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8 14 24 沿一般質問 「市政 ここが 聞きたい」 ※ 2 BMX…Bicycle Motocross(バイシクルモトクロス)の略称で、自転車を使った競技または競技専用自転車そのもの のこと。

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8

6月14日㈮

6月14日㈮

6月17日㈪

知事が協定を破棄し

強硬するならば

出産・育児の不安に

細やかな配慮を!

エクストリーム

スポーツの振興策を

川崎 

直幸(光明市政)

村岡  

卓(公明党)

宮﨑  

健(自民市政会)

 

山口知事は漁協に公害防止協定を見

直すよう求めた。これまで県は自衛隊

との共用を勧めたことはないとの趣旨

の発言をされたが、なぜ進めるのか。

知事の言動に対する市長の見解と、協

定が一方的に破棄された場合や、国・

県が強硬に出た場合の市長の対応は。

 

出産・育児には多様な負担が生じ、

多胎家庭では負担の要因が複合的にな

り孤立しやすい。①不安解消のための

正確な情報発信の手立ては②相談体制

の充実と外出しやすい環境作りが重要

となるが、市の対応は③孤立によって

悲劇的な結末に至らぬための対策は。

 

①エクストリームスポーツ(特に東

京オリンピックの正式種目となったス

ケートボードやB※2

MX)に対する認識

と、その振興策の現状について、市の

見解を問う②エクストリームスポーツ

を楽しめる場所の確保が必要であると

思うが、市の見解を問う。

 

答弁 

この問題については、協定

の覚書付属資料にある「自衛隊と共

用するような考えを持っていない」

とする約束事の整理が先である。昨

年8月24日に知事が防衛省からの要

請の受け入れを表明され、同日、佐

賀県有明海漁協に報告された。その

席上で漁協側から知事に直接説明の

依頼があったようである。知事の言

動はこうしたこれまでの経緯に沿っ

た動きであると理解している。国や

県が強硬な態度に

出た場合は、市長

が立会人という立

場で阻止しなけれ

ばならないと考え

ている。

 

答弁 

①相談者に応じた情報を提

供している。また、多胎家庭を支援

している団体「グリンピース」を紹

介し、その経験談などにより育児不

安の解消に努めている②佐賀市社会

福祉協議会のホームスタート事業へ

の補助金の交付による支援、託児つ

きでの育児講座の開催、ファミリー

サポートでの子どもの預かりなどを

行っている③関係機関と連携し、切

れ目のない支援を行っている。迅速、

的確に対応できるよう体制の強化に

努めていきたい。

◆その他◆東名遺跡について/非正

規職員の労働

環境について

 

答弁 

①両競技ともエクストリー

ムスポーツの代表的な競技の一つで

あり、若者文化との関連性が高い、

新たなジャンルのスポーツである。

現在、スケートボード、BMXに

限った大会開催や競技者育成などの

取り組みは行っていない②スケート

ボードやBMXの競技者数や活動実

績、大会等の計画が把握できておら

ず、ほかの競技との公平性を保つと

いう観点からも、施設整備を検討す

る段階にはないと考

える。

◆その他◆コンパク

トシティの推進につ

いて/自転車の交通

安全対策について

一般質問

「市政 ここが 聞きたい」

※ 2 BMX…Bicycle Motocross(バイシクルモトクロス)の略称で、自転車を使った競技または競技専用自転車そのもの   のこと。

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さが市議会だより第63号(令和元年6月定例会)

6月14日㈮

6月17日㈪

中核市への移行を

どう考える

カラス対策に

本腰を入れよ‼

放課後児童クラブ

待機解消のために

農業への支援と

振興のために!

江頭 

弘美(自民市政会)

福井 

章司(自民政新会)

西岡 

真一(自民市政会)

川副龍之介(自民市政会)

 

平成27年4月から中核市の要件が、

「人口20万人以上」に改正され、佐賀市

も要件を満たすことになった。「住民に

身近な行政は、できるだけ住民に身近

な市町村が行うほうが良い」という地

方自治の観点からも、中核市への移行

を目指すべきではないか。

 

①ミヤマガラスに対するLED照射

の効果は②今後の対応は③市中心部の

カラスの生息数の推移は④カラスの捕

獲の状況は⑤カラス対策の市の予算額

は⑥先進地と比べると予算が少ないと

思うが、中心部に箱わなを増設して本

格的にカラスを駆除すべきではないか。

 

放課後児童クラブの支援員確保が難

しく、待機児童解消が進んでいない。

あらゆる施策を動員する必要があると

思うが、市教委において、学力向上等

を目的としつつも、結果的に放課後児

童クラブ希望者のニーズにこたえられ

るような事業を検討できないか。

 

農業の衰退は自然環境の悪化につな

がり、食料危機により国の存続が危惧

され、大きな問題になり得る。①さが

園芸生産888億円推進事業が農業全

体の士気を高める対策であると期待し、

この事業展開の体制は②市の支援方法

は③農業振興に対する市の考えは。

 

答弁 

中核市の要件を備えた自治

体として、全国施行時特例市市長会

などの各種会議への参加や、既に中

核市に移行した自治体に対して、移

行後の効果等について調査を行っ

た。当面の間、人口要件の20万人を

下回る見込みがないことと、要件で

ある保健所の設置について、経費に

見合うだけの財源の確保や、医師、

獣医師等の専門職員の確保に課題が

多いことが懸念材料となっており、

現時点では移行を進

める状況ではないと

考えている。

◆その他◆発達障が

い児支援の課題と方

向性について

 

答弁 

①照射で約15分以内に飛散

したが、1~2時間後には再び戻っ

てきた②引き続き佐賀大学の協力

を得て照射実験及び調査を実施③

平成28年度4,544羽、29年度5,

416羽、30年度4,812羽で約

5千羽前後で推移④平成28年度箱わ

な4基で757羽、29年度4基で

829羽、30年度5基で1,288

羽⑤約584万円⑥箱わな増設につ

いて、ねぐらや餌場のどこに設置す

るのが効果的・効率

的かを県等と相談

し、検討したい。

◆その他◆子どもの

安全対策について/

老人クラブについて

 

答弁 

現在、6小学校区で地域と

連携した放課後子ども教室が開催さ

れている。国からは地域と学校が連

携、協働して地域全体で子どもの成

長を支える仕組みを推進するよう通

知があっており、放課後の学習、郷

土学習、スポーツ、社会奉仕体験な

どに地域と連携して取り組むことが

推奨されている。このため、関係課

と連携を図りながら、地域の実情に

合わせて地域学校協働活動の取り組

みを進めていく必

要があると考えて

いる。

◆その他◆佐賀駅

周辺整備と九州新

幹線西九州ルート

について

 

答弁 

①県運動推進本部と県内5

つの農林事務所管内を範囲とした地

区運動推進支部を設置し、生産者、

市町、JAと協力して計画の策定、

実践に取り組む②ハード面ではさが

園芸生産888億円推進事業、ソフ

ト面では露地野菜100億円UP推

進事業などの県補助事業を活用して

支援する③稼げる農業の確立は喫緊

の課題であり、園芸農業へ注力する

ことは新しい佐賀農業を切り開くこ

とにつながると考

える。

◆その他◆九州新

幹線西九州ルート

について/城西中

跡地の利用につい

10

6月17日㈪

6月18日㈫

6月18日㈫

6月19日㈬

二酸化炭素を活用し

「炭酸泉」を!!

事業系ごみ

取り扱いの改善を‼

学び直しの場、

夜間中学の設置を!

富永 

明美(社会市民クラブ)

堤  

正之(自民政新会)

山下 

明子(市民共同)

 

血行を促進し、糖尿病や循環器疾患、

神経痛・冷え症等の血行障害のほか、

美容にも良いと言われる「炭酸泉」。二

酸化炭素を使って人工的に作ることが

できる。市では藻類培養等で二酸化炭

素の利活用事業を行っているが、新た

に「炭酸泉」としての活用策は。

 

①事業系可燃ごみの分別検査が厳し

すぎるとの声があるが②事業所向けの

分別啓発用印刷物を検討しては③搬入

業者にも適正分別の為の指導の機会を

設けては④国からの廃プラの自治体焼

却要請への対応は⑤事業系可燃ごみの

処理料金が他市に比べ安いのでは。

 

不登校や病欠、経済的理由で義務教

育を十分受けられなかった人や外国人

など世代や国籍を超えた学び直しの場

としての夜間中学を「全ての都道府県

に設置を」と文科省も提唱している。

2年前に佐賀市での設置を提案したが、

その後の取り組みは。

 

答弁 

人工炭酸泉は、スポーツ分

野での血流改善や疲労回復の効果が

注目されている。しかし、健康運動

センターへの導入には、健康効果の

検証確認が必要であること。また、

二酸化炭素を輸送するための新たな

設備投資が必要になる等の課題があ

る。二酸化炭素の新たな利活用の可

能性として、人工炭酸泉を導入する

には、有識者からの情報収集や意見

交換に取り組むと共に、関連部署と

も連携や情報共有

を行いながら調査

研究を重ねたいと

考えている。

◆その他◆子育て

支援について

 

答弁 

①注意事項がふえているた

め威圧的と感じられているかもしれ

ないが、そういうことがないように

指導していきたい②分別方法を明示

した掲示物の作成を検討している③

平成30年度は2回開催しており、今

年度は開催回数をふやすとともに内

容の充実を図っていきたい④本市施

設での受け入れ可能量や施設への影

響について、現在調査を行っている

⑤佐賀市では1キロ当たり6円とな

り県内他の9市の平

均と倍以上の開きが

ある。

◆その他◆街なか再

生計画における徴古

館周辺の整備につい

 

答弁 

県・市町教育長地区別意見

交換会において、佐賀市から問題提

起をし、議論・協議をしたが、現状

具体的な動きはない状況である。佐

賀市としても夜間中学校のニーズは

あると感じているが、教員の確保や

校舎の問題等もあるので、まずは、

役割分担という点からも県や近隣市

町村、各教育委員会等で協議会を設

置し、ニーズ調査も含め夜間中学校

設置のための課題へ向けた協議から

始めないと、難しいだろう。

◆その他◆佐賀空港への自衛隊オス

プレイ配備

/保育行政

/中小・小

規模企業支

自殺対策計画の

策定を受けて

山下 

伸二(国民民主)

 

佐賀市自殺対策計画が策定された。

①佐賀市の自殺者の推移は②要因は③

計画に書かれている、自殺対策推進協

議会の設置はいつ頃を考えているのか

④悩んでいる人に気づき、必要な支援

に繋がる役割を担う、ゲ※3

ートキーパー

の現状は。

 

答弁 

①平成26年40人、27年46人、

28年30人、29年31人、30年38人②平

成30年の要因が特定されたケースで

は、健康問題が半数、経済生活問題

と家庭問題がそれぞれ約2割となっ

ている③今年度の実績を踏まえた上

で来年度に設置を検討したい④平成

26年度から専門の講師によるメンタ

ルヘルス研修会を開催しており、こ

れまで約1,300人が受講してい

る。今後もこの研修会を通してゲー

トキーパーの養成に

注力していきたい。

◆その他◆中心市街

地の活性化と佐賀駅

周辺整備構想の連携

について

文科省作成の夜間中学校案内パンフ

炭酸泉のイメージ

佐賀市自殺対策計画書

※ 3 ゲートキーパー…自殺の危険を示すサインに気づき、悩んでいる人に寄り添い適切な対応を図ることができる人。

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さが市議会だより第63号(令和元年6月定例会)

6月18日㈫

6月19日㈬

商業・観光振興の

充実と支援を!

水路の管理・整備の

あり方検討を!

放課後児童クラブに

地域力の活用を

県立大和特別支援

学校の通学支援を

中村 

宏志(公明党)

山口 

弘展(自民市政会)

川原田裕明(自民政新会)

白倉 

和子(さが未来)

 

バルーンフェスタ、ひなまつり、骨

董市等のイベントで観光客を増やすた

めの新しい取り組みとして①目新しさ、

体験型、周遊性等も考察して再度訪れ

てもらえるような効果的な取り組みが

必要ではないか②多言語対応や決済方

法等で消費拡大に向けた支援策は。

 

①佐賀市では年2回「川を愛する週

間」があるものの、高齢化が進み、水

路の清掃活動等が難しくなってきてい

る。地域からどのような声や要望があ

るのか。また、市の対応は②水路整備

にあたっては、管理面を考慮して、三

面水路にすべきではないか。

 

放課後児童クラブについては、指導

員の確保などの問題もあり、受け入れ

られない児童が多くいることが現状で

ある。市の取り組みは理解するが、す

ぐには解決できる問題ではないため、

市全体で連携・協力し、地域力を有効

に発揮する方策が必要ではないか。

 

障がいの有無に関係なく教育環境を

整えるのは原点。教育目標の達成が懸

念された市南部の小・中学校への分校

設置は撤回されたが、保護者や県教委

との意見交換で明らかとなった通学支

援等の課題に対する現状認識は。また、

県教委への通学支援要請の考えは。

 

答弁 

①昨年度のひなまつりのシ

ルバニアファミリー企画展、今年度

に開催予定のバルーンミュージアム

のトリックアート企画展等の新企画

を実施し、サンライズパークでのP

Rイベント等で見どころや特産品等

を効果的に伝え、消費拡大・経済振

興につながる取り組みを検討したい

②県観光連盟では24時間14カ国語対

応のコールセンター等、市では留学

生の観光案内、商業者向けセミナー、

キャッシュレス決済

端末導入に対する補

助等を行う。

◆その他◆防犯及び

防災対策/市税等の

支払い

 

答弁 

①水路幅が広い、水草等の

繁茂が著しいなどの理由による市で

の対応の要望や、参加者減や高齢化

などで清掃範囲の減少や実施ができ

ないという声がある。市で予算を拡

充し、緊急性や優先度の高いものか

ら対応している。マンパワー不足に

ついて、河川清掃のあり方を水対策

市民会議で議論している②新たに整

備する水路は目的や機能、周辺水路

や環境面の状況により、二面と三面

のどちらが適するのか総合的に考慮

し、既存の小水路も河川清掃をしや

すく負担が少

ない環境づく

りを考えたい。

 

答弁 

4年生以上の放課後児童ク

ラブのニーズは、一定程度あるもの

と認識しており、校区によって受け

入れができていない状況は、切実な

問題と受けとめている。今後も県と

連携を図りながら、施設の整備や指

導員の確保に努め、受け入れの拡大

を進めていきたい。また、嘉瀬校区

のように、地域の方々と学校が連携

し、放課後に子どもを預かり育んで

いただいていることは、大変ありが

たい。早速、嘉瀬校区の事例を勉強

し、今後の取

り組みの参考

としたい。

 

答弁 

本校に教室棟が増築される

こととなったが、通学支援は課題で

ある。市内から通学する児童・生徒

は186人であり、2台あるスクー

ルバスのうち、市内を巡回する1台

を24名が利用しているが、片道約1

時間、約30㎞の乗車となるのは負担

が大きい。また、送迎を行う保護者

も同様である。県教委も通学負担を

認識していると思うので、負担軽減

に向けた要請や協議を行っていきた

い。

◆その他◆子どもの

権利条例の制定を/

佐賀インターナショ

ナルバルーンフェス

タ40回記念大会の取

り組み