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多文化共生の推進に関する 基礎調査 報告書 平成 22 年 3 月

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多文化共生の推進に関する

基礎調査 報告書

平成 22 年 3 月

仙 台 市

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《目 次》

1.仙台市における外国籍住民の概要 ·······································1

(1)外国人登録者数の推移 ····························3

(2)外国人登録者の国・地域別割合 ····················4

(3)外国人登録者の在留資格別割合 ····················5

(4)外国籍登録者の行政区別、中学校別人口および世帯数 6

(5)留学生の状況 ······································8

2.外国籍住民等アンケート ······················································9

(1)調査概要 ········································11

(2)調査結果 ········································12

①回答者の属性について ··············································· 12 ②日常生活について ····················································· 18 ③言語について ··························································20 ④生活に必要な情報について ·········································· 24 ⑤居住について ·························································· 25 ⑥防災について ·························································· 26 ⑦医療・福祉について ··················································· 28 ⑧育児・教育について ··················································· 32 ⑨労働について ·························································· 37 ⑩社会生活一般について ··············································· 41 ⑪行政について ·························································· 45 ⑫自由記入概要 ························································· 47

(3)まとめ ············································50

(4)資料:自由記入全文 ································53

3.多文化共生の地域づくりアンケート ····································69

(1)調査概要 ········································71

(2)調査結果 ········································72

①お住まいの地域での外国籍住民との日常での関わりについて ···· 72 ②あなたご自身の今後の外国籍住民との関わり方について ········· 75 ③外国籍住民と日本人がともに暮らす地域づくりについて···········81 ④回答者の属性について ··············································· 84 ⑤自由記入概要 ························································· 86

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(3)まとめ ············································88

(4)資料:自由記入全文 ································89

4.ヒアリング調査 ······························································ ·······105

(1)外国籍住民に対するヒアリング調査 ··············· 107

(2)外国籍住民支援団体の日本人住民に対するヒアリング調査 ·117

5.まとめ ······························································ ·······················121

◆参考資料 ······························································· ·················127

①外国籍住民等の生活と意識に関するアンケート調査票 ·········129

②多文化共生の地域づくりに関するアンケート調査票 ···········156

③他都市アンケート結果(一部) ·····························164

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はじめに

仙台市におきましては、これまで、平成 10 年 3 月に策定された「仙

台市国際化推進プラン」や、平成 11 年 3 月「ナイスリンクプラン -

仙台市多文化共生推進行動計画-」に基づき、外国籍住民と日本人住

民の皆様が日常的な交流を持ちながら快適に暮らせる、多文化共生

社会の構築を進めてまいりました。

仙台市における外国人登録人口は平成 10 年 4 月末の 7,323 人から、

平成 21年 3月末の 9,965 人へと約 1.4 倍増となっております。また、

仙台市は、全国的に見ても外国籍市民に占める留学生の割合が高く、

平成 21 年 4 月末現在 20.9%(2,082 人)となっており、これは政令

指定都市では福岡市(22.0%)に次ぐ割合の高さとなっています。

こうした状況の変化を踏まえ、本市の特色を活かしながら、今後、

本市として更なる多文化共生の推進を図るためには、外国籍住民の

地域における生活の実情や意識、さらには、外国籍住民と共に暮ら

す地域の日本人住民の実情や意識を把握することが必要であるとの

考えから、この度、(財)仙台国際交流協会との連携のもと、多文化

共生の推進に関する基礎調査として、「外国籍住民等の生活と意識に

関する調査」ならびに「多文化共生についての地域づくりに関する

調査」を行いました。

その結果をできるだけ客観的なデータとして取りまとめたのが本

報告書です。これらを今後の市政ならびに(財)仙台国際交流協会の

事業に生かすことは勿論ですが、本報告書を手にされたお一人お一

人におかれましても、多文化共生社会の実現のために自らできるこ

とが無いか、ご一考いただければ幸いでございます。

最後になりましたが、今回の調査にご協力いただきました各関係

機関、団体の皆様、そして何より、お忙しい中ご回答いただきまし

た回答者の皆様に対し、心より感謝申し上げます。

平成 22 年 3 月

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1.仙台市における外国籍住民の概要

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(1)外国人登録者数の推移

仙台市における外国人登録者数は、平成 6 年からの 10 年間でほぼ倍増し、その後は横ばい状態が続いている。 仙台市の推計総人口 1,028,091 人(平成 21 年 4 月 1 日現在)に占める外国籍住民の割合は約1%で、全国平均の 1.74%を下回っているが、宮城県内では最も比率の高い地域となっている。

仙台市における外国人登録者数の推移(各年4月末現在)

5,8526,402 6,639

6,9677,323 7,455

8,015

8,7909,383

9,93010,331

10,01910,1149,830 9,918 9,965

0

2,000

4,000

6,000

8,000

10,000

12,000

H6 H7 H8 H9 H10 H11 H12 H13 H14 H15 H16 H17 H18 H19 H20 H21

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(2)外国人登録者の国・地域別割合

国・地域別では、中国が全体の 40%を超えて最多であり、続いて韓国が全体の約 20%を占め、この 2 つで全体の 6 割以上となっている。次いで、米国、フィリピン、朝鮮、モンゴルの順である。

外国人登録者の国別割合(平成21年4月末現在)

その他11.7%

米国4.5%

フィリピン4.0%

朝鮮2.9%

モンゴル1.4%

インドネシア1.4%

カナダ1.2%

ロシア1.2%

タイ1.1%

インド1.2%

英国1.0%

韓国24.7%

中国42.6%

ネパール1.0%

国籍 人

中国 4244

韓国 2460

米国 449

フィリピン 401

朝鮮 288

モンゴル 137

インドネシア 136

カナダ 124

ロシア 124

インド 115

タイ 114

英国 104

ネパール 101

その他 1168

合計 9,965

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(3)外国人登録者の在留資格別割合

在留資格別では、「留学」が全体の約 20%を占め最多となっている。 これは、全国の政令指定都市と比較した場合、福岡市(22.0%)に次ぎ、第 2 位となっており、「学都仙台」の特徴が表れている。

外国人登録者の在留資格別割合(平成21年4月末現在)

興行0.8% その他

4.7%

研修0.8%

留学20.9%

永住者19.1%

短期滞在1.2%

教育1.3%

技術1.1%

定住者2.1%

人文知識・国際業務3.1%

教授4.3%

日本人の配偶者等7.1%

就学7.1%

家族滞在10.6%

特別永住者15.0%

技能0.8%

資格 人

留学 2,082

永住者 1,899

特別永住者 1,491

家族滞在 1,058

就学 706

日本人の

配偶者等 704

教授 429

人文知識・

国際業務 311

定住者 212

教育 127

技術 112

短期滞在 119

研修 80

技能 84

興行 83

その他 468

計 9,965

<参考:政令指定都市における外国人登録者に占める留学生の割合(割合の多い順)> 自治体名 福岡市 仙台市 岡山市 北九州市 札幌市 新潟市 京都市 大阪市 さいたま市

割合(%) 22.0 20.9 19.2 15.9 14.1 12.6 10.8 8.4 8.3

自治体名 静岡市 千葉市 川崎市 神戸市 広島市 横浜市 名古屋市 浜松市 堺市

割合(%) 8.0 7.9 7.2 6.8 6.7 6.6 3.9 2.2 3.1

平成 21 年 4 月末日現在(一部自治体は基準日が異なる) 仙台市交流政策課調べ

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(4)外国籍登録者の行政区別、中学校区別人口および世帯数

行政区別では青葉区に多く居住している。 学区別では、青葉区では三条中学校区、宮城野区では幸町中学校区、若林区では五橋

中学校区(学区内に青葉区、宮城野区を含む)において居住者数が多い傾向にある。

人 口 行政区

男 女 計 世帯数

青葉 2,637 2,490 5,127 4,053

宮城野 728 782 1,510 1,106

若林 399 512 911 783

太白 715 834 1,549 1,093

泉 361 507 868 653

合計 4,840 5,125 9,965 7,688

人 口

中学校区 男 女 計

世帯数

第一 358 343 701 564

第二 298 332 630 497

三条 622 515 1,137 908

上杉山 183 205 388 306

五城 228 230 458 358

五橋 540 519 1,059 871

台原 87 86 173 137

北仙台 78 75 153 116

中山 36 40 76 49

桜丘 29 31 60 50

折立 43 53 96 69

広瀬 80 89 169 124

大沢 11 17 28 23

吉成 22 21 43 36

南吉成 22 22 44 34

広陵 4 10 14 14

宮城野 171 177 348 273

東仙台 100 100 200 174

東華 102 102 204 163

高砂 47 68 115 97

岩切 22 27 49 32

鶴谷 47 65 112 62

中野 24 41 65 53

幸町 266 221 487 327

西山 34 29 63 39

田子 27 30 57 46

八軒 103 99 202 176

南小泉 76 64 140 126

六郷 12 28 40 35

七郷 29 49 78 56

蒲町 48 69 117 93

沖野 15 27 42 34

愛宕 146 107 253 209

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人 口

中学校区 男 女 計

世帯数

長町 88 105 193 151

中田 18 32 50 45

西多賀 56 62 118 62

生出 3 6 9 9

郡山 38 58 96 69

八木山 146 142 288 189

山田 30 42 72 46

袋原 25 28 53 36

人来田 14 19 33 22

秋保 5 24 29 29

富沢 40 64 104 84

茂庭台 80 89 169 84

柳生 26 56 82 58

七北田 35 67 102 90

根白石 5 8 13 12

八乙女 58 61 119 82

将監 25 29 54 35

南光台 25 25 50 38

向陽台 29 36 65 47

加茂 28 46 74 53

将監東 43 58 101 79

鶴が丘 4 16 20 15

寺岡 22 22 44 31

南光台東 10 11 21 17

長命ケ丘 4 13 17 17

南中山 24 29 53 37

高森 23 41 64 48

住吉台 5 10 15 14

松陵 5 8 13 10

館 16 27 43 28

総計 4,840 5,125 9,965 7,688

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(5)留学生の状況

仙台市における留学生数は、平成 18 年まで増加傾向であったが、その後、横ばい傾向である。国籍別では中国が半数以上を占めている。

仙台市における留学生数の年次推移(数字は各年4月末現在)

893967 988

1,0871,029

1,0901,208

1,373

1,648

1,834

2,008 2,0572,164

2,0481,983

2,082

0

500

1,000

1,500

国籍 人数

中国 1,207

韓国 269

モンゴル 66

インドネシア 58

マレーシア 48

米国 44

ベトナム 37

タイ 32

イラン 27

バングラデシュ 26

フランス 25

インド 16

フィリピン 16

スウェーデン 16

その他 195

合計 2,082

2,000

,500

H6 H7 H8 H9 H10 H11 H12 H13 H14 H15 H16 H17 H18 H19 H20 H21

2

仙台市における国籍別留学生割合(平成21年4月末現在)

スウェーデン0.8%

モンゴル3.2%

インドネシア2.8%

マレーシア2.3%

米国2.1%

ベトナム1.8%

タイ1.5%

イラン1.3%

フランス1.2%バングラデシュ

1.2%

インド0.8%

韓国12.9%

中国58.0%

フィリピン0.8%

その他9.4%

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2.外国籍住民等アンケート

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(1)調査概要

◆調査目的:外国籍市民等の生活実態、社会関係の状況、行政に対する意識等の現

状把握のため調査を行う。

◆調査項目:

①回答者の属性について ②日常生活について

③言語について ④生活に必要な情報について

⑤居住について ⑥防災について

⑦医療・福祉について ⑧育児・教育について

⑨労働について ⑩社会生活一般について

⑪行政について ⑫自由記入

◆調査対象:仙台市内に外国人登録を行っている 16 歳以上の外国籍市民、及び日本

国外にて出生し日本国籍を取得した 16 歳以上の市民

◆標 本 数:1,500 人

■言語別配布数 単位:人

郵送配布 団体配布 計

英語 360 0 360

簡体字中国語 677 0 677

韓国語 163 300 463

計 1,200 300 1,500

◆抽出方法:外国人登録台帳に基づく無作為抽出

(一部在留資格、日本国籍取得者においては有意抽出)

◆調査期間:平成 21 年 12 月 17 日(木)~平成 22 年1月 29 日(金)

◆調査方法:郵送による配布および回収

(一部在留資格においては関係団体を通じた配布、郵送回収)

◆調査票の言語:日本語による調査票とともに、英語、簡体字中国語、韓国語のう

ちいずれかの調査票を同封

◆回収結果:303 票回収

◆回 収 率:20.2%

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(2)調査結果

①回答者の属性について

・回答者の国籍は、中国が最も多く 44.6%、次いで韓国、朝鮮となっている。

・居住区は、青葉区が最も多く 56.8%を占めている。

・性別は、男性が 49.2%、女性が 50.8%とほぼ同率である。

・年齢は、20 歳代が最も多く 43.9%を占めており、次いで 30 歳代が 29.4%、40 歳

代が 8.9%となっている。

・婚姻状況は、結婚しているが 51.2%を占めている。

・同居している人は、配偶者が最も多く 44.2%、次いでひとり暮らしが 34.0%、子

どもが 25.4%となっている。

【国籍(n=303)】 【居住区(n=303)】

宮城野区,12.9%

泉区, 3.0%

若林区, 10.9%

太白区, 16.5%

青葉区, 56.8%

韓国, 25.1%

日本, 0.3%

中国, 44.6%

ブラジル, 0.3%

フィリピン, 1.7%

朝鮮, 3.0%

その他, 13.5%インド, 1.0%

インドネシア,1.3%

タイ, 1.7%

ロシア, 1.7%

モンゴル, 2.3%

カナダ, 2.0%

米国, 1.7%

【性別(n=303)】 【年齢(n=303)】

男, 49.2%女, 50.8%

30歳代, 29.4%

20歳未満,3.0%

50歳代, 5.3%

60歳代, 5.6%

70歳代, 3.0%

40歳代, 8.9%

80歳以上,1.0%

20歳代, 43.9%

- 12 -

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【婚姻状況 (n=303)】

していない,46.2%

していたが、死別又は離別した, 2.6%

している, 51.2%

【同居人(n=303 複数回答)】

2.0%

34.0%

2.6%

44.2%

25.4%

5.9%

0.3%

1.3%

13.5%

配偶者

子ども

父親・母親

祖父母

その他の親族

友人・知人

ひとりぐらし

無回答

- 13 -

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・在留資格は、留学が最も多く 37.6%を占めており、次いで特別永住者が 10.6%、

日本人の配偶者等が 9.9%となっている。

・日本での居住意向をみると、「将来は日本を離れる」が 31.4%を占めている一方で、

「ずっと仙台市または宮城県に住み続ける」も 31.0%となり同率となっている。し

かし、他の都市では、同市あるいは同地域での居住意向が仙台市よりも高く、6 割

以上を占めている。これは、他都市の在住資格が「永住者」「特別永住者」が多いの

に対し、仙台市では「留学生」が最も多いことも影響している(参考資料図参照)。

・在留資格別に居住意向をみると、「ずっと仙台市または宮城県に住み続ける」は永

住者(88.2%)、日本人の配偶者等(80.0%)が 8 割以上を占めている。「将来は日

本を離れる」は定住者、留学、家族滞在等が多くなっている。

・日本国籍取得意向は、「取得しない」が 59.7%、「取得する」が 12.5%となってい

る。

・在留資格別に日本国籍意向をみると、「取得する」は技術(42.9%)、日本人の配偶

者等(36.7%)、就学(26.7%)、永住者(23.5%)が多くなっている。一方、「取得

しない」は家族滞在、教授、特別永住者、学生等が多くなっている。

・在留手続き等で困ったことについては、「ほとんどない(40.9%)」、「まったくない

(33.7%)」をあわせると8割近くの人が困った経験がないようである。また、困っ

た経験がある人のその内容については、「色々な書類を揃えるのが難しい」が 36.1%、

「窓口で言葉が通じない」が 34.7%となっている。

【在留資格 (n=303)】

5.6%

10.6%

8.3%

5.0%

9.9%

7.6%

4.3%

0.7%

0.3%

2.3%

1.3%

0.7%

5.0%

1.0%

37.6%

0.0%

留学

永住者

特別永住者

家族滞在

就学

日本人の配偶者等

教授

人文知識・国際業務

定住者

教育

技術

研修

特別活動

その他

日本国籍を取得

無回答

- 14 -

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【日本での居住意向(n=303)】

日本には永住するが、仙台市または宮城県から転出する, 2.3%

その他, 5.6%

日本を離れるかどうかわからない, 19.1%

将来は日本を離れる, 31.4%

無回答, 1.0%

日本には永住するが、仙台市に住み続けるかわからない, 9.6%

ずっと仙台市または宮城県に住み続ける,31.0%

【日本国籍取得意向 (n=303)】

取得する,12.5%

わからない,26.4%

無回答, 1.3%

取得しない,59.7%

【在留手続き等で困ったことの有無 (n=303)】

よくある, 3.0%

ほとんどない,40.9%

まったくない,33.7%

無回答, 1.7%時々ある,20.8%

- 15 -

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【困った内容(n=72 複数回答)】

18.1%

1.4%

22.2%

27.8%

34.7%

36.1%色々な書類をそろえるのが難しい

窓口で言葉が通じない

書類の内容、書き方がわからない

手続きに関する情報が入手できない

手続きを行う窓口がどこかわからない

その他

【在留資格別居住意向 (n=303)】

7.9%

88.2%

68.8%

12.0%

26.7%

80.0%

13.0%

53.8%

71.4%

13.3%

18.8%

12.0%

13.3%

16.7%

13.0%

6.7%

48.2%

48.0%

34.8%

23.1%

50.0%

100.0%

28.6%

100.0%

60.0%

28.1%

24.0%

40.0%

34.8%

23.1%

50.0%

50.0%

7.9%

13.3%

50.0%

13.3%

100.0%

6.7%

6.7%

9.4%

1.8%

11.8%

6.1%

3.3%

4.3%

4.0%

3.1%

留学

永住者

特別永住者

家族滞在

就学

日本人の配偶者等

教授

人文知識・国際業務

定住者

教育

技術

研修

特別活動

その他

無回答

ずっと仙台市または宮城県に住み続ける 日本には永住するが、仙台市または宮城県から転出する日本には永住するが、仙台市に住み続けるかわからない 将来は日本を離れる

日本を離れるかどうかわからない その他無回答

- 16 -

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【在留資格別日本国籍取得意向 (n=303)】

23.5%

9.4%

12.0%

26.7%

36.7%

13.0%

15.4%

42.9%

66.7%

58.8%

68.8%

76.0%

13.3%

23.3%

73.9%

53.8%

50.0%

100.0%

42.9%

50.0%

100.0%

80.0%

29.8%

17.6%

21.9%

12.0%

60.0%

36.7%

13.0%

30.8%

50.0%

14.3%

50.0%

13.3%

100.0%

6.7%

3.5%

3.3%

留学

永住者

特別永住者

家族滞在

就学

日本人の配偶者等

教授

人文知識・国際業務

定住者

教育

技術

研修

特別活動

その他

無回答

取得する 取得しない わからない 無回答

- 17 -

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②日常生活について

・日常生活全般の満足度をみてみると、全体の 82.2%が「満足・やや満足」と回答し

ている。この値は、横浜市の満足度(55.4%)よりも高くなっている(参考資料図

参照)。

・日常生活に関する個別の事柄ついては、「家庭での育児」や「就労」に「満足・や

や満足」と回答している人の割合が約 35%となり他の項目と比較して低くなってい

る。

・在留資格別に日常生活の満足度をみてみると、「満足」は日本人の配偶者等、人文

知識・国際業務、教授等が多くなっている。

【日常生活全般についての満足度/総合評価(n=303)】

3.6%

33.0%

49.2%

9.2%

1.3%

3.6%

満足

やや満足

やや不満

不満

どちらともいえない

無回答

36.3%

32.0%

36.6%

39.6%

18.5%

28.4%

15.8%

25.1%

27.4%

34.0%

44.6%

37.6%

32.0%

36.3%

17.8%

32.7%

20.1%

40.3%

36.3%

14.9%

6.9%

17.2%

13.2%

9.6%

34.7%

18.2%

21.8%

12.2%

16.5%

6.3%

5.6%

19.8%

9.9%

9.6%

5.3%

5.0%

36.3%

9.6%

12.9%

13.2%

13.2%

6.3%

5.3%

6.6%

2.0%

7.3%

3.0%

4.3%

3.0%

4.0%

15.5%

4.0%

3.0%

7.3%

5.3%

8.6%

2.3%

3.0%

3.6%

3.0%

日本語学習

生活情報

住宅環境

災害に対する備え

医療・福祉

家庭での育児

学校教育

就労

近所付き合い

県や市町村が提供するサービス

満足 やや満足 やや不満 不満 どちらともいえない 無回答

- 18 -

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【在留資格別日常生活の満足度 (n=303)】

28.1%

35.3%

25.0%

36.0%

13.3%

46.7%

39.1%

46.2%

50.0%

42.9%

50.0%

50.0%

40.0%

33.3%

55.3%

52.9%

40.6%

44.0%

46.7%

43.3%

52.2%

38.5%

50.0%

100.0%

42.9%

25.0%

50.0%

46.7%

66.7%

9.6%

11.8%

9.4%

8.0%

33.3%

8.7%

15.4%

25.0%

6.3%

6.7%

6.3%

10.0%

6.7%

12.5%

8.0%

6.7%

14.3%

0.9%

4.0%

3.5% 2.6%

留学

永住者

特別永住者

家族滞在

就学

日本人の配偶者等

教授

人文知識・国際業務

定住者

教育

技術

研修

特別活動

その他

無回答

満足 やや満足 やや不満 不満 どちらともいえない 無回答

- 19 -

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③言語について

・日本語能力のうち「話す」あるいは「聞く」については、出来る人(不自由なく、

だいたい)が7割を占めている。

・「読む」は、8割の人が漢字、ひらがな、カタカナを問わず出来ると回答している。

「書く」は、ひらがな、かたかなは8割の人が出来るが、漢字については7割とや

や低い。

・なかでも、不自由なく「読む」あるいは「書く」となると、漢字は3割となり、ひ

らがな、カタカナよりも低くなっている。

【日本語能力/話す(n=303)】 【日本語能力/聞く(n=303)】

【読む(n=303)】

だいたい話せる, 32.7%

不自由なく話せる, 34.7%

あまり話せない, 20.1%

ほとんど話せない, 11.9%

無回答, 0.7%

だいたい聞き取れる, 36.6%

無回答, 1.0%ほとんど聞き取れない, 7.9%

あまり聞き取れない, 20.8%

不自由なく聞き取れる,33.7%

36.6%

63.7%

55.4%

39.3%

19.1%

24.4%

6.9%

8.6%

6.9%

11.2%

5.0%

3.3%

11.6%

1.3%

6.6%

読む〔漢字〕

読む〔ひらがな〕

読む〔カタカナ〕

不自由なく読める だいたい読める あまり読めない ほとんど読めない 無回答

【書く(n=303)】

32.7%

63.4%

54.5%

35.3%

18.8%

24.1%

14.5%

5.9%

8.6%

15.5%

5.6%

6.6%

6.3%

2.0%

6.3%

書く〔漢字〕

書く〔ひらがな〕

書く〔カタカナ〕

不自由なく書ける だいたい書ける あまり書けない ほとんど書けない 無回答

- 20 -

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・日本語の学習状況をみると、「現在、学習している」が 49.5%、「日本語に不自由し

ないので学習の必要はない」が 28.7%となっている。

・在留資格別に日本語の学習状況をみてみると、「日本語に不自由しない」は特別永

住者(96.9%)、永住者(70.6%)が多くなっている。

・日本語の学習方法は、「通っている大学や学校」が 41.3%と最も多く、次いで「教

材等で自分で勉強」が 37.3%、「語学学校」が 21.3%となっている。また、横浜市

や札幌市などでは「自分で勉強する」が最も多い(参考資料図参照)。

・在留資格別に日本語の学習方法をみてみると、「自分で学習している」は人文知識・

国際業務(66.7%)、教授(41.7%)が多くなっている。

・学習しない理由としては、「時間がない」が7割を占めている。

・日本語以外で使える言語については、英語が最も多く 35.3%、次いで中国語が 19.5%、

韓国語・朝鮮語が 16.5%となっている。

【日本語の学習状況(n=303)】

現在、学習している, 49.5%

無回答, 1.3%現在は学習していないし、学習するつもりもない, 1.7%

現在は学習していないが、できれば学習したい, 18.8%

日本語に不自由はないので、学習の必要はない, 28.7%

【日本語の学習方法(n=150 複数回答)】

4.0%

9.3%

2.7%

0.7%

11.3%

12.0%

21.3%

37.3%

41.3%通っている大学や学校で学んでいる

教材やテレビ講座などで自分で勉強している

語学学校(日本語学校)に通っている

日本人の知人・友人に教えてもらっている

ボランティアの日本語教室に通っている

家族に教えてもらっている

自宅に講師を招き、個人指導を受けている

その他

無回答

- 21 -

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【日本語を学習しない理由(n=62 複数回答)】

1.6%

9.7%

6.5%

9.7%

12.9%

17.7%

67.7%忙しくて勉強する時間がないから

近くに学べる場がないから

勉強するお金がないから

家族や友人などが通訳してくれるから

日本語教室や日本語学校の情報がないから

母国の言葉だけで生活できるから

その他

【日本語以外で使える言語(n=87 複数回答)】

2.0%

1.3%

1.0%

0.7%

0.3%

0.3%

0.3%

7.3%

11.6%

2.0%

2.3%

6.6%

16.5%

19.5%

35.3%英語

中国語

韓国語・朝鮮語

とくにない

ロシア語

スペイン語

フランス語

タガログ語

タイ語

ベトナム語

ポルトガル語

インドネシア語

ドイツ語

その他

無回答

- 22 -

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【在留資格別日本語の学習状況 (n=303)】

10.5%

70.6%

96.9%

16.0%

36.7%

17.4%

38.5%

50.0%

42.9%

13.3%

66.7%

74.6%

11.8%

44.0%

100.0%

26.7%

34.8%

30.8%

50.0%

100.0%

14.3%

75.0%

66.7%

33.3%

14.0%

17.6%

36.0%

33.3%

39.1%

30.8%

28.6%

25.0%

20.0%

8.7%

50.0%

14.3%

50.0%

3.3%

4.0%

3.1%

0.9%

留学

永住者

特別永住者

家族滞在

就学

日本人の配偶者等

教授

人文知識・国際業務

定住者

教育

技術

研修

特別活動

その他

無回答

日本語に不自由はないので、学習の必要はない 現在、学習している

現在は学習していないが、できれば学習したい 現在は学習していないし、学習するつもりもない

無回答

【在留資格別日本語の学習方法 (n=303)】

1位 比率 2位 比率 3位 比率1.留学 通っている大学や学校で学んでいる 44.8% 教材やテレビ講座などで自分で勉強している 23.2% 語学学校(日本語学校)に通っている 10.4%2.永住者 ボランティアの日本語教室に通っている 50.0% - - - -3.特別永住者 - - - - - -

4.家族滞在 ボランティアの日本語教室に通っている 38.5% 教材やテレビ講座などで自分で勉強している 23.1%家族に教えてもらっている通っている大学や学校で学んでいる語学学校(日本語学校)に通っている

各14.3%

5.就学 語学学校(日本語学校)に通っている 100.0% - - - -

6.日本人の配偶者等教材やテレビ講座などで自分で勉強している

各28.6%ボランティアの日本語教室に通っている語学学校(日本語学校)に通っている

各14.3% 日本人の知人・友人に教えてもらっている 7.1%

7.教授 教材やテレビ講座などで自分で勉強している 41.7% 通っている大学や学校で学んでいる 25.0%家族に教えてもらっている日本人の知人・友人に教えてもらっているボランティアの日本語教室に通っている

各8.3%

8.人文知識・国際業務 教材やテレビ講座などで自分で勉強している 66.7%日本人の知人・友人に教えてもらっているボランティアの日本語教室に通っている

各16.7% - -

9.定住者教材やテレビ講座などで自分で勉強している

各50% - - - -

10.教育教材やテレビ講座などで自分で勉強している

各33.3% - - - -

11.技術 ボランティアの日本語教室に通っている 100.0% - - - -12.研修 教材やテレビ講座などで自分で勉強している 100.0% - - - -13.特別活動 - - - - - -

14.その他 教材やテレビ講座などで自分で勉強している 46.2% 日本人の知人・友人に教えてもらっている 15.4%通っている大学や学校で学んでいる語学学校(日本語学校)に通っている

各7.7%

無回答 通っている大学や学校で学んでいる 100.0% - - - -

- 23 -

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④生活に必要な情報について

・生活に必要な情報の入手媒体としては、「インターネット」が最も多く6割を占め

ている。この他「職場・学校」「日本人の友人・知人」「テレビ・ラジオ」「母国出身

の友人・知人」が多くなっている。

【生活に必要な情報の入手媒体(n=303)】

20.5%

13.9%

10.6%

5.3%

2.6%

1.0%

5.0%

1.7%

20.1%

37.3%

40.9%

41.6%

41.6%

63.4%インターネット

職場・学校

日本人の友人・知人

テレビ・ラジオ

母国出身の友人・知人

新聞

家族

外国籍住民向け相談窓口

近所の日本人、町内会の回覧板

ボランティア団体

大使館・領事館

入手する方法がない

その他

無回答

- 24 -

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⑤居住について

・3 年未満の通算居住年数は、日本が 48.8%、宮城県が 52.8%、仙台市が 54.8%と

なり比較的短い年数の人が多い。一方、他の都市では 3 年未満の居住年数が2~3

割程度にとどまり、仙台よりも長期間にわたり滞在している人が多い傾向にある(参

考資料図参照)。

【居住年数/通算(n=303)】

18.8%

19.8%

21.5%

7.6%

10.2%

9.9%

16.2%

12.9%

12.5%

8.6%

8.9%

4.3%

6.6%

3.6%

22.4%

22.8%

23.4%

11.6%

10.9%

10.9% 13.2%

5.6%

5.3%

5.0%

3.0%

3.0%

1.7%

日本

宮城県

仙台市

6ヶ月未満 1年未満 3年未満 3~5年 5~10年10~20年 20~30年 30年以上 無回答

【仙台市の前の居住場所(n=303)】

3.0%

21.8%

44.2%

26.4%

4.6%

宮城県内の他の地域

宮城県以外の都道府県

日本以外の地域

仙台以外に住んだことは無い

無回答

- 25 -

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⑥防災について

・災害経験をみると、全体の6割の人が「地震」を経験している。一方、「特にない」

としている人も3割を占めている。

・災害への備えについては、「備えていない」が7割を占めているが、横浜では、3

割にとどまっている(参考資料図参照)。備えの内容については、「防災訓練に参加」

が最も多く、次に「指定避難場所を確認」「避難方法の手順を考えている」「非常持

ち出し品を常備」となっている。

・災害への備えをしていない理由については、「災害へ備える方法が分からない」「災

害への不安を感じない」が4割を占めている。

・災害情報サービスに登録している人は、わずか 2.3%となっている。一方、6割近

くの人が「今後登録したい」としている。

【災害経験(n=303 複数回答)】

1.3%

59.4%

0.7%

23.8%

2.3%

31.7%

地震

津波

台風、洪水などの風水害

大きな火災

特にない

無回答

【災害への備えの有無(n=303)】

備えていない,65.7%

無回答, 1.7%

備えている,32.7%

- 26 -

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【災害への備え内容(n=99 複数回答)】

35.4%

2.0%

1.0%

19.2%

40.4%

45.5%

47.5%

49.5%

53.5%地域、職場、学校などで防災訓練に参加したことがある

自宅近くの指定避難場所を確認している

いざという時の避難方法の手順等を考えている

非常持ち出し品や水、食料などを常備している

家族、友人、知人など、特定の人との連絡方法を決めている

家具などを固定し、転倒防止対策をおこなう

地域の住民と協力できるようにしておく

その他

無回答

【災害への備えをしていない理由(n=199 複数回答)】

9.5%

41.7%

41.7%

9.5%

4.5%

災害について知らない

災害へ備える方法がわからない

災害への不安を感じていない

その他

無回答

【災害情報サービスの認知(n=303)】

2.3%

16.8%

55.8%

22.1%

3.0%

登録している

知っているが登録はしていない

知らなかったが登録してみたい

知らないし登録するつもりもない

無回答

- 27 -

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⑦医療・福祉について

・日本での健康保険加入状況をみてみると、全体の9割以上の人が何らかの健康保険

に加入している。また、加入していない人は 4.0%にとどまり、他都市よりも低い

値となっている(参考資料図参照)。一方、公的年金については、加入している人が

全体の3割にとどまっている。

・在留資格別に健康保険加入状況をみてみると、「加入している」は就学(100.0%)、

留学(97.4%)、家族滞在(84.0%)が多くなっている。また、公的年金加入状況を

みてみると、「加入している」は特別永住者(84.4%)、人文知識・国際業務(76.9%)、

教授(69.6%)が多くなっている。

・医療・福祉サービスの利用内容をみてみると、「区役所で基礎健康診査」が最も多

く、次に「休日・時間外診療機関」「救急車」となっている。

・病院に行くときに困ったことは、「特に困っていることはない」としている人が最

も多く 32.3%を占めている。困ったこととして選ばれた項目は、「医療費が高すぎ

る」が最も多く 22.8%、次いで「医者や看護師と言葉が通じない」が 16.2%となっ

ている。

・在留資格別に病院で困ったことをみてみると、「医療費が高すぎる」は就学、留学、

人文知識・国際業務が多くなっている。

【日本での健康保険加入状況(n=303)】

社会保険・共済保険に加入,18.8%

無回答, 1.3%加入していない, 4.0%

国民健康保険に加入, 75.9%

【日本での公的年金加入状況(n=303)】

加入している,34.7%

無回答, 2.3%

加入していない, 63.0%

- 28 -

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【医療・福祉サービスの利用内容(n=303 複数回答)】

3.6%

0.7%

11.9%

52.1%

22.1%

7.6%

4.0%

0.3%

19.1%

1.0%

各区役所で基礎健康診査

各区役所での各種がん検診

各区役所での健康相談

各区役所でのこころの健康相談

休日・時間外診療期間

外国語での診療可能医療機関

介護保険サービス

障害者福祉サービス

救急車

無回答

【病院に行くときに困ったこと(n=303 複数回答)】

10.6%

8.6%

21.1%

14.2%

14.9%

16.2%

22.8%

32.3%特に困っていることはない

医療費が高すぎる

医者や看護師と言葉が通じない

外国語が通じる病院がどこにあるかわからない

休日・夜間に利用できる病院がどこにあるかわからない

日本語の書類・案内が理解できない

その他

無回答

- 29 -

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【在留資格別健康保険加入状況 (n=303)】

97.4%

58.8%

50.0%

84.0%

100.0%

60.0%

39.1%

69.2%

100.0%

100.0%

71.4%

50.0%

50.0%

53.3%

66.7%

29.4%

46.9%

12.0%

36.7%

56.5%

23.1%

14.3%

50.0%

20.0%

33.3%

11.8%

7.7%

14.3%

25.0%

26.7%

0.9%0.9%

4.0%

3.3%

25.0%

4.3%

3.1%

0.9%

留学

永住者

特別永住者

家族滞在

就学

日本人の配偶者等

教授

人文知識・国際業務

定住者

教育

技術

研修

特別活動

その他

無回答

国民健康保険に加入 社会保険・共済保険に加入 加入していない 無回答

【在留資格別公的年金加入状況 (n=303)】

- 30 -

47.1%

84.4%

40.0%

50.0%

69.6%

76.9%

50.0%

100.0%

28.6%

50.0%

50.0%

40.0%

100.0%

52.9%

12.5%

60.0%

100.0%

50.0%

26.1%

23.1%

50.0%

71.4%

50.0%

53.3%

50.0%

6.7%

2.6%

94.7%

4.3%

2.6%

3.1%

留学

永住者

特別永住者

家族滞在

就学

日本人の配偶者等

教授

人文知識・国際業務

定住者

教育

技術

研修

特別活動

その他

無回答

加入している 加入していない 無回答

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【在留資格別病院で困ったこと (n=303)】

12.1%

12.5%

17.4%

16.7%

6.9%

10.5%

14.3%

37.5%

9.1%

10.0%

9.4%

8.7%

9.5%

17.2%

15.8%

12.5%

13.6%

9.4%

13.0%

16.7%

13.8%

10.5%

25.0%

50.0%

14.3%

25.0%

13.6%

50.0%

8.3%

6.3%

8.7%

11.9%

10.3%

10.5%

25.0%

50.0%

12.5%

9.1%

22.3%

15.0%

10.3%

15.6%

30.4%

21.1%

50.0%

12.5%

50.0%

18.2%

25.0%

55.0%

82.8%

28.1%

26.2%

20.7%

26.3%

42.9%

13.6%

25.0%

10.0%

18.8%

17.4%

14.3%

27.6%

28.6%

50.0%

22.7%

5.0%

3.4%

12.1%

5.0%

12.1%

3.4%

4.8%

4.3%

15.3%

5.3%

3.4%

17.8%留学

永住者

特別永住者

家族滞在

就学

日本人の配偶者等

教授

人文知識・国際業務

定住者

教育

技術

研修

特別活動

その他

無回答

外国語が通じる病院がどこにあるかわからない 休日・夜間に利用できる病院がどこにあるかわからない医者や看護師と言葉が通じない 日本語の書類・案内が理解できない

医療費が高すぎる 特に困っていることはないその他

- 31 -

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⑧育児・教育について

・子どもがいる人は、全体の 25.4%となっている。

・子どもとの会話言語は、「主に日本語以外の言語」が最も多く全体の4割を占めて

いる。「主に日本語」が 20.8%、「日本語だけ」「日本語と日本語以外」がともに 16.9%

となっている。

・子育てで困っていることについては、「とくにない」が最も多く全体の4割を占め

ている。困ったこととして選ばれた項目は、「情報が日本語なので分かりにくい」「悩

みを相談できる相手がいない」が多くなっている。

・子育て支援制度の利用内容については、「母子手帳」が最も多く 66.2%、次いで「予

防接種」が 58.4%、「児童手当」が 53.2%となっている。

・子どもが通っている学校の種類は、年齢が上がるに従って国公立の割合が高くなっ

ている。

・子どもについて困っていることは、「とくにない」が全体の3割を占め最も多い。

次に「色々な費用が高い」「進路・進学に不安がある」「保護者と学校との意思の疎

通」となっている。

・学校等で日本語のサポートについては、「受けていると思う」が全体の4割を占め

ている。

・子どもにかかわる制度の利用については、全ての制度で5割以上の人が「知ってい

るが利用したことはない」「知らない」のいずれかを選んでいる。

・母国の言葉や文化の教育意向については「現在受けさせており今後も受けさせたい」

が 44.2%、「現在は受けさせていないが、今後は受けさせたい」が 31.2%となり全

体の8割近くの人が教育意向を持っている。

【子どもの有無(n=303)】 【子どもとの会話言語(n=77)】

いない, 70.3%

無回答, 4.3%

いる, 25.4%

主に日本語,20.8%

日本語だけ,16.9%

日本語と日本語以外の言語が同じくらい,16.9%

主に日本語以外の言語,39.0%

無回答, 6.5%

- 32 -

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【子育てで困っていること(n=77 複数回答)】

10.4%

5.2%

6.5%

16.9%

18.2%

20.8%

22.1%本語なのでわかりにく

41.6%とくにない

子育てに関する情報の多くが日

子育てに関する悩みを相談できる相手がいない

同じように子育てしている人と知り合う機会がない

保健師や保育士などとコミュニケーションがとれない

子育てについて日本人の家族と意見が合わない

その他

無回答

【子育て支援制度の利用内容(n=77 複数回答)】

5.2%

20.8%

66.2%

36.4%

58.4%

53.2%

15.6%

1.3%

母子健康手帳

各区役所からの新生児訪問指導

乳幼児への予防接種

児童手当

児童扶養手当

各区役所でのこども家庭総合相談

子育てに関する各種電話相談

無回答

- 33 -

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【子どもが通っている学校等の種類(n=77)】

◆1 人目

23.8%

20.0%

47.8%

83.3%

14.3%

40.0%

8.7% 21.7%

16.7%

8.7%

33.3%

13.3%

28.6%

20.0%

8.7%

16.7%

83.3%

6.7%

4.3%

0~3歳未満

3~6歳未満

6~12歳未満

12~15歳未満

~18歳未満15

日本の国公立の学校、幼稚園、保育所、託児所等日本の私立の学校、幼稚園、保育所、託児所等日本にある外国系・民族系の学校、幼稚園、保育所、託児所等日本以外にある学校、幼稚園、保育所、託児所等学校には通っていない無回答

◆2 人目

13.3%

50.0%

37.5%

13.3%

25.0% 25.0%

50.0%

46.7% 26.7%

50.0%

50.0%

50.0%

50.0%

12.5%

0~3歳未満

3~6歳未満

6~12歳未満

12~15歳未満

15~18歳未満

日本の国公立の学校、幼稚園、保育所、託児所等日本の私立の学校、幼稚園、保育所、託児所等日本にある外国系・民族系の学校、幼稚園、保育所、託児所等日本以外にある学校、幼稚園、保育所、託児所等学校には通っていない無回答

◆3 人目

100.0%

66.7% 33.3%0~3歳未満

3~6歳未満

6~12歳未満

12~15歳未満

15~18歳未満

日本の国公立の学校、幼稚園、保育所、託児所等日本の私立の学校、幼稚園、保育所、託児所等日本にある外国系・民族系の学校、幼稚園、保育所、託児所等日本以外にある学校、幼稚園、保育所、託児所等学校には通っていない無回答

- 34 -

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【困っていること(n=77 複数回答)】

2.6%

0.0%

7.8%

15.6%

3.9%

3.9%

10.4%

15.6%

18.2%

18.2%

27.3%とくにない

色々な費用が高い

進路、進学について不安がある

言葉の違いなどから、保護者と学校との意思疎通がうまく行かない

子供が外国人であることで差別を受けている

子供が日本語がうまくできないので授業が理解しにくい

保育所が近くにない

子供が学校になじまない

仕事の都合で子供を学校に通わせられない

その他

無回答

【十分な日本語教育サポート(n=77)】

どちらともいえない, 14.3%

無回答, 22.1%

必要ない,18.2%

思わない, 5.2%

思う, 40.3%

- 35 -

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【子どもにかかわる制度利用有無(n=77)】

23.4%

23.4%

15.6%

46.8%

44.2%

46.8%2.6%

5.2%

5.2%

24.7%

27.3%

35.1%

日本語学習室

学校へのボランティア派遣制度

その他のサポート

利用したことがある 知っているが利用したことはない 知らない 無回答

【母国の言葉や文化の教育意向(n=77)】

15.6%

44.2%

31.2%

0.0%

1.3%

7.8%

現在受けさせており、今後も受けさせたいと思う

現在は受けさせていないが、今後は受けさせたいと思う

現在受けさせているが、今後も受けさせたいとは思わない

現在受けさせておらず、今後も受けさせたいとは思わない

わからない

無回答

- 36 -

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⑨労働について

・現在の雇用形態は、「仕事はしていない」が 41.9%、「その他」が 25.1%、「正社員」

が 21.5%となっている。職業をみると「学生」が 38.0%、「主婦」が 13.5%、「教

員」が 9.2%となっている。

・来日前の雇用形態を現在の雇用形態と比較すると、現在正社員あるいは派遣社員の

6 割近くが来日前に正社員であった。現在仕事をしていない人でも、約 3 割の人が

正社員として雇用されていた。また、来日前の職業をみると現在の職業と同じ職業

の割合が高くなっている。しかし、現在サービス業についている人は、来日前学生

だった割合が約 3 割を占め最も多くなっている。

・在留資格別に雇用形態をみると、「正社員」は人文知識・国際業務(84.6%)、教授

(78.3%)が多くなっている。

・仕事を探した方法については、「その他」が最も多く、次に「同じ国・地域の友人

知人の紹介」、「学校の紹介」となっている。

・現在働いている場所は、6割の人が仙台市内である。

・日本で働く意向は、「わからない」が 24.1%、「現在の勤務地で働きたい」が 23.1%、

「母国に帰って働きたい」が 12.9%となっている。

【現在の雇用形態(n=303)】 【現在の職業(n=303)】

無回答, 2.0%無職, 4.6%

医療関係職,0.0%

教員, 9.2%

学生, 38.0%

サービス職,6.3%

その他の専門職, 0.0%

その他の職業,5.9%

主婦, 13.5%

農林漁業, 0.3%

作業員, 2.3%

技能職, 3.0%

経営・管理職,3.6%

事務職, 3.6%

技術職, 7.6%

派遣社員, 2.3%

無回答, 3.3%

仕事はしていない, 41.9% その他, 25.1%

自営業, 5.9%

正社員, 21.5%

- 37 -

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【来日前の雇用形態(n=303)】 【来日前の職業(n=303)】

無職, 3.0%

無回答, 14.5%

技術職, 9.2%

事務職, 5.0%

経営・管理職,3.3%

技能職, 2.3%

作業員, 1.3%

農林漁業, 0.0%主婦, 3.3%

その他の職業,6.3%

その他の専門職, 1.0%

サービス職,4.0%

学生, 35.6%

教員, 8.9% 医療関係職,2.3%

派遣社員, 3.6%

正社員, 34.3%

自営業, 3.0%

その他, 7.3%仕事はしていない, 35.6%

無回答, 16.2%

【現在の雇用形態別来日前の雇用形態(n=303)】

56.9%

57.1%

11.1%

28.9%

28.6% 14.3%

11.1%

7.9%

16.9%

42.1%

16.9%

66.7%

11.8%

8.7%28.3%

4.6%

1.3%

3.9%

1.5%

1.6%

5.3%

3.1%

10.5%

11.1%

49.6%

正社員

派遣社員

自営業

その他

仕事はしていない

来日前正社員 来日前派遣社員 来日前自営業

来日前その他 来日前仕事はしていない 無回答

【現在の職業別来日前の職業(n=303)】

1位 比率 2位 比率 3位 比率1.教員 教員 21.4% 技術職 17.9% 学生 14%2.医療関係職 - - - - - -3.その他の専門職 - - - - -

4.経営・管理職

教員経営・管理職サービス職学生

各9.1% - - - -

5.事務職 学生 27.3% 事務職 18.2% - -6.技術職 技術職 47.8% 学生 30.4% 教員 8.7%

7.技能職技能職学生

各33.3%技術職作業員

各11.1% - -

8.サービス職 学生 36.8% 事務職 10.5%技能職無職

各5.3%

9.作業員

経営・管理職サービス職作業員学生無職

各14.3% - - - -

10.農林漁業 技能職 100.0% - - - -11.主婦 主婦 22.0% 学生 17.1% 無職 9.8%12.学生 学生 60.9% 教員 13.0% 技術職 7.0%

13.その他の職業 学生 16.7%

経営・管理職事務職技術職サービス職主婦

各5.6% - -

14.無職

経営・管理職作業員学生無職

各14.3%その他専門職サービス職

各7.1% - -

- 38 -

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【在留資格別雇用形態 (n=303)】

32.5%

23.5%

28.1%

78.3%

84.6%

50.0%

11.8%

37.5%

17.6%

85.7%

25.0%

50.0%

46.7%

33.3%

14.3%

75.0%

13.3%

- 39 -

18.8%

12.0%

73.3%

26.7%

13.0%

7.7%

100.0%

6.7%

66.7%

35.3%

9.4%

72.0%

26.7%

60.0%

7.7%

50.0%

50.0%

33.3%

11.8%

8.0%

3.3%

4.0%

3.5%

4.3%

6.7%

4.0%

0.9%

4.3%

60.5%

3.3%

6.3%

2.6%

留学

永住者

特別永住者

家族滞在

就学

日本人の配偶者等

教授

人文知識・国際業務

定住者

教育

技術

研修

特別活動

その他

無回答

正社員 派遣社員 自営業 その他 仕事はしていない 無回答

【仕事を探した方法(n=303)】

新聞・求人誌・チラシなど,6.6%

家族の紹介,3.6%

自分で設立,4.0%

学校の紹介,12.2%

無回答, 37.0%

その他, 13.5%

仕事を紹介する業者の紹介,

1.3%

同じ国・地域出身の友人・知人の紹介,12.5%

日本人の友人・知人の紹介, 7.3%

職業安定所の紹介, 2.0%

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【現在働いている場所(n=303)】

無回答, 39.6%

宮城県外, 0.0%

仙台市内,56.8%

仙台市内以外の宮城県内,3.6%

【日本で働く意向(n=303)】

24.1%

23.1%

10.9%

12.9%

4.3%

8.9%

15.8%

現在の勤務地で働きたい

日本で働きたいが、現在の勤務地から離れたい

母国に帰って働きたい

日本と母国以外の国で働きたい

その他

わからない

無回答

- 40 -

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⑩社会生活一般について

・日本人との交友関係を見ると、職場、学校、地域以外で「何でも話し合える人がい

る」割合が高くなっている。一方で、地域や職場、学校、地域以外でも「全くいな

い」を選んでいる人が2割前後を占めている。

・悩みなどを相談する相手は、「母国出身の友人・知人」「日本人の友人・知人」「自

分で解決するので、相談しない」が相談内容を問わず多くなっている。なかでも、

自分や家族のことについては「相談しない」が全体の3割を占め他の相談内容より

も高くなっている。

・日本人としたい交流については、「日本の文化や習慣を学びたい」が 56.8%、「地域

の行事にもっと参加したい」が 42.2%、「いっしょに社会活動をしたい」が 35.0%

となっている。

・外国人であることでいやな経験は、「よくある」「時々ある」をあわせると半数以上

の人が経験している。その内容をみてみると「仕事を探すとき」が最も多く 44.8%、

次に「住まいを探すとき」が 33.1%、「仕事中」が 32.5%となっている。

・団体や組織への加入状況は、ほとんど団体等で半数以上が加入していない。その中

で、加入・参加している割合が高いのは「地域の団体や組織」「民族団体や母国出身

者の団体や組織」「留学生の団体や組織」となっている。

・社会活動への参加意向・内容については、「文化・スポーツ活動」が 44.9%、「仕事

や学業が活かせる交流活動」が 39.6%、「母国語や母国文化を活かせる交流活動」

が 38.0%となっている。

【日本人との交友関係(n=303)】

16.2%

19.5%

20.8%

25.1%

25.1%

22.8%

18.8%

22.4%

25.7%

22.8%

18.8%

22.4%

9.9%

17.5%16.8%

26.1%

8.9%

8.9%

18.2%

24.4%

3.6%

5.3%

職場

学校

地域

職場、学校、地域以外

何でも話し合える人がいる たまに立ち話をする人ならいる挨拶をする程度の人しかいない まったくいない5.就労・就学していない 無回答

- 41 -

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【相談する相手/人間関係のこと】 【相談する相手/文化や習慣のこと】

(n=303 複数回答) (n=303 複数回答)

5.3%

4.0%

2.6%

3.6%

20.8%

3.3%

3.0%

59.4%

30.4%

7.6%

2.6%

0.7%

3.0%

母国出身の友人・知人

日本人の友人・知人

母国出身者や日本人以外の友人・知人

日本語教室の関係者

民間の相談所やボランティア団体

市役所、区役所、県庁などの窓口

仙台国際交流協会や宮城県国際交流協会

民族団体や母国出身者の団体

宗教団体

その他

自分で解決するので、相談しない

相談する相手がいない

無回答

2.6%

4.0%

3.0%

5.3%

11.9%

3.0%

5.0%

41.9%

44.2%

8.6%

5.6%

1.7%

5.0%

母国出身の友人・知人

日本人の友人・知人

母国出身者や日本人以外の友人・知人

日本語教室の関係者

民間の相談所やボランティア団体

市役所、区役所、県庁などの窓口

仙台国際交流協会や宮城県国際交流協会

民族団体や母国出身者の団体

宗教団体

その他

自分で解決するので、相談しない

相談する相手がいない

無回答

【相談する相手/自分や家族のこと】 【相談する相手/仕事や学業のこと】

(n=303 複数回答) (n=303 複数回答)

3.0%

2.0%

1.3%

6.3%

17.8%

4.0%

6.9%

48.2%

41.3%

9.9%

7.3%

1.7%

2.6%

母国出身の友人・知人

日本人の友人・知人

母国出身者や日本人以外の友人・知人

日本語教室の関係者

民間の相談所やボランティア団体

市役所、区役所、県庁などの窓口

仙台国際交流協会や宮城県国際交流協会

民族団体や母国出身者の団体

宗教団体

その他

自分で解決するので、相談しない

相談する相手がいない

無回答

2.6%

3.0%

2.3%

2.6%

29.4%

4.0%

5.0%

54.1%

22.8%

5.3%

1.7%

0.3%

2.3%

母国出身の友人・知人

日本人の友人・知人

母国出身者や日本人以外の友人・知人

日本語教室の関係者

民間の相談所やボランティア団体

市役所、区役所、県庁などの窓口

仙台国際交流協会や宮城県国際交流協会

民族団体や母国出身者の団体

宗教団体

その他

自分で解決するので、相談しない

相談する相手がいない

無回答

- 42 -

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【日本人としたい交流(n=303 複数回答)】

42行事にもっと参加したい

15.5%

3.3%

2.6%

8.6%

27.1%

34.7%

35.0%

.2%

56.8%日本の文化や習慣を学びたい

地域の

い しょにボランディア活動などの社会活動をしたい

日本人に母国の文化を紹介したい

いっしょに食事や買い物に行きたい

家庭のことや子育てなどについて話し合いたい

特に交流したいとは思わない

その他

無回答

【外国人ということでいやな経験有無 (n=303)】

【その内容(n=163 複数回答)】

18.4%

9.8%

8.0%

1.2%

15.3%

28.2%

30.7%

32.5%

33.1%

44.8%仕事を探すとき

住まいを探すとき

仕事中

公的機関などでの手続きのとき

日本人の友人との交際の時

近所との付き合いの中で

路上や公共交通機関を利用しているとき

子供が学校などで

その他

無回答

無回答, 2

まったくない,

ほとんどない,35.3%

よくある, 7.9%

時々ある,45.9%

.0%

8.9%

- 43 -

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【各種団体・組織加入状況 (n=303)】

8.6%

49.8%

48.8%

55.4%

59.7%

50.2%

61.1%

58.4%

44.2%

35.0%

33.3%

35.3%

36.3%

33.7%

35.6%

35.6%

47.5%

5.6%

3.3%

4.0%

1.7%

0.7%

1.3%

4.0%

3.0%

9.2%

3.6%

7.6%

9.2%

2.3%

2.0%

3.0%

3.0%

1.3%

2.6%

1.7%

0.3%

0.7%

1.3%

町内会、自治会などの地域の団体や組織

民族団体や母国出身者の団体や組織

宗教関係の団体や組織

商店会や異業種交流会などの職業上の団体や組織

留学生の団体や組織

NPO、NGOやボランティア団体などの市民活動団体や組織

PTAや父母会、保護者会など

スポーツや文化活動など趣味に関する団体や組織

加入している、よく参加する 加入していて、時々参加する加入しているが、一度も参加したことがない 加入していない無回答

【社会活動への参加意向、活動内容 (n=303 複数回答)】

29.4%

2.3%

5.0%

13.5%

31.0%

33.0%

38.0%

39.6%

44.9%特技や趣味を生かせる文化・スポーツ活動

自分の仕事や家業を活かせる交流活動

母国語や母国文化を活かせる交流活動

福祉や国際協力などのボランティア活動

母国人のために役立つ活動

住民として地域のために役立つ活動

特に活動したいとは思わない

その他

無回答

- 44 -

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⑪行政について

・行政施設の利用状況は、「市役所・区役所」が 90.8%を占め最も多く、次に「入国

管理局」が 68.0%、「仙台国際センター」が 49.5%となっている。

・施設利用で困ったことがある人は全体の2割となっている。困った内容については、

「窓口で言葉が通じない」が全体の5割を占め最も多い。

・行政に望むことについては、「外国籍住民の就職を支援する」が 46.2%、「外国籍住

民が日本語や日本文化を学ぶ機会を充実する」が 44.2%、「外国籍住民の住宅入居

を支援する」が 28.7%となっている。

【施設利用状況(n=303 複数回答)】

15.5%

12.5%

12.2%

11.6%

11.2%

9.2%

4.0%

3.0%

2.3%

1.3%

0.7%

0.7%

0.3%

2.6%

13.5%

26.1%

32.3%

49.5%

68.0%

90.8%市役所・区役所

入国管理局

仙台国際センター

県庁

文化施設

保健福祉事務所

各市民センターや各コミュニティーセンター

ハローワーク

県税事務所

法務局

(財)宮城県国際交流教会

児童館

仙台市市民活動サポートセンター

児童相談所

県地方振興事務所

せんだい子育てふれあいプラザ

県土木事務所

農業改良普及センター

職業能力開発校

無回答

【施設利用で困ったこと (n=303)】 【施設利用で困った内容(n=69 複数回答)】

13.0%

11.6%

30.4%

31.9%

37.7%

50.7%窓口で言葉が通じない

書類の内容、書き方がわからない

色々な書類をそろえるのが難しい

施設の情報が入手できない

窓口がどこかわからない

その他

時々ある, 19.5%

よくある, 3.3%

ほとんどない,37.3%

まったくない, 29.4%

無回答, 10.6%

- 45 -

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【行政に望むこと(n=303 複数回答)】

21.1%

15.2%

12.5%

7.3%

6.6%

2.6%

4.6%

18.2%

21.5%

26.4%

28.7%

44.2%

46.2%外国籍住民の就職を支援する

外国籍住民が日本語や日本文化を学ぶ機会を充実する

外国籍住民の住宅入居を支援する

外国籍住民と日本人住民が交流する機会を増やす

外国語の生活情報の提供を充実する

日本人住民の異文化理解を進める

外国語の相談窓口を充実する

外国籍住民の意見を行政に生かすための制度づくり

外国語の案内表示を増やす

日本人住民の外国語学習を支援する

子供の教育における外国語サポートを充実する

その他

無回答

- 46 -

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⑫自由記入概要

ⅰ)日常生活について

・交通に関しては、大学と寮間やキャンパス間を結ぶバス路線の要望などバスの

利便性を求める声、自転車専用道・駐輪場の整備要望が多くみられた。

・仙台は「住みやすい」「環境がいい」など仙台の暮らしに満足している、あるい

は、特に困ったことはないという記述もみられた。

・留学生を中心に物価が高く生活が苦しいという現状が寄せられ、対応策として

公共料金の優遇措置や奨学金の充実など具体的な意見も寄せられている。

【意見が多かった内容主旨(件数)】

○交 通:バスの利便性向上(路線の検討、乗り方の簡素化など)(7 件)

○満足度:仙台の生活に満足、特に困ったことはない(6 件)

○交 通:自転車専用道、駐輪場の整備要望(5 件)

○経 済:物価が高く生活が苦しい(4 件)

ⅱ)言語について

・言葉については、日本人で英語が話せる人が少ない、日本人の英語教育の充実

など日本人の英語力に対する意見が中心である。

・生活情報をはじめ、行政からの通知・手紙、地図などに英語表記を希望してい

る。

【主な意見主旨(件数)】

○言葉:英語が話せる人が少ない、日本人の英語教育望む(4 件)

○表記:英語表記を希望(社会情報、通知・手紙、地図など)(4 件)

ⅲ)居住について

・主な意見としては、留学生や低所得者向けの安価な物件の提供、アパートの仲

介や情報提供などがある。

・この他、差別的な扱いを受けたり、日本人の保証人が必要であったり、住宅を

探す際の困難な状況があげられている。

【主な意見主旨(件数)】

○安価な物件の提供を望む(留学生、低所得者向け)(4 件)

○差別的扱いを受けた(2 件)

○保証人を探すが困難(2 件)

○アパート仲介や情報提供(2 件)

- 47 -

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ⅳ)医療福祉について

・日本の医療費は高すぎるという意見があった。

ⅴ)育児・教育について

・日本語教室の参加希望のほか、週末や休み期間中の教室の充実などの意見があ

った。

・育児に関しては、家計を助ける為に共働きを希望する家庭も多く、保育園や保

育施設の新設を求める声が中心である。

【主な意見主旨(件数)】

○教育:日本語教室への要望(5 件)

○育児:保育園、保育施設の充実(4 件)

○教育:朝鮮学校、在日朝鮮・韓国籍住民への支援(3 件)

ⅵ)労働について

・アルバイトの情報提供や仲介、働く場の提供など就労面におけるサポートを求

める意見が多い。

・外国人の就労チャンスが少ないことのほか、採用時や就業時に不当・差別的な

扱いを受けたという厳しい現状を述べたものも多く見られた。

【主な意見主旨(件数)】

○就労面におけるサポートの充実(情報提供、仲介など)(11 件)

○仕事探し困難、就労のチャンス少ない(10 件)

○不当・差別的な扱い(7 件)

ⅶ)社会生活一般について

・日本人と外国籍住民との交流の場やイベントを増やし、文化や習慣、生活スタ

イルなどお互いを知る機会を増やして欲しいという意見が多くみられた。

・その一方で、職場や地域などで差別や偏見を持たれたり、マスコミの外国人の

取り上げ方に蔑視を感じたという意見もみられた。

【主な意見主旨(件数)】

○日本人との交流の場、イベントの開催望む(9 件)

○不当な(差別、偏見、蔑視)扱い(4 件)

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ⅷ)行政について

・英語対応強化や業務態度の見直しなど行政窓口に対して改善を求める声がみら

れる。

・この他、就労に関する情報提供や就業の場の確保、外国人に対して不法な就労

をさせている企業への対処など労働面に関する要望も多くみられる。

・参政権を望む声もみられた。

【主な意見主旨(件数)】

○行政窓口改善(英語対応強化、業務態度など)(6 件)

○労働面でのサポート望む(4 件)

○不当企業への対処(3 件)

○選挙権望む(3 件)

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(3)まとめ

①回答者について

・回答者の国籍は、近隣のアジア諸国が中心である。

・居住区は青葉区が 6 割を占める。

・年齢は 20 歳代、30 歳代が多く全体の 7 割を占める。

・同居人は「配偶者」、「ひとりぐらし」、「子ども」の順に多く、核家族や単身世帯が

中心である。

・在留資格は「留学」が約 4 割を占め、このほかに日本での居住意向が「将来は日本

を離れる」が約 3 割、日本国籍取得意向が「取得しない」が約 6 割と最も多くなっ

ていることを考えると、永住というよりは期間限定で滞在している人が多いことが

うかがえる。

・また、在留資格別に日本国籍意向をみると、「取得する」は技術、日本人の配偶者

等、就学、永住者の順に多くなっている。

・8 割近くの人が在留手続き等で困ったことは「ない」と回答している。

②日常生活について

・8 割以上の人が日常生活全般について「満足している」と回答している。

・「家庭での育児」や「就労」が他の項目より満足度が低くなっている。

③言語について

・日本語を「話す」あるいは「聞く」については約 7 割、「読む」は約 8 割の人が

出来ると回答している。

・漢字よりもひらがなあるいはカタカナの方が出来る人が多い。

・日本の学習状況は、「現在、学習している」が約 5 割、「不自由しないので学習

の必要はない」が約 3 割となっている。学習方法としては「大学や学校」が約

4 割を占める。

・一方、学習していない人の理由としては、「時間がない」が約 7 割を占める。

・日本語以外に使える言語は、英語、中国語、韓国語・朝鮮語の順に多くなって

いる。

④生活に必要な情報について

・生活に必要な入手媒体としては、「インターネット」「職場・学校」「日本人の友

人・知人」「テレビ・ラジオ」「母国出身の友人・知人」が多くなっている。

⑤居住について

・日本での通算居住年数は半数近くが3年未満であり、比較的短い年数の人が多い。

- 50 -

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⑥防災について

・約 6 割の人が「地震」を経験している一方で、災害経験が「特にない」としている

人も約 3 割占める。

・約 7 割の人が災害への備えをしていない。また、備えをしない理由については、「災

害へ備える方法が分からない」「災害に不安を感じない」が多くなっている。

・備えをしている人の内容については、「防災訓練に参加」「指定避難場所を確認」「避

難方法の手順を考えている」「非常持ち出し品を常備」が多くなっている。また、

約 6 割の人が災害情報サービスに今後登録したいとしている。

⑦医療・福祉について

・9 割以上の人が健康保険に加入している一方で、公的年金の加入率は 3 割にとど

まっている。

・在留資格別に健康保険加入状況をみると、就学、留学、家族滞在の順に多く 8 割以

上が加入している。また、公的年金については、特別永住者、人文知識・国際業務、

教授の順に多く加入している。

・医療・福祉のサービス利用内容は「区役所で基礎健康診断」「休日・時間外診療

機関」「救急車」の順に多い。

・約 3 割の人が病院に行くときに特に困ったことはないとしている。一方、困っ

た内容としては「医療費が高すぎる」「医者や看護師と言葉が通じない」の順に

多い。

⑧育児・教育について

・約 4 割の人が子どもとの会話言語は「主に日本語以外の言語」としている。

・子育てで困っていることは「情報が日本語なのでわかりにくい」「悩みを相談で

きる相手がいない」の順に多い。また、子どもについて困っていることは「色々

な費用が高い」「進路・進学に不安がある」「保護者と学校との意志疎通」の順

に多い。

・約 5 割の人が子どもに関わる制度を利用したことがない、あるいは、知らない

ことからあまり浸透していない状況がうかがえる。

・約 4 割の人が学校等で日本語のサポートを受けていると思っている。一方母国

の言葉や文化の教育については、「継続して受けさせたい」が 44.2%、「今後受

けさせたい」が 31.2%となり全体の 8 割近くの人が教育意向を持っている。

⑨労働について

・学生や主婦が半数以上であるため、仕事をしていない人が 4 割以上を占めてい

る。また、約 2 割の人が正社員として雇用されている。また、来日前の雇用形

態については、現在正社員あるいは派遣社員の 6 割近くの人が正社員として雇

用されていた。

・仕事を探した方法は、「同じ国・地域の友人知人の紹介」「学校の紹介」が多く

なっている。

- 51 -

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・日本で働く意向については「わからない」「現在の勤務地で働きたい」「母国に

帰って働きたい」の順に多い。

⑩社会生活一般について

・日本人との交友関係をみると職場、学校、地域以外に多くみられる。また、相

談相手は、「母国出身の友人・知人」「日本人の友人・知人」「自分で解決するの

で相談しない」が多くなっている。

・半数以上の人が外国人であることでいやな思いをした経験がある。その内容と

しては「仕事を探す時」「住まいを探す時」「仕事中」の順に多い。

・半数以上の人が各種団体や組織に加入していない。

⑪行政について

・行政施設の利用状況については、「市役所・区役所」「入国管理局」「仙台国際セ

ンター」の順に多い。

・約2割の人が施設を利用した際に困ったことがあるとしており、その内容とし

て半数の以上の人が「窓口で言葉が通じない」と回答している。

・行政に望むこととしては、「外国籍住民の就職を支援する」「外国籍住民が日本

語や日本文化を学ぶ機会を充実する」「外国籍住民の住居入居を支援」の順に多

い。

- 52 -

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(4)資料:自由記入全文

ⅰ)日常生活について

国籍 性別 年代 主な

意見項目 意見内容(原文掲載、外国語の場合は翻訳)

中国 男性 20 歳代 交通

仙台から中国・青島までの直航便をぜひとも誘致

して欲しいです。今まで仙台から直航できる中国

の町は北京・上海・大連・長春だけです。長春は

もとより、青島は大連よりも経済発展が活発であ

る。2009 年1月に在青島日本国総領事館は開館さ

れました。2008 年北京オリンピックのセーリング

競技が青島で開催されました。私は青島の出身で

すが、成田空港での乗り換えは大変面倒です。ぜ

ひ検討してもらいたいです。私は強く要望します。

よろしくお願いします。

中国 男性 20 歳代 交通 交通(バス)をもっと便利にしてほしいな。

中国 男性 20 歳代 満足度 今まで仙台の生活に大満足です。どうもありがと

うございます。

中国 男性 30 歳代 経済

私は東北大学の留学生で、理工科で毎日実験多い

です。先生は実験データばかり求めて、生活上の

関心はぜんぜんない。家族と同居していたことに

反発して、「家族を帰国させたら、学位を順調に

貰える」と言っていましたが、春の時家族と子供

を帰国させた。それにしても順調に学位を貰える

ことができなくなり、学年を伸ばすことになった、

先生にこんな嘘を何回も俺にしている。実験デー

タが一杯あっても、先生は「足りない」と言って

いる。年喰っているので、なかなか奨学金貰えな

い。また、学校からの授業料が免除されない。経

済的困難について。

中国 女性20 歳

未満 経済

留学生の奨学金をもっと増してほしいです。学費

は高いです。仕送りではとても大変です。

中国 女性20 歳

未満 ゴミ

生活面における困難

・ゴミの分別

・道路が狭く、自転車に乗るのが危険。

・交通ルールがよくわからない。

中国 女性 20 歳代 買物

買いたいものがどこのどんな店で売っているのか

わからない。母国ではほとんどのものがスーパー

で売っているので、迷いました。PS、8ページ

目の3番「新聞」ははずれている。

中国 女性 20 歳代 経済

(公共料金)

留学生たちは日本で生活が大変ですから、電気代

水道代ガス料など安くなりたい。もし生活料金が

安くなったら、留学生たちは生活のためにたくさ

んアルバイトしなくてもいい。勉強する時間が多

くなると思います。

中国 女性 20 歳代 交通

東北大学行きのバスが角五郎を経由するようにな

ればもっと良いです。

以上は提案してみただけです。日本の生活や文化

習慣のことに通じていないので、不適切な表現が

ありましたらお許しください。

中国 女性 20 歳代 交通

バスや地下鉄の乗車方法が分かりません。バスの

路線や時間表が分かりません。もう少し分かりや

すい図表はないのですか?

中国 女性 20 歳代 交通 自転車専用道路を増やしてほしい。

中国 女性 20 歳代 経済

交通

・日本の物価はとても高いです。

・自転車の道路がないです。乗っている時は危な

いと思います。

- 53 -

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中国 女性 20 歳代 習慣

日本人はみんなやさしいですから、だいたい困っ

た事はありませんが、時々、外国人ですから、日

本人と一緒で見てない人がいます。(ほんの少し)

そして、母国に比べ、物価が高くて、でも、これ

は自分の問題ですから~でも、ガス代があまりに

も高くて、毎日シャワーと炊事にちょっと悩んで

います。そして、ある若者が、ある料理店でご飯

を食べる時、一品だけ注文したことがありますが、

その時、店員の若者がおかしそうに見て、「これ

だけですか?」と言われたことがあります。お金

がなくて一品だけ食べるのではなく、自分の好き

なものだけ注文しているのに。

中国 女性 20 歳代 満足度 仙台は環境もいいし、いろいろな施設も備えてい

るし、とても住みやすい都市だと思います。

韓国 女性 30 歳代 交通

現在、向山に住んでいます。自転車で通えるので、

便利で良いですが、地域一帯の地理的高度が高い

にもかかわらず、きちんとした自転車専用道路が

設置されていないため、危ないと感じています。

また家まで自転車を押しながら登らなくてはなら

ないため、とてもきついです。高台になっている

地域にも、階段沿いや道路側に安全な自転車専用

道路が出来たら、本当に便利だろうと思います。

外国人が暮らしやすい環境作りのために努力して

いただき、ありがとうございます。

モンゴ

ル 女性 20 歳代 経済

別の問題は、2009 年 5 月半ばに公立の幼稚園に申

し込みましたが私の娘は今までいずれの公立幼稚

園に入園していません。私の夫は私費で東北大学

の学生をしているため家計は経済的な問題が実に

大きいです。

インド

ネシア 女性 30 歳代 満足度

仙台市は学生にとても暮らし易い町であり、勉強

にはとてもいい環境である。

カナダ 男性 40 歳代 満足度

このような調査をして頂き大変ありがとうござい

ます!

時々コミュニケーションが難しいときもあります

が私たちは仙台での生活を楽しんでいます。良い

一日を!

ロシア 男性 60 歳代 経済

(公共料金)

ソフトバンクは外国人客への対応が良くないと思

います。だから私たちは極めて高い通話費用を払

っています。

インド 女性 30 歳代 買物 生活必需品の価格が店によって余りにも違いすぎ

る。

その他 男性20 歳

未満 満足度

仙台はとても素敵な場所です。私は今まであまり

大きな問題はありません。

その他 男性 20 歳代 ゴミ

東北大学で粗大ゴミを捨てる人々について何か対

策をしてもらえませんか?

国際ハウスの問題は夜間に車で来る地域の人と日

本人両方に当てはまり、歩行機械全体、テレビ、

布団等を捨てます。(判読不能)毎月海外の学生

にとって(判読不能)があります。

- 54 -

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その他 男性 30 歳代 交通

在留外国人の願いについて親切に考慮していただ

き大変ありがとうございます。言うとすれば、川

沿いの場所に空いている場所が多いことです。コ

ーヒーショップやレストランに活用でき、市によ

って管理してもよいと思います。水の流れを見て

楽しむことはとても良い事です。トルコでは、海

や川、湖の側は滞在したり食べたりお茶を飲んだ

りして最も楽しめる場所です。仙台の日常生活に

ついて他に言いたいことは市バスの「乗り降り手

順」とそれの「(判読不能)」です。これらにつ

いてこの書類に添付の別のページに書きましたの

で担当者に渡していただけますか?よろしくお願

いします。

この調査の結果を記入した人たちに送ってもらえ

ますか?よろしくお願いします。

その他 男性 30 歳代 交通

自転車:もっと駐車設備を、再生利用のプログラ

ムをお願いします。

歩行者用の道:いくつかの近隣の町には歩道がほ

とんどないため自動車道を歩かなくてはなりませ

ん。

冬の歩道が滑りやすい。

東北大学の寮を結ぶ公的輸送(三条町と川内・青

葉山間)が欲しい。

その他 男性 30 歳代 満足度

私はいまのところ大変な問題にあっていません。

地域の人たちは大変親切で、出来るだけ私たちを

手助けしてくれています。

その他 女性 20 歳代 交通

私は三条・国際ハウスから川内キャンパスへ行く

ダイレクトのバス路線を希望しています。在留外

国人がより住みやすくなるように努力いただきあ

りがとうございます。私はここでの生活を楽しん

でおり、仙台は日本での学業にとって最高の選択

だと思います!

その他 女性 20 歳代 交通

三条町の東北大学の寮、東北川内、青山キャンパ

ス間にバスの直接連絡が無いのは理解に苦しみま

す。バスが街の中心に行きそこで別のバスに乗り

換えて学校に行くという事実は驚きで実際的では

なく不便です。またこのような大都市でそんなに

早い時間にバス運行が終わるのはあまり理解でき

ません。(判読不能)とバスがどのように機能し

ているかの全般説明も外国人にとってあまり理解

できません。

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ⅱ)言語について

国籍 性別 年代 主な

意見項目意見内容(原文掲載、外国語の場合は翻訳)

中国 女性20 歳

未満 言葉

生活面における困難

・日本人の含みのある話が分からない

米国 男性 60 歳代 言葉 みなさんはどうして英語を話したくないのです

か?特に、仙台の行政部門の職員たちです。

フィリ

ピン 男性 20 歳代 表記

仙台の在留外国人がもっと住みやすい生活ができ

るようにより多くのプログラムを政府が提供して

くれることを心から要請します。日本語があまり上

手くない我々外国人が日本で快適に暮らすために

交通情報を含む重要な種々の社会情報についても

っと多くの英語翻訳を提供すべきです。

インド 男性 20 歳代 表記

外国国籍の人に重要な通知や手紙(税金・保険など)

を送る場合は日本語に英語版も加える配慮をお願

いします。

ご親切な配慮と関心に対して感謝します。

その他 男性 30 歳代 言葉

日本語を学ぶのには時間がかかるので、日本人に対

する英語教育の支援(もっと多くのテレビ英語番組

や映画を含む)が外国人との更なる交流にとって重

要です。外国人が日本語を学ぶまで日常生活理解す

るためや問題を回避するためにあらゆる場所で日

本人と意思の疎通を図る必要があります。

インド 女性 30 歳代 表記 詳細な英語版の仙台市の地図を提供して欲しい。

インド 女性 30 歳代 表記 英語の交通規則情報を提供して欲しい。

その他 女性 20 歳代 言葉

私のここでの最大の問題は日本人と連絡を取るの

にまだ日本語が十分でなく、ここの人々はほとんど

が英語を話せないことです!

その他 女性 30 歳代 言葉

このアンケートは非常に長いので次回からは短く

してもらえるよう期待します。大きなショッピンセ

ンターでは英語を話す人が 1 人以上いるようにして

日本語がよく分からない人たちを助けたらよいと

思います。いろいろな事務所で外国人と働く従業員

のために英語訓練をしたらよいと思います。

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ⅲ)居住について

国籍 性別 年代 意見内容(原文掲載、外国語の場合は翻訳)

中国 男性 20 歳代 家賃が高く、物件を探すのも難しいので、安くて条件が比較的

良い物件を留学生に提供するようにすべきです(在学期間中)。

中国 男性 30 歳代

不動産仲介者及び会社の管理者に対して再教育を行い、外国人

を差別しないようにする。対多数の中国人は信用ができてお金

もあり、住居や店舗の家賃を払えます(相手の地位や財産をみ

て判断する人が多い。家賃収入で生活している一群の人々は、

部屋を借りる人を下に見ています。当たり前の気持ちになれて

はじめて健全な日常生活を送ることができます)。

中国 男性 30 歳代 外国人住民の賃貸住宅の契約、解約時の保証人斡旋、払い戻し

金の法的サービス等があれば非常に助かります。

中国 女性20 歳

未満 留学生のためのアパートの仲介

中国 女性20 歳

未満

住居の情報提供などをしてほしい。アパートを探すのにも一苦

労です。よりよい生活を一緒に目指して行きましょう!!

中国 女性 20 歳代

居住面の問題についてですが、学校の寮を出た後(学校との賃

貸契約が満期となった)、あちこち物件を探しましたが、いず

れも入居者募集の物件を申し込む際、日本籍の保証人が必要と

されました。私は留学生なので日本には親しい人はいません。

すぐに新しい学校に移りましたが、現在の先生も私の保証人と

なることはできません。これには本当に悩みました。

中国 女性 20 歳代 なぜ家を貸す時礼金を払いますか。

中国 女性 20 歳代 外国人用住宅の提供をして頂きたい。(特に留学生や低収入者

向け)

中国 女性 30 歳代

私は今、仙台第二国際交流会館に住んでいるが、来年の4月に

期間が切れるので、アパートを探さなければならない。けれど

も、わずかのバイト代で高額のアパートを借りられないので、

市営住宅を借りたいのですが、よろしくお願い致します。

中国 女性 30 歳代 外国人住居(日本人の保証人がいないと借りない現状、UR賃

貸をもう少し増やしてほしい)

朝鮮 女性 50 歳代 外国国籍というだけで住宅入居を拒絶されるので行政に支援を

強く要求します。人種差別をやめていただきたい。

インド 男性 20 歳代 アパートを借りるのは不動産会社との言葉の問題や保証人を見

つけなくてはならないために外国人にとって困難な課題です。

タイ 女性 20 歳代

日本で住む家や雇用を見つけるのは外国人にとってすこし困難

です。例えば、家を見つけることは不可能ではありませんが外

国人のために可能な家は実際よりも少ない条件となり、敷金や

礼金などの支払いが非常に高いものにつきます。

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ⅳ)医療福祉について

国籍 性別 年代 意見内容(原文掲載、外国語の場合は翻訳)

中国 女性 30 歳代 それから日本の医療費は高すぎます。病気あるのにお金がな

く、我慢している人大勢います。特に留学生の中で

ⅴ)育児・教育について

国籍 性別 年代 主な

意見項目意見内容(原文掲載、外国語の場合は翻訳)

中国 男性 30 歳代 教育 現在、入門日本語のクラスに参加していますが、詰

め込み式で進度も速く、面白くないです。

中国 女性20 歳

未満 教育

日本人のマナーを無料で学べる活動を行う。

(例えば、アルバイトの面接、接客、日常生活にお

けるマナー等)

中国 女性 20 歳代 教育 市中心の日本語教室は平日だけなので、週末にも授

業を行ってほしいです。

中国 女性 20 歳代 教育 日本に来た目的は、日本語をしっかり学ぶことで

す。

中国 女性 30 歳代 育児 保育園もっと増やしてほしいです。

中国 女性 30 歳代 育児

日本に来て、ずっと仙台に住んでいますから、仙台

はすごく住みやすい町と思っています。できれば仙

台に離れたくないと思います。また公立保育園が少

ない。職探しをしている女性に対して、公立保育園

に入る条件に満たさないし、私立は高すぎるので、

再就職したくても、なかなか進まないです。どうか

以上の事情を考慮し、仙台を外国人たちにとっても

っと住みやすい町となっていただければなあと思

います。

韓国 男性 20 歳代 育児 保育施設等のより一層の充実。

韓国 女性 40 歳代 教育

2008 年 6 月 5 日に日本にきて、今年で 2 年になろう

としています。最初は何も分からず、茂庭台市民セ

ンターで日本語を習いました。市民センターで日本

語を習っている折に、北仙台にある漢字学校を紹介

してもらい、金曜日の午後は北仙台に漢字を習いに

行きました。そこで、ある韓国人の学生と知り合い、

その人から「漢字学校は日本語を教えるのが上手

だ」と言われたので、9 月に登録をして日本語を習

いました。春の 4 月に漢字クラスに登録して 3 ヶ月

間習い、その後 3 ヶ月間の夏休みがあり、9 月には

日本語クラスに登録して 3 ヶ月間習い、また 4 ヶ月

間の冬休みがありました。学ぶのには時間がかかり

ますが、忘れてしまうのはあっという間です。休み

の間に日本語を教えてくれる先生に会えるといい

のにと思います。

米国 女性 20 歳代 教育

語学クラスは主に朝と昼過ぎに行われます。私は能

力または先生への支払いに応じた小さなクラスで

学びたいです。(判読不能)は非常に限られている

と感じます。

朝鮮 男性 30 歳代 教育 朝鮮人学校の公的補助金を増額してください。

朝鮮 男性 40 歳代 教育

仙台市に住んでいる在日朝鮮・韓国籍の住民の教育

支援をぜひやってほしいと思います。母国語をはじ

め日本で暮らして行ける能力(学力)を習得する私

たち民族教育権を行政面から支援して下さい。民族

教育を守っていく保護者の経済的負担をぜひ軽減

して下さい。初中級教育(義務教育)を終えて高等

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学校へと進む子弟たちの生活、教育支援をぜひして

下さい。遠くから通学している子供たちの交通費を

ぜひ支援して下さい。朝鮮学校教職員達の生活をぜ

ひ支援して下さい。よろしくお願いします。

朝鮮 男性 50 歳代 教育

奥山市長がんばって下さい。八木山の朝鮮学校に対

する行政的なで配慮をおねがいします。また、国に

対しても一条校に準ずる扱い、処遇をする様、意見

提議などお願いします。

朝鮮 女性 60 歳代 教育

・母国の学校(朝鮮学校)に対する援助を県をあげ

て日本の学校と同じ様に応援してほしい。

・朝鮮学校を正式な教育機関と認め卒業生を日本人

学生と同じ資格をあたえてほしい。

モンゴ

ル 女性 20 歳代 教育

日常生活でいくつか言葉の問題があるので日本語

を十分に勉強したいです。ですから日本語コースに

是非参加したいです。

カナダ 男性 20 歳代 教育

仙台市の公立中学校で英語教師として働きながら、

学生にとって海外の英語プログラムに関与・参加す

るための情報または機会が全く(あるいは不足して

いる)ないとしばしば感じます。恐らくこのことは

問 56 項目 10(中学・高校レベルの日本人居住者に

とっての外国語学習を支援する)の質問を改善する

1つの方法です。検討してください。

その他 男性 30 歳代 育児

宮城では、子を持つ女性には仕事の間子供を預ける

所を持っていないと仕事が与えられません。また、

母親が働いていなければ子供たちは公立の学校へ

の入学が拒否されます。従ってこれはジレンマとな

ります。政府はもっとデイケア、幼稚園や保育園を

設立して多くの子供が入学できるようにし、家計を

助けるために母親が正規雇用またはパートタイム

でも働ける時間を持てるようにすべきです。現在の

世界的な経済不況は人々を苦しめており家計を維

持するために父親も母親も両方が働く必要がある

のです。

その他 男性 30 歳代 育児

政府が子供にかかる費用(食べ物、服、おもちゃ)

を支援して、手ごろな価格で子供が遊べる場所をも

っと仙台に作って欲しいです。また、子育てや育児

について教えてくれるセンターがあると非常に助

かります。

その他 男性 50 歳代 教育

市民センターの日本語教室へ行っておりますが、無

料で教師の方々もやさしくたいへん感謝しており

ます。

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ⅵ)労働について

国籍 性別 年代 意見内容(原文掲載、外国語の場合は翻訳)

中国 男性 20 歳

未満

はじめまして。私は昨年 10 月に日本に来ましたが、ここで

の生活には全く適応できません。現在は少し慣れてきました

が、ここで仕事を探すのは思った以上に難しいです。あちこ

ち探しましたが、採用が終わってなくても中国人は採用され

ません。また、言葉の問題もあります。正直なところ、こう

した状況は考えてもいませんでした。外国にいるので、家族

からの保護や励ましも得ることもできません。私にとって仕

事を見つけて生活を維持することが非常に重要ですが、言葉

の問題があります。

行政には留学生、就学生、外国人にもっと関心を払ってほし

いと思います。特に仕事の面においてお願いします。私たち

も努力しますが、サポートが必要です。お願い致します。

中国 男性 20 歳代 外国籍の住民の就職をサポートしてほしいです。

中国 男性 20 歳代

アルバイトを探すとき、外国人 85%絶対だめ。とても困り

ました!外国人留学生の生活はとても大変です。いろいろな

手伝うことが欲しいです。

中国 男性 20 歳代 生活は基本的に大丈夫ですが、仕事を探すのが大変です。

中国 男性 30 歳代

就職するのが難しいです。仕事と収入があってはじめて安心

して日本で生活することができます(仙台の多くの企業は日

本人だけを雇用し、外国人を雇用または必要としているとこ

ろは少ないです。多くの外国人は仕事に熱心で、規則を守り、

真面目です)。

中国 男性 30 歳代 就職の件

中国 男性 30 歳代

私達のある異国の地の人に関して、私は日本政府を懇請しま

す。私達に労働の報酬を払うことができます。保障であげて、

私は1名のある日本の研修生です。私達の毎日働いた時間は

午前8時から遅い22時までです。毎日の給料は15円で

す。私はあなた達の日本で知らないでこのような勤務時間の

私達の仕事はいくらであるべきですか?お願いします。

中国 男性 30 歳代

私たちのような外国の地に暮らす者に関して、日本政府が私

たちの労働に対して報酬を払い、保障を与えてくれることを

お願いいたします。私は日本で働く研修生です。私たちの毎

日の勤務時間は午前 8 時に始まり夜 10 時に終了します。一

か月の給料 15 万円です。日本人が会社でこれだけの時間働

いた場合、賃金がどれくらいになるのか私にはわかりませ

ん。日本で働く外国人を代表して、日本政府には誠意ある対

応をお願いしたいと思います。

中国 男性 40 歳代 行政部門が外国人に対して、より多くの就労機会と就労に関

する情報を提供することを望みます。

中国 女性 20 歳

未満 留学生のためのアルバイトの仲介

中国 女性 20 歳

未満

留学生がしていいアルバイトの機会や情報提供をしてほし

いです。留学生だとアルバイトがなかなか見つかりません。

中国 女性 20 歳

未満

日本に来たばかり、日本の習慣が全然分かりません。ときど

き無礼なことをして、あやまちの話を言います。アルバイト

について今、むずかしいです。日本の習慣と文化について活

動を行なうのが希望します。他の人と交流してもいいです。

アルバイトについて紹介してください。私は様様の活動を参

加したいです。でも、機会がありません。あったら通知して

ください。

中国 女性 20 歳代 仕事を探す際、日本人と同等の労働権利を得ることを望みま

す。

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中国 女性 20 歳代 外国人の就職をサポートしてほしいです。

中国 女性 20 歳代 ・仕事を探すのが難しい、就労のチャンスも少ない。

・福利厚生面

中国 女性 20 歳代

・仕事を探す面についてですが、日本で親しい人の紹介がな

ければ仕事を全く見つけることができません。私は昨年 4 月

に日本に戻りましたが、親しい人がいなかったので、半年も

の間仕事が見つからず、生活に困ってしまいました。その後、

先生が仕事先を紹介してくれましたが、毎週日曜が休日でひ

と月 6 万円程度の稼ぎにしかなりません。

以前、日本における暮らしはとても辛いものでしたが、今で

は若干暮らしが楽になっています。

中国 女性 20 歳代

日本の留学生活において、困っていることはアルバイトを探

すのが難しいということです。生活を保障するアルバイトが

みつからないというのが、生活における最大の問題です。

日本の政府部門に対しては、こうした日本に留学している学

生のアルバイト探しをサポートし、生活が基本的に保障され

るようにしてほしいと思います。有難うございました。

中国 女性 20 歳代 ・就職の時、大概の会社は外国人を募らないんです。

中国 女性 20 歳代

私、日本に住んでもう2年になって、ことばも自由に話せる

ようになったけど、仙台市内でアルバイトを探すのが非常に

難しくて、ことばができても相手が外国人はいらないと言わ

れてことわることがよくあります。

中国 女性 20 歳代

知り合いや友達の中にアルバイトのため悩んでいる人が多

いです。東和大の理系や日本語学校在学で日本語がちょっと

だけ話せる人です。彼らからよくこのようなことを聞きまし

た。留学生としては勉強は一番の任務であると知りますが、

あまり豊かでない家庭出身の留学生にとってアルバイトを

持っているのは彼らと勉強に安心させることだと思います。

ですからこのような人達のためアドバイスをご提供いただ

ければよかったなぁと思います。よろしくお願いし

中国 女性 20 歳代

東北大学の留学生で、周囲にはたくさんの外国人留学生がい

ます。皆、平日は勉強に忙しいですが、アルバイトをするこ

とを希望しています。しかし、時間がそれほどなく、日本語

も流暢に話せないことから、アルバイトを探す際に多くの困

難にぶつかっています。留学生にもっと多くのアルバイトを

する機会を提供して欲しいと思います。

中国 女性 30 歳代 外国人への雇用機会(正社員)が少なく、しかもこういう事

業を取り組む団体や組織も少ないです。

韓国 女性 40 歳代

就職したいが、まだ日本語がよく分からないので難しい。日

本人とのコミュニケーションを円滑にとるためには何年も

かかると思うが・・・。外国人でも就職できる機会があると

いいと思う。

韓国 女性 50 歳代

在日二世三世はほとんど日本人と同じように暮らし税金を

払っているのに、就労時、入居時等少し差別があるように思

います。

フィリピ

ン 女性 30 歳代

漢字の読み方や書き方が分からなくても、私はできるだけ早

く一生の仕事を見つけたいと願っています。

朝鮮 女性 60 歳代 外国人向けの就職あっせんをしていただきたい。特別な窓口

を設置してほしい。

モンゴル 女性 20 歳代

私の場合は、今まで(仙台に来てから3ヶ月(日本に来たの

ははじめてだ)困っていることはアルバイトのことだ。タウ

ンワークを見てアルバイト探して電話かけるとほとんどは

外国人と聞いたらこだわる。そして、モンゴル人の知り合い

を通じてやっと見つけたアルバイトは外国人の給料から

20%を引かられている。これは本当に問題になっている。(外

のアルバイトをしたい)

その他 男性 20 歳代 就職機会を増やしてほしい!

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その他 男性 30 歳代

私はネパールから 2 ヶ月前に来ました。私は日本と日本の文

化が好きです。日本はとても平和な国で人々も親切です。私

は勉強をするために来て、私の目標はビジネスマンになるこ

とです。現在、空いている時間を活用して働きたいと思い3

ヶ所以上試しましたが仕事は得られていません。仙台は他の

場所と比べてアルバイト先を見つけるのが難しいと思いま

す。学生の生活は他の人よりも非常に大変です。仙台で仕事

が見つかれば私は身を立てなくてはならないので他の場所

に行きません。私は様々な文化になじみたいと思います。

ⅶ)社会生活一般について

国籍 性別 年代 意見内容(原文掲載、外国語の場合は翻訳)

中国 女性 20 歳代 また、日本人と交流するイベントを組織し、外国人が近隣の日

本人と仲良く暮らせるようにしてほしいです。

中国 女性 20 歳代

外国人に生活の支援をしてもらいたいです。特に、日本人との

交流、日本語及び日本文化の交流を支援してくれればうれしい

です。よろしくお願いいたします。

タイ 女性 20 歳代

仕事場では、限られた日本語能力のため親切な人と無慈悲な人

の両方の日本人客がいます。前者の人たちは、親切で友好的で

外国人を理解しようとしてよく「がんばってください」などと

言ってくれます。後者の人たちは、その反対で友好的ではなく、

特に外国人を見るしぐさが外国人を軽蔑する感じで、あるいは

外国人をからかう日本人もいます。これらのことは日本の社会

状況がまだ外国人に対して広く開かれていないことを示してい

ます。

中国 女性 20 歳未満 生活面における困難

・コミュニケーション

中国 女性 20 歳未満 留学生と日本人との交流イベントを多く行う。

中国 女性 20 歳未満

バザーや生活支援がもっと充実したらうれしいです。日本人学

生との交流をもっとしたいと思います。文化や習慣だけでなく、

日常生活から日本を知りたいです。日本人と一緒にイベントを

やりたいです。交流をもっと深めたいです。

中国 女性 30 歳代

このようなアンケート調査や外国人の生活について意識してい

ることを心から感謝を申し上げます。多くの外国人は日本に来

て日本人の友人をつくりたいと思っているがその機会少ないか

なと思う。それに異なる文化でなかよくなることがなかなかで

きないことが多い!

中国 女性 30 歳代

外国人への差別は常に感じています。特にニュース、テレビで

外国人の犯罪など悪いニュースが流れると外国人みんな”悪い”

という考えを持っている人が沢山いますよね。日本で長年住、

日本の文化や習慣をある程度分かるようになった自分と同じよ

うな境遇にある人々は沢山いると思います。外国人、日本人、

と分けるのではなく、一人一人の人間として生きたいので、行

政側もそいったことを理解し、市民にも理解させるような努力

も必要と思います。

韓国 女性 30 歳代

外国籍市民に対する日本人の偏見のない地域作りに努力しても

らいたい。税金も日本人と同じように支払っているので平等な

暮らし、権利を守ってもらえるようなしくみを作ってもらいた

い。

フィリ

ピン 女性 30 歳代

日本の人々がもっと友好的になって私のような他の外国人と気

楽に交流したり意思の疎通を図って欲しいと望んでいます。ま

た、私のような外国人が日本の文化、生活スタイル、ほとんど

の言葉を勉強できる機会を持てるようにより多くの可能性また

は学校を提供してもらいたいと思います。

インド

ネシア 女性 30 歳代

充実な留学になる為に日本で様々な交流する機会の活動できれ

ばいいと思う。グローバル化の進展で多文化共生の重要さがま

すます実感して、そのために国際交流する機会の増加は不可欠

である。優越感をなくして、皆平等である気持ちで交流するの

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は最も大切である。

カナダ 女性 70 歳代

私は宗教組織に属して日本人とカナダ人と生活しているため今

まで何も問題はありませんでした。私は 50 年以上ここに住んで

いますが、日本の人々と仙台の政府に大変感謝しています。仙

台市とその人々も大変愛しています!私は、仙台市を美しい街、

住むのに素敵で安全な場所にするために一生懸命働いている仙

台の人々に大いに敬服しています。これは私が長年日本と仙台

に住んだ期間に受けた全てに対してお礼を述べる良い機会で

す。日本は私の「国」であり、仙台は私の「最愛の街」だと言

えます。私が仙台で出会った全員とそれぞれの日本人に「あり

がとう」と言えれば良いのですが!

中国 男性 20 歳代

日本に来る前からこちらに友人や大学の同級生がいたので、来

日してからもそれほど困難はありませんでした。しかし、多く

の友人が環境に慣れていません。初めて日本に来た友人でもし

こちらに親戚や友人がいない場合、他に聞く人がいないのでは

ないでしょうか?

入管に初めて来日した人、様々な形で来日した人が交流できる

場所を設置し、こうした人たちが安心できるようにした方がよ

いと思います。

皆さま方の業務が順調に進むことをお祈りいたします。

皆さま方が新たな年により多くのサービスを行えることを願っ

ております。

ご苦労様です。感謝いたしております。

中国 男性 20 歳代

これまでのところ、仙台での生活は充実していますが、日本人

の暮らしに溶け込めていません。日本語や日本文化を学んで、

早く溶け込めるようになりたいです。

その他 男性 20 歳代

ほとんどの日本人は親切ですが、それは「上っ面」だけです。

実際は、ほとんどの日本人はおじけづいて外国人と交流したが

りません。

その他 男性 30 歳代

仙台は素敵な街です。この街が好きになりました。地域の教育、

自然、近代化の素晴らしい調和を観察してきました。日本人と

外国人の交流を促進させ、外国人の楽しみの領域を考慮して、

語学支援センターを発展させれば、その融合はもっと素晴らし

いものになると思います。

中国 男性 40 歳代

外国籍住民と地域の日本人との交流の機会を多く設ける。例え

ば、1.スポーツ、2.旅行、3.住んでいる地域におけるコミュニ

ティー活動、4.宮城県と仙台市の地理的位置、気候、物産、名

所、郷土料理、旅行ルートを全面的に紹介する。

5.生活が困難な外国籍住民に対して援助を提供する。援助には

日本人が使わなくなった家電製品、家具、自転車等も含まれる。

韓国 男性 50 歳代

親は年金も何も保障も無くともに生活しているが、後期高齢者

とか、どんどん苦しくなってゆく、口だけで、後期高齢者を変

えるとか、言っているだけで、何も保障のないところからどれ

だけうばいとればいいのか?金持ちとか、年金とか有る人から

協力を求めればいいと思います。いまだ韓国人で仕事は楽では

ないです。今まだ”だから韓国人”と言われます。考えられな

い事ですが、慣れました。が、日本の人も昔を忘れて韓国人を

簡単に軽視する心でそれか日本人の心気持なんでしょうか?

韓国 男性 70 歳代

多文化共生へのアンケートですが、東京、神奈川、大阪などに

比較して、他民族との交流の機会が少ないと感じられます。私

は韓国籍ですが、仙台と朝鮮半島との歴史的な因縁は深いもの

があります。愛媛のルーツ、朝鮮舘、臥竜梅、連行陶工、強制

連行など多くあります。このような事実を掘り下げて行くこと

こそが真の多文化共生に役立つと思いますので取り上げてほし

いものです。

韓国 男性 80 歳以上

私は日本に居住して約 80 年近くなります。特に韓国人として、

気にして生活していることはありません、となり近所の人は全

部日本の方です。私自身も大部分(ほぼ全部)が日本での生活

です。はじめて自分が韓国人である事を知ったくらいです。兄

のヨメさんの父親が学者でありましたので色々と韓国の言葉、

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文学、風習等を指導していただきました。現在となり近所の日

本の方は私が韓国人である事はほとんど知らないと思います。

私も特に説明する必要もないので、息子の妻も日本人、長女の

主人、次女の主人も日本人です。私の妻も日本人です。

ⅷ)行政について

国籍 性別 年代 意見内容(原文掲載、外国語の場合は翻訳)

中国 男性 20 歳代

家の商いの状況が悪いので、何度も仕事を探したが見つからな

かった。家の商いが悪く、すでに年齢も 29 歳になったので、と

ても焦っています。2 つ以上または複数の仕事をしたいと考え

ています。行政部門からのサポートと援助をお願い致します。

中国 男性 20 歳代

尊敬する仙台市交流課の職員へ

はじめまして。アンケート調査対象の一員となれたことを誇り

に思います。有難うございました。日本に来たことは自分を見

つめなおすよいチャンスとなりました。行政が外国人に対して

便宜を提供することを望みます。特に、留学生に対して望みま

す。また、留学生にとって仕事を通じて日本を理解することは、

非常に良い方法です。学校でも日本の一部を理解することはで

きますが、学校で過ごす時間は少しなので、留学生が仕事を見

つけやすくしてほしいです。仕事を通じて日本の文化を理解し、

日本のことをより細かく理解することができるようになりま

す。

中国 男性 20 歳代 物価が高いので、外国人に対して経済的補助を行うべきです。

特に留学生に対して。

中国 男性 20 歳代

東京とは違い、まだまだ外国人や外国文化に対して仙台の方が

開放していないと思います。ただ地方だからという単純なこと

ではないと考えなければいけないと思います。これからもっと

たくさんな外国籍の方に入ってくると見込み、いつも外国人と

しての接し方では仙台市は国際都市になるのは困難でしょう。

外国住民に第三者ではなく、当事者意識を育くのが大切なので、

仙台市を一緒によくしよう。日本社会をよくしようという意識

を上植つくのが行政の役割だと思います。頑張ってください。

中国 男性 20 歳代 留学生の生活に対して、もっと注目されてください。

中国 男性 30 歳代

行政に対しては、一般の企業が外国人(長期滞在がよい)を雇

用するよう促すと共に、税金及び水道料金等の光熱費の面で、

外国人を雇用する企業に減免措置を適用することを望みます。

中国 男性 30 歳代

社会保険に加入したいのですが、会社が加入させてくれません。

毎日 12-13時間仕事をして、ひと月の休日は 2日しかないのに、

残業代も出ません。

また、不満や意見を言うこともできません。会社はいつもビザ

の手続きに協力しないと脅してきます。仕事を辞めた場合も、

離職証明、源泉徴収票を発行してくれません。

区役所側がこうした誤った会社に対して圧力をかけ、被雇用者

の正当な権利を保護してくれることを望みます。

入管側にはビザの更新や転職の際、手続きがこうした会社の脅

しの道具にならないように配慮してくれるよう望みます。

中国 男性 40 歳代

・仕事をする時間が長くて、日本語を学習する時間がありませ

ん。買い物や外出の際に非常に大きな障害となっています。

・仕事においても自分の考えを速やかに表現することができず、

困ってしまうことがよくあります。日本政府に対して、幾つか

提案を致します。

・外国籍住民に対して、仕事に関する情報、生活に関する情報

を専門に提供する窓口を開設する。

中国 男性 40 歳代 両親と暮したいが、両親を日本に呼び寄せるビザ(3ヶ月以上)

を出してくれない。外国人にお親と暮す権利を与えてほしい。

中国 男性 40 歳代

・外国籍住民に対して、仕事に関する情報、生活に関する情報

を専門に提供する窓口を開設する。

・外国籍住民が登録や納税手続きを行い易くなるよう、市役所

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や区役所には中国語、韓国語及び多言語を理解する職員を配置

する。

中国 女性 20 歳代 特にありません。すべて順調です。但し、アルバイトの場合は

納税しなくてよいと思います。私は毎月税金を納めています。

中国 女性 20 歳代

行政部門には、仙台に到着して間もない外国人向けに仙台一日

観光ツアーを組織し、移動中に主要な場所(例えば、区役所、

入国管理局等)を覚えられるようにしてほしい。入国管理局に

初めて行く際、道に迷い、やっとのことで辿り着いた経験があ

ります。

中国 女性 20 歳代

これまでのところ、夫と夫の友人がいたので、特に困難はあり

ませんでした。行政部門の配慮に感謝いたします。今後、何か

問題に直面したら、しかるべきルートを通じて行政部門にお知

らせいたします。

中国 女性 20 歳代 仙台市図書館にワイヤレスネットワークが開通すれば良いで

す。

中国 女性 20 歳代

今のところ困難はありません。政府に対しては、外国人が日本

で仕事を探すのがとても困難であるので、こうした面を改善し

ていただきたいです。

中国 女性 30 歳代 市役所窓口(来日したばかりの外国人に対して、母国語での説

明書或いは困った時の連絡電話サービス)

韓国 男性 20 歳代

アンケート調査時に同封されていた封筒を変えるべきだと思

う。時間をかけて作成した資料なのだから、この資料は調査結

果として保管しなければならないと思うが、アンケート用紙を

折って入れてしまうと、アンケート調査の価値が落ちることに

なるのではないだろうか。

韓国 男性 50 歳代 在日韓国人に地方参政権が欲しい。

韓国 男性 70 歳代

行政全般に外国籍所有者に窓口を拡げることが重要(特に就労)

ですし、又、交流事業を色々な面から再考してみることが必要

と思われます。

韓国 女性 20 歳代 大きな問題はなく、いい生活をしています!仙台最高!皆さん

の努力にいつも感謝しております。

韓国 女性 20 歳代

区役所、支所の方々は仕事という意識がないようです。平気で

タメ口、ミス←そのミスも笑って話す。仕事はできない。人に

よって言ってることが違う。行くたんびに本当に最悪です。こ

の不景気。仕事をしたい人はたくさんいるはず。まともな人と

全員入れ替えてほしいです。「外国人はねぇ~」という対応を

されたこともあります。何か新しいことをする前に常識を身に

つけて下さい。

韓国 女性 20 歳代

アンケートをする事で色んな事を知る事が出きました。今後と

も色々な事に意識を高めて生きたいと思いました。ありがとう

ございました。

韓国 女性 40 歳代

外国人が文化の違い等をよく理解できるよう、広告、広報等の

支援をしていただきたいと思います。そして、外国人がより暮

らしやすい環境を作ろうとしてくださる皆さんの努力に感謝い

たします。これからも外国人に対する理解と関心がより深まる

ことを願っております。

韓国 女性 40 歳代

選挙の時に夫と投票所に一緒に行きましたが、私には選挙権が

なく、車の中で待ってしていました。日本人と結婚したら、そ

の妻にも選挙権を与えてくれたらいいと思います。そうするこ

とによって、私は異邦人ではなく、同じ家族だと感じられ、よ

り深く親密感を感じるようになり、奉仕の幅を広げられるよう

になれればと思います。

韓国 女性 50 歳代 参政権についても少し考えてほしいです。まだまだ日本人が在

日の意味を知らない人が多いみたいです。

米国 男性 30 歳代

私の最大の問題は納税申告です。税務署の人たちは所定用紙へ

の記入を手伝おうとしません。英語の説明は最小限のみで、費

用をどのように申告すればよいのか説明がありません。私の名

前が欄に収まりもしません、実にイライラします。最大の欲求

不満は通常の生活面における納税申告のようなことです。「特

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別なサービス」の必要はなく、職員がちょっとだけ我慢して理

解を示してくれればうまく行くことなのです。

朝鮮 女性 20 歳代

以前から感じていたことですが、入国管理局の方たちの、外国

籍住民に対する態度が冷たく、バカにされてると感じる。日本

で産まれ、日本の文化、日本の言葉しか分からず、手続きのや

り方も分からないような人もたくさんいると思う。その人たち

にもっと親切に説明してもいいと思う。何も知らない人たちに

つらくあたるのは人種差別だと思うので、あらためてほしい。

職につくときも、もっと日本人と同じくらいスムーズに手続き

できるようになるとうれしい。

インド

ネシア 男性 40 歳代

特に在留外国人を扱う部門の職員の英語能力を高めてもらいた

いです。

カナダ 女性 30 歳代

私は日本を愛しており、だからこそ 5 年以上ここに住んでいま

す。しかし日本で子育てをするのは難しく、それに非常に費用

がかかります。区役所の職員は恐らく彼らが英語を話せないか

らでしょうけど、適切な情報を与えてくれません。彼らが教え

てくれないかまたは送られてくる情報が日本語であるために私

はそれほど様々な政府サービスがあることを知りませんでし

た。日本には子供を持つ在留外国人が多いので、英語を話せる

職員をもっと配置するとかサービスの情報誌を英語でも出すよ

うにして欲しいと思います。2 年もの間、私は全ての費用、子

供の病院やその他の費用を払いました。子供手当ては私には支

給されず、私が区役所に言ってサービスと政府の援助について

尋ねたにもかかわらずそれが存在していることさえ誰も教えて

くれませんでした。私は非常に悲しい思いをしました。

ロシア 男性 50 歳代 日本は既に外国人の支援について多くのことを行っています!

大変ありがとうございます!

その他 男性 20 歳代

台湾と中国は違います。私の国籍は台湾です。しかし、外国人

登録証明書で、私の国籍は中国です。私はこのエラーを変更し

たいです。

その他 男性 30 歳代

健康保険が大きな問題です。私の雇用者は社会保険を払おうと

はしませんが、法律には雇用者が半分を払うべきと記述されて

います。私は関連政府機関に行きましたが彼らから雇用者に電

話をするというだけでした。電話の後も私の雇用者は社会保険

の支払を拒否しています。どこに行けばもっと相談にのってく

れるのか、どのような政府部門に話せばよいのか分かりません。

現在、入国管理事務所ではビザの延長に健康保険を求めるため、

私の唯一の選択肢は国民健康保険を取ることですが、2 年間の

保険料(約 70 万円!)を払わなくてはならなくなると言われま

した。私は日本で 10 年間働いていますが年金もありません。情

報や助言を見つけるのが不可能とは言いませんがとても難しい

です。日本人と外人両方の全ての人たちのためにこの問題が解

決されるのを切に希望します。よろしくお願いします。

その他 男性 30 歳代

私は本当に仙台の生活に満足しています。人々は親切で親しみ

やすいです。政府は多くの外国人が何か手続きをするのにまあ

まあ容易に分かりやすく準備ができています。

その他 男性 30 歳代

新たに日本にやってくる外国人がどうやって住めばよいか分か

るように、金銭的な問題を回避できるように区役所があらゆる

種類(輸入食品を含む)の店と価格のマップを提供することを

提案します。

その他 男性 30 歳代

地方の政府機関で働く職員に外国人登録証や住所変更について

もっと訓練をして欲しいです。特に「宮城支所」の職員は何を

すれば良いか全く知りません。

私は日本の市民ではなく、選挙の投票が許されていないのに何

故「市民税」を払わなくてはならないのでしょうか?この税金

で私は何も得るものがありません。我々を金についてうまく利

用するのは止めてください!!私は所得税、車両税、オートバ

イ税、市民税、国民保険、退職金税を払っており、ほとんど金

が残っていません!!あなたたちは我々の日本での生活を余り

にも困難にしています。

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その他 男性 50 歳代 国際センターでの活動もいいものが多く大変助かっています。

その他 女性 20 歳代 次回はもっと大きな返信用封筒を提供してください。

その他 女性 20 歳代

留学生としての生活はとても快適だと私は思います。しかし、

ここで生活をするために日本で身を立てるのは非常に困難だと

思います(例えば、日本国籍を取得するなど)。

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3.多文化共生の地域づくりアンケート

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(1)調査概要

◆調査目的:外国籍市民を包含する地域社会の状況につき、外国籍市民が集住する

地域に居住する住民の状況把握のための調査を行う。

◆調査項目:

①お住まいの地域での外国籍住民との日常での関わりについて

②あなたご自身の今後の外国籍住民との関わり方について

③外国籍住民と日本人がともに暮らす地域づくりについて

④回答者の属性

⑤自由記入

◆調査対象:外国籍市民集住地域の日本人市民

◆調査地区:三条中学校区、五橋中学校区、幸町中学校区

◆標 本 数:16 歳以上の日本人市民 2,000 人

◆抽出方法:住民基本台帳からの無作為抽出

◆調査期間:平成 21 年 12 月 17 日(木)~平成 22 年1月 29 日(金)

◆調査方法:郵送による配布および回収

◆回収結果:565 票回収

◆回 収 率:28.3%

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(2)調査結果

①お住まいの地域での外国籍住民との日常での関わりについて

・日頃、外国籍住民と関わる場面は、「地域の店や駅、道ばたで見かける」「全く関わ

ることがない」「自宅の近所であいさつする」の順に多くなっている。

・良かった点は、「外国の文化・言葉を学ぶことができた」が、また、困った点につ

いては、「緊急時に協力しあえるか不安」が多い。

・外国籍住民との関わりを深めるべきかについては、「生活上、必要最低限」が 45.3%、

「積極的に深めていく」が 21.4%、「特に深めなくてよい」が 14.9%となっている。

・関わりを深めるべき理由として最も当てはまるものは、「日本人の外国籍住民への

理解を深めるため」「住民同士の交流を進めるため」が各々2割程度と上位を占めて

いる。その他に当てはまるものとしては、「地位の安全や防犯をよくするため」が

27.6%と最も多く、「災害や救急の時の連絡のため」が 25.8%、「住環境をよくする

ため」が 22.7%となっている。

【外国籍住民との関わる場面(n=565)】

◆最も当てはまるもの ◆その他当てはまるもの(複数回答)

5.1%

7.6%

4.8%

1.6%

0.4%

3.4%

4.4%

37.2%

16.8%

6.4%

23.9%

10.3%自宅の近所であいさつする

地域の活動

同じ職場・学校での交流

子供の学校を通じた親同士の交流

行政等が行う国際交流のイベント

外国籍住民への支援活動

趣味のグループのサークルの活動

友人・家族との私的な交流

地域の店や駅、道ばたで見かける

全く関わることはない

その他

無回答

0.9%

4.4%

1.8%

0.4%

0.0%

1.4%

3.0%

27.4%

9.4%

2.5%

40.9%

8.0%自宅の近所であいさつする

地域の活動

同じ職場・学校での交流

子供の学校を通じた親同士の交流

行政等が行う国際交流のイベント

外国籍住民への支援活動

趣味のグループのサークルの活動

の私的な交流

地域の店や駅、道ばたで見かける

全く関わることはない

その他

無回答

友人・家族と

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【外国籍住民が近所に住んでいて良かった点(n=565)】

◆最も当てはまるもの ◆その他当てはまるもの(複数回答)

4.2%

3.0%

2.5%

0.5%

10.4%

68.8%

10.4%外国の文化・言葉を学ぶことがで

きた

外国籍住民の友人ができた

地域に活気が出た

地域の生活ルールが再確認できた

地域の活動や助け合いが増えた

その他

無回答

6.0%

3.0%

4.1%

1.8%

30.3%

48.0%

9.7%外国の文化・言葉を学ぶことがで

きた

外国籍住民の友人ができた

地域に活気が出た

地域の生活ルールが再確認できた

地域の活動や助け合いが増えた

その他

無回答

【外国籍住民が近所に住んでいて困った点(n=565)】

◆最も当てはまるもの ◆その他当てはまるもの(複数回答)

6.2%

7.1%

7.8%

0.7%

8.7%

60.9%

8.7%言葉がわからず意思疎通が難しい

外国籍住民のことがわからず不安

日常的な交流がなく、災害時など、緊急時に協力しあえるか不安

ゴミの出し方や駐輪の仕方など、地域の生活ルールを守らない

地域の活動や助け合いに参加しない

その他

無回答

12.4%

16.1%

9.6%

4.6%

24.4%

38.9%

13.6%言葉がわからず意思疎通が難しい

外国籍住民のことがわからず不安

日常的な交流がなく、災害時など、緊急時に協力しあえるか不安

ゴミの出し方や駐輪の仕方など、地域の生活ルールを守らない

地域の活動や助け合いに参加しない

その他

無回答

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【外国籍住民との関わりを深めるべきか(n=565)】

14.9%

45.3%生活上、必要最低限はしたほうがよい

21.4%積極的に深めていくほうがよい

特に深めなくてもよい

わからない

無回答

【外国籍住民との関わりを深めるべきと思う理由(n=377)】

◆最も当てはまるもの ◆その他当てはまるもの(複数回答)

14.1%

11.4%

14.3%

0.3%

2.7%

0.8%

17.5%

0.5%

21.5%

17.0%住民同士の交流を進めるため

住環境をよくするため

災害時や緊急のときの連絡のため

地域の安全や防犯をよくするため

冠婚葬祭などの助け合いのため

地域活動を活発にするため

外国籍住民への生活支援のため

日本人の外国籍住民への理解を深めるため

その他

無回答

22.7%

25.8%

27.6%

1.1%

10.4%

8.0%

17.9%

1.1%

38.6%

16.5%住民同士の交流を進めるため

住環境をよくするため

災害時や緊急のときの連絡のため

地域の安全や防犯をよくするため

冠婚葬祭などの助け合いのため

地域活動を活発にするため

外国籍住民への生活支援のため

日本人の外国籍住民への理解を深めるため

その他

無回答

17.2%

1.2%

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②あなたご自身の今後の外国籍住民との関わり方について

・外国籍住民との関わり程度は、半数以上の人が「まったくいない」と回答している。

今後の関わり程度については、「積極的に関わっていきたい」が 21.2%、「今ぐらい

の関わり方でよい」が 44.1%と、全体の6割程度の人が関わりを持っていくとして

いるが、その一方で、「関心がない」が 29.9%となっている。

・居住地域別にみてみると五橋中学校区で何らかの関わりを持っている人が約 4 割を

占め最も多くなっている。この結果が今後の関わり方にもあらわれている。

・今後、外国籍住民と関わっていこうと思う理由としては、「外国の文化や言葉を学

びたいから」が 30.6%、「外国籍住民が近所に住んでいるから」が 26.3%となって

いる。

・関わりたい機会として最も当てはまるものは、「日常的なあいさつ」が 12.9%と最

も多く、次に「外国の文化や言葉に触れる活動」が 7.4%、「趣味のグループやサー

クル活動」が 5.3%となっている。

・外国籍住民とのイベント参加有無については、約8割が「参加したことがない」と

している。年齢別にみてみると 50 歳代、60 歳代で「たまに参加する・参加したこ

とがある」の割合が高くなっている。

・今後の参加意向としては、「分からない」が 55.2%、「参加したい」が 27.4%、「参

加したくない」が 14.2%となっている。年齢別にみてみると 10 歳代と 30~50 歳代

で参加意向が強い傾向にある。

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【外国籍住民との関わり程度(n=565)】

たまに立ち話をする人ならいる, 10.8%

何でも話し合える人がいる,5.0%

あいさつをする程度の人しかいない, 17.2%

まったくいない,54.3%

無回答, 12.7%

◆地域別

6.5%

5.6%

11.6%

7.0%

5.6%

13.5%

16.9% 55.6%

7.2%

17.6%

33.3%

2.8%

12.8%

5.6%

20.4%

55.6%

53.5%

54.0%

14.8%三条中学校区

五橋中学校区

幸町中学校区

無回答

何でも話し合える人がいる たまに立ち話をする人ならいる

あいさつをする程度の人しかいない まったくいない

無回答

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【今後の外国籍住民との関わり程度(n=565)】

無回答, 4.8%

あまり関わらないようにしたい・関心がない, 29.9%

積極的に関わっていきたい, 21.2%

今くらいの関わり方でよい,44.1%

◆地域別

21.3%

25.6%

13.4%

46.5%

43.7%

22.2%

27.7%

36.6%

16.7%22.2%

44.4%

38.9%

26.8%

6.3%

3.2%

4.5%

三条中学校区

五橋中学校区

幸町中学校区

無回答

積極的に関わっていきたい

今くらいの関わり方でよい

あまり関わらないようにしたい・関心がない

無回答

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【外国籍住民と関わっていこうと思う理由(n=369)】

1.8%

14.1%

5.3%

12.6%

3.5%

30.6%

26.3%

5.8%

外国の文化や言葉を学びたいから

外国籍住民が近所に住んでいるから

外国籍住民と同じ職場だから

外国籍住民の友人が欲しいから

地域の外国籍住民に支援が必要だから

外国籍住民が地域にとって必要だから

その他

無回答

【外国籍住民と関わりたい機会(n=396)】

◆最も当てはまるもの ◆その他当てはまるもの(複数回答)

1.1%

5.3%

3.0%

7.4%

0.7%

24.1%

0.0%

3.5%

4.2%

12.9%

2.1%

2.7%

3.0%

日常的なあいさつ

地域の活動

同じ職場・学校での交流

子供の学校を通じた親同士の交流

行政等が行う国際交流のイベント

外国籍住民への支援活動

災害時や緊急のとき

冠婚葬祭などでの助け合い

趣味のグループやサークルの活動

友人・家族との私的な交流

外国の文化や言葉に触れる活動

その他

無回答

7.6%

16.5%

16.0%

25.2%

2.7%

59.9%

7.6%

18.4%

10.3%

36.6%

18.2%

10.0%

1.4%

日常的なあいさつ

地域の活動

同じ職場・学校での交流

子供の学校を通じた親同士の交流

行政等が行う国際交流のイベント

外国籍住民への支援活動

災害時や緊急のとき

冠婚葬祭などでの助け合い

趣味のグループやサークルの活動

友人・家族との私的な交流

外国の文化や言葉に触れる活動

その他

無回答

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【外国籍住民とのイベント参加有無(n=565)】

たまに参加する・参加したことがある, 11.7%

頻繁に参加している, 0.4%

参加したことはない, 83.4%

無回答, 4.6%

◆年齢別

14.3%

10.2%

21.6%

6.8%

78.6%

93.8%

90.3%

86.7%

76.6%

73.9%

84.7%

83.3% 8.3%

37.5%

1.0%

18.7%

8.3%

3.1%

6.8%

62.5%

2.0%

1.9%

3.1%

7.1%

4.7%

4.5%

8.5%

10歳未満

10歳代

20歳代

30歳代

40歳代

50歳代

60歳代

70歳代

80歳以上

無回答

頻繁に参加している たまに参加する・参加したことがある

参加したことはない 無回答

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【今後の外国籍住民とのイベント参加意向(n=565)】

無回答, 3.2%

わからない,55.2%

参加したい,27.4%

参加したくない,14.2%

◆年齢別

50.0%

25.0%

32.0%

29.6%

35.5%

21.6%

18.6%

7.1%

18.8%

11.7%

12.2%

12.5%

15.3%

25.0%

42.9%

56.3%

54.4%

56.1%

46.7%

63.6%

62.7%

50.0%8.3%

12.5%

15.0%

50.0%

3.4%

2.3%

2.8%

37.5%

16.7%

1.9%

2.0%

10歳未満

10歳代

20歳代

30歳代

40歳代

50歳代

60歳代

70歳代

80歳以上

無回答

参加したい 参加したくない わからない 無回答

- 80 -

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③外国籍住民と日本人がともに暮らす地域づくりについて

・最も取り組むべき内容を主体別にみてみると、外国籍住民を受け入れている企業・

学校などは「日本語の習得への支援」「日本の習慣や文化に関する支援」「外国語の

習得」、行政は「多言語で対応できる相談窓口や相談員の設置」「働く外国籍住民の

家族の生活に関する支援」「就労・就職に関する支援」、地域の日本人は「地域の生

活ルールに関する支援」「地域の住民との交流や意見調整」が多くなっている。

・最も外国籍住民に取り組んで欲しいこととしては、「地域の生活ルールや習慣等を

知る」が 43.2%、「十分な日本語の習得」が 18.4%となっている。この他に「地域

での生活上の悩みや課題を積極的に発信する」「母国の文化や習慣を日本人に知らせ

る」「職場と住居の安定した生活をする」が多くなっている。

・日本人、外国籍住民、行政などが連携するための活動として参加したい活動目的に

ついては、「コミュニケーションが円滑になる」が 43.9%と最も多く、次に「日本

人の外国の文化や習慣、言語等に対する理解が深まる」が 43.0%、「外国と地域と

の交流が活発になる」が 25.1%となっている。

【取り組む主体・内容/最も取り組むべき主体 (n=565)】

34.2%

21.8%

8.8%

18.9%

13.3%

6.9%

3.4%

4.2%

10.6%

20.5%

0.2%

17.5%

17.2%

21.6%

25.7%

27.4%

32.2%

26.5%

20.4%

48.3%

16.5%

15.0%

0.9%

0.2%

18.4%

21.2%

0.5%

16.5%

4.2%

56.5%

60.2%

98.9%

20.2%

1.2%

2.7%

24.2%

9.7%

1.6%

46.9%

55.0%

48.1%

51.9%

52.2%

54.2%

45.3%

51.3%

46.7%日本語の習得への支援

日本の習慣や文化に関する支援

地域の生活ルールに関する支援

住民の手配・確保に関する支援

就労・就職に関する支援

働く外国籍住民の家族の生活に関する支援

災害時など、緊急時の連絡・支援

地域の住民との交流や意見調整

多言語で対応できる相談窓口や、相談員の設置

外国の文化や習慣に対する理解

外国語の習得

その他

外国籍住民を受け入れている企業・学校など 行政 地域の日本人 無回答他

- 81 -

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【取り組む主体・内容/その他取り組むべき主体 (n=565 複数回答)】

63.5%

28.8%

22.7%

27.1%

28.5%

30.8%

22.7%

26.5%

27.3%

31.0%

33.1%

27.3%

29.2%

24.2%

25.5%

22.3%

4.2%

41.1%

32.9%

8.7%

35.6%

18.2%

23.9%

23.9%

13.3%

0.0%

25.0%

26.9%

21.6%

0.5%

0.4%

17.9%

28.0%

34.7%

16.1%

7.4%

日本語の習得への支援

日本の習慣や文化に関する支援

地域の生活ルールに関する支援

住民の手配・確保に関する支援

就労・就職に関する支援

働く外国籍住民の家族の生活に関する支援

災害時など、緊急時の連絡・支援

地域の住民との交流や意見調整

多言語で対応できる相談窓口や、相談員の設置

外国の文化や習慣に対する理解

外国語の習得

その他

外国籍住民を受け入れている企業・学校など 行政 地域の日本人

- 82 -

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【外国籍住民に取り組んで欲しいこと(n=565)】

◆最も当てはまるもの ◆その他当てはまるもの(複数回答)

13.6%

9.6%

22.5%

26.7%

25.5%

35.0%

39.6%

25.1%

1.6%

十分な日本語の習得

地域の生活ルールや習慣等を知る

職場と住居の安定した生活をする

地域活動に積極的に参加する

母国の文化や習慣を日本人に教える

外国籍住民同士の助け合いを行う

地域での生活上の悩みや課題を積極的に発信する

その他

無回答

0.9%

21.6%

0.5%

5.3%

43.2%

18.4%

3.0%

4.4%

2.7%

十分な日本語の習得

地域の生活ルールや習慣等を知る

職場と住居の安定した生活をする

地域活動に積極的に参加する

母国の文化や習慣を日本人に教える

外国籍住民同士の助け合いを行う

地域での生活上の悩みや課題を積極的に発信する

その他

無回答

【参加したい活動の目的(n=565 複数回答)】

15.2%

6.7%

12.9%

24.6%

8.8%

24.2%

43.9%

43.0%

25.1%

外国籍住民と日本人とのコミュニケーションが円滑になる

外国籍住民を通じて日本人の外国の文化や習慣、言語等に対する理解が深まる

外国籍住民を通じて外国と地域との交流が活発になる

外国籍住民と日本人とがともに取り組む地域活動が活発になる

外国籍住民の生活上の悩みや心配ごとが解消される

外国籍住民の活動により地域の経済や学問が発展する

外国籍住民との関わり方について、相談先や先進的な取組の情報を得られる

その他

無回答

- 83 -

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④回答者の属性

・回答者の年齢は、50 歳代が最も多く 18.9%、次いで 30 歳代が 18.2%、40 歳代が

17.3%となっている。

・性別は男性が 37.3%、女性が 61.6%となり女性が多い。

・職業は、会社員が 29.7%と最も多く、次いで主婦が 18.8%、無職が 14.9%となっ

ている。

・居住年数は「5 年未満」が 3 割を占め、次いで「20 年未満」が 21.8%、「30 年以上」

が 20.7%となっている。

・居住地域は、「五橋中学校区」が 44.2%、「三条中学校区」が 27.4%、「幸町中学校

区」が 25.1%となっている。

・自治会や PTA など何らかの地域活動に参加している人は全体の約 3 割となっている。

【年齢(n=565)】 【性別(n=565)】

10歳代, 2.5%

10歳未満,0.0%

70歳代, 10.4%20歳代, 11.3%

無回答, 1.4%80歳以上,4.2%

60歳代, 15.6%30歳代, 18.2%

40歳代, 17.3%50歳代, 18.9%

無回答, 1.1%

男, 37.3%

女, 61.6%

【職業(n=565)】 【居住年数(n=565)】

自営業, 6.9%

会社員, 29.7%

無回答, 1.8%

公務員, 6.0%

その他, 9.6%

主婦, 18.8%

パート、アルバイト, 12.4%

無職, 14.9%

無回答, 1.9%

30年以上,20.7%

30年未満,13.3%

20年未満,21.8%

5年未満, 28.3%

10年未満,14.0%

- 84 -

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【居住地域(n=565)】

五橋中学校区,44.2%

三条中学校区,27.4%幸町中学校区,

25.1%

無回答, 3.2%

【参加している団体と役職(n=565 複数回答)】

68.0%

14.0%

4.2%

6.7%

9.4%

3.4%

4.4%

自治会の役員

子ども会・育成会・PTAの役員

自治会の会員

子ども会・育成会・PTAの会員

その他

特になし

無回答

- 85 -

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⑤自由記入概要(日本人と外国籍住民とがともに暮らす地域づくりについて)

ⅰ)基本的な考え方

●支え合い、助け合い、協力(11 件):

・日本人と外国人が互いに理解しあえるよう努力し、協力して暮らしていけば

住みやすくなる。もし外国人が近所にいたら助け合いたい、普段はかかわり

が無くてもいざという時に支えあえる仕組みが必要である。

●人権の尊重(2 件):

・一部の人の言動から普段日本人が抱いている外国人に対するイメージや思い

込みを無くし、まずは“人として”という所から取り組むべき。

●お互いの理解(8 件):

・外国人に対してまだまだ偏見を持っている人もいるのでアンケートをきっか

けに受け入れ態勢が少しでもよくなればよい。

・日本人も外国人も自分の主張だけではなくお互いを受け入れることも大切で

ある。

・人口減少による労働力の確保は外国人に依存する割合が増して来るし、外国

との多様化・拡大する経済活動抜きに日本の将来は見えない。多文化社会は

必然性を位置付けて、しっかりとした多文化共存する社会制度を作っていく

必要があるのではないか。

●マナーの習得(11 件):

・まずは、生活をしていく上での基本的なルール、日本の文化・マナー、日本

語などを理解してもらうことが必要である。

●言語(7 件):

・日本語を覚えようとする意欲、姿勢が大切。最低限のコミュニケーション手

段を身につけてから来日すべき。

・日本人が日本語を習得するために積極的に支援していくべき。

・日常生活に関わる施設に外国語表示したり、外国語対応可能な場合の表示を

したり外国人が住みやすい環境づくりも必要。

●労働(1 件):

・現在の厳しい経済状況を鑑み、国内外の雇用者を増やしていくべき。

●交流(14 件):

・永く日本に住んでいる外国籍住民と新しく来た者たちの交流の場を設けれは

不安や疑問をぶつけやすく大変よい。

・まずは地域、町内会などの小さな単位で交流を始めお互いを知ることが大切。

・お互いの文化の違い・意識の違いを理解するための“きっかけの場”を作る

ことが必要。

・人付き合いが苦手な方の相談窓口を設ける。

●災害(1 件):

・災害を体験していない人の対応も大切。

●外国籍住民との関わりに消極的な意見(7 件):

・外国人を限りなく受け入れるのに疑問を感じる。

- 86 -

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・外国籍住民と日本人がお互いに思うことが一緒でなければともに暮らす地域

づくりは難しい。まずは、外国籍住民の人が何を思って暮らしているのかを

知りたい。

・特別視するのではなく、日本人と同様に自然体で付き合うのがいい。

ⅱ)行政への要望

●体制・ルールづくり(10 件):

・周囲とトラブルにならない程度のルールの周知は、行政によってなされるべ

き。

・まず行政や企業が中心となって他の土地から来る人の受け入れ態勢を充実さ

せ、一方で日本人が外国へ気軽に行ける仕組みづくりも必要になる。

・困っている人の実態を把握し何らかのアドバイスが出来る体制を充実する。

・外国人の支援を通じ、啓蒙活動や場作りに積極的に入り込む必要がある。

●言語(2 件):

・ホームページや公共の場の注意書き等に外国語表記もしてほしい。

●交流(6 件):

・お互いの壁を無くす為にも、お互いの言語・文化・政治などの違いや共通点

などについて語り合う機会をまずは行政が作って欲しい。

●労働(1 件)

・不法就労者や外国人労働者に対して不当な扱いをしている企業に対して適切

な対応をしてほしい。

●参政権(5 件)

・外国人に参政権を与えるべきではない。

●入国(4 件)

・外国人の入国に関して厳しく対応して欲しい。

ⅲ)現状

●プラス面:良好な関係を維持している(5 件)

●マイナス面:マナーを守らない、近所迷惑など(20 件)

●外国人との交流はほとんどない、全くない(20 件)

- 87 -

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(3)まとめ

①お住まいの地域での外国籍住民との日常での関わりについて

・地域で外国籍住民と関わる場面は、「地域の店や駅、道ばたで見かける」「全く関わ

ることがない」「自宅の近所であいさつする」の順に多くなっており、あまり関わ

りが多くない傾向にある。また、今後の関わりについても半数近くが「生活上必要

最低限」としており積極的な関わりを望んでいない傾向にある。

②あなたご自身の今後の外国籍住民との関わり方について

・半数以上の人が現在外国籍住民と関わりがないとしている一方で、今後は何ら

かの交流を持ちたいとしている人が約 6 割いる。

・居住地域別にみてみると、五橋中学校区において他地域よりも関わりが深く、

また、今後も関わりを望む傾向にある。

・約 8 割の人が外国籍住民とのイベントに参加したことがないとしている。また、

参加状況を年齢別にみてみると、50~60 歳代で参加割合が高くなっている。ま

た、今後の参加意向としては、10 歳代と 30~50 歳代で参加意向が強い傾向に

ある。

③外国籍住民と日本人がともに暮らす地域づくりについて

・最も取り組むべき内容を主体別にみてみると、外国籍住民を受け入れている企業・

学校などに対しては「言葉や習慣、文化に関わる事」、また、行政には「生活や就

労・就職等の支援」、地域の日本人には「地域の中での支援」を望む傾向にある。

・外国籍住民に取り組んで欲しいこととしては、生活ルールや習慣、言葉に対するこ

とが多い。

・日本人、外国籍住民、行政などが連携するための活動として参加したい活動目的に

ついては、「コミュニケーションが円滑になる」「日本人の外国の文化や習慣、言語

等に対する理解が深まる」「外国と地域との交流が活発になる」の順に多い。

④回答者の属性

・回答者の年齢は、50 歳代、30 歳代、40 歳代の順に多い。

・女性が約 6 割を占めている。

・職業は会社員が約 3 割と最も多く、次いで主婦、無職となっている。

・10 年以上住み続けている人が約 6 割。

・自治会やPTAなど何らかの地域活動に参加している人は全体の約 3 割となってい

る。

- 88 -

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(4)資料:自由記入全文

◆基本的な考え方/支え合い、助け合い、協力(11 件)

年代 性別 地域 意見内容(原文掲載、外国語の場合は翻訳)

30 歳代 女性五橋中

学校区

私自身、日本でのみしか生活していないので、”井の中の蛙”状態で、

逆に外国の方々から世界にはこんな文化や芸術があるという事を教え

て頂きたいと思っておりました。ただし、最近の日本を含めた世界的な

不況のせいか、文化交流するまでの余裕が(日本人を含めて)あるの

かどうか、とも考えられます。地域づくりにはまずおのおのの充実した生

活を確保していく必要があると痛感します。雇用と就学の安定を整備

し、安心して暮らせる日本を築き上げる役割を外国の方々にも協力し

て頂きたいと思います。もう今は上から目線の日本ではなくなっているこ

とを認識し、チャイナ・パワーに押しつぶされぬよう、共生する方向で協

力する場をたくさん作る時代だと思っております。

30 歳代 女性幸町中

学校区

近所に外国籍の方は居住していないと思いますが、もし近所にいたら

日本人でも難しいゴミの分別、地域のルール等はお互いに助け合いた

いとは思います。ですが外国語が話せないので日本語が話せたら一

番いいとは思います。乱筆・乱文失礼しました。

30 歳代 女性幸町中

学校区

外国籍住民とは助け合いたいとは思いますが、わざわざ積極的にする

ほどのことではないと思います。(日本人同士でもそうですし。)普段は

関わりがなくても、いざという時に支え合える仕組みが出来ているのが

理想です。

30 歳代 女性三条中

学校区

今現在、外国籍住民の方が近所に住んでいるからといって、特に都合

が悪いということはないです。むしろ、優しくあいさつをしてくれるのでと

ても嬉しく思っています。災害などがおこった時、言葉の面で大変な事

はあるかもしれませんが、近所の人が手を取り合って手助けしていくこと

をすれば、ともにすてきな生活が送れると思います。

30 歳代 女性 外国の方々と関わる事はお互いにいい事だと思います。差別などなく

協力しあい学び合いながら暮せたらいいと思う。

50 歳代 男性五橋中

学校区

共に助けあえるような風土作りが大切だと思います。そのために、①日

本のルール、規律を知ってもらう。②文化、考え方を理解してもらう。③

居住や規制緩和を段階的に進める。(例、居住年数で、徐々に緩和

する)以上

50 歳代 男性幸町中

学校区 私々たちが協力して外国人たちに暮らやすよいようにしていきたい。

50 歳代 女性幸町中

学校区 人間みな同じ。日本人も外国人もない、仲よく住みたい。

60 歳代 男性幸町中

学校区

お互いが互護の精神をもって理解しあえるように努力すること。(国や

地域の習慣等も含めて)

60 歳代 女性五橋中

学校区

民主党になりましたのでやさしい心友愛の心で外国籍住民も皆さん人

間でありますのでお互い助け合って明るく前進して行きましょう。世の

中大不況、インフル流りと変な年でしたがやさしく人々が助け合いをし

ますと人の力で活気が出てきますネ。仙台市の発展を願っています。

仙台が好きですのでずっと転勤したりしていましたが定住する所居場

所見つけまして毎日楽しく暮らしています。このように外国の方々も仙

台が好きになってくれまして、仙台に定住しますと人口も増えてくると思

います。民主党も4年後くらいまでかかりムダを見つけまして税金へらし

てくれるとうれしいです。長い目で見守っています。我家もムダはぶき健

康第一にくらしています。びっくりするのは自然と年とってくるという事で

す。皆平等に年とってきますので、実年令より健康年令と心にきめ前

進中です。健康寿命とは病気せず、ずっと自立生活出来ることです

ネ。外国の方々も健康第一にするようにと体操教室とかを役場でしてく

れれば良いと思っています。高齢化時代です。仙台市はお祭りが多い

ですので外国籍の方々も参加させるのも良いように思います。皆仲良

く助け合いの心なり。

70 歳代 女性五橋中

学校区

仙台は、住みよい街として、評価されています。外国籍の方々にも、仙

台はよい街と思われるよう、行政、地域住民も協力していただきたいと

思います。

- 89 -

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◆基本的な考え方/人権の尊重(2件)

年代 性別 地域 意見内容(原文掲載、外国語の場合は翻訳)

20 歳代 女性幸町中

学校区

私の勝手な思い込みなのかもしれませんが、特に東南アジア系の人や

中国の人を少し恐いと感じてしまう事があります。以前、バス停で並ん

でいたら、中国人が、数人でおしゃべりしながらやって来て、みんな並

んでいるのにもかかわらず、先にバスに乗ってしまうという事があり、その

ような行動をみるとやはりイメージが悪くなってしまいます。たぶん私と同

じように思っている人も中にはいると思うので、まず、そういうイメージや

思い込みをなくしていかなければいかないと思います。

30 歳代 女性五橋中

学校区

地域云々よりも、まずは”人として”という所から取り組むべきでは?と、

自分が海外に行く度に強く感じています。いくら行政やら団体・施設

等を整えても、いわゆる”外人”として避けている日本人が多ければ、無

理だと思うのです。という話を周りの人たちにしても「そうだよね、その通

りだね」と思ってくれる&感じている人がいない時点で淋しい・・・。

◆基本的な考え方/お互いの理解(8件)

年代 性別 地域 意見内容(原文掲載、外国語の場合は翻訳)

20 歳代 女性

とくに考えたことがなかったが、外国の方がいることによって、インド料理

や韓国料理など、本場のものが食べられるのがうれしいので、もう少し

感心をもってもいいのかなと思った。

40 歳代 男性三条中

学校区 互いに誤解がなければよい。

40 歳代 女性五橋中

学校区

北海道のある町では、外国人永住者からの税収がかなりの割合(その

町の税収に対して)を占めるまでになり、町もそのお陰で活気づき,良

い方向に作用しているとテレビで見たことがあります。日本は、まだま

だ、外国人に対して、偏見を持っており、門戸がせまいですか?こう言

ったアンケートをきっかけに外国人住民を受け入れる体制が少しでも

良くなればと思います。

40 歳代 女性幸町中

学校区

私の周りに住んでいる外国人の方はわからないながらも子ども会活動

や学校の役員など積極的に参加される方が多く逆に日本人の方がい

ろいろ理由をつけてやらない方が多いです。他の国へ来て、言葉や生

活習慣が全く違うのにいつも感心します。皆さんいい方なので特別困

ったこともないです。日本人も外国人も双方自分のことばかり主張しな

いでお互いを受け入れることが一番うまくいくんですよね。

50 歳代 男性五橋中

学校区

少子高齢化が加速する日本で、人口減少による労働力の確保は外

国人に依存する割合が増して来るし、外国との多様化・拡大する経済

活動抜きに日本の将来は見えない。好む好まざるではなく、多文化社

会は必然性を位置付けて、しっかりとした多文化共存する社会制度を

作っていく必要があるのではないか。現在の日本は外国人受入れ規

制が厳しく、来たくも実現出来ないアジア人が沢山いるはず。受け入

れ体制、居住後のサポート体制が出来ていない現状を踏まえたことも

背景にあるもの思われるが、資源の乏しい小さな島国の日本は外国と

の経済活動を無くしては反映できないのは自明の利である。目の前に

迫った高齢化社会を支えるのも外国人労働者に依存することも当然

考えないと、日本人だけではもうムリであろう受け入れるための労力負

担は大きいが、ひとつ着実に進めていく事が私達日本人の責務のよう

な気がする。

60 歳代 男性三条中

学校区

安全・安心は地域住民の自助努力が必要。日本人・外国人の差は

普通の生活では何もないので、種々の活動参加には差別なしで良い

のではないか。主義主張は個人の自由でこれも人と人の生活で差別

はすべきでない。近所迷惑にならない限り。

60 歳代 女性五橋中

学校区

集団で傍若無人な行動(道の通行やスーパーでの)が時々目に余るこ

とがあります。もっと穏やかに話したり、通行したりしているといいのです

が。外国の人たちが一緒に参加できる行事がたくさんあれば、ぜひ参

加したいと思っています。お互いの理解が深まれば生活しやすい街、

安全な、不安感のない街になるのではと思います。

60 歳代 女性五橋中

学校区

文化、生活習慣の違いを尊重し、個を尊重し、温かく迎える姿勢が大

切です。信頼関係を築くことが基本だと思います。

- 90 -

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◆基本的な考え方/習慣・マナーの習得(11 件)

年代 性別 地域 意見内容(原文掲載、外国語の場合は翻訳)

20 歳代 男性五橋中

学校区

まずは外国籍住民に日本語の習得をしてもらいたい。そしてマナーを

知ってもらいたい。近くの外国籍住民の通う日本語学校の生徒はマナ

ーが悪い印象がある。自転車通学をしている彼らはすれ違いによける

ことをしないので接触しそうになることが多く、危ないと感じることも多

い。日本語と日本の文化・マナーを知ってもらわなければ、今後、彼ら

と共生していくことは難しいと思う。無論、地域住民と通わっていくため

には、多くの交流機会が必要になるだろうし、なにより我々日本人のマ

ナーが大切になると感じている。お互いが尊重し合って、生活するため

には行政の皆さんの支援が必要ですので、日本人と多国籍住民共同

での地域のマナーアップ活動ということを行ってほしい。多様な文化と

の共生は難しいが、まずはお互いにマナーや習慣といったところから向

上させていけば上手く連絡を取り合ったりの交流が生まれると思う。こ

れは仙台市だけでなく、外国籍住民の多い他市町村でも実施すべき

である。そのような機会があれば、参加させていただきたいと思ってい

る。

20 歳代 男性三条中

学校区

日本独自の住宅環境を念頭に1人暮らしのルール(騒がしくしない等)

を教えるべき。

20 歳代 女性五橋中

学校区

我が家の近所は中国人がとても多いのですが、自転車3列で走って道

をふさいだり、夜でも大声で話していたり等、マナーの悪さが目立ちま

す。いくらこちらが仲良くしようと思っても、「マナーの悪い人=悪い人」

と感じてしまい、近付きたくなくなります。中には親切な中国人や信用

できる方もいると思うのですが、他の方々がマナー悪いと一緒に見られ

てしまい損だと思います。外国人が近所の人とうまく生活をするには、

まずマナーを守ることが大切かと思います。同じことが日本人の若い人

にも言えますがね・・・。

30 歳代 男性幸町中

学校区

日本の生活のルールを理解していただきお互いに思いやりの気持ちを

大事に接すればトラブルも起きないと思います。現在は、それ以上の事

は特に望んでいません。

40 歳代 男性五橋中

学校区

グローバル化がすすみ、外国の方々が沢山の方々が仙台へいらっしゃ

っております。暮しの中での基本的ルールなども伝えていくべきだと思

います。我々も海外へ出掛ける機会があり他国でとても親切に接して

いただいております。同じ様に接することが出来たらいいと思います。

40 歳代 女性五橋中

学校区

外国籍住民の方は自分の意志で日本に住んでいるのであるから、少

なくとも、日本語を覚えたり、日本の生活習慣や地域のルールを覚え

従うことは最低限のことだと思う。何年も日本で生活していながら、「日

本語が分からないから」とはあってはならないし、自国民の人とばかりの

コミュニティーを日本に作られても困る。どうしても、日本語が分からな

い人には通訳を手当てするなどし、法律や地域の生活ルールをきちん

と理解させてほしい。ルールを守って生活することは、日本人でも外国

籍住民であっても最低限のことだからである。言葉の問題さえクリアで

きれば、コミュニケーションがとれるので多くのことは自然と解決できると

思う。

40 歳代 女性三条中

学校区

外国籍住民の生活ルール秩序が守られず、非常に迷惑である。直接

行動が反映するのでまず生活ルールなど地域活動に関する理解が深

められれば、自然に交流が広がると思う。

60 歳代 男性五橋中

学校区

現在、仕事上の付き合いで、中国人及びインド人との交流があります。

彼等は日本語が達者で、全て日本語で会話し、不都合はありません。

3年前に東京から仙台へ転居して来ました。東京に住んでいた時は、

矢張り中国人及びインド人が多く居住している地域に住んでおり、区

の施設で中国人との会話をするサークルがありました(2回/週)。現

在住んでいる場所は、東北大片平地区に近く、多数の外国語が聞か

れます。外国籍住民と共に暮らす地域づくりには、先ず手振り身振りを

交えての意思疎通を図る機会を造るべきだと思います。習慣や生活ル

ール等は、意思疎通が図れれば、次に解決出来るものと思います。

60 歳代 男性五橋中

学校区

①最も、大切なのは、日本の生活習慣を理解させる事。②何かトラブ

ルがあってパニックになった時、本性をむき出して来るので?(信用出

来ない)③外国人だと言う劣等感を取り払ってやる事。④特に男性は、

性に対して、どん欲である。いやらしい。

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60 歳代 女性五橋中

学校区

現在、仙台市の博物館施設で、外国人に英語で館内をご案内するた

めの英語班に所属し、英語の修得中です。過日、具体的に記します

と、ベトナム人の留学生の方をご案内しましたが、200年前に漢字が

廃止されと話されていましたが、全く分からずにいたので、驚きました。

それまでは、中国の影響が大きかったことを知りました。そのこと以外に

も、近くの国なのに、知らないことが多いと思いました。ベトナムに限ら

ず、相互の国の歴史や文化・習慣を理解するのは、大切なことだと思

っています。お互いに誤解なく豊かに暮せる地域社会が理想です。

60 歳代 女性五橋中

学校区

ともに暮したいが、異文化、異習慣なので、外国籍住民を受け入れて

いる企業、学校等が、日本の習慣や文化に関する支援をし、市民が

自然に受け入れられるよう取り組んで欲しい。尚、銀行、郵便局等へ

行っても回りを見渡している得体の知れない外国人がいて恐さを感じ

る。この時代、どろぼう、強盗も増えるので、市民生活を守る意味で地

域の交番やパトカー等で路地迄見守り、パトロールをお願いしたい。不

審な人がいない市民生活になればと思っている。

◆基本的な考え方/言語(7件)

年代 性別 地域 意見内容(原文掲載、外国語の場合は翻訳)

20 歳代 女性幸町中

学校区

外国籍住民は日本語を、日本人は英語を話せるような教育、支援が

もっと必要だと思います。言葉が伝わらないと、全くコミュニケーションが

とれないです。

20 歳代 女性三条中

学校区

言葉が通じないのが少し不便だとは感じますが、関わりを持つことがあ

れば、お互いに言語を学んだり努力すれば大丈夫だと思います。

20 歳代 女性三条中

学校区

外国人は日本語を覚える気がないのでは?日本語を話せる外国人に

会ったことがない。えらそうに、当然のように英語で話す。(特に東北大

の研修員!!)英語で返答する日本人も悪いが。(日本人は英語で

会話ができることをかっこいいと思っている)まず日本語を覚えようとす

る外国人の意欲、姿勢がないとコミュニケーションはむずかしいと思う。

日本語を覚えてから日本へ来るべき。

20 歳代 女性三条中

学校区

日常生活に関わる施設(スーパーや交通機関など)に外国語表示が

あると、外国籍の方も住みやすいと思います。また、日本人の外国語

習得も必要だと思います。(海外旅行先で、日本語が通じると安心し

たし、とても滞在しやすかったので。)

30 歳代 女性幸町中

学校区

パートで販売をしていた時、韓国人らしき方がお客様でいらっしゃいま

した。日本語は全く通じないようで、英語で話しかけられましたが、商品

の説明を英語でするのは思いの他難しく困ってしまいました。私もそう

ですが、そのお客様も英語が堪能という訳ではなく、日本語でも通じ

ず、韓国語も通じず、字も分からず・・・お互いコミュニケーションの手段

も分からず困惑するだけでした。店側で外国の方への対応を考えるの

は必要だと思いますが買う側の外国人の方も必要最低限のコミュニケ

ーション手段を身に付けて日本へ来て頂けたらと思います。英語では

老若男女に通じるとは限らないので・・・。

40 歳代 女性五橋中

学校区

むずかしいことはよくわかりません(法律や手続きのこと)ただ、日本人も

外国籍住民も同じ人間であり、相互理解さえあれば特別視しないで済

むのではないかと思います。それと日本人が外国の方にフランクに話し

かけられても尻ごみしてしまうのは言語の問題だと思うので。私達が外

国語に触れる機会も多く必要と思います。児童が駆ためる地域の店な

どのように外言語がわかる方がいる場所に、ステッカーを貼ってはどうで

しょうか。例えば、米語(English OK)、中国語、フランス、独など。そ

こを窓口として、何かあったとき、国際交流センターやホットラインにつ

なぐシステムなどできるといいですね。雑な提案で申し訳ありませんが、

もし、私が外国語で街を歩いていてそのような”印”をみつけることがで

きたらとてもホッとするなと想像いたしました。一方でひらかれた街にな

ると共に、犯罪や裁きについての対応も固めないと片手落ちになると思

います。専門家の皆様のご尽力をお願い申し上げます。

40 歳代 女性五橋中

学校区

言葉の壁にもどかしい思いをする事が多いです。近所にも、職場(スー

パーのレジ)にもいろいろな国の方がいらっしゃいますが、あいさつと単

語のみの会話でさびしいです。日本語の話せる友人と話すのは楽しい

です。外国へ行かなくても、その国の話や日本の良さ等わかるようにな

り、関心を持つようになりました。職場や、家庭の話し等、日本人と変

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わらず、おつき合いしています。はずかしながら、外国人というだけで、

身構えていましたが、人間同士なんだという事が、実感できました。(関

係ない話しですが、妊娠、出産した時は人間も動物なんだと実感しま

した・・・。)お互い楽しく生活できるよう、日本語の習得のため積極的

に日本人が支援していければと思います。

◆基本的な考え方/労働(1件)

年代 性別 地域 意見内容(原文掲載、外国語の場合は翻訳)

70 歳代 男性幸町中

学校区

外国籍人の日本国での滞在期間が短い、その原因は多種かと考えら

れるが、日本国の経済実情も厳しい現状、いかに受入れる間口を多く

行なうか、日本人個々しっかり考えて協力して行く方向が必要だろう。

国内の雇用率の低下、外国人の留学生が増え働き乍ら学ぶ枠組みと

厳しい条件を制度化する事で大切な国内外の人材を多方面で活用

し増やす事から始めましょう。例えば、日本の国語、生産に必要とされ

る技術面、少ない国内資源の附加効率を開発して輸出を高める、そう

した事で国内外の雇用者を増やすべきだろう。

◆基本的な考え方/交流(14 件)

年代 性別 地域 意見内容(原文掲載、外国語の場合は翻訳)

30 歳代 女性五橋中

学校区

外国籍住民は、日本との文化の違いによって誤解されてしまう事が

多々あると思う。(逆に、外国籍住民にとっては日本人がおかしいと思

うだろうが・・・)外国籍住民のことを理解できるような活動はすべきかも

しれないが、まず、日本に住む以上は外国籍住民が日本を理解すべ

きであり、その手助けを行政が行うべきだと思う。永く日本に住んでいる

外国籍住民と新しく来た者たちの交流の場をもうければ、(同国籍にか

ぎる)不安や疑問をぶつけやすくて大変良いと思う。また、同じく永く日

本に住んでいる外国籍住民と日本人の手で、「日常生活に関わる文

化の違い」の手引きなどがあれば、少しは心強いのではないかと思う。

大切なのは、日本人と永く住んで日本をよく理解している(外国に少し

でも住んだことのある人がベスト。団体旅行にしか行ったことのない人

は論外。不安が理解できないと思う。)外国籍住民との協力により、新

しく来る者により良い環境を与えるということ。自分が抱いた不安は、後

から来る者に味わわせないようにしていけば、外国籍住民にとって住み

良い街、仙台になると思う。

30 歳代 女性五橋中

学校区

私の娘は3才から英語に興味をもち現在も英語教室に通っています。

とても良いことに今年のクラス(学校の)でハーフの男の子と一緒にな

り、彼のお父さんがやっている英語教室のハローウィンのイベントに参

加し、地域との交流も深めました。こういった経験は私の娘が大きくな

ってからいろんな国の人と知り合ったり、外国に旅行する際とても役に

立つと思われます。私自身大学時代の夏休みを利用して1ヶ月半の

語学研修とホームステイに参加し、数年アメリカのネブラスカの方と文

通もしました。自分自身この経験が非常に今の人生でプラスになって

いると思っているので娘や息子にも沢山の経験をしてもらいたいと思い

外国人からのイベントには進んで参加したいと思っております。

30 歳代 女性五橋中

学校区

町内会又はもう少し大きなくくり→学校区etcの単位で行われる行事に

外国人が参加できれば地域住民の理解を深めることができると思いま

す。又、外国人の方も地域住民に顔みしりができ住みやすい環境にな

ると思います。お互いを知らなすぎて不安を抱えた同志の関係はお互

いが大変に思うだけなので地域交流が小さな単位でなされていく事が

大切なのかと考えます。

30 歳代 女性幸町中

学校区

外国籍住民~子供の挨拶ができていない事に、親のコミュニケーショ

ン意識が感じられない。このまま大きく成長して、結婚し子供が生まれ

ても、親が親なら子も子で同じ事の繰り返しになるのでは・・・と不安を

感じます。子供の為にも親が積極的にコミュニケーションを取るべきと

思う。東京等に比べれば、東北・仙台人は温かく、受け身になってあげ

られる方達が多いと思います。(逆に外国人が溶け込みやすいと思い

ますが)外国籍住民の孤立感はお互いが作り出している空気に感じま

す。小さな事からでいいので、お互いの文化の違い・意識の違いを理

解する事でコミュニケーションが深まるのでは・・・と思います。「なんだ、

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そうだったのか!!」と思える、きっかけの場を作る事が必要だと思いま

す。このような積み重ねがないと理想には近付けませんよね。地域住民

が具体的に何を協力したらよいか、行政からの希望やお願いがあれ

ば、協力しやすくなると思います。日本人も、どうしたらいいかわからな

いのが本音だと思います。

40 歳代 女性五橋中

学校区

市民センターなどで外国籍の方の韓国語講座、中国語講座など開催

してみたら、などと思います。もしかしたら、市報で広報していて私が見

逃しているかもしれませんが・・・。仙台は100万人都市の割には、国

際化が進んでいるように思われません。もう少し外国の方に対して門戸

を広げていくべきではないでしょうか。私自身も、挨拶だけでなく、外国

の方々との交流を深める機会があれば、関わっていきたいと思います。

40 歳代 女性五橋中

学校区

近所に外国住民がいるがなかなか文化や宗教、言語の違い、何か偏

見で”恐い”イメージがあり、関わりを持とうすることが基本的に低い意

識あり。信頼、信用度を持つことが難しく感じる。地域、町内会等で狭

い範囲から、交流の場を設けたりする機会を作ると違うのかなと思え

る。(町内の集会所、児童館を使い、ゴミ出しルールとか、文化、マナ

ーとかを知ること)

40 歳代 女性幸町中

学校区

外国人だから、日本人だからと区別するのはどうかと思う。同じ日本人

どうしでも、近所にどんな人が住んでいるのかわからない様な現状で、

「外国人がともに暮らす」ことを話題にすること自体不思議です。どんな

人であっても心がオープンなら親しくなれるだろうし、人付き合いを嫌う

人もいるだろうし・・・むしろ、人付き合いが苦手な方の為の相談窓口が

あれば良いかなと思います。息子の小学校に韓国の方がいらっしゃい

ますが、仲の良い、お母様方と上手くやっていけている気がします。無

理に友達にならなくても外国人だからと無視したり、いじわるする人も周

りにはいないように思います。

40 歳代 女性三条中

学校区

外国語を学びたいという気持ちがありますので、国際交流という形で、

交わっていく様なこと、また、スポーツを通して交流戦の様な大会があ

れば参加してみたいと思いますのが、現在は、地域に国際交流会館な

どあるにも関らず全く接する事も見かけることも少なく、スポーツクラブ等

で一緒になる方とする程度です。なので、今回のアンケートについて

は、全く解答する様なともに暮らす地域づくりなど考えてみた事もありま

せんでした。

50 歳代 男性五橋中

学校区

本来は、外国人、日本人とわけへだてなく、おつき合い出来れば、良

いと思うが、言葉が通じないということだったり、グループ化しているのが

不気味な感じがする。特に若い人が、自転車で、ぺらぺらしゃべりなが

ら、通行しているのが気になる。当然地域では、全く関らないし、関わる

機会があったとしても、価値観が大きく違ったりすることでへだたりを感

じる。地域に無関心であったり、関わりをもとうとしないのは、外国人だ

からというわけではないのだが、外国人との交流を通じて、地域を活性

化でもないだろうが、外国人みたいなふりをしている日本人が多すぎ

る。そっちのほうをなんとかしなければならない。外国籍の人ともっと直

接ふれあえる機会を多く、すべきだと、思います。それは、町内会に地

域の人が出てこないのと同じで、待っていてもむずかしいことだと思いま

す。

50 歳代 男性三条中

学校区

地域に住んでいる外国籍の人たち、それぞれが、どういった趣味・得意

技などを持っているのか言葉は別にしても、わかればお互い楽しいつき

あいができると思う。

50 歳代 女性五橋中

学校区

街なかで外国人観光客が地図を広げていると積極的に声をかけて道

案内をしますが住民とはすれ違うだけで言葉を交すことがないので地

域での交流の場があるといいと思います。町の小さなコンサートでも、あ

れば出前演奏をします。

60 歳代 男性三条中

学校区

以前、仕事で外国の方と接する機会が多かったので外国人に対して

異和感はさほどない。この地域で良くみかける外国人は中華、朝鮮、

東南アジア(イスラム圏?)がほとんどで私の年代ではなんだか取付き

が良くない。まず、コミュニケーションを進めれば道はひらけると思いま

す。

60 歳代 女性五橋中

学校区

このアンケートに答えることで、少しこのテーマについてというより実際

に、共に暮していくということを考えるきっかけになりました。引っこしてき

て、まだ2ヶ月たっていないのですが、近くの店で学生さんらしい人の中

国語が耳に入ってきたりすることがありました。アジアの人は、どちらかと

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言えば、自然にかかわることができそうに思いますが、ヨーロッパ系の人

になると大変意識してしまいます。(身近には、おりませんが・・・)これ

は、どういうところから、きているのでしょうか?パートと母の介護で、アパ

ートにいるのは、限られていることもあり、隣り、近所の交流も弱いです

が、きっかけをみつけて交流していきたいですし、外国の方とも、あまり

意識せずなるべく自然にかかわっていくことができればと思います。

70 歳代 男性五橋中

学校区

外国籍住民と考えず普通に会話してお互いに理解の出来る様にす

る。又、生活感が違うが指導もすること忘れず。

◆基本的な考え方/災害(1件)

年代 性別 地域 意見内容(原文掲載、外国語の場合は翻訳)

60 歳代 女性五橋中

学校区

宮城内陸地震の折アパートに住んでいた中国人女性が外で泣いてい

たのに出会い、言葉を掛けたり勇気付けたりしてやっと落ち着かせた

事で地震等体験していない外国人の対応が大切な事を学んだ。

◆基本的な考え方/外国籍住民との関わりに消極的な意見(7件)

年代 性別 地域 意見内容(原文掲載、外国語の場合は翻訳)

10 歳代 男性三条中

学校区

外国籍住民との関わりを深めるべきかという質問がありましたが、普通

近所の日本人との関わりを深めるべきでないと思う人はいないのではな

いのでしょうか。それが国籍が変わっただけで意見が変わる人も少ない

と思います。小さな子供がルールを間違えば大人は教えるでしょう。そ

れも同じだと思います。言葉以外にも意思を伝える手段はあります。よ

って、そこまで特別視する必要はないと思います。

10 歳代 女性五橋中

学校区

正直、外国人を限りなく受け入れるのはどうかと思います。特に中国や

韓国などのアジア系の方々はマナーが悪い等の理由もあり、個人的に

関りたくありません。そもそも外国の文化を学ぶより前に、若者に日本

の文化(自国の)を知ってもらう事のほうが大切だと常々感じます。

20 歳代 女性

外国籍住民と日本人がともに暮す地域づくりはちょっと難しいかもしれ

ない。外国籍の人は、目的があって日本に来ている訳で、例えば、留

学、語学を学ぶ為だとしたら、学校に行っているでしょう。その人たちは

そこで友だちをつくるわけで、そのグループで地域活動に参加してない

かぎり会う機会もないですし・・・。また、働きに来ている人々は、その会

社などでのコミュニケーションが主となるので近所とか地域づくりとはあ

まりつながらない気がする。私みたいに他文化理解したいと思っていて

も、なかなか積極的にできることでもないし、お互いに利益がないとしよ

うと思わないのでは・・・。その利益もお互いが得たいと思うものでないと

いけないし・・・。ともに暮らすと言ってもお互いが思うことが一緒でなけ

ればいけないと思うので、まずは外国籍住民の意見を聞いてからでな

いとはじまらない気が・・・。もし、その人たちが地域づくりに何かこうけん

したいと思うならその人たちの意見を尊重してこっちも行動していかな

ければならないし、お互いをみとめあうことによって良い地域づくりもでき

ると思うし、その意見をもっと日本人につたえなければならないのではな

いでしょうか??私は外国籍住民の人々が何を思って日々暮している

のかを知りたいです。

50 歳代 女性五橋中

学校区

地域住民に、外国籍の方から、支援を求められる場面は比較的に少

ない。経験的には、道をきかれたことが1度あるだけ。特に今後何か必

要であるという実感はない。

50 歳代 女性幸町中

学校区 中国系の方達とはかかわりたくないです。

70 歳代 男性五橋中

学校区

外国籍住民ということで特別視するのではなく、日本人と同様に自然

体でつき合うのが良いと思う。

80 歳

以上 男性

五橋中

学校区

戦争を体験しているため、外国人は好きではありません。敵国と教育さ

れました。つき合う気はない。

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◆基本的な考え方/その他(8件)

年代 性別 地域 意見内容(原文掲載、外国語の場合は翻訳)

10 歳代 男性三条中

学校区 日本人どうしの地域の関わりさえないので、どうとも言えないと思う。

20 歳代 男性五橋中

学校区

あまり卑屈にならずに外国と接して欲しい。日本人の美徳は日本人に

しか通用しない。

20 歳代 男性三条中

学校区

外人を受け入れる器が何より先に立つと思う。無理にコミュニケートす

る場を作る必要はないと思う。そんなものは名掛丁の立ち呑み屋でい

い。要は住環境・職の安定・そんな所を行政はガンバレばいいと思う

よ。

20 歳代 女性幸町中

学校区

外国人がくれば来るほど日本人の働き口がなくなる。ただでさえ、不景

気なのに外国人ばかり支援するのはおかしい。犯罪も外国人のほうが

おかす確率が高い。日本語もまともに分からないのに日本にきてなん

の意味があるのかわからない。外国人が日本に来ていいことなんてひと

つもない、旅行にだけ来ればいい。外国人は調子にのりすぎ。

30 歳代 男性三条中

学校区

異文化の習慣や宗教文化に触れる事は、人生のいい意味での刺激

になるから、(食文化も含む)交流には賛成します。

30 歳代 女性五橋中

学校区

日本人でも外国人でもかまわない。常識をもち、意思疎通が大切。外

国人との場合はお互いに言葉の習得に努めたい。でも、若い外国人

学生が集団で世界を作って行動しているとこわく思うこともある。学校・

企業(雇用先)、行政などが共になって近隣の理解を得るための説明

などをし、本人たちも郷に入っては郷に従うことが必要なこともあること

を知るべき。

60 歳代 男性五橋中

学校区

仙台市が外国籍住民にとって住みやすいと感じられる都市であってほ

しいと思います。(たとえばカナダのバンクーバー市のように)そのために

は現在行政が取り組んでいる事項をもっと活発にする、と言うよりも実

施していることを一般市民に常にPRして行くことが大切かと思います。

経済不況が続いて、それぞれ市民の日常生活は楽ではないはずです

が、こんな時代こそ視界を広げて少しでも心の平安を保ちたいもので

す。内向きになりがちなところを外国籍住民のことを考える事によって、

市民一人一人の精神的な余裕(他を思いやる心)が少しでもでて来る

ことが望ましいと思います。地域づくりは国内でも先行事例がたくさんあ

り、現に仙台市もいろいろ実施していることですから、NPOの元気な

方々や町内会の役員の方々と行政が積極的な、しかしながら”ゆるや

かに”連携を取って進めることが良いと思います。幸いなことに仙台市

は「杜の都」「学都」等の全国レベルのブランドがあるわけですから、多

文化共生もコンパクトでも良いので仙台ブランドを創生して海外の人々

から”あこがれの都市仙台”とイメージを作り上げてもらえるようにランキ

ングを上げていきたいものです。

70 歳代 女性三条中

学校区 日中、異文化にふれることは興味があります。

◆行政への要望/体制・ルール(10 件)

年代 性別 地域 意見内容(原文掲載、外国語の場合は翻訳)

30 歳代 女性五橋中

学校区

自宅近くにいる外国の方にはないですが、地域によっては、日本の生

活習慣や、ルールなど守られず、地域の方が困っていることもあるよう

に聞きます。母国の生活習慣もあるとは思いますが、周囲に嫌がられる

ことが多いと結果、その本人が退考することになるなど、困ることになる

と思いますので、周囲とトラブルにならない程度のルールの周知は行政

によって必要と思います。

30 歳代 女性五橋中

学校区

以前こんな事がありました・・・。家族の車が車上荒らしにあった時に、

近所のおばちゃんが「近所に中国人がすんでいるから、あの中国人が

犯人だ」と話すのです。私は、近所に住んでいる中国人は若い人なの

で、留学生ではないかと考えていました。イコール優秀で、そのような人

は、罪を犯すとは、考えていません。あのおばあちゃんが間違っている

のか、私が間違っているのか、分かりませんが、これは正にコミュニケー

ション不足の表れだと思います。まだ、こんな事もありました・・・。これも

若い中国人らしき男性です。道で、子供の帰りを待っていた私に、怖さ

を感じる距離まで近づいて来て、道を尋ねてきたのですが、うまく理解

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してもらえず、彼が持っていた地図で、なんとか説明した次第です。あ

の行動は、中国(母国)では当然の会話の仕方なのかもしれませんが、

日本に来る前に、日本人との接し方を教育する場を設けて頂きたいと

思います。また、彼らが持っていた地図も、日本語の地図だったので、

来日してくる外国人には、その人が理解できる言語で書かれた地図

を、行政で配布するべきだと思います。仙台は、他の土地から来る人

が多い土地ですが、その受け入れ方で次にまた来たい、ここに住み続

けたいと思う気持が変わってくると思います。結果的に地域の人が動く

ことになったとしても、まずは行政が先に立って、他の土地から来る人

の受け入れ方を考えて頂きたいです。

50 歳代 男性五橋中

学校区

今までは、「郷に入っては、郷に従え」を旨とし、移動・転勤を繰り返

し、今のとこに、落ち着きました。この「郷に入っては・・・」が、その地域

に住む最低限のマナーだと思っています。本アンケートは「外国籍住

民にこちらから歩み寄るべき」と決めつけられた意図を感じ「そこまで逼

迫しているのか!!」と驚きました。特に中学生のお子さんのいるお宅

であれば、うんとご心配だろうとお察しします。市の方々も大変だと思い

ますが、間違いが起こる前に、他の一般の住民と関わる前に、外国籍

住民に「郷に入っては、郷に従え」を正しくご指導願います。 -以上

50 歳代 女性五橋中

学校区

別に意見ということではありませんが・・・。私は外国籍の方が私の近く

には存在していないと思っています。そして、これからも、そういう方と知

り合ったり、親しい関係になる可能性は低いと思います。でも、いろいろ

な理由で、外国籍の方が孤独に暮していれば、不安とか心配事をか

かえてしまうのではないでしょうか。少なくても行政は困っている人が居

るか居ないかだけは、把握する必要があるし、何らかのアドバイスができ

るように、情報を集めておくべきではないでしょうか。

50 歳代 女性五橋中

学校区

外国籍住民が犯罪をおかす事がない様な支援・環境作りに力を入れ

て下さい。

50 歳代 女性五橋中

学校区

ゴミ出し(ルール無視)→一番困ります。仙台市は回収してくれないし

いつまでも汚いままで放置されています。どなたかがみかねてかたづけ

ているようです。自転車→特に中国系の方と思います。道を横2列3列

に並んで大きな声でしゃべりながら、通行するので怖いです。私として

は以上の事が改善されれば毎日のごあいさつを通して快適に生活で

きる街になると思います。特別に行政が金ばかり使ってヘタな手を講じ

なくても笑顔と”こんにちは””ありがとう”でなんとかなります。そこからい

ろいろな事が生まれることでしょう。日本人はシャイな人種なので外国

の方はそこは理解してほしい!行政に望むことは、外国の方を対象と

する無料の日本語講座をいつでも気楽に受けられるように配慮してほ

しいものです。その中で仙台で日本で暮らす最低限のことをルールを

知らせてあげたら良いと思います。外国の方も他国に来たら、我流で

通すのではなくその国の流儀で生活するのはあたりまえだと思います。

50 歳代 女性三条中

学校区

関わりを持ちたい、何か出来る事があれば手伝いたいと思っていても、

機会がない。外国から来る人達は既に、情報を仕入れ、仲間がいて暮

らす段取りが出来ているように思う。密接な関係がある中で、気持ちだ

けある人がその集団の中に入いって行くのは難しいし、必要とされてな

い感もある。日々の生活をこなしている人間に、外国人を支援する情

報は殆ど入いってこない、ごく一部の人達だけが入手しているように感

じる。もっと広く、ちょっとした関わりでも参加できるような体制作りをして

欲しい。

60 歳代 男性幸町中

学校区

35年前仕事の関係で米国に3年程居住した経験を元に考えると、実

に米国人は親切だったとの印象が強い。見知らぬ日本人にも、顔が

合えばニコッと笑ってくれるし、2回以上、会う時は必ずハ~イと明るく

アイサツ・・・道がわからず、ウロウロしているとCan I help me.と云

って必ず手助けしてくれる・・・。日本人はそんなマネが出来るだろう

か?言葉が分からないだけで、逃げたり、変な顔をしたり・・・国民性に

云ってしまえばそれまでだが、日本国民は外人に対して閉鎖的な言動

が強い。グローバル化された現代としては、積極的に外国の人とも気

軽に付き合える心得を持ち、同じ人間との意識的行動がなければ、恐

らく、世界で一番取り残される人種になると思う。その道には、もっとも

っと行政も企業も地域も積極的に外国人を受け入れ、反対に外国に

気軽に行けるシクミづくりが必要になると思う。生命維持コスト(住、衣、

食、etc)世界一高い日本の在り方を根本的に考え直す時期にあるの

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では・・・。

60 歳代 女性五橋中

学校区

地球は人類共通と考えるが、それとも国単位に考えるか、自分を中心

にするか、など色々あるが、まず自分の充実を考えると私達の住んでい

る地区は中国韓国の人が多く住んでいる。外人に乗っ取られた気持

ち、日本人達が住んでいた頃より治安が悪くなっている先ずは貢献も

理想かも知れないが、住み良い生活がしたい、リーダーにはしっかり考

えリードして頂きたい。

70 歳代 男性五橋中

学校区

行政はもっと外国人の地域生活者の支援を通じ啓蒙活動や場作りに

積極的に入り込む必要がある。野放し状態で良い環境作りが出来る

はずがない。町人も困惑するし外国人も不便を感じるのではないか。

◆行政への要望/言語(2件)

年代 性別 地域 意見内容(原文掲載、外国語の場合は翻訳)

20 歳代 女性三条中

学校区

公共の場にある注意書き等には、外国の方にも分かるように外国語で

も記載していけばいいと思います。

20 歳代 女性五橋中

学校区

難しいことかもしれないけれど、出来ることならば、市のホームページを

せめて英語版だけでもいいので作成して欲しいし、それにそのページ

でゴミの地域別の回集日や出し方についてくわしく説明したページを

作成して欲しい。(もうすでに英語版を作成していたらすみません。)あ

と、できるならば中国の人が増えてきているので中国版のホームページ

の作成とゴミの集収場所に中国語でいつがゴミの日なのか書いた物を

作ってほしい。

◆行政への要望/交流(6件)

年代 性別 地域 意見内容(原文掲載、外国語の場合は翻訳)

30 歳代 女性五橋中

学校区

今以上に、お互いの言語・文化・政治などの違いや共通点などについ

て、語り合う機会をつくって欲しい。まだまだお互い同士に距離感を感

じてしまう。もっと距離が縮まるような機会を少しずつ広げていきたい。

40 歳代 女性幸町中

学校区

身元のわからない外国人とは、なかなかあいさつも出来ないので、ま

ず、地域での活動で顔見知りになりたい。そこから、語学を教えてもら

ったり、文化を知ってもらったり繋がりがうまれていくのでは?初めは行

政の方に機会を作っていただかないと難しい。私もお友達になりたいと

思いますが、きっかけが、ありません。(子供も一緒に参加するイベント

など希望)安心して暮らしていく地域社会の為には外国人の方とのか

かわりははずせないと思います。お互いに文化を教える教室などいか

がでしょうか?(語学・料理・音楽・スポーツ・など)

50 歳代 女性幸町中

学校区

地域にいらっしゃる事は、わかっていましたがお話する機会がありませ

ん。例(市民センターと社会学級の共催で交流会などを企画したら如

何でしょうか)地域方も顔見知りになる事ができると思います。道でお会

いすれば”あいさつ”などできると思います。

60 歳代 男性五橋中

学校区

外国籍住民の居住率が高いとは思っても見ませんでした。ということ

は、外国籍住民と私達日本人との関り合いの場がない、というかへだ

たりがありすぎるのでしょうか。そういえば街中を複数で自転車に乗った

人達とすれ違うとき、日本人かと思いきや中国語らしき母国語で会話

して通り過ぎるのが実に多いことか、思い知らされます。外国人と日本

人お互い壁をつくっているのでしょうか。やはり政策的に、接触する場

面を作ることが行政的に必要と思います。治安維持のためにも、国際

交流のへたな日本人がグローバル化出来るためにも。

70 歳代 女性五橋中

学校区

言葉が通じない事と先入観で恐いと言うイメージがあり、近づかない様

にしております。以前スクエアダンスで米国の御夫妻と楽しく踊りまし

た。半年位の滞在でしたので、そのまま帰国されましたので、その程度

で終りました。荒町の毘沙門天の夏祭りの演芸大会では外国の人達

も出演して楽しいお祭りになっております。自転車で大声で数人で行

動している中国の人達らしい人々を時々見かけますが、ちょっとどの様

にも近づき難いです。文化の違い生活習慣の違いは大きいですね。

本当は皆仲良く助け合うのは理想ですけれども、日本人同士でも、巣

ごもって、お互いにあまり干渉しない様にしている今、ですからね。市民

センターが年に一度位でも交流会をして、歌やダンス等発表したり、料

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理作り等で顔見知りになる活動をしたら良いのではないかと思います。

80 歳

以上 男性

五橋中

学校区

近所のアパートに居住している人があるが一切の情報がなく、町内を

歩いていて外国語を話しているのを聞いて、外国籍の方だと知る程度

で日常では一切かかわることがない。同じ町内の住民であるので外国

籍とか日本人とかでなく、同じ町内に住む人間どうし、又同じ仙台市

民との感覚で付合えるような機会造りが必要と思う。それには、町内単

位や学区単位の日常的な交流会の開催が有効ではないかと思いま

す。上記の様な交流会を開く為には、情報・連絡では行政の力に頼る

しかないのが現状ではないか、市・区当局の一考を望む。

◆行政への要望/労働(1件)

年代 性別 地域 意見内容(原文掲載、外国語の場合は翻訳)

50 歳代 女性五橋中

学校区

海外からの就労者の待遇に問題のある企業の話を耳にするようになり

ました。安い労働力として無条件で働く外国人の問題は、日本としてし

っかりケアしていかなければならないと思います。一方、留学ビザを利

用して、実際には学業にはつかず、日本で暮らしている例もあるらしい

です。きちんと、留学している人、日本で暮らしている社会人の支援と

は区別して、対応していかなくてはいけないと思います。大きな社会問

題になりつつあると思います。排除するのではなく、ともに良くなるため

の取り組みをお願いします。

◆行政への要望/参政権(5件)

年代 性別 地域 意見内容(原文掲載、外国語の場合は翻訳)

30 歳代 男性五橋中

学校区 「多文化共生」はかまわないが、外国人参政権は反対。

40 歳代 女性五橋中

学校区

大阪市議は、外国人参政権反対の意思を示しました。仙台市にも賢

明な判断を希望します。

60 歳代 男性幸町中

学校区 永住外国人への地方参政権を与えない方が良い。

60 歳代 男性三条中

学校区

参政権は普段の生活の自由差別がない日本では、例え地方であって

も外国籍の方々に与える必要はない。外国籍の方々が日本で暮らし

たいと思う心がおきてくれば自然と日本籍と取ると思う。永く住んでいる

から、何代も続いているからという事で、自動的に参政権を与えること

は反対です。日本文化を守る為にも、外国籍の方々には参政権を与

えるべきではない。

70 歳代 女性幸町中

学校区

・外国の方が日本で暮らす事には特に異存は無いですが、現在政府

が言っている外国籍の方へ選挙権を与える事へは大反対です。そん

な国は全世界に無い。そんな事をしたら、中国みたいな国が大量に移

住させ、内政に入って来てしまう事も考えられるので大反対。

◆行政への要望/入国(4件)

年代 性別 地域 意見内容(原文掲載、外国語の場合は翻訳)

30 歳代 女性五橋中

学校区

Over Stayで滞在していたにも関わらず、半年後や数年後に再入国

許可を出す移民局も、いかがなものか。雇用保険にしても、ハローワー

クにしても、まんまとやられている気がしてならない。適正な検査をして

いるのでしょうか?外国籍住民全てがとは言わないが、私の周り(forei

gner)からは・・・。

50 歳代 女性五橋中

学校区

入国についてもう少しきびしい対応で行って欲しい。・マナーが悪い。・

声が大きい。・自転車の乗り方が乱暴(中国人、韓国人)・不潔・ゴミを

ちらかす。

60 歳代 女性三条中

学校区

日本は安全な国です。住人になる人の目的をはっきりさせキケン人物

をはっきり国内に入国させないでほしい。今の日本を考えるとどの様に

しても外国の人の手助けが必要になると思います。受け入れ側も、入

って来る人も目的がはっきりしていてほしいと思います。たとえば勉強の

為、看護士etc、はっきりした受入をしてほしい。

80 歳

以上 女性

高齢で何のお役に立てない回答で申訳なく思います。NPOシニア在

籍10年です。外人と接するのは、七夕祭りの飾り付けの時に教へたり

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する位のものでその外は一切外人とは接して居りません。古い時代の

私の年齢としてはあまり日本の国へ外国人の国籍はふやしてほしくな

いと思っています。外国人に日本文化又地域等も汚されることはない

ようにしてほしいと願います。年寄りの古い考えでしたら赦して下さい。

◆行政への要望/その他(2件)

年代 性別 地域 意見内容(原文掲載、外国語の場合は翻訳)

50 歳代 男性五橋中

学校区

私は、昔は八幡町に妻と子供(娘一人)と暮らしていたのですが、何故

か家を出されてしまい、途方にくれていたところ学生のころいた片平を

歩いていたら「空室あり」となっていたので入居しました。その後心が荒

れて「いろは横丁」で飲み狂っていましたある居酒屋の親父は、お店を

破産・離婚したことがある人で「お前の苦しみなんかまだまだ・・・」と私

を更正してくれました。このお店はバイトの女の子を使っていましたが、

どの子もプライドだけ高く「私はこんな横丁で、本来はいる人じゃないの

よ」と心ではこの下町をさげすさんでいるようでした。ある日私は親父に

「今どきの日本の女の子はえらそうにして使いものにならないから、かえ

って苦労している外国人を使ったら」と言ったら次に行ったとき、本当

に中国の女の子が居ました。この子は本当によく働くがやはりプライド

が高く、酒ぐせも悪く、味はしょっぱかったのです。こんどは私が怒りつ

け一年間やはり指導しました。その後彼女は私に「ありがとう、やっと日

本人の気持ちがわかりました」と言ってくれました。今では横丁の名物

ママになり、お店も繁生しています。言葉が通じることは大切です。その

上で人間としての格闘、もつれ、再理解、和解、再構築、信頼の過程

が伴を育ててくれました。もし行政が何か支援をしたいと思うなら、あな

た自身がそういう体験をすることです。(外国籍の人とは限りません)

80 歳

以上 女性

五橋中

学校区

普段余り接することがありませんので交流の仕方など分かりません。仙

台は外国籍の方が多いので、行政も地域も十分に理解を十分された

い。

◆アンケートについて(10 件)

年代 性別 地域 意見内容(原文掲載、外国語の場合は翻訳)

20 歳代 女性五橋中

学校区

街に住んでいて、多言語が行き交わっているのは当たり前の日常です

が、実際に外国籍住民の友人や知り合いが多い訳ではありません。近

所にどれくらいの外国籍住民が住んでいるのかも分からず、いまいち見

えないことが多いのですが、まち全体が明るく、みんなが自分たちの住

む環境に責任を持ち、見直すきっかけになったり、自分たちだけではな

い地域づくりへの公の意識の高まりが必要だと感じました。そういった

意味では、このアンケートに答えることができてとても良かったと思いま

す。

20 歳代 女性三条中

学校区

仙台市内において外国籍住民の居住割合が高いということを、今回ア

ンケートを受けとり再確認いたしました。私個人といたしましては特に深

く交流のある外国籍住民はおらず、近所の道ですれ違ったりスーパー

で見かけるくらいですが、アンケート表「問7」の外国籍住民の特徴を

見ると中国や韓国などアジア圏の方が多いようですので、気づいてい

ないだけで身近にいらっしゃるのかもしれないなと思いました。日本人

が外国へ滞在した際に言語や国民性、生活ルールetc・・・に戸惑う

事が多いように、現在、仙台で生活されている外国籍の方々も日々の

生活や万が一の際(災害etc・・・)にどうしたらよいのか不安や孤独感

をもっているのかもしれません。国籍にとらわれずに地域に住む仲間と

してもっと交流を深めたり、コミュニケーションを普段の生活の中でもと

っておく必要があるなぁ・・・と再確認いたしました。私が子供の頃は外

国籍の方は今よりずっとめずらしく、大人たちですら関わることに戸惑っ

ていた記憶がございます。今は国際化が進んだとはいえ、まだまだ外

国籍の方々を受け入れる態勢が十分であるとは言えないので、企業や

学校また行政などの力も借りつつ、肌の色や言語、国籍にとらわれ

ず、協力して住みよい安全な地域にしていくことが大切だと思いまし

た。今回、こちらのアンケート表を受け取り再確認した事やもっと考えて

いかなくてはならない事が改めて明確になりました。こうした機会をいた

だき、誠にありがとうございました。

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20 歳代 女性三条中

学校区

地域づくりとは関係ないのですが・・・。このようなアンケートを通して住

民の意見を反映してもらえるというのは素晴らしいことだと思います。ま

たこのような機会があれば、ぜひ解答させていただきます。

30 歳代 女性幸町中

学校区

”外国籍住民”としてアンケートに答えましたが、日本名に変わっている

方は日本国籍なんですよね?なので、日本名を使っている方に対して

の意見はこのアンケートでは答えられません。ちょっと絞り込みすぎでは

ないでしょうか?

30 歳代 女性幸町中

学校区

日本人と外国籍住民が交流することが前提となっているアンケートで

不親切です。アンケートも記入の仕方がよくわからない。

40 歳代 女性五橋中

学校区

外国人参政権に絡んだアンケートと思いますが、これは断固として反

対の立場にある人間です。日本人と外国籍住民との円滑な生活体系

づくりということをテーマにしたアンケートなのは理解しますが、何故、外

国人の増加に不安を覚える市民側の意見を書く欄が一切ないのか、

非常に前提ありきでアンケートとして欠陥があります。また、中国のよう

に労働目的の不法入国をくりかえすような国や日本での権利を得たい

と主張するのに帰化しない在日のような人種と欧米からの知的インテリ

層の学生や就労者とは同列には語れません。またイスラム圏からの入

国者は国内で犯罪に手を染めることも多く、これも同列には出来ませ

ん。人種差別的な発言を自覚しますが、中国、在日、イスラム系の人

間の犯罪が多いのは、これは、報道をふまえた上での事実です。全て

の国を同列に扱うとする発想がナンセンスであり現実を見ていません。

まさに鳩山首相に代表される理想だけの友愛的、非現実的な頭が悪

いアンケートでした。だれが作ったか知りませんがよくもこんなもの2000

通も刷る気になったものです。くりかえしになりますが、このアンケート自

体が、中立性を欠いており非常に偏っています。こんなアンケートで既

制事実を作ろうとせず、外国人参政権に関するダイレクトなアンケート

をして下さい。手法が卑怯です。

50 歳代 男性五橋中

学校区

本アンケート結果が、政治利用されることのないようにして頂きたくお願

い致します。

50 歳代 男性幸町中

学校区

このアンケートの意味があるのでしょうか?自然にまかせた方が良いの

ではないでしょうか?※アンケートの主旨がわかりません。日本国が外

国人を現実問題として、受け入れている以上自治体の話しではない。

60 歳代 男性五橋中

学校区

友達付きあいをする外国人しか知らないのでこの調査がよく分からなか

った。

70 歳代 女性幸町中

学校区

・このアンケートの問2、3の外国籍の方が地域に住んでいて良かった

事、悪かった事があるが、一般的にはこの問には特に無しが大半を占

めるはずですが、その回答が無いのは不親切。問8の外国籍の方と今

後関わって行きたいかという問も同様特に無しが大半を占めるはずな

のにその回答が無い。アンケートをする前段で問題に対して回答が無

い場合は答えなくても良いですとの表記は必要です。そうしないと必ず

問題の回答から選ばないとならないと思う方も多くなり本来のアンケー

トとしての調査にはならない。自分の本意では無い回答になってしまう

のでこういったアンケートを作る時は製作者が素になり回答出来るか?

を考慮し作って下さい。

◆現状/プラス面(5件)

年代 性別 地域 意見内容(原文掲載、外国語の場合は翻訳)

50 歳代 男性五橋中

学校区

地域に居住している又は散歩でよく会う2人の外国人(白人系)とはよ

く話もするし普通の付き合いができているので特にどうのとは思わず、

自然な付合いができている。その一方地域内にある日本語学校の学

生と思われる若い中国人達とは全く接点が無く無気味とすら思われ

る。これらを何とかする様な事を考えるべきではないか。

50 歳代 男性幸町中

学校区

在日韓国二世の方が韓国からの留学生と知り合いになることができ、

近くて遠い日本と韓国の間に多くの誤解があるように思われるが、韓

国の文化等を良く知ることにより、より理解が深まるように思う。今後、

お互いの国のことをよく知ってもらうことにより日韓の関係がよりよくなっ

てもらえるよう個人的につき合いを継続していきたい。

50 歳代 男性三条中

学校区

基本的に大学関係者が多く、地域の住民と良好な関係を維持してい

ると考えています。ユニバーシティーハウスの学生さんがよいクッションと

なっていると存じます。東北大学は地域との関連も十分に考えていま

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す。

60 歳代 女性幸町中

学校区

40代の頃子供の学校からの依頼で、3週間程ホストファミリーの経験

があります。受け入れるまでは緊張しておりましたが、いざ受け入れてか

らは楽しく色々な勉強をさせていただきました。私の語学は全然だめで

すが、学生時代に習った単語と身ぶり、手ぶりで十分理解し合えたと

思っております。今では良い思い出になっております。

80 歳

以上 女性

三条中

学校区

日本人の婦人と同居しているインテリの黒人と時々会い(マンション)上

手な日本語で話します。エレベーター、道路

◆現状/マイナス面(20 件)

年代 性別 地域 意見内容(原文掲載、外国語の場合は翻訳)

30 歳代 女性五橋中

学校区

こちらに引越して来る前、宮城野区に住んでいました。子どもがまだ小

さかったので、よく近くの公園に連れて行ったのですが、平日の昼間に

小学生位の男の子が来ていて、小さい子に興味があったのか、寄って

きてうちの子供にさわったり、懐っこくしてきたのですが、「今日、学校休

みなの?」と聞くと、ニコニコして何も答えないので、どうしたのかなと思

っていました。公園に行くたびにその子に会うし、何も話しをしないし、

不審に思っていた所、ある日その子の父親らしき人もいっしょに公園に

来ていました。私達の姿を見つけると、いつものようにその男の子が寄

ってきたのですが、父親らしき人に制止されて、その時初めて外国人だ

とわかりました。父親はなぜ日本にいるのか、また、日本語を話せない

子どもをどうやって育てているのか等いろいろ思いましたが、その後私

達は引越してしまい、その親子を見かけることもなくなったのですが、今

回このアンケートが届いて、あの時の親子はどうなったのかと改めて思

い出しました。いろいろな事情で日本に居る外国人の方々、しかし日

本語が話せず平日の昼間に子どもだけ1人で公園で遊んでいる現

状、外国人に理解を示したいが、我が子も小さいため、様々な不安が

つきまとう事は否めません。

40 歳代 男性五橋中

学校区

アジア系中国留学生の行動には、驚かされる。日本の文化や風土(マ

ナー)を理解した行動をしてほしい。例・歩道幅いっぱいに話しながら

歩く。・食堂で1人前の食事を3人で食べる。(店主驚く、1人が食べて

2人が注文せず)・大声で会話している

40 歳代 女性五橋中

学校区

外国人による犯罪が増えているので不安を感じる。近くのアパートに中

国・韓国等の外国人が数多く入居していて、ゴミの出し方など、ルール

を守らず困っているが注意はできない。また地域の防災訓練など、無

料の食事が出る時に、大勢おしかけてきて、(住民でない人たちも)食

事を恐いぐらいの勢いでうばいあうように持って、いなくなる。(訓練に参

加する気はない)恐いし気持ち悪い。

40 歳代 女性幸町中

学校区

この地域には中国籍の方が多いようで、何人かで中国語で話しながら

買物をしたり、自転車で走る姿を見かけます。何を話しているかわから

ないせいもありますが、不安な気持ちになる事もあります。

40 歳代 女性幸町中

学校区

会社の近くに外国籍の学生が住んでいるのですが、生活の(ゴミ出し)

マナーが悪いのですが、外国語が話せないので、注意する事ができ

ず、どうしたら良いか困った時があります。日本人もですが、自転車に

乗って、携帯電話で話しているのを見かけたり、2人乗りしたりと日本人

も外国籍住民も、ルール、マナーをきちんと守って頂きたいものです。

40 歳代 女性三条中

学校区

外国籍住民に対する偏見かもしれませんが、アパートの壁に穴を開

け、隣人の部屋を覗いていたとか、もの取りが増えた等治安が悪くなっ

たとの話を聞いた事があり良い印象がありません。地域によって、その

国の住人の良さを引き出す祭り(交流祭)を開催としてみてはいかがで

しょうか?(東京の麻布十番の祭りをモデルに)

50 歳代 男性五橋中

学校区

とにかく、自転車等の交通ルールを守らない、もちろん日本人もいます

が、この地域では目立ちます。住居の回りがゴミだらけになっている。集

団でいる事が多いので夜などは恐ろしい

50 歳代 男性三条中

学校区

欧米、東南アジアの人たちよりも人数が多いせいもあるでしょうが、中

国人の傍若無人な言動が目につき、時には身の危険を感じることもあ

ります。「地域のルールを守るという生活上の最低限の遵守」以前の問

題だと思います。

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50 歳代 女性幸町中

学校区

・以前、中国残留孤児の方(中国人の家族の方も一緒にこられてい

た)と関わることがあって、その時の中国人に対する感情が(自己中心

的な方なので)今でも中国人は苦手です。幸町公団にも住んでいる方

がおられるようです。たまにパジャマで歩いている方を見かけます。中国

4千年の歴史に自負しておられるのでしょうか?日本に来たら、日本の

習慣、風習も知って欲しいと思います。(極端な意見でスミマセン)・・・

でもとにかく中国人は苦手です。(テレビドラマで心やさしい中国の方

の話も知っていますが)

50 歳代 女性幸町中

学校区

近所には、アジア系の人々が住んでいます。日本に住むという意識の

欠如、多人数での生活ゆえにマナーが?と思うこともしばしばあります。

私達も壁をつくっているのかもしれませんが・・・。なかなかむずかしいと

ころです。

60 歳代 男性五橋中

学校区

現在リタイアして、外国籍住民との係わりは全くない。現役時の勤務先

の近くのアパートに7~8人の外国人が住んでいる(あるいは、一時的

に住んでいる。)のをみた事がある。一見して季節労働者とみえる服装

をしていた。外見だけで人を判断する事はよくない事ではあるがこうゆう

人達をみると、町の風紀が悪くなるのでは思った。同じ働く人でも工事

現場で働く人よりも病院・事務所・大学など技術的に仕事に従事する

人の居住をとの思いが本音である。

60 歳代 男性三条中

学校区

近くに外国人はいないが、時たま言葉を聞いて外国人だと思うことは

多い。ごく普通に接していられる。ただニュースなどで外国人の犯罪が

増えていることには危機を感じることも多い。

60 歳代 女性五橋中

学校区

私が住んでいる所に東北大学に行っている中国の人達が住んでいま

す良い人もいるのですか?・ゴミの出し方に注意すると日本語がわから

ないですます。・夜遅くまで大声での話大変迷惑しています。・夜遅く

路中にすわってびっくりする時があります。

60 歳代 女性五橋中

学校区

土植に日本語学校が有るので若い中国人の集団が自転車で通り過

ぎるのが日々見られる。横列で大声で話をしながら通るので、危険では

と思うがスピードが出ていて注意(話)もできない。

60 歳代 女性幸町中

学校区

近所に住んでいる韓国人が非常識すぎる、何事にも!(中国人も)日

本人をばかにしている。(見下げている)からきらいです。

60 歳代 女性幸町中

学校区

外国籍住民の方々は、留学生と言っているが留学生とは思われない

生活をされていると思う。留学生とは名目上であって、出稼ぎに来てい

るのではないだろうか。アフリカ系の方々は確かに留学生と思われる

が、中国や朝鮮系の方は、生活費仕送りの為に日本に来て、ひたすら

働いて仲間同志で情報交換をして、休日は数十人で1晩中楽しまれ

ている様子は、外から見れば楽しそうですが、近隣住民には、耐えがた

い民族の価値観の違いを肌で感じるのみです。共に暮らす無理を通

すよりも民族同志のタウンを作る事をすすめます。アパートに住んでい

る方々にとって、住民の騒音に対して不満がかなりあるように思われま

すが、会社員と違って負担は行政に行くわけですから、市民に受け入

れ人数に対してのアンケートなり、何らかの方法で問いかけが必要なの

ではありませんか。

70 歳代 女性五橋中

学校区

朝夕のあいさつぐらいは町内の人と交すようにしてほしい。日本語で

「おはようございます」「こんにちは」程度で外国の人々と仲よくなれると

思う。道路上で1人で大きな声でケータイと話しながら最夜中でも声を

出して歩いていると恐ろしく感じる。

70 歳代 女性五橋中

学校区

いつも交差点等でバイクに乗りながら大声で話をしている人が良くみら

れます。何となく威圧感が有り年よりには怖い時があります。

70 歳代 女性三条中

学校区

地域の生活ルールや、習慣をもっと認識してほしいと思います。私共

の住んでいる地域は割合年配者が多く、静かに過ごしているので、夜

は大きな声を出したり、外で大声で電話をされるのはちょっと迷惑で

す。

女性五橋中

学校区

生活ルールが分からない若い学生達が町内会には、アパートにいっぱ

い住んでいるようですが、日本文化の事をもっともっと学校の方で教え

てほしい。平気で地域で暴らされると迷惑します。関わりたくないです。

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◆現状/外国人との交流はほとんどない・全くない(20 件)

年代 性別 地域 意見内容(原文掲載、外国語の場合は翻訳)

30 歳代 女性幸町中

学校区

あいさつ程度で、特に接点をもたないし、どちらかというと外国籍の方

が関わりをもたないようにしているように思えます。

30 歳代 女性三条中

学校区

公園やお店で、外国籍住民のご家族を見る事がありますが、言葉が

通じるのか、わからず、あいさつ程度しかしていないと思います。孤立

感、疎外感を受けなければよいなぁと思う事が、あります。子供と同じ学

校関係では、なるべく話しかけるようにしています。

50 歳代 男性五橋中

学校区

中国をはじめ東南アジア地域の留学生が日本語修得のため専門学

校に通っているようだが、道ばたでみかける程度での私の見方だが、2

~3人で必ず自転車や、徒歩でかたまって行動している中に、同じ専

門学校の日本人の生徒の姿がみえない。私ももし他国で生活をしたな

らば、近くに日本人がいたら共に行動をするかと思うが、もう少し専門

学校の中でも、日本人でも他国の言語を学ぶために通学している人も

多いと思われるので、その学校の中でも、もう少し他国の学生との交流

があれば、いいのではないのでしょうか・・・と思う。

50 歳代 女性五橋中

学校区

街ですれ違った時に中国語や韓国語を話しているので外国人とわか

る外国籍住民が多いが接触点があまりないので、アンケートに答えるの

も経験不十分だと思いますが、仙台もだんだん東京並に外国人が増

えてきているなと思うことが多いです。それら外国人の方々は同国人同

士でかたまっていることが多いのであまり交流の機会がなく残念な気も

します。

60 歳代 女性三条中

学校区

この住んでいるマンションはつきあいが全くなく(子供もいません)あいさ

つ程度ですが隣の方とも2~3ヶ月あいさつもないのもありません。すべ

てマンションの管理人さんまかせなのでもう少しおつき合いをしたいと思

っていますが、忙しすぎてそれも思うように出来ません。ひまがあれば病

院とかのボランティアもしたいと考えておりますが主人も義母も入院して

いるのでそちらの方も出来かねています。近所つきあいをどのようにして

いったらよいか今の所わからないまま住んで(H9、3月末~)13年目を

迎えようとしています。

70 歳代 女性五橋中

学校区 高年令になりましたので、活動は無理です。

70 歳代 女性幸町中

学校区 外国人住民、近くにいないので協力出来ず、ごめんなさい。

70 歳代 女性三条中

学校区

三条中学校区域ですが、本当にまれに会う(通りすがりに)のでまとも

な返答になっていないと思いますので悪しからずに。

接点がないので分らないです。通路で見かける事がある程度です。

北山地区に住んでいますが、高校での会話(忘れているし、少々のみ)

レベルでしか、話すことができません。近くに国際センターがあって、他

国籍の人々が住んでいます。もったいないと思います。色々の国の言

葉を知ることができるのに。

◆現状/その他(6件)

年代 性別 地域 意見内容(原文掲載、外国語の場合は翻訳)

40 歳代 男性幸町中

学校区

アジア系留学生が多いが、日本人学生と同様に地域活動に参加せ

ず交流しようと思っていないと思う。

40 歳代 男性三条中

学校区

子供が中学校卒業してからは地域等とは関わりがなくなり、どのような

行事があるか情報が入りづらくなったと感じる。

50 歳代 女性幸町中

学校区 ”個人情報”で地域、学校等交流がむずかしい時代に感じられる。

50 歳代 女性幸町中

学校区

大学食堂のパートをしています。留学生と接する機会が多いです。言

葉の壁はおおきいですね。皆とても親切に接しています。日本人は外

国人にとてもやさしく親切です。逆にモラルの違いにビックリさせられる

事もあります。かりた物は返さなかったり、ゴミは置きっぱなしだったり、

日本人にも好かれるよう努力する事も大事な事だと思います。

80 歳

以上 男性

三条中

学校区

福祉大などの短期留学生は地域に溶け込まないようです。単身の場

合は特に。

80 歳

以上 女性

幸町中

学校区 これほどの数の外国人が居住しているとは知りませんでした。

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4.ヒアリング調査

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【調査概要】

アンケート調査では把握が難しい質的な側面に焦点を当て、個人的な意見や要

望等をさらに踏み込んで捉えるため、外国籍住民および、外国籍住民支援団体等

に所属する日本人住民に対し、ヒアリング調査を行った。

(1)外国籍住民に対するヒアリング調査

① 調査地域 仙台市全域 ② 調査方法 直接訪問によるグループヒアリングおよび個別ヒアリング ③ 調査期間 平成 21 年(2009 年)12 月~平成 22 年(2010 年)1 月 ④ 調査対象

グループヒアリング 13 グループ 90 人

属性 人数

1 留学生 6

2 母語教育グループ 10

3 日本語講座受講生 10

4 日本語講座受講生 4

5 就学生 6

6 就学生 7

7 宗教関連 17

8 宗教関連 6

9 宗教関連 3

10 中国帰国者 10

11 ALT(外国語指導助手) 7

12 外国人団体 3

13 外国人団体(特別永住者) 1

個別ヒアリング 6 人

属性 国

1 経営者 中国

2 経営者 バングラデシュ

3 経営者 タイ

4 大学教官 アメリカ

5 大学教官 オーストラリア

6 大学教官 ドイツ

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◆ヒアリング結果

①日常生活について

・交通に関しては、バスのシステムが分かりづらい、料金が高い、地下鉄の無いとこ

ろ以外は不便等の公共交通に対する意見が多くみられた。また、交通ルール講習や

ミニバス(大学構内など)の運行などの要望もあった。

・ゴミについては、分別の方法や量など出し方が分かりづらいので、レクチャーして

欲しいとの要望もあった。

・イスラム教徒の人を中心に食事や習慣の違いによる問題が起きているが、少しずつ

周りの理解や環境の変化などによって改善されつつあるが、まだまだ課題が残され

ているようだ。

・仙台に対して住みやすいという印象を持つ人が多い。全体的にマイナスイメージよ

りもプラスイメージの意見が多くみられた。一方で、経済衰退や街並が単一化して

来ていることに対して危惧する意見もみられた。

《ヒアリング主要意見》

◆交通

・バスのシステムが分かりづらくあまり利用しない。利用しやすくするためには

バスの電光掲示板にローマ字をつけて欲しい。(留学生)

・バス、地下鉄、JR、公共機関は全て料金が高い。(留学生、)

・原付に乗っている留学生が多いので、交通ルールの講習も必要。(留学生)

・自転車置き場がすくない。(外国人団体)

・通勤ラッシュなど混んでいる時はバスの本数を増やして欲しい。ミニバスのよ

うにどこでも停まるバスがあってもいいのでは(大学校内など)。(外国人団体)

・地下鉄の無いところでは交通の便が悪い。(母語教育グループ)

・中国よりも運転しやすい。(母語教育グループ)

・仙台の道路事情がまだよく分からない。(大学教官)

◆ゴミ

・仙台はゴミ箱が少ない(他の都市でもその傾向)。(留学生)

・ごみの分別に苦労した。ごみの分別徹底を図るために、処理工場の作業風景を

見てみるべきだと思う。(大学教官)

・1回に出すゴミの量(苦情がきたことがある)、そもそも情報が少ないのでどう

したらいいか分からない。(宗教関連)

・ごみの捨て方のパンフレットをもらった時にインフォメーションをやってもら

うと、その後全然便利さが違う。(日本語講座)

◆施設

・保育所になかなか入れない。(母語教育グループ)

・日本に来て1番困ったことは、子供が1歳の頃、お母さんが仕事をしていない

という理由で保育園に入れない。そのためお母さんが仕事をできない。(母語

教育グループ)

・大使館や領事館の誘致。あったら便利だと思う。(母語教育グループ)

◆習慣

・お祈りの時間が決まっていて、とりあえずそういうスペースぐらい何かやれる

ような、お祈りをさせてもらえるような配慮があればありがたい。日本ではま

だ一般化していないし、お祈りのために職場を離れることは難しい。(宗教関

連)

◆食事

・イスラム教徒の場合は食事に制限があるので困る場合がある。避難生活の場合

は仕方がないが。(外国人団体)

・大学のキャンパス内でハラルフードという形で今やっています。他の学部にも

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増やしていきたいようだ。(宗教関連)

・給食の問題、宗教上食べられないものがある、ベジタリアン対応も。(バングラ

デシュ人経営者)

・食材をスーパーで買う場合は、食品分析表などでチェックしたり、ハラルフー

ド店で買ったりする。(宗教関連)

・大人のものより子どもの食事がいろいろな形で問題になっている。(宗教関連)

・給食の場合は、材料をチェックする。足りない分は家から持参。(宗教関連)

・食文化の違い(アレルギー表示して欲しい)。(外国語指導助手)

・タイ料理の材料は近場で手に入るようになった(昔は東京から取り寄せ)。(タ

イ人経営者)

・祖国の食材が手に入りにくい、値段が高い⇒手に入りづらい食材を斡旋、安価

で提供。(バングラデシュ人経営者)

◆仙台の印象

・学生としては住みやすい。(留学生)

・まちとしてはすごくしっかりしているし、大きいまちと変わらないぐらいいろ

いろな事ができるし、安いと思いますね。生活はしやすいと思うし家賃とかも

安かったですね。(外国人団体)

・アメリカには 100 万都市はない。仙台位の規模だと、アットホームなところと

大都市的な所を併せ持つ、それが仙台の魅力になると思うが、若い人にとって

は物足りないかもしれない。(大学教官)

・仙台の人は威張っておらず外から悪口を聞いたことがない。仙台の評判よい。

留学生にも住みやすい、仕事がある、物価が安いと評判がよい。(大学教官)

・街並みもきれい。ごちゃごちゃしていない。(大学教官)

・仙台は寒い。(母語教育グループ)

・外国の店が増えているのが嫌だ。地元の店が少なくなってきた。仙台らしさ、

日本らしさが失われているのですごく心配。(外国語指導助手)

・仙台の初売りの良さが薄れてきた。東京の初売りと変わらなくなってきた。(大

学教官)

・仙台の静かな感じは慣れない。(就学生)

◆宗教

・仙台で外国語のミサはここだけ。(宗教関連)

・宗教の問題(イスラムなど文化としてぶつかる)。(大学教官)

②言語について

・ほとんどの人が言葉の壁を一番の問題にあげていたが、自分自身の努力や慣れで解

決していかなくてはならないという前向きな意見もみられた。また、片言で話せる

ようになっても感覚の違いや方言が難しいなど居住年数が長い人でも問題を抱え

ているようである。

・日本で生まれ育った子ども世代は母国が話せなくなるケースがみられる。

・母語をしっかりやらないと、思考・表現力まで響くという意見もあった。

《ヒアリング主要意見》

◆言葉

・子どもは中国語を理解しているが返事は日本語で帰ってくる。(母語教育グルー

プ)

・子どもが日本で生まれ育っているため母国語を話せないケースが増えている。

(中国人経営者)

・言葉の問題。3世ぐらいになると韓国語が話せない人が多い(家庭にもよるが)。

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日本語のほかに韓国語が話せた方がプラスになる場合もある(就職の時など)。

(外国人団体)

・方言が大変。若者は大丈夫だけれども年をとった人は。(就学生)

・生活する上で一番困ったのが日本語の言葉で、そういう文例集、簡単で短い文

例集とかがあれば自分としてはよかったなというふうに思っている。(宗教関

連)

・1世の方で例えば日本語ができなくて、ヘルパーさんとかとうまくいかないと

か、そういう話を聞くことはない。日本語の会話はできる。(外国人団体)

・店は順調。困ったことは、言葉の壁。マナーの違い。(タイ人経営者)

・最初日本語の問題、あと生活の問題がある。そういうことについてもう少しコ

ーディネートする必要がある。(大学教官)

・仕事を始めたとき言葉が分からずトラブルが沢山あった。会社の人が教えてく

れるということはない。自分で失敗しながら覚える。(母語教育グループ)

・母語(日本語)がしっかりできたから英語もできる。つまり概念とか思考とか

そういうものは、言語を通してやっている。言語をしっかりと形成してやらな

いと、それが思考、表現力まで響く。少なくともある程度母語が形成されたう

えで、母語も大事にしないと思考そのものにも響く。(大学教官)

◆表記

・外国から来た友達に仙台は看板が少ないといわれた。英語の掲示板とかサイン

ボードとか増やして欲しい。(留学生)

・看板の漢字に仮名を振って欲しい(日本語を勉強している人にとって勉強にな

る)。(宗教関連)

・道路の表記とか案内板は分かりやすい。(母語教育グループ)

・病院で英語表記が少ない、外国語が通じなくて困った。(留学生)

・地図に英語と漢字を併記。(外国語指導助手)

・公共料金の請求書は英語表記があって分かりやすい。(宗教関連)

・ごみの出し方の英語表記が欲しい。(外国語指導助手)

・「ガスについて困ったら」と書いてある説明の紙に英語の説明があった方がいい

と思います。(外国人団体)

・携帯電話の問題、複雑な料金体系、日本語が分からないのでなかなか理解でき

ない。(バングラデシュ人経営者)

・ひらがなで読み方を書いた方が良い。(外国人団体)

・英語系の人は漢字がすごくネック。でも、日本の学校に入っているお子さん達

は、漢字もだんだん感覚的に覚えてくる部分がある。訓読みという意味と、音

読みという意味が、だんだん感覚的に分かって融合していく。それが非漢字圏

の英語中心の勉強をしていると、なかなか難しい。(日本語講座)

・ひらがな、カタカナより漢字が難しい。ローマ字で書いてある日本語より漢字

に振り仮名の方が分かりやすい。ローマ字は人種によって読み方が違ったり、

単語の一部を前置詞や助詞として呼んでしまい単語と切り離して読んでしまっ

たりする。(大学教官)

③情報について

・日本での日常生活や習慣、文化などについて学校でのオリエンテーションや人が常

駐する場所、仙台の情報を一括したウェブサイトなどによって教えて欲しいという

要望が出された。

・海外向けのPRや観光資源のPRなどをもっとしたほうがよいという意見があった。

また、PRの方法として在仙の外国人に紹介させるしくみを作ってはという意見も

あった。

・情報媒体としては、友人・知人等の人づて、インターネットなどがあげられた。一

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方で、インターネットの普及により情報収集に対するハングリーさがなくなってき

たという指摘も出された。

《ヒアリング主要意見》

◆情報提供・PR

・日本の住宅の壁は薄いということをオリエンテーションで最初に伝えた方がい

いのでは。(楽器の音がうるさいと苦情が来たことがある)(留学生)

・日本の文化・習慣、日本語が分からないときは大変(学校でも重要なことは教

えて欲しい)。分からないことを聞ける場所が欲しい(日本のマナーとか)。情

報を見るだけではなく、人が常駐して話が出来る場所。(留学生)

・日常生活、例えばごみの出し方とか、交通ルールのこととか、そういった生活

に関する情報というのは学校の先生から聞く。ボランティアの方が来て、日本

文化を体験とか、ごみも話してくれる。(就学生)

・社会保険に入るように説明している、日本人学校でも生活の仕方などを教えて

いる。(バングラデシュ人経営者)

・日本文化を教える機会があれば。(宗教関連)

・仙台以外の留学生から仙台についての問い合わせがあった。仙台の情報がウェ

ブサイト一枚分でまとめられたものがあればよい(交通費、物価など)。(留学生)

・海外に向けて大学のPRをあまりしていないようだ。もっとした方がよい。ホ

ームページの情報も少なく分かりづらい。(外国人団体)

・ここにいる外国人を通して紹介させるような仕組みを作った方が一番やりやす

い、分かりやすいと思います。効果的だと思います。だから、ここに来ている

人達が仙台の代表者みたいな、そういう考え方を付けるような、システムを作

った方がいいと思う。(外国人団体)

・青葉城の歴史が分かりづらい。北山の墓地は外人墓地のようだし、もっと外国

人向けに仙台の歴史をPRした方がよい。(大学教官)

・勉強だけではなくて、週末は自分の時間なのでそういったところで観光とか、

いろいろ楽しめるところを学校で紹介してくれるともっと楽しい。(宗教関連)

◆情報媒体

・市政だよりの日本語版に、中国語版はここを見て下さいとあるといい。(母語教

育グループ)

・仙台市の市制だよりはすごくいい。(宗教関連)

・一番イングリッシュホットラインとかそういうところを知ることが大事。(宗教

関連)

・観光・イベント情報は仙台駅の観光センター等で入手。文字が読めなくても写

真で大体分かるので写真は大事。(宗教関連)

・今はインターネットで簡単に情報が得られる為、昔ほど必死に情報収集したり、

興味を示さなくなった。情報収集に対するハングリーさがなくなってきた。(大

学教官)

・ホットラインがあった方がいい。もっと周知した方が。(大学教官)

・先輩後輩の関係は重要(大切な情報源)。(留学生)

・仙台を選んだ決め手は友人の紹介。(外国人団体)

・困ったことは近所の人に聞く。来た当初は国際センターへ行ったり。(母語教育

グループ)

・同じ国とか外国人の友達から聞いて知る。(日本語講座)

・仙台のことは地図やインターネットで調べた。(日本語講座)

◆その他

・日本料理の講座を開いて欲しい。(母語教育グループ)

・定期的に日本文化講座、日本マナーセミナーを開催して欲しい。(外国語指導助

手)

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④居住について

・家を借りる際に、外国人であることで断られたり、保証人の問題があったり苦労が

あるようだ。学校によっては、学校側が保証人になってくれたり、信頼できる不動

産を紹介してもらったりという場合もある。

・公営住宅に外国人優先入居枠を設けて欲しいという要望も出された。

《ヒアリング主要意見》

・アパートを借りる時、半分くらいの大家さんが外国人だと断る。保証人がいな

いと駄目(保証会社を通してアパートを借りた)。(留学生)

・家を探すときに苦労する(保証人の問題とか)。(外国人団体)

・学校が寮として借りて住まわす分に関しては学校が保証して、ただ自分で住む

場合は基本的には学校は保証しないと。来日前にめどをつけてくる。学校の紹

介の不動産(その不動産屋さんは大家さんとの関係で保証人に関しては余りう

るさくないアパートをいっぱい持っていらっしゃるので)。(就学生)

・学生のアパートの問題、東北大は学校が保証人になってくれる制度が出来た⇒

ビザをもらう際に全部確認にて取得するので、さらに日本に入ってからも保証

人が必要になるのはおかしいのでは。(バングラデシュ人経営者)

・私もアパートを借りる時保証会社にお金を払って連帯保証人になってもらった。

会社を持っているから会社保証できてもいいのに・・・。(バングラデシュ人経

営者)

・公営住宅に外国人優先入居枠などがあるとよい。(母語教育グループ)

⑤医療・福祉について

・病院では言葉の問題(症状が十分に説明できなかったり、医者との意志の疎通がで

きなかったり、間違えた処方をされたりなど)が大きいようである。英語が出来る

医者を調べていったり、辞書を持参したりと対策を講じている人もいた。

・年金の問題については来日 1 世の方で問題となっていることが多いようである。

《ヒアリング主要意見》

・病院での言葉の問題がよくある。英語が出来る医者を調べていく。辞書を持ち

歩いている。(日本語講座)

・病院で待つ時間が長いが、診察時間は少ない。(就学生、宗教関連)

・年金の問題。1世の方からはその話はすごくある。(外国人団体)

・国民健康保険を高くとられた。(就学生)

・分煙を希望。(外国語指導助手)

⑥育児・教育について

・日本の英語教育の低さを指摘され、インターナショナルスクールや国際的な人材を

育てる教育を求める声があった。

・子どもが日本語しか話せないため日本にとどまっている家庭もある。

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《ヒアリング主要意見》

・中国の学校を作れば1番ありがたい。中国語、英語、日本語、各国の文化も学

ばせたい。新しく作るのは難しいので、既存施設の一部を使って取り入れても

いいのかもしれない。(母語教育グループ)

・日本語講座に通うようになって子どもの日本語の能力があがった。教科書の日

本語の読み方が中心で、勉強までは教えられない。(日本語講座)

・日本の英語教育は物足りない。(外国語指導助手)

・日本は国際的な教育がまだ進んでいない(日本語ではなく英語での授業)。ドイ

ツでは地域の人だれもが英語が少しわかるので、英語のみの生活でも学校と家

の往復になることはない。日本では難しい。(大学教官)

・日本語教室の漢字の授業を断られた(難しいという理由で)。(宗教関連)

・子供1人は2つか3つの言葉を簡単にしゃべれる人も結構いるので、仙台市も

そういう土地を目指して、それは絶対無理はないと思うので可能性としては十

分にあり得る。学校が欲しい。国立か市立でインターナショナルスクールみた

いな。(母語教育グループ)

・途中で中国に帰る場合、小学校までは何とかなると思うが、中学校に入ってか

らはかなり厳しい。子どものために日本に留まっている親が多い。(母語教育グ

ループ)

・学校では外国籍の子どもが沢山いるがそれを隠している。(外国語指導助手)

・どこの国の人よりも、この世の中に国際的に役立てるような人材になって欲し

い。(母語教育グループ)

⑦労働について

・外国人だというだけで仕事を断られたり、時給のレベルが日本人より低かった

り、母国での実績が認められなかったり、なかなか働き口がないというのが現

状のようである。一方で、日本語が話せれば働き口はあるとの意見も出た。

・仕事を探す上での情報提供等支援を求める意見を出された。

・最近は主婦や学生などによるボランティアが増えてきたようだ。

・仙台で商売をしていく上で、問題を抱えているという意見は出されなかった。

《ヒアリング主要意見》

・国際センターがハローワークと連携して人材紹介をして欲しい。(母語教育グル

ープ)

・仕事の見つける際の講座が定期的にあるといい。仕事を見つけた人の体験談、

面接に行く時の注意点、仕事を探しに行く時の準備等、アドバイスをいただけ

たら大分役に立つ。(母語教育グループ)

・アルバイトは飲食関係が多い。(就学生)

・外国人ですから給料のレベルがちょっと異なる、安い。お店の方から外国人に

教えるのもちょっと難しいしコストがかかるため。(就学生)

・仙台には語学教師をしている人たちは沢山いるので、働き口が少ない。皿洗い

くらい。(外国語指導助手)

・日本語が話せるとバイトもある。話せない人にバイトがないのでは?(バング

ラデシュ人経営者)

・昔はドイツ人教師も多かった。(大学教官)

・語学教師はネイティブが求められている為、3、4年の契約に限られてしまう。

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(大学教官)

・労働環境、外国人労働者への配慮。日本では3~5年くらいで国にかえってし

ます。ドイツでは国籍をとって住み続ける。(大学教官)

・高い目標をもっているなら中国の方がチャンスはあるが、日本では高齢社会に

対する分野、福祉、労働者が少ない産業でチャンスがある。(中国人経営者)

・その人たちはボランティアとしての仕事は沢山あるが、職業にはならない。そ

ういう人材を育成しても将来性を与えない。国の政策の問題もある。それでも、

なるべく日本語教師をなるべく増やす。これが、来たばかりの人にとっては根

本的な入口だと思う。(大学教官)

・主婦や学生を中心としてボランティアが増えてきた。(バングラデシュ人経営者)

・外国人だという理由でアルバイトを断られた。雇う側にその考えを変えて欲し

いし、雇われる側も次に続くような対応を心がける必要がある。(留学生)

・母国で取得した資格や就業実績は通用しない。認めてもらえない。(日本語講座)

・仙台はいいところだけれども景気が悪く、仕事を求めて他都市へ移ってしまう。

(母語教育グループ)

・日本語の勉強だけならいいが、仕事や学校を探すとなると仙台だと困ってしま

う。(就学生)

・外資系企業がもっと仙台に来た方がよい。なかなか進出してこない。空港の問

題、国際便がない、成田まで行かないなど影響しているのか。(大学教官)

・商売上は特に問題はない⇒日本の場合はシステム化されているので、言葉が出

来てシステムを理解できれば問題はない⇒仕事がしやすい環境にある。(バング

ラデシュ人経営者)

⑧社会生活一般について

・組織で様々なイベントを開催しに本人の参加もみられるようである。新たに、

外国人と日本人が交流できるイベントの提案もあった。

・人付き合いの範囲には個人差があるが、昔と比較して差別を感じなくなってき

たという意見があった。

・ホストファミリーのように精神的な支援が大切なので、宿泊を伴わず数時間食

事などをする交流があってもいいという意見もあった。

《ヒアリング主要意見》

◆イベント

・留学生の目線とか、外国人の生活を見られるようなイベントがあるといい。(留

学生)

・トルコのイベントをやると日本人も沢山参加してくれる。(外国人団体)

・仙台はイベントが多くレベルも高い。(外国人団体)

・これからも国際交流センターで意見交換というかコミュニケーションを取る集

まりを開催して欲しい。(母語教育グループ)

・大きなイベントとして、バザーのとき、国際的な雰囲気。インターナショナル

ミサ。すなわちみんな一緒になってスペイン語、英語、韓国語のグループでは

なくてみんなそれぞれ5つの言葉を使って。(宗教関連)

・韓国ブームもありさまざまなイベント・交流が増えている。(外国人団体)

・青年会の活動は能楽の派遣、週1回くらい集まってみんなでシンポジウムを開

いたりしている。(外国人団体)

・婦人会の方は、料理教室をやっている。(外国人団体)

・フェスティバルなどが面白い。(宗教関連)

・交流を深めるために外国人とのレクリエーション大会とか、遊ぶ大会、運動会

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やったらいいのでは。(宗教関連)

◆交流の場

・学校ができてから、情報交換の場になった。(母語教育グループ)

◆人

・近所の人とは自分から声をかけて親しくなった。(留学生)

・交流委員をするようになってから、人との交流があり積極的な生活ができ、や

りがいを感じている。(留学生)

・トルコ人でも学生同士であれば知り合う機会はあるが、学生と社会人が知り合

う機会は少ない。後で知り合うことはあるが。(外国人団体)

・トルコの人達はみんな仲良く結束力がある。(外国人団体)

・近所づきあいはあまり無い人が多数。(日本語講座)

・教会の人とは外ではあまり交流なし。(宗教関連)

・日本人の友達は、同年代より上の世代が多い(仕事を通じて)。積極的に声を掛

ければ友達になれる。(外国語指導助手)

・日本語を学びたいが外国人同士でも英語を話したい人がほとんど。外国人同士

でも壁がある。(外国語指導助手)

・近所づきあいも良好。(タイ人経営者)

・タイ人同士とはあまり接触がない。(タイ人経営者)

・コミュニケーションの時間があまりない。(大学教官)

・仙台の人は優しい。(留学生)

◆支援・相談

・ホストファミリーのように精神的な支援が大切、宿泊ではなく数時間食事など

をともにする交流があってもいい。(留学生)

・カトリック教会に行けば同じ国の人が見つかる(フィリピン)。教会は、そのネ

ットワークに入っており、交通整理の役割もある。(宗教関連)

・結婚相談:2世~4 世位だと日本人との結婚も。親は韓国人同士を望む。本国

の人を望むケースはあまりなし、在日同士。(外国人団体)

・そのほかの相談内容:日本語教室、韓国語教室であるとか、手続関連、どこの

学校がいいのか、生活相談的、人権関係のご相談はここ数年ない。(外国人団体)

◆その他

・姉妹都市にしたらよいのでは。最初に自治体同士でやるのはお金がかかるので、

市民間で交流を続け、お互いを知った上で結果的に姉妹都市を結ぶようピーア

ールしていく方がよいのでは。(留学生)

・今はもうスカイプで。お互いの顔まで見られるように。(宗教関連)

・昔は差別を感じたが、中国人のイメージがすごく良くなかったので、最近にな

ってその逆転したというか、逆に中国人だからお得みたいなところがある。特

に社長クラスの日本人は相当変わった。(母語教育グループ)

・郷にいれば郷に従えという、やっぱり基本的には日本に来たら日本の文化に自

分から慣れていくしかない。ただ、日本人にはもう少し外国人に対する理解と

か、もうちょっと広い気持ちで、いろいろな文化、いろいろな人がいるなとい

うことを受け止めて欲しい。(母語教育グループ)

・昔は仙台に残らないで母国に帰って欲しいという雰囲気があった。(中国人経営

者)

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⑨行政について

・国際センターについては、国際的交流に活用したいという意見もあったが少数

派で、全体的にみて立地条件等の理由で利用する人は少ないようである。

《ヒアリング主要意見》

◆施設

・国際センターは行きづらいというか、なかなかちょっと遠くて、あと行っても

図書館みたいな感じ。(母語教育グループ)

・国際センター、本当は何でも相談できるはずだが利用されていない。新しく来

た人は知らないし、古くからいる人は昔のイメージがあるのでわざわざ来ない。

(母語教育グループ)

・国際センターは遊びに行く場として、みんなでいろいろ交流とか、いろいろゲ

ームとかやれれば、特に子供を連れて一緒に行けるような場所があればありが

たい。(母語教育グループ)

・国際センターをもっと国際交流に活用したい。(外国語指導助手)

・国際センターにタイのインフォメーションがあったほうがいい。(タイ人経営者)

・国際センターだよりなどは他の場所だと見つけづらいので、仙台駅にもっとあ

った方がいい。(宗教関連)

◆手続き

・日本語のためにビザが欲しい時、1年学校へ行かなければならない。アメリカ

は3ヶ月。(外国人団体)

・外国籍の人が商売を始めるためには許可や資格が必要。その時に行政の対応で

差別を受けた感じはないが、母国との制度の違いでとまどう。(中国人経営者)

・仙台空港で外国人証明書を見せる際にあまり良い印象を受けなかった。(宗教関

連)

◆その他

・日本人はこれから外国人とどういう風にしていきたいのか気になる(親しくし

たいのか、親しくしたくないのか)(母語教育グループ)

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(2)外国籍住民支援団体の日本人住民に対するヒアリング調査

① 調査地域 仙台市全域 ② 調査方法 直接訪問によるグループヒアリング ③ 調査期間 平成 21 年(2009 年)12 月 ④ 調査対象 日本人団体等ヒアリング 3 団体 5 人

属性 支援分野 人数

1 外国籍住民支援団体 行政相談 2

2 外国籍住民支援団体 情報提供 2

3 外国籍住民支援団体 生活支援 1

◆ヒアリング結果

外国籍支援団体の主要なヒアリング意見は以下の通りである。外国籍住民に向け

ての情報発信や日常生活における支援・相談などのメンタル面中心のサポート活動

を通じて、感じたことや実態などを述べられている。

①言語について

《ヒアリング主要意見》

・言葉の問題、言葉の壁は想像以上にある。一応片言はしゃべれてもニュアン

スの違いで受け止め方が違ってくる。 ・税金、労働、社会保険、あとは住まい関係の逃げ場がなく、また、逃げてもその後

が大変なことになるという問題と、あとは言葉が、一生懸命覚えているのだけれど

なかなか日本語が難しくて、結局そのままで覚えられない。

②情報について

《ヒアリング主要意見》

・ドロップアウトした後はこうなると大変だという事を、リスクを教えるのを

日本人学校でやりたい。

・外国人の情報源は、人づてが多いようだ。

・外国人向けの相談会(行政)やホットラインなど減ってきた。

・作っているメンバーが 60 代中心なので、若者の情報が少なくなってしまう。

一つの団体からだせる情報は限られてしまうので様々な団体との協力も必

要。大学生のグループで作っている情報誌があるので連携してみては、他の

組織との交流も大切。

・情報提供はこれまで紙ベースのみだったが、ホームページでも閲覧可能にな

った。情報提供はしているが、読者からのフィードバックはあまりない

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③医療・福祉について

《ヒアリング主要意見》

・社会保険や税金の説明がなかなか理解してもらえない。(税金がなく概念がな

かなか理解してもらえない場合もある)⇒きちんと払わないとこういう事に

なってしまいますよ、という説明や実用的な説明で対応。

④育児・教育について

《ヒアリング主要意見》

・様々な人種が共生して仲良くなるというのが教育だと思う。小学校・中学校

からそういう教育が必要。

⑤労働について

《ヒアリング主要意見》

・扶養家族は海外にいた人も送金していれば扶養家族ですよという事をしらず、

シングルの税金を納付していた。雇う側の方に対する分かりやすい教育が必

要。

・劣悪な就業環境で働かされたり、賃金不払いだったり、悪質な業者が存在し

苦情も多い。

・景気が悪くなった事によるしわ寄せが外国人にきているのを実感している。

ランク付けされると外国人は下の方になってしまう。

⑥社会生活一般について

《ヒアリング主要意見》

・相談内容は人生相談、法的な問題半々位。

・留学生の相談でも、多いのは家庭、結婚関係が多い。その他、DV、在留資

格の更新。

・同郷で結束も固いし、コミュニケーションも上手い。

・交流コーナーの相談で一番多いのは、日本語をまず勉強したいので、どうや

ったら、どこに行けばいいかということと、あとやっぱりイベントで何かあ

りますかということと、あとはもう個別の相談になっていて、病院に行きた

いけど英語のできる病院はどこかとか、子ども手当てみたいなのが出ると聞

いたがどういうことかとか、銀行でこういうところはとか、パソコンを付け

たいけれどどこの業者さんに相談すればいいかとか、細かくなってくる。数

は少ないが、すごく深刻な、それこそ家庭内暴力にあっていてどうすればい

いかとか、子供の養育権、離婚に関する相談とかもたまにある。

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⑦行政について

《ヒアリング主要意見》

◆施設

・仙台国際センターというのはそういう核だ、例えば飛び込み寺みたいに「飛

び込んでくるのは非常に良いことなのでどんどん飛び込んで下さい」とした

ら、飛び込んでくるだけじゃなくて「その相手、加害者も連れてきて下さい」

というシステムを作るべきだと思う。

◆手続き

・行きたい行事があっても申し込み方法が煩雑で断念することがある(外国人

から聞いた意見)。

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5.ま と め

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仙台市内に居住する外国籍住民の大きな特徴として、中国籍、韓国籍の方が全体

の約7割を占めることや、他の都市にくらべて就労者よりも留学生が多いことがあ

げられる。年齢層は 20~30 歳代が約7割を占めており、同居人は配偶者のみの2人

暮らし、あるいはひとり暮らしが多く、市内での居住年数も3年未満が過半数を占

めている。

一方で、戦前から日本に居住していた特別永住者や、日本人の配偶者、家族滞在

といった様々な在留資格の方もいる。

こうした外国籍住民にとっての地域社会での暮らしやすさを向上することは、市

政運営上重要な課題である。

以下では、アンケート調査やヒアリングの結果から得られた外国籍住民の生活実

態や生活ニーズについて整理する。

①言語、情報関連

約7割の人が、日本語の「話す・聞く・読む・書く」がある程度可能であるが、

中には行政窓口や病院などで言葉が通じず苦労しているケースもある。また、言葉

が不自由なことを理由に仕事につけない状況も見受けられる。

日本語学習については、学校での学習のほか、教材やテレビ講座、友人・知人な

ど、様々な方法で行われているが、中には忙しさを理由に学習できない方もいる。

言葉は、人間の社会生活上最も重要な要素のひとつであるが、外国籍住民が地域

生活を営む上で日本語を一定程度話せないと、母国出身者同士で集まる傾向が強ま

り、地域社会とますます疎遠になってしまい、地域の中で孤立してしまうことも考

えられる。

これまでも市民センターでの日本語講座や日本語学習支援のボランティア育成

等が実施されているが、様々な言語を使う国や地域の出身者が多い中で、それぞれ

の立場に応じた適切な日本語学習が可能となるよう、より多様な日本語学習機会の

提供が求められている。

行政の案内・印刷物や交通機関等の公共空間においては、外国語標記が一定程度

進んでおり効果を生んでいるが、病院などの一部機関では窓口業務などでの外国語

対応が不十分であるとされている。

生活を支える様々な情報についての外国語による提供のさらなる充実に加え、不

特定多数の利用者がある施設等における、外国語の通訳サービス体制の充実が求め

られている。

②居住関連

外国籍住民の仙台市での日常生活全般への満足度は高く、住環境全体に対しては、

住みやすいと好印象を持つ人が多い。

一方で、住まいの確保という点では、行政に望むことの上位3位に 「外国籍住

民の住宅入居を支援する」(約3割)が挙げられた他、日本人の保証人が必要なた

め容易に住宅を借りられない、外国籍であるということで入居を拒否された等の意

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見も挙げられており、多くの外国籍住民が困難を感じている。

特に、仙台市においては滞日期間のまだ短い留学生も多く、住まい探しの時点で、

住宅経営者や不動産業者とのコミュニケーションが日本語でうまく取れなかった

り、日本の住宅の習慣を知らなかったりといった問題も多く生じているものと思わ

れる。

また、「外国人ということでいやな思いをした」内容の上位に、住まいに関する

ことが多く挙げられているが、住宅経営者が、外国籍住民の入居を受け入れると、

家賃の支払いや住まい方に関するトラブルが発生するのではないかという漠然と

した不安を持つ傾向にあることが、背景となっていると思われる。

外国籍住民の生活基盤となる住まいの安定確保に向け、入居を円滑化するための

対策や、外国籍住民・日本人双方への情報提供が求められている。

③防災関連

災害への備えをしている人が約3割にとどまっており、その理由として災害への

備え方法がわからないとする人や、地震等の被災経験がないことから、災害そのも

のについて知らない人が約半数に及んでいる。

今後、高い確率で宮城県沖地震の発生が予想されていることから、災害危険性や

災害への対策方法など、関連情報の周知を徹底するとともに、災害時における地域

住民との協力体制など、地域社会とのつながりを事前につくっておくことが求めら

れている。

④育児・教育関連

子どもがいる外国籍住民は約 3 割となっており、そのうち約 4 割が子育てで困っ

ていることは「特にない」としているが、その他の人は子育て情報の不足や相談相

手の不在などをあげており、また、保育施設の充実を求める声や言葉の問題が壁に

なり一人で抱え込むケースがある。

一方、新生児訪問指導やこども家庭総合相談など、子育て支援制度の利用率は低

いことから、こうした既存の支援制度については認知度が低いことが予想され、外

国籍住民への子育て支援に対する情報提供などについてきめ細かなサポート体制

の構築が求められる。

子どもとの会話は日本語以外の言語が約4割で、その他には、子どもが日本で生

まれ育ち、日本語しか話せないケースもある。

子どもの教育については、概ね公立の保育園や幼稚園、小・中学校に通うケース

が多い。必要に応じて日本語学習室や学校へのボランティア派遣制度などの既存の

支援制度のより一層の活用を促す取り組みが望まれる。

母国の言葉や文化の教育への志向が高い中で、日本に暮らしながらも母国の言葉

や文化を伝え、保持することが可能になるような、バランスのとれた適切な教育支

援体制の構築が求められている。

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⑤医療・福祉関連

外国籍住民は、健康保険にはほとんどの人が加入しているが、公的年金の加入率

は、永住者や日本人の配偶者でも低くなっている。ヒアリングでは、年金に加入し

ていないことから、将来(老後)を危惧する声も出された。

健康診査や健康相談等の医療・福祉サービスの利用率が軒並み低くなっている。

また、病院で困ったこととして、医療費が高いことのほかに言葉が通じないことや

病院の場所がわからないなどの問題があげられている。

外国籍住民に対する医療・福祉サービスに関する情報伝達が不十分であることが

予想される。健康に関わる問題は国籍の如何を問わず重要な事柄であるため、医

療・福祉機関での外国語サービスの充実のほか、外国籍住民がいざという時のため

の対処方法を事前に備えられるよう、関連情報の提供を充実することが求められて

いる。

⑥労働関連

外国籍住民の就労に関する満足度は相対的に低くなっている。

仙台に居住する外国籍住民のうち、就労を主たる目的としているものは多くはな

い。しかしながら、「外国人ということでいやな思いをした」内容の上位には、「仕

事を探す際に賃金面、待遇面で差別を受けた」、「外国籍住民の就業機会がかなり少

ない」、といったものが挙げられている。

また、学業目的で来仙している留学生等でも、生活を維持するためのアルバイト

先の確保を必要としているが、就労先が少ない、外国籍ということで断られた等の

意見が多く挙げられている。

受け入れ側となる日本人事業者における外国籍住民に対する理解をはじめとし、

就労目的・就学目的別等、外国籍住民の生活に合った、多様な就業機会の充実と、

就業に向けた支援等が求められている。

⑦社会生活一般および地域社会との関係関連

外国籍住民の多くは、地域活動等への参加率は低く、地域社会との接点は限られ

ているのが現状であるが、地域活動等への参加意向は一定程度ある。

外国籍住民を取り巻く日本人住民側には、外国籍住民と積極的に交流し様々な文

化を学ぶことを通じて、自身の生活をより豊かにしようとする意向がある一方で、

言葉や生活習慣、文化の違いなどから外国籍住民と関わることに対して消極的な意

見や、迷惑行為や生活ルール違反などからより強い反感を感じている方も存在する。

外国籍住民が、地域社会の一員として活動していけるような環境を整えるために

は、まずは地域と関わる接点・きっかけづくりが必要とされている。外国籍住民と

日本人市民がまずは知り合うことから交流が始まり、互いを理解し合うことによっ

て様々な問題を解決していく糸口となる。

そのためには、地域イベントへの参加など、地域住民である日本人と外国籍住民

とが触れ合う機会をできるだけ多く創出することが望まれる。このためには外国籍

住民と地域社会とをつなぐ仲介役が必要であり、外国籍住民が町内会活動や各種ボ

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ランティア活動を通して地域コミュニティにより参加しやすくなるための支援な

らびに、受け入れ側となる地域社会での多文化共生への理解の促進等が求められて

いる。

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◆参 考 資 料

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①外国籍住民等の生活と意識に関するアンケート調査票

平成へいせい

21年度ね ん ど

外がい

国籍こくせき

住民じゅうみん

等など

の生活せいかつ

と意識い し き

に関かん

するアンケート調査ちょうさ

このアンケートは、仙台市せんだいし

にお住す

まいの、外がい

国籍こくせき

住 民じゅうみん

のみなさまの生活せいかつ

意識い し き

について調査ちょうさ

するもので、ご意見い け ん

は、外がい

国籍こくせき

住民じゅうみん

と日本人に ほ ん じ ん

住民じゅうみん

のみな

さまが日常的にちじょうてき

な交流こうりゅう

を持も

ちながら快適かいてき

に暮く

らせる多文化た ぶ ん か

共生きょうせい

の地域ち い き

づくり

に生い

かしてまいります。なお、調査ちょうさ

結果け っ か

につきましては、本市ほ ん し

のホームペー

ジなどにより、みなさまにお知し

らせいたします。

この調 査 票ちょうさひょう

は、仙台せんだい

市内し な い

にお住す

まいの外がい

国籍こくせき

住 民じゅうみん

のみなさまから、15

00名めい

を無作為む さ く い

に 抽ちゅう

出しゅつ

し、郵送ゆうそう

で配布は い ふ

させていただいております。

質問しつもん

内容ないよう

は、日 常にちじょう

生活せいかつ

に関かん

することで、みなさまが感かん

じられていること

としており、全部ぜん ぶ

で56問もん

の構成こうせい

となっています。

調査票ちょうさひょう

に関かん

しましては、無記名む き め い

でお答こた

えいただき、その結果け っ か

は統計的とうけいてき

集計しゅうけい

しますので、個人こ じ ん

にご迷惑めいわく

のかかるようなことはありません。

お 忙いそが

しい中なか

申もう

し訳わけ

ありませんが、ご 協 力きょうりょく

をよろしくお願ねが

いいたします。

仙台市

せんだいし

交 流

こうりゅう

政策課

せいさくか

・ (財)仙 台

せんだい

国 際

こくさい

交 流

こうりゅう

協 会

きょうかい

※ このアンケートの 集 計

しゅうけい

は、 仙 台 市

せんだいし

がランドブレイン 株 式

かぶしき

会 社

かいしゃ

へ 委 託

いたく

して実 施

じっし

します。

※「多文化た ぶ ん か

共生きょうせい

」とは

国籍こくせき

、民族みんぞく

等など

の異こと

なる人々ひとびと

が、互たが

いに、文化的ぶんかてき

背景はいけい

等など

の違ちが

いを認みと

め、及およ

び人権じんけん

を尊重そんちょう

し、地域ち い き

社会しゃかい

の対等たいとう

構こう

成員せいいん

として共とも

に生い

きることを意味い み

しています。 みやぎけん た ぶ ん かきょうせいしゃかい けいせい すいしん かん じょうれい

- 129 -

宮城県「多文化共生社会の形成の推進に関する条例」より

調査票ちょうさひょう

の回答かいとう

方法ほうほう

について

ご記入きにゅう

の調査票ちょうさひょう

は、同封どうふう

の返信用へんしんよう

封筒ふうとう

に入い

れていただき、

1月がつ

15日にち

までに郵便ゆうびん

ポストに投函とうかん

ください。(切手きっ て

は不要ふよ う

。)

お問

い合あ

わせ先さき

】※お問合といあわ

せは平日へいじつ

の 9:00~17:00 までにお願ねが

いいたします。

仙台市交流政策課せんだいしこうりゅうせいさくか

担当たんとう

: 横山よこやま

・今井いま い

電話番号で ん わ ば ん ご う

:022-214-1261

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あなたご自身じ し ん

についてお聞き

きします

あなたの国籍こくせき

は次つぎ

のどれでしょうか。

あてはまる番号ばんごう

に○をつけてください。

1.中国ちゅうごく

2.韓国かんこく

3.米国べいこく

4.フィリピン

5.朝鮮ちょうせん

6.モンゴル 7.インドネシア 8.カナダ

9.ロシア 10.インド 11.タイ 12.ブラジル

13.その他た

(国名こくめい

: )

14.日本にほん

(日本にほん

国籍こくせき

を取得しゅとく

する前まえ

の国籍こくせき

: )

あなたのお住す

まいはどちらですか。

問とい

とい

あてはまる番号ばんごう

に○をつけてください。 問2

1.青葉区あ お ば く

2.宮城野区み や ぎ の く

3.太たい

白はく

区く

4.若林区わかばやしく

5.泉区いずみく

あなたの性別せいべつ

はどちらですか。

とい

問3 あてはまる番号

ばんごう

に○をつけてください。

1.男おとこ

2.女おんな

あなたの年齢ねんれい

は以下い か

のどれに当あ

てはまりますか。

とい

問4 あてはまる番号

ばんごう

に○をつけてください。

1.20歳さい

未満みまん

2.20歳代さいだい

3.30歳代さいだい

4.40歳代さいだい

5.50歳代さいだい

6.60歳代さいだい

7.70歳代さいだい

8.80歳さい

以上いじょう

あなたは結婚けっこん

していらっしゃいますか。

とい

問5 あてはまる番号

ばんごう

に○をつけてください。

1.している(配偶者はいぐうしゃ

の国籍こくせき

: )

2.していない 3.していたが、死別しべつ

又また

は離別りべつ

した

- 130 -

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現在げんざい

あなたと同居どうきょ

している人ひと

はいますか。

同ど

国こ

とい

問6 次つぎ

のうち、あてはまる方かた

全すべ

ての番号ばんごう

に○をつけてください。

また、同居者どうきょしゃ

の人数にんずう

と国籍こくせき

を記入きにゅう

してください。

1.配偶者はいぐうしゃ

2.子こ

ども 3.父親ちちおや

・母親ははおや

4.祖父母そ ふ ぼ

5.孫まご

6.その他た

の親族しんぞく

(兄弟きょうだい

を含ふく

む)

7.友人ゆうじん

・知人ちじん

8.ひとりぐらし

居者うきょしゃ

の人数にんずう

人にん

籍くせき

: a.日本にほん

( )人にん

b.日本以外にほん い が い

( )人にん

(国名こくめい

: )

c.複数ふくすう

の国籍こくせき

( )人にん

(国名こくめい

: )

あなたの在留ざいりゅう

資格しか く

は以下い か

のどれですか。

とい

- 131 -

問7 あてはまる番号

ばんごう

に○をつけてください。

1.留学りゅうがく

2.永住者えいじゅうしゃ

3.特別永住者とくべつえいじゅうしゃ

4.家族滞在かぞくたいざい

5.就学しゅうがく

6.日本人にほんじん

の配偶者はいぐうしゃ

等など

7.教授きょうじゅ

8.人文じんぶん

知識ちし き

・国際こくさい

業務ぎょうむ

9.定住者ていじゅうしゃ

10.教育きょういく

11.技術ぎじゅ つ

12.研修けんしゅう

13.特定活動とくていかつどう

14.その他た

( )

15.日本にほん

国籍こくせき

を取得しゅとく

している(日本にほん

国籍こくせき

を取得しゅとく

する前まえ

の在留ざいりゅう

資格しか く

: )

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あなたは今後こんご

どれくらい、仙台市せんだいし

および日本にほん

に住す

もうと思おも

っていますか。

とい

問8 あてはまる番号

ばんごう

を1つ選えら

び、○をつけてください。

1.ずっと仙台市せんだいし

または宮城県みやぎけん

に住す

み続つづ

ける

2.日本にほん

には永住えいじゅう

するが、仙台市せんだいし

または宮城県みやぎけん

からは転出てんしゅつ

する

3.日本にほん

には永住えいじゅう

するが、仙台市せんだいし

に住す

み続つづ

けるかわからない

4.将来しょうらい

は日本にほん

を離はな

れる

5.日本にほん

を離はな

れるかどうかわからない

6.その他た

(例れい

:母国ぼこく

との間あいだ

を一定いってい

期間きか ん

ごとに往復おうふく

する、など)

(具体的ぐたいてき

に: )

あなたは日本にほん

国籍こくせき

を取得しゅとく

しようと思おも

っていますか。

とい

問9 あてはまる番

ばん

号を1つ選えら

び、○をつけてください。

1.取得しゅとく

する 2.取得しゅとく

しない 3.わからない

日本にほ ん

での在留ざうりゅう

手続てつ づ

き、外国人がいこくじん

登録とうろく

手続てつ づ

きに関かん

して、困こま

ったことがあり

とい

- 132 -

問10 ますか。

あてはまる番号ばんごう

を1つ選えら

び、○をつけてください。

1.よくある 2.時々ときどき

ある

3.ほとんどない 4.まったくない

1.2.を選えら

んだ方かた

にお聞き

きします。それはどのようなときに感かん

じまし

たか。あてはまるものをいくつでも選えら

んで○をつけてください。

1.窓まど

口で言葉ことば

が通つう

じない 2.手続てつづ

きに関かん

する情報じょうほう

が入手にゅうしゅ

できない

3.書類しょるい

の内容ないよう

、書か

き方かた

がわからない 4.手続てつづ

きを行おこな

う窓口まどぐち

がどこかわからない

5.色々いろいろ

な書類しょるい

をそろえるのが難むずか

しい

6.その他た

(具体的ぐたいてき

に: )

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日常にちじょう

生活せいかつ

についてお聞き

きします

お住す

まいの地域ちいき

の日常にちじょう

生活せいかつ

について、総合的そうごうてき

に、どのように感かん

じてい

とい

問11 ますか。あてはまる番号

ばんごう

を1つ選えら

び、○をつけてください。

1.満足まんぞく

2.やや満足まんぞく

3.やや不満ふまん

4.不満ふまん

5.どちらともいえない

日常にちじょう

生活せいかつ

に関かん

する次つぎ

の個別こべつ

の事柄ことがら

について、どのように感かん

じています

とい

- 133 -

問12 か。あてはまる番号

ばんごう

を1つ選えら

び、○をつけてください。

日本語に ほ ん ご

学習がくしゅう

1.満足まんぞく

2.やや満足まんぞく

3.やや不満ふま ん

4.不満ふまん

5.どちらともいえない

生活せいかつ

情報じょうほう

1.満足まんぞく

2.やや満足まんぞく

3.やや不満ふま ん

4.不満ふまん

5.どちらともいえない

住宅じゅうたく

環境かんきょう

1.満足まんぞく

2.やや満足まんぞく

3.やや不満ふま ん

4.不満ふまん

5.どちらともいえない

災害さいがい

に対たい

する

備そな

1.満足まんぞく

2.やや満足まんぞく

3.やや不満ふま ん

4.不満ふまん

5.どちらともいえない

医療いりょう

・福祉ふくし

1.満足まんぞく

2.やや満足まんぞく

3.やや不満ふま ん

4.不満ふまん

5.どちらともいえない

家庭かてい

での育児いくじ

1.満足まんぞく

2.やや満足まんぞく

3.やや不満ふま ん

4.不満ふまん

5.どちらともいえない

学校がっこう

教育きょういく

1.満足まんぞく

2.やや満足まんぞく

3.やや不満ふま ん

4.不満ふまん

5.どちらともいえない

就労しゅうろう

1.満足まんぞく

2.やや満足まんぞく

3.やや不満ふま ん

4.不満ふまん

5.どちらともいえない

近所付きんじょつ

き合あ

い 1.満足まんぞく

2.やや満足まんぞく

3.やや不満ふま ん

4.不満ふまん

5.どちらともいえない

県けん

や市町村しちょうそん

提供ていきょう

する

サービス

1.満足まんぞく

2.やや満足まんぞく

3.やや不満ふま ん

4.不満ふまん

5.どちらともいえない

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言語げ ん ご

についてお聞き

きします

あなたの日本語に ほ ん ご

能力のうりょく

をご自身じしん

で判断はんだん

するとすれば、次つぎ

のどれにあたり

とい

問13 ますか。あてはまる番号

ばんごう

を1つ選えら

び、○をつけてください。

A 話はな

す 1.不自由ふ じ ゆ う

なく話はな

せる 2.だいたい話はな

せる

3.あまり話はな

せない 4.ほとんど話はな

せない

B 聞き

く 1.不自由ふ じ ゆ う

なく聞き

き取と

れる 2.だいたい聞き

き取と

れる

3.あまり聞き

き取と

れない 4.ほとんど聞き

き取と

れない

C 読よ

む 〔漢字かんじ

〕 1.不自由ふ じ ゆ う

なく読よ

める 2.だいたい読よ

める

3.あまり読よ

めない 4.ほとんど読よ

めない

〔ひらがな〕 1.不自由ふ じ ゆ う

なく読める 2.だいたい読よ

める

3.あまり読よ

めない 4.ほとんど読よ

めない

〔カタカナ〕 1.不自由ふ じ ゆ う

なく読める 2.だいたい読よ

める

3.あまり読よ

めない 4.ほとんど読よ

めない

D 書か

く 〔漢字かんじ

〕 1.不自由ふ じ ゆ う

なく書ける 2.だいたい書か

ける

3.あまり書か

けない 4.ほとんど書か

けない

〔ひらがな〕 1.不自由ふ じ ゆ う

なく書か

ける 2.だいたい書か

ける

3.あまり書か

けない 4.ほとんど書か

けない

〔カタカナ〕 1.不自由ふ じ ゆ う

なく書か

ける 2.だいたい書か

ける

3.あまり書か

けない 4.ほとんど書か

けない

- 134 -

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あなたの日本語に ほ ん ご

の学習がくしゅう

状 況じょうきょう

は以下い か

のどれに当あ

てはまりますか。あて

問と

とい

問14 はまる番号

ばんごう

を1つ選えら

び、○をつけてください。

1.日本語に ほ ん ご

に不自由ふ じ ゆ う

はないので、学習がくしゅう

の必要ひつよう

はない

2.現在げんざい

、学習がくしゅう

している

3.現在げんざい

は学習がくしゅう

していないが、できれば学習がくしゅう

したい

4.現在げんざい

は学習がくしゅう

していないし、学習がくしゅう

するつもりもない

14 で選択肢せんたくし

1を回答かいとう

された方かた

は、問とい

17 へ

選択肢せんたくし

2を回答かいとう

された方かた

は、問とい

15 へ

選択肢せんたくし

3、4を回答かいとう

された方かた

は問とい

16 へとお進すす

みください

問とい

14 で「2.」を回答かいとう

した方かた

のみお答こた

えください。

とい

- 135 -

あなたはどのように日本語に ほ ん ご

を学まな

んでいますか。あてはまる番号ばんごう

をいくつ

でも選えら

び、○をつけてください。

問15

1.教材きょうざい

やテレビ講座こうざ

などで自分じぶん

で勉強べんきょう

している

2.家族かぞく

に教おし

えてもらっている

3.自宅じたく

に講師こうし

を招まね

き、個人こじん

指導しど う

を受う

けている

4.日本人にほんじん

の知人ちじん

・友人ゆうじん

に教おし

えてもらっている

5.通かよ

っている大学だいがく

や学校がっこう

で学まな

んでいる

6.ボランティアの日本語に ほ ん ご

教室きょうしつ

に通かよ

っている

7.語学ごがく

学校がっこう

(日本語に ほ ん ご

学校がっこう

)に通かよ

っている

8.その他た

(具体的ぐたいてき

に: )

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問とい

14 で3、4を回答かいとう

した方のみお答こた

えください。

とい

あなたが日本語に ほ ん ご

を学まな

ばない、学まな

んでいない理由りゆう

は何なん

ですか。

あてはまる番号ばんごう

をいくつでも選えら

び、○をつけてください。

問16

1.忙いそが

しくて勉強べんきょう

する時間じかん

がないから

2.日本語に ほ ん ご

教室きょうしつ

や日本語に ほ ん ご

学校がっこう

の情報じょうほう

がないから

3.近ちか

くに学まな

べる場ば

がないから

4.勉強べんきょう

するお金かね

がないから

5.家族かぞく

や友人ゆうじん

などが通訳つうやく

してくれるから

6.母国ぼこく

の言葉ことば

だけで生活せいかつ

できるから

7.その他た

(具体的ぐたいてき

に: )

日本語に ほ ん ご

以外いが い

の言語げん ご

で、日常にちじょう

生活せいかつ

で不自由ふ じ ゆ う

なく使つか

える言語げんご

はありますか。

とい

- 136 -

問17 あてはまる番号

ばんごう

をいくつでも選えら

び、○をつけてください。

1.韓国語かんこくご

・朝鮮語ちょうせんご

(ハングル) 2.中国語ちゅうごくご

3.英語えいご

4.タガログ語ご

5.ポルトガル語ご

6.インドネシア語ご

7.タイ語ご

8.スペイン語ご

9.フランス語ご

10.ドイツ語ご

11.ロシア語ご

12.ベトナム語ご

13.その他た

(いくつでも: )

14.とくにない

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生活せいかつ

に必要ひつよう

な情報じょうほう

についてお聞き

きします

あなたは、生活せいかつ

に必要ひつよう

な情報じょうほう

をどこから得え

ていますか。以下い か

の中なか

から、

とい

問18 よく利用

りよう

するものをいくつでも選えら

び、○をつけてください。

1.外がい

国籍こくせき

住民向じゅうみんむ

け相談窓口そうだんまどぐち

(仙台せんだい

国際こくさい

センター交流こうりゅう

コーナー、

みやぎ外国人がいこくじん

相談そうだん

センター等など

2.インターネット3.新聞しんぶん

4.テレビ・ラジオ

5.職場しょくば

・学校がっこう

6.家族かぞく

7.日本人にほんじん

の友人ゆうじん

・知人ちじん

8.母国ぼこく

出身しゅっしん

の友人友 人

・知人ちじん

9.近所きんじょ

の日本人にほんじん

、町内会ちょうないかい

の回覧板かいらんばん

10.ボランティア団体だんたい

11.大使館たいしかん

・領事館りょうじかん

12.その他た

(具体的ぐたいてき

に: )

13.入手にゅうしゅ

する方法ほうほう

がない

- 137 -

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居住きょじゅう

についてお聞き

きします

あなたは、通算つうさん

して日本にほん

にどのくらい住す

んでいますか。また、宮城県みやぎけん

とい

仙台市せんだいし

には、通算つうさん

して何年間なんねんかん

お住す

まいですか。以下い か

の中なか

から、あてはま

る番号ばんごう

に、○をつけてください。

日本にほ ん

1.6ヶか

月げつ

未満みま ん

2.1年ねん

未満みま ん

3.3年ねん

未満みま ん

4.3~5年ねん

5.5~10年ねん

6.10~20年ねん

7.20~30年ねん

8.30年ねん

以上いじょう

宮城県みやぎけん

1.6ヶか

月げつ

未満みま ん

2.1年ねん

未満みま ん

3.3年ねん

未満みま ん

4.3~5年ねん

仙台市せんだいし

も含ふく

む) 5.5~10年ねん

6.10~20年ねん

7.20~30年ねん

8.30年ねん

以上いじょう

仙台市せんだいし

1.6ヶ月かげつ

未満みま ん

2.1年ねん

未満みま ん

3.3年ねん

未満みま ん

4.3~5年ねん

5.5~10年ねん

6.10~20年ねん

7.20~30年ねん

8.30年ねん

以上いじょう

問19

あなたは仙台市せんだいし

に来こ

られる前まえ

はどこにお住す

まいでしたか。以下い か

の中なか

から、

とい

- 138 -

問20 あてはまる番号

ばんごう

に、○をつけてください。

1.宮城みやぎ

県内けんない

の他た

の地域ちいき

( 市し

・町まち

・村むら

2.宮城県みやぎけん

以外いが い

の都道府県とどう ふ け ん

( 都と

・道どう

・府ふ

・県けん

3.日本にほん

以外いが い

の国くに

・地域ちいき

(国くに

・地域名ちいきめい

: )

4.仙台市せんだいし

以外いが い

に住す

んだことは無な

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防災ぼうさい

についてお聞き

きします

あなたは今いま

までに災害さいがい

を経験けいけん

したことがありますか。(日本にほん

での経験けいけん

問とい

とい

問21 含ふく

みます)以下い か

の中なか

から、あてはまる番号ばんごう

をいくつでも選えら

び、○をつけ

てください。

1.地震じしん

2.津波つなみ

3.台風たいふう

、洪水こうずい

などの風水害ふうすいがい

4.大おお

きな火災かさい

5.特とく

にない

あなたは災害さいがい

への備そな

えを行おこな

っていますか。あてはまる番号ばんごう

を1つ選えら

び、

とい

問22 ○をつけてください。

1.備そな

えている 2.備そな

えていない

あなたは災害さいがい

への備そな

えとしてどのようなことを行おこな

っていますか。あて

22 で選択肢せんたくし

1を回答かいとう

された方かた

は、問とい

23 へ

選択肢せんたくし

2を回答かいとう

された方かた

は、問とい

24 へとお進すす

みください

とい

はまる番号ばんごう

をいくつでも選えら

び、○をつけてください。 問23

1.地域ちいき

、職場しょくば

、学校がっこう

などで防災ぼうさい

訓練くんれん

に参加さんか

したことがある

2.自宅じたく

近ちか

くの指定してい

避難ひな ん

場所ばし ょ

を確認かくにん

している

3.家族かぞく

、友人ゆうじん

、知人ちじん

など、特定とくてい

の人ひと

との連絡れんらく

方法ほうほう

を決き

めている

4.いざという時とき

の避難ひなん

方法ほうほう

の手順てじゅん

等など

を考かんが

えている

5.非常ひじょう

持も

ち出だ

し品しな

や水みず

、食 料しょくりょう

などを常備じょうび

している

6.家具か ぐ

などを固定こてい

し、転倒てんとう

防止ぼう し

対策たいさく

をおこなう

7.地域ちいき

の住民じゅうみん

と協 力きょうりょく

できるようにしておく

8.その他ほか

(具体的ぐたいてき

に: )

- 139 -

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あなたはなぜ災害さいがい

への備そな

えをしていないのですか。あてはまる番号ばんごう

をい

とい

問24 くつでも選

えら

び、○をつけてください。

1.災害さいがい

について知し

らない

2.災害さいがい

へ備そな

える方法ほうほう

がわからない

3.災害さいがい

への不安ふあん

を感かん

じていない

4.その他た

(具体的ぐたいてき

に: )

あなたは、宮城みやぎ

県内けんない

の気象きしょう

や地震じし ん

、津波つな み

に関かん

する情報じょうほう

を多言語た げ ん ご

(英語えい ご

とい

- 140 -

問25 中国語ちゅうごくご

、韓国語かんこくご

、ポルトガル語ご

、日本語に ほ ん ご

)で、登録者とうろくしゃ

の携帯けいたい

やパソコン

にメール配信はいしん

を行うサービスを知し

っていますか。

あてはまる番号ばんごう

を1つ選えら

び、○をつけてください。

1.登録とうろく

している

2.知し

っているが登録とうろく

はしていない

3.知し

らなかったが登録とうろく

してみたい

4.知し

らないし登録とうろく

するつもりもない

(登録とうろく

はこちらのウェブサイトから → http://emis-miyagi.jp/ )

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医療いりょう

・福祉ふ く し

についてお聞き

きします

あなたは日本にほん

で健康けんこう

保険ほけ ん

に加入かにゅう

していますか。

とい

問26 あてはまる番号

ばんごう

を1つ選えら

び、○をつけてください。

1.国民こくみん

健康けんこう

保険ほけ ん

に加入かにゅう

2.社会しゃかい

保険ほけ ん

・共済きょうさい

保険ほけ ん

に加入かにゅう

3.加入かにゅう

していない

日本にほ ん

で公的こうてき

年金ねんきん

(国民こくみん

年金ねんきん

または厚生こうせい

年金ねんきん

)に加入かにゅう

していますか。

とい

問27 あてはまる番号

ばんごう

を1つ選えら

び、○をつけてください。

1.加入かにゅう

している 2.加入かにゅう

していない

以下い か

のような保健ほけん

・医療いりょう

・介護かい ご

サービスを利用りよう

したことがありますか。

とい

問28 あてはまる番号

ばんごう

をいくつでも選えら

び、○をつけてください。

1.各区かくく

役所やくしょ

での基礎健康診査きそけ ん こ う し ん さ

2.各区かくく

役所やくしょ

での各種かくしゅ

がん検診けんしん

3.各区かくく

役所やくしょ

での健康けんこう

相談そうだん

4.各区かくく

役所やくしょ

でのこころの健康けんこう

相談そうだん

5.休日きゅうじつ

・時間外じかんがい

診療しんりょう

機関きか ん

6.外国語がいこくご

での診療しんりょう

可能かの う

医療いりょう

機関きか ん

7.介護かいご

保険ほけ ん

サービス 8.障害者しょうがいしゃ

福祉ふく し

サービス

9.救急車きゅうきゅうしゃ

あなたが病気びょうき

になって病院びょういん

にいくときに困こま

ったことはありますか。

とい

問29 あてはまる番号

ばんごう

をいくつでも選えら

び、○をつけてください。

1.外国語がいこくご

が通つう

じる病院びょういん

が 2.休日きゅうじつ

・夜間やか ん

に利用りよう

できる病院びょういん

どこにあるかわからない どこにあるかわからない

3.医者いしゃ

や看護師か ん ご し

と言葉ことば

が通つう

じない 4.日本語に ほ ん ご

の書類しょるい

・案内あんない

が理解りかい

できない

5.医療費いりょうひ

が高たか

すぎる 6.特とく

に困こま

っていることはない

7.その他た

(具体的ぐたいてき

に: )

- 141 -

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育児い く じ

・教育きょういく

についてお聞き

きします

あなたには現在げんざい

、18歳さい

未満みま ん

のお子こ

さんがいますか。

とい

問30 あてはまる番号

ばんごう

を1つ選えら

び、○をつけてください。また、「1.いる」

と回答かいとう

した方かた

は、人数にんずう

もご記入きにゅう

下くだ

さい。

1.いる( )人にん

2.いない

問とい

30 で選択肢せんたくし

1を回答かいとう

された方かた

は、問とい

31 へ

選択肢せんたくし

2を回答かいとう

された方かた

は、問とい

40 へとお進すす

みください

あなたがご家庭かてい

でお子こ

さんと会話かいわ

するときお使つか

いになる言語げんご

は以下い か

とい

問31 うちどれですか。

あてはまる番号ばんごう

を1つ選えら

び、○をつけてください。

1.日本語に ほ ん ご

だけ 2.主おも

に日本語に ほ ん ご

3.日本語に ほ ん ご

と日本語ひ ほ ん ご

以外いが い

の言語げんご

が同おな

じぐらい 4.主おも

に日本語に ほ ん ご

以外いが い

の言語げんご

以下い か

のようなことで困こま

っていることはありますか。

とい

問32 あてはまる番号

ばんごう

をいくつでも選えら

び、○をつけてください。

1.子こ

育そだ

てに関かん

する悩なや

みを相談そうだん

できる相手あいて

がいない

2.子こ

育そだ

てに関かん

する情報じょうほう

の多おお

くが日本語に ほ ん ご

なのでわかりにくい

3.子こ

育そだ

てについて日本人にほんじん

の家族かぞく

と意見いけん

が合あ

わない

4.同おな

じように子こ

育そだ

てをしている人ひと

と知し

り合あ

う機会きかい

がない

5.保健師ほ け ん し

や保育士ほ い く し

などとコミュニケーションがとれない

6.その他た

(具体的ぐたいてき

に: )

7.とくにない

- 142 -

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以下い か

のような子育こそだ

て支援しえ ん

制度せい ど

を利用りよ う

したことはありますか。

とい

問33 あてはまる番号

ばんごう

をいくつでも選えら

び、○をつけてください。

1.母子ぼ し

健康けんこう

手帳てちょう

2.各区かくく

役所やくしょ

からの新生児しんせいじ

訪問ほうもん

指導しど う

3.乳幼児にゅうようじ

への予防よぼう

接種せっしゅ

4.児童じどう

手当てあ て

5.児童じどう

扶養ふよ う

手当てあ て

6.各区かくく

役所やくしょ

での子供こども

家庭かて い

総合そうごう

相談そうだん

7.子こ

育そだ

てに関かん

する各種かくしゅ

電話でん わ

相談そうだん

あなたのお子こ

さんの年齢ねんれい

(18歳さい

未満みま ん

のお子こ

さんすべて)と、それぞれ

とい

- 143 -

問34 のお子

さんが現在げんざい

通かよ

っている学校がっこう

、幼稚園ようちえん

、保育所ほいくじょ

、託児所たくじしょ

等など

の種類しゅるい

当あ

てはまる番号ばんごう

を1つ選えら

び、○をつけてください。

1人目ひ と り め

( )歳さい 1. 2. 3. 4. 5.

2人目ふ た り め

( )歳さい 1. 2. 3. 4. 5.

3人目さんにんめ

( )歳さい 1. 2. 3. 4. 5.

4人目よ に ん め

( )歳さい 1. 2. 3. 4. 5.

学校がっこう

、幼稚園ようちえん

、保育所ほいくしょ

、託児所たくじしょ

等など

の種類しゅるい

1.日本にほん

の国こっ

公立こうりつ

の学校がっこう

、幼稚園ようちえん

、保育所ほいくしょ

、託児所たくじしょ

等など

2.日本にほん

の私立しりつ

の学校がっこう

、幼稚園ようちえん

、保育所ほいくしょ

、託児所たくじしょ

等など

3.日本にほん

にある外国がいこく

系けい

・民族みんぞく

系けい

(インターナショナルスクール含ふく

む)の

学校がっこう

、幼稚園ようちえん

、保育所ほいくしょ

、託児所たくじしょ

等など

4.日本にほん

以外いが い

にある学校がっこう

、幼稚園ようちえん

、保育所ほいくしょ

、託児所たくじしょ

等など

5.学校がっこう

には通かよ

っていない

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以下い か

のようなことで困こま

っていることはありますか。

とい

問35 当あ

てはまる番号ばんごう

をいくつでも選えら

び、○をつけてください。

1.子供こども

が日本語に ほ ん ご

がうまくできないので授業じゅぎょう

が理解りかい

しにくい

2.言葉ことば

の違ちが

いなどから、保護者ほ ご し ゃ

と学校がっこう

との意思い し

疎通そつう

がうまく行い

かない

3.子供こども

が学校がっこう

になじまない

4.色々いろいろ

な費用ひよう

が高たか

5.保育所ほいくじょ

が近ちか

くにない

6.仕事しごと

の都合つごう

で子供こども

を学校がっこう

に通かよ

わせられない

7.進路しんろ

、進学しんがく

について不安ふあん

がある

8.子供こども

が外国人がいこくじん

であることで差別さべつ

を受う

けている

9.その他ほか

(具体的ぐたいてき

に: )

10.とくにない

あなたのお子こ

さんは、学校がっこう

、幼稚園ようちえん

、保育所ほいくじょ

、託児所たくじしょ

等など

で十分じゅうぶん

な日本語に ほ ん ご

とい

- 144 -

問36 教育きょういく

のサポートを受う

けていると思おも

いますか。

当あ

てはまる番号ばんごう

を1つ選えら

び、○をつけてください。

1.思おも

う 2.どちらともいえない

3.思おも

わない 4.必要ひつよう

ない

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あなたのお子こ

さんは、学校がっこう

で、以下い か

のような制度せいど

を利用りよ う

したことはあり

とい

ますか。当あ

てはまる番号ばんごう

を1つ選えら

び、○をつけてください。

語学習室ん ご が く し ゅ う し つ

1.利用りよう

したこと

がある

2.知し

っているが

利用りよう

したことはない

3.知し

らない

へのボランティア

1.利用りよう

したこと

がある

2.知し

っているが

利用りよう

したことはない

3.知し

らない

他ほか

のサポート 1.利用りよう

したこと

がある

2.知し

っているが

利用りよう

したことはない

3.知し

らない

の詳細しょうさい

日本語に ほ ん ご

が不自由ふ じ ゆ う

な児童じどう

生徒せいと

を支援しえん

する国際こくさい

学級がっきゅう

仙台市せんだいし

外国人がいこくじん

子女しじょ

等とう

指導しどう

協 力 者きょうりょくしゃ

派遣はけん

事業じぎょう

、(財)宮城県みやぎけん

国際こくさい

交流こうりゅう

協会外きょうかいがい

国籍こくせき

の子こ

どもサ

ポートセンター事業じぎょう

AやB以外いがい

の日本語に ほ ん ご

学習がくしゅう

支援しえん

講座こうざ

や、ボランティアによる教育きょういく

サポート

あなたはお子こ

さんに母国ぼこく

の言葉こと ば

や文化ぶん か

についての教育きょういく

を受う

けさせたい

A 日本に ほ

B 学校がっこ

派遣はけ ん

制度せい

C その

A、B、C

A ・・・

B ・・・

C ・・・

問37

とい

問38 と思いますか。当

てはまる番号ばんごう

を1つ選えら

び、○をつけてください。

1.現在げんざい

受う

けさせており、今後こんご

も受う

けさせたいと思おも

2.現在げんざい

は受う

けさせていないが、今後こんご

は受う

けさせたいと思おも

3.現在げんざい

受う

けさせているが、今後こんご

も受う

けさせたいとは思おも

わない

4.現在げんざい

受う

けさせておらず、今後こんご

も受う

けさせたいとは思おも

わない

5.わからない

現在げんざい

受う

けさせていない、あるいは今後こんご

受う

けさせたいとは思おも

わない理由りゆう

問とい

38 で選択肢せんたくし

2、3、4を回答かいとう

された方は、問とい

39 へとお進みください

選択肢せんたくし

1、5を回答かいとう

された方がた

は、問とい

40 へとお進すす

みください

とい

- 145 -

以下い か

にお書が

きください。 問39

(理由りゆう

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労働ろうどう

についてお聞き

きします

あなたは現在げんざい

、どのような雇用こよう

形態けいたい

で仕事しご と

をしていらっしゃいますか。

とい

問40 当あ

てはまる番号ばんごう

を1つ選えら

び、○をつけてください。

1.正社員せいしゃいん

2.派遣はけん

社員しゃいん

3.自営業じえいぎょう

(事業じぎょう

主ぬし

、自由業じゆうぎょう

等など

含ふく

む)

4.その他ほか

(パートタイム勤務きんむ

、アルバイト、内職ないしょく

5.仕事しごと

はしていない

あなたの現在げんざい

の職 業しょくぎょう

(主婦しゅ ふ

、学生がくせい

、パートタイマーを含ふく

む)は以下い か

とい

問41 うちどれにあたりますか。

当あ

てはまる番号ばんごう

を1つ選えら

び、○をつけてください。2つ以上ある場合ばあい

は、

主おも

なもの1つに○をつけてください。

1.教員きょういん

2.医療いりょう

関係かんけい

職しょく

3.その他た

の専門せんもん

職しょく

(弁護士べ ん ご し

、会計士かいけいし

等など

) 4.経営けいえい

・管理かんり

職しょく

(課長かちょう

以上いじょう

5.事務職じむしょく

6.技術職ぎじゅつしょく

(研究員けんきゅういん

、技術者等ぎじゅつしゃなど

7.技能職ぎのうしょく

(工場こうじょう

労働者ろうどうしゃ

、運転士う ん て ん

等など

8.サービス職しょく

(販売員はんばいいん

、接客業せっきゃくぎょう

等など

)

9.作業員さぎょういん

(清掃せいそう

、建設けんせつ

・土木どぼ く

、配達員等はいたついんなど

) 10.農林漁業のうりんぎょぎょう

11.主婦しゅふ

12.学生がくせい

13.その他た

の職 業しょくぎょう

(具体的ぐたいてき

に: )

14.無職むしょく

- 146 -

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問とい

42、問とい

43 は、日本にほん

以外いが い

で生う

まれた方かた

のみお答こた

えください

日本で生まれた方かた

は、問とい

44 へとお進すす

みください

あなたは日本にほん

に来く

る前まえ

、どのような雇用こよう

形態けいたい

で仕事しご と

をしていらっしゃい

とい

問42 ましたか。当

てはまる番号ばんごう

を1つ選えら

び、○をつけてください。

1.正社員せいしゃいん

2.派遣社員はけんしゃいん

3.自営業じえいぎょう

(事業主じぎょうぬし

、自由業じゆうぎょう

等など

含ふく

む)

4.その他た

(パートタイム勤務きんむ

、アルバイト、内職ないしょく

5.仕事しごと

はしていない

あなたの日本にほん

に来く

る前まえ

の職 業しょくぎょう

(主婦しゅ ふ

、学生がくせい

、パートタイマーを含ふく

む)

とい

- 147 -

問43 は次つぎ

のうちどれにあたりますか。

当あ

てはまる番号ばんごう

を1つ選えら

び、○をつけてください。2つ以上いじょう

ある場合ばあい

は、

主おも

なもの1つに○をつけてください。

1.教員きょういん

2.医療関係職いりょうかんけいしょく

3.その他た

の専門職せんもんしょく

(弁護士べ ん ご し

、会計士かいけいし

等など

) 4.経営けいえい

・管理かんり

職しょく

(課長かちょう

以上いじょう

5.事務職じむしょく

6.技術職ぎじゅつしょく

(研究員けんきゅういん

、技術者等ぎじゅつしゃなど

7.技能職ぎのうしょく

(工場労働者こうじょうろうどうしゃ

、運転士うんてんし

等など

) 8.サービス職しょく

(販売員はんばいいん

、接客業せっきゃく

等など

)

9.作業員さぎょういん

(清掃せいそう

、建設けんせつ

・土木どぼ く

、配達員等はいたついんなど

) 10.農林漁業のうりんぎょぎょう

11.主婦しゅふ

12.学生がくせい

13.その他た

の職 業しょくぎょう

(具体的ぐたいてき

に: )

14.無職むしょく

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あなたは現在げんざい

の仕事しご と

をどのようにして見み

つけましたか。

とい

4 当てはまる番号

ばんごう

を1つ選えら

び、○をつけてください。

1.家族かぞく

の紹介しょうかい

(親おや

の仕事しごと

を継つ

いだり、家族かぞく

の仕事しごと

を手伝てつだ

っている場合ばあい

も含ふく

む)

2.新聞しんぶん

・求人誌きゅうじんし

・チラシなど

3.学校がっこう

の紹介しょうかい

4.同おな

じ国くに

・地域ちいき

出身しゅっしん

の友人ゆうじん

・知人ちじ ん

の紹介しょうかい

5.日本人にほんじん

の友人ゆうじん

・知人ちじ ん

の紹介しょうかい

6.職 業しょくぎょう

安定所あんていじょ

(ハローワーク)の紹介しょうかい

7.仕事しごと

を紹介しょうかい

する業者ぎょうしゃ

の紹介しょうかい

8.自分じぶん

で設立せつりつ

9.その他た

(具体的ぐたいてき

に: )

問45 あなたは現在

げんざい

どこで働はたら

いていますか。当あ

てはまる番号ばんごう

を1つ選えら

び、○

をつけてください。

1.仙台市せんだいし

内ない

2. 仙台市せんだいし

内ない

以外いが い

の宮城みやぎ

県内けんない

3.宮城県外みやぎけんがい

あなたは今後こんご

、仙台市せんだいし

および日本にほん

で働はたら

こうと思おも

っていらっしゃいます

とい

問4

とい

- 148 -

問46 か。当

てはまる番号ばんごう

を1つ選えら

び、○をつけてください。

1.現在げんざい

の勤務地き ん む ち

で働はたら

きたい

2.日本に ほ ん

で働はたら

きたいが、現在げんざい

の勤務地き ん む ち

からは離はな

れたい

3.母国ぼこく

に帰かえ

って働はたら

きたい

4.日本にほん

と母国ぼこく

以外いが い

の国くに

で働はたら

きたい

5.その他た

(具体的ぐたいてき

に: )

6.わからない

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しゃかいせいかついっぱん き

社会生活一般についてお聞きします

10

現在げんざい

、あなたには、仲良なかよ

くしている日本人にほんじん

はいますか。a.職場しょくば

、b.学校がっこう

とい

問47 、c.職場

しょくば

や学校がっこう

以外いが い

のそれぞれについて、当あ

てはまる番号ばんごう

を1つ選えら

び、

○をつけてください。

1.何なん

でも話はな

し合あ

える人ひと

がいる 2.たまに立た

ち話ばなし

をする人ひと

ならいる a.職場しょくば

3.あいさつをする程度ていど

の人ひと

しかいない

4.まったくいない

5.就労しゅうろう

していない

1.何なん

でも話はな

し合あ

える人ひと

がいる 2.たまに立た

ち話ばなし

をする人ひと

ならいる b.学校がっこう

3.あいさつをする程度ていど

の人ひと

しかいない

4.まったくいない

5.就学しゅうがく

していない

1.何なん

でも話はな

し合あ

える人ひと

がいる 2.たまに立た

ち話ばなし

をする人ひと

ならいる c.地域ちい き

( 同おな

町 内ちょうない

の人ひと

など)

3.あいさつをする程度ていど

の人ひと

しかいない

4.まったくいない

1.何なん

でも話はな

し合あ

える人ひと

がいる 2.たまに立た

ち話ばなし

をする人ひと

ならいる d.職場しょくば

学校がっこう

地域ちい き

以外いが い

3.あいさつをする程度ていど

の人ひと

しかいない

4.まったくいない

- 149 -

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あなたには、次つぎ

のA~Dのようなことで悩なや

んだり困こま

ったりした場合ばあい

とい

- 150 -

家族かぞく

や親戚しんせき

以外いが い

で、誰だれ

にまたはどこに相談そうだん

をしようと思おも

いますか。

A~Dのそれぞれについて、当あ

てはまる番号ばんごう

をいくつでも選えら

び、○をつ

けてください。

1.母国ぼこく

出身しゅっしん

の友人ゆうじん

・知人ちじん

2.日本人にほんじん

の友人ゆうじん

・知人ちじん

3.母国ぼこく

出身者しゅっしんしゃ

や日本人にほんじん

以外いがい

の友人ゆうじん

・知人ちじん

4.日本語に ほ ん ご

教室きょうしつ

の関係者か ん け い

5.民間みんかん

の相談所そうだんじょ

やボランティア団体だんたい

6.市役所しやくしょ

、区役所くやくしょ

、県庁けんちょう

などの窓口まどぐち

7.仙台せんだい

国際こくさい

交流こうりゅう

協会きょうかい

宮城県みやぎけん

国際こくさい

交流こうりゅう

協会きょうかい

8.民族みんぞく

団体だんたい

や母国ぼこく

出身者しゅっしんしゃ

の団体だんたい

9.宗 教しゅうきょう

団体だんたい

10.その他た

( )

人間

にんげん

関係

かんけい

11.自分じぶん

で解決かいけつ

するので、相談そうだん

しない 12.相談そうだん

する相手あいて

がいない

1.母国ぼこく

出身しゅっしん

の友人ゆうじん

・知人ちじん

2.日本人にほんじん

の友人ゆうじん

・知人ちじん

3.母国ぼこく

出身者しゅっしんしゃ

や日本人にほんじん

以外いがい

の友人ゆうじん

・知人ちじん

4.日本語に ほ ん ご

教室きょうしつ

の関係者かんけいしゃ

5.民間みんかん

の相談所そうだんじょ

やボランティア団体だんたい

6.市役所しやくしょ

、区役所くやくしょ

、県庁けんちょう

などの窓口まどぐち

7.仙台せんだい

国際こくさい

交流こうりゅう

協会きょうかい

宮城県みやぎけん

国際こくさい

交流こうりゅう

協会きょうかい

8.民族みんぞく

団体だんたい

や母国ぼこく

出身者しゅっしんしゃ

の団体だんたい

9.宗 教しゅうきょう

団体だんたい

10.その他た

( )

文化

や習慣

しゅうかん

11.自分じぶん

で解決かいけつ

するので、相談そうだん

しない 12.相談そうだん

する相手あいて

がいない

1.母国ぼこく

出身しゅっしん

の友人ゆうじん

・知人ちじん

2.日本人にほんじん

の友人ゆうじん

・知人ちじん

3.母国ぼこく

出身者しゅっしんしゃ

や日本人にほんじん

以外いがい

の友人ゆうじん

・知人ちじん

4.日本語に ほ ん ご

教室きょうしつ

の関係者かんけいしゃ

5.民間みんかん

の相談所そうだんじょ

やボランティア団体だんたい

6.市役所しやくしょ

、区役所くやくしょ

、県庁けんちょう

などの窓口まどぐち

7.仙台せんだい

国際こくさい

交流こうりゅう

協会きょうかい

宮城県みやぎけん

国際こくさい

交流こうりゅう

協会きょうかい

8.民族団体みんぞくだんたい

や母国ぼこく

出身者しゅっしんしゃ

の団体だんたい

9.宗 教しゅうきょう

団体だんたい

10.その他た

( )

C 自分

や家族

11.自分じぶん

で解決かいけつ

するので、相談そうだん

しない 12.相談そうだん

する相手あいて

がいない

1.母国出身ぼこくしゅっしん

の友人ゆうじん

・知人ちじん

2.日本人にほんじん

の友人ゆうじん

・知人ちじん

3.母国出身者ぼこくしゅっしんしゃ

や日本人以外にほんじんいがい

の友人ゆうじん

・知人ちじん

4.日本語に ほ ん ご

教室きょうしつ

の関係者かんけいしゃ

5.民間みんかん

の相談所そうだんじょ

やボランティア団体だんたい

6.市役所しやくしょ

、区役所くやくしょ

、県庁けんちょう

などの窓口まどぐち

7.仙台せんだい

国際こくさい

交流こうりゅう

協会きょうかい

宮城県みやぎけん

国際こくさい

交流こうりゅう

協会きょうかい

8.民族団体みんぞくだんたい

や母国出身者ぼこくしゅっしんしゃ

の団体だんたい

仕事

や学業

がくぎょう

9.宗 教しゅうきょう

団体だんたい

10.その他た

( )

問48

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11.自分

じぶん

で解決かいけつ

するので、相談そうだん

しない 12.相談そうだん

する相手あいて

がいない

- 151 -

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あなたは今後こんご

、地域ちい き

の日本人にほんじん

とどのような交流こうりゅう

をしたいと思おも

いますか。

とい

問49 当あ

てはまる番号ばんごう

をいくつでも選えら

び、○をつけてください。

1.地域ちいき

の行事ぎょうじ

にもっと参加さんか

したい

2.いっしょにボランティア活動かつどう

などの社会活動しゃかいかつどう

をしたい

3.日本人にほんじん

に母国ぼこく

の文化ぶんか

を紹介しょうかい

したい

4.日本にほん

の文化ぶんか

や習慣しゅうかん

を学まな

びたい

5.いっしょに食事しょくじ

や買か

い物もの

に行い

きたい

6.家庭かてい

のことや子育こそだ

てなどについて話はな

し合あ

いたい

7.その他た

(具体的ぐたいてき

に: )

8.特とく

に交流こうりゅう

したいとは思おも

わない

問とい

50 あなたは生活上

せいかつじょう

、外国人がいこくじん

だということでいやな経験けいけん

やつらい思おも

いをし

たことがありますか。当あ

てはまる番号ばんごう

を1つ選えら

び、○をつけてください。

1.よくある 2.時々ときどき

ある 3.ほとんどない 4.まったくない

で選択肢せんたくし

1.2.を回答かいとう

された方かた

は、問とい

51 へ

問とい

50

- 152 -

選択肢せんたくし

3.4.を回答かいとう

された方かた

は、問とい

52 へとお進すす

みください

問とい

51 それはどのようなときに感

かん

じましたか。当あ

てはまる番号ばんごう

をいくつでも選えら

び、○をつけてください。また、具体的ぐたいてき

な内容ないよう

もお書か

きください。

1.仕事中しごとちゅう

2.日本人にほんじん

の友人ゆうじん

との交際こうさい

のとき

3.住す

まいを探さが

すとき 4.仕事しごと

を探さが

すとき

5.近所きんじょ

との付つ

き合あ

いの中なか

で 6.子供こども

が学校がっこう

などで

7.路上ろじょう

や公共こうきょう

交通こうつう

機関きか ん

を利用りよ う

しているとき 8.公的こうてき

機関きか ん

などでの手続てつづ

きのとき

9.その他ほか

(具体的ぐたいてき

な内容ないよう

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い か だんたい そ し き かにゅう かつどう

あなたは、以下のような団体や組織に加入していますか。また、その活動

や行事ぎょうじ

に参加さん か

していますか。A~Hのそれぞれについて、当あ

てはまるばんごう えら

2

番号を1つずつ選び、○をつけてください。

A 町内会ちょうないかい

、自治会じ ち か い

などの地域ちいき

の団体だんたい

や組織そしき

1. 2. 3. 4.

B 民族みんぞく

団体だんたい

や母国ぼこく

出身者しゅっしんしゃ

の団体だんたい

や組織そしき

1. 2. 3. 4.

C 宗 教しゅうきょう

関係かんけい

の団体だんたい

や組織そしき

1. 2. 3. 4.

D 商店会しょうてんかい

や異業種いぎょうしゅ

交流会こうりゅうかい

などの職 業 上しょくぎょうじょう

の団体だんたい

や組織そしき

1. 2. 3. 4.

E 留学生りゅうがくせい

の団体だんたい

や組織そしき

1. 2. 3. 4.

F NPO、NGOやボランティア団体だんたい

などの市民しみん

活動かつどう

団体だんたい

や組織そしき

1. 2. 3. 4.

G PTAや父母会ふ ぼ か い

、保護者会ほごし ゃ か い

など 1. 2. 3. 4.

H スポーツや文化ぶんか

活動かつどう

など趣味しゅみ

に関かん

する団体だんたい

や組織そしき

1. 2. 3. 4.

番号

1.加入かにゅう

していて、よく参加さんか

する 2.加入かにゅう

していて、時々ときどき

参加さん か

する

3.加入かにゅう

しているが、一度いち ど

も参加さん か

したことがない 4.加入かにゅう

していない

し ご と がくぎょうい が い なん しゃかいかつどう おも

問とい

5

- 153 -

あなたは、仕事や学業以外で何らかの社会活動をしたいと思いますか。

当あ

てはまる番号ばんごう

をいくつでも選えら

び、○をつけてください。

1.母国語ぼ こ く ご

や母国文化ぼこく ぶ ん か

を生い

かせる交流活動こうりゅうかつどう

2.自分じぶん

の仕事しごと

や学業がくぎょう

(専攻せんこう

)を活い

かせる交流こうりゅう

活動かつどう

3.特技とくぎ

や趣味しゅみ

を活い

かせる文化ぶんか

・スポーツ活動かつどう

4.住民じゅうみん

として地域ちいき

のために役立やくだ

つ活動かつどう

5.福祉ふくし

や国際協力こくさいきょうりょく

などのボランティア活動かつどう

6.母国人ぼこくじん

のために役立やくだ

つ活動かつどう

7.その他t a

(具体的ぐたいてき

に: )

8.特とく

に活動かつどう

したいとは思おも

わない

問とい

53

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行政ぎょうせい

についてお聞き

きします

1

1

問とい

54 あなたは、以下

い か

の施設しせつ

を利用りよ う

したことがありますか。

当あ

てはまる番号ばんごう

をいくつでも選えら

び、○をつけてください。

1.県庁けんちょう

(パスポートセンターを含ふく

む) 2.市役所しやくしょ

・区役所くやくしょ

3.保健福祉事務所ほ け ん ふ く し じ む し ょ

(保健所ほけんじょ

) 4.児童相談所じどうそうだんじょ

5.せんだい子育こそだ

てふれあいプラザ 6.児童館じどうかん

7.仙台市市民活動せんだいししみんかつどう

サポートセンター 8.各市民かくしみん

センターや各かく

コミュニティーセンター

9.県税事務所け ん ぜ い む し ょ

10.県地方振興事務所けんちほうしんこうじむしょ

(パスポートセンターを含ふく

む)

11.県土木事務所けんど ぼ く じ む し ょ

12.職業能力開発校しょくぎょうのうりょくかいはつこう

13.農業改良普及のうぎょうかいりょうふきゅう

センター 14.入国管理局にゅうこくかんりきょく

15.文化施設(ぶ ん か し せ つ

県民会館けんみんかいかん

,グランディ21,夢ゆめ

メッセ,市民会館しみんかいかん

,戦災せんさい

復興ふっこう

記念館きねんかん

など)

16.(財)宮城県みやぎけん

国際こくさい

交流こうりゅう

協会きょうかい

17.仙台国際せんだいこくさい

センター((財)仙台国際交流協会せんだいこくさいこうりゅうきょうかい

18.ハローワーク(公共職業安定所こうきょうしょくぎょうあんていじょ

) 19.法務局ほうむきょく

問とい

54 で○をつけた施設しせつ

を利用りよ う

するうえで、困こま

ったことがありますか。

あてはまる番号ばんごう

を1つ選えら

び、○をつけてください。

1.よくある 2.時々ときどき

ある

3.ほとんどない 4.まったくない

1.2.を選えら

んだ方かた

にお聞き

きします。それはどのようなときに感かん

じまし

たか。あてはまるものをいくつでもえらんで○をつけてください。

- 154 -

1.窓口まどぐち

で言葉ことば

が通つう

じない 2.施設しせつ

の情報じょうほう

が入手にゅうしゅ

できない

3.書類しょるい

の内容ないよう

、書か

き方かた

がわからない 4.窓口まどぐち

がどこかわからない

5.色々いろいろ

な書類しょるい

をそろえるのが難むずか

しい

6.その他た

(具体的ぐたいてき

に: )

問とい

55

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- 155 -

仙台市せんだいし

が、在住ざいじゅう

する外国籍住民がいこくせきじゅうみん

にとって暮く

らしやすいまちになるため

には、行政ぎょうせい

はどのようなことをすればよいと思おも

いますか。

重要じゅうよう

だと思おも

うことを3つまで選えら

んで番号ばんごう

に○をつけてください。

問とい

56

1.外国籍住民がいこくせきじゅうみん

が日本語に ほ ん ご

や日本文化にほん ぶ ん か

を 2.外国語がいこくご

の生活せいかつ

情報じょうほう

の提供ていきょう

学まな

ぶ機会きかい

を充実じゅうじつ

する 充実じゅうじつ

する

3.外国語がいこくご

の相談窓口そうだんまどぐち

を充実じゅうじつ

する 4.外国語がいこくご

の案内あんない

表示ひょうじ

を増ふ

やす

5.子供こども

の教育きょういく

における外国語がいこくご

サポート 6.外がい

国籍こくせき

住民じゅうみん

の就 職しゅうしょく

を支援しえん

する

を充実じゅうじつ

する

7.外国籍住民がいこくせきじゅうみん

の住宅入居じゅうきょにゅうきょ

を 8.外がい

国籍こくせき

住民じゅうみん

の意見いけん

を行政ぎょうせい

支援しえん

する 生い

かすための制度せいど

づくり

9.日本人住民にほんじんじゅうみん

の異文化い ぶ ん か

理解りか い

を進める 10.日本人にほんじん

住民じゅうみん

の外国語がいこくご

学習がくしゅう

支援しえ ん

する

11.外国籍住民がいこくせきじゅうみん

と日本人住民にほんじんじゅうみん

交流こうりゅう

する機会きかい

を増ふ

やす

12.その他た

(具体的ぐたいてき

に: )

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- 156 -

最後さ い ご

に、生活せいかつ

の中なか

で困こま

っていることや、行政ぎょうせい

取組と り く

んでほしいことなど、ご自由じ ゆ う

にご記入きにゅう

ください

アンケート調査ちょうさ

へのご協力きょうりょく

ありがとうございました

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- 157 -

②多文化共生の地域づくりに関するアンケート調査票

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- 165 -

③他都市アンケート結果(一部) ※各報告書掲載データをもとに加工

【居住意向について】

横浜市(n=1,812)

78.7%

4.2%

3.0%

13.1%

1.0%

0.0%10.0%20.0%30.0%40.0%50.0%60.0%70.0%80.0%90.0%

横浜市に住み続けたい

日本には住み続けたくない

無回答

滋賀県(n=293)

4.8%

14.7%

6.1%

17.1%

4.1%

5.5%

10.2%

14.0%

8.5%

5.5%

9.6%

0.0% 2.0% 4.0% 6.0% 8.0% 10.0% 12.0% 14.0% 16.0% 18.0%

1年ぐらいで母国に帰る

2~4年位で母国に帰る

5~10年位で母国に帰る

いずれ母国に帰る

帰化したい

現在の所にずっと住みたい

日本にずっと住みたい

仕事があれば現住所に住みたい

仕事があれば日本に住みたい

わからない

無回答

北関東/現在住む地域に住み続ける意向(n=738)

今の地域に住み続けたい73.2%

別の地域に移りたい4.2%

わからない21.5%

無回答1.1%

北関東/今後の滞在予定(n=738)

今後も日本に住み続けたい36.0%

わからない41.9%

無回答0.7%

仕事や勉強の区切りがついたら帰国する21.4%

愛知県(n=489)

40.7%

29.9%

8.2%

2.0%

10.4%

4.5%

4.3%

0.0% 5.0% 10.0% 15.0% 20.0% 25.0% 30.0% 35.0% 40.0% 45.0%

住み続けたい

決めていない

3年以内

1年以内

時期は決まっていないが区切りがついたら帰国

その他

無回答

京都市(n=489)

58.0%

1.6%

14.2%

11.3%

10.9%

4.0%

0.0% 10.0% 20.0% 30.0% 40.0% 50.0% 60.0% 70.0%

ずっと京都市

京都市からは転出(日本に永住)

転出するかは未定(日本に永住)

将来離日する

離日するかは未定

その他

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- 166 -

【在留資格について】

横浜市(n=1,812)

38.0%

15.1%

10.1%

6.1%

5.5%

5.0%

4.0%

4.0%

2.4%

1.9%

7.0%

0.8%

0.0% 10.0% 20.0% 30.0% 40.0%

永住者

日本人の配偶者等

特別永住者

技術

家族滞在

留学

定住者

人文知識・国際

技能

就学

その他

無回答

滋賀県(n=293)

65.2%

24.2%

0.3%

4.8%

1.0%

4.4%

0.0% 20.0% 40.0% 60.0% 80.0%

定住者

永住

すでに帰化している

日本人の配偶者等

その他

無回答

北九州市(n=302)

25.8%

18.5%

13.6%

10.9%

10.3%

7.9%

3.3%

3.3%

3.0%

1.0%

0.7%

0.0%

0.3%

1.3%

0.0% 5.0%10.0%15.0%20.0%25.0%30.0%

特別永住者

永住者

留学

日本人の配偶者

研修

投資・経営、法律など

定住者

家族滞在

外交、公用、教授等

永住者の配偶者

就学

文化活動、短期滞在

その他

無回答

札幌市(n=337)

22%

19%

17%

7%

6%

6%

5%

3%

2%

2%

2%

2%

1%

1%

1%

0%

3%

0% 5% 10% 15% 20% 25%

留学

永住者

日本人の配偶者等

特別永住者

人文知識・国際業務

家族滞在

就学

教授

宗教

教育

技術

永住者の配偶者等

技能

文化活動

定住者

興行

その他

愛知県(n=489)

32.2%

15.3%

11.2%

10.8%

4.1%

2.9%

2.2%

2.0%

1.8%

1.6%

10.0%

5.9%

0.0% 10.0% 20.0% 30.0% 40.0%

永住者

日本人又は永住者の配偶者等

定住者

特別永住者

就学又は研修

家族滞在

留学

技術

人文知識・国際業務

技能又は興行

その他

無回答

京都市(n=950)

47.7%

20.3%

9.7%

6.7%

3.5%

2.3%

2.2%

1.3%

1.1%

0.9%

0.9%

0.8%

0.6%

0.4%

0.0%

1.5%

0.0% 10.0% 20.0% 30.0% 40.0% 50.0%

特別永住者

永住者

留学

日本人の配偶者等

教授

家族滞在

人文知識・国際業務

技能

就学

定住者

永住者の配偶者等

研修

文化活動

特定活動

興行

その他

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- 167 -

【現在の暮らしへの満足度について】

横浜市(n=1,812)

満足している23.6%

やや満足している31.8%

とちらともいえない22.6%

やや不満がある12.8%

不満がある6.0%

わからない1.5% 無回答

1.7%

【日本語の学習方法について】

横浜市(n=766)

66.1%

24.7%

23.6%

16.3%

14.1%

8.7%

4.3%

0.4%

0.0%10.0%20.0%30.0%40.0%50.0%60.0%70.0%

自分で勉強している

家族に教えてもらっている

日本人の知人・友人に教えてもらっている

ボランティアの日本語教室に通っている

語学学校(日本語学校)に通っている

通っている大学や学校で学んでいる

その他

無回答

滋賀県(n=260)

65.8%

13.8%

6.5%

4.6%

9.2%

0.0% 10.0% 20.0% 30.0% 40.0% 50.0% 60.0% 70.0%

日本語教室

独学

友人から習う

その他

無回答

北九州市(n=302)

26.2%

22.5%

16.9%

15.9%

9.6%

8.3%

7.3%

6.3%

5.6%

4.3%

14.6%

1.3%

0.0% 5.0% 10.0% 15.0% 20.0% 25.0% 30.0%

独学で

日本の小・中学校、高校

日本の日本語学校

日本の大学

日本語を教えるボランティア

母国の日本語学校

母国の大学

学んだことはない

両親、兄弟姉妹

母国の小・中学校、高校

その他

無回答

札幌市(n=208)

53.4%

26.4%

13.5%

10.6%

9.6%

7.7%

8.7%

0.0% 10.0% 20.0% 30.0% 40.0% 50.0% 60.0%

自分で勉強している

通っている大学や学校で学んでいる

語学学校に通っている

日本人の知人・友人に教えてもらっている

家族に教えてもらっている

ボランティアの日本語教室に通っている

その他

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- 168 -

【居住期間について】

【災害対策について】

横浜市(n=1,812)

34.3%

32.2%

29.4%

27.8%

19.9%

17.2%

13.1%

12.1%

11.7%

7.5%

7.2%

4.1%

0.8%

1.9%

0.0% 5.0% 10.0% 15.0% 20.0% 25.0% 30.0% 35.0% 40.0%

特に何もしていない

近くの学校や公園など、避難する場所を決めている

携帯ラジオ、懐中電灯などを準備している

食料や飲料水を準備している

家族との連絡方法などを決めている

消火器を準備している

家具や冷蔵庫を固定し転倒防止している

日用品をすぐ持ち出せるように準備している

貴重品などを持ち出せるように準備している

いつも風呂に水をためおきしている

防災訓練に参加している

建物の耐震対策をしている

その他

無回答

横浜市(n=1,812)

20.1%

14.6%

16.4%

12.5%

32.2%

29.5%

29.9%

42.3%1.2%

1.3%0% 20% 40% 60% 80% 100%

日本

横浜市

1984年以前 1985~1994年 1995~2004年

2005年以降 無回答

滋賀県(n=293)

2.7% 17.7% 23.2% 24.6% 30.7%1.0%

0% 20% 40% 60% 80% 100%

1

1年未満 1~3年 3~5年 5~10年 10年以上 無回答

北九州市(n=302)

11.6%

12.6%

5.3%

9.3%

13.9%

17.9%

8.6%

7.6%

14.2%

11.6%

15.9%

17.5%

27.8%

20.9%

2.6%

2.6%

0% 20% 40% 60% 80% 100%

日本

北九州市

6ヶ月未満 6ヶ月~1年未満 1年~3年未満

3年~5年未満 5年~10年未満 10~30年未満

30年以上 無回答

札幌市(n=337)

21% 18% 10% 19% 18% 13%

0% 20% 40% 60% 80% 100%

日本

1年未満 1年~3年未満 3年~5年未満5年~10年未満 10~20年未満 20年以上無回答

北関東(n=738)

1.9%10.3% 10.8% 27.9% 23.2% 16.8% 9.1%

0% 20% 40% 60% 80% 100%

日本

1年未満 1年~3年未満 3年~5年未満

5年~10年未満 10~15年未満 15年以上

無回答

愛知県(n=489)

7.2% 26.6% 19.0% 29.6% 3.5%2.7% 1.2%

1.8% 8.4%

0% 20% 40% 60% 80% 100%

日本

1年未満 1年~5年未満 5年~10年未満

10年~20年未満 20~30年未満 30~40年未満

40~50年未満 50年以上 無回答

京都市(日本(ニューカマーのみ)n=380、北九州n=735)

34.5%

17.0%

13.7%

8.7%

22.6%

10.2%

21.1%

12.0%

6.3%

8.6% 43.5%

1.8%0% 20% 40% 60% 80% 100%

日本

京都市

3年未満 3年~5年未満 5年~10年未満

10年~20年未満 20~30年未満 30年以上

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- 169 -

【災害対策について】

京都市

41.7%

12.6%

29.9%

15.5%

12.5%

17.5%

26.3%

28.0%

44.0%

25.0%

37.1%

29.0%

37.7%

42.9%

13.5%

29.9%

28.6%

32.9%

33.4%

18.9%

16.5%

16.8%

13.5%

16.5%

14.4%

25.0%

25.9%

14.4%

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

避難場所の確認

非常持出品の準備

消火器や水バケツの設置

家具などの転倒防止対策

防火・防災行事への参加

地域での協力体制の確保

家族との連絡方法を決めておく

おこなっている 今後行う予定今後も予定なし わからない

【健康保険加入状況について】

北九州市(n=302)

50.3%

23.8%

1.7%

8.3%

7.3%

4.0%

4.6%

0.0% 10.0% 20.0% 30.0% 40.0% 50.0% 60.0%

国民健康保険に加入

職場の健康保険に加入

母国の健康保険が適用

その他

加入していない

わからない

無回答

札幌市(n=337)

55.0%

33.0%

1.0%

11.0%

0.0%10.0%20.0%30.0%40.0%50.0%60.0%

国民健康保険に加入

勤務先の健康保険に加入

後期高齢者医療制度の対象

加入していない

愛知県(n=489)

26.6%

37.4%

17.8%

4.3%

18.6%

8.6%

19.2%

3.1%

19.6%

10.6%

4.1%

4.7%

0.0% 10.0% 20.0% 30.0% 40.0%

職場の健康保険

市町村の国民健康保険

民間の生命保険

研修生向け傷害保健

職場の厚生年金

市町村の国民年金

職場の雇用保険

海外旅行傷害保険

自動車関係の損害賠償

どれも加入していない

わからない

無回答

京都市(n=943)

52.0%

35.1%

6.0%

6.9%

0.0%10.0%20.0%30.0%40.0%50.0%60.0%

国民健康保険

勤務先の健康保険

それ以外の医療保険

加入していない

資料:札幌市外国籍市民意識調査報告書(札幌市総務局国際部 H21.2)

北関東圏における多文化共生の地域づくりに向けて(国土交通省国土計画局 H19.3)

外国人市民意識調査報告書(横浜市都市経営局 H22.1)

愛知県の国際化に関する県民意識調査(愛知県 H20.3)

外国籍住民と地域社会とのつながりに関する調査研究報告書((社)滋賀県社会福祉協議会 H21.3)

京都市外国籍市民意識・実態調査報告書(京都市 H19.12)

外国籍市民アンケート調査報告書(北九州市 H17.3)

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多文化共生の推進に関する基礎調査 報告書

平成 22年 3月(2010年)3月 発行: 仙台市企画市民局交流政策課 〒980-8671 仙台市青葉区国分町 3-7-1 Tel : 022-214-1261 協力: (財)仙台国際交流協会 〒980-0856 宮城県仙台市青葉区青葉山 仙台国際センター Tel : 022-265-2211 調査受託機関:ランドブレイン株式会社 調査設計協力:東北大学文学部文化人類学研究室