がん治療 - 東北大学...
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現在の研究テーマは大きく分けて二つ
②がん治療 ①骨疾患治療
に役立つ医用材料の創製
医工学研究科 工学の知識・技術を用いて 1.生命の不思議に迫る 2.医学・医療を革新する
↓ 社会・福祉に貢献する
川下准教授 材料科学の専門家 ↓
セラミックス +
生体活性骨修復用材料に関する研究
生体活性材料 骨の欠損部に埋め込んだ際に、アレルギー反応などを起こさず 骨と自然に結合する性質(生体活性)を持った材料
例:チタン、チタン合金 →表面にアルカリ処理、加熱処理、温水処理を施すと 骨と強固に結合する性質を持つ
チタンの表面改質を行い、より生体活性の高い 抗菌性を持った新しい生体活性材料を創成する!!
■チタン製人工骨における問題点 ・生体骨よりも骨結合性に劣る ・生体骨との力学的特性の違い ・移植後の感染症
骨と生体活性材料における骨伝導機構の解明
骨欠損部に生体活性材料を埋入すると生体骨が再生し結合する(骨伝導)
→未だにその機構の詳細は明らかになっていない
骨伝導機構の解明によって より良い生体活性材料を創成するための指標を得る!
タンパク質
細胞
生体活性 材料
生体骨
タンパク質の初期吸着に注目
→骨伝導を引き起こすトリガータンパク質が存在する可能性
体表面を侵襲せず、体深部の癌を 治療する微小セラミックス球を創る
現在の癌治療法は、患者への負担が大きい。
・外科療法 ・薬物療法
・放射線療法 ・温熱療法
詳細は次のページ!
体外から放射線や熱を加えるため、 体深部の癌を治療することは困難。
体の内部から直接、に放射線や熱を加えられないか?
放射性物質または磁性物質を含有する セラミックス微小球の作製
放射性 or 磁性 微小球(20-30 mm)
カテーテル
腫瘍
腹部切開などの手術が不要
患部に局所的な放射線や熱を加え 毛細血管を塞栓し、がんへの栄養補給を断つことができる
① 毛細血管サイズの放射性微小球または磁性微小球を作製 ・放射性微小球: β線を放射する半減期の短い元素(90Y:64時間など)を含む ・磁性微小球:磁性体を含有し、外部から磁場をかけると発熱する
② カテーテルを用いて、血管からがん患部へ直接微小球を挿入 → 微小球が毛細血管を通過せず、患部に留まる。
β線 or 熱(43℃)
血管
コアタイムはありません。(週1回のセミナーを実施)
今までに学んだ専門科目の知識をフル活用する研究室ではありません。 ・電気情報系とは異なる分野を学んでみたい人 ・材料科学に興味のある人 にお勧めです!
研究生活はほぼ100%学生の自主性に委ねら
れています。
バイト・部活・サークルを続けることも簡単です。
ただ、あまり計画性の無い人の場合、左の写真
のように自分の担当するセミナーの当日には力尽
きてしまいます 。
川下先生は材料科学の専門家です。
川下研を選ぶ上で重要なポイント
立ち上げ7年目の、若い研究室です
人数の少なさを活かして、みんなで協力して生活しています。学生同士(先輩後輩)だけでなく先生方との距離も近いため、分からないことも気軽に相談できます。
まだまだ発展途上の研究室であるため、自由度が非常に高いです。テーマなどを
強制されることはあまりなく、よりよい研究室のスタイルを自分たちの手で作り上げ
ることが出来ます。
院試等の経験が浅いことも事実ですが、先輩のサポートのおかげで今年は1名が
東北大学の院試験に合格することが出来ました!ちなみに川下研究室は、医工
学研究科、工学研究科どちらからも受験することが出来ます。
全8名の小さな研究室です
一方、スポーツ大会などには人数不足のため、川下研究室だけでは参加が
出来ないため、他の研究室と協力する必要があります。
当研究室の設備だけでは不十分な面もありますが、他の機関(環境科学研究 科、歯学研究科、名古屋工業大学、京都大学、九州工業大学など)との共同研究も盛んで、これらの機関と連携を取ることで十分な環境が整っています。
規模が小さい研究室の様ですが、研究を行うのに十分な環境は整っているの でしょうか?
新メンバー歓迎会 セミナー(週1回) 実験D 院試勉強休み 大学院入試
12月 4-6月 7-8月
夏休み 卒論構想 セミナー(週1回) 卒論発表 卒論提出
9月 10-1月
2月 3月
4年次の大まかなスケジュールを教えて下さい。
Q&A
M2 美食家 兼 料理人。秋田県人会のレジェンド。 M2 飲み会はいつもハイテンション。英語ぺらぺらな中国人。 M1 雰囲気と水だけで酔っ払う。最近の流行は女王様。 M1 山大からの刺客。コスプレの経験があるとかないとか。
B4 超ゆるキャラなムスリム。スカーフの下は謎に包まれている。 B4 グンマーからの移民。なにを喋っているか分からない。
先生方
修士課程
学士課程
16:58
既読2 16:59
17:00
川下准教授 学生に対して親身に指導してくれる先生。いつも冷静。 技術補佐員 おしとやかなお姉さま。裏腹に肉食主義で野菜は食べない。
■所在地 (新)〒980- 8579 仙台市青葉区荒巻字青葉6-6-04 東北大学 工学研究科 事務部管理棟2F207室
■研究室URL http://www.ecei.tohoku.ac.jp/kawashita/index.html ■連絡先 B4 植野 uesho@ecei.tohoku.ac.jp
「研究室を見学したい」「直接話を聞いてみたい」 という方は、上記植野までお気軽にご連絡下さい