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Shikoku しこく (1) (156号) 愛媛県「霊峰石鎚山日の出」 One Team -発行所- 第14旅団司令部 総務課 広報班 0877-62-2311 内2256・2257 -メールアドレス- pr-14b-ma@ inet.gsdf. mod.go.jp 令和2年(2020年)1月1日 2020

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Page 1: mod.go.jp 2020...(1) (156号) Shikoku しこく 第 十 四 旅 団 長 陸 将 補 藤 岡 登 志 樹 年 頭 の 辞 愛媛県「霊峰石鎚山日の出」 令 和 二 年 の

Shikoku しこく(1) (156号)

第十四旅団長

陸将補

藤岡

登志樹

愛媛県「霊峰石鎚山日の出」

令和二年の年頭にあたり、謹んで新春のお慶びを申し上げます。

この度、令和元年十二月二十日付で第十代の旅団長を拝命いたしました。歴史あるここ善通寺の地

において勤務できることを大変光栄に思うとともに、四国四県の防衛警備や災害派遣を担任する旅団

の指揮・統率を任され、その役割の大きさと職責の重さを深く受けとめているところです。

第十四旅団は、一昨年の三月二十七日に陸上自衛隊改革の象徴の一つとして、高い機動展開能力を

与えられ、あらゆる事態に即応し、命により全国何処にでも速やかに展開することが求められる部隊

へと改編されました。その戦力化の途上とはいえ、機動旅団として三年目を迎える本年は、名実とも

にその真価が問われる年になると考えております。本職以下隊員一同、この地において皆様に信頼さ

れるしなやかで強い強靭な部隊を目指して誠実に努力して参りますので、何卒倍旧のご指導ご鞭撻を

賜りますようお願い申し上げます。

さて、我が国を取り巻く安全保障環境はかつて想定していたよりも早い速度で厳しさと不確実性を

増しています。ハイブリッド戦と呼ばれる軍事と非軍事との境界が曖昧な戦いの出現や、宇宙・サイ

バー・電磁波といった新たな領域での行動が戦の成否を左右する時代となり、我々には進化を続ける

周辺諸国の軍事力から目を背けることなく、その変化に適応していくことが求められています。また、

国民や地域住民の安全・安心のためには、南海トラフ巨大地震をはじめとして、昨今頻発している想

定外と呼ばれる自然災害への備えにも万全を期す必要があります。

このような認識の下、私は自らを筆頭に各人がやるべきことをやり、そして組織として任務を遂行

するため「職責の全う・任務の遂行」を指揮・統率の基本方針とし、これを実行していくために「善

事即行」、「プロとしての自覚」、「一丸」の三点を部隊・隊員への要望事項として掲げました。

一点目は、時代が急速に変化していく中、善いと思ったり感じたりしたことは、直ちに行動に移す

気概を持って職務に臨んでもらいたいということです。事の実行にあたっては行動の判断基準を善悪

に求め、自らや組織の損得ではなく、国民のためになるのか、人の役に立つのか、信頼を寄せる人々

に恥ずかしくないか等を基準とした献身的な活動が大切だと考えているからです。二点目は、本質的

に戦を生業とする我々は、いざという時に備え、プロとして各人がその主たる特技を極め、誇りと自

信をもって職務の遂行に努めなければならず、全隊員にその百錬自得の覚悟を求めたものです。自衛

隊における自衛官という職は代替の効かない唯一無二の機能であり、国民の期待を背負ってその職責

を全うするためには、現状に甘んじて安逸な日常を送ることは許されません。三点目は、旅団は師団

と異なり、小さな部隊であるからこそ、小粒でも侮れない山椒の実のように旅団戦闘団が一丸となり、

組織として難局を克服していくことを期待したものです。隊員相互の信頼と融和団結の象徴であり、

今流行りの言葉で言えば「One Team

(ワンチーム)」です。これらの要望には、私自身がその中核と

なって取り組んでいく所存です。

旅団は、昨年来「戦力化の概成」を目標に、その練度向上のため様々な訓練に臨み多忙な日々を

送ってきました。この間、隊員諸官はもとより、そのご家族の皆様にも大変なご苦労をお掛けしたこ

とと思います。今年も国民の皆様の負託に応えるため、即応態勢を維持しつつ、訓練に励まなければ

なりませんので、引き続きご理解とご協力をお願いいたします。また、地域の皆様から寄せられる応

援とご理解は、我々の活動の原動力となります。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

最後に、庚子(かのえね)の年が、新たな時代に向けた良い年となりますとともに、皆様の益々のご

健勝ご多幸を祈念申し上げ、新年並びに着任の挨拶とさせていただきます。

四 国

-発行所-

第14旅団司令部総務課 広報班

0877-62-2311内2256・2257

-メールアドレス-

[email protected]

令和2年(2020年)1月1日

2020

Page 2: mod.go.jp 2020...(1) (156号) Shikoku しこく 第 十 四 旅 団 長 陸 将 補 藤 岡 登 志 樹 年 頭 の 辞 愛媛県「霊峰石鎚山日の出」 令 和 二 年 の

徳島県知事

飯泉

嘉門

香川県知事

浜田

恵造

高知県知事

濵田

省司

愛媛県知事

中村

時広

新年明けましておめでとうございます。

令和二年の年頭に当たり、謹んで新春のお慶びを申し上げます。

陸上自衛隊第十四旅団の皆様には、我が国の平和と安全を維持し、国際社会の平和と安定の確保に寄与する

ことで、国民の生命・財産を守るという重要な任務に日夜精励するとともに、災害時の人命救助や復旧支援活

動に携わるなど、住民生活の安定と地域の安全・安心に大きく貢献されており、心から敬意と感謝の意を表し

ます。

香川県におきましても、日頃から、林野火災での迅速な消火活動や各種の防災訓練に多大なご尽力をいただ

いており、厚くお礼申し上げます。

さて、昨年の台風第十五号や台風第十九号など、近年、多くの被害をもたらす自然災害が各地で発生すると

ともに、南海トラフ地震の発生確率が高まる中、大規模災害に対する対応力をより一層強化していく必要があ

ります。

香川県では、昨年、香川県災害対策推進委員会を設け、地震・津波対策や治水対策などのハード整備を着実

に進めていくとともに、ソフト面の対策についても、各市町や関係機関と連携し、県民の皆様の防災意識の向

上と万が一の備えを、家庭、学校、企業等を通じて再構築していき、全庁を挙げて、一人ひとりの命を守る防

災・減災対策を強力に進めています。

こうした対策を推進していくためには、災害発生時や有事の際に危険を顧みず、住民保護や国防のために献

身的に活動される自衛隊をはじめ、防災関係機関との連携が必要不可欠です。

どうか、皆様方には、国の平和と安全を守るとともに、誰もが安心して笑顔で暮らすことのできる郷土香川

の実現に、一層のお力添えを賜りますようお願い申し上げます。

今年が、災害や交通事故のない、夢と希望に満ちた年になりますよう念願いたしますとともに、高度な即応

性と機動性を備えた第十四旅団がますます発展されること、並びに皆様方のご健勝、ご活躍、交通安全を心か

らお祈りいたします。

新年明けましておめでとうございます。

令和二年の年頭にあたり、謹んで新春のお喜びを申し上げます。

陸上自衛隊第十四旅団の皆様におかれましては、我が国の平和と国民の生命・財産を守るため、日夜、国土

防衛や災害対応の任務に精励されておりますことに、心から敬意と感謝の意を表します。

昨年は、六月に高知県北川村で約二十ヘクタールが延焼した山林火災が発生した際、第五十普通科連隊及び

第十四飛行隊、中部方面航空隊、航空学校から合わせて六十名を超える隊員の災害派遣をいただき、大型ヘリ

を含む多数のヘリコプターで本県の消防防災ヘリとともに空中消火活動にあたっていただき、被害の拡大防止

に多大な貢献をいただきました。心から感謝を申し上げます。

本県では、甚大な被害が想定される南海トラフ地震対策や豪雨対策に総力を挙げて取り組んでおりますが、

人命救助や応急・復旧対策を迅速かつ効果的に行ううえで自衛隊は大変重要な存在であります。日頃より多く

の隊員の皆様に、県の総合防災訓練をはじめ、県内で行われる様々な防災訓練にご参加いただくなど、大変良

好な関係を築いていただいていることを心強く感じております。

今年は、「安全・安心な高知」を目指して、自然災害から県民の皆様の命と暮らしを守る取り組みのほか、

先々の本県の発展のために、これからの五年、十年を見越した施策を仕込んでいく大切な年としたいと考えて

おります。第十四旅団の皆様におかれましては、引き続き、ご支援、お力添えを賜りますようお願い申し上げ

ます。

今年が、第十四旅団の皆様に幸多き年となりますとともに、ますますのご健勝、ご活躍を心から祈念いたし

まして、新年のご挨拶とさせていただきます。

明けましておめでとうございます。

令和2年の年頭に当たり、謹んで新春のお喜びを申し上げます。

陸上自衛隊第14旅団の皆様方におかれましては、四国地域の防衛・警備はもとより、災害時の救命救護・復

旧活動など、国家の平和と安全、国民の生命と財産を守るという崇高な任務に精励されており、深甚なる敬意

と感謝の意を表します。

また、愛媛県が実施する総合防災訓練や原子力防災訓練に御参加いただくなど、本県の防災行政の推進に格

別の御理解、御協力を賜っており、厚くお礼申し上げます。

さて、昨年は、台風15号や台風19号が猛威をふるい、東日本各地に甚大な被害が生じましたが、近年、この

ような自然災害が頻発・激甚化しており、近い将来、南海トラフ地震の発生も懸念される中、防災・危機管理

体制の強化は喫緊の課題となっています。

こうした状況の下、本県では、おととしの西日本豪雨災害からの創造的復興に最優先で取り組むとともに、

防災・減災対策を県政の3本柱の一つに位置付け、市町や関係機関等と連携し、県民の安全・安心の確保に向

けた各種施策を展開しております。

とりわけ、大規模災害時の被害を最小限に抑えるには、自分の命は自分で守るという「自助」、家族や近隣

住民が互いに助け合う「共助」が重要であると考えており、実践的な防災訓練を行うことによって県民の防災

意識の醸成を図るほか、自主防災組織の活性化とその活動の要となる防災士の養成の加速、消防団の広域協力

体制の構築などを通じた地域防災力の向上に努めているところです。

今後とも、「防災対策に終わりはない」との認識の下、災害に強い地域づくりに全力を挙げて参る所存です

が、更なる危機管理体制の充実には、自衛隊の方々の御支援と御協力が不可欠であります。

どうか皆様方におかれましては、引き続き、地域に愛される四国の郷土部隊として、住民が安全・安心に暮

らせる「愛(

え)

顔(

がお)

あふれる愛媛県」の実現に一層のお力添えを賜りますようお願い申し上げます。

終わりに、陸上自衛隊第14旅団のますますの御発展、並びに皆様方の今年一年の御健勝、御多幸を心からお

祈り申し上げます。

新年明けましておめでとうございます。

令和二年の年頭に当たり、謹んで新春のお慶びを申し上げます。

陸上自衛隊第十四旅団の皆様におかれましては、我が国の平和と独立、国民の安心安全を守るため、日夜任

務に精励されておりますことに、深く敬意と感謝の意を表します。

昨年は、広範囲で土砂崩れや河川氾濫をもたらした台風十九号はじめ自然災害が相次ぎ、もはや想定外は許

されない中、全国知事会会長として、全国の知事とともに、被災地支援はもとより、「事前復興」と「再度災

害防止」を基本に、国土強靱化を進めるよう政府に要請し、「被災者の生活と生業の再建に向けた対策パッ

ケージ」として具現化しました。

自衛隊の皆様には、発災直後から被災地での献身的な救援活動を展開いただき、改めてお礼申し上げます。

本県ではこれまでの災害で得られた教訓を踏まえ、あらゆる自然災害から県民の皆様の生命・財産を守るた

め、新たに策定した「徳島県国土強靱化地域計画」に基づき、「県土の強靱化」を強力に推し進め、防災・減

災対策をさらに加速させて参ります。

また、本年秋に、本県で開催される「近畿府県合同防災訓練」においては、南海トラフ巨大地震を想定した

訓練を通じて、自衛隊はじめ防災関係機関の皆様との連携を一層強固なものとして参ります。

もとより、こうした取組みを着実に推進し、災害発生時の被害を最小化するためには、第十四旅団の皆様の

ご協力が不可欠であります。皆様には、今後とも「強靱とくしま・安全安心」の実装に向け、なお一層のお力

添えを賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

結びに、陸上自衛隊第十四旅団のさらなる飛躍と、皆様の今後ますますのご健勝、ご多幸を心からお祈り申

し上げまして、新年のご挨拶といたします。

Shikoku しこく(2) (156号) 四 国 令和2年(2020年)1月1日

Page 3: mod.go.jp 2020...(1) (156号) Shikoku しこく 第 十 四 旅 団 長 陸 将 補 藤 岡 登 志 樹 年 頭 の 辞 愛媛県「霊峰石鎚山日の出」 令 和 二 年 の

香川県防衛協会会長

千葉

愛媛県防衛協会会長

佐伯

全国防衛協会連合会副会長

四国防衛協会連合会会長

高知県防衛協会会長

山元

文明

徳島県防衛協会会長

近藤

宏章

全国自衛隊家族会副会長

自衛隊家族会四国地域協議会

愛媛県自衛隊家族会

会長

三好

貞夫

香川県自衛隊家族会

会長

平井

卓也

高知県自衛隊家族会

会長

洋吾

徳島県自衛隊家族会

会長

齋藤

忠恒

隊友会四国担当執行役

高知県隊友会会長

今村

香川県隊友会会長

政夫

徳島県隊友会会長

岡田

自衛隊

徳島地方協力本部長

一等海佐

小林

知典

自衛隊

香川地方協力本部長

一等陸佐

梶原

新吾

自衛隊

高知地方協力本部長

一等陸佐

石丸

信二

自衛隊

愛媛地方協力本部長

一等陸佐

次郎

新年明けましておめでとうございます

旅団長様はじめ皆様方に置かれましては、令和初の輝かしい新春をお迎えのこととお

慶び申しあげます。第十四旅団の皆様方は機動旅団の実力向上と保持に日々訓練に励ま

れていることと推察します。

周辺国の状況を見るにつけ、隊員家族として大層気になるところです。日本の安全、

平和を守るためどうか今年も旅団長のもと精強な部隊としてご活躍されることをご祈念

申し上げます。

今年も全国で自然災害の被害が多く発生し、自衛隊の皆様方に大層お世話になりまし

た。支援を受けた地元では、自衛隊の活躍を目のあたりにし、自衛隊の存在と活躍に感

謝の念を強くしております。

隊員家族として、大変誇らしく思うと同時に憲法上はっきりと規定された組織になる

ことを熱望しております。

自衛隊家族会は、自衛隊の一番近い応援団です。これからも国民の防衛意識普及高揚

事業、募集支援などに邁進するとともに災害時には隊員家族の安否確認や支援事業も推

進して参ります。災害時等に皆様方が安心して任務に邁進できるよう、全国で隊友会と

ともに各地の部隊と災害時における家族の安否確認の協定を結び緊急時の訓練を行って

います。隊員家族相互の支援活動をより有効なものにするためには、隊員の皆様のご理

解と、家族会入会が大事な要件です。

どうかよろしくお願い申し上げます。

本年も自衛隊の発展と十四旅団の皆様のご健勝を祈念申し上げます。

新年明けましておめでとうございます。

輝かしい新年をお迎えのことと心からお慶び申し上げます。

昨年も日本を取り巻く安全保障環境は厳しいものでした。会談が継続されたものの北

朝鮮の核・ミサイルの脅威に変化はなく、力を背景に自国の論理を押し通し現状変更を

強行し米国との貿易戦争に突入した中国、軍の近代化を図るロシア等、日本に対する現

実の脅威が今年も継続されることと思います。また、世界中で大規模自然災害が多発し

ています。

平和、安全に対する危機が目に見える形で高まっており、日本における最後の砦とし

ての自衛隊に対する国民の期待はますます大きくなっております。

第十四旅団は一昨年、機動旅団化が図られ、その任務も多様なものとなりました。機

動旅団として早期戦力化を図り、後に続く旅団の模範となるよう祈念致しております。

隊友会も国民と自衛隊の架け橋として、今年も第十四旅団を応援して参ります。

最後に、隊員の皆様並びにご家族の皆様のご健康とご多幸を祈念申し上げ、新年のご

挨拶とさせて頂きます。

愛媛県隊友会会長

瀬川

紘一郎

明けましておめでとうございます。

皆様におかれましては輝かしい新年をお迎えのこと

とお慶び申し上げます。

旧年中は自衛隊愛媛地方協力本部に対しまして格別

のご支援ご協力を賜り感謝申し上げます。

地方協力本部の業務は、隊員の募集、退職自衛官の

就職の援助、予備自衛官の管理のほか、広報・渉外業

務等でありますが、これらの業務はいずれも我々が単

独で行えるものではなく、県内所在部隊をはじめとし

た旅団の隊員一人ひとりのご理解ご支援により成り立

っているものです。特に昨今は、少子化により若年人

口すなわち自衛隊入隊適齢者数が激減しており、自衛

隊として必要とする人材を確保することが極めて困難

となっております。

このような中、隊員の皆様からの隊員自主募集情報

は極めて重要であり、旧年のご支援ご協力に対し、こ

の場をお借りしてお礼申し上げます。

本年も愛媛地本は、自衛隊員と愛媛県民の架け橋と

して、自衛隊の人的基盤の充実発展に寄与していく所

存でありますので、引き続きのご支援をお願いします

最後に、皆様のご健勝とご多幸を祈念申し上げ、新

年のご挨拶とさせていただきます。

新年明けましておめでとうございます。

皆様方におかれましては輝かしい新年をお迎えのこ

とと心からお慶び申し上げます。旧年中は我々高知地

方協力本部に対します格別のご支援、ご協力を賜り、

厚く御礼申し上げます。

さて、「自衛官等の募集」の状況は、少子高学歴化

及び景気の好況に伴う国内雇用の高まりの影響により

年々厳しくなっており、高知地方協力本部として多様

な任務に対応し得る、有為な人材を獲得して防衛省・

自衛隊としての「組織存立の危機的状況」を打破する

ため、「自衛官等の募集」に血眼になって奮闘してお

ります。また、退職予定隊員が安心して任務に専念で

きるような就職の援助、共に任務を遂行する予備自衛

官等の管理、関係部外機関との協力関係の強化、国民

の理解と信頼をさらに深める積極的な広報などに一致

団結して全力を尽くし、強靭な自衛隊の創造に貢献す

る覚悟でありますので、引き続きご支援、ご協力のほ

どよろしくお願い申し上げます。

最後になりますが、皆様方にとって飛躍の年になり

ますこと、そして、ご健勝、ご多幸をご祈念申し上げ、

新年のご挨拶とさせて頂きます。

新年明けましておめでとうございます。

第14旅団の皆様におかれましては、令和二年の新春を穏やかにお迎えのこととお慶び

申し上げます。

旧年中は、四国四県の防衛、警備はもとより、日夜安全を確保するという重要な任務

に精励されるとともに、住民の生活安定と地域の安全・安心に大きく貢献されており、

心から敬意と感謝の意を表します。

さて、我が国を取り巻く安全保障環境は、北朝鮮による核兵器開発及び弾道ミサイル

の開発・実戦配備並びにロシアによる極東での軍の活動活発化が継続しています。特に

北朝鮮においては、非核化に向けた交渉を継続する意思を表明しているものの、ノドン

等の弾道ミサイルは一切廃棄・削減されず、従来の弾道とは異なる新たな飛翔体の発射

が確認され、引き続き注視が必要となっております。

このような中、一昨年、第14旅団は陸上自衛隊初の「機動旅団」に改編され、その任

務の重要性が高まるとともに、今後益々の活躍が期待されているところであります。私

ども防衛協会では、本年も引き続き皆様に対する支援活動を積極的に推進して参りま

す。最

後に、第14旅団の皆様にとりまして、本年が希望に溢れる新たな飛躍の年となりま

すことを心よりご祈念申し上げ、年頭のご挨拶とさせていただきます。

Shikoku しこく(3) (156号) 四 国 令和2年(2020年)1月1日

新年明けましておめでとうございます。

令和元年12月1日付で自衛隊香川地方協力本部長に

着任しました梶原一佐です。皆様におかれましては令

和二年の年頭に当たり、謹んで新春のお慶び申し上げ

ます。

旧年は陸上幕僚長第二級賞状を受賞する成果を獲得

させて頂く等、皆様から格別のご高配を賜り、厚く御

礼申し上げます。

さて、わが国を取り巻く安全保障環境は、かつて想

像していたよりもはるかに速いスピードで複雑化・困

難化が進む中、社会の少子高齢化・高学歴化の進展の

ほか、好調な景気・雇用状況もあり、防衛力を支える

人的基盤の確保が緊急の課題となっております。

香川地本におきましても自衛官募集において厳しい

環境が続いておりますが、優秀な人材を獲得するべく

地本総員が一丸となり、熱意を持って任務の完遂に取

り組んでいるところです。

本年も香川地本は、香川県民と自衛隊を繋ぐ架け橋

になるべく、職務を全うして参る所存でありますので

今後とも深いご理解とご協力を賜りますよう重ねてお

願い申し上げます。

最後に、本年が皆様にとって幸多き年になることを

祈念し、新年のご挨拶とさせていただきます。

新年明けましておめでとうございます。

昨年十二月二十日付で自衛隊徳島地方協力本部長に

着任致しました小林です。よろしくお願い致します。

皆様方におかれましては、令和二年を穏やかにお迎え

のこととお慶び申し上げます。

さて、わが国を取り巻く安全保障環境は、依然とし

て不安定要因が数多くあり、また、昨年は台風15号、

19号など自然災害が数多く各地で発生しました。この

ような中、我々防衛省自衛隊は、あらゆる不安定要因

に対して最終的な対応を求められる組織であり、国民

の期待は近年極めて高まっているところであります。

私たち自衛隊徳島地方協力本部は、自衛官の募集と

就職援護という自衛隊の入口と出口の業務を担ってお

り、自衛隊の幅広い任務を遂行する基盤となる組織維

持のために必要な役割を果たしおります。また、自衛

官の募集環境は、少子化、高学歴志向、そして有効求

人倍率の上昇等、依然として厳しい状況にありますが

自衛隊徳島地方協力本部は、与えられた任務達成に向

けて全力で取り組む所存でありますので、今後とも、

皆様のご支援、ご協力を賜りますよう、よろしくお願

い申し上げますとともに、皆様のご健勝とご多幸をお

祈り申し上げ、新年のご挨拶とさせていただきます。 、

Page 4: mod.go.jp 2020...(1) (156号) Shikoku しこく 第 十 四 旅 団 長 陸 将 補 藤 岡 登 志 樹 年 頭 の 辞 愛媛県「霊峰石鎚山日の出」 令 和 二 年 の

第十四後方支援隊長

一等陸佐

山本

正巳

第十四高射特科隊長

二等陸佐

村上

第十四音楽隊長

一等陸尉

富田

淳子

第十四旅団司令部付隊長

三等陸佐

土井

第十四特殊武器防護隊長

三等陸佐

田中

聡一郎

幕僚長

一等陸佐

岡本

宗典

旅団最先任上級曹長

准陸尉

木村

庄司

第一部長

二等陸佐

浦野

武仁

第二部長

二等陸佐

花田

耕己

第三部長

一等陸佐

荒関

大輔

第四部長

二等陸佐

山下

一友

副旅団長兼ねて善通寺駐屯地司令

1等陸佐下本 昭司

総務課長

三等陸佐

宮崎

智仁

会計課長

三等陸佐

石原

典子

法務官

三等陸佐

和田

健生

監察官

二等陸佐

岩坂

典彦

医務官

二等陸佐

田中

雄也

香川県・徳島県隊区長

第十五即応機動連隊長

一等陸佐

品川

淳二

第五十普通科連隊長

兼ねて高知駐屯地司令

一等陸佐

高原

敏訓

中部方面特科隊長

兼ねて松山駐屯地司令

一等陸佐

服部

真之介

新年明けましておめでとうございます。皆様方におかれましては、令和に改元

となった最初の新年を清々しくお迎えのことと心よりお慶び申し上げます。

旧年中は第50普通科連隊及び高知駐屯地に対する多大なご理解、ご協力及びご

支援を賜り、心から感謝申し上げます。おかげをもちまして、第50普通科連隊は

令和元年度旅団協同転地演習主力部隊の大役を完遂し、今後の自衛隊の活動に大

きく貢献することが出来ました。

さて、皆様ご承知の通り我が国を取り巻く安全保障環境は、既存の秩序をめぐ

る不確実性が増大し、さらにテクノロジーの進化によりその在り方が大きく変わ

ろうとしております。また、国内においては甚大な被害をもたらす自然災害が各

地で頻発するようになっており、高知県においても南海トラフ地震をはじめとす

る大規模自然災害に対する備えが年々重要度を増してきております。

このような先行きが不透明な時代においても、有事の際には即動必遂できるよ

う各種訓練に励むとともに、関係自治体が主催する各種防災訓練に本年も積極的

に参加し、練度向上及び連係強化を図り、より一層皆様に信頼される第50普通科

連隊及び高知駐屯地を目指して参る所存です。

結びにあたり、本年も昨年と変わらぬご支援、ご協力をお願い申し上げますと

ともに皆様のご健勝とご多幸を祈念致しまして新年のご挨拶とさせて頂きます。

第十四通信隊長

二等陸佐

田中

宗太郎

第十四飛行隊長

二等陸佐

兼子

勇一

第十四施設隊長兼ねて

徳島駐屯地司令

二等陸佐

大坪

健一

第 1 4 旅 団 司 令 部

第十四偵察隊長

二等陸佐

塩田

将仁

火力調整部長

一等陸佐

西島

秀郎

Shikoku しこく(4) (156号) 四 国 令和2年(2020年)1月1日

新年明けましておめでとうございます。皆様方におかれましては、輝かしい新

年をお迎えのことと心よりお慶び申し上げます。

令和元年八月二十三日付で第二代第十五即応機動連隊長に着任した品川一佐で

す。連隊長として「即動完遂」を統率方針、「本分を尽くす」、「チーム一丸」

を要望事項として、日々任務に邁進しております。皆様からは昨年一年間、第十

五即応機動連隊に対する温かいご支援・ご協力を賜り、心から感謝申し上げます

連隊が陸上自衛隊として初めてとなる「即応機動連隊」へ改編されてから、三

月末で丸二年を迎えます。昨年は改編後初となる連隊訓練検閲を受閲する等、改

編以来、各種練成訓練を積み重ね、着実に戦力化を推進中です。

我々は、機動旅団の中核を担う「即応機動連隊」としての使命を自覚し、何時

如何なる事態が生起しても即動し、与えられた任務を必ず完遂するとの覚悟に基

づき、連隊全隊員がチーム一丸となって、我々が果たすべき勤め、すなわち「本

分」を尽くしてまいる所存です。皆様には変わらぬご支援とご協力を賜りますよ

うお願い申し上げます。

結びにあたり、皆様の今後益々のご健勝とご活躍を心より祈念申し上げ、新年

のご挨拶とさせて頂きます。

。、

明けましておめでとうございます。

皆様方には、健やかな新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。また、旧年中

松山駐屯各部隊に対して賜りました御厚情に深甚からの感謝を申し上げます。お

かげをもちまして、各種訓練・検閲等を無事任務遂行することができました。

さて、わが国を取り巻く安全保障環境は、様々な課題や不安定要因がより顕在

化・先鋭化してきており、一層厳しさを増しています。特に北朝鮮による核・ミ

サイル開発、中国による軍事活動のエスカレート等は、強い懸念となっています

また、南海トラフ地震をはじめとする国内における大規模な自然災害及び伊方原

発についても不測事態への備えが必要です。

松山駐屯地としても、日々の各種訓練を全うし関係自治体との連携を深め、有

事の際には全力で県民の皆様の安全を確保する所存です。

最後に、皆様の今後益々のご健勝とご多幸を心から祈念申し上げ、新年の御挨

拶とさせていただきます。