小山nc0501
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ポイント• 排出枠、排出権とは?• 外国企業の排出枠取引への参加のメリットとデ
メリットは?• 個人が参加することで何のメリットとデメリッ
トが? を踏まえて
• 日本政府は排出枠取引にどれほどの期待をするべきか?
• 今回の政府の施策は正解といえるのだろうか?• この施策を推進するためにメディアがとるべき
方針はどのようなものだろうか?
排出権取引とは排出量取引とは、各企業・国などが温室効果ガスを排出することのできる量を排出枠という形で定め、排出枠を超えて排出をしてしまったところが、排出枠より実際の排出量が少ないところから排出枠を買ってくることを可能にし、それによって削減したとみなすことができるようにする制度のことを指します。
いくつかの方式がありますが、最も一般的なものとしてキャップ・アンド・トレード型 というものがあります。これは以下の図によって説明します。
考えられる外国企業の排出権取引への参加のメリットとデメリット
メリット外国企業が参加するということは全体として市場が大きくなるということ。取引が全体として活発になる。
デメリット撤退・参入の繰り返しによる信頼性の低さ外国でサブプライムなどの問題が起きたときに国内市場にまで影響が出ること。
考えられる個人が参加することのメリットとデメリット
メリット
基本的には外国企業の参入と同じと思われる。
つまり市場が大きくなり、取引が全体として活発になる。
デメリット
個人なので全体の大きさがそこまで大きくはない。
信用も企業の比ではない。