mp シリーズ電動シリンダ シリーズb およびc ......pub. no. mpar-in001e-ja-p –...

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インストレーションインストラクション MP シリーズ電動シリンダ ( シリーズ B および C) Cat. No. MPAR-x1xxxBMPAR-x1xxxEMPAR-x2xxxCMPAR-x2xxxFMPAR-x3xxxEMPAR-x3xxxH 項目 参照ページ 変更内容 2 本書について 2 カ タ ロ グ番号の説明 3 MP シリーズ電動シリンダについて 4 作業を開始する前に 5 電動シ リ ンダの取付け 8 電動シ リ ンダの取付け 10 コ ネ ク タ の方向の変更 12 寸法 13 コネクタデータ 19 立上げ 20 メンテナンス 38 トラブルシューティング 39 アクセサリ 41 仕様 44 参考資料 46

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Page 1: MP シリーズ電動シリンダ シリーズB およびC ......Pub. No. MPAR-IN001E-JA-P – November 2017 3 MP シリーズ電動シリンダ( シリーズB およびC) カタログ番号の説明

インストレーショ ンインスト ラクシ ョ ン

MP シリーズ電動シリンダ( シリーズ B および C) Cat. No. MPAR-x1xxxB、 MPAR-x1xxxE、 MPAR-x2xxxC、MPAR-x2xxxF、 MPAR-x3xxxE、 MPAR-x3xxxH

項目 参照ページ

変更内容 2

本書について 2

カタログ番号の説明 3

MP シリーズ電動シリンダについて 4

作業を開始する前に 5

電動シリンダの取付け 8

電動シリンダの取付け 10

コネクタの方向の変更 12

寸法 13

コネクタデータ 19

立上げ 20

メンテナンス 38

ト ラブルシューティング 39

アクセサリ 41

仕様 44

参考資料 46

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MP シリーズ電動シリンダ ( シリーズ B および C)

変更内容

本マニュアルには、 新しい情報と前回リ リースされたマニュアルから更新された情報

があ り ます。

本書について

電動シ リ ンダアクチュエータおよびアクセサリのサプライヤの変更は、 MP-Series™ 電

動シ リ ンダに影響を及ぼしています。 MPAR-B1xxx および MPAR-B2xxx ( シ リーズ C)電動シ リ ンダおよび MPAR-B3xxx ( シ リーズ B) 電動シ リ ンダには、 変更が反映されて

います。

MPAR-B1xxx および MPAR-B2xxx ( シ リーズ A) および MPAR-B3xxx ( シ リーズ B) 電動シ リ ンダに関する情報は、 MP シ リーズ電動シ リ ンダ ( シ リーズ A および B) イン

ス ト レーシ ョ ンインス ト ラ クシ ョ ン、 MPAR-IN003 を参照して ください。

項目 参照ページ

シリーズ B および C の取付け説明書の更新。 すべて

Kinetix 5500、 5700、 または 6500 サーボドライブ付き電動シリンダの構成が追加された。

30

Kinetix 6500、 5500、 または 5700 サーボドライブ付き電動シリンダのチューニングが追加された。

32

内部配線図を個々のサーボドライブ ・ ユーザーズ ・ マニュアルに移した。 –

2 Pub. No. MPAR-IN001E-JA-P – November 2017

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MP シリーズ電動シリンダ ( シリーズ B および C)

カタログ番号の説明 カタログ番号は複数の文字で構成されていますが、 それぞれコンポーネン トに固有の

バージ ョ ンまたはオプシ ョ ンを示します。 このカタログ番号の説明を使用して、 アク

チュエータの構成を理解して ください。

モータの取付け (1)

A = 軸方向 ( 直列 )B = 上 ( 並列 )D = 左 ( 並列 )E = 右 ( 並列 ) 保持ブレーキ (1)

2 = ブレーキなし4 = DC24V ブレーキフ ィードバック (1)

M = マルチターン、 アブソリュート高分解能エンコーダ、 フレームサイズ 63 のみV = マルチターン、 アブソリュート高分解能エンコーダ、 フレームサイズ 32 および 40のみ機械的なドライブ / ねじのリード、 モータタイプ B = 3.0mm/rev (0.118 インチ /rev)C = 5.0mm/rev (0.197 インチ /rev)E = 10.0mm/rev (0.394 インチ /rev)F = 12.7mm/rev (0.50 インチ /rev)H = 20.0mm/rev (0.787 インチ /rev)ロッ ドのストローク長100 = 100mm (3.94 インチ )200 = 200mm (7.87 インチ )300 = 300mm (11.81 インチ )400 = 400mm (15.75 インチ )600 = 600mm (23.62 インチ )800 = 800mm (27.56 インチ )アクチュエータのフレームサイズ1 = 322 = 403 = 63電圧クラスA = 200VB = 400VX = アクチュエータシリンダ交換部品 ( 注文方法の例については、 44 ページのアクチュエータシリンダを参照して ください )。アクチュエータタイプAR = アクチュエータロッ ドBulletin 番号MP = MP シリーズ

(1) このフ ィールドはアクチュエータシリンダの交換部品には適用されません。

MP AR - xx xxx x - x x x

MP AR - xx xxxxxx

アクセサリアイテム番号

アクセサリタイプNA = 軸方向 ( 直列 ) 取付けアクセサリNP = 並列取付けアクセサリNE = ロッ ドエンドアクセサリアクチュエータ タイプ

AR = アクチュエータロッ ドBulletin 番号

MP = MP シリーズアクチュエータのアクセサリ

Pub. No. MPAR-IN001E-JA-P – November 2017 3

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MP シリーズ電動シリンダ ( シリーズ B および C)

MP シリーズ電動シリンダについて

MP シ リーズ電動シ リ ンダは、 マルチターン高分解能エンコーダを特長と しており、

DC24V ブレーキ付きで提供されます。 MP シ リーズモータは、 回転の動きを直線の動

きに変換するボールスク リ ュード ライブを回転させます。 この直線運動によ り、 ピス

ト ンロ ッ ドが電動シ リ ンダのハウジングから伸び縮みします。

MP シ リーズ電動シ リ ンダは、 高速での正確な位置決めのために設計されています。

重要 MP-A/Bxxxxx-x2x 電動シリンダはブレーキなしです。 入力トルクがない場合は、 ピ

ストンロッ ドを自由に動かすことができます。 内蔵ブレーキ付きまたは高い自己ブ

レーキトルク付きのモータを使用して、 モーションシステムのセルフロックを実現

できます。

項目 説明

1 電源コネクタ

2 フ ィードバックコネクタ

3 MP シリーズモータ

4 モータ取付けボルト

5 アクチュエータシリンダ

6 ブリーザポート

7 取付け用内部ネジ付きホローボルト

8 ピストンロッ ド

9 ピストンロッ ドのトルクを和らげるためのレンチフラッ ト

10 アクセサリの取付け穴

8

7 (x4)

5

9

6

4 (x4)

1

3

MPAR-A1100E-V2A MP シリーズ

電動シリンダ

2

MPAR-A1100E-V2B MP シリーズ

電動シリンダ

10 (x4)

4 Pub. No. MPAR-IN001E-JA-P – November 2017

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MP シリーズ電動シリンダ ( シリーズ B および C)

作業を開始する前に コンポーネン トの内部や周辺の梱包材、 く さび、 締め金をすべて取り除きます。 開梱

後、 銘板のカタログ番号と注文書を比べてください。

1. 梱包用ポ リエチレンホイルと段ボールを取り除きます。

梱包材は、 廃棄物となる油紙以外は再使用できます。

2. 配送用コンテナから電動シ リ ンダを注意深く取り出して ください。

電動シ リ ンダの重量を考慮します。 設計に応じて、 電動シ リ ンダの重量は最大

20.6kg (45.4 ポンド ) とな り ます。

3. 電動シ リ ンダに損傷がないか目視検査します。

4. 電動シ リ ンダのフレーム、 ピス ト ンシャフ ト、 ホローボルトに不具合がない

か調べます。

5. 運送中の損傷があった場合は、 ただちに運送業者に通知して ください。

取付けの計画

仕様および本セクシ ョ ンで言及されているその他の製品については、 『Kinetix® モー

シ ョ ンコン ト ロール 選択ガイ ド』 (Pub.No.KNX-SG001) を参照して ください。

• 本製品は、 最大負荷制限が遵守されている場合にのみ、 関連する安全規則に

従って操作できます。

• 電動シ リ ンダを垂直または斜めの位置に取付ける場合、 スピンドルナッ トに

障害が発生したと きに作業負荷を制御する安全対策を講じて ください。

• 腐食性のある環境は、 電動シ リ ンダのサービス寿命を短く します。

注意 : 12 ページの説明に従ってモータコネクタの方向を変更する場合を除

き、 電動シリンダを開けて変更しないで ください。 電動シリンダまたはモー

タの内部作業は、 資格を持つ Allen-Bradley® の従業員のみが実施できます。 上記の安全手順に従わない場合、 人身事故や機器の損傷が発生することがあ

ります。

注意 :電動シリンダは、 サイドローディングが発生するアプリケーションで

は使用しないで ください。 負荷はガイドおよびサポートする必要があります。 ピストンロッ ドのモーションラインに負荷が位置合わせされます。 サイドローディングにより、 電動シリンダの寿命が短くなります。

注意 :質量の動きが制御されていないと、 機器、 施設が損傷するおそれがあ

ります。 摩耗のためにアクチュエータシリンダ内部のスピンドルナッ トが破

損した場合、 作業質量が低下します。

スピンドルナッ トが破損した場合の損傷を防止するために、 追加の外部安全

対策が必要かどうかを確認して ください。

Pub. No. MPAR-IN001E-JA-P – November 2017 5

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MP シリーズ電動シリンダ ( シリーズ B および C)

• 作業負荷に応じて、 ピス ト ンロ ッ ドが曲がり ます。 制限値については、

『Kinetix Linear Motion Specifications Technical Data』 (Kinetix リ ニアモーシ ョ ン

の仕様 テクニカルデータ ) (Pub.No.KNX-TD002) のピス ト ンロ ッ ドのゆがみ

仕様を参照して ください。

• モータフ ィードバッ ク、 補助フ ィードバッ ク、 および I/O コネク タキッ トは含

まれていませんが、 別途、 購入が可能です。

• 工場で製造されたフ ィードバッ クケーブルと電源ケーブルは、 標準のケーブ

ル長で用意されています。 環境シーリ ングとシールド終端が提供されます。 最寄りの当社営業所にお問い合わせいただくか、 ケーブルの選択ガイ ドを参照

してください。

ブレーキオプシ ョ ン付きの電動シリンダ

このサーボモータのブレーキオプシ ョ ンは、 電圧がブレーキコイルに印加される と解

除されるスプ リ ングセッ ト保持ブレーキです。 ブレーキを切るために電源を分ける必

要があ り ます。 サーボ ・ モータ ・ コン ト ローラまたは手動のオペレータ制御によ り電

源を投入できます。

システムのメ イン電源に障害が発生した場合に、 保持ブレーキは停止ブレーキと して

使えるだけの耐性があ り ます。 ただし、 生成される機械的な回転バッ ク ラ ッシュに

よって、 システムが損傷したり、 ブレーキの摩耗が大き くなった り、 ブレーキの寿命

が短くなる可能性があ り ます。

電力が給電されていない電動シ リ ンダは、 アクチュエータ上の力が 『Kinetix Linear Motion Specifications Technical Data』 (Kinetix リ ニアモーシ ョ ンの仕様 テクニカル

データ ) (Pub.No.KNX-TD002) にリ ス ト されているバッ ク ド ラ イブ力を超えている場

合、 ブレーキをブレーキ位置で維持する必要があ り ます。

ブレーキは、 アクチュエータが通常は垂直アプリ ケーシ ョ ンでバッ ク ド ラ イブするの

を防止するのに使用できます。 ブレーキは、 安全のためまたはエネルギーを節約する

ために、 電力が給電されていないと きにアクチュエータの位置を保持するために使用

できます。

重要 保持ブレーキはモータシャフ トの回転を停止するよう設計されておらず、 安全装置

として使用するよう意図されていません。 保持ブレーキは、 定格ブレーキ保持トル

クまでモータシャフ トを 0rpm で保持するよう設計されています。

モータシャフ トの回転を防止するための推奨方法は、 以下の 4 ステッププロセス

です。 1. コマンドでサーボドライブを 0rpm にします。2. モータが 0rpm であることを確認します。3. ブレーキをロックします。4. ド ライブを無効にします。

ドライブを無効にすると、 サーボシステムのチューニングが不十分なときに

シャフ ト振動によるブレーキ摩耗の可能性がな くなります。

6 Pub. No. MPAR-IN001E-JA-P – November 2017

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MP シリーズ電動シリンダ ( シリーズ B および C)

電気的ノイズの防止

一般に電気的ノ イズと呼ばれる電磁妨害 (EMI) によ り、 モータの性能が低下するこ と

があ り ます。 EMI に対処するための効果的な技術は、 AC 電源のフ ィルタ リ ング、

シールドケーブルの使用、 電源配線からの信号ケーブルの分離、 すぐれた接地技術の

実施などです。

EMI の影響を回避するには、 以下のガイ ド ラ インに従って ください。

• 電源ト ランスを絶縁するか、 すべての AC 入力電源線にラインフ ィルタを取付

けます。

• 信号ケーブルをモータケーブルおよび電源配線から物理的に分離します。 信号

ケーブルをモータおよび電線と接続したり、 サーボド ライブの通気用開口部

の上に配線しないでください。

• 接地バスバーまたは大型ス ト ラ ップを使用したシングルポイン ト並列接地シ

ステムを使用して、 すべての装置を接地します。 必要に応じて、 ノ イズの多い

環境では追加の電気的ノ イズ低減技術を使用して EMI を減らします。

EMI の低減については、 『System Design for Control of Electrical Noise Reference Manual』(Pub.No. GMC-RM001) を参照して ください。

ケーブルの構築と配線

豊富な知識に基づいたケーブルの配線と入念なケーブルの構築によ り、 システムの電

磁適合性 (EMC) が改善されます。

以下の手順に従って、 ケーブルの構築と設置を行なって ください。

1. 配線長を物理的にできるだけ短く します。

2. 信号ケーブル ( エンコーダ、 シ リ アル、 アナログ ) をモータおよび電源配線か

ら離して配線します。

3. 並列運転の場合、 9m (30 フ ィート ) ごとに最低 0.3m (1 フ ィート ) ずつケーブ

ルを分離します。

4. エンコーダ ・ ケーブル ・ シールドの両端を接地し、 信号線ペアをツイス ト し

て他の機器からの電磁干渉 (EMI) を防ぎます。

注意 : シールドが接地されていない場合、 電源ケーブルシールドに高電圧が存在する

おそれがあります。 すべての電源ケーブルシールドで接地への接続があることを確認

して ください。

上記の安全手順に従わない場合、 人身事故や機器の損傷が発生することがあります。

Pub. No. MPAR-IN001E-JA-P – November 2017 7

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MP シリーズ電動シリンダ ( シリーズ B および C)

電動シリンダの取付け

取付けは、 地域で定められたすべての規則、 および電磁適合性および安全性を促進す

る機器の使用および取付け慣行に従う必要があ り ます。

以下の手順に従って、 電動シ リ ンダを取付けてください。

1. 電動シ リ ンダが指定された動作温度範囲内にとどまるよ う、 電動シ リ ンダエ

リ アには十分な間隔をとって ください。

動作温度範囲については、 44 ページの 「仕様」 を参照して ください。 冷却の

ため空気を強制的に電動シ リ ンダ全体に吹き付ける場合以外は、 電動シ リ ン

ダを囲わないでください。 熱を発生する機器を電動シ リ ンダから離して くださ

い。

2. 電動シ リ ンダに機械的なス ト レスがかからずゆがみのないよ うに、 取付け面

が電動シ リ ンダを均等にサポート しているこ とを確認して ください。

注意 :電源を投入したときに電動シリンダが取付けられていなかったり、 機械的な

カップリングが接続されていなかったり、 ケーブルが接続されていないと危険です。

取り外されている機器を適切に識別し ( タグアウト )、 電力へのアクセスを制限して く

ださい ( ロックアウト )。 上記の安全手順に従わない場合、 人身事故が発生することがあります。

注意 : ケーブルが、 コネクタに不均一な張力や曲げが生じないよう取付けられ、 固定

されていることを確認して ください。

ケーブルコネクタに過剰で不均一な横方向の力がかかると、 ケーブルが曲がるため、

コネクタの耐環境シールが開閉することがあります。

上記の安全手順に従わない場合、 電動シリンダモータとそのコンポーネン トが損傷す

ることがあります。

注意 :取付け中に激しい衝撃がピストンロッ ドに加えられると、 電動シリンダのベア

リングおよびフ ィードバック装置が損傷することがあります。 取付けまたは取り外し

中に、 ピストンロッ ドを工具でたたかないで ください。

取付け中にピストンロッ ドを回転しないで ください。 ピストンロッ ドが回転すると、

電動シリンダを伸び縮みさせる機構が損傷します。

上記の安全手順に従わない場合、 電動シリンダとそのコンポーネン トが損傷すること

があります。

重要 電動シリンダのすべての稼働部分にアクセスが可能で、 ブリーザポートが

覆われないように位置決めして ください。

8 Pub. No. MPAR-IN001E-JA-P – November 2017

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MP シリーズ電動シリンダ ( シリーズ B および C)

サポート面の均等性は、 0.2mm (0.008 インチ ) でなければなり ません。

3. 取付けアクセサリ を電動シ リ ンダに取付けます。 41 ページの 「アクセサ リ 」

を参照してください。

取付けねじを均等に締め付けます。

4. ロ ッ ドエンドアクセサリ と作業負荷を取付けます。

作業負荷の重心がピス ト ンロ ッ ドに対して中心位にあるこ とを確認して くだ

さい。

ロ ッ ドエンドアクセサリ または作業負荷をピス ト ンロ ッ ドに取付ける場合は、

2 つのレンチを使用して ください。 一方のレンチは取付けナッ ト またはロ ッ ド

エンドアクセサリの取付けに使用し、 も う一方はピス ト ンロ ッ ドのレンチフ

ラ ッ トで、 加えられる トルクを和らげるのに使用します。 トルクがピス ト ロ ッ

ドに加えられず、 ピス ト ンロ ッ ドが回転しないこ とを確認して ください。

注意 :ねじおよびねじ付きピンの設定を変更しないで ください。

高負荷で使用する場合、 電動シリンダをフロント カバーだけで固定しないで

ください。

大きな引っ張りひずみにより、 カバーのねじが外れることがあります。

項目 フレーム 32 フレーム 40 フレーム 63

カバーのねじの内部のねじ山 M6 M6 M8

最大トルク (1)

(1) 特に明記されていない限り、 トルク値の許容誤差は ±20% です。

5Nm(3.69 ポンドインチ )

5Nm(3.69 ポンドインチ )

9Nm(5.90 ポンドインチ )

注意 :取付け中に激しい衝撃がピストンロッ ドに加えられると、 電動シリン

ダのベアリングおよびフ ィードバック装置が損傷することがあります。 取付

けまたは取り外し中に、 ピストンロッ ドを工具でたたかないで ください。

上記の安全手順に従わない場合、 電動シリンダとそのコンポーネン トが損傷

することがあります。

重要 ピストンロッ ドをねじったり、 回転させないで ください。 ピストンロッ ド

を回転させると、 電動シリンダのアブソリュート位置が失われ、 アブソ

リュート原点を再度確立する必要があります。

Pub. No. MPAR-IN001E-JA-P – November 2017 9

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MP シリーズ電動シリンダ ( シリーズ B および C)

10 Pub. No. MPAR-IN001E-JA-P – November 2017

ト ラニオン取付けキッ ト (Cat.No. MPAR-NA1635xx) を使用する場合は、 43 ペー

ジのトルク値を参照してください。

ロ ッ ド ・ ガイ ド ・ アクセサリ (Cat.No. MPAR-NE34xxx または MPAR-NE150xxx)を使用する場合は、 作業負荷のガイ ド と電動シ リ ンダを調整して、 この 2 つ

が正確に並列になるよ うにして ください。 この調整によ り、 ガイ ドの過度の摩

耗が防止できます。

電動シリンダの取付け

1. ステンレススチール製留め具を使用して、 アプ リ ケーシ ョ ンに電動シ リ ンダ

を取付けてください。

2. 電動シリ ンダを取付けたら、 電源ケーブルとフ ィードバッ クケーブルを取付け、

ケーブルのド リ ップループを使用してコネクタに水が入らないよ うにします

フレームサイズ ピストンロッ ドのねじ レンチフラッ ト幅

32 M10 x 1.25 10mm

40 M12 x 1.25 13mm

63 M16 x 1.5 17mm

注意 :取付け中にピストンロッ ドを回転させないで くだ

さい。 ピストンロッ ドが回転すると、 電動シリンダを伸

び縮みさせる機構が損傷します。 作業負荷の取付けには 2 つのレンチを使用してください。

上記の安全手順に従わない場合、 電動シリンダとそのコ

ンポーネン トが損傷することがあります。

やけどの危険 : モータの外部表面は、 電動シリンダの動作中に 65 ℃ (149°F)の高温に達することがあります。 高温の表面に誤って触れることがないよう、

予防策を講じて ください。 上記の安全手順に従わない場合、 人身事故が発生

することがあります。

注意 : モータの適合接続部とケーブルを選択する場合は、 電動シリンダの表

面温度を考慮して ください。 上記の安全手順に従わない場合、 人身事故や機

器の損傷が発生することがあります。

注意 : キー溝付きコネクタは正し く位置合わせし、 推奨する回転数まで手で

締めて ください。 コネクタを完全に固定するのに工具を使用するなど、 過剰な力が必要な場合

は、 コネクタの位置が合っていません。

上記の安全手順に従わない場合、 モータとケーブル、 およびそのコンポーネ

ントが損傷することがあります。

レンチフラッ ト

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MP シリーズ電動シリンダ ( シリーズ B および C)

Pub. No. MPAR-IN001E-JA-P – November 2017 11

モータケーブルの取付け

以下の手順に従って、 電動シ リ ンダの取付け後に電源ケーブルとフ ィードバッ クケー

ブルを取付けてください。

1. 以下の図に示すよ うに、 各ケーブルコネクタ と各モータコネク タの位置を入

念に合わせます。

2. フ ィードバッ クコネク タ と電源 / ブレーキコネクタを完全に固定し、 カラーを

手で 4 分の 1 回転締めます。

3. コネク タに水が入らないよ うに、 ケーブルにド リ ップループを形成します。

4. サーマルスイ ッチ信号、 TS+ および TS- の継続性と機能を確認します。

これらの信号は、 モータ とそれを制御する ド ラ イブを接続するフ ィードバッ クケーブ

ルを介して送信されます。

注意 : モータの適合接続部とケーブルを選択する場合は、 電動シリンダ表面温度を考

慮して ください。

上記の安全手順に従わない場合、 人身事故や機器の損傷が発生することがあります。

注意 : キー溝付きコネクタは正し く位置合わせし、 推奨する回転数まで手で

締めて ください。

コネクタを完全に固定するのに工具を使用するなど、 過剰な力が必要な場合

は、 コネクタの位置が合っていません。

上記の安全手順に従わない場合、 機器の損傷が発生することがあります。

重要 モータコネクタから O リングを取り外します。

注意 : ケーブルが、 コネクタに不均一な張力や曲げが生じないよう取付けら

れ、 固定されていることを確認して ください。 ケーブルコネクタに過剰で不

均一な横方向の力がかかると、 ケーブルが曲がるため、 コネクタの耐環境

シールが開閉することがあります。 上記の安全手順に従わない場合、 電動シ

リンダモータとそのコンポーネン トが損傷することがあります。

平面上部にロゴ付き

コネクタの上部はモータ方向を

基準にしています。

フ ィードバックコネクタ

ド リ ップループ

電源コネクタ

平面上部にロゴ付き

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MP シリーズ電動シリンダ ( シリーズ B および C)

コネクタの方向の変更

円形の DIN 型コネク タハウジングをどちらの方向にも 180° 回転させるこ とができ

ます。

以下の手順に従って、 DIN コネク タを回転させてください。

1. コネク タに適合ケーブルを取付け、 完全に固定します。

2. コネク タ とケーブルプラグをハウジングで保持し、 ゆっ く り と回してモータ

の外に出します。

必要に応じて、 コネク タごとに ( フ ィードバッ クまたは電源 / ブレーキ ) この

手順を繰り返します。

注意 :電動シリンダの取付け中にコネクタを回して固定位置にはめ込むことができ、

それ以上の調節なしでその位置に保持します。 コネクタが電動シリンダのモータ部の

IP66 の要件を確実に満たすように、 コネクタに加える力とコネクタの回転数を厳重に

制限します。 上記の安全手順に従わない場合、 モータとそのコンポーネン トが損傷することがあり

ます。

注意 :力はコネクタにのみ加えます。 ケーブルには加えないで ください。 コネクタの回転をサポートする場合は、 プライヤやバイスグリ ップなどのツー

ルを使用しないで ください。 上記の安全手順に従わない場合、 人身事故や機

器の損傷が発生することがあります。

12 Pub. No. MPAR-IN001E-JA-P – November 2017

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MP シリーズ電動シリンダ ( シリーズ B および C)

寸法

22.0

(0.87

)12

2 +(4

.80) +

L7

148 ±

1 +

(5.83

± 0.

04))

+

LE

LB

90.0

±1.0

(3.54

± 0.

04)

27.5

(1.10

)

66.5

(2.62

)

LB56

.3(2

.22)

32.5

(1.28

)32

.5(1

.28)

60.0

(2.36

)

157.0

(6.18

)

L71

Ø30.0

(1.18

) d11Ø1

6.0(0

.63) h

9

12.0

(0.47

)M10

x 1.2

5

10

16.0

(0.63

)

26.0

(1.02

)

10.0

(0.39

)

18.0

(0.71

)

45.5

(1.79

)

45.5

(1.79

)

6.0 (0

.24)

(x4)

M6 (

x4)

32.5

(1.28

)32

.5(1

.28)

55.0

(2.16

)

66.5

(2.62

)94 (3.70

)

24.0

(0.94

)26

.0(1

.02)

詳細

A

+ = プ

ラスス

トロー

ク長

詳細

Aを参照

MPシ

リー

ズ電

動シ

リンダ

(フレーム

32)

寸法は

ピス

トンロ

ッドが

完全

に格納

され

てい

るとき

の寸法

です。

寸法は、

mm

(インチ

)単位

です。

レンチ用

フラ

ット。

Bulle

tin M

PAR

-x1x

xxx-

xxA

(直列

構成

)

電源

/ブレー

キコネ

クタ

フィー

ドバ

ック

コネ

クタ

MPA

R-x

1xxx

x-xx

B MPA

R-x

1xxx

x-xx

D

MPA

R-x

1xxx

x-xx

E

Bulle

tin M

PAR

-x1x

xxx-

xxB/

D/E

(並列構

成)

Pub. No. MPAR-IN001E-JA-P – November 2017 13

Page 14: MP シリーズ電動シリンダ シリーズB およびC ......Pub. No. MPAR-IN001E-JA-P – November 2017 3 MP シリーズ電動シリンダ( シリーズB およびC) カタログ番号の説明

MP シリーズ電動シリンダ ( シリーズ B および C)

MP シリーズ電動シリンダの寸法 ( 直列構成、 フレーム 32)

電動シリンダの Cat. No.L7(1)

mm ( インチ )

(1) ブレーキ付きの MPAR-x1xxxx-V4x アクチュエータを注文する場合は、 寸法 L7 および LB に36.1mm (1.42 インチ ) を追加します。

LB (1)

mm ( インチ )

LE (2)

mm ( インチ )

(2) ブレーキ付きの MPAR-x1xxxx-V4x アクチュエータを注文する場合は、 寸法 LE に 33.4mm(1.31 インチ ) を追加します。

MPAR-x1100B-V2A 445.7 (17.55)

126.5 (4.98) 52.4 (2.06)MPAR-x1200B-V2A 545.7 (21.48)

MPAR-x1300B-V2A 645.7 (25.42)

MPAR-x1400B-V2A 745.7 (29.36)

MPAR-x1100E-V2A 470.7 (18.53)

151.5 (5.96) 77.2 (3.04)MPAR-x1200E-V2A 570.7 (22.47)

MPAR-x1300E-V2A 670.7 (26.41)

MPAR-x1400E-V2A 770.7 (30.34)

MP シリーズ電動シリンダの寸法 ( 並列構成、 フレーム 32) (1)

(1) 並列構成の電動シリンダの全体的な寸法には、 同じロッ ドス トローク長の電動シリンダの直列寸法と上記の表の寸法を使用します。

電動シリンダの Cat. No.L71 mm ( インチ )

MPAR-x1100B-V2B/D/E 326.3 (12.8)

MPAR-x1200B-V2B/D/E 426.3 (16.8)

MPAR-x1300B-V2B/D/E 526.3 (20.7)

MPAR-x1400B-V2B/D/E 626.3 (24.6)

14 Pub. No. MPAR-IN001E-JA-P – November 2017

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MP シリーズ電動シリンダ ( シリーズ B および C)

24.0

(0.94

)14

6.5 +

(5.77

+)

L7

176.5

± 1

+(6

.95 ±

.04 +

)

LE

LB

C

CG

AD

LBLC

38.0

(1.50

)38

.0(1

.50)

PW

HC

L71

Ø 35

.0(1

.38) d

11Ø 20

.0(0

.79) h

9

16.0

(0.63

)M12

x 1.2

5

13

16.0

(0.63

)

30.0

(1.18

)

10.5

(0.41

)

21.5

(0.85

)

54.0

(2.13

)

54.0

(2.13

)

6.0 (0

.24)

(x4)

M6 (

x4)

38.0

(1.50

)38

.0(1

.50)

P

AD

HD

28.5

(1.12

)30

.0(1

.18)

+ = プ

ラスス

トロー

ク長

電源

/ブレー

キコネ

クタ

フィー

ドバ

ック

コネ

クタ

詳細

Aを参照

MPシ

リー

ズ電

動シ

リンダ

(フレーム

40)

寸法は

ピス

トンロ

ッドが

完全

に格納

され

てい

るとき

の寸法

です。

寸法は、

mm

(インチ

)単位

です。

レンチ用

フラ

ット。

Bulle

tin M

PAR

-x2x

xxx-

xxA

(直列構

成)

MPA

R-x

2xxx

x-xx

B

詳細

A

MPA

R-x

2xxx

x-xx

D

MPA

R-x2

xxxx

-xxE

Bulle

tin M

PAR

-x2x

xxx-

xxB/

D/E

( 並列

構成

)

Pub. No. MPAR-IN001E-JA-P – November 2017 15

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MP シリーズ電動シリンダ ( シリーズ B および C)

アクチュエータは、 mm 単位の寸法で設計されています。 インチ寸法は mm 単位から

変換された概算値です。 許容誤差なしの寸法は参照用です。

MP シリーズ電動シリンダの寸法 ( 直列構成、 フレーム 40)

電動シリンダのCat. No.

L7 (1)

mm ( インチ )

LB (1)

mm ( インチ )

LE (2)

mm ( インチ )

P

mm ( インチ )

AD

mm ( インチ )

HD

mm ( インチ )

MPAR-x2100C-V2A 501.2 (19.73)

151.5(5.96)

77.2(3.04)

55.0(2.17)

66.5(2.62)

94.0(3.70)

MPAR-x2200C-V2A 601.2 (23.67)

MPAR-x2300C-V2A 701.2 (27.61)

MPAR-x2400C-V2A 801.2 (31.54)

MPAR-x2600C-V2A 1001.2 (39.42)

MPAR-x2100F-V2A 489.8 (19.28)

140.1(5.52)

65.1(2.56)

70.0(2.76)

74.0(2.91)

109.0(4.29)

MPAR-x2200F-V2A 589.8 (23.22)

MPAR-x2300F-V2A 689.8 (27.16)

MPAR-x2400F-V2A 789.8 (31.09)

MPAR-x2600F-V2A 989.8 (38.97)

(1) ブレーキ付きの MPAR-x2xxxC-V4x アクチュエータを注文する場合は、 寸法 L7 および LB に 36.1mm (1.42 インチ ) を追加します。

ブレーキ付きの MPAR-x2xxxF-V4x アクチュエータを注文する場合は、 寸法 L7 および LB に 39.0mm (1.54 インチ ) を追加します。

(2) ブレーキ付きの MPAR-x2xxxC-V4x アクチュエータを注文する場合は、 寸法 LE に 33.4mm (1.31 インチ )を追加します。

ブレーキ付きの MPAR-x2xxxF-V4x アクチュエータを注文する場合は、 寸法 LE に 24.7mm (0.97 インチ )を追加します。

MP シリーズ電動シリンダの寸法 ( 並列、 フレーム 40) (1)

電動シリンダのCat. No.

L71

mm ( インチ )LCmm ( インチ )

HCmm ( インチ )

C (2) mm ( インチ )

CG mm ( インチ )

PWmm ( インチ )

MPAR-x2100C-V2B/D/E 356.8 (14.05)

56.3(2.22)

157.0(6.18)

90.0(3.54)

27.0(1.06)

60.0(2.36)

MPAR-x2200C-V2B/D/E 456.8 (17.98)

MPAR-x2300C-V2B/D/E 556.8 (21.92)

MPAR-x2400C-V2B/D/E 656.8 (25.86)

MPAR-x2600C-V2B/D/E 856.8 (33.73)

MPAR-x2100F-V2B/D/E 369.8 (14.56)

69.3(2.73)

188.5(7.42)

100.0(3.94)

38.0(1.50)

86.0(3.39)

MPAR-x2200F-V2B/D/E 469.8 (18.50)

MPAR-x2300F-V2B/D/E 569.8 (22.43)

MPAR-x2400F-V2B/D/E 669.8 (26.37)

MPAR-x2600F-V2B/D/E 356.8 (14.05)

(1) 並列構成の電動シリンダの全体的な寸法には、 同じロッ ドストローク長の電動シリンダの直列寸法と上記の表の寸法を使用します。

(2) この寸法の許容誤差は ±1.0mm (0.04 インチ ) です。

16 Pub. No. MPAR-IN001E-JA-P – November 2017

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MP シリーズ電動シリンダ ( シリーズ B および C)

32.0

(1.26

)17

7.0 +

(6.97

+)

L7

214.0

± 1

+(8

.43 ±

0.04

+)

LE

LB

120 ±

1.0

(4.72

± 0.

04)

45.0

(1.77

)

AD

LB82

.3(3

.24)

56.5

(2.22

)56

.5(2

.22)

110.0

(4.33

)

225.0

(8.86

)

L71

Ø 45

.0(1

.77) d

11Ø 28

.0(1

.10) h

9

20.0

(0.79

)M16

X 1.5

17

17.0

(0.67

)

37.0

(1.46

)

15.0

(0.59

)

28.5

(1.12

)

75.5

(2.97

)

8.0 (0

.31)

(x4)

M8 (

x4)

56.5

(2.22

)

75.5

(2.97

)56

.5(2

.22)

P

AD

HD

34.0

(1.34

)36

.0(1

.42)

+ = プラスス

トロー

ク長

電源

/ブレー

キコネ

クタ

詳細

Aを参照

MPシ

リー

ズ電

動シ

リンダ

(フレーム

63)

寸法

は、

mm

(インチ

)単位

です。

寸法は

ピス

トンロ

ッドが

完全

に格納

され

てい

ときの寸法

です。

フィー

ドバ

ック

コネ

クタ

レンチ用

フラ

ット。

詳細

A

Bulle

tin M

PAR

-x3x

xxx-

xxA

(直列

構成

)

Bulle

tinM

PAR

-x3x

xxx-

xxB/

D/E

(並列

構成

)

MPA

R-x

3xxx

x-xx

B

MPA

R-x

3xxx

x-xx

D

MPA

R-x

3xxx

x-xx

E

Pub. No. MPAR-IN001E-JA-P – November 2017 17

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MP シリーズ電動シリンダ ( シリーズ B および C)

MP シリーズ電動シリンダの寸法 ( 直列、 フレーム 63)

電動シリンダのCat. No.

L7 (1)

mm ( インチ )

(1) ブレーキ付きの MPAR-x3xxxE-M4x アクチュエータを注文する場合は、 寸法 L7 および LB に 34.5mm (1.36 インチ ) を追加します。

ブレーキ付きの MPAR-x3xxxH-M4x アクチュエータを注文する場合は、 寸法 L7 および LB に 48.5mm (1.91 インチ ) を追加します。

LB (1)

mm ( インチ )

LE (2)

mm ( インチ )

(2) ブレーキ付きの MPAR-x3xxxE-M4x アクチュエータを注文する場合は、 寸法 LE に 34.5mm (1.36 インチ )を追加します。

ブレーキ付きの MPAR-x3xxxH-M4x アクチュエータを注文する場合は、 寸法 LE に 48.5mm (1.91 インチ )を追加します。

P

mm ( インチ )

AD

mm ( インチ )

HD

mm ( インチ )

MPAR-x3100E-M2A 595.9 (23.46)

178.8(7.04)

121.5(4.78)

89.4(3.52)

80.9(3.19)

125.7(4.95)

MPAR-x3200E-M2A 695.9 (27.40)

MPAR-x3300E-M2A 795.9 (31.33)

MPAR-x3400E-M2A 895.9 (35.27)

MPAR-x3600E-M2A 1095.9 (43.15)

MPAR-x3800E-M2A 1295.9 (51.02)

MPAR-x3100H-M2A 574.8 (22.63)

149.8(5.90)

92.5(3.64)

98.3(3.87)

83.9(3.30)

132.8(5.23)

MPAR-x3200H-M2A 674.8 (26.57)

MPAR-x3300H-M2A 774.8 (30.50)

MPAR-x3400H-M2A 874.8 (34.44)

MPAR-x3600H-M2A 1074.8 (42.31)

MPAR-x3800H-M2A 1274.8 (50.19)

MP シリーズ電動シリンダの寸法 ( 並列、 フレーム 63)

電動シリンダのCat. No.

L71mm ( インチ )

MPAR-x3100x-M2B/D/E 428.3 (16.86)

MPAR-x3200x-M2B/D/E 528.3 (20.80)

MPAR-x3300x-M2B/D/E 628.3 (24.74)

MPAR-x3400x-M2B/D/E 728.3 (28.67)

MPAR-x3600x-M2B/D/E 928.3 (36.55)

MPAR-x3800x-M2B/D/E 1128.3 (44.42)

18 Pub. No. MPAR-IN001E-JA-P – November 2017

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MP シリーズ電動シリンダ ( シリーズ B および C)

コネクタデータ

以下の表に、 電動シ リ ンダのフ ィードバッ クピン、 電源ピン、 およびブレーキ ・ コネ

ク タ ・ ピンの信号の説明を リ ス ト します。

フ ィードバック 電源およびブレーキ

ピン

信号名MPAR-Axxxxx

(200V クラス )

信号名MPAR-Axxxxx

(400V クラス )ピン 信号名

1 Sin+ Sin+ A U 相 (1)

(1) 電源ピン A、 B、 C、 および D には、 それぞれに U、 V、 W、 および GND とラベルを付けることができます。 ブレーキピン F および G には、 それぞれに +および – とラベルを付けることができます。 予約ピン E および H には、 1 または 2 と番号を付けることができます。

2 Sin- Sin- B V 相 (1)

3 Cos+ Cos+ C W 相 (1)

4 Cos- Cos- D グラウンド (1)

5 データ + データ + E 予約 (1)

6 データ - データ - F MBRK+ (1) (2)

(2) ブレーキ + およびブレーキ - は、 ブレーキ付きの電動シリンダでのみ使用可能です。

7予約

予約

G MBRK- (1)(2)

8 H予約

9 DC+5V L

10 コモンケース

ケーブルシールドと GND11

予約DC+9V

12 コモン

13 TS+ TS+

14 TS- TS-

15

予約 予約16

17

ケース シールド シールド

注意 : ケーブルが、 コネクタに不均一な張力や曲げが生じないよう取付けられ、 固

定されていることを確認して ください。 ケーブルコネクタに過剰で不均一な力がか

かると、 ケーブルを曲げたときにハウジングおよび接点が損傷することがあります。 上記の安全手順に従わない場合、 モータおよびそのコンポーネン トが損傷すること

があります。

A

CB

D

EHLFG

Intercontec P/N BEDC0091NN00000217000

12

34

56

78

9

1011 12

13

1415

16

17

Intercontec P/NAEDC113NN00000222000

Pub. No. MPAR-IN001E-JA-P – November 2017 19

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MP シリーズ電動シリンダ ( シリーズ B および C)

適合ケーブル

立上げ

こ こには、 Studio 5000 Logix Designer® アプ リ ケーシ ョ ンを使用して電動シ リ ンダの

サーボ ・ ド ラ イブ ・ システムを設定するためのガイ ド ラ インが記載されています。

電動シリンダの構成

このセクシ ョ ンに記載されている基本的なパラ メータ設定を使用して、 電動シ リ ンダ

を構成してください。 モーシ ョ ン軸に適切な手順を使用して ください。

コネクタ ケーブルタイプ ケーブルの Cat. No.

フ ィードバック

成形済み2090-CFBM7DD-CEAAxx ( 標準 )、 または

2090-CFBM7DD-CEAFxx ( 連続フレックス )

フライングリード2090-CFBM7DF-CEAAxx ( 標準 )、 または

2090-CFBM7DF-CEAFxx ( 連続フレックス )

電源

ブレーキワイヤ付き2090-CPBM7DF-xxAAxx ( 標準 )、 または

2090-CPBM7DF-xxAFxx ( 連続フレックス )

ブレーキワイヤなし2090-CPWM7DF-xxAAxx ( 標準 )、 または

2090-CPWM7DF-xxAFxx ( 連続フレックス )

ドライブ 以下を参照

Kinetix 350 2000 6000 6200

21 ページの 「電動シリンダおよび Kinetix 350、 2000、 6000、 または 6200 サーボドライブの構成」、 および 27 ページの 「電動シリンダおよび Kinetix 350、 2000、 6000、 または 6200サーボドライブのチューニング」

Kinetix 5500 5700 6500

30 ページの 「Kinetix 5500、 5700、 または 6500 サーボドライブ付き電動シリンダの構成」、および 32 ページの 「Kinetix 6500、 5500、 または 5700 サーボドライブ付き電動シリンダのチューニング」

Ultra™ 3000 33 ページの 「Ultraware ソフ トウェアを使用した電動シリンダの構成」

Kinetix 300 35 ページの 「電動シリンダ用の Kinetix 300 ド ライブの構成」

注意 :可動部品により人身事故が起こることがあります。 電動シリンダを運転する前に、

すべてのコンポーネントがセキュアであり、 安全ガードが所定の位置にあってモーショ

ン中の機械の経路へアクセスができないようになっていることを確認してください。

安全ガードは、 すべてのモーションが停止するまで電動シリンダへのアクセスを防止

する必要があります。

電動シリンダに異物や工具が入っていないことを確認します。 動いているピストン

ロッ ドに物体がぶつかると弾き飛ばされて、 人身事故や機器の損傷が発生するおそれ

があります。

重要 サーボ制御システムが最大の力、 加速、 速度に関連して電動シリンダを安全に制御

していることを確認するのは、 ユーザの責任になります。

20 Pub. No. MPAR-IN001E-JA-P – November 2017

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MP シリーズ電動シリンダ ( シリーズ B および C)

電動シリンダおよび Kinetix 350、 2000、 6000、 または6200 サーボドライブの構成

この手順は、 電動シ リ ンダおよび Kinetix 350、 Kinetix 2000、 Kinetix 6000、 または

Kinetix 6200 サーボド ライブが取付け済みで、 モーシ ョ ンシステムの 1 つの軸と して

配線されているこ とを前提と しています。

以下の手順に従って、 電動シ リ ンダ用のド ライブを構成して ください。

1. 以下のパラ メータを電動シ リ ンダの Logix Designer アプ リ ケーシ ョ ンの Axis Properties タブに入力します。

注意 :パラメータ設定が誤っていると制御されていない動きが発生することがあり、

電動シリンダが損傷する可能性があります。

位置モードの設定が誤っている電動シリンダでモーションコマンドを起動すると、 電

動シリンダと電動シリンダが取付けられている機械が損傷する可能性があります。

Axis Properties

タブパラメータ 入力 / 選択する内容

Drive/Motor ( ド ライブ /モータ )

Motor Catalog Number ( モータカタログ番号 )

リストからどれか 1 つを選択します。

MPAR-A1xxxB-V2xMPAR-A1xxxB-V4xMPAR-A1xxxE-V2xMPAR-A1xxxE-V4xMPAR-A2xxxC-V2xMPAR-A2xxxC-V4xMPAR-A2xxxF-V2xMPAR-A2xxxF-V4xMPAR-A3xxxE-M2xMPAR-A3xxxE-M4xMPAR-A3xxxH-M2xMPAR-A3xxxH-M4x

MPAR-B1xxxB-V2xMPAR-B1xxxB-V4xMPAR-B1xxxE-V2xMPAR-B1xxxE-V4xMPAR-B2xxxC-V2xMPAR-B2xxxC-V4xMPAR-B2xxxF-V2xMPAR-B2xxxF-V4xMPAR-B3xxxE-M2xMPAR-B3xxxE-M4xMPAR-B3xxxH-M2xMPAR-B3xxxH-M4x

Drive Resolution ( ドライブ分解能 )

200,000

Drive Counts per ( ド ライブカウン ト数 )

Motor Rev ( モータ回転数 )

Pub. No. MPAR-IN001E-JA-P – November 2017 21

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MP シリーズ電動シリンダ ( シリーズ B および C)

22 Pub. No. MPAR-IN001E-JA-P – November 2017

Axis Propertiesタブ

パラメータ入力 / 選択する内容 ( 適用可能な距離単位設定 )

メ ト リ ック 英国単位 ( インチ )

Conversion ( 変換 )

Positioning Mode ( 位置モード )

Linear ( リニア )位置モードを Rotary に設定している場合、 誤った位置決めのために電動シリンダまたは機械が損傷することがあります。

Conversion Constant ( 変換定数 )

以下の場合は 66,666.667 ド ライブカウン ト /1.0mm

以下の場合は 1,693,333.3ド ライブカウン ト /1.0 インチ

MPAR-x1xxxB-V2xMPAR-x1xxxB-V4x

Conversion Constant ( 変換定数 )

以下の場合は 20,000 ド ライブカウン ト /1.0mm

以下の場合は 508,000ド ライブカウン ト /1.0 インチ

MPAR-x1xxxE-V2xMPAR-x1xxxE-V4xMPAR-x3xxxE-M2xMPAR-x3xxxE-M4x

Conversion Constant ( 変換定数 )

以下の場合は 40,000 ド ライブカウン ト /1.0mm

以下の場合は 1,016,000ド ライブカウン ト /1.0 インチ

MPAR-x2xxxC-V2xMPAR-x2xxxC-V4x

Conversion Constant ( 変換定数 )

以下の場合は 15,748.0315 ド ライブカウン ト /1.0mm

以下の場合は 400,000ド ライブカウン ト /1.0 インチ

MPAR-x2xxxF-V2xMPAR-x2xxxF-V4x

Conversion Constant ( 変換定数 )

以下の場合は 10,000 ド ライブカウン ト /1.0mm

以下の場合は 254,000ド ライブカウン ト /1.0 インチ

MPAR-x3xxxH-M2xMPAR-x3xxxH-M4x

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MP シリーズ電動シリンダ ( シリーズ B および C)

Dynamics ( 動的 )

Maximum Speed ( 最大速度 )(1)

150mm/sec ( デフォルト 157.5mm/sec)

5.91 インチ /sec ( デフォルト 6.20 インチ /sec)

MPAR-x1xxxB-xxx

500mm/sec ( デフォルト 525mm/sec)

19.68 インチ /sec ( デフォルト 20.67 インチ /sec)

MPAR-x1xxxE-xxx

250mm/sec ( デフォルト 262.5mm/sec)

9.82 インチ /sec ( デフォルト 10.33 インチ /sec)

MPAR-x2xxxC-xxx

640mm/sec ( デフォルト 672mm/sec)

24.61 インチ /sec ( デフォルト 25.84 インチ /sec)

MPAR-x2xxxF-xxx

500mm/sec ( デフォルト 525mm/sec)

19.68 インチ /sec ( デフォルト 20.67 インチ /sec)

MPAR-x3xxxE-xxx

1000mm/sec ( デフォルト 1050mm/sec)

41.34 インチ /sec ( デフォルト 43.41 インチ /sec)

MPARx3xxxH-xxx

Maximum Acceleration ( 最大加速度 ) (2) 6000mm/s/s 236.22 インチ /s/s

Maximum Deceleration ( 最大減速度 )(2) 6000mm/s/s 236.22 インチ /s/s

Maximum Acceleration Jerk ( 最大加速ジャーク )

デフォルト値、 またはアプリケーショ ンに合わせて調整した値を使用

Maximum Deceleration Jerk ( 最大減速ジャーク )

デフォルト値、 またはアプリケーショ ンに合わせて調整した値を使用

(1) デフォルト値はアクチュエータ定格の最大速度の 5% 以上です。 アプリケーショ ンで定格速度を超えた最大速度を指令しないで ください。

(2) 加速度がこれらの値より大きい場合、 アクチュエータの寿命を縮めるおそれがあります。

Axis Propertiesタブ

パラメータ入力 / 選択する内容 ( 適用可能な距離単位設定 )

メ ト リ ック 英国単位 ( インチ )

Pub. No. MPAR-IN001E-JA-P – November 2017 23

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MP シリーズ電動シリンダ ( シリーズ B および C)

2. Homing タブをク リ ッ ク します。

3. 以下の表に示すよ うに、 パラ メータをアブソ リ ュート原点復帰または トルク

レベルとマーカ間の原点復帰のいずれかに設定します。

4. アブソ リ ュート原点復帰の場合は、 以下の手順を行なって ください。

a. モーシ ョ ン直接コマンドを使用して、 軸をアプ リ ケーシ ョ ンの原点まで

ゆっ く り とジ ョ グします。 10mm/sec (0.4 インチ /sec) を超えないよ うに注

意して ください。

b. モーシ ョ ン直接コマンド (MAH) を発行して、 軸に原点を設定します。

5. Limits タブをク リ ッ ク します。

パラメータ アブソリュート原点復帰値 トルクレベルとマーカ間の原点復帰値

Mode ( モード ) Absolute ( アブソリュート ) Active ( アクティブ )

Position ( 位置 ) 0 ( 標準 ) 0 ( 標準 )

Offset ( オフセッ ト )

適用しない 0mm (0 インチ )

Sequence ( シーケンス )

直接指定値 トルクレベルとマーカ間

Diection (方向 ) 適用しない Reverse bidirectional ( 反転双方向 )

Torque Level ( トルクレベル )

適用しない

最小 30% システムの摩擦、 力、 または重量がモーシ ョ ン範囲のどのポイン トであっても定格連続力 (Continuous Force Rating) の 30% を超える場合は、 これより大きな値にして ください。

Speed ( 速度 ) 適用しない 10mm/sec (1.97 インチ /sec)

Return Speed ( 戻り速度 )

適用しない 10mm/sec (0.39 インチ /sec)

注意 :電動シリンダの原点復帰中は、 過度な力を避けて ください。 原点復帰

ルーチン中は、 速度が 10mm/sec (0.4 インチ /sec) を超えないようにして く

ださい。 速度が 10mm/sec (0.4 インチ /sec) より大きい場合、 ピストンロッ ドが移動

の終わり ( エンド ・ オブ ・ ト ラベル ) に達したときに電動シリンダが損傷す

ることがあります。

24 Pub. No. MPAR-IN001E-JA-P – November 2017

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MP シリーズ電動シリンダ ( シリーズ B および C)

Pub. No. MPAR-IN001E-JA-P – November 2017 25

6. 以下のパラ メータを入力します。

7. サーボ ・ ド ラ イブ ・ システムの最大速度とアプ リ ケーシ ョ ンのペイロードに

従って、 オーバト ラベルリ ミ ッ ト を設定します。

ピス ト ンロ ッ ドが移動の終わり ( エンド ・ オブ ・ ト ラベル ) に達する前に、 減

速距離を決定できます。 この距離は負荷の減速度と、 モータ / ボールスク

リ ューの組合せの使用可能なピーク力に基づいています。 Motion Analyzer ソフ

ト ウェアを使用して、 アプ リ ケーシ ョ ンの最大速度での最小減速距離を計算

します。

パラメータ 入力 / 選択する内容 ( 適用可能な距離単位設定 )

Hard Travel Limits ( ハード ・ ト ラベル ・リ ミ ッ ト )

ハードウェアリ ミ ッ トが使用中であるかどうかを確認します。 Motion Analyzerソフ トウェアを使用して、 アプリケーショ ンの最大停止距離を決定し、 正方向と負方向のリ ミ ッ ト を設定します。

Soft Travel Limits ( ソフ ト ・ ト ラベル ・リ ミ ッ ト )

ソフ トウェアリ ミ ッ トが使用中であるかどうかを確認します。 Motion Analyzerソフ トウェアを使用して、 アプリケーショ ンの最大停止距離を決定し、 正方向と負方向のリ ミ ッ ト を設定します。

Maximum Positive ( 正方向の最大値 )

ピストンロッ ドの機械的なト ラベル内の値を入力します。

Maximum Negative ( 負方向の最大値 )

ピストンロッ ドの機械的なト ラベル内の値を入力します。

重要 ト ラベルリ ミ ッ ト とチューニング移動方向は、 ピストンロッ ドの始動位置

を基準にして設定します。 ピストンロッ ドがチューニング中に移動を完了

するのに十分な移動距離を残して ください。

注意 : チューニングプロセスを開始する前に、 ソフ トウェアオーバト ラベル

を設定する必要があります。 ピストンロッ ドの始動位置を確認し、 十分な移

動距離を確保して ください。

自動チューニング中のト ラベルが不十分な場合、 ソフ トウェアオーバト ラベ

ルがト リガされたり、 エンドスト ップでの衝撃が発生します。

注意 :電動シリンダの物理的なト ラベルリ ミ ッ ト を超えないよう注意して く

ださい。 リ ミ ッ ト を超えた場合、 電動シリンダがストロークの機械的な終点

に達することがあります。 ストロークの終了時の衝撃により、 電動シリンダ

のねじと内部コンポーネン トが物理的に損傷することがあります。

重要 ト ラベル終了時の衝撃に指定された最大エネルギーを超えないようにして

ください。

Cat. No. 最大衝撃エネルギー

MPAR-x1xxxx-xxx 0.0001 J

MPAR-x2xxxx-xxx 0.0002 J

MPAR-x3xxxx-xxx 0.0004 J

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MP シリーズ電動シリンダ ( シリーズ B および C)

負荷なしの場合のエンドス ト ップでの衝撃の最大速度

Cat. No.拡大質量

g ( オンス )

最大衝撃速度

mm/sec ( インチ /sec)

MPAR-x1100B-xxx 239 (8.4) 28.9 (1.14)

MPAR-x1200B-xxx 308 (10.8) 25.5 (1.00)

MPAR-x1300B-xxx 377 (13.9) 23.0 (0.91)

MPAR-x1400B-xxx 446 (15.7) 21.2 (0.83)

MPAR-x1100E-xxx 269 (9.5) 27.3 (1.07)

MPAR-x1200E-xxx 338 (11.9) 24.3 (0.96)

MPAR-x1300E-xxx 407 (14.36) 22.2 (0.87)

MPAR-x1400E-xxx 476 (16.8) 20.5 (0.81)

MPAR-x2100C-xxx 399 (14.1) 31.7 (1.25)

MPAR-x2200C-xxx 488 (17.2) 28.6 (1.12)

MPAR-x2300C-xxx 577 (20.4) 26.3 (1.03)

MPAR-x2400C-xxx 666 (23.5) 24.5 (0.96)

MPAR-x2600C-xxx 844 (29.8) 21.8 (0.86)

MPAR-x2100F-xxx 469 (16.5) 29.2 (1.15)

MPAR-x2200F-xxx 558 (19.7) 26.8 (1.05)

MPAR-x2300F-xxx 647 (22.82) 24.9 (0.98)

MPAR-x2400F-xxx 736 (26.0) 23.3 (0.92)

MPAR-x2600F-xxx 914 (32.2) 20.9 (0.82)

MPAR-x3100E-xxx 938 (33.1) 29.2 (1.15)

MPAR-x3200E-xxx 1066 (37.6) 27.4 (1.08)

MPAR-x3300E-xxx 1194 (42.1) 25.9 (1.02)

MPAR-x3400E-xxx 1322 (46.6) 24.6 (0.97)

MPAR-x3600E-xxx 1578 (55.7) 22.5 (0.86)

MPAR-x3800E-xxx 1834 (64.7) 20.9 (0.82)

MPAR-x3100H-xxx 938 (33.1) 29.2 (1.149)

MPAR-x3200H-xxx 1066 (37.6) 27.4 (1.08)

MPAR-x3300H-xxx 1194 (42.1) 25.9 (1.02)

MPAR-x3400H-xxx 1322 (46.6) 24.6 (0.97)

MPAR-x3600H-xxx 1578 (55.7) 22.5 (0.88)

MPAR-x3800H-xxx 1834 (64.7) 20.9 (0.82)

重要 モータ ・ フ ィードバック ・ ケーブルがドライブに接続されている間、 アブソリュー

ト位置が維持されます。 ケーブルが切断されたり、 ドライブがモータの故障を報告

した場合は、 アブソリュート原点を再度確立する必要があります。

26 Pub. No. MPAR-IN001E-JA-P – November 2017

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MP シリーズ電動シリンダ ( シリーズ B および C)

電動シリンダおよび Kinetix 350、 2000、 6000、 または6200 サーボドライブのチューニング

こ こでは、 Logix Designer アプ リ ケーシ ョ ン、 バージ ョ ン 16 を使用して電動シ リ ンダ

をチューニングする手順を説明します。

• 電動シ リ ンダのチューニングには、 実際の測定イナーシャに基づいたループ

ゲインの計算と構成が必要です。

• ト ラベルリ ミ ッ トの設定によって、 アプ リ ケーシ ョ ンの最小減速度が定義さ

れます。

以下の手順に従って、 電動シ リ ンダをチューニングして ください。

1. Axis Properties ダイアログボッ クスで、 Fault Actions タブをク リ ッ ク します。

2. Set Custom Stop Action をク リ ッ ク します。

3. Custom Stop Action Attributes ダイアログボッ クスで、 Brake Engage および

Brake Release 遅延時間を 『Kinetix Linear Motion Specifications Technical Data』(Kinetix リ ニアモーシ ョ ンの仕様 テクニカルデータ ) (Pub.No.KNX-TD002) にリ ス ト されている値に設定します。

4. デフォルトの Stopping Time Limit ( 停止時間リ ミ ッ ト ) を 10 秒から 0.5 秒に減

らします。

ヒン ト このパラメータは、 電動シリンダが水平方向 ( テーブルト ップ ) または壁

掛け ( 垂直 ) 方向に取付けられている場合に最もよ く機能します。

重要 垂直方向に取付けられている場合にロッ ドが動いたり、 落下するのを防止

するために、 停止時間の制限 (Stopping Time Limit) を 0.99 秒以下に設定

して ください。

Pub. No. MPAR-IN001E-JA-P – November 2017 27

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MP シリーズ電動シリンダ ( シリーズ B および C)

5. Tune タブをク リ ッ ク して、 以下のパラ メータを入力します。

• Travel Limit ( ト ラベルリ ミ ッ ト ) – ソフ ト ウェア リ ミ ッ ト内の値を設定

• Speed ( 速度 )

• Torque/Force ( トルク / 力 )

6. Start Tuning ( チューニングの開始 ) をク リ ッ ク して、 Motion Initiation ダイアロ

グボッ クスにアクセスします。

重要 ト ラベルリ ミ ッ ト とチューニング移動方向は、 ピストンロッ ドの始動位置

を基準にして設定します。 ピストンロッ ドがチューニング中に移動を完了

するのに十分な移動距離を残して ください。

注意 : チューニングプロセスを開始する前に、 ソフ トウェアオーバト ラベル

を設定する必要があります。 ピストンロッ ドの始動位置を確認し、 十分な移

動距離を確保します。

自動チューニング中のト ラベルが不十分な場合、 ソフ トウェアオーバト ラベ

ルがト リガされたり、 エンドスト ップでの衝撃が発生します。

重要 電動シリンダが水平取付け位置に取付けられていない場合にのみ、 ここに

示すようにトルクオフセッ トを確認します。

28 Pub. No. MPAR-IN001E-JA-P – November 2017

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MP シリーズ電動シリンダ ( シリーズ B および C)

7. 電動シ リ ンダのチューニングを開始するには、 Yes をク リ ッ ク します。

Tune Servo ダイアログボッ クスが開く とチューニングは完了します。

8. チューニングを終了するには OK をク リ ッ ク します。

Tune Results ダイアログボッ クスが表示されます。

9. チューニング結果に満足した場合は、 OK をク リ ッ ク します。

注意 : Yes をクリ ックするとすぐにモーションが発生します。

Pub. No. MPAR-IN001E-JA-P – November 2017 29

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MP シリーズ電動シリンダ ( シリーズ B および C)

Kinetix 5500、 5700、 または 6500 サーボドライブ付き電動シリンダの構成

この手順は、 電動シ リ ンダおよび Kinetix 5500、 5700、 または 6500 サーボド ライブが

取付け済みで、 モーシ ョ ンシステムの 1 つの軸と して配線されているこ とを前提と し

ています。

以下の手順に従って、 ド ラ イブを構成して ください。

1. Axis Properties から、 Motor カテゴ リ を選択します。

2. Data Source プルダウン メニューから、 Catalog Number を選択します。

3. Change Catalog をク リ ッ ク します。

4. MPAR シ リ ンダのカタログ番号を選択し、 OK をク リ ッ ク します。

30 Pub. No. MPAR-IN001E-JA-P – November 2017

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MP シリーズ電動シリンダ ( シリーズ B および C)

5. Apply をク リ ッ ク します。

6. Axis Properties から、 Scaling カテゴ リ を選択します。

7. Scaling で、 Units ( 単位 ) に mm ( ミ リ メートル ) を入力します。

注意 :パラメータ設定が誤っていると制御されていない動きが発生することがあり、

電動シリンダが損傷する可能性があります。 位置モードの誤っている電動シリンダで

モーションコマンドを起動すると、 電動シリンダと電動シリンダが取付けられている

アプリケーションが損傷する可能性があります。

Pub. No. MPAR-IN001E-JA-P – November 2017 31

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MP シリーズ電動シリンダ ( シリーズ B および C)

Kinetix 6500、 5500、 または 5700 サーボドライブ付き電動シリンダのチューニング

1. Axis Properties から、 Autotune を選択します。

2. Tune Control Loop by Measuring Load Characteristics で、 プルダウン メニューか

ら以下を選択します。

a. Application Type に、 Basic を選択します。

b. Loop Response に、 Medium を選択します。

c. Load Coupling に、 Rigid を選択します。

3. Measure Inertia by using Tune Profile をチェッ ク します。

4. Motor with Load または Uncouple Motor のいずれか適用するほう をク リ ッ ク し

ます。

5. 以下の値を入力します。

シ リ ンダの ト ラベル長と定格速度は、 『Kinetix Linear Motion Specifications Technical Data』 (Kinetix リ ニアモーシ ョ ンの仕様 テクニカルデータ ) (Pub.No.KNX-TD002) を参照して ください。

パラメータ 値

Travel Limit ( ト ラベルリ ミ ッ ト )

シリンダのト ラベル長より小さい値。

Speed ( 速度 ) シリンダの定格速度より低い速度。

Torque ( トルク ) 100

32 Pub. No. MPAR-IN001E-JA-P – November 2017

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MP シリーズ電動シリンダ ( シリーズ B および C)

6. Direction プルダウン メニューから、 Forward Bi-directional を選択します。

7. チューニングを実行するには、 Start をク リ ッ ク します。

自動チューニングが完了するまで待ちます。

8. 値を適用するには、 Accept Tune Values をク リ ッ ク します。

Ultraware ソフ トウェアを使用した電動シリンダの構成

以下の手順は、 電動シ リ ンダと Ultra3000 ド ラ イブが取付け済みで、 モーシ ョ ンシス

テムの 1 つの軸と して配線されているこ とを前提と しています。

電動シ リ ンダの設定に Ultraware ソフ ト ウェアを適用する場合の Ultraware ソフ ト ウェ

アの使用に関するヘルプは、 46 ページの 「参考資料」 を参照して ください。 この手順

は、 ユーザが Ultraware ソフ ト ウェアに熟練しているこ とを前提と しています。

1. シ リ アルケーブル (Cat.No. 2090-DAPC-D09xx) を Ultra3000 ド ラ イブの CN3 コ

ネクタに接続します。

2. AC 入力電力を Ultra3000 ド ラ イブに追加します。

Ultra3000 ド ラ イブとの通信が確立される と、 Ultra3000 Motor Database ダイア

ログボッ クスが開きます。

3. Cancel をク リ ッ ク します。

Pub. No. MPAR-IN001E-JA-P – November 2017 33

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MP シリーズ電動シリンダ ( シリーズ B および C)

Ultraware ソフ ト ウェアがオンラインド ラ イブのスキャンを開始します。 ド ラ

イブが検出される と、 Online Drive アイコンが Workspace に開きます。

4. メ インの Drive Set-up ダイアログボッ クスを表示するには、 Online Drive アイ

コンをダブルク リ ッ ク します。

5. Model Field のデータが電動シ リ ンダに対して正しいか確認します。

6. Displayed Units プルダウンメニューから、 User を選択します。

これによって、 Ultraware ソフ ト ウェアが User Units ( ユーザ単位 ) (mm または

インチ ) で距離移動を行な う よ うプログラムされます。

7. Motor Encoder Units メニューを展開して、 表から適切な値を入力します。

ド ラ イブのデフォルトの User Units ( ユーザ単位 ) はモータ回転数です。 表で

は、 表示されたユーザ単位がリニアモーシ ョ ンに使用される単位 ( ミ リ メー ト

ルまたはインチのいずれか ) に変換されています。

6000mm/s/s (236.2 インチ /s/s) を超える加速は、 アクチュエータの寿命を縮め

る可能性があ り ます。 以下の表の値を使用して、 アクチュエータの加速と減速

を 6000mm/s/s (236.2 インチ /s/s) に制限します。

Cat. No.ねじmm/rev ( インチ /rev)

エンコーダ 期間 /rev

速度スケールmm/sec ( インチ /sec)

位置スケールmm ( インチ )

加速スケールmm/s/s ( インチ /s/s)

MPAR-x1xxxB3.0(0.12)

12843690.67(1109742.93)

43960.67(1116601.02)

43960.67(1116601.02)

MPAR-x1xxxxE10.0(0.39)

12813107.20(332922.88)

13107.20(332922.88)

13107.20(332922.88)

MPAR-x2xxxC5.0(0.20)

12826214.40(665845.76)

26214.40(665845.76)

26214.40(665845.76)

MPAR-x2xxxF12.7(0.50)

12810320.63(262144.00)

10320.63(262144.00)

10320.63(262144.00)

MPAR-x3xxxE10.0(0.39)

1024104857.60(2663383.04)

104857.60(2663383.04)

104857.60(2663383.04)

MPAR-x3xxxH20.0(0.79)

102452428.80(1331691.52)

52428.80(1331691.52)

52428.80(1331691.52)

34 Pub. No. MPAR-IN001E-JA-P – November 2017

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MP シリーズ電動シリンダ ( シリーズ B および C)

電動シリンダ用の Kinetix 300 ド ライブの構成

以下の手順は、 電動シ リ ンダと Kinetix 300 ド ラ イブが取付け済みで、 モーシ ョ ンシ

ステムの 1 つの軸と して配線されているこ とを前提と しています。

電動シ リ ンダの構成方法に適用される Kinetix 300 ド ラ イブの使用に関するヘルプは、

46 ページの 「参考資料」 を参照して ください。 この手順は、 ユーザが Kinetix 300 ド

ラ イブに熟練しているこ とを前提と しています。

1. MotionView OnBoard ソフ ト ウェアを実行します。

2. ド ラ イブオーガナイザで Motor をク リ ッ ク します。

3. Motor Model フ ィールドに電動シ リ ンダモデルが表示されているこ とを確認し

ます。

4. Change Motor をク リ ッ ク します。

モータモデルが自動的に正しいモデル番号に更新されます。

5. Yes を 2 回ク リ ッ ク します。

6. モータモデルがド ライブに接続されている電動シ リ ンダモデルと一致してい

るこ とを確認します。

7. OK をク リ ッ ク します。

8. ド ラ イブオーガナイザで General をク リ ッ ク します。

9. 以下の表の値を使用して、 Accel Limit、 Decel Limit、 User Units を入力します。

User Units ( ユーザ単位 ) は rev/mm または rev/in で入力できます。 この選択に

よ り、 軸の測定単位が決ま り ます。

Cat. No. 加速 / 減速制限 rpm/sec

ユーザ単位 rev/mm (rev/ インチ )

MPAR-x1xxxB-Vxx 120000 0.33333 (8.46667)

MPAR-x1xxxE-Vxx 36000 0.10000 (2.54000)

MPAR-x2xxxC-Vxx 72000 0.20000 (5.08000)

MPAR-x2xxxF-Vxx 28346 0.07874 (2.00000)

MPAR-x3xxxE-Mxx 36000 0.10000 (2.54000)

MPAR-x3xxxH-Mxx 18000 0.05000 (1.27000)

Pub. No. MPAR-IN001E-JA-P – November 2017 35

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MP シリーズ電動シリンダ ( シリーズ B および C)

10. ド ラ イブオーガナイザで Homing をク リ ッ ク します。

11. 以下の表の値を入力します。

以下の値が推奨されます。 アプリ ケーシ ョ ンによっては、 これとは異なる値

が必要な場合があ り ます。

12. 推奨原点復帰方法 ID = 33、 Home to marker、 Reverse を選択します。

13. サーボ ・ ド ラ イブ ・ システムの最大速度とアプ リ ケーシ ョ ンのペイロードに

従って、 オーバト ラベルリ ミ ッ ト を設定します。

パラメータ メ ト リ ック 英国単位 ( インチ )

Home Accel/Decel ( 原点復帰加減速度 )

10.0000mm/sec² 0.3937 インチ /sec²

Home Offset ( 原点オフセッ ト )

0.0000mm 0.0000 インチ

Home Velocity Fast ( 原点復帰高速 )

10.0000mm/sec 0.3937 インチ /sec

Home Velocity Slow ( 原点復帰低速 )

10.0000mm/sec 0.3937 インチ /sec

Home Switch ( 原点スイッチ )

入力 B1

重要 ト ラベルリ ミ ッ ト とチューニング移動方向は、 ピストンロッ ドの始動位

置を基準にして設定します。 ピストンロッ ドがチューニング中に移動を完

了するのに十分な移動距離を残して ください。

注意 : チューニングプロセスを開始する前に、 ソフ トウェアオーバト ラベル

を設定する必要があります。 ピストンロッ ドの始動位置を確認し、 十分な移

動距離を確保して ください。 自動チューニング中のト ラベルが不十分な場合、

ソフ トウェアオーバト ラベルが発生して、 エンドスト ップでの衝撃が引き起

こされます。

36 Pub. No. MPAR-IN001E-JA-P – November 2017

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MP シリーズ電動シリンダ ( シリーズ B および C)

ピス ト ンロ ッ ドが移動の終わり ( エンド ・ オブ ・ ト ラベル ) に達する前に、 減

速距離を決定できます。 この距離は負荷の減速度と、 モータ / ボールスク

リ ューの組合せの使用可能なピーク力に基づいています。 Motion Analyzer ソフ

ト ウェアを使用して、 アプ リ ケーシ ョ ンの最大速度での最小減速距離を計算

します。

MotionView OnBoard ソフ トウェアを使用した電動シリンダのチューニング

1. ド ラ イブオーガナイザで General を選択します。

2. Drive Mode プルダウン メニューから、 Autotune を選択します。

3. モータを有効にします。

4. ド ラ イブオーガナイザで Dynamics を選択します。

5. Autotune をク リ ッ ク します。

デフォル トが Velocity Tuning に設定された Autotune ダイアログボッ クスが開

きます。

6. Velocity Tuning または Position Tuning、 またはその両方を確認します。

7. ダイアログボッ クスの指示に従います。

注意:電動シリンダの物理的なト ラベルリ ミ ッ トを超えないよう注意して く

ださい。 リ ミ ッ ト を超えた場合、 電動シリンダがストロークの機械的な終点に

達することがあります。 機械的なストロークの終わりでの衝撃により、 電動シ

リンダのねじと内部コンポーネントが物理的に損傷することがあります。

重要 正方向への移動コマンドはロッ ドを伸ばす動作を意味し、 負方向への移

動コマンドはロッ ドを縮める動作を意味します。

Pub. No. MPAR-IN001E-JA-P – November 2017 37

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MP シリーズ電動シリンダ ( シリーズ B および C)

メンテナンス

以下の手順に従って、 電動シ リ ンダを メンテナンスして ください。

1. 電動シ リ ンダの電源を切断し、 電源をロ ッ クアウ ト / タグアウ ト します。

2. ピス ト ンロ ッ ドの軸の遊びで、 スピンドルナッ トの摩耗を確認します。

電動シ リ ンダの摩耗によ り ノ イズが大き くな り ます。

3. 電動シ リ ンダを柔らかい布でク リーニングし、 必要に応じて、 研磨剤を含ま

ない洗浄液を使用します。

4. 柔らかい布をイソプロピルアルコールで軽く湿らせ、 ピス ト ンロ ッ ド とシー

ルを拭きます。

5. Klüeber (http://www.klueber.com/) の Centroplex 2 EP グ リースをピス ト ンロ ッ ド

に薄く塗り ます。

保管

電動シ リ ンダは、 44 ページの 「仕様」 内で、 ク リーンな乾いた場所に最小限の期間、

保管します。

注意 :垂直または斜めに取付けられている電動シリンダで摩耗したスピンド

ルナッ トが破損した場合、 作業負荷が低下します。 質量の動きが制御されて

いないと、 人身事故や機器の損傷が発生することがあります。

38 Pub. No. MPAR-IN001E-JA-P – November 2017

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MP シリーズ電動シリンダ ( シリーズ B および C)

ト ラブルシューティング

以下の表に、 考えられる問題のいくつかと、 それを修正するための手順について説明

します。

ト ラブルシューテ ィ ング

説明 考えられる原因 処置

軸の遊びが大きすぎる。 摩耗。

アクチュエータシリンダを交換する。

修理のためにロックウェル ・ オート メーシ ョ ンに返送して ください。

きしみ音または振動。

ゆがみ。

電動シリンダにスト レスがかかっておらず、 0.2mm (0.008 インチ ) で均等にサポート されているか確認して ください。

ピストンロッ ドに潤滑油をさす。 38 ページの 「メンテナンス」 を参照して ください。

位置決め速度を変更する。

チューニングが必要。 制御パラメータを変更する。

スピンドルサポートの運転中のノイズ ( スト ロークが 300mm (11.81 インチ ) で高速位置決め速度の場合 )。

正常。 機能障害なし。

ピスト ンロッ ドが動かない。

過度な速度で移動または終点まで移動した後で、 機械的な終了位置で詰まった。

手動でジャム ( 詰まり ) を緩める。1.電源を切断する。2.モータとカップリングハウジングを取り外す。

3.ド ライブシャフ ト を回す。

基準移動のために減速する。

機械的な終了位置 ( 停止 ) から最低でも0.25mm (0.01 インチ ) のソフ トウェア終了位置を設定する。

負荷が大きすぎる。

負荷質量を減らす。

位置決め速度を低下させる。

修理のために返送して ください。

周囲温度が低すぎる ( スピンドルシステムの潤滑油の粘度が上昇したため、 最初の運転で離脱トルクが大きく なった )。

負荷質量を減らす。

位置決め速度を低下させる。

必要に応じて、 サーボモータでより高い電流を許容する ( モータの取扱説明書を参照 )。

周囲温度を上げる。

Pub. No. MPAR-IN001E-JA-P – November 2017 39

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MP シリーズ電動シリンダ ( シリーズ B および C)

電動シリンダからの応答なし。

コン ト ローラ / ド ライブが有効でない。

コン ト ローラ / ド ライブを有効にする。

コン ト ローラ / ド ライブが故障している。

コン ト ローラ / ド ライブをリセッ トする。

配線が不適切 / 障害がある。 配線を確認して ください。

電動シリンダは有効だが、動作しない。 または、 動作が不安定。

フ ィードバックケーブルが損傷している可能性がある。

フ ィードバックケーブルをテスト して く ださい。

フ ィードバック配線が間違っている可能性がある。

正しいフ ィードバック配線を確認して ください。

電動シリンダは動作するが、定格速度 / 力まで動作しない。

モータの位相が誤って配線されている。 または誤った順番で配線されている。

正しいモータ電源の配線を確認して く ださい。

ド ライブが不適切にチューニングされている可能性がある。

ゲイン設定を確認して ください。

使用されている電動シリンダに対して、 ド ライブが不適切に構成されている可能性がある。

アンプの設定を調べて、 極数、 電圧、電流、 距離、 インダクタンス、 イナーシャなどのモータ設定を確認して ください。

アクチュエータが負荷を移動できない。

力が電動シリンダの能力に対して大きすぎるか、 摩擦が多すぎる。

力の要件を確認して ください。

負荷に対するピスト ンロッ ドの不整合。

負荷の整合を確認して ください。

ド ライブの電流容量が低すぎるか、低い電流容量に制限されている。

正しいアンプと設定を確認して ください。

ピス ト ンロッ ドの移動時に電動シリンダが動く 、 または振動する。

取付けが緩んでいる。アクチュエータの取付けを確認して く ださい。

ド ライブのチューニングが不適切 - 誤ったゲイン設定。

アンプをチューニングする。

アクチュエータが過熱している。

デューティサイクルがアクチュエータの定格より大きい。

負荷力と電動シリンダの定格を確認して ください。

アクチュエータが連続定格の範囲外で動作している。

動作を連続動作定格内に調整する。

ド ライブのチューニングが不十分であるため、 過剰な電流がモータに印加されている。

ゲイン設定を確認して ください。

ト ラブルシューテ ィ ング ( 続き )

説明 考えられる原因 処置

40 Pub. No. MPAR-IN001E-JA-P – November 2017

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MP シリーズ電動シリンダ ( シリーズ B および C)

アクセサリ

以下の図と表に、 使用可能なアクセサリ とその重量を示します。 寸法については、

『Kinetix モーシ ョ ンコン ト ロール 選択ガイ ド』 (Pub.No.GMC-SG001) を参照して く

ださい。

アクセサリ

アクセサリアイテム

シリーズ

フレーム

Cat. No. 概算重量g ( オンス )

1 脚取付け具 A

32 MPAR-NP622640 90 (3.17)

40 MPAR-NP622641 110 (3.53)

63 MPAR-NP622642 250 (8.82)

2 フランジ取付け

B

32 MPAR-NA174376 240 (8.46)

40 MPAR-NA174377 280 (9.88)

63 MPAR-NA174379 690 (24.34)

3 ト ラニオンフランジ

A

32 MPAR-NA622625 190 (6.70)

40 MPAR-NA622626 450 (15.87)

63 MPAR-NA622627 1130 (39.86)

15

6

4

7

8

3

4

212

1

11

10

9

Pub. No. MPAR-IN001E-JA-P – November 2017 41

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MP シリーズ電動シリンダ ( シリーズ B および C)

4 ト ラニオンサポート

A

32 MPAR-NA622628 280 (9.88)

40 MPAR-NA622629 460(16.23)

63 MPAR-NA622630 620 (21.87)

5スイベルフランジ( ピン、 ナロー )

B

32 MPAR-NP174383 90 (3.17)

40 MPAR-NP174384 140 (4.94)

63 MPAR-NP174386 320 (11.29)

6スイベルフランジ( 球面軸受け )

A

32 MPAR-NP622637 90 (3.17)

40 MPAR-NP622638 130 (4.58)

63 MPAR-NP622639 280 (9.88)

7 ト ラニオン取付けキッ ト

B

32 MPAR-NA163525 230 (8.11)

40 MPAR-NA163526 400 (14.11)

63 MPAR-NA163528 920 (32.45)

8 脚取付けキッ ト A

32 MPAR-NA174991 240 (8.47)

40 MPAR-NA174992 310 (10.93)

63 MPAR-NA174993 510 (17.99)

MP シリーズ電動シリンダのロッ ドエンドアクセサリ

アクセサリアイテム

シリーズ

フレーム

Cat. No. 概算重量g ( オンス )

9 ロッ ドアイ A

32 MPAR-NE622631 100 (3.53)

40 MPAR-NE622632 150 (5.29)

63 MPAR-NE622633 300 (10.58)

10 ロッ ドクレビス

A

32 MPAR-NE622634 80 (2.82)

40 MPAR-NE622635 140 (4.94)

63 MPAR-NE622636 340 (11.99)

11セルフ位置合わせロッ ドカプラ

A

32 MPAR-NE6140 210 (7.41)

40 MPAR-NE6141 220 (7.76)

63 MPAR-NE6142 650 (22.93)

アクセサリ ( 続き )

アクセサリアイテム

シリーズ

フレーム

Cat. No. 概算重量g ( オンス )

42 Pub. No. MPAR-IN001E-JA-P – November 2017

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MP シリーズ電動シリンダ ( シリーズ B および C)

MP シリーズ電動シリンダのロッ ドガイ ド ( 項目 12) アクセサリ

Cat. No.

シリーズ

フレーム

ス ト ローク長

mm ( インチ )概算重量

kg ( ポンド )

MPAR-NE34494

A

32

100 (3.9) 1.7 (3.75)

MPAR-NE34496 200 (7.9) 1.9 (4.19)

MPAR-NE34497 320 (12.6) 2.1 (4.63)

MPAR-NE150290 400 (15.7) 2.3 (5.07)

MPAR-NE34500

40

100 (3.9) 2.7 (5.95)

MPAR-NE34502 200 (7.9) 3.0 (6.61)

MPAR-NE34504 320 (12.6) 3.4 (7.50)

MPAR-NE150291 400 (15.7) 3.7 (8.16)

MPAR-NE34505 500 (19.7) 4.0 (8.82)

MPAR-NE34514

63

100 (3.9) 5.9 (13.01)

MPAR-NE34516 200 (7.9) 6.4 (14.11)

MPAR-NE34518 320 (12.6) 7.0 (15.43)

MPAR-NE34519 400 (15.7) 7.4 (16.31)

MPAR-NE34520 500 (19.7) 7.9 (17.42)

ト ラニオン取付けキッ ト

Cat. No. フレーム

サイズ

トルク

Nm ( ポンドインチ )

MPAR-NA163525 32 4 ~ 5 (2.9 ~ 3.7)

MPAR-NA163526 40 8 ~ 9 (5.9 ~ 6.6)

MPAR-NA163528 63 18 ~ 20 (13.3 ~ 14.5)

Pub. No. MPAR-IN001E-JA-P – November 2017 43

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MP シリーズ電動シリンダ ( シリーズ B および C)

アクチュエータシリンダ ( 交換シリンダの重量 )

電動シ リ ンダの部品の交換とその他の交換部品のカタログ番号の入手方法について

は、 『MP-Series Replacement Parts Installation Instructions』 (Pub.No.MPAR-IN002) を参照

してください。

仕様

こ こには、環境条件について説明します。 それ以外のすべての仕様は、 『Kinetix Linear Motion Specifications Technical Data』 (Kinetix リ ニアモーシ ョ ンの仕様 テクニカルデー

タ ) (Pub.No.KNX-TD002) を参照して ください。

環境条件

アクチュエータ

シリンダ (1)

Cat. No.

(1) 交換用アクチュエータシリンダの例。 Cat.No. MPAR-A2100C-V2A の電動シリンダの交換シリンダを注文する場合、 交換用アクチュエータシリンダのカタログ番号は MPAR-X2100C です。

概算重量

kg ( ポンド )

アクチュエータ

シリンダ (1)

Cat. No.

概算重量

kg ( ポンド )

アクチュエータ

シリンダ (1)

Cat. No.

概算重量

kg ( ポンド )

MPAR-X1100B 1.1 (2.43) MPAR-X2100C 1.7 (3.75) MPAR-X3100E 3.8 (8.38)

MPAR-X1200B 1.4 (3.09) MPAR-X2200C 2.2 (4.85) MPAR-X3200E 4.6 (10.14)

MPAR-X1300B 1.7 (3.75) MPAR-X2300C 2.6 (5.73) MPAR-X3300E 5.4 (11.90)

MPAR-X1400B 2.1 (4.63) MPAR-X2400C 3.1 (6.83) MPAR-X3400E 6.3 (13.89)

MPAR-X1100E 1.1 (4.63) MPAR-X2600C 4.0 (8.82) MPAR-X3600E 7.9 (17.46)

MPAR-X1200E 1.4 (3.09) MPAR-X2100F 1.8 (3.97) MPAR-X3800E 9.5 (20.94)

MPAR-X1300E 1.8 (3.97) MPAR-X2200F 2.3 (5.07) MPAR-X3100H 3.8 (8.38)

MPAR-X1400E 2.1 (4.63) MPAR-X2300F 2.8 (6.17) MPAR-X3200H 4.6 (10.14)

MPAR-X2400F 3.2 (7.05) MPAR-X3300H 5.4 (11.90)

MPAR-X2600F 4.2 (9.26) MPAR-X3400H 6.3 (13.89)

MPAR-X3600H 7.9 (17.42)

MPAR-X3800H 9.5 (20.94)

項目 値

周囲温度 0 ~ 40°C (32 ~ 104°F)

保管温度 -25 ~ 60°C (-13 ~ 140°F)

相対湿度 ( 非動作時 ) 5 ~ 95%

衝撃 20g ピーク、 6msec 間

振動 30 ~ 2000Hz のとき 2.5g ピーク

44 Pub. No. MPAR-IN001E-JA-P – November 2017

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MP シリーズ電動シリンダ ( シリーズ B および C)

電動シリンダ ( ブレーキなしのモータを搭載したシリンダの重量 )

電動シリンダCat. No.

概算重量 (1)

kg ( ポンド )電動シリンダCat. No.

概算重量kg ( ポンド )

電動シリンダCat. No.

概算重量kg ( ポンド )

MPAR-x1100B-V2A 2.6 (5.73) MPAR-x2100C-V2A 3.7 (8.16) (1) MPAR-x3100E-M2A 9.5 (20.94) (3)

MPAR-x1100B-V2B/D/E 3.5 (7.72) MPAR-x2100C-V2B/D/E 4.4 (9.70) (1) MPAR-x3100E-M2B/D/E 13.6 (29.98) (3)

MPAR-x1200B-V2A 2.9 (6.39) MPAR-x2200C-V2A 4.1 (9.04) (1) MPAR-x3200E-M2A 10.3 (22.71) (3)

MPAR-x1200B-V2B/D/E 3.8 (8.377) MPAR-x2200C-V2B/D/E 4.9 (10.80) (1) MPAR-x3200E-M2B/D/E 14.4 (31.75) (3)

MPAR-x1300B-V2A 3.2 (7.05) MPAR-x2300C-V2A 4.6 (10.14) (1) MPAR-x3300E-M2A 11.1 (24.47) (3)

MPAR-x1300B-V2B/D/E 4.1 (9.04) MPAR-x2300C-V2B/D/E 5.3 (11.68) (1) MPAR-x3300E-M2B/D/E 15.2 (33.51) (3)

MPAR-x1400B-V2A 3.5 (7.72) MPAR-x2400C-V2A 5.0 (11.02) (1) MPAR-x3400E-M2A 11.9 (26.23) (3)

MPAR-x1400B-V2B/D/E 4.5 (9.92) MPAR-x2400C-V2B/D/E 5.8 (12.79) (1) MPAR-x3400E-M2B/D/E 16.1 (35.49) (3)

MPAR-x1100E-V2A 3.0 (6.61) MPAR-x2600C-V2A 6.0 (11.02) (1) MPAR-x3600E-M2A 13.5 (29.76) (3)

MPAR-x1100E-V2B/D/E 3.8 (8.377) MPAR-x2600C-V2B/D/E 6.7 (14.77) (1) MPAR-x3600E-M2B/D/E 17.7 (39.02) (3)

MPAR-x1200E-V2A 3.3 (7.27) MPAR-x2100F-V2A 4.2 (9.26) (2) MPAR-x3800E-M2A 15.2 (33.51) (3)

MPAR-x1200E-V2B/D/E 4.1 (9.04) MPAR-x2100F-V2B/D/E 6.5 (14.33) (2) MPAR-x3800E-M2B/D/E 19.3 (42.55) (3)

MPAR-x1300E-V2A 3.6 (7.94) MPAR-x2200F-V2A 4.7 (10.36) (2) MPAR-x3100H-M2A 9.3 (20.50) (4)

MPAR-x1300E-V2B/D/E 4.5 (9.92) MPAR-x2200F-V2B/D/E 7.0 (15.43) (2) MPAR-x3100H-M2B/D/E 13.2 (29.10) (4)

MPAR-x1400E-V2A 4.0 (8.82) MPAR-x2300F-V2A 5.2 (11.46) (2) MPAR-x3200H-M2A 10.1 (22.27) (4)

MPAR-x1400E-V2B/D/E 4.8 (10.58) MPAR-x2300F-V2B/D/E 7.5 (16.53) (2) MPAR-x3200H-M2B/D/E 14.0 (30.86) (4)

MPAR-x2400F-V2A 5.6 (12.34) (2) MPAR-x3300H-M2A 10.9 (24.03) (4)

MPAR-x2400F-V2B/D/E 7.9 (17.42) (2) MPAR-x3300H-M2B/D/E 14.8 (32.63) (4)

MPAR-x2600F-V2A 6.6 (14.55) (2) MPAR-x3400H-M2A 11.7 (25.79) (4)

MPAR-x2600F-V2B/D/E 8.9 (19.62) (2) MPAR-x3400H-M2B/D/E 15.7 (34.61) (4)

MPAR-x3600H-M2A 13.4 (29.54) (4)

MPAR-x3600H-M2B/D/E 17.3 (38.14) (4)

MPAR-x3800H-M2A 15.0 (33.07) (4)

MPAR-x3800H-M2B/D/E 18.9 (41.67) (4)

(1) ブレーキ付きの MPAR-x1xxxx-V4x または MPAR-x2xxxC-V4x 電動シリンダを注文する場合は、 0.2kg (0.4ポンド ) を追加します。

(2) ブレーキ付きの MPAR-x2xxxF-V4x 電動シリンダを注文する場合は、 0.4kg (0.9 ポンド ) を追加します。

(3) ブレーキ付きの MPAR-x3xxxE-V4x 電動シリンダを注文する場合は、 1.0kg (2.2 ポンド ) を追加します。

(4) ブレーキ付きの MPAR-x3xxxH-M4x 電動シリンダを注文する場合は、 1.7kg (3.7 ポンド ) を追加します。

Pub. No. MPAR-IN001E-JA-P – November 2017 45

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MP シリーズ電動シリンダ ( シリーズ B および C)

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参考資料 以下の資料には、 当社の製品に関する追加情報が記載されています。

これらの資料は、 http://www.rockwellautomation.com/global/literature-library/overview.page で閲覧またはダウンロードできます。 印刷版マニュアルを購入される場

合は、 当社または当社代理店までご連絡ください。

マニュアル名 説明

Kinetix Linear Motion Specifications Technical Data (Kinetixリニアモーションの仕様 テクニカルデータ ) (Pub.No. KNX-TD002)

本書には、 カタログ番号と製品仕様 (Allen-Bradley® のリニアモーショ ン製品の電源、 性能、 環境、 認可、 寸法図、 およびアクセサリ ) が記載されています。

Kinetix Servo Drives Specifications Technical Data (Kinetix サーボドライブの仕様 テクニカルデータ ) (Pub.No. KNX-TD003)

本書には、 カタログ番号と製品仕様 (Allen-Bradley® のサーボドライブの電源、 性能、 環境、 認可、 寸法図、 アクセサリ ) が記載されています。

MP-Series Electric Cylinder Replacement Parts Installation Instructions (Pub.No. MPAR-IN002)

アクチュエータシリンダ、 モータ、 カップリング、 ベルトの交換に関する情報。

MP-Series Brushless Servo Motor Installation Instructions (Pub.No. MP-IN001)

100 ~ 165mm フレームサイズ MP シリーズ低イナーシャモータの取付けに関する情報。

MP-Series Brushless Servo Motor Installation Instructions (Pub.No. MP-IN006)

スモールフレーム (75mm) MP シリーズ低イナーシャモータの取付けに関する情報。

Kinetix 2000 Multi-axis Servo Drive User Manual (Kinetix 2000 多軸サーボドライブ ユーザーズマニュアル ) (Pub.No. 2093-UM001)

電動シリンダおよび Kinetix 2000 ド ライブ付きサーボ ・ ド ライブ ・ システムの取付け、 設定、 始動、 およびト ラブルシューティングの方法に関する情報。

Ultra3000 Digital Servo Drives Installation Manual (Ultra3000 デジタル ・サーボ ・ ド ライブ  インストレーショ ンマニュアル ) (Pub.No.2098-IN003) Ultra3000 ド ライブの取付け、 設定、 およびト ラブルシュー

ティングの方法。Ultra3000 Digital Servo Drives Installation Manual (Ultra3000 デジタル ・サーボ ・ ド ライブ  インストレーショ ンマニュアル ) (Pub.No.2098-IN005)

Kinetix 6000 Multi-axis Servo Drives User Manual (Kinetix 6000 多軸サーボドライブ ユーザーズマニュアル ) (Pub.No. 2094-UM001)

電動シリンダおよび Kinetix 6000 ド ライブ付きサーボ ・ ド ライブ ・ システムの取付け、 設定、 始動、 およびト ラブルシューティングの方法に関する情報。

Kinetix 300 EtherNet/IP Indexing Servo Drives User Manual (Kinetix 300 EtherNet/IP インデキシング ・サーボ ・ ド ライブ ユーザーズマニュアル )(Pub.No 2097-UM001)

電動シリンダおよび Kinetix 300 ド ライブ付きサーボ ・ ド ライブ ・ システムの取付け、 設定、 始動、 およびト ラブルシューティングの方法に関する情報。

Kinetix 6200 and Kinetix 6500 Modular Multi-axis Servo Drive User Manual (Kinetix 6200 およびKinetix 6500 モジュール式多軸サーボドライブ ユーザーズマニュアル ) (Pub.No. 2094-UM002)

電動シリンダおよび Kinetix 6200 または Kinetix 6500 ド ライブ付きサーボ ・ ドライブ ・ システムの取付け、 設定、 始動、 およびト ラブルシューティングの方法に関する情報。

Motion Analyzer ソフ トウェアは、 http://www.rockwellautomation.com/en/e-tools からダウンロードできます。

アプリケーショ ン分析ソフ トウェアによるドライブおよびモータのサイズ選択

SERCOS and Analog Motion Configuration and Startup User Manual (Pub.No. MOTION-UM001)

ControlLogix® および CompactLogix™ SERCOS Interface モジュールの設定およびト ラブルシューティングの方法、 および原点から トルクレベルまでのシーケンスの使用方法に関する情報。

System Design for Control of Electrical Noise Reference Manual (Pub.No. GMC-RM001)

電気ノイズから生じるシステム障害を最小限にするための設計情報、 例、 手法

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MP シリーズ電動シリンダ ( シリーズ B および C)

Notes:

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マニュアルに関するご意見や要望

お客様のコ メン トは、 お客様のニーズに合ったマニュアルを提供するために役立ちま

す。 マニュアルの改善についてご提案があれば、 http://literature.rockwellautomation.com/idc/groups/literature/documents/du/ra-du002_-en-e.pdf の 「How Are We Doing?」 フォーム

にご記入のうえお送り ください。

テクニカル ・

サポート ・

センター

ナレッジベースの記事、操作方法の動画、 FAQ、チャ ッ ト、 ユーザフォーラム、 および製品更新通知。

https://rockwellautomation.custhelp.com/

地域のテクニカル

サポートの

電話番号

お住まいの国の電話番号が掲載されています。

http://www.rockwellautomation.com/global/support/get-support-now.page

直接ダイアル

コード

製品の直接ダイアルコードが掲載されています。 このコードを使用すると、 テクニカル ・サポート ・ エンジニアに直接電話がつながります。

http://www.rockwellautomation.com/global/support/direct-dial.page

文書ライブラリ

インスト レーショ ンインスト ラクシ ョ ン、 マニュアル、 カタログ、 およびテクニカルデータ。

http://www.rockwellautomation.com/global/literature-library/overview.page

製品互換性および

ダウンロード

センター (PCDC)

製品の相互作用に関する情報の取得、 特長や機能の確認、 および対応するファームウェアの取得が可能です。

http://www.rockwellautomation.com/global/support/pcdc.page

Allen-Bradley、 ControlLogix、 CompactLogix、 Kinetix、 MP-Series、 Rockwell Software、 Rockwell Automation、Studio 5000 Logix Designer、 および Ultra3000 は、 Rockwell Automation, Inc. の商標です。

Rockwell Automation に属していない商標は、 それぞれの企業に所有されています。

ロッ クウェル ・ オート メーシ ョ ンは、 以下の Web サイ トで製品の環境に関する最新情報を公開しています。http://www.rockwellautomation.com/rockwellautomation/about-us/sustainability-ethics/product-environmental-compliance.page

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