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平成21年から始まった連携会議も今年で5年目となりま す。この間、3組織が検討を重ね、広報誌や臨床実習指導の 強化・キャリア支援に取組み、連携の可視化が図られてき ました。「3」と言えば、昔から《毛利元就の三本の矢》や 《アタック№1の三位一体攻撃》のように、一つの力より三 つの力が合わされば、どんな困難も乗り切り、予想以上の 力を発揮すると言われています。この連携体制も組織が結 集した際の力 の強さを大切に捉え、今後も課題の 共有・検討を行い、横浜市大組織全 体及び看護職の発展に寄与していき たいと考えます。 センター病院看護部長 谷川一美 2014.3 4号 ews letter N 横浜市立大学 附属2病院看護部と看護学科 との連携会議 連携会議は活動5年目を迎え、ニュースレターも第4号が発行され、 附属2病院と看護学科の連携がより深まっていることを実感し ています。看護学科1回生は、就職後5年目となり、リーダーNs、 臨床指導者などの役割を果たすようになり、無くてはならない 存在です。 看護学科の学生と病院廊下で会うと笑顔で挨拶をしてくださり、 明るく元気に実習し学科の先生方との共同看護研究も増え、看 護職員も元気をいただいています。 連携会議やニュースレターを通じて、双方の情報 交換ができ、課題の解決に取り組めたこと は、大きな成果です。今後も卒業生のキャリア 支援や共同研修や研究など、一体的に進め ていけることを期待しております。 附属病院看護部長 杉浦由美子 横浜市立大学附属2病院看護部と看護学科の連携会議も5年目に入りま した。連携会議は教育・研究・医療・キャリア支援に関して、附属2病院お よび医学部看護学科、大学企画総務部人事担当職員が、連携内容・方法を 検討しながら、一定の成果を出してきました。連携システムも構築されて いることから、今年度は評価・修正を試み、発展的な取り組みを目指して います。 また、今年度は看護学科長、附属2病院の看護部長の交代もありまいた。 そのため、病院と看護学科、そこを支える大学企画総務部人事課が協働し、 さらに横浜市立大学の発展を願い、次なるステップに向け連携強化を目指 していきたいと考えております。 平成25年度連携会議委員長 センター病院 鈴木美智子 平成25年5月22日(水) 7月24日(水) 9月25日(水) 11月27日(水) 平成26年1月22日(水) 3月 5日(水) 横浜市立大学附属2病院と医学部看護学科の連携会議は平成 21年度から開催され、看護学生の就職支援、キャリア開発、 臨床指導者研修、研究推進等を目的に活動しています。横浜市 立大学附属2病院と医学部看護学科が連携して行っている事業 数は、年々増えており、看護学科卒業生の附属2病院への就職 定着も促進されています。今年度新たに取り組んだ事業として 附属2病院と看護学科間の人材交流と附属2病院看護部長と看 護学科長の3者調整会議を開始しました。現在、附属病院より 1名の看護師が看護学科に配属され、教育や研究活動に取り組 んでいます。 この経験をもとに教育や臨床の質向上に貢献してくれる ものと期待しております。このニュースレターは1年間 の連携活動実績です。今後はさらにこの活動を発展させ、 看護学科生と附属2病院看護師のキャリア開発を目的 とした、センターを構築し、さらに事業を充実しよう と検討しています。 医学部看護学科長 叶谷由佳

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Page 1: News letter - YCU 横浜市立大学...letter 横浜市立大学 附属2病院看護部と看護学科 との連携会議 5連携会議は活動年目を迎え、ニュースレターも第4号が発行され、

平成21年から始まった連携会議も今年で5年目となります。この間、3組織が検討を重ね、広報誌や臨床実習指導の強化・キャリア支援に取組み、連携の可視化が図られてきました。「3」と言えば、昔から《毛利元就の三本の矢》や《アタック№1の三位一体攻撃》のように、一つの力より三つの力が合わされば、どんな困難も乗り切り、予想以上の力を発揮すると言われています。この連携体制も組織が結集した際の力 の強さを大切に捉え、今後も課題の 共有・検討を行い、横浜市大組織全 体及び看護職の発展に寄与していき たいと考えます。

センター病院看護部長 谷川一美

2014.3

4号

ews letter N 横浜市立大学 附属2病院看護部と看護学科

との連携会議

連携会議は活動5年目を迎え、ニュースレターも第4号が発行され、附属2病院と看護学科の連携がより深まっていることを実感しています。看護学科1回生は、就職後5年目となり、リーダーNs、臨床指導者などの役割を果たすようになり、無くてはならない存在です。 看護学科の学生と病院廊下で会うと笑顔で挨拶をしてくださり、明るく元気に実習し学科の先生方との共同看護研究も増え、看護職員も元気をいただいています。 連携会議やニュースレターを通じて、双方の情報 交換ができ、課題の解決に取り組めたこと は、大きな成果です。今後も卒業生のキャリア 支援や共同研修や研究など、一体的に進め ていけることを期待しております。

附属病院看護部長 杉浦由美子

横浜市立大学附属2病院看護部と看護学科の連携会議も5年目に入りました。連携会議は教育・研究・医療・キャリア支援に関して、附属2病院および医学部看護学科、大学企画総務部人事担当職員が、連携内容・方法を検討しながら、一定の成果を出してきました。連携システムも構築されていることから、今年度は評価・修正を試み、発展的な取り組みを目指しています。 また、今年度は看護学科長、附属2病院の看護部長の交代もありまいた。そのため、病院と看護学科、そこを支える大学企画総務部人事課が協働し、さらに横浜市立大学の発展を願い、次なるステップに向け連携強化を目指していきたいと考えております。 平成25年度連携会議委員長 センター病院 鈴木美智子

平成25年5月22日(水) 7月24日(水) 9月25日(水) 11月27日(水) 平成26年1月22日(水) 3月 5日(水)

横浜市立大学附属2病院と医学部看護学科の連携会議は平成21年度から開催され、看護学生の就職支援、キャリア開発、臨床指導者研修、研究推進等を目的に活動しています。横浜市立大学附属2病院と医学部看護学科が連携して行っている事業数は、年々増えており、看護学科卒業生の附属2病院への就職定着も促進されています。今年度新たに取り組んだ事業として附属2病院と看護学科間の人材交流と附属2病院看護部長と看護学科長の3者調整会議を開始しました。現在、附属病院より1名の看護師が看護学科に配属され、教育や研究活動に取り組んでいます。 この経験をもとに教育や臨床の質向上に貢献してくれる ものと期待しております。このニュースレターは1年間 の連携活動実績です。今後はさらにこの活動を発展させ、 看護学科生と附属2病院看護師のキャリア開発を目的 とした、センターを構築し、さらに事業を充実しよう と検討しています。 医学部看護学科長 叶谷由佳

Page 2: News letter - YCU 横浜市立大学...letter 横浜市立大学 附属2病院看護部と看護学科 との連携会議 5連携会議は活動年目を迎え、ニュースレターも第4号が発行され、

看護学科 1年生の「基礎看護学実習」が 2

月に実施されました。7部署で合計 74名

の1年生が看護師の下で看護実践の実際

を学びました。

指導者として学生さんの目標が達成でき

るように、病棟スタッフや教員とコミュニ

ケーションをとり、指導体制を整えていま

す。基礎実習での学生さんの気づきには、

ハッとさせられる事が多く、初心を忘れな

い大切さを感じています。『この病棟に就

職したい』と思ってもらえる病棟作りを目

指し、学生さんの声を反映させています。

7-4病棟 臨床実習指導者 山口亜衣

教育指導者研修

当院は横浜市内唯一の特定機能病院として先進

的な高度医療の提供と、医療人の教育・育成に取

組んでいます。特に地域がん診療連携拠点病院と

しては、地域から「頼られ」、患者さんから「選ば

れる」病院をめざしています。先日は「看護学生

さんからのヘア・ドネーションによる医療用ウイ

ッグ」をがん治療中の女性 12名に贈ることがで

き、患者さん達の笑顔を見ることができました。

今後も多くの方々と連携し、大学病院としての

役割を十分に発揮できるように進んでいきます。

今年度より、3回シリーズで教育委員と臨床

実習指導者委員を対象に教育指導者研修を

開催しています。この研修では、看護学科基

礎看護学教授勝山先生から人を育てる・教え

るとは何かという基本的な内容から、教育企

画・運営・評価など実践的な知識を講義して

もらっています。

<教育担当者研修の様子>

これまで自分なりに試行錯誤しながら部署

の教育プログラムを運営してきましたが、こ

の研修を受けたことで、プログラム構成の基

本となる考え方や、具体的な組み立て方、そ

の根拠となる理論について学ぶことが出来ま

した。教育学について初学者である私にもと

ても分かりやすい内容で、楽しく学ぶことが

でき、教育委員としてのモチベーションアッ

プにつながる研修だと思います。

6-3病棟 教育担当者 三浦夏来

基礎看護学准教授塚越先生の講義で、肺や心臓

の大きさを実際に胸郭に描くことやバイタルサ

インの根拠を改めて学びました。日々の実践に

活かせる研修内容で有意義な時間を過ごすこと

ができました。

8-3病棟 新採用看護師 植野彩美

き基礎看護学 准教授 塚越みどり先生

新人看護師研修

フィジカルアセスメント

き基礎看護学 塚越みどり准教授

基礎看護学 勝山貴美子教授

カンファレンスの様子

附属病院の紹介

<フィジカルアセスメント研修の様子> <教育担当者研修の様子>

Page 3: News letter - YCU 横浜市立大学...letter 横浜市立大学 附属2病院看護部と看護学科 との連携会議 5連携会議は活動年目を迎え、ニュースレターも第4号が発行され、

今年度から摂食・嚥下リンクナース会が発足し

ました。22名の看護師と看護師長が活動してい

ます。9月 26日(木)には「摂食・嚥下の評価

とスクリーニングについて」の研修会を実施しま

した。講師に成人看護学・千葉由美教授をお迎え

しました。摂食嚥下の基礎知識、嚥下障害の評

価・スクリーニング、具体的アセスメントや介入

ポイントなど、臨床場面ですぐに活用できるスキ

ルを学ぶ事ができました。これはリンクナースと

しての知識・技術・モチベーション向上に繋がり

ました。専門的知識が患者ケアにつながり、臨床

現場と教育の連携の結果が成果につながりまし

た。

CDP3段階以上の研修として看護事例をま

とめ、発表・共有する会を 10月 10日(木)

17:30~19:00 に行いました。聴講者約 70

名と盛況で、事例提供は有志7題と、院外発表

した1題の計 8題でした。

各発表はとても興味深く、感動したもの、考え

させられたもの等々、センター病院の今そして

未来の創造に向けて、有意義な時間がもてまし

た。発表後、看護学科基礎看護学・准教授・野

村明美先生に各事例に対し講評をいただき、フ

ィードバックやご指導を得て、看護職員にエネ

ルギーをいただいた思いがしました。

幅広い 3次救急機能を備えた病院として、急性期医

療を担い大学病院として高度医療への対応・地域医療

を支援する病院です。医学生及び看護基礎教育、卒後

教育の学生の教育機関としての役割発揮のため、附属

病院・大学・看護学科と密に連携を取りながら進めて

います。看護師の教育では、キャリアパスと院内研修

プログラムを展開し、ジェネラリス

ト基盤教育とリンク

ナース会、専門・認

定看護師など活動をとおして、

人材育成に取り組んでいます。

横浜市立大学附属市民総合医療センター

摂食・嚥下リンクナース研修会を開催

センター病院の紹介

平成 25年度看護シンポジウム

4病棟で計 40名の基礎看護学実習Ⅰ(1年生)が行

われました。9月に「看護の統合と実践Ⅰ」で病院を見

学した後の実習でした。患者さんとのコミュニケーショ

ンや看護援助場面などを通して、療養生活を送る患者さ

んの環境の理解や看護の役割や機能を考える機会とな

ったのではないでしょうか。実習中のカンファレンスも

活発に行われました。今後の皆さんの成長をとても楽し

みにしています。今後も一緒に学んでいきましょう。

入力

看護学科基礎看護学実習が行われました!

基礎看護学 野村明美准教授

成人看護学千葉由美教授

Page 4: News letter - YCU 横浜市立大学...letter 横浜市立大学 附属2病院看護部と看護学科 との連携会議 5連携会議は活動年目を迎え、ニュースレターも第4号が発行され、

横浜市立大学医学部看護学科・大学院では平

成25年度に多くの新しい教員をお迎えしました。また

領域毎に研究・教育を強化するよう組織体制を変

更しました。領域内で、教員が協力連携して、研究・

教育に励んでいます。

本学大学院修士課程では世界を見据えた“新た

な看護学の創生者”となるべく高度な知識と技術の

基礎づくりの場を提供しています。

看護学という学問においても教育や研究の場でそ

れぞれの専門性を貫く人材が必要です。良い環境と

土が良い作物を育てるように、大学という“環境”“土”

も質の高い医療人獲得のために必要不可欠なものと

考えています。なお、看護学は、実践なくして成り立

たない学問領域です。附属2病院の方々とともに、

広く住民の皆さまに貢献しうる大学づくりを目指して

います。(大学院看護学専攻ホームページ内リーフレット

http://www.yokohama-cu.ac.jp/nur/dn/pdf/pdfnur_lea

flet.pdf)

横浜市立大学医学部看護学科・

大学院医学研究科看護学専攻

附属病院との人事交流事業として平成 25年度より初

めて、附属病院で勤務されている看護職員1名を大学に

お迎えし、教員らとともに日々、看護学生の生きた教育に

貢献頂いています。 (写真右から 2 人目・竹山氏)。

附属病院実習における病棟カンファレンスの様子

★小児看護学領域では、附属病院 ICU・CCU 病棟の

小児循環器疾患児への看護実践に関する研究を支援

しています。実践内容の′見える化’の試みをしています!

(領域長:廣瀬教授)

★看護生命科学領域では、市民総合医療センターの

形成外科の医師および手術室の看護師の方々のご協

力を得ながら、スキンケア方法の確立を目指して皮膚の

解析を進めています。 (領域長:赤瀬教授)

フィールドワーク(看護研究)

学科・大学院紹介 人事交流(教育)

Page 5: News letter - YCU 横浜市立大学...letter 横浜市立大学 附属2病院看護部と看護学科 との連携会議 5連携会議は活動年目を迎え、ニュースレターも第4号が発行され、

横浜市立大学企画総務部人事課 看護職員採用担当

センター病院 谷川看護部長

広報活動

【看護学科オープンキャンパス】

平成 25 年 8 月 10 日(土)、連日猛暑が続く中、

市大看護学科のオープンキャンパスが開催されまし

た。当日は、教室を、病院紹介エリアと研修風景等の

映像放映エリアに分け、皆様をお迎えしました。

学内行事への参加

【合同就職説明会】

横浜市立大学附属 2 病院の魅力を伝える機会とし

て、学校や企業が主催する合同就職説明会がありま

す。説明会では、直接学生や看護職の皆さんと対面

し、病院の特徴、新人看護職支援体制等だけでなく、

私たちの熱い思いも伝えることができます。また、

同行した先輩看護師から、新人研修内容や病院選択

理由、所属部署の雰囲気まで、在職者ならではの生

の声を聴くことができますので、横浜市立大学の説

明ブースは、毎回就職活動中の学生さんで溢れてい

ます。

のべ 462 名の来場者は、ヘボンホールに次ぐ多さで

した。特に、2病院を紹介するポスターの前では、

父兄の方々が立ち止まって写真や記事を見ており、

学習する環境、働く環境となる病院への興味、関心

の高さが窺えました。

横浜市立大学は、教育研究、医療の拠点機能

を担うことを使命とし、市民のほこりとなる大

学を目指しています。このような理念の下、企

画総務部人事課看護職員採用担当は、公立大学

附属病院として市域県域への高度な医療を提供

するため、優秀な看護職員を一人でも多く採用

することを目的とし、附属 2病院の魅力を最大

限に伝える事業の企画、運営に取組んでいます。

企画総務部人事課紹介

説明ブースの装飾

【Webサイト・情報誌への掲載】

広報活動は、説明会だけではなく、時代に即した

媒体も使用しています。

中でも、某社が発行する情報誌「日本のビックホ

スピタル」は、厳選された病院(20 前後)のみを

掲載しており、横浜市立大学も 3 年前からこの情

報誌に登場しています。今年は、附属 2 病院看護

部長が、看護部の理念や、求める人材について語る

対談記事を掲載しました。

センター病院 谷川看護部長 附属病院 杉浦看護部長

Page 6: News letter - YCU 横浜市立大学...letter 横浜市立大学 附属2病院看護部と看護学科 との連携会議 5連携会議は活動年目を迎え、ニュースレターも第4号が発行され、

対象 種別 内容 テーマ

1年間 看護師長 加藤弘美、友永知恵 研究指導講師 看護研究(仮)『つなぐ』を可視化するために~看護管理者と教育担当者の役割に関するアンケート調査~

老年看護 叶谷由佳教授

1年間CCU・ACU 中塩遼、高橋弥生、 深水麻美、奥田結花

研究指導講師 看護研究 (仮)白衣(スクラブ)について成人看護 五木田和枝准教授、渡部節子教授

1年間7-4病棟 垣内里美、今村愛里、四元加奈子

研究指導講師 看護研究 胆管炎と診断された患者が受診行動に至る体験の事例研究 成人看護 千葉由美教授

1年間8-4病棟 西野実和、安川奈緒美、関野秀美、小野寺恵美

研究指導講師 看護研究 血液透析導入期指導における看護師のノウハウ 老年看護 叶谷由佳教授、菅野眞奈助教

1年間6-4病棟 村上卓也、今井実星正雄、神津和子、山田康子、渡邉郁実

研究指導講師 看護研究 (仮)家族介入により、再入院率の変化があるか 精神看護 松下年子教授

1年間 7-3病棟 吉沢恵、伊藤ひろみ 研究指導講師 看護研究認知機能に障害がある脳神経疾患患者の意思決定を支援する看護師の認識

基礎看護 勝山貴美子教授

1年間7-3病棟 立石由佳、梅津祐佳里、竹内あかり、真子春菜

研究指導講師 看護研究 臨床実習指導における思いや感情 基礎看護 野村明美准教授

1年間9-3病棟 山内加奈、渡邉恵美、藤田純、西原春花、田口享秀

研究指導講師 看護研究頭頸部癌患者の化学療法・放射線療法同時併用療法における有害事象をモニタリングするための評価シートの導入

成人看護 森みずえ教授

1年間ICU・HCU大澤知子、櫻井郁子、加福師長

研究指導講師 看護研究当院ICUにおける小児循環器看護の現状と課題

小児看護 廣瀬幸美教授

1年間7-4病棟 山崎敦子、山口亜衣、村田裕香

研究指導講師 看護研究腹腔ドレーンに対するエビデンスに基づいた固定方法の 導入と評価

成人看護 林さとみ准教授

1年間7-2病棟 浅野ゆう子 浜田佳子、山村佳子、在家美幸

研究指導講師 看護研究人工股関節全置換術患者の術後疼痛軽減のための車椅子用マットの検討

老年看護 叶谷由佳教授

1年間 6-2病棟 石川弥生 研究指導講師看護研究(実践)

急性期病院に勤務している助産師の離職意向に関連する要因 基礎看護 柏木聖代准教授

5/14・10/7・H26.2/10

副看護師長29名 講義・演習リーダーシップⅢ

PDCAサイクルの実践 老年看護 叶谷由佳教授

6/14・9/6・H26.1/10

教育委員および臨床実習指導者委員 41名

講義教育担

当者研修部署における新人看護職員研修の企画実施評価について 基礎看護 勝山貴美子教授

8/22・8/29 新人看護師71名 講義・演習 ステップⅣ フィジカルアセスメントⅠ 基礎看護 塚越みどり准教授

9/13・11/19 担当看護師以上49名 講義 看護倫理Ⅱ 看護倫理基礎知識 基礎看護 勝山貴美子教授

H26.2.3 担当看護師以上24名 事例検討 看護倫理Ⅲ 看護倫理事例の検討精神看護 松下年子教授、中村准教授田辺有里子講師、初田真人助教

H26.3.11 看護管理者36名 講義 看護管理 診療報酬改定について 基礎看護 柏木聖代准教授

6/4 医学部看護学科3年次生94名 講義小児看護方法論

病院におけるプレパレーション 6-1病棟 中村祐子

6/4 医学部看護学科3年次生94名 講義小児看護方法論

病院におけるプレパレーション 6-1病棟 秋山典子

6/14 医学部看護学科2.3年次生124名 講義感染看護学

施設における感染対策組織と感染対策の実際 感染制御部 武田理恵師長

7/8 医学部看護学科1年次生114名 講義看護学概論

医療関連職種の連携の実際 看護部 下之薗ルリ子副看護部長

7/8 医学部看護学科3年次生97名 講義看護の統合と実践Ⅱ

成人の看護実践に必要な看護技術の習得(感染予防・輸液管理・身体観察の技術など)

8-3 病棟 伊藤友香8-4 病棟 上田明日美

9/18・24・25 7-2病棟 桜井結花

9/18 8-3病棟 鈴木佳奈

9/24 6-2病棟 小山内友貴菜

9/25 8-3病棟 下川都筆

H26.1/21・28

医学部看護学科3年次生94名 演習小児看護

演習子どもの看護技術の演習 6-1病棟 金城咲、三尾 綾子

9/19・20 医学部看護学科1年次生114名 講義看護の統合と実践Ⅰ

「看護の統合と実践Ⅰ」におけるインターンシップの指導及び演習への参加

化学療法センター、外科(外科、整形外科、産婦人科、皮膚科、耳鼻科、眼科)、内視鏡センター、継続看護内科・神経内科・脳卒中科外来、小児科外来、血液浄化センター6-1・2・3・4、7-1・2・4、8-4、9-3・4病棟、手術室、ICU、HCU、ACUCCU、NICU

7/5・18・25

医学研究科看護学専攻大学院生2名

講義感染看護学演習

ICTラウンドとラウンドにおける看護師の役割 臨床におけるICTラウンドに参加し、問題点の明確、アセスメント、解決のプロセスを知る

感染制御部 武田理恵師長

1/10・1/17医学研究科看護学専攻大学院生2名

講義小児看護学特講Ⅱ

小児医療におけるインフォームドコンセント(アセント)・周手術期にある子どもとその家族への援助

看護部 染谷奈々子師長

7/9医学研究科看護学専攻大学院生5名

講義精神看護学特講Ⅳ

リエゾンナースのコンサルテーション活動 看護部 渡邉香織

対象 種別 内容 テーマ

1年間7-1病棟 熊坂未来、米村美沙森島とも子

研究指導講師 看護研究 チーム医療における看護師の役割 成人看護 千葉由美教授

1年間10-2病棟菊島史枝、鈴木萌子芹沢まどか、猪俣弘樹、星野里奈

研究指導講師 看護研究脳神経外科・神経内科病棟における看護師の弾性ストッキングに関する知識・観察方法の実態調査

成人看護 五木田和枝准教授

8/30 看護職全員60名 講義 看護倫理 倫理とコンプライアンス 基礎看護 勝山貴美子教授

10/10 看護職全員60名 アドバイザー 事例検討 センター病院・看護シンポジウム 基礎看護 野村明美准教授

12/11 臨床指導者30名 アドバイザー 事例検討 臨床指導者研修「事例検討」 基礎看護 野村明美准教授

6/13 医学部看護学科3年生100名 講師派遣 小児看護 小児看護方法論「医療的ケアの必要な子供の継続看護」 小児看護CNS 長田暁子

12/2・12 医学研究科看護学専攻1年生2名 講師派遣 小児看護小児看護学特講義Ⅲ 「育児期における心理社会的問題とチームアプローチ

小児看護CNS 長田暁子

8/24 医学研究科精神看護学専攻 講師派遣 精神看護 精神看護学演習 精神看護CNS 蒲池あずさ

8/30 医学研究科精神看護学専攻 講師派遣 精神看護 精神看護学特講Ⅳ 精神看護CNS 蒲池あずさ

9/19・20 医学部看護学科1年次生114名 講義・演習 看護の統合看護の統合と実践Ⅰ インターンシップの指導及び演習参加 看護師2名

11/9医学部看護学科キャリア支援講演会

講師派遣 小児看護 キャリア支援ガイダンス 小児看護CNS 長田暁子

12/3 医学研究科感染看護学専攻2名 講師派遣 感染看護 感染看護学特講Ⅱ 救命病棟 藤島麻記子

附属2病院と看護学科における共同研究・連携事業実績(附属病院) ー連携会議を通じてー

依頼元依  頼  内  容 依頼先

附属病院

月日

看護の統合と実践

Ⅱ講義医学部看護学科3年次生97名

附属病院から大学・大学院へ

移動・臥床患者の寝衣交換

附属2病院と看護学科における共同研究・連携事業実績(市民総合医療センター)ー連携会議を通じてー

大学・大学院へ

センター

病院から

依頼元 月日依  頼  内  容 依頼先

センター

病院

Page 7: News letter - YCU 横浜市立大学...letter 横浜市立大学 附属2病院看護部と看護学科 との連携会議 5連携会議は活動年目を迎え、ニュースレターも第4号が発行され、

ニュースレターも第 4 号発行となりました。年を重ねる度に、連絡調整の短縮化・効率化が図れ、連携・

協同内容も充実してきました。ひとえに、連携会議メンバーだけでなく、各組織内の協力がこのような

成果に繋がっていると心より感謝し、今後の発展を願いつつ、編集後記とさせていただきます。引き続

き、ご協力・ご支援を賜りますよう、よろしくお願いいたします。

編集委員:附属病院 :野水桂子

センター病院 :鈴木美智子

看護学科 :千葉由美

八景人事課 :田中淳子

編集後記

横浜市立大学

附属 2 病院看護部と看護学科

との連携会議

News letter

-ザ・れんけい- 第4号

平成26年2月12日に、第4回目となる「合同臨床実習指導者研修会」を開催いたしました。

この研修会は、附属2病院の臨床実習指導者と看護学科教員が、ともに学び、考えることで、臨床実習にお

ける協力体制や、良好な学習環境を作ることを目的に企画されています。

研修には、附属病院 29 名、センター病院 26 名、教員

16 名、八景人事課 1 名の計 72 名が参加しました。

(2 病院看護管理者も含む)

指導者や教員など、普段じっくり腰を据えて話しをする

ことができない者同士、時間も忘れて、活発な意見交換

をすることができました。

在院日数の短縮や学生特性の変化、複数の看護職養成施設

の受入など、実習を取り巻く環境は大きく変化していま

す。それでも、学生の気づき、経験を大切にし、有意義な

実習にしようと奮闘する指導者、教員たちは、お互いの健

闘を称えつつ、時には笑い、時には驚愕し、始終会場は熱

気にあふれていました。

4 年間講師として参加されている野村先生の、「看護が豊

かであれば、自ずと教育も豊かになる」という言葉は、胸

に沁みるだけでなく、明日への活力となる言葉でした。

基礎看護学 野村明美准教授