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No.246 J J A A L L O O S S 2014 11 月号 Japan Lubricating Oil Society U U R R L L h h t t t t p p : : / / / / w ww ww w. . j j a a l l o o s s . . o o r r . . j j p p / / 1. 「2014 JALOS 環境フォーラム」開催 2. 「潤滑油製造業地方研修会(名古屋)」開催 3. JALOS 技術講習会 「初級コース・工業用潤滑剤」開催 4. JALOS 技術講習会 「初級コース・車両用潤滑油」開催のご案内 5. 「平成 26 年度 安全衛生研究会」開催のご案内 6. 冬季の省エネルギー対策について 7. 潤滑油需給統計 8. お知らせ 9. 協会の動き 10. 今後の予定 平成 26 11 21 日(金)に SYD ホール(東京都渋谷区)にて、資源エネルギー庁補助事業である 潤滑油環境対策事業の一環として昨年度に引き続き「2014 JALOS 環境フォーラム」を開催いたしまし た。当日は会員を中心に 150 余名の参加を得て、潤滑油環境対策委員会委員長 益子正文氏(東京工業 大学大学院理工学研究科化学工学専攻 教授)の開会挨拶の後、次の 3 講演が行われました。 講演 1. 地球環境に対するトラックの状況とディーゼルエンジン油 講師:UD トラックス株式会社 サブシステム・ベースエンジン&マテリアルテクノロジー 恵介 氏 環境対応ディーゼルエンジンオイルの技術動向を主題に下記の内容 について講演。 ①地球環境とトラック トラックからの NOxPM 排出量はそれぞれ全体の 3738%占める。排出ガスを低減するには更なる厳しい燃費基準が策定され 規制される旨について言及。 2 2 0 0 1 1 4 4 J J A A L L O O S S

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  • No.246

    JJAALLOOSS ニニュューースス

    2014 11月号

    Japan Lubricating Oil Society

    一一般般社社団団法法人人 潤潤滑滑油油協協会会 UURRLL hhttttpp::////wwwwww..jjaallooss..oorr..jjpp//

    1. 「2014 JALOS 環境フォーラム」開催

    2. 「潤滑油製造業地方研修会(名古屋)」開催

    3. JALOS技術講習会

    「初級コース・工業用潤滑剤」開催

    4. JALOS技術講習会

    「初級コース・車両用潤滑油」開催のご案内

    5. 「平成 26年度 安全衛生研究会」開催のご案内

    6. 冬季の省エネルギー対策について

    7. 潤滑油需給統計

    8. お知らせ

    9. 協会の動き

    10. 今後の予定

    目 次

    平成 26 年 11 月 21 日(金)に SYD ホール(東京都渋谷区)にて、資源エネルギー庁補助事業である

    潤滑油環境対策事業の一環として昨年度に引き続き「2014 JALOS 環境フォーラム」を開催いたしまし

    た。当日は会員を中心に 150 余名の参加を得て、潤滑油環境対策委員会委員長 益子正文氏(東京工業

    大学大学院理工学研究科化学工学専攻 教授)の開会挨拶の後、次の 3講演が行われました。

    講演 1. 地球環境に対するトラックの状況とディーゼルエンジン油

    講師:UDトラックス株式会社 サブシステム・ベースエンジン&マテリアルテクノロジー

    鑓 恵介 氏 環境対応ディーゼルエンジンオイルの技術動向を主題に下記の内容

    について講演。

    ①地球環境とトラック

    トラックからの NOx、PM 排出量はそれぞれ全体の 37~38%を

    占める。排出ガスを低減するには更なる厳しい燃費基準が策定され

    規制される旨について言及。

    「「 22001144 JJ AALLOOSS 環環 境境 フフ ォォ ーー ララ ムム 」」 開開 催催

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    JJAALLOOSS ニニュューースス NNoo..224466 1111 月月号号

    ②排出ガスとディーゼルエンジン油 排ガス処理技術における UD エンジンの技術アイテムの紹介、処理装置の機能、触媒被毒ならび

    にディーゼルエンジン油中成分の制限やそれらの影響度合いに関して解説。

    ③燃費とディーゼルエンジン油 燃料消費の内訳からエンジン部品における損失、燃費向上技術について説明され、更に添加剤の働

    きと低粘度油による燃費向上効果などに言及された。摺動材料に対する FM(摩擦調整剤)の摩擦低減効果及びススや熱劣化による影響などについても言及され、将来の展望としてエンジン・後処理装

    置対応技術の向上が必要である旨を解説。 講演 2:省エネルギーに貢献する自動車部品の高効率化・軽量化技術

    講師:株式会社ジェイテクト 研究開発本部 材料技術研究部 軸受研究グループ グループ長 松山 博樹 氏

    自動車の高効率化と軽量化のニーズに対応できるエコロジー製品と

    それらを構成する要素技術を主題に下記の内容について講演。

    ①環境・エネルギー問題への対応 自動車部品の省エネルギーへの貢献や燃費規制動向などについて

    言及。

    ②トータル燃費向上パッケージ エンジン以外でエネルギー損失が多い部分をシャシ系、パワートレイン系、ドライブトレイン系に

    分けて説明され、シャシ系の電動ステアリング(EPS)のエネルギー消費量低減、高性能、高機能化や摺動用低摩擦グリースによる燃費改善について、また、シャシ系ホイールについては低トルク、低

    コスト、および軽量ハブユニットによる燃費改善について言及。2.5L クラスの 4WD 車を例として、自動車部品の高効率化・軽量化に貢献できるトータル燃費向上パッケージを解説。 講演 3:長寿命省燃費ディーゼルエンジン油の開発動向

    講師:JX日鉱日石エネルギー株式会社 中央技術研究所 潤滑油研究所 エンジン油グループ アシスタントマネージャー 吉田 悟 氏

    燃料希釈の多い車両に対応した長寿命省燃費ディーゼルエンジン油

    の開発と今後の技術動向を主題に下記の内容について講演。

    ①ディーゼルエンジン油の規格動向 最近のディーゼル重量車の排ガス規制の推移や燃費規制動向及び

    ディーゼルエンジン油の規格動向について言及。

    ②ディーゼルエンジン油の省燃費化技術 基油の高粘度指数化、粘度指数向上剤の最適化により粘度指数を

    高くし、省燃費性を向上出来る旨を説明。

    ③長寿命省燃費ディーゼルエンジン油 0W-40の開発 実用温度域の低粘度化により省燃費性を向上し、燃料希釈過多の車両でも、燃料希釈時の必要粘度

    と添加剤性能を維持できるようなエンジン油 0W-40を紹介。

    ④長寿命省燃費ディーゼルエンジン油の技術動向 次世代の省燃費油の開発には、FM(摩擦調整剤)の配合技術が重要であるとして新規 FM を紹介。

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    JJAALLOOSS ニニュューースス NNoo..224466 1111 月月号号

    潤滑油製造業近代化事業(資源エネルギー庁補助事業)の一環として、潤滑油製造にかかわる方々を対

    象とした「潤滑油製造業地方研修会(名古屋)」を平成 26 年 10 月 31 日(金)にウィンクあいち(愛知

    県産業労働センター)において開催いたしました。多数の方の参加を得て、以下の内容についての講演が

    行われました。

    講演 1. SDSの作成および使い方等について~混合物化学製品の SDS~

    講師:日本ケミカルデータベース株式会社

    コンサルタント 北村 卓 氏

    SDS の目的や読み方等について、労働安全衛生の観点から解説。

    また潤滑油をはじめとする混合物化学製品に関する SDS の作成や使

    い方について、具体例を示しながら説明。

    講演 2. 自動車用ディーゼルエンジン油の最近の話題

    講師:日野自動車株式会社 技術研究所 材料研究室

    有機材料・油剤グループ 主管 橋本 隆 氏

    今後の燃料多様化および燃費規制などによるエンジンオイルの性

    能への影響について解説。また、APIおよび JASOディーゼルエン

    ジン油規格等、最近のエンジンオイルの規格動向や今後のディーゼ

    ルエンジンオイルの課題等について、省燃費油の試験法開発の一例

    等を示しながら詳細に説明。

    講演 3. 自動車用部品のトライボコーティング・潤滑剤動向

    講師:株式会社デンソー 材料技術部 材料解析室

    室長 村上 洋一 氏

    自動車を取り巻く環境変化や自動車用部品のトライボロジーの特

    徴について概説の後、コモンレールシステム等の自動車用部品にお

    けるトライボコーティングの動向と事例について、動画や実際の部

    品を用いて詳しく解説。また、スタータスプライングリース等、潤滑剤の技術動向について、開発事

    例を挙げながら解説。

    「「潤潤滑滑油油製製造造業業地地方方研研修修会会((名名古古屋屋))」」開開催催

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    JJAALLOOSS ニニュューースス NNoo..224466 1111 月月号号

    平成 26 年 11 月 13 日(木)及び 14 日(金)の 2 日間にわたり、化学会館(東京都千代田区)におい

    て JALOS 技術講習会「初級コース・工業用潤滑剤」を開催いたしました。多数の方の参加を得て、工業

    用潤滑剤、金属加工油及びグリースについての講義を行いました。

    内容は、次のとおりです。

    【11月 13日(木)】

    ①「工業用潤滑油と管理」

    講師:コスモ石油ルブリカンツ株式会社

    技術部 技術グループ長

    渡邊 彰 氏

    潤滑の基礎理論、工業用潤滑油の種類と特徴、要

    求性能、潤滑剤に関する試験方法及び安全衛生・環

    境保全に係る規則・規制等について解説。

    【11月 14日(金)】

    ②「金属加工油と管理」

    講師:ユシロ化学工業株式会社

    研究本部 副本部長

    小野 肇 氏

    金属(機械)加工の歴史や様々な加工方法に始ま

    り、切削油剤を中心にその作用機構と効果について

    解説するとともに、日常の管理のポイントや安全衛

    生管理及び切削油剤を取巻く環境問題についても解

    説。

    ③「グリースと管理」

    講師:NOKクリューバー株式会社

    開発部 開発課 課長

    渡邉 祐史 氏

    <日本グリース協会 技術委員会推薦>

    グリースの歴史と概要、製造方法、物性と構成成

    分、分類、劣化と寿命、一般的選定基準及び適正な

    使用方法等について解説。また、JIS 規格を中心に

    グリースの評価方法等についても解説。

    JJAALLOOSS 技技 術術講講習習会会「「初初級級ココーースス・・工工業業用用潤潤滑滑剤剤」」開開催催

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    JJAALLOOSS ニニュューースス NNoo..224466 1111 月月号号

    先月号でもお知らせいたしましたが、平成 26 年 12 月 18 日(木)に下記の要領にて、JALOS 技術講

    習会「初級コース・車両用潤滑油」を開催致します。

    この講座では、潤滑油の代表選手である車両用潤滑油を語るうえで欠かすことのできない規格の変遷、

    今後予測される将来の動向等についてご紹介します。また、エンジンの高性能化、ミッション機能の向上

    により高まるオイルへの要求性能を満足するために必要なオイルデザインの基礎項目、基本的な考え方に

    ついて解説致します。一方、社会的要望の高まりとともに、市販の製品として備えていなければならない

    環境性能についても具体的にお話しします。

    車両用潤滑油の基礎知識の修得、並びに地球環境の改善を推進するためにも、多数の方が受講されるこ

    とをお勧め致します。

    【講座概要】

    日 程:平成 26年 12月 18日(木) 10:00 ~ 17:00

    会 場:化学会館(東京都千代田区神田駿河台 1-5) [JR中央線・総武線 御茶ノ水駅] [地下鉄丸ノ内線 御茶ノ水駅] [地下鉄千代田線 新御茶ノ水駅]

    受講対象者:・潤滑剤関係業務経験 1~3年程度の方

    ・日常業務において車両用潤滑油に興味を お持ちの方

    項 目:①「ガソリン・ディーゼルエンジン油」 講師:JX日鉱日石エネルギー株式会社

    潤滑油企画部 潤滑油企画グループ ルブナレッジルーム担当 工学博士 加賀谷 峰夫 氏

    ②「駆動系潤滑油(ATF、ギヤ油等)」

    講師:市橋潤滑技術士事務所(元出光興産株式会社) 工学博士 技術士(化学) 市橋 俊彦 氏

    定 員:40名(先着順)

    受 講 料(テキスト代、消費税を含みます): 正会員 7,000円 特別会員 8,000円 賛助会員 9,000円 一般 11,000円

    お問合せ先:一般社団法人潤滑油協会・JALOS技術講習会担当

    TEL047-433-5181 FAX047-431-9579 URL http://www.jalos.or.jp/

    ◆◆ JJAALLOOSS 技技術術講講習習会会「「初初級級ココーースス・・車車両両用用潤潤滑滑油油」」開開催催ののごご案案内内 ◆◆

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    JJAALLOOSS ニニュューースス NNoo..224466 1111 月月号号

    潤滑油製造業近代化事業における人材育成・保安防災事業の一環として、平成 26 年度「安全衛生研究

    会」を下記の要領にて開催いたします。

    潤滑油製造業における安全衛生等に係わる職場の方々にとりましては、安全衛生等に関する情報収集な

    らびに研修に最適な機会と考えられますので奮ってご参加下さいますようご案内いたします。

    日 時:平成 27年 1月 30日(金) 13:30~16:30

    会 場:三洋化成工業(株)安全教育センター(〒476-0005 愛知県東海市新宝町 31番地の 1)

    スケジュール

    13:00~13:30 研修会場へバス移動(名古屋駅集合)

    13:30~13:45 体験型施設「安全教育センター」ガイダンス

    三洋化成工業(株)安全教育センター センター長 高谷 良一 氏

    13:45~16:30 体感装置による事故防止研修

    16:30~17:00 バス移動、名古屋駅解散

    募集定員:20名(1社 2名様までとさせていただきます。)

    参 加 費:無料(事前登録制)

    申込締切:平成 27年 1月 23日(金)

    なお、期日前でも定員になりましたら、締め切らせていただきます。

    協 賛:全国オイルリサイクル協同組合、全国工作油剤工業組合、全国石油工業協同組合、

    日本グリース協会 (五十音順)

    問合せ先:潤滑油協会 保安防災分科会事務局

    TEL:047-433-5181 FAX:047-431-9579

    【 信頼される依頼試験を提供します 】 潤滑油の専門機関として相応しいスタッフと試験設備を技術センターに整備し、一般試験から

    特殊試験まで、潤滑油全般にわたる各種試験の要望にお応えできる体制を整えています。 対象試験・分析項目

    ○潤滑油剤の規格試験、○潤滑油剤の性能試験、○潤滑油剤の成分分析 ○潤滑油剤の特殊試験(エンジン試験、摩擦特性試験等) 各種試験のご依頼、ご相談等は下記までお問い合わせ下さい。 〒273-0015 千葉県船橋市日の出 2-16-1

    一般社団法人潤滑油協会 技術センター 一般試験室又は技術相談室

    TEL 047-433-5181 FAX 047-431-9579 URL http://www.jalos.or.jp/

    ◆◆ 「「平平成成 2266 年年度度 安安全全衛衛生生研研究究会会」」開開催催ののごご案案内内 ◆◆

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    JJAALLOOSS ニニュューースス NNoo..224466 1111 月月号号

    平成 26年 10月 31日付で経済産業省資源エネルギー庁から「冬季の省エネルギー対策について」の協

    力要請がありました。会員各位のご協力をお願いします。

    11 月から 3 月まで、冬季の省エネルギー対策を促進するため省エネルギー・省資源対策推進会議省

    庁連絡会議において「冬季の省エネルギー対策について」が決定されました。平成 26 年度冬季につい

    ては、電力需給対策に積極的に取り組む必要が高いため、省エネルギー対策については、「2014 年度冬

    季の電力需給対策について」と一体となる形で、省エネルギーに関する取組を推進する内容になってい

    ます。

    {産業界等に対する周知及び協力要請}

    1. ビル・住宅関係について

    ①住宅・ビル等の省エネルギー対応

    住宅、ビル等の新築、増改築、改修等に当たっては、外壁・窓を通しての熱の損失の防止を図るため、

    省エネ法に基づく住宅及び建築物の省エネルギー基準を踏まえ、断熱材の利用、設計・施工上の工夫に

    よる熱負荷の低減など的確な設計・施工を行うこと。積極的なエコ住宅の新築や断熱改修等のエコリフ

    ォームに努めること。

    ②エネルギー消費効率の高い機器の選択・購入

    家電機器、OA 機器等のエネルギー消費機器の購入に当たっては、省エネ法に基づくトップランナー

    基準の達成状況を示す省エネルギーラベル及び国際エネルギースタロゴの表示、また、政府、事業者等

    が提供するエネルギー消費効率に関する情報やスマートライフジャパン推進の活動を参考としつ、省エ

    ネルギー性能の高い機器の選択に努めること。選択に当たっては初期投資負担を伴うものの、これが中

    長期スパンで回収できることに留意すること。

    2. 工場・事業場関係について

    ①工場・事業場における省エネ法に基づくエネルギー管理の実施

    エネルギーの使用合理化に関する法律(省エネ法)に基づく適切なエネルギー管理を実施するほか、

    一層の省エネルギーを進めること。

    ②自主的な省エネルギーへの取組の推進

    一般社団法人日本経済団体連合会の経団連低炭素社会実行計画の対象者にあっては、その実現に向け、

    工場・事業場において技術的に最高水準の省エネルギー機器・設備の導入及び設備のきめ細かな運転の

    管理等により、省エネルギーへ取組を徹底して推進すること。

    同計画について未策定の事業者やその対象外の者においても、自主的・計画的に省エネルギーの取組

    を徹底して推進すること。

    詳細については以下の URLをご覧ください。 http://www.meti.go.jp/press/2014/10/20141031002/20141031002.html

    冬冬季季のの省省エエネネルルギギーー対対策策ににつついいてて

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    JJAALLOOSS ニニュューースス NNoo..224466 1111 月月号号

    9月の生産量は 203千 kLで前年同月比で 5.4%上回り、販売量は 129千 kLで 7.2%下回った。

    出典:経済産業省 資源・エネルギー統計月報(注:棒グラフ上段の数字は生産量、下段の数字は販売量)

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    (千kL) (%)

    生産・前年同月比販売量・前年同月比

    生産販売量

    輸入

    月末在庫

    輸出

    平成

    25年

    平成

    26年

    潤潤 滑滑 油油 需需 給給 統統 計計

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    JJAALLOOSS ニニュューースス NNoo..224466 1111 月月号号

    潤滑油需給統計(時系列表) (単位 :kL)

    年 月 生産 輸入 国内向販売 輸出 在庫

    生産部門 販売部門

    (製造業者・輸入業者)

    平成23年 2,578,127 120,595 1,710,348 816,536 363,370 205,288 158,082

    24 2,379,407 119,156 1,594,020 737,458 375,104 205,545 169,559

    25 2,412,319 130,087 1,539,421 871,068 377,384 201,362 176,022

    平成24年度 2,339,475 129,423 1,538,065 764,591 378,830 196,711 182,119

    25 2,456,789 123,272 1,530,994 897,700 396,507 208,244 188,263

    平成25年7~9月 579,130 31,285 398,324 198,179 369,083 188,829 180,254

    10~12 616,678 37,062 407,258 203,769 377,384 201,362 176,022

    1~3 651,488 34,013 370,875 258,429 396,507 208,244 188,263

    平成26年4~6月 624,843 37,283 382,721 219,878 422,209 223,699 198,510

    7~9 598,138 26,085 385,358 202,715 424,503 233,592 190,911

    平成25年 7月 184,621 7,273 141,415 47,452 378,664 199,457 179,207

    8月 201,786 13,211 117,714 81,318 384,925 199,226 185,699

    9月 192,723 10,801 139,195 69,409 369,083 188,829 180,254

    10月 223,972 11,185 139,880 58,039 393,600 218,867 174,733

    11月 183,896 15,360 126,428 75,062 380,710 201,617 179,093

    12月 208,810 10,517 140,950 70,668 377,384 201,362 176,022

    平成26年 1月 212,771 6,579 119,382 65,358 400,080 216,818 183,262

    2月 224,291 11,494 104,824 111,614 406,803 216,233 190,570

    3月 214,426 15,940 146,669 81,457 396,507 208,244 188,263

    4月 229,613 12,637 129,857 76,078 420,273 220,225 200,048

    5月 207,413 11,640 121,329 82,589 423,609 223,173 200,436

    6月 187,817 13,006 131,535 61,211 422,209 223,699 198,510

    7月 213,802 13,396 138,042 82,674 417,105 224,901 192,204

    8月 181,140 7,688 118,092 56,710 421,223 226,434 194,789

    9月 203,196 5,001 129,224 63,331 424,503 233,592 190,911

    前年同月比(%) 105.4 46.3 92.8 91.2 115.0 123.7 105.9

    ※「国内向販売」は調査対象が調査対象以外(消費、卸売又は小売事業所)へ販売した数量(理論値)を示す

    製造業者・輸入業者の消費者・販売業者向販売、在庫内訳 (単位:kl) 区 分 消費者・販売業者向販売 (前年同月比 %) 在 庫 (前年同月比 %)

    潤滑油計(H26年9月) 210,100 (103.0) 190,911 (105.9)

    ガソリンエンジン油 41,176 (107.2) 23,347 (104.1)

    ディーゼルエンジン油 20,155 (98.7) 8,913 (109.0)

    その他 車両用 17,543 (101.9) 17,239 (131.9)

    船舶用エンジン油 12,935 (95.4) 10,080 (92.1)

    機 械 油 39,696 (97.2) 25,408 (91.5)

    金 属 加 工 油 10,427 (101.1) 10,979 (114.6)

    電 気 絶 縁 油 5,164 (119.0) 2,723 (171.5)

    その他特定用途向け 39,257 (110.2) 62,892 (107.1)

    その他 23,747 (101.7) 29,330 (104.8)

    出典:経済産業省 資源・エネルギー統計月報

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    JJAALLOOSS ニニュューースス NNoo..224466 1111 月月号号

    ○平成 26年工業統計調査の実施について

    経済産業省では、工業統計調査を平成 26年 12月 31日現在で実施します。本調査は、統計法に基づく国の基幹統計調査で、「製造

    業」(日本標準産業分類大分類E-製造業)に属する事業所(国に

    属する事業所及び製造加工を行っていない本社等を除く)を対象と

    して実施します。工業の実態を明らかにすることを目的とし、事業

    所数、従業者数、製造品出荷額、原材料使用額などを調査します。

    調査方法は、12 月から翌年 1 月にかけて行われ、単独の製造事業所は統計調査員が調査票を配布する調査員調査、複数事業所を有す

    る企業傘下の事業所は郵送で調査票を配布する郵送調査(国担当調

    査)となっています。また、調査員調査、国担当調査のいずれも、

    12 月中旬に統計調査員が訪問し、従業者数や業務の内容、構内事業所の有無等を伺う準備調査を行います。 詳細については以下の URLをご覧ください。 http://www.meti.go.jp/statistics/tyo/kougyo/H26kougyo/H26kougyo.html

    ○石油化学産業の市場構造に関する調査報告の公表について

    経済産業省は、産業競争力強化法第 50 条に基づいて、石油化学産業の市場構造に関する調査を行い、調査報告を取りまとめ、平成 26年 11月 7日に公表しました。 北米の安価なシェールガス由来の化学製品のアジア市場への流入や中国の石炭化学の増産など、我が

    国の石油化学産業にとって厳しい状況を想定し、将来の需給動向の見通しを示しました。 厳しい状況においては、生産量の減少により、近い将来に設備の集約や事業の再編が必要となること

    など、石油化学産業の課題及び取組の方向性を提示しています。 詳細については以下の URLをご覧ください。 http://www.meti.go.jp/press/2014/11/20141107001/20141107001.html

    ○ここ1年の中小・小規模企業の経営状況の変化について

    経済産業省は、平成 26 年 10 月初旬~中旬にかけて、ここ1年の中小・小規模企業の経営状況の変化に関する調査を行いました。 調査の結果、1年前と比べた売上高・経常利益の変化や原材料・エネルギーコストの状況は、業種に

    よって違いが見られました。原材料・エネルギーコスト増を踏まえた価格転嫁については、半数を超え

    る中小・小規模企業で価格転嫁が困難な状況となっており、その理由は企業規模や業種によって異なっ

    ています。また、エネルギーコストの増加による取組については、価格転嫁対策について、これまで取

    り組んできた中小・小規模企業の倍近くが、今後取り組むとしています。 今回の調査では、中小・小規模企業の経営状況の変化や、今後転嫁に取り組みたいと考えている中小・小規模企業が多いといった

    実態が明らかになりました。 詳細については以下の URLをご覧ください。 http://www.meti.go.jp/press/2014/11/20141121003/20141121003.html

    おお知知ららせせ

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    JJAALLOOSS ニニュューースス NNoo..224466 1111 月月号号

    ○「化学物質管理セミナー キャラバン 2014 - 化学物質管理における事 業者の役割と情報伝達の重要

    性 -」の開催について

    経済産業省では、化審法の一般化学物質・優先評価化学物質等の届出に関する内容や、化管法に基づ

    く化学物質の排出移動量届出制度(PRTR 制度)、危険有害性情報の提供(表示・SDS 制度)などの基本的な仕組みについて説明する「化学物質管理セミナー キャラバン 2014」を開催することとし、みずほ情報総研が経済産業省より委託を受け、全国 5カ所で実施します。 本セミナーは、化学物質の製造・販売・輸入を行っている企業だけでなく、化学物質管理にご関心を

    お持ちの方々を広く対象としております。 ○開催概要: 日時:平成 26年 11月 25日(火)13:30~16:00

    会場:TKPガーデンシティ横浜ホール A 定員:150名程度 日時:平成 26年 12月 3日(水)13:30~16:00

    会場:新大阪丸ビル別館 会議室 I(アイ) 定員:300名程度 日時:平成 26年 12月 5日(金)13:30~16:00

    会場:千葉商工会議所 第 1ホール 定員:150名程度 日時:平成 26年 12月 8日(月)13:30~16:00

    会場:名古屋銀行協会 大ホール 定員:150名程度 日時:平成 27年 1月 20日(火)13:30~16:00

    会場:ベルサール神保町アネックス イベントホール 定員:250名程度 ○内容:

    (1)化審法の概要、一般化学物質等の製造・輸入数量等の実績の届出及び 改修支援ソフトの概要 (2)化管法に基づく PRTR制度、SDS提供・ラベル表示制度の概要など。 詳細については以下の URLをご覧ください。

    http://www.mizuho-ir.co.jp/seminar/info/2014/caravan.html

    ○自動車技術会 2014年秋季大会に参加

    10 月 22(水)~24(金)に仙台国際センターで開催された、公益社団法人 自動車技術会主催による「2013年秋季大会」に参加し、情報収集しました。

    ○第 2回 車両用油分科会

    10 月 27 日(月)に航空会館において、第 2 回 車両用油分科会(主査:エボニックジャパン㈱ 内藤 康司 氏)を開催しました。議事内容は以下のとおりです。 (1)経過報告について (2)その他

    ○潤滑油製造業地方研修会(名古屋)

    10月 31日(金)に開催。内容は前掲。

    ○エンジン試験専門委員会に参画

    10 月 31 日(金)に開催された、公益社団法人 石油学会主催による「エンジン試験専門委員会」に

    協協会会のの動動きき

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    JJAALLOOSS ニニュューースス NNoo..224466 1111 月月号号

    禁無断転載 発行日 平成 26年 11月 26日 発行所 一般社団法人 潤滑油協会

    〒273-0015

    千葉県船橋市日の出2-16-1

    TEL 047-433-5181(代表)

    FAX 047-431-9579

    印刷所 株式会社みつわ

    参画しました。

    ○標準試料委員会に参画

    10 月 31 日(金)に開催された、公益社団法人 石油学会主催による「標準試料委員会」に参画しました。

    ○JASOディーゼル油規格改正 TFに参画

    11 月 4 日(火)に一般社団法人 自動車工業会で開催された、石油連盟・自動車工業会主催による「JASOディーゼル油規格改正 TF」に参画しました。

    ○トライボロジー会議 2014秋 盛岡に参加

    11 月 5 日(水)~7 日(金)にアイーナ いわて県民情報交流センターで開催された、一般社団法人 日本トライボロジー学会主催による「トライボロジー会議 2014 秋盛岡」に参加し、情報収集しました。

    ○ISO・JIS試験法分科会に参画

    11 月 12 日(水)に開催された、石油連盟主催による「ISO・JIS 試験法分科会」に参画し、ISO・JIS原案について審議しました。

    ○エンジンオイル分科会に参画

    11 月 13 日(木)に開催された、公益社団法人 自動車技術会主催による「エンジンオイル分科会」に参画しました。

    ○JALOS技術講習会「初級コース・工業用潤滑剤」

    11月 13日(木)、14日(金)に開催。内容は前掲

    ○規格調整分科会に参画

    11 月 19 日(水)に開催された、一般社団法人 日本規格協会主催による「規格調整分科会」に参画しました。

    ○2014 JALOS環境フォーラム

    11月 21日(金)に開催。 内容は前掲。

    ○平成 26年度潤滑油製造業地方研修会

    神戸開催:12月 4日 神戸国際会館

    ○理事会

    12月 5日 アルカディア市ヶ谷

    ○JALOS技術講習会「初級コース・車両用潤滑油」

    12月 18日 前掲

    ○平成 26年度安全衛生研究会

    1月 30日 前掲

    今今 後後 のの 予予 定定