中期経営計画 tri’s vision 2021中期経営計画 tri’svision 2021 1....

15
中期経営計画 Tri’s vision 2021 ローリングプラン2019 2019年4月3日 証券コード:2178 URL https://www.tri-stage.jp/

Upload: others

Post on 03-Jan-2020

4 views

Category:

Documents


0 download

TRANSCRIPT

中期経営計画Tri’s vision 2021

ローリングプラン2019

2019年4月3日証券コード:2178

URL https://www.tri-stage.jp/

Table of contents

2

1. ローリングプラン2019の位置づけ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P3

2. 当社の目指す方向性 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P4

3. 基本方針 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P5

4. 重点戦略 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P6

5. 業績目標 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P12

6. 事業ポートフォリオと収益性 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ P13

7. 株主還元方針 ・・・・・・・・・・・・・・・・・ P14

中期経営計画Tri’s vision 2021

1. ローリングプラン2019の位置づけ

‣現中期経営計画(2018年3月30日発表)初年度において、海外子会社・関連会社の減損をはじめ、中計設定時の状況より乖離が発生。

‣当社の戦略方針・計画の見直しを実施、 2か年(2020/2期-2021/2期)の「中期経営計画 ローリングプラン2019」を策定。

3

基盤固め

新たな価値基盤の創出

新たなステージへ

2019/2期 2020/2期 2021/2期

中期経営計画ローリングプラン2019

2018/2期

海外子会社・関連会社の

減損

2. 当社の目指す方向性

‣通販支援事業における経験とノウハウに加え、データ基盤やAI/IT技術を武器に、「ダイレクトマーケティングのイノベーション・カンパニー」を目指す。

4

これまで 基盤固め 新たな価値基盤の創出 新たなステージへ

‣ 大手クライアント取引実績‣ TV通販枠保有高‣ コンタクトセンターマネジメント‣ クリエイティブ制作能力

トライステージの強み

‣ TV以外のメディアにおけるポジショニング強化

‣ リテンション強化(LTV向上・CRM)

‣ 業務の効率化

トライステージの課題

‣ 情報武装やコンサルテーション力の強化

人財力

‣ IT技術活用によるスピード・業務効率の向上

生産性向上

‣ マーケティング・顧客情報等のデータ量とそれを取得/保存/分析するIT基盤

データ基盤

‣ LTV向上・CRM施策展開による顧客提供価値向上

リテンション強化顧客価値最大化

イノベーション

‣ AIを中心とした革新的技術の既存オペレーションへの融合

最先端テクノロジー持続的利益成長

~2018/2期 2019/2期 2021/2期~2020/2期

3. 基本方針

‣当社の強みである「ダイレクトマーケティング支援」を実施する3社を集中領域に設定。

‣「安定」と「成長」事業領域に分け、リソース再配分を実施。

‣海外/その他事業は今後の収益性・グループ内シナジーを判断軸に見極め。選択と集中を早期に実施。

5

ダイレクトマーケティング

支援

DDM (Direct Data Marketing)基盤構築による新たな顧客提供価値の創造

TV事業の安定的収益確保継続に向けた事業強化

顧客・人財・技術基盤拡充、広告&AIを核とした

ソリューション会社への進化

DM事業の継続的成長に向けた事業強化

4-1-1. 重点戦略 - 成長事業の拡大 [トライステージ]

‣引き続きDDMを成長事業拡大に向けた重点戦略と位置づけ、推進。

‣当社グループ主要3社(WEB+TV+DM)が蓄積してきた膨大なダイレクトマーケティング関連データを、DDM基盤に一元化。

‣データを核に顧客提供価値を最大化し、グループ全体の更なる成長へ繋げていく。

6

安定事業と成長事業が融合した新たなトライステージ像

TV事業 DM事業

DDMによるイノベーションを生み出す基盤

WEB事業

4-1-2. 重点戦略 - 成長事業の拡大 [トライステージ]

‣各マーケティングデータをCDPに統合、BIによる施策の分析評価、AIによる予測分析を行い、メディア・クリエイティブ・CRM施策の効果向上を実現する。

7

トライステージDDM基盤

データ統合

メディア

CDPBI AI

クリエイティブ CRM

顧客データ

媒体データ

受注データ

行動ログデータ

3rdパーティデータ

4-2-1. 重点戦略 - 成長事業の拡大 [アドフレックス]

‣AdScaleの導入を契機に、大規模クライアントを中心に顧客基盤を急速拡大中。これに合わせ、従業員を急ピッチで採用。

‣顧客基盤拡大/人財基盤拡大に伴い、最先端テクノロジーの排他/優先的導入、パートナーシップの機会が増加。

‣本好機を捉え成長を加速すべく、技術/人財への投資を一層拡充。

8

新ツール獲得機会増

顧客基盤拡大

人財採用増

利益増

適切な投資を行い、基盤拡大(人財&技術&顧客)による成長の順回転へ

4-2-2. 重点戦略 - 成長事業の拡大 [アドフレックス]

‣売上、粗利益は順調に成長。2019/2期下期より先行投資を拡充。

‣今期、営業利益は一時的にマイナスに転じるが、2021/2期以降、拡充した顧客/人財/技術基盤をベースに、先行投資と収益確保のバランスを図る。

9

売上・粗利益 営業利益

(百万円) (百万円)

(150)

(100)

(50)

0

50

100

150

200

250

2019/2期

上期

2019/2期

下期

2020/2期

上期

2020/2期

下期

2021/2期

上期

2021/2期

下期

0

1,500

3,000

4,500

6,000

7,500

2019/2期

上期

2019/2期

下期

2020/2期

上期

2020/2期

下期

2021/2期

上期

2021/2期

下期

売上 粗利益

4-3. 重点戦略 – 安定事業の強化 [トライステージ]

10

メディア

‣放送枠の新たな販売手法の開拓

‣AI活用による受注予測サービス開発

‣放送枠の効果分析による仕入れ最適化

営業

‣九州支店開設による顧客支援体制強化

‣セールス現場の強化に向けたBIによる情報武装

‣映像解析による映像制作の強化

‣顧客ニーズを的確に捉えるコンサルティング型営業の徹底

‣オムニチャネル化支援等、新たな取り組みへのチャレンジ

コンタクトセンター

‣AI活用による発呼数予測の精度向上

‣データ分析による受電状況把握の強化

‣各組織の強化による事業の底上げを図り、安定的収益を継続して確保。

4-4. 重点戦略 – 安定事業の強化 [MCC]

‣売上・営業利益ともに大幅な成長を遂げ、安定的に収益に貢献。

‣取扱通数は3億通を突破。既存領域を維持しつつ、DM事業のトータルサービス提供に向け、質と量の改善・拡大に取り組む。

11

売上

営業利益

DM事業のバリューチェーン

企画・印刷人材/リソースの獲得による

「質」の改善

企画 デザイン 印刷 ラベリング封入・区分

発送(代行)

企画 デザイン 印刷 ラベリング封入・区分

発送(代行)今後

これまで

ロジ領域への進出による「量」の拡大

0

5,000

10,000

15,000

20,000

25,000

2014/2期 2015/2期 2016/2期 2017/2期 2018/2期 2019/2期 2020/2期 2021/2期

0

100

200

300

400

500

2014/2期 2015/2期 2016/2期 2017/2期 2018/2期 2019/2期 2020/2期 2021/2期

(百万円)

(百万円)

MCCの強み

63,000

2.7%

-1.0%

1.0%

3.0%

5.0%

0

10,000

20,000

30,000

40,000

50,000

60,000

70,000

2019/2期 2020/2期 2021/2期

売上 営業利益率

5. 業績目標

‣売上630億円、営業利益率2.7%を2021/2期における経営目標に掲げる。

12

連結売上

630億円

2021/2期 経営目標

連結営業利益率*1

2.7%

*1 中期経営計画では、「のれん控除前」ではなく、通常の営業利益率を経営目標とする

(百万円)

(5,000)

0

5,000

10,000

15,000

20,000

25,000

30,000

35,000

-30.0% -25.0% -20.0% -15.0% -10.0% -5.0% 0.0% 5.0% 10.0%

6. 事業ポートフォリオと収益性

‣TV及びDM事業は引き続き安定成長。

‣成長事業へは今期、先行投資を積極的に展開。2021/2期以降、収益の刈り取りを開始し、グループ収益性を高める。

13

見極め

安定収益

成長事業

TV

DM

WEB

海外

その他

事業ポートフォリオと収益性

売上(百万円)

営業利益率(%)

2019/2期

2021/2期

※面積は利益規模を表す

7. 株主還元方針

14

配当方針‣ 業績・財務状況等を総合的に勘案し、引き続き柔軟に対応

‣ 配当金額は現状維持の方針

ROE‣ 財務健全性を維持しながら、各事業の収益性向上を図ることで、連結ROE15%を目指す

Disclaimer

本資料に記載されております当社の将来の業績に関わる見通しにつきましては、現時点で入手可能な情報に基づき当社が独自に予測したものであり、リスクや不確定な要素を含んでおります。従いまして、見通しの達成を保証するものではありません。

当社の内部要因や当社を取り巻く事業環境の変化等の外部要因が、直接的または間接的に当社の業績に影響を与え、本資料に記載した見通しが変わる可能性があることをご承知おき願います。