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2019年10月発行 令和元年 7 ~ 9 月期実績見込み 令和元年 10 ~ 12 月期見通し 特別調査 「消費税率引上げの影響と対応について」 郷土の特産品(第31回) 「次郎柿」 景況レポー 景況レポート No.66 (通算No.153)

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Page 1: No.66 景況レポート2019年10月発行 令和元年7~9月期実績見込み 令和元年10~12月期見通し 特別調査 「消費税率引上げの影響と対応について」

2019年10月発行

令和元年 7 ~ 9 月期実績見込み令和元年10~ 12月期見通し特別調査 「消費税率引上げの影響と対応について」郷土の特産品(第31回) 「次郎柿」

景況レポート景況レポートNo.66

(通算No.153)

一宮市若竹3丁目2番2号総 合 企 画 部 ダ イ ヤ ル イ ン

TEL(0586)75-6213http://www.shinkin.co.jp/ichii/

景況レポート No. 66企画・編集 ㈱いちい総合研究所一宮市若竹 3 丁目 2 番 2 号TEL(0586)81-2001

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 いちい信用金庫の営業エリアには、多くの特産品があります。 「郷土の特産品」の第 31 回目として、「次郎柿」を紹介します。 秋を代表する果物・柿は、古くから栽培されており、「古事記」や「万葉集」などにも登場します。また、ヨーロッパを始め多くの国でも「KAKI」の呼び名で通っています。 柿には酸味はありませんが、甘味にコクがあり、ビタミンCをみかんの 2 倍も含み、カロチン、食物繊維、カリウム、タンニンなども豊富に含んでいます。このため、健康食品として、風邪や生活習慣病の予防や、二日酔いに効果があるとも言われています。 愛知県の主な産地は豊橋市、幸田町、犬山市、新城市です。犬山市では木曽川によってもたらされた肥沃な土壌を活かし、古くから「次郎柿」が盛んに栽培されています。 柿全体では、結果樹面積 1,110ha、収穫量 13,500t、産出額 25 億円で、結果樹面積:全国 5 位、収穫量:全国 5 位、産出額:全国 5 位となっています。(出典:平成 30 年産果樹生産出荷統計、平成29 年生産農業所得統計)なお、次郎柿は、全国 1 位の出荷量となっています。 次郎柿は、静岡県周智郡森町に住んでいた松本治郎吉が弘化元年(1844 年)、太田川決壊のため役夫として従事中、偶然見つけた幼木を自宅に持ち帰り、それを植えたのが始まりとされています。その幼木は成長して実をつけましたが、美味しくありませんでした。明治 3 年(1869 年)、近所の火事の延焼でその柿の木は燃えてしまいましたが、翌年、根元から芽を出しました。数年後、立派に成長した柿を再び食べてみると今度は格別に美味しかったそうです。そして、松本氏の名前から

「次郎柿」と名付けられ、広く栽培されるようになりました。なお、正しい漢字名の「治郎柿」と表記される場合もあります。 次郎柿は完全甘柿で、収穫期は 10 月中旬から 11 月中旬で、重さは 250 ~ 300gほどです。平核無柿のように四角い形をしていますが、起伏があって側面に側線状の浅い窪みができやすいのが特徴です。種はほとんどなく、果肉は果汁が少なく硬めで、カリカリとした食感であるため、「甘柿の中では次郎柿が一番美味しい」という人も大勢います。 選び方としては、果実全体が色づいていて、ずっしりと重みを感じるもので、果皮に張りがありツヤツヤとしていて、へたと実の間に隙間がないものがよいでしょう。 収穫したてのものは果皮に白い粉がふいていることがありますが、これはブルーム(果粉)といって果実そのものが乾燥防止のために分泌しているものです。 保存は新聞紙などに包んでポリ袋に入れ、冷暗所で格納します。次郎柿は硬めで歯ごたえが特徴なので、この食感を味わいたいなら早めに食べましょう。常温保存では 2 ~ 3 日程度で少しやわらかくなってきます。 すぐに食べられないときは、鮮度のよいうちにポリ袋に入れて密封し、冷蔵庫の野菜室に入れておくと軟化を少し遅らせることができます。 また、軽く湿らせたティッシュペーパーをへたの部分にあてて、ラップで包んでおくという保存方法もあります。 食べ方は、くし形にカットして皮をむき、サクっとした食感を味わいましょう。歯ごたえがよいのでサラダの具に使ったり、生ハムなど塩気の強い食材と一緒に食べても美味しい秋の味覚の代表である次郎柿は郷土の特産品なのです。

……………………………………………………………………………………………

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………………………………………………………………………………………

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……………………………………………………………………………………

…………………………………………………………………………………

………………………………………………………………………………

……………………………………………

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- 29 -

目  次

概況

1景況感

2売上・収益

製造業全体

繊維品製造業

機械器具製造業

その他製造業

非製造業全体

卸売業

小売業

飲食業

建設業

不動産業

運輸・通信業

サービス業

1

3

4

6

7

9

10

11

12

13

14

15

16

17

18

19

20

27

29

郷土の特産品(第31回)

次 郎 柿( 犬 山 市 )

次郎柿

ひらたねなし

調査の概要

アンケート結果による業種別景況DI

全業種

業種別

景況DI推移グラフ

地域経済等主要指標

特別調査「消費税率引上げの影響と対応について」

郷土の特産品〈第31回〉

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- 1 -

調査の概要

1 調査時期 令和元年7~9月期実績見込みと令和元年10~12月期見通しについて、9月上旬に調査

2 調査方法 当金庫職員による面接聞き取り調査

3 調査対象 いちい信用金庫営業地域の取引先800先

4 調査対象企業の内訳

従 業 員 数 製 造 業 卸 売 業 小 売 業 飲 食 業 建  設不動産業

運輸・通信サービス業 合   計 構 成 比

(単位:先、%)

0~5

6~9

10~19

20~29

30~49

50~99

100~199

200人以上

合  計

内繊維関連業

調査依頼数

回 答 率

44

28

28

6

8

13

8

1

136

29

136

100.0

42

13

11

3

1

2

1

73

6

73

100.0

104

8

10

1

3

1

127

18

127

100.0

82

9

1

1

1

94

94

100.0

60

23

19

5

6

2

115

115

100.0

132

35

39

15

14

9

1

10

255

255

100.0

464

116

108

30

30

29

9

14

800

53

800

100.0

58.0

14.5

13.5

3.8

3.8

3.6

1.1

1.7

100.0

6.6

- 28 -

軽減税率制度への対応については、「対応すべきだが、できていない」が28.8%、次いで「対応はほぼ完了した」が22.0%となったのに対して、「自社とは関係がない」が29.6%、「そもそも、自社と関係があるかわからない」が9.2%あった。

問4.貴社は、今回導入される予定の軽減税率制度について、レジの改修や帳簿、請求書、価格表示変更などの何らかの対応をとっていますか。最もあてはまるものを次の中から1つお答えください。

今春、賃金を引き上げたか否かについては、「賃金を引き上げていない」が84.0%、「賃金を引き上げた」が16.0%となった。•賃金を引き上げた理由については、「従業員の処遇改善」が6.9%、次いで「人手不足を背景とした賃金 上昇」が6.6%、「自社の業績改善を反映」が1.9%となった。•賃金を引き上げていない理由については、「当面のところは様子をみている」が51.8%、次いで「景気見通し

が不透明」が18.0%、「自社の業績低迷」が9.1%となった。

問5.消費増税など経済環境が大きく変化しているなかで、貴社では、今春、賃金を引き上げましたか。引き上げた場合は、賃金を引き上げた理由の中から、最も当てはまるものを1つお答えください。引き上げていない場合は、賃金を引き上げていない理由の中から、最も当てはまるものを1つお答えください。

22.0%

対応はほぼ完了した

28.8%

対応すべきだが、できていない

84.0%

賃金を引き上げていない

29.6%

自社とは関係がない

アベノミクスの流れを踏襲 0.6%

自社の業績改善を反映 1.9%

その他0.0%

諸経費増で支払余力なし 4.0%

自社の業績低迷 9.1%

その他1.1%

対応は完了した 5.9%

対応を始めたが、間に合わない 4.5%

そもそも、自社と関係があるかわからない 9.2%

従業員の処遇改善 6.9%

人手不足を背景とした賃金上昇 6.6%

賃金を引き上げた理由賃金引き上げの可否

賃金を引き上げていない理由

景気見通しが不透明

18.0%

当面のところは様子をみている

51.8%

16.0%

賃金を引き上げた

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- 2 -

5 製造業・卸売業・小売業の内訳

6 分析方法 景気動向指数(DI)を中心に分析

従 業 員 数 繊維品 機械器具製 造 業 卸 売 業 小 売 業

その他 繊維品 その他 織物・既製服 自動車 その他

(単位:先)

0~5

6~9

10~19

20~29

30~49

50~99

100~199

200人以上

合  計

13

6

8

 

1

1

29

9

8

7

3

2

2

1

32

22

14

13

3

6

10

6

1

75

3

3

6

39

13

8

3

1

2

1

67

17

1

 

18

20

4

4

1

29

67

3

6

 

1

2

1

80

景気動向指数(DI)についてDIとは、ディフュージョン・インデックス(Diffusion Index)の略。

「増加」・「上昇」・「好転」したとする企業割合から、「減少」・「低下」・「悪化」したとする企業割合を差し引いた値で表す。企業経営者が肌で感じた景況感を映す指標で、直感的に理解しやすいのが特徴。

(例) 前期に比べ売上が     増加した企業の割合     横ばいだった企業の割合     減少した企業の割合         であった場合、

45%20%35%

DIは (増加した企業の割合) (減少した企業の割合)

(▲の表示はマイナスを示す。)45% 35%

増加 変らず 減少

10%- =

45% 35%20%

特別調査「消費税率引上げの影響と対応について」

消費税率引上げ分を販売価格にどの程度反映(転嫁)できるかについては、「一部の反映(転嫁)にとどまる」が34.5%、次いで「全て反映(転嫁)できる」が32.3%となったのに対して、「わからない」が29.2%あった。

問1.今年(2019年)10月からの消費税率引上げ(8%→10%)について、貴社では、販売価格にどの程度反映(転嫁)できると考えていますか。あてはまるものを、次の中から1つお答えください。

10% 20% 30% 40%0%

消費税率引上げが売上げにどのような影響を与えるかについては、「どちらともいえない」が37.5%、次いで「影響はない・変わらない」が16.9%、「今年12月末ごろまで減少する」が7.5%となったのに対して、「わからない」が25.0%あった。

問2.今年(2019年)10月からの消費税率引上げ(8%→10%)は、当面の貴社の売上げに対し、どのような影響を与えると見込まれますか。最もあてはまるものを次の中から1つお答えください。

消費税率引上げ後の収益確保に向けての対策については、「これまでと変わらない」が33.6%、次いで「いっそうの経費削減につとめる」が32.4%、「販売価格を個別品目・区分ごとに見直す」が19.0%、「販売価格を全面的に引き上げる」が17.6%となった。

問3.今年(2019年)10月からの消費税率引上げ(8%→10%)後の収益を確保するために、貴社ではどの   ような対策を考えていますか。あてはまるものを次の中から最大3つお答えください。

- 27 -

むしろ増加する 0.0%

影響はない・変わらない 16.9%

その他 0.0% 今年10月末ごろまで減少する 2.7%今年12月末ごろまで減少する 7.5%

来年3月末ごろまで減少する 6.4%来年6月末ごろまで減少する 1.1%

来年7月以降も減少する 2.9%

34.5%

一部の反映(転嫁)にとどまる わからない

29.2%

わからない25.0%

全て反映(転嫁)できる 32.3%

これまでと変わらない

いっそうの経費削減につとめる

販売価格を個別品目・区分ごとに見直す

販売価格を全面的に引き上げる

仕入価格の上昇を抑える

現状の業容を拡大する

駆け込み需要の平準化につとめる

新しい仕入先を検討する

新事業・分野への進出を検討する

その他

まったく反映(転嫁)できない 4.0%

どちらともいえない

32.4%

19.0%

4.0%

2.1%

1.0%

33.6%

17.6%

13.1%

7.8%

0.3%

37.5%

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アンケート結果による業種別景況DI

繊 維 品 製 造 業

機械器具製造業

そ の 他 製 造 業

製 造 業 全 体

卸 売 業

小 売 業

飲 食 業

建 設 業

不 動 産 業

運 輸・通 信 業

サ ー ビ ス 業

非 製 造 業 全 体

全 業 種

DI

DI

DI

DI

DI

DI

DI

DI

DI

DI

DI

DI

DI

前  期 今  期 来  期

良いDI 30%以上

やや良いDI 10%以上  ~30%未満

普通DI 10%未満  ~▲10%以上

やや悪いDI ▲10%未満  ~▲30%以上

悪いDI ▲30%未満

凡    例

業  種(令和元年10~12月期)

▲27.6

0.0

6.7

▲2.2

1.4

▲14.2

▲12.8

0.0

13.3

▲3.5

▲5.2

▲4.6

(令和元年7~9月期)

▲6.9

0.0

6.7

▲4.2

▲10.3

▲12.7

1.4

4.9

13.3

▲3.6

▲4.4

▲3.3

2.2

0.0

12.5

12.0

▲8.2

▲13.4

▲16.0

0.0

0.0

13.3

1.3

▲4.7

▲2.2

9.6

(平成31年4~6月期)

▲2.4

地域経済等主要指標

年 

(注

1)

対象

は常

用労

働者

5人

以上

の事

業所

。年

数値

は年

平均

。(

注2)、(

注3)

各年

は年

末、

各月

は月

末現

在。

所定

外労

働時

間指

数(原

指数

全国

平成

27年

=10

0前

年同

月比

増減

率(%

)愛

知平

成27

年=

100

前年

同月

比増

減率(

%)

全国

前年

同月

比増

減率(

%)

前年

同月

比増

減率(

%)

前年

同月

比増

減率(

%)

前年

同月

比増

減率(

%)

愛知

全国

愛知

円相

場(

円)

日経

平均

(円

資料

出所

厚生

労働

省県

統計

課日

本銀

行県

統計

課日

本銀

行日

本銀

行県

統計

課日

本経

済新

聞社

(注

1)

(注

3)(

注3)

信用

金庫

預金(

10億

円)

信用

金庫

貸出

金(10億

円)

 (注

2) (

注2)

平成

23年

平成

24年

平成

25年

平成

26年

平成

27年

平成

28年

平成

29年

平成

30年

平成

29年

1月

2月

3月

4月

5月

6月

7月

8月

9月

10月

11月

12月

平成

30年

1月

2月

3月

4月

5月

6月

7月

8月

9月

10月

11月

12月

平成

31年

1月

2月

3月

4月

令和

元年

5月

6月

7月

8月

9月

93.9

94.7

97.2

101.1

100.0

98.4

99.5

98.1

96.4

99.1

103.6

103.6

96.4

97.3

98.2

93.6

99.1

100.0

103.6

103.6

94.5

98.2

102.7

102.7

97.3

98.2

96.4

91.8

95.5

100.0

100.9

99.1

92.7

97.3

99.1

100.9

94.5

95.5

95.5

80.5

88.0

88.0

93.1

100.0

97.1

96.6

98.4

92.7

100.7

100.7

100.7

97.1

98.5

94.9

88.3

95.6

94.9

97.1

98.5

93.4

100.0

103.6

100.0

94.2

100.0

98.5

90.5

97.8

101.5

101.5

98.5

89.8

100.7

103.6

102.2

95.6

95.6

1.0

0.9

2.6

4.1

△ 1

.0△

1.7

1.1

△ 1

.40.9

1.7

1.7

0.7

1.8

0.8

0.8

0.9

1.7

△ 0

.11.7

1.7

△ 2

.0△

0.9

△ 0

.9△

0.9

0.9

0.9

△ 1

.8△

1.9

△ 3

.60.0

△ 2

.6△

4.3

△ 1

.9△

0.9

△ 3

.5△

1.8

△ 2

.9△

2.7

△ 0

.9

1.5

9.3

△ 0

.05.8

7.4

△ 2

.9△

0.5

1.9

△ 2

.43.6

△ 0

.9△

0.9

3.7

1.3

△ 3

.8△

3.3

△ 0

.9△

2.4

△ 0

.81.3

0.8

△ 0

.72.9

△ 0

.7△

3.0

1.5

3.8

2.5

2.3

7.0

4.5

0.0

△ 3

.90.7

0.0

2.2

1.5

△ 4

.4

2.3

1.9

2.5

2.8

2.3

2.3

2.4

1.7

2.4

2.4

2.3

2.3

2.3

2.3

2.2

2.3

2.5

2.3

2.2

2.4

2.2

2.1

2.2

2.1

1.9

2.2

2.0

1.9

1.9

1.7

1.7

1.7

1.6

1.7

1.8

1.7

1.3

1.5

1.4

3.0

3.8

5.2

5.6

5.4

3.4

3.0

1.8

3.3

3.2

3.0

2.6

2.6

2.3

2.6

2.7

3.6

2.9

2.6

3.0

2.7

2.4

2.9

3.0

2.6

3.0

2.7

2.4

2.3

2.2

2.0

1.8

1.8

1.8

1.5

1.5

0.8

1.3

△ 0

.4△

0.5

1.3

2.0

2.5

2.5

2.6

1.5

2.3

2.8

2.7

2.9

2.9

2.8

2.5

2.8

3.0

2.8

2.6

2.6

2.6

2.6

2.6

2.2

2.2

2.4

2.1

2.1

1.7

1.7

1.7

1.5

1.4

1.3

1.4

1.4

1.2

1.0

0.9

3.2

2.1

3.0

4.5

3.9

3.0

2.4

1.0

2.9

2.9

3.1

3.3

2.9

2.8

2.6

2.8

3.0

2.7

2.5

2.4

2.3

2.6

2.6

2.0

2.1

2.2

1.8

1.6

1.3

1.0

1.0

1.0

0.8

0.8

1.1

0.8

0.6

0.6

123,6

06

126,0

12

129,1

36

132,7

51

135,7

82

138,8

86

142,1

84

144,5

83

138,0

86

138,6

29

137,9

13

139,3

98

139,0

54

140,3

18

140,0

98

140,6

06

141,1

28

141,0

37

140,7

15

142,1

84

141,0

89

141,4

94

140,9

77

142,3

77

141,7

63

143,4

21

142,8

33

143,2

53

143,7

74

143,4

99

143,1

08

144,5

83

143,3

35

143,8

60

143,4

77

144,7

28

143,6

61

145,5

66

144,8

20

12,4

76

12,9

51

13,6

28

14,3

93

15,1

70

15,6

82

16,1

46

16,4

41

15,6

23

15,6

80

15,6

44

15,6

69

15,7

63

15,8

93

15,8

99

15,9

51

16,0

05

15,9

53

15,9

34

16,1

46

16,0

45

16,0

58

16,0

91

16,1

32

16,1

78

16,3

68

16,3

26

16,3

29

16,3

76

16,3

00

16,2

45

16,4

41

16,3

34

16,3

42

16,3

29

16,3

75

16,3

00

16,5

74

63,8

35

63,4

88

64,3

20

65,5

86

67,1

98

68,9

07

70,7

07

71,7

72

68,4

44

68,5

18

69,1

67

68,9

62

68,8

48

69,0

71

69,2

10

69,3

17

70,2

43

69,7

83

69,8

23

70,7

07

70,2

37

70,2

79

70,9

63

70,5

03

70,3

69

70,7

37

70,6

95

70,7

80

71,4

56

70,9

35

70,9

81

71,7

72

71,2

38

71,1

92

71,9

84

71,4

86

71,1

94

71,4

79

71,3

59

6,4

14

6,5

47

6,7

42

7,0

48

7,3

21

7,5

44

7,7

24

7,8

00

7,4

93

7,4

86

7,5

82

7,5

64

7,5

36

7,5

71

7,5

75

7,5

89

7,6

91

7,6

28

7,6

25

7,7

24

7,6

68

7,6

80

7,7

80

7,7

18

7,6

95

7,7

41

7,7

10

7,7

11

7,7

91

7,7

05

7,7

03

7,8

00

7,7

28

7,7

39

7,8

68

7,7

83

7,7

38

7,7

88

77.5

786.3

2105.3

7119.8

0120.4

2117.1

1112.6

5110.4

0113.5

3112.3

1111.8

0111.2

9110.9

6112.0

6110.6

3110.4

9112.4

6113.0

9112.2

9112.6

5108.7

0107.0

8106.1

9109.4

0108.7

7110.6

4111.4

0110.8

1113.4

4113.2

0113.4

7110.4

0108.7

3110.7

6110.7

5111.6

8108.7

8107.6

4108.5

6106.5

2

8,4

55.3

510,3

95.1

816,2

91.3

117,4

50.7

719,0

33.7

119,1

14.3

722,7

64.9

420,0

14.7

719,0

41.3

419,1

18.9

918,9

09.2

619,1

96.7

419,6

50.5

720,0

33.4

319,9

25.1

819,6

46.2

420,3

56.2

822,0

11.6

122,7

24.9

622,7

64.9

423,0

98.2

922,0

68.2

421,4

54.3

022,4

67.8

722,2

01.8

222,3

04.5

122,5

53.7

222,8

65.1

524,1

20.0

421,9

20.4

622,3

51.0

620,0

14.7

720,7

73.4

921,3

85.1

621,2

05.8

122,2

58.7

320,6

01.1

921,2

75.9

221,5

21.5

320,7

04.3

7

Page 6: No.66 景況レポート2019年10月発行 令和元年7~9月期実績見込み 令和元年10~12月期見通し 特別調査 「消費税率引上げの影響と対応について」

- 4 - - 25 -

全業種

概 況

は、調査依頼数800先のデータ

10

0

▲10

▲20

(見通し)

1 景況感今期(7~9月)の実績見込み 業種別でみると、全業種、製造業、サービス業は下降、運輸・通信業は横ばい、それ以外の業種は改善となった。全業種 ……………… ▲ 3.3% ( 1.1㌽下降)

製造業 …………… 2.2% ( 7.4㌽下降)非製造業 ………… ▲ 4.4% ( 0.3㌽改善)

卸売業 ………… ▲ 4.2% ( 4.0㌽改善)小売業 ………… ▲10.3% ( 3.1㌽改善)飲食業 ………… ▲12.7% ( 3.3㌽改善)建設業 ………… 1.4% ( 1.4㌽改善)不動産業 ……… 4.9% ( 4.9㌽改善)運輸・通信業 … 13.3% (横ばい)サービス業 …… ▲ 3.6% ( 4.9㌽下降)

  来期(10~12月)の見通し 業種別でみると、卸売業、サービス業は改善、運輸・通信業は横ばい、それ以外の業種は下降する見通しである。全業種 ……………… ▲ 4.6% ( 1.3㌽下降)

製造業 …………… ▲ 2.2% ( 4.4㌽下降)非製造業 ………… ▲ 5.2% ( 0.8㌽下降)

卸売業 ………… 1.4% ( 5.6㌽改善)小売業 ………… ▲14.2% ( 3.9㌽下降)飲食業 ………… ▲12.8% ( 0.1㌽下降)建設業 ………… 0.0% ( 1.4㌽下降)不動産業 ……… ▲ 2.4% ( 7.3㌽下降)運輸・通信業 … 13.3% (横ばい)サービス業 …… ▲ 3.5% ( 0.1㌽改善)

は、現在調査先の前回調査時見通し

景況DI(製造業・非製造業)の推移

景況DIの推移

20

10

0

▲10

▲20

28・3 6 9

(見通し)

製造業全体非製造業全体

28・3 6 9

1229・3 6 9 12

30・3 6 9

1229・3 6 9 12

30・3 6 9 1231・3

元・6

1231・3

元・6

9 12

9 12

◇当金庫営業地域取引先の今期(7~9月)の景況を前期(4~6月)と比較してみると、景況DIは、製造業が2.2%と前期比7.4㌽下降している。一方、非製造業は▲4.4%と前期比0.3㌽マイナス幅を縮小している。全業種としては▲3.3%と前期比1.1㌽マイナス幅を広げている。景気はこのところ弱さがみられるものの、前回調査時点(6月)における今期見通し(▲4.0%、前期比1.8㌽の下降見通し)を0.7㌽上回った。 先行き(10~12月)については、製造業が▲2.2%で今期比4.4㌽下降しマイナスに転じ、非製造業は▲5.2%で今期比0.8㌽マイナス幅を広げ、全業種では▲4.6%で今期比1.3㌽マイナス幅を広げる見通しである。◇売上DIは、製造業が5.2%で前期比6.6㌽下降し、非製造業は▲3.6%で前期比0.4㌽マイナス幅を広げている。先行きについては、製造業が2.2%で3.0㌽下降し、非製造業は▲3.3%で0.3㌽マイナス幅を縮小し、全業種では▲2.4%で0.3㌽マイナス幅を広げる見通しである。◇収益DIは、製造業が5.1%で前期比3.0㌽下降し、非製造業は▲4.3%で前期比0.4㌽マイナス幅を広げている。先行きについては、製造業が▲0.7%で5.8㌽下降しマイナスに転じ、非製造業は▲3.8%で0.5㌽マイナス幅を縮小し、全業種では▲3.2%で0.6㌽マイナス幅を広げる見通しである。

平成31年1~3月期より調査要領変更

平成31年1~3月期より調査要領変更

地域

経済

等主

要指

資料

出所

内閣

府県

統計

課国

土交

通省

国土

交通

省㈱

東京

商工

リサ

ーチ

㈱東

京商

工リ

サー

チ愛

知労

働局

年 

(注

1)

負債

総額

1,0

00万

円以

上の

倒産

集計

。(

注2)

新規

学卒

を除

き、

パー

トを

含む

。年

数値

は年

平均

の原

数値

全国

前月

比(

%)

愛知

前月

比(

%)

前月

比(

差)

前月

比(

差)

全国

前年

同月

比(

%)

前年

同月

比(

%)

前年

同月

比(

%)

前年

同月

比(

%)

前年

同月

比(

%)

愛知

前年

同月

比(

%)

全国

全国

件数

負債

額負

債額

件数

愛知

愛知

機械受注

額(船舶

・電力を

除く)

季調

値(億

円)

公共

工事

請負

契約

額(

億円

)金

属工

作機

械受

注残

高季

調値(

億円

)有

効求

人倍

率(季

調値

)企

業倒

産状

況(億

円)

(注

1)(

注2)

- - - - - - - -

- - - - - - - -

- - - - - - - -

- - - - - - - -

- - - - - - - -

平成

23年

平成

24年

平成

25年

平成

26年

平成

27年

平成

28年

平成

29年

平成

30年

平成

29年

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月10月

11月

12月

平成

30年

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月10月

11月

12月

平成

31年

1月 2月 3月 4月令

和元

年5月 6月 7月 8月 9月

88,6

2288

,194

93,2

8396

,649

100,

920

102,

162

100,

744

105,

842

8,39

48,

503

8,57

38,

243

8,14

28,

068

8,35

68,

582

8,31

68,

507

8,87

48,

188

8,67

88,

887

8,58

79,

171

9,06

38,

348

9,12

89,

754

8,10

08,

720

8,71

48,

692

8,22

38,

367

8,68

89,

137

8,42

99,

603

8,96

9

12,7

3412

,124

10,8

559,

731

8,81

28,

446

8,40

58,

235

605

688

786

680

802

706

714

639

679

733

677

696

635

617

789

650

767

690

702

694

621

730

718

622

666

589

662

645

695

734

802

678

35

,929

38

,346

27

,823

18

,741

21

,124

20

,061

31

,676

14

,855

1,

285

1,

158

1,

668

1,

041

1,

069

15

,883

1,

099

92

4

1,15

8

959

1,

457

3,

976

1,

046

90

0

1,32

7

955

1,

044

2,

195

1,

127

1,

213

1,

842

1,

176

1,

213

81

8

1,68

4

1,95

5

971

1,

069

1,

075

87

0

934

871

1,

574

1,

032

1,

295

77

6

913

72

1

645

1,

014

66

55

56

79

30

49

10

5

45

46

28

71

14

218

34

48

64

90

18

6

99

79

47

28

50

70

50

65

51

24

30

36

46 28

0.65

0.80

0.93

1.09

1.20

1.36

1.50

1.61

1.43

1.44

1.45

1.47

1.49

1.50

1.51

1.52

1.53

1.55

1.56

1.59

1.59

1.59

1.59

1.60

1.61

1.61

1.62

1.63

1.63

1.62

1.63

1.63

1.63

1.63

1.63

1.63

1.62

1.61

1.59

0.87

1.12

1.31

1.53

1.54

1.63

1.82

1.95

1.72

1.74

1.78

1.81

1.83

1.84

1.84

1.84

1.84

1.86

1.87

1.88

1.92

1.91

1.93

1.95

1.96

1.97

1.97

1.97

1.98

1.96

1.96

1.97

1.96

1.98

1.97

1.99

1.97

1.94

1.94

876

789

730

586

528

522

524

624 37 43 48 44 42 50 43 37 45 45 49 41 55 38 58 54 55 57 58 45 50 49 48 57 46 40 42 34 45 56 66 42

86,6

5710

0,77

115

0,53

616

5,25

714

9,25

715

4,20

015

7,20

914

4,02

07,

837

11,6

0824

,568

8,20

210

,000

14,6

6013

,713

13,6

5515

,155

14,2

0210

,468

13,1

408,

167

11,3

2220

,591

8,38

18,

924

12,5

6512

,098

12,7

1515

,216

13,0

6610

,238

10,7

3710

,843

10,2

9123

,228

8,92

19,

303

15,4

5215

,257

4,66

64,

578

6,32

37,

611

6,40

26,

767

6,02

65,

907

449

429

832

264

279

751

536

520

584

516

399

467

193

379

447

258

458

1,20

360

349

362

054

932

937

627

334

669

725

242

657

953

5

1,25

91,

267

1,24

81,

288

1,32

11,

314

1,38

61,

414

1,46

41,

523

1,58

61,

649

1,68

01,

758

1,79

01,

849

1,87

61,

880

1,87

81,

896

1,88

81,

955

1,92

51,

916

1,93

11,

893

1,82

41,

763

1,69

61,

622

12.3

△ 1

.938

.120

.4△

15.

95.

7△

11.

0△

2.0

△ 4

0.3

28.1

24.4 0.8

29.2

49.9

△ 2

3.0

△ 3

7.9

△ 4

0.6

25.9

△ 1

1.7

△ 2

8.7

△ 5

7.0

△ 1

1.7

△ 4

6.3

△ 2

.364

.260

.212

.5△

5.2 6.2

6.4

△ 1

7.5

△ 1

9.5

41.5

△ 8

.755

.9△

2.3

△ 7

.0△

51.

9△

11.

3

△ 4

.4△

4.8

△ 1

0.5

△ 1

0.4

△ 9

.4△

4.2

△ 0

.5△

2.0

△ 1

0.4

△ 4

.8 5.4

△ 2

.219

.5△

7.5 0.3

△ 1

2.0

4.6

7.3

△ 2

.3△

2.0 5.0

△ 1

0.3

0.4

△ 4

.4△

4.4

△ 2

.3△

1.7 8.6

△ 8

.5△

0.4 6.1

△ 1

0.6

4.9

△ 4

.5△

16.

1△

0.8

△ 9

.4 6.4

14.2

△ 2

.3

△ 4

9.8

6.7

△ 2

7.4

△ 3

2.6

12.7

△ 5

.057

.9△

53.

11.

3△

29.

2△

5.2 0.8

△ 7

.81,

369.

3△

11.

4△

26.

736

.1△

13.

8△

75.

513

1.6

△ 1

8.6

△ 2

2.3

△ 2

0.4

△ 8

.3△

2.3

△ 8

6.2

2.5

31.3

59.1

22.6

△ 1

6.7

△ 7

9.4

61.0

117.

2△

26.

811

.9 3.0

△ 6

0.4

△ 1

7.1

△ 2

8.2

15.9

△ 9

.9△

7.5

△ 1

9.7

△ 9

.9△

1.1 0.4

19.1

23.3

22.9

△ 4

.0 7.3

23.5

△ 2

1.9

16.2

△ 1

7.8

0.0

2.3

0.0

△ 1

4.6

48.6

△ 1

1.6

20.8

22.7

31.0

14.0

34.9

21.6

11.1 8.9

△ 2

.039

.0△

16.

45.

3△

27.

6△

37.

0△

18.

2△

1.8

13.8

△ 6

.7

25.2

△ 3

4.4

25.5

△ 4

0.1

17.7

△ 2

1.0

△ 1

0.5

57.2

△ 2

4.1

111.

5△

48.

638

.6△

37.

5△

55.

915

6.1

36.4

24.3

△ 5

9.4

34.0

△ 7

2.5

230.

3△

38.

2△

14.

3△

19.

020

0.0

279.

6△

5.7

75.6 2.2

0.0

△ 2

9.6

400.

0△

77.

191

.2 6.3

△ 6

2.5

△ 6

6.7

△ 8

0.6

△ 5

3.5

△ 6

4.6

△ 0

.816

.349

.4 9.8

△ 9

.7 3.3

2.0

△ 8

.4△

8.3

13.7 5.2

2.9

34.9 1.3

7.9

△ 0

.1△

29.

622

.114

.1△

2.9 4.2

△ 2

.5△

16.

22.

2△

10.

8△

14.

3△

11.

8△

6.9 0.4

△ 8

.0△

2.2

△ 1

8.3

32.8

△ 9

.112

.8 6.4

4.2

23.0

26.1

△ 1

.3 0.6

△ 1

.5 3.2

2.6

△ 0

.5 5.5

2.0

3.5

4.0

4.1

4.0

1.9

4.6

1.8

3.3

1.5

0.2

△ 0

.1 1.0

△ 0

.4 3.5

△ 1

.5△

0.5 0.8

△ 2

.0△

3.6

△ 3

.3△

3.8

△ 4

.4

0.00

0.01

0.01

0.02

0.02

0.01

0.01

0.01

0.01

0.02

0.01

0.03

0.00

0.00

0.00

0.01

0.01

0.00

0.01

0.01

0.00

△ 0

.01

0.01

0.00

0.00

0.00

0.00

0.00

△ 0

.01

△ 0

.01

△ 0

.02

0.02

0.02

0.04

0.03

0.02

0.01

0.00

0.00

0.00

0.02

0.01

0.01

0.04

△ 0

.01

0.02

0.02

0.01

0.01

0.00

0.00

0.01

△ 0

.02

0.00

0.01

△ 0

.01

0.02

△ 0

.01

0.02

△ 0

.02

△ 0

.03

0.00

△ 5

.0 1.3

0.8

△ 3

.8△

1.2

△ 0

.9 3.6

2.7

△ 3

.1 2.3

4.3

△ 7

.7 6.0

2.4

△ 3

.4 6.8

△ 1

.2△

7.9 9.3

6.9

△ 1

7.0

7.7

△ 0

.1△

0.3

△ 5

.4 1.8

3.8

5.2

△ 7

.713

.9△

6.6

Page 7: No.66 景況レポート2019年10月発行 令和元年7~9月期実績見込み 令和元年10~12月期見通し 特別調査 「消費税率引上げの影響と対応について」

- 5 -

全業種

売上・収益の動き

(見通し)

業種別の動き

2 売上・収益今期(7~9月)の実績見込み⑴ 全業種の売上DIは▲2.1%で前期と比べ

1.5㌽、収益DIは▲2.6%で前期と比べ0.7㌽それぞれマイナス幅を広げている。

⑵ 業種別の売上DIは、製造業全体が5.2%で前期と比べ6.6㌽下降している。

  非製造業全体は▲3.6%で、前期と比べ 0.4㌽マイナス幅を広げている。うち、不動産業

は4.9%で0.1㌽プラス幅を広げている。建設業は4.1%で5.4㌽改善しプラスに転じている。卸売業は▲2.8%で5.5㌽、小売業は▲8.6%で2.4㌽、飲食業は▲7.5%で4.2㌽それぞれマイナス幅を縮小している。運輸・通信業は13.3%で横ばいとなっている。サービス業は▲5.8%で8.0㌽下降しマイナスに転じている。

⑶ 業種別の収益DIは、製造業全体が5.1%で 前期と比べ3.0㌽下降している。  非製造業全体は▲4.3%で、前期と比べ0.4㌽

マイナス幅を広げている。うち、建設業は0.0%で2.7㌽改善している。卸売業は▲2.8%で6.8㌽、

 小売業は▲9.4%で1.6㌽、飲食業は▲9.6%で 4.2㌽それぞれマイナス幅を縮小している。運輸・

通信業は13.3%で横ばいとなっている。不動産業は▲2.5%で4.9㌽、サービス業は▲3.5%で5.8㌽それぞれ下降しマイナスに転じている。

来期(10~12月)の見通し 全業種の来期の売上DIは▲2.4%で0.3㌽、収益DIは▲3.2%で0.6㌽それぞれマイナス幅を広げる見通しである。

 業種別の売上DI・収益DI見通しは、次の通りとなっている。          [売上]  [収益]全業種 ……………… ▲ 2.4% ▲ 3.2%

製造業 …………… 2.2% ▲ 0.7%非製造業 ………… ▲ 3.3% ▲ 3.8% 卸売業 ………… 8.2% 6.9% 小売業 ………… ▲ 7.1% ▲ 8.6% 飲食業 ………… ▲ 9.6% ▲ 8.5% 建設業 ………… 5.4% 1.4% 不動産業 ……… ▲ 7.3% ▲ 7.3% 運輸・通信業 … 13.4% 13.4% サービス業 …… ▲ 6.7% ▲ 5.8%

売上DI収益DI

非製造業全体

売上DI収益DI

10

0

▲10

▲20

10

0

▲10

(見通し)

- 24 -

29・1230・3 6 9 12

31・3

29・1230・3 6 9 12

31・3

元・6 9 12

元・6 9 12

20

10

0

▲10

製造業全体

売上DI収益DI

(見通し)

29・1230・3 6 9 12

31・3元・6 9 12

地域

経済

等主

要指

資料

出所

経済

産業

省県

統計

課経

済産

業省

県統

計課

経済

産業

省県

統計

課国

土交

通省

国土

交通

省経

済産

業省

経済

産業

年 

生産(

生産

指数

)出

荷(生

産者

出荷

指数

)在

庫(生

産者

製品

在庫

指数

)新

設住

宅着

工戸

数(千

戸)

百貨

店販

売額(

億円

全国

前月

比(

%)

前月

比(

%)

前月

比(

%)

前月

比(

%)

前月

比(

%)

前月

比(

%)

愛知

全国

愛知

全国

愛知

全国

前年

同月

比(

%)

愛知

前年

同月

比(

%)

全国

前年

同月

比(

%)

愛知

前年

同月

比(

%)

(注

1)

年数

値は

年平

均の

原数

値で

ある

。(

注2)

百貨

店と

は日

本標

準産

業分

類の

百貨

店・

総合

スー

パー

のう

ちス

ーパ

ーに

該当

しな

い商

店で

あっ

て、か

つ売

場面

積が

政令

指定

都市

で3,

000平

方メ

ートル

以上

、その

他の

地域

で1,

500平

方メ

ートル

以上

の商

店。

季調

値(注

1)季

調値(

注1)

季調

値(注

1)(

注2)

(平

成27

年度

=10

0)(

平成

27年

度=

100)

(平

成27

年度

=10

0)(

平成

27年

度=

100)

(平

成27

年度

=10

0)(

平成

27年

度=

100)

- - - - - - - -

- - - - - - - -

- - - - - - - -

- - - - - - - -

- - - - - - - -

- - - - - - - -

平成

23年

平成

24年

平成

25年

平成

26年

平成

27年

平成

28年

平成

29年

平成

30年

平成

29年

1月

2月

3月

4月

5月

6月

7月

8月

9月

10月

11月

12月

平成

30年

1月

2月

3月

4月

5月

6月

7月

8月

9月

10月

11月

12月

平成

31年

1月

2月

3月

4月

令和

元年

5月

6月

7月

8月

9月

97.2

97.8

99.2

101.

210

0.0

100.

010

3.1

104.

210

0.9

101.

610

1.5

104.

110

2.3

103.

310

2.5

104.

010

3.0

103.

310

4.2

105.

810

1.4

104.

010

5.1

104.

510

4.8

103.

710

3.8

103.

610

3.5

105.

610

4.6

104.

710

2.1

102.

810

2.2

102.

810

4.9

101.

410

2.7

93.2

103.

010

2.7

102.

610

0.0

101.

510

5.9

105.

710

0.5

102.

010

3.2

107.

810

0.0

104.

510

5.7

110.

310

6.6

106.

710

9.4

115.

210

6.4

108.

810

7.9

107.

510

6.6

104.

710

5.2

105.

610

2.9

104.

910

2.7

104.

410

8.3

111.

110

7.0

110.

511

3.2

107.

2

96.3

97.5

100.

710

1.4

100.

099

.710

2.2

103.

010

0.5

100.

510

1.0

102.

710

1.3

102.

910

2.1

103.

710

1.4

100.

510

3.5

105.

410

0.7

102.

510

3.5

104.

410

3.2

103.

310

2.1

103.

010

2.1

104.

410

2.8

103.

110

0.6

102.

210

0.9

102.

710

4.0

99.8

102.

5

104.

311

0.4

98.0

99.5

100.

099

.199

.410

2.0

97.1

97.8

98.9

100.

099

.899

.098

.598

.699

.110

2.0

100.

810

1.1

100.

810

1.0

103.

610

2.5

102.

710

1.6

101.

910

1.8

102.

010

1.5

101.

610

2.9

102.

010

2.4

103.

810

3.8

104.

310

4.7

104.

5

106.

310

6.5

101.

910

1.3

100.

097

.110

0.3

105.

396

.996

.197

.499

.999

.499

.699

.310

4.0

101.

510

4.3

102.

810

3.0

101.

410

2.0

103.

810

5.8

107.

210

2.1

105.

710

2.7

107.

010

7.4

108.

211

0.1

106.

910

8.1

110.

811

0.5

108.

810

9.2

92.8

103.

110

2.5

102.

110

0.0

101.

210

4.8

103.

710

1.2

101.

510

2.4

104.

910

1.6

104.

410

4.6

108.

410

4.6

103.

910

7.9

111.

810

5.0

106.

310

5.7

105.

510

4.5

103.

310

2.6

103.

810

0.7

102.

710

1.1

102.

310

8.4

107.

810

3.4

108.

411

1.2

104.

0

△ 1

.1 0.7

△ 0

.1 2.6

△ 1

.7 1.0

△ 0

.8 1.5

△ 1

.0 0.3

0.9

1.5

△ 4

.2 2.6

1.1

△ 0

.6 0.3

△ 1

.0 0.1

△ 0

.2△

0.1 2.0

△ 0

.9 0.1

△ 2

.5 0.7

△ 0

.6 0.6

2.0

△ 3

.3 1.3

△ 2

.3 1.5

1.2

4.5

△ 7

.2 4.5

1.1

4.4

△ 3

.4 0.1

2.5

5.3

△ 7

.6 2.3

△ 0

.8△

0.4

△ 0

.8△

1.8 0.5

0.4

△ 2

.6 1.9

△ 2

.1 1.7

3.7

2.6

△ 3

.7 3.3

2.4

△ 5

.3

△ 1

.0 0.0

0.5

1.7

△ 1

.4 1.6

△ 0

.8 1.6

△ 2

.2△

0.9 3.0

1.8

△ 4

.5 1.8

1.0

0.9

△ 1

.1 0.1

△ 1

.2 0.9

△ 0

.9 2.3

△ 1

.5 0.3

△ 2

.4 1.6

△ 1

.3 1.8

1.3

△ 4

.0 2.7

△ 1

.1 0.3

0.9

2.4

△ 3

.1 2.8

0.2

3.6

△ 3

.5△

0.7 3.8

3.6

△ 6

.1 1.2

△ 0

.6△

0.2

△ 0

.9△

1.1

△ 0

.7 1.2

△ 3

.0 2.0

△ 1

.6 1.2

6.0

△ 0

.6△

4.1 4.8

2.6

△ 6

.5

0.1

0.7

1.1

1.1

△ 0

.2△

0.8

△ 0

.5 0.1

0.5

2.9

△ 1

.2 0.3

△ 0

.3 0.2

2.6

△ 1

.1 0.2

△ 1

.1 0.3

△ 0

.1 0.2

△ 0

.5 0.1

1.3

△ 0

.9 0.4

1.4

0.0

0.5

0.4

△ 0

.2

1.9

△ 0

.8 1.4

2.6

△ 0

.5 0.2

△ 0

.3 4.7

△ 2

.4 2.8

△ 1

.4 0.2

△ 1

.6 0.6

1.8

1.9

1.3

△ 4

.8 3.5

△ 2

.8 4.2

0.4

0.7

1.8

△ 2

.9 1.1

2.5

△ 0

.3△

1.5 0.4

2.6

5.9

11.0

△ 9

.0 1.9

6.4

△ 0

.2△

2.4

11.8

△ 2

.7 0.0

2.4

△ 1

.3 1.2

△ 2

.4△

1.2

△ 3

.5△

4.6 0.0

△ 1

.3△

13.

2△

2.8

△ 7

.9 0.0

2.6

△ 6

.9 0.0

1.2

△ 1

.2 0.0

△ 1

.2 1.3

1.5

4.3

10.0

△ 6

.0△

8.8 1.2

△ 4

.8

△ 1

.7△

1.8

14.3

△ 1

2.5

5.4

5.1

3.2

4.7

△ 4

.3 2.0

1.8

11.4

△ 1

1.8

13.7 3.6

△ 5

.9 3.6

△ 5

.210

.2 4.3

2.3

△ 9

.6△

10.

716

.333

.3△

1.7 5.2

29.2

△ 1

.7 9.1

△ 9

.212

.511

.112

.816

.0△

22.

820

.0 7.0

△ 9

.8

△ 2

.6△

0.3 1.2

1.6

△ 0

.0△

3.3

△ 0

.7△

1.7

△ 2

.2△

2.8

△ 1

.7△

0.4

△ 1

.1 0.2

△ 2

.5 0.5

2.1

△ 1

.5 2.2

△ 0

.4△

1.4

△ 1

.5△

0.4 0.2

△ 2

.5 2.6

△ 6

.5△

0.8

△ 3

.8△

0.1

△ 2

.3△

2.5

△ 4

.9△

2.2

△ 1

.6△

2.2

△ 1

.9△

2.2

△ 3

.6

△ 3

.9△

0.5 4.1

4.9

△ 0

.0△

3.5

△ 0

.2△

0.9

△ 1

.5△

0.6 1.2

△ 2

.0 0.6

0.9

△ 4

.4△

0.3 6.8

△ 2

.7 2.9

△ 1

.1△

0.2 0.0

△ 2

.4 4.7

△ 0

.3 9.0

△ 5

.5△

1.3

△ 5

.5△

0.3

△ 3

.3△

2.8

△ 5

.0△

0.9

△ 2

.2△

5.4

△ 6

.6△

8.8

△ 7

.1

834

883

980

892

909

967

965

942 76 71 76 84 78 87 83 81 83 83 85 77 66 69 70 84 80 81 83 82 82 83 84 78 67 72 77 79 73 82 79

66,6

0666

,389

67,1

9568

,274

68,2

5865

,976

65,5

2964

,434

5,74

04,

774

5,72

94,

994

5,06

95,

194

6,01

04,

552

4,78

45,

164

5,92

47,

594

5,65

94,

702

5,70

85,

005

4,94

45,

331

5,61

74,

515

4,60

05,

159

5,78

97,

405

5,38

04,

600

5,61

94,

894

4,84

95,

216

5,41

2

4,33

54,

314

4,49

04,

712

4,71

04,

546

4,53

84,

498

404

329

416

338

349

355

417

307

344

354

393

531

403

329

406

354

348

387

394

303

325

353

380

516

383

326

397

335

325

353

366

57 56 64 56 59 62 64 67 4.4

5.2

5.6

4.9

4.5

5.8

5.8

4.8

5.8

5.5

6.5

4.8

4.5

4.7

5.0

5.7

6.0

5.7

6.1

6.2

5.7

6.0

5.9

5.4

5.0

5.3

5.8

4.4

7.2

6.1

5.5 平成31年1~3月期

より調査要領変更

平成31年1~3月期より調査要領変更

平成31年1~3月期より調査要領変更

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- 6 -

業種別製造業 製造業全体

その他の動向(前期・今期)

◎販売価格DI

(見通し)

景況・売上の動き今期(7~9月)の実績見込み⑴ 製造業全体の景況DIは2.2%で、前期と比べ 7.4㌽下降している。  業種別にみると、繊維品製造業は▲6.9%で

6.9㌽、機械器具製造業は0.0%で12.5㌽、その他製造業は6.7%で5.3㌽それぞれ下降している。

⑵ 売上DIは5.2%で、前期と比べ6.6㌽下降している。

  業種別にみると、繊維品製造業は▲6.9%で6.9㌽、機械器具製造業は0.0%で12.5㌽、その他製造業は12.0%で4.0㌽それぞれ下降している。

⑶ 収益DIは5.1%で、前期と比べ3.0㌽下降している。

  業種別にみると、その他製造業は10.7%で0.1㌽プラス幅を広げている。機械器具製造業は3.1%で9.4㌽下降している。繊維品製造業は▲6.9%で3.5㌽マイナス幅を広げている。

〈注〉上段前期:下段今期

◎原材料価格DI

◎受注残DI

◎資金繰りDI

◎借入の状況 (%)

◎人手DI

◎設備投資 (%)

2.24.4今期2.2

今期10.3

今期3.0

今期▲ 3.7

今期

今期▲13.9

今期

増加 変らず 減少

上昇 変らず 下降

上昇 変らず 下降

楽 変らず 苦しい

した しない

過剰 適正 不足

した しない

13.216.2

10.3

15.41.5

83.1

27.2

83.1

12.5

93.4

70.6

6.6

前期1.4

前期9.6

前期9.6

前期2.2

前期

前期▲13.2

前期

20

10

0

▲10

景況DI売上DI

来期(10~12月)の見通し 来期の景況DIは▲2.2%で、今期と比べ4.4㌽下降しマイナスに転じる見通しである。 売上DIは2.2%で3.0㌽下降する見通しである。収益DIは▲0.7%で5.8㌽下降しマイナスに転じる見通しである。

DI今期の実績見込み

● 前期(平成31年4~6月期)  ◯ 今期(令和元年7~9月期)

▲30 ▲20 ▲10 0 10 20 30DI来期の見通し

● 今期(令和元年7~9月期)  ◯ 来期(令和元年10~12月期)

29・1230・3 6 9 12

31・3元・6 9 12

景 況売 上

繊維品製造業

▲30

▲40

▲40 ▲20 ▲10 0 10 20 30

景 況売 上

機械器具製造業

景 況売 上

その他製造業

地域経済等主要指標

  信用金庫預金

全国愛知

全国 愛知(単位:10億円)

74,500

73,000

71,500

70,000

68,500

67,000

全国 愛知(単位:10億円)  信用金庫貸出金

全国愛知

140.00130.00120.00110.00100.0090.00

円相場 日経平均(単位:円)28,00026,00024,00022,00020,00018,000

8,200

8,000

7,800

7,600

7,400

7,200

17,500

17,000

16,500

16,000

15,500

15,000

1301201101009080

全国愛知

円相場日経平均

(平成27年=100)

所定外労働時間指数(原指数) 6月の愛知県の所定外労働時間指数は前年比4.4%減少し、95.6となった。

円相場、日経平均 円相場(月末値)は平成30年6月以降1ドル当たり110円台で推移し、一時期100円台後半となり、その後110円台に戻したが、令和元年5月以降は再び100円台後半が続き、令和元年8月は106.52円となった。 日経平均株価(月末値)は平成30年4月以降22,000円台で推移していたが、平成30年9月以降、上昇および下落を繰り返し、令和元年8月は20,704.37円となった。

<預 金> 6月の全国信用金庫預金残高は1,455,663億円(前月比19,051億円増加)で、愛知県内信用金庫預金残高は165,736億円(前月比2,732億円増加)となった。<貸出金> 6月の全国信用金庫貸出金残高は714,785億円(前月比2,842億円増加)で、愛知県内信用金庫貸出金残高は77,881億円(前月比499億円増加)となった。

- 23 -

72.8

87.5

0.711.0 88.3

148,000

146,000

144,000

142,000

140,000

138,000

景 況売 上

繊維品製造業

景 況売 上

機械器具製造業

景 況売 上

その他製造業

平成31年1~3月期より調査要領変更

1.52.9

10.319.9

7.4

14.71.5

83.0

27.9

83.8

95.6

69.8

9.6

72.1

89.710.3

0.09.6 90.4

30・1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 1231・1 2 3 4

元・5 6 7 8 9

30・1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 1231・1 2 3 4

元・5

30・1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 1231・1 2 3 4

元・5

30・1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 1231・1 2 3 4

元・5 6 7 8

6 7 8

6 7 8

信用金庫預金・貸出金

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- 22 -

30,00024,00018,00012,0006,000

0

1,5001,2009006003000

全国愛知

全国 愛知(単位:億円)

全国愛知

全国 愛知(単位:件)

20,00016,00012,0008,0004,000

0

全国 愛知(単位:億円)250200150100500

807060504030

全国愛知

全国愛知

(単位:倍)

公共工事請負額 7月の愛知県内の公共工事請負額は535億円となり、前年同月比11.3%減少となった。

有効求人倍率(季調値) 7月の愛知県の求人倍率は前月と変わらず、1.94倍となった。

企業倒産状況 8月の愛知県内の企業倒産件数(負債額1,000万円以上)は42件、負債額28億円となった。倒産件数は前年同月より3件減少し、負債総額は51億円減少となった。

  倒産件数

  負債総額

1,000900800700600500

地域経済等主要指標

- 7 -

製造業 繊維品製造業

景況・売上の動き今期(7~9月)の実績見込み⑴ 繊維品製造業の景況DIは▲6.9%で、前期

と比べ6.9㌽下降している。  業種別にみると、紳士織物業、婦人織物業

はともに改善している。その他織物製造業、撚 糸業、織物修整業、縫製業はいずれも横ばい となっている。その他繊維製造業は下降しマイ

ナスに転じている。 

紳士織物業 ……… 0.0% (50.0㌽改善)婦人織物業 ……… 0.0% (25.0㌽改善)その他織物製造業 … ▲33.3% (横ばい)撚糸業 …………… 0.0% (横ばい)織物修整業 ……… 0.0% (横ばい)縫製業 …………… 0.0% (横ばい)その他繊維製造業 … ▲10.0% (40.0㌽下降)

 ⑵ 売上DIは▲6.9%で、前期と比べ6.9㌽下降

している。  業種別にみると、婦人織物業は改善しプラス

に転じている。紳士織物業は改善している。 その他織物製造業、織物修整業、縫製業は いずれも横ばいとなっている。撚糸業は下降 している。その他繊維製造業は下降しマイナス

に転じている。 ⑶ 収益DIは▲6.9%で、前期と比べ3.5㌽マイ ナス幅を広げている。  業種別にみると、婦人織物業は改善しプラス

に転じている。紳士織物業は改善している。 その他織物製造業、織物修整業、縫製業は いずれも横ばいとなっている。撚糸業は下降 している。その他繊維製造業は下降しマイナス

に転じている。  

来期(10~12月)の見通し 来期の景況DIは▲27 .6%で、今期と比べ20.7㌽マイナス幅を広げる見通しである。

 業種別の景況DIは、 次の通りとなっている。 紳士織物業……… ▲50.0%(50.0㌽下降) 婦人織物業……… ▲25.0%(25.0㌽下降) その他織物製造業… ▲33.3%(横ばい) 撚糸業…………… 0.0%(横ばい) 織物修整業……… 0.0%(横ばい) 縫製業…………… ▲50.0%(50.0㌽下降) その他繊維製造業… ▲30.0%(20.0㌽下降)

 来期の売上DIは▲20.7%で13.8㌽、収益DIは▲24.2%で17.3㌽それぞれマイナス幅を広げる見通しである。

※1反50m 1本40m※株式会社リサーチセンター提供

(見通し)

景況DI売上DI

29・1230・3 6 9 12

31・3元・6 9 12

30・1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 1231・1 2 3 4

元・5 6

30・1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 1231・1 2 3 4

元・5 6

7

7

8

8

9

9

30・1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 1231・1 2 3 4

元・5 6 7 8

10

0

▲10

▲20

▲30

▲40

平成31年1~3月期より調査要領変更

2.502.252.001.751.501.25

30・1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 1231・1 2 3 4

元・5 6 7 8

(参考)尾州産地の生産動向◎婦人物

◎紳士物

◎ニット

26232017141185

9080706050403020

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月

010203040506070

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月

(千反)

(千反)

(千本)

16年17年18年19年

16年17年18年19年

16年17年18年19年

Page 10: No.66 景況レポート2019年10月発行 令和元年7~9月期実績見込み 令和元年10~12月期見通し 特別調査 「消費税率引上げの影響と対応について」

- 8 -

製造業 繊維品製造業

その他の動向(前期・今期)

 今期の経営上の問題点として、「同業者間の競争の激化」、次いで「売上の停滞・減少」、「利幅の縮小」および「輸入製品との競争の激化」をあげており、これに対して「経費を節減する」、次いで「販路を広げる」、

「新製品・技術を開発する」および「情報力を強化する」を当面の重点経営施策としている。

27.6

◎販売価格DI

〈注〉上段前期:下段今期

◎原材料価格DI

◎受注残DI

◎資金繰りDI

◎借入の状況 (%)

◎人手DI

◎設備投資 (%)

前期

今期▲ 6.9

前期

今期13.8

前期

今期▲10.3

前期

今期▲17.2

前期

今期

前期

今期▲10.4

前期

今期

増加 変らず 減少

上昇 変らず 下降

上昇 変らず 下降

楽 変らず 苦しい

した しない

過剰 適正 不足

した しない

17.20.0

13.83.4

75.96.9

82.8

72.4

0.0

▲ 6.9

6.9

0.0

▲10.3

▲ 3.5

経営上の問題点60

50

40

30

20

10

0

当面の重点経営施策80

70

60

50

40

30

20

10

0 広げる

販路を

 節減する

経費を

新設住宅着工戸数

100

90

80

70

60

50

8.0

7.0

6.0

5.0

4.0

3.0

 7月の愛知県の新設住宅着工戸数は5,473戸となり、前年同月比で9.8%減少となった。

百貨店販売額 7月の愛知県の百貨店販売額は366億円となり、前年同月比で7.1%減少となった。

機械受注、金属工作機械受注 6月の愛知県の金属工作機械受注は、1,622億円で対前月比74億円減少(△4.4%)となった。また、前年同月比では13.7%減少となった。

9,000

8,000

7,000

6,000

5,000

4,000

11,000

10,000

9,000

8,000

7,000

6,000

700

600

500

400

300

200

2,500

2,250

2,000

1,750

1,500

1,250

全国愛知

全国愛知

全国 愛知(単位:千戸)

全国 愛知(単位:億円)

全国 愛知(単位:億円)

全国愛知

地域経済等主要指標

- 21 -

96.63.4

17.2

86.2

0.0 6.993.1

65.5

 開発する

新商品・技術を

20.7

 強化する

情報力を

24.1 82.8

 停滞・減少

売上の

 競争の激化

同業者間の

利幅の縮小

 競争の激化

輸入製品との

41.4

48.3

24.1

13.8

30・1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 1231・1 2 3 4

元・5 6 7 8

30・1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 1231・1 2 3 4

元・5 6 7 8

30・1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 1231・1 2 3 4

元・5 6 7 8

51.7

31.0

17.2

37.9

17.2 17.2 17.2 17.2

58.665.565.5

27.620.7

58.6

69.0

17.2 17.2

31.0

10.30.0

6.93.4

65.617.2

89.7

69.0

0.0

96.63.4

17.2

93.1

0.0 6.993.1

89.7

6.9

7〜9月期

4〜6月期

1〜3月期

7〜9月期

4〜6月期

1〜3月期

41.4

Page 11: No.66 景況レポート2019年10月発行 令和元年7~9月期実績見込み 令和元年10~12月期見通し 特別調査 「消費税率引上げの影響と対応について」

地域経済等主要指標

140

130

120

110

100

90

鉱工業指数 6月の愛知県の季節調整指数(平成27年=100)は、生産107.2、出荷104.0、在庫109.2となり前月比で見ると、生産は5.3%低下、出荷は6.5%低下、在庫は0.4%上昇となった。

(基準年 全国 27年=100/愛知 27年=100)

 生産(生産指数)

 在庫(生産者製品在庫指数)

 出荷 (生産者出荷指数)

全国愛知

(基準年 全国 27年=100/愛知 27年=100)

(基準年 全国 27年=100/愛知 27年=100)

- 20 -

全国愛知

全国愛知

- 9 -

30

20

10

0

▲10

製造業 機械器具製造業

景況・売上の動き

その他の動向(前期・今期)

(見通し)

経営上の問題点

当面の重点経営施策

今期(7~9月)の実績見込み⑴ 機械器具製造業の景況DIは0.0%で、前期と

比べ12.5㌽下降している。  業種別にみると、電気機械器具製造業は

25.0%で横ばいとなっている。その他機械器具 製造業は0.0%で14.3㌽下降している。一般機械

器具製造業は▲4.7%で14.2㌽下降しマイナスに転じている。

⑵ 売上DIは0.0%で、前期と比べ12.5㌽下降している。業種別では、電気機械器具製造業は25.0%、その他機械器具製造業は14.3%でともに横ばいとなっている。一般機械器具製造業は▲9.5%で19.0㌽下降しマイナスに転じている。

⑶ 収益DIは3.1%で9.4㌽下降している。⑷ 経営上の問題点として、「同業者間の競争の

激化」、次いで「人手不足」、「利幅の縮小」および「売上の停滞・減少」をあげており、これに対して「経費を節減する」、次いで「販路を広げる」、

 「人材を確保する」、「新製品・技術を開発する」 を当面の重点経営施策としている。

来期(10~12月)の見通し 来期の景況DIは0.0%で、今期と比べ横ばいとなる見通しである。 売上DIは3.1%で3.1㌽改善する見通しである。収益DIは3.1%で横ばいとなる見通しである。

◎資金繰りDI前期

今期0.0

楽 変らず 苦しい

◎借入の状況 (%) 前期

今期

した しない

◎人手DI

12.50.0

前期

今期▲12.5

過剰 適正 不足

◎設備投資 (%)

12.5

前期

今期

した しない

◎受注残DI前期

今期0.0

増加 変らず 減少

〈注〉上段前期:下段今期

28.1

87.5

75.0

0.0

▲ 9.4

12.5

景況DI売上DI

70

60

50

40

30

20

10

0

93.76.3

6.387.46.3

29・1230・3 6 9 12

31・3元・6 9 12

 開発する

新製品・技術を

 確保する

人材を

 競争の激化

同業者間の

71.9

30・1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 1231・1 2

30・1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 1231・1 2

30・1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 1231・1 2

3

3

3

4

4

4

元・5 6 7 8

元・5

元・5

6

6

7

7

8

8

12.5

9.40.0

6.3

25.0

90.6

74.9

93.76.3

6.387.46.3

75.0

18.8

 停滞・減少

売上の

利幅の縮小

人手不足

25.0

50

40

30

20

10

0

43.8

 広げる

販路を

 節減する

経費を

46.953.1

40.6

21.9

43.8

56.3

31.3

18.8

31.3

21.9

28.1

37.5

28.1

140

130

120

110

100

90

140

130

120

110

100

90

7〜9月期

4〜6月期

1〜3月期

7〜9月期

4〜6月期

1〜3月期

43.8

21.918.8

9.4

21.918.8

53.146.9

25.0

平成31年1~3月期より調査要領変更

Page 12: No.66 景況レポート2019年10月発行 令和元年7~9月期実績見込み 令和元年10~12月期見通し 特別調査 「消費税率引上げの影響と対応について」

製造業 その他製造業

景況・売上の動き

(見通し)

今期(7~9月)の実績見込み⑴ その他製造業の景況DIは6.7%で、前期と

比べ5.3㌽下降している。⑵ 売上DIは12.0%で4.0㌽下降している。収益

DIは10.7%で0.1㌽プラス幅を広げている。⑶ 経営上の問題点として、「同業者間の競争の

激化」、次いで「売上の停滞・減少」、「工場・ 機械の狭小・老朽化」および「人手不足」を あげており、これに対して「販路を広げる」、 次いで「経費を節減する」、「新製品・技術を 開発する」、「情報力を強化する」を当面の重点

経営施策としている。

来期(10~12月)の見通し 来期の景況DIは6.7%で、今期と比べ横ばいとなる見通しである。 売上DIは10.6%で1.4㌽、収益DIは6.7%で4.0㌽それぞれ下降する見通しである。

その他の動向(前期・今期)

経営上の問題点

当面の重点経営施策

◎資金繰りDI前期

今期

楽 変らず 苦しい

◎借入の状況 (%) 前期

今期

した しない

◎人手DI前期

今期

過剰 適正 不足

◎設備投資 (%) 前期

今期

した しない

◎受注残DI前期

今期

増加 変らず 減少

〈注〉上段前期:下段今期

9.381.49.3

12.066.7

0.0

▲16.0

9.3

73.326.7

8.0

▲18.7

12.0

60

50

40

30

20

10

0

70

60

50

40

30

20

10

0

1.3

 競争の激化

同業者間の

 節減する

経費を

 広げる

販路を

81.318.7

17.3

- 10 -

21.3

60.0

81.4

45.3

30

20

10

0

▲10

景況DI売上DI

29・1230・3 6 9 12

31・3元・6 9 12

 停滞・減少

売上の

22.7

 強化する

情報力を

 開発する

新製品・技術を

25.3

45.3

平成31年1~3月期より調査要領変更

50.7

22.7

46.7

26.720.0

 狭小・老朽化

工場・機械の

人手不足

18.720.0 20.0

60.0

21.3

57.3

29.3

45.3

17.3

29.3

48.0

18.7

6.778.614.7

9.369.4

72.028.0

1.3

85.314.7

20.0

21.3

78.7

18.7 18.7

- 19 -

7〜9月期

4〜6月期

1〜3月期

7〜9月期

4〜6月期

1〜3月期

主 な 経 済 ・ 社 会 情 勢

25 年 12 月   特 定 秘 密 保 護 法 成 立

25 年 9 月   日 銀 当 座 預 金 残 高 1 0 0 兆 円 突 破

25 年 7 月   T P P 交 渉 正 式 参 加

25 年 6 月   富 士 山 が 世 界 遺 産 登 録

25 年 3 月   日 銀 新 体 制 、 量 質 両 面 か ら 大 胆 な 金 融 緩 和

24 年 12 月            

24 年 9 月  

24 年 8 月   消 費 税 増 税 法 案 成 立

24 年 2 月   日 銀 が 資 産 買 入 れ 基 金 を 増 額 等 金 融 緩 和 を 強 化

 23 年 11 月   日 銀 が 為 替 市 場 へ 覆 面 介 入

23 年 10 月   外 国 為 替 市 場 で 円 相 場 が 戦 後 最 高 値 75 円 32 銭 を 記 録

 23 年 3 月   東 日 本 大 震 災 発 生   M 9.0

 22 年 10 月   た ば こ 大 幅 値 上 げ

22 年 8 月   日 銀 が 追 加 金 融 緩 和 策 を 発 表

22 年 6 月   改 正 貸 金 業 法 完 全 施 行

22 年 4 月   ギ リ シ ャ 経 済 危 機

 21 年 12 月   中 小 企 業 金 融 円 滑 化 法 施 行

21 年 9 月   自 由 民 主 党 か ら 民 主 党 へ 政 権 交 代

 21 年 3 月   東 証 終 値 バ ブ ル 崩 壊 後 最 安 値

21 年 1 月   バ ラ ク ・ オ バ マ 氏 、 米 国 大 統 領 に 就 任

20 年 11 月   緊 急 金 融 サ ミ ッ ト が 米 国 ワ シ ン ト ン で 開 幕

20 年 9 月   米 リ ー マ ン ・ ブ ラ ザ ー ズ ・ ホ ー ル デ ィ ン グ 経 営 破 綻

20 年 4 月   後 期 高 齢 者 医 療 制 度 開 始

20 年 1 月   W T I 原 油 先 物 が 初 の 1 0 0 ド ル 越 え

19 年 10 月   郵 政 民 営 化

19 年 8 月   米 国 、 4 年 ぶ り に 公 定 歩 合 引 き 下 げ

19 年 7 月   米 国 に て サ ブ プ ラ イ ム ロ ー ン 問 題 深 刻 化

    

景況DI推移グラフ

“いちい”お取引先の景況DI

日本の景気後退期

% 10 0

▲10

▲20

▲30

▲40

▲50

▲60

景気の

山と谷

(内閣府発表)

山20年2月

山24年3月

谷24年11月

谷21年3月

拡張73ヵ月

後退13ヵ月

拡張36ヵ月

後退8ヵ月

政 府 、 ア ベ ノ ミ ク ス ( 経 済 政 策 ) 発 表

民 主 党 か ら 自 由 民 主 党 へ 政 権 交 代

が 緩 和

欧 州 中 央 銀 行 の 国 債 購 入 計 画 等 に よ り 欧 州 債 務 危 機

ノ ー ベ ル 物 理 学 賞

青 色 発 光 ダ イ オ ー ド 発 明 で 赤 崎 、 天 野 、 中 村 の 3 氏 に

26 年 4 月   消 費 税 17 年 ぶ り に 引 き 上 げ ( 5 % ↓ 8 % )

26 年 1 月   少 額 投 資 非 課 税 制 度 ( N I S A ) 開 始

26 年 6 月   富 岡 製 糸 場 が 世 界 遺 産 登 録

26 年 10 月  

26 年 12 月   小 惑 星 探 査 機 「 は や ぶ さ 2 」 打 ち 上 げ 成 功

27 年 1 月   相 続 税 ・ 贈 与 税 の 抜 本 改 正

27 年 5 月   改 正 会 社 法 の 施 行

27 年 6 月   18 歳 選 挙 権 ・ 改 正 公 選 法 成 立

27 年 7 月   明 治 日 本 の 産 業 革 命 遺 産 が 世 界 遺 産 登 録

27 年 9 月   改 正 マ イ ナ ン バ ー 法 成 立

27 年 11 月   半 世 紀 ぶ り に 国 産 旅 客 機 「 M R J 」 飛 行

27 年 12 月   米 、 ゼ ロ 金 利 を 解 除 し 9 年 半 ぶ り 利 上 げ

28 年 2 月   日 銀 、 初 の マ イ ナ ス 金 利 導 入

28 年 4 月   熊 本 地 震 発 生   震 度 7 を 2 回 観 測

28 年 5 月   伊 勢 志 摩 サ ミ ッ ト 開 催

28 年 6 月   国 民 投 票 で 英 国 が E U 離 脱 へ

28 年 7 月   日 銀 が 追 加 の 金 融 緩 和 策 決 定

 28 年 10 月   大 隈 良 典 氏 に ノ ー ベ ル 医 学 生 理 学 賞

28 年 11 月   山 ・ 鉾 ・ 屋 台 行 事 が 世 界 無 形 文 化 遺 産 登 録

29 年 1 月   ド ナ ル ド ・ ト ラ ン プ 氏 、 米 国 大 統 領 に 就 任

29 年 6 月   退 位 特 例 法 が 成 立   天 皇 は 「 上 皇 」 に

29 年 10 月   日 経 平 均 は 歴 代 最 長 の 15 連 騰 、 21 年 ぶ り の 高 値 水 準

30 年 2 月   韓 国 で 初 の 冬 季 五 輪 開 催 、 日 本 の メ ダ ル 史 上 最 多 13 個

30 年 6 月   名 古 屋 ・ 栄 の 百 貨 店 丸 栄 が 75 年 の 歴 史 に 幕

30 年 10 月   東 京 ・ 築 地 市 場 が 営 業 を 終 え 、 豊 洲 市 場 が 開 業

30 年 12 月   環 太 平 洋 連 携 協 定 ( T P P ) 発 効

31 年 3 月   大 リ ー グ ・ マ リ ナ ー ズ の イ チ ロ ー 選 手 が 引 退

元 年 5 月   新 天 皇 が 即 位 、 元 号 が 「 令 和 」 に 改 元

元 年 10 月   消 費 税 率 引 き 上 げ ( 8 % ↓ 10 % )

28 年 8 月   新 祝 日 「 山 の 日 」 施 行

629 年 3 月

129

628 年 3 月

129

627 年 3 月

129

626 年 3 月

129

625 年 3 月

129

624 年 3 月

129

623 年 3 月

129

622 年 3 月

129

621 年 3 月

129

620 年 3 月

129

619 年 3 月

平成20年7~9月期より

調査要領変更

平成25年7~9月期より

調査要領変更

平成31年1~3月期より

調査要領変更

91230 年 3 月

691231 年 3 月

元 年 6 月

9元 年 12 月 見 通 し

Page 13: No.66 景況レポート2019年10月発行 令和元年7~9月期実績見込み 令和元年10~12月期見通し 特別調査 「消費税率引上げの影響と対応について」

非製造業 サービス業

経営上の問題点

 競争の激化

同業者間の

 停滞・減少

売上の

 確保する

  

人材を

 増加

 

人件費の

 節減する

経費を

当面の重点経営施策

今期(7~9月)の実績見込み⑴ サービス業の景況DIは▲3.6%で、前期と 比べ4.9㌽下降しマイナスに転じている。⑵ 売上DIは▲5.8%で8.0㌽、収益DIは▲3.5%

で5.8㌽それぞれ下降しマイナスに転じている。⑶ 経営上の問題点として、「同業者間の競争の

激化」、次いで「売上の停滞・減少」、「人手 不足」、「人件費の増加」をあげており、これに 対して「経費を節減する」、次いで「宣伝・広告

を強化する」、「販路を広げる」、「人材を確保 する」を当面の重点経営施策としている。

来期(10~12月)の見通し 来期の景況DIは▲3.5%で、今期と比べ0.1㌽マイナス幅を縮小する見通しである。 売上DIは▲6.7%で0.9㌽、収益DIは▲5.8%で2.3㌽それぞれマイナス幅を広げる見通しである。

その他の動向(前期・今期)◎料金価格DI

今期

上昇 変らず

変らず

変らず

下降

◎資金繰りDI

今期

楽 苦しい

◎借入の状況 (%)

今期

した

適正

しない

◎人手DI

今期

過剰 不足

◎残業時間DI

今期

増加 減少

〈注〉上段前期:下段今期

1.8

▲ 4.0

▲11.1

1.3

70

60

50

40

30

20

10

0

60

50

40

30

20

10

0

0.42.2

6.7

11.1

88.012.0

2.7

0.0

4.0 2.7

97.4

90.6

88.9

93.3

前期

前期

前期

前期

前期

2.2

▲ 3.6

▲12.4

4.0

0.93.1

6.7

12.4

86.213.8

3.1

0.0

5.3 1.3

96.0

90.2

87.6

93.4

- 18 -

景況DI売上DI

- 11 -

非製造業全体非製造業

景況・売上の動き

その他の動向(前期・今期)

(見通し)

今期(7~9月)の実績見込み⑴ 非製造業全体の景況DIは▲4.4%で、前期と

比べ0.3㌽マイナス幅を縮小している。  業種別にみると、建設業、不動産業はともに 改善している。卸売業、小売業、飲食業はいずれ

もマイナス幅を縮小している。運輸・通信業は 横ばいとなっている。サービス業は下降しマイナス

に転じている。⑵ 売上DIは▲3.6%で、前期と比べ0.4㌽マイナス

幅を広げている。  業種別にみると、不動産業はプラス幅を広げて

いる。建設業は改善しプラスに転じている。卸売業、小売業、飲食業はいずれもマイナス幅を縮小している。運輸・通信業は横ばいとなっている。サービス業は下降しマイナスに転じている。

⑶ 収益DIは▲4.3%で、前期と比べ0.4㌽マイナス幅を広げている。

  業種別にみると、建設業は改善している。卸売業、小売業、飲食業はいずれもマイナス幅を縮小している。運輸・通信業は横ばいとなっている。

 不動産業、サービス業はともに下降しマイナスに転じている。

◎資金繰りDI前期

今期

楽 変らず 苦しい

◎借入の状況 (%) 前期

今期

した しない

◎人手DI前期

今期

過剰 適正 不足

◎残業時間DI前期

今期

増加 減少

◎設備投資(%)(不動産業を除く) 前期

今期

した

変らず

しない

〈注〉上段前期:下段今期

▲ 3.7 3.5

15.2

0.5

2.93.6

94.75.3

▲10.3

0.7

89.3

88.7

84.8

93.5

▲ 3.4

▲13.0

2.4

10

0

▲10

▲20 29・1230・3 6 9 12

31・3元・6 9 12

景 況売 上景 況売 上景 況売 上景 況売 上景 況売 上景 況売 上景 況売 上

卸 売 業

小 売 業

飲 食 業

建 設 業

不動産業

運輸・通信業

サービス業

景 況卸 売 業 売 上景 況小 売 業 売 上景 況飲 食 業 売 上景 況建 設 業 売 上景 況不動産業 売 上景 況運輸・通信業 売 上景 況サービス業 売 上

来期(10~12月)の見通し 来期の景況DIは▲5.2%で、今期と比べ0.8㌽マイナス幅を広げる見通しである。 売上DIは▲3.3%で0.3㌽、収益DIは▲3.8%で0.5㌽それぞれマイナス幅を縮小する見通しである。

● 今期(令和元年7~9月期)  ◯ 来期(令和元年10~12月期)

▲30 ▲20 ▲10 0 10 20 30DI来期の見通し

● 前期(平成31年4~6月期)  ◯ 今期(令和元年7~9月期)

▲30 ▲20 ▲10 0 10 20 30

40

40DI今期の実績見込み

人手不足

7.2

景況・売上の動き10

0

▲10

▲20

(見通し)

景況DI売上DI

29・1230・3 6 9 12

31・3元・6 9 12

7.6

 広げる

販路を

 強化する

宣伝・広告を

64.4

8.4

18.7

33.3

19.6

52.4

40.035.1

17.3

52.4

39.135.6

16.9

47.6

38.7

21.3

63.1

16.9

25.3

15.1

27.1

9.8

平成31年1~3月期より調査要領変更

平成31年1~3月期より調査要領変更

10.8

4.4

16.3

0.3

2.04.4

92.57.5

87.8

86.4

83.7

93.6

7.8

13.3

7〜9月期

4〜6月期

1〜3月期

7〜9月期

4〜6月期

1〜3月期

63.1

Page 14: No.66 景況レポート2019年10月発行 令和元年7~9月期実績見込み 令和元年10~12月期見通し 特別調査 「消費税率引上げの影響と対応について」

16.4 16.419.2 19.2

20

10

0

▲10

▲20

景況DI売上DI

非製造業 卸売業

景況・売上の動きその他の動向(前期・今期)

(見通し)

経営上の問題点

当面の重点経営施策

 節減する

経費を

 広げる

販路を

80

70

60

50

40

30

20

10

0

今期(7~9月)の実績見込み⑴ 卸売業の景況DIは▲4.2%で、前期と比べ

4.0㌽マイナス幅を縮小している。  業種別にみると、その他卸売業は▲5.9%で

4.5㌽マイナス幅を縮小している。繊維品卸売業は16.7%で横ばいとなっている。

⑵ 売上DIは▲2.8%で、前期と比べ5.5㌽マイ ナス幅を縮小している。  業種別にみると、繊維品卸売業は16.7%で

16.7㌽改善している。その他卸売業は▲4.4%で4.5㌽マイナス幅を縮小している。

⑶ 収益DIは▲2.8%で、前期と比べ6.8㌽マイナス幅を縮小している。

⑷ 経営上の問題点として、「同業者間の競争の激化」、次いで「売上の停滞・減少」、「利幅の縮小」、「輸入品との競争の激化」をあげて

 おり、これに対して「販路を広げる」、次いで 「経費を節減する」、「情報力を強化する」 および「品揃えを充実する」を当面の重点経営

施策としている。

来期(10~12月)の見通し 来期の景況DIは1.4%で、今期と比べ5.6㌽改善しプラスに転じる見通しである。 売上DIは8.2%で11.0㌽、収益DIは6.9%で9.7㌽それぞれ改善しプラスに転じる見通しである。

〈注〉上段前期:下段今期

◎資金繰りDI前期

今期

楽 変らず 苦しい

▲ 8.2

◎借入の状況 (%) 前期

今期

した しない

◎人手DI前期

今期

過剰 適正 不足

▲ 6.8

◎在庫DI前期

今期

過剰 適正 不足

▲ 4.1

9.61.4

87.7

6.893.20.0

4.195.90.0

89.0

12.3

▲ 2.7

▲ 9.6

▲ 1.4

60

50

40

30

20

10

0

29・1230・3 6 9 12

31・3元・6 9 12

 停滞・減少

売上の

 競争の激化

同業者間の

- 12 - - 17 -

非製造業 運輸・通信業

景況・売上の動き

(見通し)

経営上の問題点

当面の重点経営施策

今期(7~9月)の実績見込み⑴ 運輸・通信業の景況DIは13.3%で、前期と

比べ横ばいとなっている。⑵ 売上DIは13.3%、収益DIは13.3%でともに 横ばいとなっている。⑶ 経営上の問題点として、「同業者間の競争の

激化」および「人手不足」、次いで「人件費の 増加」、「売上の停滞・減少」をあげており、 これに対して「経費を節減する」および「販路を

広げる」、次いで「人材を確保する」、「提携先を見つける」を当面の重点経営施策としている。

来期(10~12月)の見通し 来期の景況DIは13.3%で、今期と比べ横ばいとなる見通しである。 売上DIは13.4%で0.1㌽、収益DIは13.4%で0.1㌽それぞれプラス幅を広げる見通しである。

その他の動向(前期・今期)◎料金価格DI

前期

今期

上昇 変らず

変らず

下降

◎資金繰りDI前期

今期

楽 苦しい

◎借入の状況 (%) 前期

今期

した

適正

しない

◎人手DI前期

今期

過剰 不足

◎設備投資 (%) 前期

今期

した しない

〈注〉上段前期:下段今期

3.4

▲ 3.4

▲36.7

70

60

50

40

30

20

10

0

70

60

50

40

30

20

10

0

36.763.30.0

景況DI売上DI

10.0

0.0

▲46.7

40

30

20

10

0

▲10

 競争の激化

同業者間の

29・1230・3 6 9 12

31・3元・6 9 12

利幅の縮小

 見つける

提携先を

 確保する

人材を

45.2

27.432.9

58.9

 競争の激化

輸入品との

67.171.2

17.8 17.8

64.469.9

57.5

 強化する

情報力を

 充実する

品揃えを

人手不足

23.3 76.7

3.36.7

90.0

90.0

6.73.3

6.84.1

90.4

11.087.6

9.6

1.4

4.193.22.7

89.1

 広げる

販路を

 節減する

経費を

50.7

34.2

52.1

12.3

63.3 63.3

53.3 53.346.7

23.3 23.3 23.3

63.3

63.3

63.360.0

63.363.3 63.360.060.0

60.0

6.7

 停滞・減少

売上の

人件費の増加

16.7

6.713.3 13.3

10.0

20.0 80.0

平成31年1~3月期より調査要領変更

平成31年1~3月期より調査要領変更

11.09.6

46.753.30.0

23.3 76.7

0.010.0

86.6

90.0

6.76.7

26.7 73.3

34.2

27.4 27.4

7〜9月期

4〜6月期

1〜3月期

7〜9月期

4〜6月期

1〜3月期

7〜9月期

4〜6月期

1〜3月期

7〜9月期

4〜6月期

1〜3月期

Page 15: No.66 景況レポート2019年10月発行 令和元年7~9月期実績見込み 令和元年10~12月期見通し 特別調査 「消費税率引上げの影響と対応について」

非製造業 不動産業

景況・売上の動き

(見通し)

経営上の問題点

当面の重点経営施策

 競争の激化

同業者間の

今期(7~9月)の実績見込み⑴ 不動産業の景況DIは4.9%で、前期と比べ 4.9㌽改善している。⑵ 売上DIは4.9%で0.1㌽プラス幅を広げて

いる。収益DIは▲2.5%で4.9㌽下降しマイナスに転じている。

⑶ 経営上の問題点として、「同業者間の競争の激化」、次いで「商品物件の不足」、「売上の

 停滞・減少」、「大手企業との競争の激化」を あげており、これに対して「情報力を強化 する」、次いで「販路を広げる」、「宣伝・広告を

強化する」、「経費を節減する」を当面の重点 経営施策としている。

来期(10~12月)の見通し 来期の景況DIは▲2.4%で、今期と比べ7.3㌽下降しマイナスに転じる見通しである。 売上DIは▲7.3%で12.2㌽下降しマイナスに転じる見通しである。収益DIは▲7.3%で4.8㌽マイナス幅を広げる見通しである。

その他の動向(前期・今期)

〈注〉上段前期:下段今期

◎販売価格DI前期

今期

上昇 変らず 下降

4.9

◎借入の状況 (%) 前期

今期

した しない

◎資金繰りDI前期

今期

楽 変らず 苦しい

0.0

◎在庫DI前期

今期

過剰 適正 不足

▲ 7.3

70.7

2.4

95.14.9

29.3

95.2

4.9

2.5

▲ 7.3

0.0

30

20

10

0

▲10

▲20

景況DI売上DI

29・1230・3 6 9 12

31・3元・6 9 12 4.9 82.9

70

60

50

40

30

20

10

0

- 16 - - 13 -

非製造業 小売業

景況・売上の動き

経営上の問題点

当面の重点経営施策

利幅の縮小

 節減する

経費を

70

60

50

40

30

20

10

0

今期(7~9月)の実績見込み⑴ 小売業の景況DIは▲10.3%で、前期と比べ

3.1㌽マイナス幅を縮小している。  業種別にみると、自動車小売業は13.8%で

13.8㌽改善している。その他小売業は▲12.5%で2.5㌽マイナス幅を縮小している。織物・既製服小売業は▲38.8%で11.1㌽マイナス幅を

 広げている。⑵ 売上DIは▲8.6%で、前期と比べ2.4㌽

マイナス幅を縮小している。  業種別にみると、自動車小売業は10.4%で

7.0㌽プラス幅を広げている。その他小売業は▲12.5%で1.3㌽マイナス幅を縮小している。

 織物・既製服小売業は▲22.2%で横ばいと なっている。⑶ 収益DIは▲9.4%で1.6㌽マイナス幅を縮小

している。⑷ 経営上の問題点として、「同業者間の競争

の激化」、次いで「売上の停滞・減少」、「大型店との競争の激化」、「利幅の縮小」をあげて

 おり、これに対して「経費を節減する」、次いで「宣伝・広告を強化する」、「品揃えを改善

 する」、「売れ筋商品を取扱う」を当面の重点 経営施策としている。 

来期(10~12月)の見通し 来期の景況DIは▲14.2%で、今期と比べ3.9㌽マイナス幅を広げる見通しである。 売上DIは▲7.1%で1.5㌽、収益DIは▲8.6%で0.8㌽それぞれマイナス幅を縮小する見通しである。

その他の動向(前期・今期)

〈注〉上段前期:下段今期

◎販売価格DI前期

今期

上昇 変らず 下降

1.5

◎借入の状況 (%) 前期

今期

した しない

◎資金繰りDI前期

今期

楽 変らず 苦しい

▲ 0.8

◎在庫DI前期

今期

過剰 適正 不足

▲ 2.3

7.97.1 85.0

85.015.0

96.1 3.10.8

▲ 0.8

▲ 2.4

2.3

 強化する

宣伝・広告を

60

50

40

30

20

10

0

95.3 1.63.1

 競争の激化

同業者間の

景況DI売上DI

(見通し)

8.76.3 85.0

85.015.0

94.5 1.63.9

97.6 1.60.80

▲10

▲20

▲30

 不足

商品物件の

 節減する

経費を

 競争の激化

大手企業との

2.4

12.2

68.3

4.9

95.14.9

31.7

92.7

0.0

7.3 78.1

2.4

14.629・12

30・3 6 9 1231・3

元・6 9 12

 改善する

品揃えを

 取扱う

売れ筋商品を

70

60

50

40

30

20

10

0

 競争の激化

大型店との

 停滞・減少

売上の

52.8 52.8

36.2

43.3

16.5

49.6

34.6

44.1

16.5

34.6

42.5

15.0

52.8

25.2

44.1

28.3

55.9

25.2

44.1

32.3

54.3

25.2

40.9

33.1

 停滞・減少

売上の

22.0

22.0

9.8

53.7

17.114.6

63.4

46.3

63.4

22.017.1

43.9

63.4

 強化する

情報力を

58.5

14.6

58.5

 広げる

販路を

 強化する

宣伝・広告を

48.853.753.7

48.8 51.2

31.7

48.851.2

平成31年1~3月期より調査要領変更

平成31年1~3月期より調査要領変更

7〜9月期

4〜6月期

1〜3月期

7〜9月期

4〜6月期

1〜3月期

7〜9月期

4〜6月期

1〜3月期

7〜9月期

4〜6月期

1〜3月期

Page 16: No.66 景況レポート2019年10月発行 令和元年7~9月期実績見込み 令和元年10~12月期見通し 特別調査 「消費税率引上げの影響と対応について」

4.3

非製造業 飲食業

 節減する

経費を

経営上の問題点

当面の重点経営施策

 競争の激化

大型店との

80

70

60

50

40

30

20

10

0

今期(7~9月)の実績見込み⑴ 飲食業の景況DIは▲12.7%で、前期と比べ

3.3㌽マイナス幅を縮小している。⑵ 売上DIは▲7.5%で4.2㌽、収益DIは▲9.6%

で4.2㌽それぞれマイナス幅を縮小している。⑶ 経営上の問題点として、「同業者間の競争

の激化」、次いで「売上の停滞・減少」、「大型店との競争の激化」、「仕入先からの値上げ

 要請」をあげており、これに対して「経費を節減する」、次いで「宣伝・広告を強化する」、「品揃えを改善する」、「売れ筋商品を取扱う」を当面の重点経営施策としている。

来期(10~12月)の見通し 来期の景況DIは▲12.8%で、今期と比べ0.1㌽マイナス幅を広げる見通しである。 売上DIは▲9.6%で2.1㌽マイナス幅を広げる見通しである。収益DIは▲8.5%で1.1㌽マイナス幅を縮小する見通しである。

70

60

50

40

30

20

10

0

その他の動向(前期・今期)

〈注〉上段前期:下段今期

◎販売価格DI前期

今期

上昇 変らず 下降

0.0

◎借入の状況 (%) 前期

今期

した しない

◎資金繰りDI前期

今期

楽 変らず 苦しい

▲ 6.4

◎人手DI前期

今期

過剰 適正 不足

▲ 5.3

1.197.81.1

93.60.0

7.490.52.1

2.1

▲ 6.3

▲ 7.4

 停滞・減少

売上の

 競争の激化

同業者間の

 取扱う

売れ筋商品を

 値上げ要請

仕入先からの

- 14 - - 15 -

非製造業 建設業

景況・売上の動き

その他の動向(前期・今期)

(見通し)

経営上の問題点

当面の重点経営施策

今期(7~9月)の実績見込み⑴ 建設業の景況DIは1.4%で、前期と比べ1.4㌽

改善している。⑵ 売上DIは4.1%で5.4㌽改善しプラスに転じて

いる。収益DIは0.0%で2.7㌽改善している。⑶ 経営上の問題点として、「同業者間の競争の

激化」、次いで「人手不足」、「大手企業との競争の激化」、「売上の停滞・減少」をあげており、これに対して「経費を節減する」、次いで「販路を広げる」、「人材を確保する」、「技術力を高める」を当 面 の 重 点 経 営 施 策としている。

来期(10~12月)の見通し 来期の景況DIは0.0%で1.4㌽下降する見通しである。 売上DIは5.4%で1.3㌽プラス幅を広げる見通しである。収益DIは1.4%で1.4㌽改善する見通しである。

80706050403020100

70

60

50

40

30

20

10

0

◎受注残DI

◎請負価格DI

◎資金繰りDI

◎借入の状況 (%)

◎人手DI

▲18.9

◎設備投資 (%)

前期

今期

増加 変らず 減少

4.1

前期

今期

上昇 変らず 下降

1.3 1.42.7

前期

今期

楽 変らず 苦しい

▲ 2.7 6.8

前期

今期

した しない

68.931.1

前期

今期

過剰 適正 不足

20.31.4

前期

今期

した しない

6.8

〈注〉上段前期:下段今期

83.7

95.9

78.3

 競争の激化

同業者間の

▲21.6

1.3

2.7

▲ 6.8

63.520.3

20

10

0

▲10

▲20

景況DI売上DI

29・1230・3 6 9 12

31・3元・6 9 12

(見通し)

29・1230・3 6 9 12

31・3元・6

 強化する

宣伝・広告を

 改善する

品揃えを

95.7

6.4

 広げる

販路を

 節減する

経費を

9.5

16.2

 高める

技術力を

 確保する

人材を

33.8

68.9

人手不足

 停滞・減少

売上の

 競争の激化

大手企業との

29.723.0

16.2 18.9

23.0

50.0

62.2

32.424.3

52.759.5

35.1

51.4

50.0

24.5

44.7

12.8

53.2

26.6

42.6

10.6

55.3

26.6

42.6

11.7

17.0

42.6

63.8

30.9

39.4

66.0

27.7

45.7

67.0

28.7

13.8 13.8

景況・売上の動き20

10

0

▲10

▲20

▲30

▲40

景況DI売上DI

9 12

平成31年1~3月期より調査要領変更

平成31年1~3月期より調査要領変更

64.9

29.723.0

18.928.4 24.3

7.4

1.195.73.2

91.51.1

8.590.41.1

92.6

7.4

93.2

2.75.4

8.1

67.632.4

21.60.0

6.8

77.0

91.9

78.4

68.916.2

14.9

14.9

93.2

62.2

23.0

68.97〜9月期

4〜6月期

1〜3月期

7〜9月期

4〜6月期

1〜3月期

7〜9月期

4〜6月期

1〜3月期

7〜9月期

4〜6月期

1〜3月期

Page 17: No.66 景況レポート2019年10月発行 令和元年7~9月期実績見込み 令和元年10~12月期見通し 特別調査 「消費税率引上げの影響と対応について」

4.3

非製造業 飲食業

 節減する

経費を

経営上の問題点

当面の重点経営施策

 競争の激化

大型店との

80

70

60

50

40

30

20

10

0

今期(7~9月)の実績見込み⑴ 飲食業の景況DIは▲12.7%で、前期と比べ

3.3㌽マイナス幅を縮小している。⑵ 売上DIは▲7.5%で4.2㌽、収益DIは▲9.6%

で4.2㌽それぞれマイナス幅を縮小している。⑶ 経営上の問題点として、「同業者間の競争

の激化」、次いで「売上の停滞・減少」、「大型店との競争の激化」、「仕入先からの値上げ

 要請」をあげており、これに対して「経費を節減する」、次いで「宣伝・広告を強化する」、「品揃えを改善する」、「売れ筋商品を取扱う」を当面の重点経営施策としている。

来期(10~12月)の見通し 来期の景況DIは▲12.8%で、今期と比べ0.1㌽マイナス幅を広げる見通しである。 売上DIは▲9.6%で2.1㌽マイナス幅を広げる見通しである。収益DIは▲8.5%で1.1㌽マイナス幅を縮小する見通しである。

70

60

50

40

30

20

10

0

その他の動向(前期・今期)

〈注〉上段前期:下段今期

◎販売価格DI前期

今期

上昇 変らず 下降

0.0

◎借入の状況 (%) 前期

今期

した しない

◎資金繰りDI前期

今期

楽 変らず 苦しい

▲ 6.4

◎人手DI前期

今期

過剰 適正 不足

▲ 5.3

1.197.81.1

93.60.0

7.490.52.1

2.1

▲ 6.3

▲ 7.4

 停滞・減少

売上の

 競争の激化

同業者間の

 取扱う

売れ筋商品を

 値上げ要請

仕入先からの

- 14 - - 15 -

非製造業 建設業

景況・売上の動き

その他の動向(前期・今期)

(見通し)

経営上の問題点

当面の重点経営施策

今期(7~9月)の実績見込み⑴ 建設業の景況DIは1.4%で、前期と比べ1.4㌽

改善している。⑵ 売上DIは4.1%で5.4㌽改善しプラスに転じて

いる。収益DIは0.0%で2.7㌽改善している。⑶ 経営上の問題点として、「同業者間の競争の

激化」、次いで「人手不足」、「大手企業との競争の激化」、「売上の停滞・減少」をあげており、これに対して「経費を節減する」、次いで「販路を広げる」、「人材を確保する」、「技術力を高める」を当 面 の 重 点 経 営 施 策としている。

来期(10~12月)の見通し 来期の景況DIは0.0%で1.4㌽下降する見通しである。 売上DIは5.4%で1.3㌽プラス幅を広げる見通しである。収益DIは1.4%で1.4㌽改善する見通しである。

80706050403020100

70

60

50

40

30

20

10

0

◎受注残DI

◎請負価格DI

◎資金繰りDI

◎借入の状況 (%)

◎人手DI

▲18.9

◎設備投資 (%)

前期

今期

増加 変らず 減少

4.1

前期

今期

上昇 変らず 下降

1.3 1.42.7

前期

今期

楽 変らず 苦しい

▲ 2.7 6.8

前期

今期

した しない

68.931.1

前期

今期

過剰 適正 不足

20.31.4

前期

今期

した しない

6.8

〈注〉上段前期:下段今期

83.7

95.9

78.3

 競争の激化

同業者間の

▲21.6

1.3

2.7

▲ 6.8

63.520.3

20

10

0

▲10

▲20

景況DI売上DI

29・1230・3 6 9 12

31・3元・6 9 12

(見通し)

29・1230・3 6 9 12

31・3元・6

 強化する

宣伝・広告を

 改善する

品揃えを

95.7

6.4

 広げる

販路を

 節減する

経費を

9.5

16.2

 高める

技術力を

 確保する

人材を

33.8

68.9

人手不足

 停滞・減少

売上の

 競争の激化

大手企業との

29.723.0

16.2 18.9

23.0

50.0

62.2

32.424.3

52.759.5

35.1

51.4

50.0

24.5

44.7

12.8

53.2

26.6

42.6

10.6

55.3

26.6

42.6

11.7

17.0

42.6

63.8

30.9

39.4

66.0

27.7

45.7

67.0

28.7

13.8 13.8

景況・売上の動き20

10

0

▲10

▲20

▲30

▲40

景況DI売上DI

9 12

平成31年1~3月期より調査要領変更

平成31年1~3月期より調査要領変更

64.9

29.723.0

18.928.4 24.3

7.4

1.195.73.2

91.51.1

8.590.41.1

92.6

7.4

93.2

2.75.4

8.1

67.632.4

21.60.0

6.8

77.0

91.9

78.4

68.916.2

14.9

14.9

93.2

62.2

23.0

68.97〜9月期

4〜6月期

1〜3月期

7〜9月期

4〜6月期

1〜3月期

7〜9月期

4〜6月期

1〜3月期

7〜9月期

4〜6月期

1〜3月期

Page 18: No.66 景況レポート2019年10月発行 令和元年7~9月期実績見込み 令和元年10~12月期見通し 特別調査 「消費税率引上げの影響と対応について」

非製造業 不動産業

景況・売上の動き

(見通し)

経営上の問題点

当面の重点経営施策

 競争の激化

同業者間の

今期(7~9月)の実績見込み⑴ 不動産業の景況DIは4.9%で、前期と比べ 4.9㌽改善している。⑵ 売上DIは4.9%で0.1㌽プラス幅を広げて

いる。収益DIは▲2.5%で4.9㌽下降しマイナスに転じている。

⑶ 経営上の問題点として、「同業者間の競争の激化」、次いで「商品物件の不足」、「売上の

 停滞・減少」、「大手企業との競争の激化」を あげており、これに対して「情報力を強化 する」、次いで「販路を広げる」、「宣伝・広告を

強化する」、「経費を節減する」を当面の重点 経営施策としている。

来期(10~12月)の見通し 来期の景況DIは▲2.4%で、今期と比べ7.3㌽下降しマイナスに転じる見通しである。 売上DIは▲7.3%で12.2㌽下降しマイナスに転じる見通しである。収益DIは▲7.3%で4.8㌽マイナス幅を広げる見通しである。

その他の動向(前期・今期)

〈注〉上段前期:下段今期

◎販売価格DI前期

今期

上昇 変らず 下降

4.9

◎借入の状況 (%) 前期

今期

した しない

◎資金繰りDI前期

今期

楽 変らず 苦しい

0.0

◎在庫DI前期

今期

過剰 適正 不足

▲ 7.3

70.7

2.4

95.14.9

29.3

95.2

4.9

2.5

▲ 7.3

0.0

30

20

10

0

▲10

▲20

景況DI売上DI

29・1230・3 6 9 12

31・3元・6 9 12 4.9 82.9

70

60

50

40

30

20

10

0

- 16 - - 13 -

非製造業 小売業

景況・売上の動き

経営上の問題点

当面の重点経営施策

利幅の縮小

 節減する

経費を

70

60

50

40

30

20

10

0

今期(7~9月)の実績見込み⑴ 小売業の景況DIは▲10.3%で、前期と比べ

3.1㌽マイナス幅を縮小している。  業種別にみると、自動車小売業は13.8%で

13.8㌽改善している。その他小売業は▲12.5%で2.5㌽マイナス幅を縮小している。織物・既製服小売業は▲38.8%で11.1㌽マイナス幅を

 広げている。⑵ 売上DIは▲8.6%で、前期と比べ2.4㌽

マイナス幅を縮小している。  業種別にみると、自動車小売業は10.4%で

7.0㌽プラス幅を広げている。その他小売業は▲12.5%で1.3㌽マイナス幅を縮小している。

 織物・既製服小売業は▲22.2%で横ばいと なっている。⑶ 収益DIは▲9.4%で1.6㌽マイナス幅を縮小

している。⑷ 経営上の問題点として、「同業者間の競争

の激化」、次いで「売上の停滞・減少」、「大型店との競争の激化」、「利幅の縮小」をあげて

 おり、これに対して「経費を節減する」、次いで「宣伝・広告を強化する」、「品揃えを改善

 する」、「売れ筋商品を取扱う」を当面の重点 経営施策としている。 

来期(10~12月)の見通し 来期の景況DIは▲14.2%で、今期と比べ3.9㌽マイナス幅を広げる見通しである。 売上DIは▲7.1%で1.5㌽、収益DIは▲8.6%で0.8㌽それぞれマイナス幅を縮小する見通しである。

その他の動向(前期・今期)

〈注〉上段前期:下段今期

◎販売価格DI前期

今期

上昇 変らず 下降

1.5

◎借入の状況 (%) 前期

今期

した しない

◎資金繰りDI前期

今期

楽 変らず 苦しい

▲ 0.8

◎在庫DI前期

今期

過剰 適正 不足

▲ 2.3

7.97.1 85.0

85.015.0

96.1 3.10.8

▲ 0.8

▲ 2.4

2.3

 強化する

宣伝・広告を

60

50

40

30

20

10

0

95.3 1.63.1

 競争の激化

同業者間の

景況DI売上DI

(見通し)

8.76.3 85.0

85.015.0

94.5 1.63.9

97.6 1.60.80

▲10

▲20

▲30

 不足

商品物件の

 節減する

経費を

 競争の激化

大手企業との

2.4

12.2

68.3

4.9

95.14.9

31.7

92.7

0.0

7.3 78.1

2.4

14.629・12

30・3 6 9 1231・3

元・6 9 12

 改善する

品揃えを

 取扱う

売れ筋商品を

70

60

50

40

30

20

10

0

 競争の激化

大型店との

 停滞・減少

売上の

52.8 52.8

36.2

43.3

16.5

49.6

34.6

44.1

16.5

34.6

42.5

15.0

52.8

25.2

44.1

28.3

55.9

25.2

44.1

32.3

54.3

25.2

40.9

33.1

 停滞・減少

売上の

22.0

22.0

9.8

53.7

17.114.6

63.4

46.3

63.4

22.017.1

43.9

63.4

 強化する

情報力を

58.5

14.6

58.5

 広げる

販路を

 強化する

宣伝・広告を

48.853.753.7

48.8 51.2

31.7

48.851.2

平成31年1~3月期より調査要領変更

平成31年1~3月期より調査要領変更

7〜9月期

4〜6月期

1〜3月期

7〜9月期

4〜6月期

1〜3月期

7〜9月期

4〜6月期

1〜3月期

7〜9月期

4〜6月期

1〜3月期

Page 19: No.66 景況レポート2019年10月発行 令和元年7~9月期実績見込み 令和元年10~12月期見通し 特別調査 「消費税率引上げの影響と対応について」

16.4 16.419.2 19.2

20

10

0

▲10

▲20

景況DI売上DI

非製造業 卸売業

景況・売上の動きその他の動向(前期・今期)

(見通し)

経営上の問題点

当面の重点経営施策

 節減する

経費を

 広げる

販路を

80

70

60

50

40

30

20

10

0

今期(7~9月)の実績見込み⑴ 卸売業の景況DIは▲4.2%で、前期と比べ

4.0㌽マイナス幅を縮小している。  業種別にみると、その他卸売業は▲5.9%で

4.5㌽マイナス幅を縮小している。繊維品卸売業は16.7%で横ばいとなっている。

⑵ 売上DIは▲2.8%で、前期と比べ5.5㌽マイ ナス幅を縮小している。  業種別にみると、繊維品卸売業は16.7%で

16.7㌽改善している。その他卸売業は▲4.4%で4.5㌽マイナス幅を縮小している。

⑶ 収益DIは▲2.8%で、前期と比べ6.8㌽マイナス幅を縮小している。

⑷ 経営上の問題点として、「同業者間の競争の激化」、次いで「売上の停滞・減少」、「利幅の縮小」、「輸入品との競争の激化」をあげて

 おり、これに対して「販路を広げる」、次いで 「経費を節減する」、「情報力を強化する」 および「品揃えを充実する」を当面の重点経営

施策としている。

来期(10~12月)の見通し 来期の景況DIは1.4%で、今期と比べ5.6㌽改善しプラスに転じる見通しである。 売上DIは8.2%で11.0㌽、収益DIは6.9%で9.7㌽それぞれ改善しプラスに転じる見通しである。

〈注〉上段前期:下段今期

◎資金繰りDI前期

今期

楽 変らず 苦しい

▲ 8.2

◎借入の状況 (%) 前期

今期

した しない

◎人手DI前期

今期

過剰 適正 不足

▲ 6.8

◎在庫DI前期

今期

過剰 適正 不足

▲ 4.1

9.61.4

87.7

6.893.20.0

4.195.90.0

89.0

12.3

▲ 2.7

▲ 9.6

▲ 1.4

60

50

40

30

20

10

0

29・1230・3 6 9 12

31・3元・6 9 12

 停滞・減少

売上の

 競争の激化

同業者間の

- 12 - - 17 -

非製造業 運輸・通信業

景況・売上の動き

(見通し)

経営上の問題点

当面の重点経営施策

今期(7~9月)の実績見込み⑴ 運輸・通信業の景況DIは13.3%で、前期と

比べ横ばいとなっている。⑵ 売上DIは13.3%、収益DIは13.3%でともに 横ばいとなっている。⑶ 経営上の問題点として、「同業者間の競争の

激化」および「人手不足」、次いで「人件費の 増加」、「売上の停滞・減少」をあげており、 これに対して「経費を節減する」および「販路を

広げる」、次いで「人材を確保する」、「提携先を見つける」を当面の重点経営施策としている。

来期(10~12月)の見通し 来期の景況DIは13.3%で、今期と比べ横ばいとなる見通しである。 売上DIは13.4%で0.1㌽、収益DIは13.4%で0.1㌽それぞれプラス幅を広げる見通しである。

その他の動向(前期・今期)◎料金価格DI

前期

今期

上昇 変らず

変らず

下降

◎資金繰りDI前期

今期

楽 苦しい

◎借入の状況 (%) 前期

今期

した

適正

しない

◎人手DI前期

今期

過剰 不足

◎設備投資 (%) 前期

今期

した しない

〈注〉上段前期:下段今期

3.4

▲ 3.4

▲36.7

70

60

50

40

30

20

10

0

70

60

50

40

30

20

10

0

36.763.30.0

景況DI売上DI

10.0

0.0

▲46.7

40

30

20

10

0

▲10

 競争の激化

同業者間の

29・1230・3 6 9 12

31・3元・6 9 12

利幅の縮小

 見つける

提携先を

 確保する

人材を

45.2

27.432.9

58.9

 競争の激化

輸入品との

67.171.2

17.8 17.8

64.469.9

57.5

 強化する

情報力を

 充実する

品揃えを

人手不足

23.3 76.7

3.36.7

90.0

90.0

6.73.3

6.84.1

90.4

11.087.6

9.6

1.4

4.193.22.7

89.1

 広げる

販路を

 節減する

経費を

50.7

34.2

52.1

12.3

63.3 63.3

53.3 53.346.7

23.3 23.3 23.3

63.3

63.3

63.360.0

63.363.3 63.360.060.0

60.0

6.7

 停滞・減少

売上の

人件費の増加

16.7

6.713.3 13.3

10.0

20.0 80.0

平成31年1~3月期より調査要領変更

平成31年1~3月期より調査要領変更

11.09.6

46.753.30.0

23.3 76.7

0.010.0

86.6

90.0

6.76.7

26.7 73.3

34.2

27.4 27.4

7〜9月期

4〜6月期

1〜3月期

7〜9月期

4〜6月期

1〜3月期

7〜9月期

4〜6月期

1〜3月期

7〜9月期

4〜6月期

1〜3月期

Page 20: No.66 景況レポート2019年10月発行 令和元年7~9月期実績見込み 令和元年10~12月期見通し 特別調査 「消費税率引上げの影響と対応について」

非製造業 サービス業

経営上の問題点

 競争の激化

同業者間の

 停滞・減少

売上の

 確保する

  

人材を

 増加

 

人件費の

 節減する

経費を

当面の重点経営施策

今期(7~9月)の実績見込み⑴ サービス業の景況DIは▲3.6%で、前期と 比べ4.9㌽下降しマイナスに転じている。⑵ 売上DIは▲5.8%で8.0㌽、収益DIは▲3.5%

で5.8㌽それぞれ下降しマイナスに転じている。⑶ 経営上の問題点として、「同業者間の競争の

激化」、次いで「売上の停滞・減少」、「人手 不足」、「人件費の増加」をあげており、これに 対して「経費を節減する」、次いで「宣伝・広告

を強化する」、「販路を広げる」、「人材を確保 する」を当面の重点経営施策としている。

来期(10~12月)の見通し 来期の景況DIは▲3.5%で、今期と比べ0.1㌽マイナス幅を縮小する見通しである。 売上DIは▲6.7%で0.9㌽、収益DIは▲5.8%で2.3㌽それぞれマイナス幅を広げる見通しである。

その他の動向(前期・今期)◎料金価格DI

今期

上昇 変らず

変らず

変らず

下降

◎資金繰りDI

今期

楽 苦しい

◎借入の状況 (%)

今期

した

適正

しない

◎人手DI

今期

過剰 不足

◎残業時間DI

今期

増加 減少

〈注〉上段前期:下段今期

1.8

▲ 4.0

▲11.1

1.3

70

60

50

40

30

20

10

0

60

50

40

30

20

10

0

0.42.2

6.7

11.1

88.012.0

2.7

0.0

4.0 2.7

97.4

90.6

88.9

93.3

前期

前期

前期

前期

前期

2.2

▲ 3.6

▲12.4

4.0

0.93.1

6.7

12.4

86.213.8

3.1

0.0

5.3 1.3

96.0

90.2

87.6

93.4

- 18 -

景況DI売上DI

- 11 -

非製造業全体非製造業

景況・売上の動き

その他の動向(前期・今期)

(見通し)

今期(7~9月)の実績見込み⑴ 非製造業全体の景況DIは▲4.4%で、前期と

比べ0.3㌽マイナス幅を縮小している。  業種別にみると、建設業、不動産業はともに 改善している。卸売業、小売業、飲食業はいずれ

もマイナス幅を縮小している。運輸・通信業は 横ばいとなっている。サービス業は下降しマイナス

に転じている。⑵ 売上DIは▲3.6%で、前期と比べ0.4㌽マイナス

幅を広げている。  業種別にみると、不動産業はプラス幅を広げて

いる。建設業は改善しプラスに転じている。卸売業、小売業、飲食業はいずれもマイナス幅を縮小している。運輸・通信業は横ばいとなっている。サービス業は下降しマイナスに転じている。

⑶ 収益DIは▲4.3%で、前期と比べ0.4㌽マイナス幅を広げている。

  業種別にみると、建設業は改善している。卸売業、小売業、飲食業はいずれもマイナス幅を縮小している。運輸・通信業は横ばいとなっている。

 不動産業、サービス業はともに下降しマイナスに転じている。

◎資金繰りDI前期

今期

楽 変らず 苦しい

◎借入の状況 (%) 前期

今期

した しない

◎人手DI前期

今期

過剰 適正 不足

◎残業時間DI前期

今期

増加 減少

◎設備投資(%)(不動産業を除く) 前期

今期

した

変らず

しない

〈注〉上段前期:下段今期

▲ 3.7 3.5

15.2

0.5

2.93.6

94.75.3

▲10.3

0.7

89.3

88.7

84.8

93.5

▲ 3.4

▲13.0

2.4

10

0

▲10

▲20 29・1230・3 6 9 12

31・3元・6 9 12

景 況売 上景 況売 上景 況売 上景 況売 上景 況売 上景 況売 上景 況売 上

卸 売 業

小 売 業

飲 食 業

建 設 業

不動産業

運輸・通信業

サービス業

景 況卸 売 業 売 上景 況小 売 業 売 上景 況飲 食 業 売 上景 況建 設 業 売 上景 況不動産業 売 上景 況運輸・通信業 売 上景 況サービス業 売 上

来期(10~12月)の見通し 来期の景況DIは▲5.2%で、今期と比べ0.8㌽マイナス幅を広げる見通しである。 売上DIは▲3.3%で0.3㌽、収益DIは▲3.8%で0.5㌽それぞれマイナス幅を縮小する見通しである。

● 今期(令和元年7~9月期)  ◯ 来期(令和元年10~12月期)

▲30 ▲20 ▲10 0 10 20 30DI来期の見通し

● 前期(平成31年4~6月期)  ◯ 今期(令和元年7~9月期)

▲30 ▲20 ▲10 0 10 20 30

40

40DI今期の実績見込み

人手不足

7.2

景況・売上の動き10

0

▲10

▲20

(見通し)

景況DI売上DI

29・1230・3 6 9 12

31・3元・6 9 12

7.6

 広げる

販路を

 強化する

宣伝・広告を

64.4

8.4

18.7

33.3

19.6

52.4

40.035.1

17.3

52.4

39.135.6

16.9

47.6

38.7

21.3

63.1

16.9

25.3

15.1

27.1

9.8

平成31年1~3月期より調査要領変更

平成31年1~3月期より調査要領変更

10.8

4.4

16.3

0.3

2.04.4

92.57.5

87.8

86.4

83.7

93.6

7.8

13.3

7〜9月期

4〜6月期

1〜3月期

7〜9月期

4〜6月期

1〜3月期

63.1

Page 21: No.66 景況レポート2019年10月発行 令和元年7~9月期実績見込み 令和元年10~12月期見通し 特別調査 「消費税率引上げの影響と対応について」

製造業

その他製造業

景況・売上の動き

(見

通し

今期(7~9月)の実績見込み

⑴ 

その

他製

造業

の景

況DIは

6.7%で

、前期

と比

べ5.3㌽

下降

して

いる

。⑵

 売

上DIは

12.0%で

4.0㌽下

降し

てい

る。収

益DIは

10.7%で

0.1㌽プ

ラス

幅を

広げ

てい

る。

⑶ 

経営

上の

問題

点とし

て、「

同業

者間

の競

争の

激化

」、次い

で「売

上の

停滞

・減

少」、「

工場

・ 

機械

の狭

小・

老朽

化」お

よび「

人手

不足

」を 

あげ

てお

り、こ

れに

対し

て「販

路を

広げ

る」、

 次

いで「

経費

を節

減す

る」、「

新製

品・

技術

を 

開発

する

」、「情

報力

を強

化す

る」を

当面

の重

点経

営施

策とし

てい

る。

来期(10~12月)の見通し

 来

期の

景況

DIは6.7%

で、今

期と

比べ

横ば

いと

なる

見通

しで

ある

。 

売上

DIは10.6%

で1.4㌽

、収益

DIは6.7%

で4.0㌽

それ

ぞれ

下降

する

見通

しで

ある

その他の動向(前期・今期)

経営上の問題点

当面の重点経営施策

◎資

金繰

りD

I前

今期

楽変

らず

苦し

◎借

入の

状況

 (%

)前

今期

した

しな

◎人

手D

I前

今期

過剰

適正

不足

◎設

備投

資 (

%)

前期

今期

した

しな

◎受

注残

DI

前期

今期

増加

変ら

ず減

〈注

〉上

段前

期:

下段

今期

9.381.4

9.3

12.066.7

0.0

▲16.09.3

73.326.7

8.0

▲18.7

12.0

6050403020100706050403020100

1.3

 競争の激化

同業者間の

 節減する

経費を 広げる

販路を

81.318.7

17.3

- 10 -

21.3

60.0

81.4

45.3

3020100

▲10

景況DI

売上DI

29・1230・3

69

1231・3

元・69

12

 停滞・減少

売上の

22.7

 強化する

情報力を

 開発する

新製品・技術を

25.3

45.3

平成31年

1~3月期

より調査要領変更

50.7

22.7

46.7

26.720.0

 狭小・老朽化

工場・機械の

人手不足

18.720.0

20.0

60.0

21.3

57.3

29.3

45.3

17.3

29.3

48.0

18.7

6.778.6

14.7

9.369.4 72.0

28.0

1.3

85.314.7

20.0

21.3

78.7

18.718.7

- 19 -

7〜9月期

4〜6月期

1〜3月期

7〜9月期

4〜6月期

1〜3月期主な経済・社会情勢

25年12月 特定秘密保護法成立

25年9月 日銀当座預金残高100兆円突破

25年7月 TPP交渉正式参加

25年6月 富士山が世界遺産登録

25年3月 日銀新体制、量質両面から大胆な金融緩和

24年12月      

24年9月 

24年8月 消費税増税法案成立

24年2月 日銀が資産買入れ基金を増額等金融緩和を強化

 23年11月 日銀が為替市場へ覆面介入

23年10月 外国為替市場で円相場が戦後最高値75円32銭を記録

 23年3月 東日本大震災発生 M9.0

 22年10月 たばこ大幅値上げ

22年8月 日銀が追加金融緩和策を発表

22年6月 改正貸金業法完全施行

22年4月 ギリシャ経済危機

 21年12月 中小企業金融円滑化法施行

21年9月 自由民主党から民主党へ政権交代

 21年3月 東証終値バブル崩壊後最安値

21年1月 バラク・オバマ氏、米国大統領に就任

20年11月 緊急金融サミットが米国ワシントンで開幕

20年9月 米リーマン・ブラザーズ・ホールディング経営破綻

20年4月 後期高齢者医療制度開始

20年1月 WTI原油先物が初の100ドル越え

19年10月 郵政民営化

19年8月 米国、4年ぶりに公定歩合引き下げ

19年7月 米国にてサブプライムローン問題深刻化

   

景況DI推移グラフ “いちい”お取引先の景況DI日本の景気後退期%

10

0

▲10

▲20

▲30

▲40

▲50

▲60

景気の山と谷

(内閣府発表)

山20年2月

山24年3月

谷24年11月

谷21年3月

拡張73ヵ月 後退13ヵ月 拡張36ヵ月 後退8ヵ月

政府、アベノミクス(経済政策)発表

民主党から自由民主党へ政権交代

が緩和

欧州中央銀行の国債購入計画等により欧州債務危機

ノーベル物理学賞

青色発光ダイオード発明で赤崎、天野、中村の3氏に

26年4月 消費税17年ぶりに引き上げ(5%↓8%)

26年1月 少額投資非課税制度(NISA)開始

26年6月 富岡製糸場が世界遺産登録

26年10月 

26年12月 小惑星探査機「はやぶさ2」打ち上げ成功

27年1月 相続税・贈与税の抜本改正

27年5月 改正会社法の施行

27年6月 18歳選挙権・改正公選法成立

27年7月 明治日本の産業革命遺産が世界遺産登録

27年9月 改正マイナンバー法成立

27年11月 半世紀ぶりに国産旅客機「MRJ」飛行

27年12月 米、ゼロ金利を解除し9年半ぶり利上げ

28年2月 日銀、初のマイナス金利導入

28年4月 熊本地震発生 震度7を2回観測

28年5月 伊勢志摩サミット開催

28年6月 国民投票で英国がEU離脱へ

28年7月 日銀が追加の金融緩和策決定

  28年10月 大隈良典氏にノーベル医学生理学賞

28年11月 山・鉾・屋台行事が世界無形文化遺産登録

29年1月 ドナルド・トランプ氏、米国大統領に就任

29年6月 退位特例法が成立 天皇は「上皇」に

29年10月 日経平均は歴代最長の15連騰、21年ぶりの高値水準

30年2月 韓国で初の冬季五輪開催、日本のメダル史上最多13個

30年6月 名古屋・栄の百貨店丸栄が75年の歴史に幕

30年10月 東京・築地市場が営業を終え、豊洲市場が開業

30年12月 環太平洋連携協定(TPP)発効

31年3月 大リーグ・マリナーズのイチロー選手が引退

元年5月 新天皇が即位、元号が「令和」に改元

元年10月 消費税率引き上げ(8%↓10%)

28年8月 新祝日「山の日」施行

629年3月

129628年3月

129627年3月

129626年3月

129625年3月

129624年3月

129623年3月

129622年3月

129621年3月

129620年3月

129619年3月

平成20年7~9月期より調査要領変更

平成25年7~9月期より調査要領変更

平成31年1~3月期より調査要領変更

9 12 30年3月

6 9 12 31年3月

元年6月

9 元年12月見通し

Page 22: No.66 景況レポート2019年10月発行 令和元年7~9月期実績見込み 令和元年10~12月期見通し 特別調査 「消費税率引上げの影響と対応について」

地域経済等主要指標

140

130

120

110

100

90

鉱工業指数 6月の愛知県の季節調整指数(平成27年=100)は、生産107.2、出荷104.0、在庫109.2となり前月比で見ると、生産は5.3%低下、出荷は6.5%低下、在庫は0.4%上昇となった。

(基準年 全国 27年=100/愛知 27年=100)

 生産(生産指数)

 在庫(生産者製品在庫指数)

 出荷 (生産者出荷指数)

全国愛知

(基準年 全国 27年=100/愛知 27年=100)

(基準年 全国 27年=100/愛知 27年=100)

- 20 -

全国愛知

全国愛知

- 9 -

30

20

10

0

▲10

製造業 機械器具製造業

景況・売上の動き

その他の動向(前期・今期)

(見通し)

経営上の問題点

当面の重点経営施策

今期(7~9月)の実績見込み⑴ 機械器具製造業の景況DIは0.0%で、前期と

比べ12.5㌽下降している。  業種別にみると、電気機械器具製造業は

25.0%で横ばいとなっている。その他機械器具 製造業は0.0%で14.3㌽下降している。一般機械

器具製造業は▲4.7%で14.2㌽下降しマイナスに転じている。

⑵ 売上DIは0.0%で、前期と比べ12.5㌽下降している。業種別では、電気機械器具製造業は25.0%、その他機械器具製造業は14.3%でともに横ばいとなっている。一般機械器具製造業は▲9.5%で19.0㌽下降しマイナスに転じている。

⑶ 収益DIは3.1%で9.4㌽下降している。⑷ 経営上の問題点として、「同業者間の競争の

激化」、次いで「人手不足」、「利幅の縮小」および「売上の停滞・減少」をあげており、これに対して「経費を節減する」、次いで「販路を広げる」、

 「人材を確保する」、「新製品・技術を開発する」 を当面の重点経営施策としている。

来期(10~12月)の見通し 来期の景況DIは0.0%で、今期と比べ横ばいとなる見通しである。 売上DIは3.1%で3.1㌽改善する見通しである。収益DIは3.1%で横ばいとなる見通しである。

◎資金繰りDI前期

今期0.0

楽 変らず 苦しい

◎借入の状況 (%) 前期

今期

した しない

◎人手DI

12.50.0

前期

今期▲12.5

過剰 適正 不足

◎設備投資 (%)

12.5

前期

今期

した しない

◎受注残DI前期

今期0.0

増加 変らず 減少

〈注〉上段前期:下段今期

28.1

87.5

75.0

0.0

▲ 9.4

12.5

景況DI売上DI

70

60

50

40

30

20

10

0

93.76.3

6.387.46.3

29・1230・3 6 9 12

31・3元・6 9 12

 開発する

新製品・技術を

 確保する

人材を

 競争の激化

同業者間の

71.9

30・1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 1231・1 2

30・1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 1231・1 2

30・1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 1231・1 2

3

3

3

4

4

4

元・5 6 7 8

元・5

元・5

6

6

7

7

8

8

12.5

9.40.0

6.3

25.0

90.6

74.9

93.76.3

6.387.46.3

75.0

18.8

 停滞・減少

売上の

利幅の縮小

人手不足

25.0

50

40

30

20

10

0

43.8

 広げる

販路を

 節減する

経費を

46.953.1

40.6

21.9

43.8

56.3

31.3

18.8

31.3

21.9

28.1

37.5

28.1

140

130

120

110

100

90

140

130

120

110

100

90

7〜9月期

4〜6月期

1〜3月期

7〜9月期

4〜6月期

1〜3月期

43.8

21.918.8

9.4

21.918.8

53.146.9

25.0

平成31年1~3月期より調査要領変更

Page 23: No.66 景況レポート2019年10月発行 令和元年7~9月期実績見込み 令和元年10~12月期見通し 特別調査 「消費税率引上げの影響と対応について」

- 8 -

製造業 繊維品製造業

その他の動向(前期・今期)

 今期の経営上の問題点として、「同業者間の競争の激化」、次いで「売上の停滞・減少」、「利幅の縮小」および「輸入製品との競争の激化」をあげており、これに対して「経費を節減する」、次いで「販路を広げる」、

「新製品・技術を開発する」および「情報力を強化する」を当面の重点経営施策としている。

27.6

◎販売価格DI

〈注〉上段前期:下段今期

◎原材料価格DI

◎受注残DI

◎資金繰りDI

◎借入の状況 (%)

◎人手DI

◎設備投資 (%)

前期

今期▲ 6.9

前期

今期13.8

前期

今期▲10.3

前期

今期▲17.2

前期

今期

前期

今期▲10.4

前期

今期

増加 変らず 減少

上昇 変らず 下降

上昇 変らず 下降

楽 変らず 苦しい

した しない

過剰 適正 不足

した しない

17.20.0

13.83.4

75.96.9

82.8

72.4

0.0

▲ 6.9

6.9

0.0

▲10.3

▲ 3.5

経営上の問題点60

50

40

30

20

10

0

当面の重点経営施策80

70

60

50

40

30

20

10

0 広げる

販路を

 節減する

経費を

新設住宅着工戸数

100

90

80

70

60

50

8.0

7.0

6.0

5.0

4.0

3.0

 7月の愛知県の新設住宅着工戸数は5,473戸となり、前年同月比で9.8%減少となった。

百貨店販売額 7月の愛知県の百貨店販売額は366億円となり、前年同月比で7.1%減少となった。

機械受注、金属工作機械受注 6月の愛知県の金属工作機械受注は、1,622億円で対前月比74億円減少(△4.4%)となった。また、前年同月比では13.7%減少となった。

9,000

8,000

7,000

6,000

5,000

4,000

11,000

10,000

9,000

8,000

7,000

6,000

700

600

500

400

300

200

2,500

2,250

2,000

1,750

1,500

1,250

全国愛知

全国愛知

全国 愛知(単位:千戸)

全国 愛知(単位:億円)

全国 愛知(単位:億円)

全国愛知

地域経済等主要指標

- 21 -

96.63.4

17.2

86.2

0.0 6.993.1

65.5

 開発する

新商品・技術を

20.7

 強化する

情報力を

24.1 82.8

 停滞・減少

売上の

 競争の激化

同業者間の

利幅の縮小

 競争の激化

輸入製品との

41.4

48.3

24.1

13.8

30・1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 1231・1 2 3 4

元・5 6 7 8

30・1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 1231・1 2 3 4

元・5 6 7 8

30・1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 1231・1 2 3 4

元・5 6 7 8

51.7

31.0

17.2

37.9

17.2 17.2 17.2 17.2

58.665.565.5

27.620.7

58.6

69.0

17.2 17.2

31.0

10.30.0

6.93.4

65.617.2

89.7

69.0

0.0

96.63.4

17.2

93.1

0.0 6.993.1

89.7

6.9

7〜9月期

4〜6月期

1〜3月期

7〜9月期

4〜6月期

1〜3月期

41.4

Page 24: No.66 景況レポート2019年10月発行 令和元年7~9月期実績見込み 令和元年10~12月期見通し 特別調査 「消費税率引上げの影響と対応について」

- 22 -

30,00024,00018,00012,0006,000

0

1,5001,2009006003000

全国愛知

全国 愛知(単位:億円)

全国愛知

全国 愛知(単位:件)

20,00016,00012,0008,0004,000

0

全国 愛知(単位:億円)250200150100500

807060504030

全国愛知

全国愛知

(単位:倍)

公共工事請負額 7月の愛知県内の公共工事請負額は535億円となり、前年同月比11.3%減少となった。

有効求人倍率(季調値) 7月の愛知県の求人倍率は前月と変わらず、1.94倍となった。

企業倒産状況 8月の愛知県内の企業倒産件数(負債額1,000万円以上)は42件、負債額28億円となった。倒産件数は前年同月より3件減少し、負債総額は51億円減少となった。

  倒産件数

  負債総額

1,000900800700600500

地域経済等主要指標

- 7 -

製造業 繊維品製造業

景況・売上の動き今期(7~9月)の実績見込み⑴ 繊維品製造業の景況DIは▲6.9%で、前期

と比べ6.9㌽下降している。  業種別にみると、紳士織物業、婦人織物業

はともに改善している。その他織物製造業、撚 糸業、織物修整業、縫製業はいずれも横ばい となっている。その他繊維製造業は下降しマイ

ナスに転じている。 

紳士織物業 ……… 0.0% (50.0㌽改善)婦人織物業 ……… 0.0% (25.0㌽改善)その他織物製造業 … ▲33.3% (横ばい)撚糸業 …………… 0.0% (横ばい)織物修整業 ……… 0.0% (横ばい)縫製業 …………… 0.0% (横ばい)その他繊維製造業 … ▲10.0% (40.0㌽下降)

 ⑵ 売上DIは▲6.9%で、前期と比べ6.9㌽下降

している。  業種別にみると、婦人織物業は改善しプラス

に転じている。紳士織物業は改善している。 その他織物製造業、織物修整業、縫製業は いずれも横ばいとなっている。撚糸業は下降 している。その他繊維製造業は下降しマイナス

に転じている。 ⑶ 収益DIは▲6.9%で、前期と比べ3.5㌽マイ ナス幅を広げている。  業種別にみると、婦人織物業は改善しプラス

に転じている。紳士織物業は改善している。 その他織物製造業、織物修整業、縫製業は いずれも横ばいとなっている。撚糸業は下降 している。その他繊維製造業は下降しマイナス

に転じている。  

来期(10~12月)の見通し 来期の景況DIは▲27 .6%で、今期と比べ20.7㌽マイナス幅を広げる見通しである。

 業種別の景況DIは、 次の通りとなっている。 紳士織物業……… ▲50.0%(50.0㌽下降) 婦人織物業……… ▲25.0%(25.0㌽下降) その他織物製造業… ▲33.3%(横ばい) 撚糸業…………… 0.0%(横ばい) 織物修整業……… 0.0%(横ばい) 縫製業…………… ▲50.0%(50.0㌽下降) その他繊維製造業… ▲30.0%(20.0㌽下降)

 来期の売上DIは▲20.7%で13.8㌽、収益DIは▲24.2%で17.3㌽それぞれマイナス幅を広げる見通しである。

※1反50m 1本40m※株式会社リサーチセンター提供

(見通し)

景況DI売上DI

29・1230・3 6 9 12

31・3元・6 9 12

30・1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 1231・1 2 3 4

元・5 6

30・1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 1231・1 2 3 4

元・5 6

7

7

8

8

9

9

30・1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 1231・1 2 3 4

元・5 6 7 8

10

0

▲10

▲20

▲30

▲40

平成31年1~3月期より調査要領変更

2.502.252.001.751.501.25

30・1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 1231・1 2 3 4

元・5 6 7 8

(参考)尾州産地の生産動向◎婦人物

◎紳士物

◎ニット

26232017141185

9080706050403020

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月

010203040506070

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月

(千反)

(千反)

(千本)

16年17年18年19年

16年17年18年19年

16年17年18年19年

Page 25: No.66 景況レポート2019年10月発行 令和元年7~9月期実績見込み 令和元年10~12月期見通し 特別調査 「消費税率引上げの影響と対応について」

- 6 -

業種別製造業 製造業全体

その他の動向(前期・今期)

◎販売価格DI

(見通し)

景況・売上の動き今期(7~9月)の実績見込み⑴ 製造業全体の景況DIは2.2%で、前期と比べ 7.4㌽下降している。  業種別にみると、繊維品製造業は▲6.9%で

6.9㌽、機械器具製造業は0.0%で12.5㌽、その他製造業は6.7%で5.3㌽それぞれ下降している。

⑵ 売上DIは5.2%で、前期と比べ6.6㌽下降している。

  業種別にみると、繊維品製造業は▲6.9%で6.9㌽、機械器具製造業は0.0%で12.5㌽、その他製造業は12.0%で4.0㌽それぞれ下降している。

⑶ 収益DIは5.1%で、前期と比べ3.0㌽下降している。

  業種別にみると、その他製造業は10.7%で0.1㌽プラス幅を広げている。機械器具製造業は3.1%で9.4㌽下降している。繊維品製造業は▲6.9%で3.5㌽マイナス幅を広げている。

〈注〉上段前期:下段今期

◎原材料価格DI

◎受注残DI

◎資金繰りDI

◎借入の状況 (%)

◎人手DI

◎設備投資 (%)

2.24.4今期2.2

今期10.3

今期3.0

今期▲ 3.7

今期

今期▲13.9

今期

増加 変らず 減少

上昇 変らず 下降

上昇 変らず 下降

楽 変らず 苦しい

した しない

過剰 適正 不足

した しない

13.216.2

10.3

15.41.5

83.1

27.2

83.1

12.5

93.4

70.6

6.6

前期1.4

前期9.6

前期9.6

前期2.2

前期

前期▲13.2

前期

20

10

0

▲10

景況DI売上DI

来期(10~12月)の見通し 来期の景況DIは▲2.2%で、今期と比べ4.4㌽下降しマイナスに転じる見通しである。 売上DIは2.2%で3.0㌽下降する見通しである。収益DIは▲0.7%で5.8㌽下降しマイナスに転じる見通しである。

DI今期の実績見込み

● 前期(平成31年4~6月期)  ◯ 今期(令和元年7~9月期)

▲30 ▲20 ▲10 0 10 20 30DI来期の見通し

● 今期(令和元年7~9月期)  ◯ 来期(令和元年10~12月期)

29・1230・3 6 9 12

31・3元・6 9 12

景 況売 上

繊維品製造業

▲30

▲40

▲40 ▲20 ▲10 0 10 20 30

景 況売 上

機械器具製造業

景 況売 上

その他製造業

地域経済等主要指標

  信用金庫預金

全国愛知

全国 愛知(単位:10億円)

74,500

73,000

71,500

70,000

68,500

67,000

全国 愛知(単位:10億円)  信用金庫貸出金

全国愛知

140.00130.00120.00110.00100.0090.00

円相場 日経平均(単位:円)28,00026,00024,00022,00020,00018,000

8,200

8,000

7,800

7,600

7,400

7,200

17,500

17,000

16,500

16,000

15,500

15,000

1301201101009080

全国愛知

円相場日経平均

(平成27年=100)

所定外労働時間指数(原指数) 6月の愛知県の所定外労働時間指数は前年比4.4%減少し、95.6となった。

円相場、日経平均 円相場(月末値)は平成30年6月以降1ドル当たり110円台で推移し、一時期100円台後半となり、その後110円台に戻したが、令和元年5月以降は再び100円台後半が続き、令和元年8月は106.52円となった。 日経平均株価(月末値)は平成30年4月以降22,000円台で推移していたが、平成30年9月以降、上昇および下落を繰り返し、令和元年8月は20,704.37円となった。

<預 金> 6月の全国信用金庫預金残高は1,455,663億円(前月比19,051億円増加)で、愛知県内信用金庫預金残高は165,736億円(前月比2,732億円増加)となった。<貸出金> 6月の全国信用金庫貸出金残高は714,785億円(前月比2,842億円増加)で、愛知県内信用金庫貸出金残高は77,881億円(前月比499億円増加)となった。

- 23 -

72.8

87.5

0.711.0 88.3

148,000

146,000

144,000

142,000

140,000

138,000

景 況売 上

繊維品製造業

景 況売 上

機械器具製造業

景 況売 上

その他製造業

平成31年1~3月期より調査要領変更

1.52.9

10.319.9

7.4

14.71.5

83.0

27.9

83.8

95.6

69.8

9.6

72.1

89.710.3

0.09.6 90.4

30・1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 1231・1 2 3 4

元・5 6 7 8 9

30・1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 1231・1 2 3 4

元・5

30・1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 1231・1 2 3 4

元・5

30・1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 1231・1 2 3 4

元・5 6 7 8

6 7 8

6 7 8

信用金庫預金・貸出金

Page 26: No.66 景況レポート2019年10月発行 令和元年7~9月期実績見込み 令和元年10~12月期見通し 特別調査 「消費税率引上げの影響と対応について」

- 5

全業種

売上・収益の動き

(見

通し

業種別の動き

2 売

上・

収益

今期

(7

~9

月)

の実

績見

込み

⑴ 

全業

種の

売上

DIは▲

2.1%で

前期

と比

べ1.5㌽

、収益

DIは▲

2.6%で

前期

と比

べ0.7㌽

それ

ぞれ

マイ

ナス

幅を

広げ

てい

る。

⑵ 

業種

別の

売上

DIは、製

造業

全体

が5.2%

で前

期と

比べ

6.6㌽下

降し

てい

る。

  

非製

造業

全体

は▲

3.6%で

、前期

と比

べ 

0.4㌽マ

イナ

ス幅

を広

げて

いる

。うち

、不動

産業

は4.9%

で0.1㌽

プラ

ス幅

を広

げて

いる

。建設

業は

4.1%で

5.4㌽改

善し

プラ

スに

転じ

てい

る。卸

売業

は▲

2.8%で

5.5㌽、小

売業

は▲

8.6%で

2.4㌽、

飲食

業は

▲7.5%

で4.2㌽

それ

ぞれ

マイ

ナス

幅を

縮小

して

いる

。運輸

・通

信業

は13.3%

で横

ばい

とな

って

いる

。サー

ビス

業は

▲5.8%

で8.0㌽

下降

しマ

イナ

スに

転じ

てい

る。

⑶ 

業種

別の

収益

DIは、製

造業

全体

が5.1%

で 

前期

と比

べ3.0㌽

下降

して

いる

。 

 非

製造

業全

体は

▲4.3%

で、前

期と

比べ

0.4㌽マ

イナ

ス幅

を広

げて

いる

。うち、建

設業

は0.0%

で2.7㌽

改善

して

いる

。卸売

業は

▲2.8%

で6.8㌽

、 

小売

業は

▲9.4%

で1.6㌽

、飲食

業は

▲9.6%

で 

4.2㌽そ

れぞ

れマ

イナ

ス幅

を縮

小し

てい

る。運

輸・

通信

業は

13.3%で

横ば

いとな

って

いる

。不動

産業

は▲

2.5%で

4.9㌽、サ

ービ

ス業

は▲

3.5%で

5.8㌽そ

れぞ

れ下

降し

マイナ

スに

転じ

てい

る。

来期

(1

0~

12

月)

の見

通し

 全

業種

の来

期の

売上

DIは▲

2.4%で

0.3㌽、

収益

DIは▲

3.2%で

0.6㌽そ

れぞ

れマ

イナ

ス幅

を広

げる

見通

しで

ある

 業

種別

の売

上DI・

収益

DI見通

しは

、次の

通り

とな

って

いる

。 

  

  

  

  

 [

売上

]  [収

益]

全業

種 …

……

……

… ▲

2.4% ▲

3.2%製

造業

……

……

2.2% ▲

0.7%非

製造

業 …

……

… ▲

3.3% ▲

3.8% 

卸売

業 …

……

8.2%

6.9% 

小売

業 …

……

… ▲

7.1% ▲

8.6% 

飲食

業 …

……

… ▲

9.6% ▲

8.5% 

建設

業 …

……

5.4%

1.4% 

不動

産業

……

… ▲

7.3% ▲

7.3% 

運輸

・通

信業

13.4%

13.4% 

サー

ビス

業 …

… ▲

6.7% ▲

5.8%

売上

DI

収益

DI

非製

造業

全体

売上

DI

収益

DI

100

▲10

▲20 100

▲10

(見

通し

- 24 -

29・1230・3

69

1231・3

29・1230・3

69

1231・3

元・69

12

元・69

12

20100

▲10

製造

業全

売上

DI

収益

DI

(見

通し

29・1230・3

69

1231・3

元・69

12

地域経済等主要指標

資料出所 経済産業省 県統計課 経済産業省 県統計課 経済産業省 県統計課 国土交通省 国土交通省 経済産業省 経済産業省

年 月

生産(生産指数) 出荷(生産者出荷指数) 在庫(生産者製品在庫指数) 新設住宅着工戸数(千戸) 百貨店販売額(億円)

全国 前月比(%)

前月比(%)

前月比(%)

前月比(%)

前月比(%)

前月比(%)

愛知 全国 愛知 全国 愛知 全国 前年同月比(%)

愛知 前年同月比(%)

全国 前年同月比(%)

愛知 前年同月比(%)

(注1)年数値は年平均の原数値である。(注2)百貨店とは日本標準産業分類の百貨店・総合スーパーのうちスーパーに該当しない商店であって、かつ売場面積が政令指定都市で3,000平方メートル以上、その他の地域で1,500平方メートル以上の商店。

季調値(注1) 季調値(注1) 季調値(注1)(注2)

(平成27年度=100)

(平成27年度=100)

(平成27年度=100)

(平成27年度=100)

(平成27年度=100)

(平成27年度=100)

--------

--------

--------

--------

--------

--------

平成23年平成24年平成25年平成26年平成27年平成28年平成29年平成30年平成29年1月

2月3月4月5月6月7月8月9月

10月11月12月

平成30年1月2月3月4月5月6月7月8月9月

10月11月12月

平成31年1月2月3月4月

令和元年 5月6月7月8月9月

97.297.899.2

101.2100.0100.0103.1104.2100.9101.6101.5104.1102.3103.3102.5104.0103.0103.3104.2105.8101.4104.0105.1104.5104.8103.7103.8103.6103.5105.6104.6104.7102.1102.8102.2102.8104.9101.4102.7

93.2103.0102.7102.6100.0101.5105.9105.7100.5102.0103.2107.8100.0104.5105.7110.3106.6106.7109.4115.2106.4108.8107.9107.5106.6104.7105.2105.6102.9104.9102.7104.4108.3111.1107.0110.5113.2107.2

96.397.5

100.7101.4100.099.7

102.2103.0100.5100.5101.0102.7101.3102.9102.1103.7101.4100.5103.5105.4100.7102.5103.5104.4103.2103.3102.1103.0102.1104.4102.8103.1100.6102.2100.9102.7104.099.8

102.5

104.3110.498.099.5

100.099.199.4

102.097.197.898.9

100.099.899.098.598.699.1

102.0100.8101.1100.8101.0103.6102.5102.7101.6101.9101.8102.0101.5101.6102.9102.0102.4103.8103.8104.3104.7104.5

106.3106.5101.9101.3100.097.1

100.3105.396.996.197.499.999.499.699.3

104.0101.5104.3102.8103.0101.4102.0103.8105.8107.2102.1105.7102.7107.0107.4108.2110.1106.9108.1110.8110.5108.8109.2

92.8103.1102.5102.1100.0101.2104.8103.7101.2101.5102.4104.9101.6104.4104.6108.4104.6103.9107.9111.8105.0106.3105.7105.5104.5103.3102.6103.8100.7102.7101.1102.3108.4107.8103.4108.4111.2104.0

△ 1.10.7

△ 0.12.6

△ 1.71.0

△ 0.81.5

△ 1.00.30.91.5

△ 4.22.61.1

△ 0.60.3

△ 1.00.1

△ 0.2△ 0.1

2.0△ 0.9

0.1△ 2.5

0.7△ 0.6

0.62.0

△ 3.31.3

△ 2.31.51.24.5

△ 7.24.51.14.4

△ 3.40.12.55.3

△ 7.62.3

△ 0.8△ 0.4△ 0.8△ 1.8

0.50.4

△ 2.61.9

△ 2.11.73.72.6

△ 3.73.32.4

△ 5.3

△ 1.00.00.51.7

△ 1.41.6

△ 0.81.6

△ 2.2△ 0.9

3.01.8

△ 4.51.81.00.9

△ 1.10.1

△ 1.20.9

△ 0.92.3

△ 1.50.3

△ 2.41.6

△ 1.31.81.3

△ 4.02.7

△ 1.10.30.92.4

△ 3.12.80.23.6

△ 3.5△ 0.7

3.83.6

△ 6.11.2

△ 0.6△ 0.2△ 0.9△ 1.1△ 0.7

1.2△ 3.0

2.0△ 1.6

1.26.0

△ 0.6△ 4.1

4.82.6

△ 6.5

0.10.71.11.1

△ 0.2△ 0.8△ 0.5

0.10.52.9

△ 1.20.3

△ 0.30.22.6

△ 1.10.2

△ 1.10.3

△ 0.10.2

△ 0.50.11.3

△ 0.90.41.40.00.50.4

△ 0.2

1.9△ 0.8

1.42.6

△ 0.50.2

△ 0.34.7

△ 2.42.8

△ 1.40.2

△ 1.60.61.81.91.3

△ 4.83.5

△ 2.84.20.40.71.8

△ 2.91.12.5

△ 0.3△ 1.5

0.4

2.65.9

11.0△ 9.0

1.96.4

△ 0.2△ 2.4

11.8△ 2.7

0.02.4

△ 1.31.2

△ 2.4△ 1.2△ 3.5△ 4.6

0.0△ 1.3

△ 13.2△ 2.8△ 7.9

0.02.6

△ 6.90.01.2

△ 1.20.0

△ 1.21.31.54.3

10.0△ 6.0△ 8.8

1.2△ 4.8

△ 1.7△ 1.8

14.3△ 12.5

5.45.13.24.7

△ 4.32.01.8

11.4△ 11.8

13.73.6

△ 5.93.6

△ 5.210.24.32.3

△ 9.6△ 10.7

16.333.3

△ 1.75.2

29.2△ 1.7

9.1△ 9.2

12.511.112.816.0

△ 22.820.07.0

△ 9.8

△ 2.6△ 0.3

1.21.6

△ 0.0△ 3.3△ 0.7△ 1.7△ 2.2△ 2.8△ 1.7△ 0.4△ 1.1

0.2△ 2.5

0.52.1

△ 1.52.2

△ 0.4△ 1.4△ 1.5△ 0.4

0.2△ 2.5

2.6△ 6.5△ 0.8△ 3.8△ 0.1△ 2.3△ 2.5△ 4.9△ 2.2△ 1.6△ 2.2△ 1.9△ 2.2△ 3.6

△ 3.9△ 0.5

4.14.9

△ 0.0△ 3.5△ 0.2△ 0.9△ 1.5△ 0.6

1.2△ 2.0

0.60.9

△ 4.4△ 0.3

6.8△ 2.7

2.9△ 1.1△ 0.2

0.0△ 2.4

4.7△ 0.3

9.0△ 5.5△ 1.3△ 5.5△ 0.3△ 3.3△ 2.8△ 5.0△ 0.9△ 2.2△ 5.4△ 6.6△ 8.8△ 7.1

83488398089290996796594276717684788783818383857766697084808183828283847867727779738279

66,60666,38967,19568,27468,25865,97665,52964,4345,7404,7745,7294,9945,0695,1946,0104,5524,7845,1645,9247,5945,6594,7025,7085,0054,9445,3315,6174,5154,6005,1595,7897,4055,3804,6005,6194,8944,8495,2165,412

4,3354,3144,4904,7124,7104,5464,5384,498

404329416338349355417307344354393531403329406354348387394303325353380516383326397335325353366

57566456596264674.45.25.64.94.55.85.84.85.85.56.54.84.54.75.05.76.05.76.16.25.76.05.95.45.05.35.84.47.26.15.5

平成

31年1~

3月期

より

調査

要領

変更

平成

31年1~

3月期

より

調査

要領

変更

平成

31年1~

3月期

より

調査

要領

変更

Page 27: No.66 景況レポート2019年10月発行 令和元年7~9月期実績見込み 令和元年10~12月期見通し 特別調査 「消費税率引上げの影響と対応について」

- 4

--

25 -

全業種

概 

は、調

査依

頼数

800先の

デー

100

▲10

▲20

(見

通し

1 景

況感

今期

(7

~9

月)

の実

績見

込み

 業

種別

でみ

ると

、全業

種、製

造業

、サー

ビス

業は

下降

、運輸

・通

信業

は横

ばい

、それ

以外

の業

種は

改善

とな

った

。全

業種

……

……

……

▲3.3%

(1.1㌽

下降

)製

造業

……

……

2.2%(

7.4㌽下

降)

非製

造業

……

……

▲4.4%

(0.3㌽

改善

)卸

売業

……

……

▲4.2%

(4.0㌽

改善

)小

売業

……

……

▲10.3%

(3.1㌽

改善

)飲

食業

……

……

▲12.7%

(3.3㌽

改善

)建

設業

……

……

1.4%

(1.4㌽

改善

)不

動産

業 …

……

4.9%

(4.9㌽

改善

)運

輸・

通信

業 …

13.3%

(横

ばい

)サ

ービ

ス業

……

▲3.6%

(4.9㌽

下降

)  来

期(

10

~1

2月

)の

見通

し 

業種

別で

みる

と、卸

売業

、サー

ビス

業は

改善

、運

輸・

通信

業は

横ば

い、そ

れ以

外の

業種

は下

降す

る見

通し

であ

る。

全業

種 …

……

……

… ▲

4.6%(

1.3㌽下

降)

製造

業 …

……

……

▲2.2%

(4.4㌽

下降

)非

製造

業 …

……

… ▲

5.2%(

0.8㌽下

降)

卸売

業 …

……

1.4%(

5.6㌽改

善)

小売

業 …

……

… ▲

14.2%(

3.9㌽下

降)

飲食

業 …

……

… ▲

12.8%(

0.1㌽下

降)

建設

業 …

……

0.0%(

1.4㌽下

降)

不動

産業

……

… ▲

2.4%(

7.3㌽下

降)

運輸

・通

信業

13.3%(

横ば

い)

サー

ビス

業 …

… ▲

3.5%(

0.1㌽改

善)

は、現

在調

査先

の前

回調

査時

見通

景況DI(製造業・非製造業)の推移

景況DIの推移

20100

▲10

▲20

28・36

9

(見

通し

製造

業全

体非

製造

業全

28・36

9

1229・3

69

1230・3

69

1229・3

69

1230・3

69

1231・3

元・6

1231・3

元・6

912

912

◇当

金庫

営業

地域

取引

先の

今期(

7~9月

)の景

況を

前期(

4~6月

)と比

較し

てみ

ると

、景況

DIは、製

造業

が2.2%

と前

期比

7.4㌽下

降し

てい

る。一

方、非

製造

業は

▲4.4%

と前

期比

0.3㌽マ

イナ

ス幅

を縮

小し

てい

る。

全業

種とし

ては

▲3.3%

と前

期比

1.1㌽マ

イナ

ス幅

を広

げて

いる

。景気

はこ

のと

ころ

弱さ

がみ

られ

るも

のの

、前

回調

査時

点(6

月)に

おけ

る今

期見

通し(

▲4.0%

、前期

比1.8㌽

の下

降見

通し

)を0.7㌽

上回

った

。 

先行

き(10~

12月)に

つい

ては

、製造

業が

▲2.2%

で今

期比

4.4㌽下

降し

マイ

ナス

に転

じ、非

製造

業は

▲5.2%

で今

期比

0.8㌽マ

イナ

ス幅

を広

げ、全

業種

では

▲4.6%

で今

期比

1.3㌽マ

イナ

ス幅

を広

げる

見通

しで

ある

。◇

売上

DIは、製

造業

が5.2%

で前

期比

6.6㌽下

降し

、非製

造業

は▲

3.6%で

前期

比0.4㌽

マイ

ナス

幅を

広げ

てい

る。先

行き

につ

いて

は、製

造業

が2.2%

で3.0㌽

下降

し、非

製造

業は

▲3.3%

で0.3㌽

マイ

ナス

幅を

縮小

し、

全業

種で

は▲

2.4%で

0.3㌽マ

イナ

ス幅

を広

げる

見通

しで

ある

。◇

収益

DIは、製

造業

が5.1%

で前

期比

3.0㌽下

降し

、非製

造業

は▲

4.3%で

前期

比0.4㌽

マイ

ナス

幅を

広げ

てい

る。先

行き

につ

いて

は、製

造業

が▲

0.7%で

5.8㌽下

降し

マイ

ナス

に転

じ、非

製造

業は

▲3.8%

で0.5㌽

マイ

ナス

幅を

縮小

し、全

業種

では

▲3.2%

で0.6㌽

マイ

ナス

幅を

広げ

る見

通し

であ

る。

平成

31年1~

3月期

より

調査

要領

変更

平成

31年1~

3月期

より

調査

要領

変更

地域経済等主要指標

資料出所 内閣府 県統計課 国土交通省 国土交通省 ㈱東京商工リサーチ ㈱東京商工リサーチ 愛知労働局

年 月

(注1)負債総額1,000万円以上の倒産集計。(注2)新規学卒を除き、パートを含む。年数値は年平均の原数値。

全国 前月比(%)

愛知 前月比(%)

前月比(差)

前月比(差)

全国 前年同月比(%)

前年同月比(%)

前年同月比(%)

前年同月比(%)

前年同月比(%)

愛知 前年同月比(%)

全国

全国

件数 負債額 負債額件数

愛知

愛知

機械受注額(船舶・電力を除く)季調値(億円)

公共工事請負契約額(億円)

金属工作機械受注残高季調値(億円) 有効求人倍率(季調値)企業倒産状況(億円) (注1)

(注2)

--------

--------

--------

--------

--------

平成23年平成24年平成25年平成26年平成27年平成28年平成29年平成30年平成29年1月

2月3月4月5月6月7月8月9月

10月11月12月

平成30年1月2月3月4月5月6月7月8月9月

10月11月12月

平成31年1月2月3月4月

令和元年 5月6月7月8月9月

88,62288,19493,28396,649

100,920102,162100,744105,842

8,3948,5038,5738,2438,1428,0688,3568,5828,3168,5078,8748,1888,6788,8878,5879,1719,0638,3489,1289,7548,1008,7208,7148,6928,2238,3678,6889,1378,4299,6038,969

12,73412,12410,8559,7318,8128,4468,4058,235

605688786680802706714639679733677696635617789650767690702694621730718622666589662645695734802678

35,929 38,346 27,823 18,741 21,124 20,061 31,676 14,855 1,285 1,158 1,668 1,041 1,069

15,883 1,099

924 1,158

959 1,457 3,976 1,046

900 1,327

955 1,044 2,195 1,127 1,213 1,842 1,176 1,213

818 1,684 1,955

971 1,069 1,075

870 934

871

1,574 1,032 1,295

776 913 721 645

1,014 66 55 56 79 30 49

105 45 46 28 71 14

218 34 48 64 90

186 99 79 47 28 50 70 50 65 51 24 30 36 46

28

0.650.800.931.091.201.361.501.611.431.441.451.471.491.501.511.521.531.551.561.591.591.591.591.601.611.611.621.631.631.621.631.631.631.631.631.631.621.611.59

0.871.121.311.531.541.631.821.951.721.741.781.811.831.841.841.841.841.861.871.881.921.911.931.951.961.971.971.971.981.961.961.971.961.981.971.991.971.941.94

8767897305865285225246243743484442504337454549415538585455575845504948574640423445566642

86,657100,771150,536165,257149,257154,200157,209144,020

7,83711,60824,5688,202

10,00014,66013,71313,65515,15514,20210,46813,1408,167

11,32220,5918,3818,924

12,56512,09812,71515,21613,06610,23810,73710,84310,29123,2288,9219,303

15,45215,257

4,6664,5786,3237,6116,4026,7676,0265,907

449429832264279751536520584516399467193379447258458

1,203603493620549329376273346697252426579535

1,2591,2671,2481,2881,3211,3141,3861,4141,4641,5231,5861,6491,6801,7581,7901,8491,8761,8801,8781,8961,8881,9551,9251,9161,9311,8931,8241,7631,6961,622

12.3△ 1.9

38.120.4

△ 15.95.7

△ 11.0△ 2.0

△ 40.328.124.40.8

29.249.9

△ 23.0△ 37.9△ 40.6

25.9△ 11.7△ 28.7△ 57.0△ 11.7△ 46.3△ 2.3

64.260.212.5

△ 5.26.26.4

△ 17.5△ 19.5

41.5△ 8.7

55.9△ 2.3△ 7.0

△ 51.9△ 11.3

△ 4.4△ 4.8

△ 10.5△ 10.4△ 9.4△ 4.2△ 0.5△ 2.0

△ 10.4△ 4.8

5.4△ 2.2

19.5△ 7.5

0.3△ 12.0

4.67.3

△ 2.3△ 2.0

5.0△ 10.3

0.4△ 4.4△ 4.4△ 2.3△ 1.7

8.6△ 8.5△ 0.4

6.1△ 10.6

4.9△ 4.5

△ 16.1△ 0.8△ 9.4

6.414.2

△ 2.3

△ 49.86.7

△ 27.4△ 32.6

12.7△ 5.0

57.9△ 53.1

1.3△ 29.2△ 5.2

0.8△ 7.8

1,369.3△ 11.4△ 26.7

36.1△ 13.8△ 75.5

131.6△ 18.6△ 22.3△ 20.4△ 8.3△ 2.3

△ 86.22.5

31.359.122.6

△ 16.7△ 79.4

61.0117.2

△ 26.811.93.0

△ 60.4△ 17.1△ 28.2

15.9△ 9.9△ 7.5

△ 19.7△ 9.9△ 1.1

0.419.123.322.9

△ 4.07.3

23.5△ 21.9

16.2△ 17.8

0.02.30.0

△ 14.648.6

△ 11.620.822.731.014.034.921.611.18.9

△ 2.039.0

△ 16.45.3

△ 27.6△ 37.0△ 18.2△ 1.8

13.8△ 6.7

25.2△ 34.4

25.5△ 40.1

17.7△ 21.0△ 10.5

57.2△ 24.1

111.5△ 48.6

38.6△ 37.5△ 55.9

156.136.424.3

△ 59.434.0

△ 72.5230.3

△ 38.2△ 14.3△ 19.0

200.0279.6△ 5.7

75.62.20.0

△ 29.6400.0

△ 77.191.26.3

△ 62.5△ 66.7△ 80.6△ 53.5△ 64.6

△ 0.816.349.49.8

△ 9.73.32.0

△ 8.4△ 8.3

13.75.22.9

34.91.37.9

△ 0.1△ 29.6

22.114.1

△ 2.94.2

△ 2.5△ 16.2

2.2△ 10.8△ 14.3△ 11.8△ 6.9

0.4△ 8.0△ 2.2

△ 18.332.8

△ 9.112.86.44.2

23.026.1

△ 1.30.6

△ 1.53.22.6

△ 0.55.52.03.54.04.14.01.94.61.83.31.50.2

△ 0.11.0

△ 0.43.5

△ 1.5△ 0.5

0.8△ 2.0△ 3.6△ 3.3△ 3.8△ 4.4

0.000.010.010.020.020.010.010.010.010.020.010.030.000.000.000.010.010.000.010.010.00

△ 0.010.010.000.000.000.000.00

△ 0.01△ 0.01△ 0.02

0.020.020.040.030.020.010.000.000.000.020.010.010.04

△ 0.010.020.020.010.010.000.000.01

△ 0.020.000.01

△ 0.010.02

△ 0.010.02

△ 0.02△ 0.03

0.00

△ 5.01.30.8

△ 3.8△ 1.2△ 0.9

3.62.7

△ 3.12.34.3

△ 7.76.02.4

△ 3.46.8

△ 1.2△ 7.9

9.36.9

△ 17.07.7

△ 0.1△ 0.3△ 5.4

1.83.85.2

△ 7.713.9

△ 6.6

Page 28: No.66 景況レポート2019年10月発行 令和元年7~9月期実績見込み 令和元年10~12月期見通し 特別調査 「消費税率引上げの影響と対応について」

- 3

--

26 -

アンケート結果による業種別景況DI

繊維

品製

造業

機械

器具

製造

その

他製

造業

製造

業全

卸売

小売

飲食

建設

不動

産業

運輸

・通

信業

サー

ビス

非製

造業

全体

全業

種 DI

DI

DI

DI

DI

DI

DI

DI

DI

DI

DI

DI

DI

前 

 期

今 

 期

来 

 期

良い

DI 

30%以

やや

良い

DI 

10%以

上 

 ~

30%未

普通

DI 

10%未

満 

 ~

▲10%

以上

やや

悪い

DI 

▲10%

未満

  

~▲

30%以

悪い

DI 

▲30%

未満

凡 

  

 例

業 

 種

(令

和元

年10~

12月期

▲27.6

0.06.7

▲2.2

1.4

▲14.2

▲12.8

0.0

13.3

▲3.5

▲5.2

▲4.6

(令

和元

年7~

9月期

▲6.9

0.06.7

▲4.2

▲10.3

▲12.7

1.44.9

13.3

▲3.6

▲4.4

▲3.3

2.2

0.0

12.5

12.0

▲8.2

▲13.4

▲16.0

0.00.0

13.3

1.3

▲4.7

▲2.2

9.6

(平

成31年

4~6月

期)

▲2.4

地域経済等主要指標

年 月

(注1)対象は常用労働者5人以上の事業所。年数値は年平均。(注2)、(注3)各年は年末、各月は月末現在。

所定外労働時間指数(原指数)

全国平成27年=100

前年同月比増減率(%)

愛知平成27年=100

前年同月比増減率(%)

全国 前年同月比増減率(%)

前年同月比増減率(%)

前年同月比増減率(%)

前年同月比増減率(%)

愛知 全国 愛知円相場(円)

日経平均(円)

資料出所 厚生労働省 県統計課 日本銀行 県統計課 日本銀行 日本銀行県統計課 日本経済新聞社

(注1)

(注3) (注3)

信用金庫預金(10億円) 信用金庫貸出金(10億円) (注2)  (注2)

平成23年平成24年平成25年平成26年平成27年平成28年平成29年平成30年平成29年1月

2月3月4月5月6月7月8月9月

10月11月12月

平成30年1月2月3月4月5月6月7月8月9月

10月11月12月

平成31年1月2月3月4月

令和元年 5月6月7月8月9月

93.994.797.2

101.1100.098.499.598.196.499.1

103.6103.696.497.398.293.699.1

100.0103.6103.694.598.2

102.7102.797.398.296.491.895.5

100.0100.999.192.797.399.1

100.994.595.595.5

80.588.088.093.1

100.097.196.698.492.7

100.7100.7100.797.198.594.988.395.694.997.198.593.4

100.0103.6100.094.2

100.098.590.597.8

101.5101.598.589.8

100.7103.6102.295.695.6

1.00.92.64.1

△ 1.0△ 1.7

1.1△ 1.4

0.91.71.70.71.80.80.80.91.7

△ 0.11.71.7

△ 2.0△ 0.9△ 0.9△ 0.9

0.90.9

△ 1.8△ 1.9△ 3.6

0.0△ 2.6△ 4.3△ 1.9△ 0.9△ 3.5△ 1.8△ 2.9△ 2.7△ 0.9

1.59.3

△ 0.05.87.4

△ 2.9△ 0.5

1.9△ 2.4

3.6△ 0.9△ 0.9

3.71.3

△ 3.8△ 3.3△ 0.9△ 2.4△ 0.8

1.30.8

△ 0.72.9

△ 0.7△ 3.0

1.53.82.52.37.04.50.0

△ 3.90.70.02.21.5

△ 4.4

2.31.92.52.82.32.32.41.72.42.42.32.32.32.32.22.32.52.32.22.42.22.12.22.11.92.22.01.91.91.71.71.71.61.71.81.71.31.51.4

3.03.85.25.65.43.43.01.83.33.23.02.62.62.32.62.73.62.92.63.02.72.42.93.02.63.02.72.42.32.22.01.81.81.81.51.50.81.3

△ 0.4△ 0.5

1.32.02.52.52.61.52.32.82.72.92.92.82.52.83.02.82.62.62.62.62.62.22.22.42.12.11.71.71.71.51.41.31.41.41.21.00.9

3.22.13.04.53.93.02.41.02.92.93.13.32.92.82.62.83.02.72.52.42.32.62.62.02.12.21.81.61.31.01.01.00.80.81.10.80.60.6

123,606126,012129,136132,751135,782138,886142,184144,583138,086138,629137,913139,398139,054140,318140,098140,606141,128141,037140,715142,184141,089141,494140,977142,377141,763143,421142,833143,253143,774143,499143,108144,583143,335143,860143,477144,728143,661145,566144,820

12,47612,95113,62814,39315,17015,68216,14616,44115,62315,68015,64415,66915,76315,89315,89915,95116,00515,95315,93416,14616,04516,05816,09116,13216,17816,36816,32616,32916,37616,30016,24516,44116,33416,34216,32916,37516,30016,574

63,83563,48864,32065,58667,19868,90770,70771,77268,44468,51869,16768,96268,84869,07169,21069,31770,24369,78369,82370,70770,23770,27970,96370,50370,36970,73770,69570,78071,45670,93570,98171,77271,23871,19271,98471,48671,19471,47971,359

6,4146,5476,7427,0487,3217,5447,7247,8007,4937,4867,5827,5647,5367,5717,5757,5897,6917,6287,6257,7247,6687,6807,7807,7187,6957,7417,7107,7117,7917,7057,7037,8007,7287,7397,8687,7837,7387,788

77.5786.32

105.37119.80120.42117.11112.65110.40113.53112.31111.80111.29110.96112.06110.63110.49112.46113.09112.29112.65108.70107.08106.19109.40108.77110.64111.40110.81113.44113.20113.47110.40108.73110.76110.75111.68108.78107.64108.56106.52

8,455.3510,395.1816,291.3117,450.7719,033.7119,114.3722,764.9420,014.7719,041.3419,118.9918,909.2619,196.7419,650.5720,033.4319,925.1819,646.2420,356.2822,011.6122,724.9622,764.9423,098.2922,068.2421,454.3022,467.8722,201.8222,304.5122,553.7222,865.1524,120.0421,920.4622,351.0620,014.7720,773.4921,385.1621,205.8122,258.7320,601.1921,275.9221,521.5320,704.37

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- 2 -

5 製造業・卸売業・小売業の内訳

6 分析方法 景気動向指数(DI)を中心に分析

従 業 員 数 繊維品 機械器具製 造 業 卸 売 業 小 売 業

その他 繊維品 その他 織物・既製服 自動車 その他

(単位:先)

0~5

6~9

10~19

20~29

30~49

50~99

100~199

200人以上

合  計

13

6

8

 

1

1

29

9

8

7

3

2

2

1

32

22

14

13

3

6

10

6

1

75

3

3

6

39

13

8

3

1

2

1

67

17

1

 

18

20

4

4

1

29

67

3

6

 

1

2

1

80

景気動向指数(DI)についてDIとは、ディフュージョン・インデックス(Diffusion Index)の略。

「増加」・「上昇」・「好転」したとする企業割合から、「減少」・「低下」・「悪化」したとする企業割合を差し引いた値で表す。企業経営者が肌で感じた景況感を映す指標で、直感的に理解しやすいのが特徴。

(例) 前期に比べ売上が     増加した企業の割合     横ばいだった企業の割合     減少した企業の割合         であった場合、

45%20%35%

DIは (増加した企業の割合) (減少した企業の割合)

(▲の表示はマイナスを示す。)45% 35%

増加 変らず 減少

10%- =

45% 35%20%

特別調査「消費税率引上げの影響と対応について」

消費税率引上げ分を販売価格にどの程度反映(転嫁)できるかについては、「一部の反映(転嫁)にとどまる」が34.5%、次いで「全て反映(転嫁)できる」が32.3%となったのに対して、「わからない」が29.2%あった。

問1.今年(2019年)10月からの消費税率引上げ(8%→10%)について、貴社では、販売価格にどの程度反映(転嫁)できると考えていますか。あてはまるものを、次の中から1つお答えください。

10% 20% 30% 40%0%

消費税率引上げが売上げにどのような影響を与えるかについては、「どちらともいえない」が37.5%、次いで「影響はない・変わらない」が16.9%、「今年12月末ごろまで減少する」が7.5%となったのに対して、「わからない」が25.0%あった。

問2.今年(2019年)10月からの消費税率引上げ(8%→10%)は、当面の貴社の売上げに対し、どのような影響を与えると見込まれますか。最もあてはまるものを次の中から1つお答えください。

消費税率引上げ後の収益確保に向けての対策については、「これまでと変わらない」が33.6%、次いで「いっそうの経費削減につとめる」が32.4%、「販売価格を個別品目・区分ごとに見直す」が19.0%、「販売価格を全面的に引き上げる」が17.6%となった。

問3.今年(2019年)10月からの消費税率引上げ(8%→10%)後の収益を確保するために、貴社ではどの   ような対策を考えていますか。あてはまるものを次の中から最大3つお答えください。

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むしろ増加する 0.0%

影響はない・変わらない 16.9%

その他 0.0% 今年10月末ごろまで減少する 2.7%今年12月末ごろまで減少する 7.5%

来年3月末ごろまで減少する 6.4%来年6月末ごろまで減少する 1.1%

来年7月以降も減少する 2.9%

34.5%

一部の反映(転嫁)にとどまる わからない

29.2%

わからない25.0%

全て反映(転嫁)できる 32.3%

これまでと変わらない

いっそうの経費削減につとめる

販売価格を個別品目・区分ごとに見直す

販売価格を全面的に引き上げる

仕入価格の上昇を抑える

現状の業容を拡大する

駆け込み需要の平準化につとめる

新しい仕入先を検討する

新事業・分野への進出を検討する

その他

まったく反映(転嫁)できない 4.0%

どちらともいえない

32.4%

19.0%

4.0%

2.1%

1.0%

33.6%

17.6%

13.1%

7.8%

0.3%

37.5%

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調査の概要

1 調査時期 令和元年7~9月期実績見込みと令和元年10~12月期見通しについて、9月上旬に調査

2 調査方法 当金庫職員による面接聞き取り調査

3 調査対象 いちい信用金庫営業地域の取引先800先

4 調査対象企業の内訳

従 業 員 数 製 造 業 卸 売 業 小 売 業 飲 食 業 建  設不動産業

運輸・通信サービス業 合   計 構 成 比

(単位:先、%)

0~5

6~9

10~19

20~29

30~49

50~99

100~199

200人以上

合  計

内繊維関連業

調査依頼数

回 答 率

44

28

28

6

8

13

8

1

136

29

136

100.0

42

13

11

3

1

2

1

73

6

73

100.0

104

8

10

1

3

1

127

18

127

100.0

82

9

1

1

1

94

94

100.0

60

23

19

5

6

2

115

115

100.0

132

35

39

15

14

9

1

10

255

255

100.0

464

116

108

30

30

29

9

14

800

53

800

100.0

58.0

14.5

13.5

3.8

3.8

3.6

1.1

1.7

100.0

6.6

- 28 -

軽減税率制度への対応については、「対応すべきだが、できていない」が28.8%、次いで「対応はほぼ完了した」が22.0%となったのに対して、「自社とは関係がない」が29.6%、「そもそも、自社と関係があるかわからない」が9.2%あった。

問4.貴社は、今回導入される予定の軽減税率制度について、レジの改修や帳簿、請求書、価格表示変更などの何らかの対応をとっていますか。最もあてはまるものを次の中から1つお答えください。

今春、賃金を引き上げたか否かについては、「賃金を引き上げていない」が84.0%、「賃金を引き上げた」が16.0%となった。•賃金を引き上げた理由については、「従業員の処遇改善」が6.9%、次いで「人手不足を背景とした賃金 上昇」が6.6%、「自社の業績改善を反映」が1.9%となった。•賃金を引き上げていない理由については、「当面のところは様子をみている」が51.8%、次いで「景気見通し

が不透明」が18.0%、「自社の業績低迷」が9.1%となった。

問5.消費増税など経済環境が大きく変化しているなかで、貴社では、今春、賃金を引き上げましたか。引き上げた場合は、賃金を引き上げた理由の中から、最も当てはまるものを1つお答えください。引き上げていない場合は、賃金を引き上げていない理由の中から、最も当てはまるものを1つお答えください。

22.0%

対応はほぼ完了した

28.8%

対応すべきだが、できていない

84.0%

賃金を引き上げていない

29.6%

自社とは関係がない

アベノミクスの流れを踏襲 0.6%

自社の業績改善を反映 1.9%

その他0.0%

諸経費増で支払余力なし 4.0%

自社の業績低迷 9.1%

その他1.1%

対応は完了した 5.9%

対応を始めたが、間に合わない 4.5%

そもそも、自社と関係があるかわからない 9.2%

従業員の処遇改善 6.9%

人手不足を背景とした賃金上昇 6.6%

賃金を引き上げた理由賃金引き上げの可否

賃金を引き上げていない理由

景気見通しが不透明

18.0%

当面のところは様子をみている

51.8%

16.0%

賃金を引き上げた

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 いちい信用金庫の営業エリアには、多くの特産品があります。 「郷土の特産品」の第 31 回目として、「次郎柿」を紹介します。 秋を代表する果物・柿は、古くから栽培されており、「古事記」や「万葉集」などにも登場します。また、ヨーロッパを始め多くの国でも「KAKI」の呼び名で通っています。 柿には酸味はありませんが、甘味にコクがあり、ビタミンCをみかんの 2 倍も含み、カロチン、食物繊維、カリウム、タンニンなども豊富に含んでいます。このため、健康食品として、風邪や生活習慣病の予防や、二日酔いに効果があるとも言われています。 愛知県の主な産地は豊橋市、幸田町、犬山市、新城市です。犬山市では木曽川によってもたらされた肥沃な土壌を活かし、古くから「次郎柿」が盛んに栽培されています。 柿全体では、結果樹面積 1,110ha、収穫量 13,500t、産出額 25 億円で、結果樹面積:全国 5 位、収穫量:全国 5 位、産出額:全国 5 位となっています。(出典:平成 30 年産果樹生産出荷統計、平成29 年生産農業所得統計)なお、次郎柿は、全国 1 位の出荷量となっています。 次郎柿は、静岡県周智郡森町に住んでいた松本治郎吉が弘化元年(1844 年)、太田川決壊のため役夫として従事中、偶然見つけた幼木を自宅に持ち帰り、それを植えたのが始まりとされています。その幼木は成長して実をつけましたが、美味しくありませんでした。明治 3 年(1869 年)、近所の火事の延焼でその柿の木は燃えてしまいましたが、翌年、根元から芽を出しました。数年後、立派に成長した柿を再び食べてみると今度は格別に美味しかったそうです。そして、松本氏の名前から

「次郎柿」と名付けられ、広く栽培されるようになりました。なお、正しい漢字名の「治郎柿」と表記される場合もあります。 次郎柿は完全甘柿で、収穫期は 10 月中旬から 11 月中旬で、重さは 250 ~ 300gほどです。平核無柿のように四角い形をしていますが、起伏があって側面に側線状の浅い窪みができやすいのが特徴です。種はほとんどなく、果肉は果汁が少なく硬めで、カリカリとした食感であるため、「甘柿の中では次郎柿が一番美味しい」という人も大勢います。 選び方としては、果実全体が色づいていて、ずっしりと重みを感じるもので、果皮に張りがありツヤツヤとしていて、へたと実の間に隙間がないものがよいでしょう。 収穫したてのものは果皮に白い粉がふいていることがありますが、これはブルーム(果粉)といって果実そのものが乾燥防止のために分泌しているものです。 保存は新聞紙などに包んでポリ袋に入れ、冷暗所で格納します。次郎柿は硬めで歯ごたえが特徴なので、この食感を味わいたいなら早めに食べましょう。常温保存では 2 ~ 3 日程度で少しやわらかくなってきます。 すぐに食べられないときは、鮮度のよいうちにポリ袋に入れて密封し、冷蔵庫の野菜室に入れておくと軟化を少し遅らせることができます。 また、軽く湿らせたティッシュペーパーをへたの部分にあてて、ラップで包んでおくという保存方法もあります。 食べ方は、くし形にカットして皮をむき、サクっとした食感を味わいましょう。歯ごたえがよいのでサラダの具に使ったり、生ハムなど塩気の強い食材と一緒に食べても美味しい秋の味覚の代表である次郎柿は郷土の特産品なのです。

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- 29 -

目  次

概況

1景況感

2売上・収益

製造業全体

繊維品製造業

機械器具製造業

その他製造業

非製造業全体

卸売業

小売業

飲食業

建設業

不動産業

運輸・通信業

サービス業

1

3

4

6

7

9

10

11

12

13

14

15

16

17

18

19

20

27

29

郷土の特産品(第31回)

次 郎 柿( 犬 山 市 )

次郎柿

ひらたねなし

調査の概要

アンケート結果による業種別景況DI

全業種

業種別

景況DI推移グラフ

地域経済等主要指標

特別調査「消費税率引上げの影響と対応について」

郷土の特産品〈第31回〉

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2019年10月発行

令和元年 7 ~ 9 月期実績見込み令和元年10~ 12月期見通し特別調査 「消費税率引上げの影響と対応について」郷土の特産品(第31回) 「次郎柿」

景況レポート景況レポートNo.66

(通算No.153)

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景況レポート No. 66企画・編集 ㈱いちい総合研究所一宮市若竹 3 丁目 2 番 2 号TEL(0586)81-2001