日本版dmo形成・確立計画 1. 日本版dmoの組織 - …飯坂温泉 43 4,576 1,077...

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(別添)様式1 1 日本版DMO形成・確立計画 1. 日本版DMOの組織 申請区分 地域DMO 日本版DMO候補法人 の名称 (一社)福島市観光コンベンション協会 マーケティング・マネジ メント対象とする区域 区域を構成する地方公共団体名 福島県福島市 所在地 福島県福島市 設立時期 平成21年6月21日 職員数 15人 代表者(トップ人材: 法人の取組について対 外的に最終的に責任を 負う者) (氏名) 渡邉 和裕 (出身組織名) 土湯温泉観光協会 ㈱山水荘代表取締役社長、土湯温泉観光協会長、福 島商工会議所副会頭など、様々な要職を歴任されて おり、観光地域経営に関する造詣は極めて深い。 各種データの分析・収集 の責任者 (氏名) 水口 和栄「専従」 (出身組織名) 福島市役所時代、観光行政に通算 10 年間携わり、 市内の観光地を熟知。退職後は、当協会において震 災復興イベント「こでらんに博」を3年間に亘り担 当し、成功させた。 旅行商品の造成・販売の 責任者 (氏名) 髙橋 康 (出身組織名) 旅行会社で13年間勤務。総合旅行業務取扱管理者 の資格を持ち、当協会で3年間着地型観光・旅行商 品の造成・販売を担当し、着実に実績を重ねてい る。 連携する地方公共団体 の担当部署名及び役割 福島市観光コンベンション推進室(観光施策・プロモーション・観光施設) 福島市交通政策課(地域公共交通) 福島市広報広聴課(情報発信) 福島市農業振興課(農産品の振興) 福島市市民活動支援課(都市間交流) 福島市障がい福祉課(バリアフリー) 福島市教育委員会文化課(文化施設) 連携する事業者名及び 役割 NPO 法人土湯温泉観光まちづくり協議会(着地型観光) ㈱元気アップつちゆ(着地型観光) 岳温泉旅館協同組合(着地型観光) 飯坂温泉旅館協同組合(着地型観光) 高湯温泉旅館協同組合(温泉地情報) (一社)Bridge for Fukushima(着地型観光) ふくしま女性起業研究会(着地型観光) NPO 法人ふくしまバリアフリーツアーセンター(バリアフリー情報・手配) 福島市観光開発㈱(観光施設関連) 福島商工会議所(まちなか活性化関連) JA ふくしま未来(農産品の提供・着地型観光) JR 東日本福島駅(一次交通) 福島交通㈱(二次交通) 大和自動車㈱(二次交通)

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(別添)様式1

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日本版DMO形成・確立計画

1. 日本版DMOの組織

申請区分 地域DMO

日本版DMO候補法人

の名称 (一社)福島市観光コンベンション協会

マーケティング・マネジ

メント対象とする区域

区域を構成する地方公共団体名

福島県福島市

所在地 福島県福島市

設立時期 平成21年6月21日

職員数 15人

代表者(トップ人材:

法人の取組について対

外的に最終的に責任を

負う者)

(氏名)

渡邉 和裕

(出身組織名)

土湯温泉観光協会

㈱山水荘代表取締役社長、土湯温泉観光協会長、福

島商工会議所副会頭など、様々な要職を歴任されて

おり、観光地域経営に関する造詣は極めて深い。

各種データの分析・収集

の責任者

(氏名)

水口 和栄「専従」

(出身組織名)

福島市役所時代、観光行政に通算 10 年間携わり、

市内の観光地を熟知。退職後は、当協会において震

災復興イベント「こでらんに博」を3年間に亘り担

当し、成功させた。

旅行商品の造成・販売の

責任者

(氏名)

髙橋 康

(出身組織名)

旅行会社で13年間勤務。総合旅行業務取扱管理者

の資格を持ち、当協会で3年間着地型観光・旅行商

品の造成・販売を担当し、着実に実績を重ねてい

る。

連携する地方公共団体

の担当部署名及び役割

福島市観光コンベンション推進室(観光施策・プロモーション・観光施設)

福島市交通政策課(地域公共交通)

福島市広報広聴課(情報発信)

福島市農業振興課(農産品の振興)

福島市市民活動支援課(都市間交流)

福島市障がい福祉課(バリアフリー)

福島市教育委員会文化課(文化施設)

連携する事業者名及び

役割

NPO 法人土湯温泉観光まちづくり協議会(着地型観光)

㈱元気アップつちゆ(着地型観光)

岳温泉旅館協同組合(着地型観光)

飯坂温泉旅館協同組合(着地型観光)

高湯温泉旅館協同組合(温泉地情報)

(一社)Bridge for Fukushima(着地型観光)

ふくしま女性起業研究会(着地型観光)

NPO 法人ふくしまバリアフリーツアーセンター(バリアフリー情報・手配)

福島市観光開発㈱(観光施設関連)

福島商工会議所(まちなか活性化関連)

JA ふくしま未来(農産品の提供・着地型観光)

JR 東日本福島駅(一次交通)

福島交通㈱(二次交通)

大和自動車㈱(二次交通)

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ふくしま花案内人(ボランティアガイド)

こでらんに deふくしま通まち歩きガイド(ボランティアガイド)

官民・産業間・地域間と

の持続可能な連携を図

るための合意形成の仕

組み

(該当する要件)

(概要)

福島市観光コンベンション協会会員 185 名は多種多様な業界から参画いた

だいており、さらに各種業界を代表する方々が役員(会長 1名、副会長 3

名(うち 1名は福島市観光コンベンション推進室長))として理事会を形成

しており、年 1回の総会、年 4回の理事会、年 3回の各種専門委員会にお

いて、協会運営に対し、意思決定を及ぼしている。

法人のこれまでの活動

実績

(活動の概要)

福島市の観光推進の中核組織として、自然、温泉、景観、歴史、文化的遺

産を活かし、観光・物産の振興をはかり、市民、行政及び多様な産業の連

携のもと、市民が誇りと愛着を持つことができる地域社会の実現と交流人

口の拡大による地域経済の活性化を果たしてきた。

(定量的な評価)

福島市観光客入込数 5,943,129 人(H26)

実施体制

(実施体制の概要)

協会会員には、温泉地(飯坂・高湯・土湯・岳)や福島市内の宿泊業者、

飲食業者、旅行業者、交通事業者、農業者、食品加工業者、金融機関など

多様な関係者が参画しており、ここに行政と緊密な連携を図りながら運営

を実施している。

(実施体制図)

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2. 日本版DMO候補法人がマーケティング・マネジメントする区域

【区域の範囲が分かる図表を挿入】

【区域設定の考え方】

江戸時代中期、板倉氏の福島 3万石(1702~幕末)を基盤とし、廃藩置県により福島県が誕生。福

島は県庁所在地となり、明治 9 年(1876)福島県、磐前県、若松県の合併の際に三県統一の県庁が置

かれ、県政・文教の中心として、明治 40年(1907)福島市制がスタート。

近隣の町村との合併が昭和 22 年(1947)以降続き、平成 20 年(2008)飯野町との合併を最後に

現在の福島市が形作られており、福島県の県都として県北地区における行政・司法・交通・教育・文

化等の中心都市である行政区域=福島市を日本版 DMO の区域とする。

【観光客の実態等】

①福島市観光客入込数

平成 26年 約 594.3 万人

平成 25年 約 602.4 万人

平成 24年 約 584.2 万人

②来訪者の居住地

a)福島市観光課(当時)アンケート調査(27年)

1 東京都(13.5%)

2 宮城県(12.5%)

3 埼玉県( 9.8%)

b)RESAS(観光 MAP from-to 分析)

1 宮城県(37.2%)

2 山形県(20.4%)

3 栃木県( 8.4%)

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【観光資源:観光施設、商業施設、自然、文化、スポーツ、イベント等】

(自然資源系)

山・公園 温 泉 花 果 物

磐梯朝日国立公園

磐梯吾妻スカイライン

土湯峠湿原

土湯湖沼群

幕滝・思いの滝・不動滝

信夫山

阿武隈峡

水林自然林

四季の里

小鳥の森

飯坂温泉

穴原温泉

土湯温泉

土湯峠温泉郷

高湯温泉

微温湯温泉

花見山公園

梅・桜・レンギョウ

ハナモモ・ツツジ他

弁天山公園

浄土平

高山植物

浄楽園

土湯つつじ山公園

土湯ヒメサユリの里

土湯仁田沼

水芭蕉

クマガイソウの里

土合舘公園

アジサイ

サクランボ

モモ

ナシ

ブドウ

リンゴ

(社会資本系)

歴 史 体 験 観 光

大蔵寺

医王寺

岩谷観音

黒岩虚空蔵尊

信夫文知摺

中野不動尊

民家園

じょーもぴあ宮畑

四季の里(ガラス工房・こけしづくり)

あづま運動公園

アンナガーデン

浄土平天文台

児童公園

こむこむ

JRA 福島競馬場

飯坂マラソン大会

バイナリー発電・小水力発電

古関裕而記念館

西田記念館

福島県立美術館

御倉邸

旧堀切邸

旧佐久間邸

コラッセふくしま

県観光物産館

花火大会

わらじ祭り

暁参り

飯坂けんか祭り

稲荷神社例大祭

岡山水かけ祭り

・上記資源を活用した着地型観光の展開

・上記資源を活用したインバウンドへの取り組み(着地型観光含む)

・NPO 法人ふくしまバリアフリーツアーセンターと連携した障がい者及び高齢者等への

上記資源の活用法の提供

・福島市内にある若い力(中学校・高校・大学)との連携を踏まえ、その活用を図り、着地型

観光などの新たな商品開発を進める。

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【宿泊施設:域内分布、施設数、収容力、施設規模等】

都市名 区域名 施設数 収容力(人) 駐車場(台)

福島市

中心市街地 31 3,283 1,137

飯坂温泉 43 4,576 1,077

高湯温泉 12 836 175

土湯温泉 17 1,911 350

合 計 103 10,606 2,739

【利便性:区域までの交通、域内交通】

鉄 道:東北新幹線が縦貫し、山形新幹線の起点ともなっているJR福島駅を有し、東京から所要時

間約 90 分という利便性がある。

また、東北本線やJR福島駅接続の「阿武隈急行鉄道」「福島交通飯坂線」のローカル線を

有しており、近隣の市町などの重要な交通網としても活用されている。

自動車:東北縦貫自動車道をはじめ、国道4号・国道 114 号・国道 115 号などの主要幹線道路が東

西南北に延びており、首都圏と東北圏を結ぶ交通の結節点として重要な位置にある。

【外国人観光客への対応】

観光案内所:外国人観光案内所 2箇所設置(国土交通省認定・カテゴリー1)

公衆無線 Wi-Fi:「fukushima City Wi-Fi」の展開 40 施設 43 アクセスポイント(H27.12 現在)

3. 各種データ等の継続的な収集・分析

収集するデータ 収集の目的 収集方法

滞在人口 観光客の訪問元の把握 RESAS(観光マップ from-to 分析)

外国人動向 インバウンド対策 RESAS(観光マップ 外交人訪問分析)

花見山観光満足度 福島を代表する観光地の満足度を

測り、次年度に活かすため。 アンケート調査実施(自主)

着地型観光 満足度 参加者満足度を測り、次商品への

フィードバックとするため。 アンケート調査実施(自主)

宿泊施設・飲食店等満足度

観光客に提供するサービスについ

て、維持・向上・評価する仕組みや

体制の構築

アンケート調査実施(自主)

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4. 戦略

(1)地域の強みと弱み 好影響 悪影響 内

強み(Strengths)

・磐梯朝日国立公園を抱く豊かな自然

・特徴の異なる温泉地が3つ存在

・季節ごとの美味しい果物の産地

・東北新幹線の発着駅(東京から約 90 分)

・2つのローカル鉄道の存在

・JRA 福島競馬場

弱み(Weaknesses)

・吾妻山の噴火警戒レベル2

・脆弱な二次交通

機会(Opportunity)

・原子力災害により、全世界的に

「Fukushima」が知れ渡ったこと。

脅威(Threat)

・原子力災害による風評被害

(2)ターゲット

○第1ターゲット層 欧米系個人旅行(FIT)の訪日経験者(リピーター)

「個人手配旅行で来日し、比較的長期滞在で、日本の歴史・伝統文化に興味がある」欧米系は

SNS などによる情報発信により、地域の魅力等を彼らの力で発信が可能であり、一過性にならな

い持続可能なツーリズムを具現できる可能性が極めて高い。

「日本の歴史・伝統文化」等の彼らが好むコンテンツをHP等で発信するとともに、着地型旅

行商品の造成を進めていく。

○第2ターゲット層 アジア系(台湾・ベトナム・シンガポール等)

親日層が多い台湾、ベトナムやシンガポールなどのアジア系は、温泉・美しい自然の風景・春

のお花見・夏の果物・秋の紅葉・冬の雪景色などを主力商品として、コンテンツをHP等で発信

するとともに、着地型旅行商品の造成を進めていく。

○第3ターゲット層 首都圏(40 代~)

「東北新幹線で約 90分」という地の利を活かし、福島市の基礎調査による来訪目的第 1 位の

「温泉」に着目し、「骨休めを温泉地で」とした保養目的のプロモーションを実施し、特徴のあ

る3温泉地への誘客を図る。

○第4ターゲット層 仙台圏(60 代~)

RESAS の from-to 分析による福島市への来訪者№1である仙台市への着地型旅行商品を、今ま

で実施してきた着地型旅行商品のアンケート結果等を踏まえ、ターゲット層をより明確にして、

効果的なPRを実施することにより、リピーターの増とともに新規顧客を獲得していく。

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(3)コンセプト

①コンセプト

「四季の美」と「温泉文化」を核とした

サステナブルツーリズム(持続可能な観

光)

・地域環境・文化の継承発展

・一過性にならない持続可能な観光

・地域雇用につながる持続的な観光収入の創造

②コンセプトの考え方

「春:花」「夏:果物」「秋:紅葉」「冬:

雪」等に代表される四季折々の食・自然と、

個性の異なる温泉地に代表される地域文

化や様々な資源を「観光」に活用し、持続

可能な観光ビジネスを構築する。

・付加価値=ブランド価値 を高める。

・バランスのとれた経済的価値と社会的価値

=観光開発

・収益モデル(稼ぐ力)を構築することによる持続

可能なビジネス

・リピーター→福島のファン→観光応援団を増やす。

自らが福島のファン・応援団として情報発信する

観光客(アンバサダー)を増やしていく。

5. 関係者が実施する観光関連事業と戦略との整合性に関する調整・仕組み作り・

プロモーション

項 目 概 要

戦略の多様な関係者と

の共有

・福島市観光コンベンション協会の総会・理事会において意識共有を

図るとともに、会員以外の関連事業者にあっては、別なコミュニケ

ーションを図る「共有の場」を今後設けていく。また、様々な会議

等(※)へも参画・出席し、多様な関係者との共有を図る。 (※)花見山観光振興協議会、磐梯吾妻観光推進協議会、

浄土平周辺観光推進連絡会議、吾妻・あだたらの伝説プロジェクトほか

観光客に提供するサー

ビスについて、維持・

向上・評価する仕組み

や体制の構築

・観光案内所等で案内した宿泊施設、飲食店、観光施設などの感想等

を案内した段階でアンケート用紙(返信用封筒同封)を渡し、後日

返送いただくことにより、評価を集約し、宿泊施設、飲食店、観光

施設などにフィードバックして更なる向上を図っていく。

・上段の「多様な関係者との共有」において、観光客に提供される

サービスが上質なものになるようなマネジメントの取り組みを展開

していく。

一元的な情報発信・

プロモーション

・より多くの顧客情報を入手することにより、定期的なメール配信等

(DM)を活用し、旬な情報を伝え、福島市に再来訪していただける

ような仕組みを構築していく。

リピーター→福島のファン→観光応援団を増やす。自らが福島のファン・応

援団として情報発信する観光客(アンバサダー)を増やしていく。

・福島市観光コンベンション協会のHPやSNSを活用した情報発信

の展開(英語をはじめとした多言語による情報発信含む)

・福島市等の行政が主体的に展開する他都市等でのプロモーション

・役割を明確にした情報発信のパンフレット等の作成

※「宣伝配布(バラマキ)用」「熟読型」などの役割明確化

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6.KPI(実績・目標)

(1)必須KPI

※( )内は外国人

※①③④の平成 26 年度数値は、福島市基礎調査による。

※②は観光庁「宿泊旅行統計調査」より

(2)その他の目標

※( )内は外国人

位 平成 25 年 平成 26 年 平成 27 年 平成 28 年 平成 29 年 平成 30 年

①旅行消費額 円 -

(-)

15,500

(-)

15,750

(-)

16,000

(18,000)

17,000

(19,000)

18,000

(20,000)

②延べ宿泊者数 人 2,101,185

(8,233)

1,848,260

(4,632)

2,000,000

(6,500)

2,200,000

(8,300)

2,350,000

(8,700)

2,500,000

(9,100)

③来訪者満足度 % -

(-)

84.2

(-)

84.7

(-)

85.0

(80.0)

87.5

(85.0)

90.0

(90.0)

④リピーター率 % -

(-)

92.5

(-)

92.7

(-)

93.0

(87.0)

94.0

(88.5)

95.0

(90.0)

位 平成 25 年 平成 26 年 平成 27 年 平成 28 年 平成 29 年 平成 30 年

①観光客入込数 人 6,023,927

(-)

5,943,129

(-)

6,000,000

(-)

6,100,000

(3,000)

6,405,000

(3,150)

6,726,000

(3,300)

②温泉地

宿泊者数 人

977,110

(-)

959,020

(-)

970,000

(-)

980,000

(1,500)

1,029,000

(1,600)

1,081,000

(1,700)

③宿泊斡旋人数 人 1,472

(-)

1,303

(-)

1,400

(5)

1,500

(30)

1,600

(60)

1,700

(100)

④ホームページアクセス数 人 361,404 480,911 520,000 540,000 560,000 580,000

⑤英語版ホームページ

アクセス数

※H28.3.31開設予

人 - - - 2,000 3,000 4,000

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7. 活動に係る運営費の額及び調達方法の見通し

(1)収入

年 度 総収入(円) 内 訳

平成 25 年度

(実績)

140,111,983(円) 【県からの補助金】 315,000(円)

【市からの補助金】 68,004,000(円)

【市からの委託料】 29,922,900(円)

【会費収入】 3,505,000(円)

【収益事業収入】 22,835,935(円)

【その他】 15,529,148(円)

平成 26 年度

(実績)

153,685,693(円) 【県からの補助金】 1,454,898(円)

【市からの補助金】 79,345,000(円)

【市からの委託料】 27,936,040(円)

【会費収入】 3,545,000(円)

【収益事業収入】 22,822,206(円)

【その他】 18,582,549(円)

平成 27 年度

(見込)

149,542,000(円) 【市からの補助金】 83,778,000(円)

【市からの委託料】 29,575,584(円)

【会費収入】 3,565,000(円)

【収益事業収入】 21,200,000(円)

【その他】 11,403,416(円)

平成 28 年度

(計画)

151,580,000(円) 【市からの補助金】 84,000,000(円)

【市からの委託料】 30,000,000(円)

【会費収入】 3,580,000(円)

【収益事業収入】 22,000,000(円)

【その他】 12,000,000(円)

平成 29 年度

(計画)

154,380,000(円) 【市からの補助金】 84,000,000(円)

【市からの委託料】 30,000,000(円)

【会費収入】 3,580,000(円)

【収益事業収入】 24,200,000(円)

【その他】 12,600,000(円)

平成 30 年度

(計画)

157,430,000(円) 【市からの補助金】 84,000,000(円)

【市からの委託料】 30,000,000(円)

【会費収入】 3,580,000(円)

【収益事業収入】 26,620,000(円)

【その他】 13,230,000(円)

※平成 29 年度よりの消費税 10%は反映していない。

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(別添)様式1

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(2)支出

年 度 総支出 内 訳

平成 25 年度

(実績)

130,707,379(円) 【一般管理費】 47,155,332(円)

【事業費】 75,370,595(円)

花見山関連事業 15,784,620 円

国内PR事業 21,712,924 円

着地型旅行事業 10,141,404 円

観光案内所事業 8,798,618 円

その他 18,933,029 円

【物販等仕入】 8,181,452(円)

平成 26 年度

(実績)

142,966,941(円) 【一般管理費】 45,776,088(円)

【事業費】 85,985,170(円)

花見山関連事業 18,535,028 円

国内PR事業 25,018,568 円

着地型旅行事業 8,416,368 円

観光案内所事業 10,134,277 円

その他 23,880,929 円

【物販等仕入】 11,205,683(円)

平成 27 年度

(見込)

149,542,000(円) 【一般管理費】 48,346,000(円)

【事業費】 91,196,000(円)

花見山関連事業 20,592,000 円

国内PR事業 18,901,400 円

着地型旅行事業 8,000,000 円

観光案内所事業 10,100,000 円

インバウンド推進事業 5,314,000 円

その他 28,288,600 円

【物販等仕入】 11,000,000(円)

平成 28 年度

(計画)

145,888,000(円) 【一般管理費】 48,346,000(円)

【事業費】 85,992,000(円)

花見山関連事業 20,592,000 円

国内PR事業 18,000,000 円

着地型旅行事業 8,800,000 円

観光案内所事業 10,100,000 円

インバウンド推進事業 5,500,000 円

その他 23,000,000 円

【物販等仕入】 11,550,000(円)

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(別添)様式1

11

平成 29 年度

(計画)

147,346,000(円) 【一般管理費】 48,346,000(円)

【事業費】 86,872,000(円)

花見山関連事業 20,592,000 円

国内PR事業 18,000,000 円

着地型旅行事業 9,680,000 円

観光案内所事業 10,100,000 円

インバウンド推進事業 5,500,000 円

その他 23,000,000 円

【物販等仕入】 12,128,000(円)

平成 30 年度

(計画)

147,346,000(円) 【一般管理費】 48,346,000(円)

【事業費】 87,840,000(円)

花見山関連事業 20,592,000 円

国内PR事業 18,000,000 円

着地型旅行事業 10,648,000 円

観光案内所事業 10,100,000 円

インバウンド推進事業 5,500,000 円

その他 23,000,000 円

【物販等仕入】 12,735,000(円)

※平成 29 年度よりの消費税 10%は反映していない。

(3)自律的・継続的な活動に向けた運営資金確保の取組・方針

区域を構成する地方公共団体における宿泊税の導入、着地型旅行商品の造成・販売等の取組・

方針を記載

・入湯税を財源とする「温泉地の観光振興施策」への予算振分の要望

・ターゲットを明確にした着地型旅行商品の造成

・着地型旅行商品の効果的販売方法の確立

・物販の商品拡大

・物販の販路拡大

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(別添)様式1

12

8. 日本版DMO形成・確立に対する関係都道府県・市町村の意見

9. 記入担当者連絡先

担当者氏名 持地 啓至(もちじ けいし)

担当部署名(役職) 総務担当部長

所在地 〒960-8031 福島市栄町 1-1 福島駅西口2階

電話番号(直通) 024(531)6432

FAX 番号 024(531)8165

E-mail [email protected]

10. 関係する都道府県・市町村担当者連絡先

都道府県・市町村名 福島県福島市

担当者氏名 西坂 邦仁(にしざか くにひと)

担当部署名(役職) 商工観光部観光コンベンション推進室 室長

所在地 〒960-8601 福島市五老内町 3-1

電話番号(直通) 024(525)3722

FAX 番号 024(535)1401

E-mail [email protected]

福島県福島市の観光入込数は、平成22年の約 615.7 万人をピークとし、翌年の平成23年

は、東日本大震災の影響により、約 506.4 万人まで激減しました。

その後、全国的な被災地支援の気運による影響もあり、平成24年が約 584.2 万人、平成2

5年が約 602.4 万人と回復傾向にありましたが、平成26年は約 594.3 万人と再び減少に転

じ、依然として震災前の水準まで回復しておりません。

また、外国人延べ宿泊者数においても、東日本大震災以前の4割に満たない状況となってい

るとともに、観光目的で本市を訪れる外国人の割合は、震災前の約2割に留まっております。

このような状況を打破するため、福島県福島市は、観光振興を足掛かりとした地域経済の活

性化と、市民が愛着を持つことができる地域づくり及び風評の完全払拭へ繋げるため、一般社

団法人福島市観光コンベンション協会を、本市における『地域DMO』として登録し、当協会

とともに申請いたします。

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法人名:一般社団法人福島市観光コンベンション協会

【区域】福島県福島市【設立時期】平成21年6月21日【代表者】会長 渡邉和裕【マーケティング責任者】常務理事 水口和栄【職員数】15人【連携する主な事業者】NPO法人土湯温泉観光まちづくり協議会㈱元気アップつちゆ、飯坂温泉旅館協同組合高湯温泉旅館協同組合(一社)Bridge for Fukushima、ふくしま女性起業研究会NPO法人ふくしまバリアフリーツアーセンター ほか

(「四季の美」と「温泉文化」を核としたサステナブルツーリズム)

魅力あふれる自然・史跡を中心とした着地型観光(代表例)

・福島盆地の中心に位置する信夫山

・磐梯吾妻国立公園内にある吾妻山や

浄土平周辺

・「桃源郷」と称えられる花見山公園

・福島市民家園(古民家)、じょーもぴあ

宮畑の活用

・果物狩り体験

着地型観光の展開①(ターゲット)欧米系の個人海外旅行者(FIT)層アジア系(台湾・ベトナム系)(情報発信)

外国人目線による、画像・動画等を多用した英語版等の新たなホームページ制作等(取り組み)・着地型観光の展開・「テイスティング」のできる「酒(日本酒)」の展開 など

インバウンドへの取り組み

上記①以外の産業・文化を中心とした着地型観光(代表例)

・暁参りやわらじ祭り等の伝統的神事や

お祭り

・吊るし雛まつり

・発酵食品等の地域特性のある企業・団体

等の産業観光

・バイナリー発電や小水力発電等の再生可能

エネルギーツーリズム

・震災復興関連施設(除染情報プラザ等)

着地型観光の展開②当協会の観光案内所内に入っている「NPO法人ふくしまバリアフリーツアーセンター」は、日本バリアフリー観光推進機構に加盟し、福島県に一つしかない「バリアフリーツアーセンター」として、障がいのある方や高齢の方など、ひとりひとりのハンディに合った快適な「ふくしまの旅」を提案。

・宿泊施設、観光施設、トイレ、交通機関等

のバリアフリー情報の発信

・宿泊施設、観光施設、トイレ、交通機関等

のバリアフリーのワンストップサービス

・全国にある各センターとの連携 など

バリアフリーツアーに関する取り組み

登録区分名:地域DMO(表:実施体制) (表:KPI(実績・目標))※()内は外国人に関するもの

平成25年

平成26年

平成27年

平成28年

平成29年

平成30年

旅行消費額

-(-)

15,500(-)

15,750(-)

16,000(18,000)

17,000(19,000)

18,000(20,000)

延べ宿泊者数

2,101,185(8,233)

1,848,260(4,632)

2,000,000(6,500)

2,200,000(8,300)

2,350,000(8,700)

2,500,000(9,100)

来訪者満足度

-(-)

84.2(-)

84.7(-)

85.0(80.0)

87.5(85.0)

90.0(90.0)

リピーター率

-(-)

92.5(-)

92.7(-)

93.0(87.0)

94.0(88.5)

95.0(90.0)