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MKS-05 TERRA 簡単操作・設定ガイド
MKS-05 TERRA は
周囲のガンマ・X線等価線量率と等価線量、ベータ線を計測するように
設計されています。
この線量計は、大気や土壌、建物、家庭用品、車両等に使用可能で
個人線量計としても個人の放射線被爆を制御するのにご使用になれます。
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● ボタン2つによる簡単な操作。
● ベータ線・γ線の測定が可能。
● 警報音の設定は、日常生活での放射線被曝に有用です。
・ 放射線が設定値に達すると警報音がなります。(初期設定値 0.30μSv)
・ 設定の変更は可能です。
●時刻表示機能兼アラーム機能つき。
●測定値の単位はμSv/h(マイクロシーベルト毎時)
●電源を入れた時からの放射線累積線量値はmSV(ミリシーベルト)
●約 2.5 ヶ月、電池交換なしで連続測定が可能です。(新しい電池使用時)
・ 累積線量をカウントします。
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図 1
1. ①の MODE ボタン短押しで電源がオンになります。
また、MODE ボタンを6秒間長押しで電源がオフになります。
※ 電源のオンと同時に自動的にガンマ線の計測を開始します。
2. ①のMODE ボタンの短押しで下記の順にモードが切り替わります。
⓵ガンマ線の計測 μSv/h(初期画面) ⓶ガンマ線累積線量 mSv
⓷ベータ線の計測 ⓸累積時間 ⓹時刻 ⓺時計アラーム
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※この線量計は視認性を重視して設計されており
※表示画面に単位は表示されません。
各モードの識別は、図 1 のⓐⓑⓒそれぞれが その時の計測モードを点滅で教えてくれます。
例)ガンマ線計測(μSv/h)のモード時は
ⓐの部分が点滅します。
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μSv/h
図 2
図 3
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ガンマ線計測(μSv/h)は電源を入れた時の初期画面になります。
計測中は図 1 のⓐ(図2の現在のガンマ線)が点滅します。
本体裏側の「+」マーク(図2参照)を、計測したい箇所に正確に持
っていきます。
「ピッ」という音の間隔は、放射線レベルを表します。
各音が、検出された放射線量を意味しており、ディスプレイに測定結果の
数値が表示されます。
その際、数値の点滅が止まるまでお待ちください。
数値の点滅が止まった時の数値が測定結果になります。
数値の点滅が止まった後も、より正確な数値の
計測が続いております。
参考:自然放射線のガンマ線の許容当量率:0.27μSv/h 以下
ガンマ線量(1日当たり):0.006mSv 以下
※自然放射線とは、通常の生活で自然界から受けている放射線。
上記の値は、1988 年国連科学委員会の報告による世界平均値。
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※ しきい値の初期設定は 0.30 μSv/h です。(変更可)
※ガンマ線のしきい値を表示するには
左のしきい値ボタンを約2秒間長押しすることで表示されます。
ここでは初期設定の0.30 μSv/h と表示されます。
★しきい値の設定 しきい値の設定を変更するには
左のしきい値ボタンを4秒間長押しにより
右端の数値(0)が点滅を始めます。
その点滅箇所の数値(0)を変更する場合には
左のしきい値ボタン
変更箇所を一桁左へ移動するには
右の MODE ボタンを使用します。
※しきい値を変更する場合は点滅と同時に数値が全て0になります。
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mSv
図 4
電源を入れてからMODE ボタンを一回短押しで
数値を変更する場合は 左のしきい値ボタン
変更箇所を左へ移動させる場合は 右の MODE ボタン
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ガンマ線積算値(mSv)を表示するモードに切り替わります。
このモードでは図1のⓑ(図4のガンマ線積算値)が点滅します。
ここでは電源を入れてからのガンマ線を積算して表示するので
モード⓸の累積時間でどれ位の期間計測したかを確認し
モード⓶のガンマ線積算値でどれ程の放射線量をあびたかを 確認することで、個人の被曝線量が見えてくると思います。
ガンマ線積算値のモードにもしきい値の設定がございますが
⑥のガンマ線計測のしきい値設定と同じなので
省略させていただきます。
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⑥
図 5
図 6
ベータ線を計測するには、最初に④のガンマ線(μSv/h)の計測が
必要です。まず、計測したい箇所のガンマ線の計測を開始します。
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測定結果が出たのを確認したら
右の MODE ボタンを 2 回短押しで⓷ベータ線の計測モード
に切り替えます。
(β線計測時は図 1̶ⓒ(図5ベ-タ粒子束密度)が点滅します。)
次に、本体背面にあるGM 計数管カバー(図6参照)を外し
先程のガンマ線を計測した時と同じ箇所に正確に持って行きます。
そして数値の点滅が制止するまで待ちます。
数値の点滅が止まってからも計測は続き数値が変動しますので
点滅の制止後から変動する5つの数値全てを足して 5 で割ります。
数値の点滅制止後から変動する5つの数値を
全て足して5で割ります。
例)0.004 + 0.005 + 0.003 + 0.004 +0.005 = 0.021
0.021 ÷ 5 = 0.004
表面ベータ粒子束密度は 0.004 1/(cm²·min)となります。
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このモードでは電源を入れてからの累積時間を表示します。
※ 電源を切るとリセットされます。
1. 時刻の設定
図 7
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右の MODE ボタン短押しでモードを⓹時刻に切り替えます。 時刻の設定を変更するには、しきい値の設定と同じように
左のしきい値ボタンを 3 秒間長押しすることで
図7の右端の数値 57 が点滅します。
数値を変更する場合は、左のしきい値ボタンを使用し、
変更箇所を左へ移動させる場合は右のMODEボタンを使用します。
2. 時計アラーム MODE ボタン短押しでモードを⓺時計アラームに切り替えます。
この後の設定方法は同じで
数値を変更する場合は 左のしきい値ボタン
変更箇所を左へ移動させる場合は 右の MODE ボタン
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左のしきい値ボタンを 3 秒間長押しして、数値を点滅させ、
数値を変更する場合は、左のしきい値ボタンを使用し、
変更箇所を左へ移動させる場合は右のMODEボタンを使用します。
★音の切り替え
しきい値ボタンとMODE ボタン二つを同時に押すことで
音と消音の切り替えが可能です。
ご説明は以上になります。こちらのガイドは
素人が作成した為、専門用語の誤りや
分かりづらい点も多々あると思いますが
なにとぞご了承下さい。
原発の状況は実際どうなのか分かりませんので
どうかご自身のお体はご自身でお守り下さい。
この度は本当にありがとうございました。