクライアントクライアントクライアント

QuickStart および AutoStopDB 設定パラ

メータ 274Siebel QuickStart でのビューのプレキャッシュの

使用 273Siebel QuickStart の使用 271Siebel QuickStart の有効化と無効化 272アンインストール 321

インストール 254カスタムショートカットの作成 270起動オプション 268システムトレイの Siebel アイコンのオプ

ション 273ショートカット 266ユーティリティおよび同期プログラムのショート

カット 268ログイン 264, 265

れれれれレポジトリレポジトリレポジトリレポジトリ

Oracle データベースのレポジトリのインポートに

関する許容可能なエラー 219新しい言語のインポート 216インポート 216インポートのログファイルの確認 219レポジトリのインポートのトラブルシューティ

ング 219

ろろろろログファイルログファイルログファイルログファイル

Oracle データベースのレポジトリのインポートに

関する許容可能なエラー 219Oracle データベースへのレポジトリのインポート

の確認 219Siebel Enterprise Server のインストールの

確認 121Siebel Web Server Extension インストールの

確認 240Siebel データベースインストールの確認 212

ロケールロケールロケールロケール

Siebel 設定ウィザードが使用する言語 29論理プロファイル、論理プロファイル、論理プロファイル、論理プロファイル、SWSE に対する適用に対する適用に対する適用に対する適用 230, 236論理プロファイル、論理プロファイル、論理プロファイル、論理プロファイル、SWSE の設定の設定の設定の設定 230, 231

わわわわワークシート。ワークシート。ワークシート。ワークシート。 「展開計画ワークシート」を参照「展開計画ワークシート」を参照「展開計画ワークシート」を参照「展開計画ワークシート」を参照

Microsoft Windows 用用用用 Siebel インストールガイドインストールガイドインストールガイドインストールガイド バージョン 8.1 337

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