mikan decade 20081226

30
Decade -3 / Hitori Silicon Valley Otoko 10年にも8年にも満たない7年の 2008.12.26 Takuya Kudou.

Upload: goukaicom

Post on 05-Jul-2015

1.231 views

Category:

Business


1 download

TRANSCRIPT

Page 1: Mikan Decade 20081226

Decade -3 /

Hitori Silicon Valley Otoko

10年にも8年にも満たない7年目の男

2008.12.26

Takuya Kudou.

Page 2: Mikan Decade 20081226

MixBeat feat. Takeshi Kouno 2

自己紹介

�工藤 拓也 / KUDOU Takuya

� 1983年3月5日生まれ。多摩大学経営情報学部卒。

�2001年、矢島小林工業入社、2002年退社。2002年から2006年まで多摩大学経営情報学部で学ぶ。2006年、イーアクセス入社、テクニカ

ルサポート関係の業務を務める。

�2006年よりITmediaオルタナティブブログにて「一人シリコンバレー男」として、Webサービス、

ブログマーケティングなどのイベントに参加し、イベントレポート、Webサービスのレビューなどの記

事を書く。

Page 3: Mikan Decade 20081226

MixBeat feat. Takeshi Kouno 3

「勝ち馬に乗る」という本の言葉

重要なのは、何を知っているかではない。誰を知っているか、なのだ。

Page 4: Mikan Decade 20081226

MixBeat feat. Takeshi Kouno 4

工藤拓也の7年間、インターネットの7年間

�第1期(2001年~2002年)

�ブルーワーカー時代• 僕の知らない常識の世界。

�第2期(2002年~2006年)

�大学時代• 僕と東京と多摩の生活。

�第3期(2006年~2008年)

�社会人、ブロガー時代• やりたいことに近づき続ける努力。

�第4期(2008年~)

�これからの自分と向き合う

Page 5: Mikan Decade 20081226

MixBeat feat. Takeshi Kouno 5

2001年

�矢島小林工業入社

�高校卒業しての地元企業就職• うちの高校の7割は高卒就職2割が専門短大、1割が大学だった。

�配属部署は、プレハブ小屋の「システム課」• VBAのちっちゃいことをやったり、名刺を刷ったり。

• 看板にカッティングシートも張ったりしてた。

• システム課でありながらシステム触ってない。

�入社後試用期間(3ヶ月)すぎての会社傾き宣言• 退職金2ヶ月の希望退職を募ってた。

• 入社時1000人くらいいたのに人が700人ぐらいになった。

• システム課も解体→積層チップの品質管理部へ移動。

• なんだかよくわからないまま、不景気を知った気がする。

Page 6: Mikan Decade 20081226

MixBeat feat. Takeshi Kouno 6

インターネットとの出会い

�初めてインターネットにつないだ。

�ドリームキャストは偉大だと思う。

�当時はやった電話代金コミコミプランを自分で払った。

�Googleはあったかも、Yahooはあった。

�「趣味:ネットサーフィン」って書けるってホントに思ってた。

Page 7: Mikan Decade 20081226

MixBeat feat. Takeshi Kouno 7

誰かの言葉

インパクでインパクト大。インパク=インターネット博覧会

※写真はイメージです。

Page 8: Mikan Decade 20081226

MixBeat feat. Takeshi Kouno 8

当時のメモ~インターネットで視野が広がって

ほんの少し前までパソコンなんてなかった。時間というものはかくも恐ろしいぐらい早く進んでいる。数年前のことが数秒前のようだ。だから、俺は思う。だったら人生をどう生きればいいか。自分のくいのないように、自分のやりたいように自分のことを好きになれるように。俺は今の自分が嫌いだ。夢を語るだけのつまらない男。人と同じ事をして大物になろうとしている、馬鹿だ。

Page 9: Mikan Decade 20081226

MixBeat feat. Takeshi Kouno 9

2002年

�会社を辞めて大学進学した

�会社を辞めた理由と、大学に行った理由• 東京の給料の水準をインターネットで知った。

• 大卒ってすごいって思った。学校では大学に行けば給料が上がりますなんて教えなかった。

• 12月から入学願書を出せる大学を調べられた。• インターネットは楽チン、2校あった。

�多摩大学に行った訳

�知ってしまったら動きたくなった。• 学費とか仕事とかどうでもよくなったので、一人で取り寄せ一人で願書を書いて提出。

• 親も通ると思っておらず、ドン引きだった。

Page 10: Mikan Decade 20081226

MixBeat feat. Takeshi Kouno 10

チャレンジ入試と1年目

�多摩大学であった1年間仮学生で入れる制度

�2001年度募集から初めて一期生だった。• 応募者僕一人しかいなかった。受験番号70001とかだったはず。

• 親に「その大学大丈夫?」って心配された。

�チャレンジ入試生ルール• 1年間通してプロジェクトを立て最終的に教授陣にプレゼンするのとともに規定の単位を取る。• ダメならそこでご退場。※退学ではなく入学しなかったになる。

• はっきり言って普通の学生だったらリスキー過ぎて手は出さない。

• 僕は、まともに学生になろうとしたら後2年は勉強しなきゃならなかった。リスクがなかったから出来た。

Page 11: Mikan Decade 20081226

MixBeat feat. Takeshi Kouno 11

誰かの言葉

運も実力のうち

Page 12: Mikan Decade 20081226

MixBeat feat. Takeshi Kouno 12

2003年

�やっと大学デビュー

�1年間は仮だったので大学2年生でやっと大学生。

• アルバイトをした、京王プラザホテルの宴会ウェイター• 高卒の社会人時代よりも時給が良かった。

• 軽くへこんだ。

�学生っぽいことをした。

• サークル活動に参加したり。

• ふられたり、ふられたり。• 朝まで部屋でお酒を飲んだりカラオケでオールしたり

Page 13: Mikan Decade 20081226

MixBeat feat. Takeshi Kouno 13

当時のメモ~東京での生活について

どんな人間になりたいのか、いまだに迷う。不器用なくせに、器用に生きてるからなぁ。ガタがきてるんだろう。そもそも生まれも育ちも高級じゃないからなぁ~、友達に才能の差を見せ付けられるときついものがある。ここは俺にとってはアウェーの地だからなぁ。大学に入った時に比べたらずいぶんと洗練されたと思うんだけども、やっぱり、ここは異世界だよ、東京は。人間の性能も、質も秋田に比べて段違いにいい。つまり、俺は挑戦しないとこっちの人に勝つのは一生無理なんだよな。

Page 14: Mikan Decade 20081226

MixBeat feat. Takeshi Kouno 14

2004年

�あっという間の大学3年生

�インターンしてた• 小さなPR会社で、日当1000円で。

• インターン斡旋は気をつけたほうがいい、中間搾取は良くない。

�社長に怒りのメールを送ったりしてた。• 給料が人間のモチベーションに半分ぐらいダイレクトにつながるとおもった。

• いい経験だった。お仕事は安易に選んではいけない。

�父が死んだ

�悲しいような悲しくないような不思議な時間

Page 15: Mikan Decade 20081226

MixBeat feat. Takeshi Kouno 15

父親の話

�見たことがない親父だった

�たぶん、破天荒だと思う• 会社を作ってつぶして僕が3歳のころにジャカルタで

再起をかけた。

• ジャカルタに弟がいるとのこと。

• 葬式ではみんな笑ってた「しょうがない人だって」

�父親を追いかけて追いつきたかった。

• 起業とか、海外への思いとか。

• 今は、そんなでもない。

• 僕は父さんのようになれないし、ならなくてもいい。

Page 16: Mikan Decade 20081226

MixBeat feat. Takeshi Kouno 16

父親への一言

「近くて遠く、よく知っているようでなにもわからず、それでも自分に影響を与える存在。」

Page 17: Mikan Decade 20081226

MixBeat feat. Takeshi Kouno 17

ブログデビューの話

�一人シリコンバレー男@ITmedia以前のブログ

�日常のことをライブドアブログで書いていた。

• あと就職活動の情報を書いてた。

• 自分の頭の整理のために書いていたと思う。

�ココログとライブドアブログとエキサイトブログぐらいしかメジャーなサービスが無かった。

�友達の何人かが日記ブログを持っていた。

• エキサイトやらライブドアやら、• みんな今ではミクシィに移っていった。

Page 18: Mikan Decade 20081226

MixBeat feat. Takeshi Kouno 18

2005年

�怒涛の就職活動

�リクナビってすごい。

• でも履歴書は手書きじゃないと駄目らしい。• 効率化しなきゃならない部分としちゃ駄目な部分がある。

�紆余曲折を経て、イーアクセスに内定を頂いた。• 5月ぐらいに決まった、それなりに早いほうだったと思

う。

�ドリームゲートインターンをした。

�本作りを手伝った。

• 本の体裁やら内容を考えた• 著者挨拶で名前が出た

Page 19: Mikan Decade 20081226

MixBeat feat. Takeshi Kouno 19

母の教えより

「つぶしのきく男になりなさい」

Page 20: Mikan Decade 20081226

MixBeat feat. Takeshi Kouno 20

2006年

�イーアクセス入社

�Webに関わりたかったのでコンテンツ部志望

• ものの見事にADSLのテクサポへ

�自分の知らない適正があると知る。

• 実際何とかなっている。

�ITmediaオルタナティブブログ

「一人シリコンバレー男」連載開始

�どうしてもWebに関わりたかった

Page 21: Mikan Decade 20081226

MixBeat feat. Takeshi Kouno 21

当時の記事より

私がこのblog(一人シリコンバレー男)を通して行い

たいことは「自分を成長させること」です。

そして「自分を成長させること」の目的は、「起業家としての第一歩を踏み出すためのさまざまな意味での体力づくり」です。

Page 22: Mikan Decade 20081226

MixBeat feat. Takeshi Kouno 22

誰かの言葉より

「回っているだけで進まない、扇風機みたいな男だね」

Page 23: Mikan Decade 20081226

MixBeat feat. Takeshi Kouno 23

2007年

�社会人生活2年目

�振り返ると迷走していた感がある。

• 仕事とブログの両立。

• 私生活もうまく行かず・・・

�なんだかんだ札幌へ軽く飛ばされる。

�真冬の3ヶ月間札幌暮らし

• 大学時代から数えて6年目にしてまた違う場所での

生活。慣れない暮らしに四苦八苦。

• いやいやだったが、サラリーマンだって自覚が持てた。• お金をもらっている以上がんばるしかない。

Page 24: Mikan Decade 20081226

MixBeat feat. Takeshi Kouno 24

大迷惑の歌詞

突然 忍び寄る 怪しい係長悪魔のプレゼント 無理矢理3年2ヶ月の 過酷な一人旅

この悲しみを どうすりゃいいの誰が僕救ってくれるの

Page 25: Mikan Decade 20081226

MixBeat feat. Takeshi Kouno 25

当時のメモより~迷走時

自分に正直に、自分に負けるな、甘やかすな。

男らしい男になるために必死で努力しなければならないだろ。

がんばれ俺、親父に笑われたくないだろ。

一回しかない人生だ、色々やってみよう。

落ち着くには、若すぎるよ。

Page 26: Mikan Decade 20081226

MixBeat feat. Takeshi Kouno 26

Decadeとの出会い、当時の記事より

僕は、最初このプレゼン(厳密にいうとpdf)を読んだ

ときに、一瞬「すごいな〜」と言うただの感想だけで終わってしまいそうになったが、実際に、僕ら(自分と同世代)は、河野さんの人生並みの、挑戦をしてこないと、少なくとも河野さんには追いつけない。

河野さんよりもすごい人は、世の中にたくさんいるけれども、こうして、自分のリアルな11年間をまとめて、提示してくれた大人(あまり使いたくない表現だけど)はいただろうか。

Page 27: Mikan Decade 20081226

MixBeat feat. Takeshi Kouno 27

2008年

�河野さんとの出会い

�考えるとは何かを考えさせられる。

• なんとなくと言うのは禁止!考えるのを停止させるな。

• 仕事というよりは遊びから色々学ばされる

• 世界はインターネットを中心に回ってない。

• スピード!人より多くをやり、失敗をする。

�ユニークな生き方• 会社員、アシスタント、ブロガー3足のわらじ

• 今は変かもしれないけど、常識になる世界が来る。

Page 28: Mikan Decade 20081226

MixBeat feat. Takeshi Kouno 28

2周年目の記事

進んできた道を振り返ると、結局のところ、webは媒

体や、ツールでしか無く、そこに関わる人々に対面したときに多くのことを学ばせていただきました。

よって、僕の2年間の得た物の結論はコレです。「発信するだけでは足りない!」

僕はこれからも、フットワーク軽く、いろんな物を見に行きながら、発信を重ねて行きたいと思います。

Page 29: Mikan Decade 20081226

MixBeat feat. Takeshi Kouno 29

河野さんの言葉

人の評価は人が決める。絶対評価で自分を測るから、つらくなる。

Page 30: Mikan Decade 20081226

MixBeat feat. Takeshi Kouno 30

これからのこと

�つづく