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2019/7 情報提供・相談支援部会事務局 1 第 12 回都道府県がん診療連携拠点病院連絡協議会 情報提供・相談支援部会 事後アンケート集計結果 ※成人都道府県がん診療連携拠点病院 48 施設より回答が得られています。 【回答結果】 問2 「がん相談支援センターPDCA実施状況チェックリスト共通項目案(資料5)」では、 病院管理者や相談支援センター管理者を主語にした項目が複数設けられています。それら の項目について、実際に、病院管理者や相談支援センター管理者からの理解や支援を得るた めに、必要と思われることがありましたら教えてください。<複数選択可> 10.4% 4.2% 60.4% 87.5% 0.0% 20.0% 40.0% 60.0% 80.0% 100.0% 3.相談員側からのアプローチで理解や支援が得られる と思われるので、外部からのアプローチは必要ない 2.情報提供・相談支援部会長名で、各拠点病院の幹部 に対し、協力依頼や通達が出される 1.都道府県がん診療連携拠点病院連絡協議会長名で、 各拠点病院の幹部に対し、協力依頼や通達が出される 4.その他 ,42施設 ,29施設 ,2施設 ,5施設 N=48

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Page 1: N=482019/7 情報提供・相談支援部会事務局 1 第12 回都道府県がん診療連携拠点病院連絡協議会 情報提供・相談支援部会 事後アンケート集計結果

2019/7 情報提供・相談支援部会事務局

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第 12回都道府県がん診療連携拠点病院連絡協議会 情報提供・相談支援部会

事後アンケート集計結果

※成人都道府県がん診療連携拠点病院 48施設より回答が得られています。

【回答結果】

問2 「がん相談支援センターPDCA実施状況チェックリスト共通項目案(資料 5)」では、

病院管理者や相談支援センター管理者を主語にした項目が複数設けられています。それら

の項目について、実際に、病院管理者や相談支援センター管理者からの理解や支援を得るた

めに、必要と思われることがありましたら教えてください。<複数選択可>

10.4%

4.2%

60.4%

87.5%

0.0% 20.0% 40.0% 60.0% 80.0% 100.0%

4.その他

3.相談員側からのアプローチで理解や支援が得られる

と思われるので、外部からのアプローチは必要ない

2.情報提供・相談支援部会長名で、各拠点病院の幹部

に対し、協力依頼や通達が出される

1.都道府県がん診療連携拠点病院連絡協議会長名で、

各拠点病院の幹部に対し、協力依頼や通達が出される

4.その他

,42施設

,29施設

,2施設

,5施設

N=48

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問 2-1 その他の回答

整備指針で明記されていることであり、他の追加項目を含めて周知する方がよい。

行政からの対応依頼通知や協力(支援)など。

岐阜県がん診療連携拠点病院協議会において、協議会長より直接院長へ説明してもらい

たい

国と府のがん対策推進計画の実現に関与することであるため、各都道府県がん対策主管

課から各拠点病院の幹部に対し、協力依頼や通達が出される

高知県では、情報提供相談支援部会から高知がん診療連携協議会へこの病院管理者を主

語とした PDCA チェックリストを活用したいと審議を依頼する予定。承認が得られれば、

次年度以降は提案されたチェックシートに県独自項目を追加した形で活用していく予

定。

実務担当者会で相談をした。基本的には、1に賛成であり、全体を通して管理者が理解を

してもらい、活動の後押しをしてもらうことが重要であると感じる。それぞれの項目に主

語として、病院管理者・センター管理者があると、かえってやりにくさを感じるという意

見がでた。

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問 3 次期がん対策推進基本計画や拠点病院整備指針に向けて、チェックリストの基本は

全国共通版(資料 5)とし、各都道府県で必要項目を追加する方向性としていくことに対

して、どのように思われるかお聞かせください。

※3「都道府県内で作ったチェックリストがあるため、次期整備指針の検討が始まる 2022

年頃までの間に、資料 5を導入することはできない」は回答なし。

20施設,

42%

13施設,

27%

7施設,

14%

8施設,

17%

集計1.資料5に、適宜必要項目を追加して、

都道府県内で運用していく予定である

2.都道府県内で作ったチェックリスト

があるが、両者の要素統合を検討する期

間を経て、導入していくことは可能であ

4.拠点病院等からチェックリストを用

いて評価をしていくことへの合意が得ら

れておらず、資料5を導入できるかの見

通しが立っていない

5.その他

N=480%

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問 3-1 その他の回答

現時点では国立がん研究センターがん対策情報センターから提案された資料の意図や目

的を理解するための意見交換の時間がとれたばかりである。都道府県で作成したチェッ

クリストと両者の要素統合をするのかどうかはこれから検討をしていく予定であり、方

向性は未定である。

府内相談支援部会で図る話であり、即答しかねる。この設問も何か意図的なものがある

のではないかと考えてしまう。

後日開催される相談支援部会で検討し、判断することとなる。

6 月はじめ県相談支援分科会に今年度の活動計画について情報共有をした。その場でリ

ストの紹介し、リストを用いて再度自施設の評価をし、年度計画に活用してほしいと提

案した。利用については各医療機関の判断次回の分科会で利用については確認を予定し

ている。

一部の項目の追加について検討することは可能かと思います。今回ご提案いただいたチ

ェックリストが、そのまま PDCAサイクルの取り組みになるところに違和感を感じま

す。全国で統一することを求めておられるようでしたが、地域や各医療機関により特色

があり、当県では他院と比較するものではないというスタンスでやっております。

拠点病院は実施が求められている内容であるため検討する時間を経て導入することが必

要とは思うが、県指定の推進病院(準拠点)にはハードルが高く、がん相談支援専門部

会で共通のチェックリストを活用するには難しさを感じる。例えば、国指定都道府県拠

点向け、地域拠点向け、県指定準拠点向けのチェックリストが一枚におさまるようなも

のを検討する必要があると思う。

県内では、PDCA サイクルを用いた相互チェックは行っていたが、チェックリストは用

いていなかった。各拠点病院にチェックリストが存在するのかや、導入することに対し

ての意見が確認できていない

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問 4 今回の部会では、小児がん拠点病院の相談支援部会の方々にもご出席いただきまし

た。本部会において、小児部会の動向に関する情報提供や、小児部会委員の方々との情報

交換について、今後どのくらいの頻度で実施するのがよいと思われますか。

問 4-1 その他の回答

部会の場でなく、話しやすい研修や意見交換会の企画などで支援実務についての意見交

換がしたいし、必要。医療の話が含まれるとそこから進められないように思われた。

小児拠点病院の新規申請・更新年の翌年度(1回/4年)のみでもよいのではないか。

小児部会と当部会で相互の情報共有は毎回実施して欲しいが、双方委員の対面による意

見交換は 2~3 年に一度に設定しておき、重要案件がある際は臨時に開催してはどうか。

5施設,

10%

30施設,

63%

7施設,

15%

3施設,

6%

3施設,

6%

集計

1.毎回(1年に2回)

2.1年に1回

3.2~3年に1回

4.ブロック内や県内で情報交換

できているので、必要ない

5.その他

N=48

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問 5 「ブロック毎の小児・成人拠点病院の情報交換」について、感想やご意見などをお聞

かせください。<200 字以内>

自施設で小児がんを扱っていないので,小児部会からの情報の有効利用が出来ない

双方の現状や課題を、生の声として聴きあうことができて、大変有意義でした。今後とも

引き続きよろしくお願い致します。

AYA 世代への支援は成人拠点病院としても取り組むべき課題であるが、症例数が少なく、

なかなか取り組みが進まない状況である。まずは小児拠点病院との交流を図り、どんなニ

ーズがあるのか、課題はどこにあるのか、困ったときの相談窓口はどこかなどを定期的に

ブラッシュアップしていく必要があると感じた。

・各県の小児、AYA 世代のがん患者の相談支援の現状を知ることができて良かった。・小

児、成人拠点病院と情報を共有し、統一した支援を検討出来ればよいと思う。

・他施設の状況など聞けて参考になりました。・小児、成人の各々の病院の課題や問題を知

ることができ、連携するには情報提供体制を作ることが大事だとわかりよかったです。

定期的にあったほうがよい、と思います。事例の共有や対応に関する勉強の機会にしたい。

数年に1回ならよいと思います。

ブロック毎の小児・成人拠点病院の情報交換に参加し各県の小児がん相談支援体制につい

て情報共有ができた。当院は小児の専門相談員がいないため勉強会の参加や小児がん相談

部会参加の必要性を感じた。

初めての試みで、今回は顔合わせができてよかったと思いました。当院は成人も小児も診

療しておりますが、小児については相談が少なく、他県のお話を伺い、ニーズの掘り起こ

しが必要だと感じました。

これまで小児がん拠点病院と連携がなく情報共有の機会もほとんどなかったため、今回の

情報提供・相談支援部会は大変有意義な機会であった。小児がんは治療中だけでなく、晩

期障害やその後の就学・就労など抱える問題も多岐にわたる。今回、相談員として何がで

きるかを考える一助となった。

東海北陸ブロックの小児がん拠点病院は 3 か所に増えたものの、がん相談支援センターの

相談員が小児がん拠点病院のがん相談員と情報交換を行う機会は乏しい現状にある。

福井県には小児の拠点病院がないが、情報交換会があることで情報を得ることができ、知

識の向上につながった。

情報交換の場は、顔の見える関係ができたこと、それぞれの取り組みのよいところをお互

いが気づく上ではよかったと思います。また一方では小児がん患者へのかかわりは施設に

よってばらつきがあり、基本はブロック内での情報交換ができるとよいと思いました。

aya 世代の相談対応するにあたり、参考となる情報収集ができ、よい機会だった

部会として、他に議論することがないのであれば、小児拠点病院との情報交換をしてもよ

い。

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県内でも、このテーマに取り組みたいと思い、実際に、今年度の研修のテーマに組み入れ

た。

小児がん経験者の相談については、当院もほとんど相談がないのが実情です。県内のがん

拠点病院も同様で、現時点では、今の業務に追加して共有を図ることは困難という意見も

あります。現時点では、情報提供相談支援部会で情報交換した内容を、県の相談支援部会

で報告をするなどして、全国の状況や取り組みを知っていくことが良いかと考えておりま

す。

小児の問い合わせを受けたことはなかったが、勉強になった。小児成人の連携について整

備されてくるとは思うが、今後、実務者レベルでの交流が速やかな対応につながると思う

ので、定期的に顔合わせができるといいのではないかと思う。

小児患者や小児がんの医療施設からの相談件数が少ない。小児拠点病院での困りごと、現

状の様子を少し知る機会になった。支援が必要であると思うがその中でも医療連携に関す

る事項は地域ごと(ブロック)で具体的に検討を進めていってもいいのではないかと思う。

近況理解と今後のネットワーク形成に役立つました

当院は主に成人がんを診療している医療機関であり、小児がん診療病院とはほとんど連携

はなかった。日々相談支援をさせていただいている中で、晩期合併症や就労、妊孕性など

小児がんサバイバーの方からの相談も少なからずある。今回近畿ブロックでの小児・成人

拠点病院相談員の方々との情報交換の場は非常に有意義でした。

小児がんを扱っていないがん診療連携拠点病院は,問題点や課題が自施設とかなり異なっ

ており,情報の共有が難しい

当院は小児、成人拠点病院であることから、がん相談支援センターと小児がん相談支援セ

ンターが同じフロアにあり意見交換や情報共有できている。他病院が小児がんの動向につ

いて知らないことで、AYA 世代の支援が円滑に進まない要因となるのではないかと感じ

た。今後も、ブロック毎の成人、小児領域の情報共有が必要と感じた。

小児がん拠点病院の相談員がどのような支援を行っているか、どのような相談が寄せられ

ているのかを具体的に知る機会となってよかった。

特に AYA 世代の問題は共通しており、有意義な意見交換ができた。近畿ブロック内でも行

っていきたいと考えている。

今回議題に挙がったことをきっかけに、院内、部会内で小児がん相談との連携について議

論することが出来、今後具体的な連携についても検討していくこととなった。毎回でなく

ても良いが、一定の頻度で小児がん相談との連携のことが話題に挙がることで、新たな取

り組みにつながることもあると思うので。ぜひ協同する場面を継続して頂きたい。

小児拠点病院の現状と今後の連携の必要性が理解でき良い機会となった。今後も継続して

情報交換が出来るとよいと思う。

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取り組みの共有ができてよかったです。

岐阜県には、小児拠点病院がなく今まで交流をすることがなかった。お互いに情報交換を

行うことで連携の必要性を確認することができた。今後も定期的に交流を開催していただ

けたら幸いです。

情報交換することで、互いの活動を知ることができてよかったと思います。

普段小児がんの相談支援に携われていないので、県内の小児がんの相談支援や医療提供体

制の課題について準備できていればよかった。お互いに期待することがもう少し具体的に

話し合えたと思う

ディスカッションが盛り上がったときに時間が来てしまうので、もう少し話し合う時間を

設けてほしいです

情報交換に向けて、自施設、自県の小児がんやAYA世代の現状について、小児科医や婦

人科医から直接情報を得、現状を正しく把握する貴重な機会となった。他県の状況を伺い、

課題と捉えていることに大きな違いはないことがわかった。部会では、自県の現状、情報

交換会での内容を報告し、情報共有することができた。

当院に小児科がないため、日常の相談対応は小児拠点病院や大学病院等を紹介することに

なるが、現状や課題の把握や窓口担当者との関係があれば、成人拠点病院として相談があ

った際でも幅広い丁寧な対応が可能になると感じた。

各施設の現状報告を受け、成人拠点において小児・AYA世代の相談件数は少なく、小児

拠点がある県拠点病院で相談がほぼ完結していることがわかった。しかし、小児拠点病院

の現状や課題を考えると成人拠点として連携や支援の必要性を感じた。

小児・成人の各々の病院の課題や問題を知ることができ、連携するには情報提供体制を作

ることが大事だとわかりよかったです。

情報交換は必要だと思いますが、ブロック毎のディスカッション時間を設ける必要がある

のかはよくわかりませんでした。ブロック内の医療機関が多く、ディスカッションが難し

いためそのように感じたのかもしれません。

和歌山県に小児拠点がないため情報交換が十分にできず、機会をいただければありがたい

です。

現在、ブロックでWeb会議を開催いただいておりその場で情報交換ができるしくみを作

っていただいている。

情報交換の機会を設けていただきありがとうございます。時間や会場などの設営について

ご検討をお願いします。ブロック単位でも人数が多いので、もう少し話し合いの時間が確

保できるとよいと思います。また、事前に情報交換のテーマや議題等について周知いただ

くと準備もできて効果的であると思います。

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3年前から近畿ブロックでの小児がん相談員研修会に参加して一部の相談員のかたとは面

識があり、情報交換しやすかった。小児がん患者 AYA 世代への支援について検討中であり

実務者の方からの発言や現状での課題については大変参考になる貴重なご意見が聴けた。

小児病院は患者からの相談を待つのではなくこちらから出向き介入していく点が成人病院

と違うと感じました。

各県の拠点病院および県内の病院の背景が異なるため、情報交換に参画できない場合があ

る。

地域や小児・成人がん拠点病院におけるAYA世代がん患者の現状や課題について理解す

ることができました。ネットワークを活用し、地域全体でAYA世代がん患者への支援に

ついて取り組みを推進できればと思います

小児と成人の拠点病院の連携が必要で有り、十分に連携が行なわれていないことが、今回

の協議会で知ることができた。トランジッションに、相談員の果たす役割は大きく、課題

の解決策をできるだけ多く出して検討する必要があると思われ、情報交換の頻度はできる

だけ多い方が良いと思う。

小児拠点の実情や連携の課題が見えていないことを感じた。長野県においては、当院小児

科と長野県立こども病院が強固なネットワークを有しており、小児がんに関する相談は多

くない。小児・成人拠点の情報交換を通して課題が明確になれば良いと感じた。

小児科を持つがん診療連携拠点病院として、大変参考になりました。このような機会を通

して、関係機関と顔がみえる関係ができると連携がとりやすいと思います。

支援の視点や利用する資源等、成人と小児の大きな違いを知ることができ有意義な機会で

あった。

小児がん患者への相談支援の現状を情報共有することができたことは、今後連携について

考えていくうえでとても有意義でした。

医療機関ごと、あるいは県内の体制がそれぞれ異なる状況であることが理解できた。また

実際の相談件数も、かなりの偏りがあり。今後はブロック単位で実施される研修会などで、

少しでも問題を共有し、現場にフィードバックしていく必要があると感じた。

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問 7 現在、第 1 回~11 回までの部会の議事要旨(一部要約)を、一般公開ページに掲載し

ています。部会終了後、議事要旨が公開されたあとの活用状況について教えてください。

問 7-1 その他の回答

相談支援部会での報告ですべての資料が準備できない場合などは公開ホームページを

参照してもらうよう案内している。

今年 4 月着任しましたので今後活用していきます部会活動を理解して自施設、県内の活

動の方向づけを行うために必要と考えます。

1.については必要時程度であり府部会の報告はスライド資料中心に活用している。府

部会長および府部会事務局は国部会に臨席しているため要約を確認せずともスライド

を確認すれば議論の記憶が蘇っている。ただしと都道府県がん診療連携拠点病院以外の

国指定拠点病院がん相談支援センター関係者は、要旨および逐語録を参照して自施設へ

の報告に用いていると聞いている。

相談支援部門内で綴り共有している。

10%

2%

52%

81%

0% 20% 40% 60% 80% 100%

4.その他

3.ほぼ使用していない

2.自施設内での報告に使用している

1.都道府県内の相談支援部会・実務者会等

での情報共有に使用している,39施設

,25施設

,1 施設

,5 施設 N=48

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問 8 現在、第 1 回~11 回までの部会の議事録(逐語録ベース)を、部会委員限定ページに

掲載しています。部会終了後、議事録が公開されたあとの活用状況について教えてください。

問 8-1 その他の回答

議事録のホームページ掲載が遅いため、ほとんど活用されていない

相談支援部会で実務者に報告をするための準備として、詳細を確認したいときなどに活

用し手持ち資料としている。

1.については必要時程度であり府部会の報告はスライド資料中心に活用している。府

部会長および府部会事務局は国部会に臨席しているため要約を確認せずともスライド

を確認すれば議論の記憶が蘇っている。ただしと都道府県がん診療連携拠点病院以外の

国指定拠点病院がん相談支援センター関係者は、要旨および逐語録を参照して自施設へ

の報告に用いていると聞いている。

必要時、使用している

県内の実務担当者会前に、確認のために利用している。

13%

19%

42%

60%

0% 20% 40% 60% 80%

4.その他

3.ほぼ使用していない

2.自施設内での報告に使用している

1.都道府県内の相談支援部会・実務者会

等での情報共有に使用している,29施設

,20施設

N=48

,9 施設

,6 施設

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問 9 その他、情報提供・相談支援部会についてのご意見・ご要望(話し合いたいテーマ

等)がございましたらお聞かせください。<200 字以内>

地域相談支援フォーラムの報告や厚労省の報告が主となっているが、成人拠点病院間、ブ

ロック単位で情報共有を図る機会があってもよい。

県部会で問7問8の資料のほか、全体スライドを使用することがある。必要なスライドだ

け利用したいが、ロックがかかっており?編集しにくい。利用しやすいようにしてほし

い。

がん相談支援スタッフに対するがんゲノム医療の相談に対するスキルアップを目的とした

研修会を開催して欲しい.

新整備指針に伴いどのように相談支援センターとして体制を整えていくべきか、特にゲノ

ムや AYA 等は都道府県がん拠点と地域がん拠点でも相談支援や体制に温度差がありま

す。現状の中での均てん化に向けた好事例の紹介やサポートをお願いしたいと思います。

部会要旨や議事録は、会議内容を再確認し全国で統一した情報を共有することができるた

め、県の部会においても中央での検討や意見交換など情報の共有に活用させていただいて

おります。情報提供や共有、意見交換をしたいテーマについては下記のとおりです。ピア

サポーターの育成(発掘)や支援等について文部科学省とのがん教育支援についてよろし

くお願いいたします。

各県での患者会との連携や、地域関係機関との連携で好事例の紹介いただけると今後の活

動の助けになります

中釜理事長から、持続可能な方法、効率的な方法を考えていきましょうというお話があり

ましたが、今後の相談と連携のさらなる充実のためには、ICT(情報通信技術)の導入は

不可欠と思われ、そのような取組みの情報交換もできると良いかと思います。

PDCA チェックリスト共通項目の集約に伴う事務負担軽減のためのシステム開発が行わ

れるとよいと思います。

福井県にあった PDCA実施状況チェックリストを福井県相談員ワーキングにて作成し運

用する予定であったが、国の統一した PDCA チェックリストに移行したいという国の方

針に従って、相談員ワーキングで検討し、今年度は「がん相談支援センターPDCA 実施

状況チェックリスト共通項目案(資料5)に統一することになった。今度話し合いの結果

でチェックリストの内容変更があっても、国の方針に合わせていく予定である。

前回の会議、および結末をメール本文で拝見し、率直に感じたことを申し上げます。がん

患者を支える最前線の相談員を支える姿勢が感じられません。相談員の質の向上もさるこ

とながら、両輪として相談員の地位向上も取り組まれてしかるべきと思いますが、その姿

勢がこちら側に伝わらない程度であることが非常に残念です。

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PDCA 実施状況チェックリストについて、EXCEL内に表記できませんでしたので、こち

らに記載いたします。3段階評価の項目について「実施困難であった理由」を記載する項

目を作成すると、現状や課題が明らかになるのではないか、という意見が揚がりました。

ご検討をお願いいたします。