Miraiz へようこそ！

　　　　　ミライズ＝未来図とも読めるこの塾の名前には、単なる詰め込み勉強の場ではなく、

　　　　　　　　　未来を描き、自ら拓く、深く面白い本物の学びの房に、という願いを込めています。

MESSAGE FROM Miraizsince 2014

wri t ten by KOMBU

「どうして勉強なんかしなきゃいけないんだろう？」

　そんなあなたの眼に、いまの世の中はどう映っていますか？ 現代は高度情報化社会となり、毎日さまざまな情報があふれかえっています。便利な反面、極端な宣伝や悪意を持った情報も多くあり、何が本当なのかが実にわかりにくい時代です。LINEやツイッターで出回る怪しげなウワサをうのみにしてはいけないし、テレビや新聞に出ていたことでさえ絶対に正しいとは限りません。頭から信じ込むのは危険ですし、かといってすべて疑ってかかるのも極端です。大切なのは判断を他人任せにせず、多くの情報から複数の視点を持ち、よく考えて自分で判断をするという心がけです。これを「情報リテラシー」といいます。

　いま、まさに「情報リテラシー」が問われています。いい加減な情報に惑わされないためには、しっかりとした判断の軸をつくる必要がありますが、それには「本物の勉強」が必要です。「本物の勉強」とは、テスト前にあわてて教科書の中身を詰め込むことではありません。机の上に限らず、様々な学びや体験を通して正確な知識・認識を身につけ、広く深く考えて、正しい判断や行動ができるようにすることです。

　では、いまやっている勉強は将来何の役に立つのか？ そんな疑問を持っている人も多いでしょう。でもその疑問はきまって、「勉強していない人」「勉強したことのない人」「勉強したくない人」から発せられるものなのです。 　テキストの国語の文章も読めないで、情報が正しく読み取れるはずがありません。これは筋道がおかしいぞ、つじつまが合わないぞ、そういう感覚は算数・数学によって養われます。そして世の中の多くのことは理科と社会で成り立ち、さらに世界を拡げるためには英語が必須です。判断力の基礎＝知識がまだまだ足りない今のあなたには、机の上の勉強も必要なのです。

　答えのある勉強でアタマを鍛えながら、世の中にあふれる答えのない問題にも、アンテナを高く張っていきましょう。「自分には関係ない」「よくわかんない」「興味ない」そんなさびしいことを言わないで。いまの世界の状況はすべてあなたに関わりのあることなのです。部活があるから、学校が忙しいから、眠いから、疲れたから、面倒くさいから。まだまだ先のことだし、よくわからないから。そんな言い訳でやるべき勉強をサボっているあなたは、まず世界中の子供たちの状況を知ってください。

　世界中に子供は20億人いますが、そのうち厳しい貧困に苦しむ子供は実に７億人もいます。満足に食事も摂れず、学校にも行けず、読み書きもできないまま、つらい労働に従事する子供は１億７千万人です。中には幼いうちから兵士としてかり出される子供もいます。この子たちは鉛筆より先に機関銃を握るのです。世界中のどこかで30分に1人が地雷を踏み、犠牲者の3人に1人は子供です。今日の食べ物にも明日の生命にも心配のいらない安全な環境にいて、学ぼうと思えばいくらでも学べるあなたは、こんな世界を変えるためにも、学びたくても学べずに苦しんでいる子供たちの分まで学ぶべきだとは思いませんか？

　これからあなたが取り組む勉強は自分自身の将来をも左右する、とても大事なものになります。あなたがどんな学校を選ぶかで環境が変わり、出会う人が変わります。すると受ける刺激や影響が変わり、行動が変わり、それは習慣となり、やがて価値観をつくり、あなた自身のありようが変わります。そうなれば運命が、人生が変わっていきます。 　すべき努力をサボって仕方なく決まった学校へ行くよりも、目標をもって自ら道を切り拓いていく方がやりがいがあるし、楽しいと思いませんか？　そうして頑張っていく過程で自分自身もまた磨き抜かれ、あこがれの学校やそこに集う新たな仲間たちに相応しい、新たな自分になれるのです。

　Miraizでの学びはあなたの未来のためのものです。自分は何がしたいか、どんな大人になりたいのか、夢とあこがれの未来図を描きましょう。描いたなら叶えましょう。Miraizが重視するものは「志」を持った競争です。それはやりがいに充ちています。やりがいのある勉強は楽しいものです。Miraizでの学びがきっかけとなって、いまの日本の課題や世界の苦しみを、将来自分たちが解決するぞ！という意気込みで、さらに道を切り拓いてくれたなら、こんなにうれしいことはありません。

君たちが学ぶことで、大人たちは未来への希望を抱くことができます。 君たちが学ぶことで、世の中は少しずつよい方向へ向かっていきます。

あなたの準備はできていますか？さあ、いっしょに始めましょう！