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Ver1.0.1 Network Storage Recovery User’s Manual for IODATA Recovery-angel.jp このソフトウェアは などの障害が発生しているIODATA製NASのデータの復旧をお試し頂けます。

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Page 1: Network Storage Recovery...Network Storage Recovery for 1 Recovery-angel.jp IODATA 注意事項 本ソフトウェアは ネットワーク経由の復旧専用 です。本ソフトウェアの使用により

Ver1.0.1

Network Storage RecoveryUser’s Manual

for IODATA

Recovery-angel.jp

このソフトウェアは

などの障害が発生しているIODATA製NASのデータの復旧をお試し頂けます。

Page 2: Network Storage Recovery...Network Storage Recovery for 1 Recovery-angel.jp IODATA 注意事項 本ソフトウェアは ネットワーク経由の復旧専用 です。本ソフトウェアの使用により

1Network Storage Recovery for

Recovery-angel.jp

IODATA

注意事項

本ソフトウェアはネットワーク経由の復旧専用です。

本ソフトウェアの使用により自動的にデータの一部領域が変更されます。

ネットワーク経由での復旧作業を行うことができます。

Nas Navigator で表示されない場合は、本ソフトウェアで復旧する

ことはできません。

本ソフトウェアを使用して、作業用コンピュータに接続されたデバイ

スの復旧作業を行うことはできません。

本ソフトウェアを起動してNASにアクセスすることにより、自動的に

エージェントファイルの書き込みを行います。

エージェントファイルの書き込みにより復旧データが消失する等の影響

はありませんが、再起動後のNASの正常動作に影響を及ぼす可能性があ

ります。

本ソフトウェアはESD版に比べてスキャンに時間がかかります。

物理障害が発生しているディスクは復旧作業に使用しないでください。

ネットワーク経由で復旧作業を行うため、ローカル環境で作業する復

旧天使Stadard/Standard RAID ESD製品に比べて、スキャンに時間

が掛かります。

ディスクに物理障害が発生している可能性がある場合は、ネットワー

ク経由での長時間作業はデータ損失のリスクを増大させますので、

ローカル環境に切り替えて復旧作業を行って下さい。

ディスクから異音がしている場合など、ディスクに通電することによっ

てプラッターに回復不能な損傷を与える可能性のあるときは、本ソフト

ウェアで無理に作業は行わずに、NASをシャットダウンしてローカル環

境で復旧天使Standard RAIDをご利用下さい。

本ソフトウェアはWindows環境専用です。

本ソフトウェアはネットワーク用のウィザードモードのみ使用できます。

本ソフトウェアを使用するための作業用コンピュータは、Windows

環境が必要です。

Mac OSやLinux環境で使用することはできません。

本ソフトウェアで、アドバンスドモードなど他のモードを選択すること

はできません。

本ソフトウェアは復旧データの保存先としてネットワークディスクを指定することはできません。

本ソフトウェア終了後にNASを使用するには再起動が必要となります。

データ保存用メディアは、作業用コンピュータにUSBケーブルなどで

接続する必要があります。

再起動によってディスクの状態が悪化したり、データにアクセスできな

くなる可能性があります。

Wizard

Only

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2Network Storage Recovery for

Recovery-angel.jp

IODATA

ご利用前の準備

新規会員登録

Webサイト(http://www.recovery-angel.jp)にアクセスし、TOPページの「ログイン」から「新規会員登録」ページを表示させ、会員登録に必要な情報を入力して「送信」ボタンをクリックします。

※この段階では会員登録手続きは完了していません。

登録メールアドレスに「新規会員登録認証メール」が送信されますので、受信したメールを開いて本文テキスト内のURLをクリックすれば会員登録が完了します。

※URLをクリックできない場合は、URLをコピーしてブラウザに貼り付けて開いて下さい。

ライセンス購入

「ネットワークストレージ復旧」を起動して「ライセンス」アイコン→ 「ライセンスの購入」とクリックします。 ※新規会員登録後、そのまま購入手続きに進むこともできます。

復旧天使Webサイトの「ソフトウェア製品の購入」ページが開きますので、ログイン画面で会員IDとパスワードを入力してログインします。

※会員登録手続が完了していない場合、ログインすることはできません。

ログイン後の画面で「データ復旧までの流れ」の下にあるタブで「ネットワークストレージ復旧」タブを選択し、「製品の詳細はこちら」をクリックして「ソフトウェア案内」ページに進みます。

「購入する」ボタンをクリックすると「ソフトウェア製品の購入」ページに進みますので、そのまま画面の内容に従って購入手続きを行います。

※会員登録をしていない場合は、ログイン画面が表示されます。

ラインセス登録

復旧天使Webサイトでログインし、会員IDボタン(元のログインボタン)をクリックして「マイページ」を選択します。

「ネットワークストレージ復旧」を起動して復旧対象のNASを選択し、パスワードを入力して接続します。ストレージ選択画面が表示されたら、画面右上の「ライセンス」アイコンをクリックしてライセンス登録画面を表示させます。

ライセンス登録画面の「NAS デバイスID」欄に表示されているコードを全て選択して、ショートカットキーでコピーします。

※Ctrl+Cでコピーします。※マウス操作ではコピーできません。

Webサイトの「マイページ」画面で、コピーしたコードを「NAS デバイスID」欄にショートカットキーで貼り付けて「作成する」をクリックします。

※Ctrl+vで貼り付けます。※マウス操作での貼り付けはできません。

「ライセンスコード」欄にライセンスが表示されたら、表示されたライセンスコードを全て選択してショートカットキーでコピーします。

※Ctrl+Cでコピーします。※マウス操作ではコピーできません。

「ネットワークストレージ復旧」のライセンス登録画面で「ユーザー名」欄に任意のユーザー名を入力し、「認証コード」欄にコピーしたライセンスコードをショートカットキーで貼り付けます。

※ユーザー名は任意の名前で登録することができます。※Ctrl+vで貼り付けます。※マウス操作での貼り付けはできません。

「ライセンス登録」ボタンをクリックして登録完了メッセージが表示されたら、ライセンス登録作業は完了です。

※エラーメッセージが表示される場合は、入力した認証コードが誤っているか、異なるエディ

ションに登録しようとしている可能性があります。

もう一度入力した認証コードと起動している「ネットワークストレージ復旧」のエディショ

ンを確認して下さい。

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IODATA

RAID崩壊の場合の注意

RAID崩壊モード

IODATA LANDISK がRAID崩壊した場合RAID崩壊モードとなり、その状態ではMagical Finderにも表示されないため「ネットワークストレージ復旧」を

使用してもデータにアクセスすることはできません。

RAID崩壊モードは固定IP(192.168.0.200)でアクセスしますので、作業用コンピュータのIPアドレスも変更してブラウザでアクセスするとRAID崩壊

モードの画面を表示させることができます。

RAID崩壊モードで強制起動するとデータが消失し、「ネットワークストレージ復旧」を使用してもデータが復旧されない可能性があります。

ローカル環境で作業が可能な場合は「シャットダウンする」を選択してNASの電源を切った後、復旧天使Standard RAIDを使用して復旧作業を行って下

さい。

作業用コンピュータの「ネットワークと共有センター」などのネットワーク設

定画面を開きます。

a-0※Windowsのエディションにより操作方法が異なります。

ここではWindows10での操作方法をご案内しています。

「アダプター設定変更」→対象のネットワークを右クリック→「プロパティ」

→インターネットプロトコルバージョン4(TCP/IPv4)→「プロパティ」→

次のIPアドレスを使う

a-1

IPアドレス: 192.168.0.200以外

サブネットマスク 255.255.255.0

ブラウザを起動して「192.168.0.200」でアクセスし、RAID崩壊モードで起

動します。

作業用コンピュータのIPアドレスを元に戻し、Magical Finderを起動してNAS

が表示されていることを確認したら、ブラウザをクリックして管理画面を開き

ます。

エージェントファイルのインストールの準備が整いました。

次ページのエージェントファイルのインストール手順に従ってインストールし

て下さい。

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IODATA

エージェントファイルのインストール

エージェントファイルを復旧対象のNASにインストールする

「ネットワークストレージ復旧」で復旧対象のNASにアクセスするためには、エージェントファイルのNASにインストールする必要があります。・HDL-GT/HDL-GTRシリーズでは必須の作業となります。・HDL-XRシリーズは「ネットワークストレージ復旧」を起動してもNASが表示されない場合のみインストールします。「ネットワークストレージ復旧」を起動する前に、エージェントファイルをNASにインストールして下さい。エージェントファイルがインストールされていない状態では、「ネットワークストレージ復旧」を起動しても復旧対象のNASは表示されません。エージェントファイルをNASにインストールすると、復旧対象のNASのシステムパーティションの一部に上書きを行います。復旧作業完了後は、インストールしたエージェントファイルをアンインストールする作業を行って下さい。

Magical Finder を起動し、Web管理画面を開きます。

0-1

※IPアドレスが分かる場合は、ブラウザに直接IPアドレスを入力して開くこと

もできます。

管理者用ページを開いて、ファームウェア更新画面に進みます。

ファームウェアのファイル名欄の「参照」をクリックして、インストールするエージェントファイルを指定します。

0-2

※エージェントファイルは「ネットワークストレージ復旧」インストール時にインストール先として指定したフォルダ内にあります。デフォルトでは「C:/Program Files/復旧天使/manual」フォルダです。

※「復旧天使」フォルダ内には他にもエージェントファイルがありますが、指定するファイルは「manual」フォルダ内のエージェントファイルです。

指定するエージェントファイルは以下の通りです。HDL-GT/HDL-GTR : iodata-g-series-install.agentHDL-XR : iodata-non-permanent-install.agent

更新確認画面が表示されたら、OKボタンを押してインストールを開

始します。

NASの再起動したらインストール完了です。

0-3

インストール完了までの所要時間(目安)

HDL-GTシリーズ: 4.5分~5分程度

HDL-GTRシリーズ: 4.5分~5分程度

HDL-XRシリーズ: 15秒~30秒程度

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IODATA

ソフトウェアの起動

ソフトウェアの起動

スタートメニューに表示されたアイコンから起動します。

bソフトウェア管理から起動することもできます。

ソフトウェア管理

ソフトウェア管理の起動は、スタート画面の一覧などから行います(Windows

の場合)。

「C:Program files¥Common files¥SysDev Laboratories」フォルダ

(Windowsの場合)にある「softmanager.exe」ファイルを実行して起動する

こともできます。

「ネットワークストレージ復旧」を起動する場合は、ソフトウェア管理の起動

画面に表示されているエディションをクリックして、「ウィザードモードで

データを復旧」をクリックします。

「ネットワークストレージ復旧」をアンインストールする場合は、ソフトウェ

ア管理の起動画面に表示されている「ネットワークストレージ復旧」の中から、

アンインストールしたいエディションをクリックして、「アンインストール」

ボタンをクリックします。

全てのエディションをアンインストールをすると、ソフトウェア管理をアンイ

ンストールすることができるようになります。

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IODATA

Step1 NASの選択

ネットワーク上から復旧対象のNASを選択する

「ネットワークストレージ復旧」を起動し、タブにNASが表示さ

れていることを確認します。

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※ネットワークが正常に接続されている必要があります。

復旧対象のNASを選択して「次へ」をクリックします。

※NASが表示されてない場合は、電源、ケーブルの接続を確認した後、「デバイスの更新」をクリックして下さい。

※Magical Finder 上でNASが表示されない場合は、本ソフトウェアでの復旧作業はできません。その場合は「復旧天使Standard RAID」での作業をお試し下さい。

パスワード入力画面が表示されますので、管理者権限のパスワードを入力して「接続」をクリックします。

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※管理者権限のパスワードは、Web管理画面のログインパスワードです。初期設定は「password」です。

※パスワードが不明な場合は接続できません。NASをシャットダウンして、復旧天使Standard RAIDでの作業をお試し下さい。

※管理者権限以外のパスワードを正しく入力しても接続できません。

※正しい管理者パスワードを入力してもエラーが表示される場合は、ソフトウェアを再起動した後、再度お試し下さい。

※他のコンピュータによるアクセスにより接続できない場合は「新しく接続を確立する」にチェックをいれて接続して下さい。※「新しく接続を確立する」は表示されない場合もあります。

※「データ保護のため、共有フォルダへアクセスできないように制限する」のチェックは入れたままにして下さい。

エラーが表示される場合

指定されたネットワークアドレスに接続できませんでした。 プログラムを一度終了し、再起動後にアクセスして下さい。

認証に失敗しました。(パスワードが間違っています) パスワードを誤入力したか、管理者パスワードではないパスワードを入力した可能性があります。

指定されたネットワークエージェントが、既存の接続のためにビジー状態です。

別のコンピュータで「ネットワークストレージ復旧」を使用してアクセスされている状態です。既存の接続を強制解除することでアクセスできるようになります。

復旧対象のNASが「ファイルシステムボリューム」タブに表示さ

れます。

以後の作業は、この画面から行います。

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IODATA

Step2 ストレージ・パーティションの選択

パーティションの選択

「ファイルシステムボリューム」タブに表示されているファイル

システムを選択して「次へ」をクリックすると、ファイルシステ

ム内のデータを表示させることができます。

ファイルシステムのアイコンをダブルクリックしても同様の操作

を行えます。

※ファイルシステムが表示されない場合は「デバイスの更新」をクリックして下さい。

※復旧対象のNASがRAID構成の場合、「ファイルシステムボリューム」タブに表示されるファイルシステムは、仮想RAIDで作成されたデータパーティションです。

※データのスキャンを行う場合は、「既存データを確認せずに、スキャン画面に移動する」にチェックを入れて「次へ」をクリックして下さい。

Step4へ

ストレージの選択

「ストレージデバイス」タブには、ストレージに内蔵されている物理ディスクが全て表示されます。

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また復旧対象のNASがRAID構成の場合は、自動で作成されたRAIDアレイも表示されます。

「ストレージデバイス」タブに表示されているディスクを選択して「次へ」をクリックすると、データのスキャンのステップに進み、選択したディスク全体からのスキャンを行います。

※ストレージを非表示にする場合は「ストレージの除外」をクリックします。

※自動でRAIDアレイが表示されない場合は、カスタムRAID設定を追加する場合は「カスタムRAIDの追加」をクリックします(P,11 参照)。

Step4へ

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8Network Storage Recovery for

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IODATA

Step3 データ確認と保存データの選択

データの確認

表示されたエクスプローラ画面で復旧したいフォルダやファイルがあ

るか確認します。

フォルダはダブルクリックすると開きます。

ファイルを開くには、データの保存作業が必要です。

※画像とテキストデータはプレビューすることができます。

6画像とテキストデータのプレビュー画面を開きます。

7現在のファイルを指定場所に保存することができます。

「クイック検索」機能を使用して、キーワードでスキャン結果をソートすることができます。

8

表示されているフォルダやファイル名が文字化けしている場合、「ファイル名のエンコードを変更」をクリックしてエンコード設定を変更することで文字化けが解消する場合があります。

【変更例】UTF-8 Unicode → ANSI/OEM –Japanese ,Shift-JIS

※エンコード設定を変更しても文字化けが解消されない場合は、フォルダやファイルの情報が損傷している可能性が高いと判断されます。ソフトウェアでは損傷したデータを修復することはできません。

エクスプローラ画面の中に希望データがない場合は「スキャン設定」をクリックしてデータのスキャンを行います。 10

Step4へ

保存するデータの選択

データを確認して保存したいファイルやフォルダがある場合は、該当のファイルやフォルダにチェックを入れて「選択した項目を保存する」をクリックします。

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※画面左のツリー構造のフォルダにチェックを入れると、中のデータをまとめて選択することができます。

※「全てを選択」をクリックすると、全データを一括して選択することができます。

Step6へ

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IODATA

Step4 データのスキャン

スキャン設定

スキャン設定画面でスキャン条件を指定します。

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※デフォルト設定では「クイックスキャンの実行」にチェックが入っています。

詳細スキャン・拡張子別スキャンを実行する場合は、クイックスキャンのチェック

を外して下さい。

クイックスキャン

筐体故障などが原因でデータにアクセスすることができない場合は、消失

データのスキャンは行わずに、クイックスキャンのみでデータにアクセス

できることがあります。

詳細スキャン

データの削除やフォーマットをしてしまった場合は、詳細スキャンを行う

必要があります。

拡張子別スキャン

拡張子別にスキャンを行うファイル復旧です。

フォルダ構造やファイル名は検索されませんが、詳細スキャンでは検索さ

れなかったデータが検索される場合があります。

※クイックスキャンのチェックを外すと「拡張子別スキャン」が表示されますので、

拡張子別スキャンを行う場合はチェックを入れて下さい。

「スキャン開始」をクリックすると、設定した内容でスキャンを行います。

データのスキャン

スキャンを開始すると、スキャン中の画面に切り替わります。スキャン中の画面では、進捗率や経過時間などが表示されます。

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※クイックスキャンの場合は、詳細スキャン・拡張子別スキャンは行いません。

※スキャンを途中で中止すると正しい結果は得られません。詳細スキャンの完了を待たずにスキップすると、消失データのスキャンは不完全な結果になります。不完全なスキャン結果からデータを保存しても、破損ファイルになるなど正しく復旧されません。

※スキャンが途中で止まる場合やスキャンが著しく遅い場合、NASのディスクの物理障害が発生している可能性があります。その場合はスキャンを速やかに中止して、データ復旧サービスにご相談下さい。

Step5へ

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IODATA

Step5 復旧するフォルダ・ファイルの選択

スキャン結果の確認

スキャンが完了すると、自動でエクスプローラ画面に切り替わり、ス

キャン結果が表示されます。

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スキャン結果のリストを保存する場合は「スキャン結果の保存」をク

リックして保存先を選択します。

16

保存したリストを開く場合は、スキャン設定画面(Step4参照)の「スキャン結果を読み込む」をクリックして保存したスキャン結果を指定して下さい。

保存するファイルの選択

エクスプローラ画面の各フォルダやファイルにはチェックボックスが表示されています。保存したいファイルやフォルダのチェックボックスにチェックを入れることで選択できます。

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保存したいファイルを選択したら「選択した項目を保存する」をクリックします。

Step6へ

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IODATA

Step6 保存データの確認と保存先の選択

保存データの確認

保存対象として選択したデータのファイル数と合計サイズが表示さ

れますので、間違いないか確認します。

18

※データを選択しなおす場合は、「ファイルの選択に戻る」をクリックして前のStepに戻って下さい。

※体験版で使用している場合、制限容量を超えるデータを指定した場合はメッセージが表示されます。体験版の制限容量内で保存する場合は、そのまま作業を続行して下さい。

※既に購入したライセンスがある場合は、ライセンス登録(P,2参照)を行うことで、体験版の容量制限を解除することができます。

ライセンス未購入の場合は「ライセンスを購入する」をクリックしてライセンス購入手続き(P,2参照)を行って下さい。

保存先の選択

データの保存先として表示されている場所から、保存対象として選択したデータのサイズ等を参考にしながら、任意の場所を選択します。

18

表示されているパーティションアイコンをクリックすると、そのボリュームの情報や空き容量などが表示されます。

選択しているデータサイズに対して空き容量が足りない場合はメッセージが表示されますので、他のボリュームを選択するか、前のStepに戻って保存対象の選択をやり直して下さい。

※ネットワークディスクを保存先に指定することはできません。

※復旧対象のNASに外部ストレージを接続している場合でも、当該ストレージを保存先に指定することはできません。

19 新しく保存用ストレージを追加した場合は「更新する」をクリックして下さい。

20 手動で保存場所を指定する場合は「保存場所を直接選択」をクリックして任意の場所を指定して下さい。

21 保存場所を選択したら「保存する」をクリックしてデータの保存を開始します。

Step7へ

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IODATA

Step7 データの保存

データの保存

データの保存を開始すると、画面にログが表示されます。

保存状況はログを見ながら確認して下さい。

完了のメッセージが表示されたら保存作業は完了です。

22

※エラーのログが表示される場合、そのデータは正常に保存できていない可能性が高いため、

※保存時間が短い場合、ログが表示されないこともあります。

※重複ファイルに関するメッセージが表示される場合、データの上書きによりデータが失われる危険性を回避するため、別の保存先を指定し直して保存することをお勧めします。

23 保存作業を中止する場合は「保存を中止する」をクリックして下さい。

24 ログを保存する場合は「ログを保存」をクリックして下さい。

25 保存場所を開くには「保存フォルダを開く」をクリックして下さい。

26 前のStepに戻って保存作業を行う場合は、「ファイルの選択に戻る」をクリックして下さい。

27 復旧作業を終了する場合は「終了」をクリックして下さい。

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13Network Storage Recovery for

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IODATA

エージェントファイルのアンインストール

エージェントファイルを復旧対象のNASからアンインストールする

「ネットワークストレージ復旧」 終了後、復旧対象のNASにアクセスするためにはNASにインストールしたエージェントファイルをアンインストールする必要があります。復旧作業完了後は、インストールしたエージェントファイルをアンインストールする作業を行って下さい。

※エージェントファイルのアンインストールにより、NASが作業前の状態に戻る訳でありません。

Magical Finder を起動し、Web管理画面を開きます。

0-1

※IPアドレスが分かる場合は、ブラウザに直接IPアドレスを入力して開くこと

もできます。

管理者用ページを開いて、ファームウェア更新画面に進みます。

ファームウェアのファイル名欄の「参照」をクリックして、アンインストールするエージェントファイルを指定します。

0-2

※エージェントファイルは「ネットワークストレージ復旧」インストール時にインストール先として指定したフォルダ内にあります。デフォルトでは「C:/Program Files/復旧天使/manual」フォルダです。

※「復旧天使」フォルダ内には他にもエージェントファイルがありますが、指定するファイルは「manual」フォルダ内のエージェントファイルです。

指定するエージェントファイルは以下の通りです。

HDL-GT/HDL-GTR: iodata-g-series-uninstall.agent

※HDL-XRはNASを再起動することでアンインストールされます。

エージェントファイルを指定したら、更新ボタンを押してアンイン

ストールを開始します。

0-3

アンインストール完了までの所要時間

HDL-GTシリーズ: 4分~4.5分程度

HDL-GTRシリーズ: 4分~4.5分程度

HDL-XRシリーズ: アンインストール作業は不要

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IODATA

仮想RAID機能

仮想RAIDボリュームの作成

ユーザー操作でRAIDパラメータを設定して仮想RAIDを構築することができます。

「ネットワークストレージ復旧」を起動した段階で仮想RAIDボリュームが自動で作成されない場合は、手動で仮想RAIDを構築する必要があります。

「ネットワークストレージ復旧」 を起動して「ストレージデバイス」タブを開き、「カスタムRAIDの追加」をクリックします。

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「自動認識されたRAIDの設定」画面が表示されたら、「手動でRAIDを構築する」をクリックします。

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IODATA

仮想RAID機能

「手動でRAIDを構築する」画面が表示されたら、画面左のストレージ一覧からRAID構成ディスクを追加します。

30

RAID構成ディスクを追加するには、Disk xx(数字)を右クリックして「RAID構成ディスクとして追加」を選択します。

31

追加されたディスクは中央の画面に表示されます。同様の操作で全てのRAID構成ディスクを追加します。

32

ディスクに欠損がある場合は「代替ディスク(プレースホルダー)を追加」をクリックして欠損ディスクを補って下さい。

※RAID5は1台、RAID6は2台までの欠損ディスクを補うことができます。

全てのRAID構成ディスクを追加したら、ディスクの順番を正しい順番(NAS本体にあったときの順番)に直します。

33

ディスクの位置を移動させるには、移動するディスクを選択して「コンポーネントを上に移動」または「コンポーネントを下に移動」をクリックして下さい。

34

追加したディスクを正しい順番に並び終えたら「仮想RAIDの設定」画面で、それ以外のパラメータを手動で設定します。

35

※RAIDパラメーターの各値は、メーカーやモデルによって様々

です。手動でRAIDパラメータを設定する場合は、正しい設定

情報を事前に確認して下さい。

※設定情報の項目数は、RAIDのレベルによっても異なります。

3

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IODATA

仮想RAID機能

全てのパラメータを設定し終えたら「構築する」をクリックして仮想RAIDボリュームを作成します。

33

※仮想RAIDを作成できずエラーが表示される場合や、作成が完了せずにソフトウェアがフリーズする場合は、選択したRAID構成ディスクの中に物理障害が発生しているディスクが含まれている可能性があります。復旧作業を継続することで、ディスクの状態が悪化する危険がありますので、NASのシャットダウンしてデータ復旧専門サービスを利用されることをお勧めします。

作成した仮想RAIDボリュームは「ファイルシステムボリューム」タブの中にファイルシステム ボリュームとして表示されます。表示されているファイルシステムボリュームをダブルクリックすると中を開いて確認することができます。

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「ストレージデバイス」タブにも作成した仮想RAIDが表示されます。ボリューム全体に対してスキャンしたい場合は、こちらのタブからスキャン作業を行って下さい。

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17Network Storage Recovery for

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IODATA

RAID構成ディスクにエラーが発生してデータにアクセスできない場合、エラーが発生したディスクは物理障害の可能

性があります。物理障害が発生したディスクは復旧作業には使用できませんので、残りの正常なディスクのみで作業を

行いますが、その際に「ネットワークストレージ復旧」の代替ディスク機能を使用して欠損したディスクを補うことが

できる場合があります。

代替ディスク機能は、RAID5とRAID6の場合に使用できます。それぞれ対応できる欠損ディスクの数が異なります。

RAID0の場合は、ディスクが1台でも欠損するとソフトウェアでデータを復旧することはできません。

仮想RAID機能

RAID5の場合の代替ディスク機能

RAID5の場合は、ディスク1台の欠損まで対応します。

ディスクが2台以上欠損している場合は、ソフトウェアではデータを復旧することはできません。

RAID6の場合の代替ディスク機能

RAID6の場合は、ディスク2台の欠損まで対応します。

ディスクが3台以上欠損している場合は、ソフトウェアではデータを復旧することはできません。

対応可能な例(HDD4台構成、ディスク1台にエラー) 対応できない例(HDD4台構成、ディスク2台にエラー)

仮想RAID

代替ディスク

仮想RAID

代替ディスク

代替ディスク

仮想RAID

代替ディスク

代替ディスク

対応可能な例(HDD4台構成、ディスク2台にエラー) 対応できない例(HDD4台構成、ディスク3台にエラー)

仮想RAID

代替ディスク

代替ディスク

代替ディスク

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18Network Storage Recovery for

Recovery-angel.jp

IODATA

お問合せ

ソフトウェアに関するご相談

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0120-17-1004 (平日9:00~18:00)

ソフトウェアで復旧できない場合は・・・

復旧天使 データ復旧サービス専門設備 専門技術者 高い技術

https://www.recovery-angel.jp/application/inquiry.html

0120-010-887 (平日9:00~18:00)

お問合せフォーム

会社紹介

名称 株式会社LIVEDATA

所在地 〒101-0021 東京都千代田区外神田1-18-19 新秋葉原ビル2F

連絡先 03-3526-3450

営業時間 平日9:00 ~ 18:00

事業内容 データ復旧サービスソフトウェア開発・販売