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月例経済報告等に関する関係閣僚会議資料 令和元年5月24内閣府

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月例経済報告等に関する関係閣僚会議資料

令和元年5月24日

内閣府

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<現状> 景気は、輸出や生産の弱さが続いているものの、緩やかに回復し

ている。

<日本経済の基調判断>

先行きについては、当面、弱さが残るものの、雇用・所得環境の改善が続くなかで、各種政策の効果もあって、緩やかな回復が続くことが期待される。ただし、通商問題の動向が世界経済に与える影響に一層注意するとともに、中国経済の先行き、海外経済の動向と政策に関する不確実性、金融資本市場の変動の影響に留意する必要がある。

<先行き>

1

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<政策の基本的態度>

政府は、東日本大震災からの復興・創生及び平成28年(2016年)熊本地震からの復旧・復興に向けて取り組むとともに、デフレからの脱却を確実なものとし、経済再生と財政健全化の双方を同時に実現していく。

このため、「経済財政運営と改革の基本方針2018」、「未来投資戦略2018」等を着実に実行する。さらに、全ての世代が安心でき、活躍できる「全世代型社会保障制度」を実現するため、労働制度をはじめ制度全般の改革を進める。また、10月に予定されている消費税率の引上げを控え、経済財政運営に万全を期す。

平成30年度第1次及び第2次補正予算並びに臨時・特別の措置を含む令和元年度予算を迅速かつ着実に執行する。

好調な企業収益を、投資の増加や賃上げ・雇用環境の更なる改善等につなげ、地域や中小・小規模事業者も含めた経済の好循環の更なる拡大を実現する。

日本銀行には、経済・物価情勢を踏まえつつ、2%の物価安定目標を実現することを期待する。

2

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(%)

2019年

▲0.1 0.5 ▲0.6 0.4 0.5[▲0.3] [2.2] [▲2.5] [1.6] [2.1]

(1.5) (0.7) (▲0.1) (0.6) (▲0.4) (0.7) (0.1)

(1.3) (0.8) (▲0.1) (0.6) (▲0.4) (0.6) (0.1)

個人消費 1.1 0.4 ▲0.1 0.6 ▲0.3 0.2 ▲0.1

設備投資 4.5 3.2 1.2 2.4 ▲2.5 2.5 ▲0.3

住宅投資 ▲0.7 ▲4.2 ▲2.4 ▲2.1 0.8 1.4 1.1

在庫投資(寄与度) (0.1) (0.2) (▲0.2) (▲0.0) (0.1) (0.1) (0.1)

(0.1) (▲0.0) (▲0.0) (▲0.0) (▲0.0) (0.1) (0.0)

公共投資 0.5 ▲ 3.8 ▲1.3 ▲0.7 ▲1.9 ▲1.4 1.5

(0.4) (▲0.1) (0.1) (▲0.1) (▲0.2) (▲0.3) (0.4)

6.4 1.3 1.0 0.7 ▲2.0 1.2 ▲2.4

4.1 2.0 0.7 1.0 ▲1.0 3.0 ▲4.6

▲0.2 0.3 ▲0.6 0.5 0.8

[▲0.8] [1.2] [▲2.5] [1.9] [3.3]

名目GDP成長率0.52.0

1.9

公需(寄与度)

0.6

[年率]

外需(寄与度)

輸出

輸入

内需(寄与度)

実質GDP成長率

[年率]

民需(寄与度)

4-6月期

7-9月期

1-3月期

10-12月期

2018年度 1-3月期

2017年度

2018年

440

460

480

500

520

540

560

1994 2000 05 10 15 18

(兆円)

550兆円(過去最高)

GDP成長率の内訳 名目GDPは年度ベースでも過去最高を更新

(備考)1.内閣府「国民経済計算」により作成。2.左図は、季節調整済前期比(ただし、()内は寄与度、[]内は年率換算値)。

(年度)

2019年1-3月期の実質成長率は、前期比プラス0.5%、年率に換算するとプラス2.1%と2期連続のプラスとなった。

公共投資が5期ぶりにプラスとなる一方で、中国経済の減速等を背景に、輸出が2期ぶりのマイナス、設備投資についても、製造業を中心に先送りの動きがみられることなどから、今期は小幅なマイナスとなった。また、個人消費については、今期はおおむね横ばいとなった。

2018年度の名目GDPは550兆円となり、年度ベースでも過去最高を更新した。

今月のポイント(1)

- 2019年1-3月期GDP(1次速報) -

3

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96

100

104

108

112

1 4 7 10 1 4 7 10 1 4 7 10 1 4 7 10 1 4 7 10 1 4

2014 15 16 17 18 19

輸出数量(全体)

(2015年=100)

70

75

80

85

90

2013 14 15 16 17 18 19

設備投資全体

0

40

80

0

3

6

9

2018 19 2018 19

国内 海外

(百万人) (万人)

(備考)1.内閣府、財務省、日本自動車販売協会連合会、全国軽自動車協会連合会、出入国在留管理庁、JR各社により作成。2.左図は2017年の年次推計値。3.中央上図の輸出数量は、内閣府による季節調整値。3か月移動平均値。4.中央下図及び右上図は、GDP四半期速報の値。設備投資全体は民間企業設備、個人消費は民間最終消費支出の実質季節調整値。5.右下図について、新車販売台数は内閣府による季節調整値。GWの旅行者数について、国内はJR6社(北海道、東日本、東海、西日本、四国、九州)の新幹線・主要在来線

(特急等)の利用者数の総計(上り・下り)の半数。海外は成田、羽田、関西、中部の各空港の日本人出入国者数の総計の半数。GWの期間は各年の4月下旬から5月上旬を対象(2019年は4月26日~5月6日)。

個人消費は持ち直し

直近の消費動向

今月のポイント(2)

-GDPの需要面の特徴-

輸出(GDP構成比18%)は、中国経済の減速等の影響により弱含んでいる。これを受けて、設備投資(GDP構成比16%)は、このところ機械投資に弱さもみられるが、全体としては、緩やかな増加傾向にある。

GDPの6割近くを占める個人消費は持ち直している。直近の消費動向をみると、4月の新車販売やゴールデンウィークの旅行者数が大きく増加している。

290

295

300

305

310

2013 14 15 16 17 18 19

(兆円)

個人消費

(年)

設備投資全体は緩やかな増加傾向

中国経済の減速等の影響により輸出は弱含み

(月)(年)

33

34

35

36

37

38

39

1 4 7 10 1 4

2018 19

(万台)GWの旅行者数新車販売台数

(月)(年)

(年)

(目盛右)

(年)

(兆円)

日本経済の構成(GDP)

個人消費(56%)

設備投資(16%)

政府支出(25%)

輸出(18%)

輸入(▲17%)

住宅投資(3%)

うち機械投資(7%)建設投資(4%)ソフトウェア、R&D(5%)

4

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製造業(21%)

建設、電ガス(8%)

卸売・小売(14%)

運輸・郵便、宿泊・飲食、情報通信、(13%)

金融・保険、不動産(15%)

サービス(12%)

教育、医療、公務等

(16%)

非製造業(79%)

農林水産業・鉱業

(1%)

98

100

102

104

106

1 4 7 10 1 4 7 10 1 4 7 10 1 4 7 10 1 4 7 10 1 3

2014 15 16 17 18 19

(月)

(年)

(2015年=100)

100

102

104

106

108

1 4 7 10 1 4 7 10 1 4 7 10 1 4 7 10 1 4 7 10 1 3

2014 15 16 17 18 19

(2010年=100)

(月)(年)

100102104106108110112114

1 7 1 7 1 7 1 7 1 7 13

2014 15 16 17 18 19

(月)(年)

(2010年=100)

情報通信業

100102104106108110112114

1 7 1 7 1 7 1 7 1 7 13

2014 15 16 17 18 19

(月)(年)

(2010年=100)

運輸・郵便業

(備考)1.内閣府「国民経済計算」、経済産業省「鉱工業指数」「第3次産業活動指数」により作成。2.左図は2017年の年次推計値。3.中央上図、中央下図及び右図は季節調整値。3か月移動平均値。右図の「職業紹介・労働者派遣業など」は、事業者向け関連サービスの値。

GDPを供給面からみると、2割を占める製造業では、輸出の鈍化を背景に、生産がこのところ弱含んでいる。

他方で、GDPの8割を占める非製造業の活動は持ち直している。特に、情報通信業や運輸・郵便業、職業紹介・労働者派遣業などの活動が堅調に推移している。

第3次産業活動の動向

今月のポイント(3)

-GDPの供給面の特徴-

鉱工業生産の動向 サービス分野の主な業種の動向GDPの供給面の構成

100102104106108110112114

1 7 1 7 1 7 1 7 1 7 13

2014 15 16 17 18 19(月)(年)

(2010年=100)

職業紹介・労働者派遣業など

5

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全世界

一般機械

(半導体製造装置等)

(24.4 %)

電気機器

(IC等)

(21.4 %)化学製品

(化粧品等)

(16.0 %)

原料別製品

(鉄鋼等)

(11.4 %)

輸送用機械

(自動車等)

(9.7 %)

その他

(17.1 %)

電気機器

(携帯電話等を除く)

(14.9%)

電気機器

(携帯電話等)

(13.2 %)

コンピュータ等

(21.6%)

家具、

寝具等

(6.5 %)

おもちゃ、

スポーツ

用品等

(4.9 %)

その他

(38.8 %)

輸出数量(地域別)

中国が輸出する主な品目に含まれる付加価値の構成アメリカの対中国輸入への追加関税措置

今月の指標(1)-輸出-

輸出は弱含んでいる。米中間の追加関税・対抗措置が導入されており、対象となる財の貿易への下押しや、サプライチェーンを通じた部品等の輸出への影響に留意。

(備考)1.財務省「貿易統計」、アメリカ商務省、アメリカ通商代表部、 OECD「Trade in Value Added」(December 2018)等により作成。2.左上図は、内閣府による季節調整値。3か月移動平均値。括弧内の輸出シェアは、2015年の輸出金額に占める各国・地域の割合。3.左下図の第4弾は、これまで対象となっていないほぼ全ての項目(5月13日に公表された対象項目案では医薬品やレアアース等を除外)を対象とするもの。4.右上図は、2018年における日本から中国、及び中国からアメリカに輸出する各品目の内訳。括弧内は輸出金額に占める各品目の割合。5.右下図は、2015年における中国が輸出する各品目に占める各国の付加価値の内訳。括弧内は付加価値の割合。

中国

海外 部品等を

輸入

中国の付加価値(70%)+

海外の付加価値(30%)

(5.5%)

情報通信機器

海外の付加価値の内訳

(4.9%)

(3.3%)

(3.2%)

韓国

台湾

日本

アメリカ

中国の輸出中国の付加価値(81%)

+海外の付加価値(19%)

(2.0%)

電気機械

海外の付加価値の内訳

(2.0%)

(1.9%)

(1.4%)

アメリカ

日本

韓国

中国の輸出

オーストラリア

日本・中国・アメリカの貿易構造(2018年)

日本から中国への輸出(シェア19.5%)

中国からアメリカへの輸出(シェア21.2%)

総額約5,500億ドル

【第1弾(2018年7月6日開始)】340億ドル相当に、25%追加関税対象:産業機械、電子部品など

【第2弾(2018年8月23日開始)】160億ドル相当に、25%追加関税対象:プラスチック製品、

集積回路など

【第3弾(2018年9月24日開始)】2,000億ドル相当に、当初10%追加関税

その後2019年5月に25%へ引き上げ対象:食料品、家具など

【第4弾(時期未定)】3,000億ドル相当に、最大25%追加関税対象:携帯電話、ノートパソコンなど

完成品等を輸出

90

95

100

105

110

115

120

125

1 4 7 10 1 4 7 10 1 4 7 10 1 4 7 10 1 4 7 10 1 4

2014 15 16 17 18 19

EU

アジア

アメリカ

全体

(2015年=100)

(月)

(年)

4月 全体 アジア アメリカ EU

前月比(3MA) +2.2% +2.5% +1.8% +1.2%

(輸出シェア) (53.3%) (20.1%) (10.6%)

6

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80

90

100

110

120

130

140

150

160

1 4 7 10 1 4 7 10 1 4 7 10 1 3

2016 17 18 19

(2015年=100)

(月)(年)

0

2

4

6

8

10

12

14

16

Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ

2018 19

(%)

(期)(年)

0

2

4

6

8

10

12

14

16

Ⅰ Ⅲ Ⅰ Ⅲ Ⅰ Ⅲ Ⅰ Ⅲ Ⅰ Ⅲ Ⅰ Ⅲ Ⅰ Ⅲ Ⅰ

2012 13 14 15 16 17 18 19

(兆円)

(期)(年)

-20

-15

-10

-5

0

5

10

15

20

Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ

2018 19

(%)

(期)(年)

90

100

110

120

130

140

150

160

170

1 4 7 10 1 4 7 10 1 4 7 10 1 3

2016 17 18 19

(2015年=100)

(月)(年)

80

90

100

110

120

130

140

1 4 7 10 1 4 7 10 1 4 7 10 1 3

2016 17 18 19

(2015年=100)

(月)(年)

主な品目の生産の推移 上場企業の経常利益(2019年1-3月期):前年同期比▲1.0%

業種別の営業利益(前年同期比)

今月の指標(2)-生産と企業収益-

生産はこのところ弱含んでいる。企業収益は、製造業を中心に足踏みがみられるものの、水準は高い。

(備考)1.経済産業省「鉱工業指数」、日経NEEDSにより作成。2.左図は季節調整値。3か月移動平均値。3.右上図及び右下図は、四半期決算を行っている企業を対象に連結ベースで集計(除く電力・金融)。回収率は、製造業98.2%、非製造業97.5%(5月16日時点)。

半導体製造装置

ショベル系掘削機械製造業 非製造業

産業用ロボット

化粧品

100

105

110

115

120

125

130

135

140

1 4 7 10 1 4 7 10 1 4 7 10 1 3

2016 17 18 19

(2015年=100)

(月)(年)

7

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1.74

1.74

2.11

2.28

2.02 1.99

2.09 2.10

1.5

1.6

1.7

1.8

1.9

2.0

2.1

2.2

2.3

2.4

2.5

2012 13 14 15 16 17 18 19

全体(%)

(年)

失業率と有効求人倍率 賃上げ率(連合第5回回答集計結果)

今月の指標(3)-雇用・所得-

雇用情勢は着実に改善しており、女性、若年、高齢者を中心に就業率も上昇している。賃上げの流れが継続。製造業に加え、人手不足等もあり、小売業、運輸業等でも伸びが高まっている

年齢階級別の就業率

1.63

1.16

2.5

2.0

2.2

2.4

2.6

2.8

3.0

3.2

3.4

3.6

3.8

0.0

0.2

0.4

0.6

0.8

1.0

1.2

1.4

1.6

1.8

1 4 7 10 1 4 7 10 1 4 7 10 1 4 7 10 1 4 7 10 1 3

2014 15 16 17 18 19

完全失業率(目盛右)(1993年以来約26年ぶりの低水準)

有効求人倍率(1974年以来約45年ぶりの高水準)

(倍) (%)

正社員の有効求人倍率

(月)(年)

(備考)1.総務省「労働力調査」、厚生労働省「職業安定業務統計」、日本労働組合総連合会「春季生活闘争 回答集計結果について」により作成。2.左上図の有効求人倍率及び完全失業率は季節調整値。3.左下図の就業率は季節調整値。括弧内の数値は、2019年3月の就業者数。4.右図の賃上げ率は、定昇相当込み。2014年は第6回回答集計結果。小売業等は商業流通、運輸業等は交通運輸の集計結果。

65

70

75

80

85

90

95

1 7 1 7 1 7 1 7 1 7 3

2014 15 16 17 18 19

(%)

25~64歳(男性)(直近:2,911万人)

25~64歳(女性)(直近:2,353万人)

15

20

25

30

35

40

45

50

1 7 1 7 1 7 1 7 1 7 3

2014 15 16 17 18 19

15~24歳(直近:581万人)

65歳以上(直近:906万人)

(%)

(月)(年)

(月)(年)

1.851.65

1.43

2.21 2.16

1.86

0.0

0.5

1.0

1.5

2.0

2.5

製造業 小売業等 運輸業等

主要業種別(%)

2012年

2019年

8

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▲ 4.7

4.0

-10

-5

0

5

10

15

20

25

Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ 4

2018 19

(前年比、%)

1.3

▲ 2.7

-10

-5

0

5

10

15

20

25

Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ 4

2018 19

その他香港・韓国・台湾・ASEAN日本EUアメリカ

(前年比、%)

-2

0

2

4

6

8

10

1-2 4 7 10 1-2 4 7 10 1-2 4 7 10 1-2 4

2016 17 18 19

鉱工業生産(全体)4月 5.4%

(前年比、%)

外資企業等4月 2.5%

6.8 6.7 6.5 6.4 6.4

-6

-3

0

3

6

9

12

15

2005 06 07 08 09 10 11 12 13 14 15 16 17 18 Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ

18 19

最終消費

資本形成

純輸出

(期)(年)

(前年比、%) (四半期)

44

46

48

50

52

54

56

1 4 7 10 1 4 7 10 1 4 7 10 1 4

2016 17 18 19

(ポイント)

製造業PMI4月 50.1ポイント

(月)(年)

悪化新規輸出受注

4月 49.2ポイント

改善

新規受注4月 51.4ポイント

今月の指標(4)-中国経済-

実質GDP成長率

製造業の景況感

中国では、景気は緩やかに減速している。今後の通商問題の動向に注意が必要

生産

(備考)1.中国国家統計局、中国海関総署より作成。2.右上図における外資企業等には、外資企業のほか、香港、マカオ、台湾資本企業が含まれる。

一定規模以上企業数(工業)に占める外資企業の割合(2017年):6.6%(外資企業等の割合:12.7%)。輸出入に占める外資企業の割合(2018年):41.7%(輸出);43.6%(輸入)。

輸出 輸入

(期/月)(年)

(期/月)(年)

(期/月)(年)

(月次)(月次)

9

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参 考

10

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消費総合指数(実質) 景気ウォッチャーの景況感(家計動向関連・現状判断)

ゴールデンウィークの消費動向(景気ウォッチャーの主なコメント)

(備考)1.内閣府「景気ウォッチャー調査」(調査期間:2019年4月25日~30日)により作成。2.消費総合指数は内閣府試算値(季節調整値)。

判断 地域 業種 主要コメント

◎(良)

近畿 旅行代理店ゴールデンウィークが長期にわたることで、旅行時期の分散化が進み、間際需要が増えてきている。

〇(やや良)

北海道 スーパー新元号に関連した商戦、ゴールデンウィークの10連休など、消費が活発になるきっかけがあったことから、景気はやや良くなっている。

□(不変)

東海 百貨店大型連休を前に旅行関連消費は盛り上がっているが、旅行以外の消費については消費を抑えようとする姿勢が感じられる。

□(不変)

四国 家電量販店客単価は良いが、ゴールデンウィークはレジャーに出掛ける人が多く、来客数は減少傾向にある。

30

35

40

45

50

55

60

1 4 7 10 1 4 7 10 1 4 7 10 1 4 7 10 1 4 7 10 1 4

2014 15 16 17 18 19

(DI)

(月)(年)

(月)(年)

個人消費:持ち直し

100

102

104

106

108

110

1 4 7 10 1 4 7 10 1 4 7 10 1 4 7 10 1 4 7 10 1 4 7 10 1 3

2013 14 15 16 17 18 19

(2011年=100)

3MA(3か月移動平均)

3MA

1月 +1.0% ▲0.2%

2月 ▲0.2% ▲0.2%

3月 ▲0.0% +0.3%

消費総合指数前月比

11

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1.2

1.4

1.6

1.8

2.0

4 7 10 1 4 7 10 1 4 7 10 1 4 7 10 1 4 7 10 1 4 7 10 1 4 7 10 1 3

2012 13 14 15 16 17 18 19

公共工事出来高(兆円)

(月)

(年)

(備考) 国土交通省「建設総合統計」により作成。季節調整値。3か月移動平均値。

公共投資:このところ底堅い動き

前月比 1月 2月 3月

(3MA) +0.4% +0.4% +0.2%

80

90

100

110

120

1 4 7 10 1 4 7 10 1 4 7 10 1 4 7 10 1 4 7 10 1 4 7 10 1 3

2013 14 15 16 17 18 19

(2015年=100)

(月)

(年)

(備考)1.経済産業省「鉱工業総供給表」により作成。

2.資本財総供給(除く輸送機械)の値。季節調整値。

設備投資:このところ機械投資に弱さもみられるが、

緩やかな増加傾向

機械投資の動向

(備考)1.国土交通省「住宅着工統計」により作成。

2.特例の契約期限とは、増税前の税率が適用される請負工事等の請負契約期限を指す。

15

20

25

30

35

40

45

50

0

20

40

60

80

100

120

1 4 7 10 1 4 7 10 1 4 7 10 1 4 7 10 1 4 7 10 1 4 7 10 1 3

2013 14 15 16 17 18 19

(年率:万戸)

(月)

(年)

持家(目盛右)

貸家(目盛右)

分譲(目盛右)

総戸数(目盛左)

(年率:万戸)

住宅建設:おおむね横ばい

(備考)国土交通省「住宅着工統計」により作成。季節調整値。3か月移動平均値。

利用関係別 3月 前月比(3MA) 総戸数 +1.0% 持家 +1.0%貸家 +0.6% 分譲 +3.9%

住宅着工戸数

80

90

100

110

120

130

140

24か月前 18か月前 12か月前 6か月前 消費税率

引上げ時(消費税率引上げ時までの月数)

特例の契約期限

1997年4月引上げ時

(3%⇒5%)

【今回】

2019年10月引上げ予定

(8%⇒10%)

2014年4月引上げ時

(5%⇒8%)

(消費税率引上げ時から24~13か月前の平均=100)

消費税率引上げ時までの着工戸数の推移(持家)

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-1.0

-0.5

0.0

0.5

1.0

1.5

2.0

4 7 10 1 4 7 10 1 4 7 10 1 4 7 10 1 4 7 10 1 4

2014 15 16 17 18 19

生鮮食品を除く総合

4月 0.9%

生鮮食品及びエネルギーを除く総合4月 0.5%

総合

4月 0.9%

(月)

(年)

(前年比、%)

消費者物価指数

98.5

99.0

99.5

100.0

100.5

101.0

101.5

102.0

4 7 10 1 4 7 10 1 4 7 10 1 4 7 10 1 4 7 10 1 4

2014 15 16 17 18 19

(2015年=100)

生鮮食品を除く総合

4月 0.0%

生鮮食品及びエネルギーを除く総合4月 0.1%

総合

4月 0.1%※数値は前月比

消費者物価上昇率(前年比)

消費者物価:このところ緩やかに上昇

(備考)1.総務省「消費者物価指数」により作成。連鎖基準方式。

2.上図は、季節調整値。固定基準方式では4月の生鮮食品を除く総合は前月比0.1%。

3.下図は、内閣府で消費税率引上げの影響を除いたもの。固定基準方式では4月の

生鮮食品及びエネルギーを除く総合は前年比0.6%。

(月)

(年)

原油価格・人件費の上昇等により企業間の取引価格が上昇

食品(生鮮食品・外食を除く)の価格が足下で上昇

(備考)1.総務省「消費者物価指数」、日本銀行「企業物価指数」、「企業向けサービス価格指数」、

各種報道資料により作成。

2.上図は、「生鮮食品を除く食料」から外食を除いた指数を内閣府にて算出。

3.下図は、国内企業物価は夏季電力料金調整後。企業向けサービス価格は総平均(除く国際

運輸)の内閣府にて算出した季節調整値。

(月)

(年)

102.5

103.0

103.5

104.0

104.5

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4

2018 19

乳製品や冷凍食品等の

値上げなどによる上昇

(2015年=100)

100

101

102

103

104

105

106

94

96

98

100

102

104

106

108

4 7 10 1 4 7 10 1 4 7 10 1 4 7 10 1 4 7 10 1 4

2014 15 16 17 18 19

(月)

(年)

(2010年=100)

国内企業物価

4月 前年同月比+1.2%

企業向けサービス価格

(目盛右)

3月 前年同月比+1.1%

(2015年=100)

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輸出

輸入

実質GDP成長率(※)

-4

-2

0

2

4

6

Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ

2016 17 18 19

(※前期比年率、%)

(期)

(年)

在庫投資

設備投資

個人消費

住宅投資

純輸出政府支出

(備考)アメリカ商務省より作成。

2019年1-3月期 3.2%※

アメリカ経済:景気は着実に回復が続いている。ただし、今後の通商問題の動向に注意が必要

3

4

5

6

7

8

9

10

11

-90

-60

-30

0

30

60雇用者数前月差

19年4月 26.3万人

(年)

(前月差、万人) (%)

失業率(目盛右)19年4月 3.6%

(備考)1.アメリカ労働省より作成。2.雇用者数は非農業部門。

失業率は1969年12月(3.5%)

以来、49年4か月ぶりの低水準。

労働市場

-4

-2

0

2

4

6

8

10

12

Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ

2017 18 19

(前年比寄与度、%)

-4

-2

0

2

4

6

8

10

12

Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ

2017 18 19

(前年比寄与度、%)

21 % 18 %

0

20

40

60

80

100

Ⅰ Ⅰ

2018 19

(国別構成比、%)

(期)

(年)

中国

メキシコ

EU

カナダ

その他

日本

18年:2兆5,427億ドル

(GDP比 12.4%)

8 % 6 %0

20

40

60

80

100

Ⅰ Ⅰ

2018 19

(国別構成比、%)

(期)

(年)

中国

メキシコ

EU

カナダ

その他

日本

18年:1兆6,641億ドル

(GDP比 8.1%)

(備考)1.アメリカ商務省より作成。2.通関ベース、名目値、未季節調整値。

(備考)1.アメリカ商務省より作成。2.通関ベース、名目値、未季節調整値。

14

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0

5

10

15

20

25

30

1-2 4 7 10 1-2 4 7 10 1-2 4 7 10 1-2 4

2016 17 18 19

固定資産投資(名目)

(前年比(年初来累計)、%)

(期/月)(年)

不動産開発投資

製造業投資

インフラ関連投資

固定資産投資実質GDP成長率

中国経済:景気は緩やかに減速している

消費

(備考)中国国家統計局より作成。

-2

0

2

4

6

8

10

Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ

2016 17 18 19

2019年1-3月期 6.4%

最終消費

資本形成

純輸出

(前年比、%)

(期)

(年)

韓国経済:景気はこのところ弱い動きとなっている

実質GDP成長率(※) 生産(3MA)

-20

-10

0

10

20

30

40

-8

-4

0

4

8

12

16

1-2 4 7 10 1-2 4 7 10 1-2 4 7 10 1-2 4

2016 17 18 19

(前年比、%) (前年比、%)

小売総額(名目)

4月 7.2%

乗用車販売台数(目盛右)

4月 ▲17.7%

(備考)1.中国国家統計局、中国汽車工業協会より作成。2.乗用車販売台数は出荷ベース。

(期/月)

(年)

-15

-10

-5

0

5

10

15

20

Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ

2018 19

(期)

(年)

民間消費

在庫投資等

純輸出

2019年1-3月期 ▲1.4%

政府消費

総固定資本形成

(※前期比年率、%)

(備考)韓国銀行より作成。

-2

-1

0

1

2

1 4 7 10 1 3

2018 19

(月)

(年)

自動車・同部品

半導体

その他

(前月比寄与度、%)

総合

3月 ▲0.6%

(備考)韓国統計庁より作成。

(備考)中国国家統計局より作成。

15

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英国の輸出入

ユーロ圏では景気は一部に弱さがみられるものの緩やかに回復、英国では景気は弱い回復

英国の実質GDP成長率(※)

(備考)英国統計局より作成。

(備考)ユーロスタット、ドイツ連邦統計局より作成。

-1

0

1

2

3

4

5

Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ

2016 17 18 19

ユーロ圏

1-3月期 1.6%※

ドイツ

1-3月期 1.7%※

(※前期比年率、%)

(期)

(年)

ドイツの輸出

-15

-5

5

15

25

1 4 7 10 1 4 7 10 1 4 7 10 1 2

2016 17 18 19

中国向け

(前年比、%)

ドイツの輸出総額に占める中国向け(香港を除く)の割合は7.1%(18年)

世界全体

(備考)1.ドイツ連邦統計局より作成。

2.3か月移動平均値。

3.中国向けには香港を含まない。

(月)

(年)

ユーロ圏の実質GDP成長率(※)

(備考)英国統計局より作成。

-10

-8

-6

-4

-2

0

2

4

6

8

10

12

Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ

2016 17 18 19

2019年1-3月期 2.0%※

(※前期比年率、%)

(期)

(年)

-4

-2

0

2

4

Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ

2018 19

(前期比、%)

サービス輸出

財サービス輸出

財輸出

-2

0

2

4

6

8

10

Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ

2018 19

(前期比、%)

サービス輸入

財サービス輸入

財輸入

個人消費

純輸出

固定

資本形成

在庫・

誤差脱漏

政府消費

(期)

(年)

(期)

(年)

16