土砂災害に注意大雨の場合に気象台が発表する防災気象情報...
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■ 大雨の場合に気象台が発表する防災気象情報
大雨に関する気象情報
被害の拡大が懸念される
警報・注意報に先立ち発表
大雨注意報警報になる可能性がある場合はその旨予告
記録的短時間大雨情報数年に一度しか発生しないような短時間の大雨
大雨特別警報数十年に一度の降雨量となる大雨
土砂災害警戒情報土砂災害の危険度がさらに高まった場合に発表
数時間~1、2時間前
2018年6月改訂
約1日程度前大雨の可能性が高くなる
半日~数時間前大雨が始まる/強さが増す
大雨が一層激しくなる
低
高
避難準備・高齢者等避難開始
避 難 勧 告
避 難 指 示(緊急)
危険性
次に該当する方は、避難を開始して下さい。お年寄りの方、体の不自由な方、小さな子供がいらっしゃる方など、避難に時間のかかる方と、その避難を支援する方。なお、避難場所への避難が困難な場合は、近くの安全な場所に避難して下さい。それ以外の方については、気象情報に注意し、危険だと思ったら早めに避難をしてください。
速やかに避難を開始してください。外が危険な場合は、屋内の高いところに避難して下さい。
緊急に避難して下さい。外が危険な場合は、屋内の高いところに緊急に避難して下さい。
大雨警報大雨の期間、予想雨量、警戒を要する事項などを示す
地震のあとは
地震によって地下の深いところまで地盤がゆるんでいます。
これからの雨や雪どけ水によって、土砂災害(がけ崩れ・土石流・地すべり等)が
引き起こされる危険があります。
大地震のあとに、こんなに土砂災害が例えば阪神・淡路大震災のあと、このようなことがありました。
阪神・淡路大震災で大きく揺さぶられた六甲山地では、700ヶ所以上で山腹が崩れる等の土砂災害が発生しました。そして、地震後の雨等で、崩壊地の数は2000ヶ所以上に増加しました。特に、神戸市灘区の鶴甲地区では、六甲山の南斜面標高250~400m付近で地震直後に崩壊が発生し、その後の余震や降雨で崩壊が拡大しました。
地震のあとは、少ない雨でも危険大雨によって土砂災害発生の危険度が高まると、都道府県と気象庁が共同で土砂災害警戒情報を発令します。地震後は、普段の基準より少ない雨量で土砂災害警戒情報が発令されます。
■ 気象庁ホームページhttp://www.jma.go.jp/jma/index.html
※発表はこの順番でない場合もあります。
避難の準備が必要になったとき、避難が必要になったときは、都道府県や市町村から情報・勧告・指示が出されます。
ただし危険を感じたら、勧告や指示がなくても自主的に避難しましょう。
地震後の降雨で崩壊が発生緊急連絡先を記載しておきましょう
地域の指定避難場所や家族で話合った避難場所を記載しておきましょう
※大きな災害が起きると、電話や電気が使えなくなる可能性がありますので注意が必要です。
危険を感じたら早めに自主避難
最寄の市町村役場 TEL
最寄の消防署・消防団
町内会
都道府県土木事務所
TEL
TEL
TEL
TEL
TEL
TEL
TEL
防災情報に注意
避難のための情報
雨量情報・土砂災害警戒情報はここから入手!
正しい情報を入手し、すばやく避難。正しい情報を入手し、すばやく避難。
雨が降ったら
土砂災害に注意土砂災害に注意
震災前 震災直後の鶴甲地区 震災後の7月の豪雨で新たな山腹崩壊が発生
発行:特定非営利活動法人土砂災害防止広報センター 〒103-0008 東京都中央区日本橋中洲4番11号 TEL.03-5614-1114(代表)FAX.03-5614-1109 資料提供:国土交通省砂防部