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ダンスヴォーカルユニット:JKBレーシングヴィーナス 前列:ノリコ、マスミ、後列:エリナ、アオイ JKB女子RCクラブ:マスミ、ユイカ、ミク、ノリコ、アヤカ、ナナミ アヤカとユイカ:2014年にスタートするJKBの ドリフト新企画のメンバー 7年目の今季、大躍進を遂げている女子カート部(JKB)ですが、その活動の中心になっている のが、いよいよ8期生を迎えた私たち、女子カート部、<JKBneo>です。 レディースパワーでモータースポーツを盛り上げようというミッションを堅持しつつ、カートチーム としてしっかりした活動を重ね、同時にメンバー各自の夢の実現に向け、その活動範囲をさらに拡 げて行きたいと思っています。 フォーミュラへのステップを夢見る娘、いろいろなジャンルのレースに挑戦したい娘、さらにはタ レント・モデルで構成されたチームの特徴を活かし、モータースポーツイベントとコラボしたりと、 それぞれの自己実現の道を模索をしながらお互いを刺激・成長させ、またそうした真摯な取組の過 程を積極的にメディア発信し、さらに大きなムーブメントを作り上げる・・・そんな高い目標を掲げ るグループを目指して女子カート部は8年目に突入します。 生意気なようですが、「 楽しく走れればいいじゃないか・・・」という同好会的な女子チームとは一 線を画します。「 女性が走れば盛り上がる 」という単純な発想は、そのイベントの盛り上げに多少の 効果はあっても、実は女性へのモータースポーツの普及にはあまり貢献出来ていないケースが多々 あります。 <JKBneo>は、女性目線で、よりプロデューサー的な立場や発想を持ってモータースポーツを 盛り上げて行ければと考えています。もちろん、今後も「 可愛くて、速い 」チームとして応援頂いて いる皆様の期待にも応えたいと考えています。 こんな私たちの2014年の活動に共感頂ける皆様、ぜひ私たちをサポート下さい。また、8期生 として入部希望の方( 女性限定ですが )もぜひ [email protected] までアプローチ下さい。お 待ちしています。                               塚本奈々美 アマチュアの世界最速カートレーサーを決める世界大会『Red Bull Kart Fight World Final』、その大会に出場する日本代表1名を決める大会『Japan Final』(10月14日お台場メガウェブ特設コース )に女子カート部(JKB)の安田 実紅が東関東代表として出場しました。 予選B組トップタイムで決勝に勝ち上がった実紅、その激闘とともに紅一点の 出場者として会場でも大変注目を集めました。決勝では多重クラッシュに巻き込 まれるという波乱の展開になりましたが、規定上のマックスとなる14キロのウエ イトを積んでの参戦となった中、見事に「 最速女子 」の証明を果たしてくれたと思 います。 それでは、安田実紅の参戦レポートをお読みください。     塚本奈々美 ♠安田実紅、 <レッドブルカートファイト ジャパンファイナル>参戦レポート グリッドガールは塚本奈々美 実紅の応援に駆け付けた女子カート部の 萩原紀子(左)とユイカ(右) ゲストのF1ドライバー、ダニエル・リカルド ( スクーディリア・トロ・ロッソ)と。 D.リカルドはマーク・ウェバーのF1引退を 受け、14年シーズンは、レッドブルでセバ スチャン・ベッテルの相棒となることが決定。 コミック<OVERTAKE!>のミク 今回の特設コースはストレートが長く、使用されたビレルのN35でもスリップがすごく効くコースでした。スピードが出て、 とても楽しいコースでしたが、難しかったのはオーバーテイクポイントが1コーナーにしかないというところ、そして石畳のコー ナーではフロントがなかなか入らず、ずっとステアリングを押さえつけていないと速く曲がれないというところでした。 また、私のカートには規定最大の14kgのウェイトの全部が左リアに乗せてあって、とてもバランスが悪く、オーバーテイ クポイントの1コーナーがかなり曲がりにくかったですね。1コーナーは一気にブレーキングをすると不安定になり、リアがずっ と流れていってしまっていたので、練習→予選の中で試行錯誤しつつ、手前で 少しブレーキを当て、奥で強めに踏み、向き を変えるというドライビングに変えていきました。 もう一つ難しかった石畳のコーナーでは、手前のコーナーではらみすぎないようにし、アクセルワンオフでしっかりと向き を変えて、ステアリングを押さえつけて立ち上がりをよくしました。 それから、マンホールなどは上を走ると跳ねたりしてい たので、それに乗らないように避けて走りました。こうした特設コースへの即応性も求められるレースだったかと思います。 こうした難しさの中、今回TTで失敗してしまい、予選は後ろの方からのスタートでしたが、1台1台しっかりと抜いて行き、 タイムもB組のトップだったので、その部分ではよかったと思います。 決勝は、スタートで前のカートが1コーナーのインのテックバリアを崩して行ってしまい、それにひっかかり少し遅れたのが とても悔しかったですね。 最後は多重クラッシュで赤旗という終わり方・・私もブラインドで起こったそのクラッシュに巻き込まれ、せっかく追い上げ ていたのに悔しいレース終了を迎えましたが、選手全員ケガもなく終われてよかったです。 レース結果を振り返ると悔しいことがたくさんありましたが、今までのレースで学んできたことをしっかりと活かせたところ もあったので、いいレースができたかなと思います。この経験をもとに、さらに上を目指したいと気持ちも新たにしています。 安田実紅 左から、AOI(8期生)、安田実紅(7期生)、今橋彩佳(6期生)、ユイカ(7期生)、塚本奈々美(部長)、 武村奈々花(7期生 )、萩原紀子(5期生 )、谷川万純(7期生 )、そして英里菜(8期生 )、私たちが、今の 女子カート部<JKBneo>です! 私たちが、今の女子カート部<JK B neo>です! Miku Yasuda #19 She is cool, fast and beautiful 活動記 Vol. 41 36 37

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Page 1: Miku Yasuda #19 She is cool,t.nana-jkb.com/pdf/jc1312.pdfMiku Yasuda #19 She is cool, fast and beautiful 活活動動記 Vol. 41 37 36 Created Date 10/25/2013 7:23:13 PM

ダンスヴォーカルユニット:JKBレーシングヴィーナス前列:ノリコ、マスミ、後列:エリナ、アオイ

JKB女子RCクラブ:マスミ、ユイカ、ミク、ノリコ、アヤカ、ナナミアヤカとユイカ:2014年にスタートするJKBの

ドリフト新企画のメンバー

 7年目の今季、大躍進を遂げている女子カート部(JKB)ですが、その活動の中心になっているのが、いよいよ8期生を迎えた私たち、女子カート部、<JKBneo>です。 レディースパワーでモータースポーツを盛り上げようというミッションを堅持しつつ、カートチームとしてしっかりした活動を重ね、同時にメンバー各自の夢の実現に向け、その活動範囲をさらに拡げて行きたいと思っています。 フォーミュラへのステップを夢見る娘、いろいろなジャンルのレースに挑戦したい娘、さらにはタレント・モデルで構成されたチームの特徴を活かし、モータースポーツイベントとコラボしたりと、それぞれの自己実現の道を模索をしながらお互いを刺激・成長させ、またそうした真摯な取組の過程を積極的にメディア発信し、さらに大きなムーブメントを作り上げる・・・そんな高い目標を掲げるグループを目指して女子カート部は8年目に突入します。 生意気なようですが、「楽しく走れればいいじゃないか・・・」という同好会的な女子チームとは一線を画します。「女性が走れば盛り上がる」という単純な発想は、そのイベントの盛り上げに多少の効果はあっても、実は女性へのモータースポーツの普及にはあまり貢献出来ていないケースが多々あります。 <JKBneo>は、女性目線で、よりプロデューサー的な立場や発想を持ってモータースポーツを盛り上げて行ければと考えています。もちろん、今後も「可愛くて、速い」チームとして応援頂いている皆様の期待にも応えたいと考えています。 こんな私たちの2014年の活動に共感頂ける皆様、ぜひ私たちをサポート下さい。また、8期生として入部希望の方(女性限定ですが)もぜひ [email protected] までアプローチ下さい。お待ちしています。                               塚本奈々美

 アマチュアの世界最速カートレーサーを決める世界大会『Red Bull Kart Fight World Final』、その大会に出場する日本代表1名を決める大会『Japan Final』(10月14日お台場メガウェブ特設コース)に女子カート部(JKB)の安田実紅が東関東代表として出場しました。 予選B組トップタイムで決勝に勝ち上がった実紅、その激闘とともに紅一点の

出場者として会場でも大変注目を集めました。決勝では多重クラッシュに巻き込まれるという波乱の展開になりましたが、規定上のマックスとなる14キロのウエイトを積んでの参戦となった中、見事に「最速女子」の証明を果たしてくれたと思います。 それでは、安田実紅の参戦レポートをお読みください。     塚本奈々美

♠安田実紅、<レッドブルカートファイト ジャパンファイナル>参戦レポート

グリッドガールは塚本奈々美

実紅の応援に駆け付けた女子カート部の萩原紀子(左)とユイカ(右) ゲストのF1ドライバー、ダニエル・リカルド

(スクーディリア・トロ・ロッソ)と。D.リカルドはマーク・ウェバーのF1引退を受け、14年シーズンは、レッドブルでセバスチャン・ベッテルの相棒となることが決定。コミック<OVERTAKE!>のミク

 今回の特設コースはストレートが長く、使用されたビレルのN35でもスリップがすごく効くコースでした。スピードが出て、とても楽しいコースでしたが、難しかったのはオーバーテイクポイントが1コーナーにしかないというところ、そして石畳のコーナーではフロントがなかなか入らず、ずっとステアリングを押さえつけていないと速く曲がれないというところでした。 また、私のカートには規定最大の14kgのウェイトの全部が左リアに乗せてあって、とてもバランスが悪く、オーバーテイクポイントの1コーナーがかなり曲がりにくかったですね。1コーナーは一気にブレーキングをすると不安定になり、リアがずっと流れていってしまっていたので、練習→予選の中で試行錯誤しつつ、手前で 少しブレーキを当て、奥で強めに踏み、向きを変えるというドライビングに変えていきました。 もう一つ難しかった石畳のコーナーでは、手前のコーナーではらみすぎないようにし、アクセルワンオフでしっかりと向きを変えて、ステアリングを押さえつけて立ち上がりをよくしました。それから、マンホールなどは上を走ると跳ねたりしていたので、それに乗らないように避けて走りました。こうした特設コースへの即応性も求められるレースだったかと思います。 こうした難しさの中、今回TTで失敗してしまい、予選は後ろの方からのスタートでしたが、1台1台しっかりと抜いて行き、タイムもB組のトップだったので、その部分ではよかったと思います。 決勝は、スタートで前のカートが1コーナーのインのテックバリアを崩して行ってしまい、それにひっかかり少し遅れたのがとても悔しかったですね。 最後は多重クラッシュで赤旗という終わり方・・私もブラインドで起こったそのクラッシュに巻き込まれ、せっかく追い上げていたのに悔しいレース終了を迎えましたが、選手全員ケガもなく終われてよかったです。 レース結果を振り返ると悔しいことがたくさんありましたが、今までのレースで学んできたことをしっかりと活かせたところ

もあったので、いいレースができたかなと思います。この経験をもとに、さらに上を目指したいと気持ちも新たにしています。                         安田実紅

左から、AOI(8期生)、安田実紅(7期生)、今橋彩佳(6期生)、ユイカ(7期生)、塚本奈々美(部長)、武村奈々花(7期生)、萩原紀子(5期生)、谷川万純(7期生)、そして英里菜(8期生)、私たちが、今の女子カート部<JKB neo>です!

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