1

中期経営計画説明資料

1

2162216221622162

平成平成平成平成22222222年年年年５５５５月月月月17171717日日日日

・2013年3月期nms単体数値目標 : 売上高170億円、営業利益率3.5％以上

・2013年3月期グループ合算イメージ : 売上高300億円、営業利益10億円

の実現

・人材ビジネスの既存の枠を破り

従来型のEMSを超えた新たなビジネスモデル確立する

neo EMS（進化型のEMS）●

● 買収効果 の発揮

・（株）志摩電子工業との事業シナジーを図り

neo EMSの展開を加速する

Point

2

目次

＊金額は四捨五入にて億円単位で表示しております。

そのため決算短信、四半期報告書等の外部公表資料と一致しない場合があります。

P20◇㈱志摩電子工業の買収について

・事業別戦略 P13

・機能別戦略 P17

P28◇㈱志摩電子工業買収後の中期的成長イメージ

・経営環境 P 4

・経営目標 P 5

・経営方針 P 7

◇中期経営計画の概要 P 3

◇個別経営戦略 P12

3

中期経営計画の概要

4

中期経営計画の概要－経営環境

世界経済BRICsとASEAN/東アジアを中心とした経済新興圏の牽引により回復基調は見えるものの、日本、欧米の回復は極めて不透明で停滞の長期化の可能性。全世界平均は緩やかな経済回復を想定

国内経済内需の早い回復は難しいと予想され、当社主要顧客である電気・電子と自動車業界は、急速で大きな回復は当面見込め難い。円高により、海外生産拡大への国内空洞化が加速しつつある

政権交代による派遣労働の見直し・製造派遣の禁止により、国内の人材サービス関連産業の一大変遷の危機的状況に直面している

国内労働力関連

人材サービスの需要の減少（2008年比約20～30％減）であるものの、

技術、生産関連のものづくり関連全体で100万人弱の規模の需要可能性が分析される

製造現場の海外移転の加速 請負化メーカー各社の対応

ｎｍｓの対応領域

日本市場に残るべき業務の取り込み

� 高付加価値� ショートリードタイム� 高物流コスト

海外における製造請負・派遣サービス

Ｔｈｅ ＵＫＥＯＩ

マーケティング営業戦略請負化の推進

豊富な請負実績テック（自社工場）でのノウハウ

国内メーカ・製造業、特に輸出型産業の基本的な構造変化は、輸出比率の減少、国内出荷額の縮小と海外市場での生産拡大傾向を予測する

国内メーカ・製造業

5

● 営業利益率

２.1%●

2.2%●

3.2%●

3.5%●

1.5%

2.0%

2.5%

3.0%

3.5%

中期経営計画の概要－経営目標

112.2

145.0

170.0

125.0

2.42.9

4.7

6.0

0.0

20.0

40.0

60.0

80.0

100.0

120.0

140.0

160.0

180.0

2010/3 2011/3 2012/3 2013/3

0.0

1.0

2.0

3.0

4.0

5.0

6.0

7.0

8.0

9.0

10.0

売上高

営業利益

年平均成長率：１５％以上年平均成長率：１５％以上（単位：億円）

売 上 高 170億円 営業利益率3.5％以上

数値目標（2013年3月期）

6

中期経営計画の概要－経営目標

（単位：億円）

部門 項　目25期

(10/3期）

26期

(11/3期）

27期

(12/3期）

28期

(13/3期）

売上高 112.2 125.0 145.0 170.0

売上総利益 19.1 21.7 24.0 27.9

（売上総利益率） 17.1% 17.4% 16.5% 16.4%

販売管理費 16.8 18.8 19.3 21.9

（販売管理費率） 15.0% 15.0% 13.3% 12.9%

　全社 営業利益 2.4 2.9 4.7 6.0

（営業利益率） 2.1% 2.3% 3.2% 3.5%

経常利益 2.3 2.8 4.5 5.8

（経常利益率） 2.0% 2.2% 3.1% 3.4%

当期純利益 2.3 1.5 2.4 3.1

（当期純利益率） 2.0% 1.2% 1.7% 1.8%

現場社員数 3,213 3,730 4,315 4,780

売上高 79.4 88.0 100.0 110.0

売上総利益 13.0 14.3 15.5 17.0

売上高 25.3 30.0 37.0 51.0

売上総利益 4.7 6.1 7.0 9.3

売上高 4.1 4.5 5.0 5.7

売上総利益 0.6 0.8 0.9 1.0

売上高 3.5 2.5 3.0 3.3

売上総利益 0.9 0.5 0.6 0.6

ＩＳ事業

ＭＳ事業

ＥＳ事業

ＧＳ事業

7

中期経営計画の概要－経営方針（経営指針）

neo EMSの実現を目指し、neo EMSの実現を目指し、

経営指針

マニュファクチャリングサービスに必要な、根源である「モノづくり」の強化、モノづくりを実践できる「ひとづくり」と顧客の信頼を得られる「顧客満足」を重視

● 製造業と同等のものづくりの実践力や技術力を目指す

● OEMビジネスレベルの「マニュファクチャリング力＝モノづくり力」を遂行できる

「S Q D C M」を保有する ＊「S Q D C M」 ：Safety、Quality、 Delivery、 Cost、Management

●モノづくりを実践できる生産・製造の技術者の能力向上と人材の補強を進め、モノづくりの体系的知識や情報等を現場の技能者や作業者に提供し、指導する

●人材育成・教育を進め、モノづくりに必要な現場で指揮・統率に必要となる雇用・労務、生産・製造、品質、原価、納期等々の管理能力とビジネスマネジメント力の向上を実現する

●顧客接点である「現場責任者」と「営業担当者」の業務機能の再定義を進め、顧客対応力の強化・向上を図り、顧客満足を得られる業務の質を高める

●マニュファクチャリングサービスの提供レベルの強化・向上と、営業としての事業情報の収集、ニーズの発掘や顧客へのCS（Customer Support & Service）を強化し、業界No.1の顧客満足度を実現する

モノづくり1111

製造と技術系のサービス産業の中で質的内容において国内の「No.1」へ製造と技術系のサービス産業の中で質的内容において国内の「No.1」へ

ひとづくり2222

顧客満足3333

8

中期経営計画の概要－経営方針（経営ビジョン）

の実現

人材ビジネスの既存の枠を破り、

従来型のEMSを超えた新たなビジネスモデル確立する

木目細かいニーズを有する日本のメーカーに対して

ホスピタリティーある「ワンストップサービス」を提供

人材ビジネスの持つ「人材供給の機動性」（人材ＳＣＭ）

EMSの持つ設計から製品組立に至る「モノづくり」 を融合させた新たな形態

neo EMS（進化型のEMS）

neo EMS（進化型のEMS）

教育システムによる「人材開発力」（人材品質の維持・向上）

9

中期経営計画の概要－経営方針（ビジネスモデル）

プラットフォーム

（Ｍｏｔｈｅｒ工場）

客先工場

客先

客先

客先工場

客先客先

客先

製造派遣

人の供給

nｅｏｅｏｅｏｅｏ ＥＭＳＥＭＳＥＭＳＥＭＳ

修理受託

nｅｏｅｏｅｏｅｏ ＥＭＳＥＭＳＥＭＳＥＭＳ

物流受託

従来ＥＭＳ

基板実装受託

従来ＥＭＳ

設計受託

従来ＥＭＳ

製品組立受託

製造請負モノづくり機能の移転

●「人材供給の機動性」、「人材開発力」、「モノづくり」の融合

● 物流をカバーすることで、設計～修理・ＣＳまで

ワンストップサービスの実現

neo EMS（進化型のEMS）

従来のEMS＝業務範囲をもつビジネスモデル

・メーカーから基盤実装業務を受託 ・メーカーから製品組立業務を受託

・メーカーから製品組立、基盤実装業務を受託 ・メーカーから設計、基盤実装、製品組立を受託

人材ＳＣＭ

10

中期経営計画の概要－経営方針（全社経営戦略）

４ソリューションを複合的に提供するマニュファクチャリングサービスを実践４ソリューションを複合的に提供するマニュファクチャリングサービスを実践

ISとMSの製造関連事業にESとGSの技術力や海外の活用事業をバランスさせた総合の「モノづくり力と技術力」とそれを提案する「トータルソリューション営業力」の構築

「トータルソリューション営業力」

製造関連事業 技術力・海外活用事業

ＭＳ事業 ＥＳ事業 ＧＳ事業

総合的な「モノづくり力と技術力」

国内Ｎｏ１の保有数自社工場テック

請負化で業界をリード

海外で「The UKEOI」を展開

開発・設計関連の高い技術力

開発・設計関連の技術から製造関連を全体的に支援する総合力

ＩＳ事業

全社経営戦略

厳しい環境下であるがこの変革期を成長飛躍の絶好機会とすべく成長戦略を進める

neo EMSの実現を目指し、

「モノづくりによるマニュファクチャリングサービス」の実践を加速し、

既存業界と異なる独自なサービス内容を提供する

《差異化戦略の概要》

11

中期経営計画の概要－経営方針（株主還元）

総還元性向

（配当＋自社株買い）

２０％を目標

株主還元の基本的考え方

12

個別経営戦略

13

個別経営戦略－事業別戦略（ＩＳ）

●「派遣」から「請負」へ移行し、遵法対応と出来高請負によるソリューション型に進展を図る

●人材派遣から請負化を進め、出来高請負への展開により、原価構造の転換と生産性の改善にて一層の収益性の貢献を高める

課題

79.4

88.0

100.0

110.0

0.0

20.0

40.0

60.0

80.0

100.0

120.0

2010/3期 2011/3期 2012/3期 2013/3期

売上高

（実績）

売上計画

IS（インラインソリューション）事業

事業方針

成長シナリオ

・ものづくり力強化に向けた人間力の向上

⇒教育の徹底

・完全請負化による業界他社との差別化（業容拡大）

⇒既存顧客の契約を全て請負化に移行

⇒新規顧客の開拓

・国内メーカーとの連携による「Ｔhe UKEOI」の拡大

・新規採用、入れ替え戦による人材の充実化

・表彰制度、評価制度の積極導入によるやる気のでる環境づくり

・客先対応ではスコアカードの導入、大規模事業所独立化を推進

・転籍や拠点展開を図る営業活動の実施

・入り口管理体制強化やライン長養成を主眼に請負推進

・専門部門新設やエリア制導入によるマネージメント強化

⇒人間力の強化、スピードを持った事業推進体質変革をはかり

製造領域での収益性を構築する人材育成を柱とする

14

個別経営戦略－事業別戦略（ＭＳ）

MS（マニュファクチャリングソリューション）事業

● 主要事業への飛躍を果たすべく、修理事業の確立を加速、成長させる

● テック（自社工場）での受託製造の拡張とそれを可能にするモノづくり力強化の達成を目指すと同時に、新たなビジネス開拓を担う

リペアサービスで国内トップレベルになる 携帯電話とゲーム修理No.1

既存ビジネスのノウハウを活用し新規カテゴリの拡大

● 実装ビジネスを本格的に立上げ、次の柱にする。

事業方針

・自社における試作や修理関連の少量需要で事業として立ち上げ、

技術面での優位性や先端実装領域を狙う

・試作→量産までトータル製造の実行

25.3

30.0

37.0

51.0

0.0

10.0

20.0

30.0

40.0

50.0

60.0

2010/3期 2011/3期 2012/3期 2013/3期

売上高

（実績）

売上計画

課題

リペアサービスビジネス

実装ビジネス

・新規カテゴリの取り込み

・全国対応に向けた拠点拡充（関東・関西）

・携帯電話修理業務に重点を置いた新規獲得

・携帯電話サービスの二次修理取り込み

・付加価値向上施策（市場品質FB 信頼性評価・・・基板）

成長シナリオ

・修理分野での新規顧客開拓⇒携帯、ゲーム機に次ぐ新規修理ビジネスの開拓

・実装分野での新規ビジネスの推進・ビジネスモデルの開発、展開⇒25期に実施したファブレスメーカーと

ライン保有メーカーのビジネス・マッチング等、新規ビジネスの開発

15

個別経営戦略－事業別戦略（ＥＳ）

事業方針

4.1

4.5

5.0

5.7

0.0

1.0

2.0

3.0

4.0

5.0

6.0

2010/3期 2011/3期 2012/3期 2013/3期

売上高

（実績）

売上計画

ES（エンジニアリングソリューション）事業

●技術者の人材派遣から請負業務を含めた総合的な技術関連のソリューション事業の構築

●ISやMSとの全社シナジーを踏まえた電気・機構（メカ）系の技術領域とソフトウエア技術領域の事業規模と保有人材のバランスを踏まえて事業実践を進める

「選択と集中」をKey Wordに技術派遣の基盤強化を図る。

・大都市圏の営業基盤を拡大する。

・派遣カテゴリーを機電系からソフト系へ移行する。

・「採用」「マッチング」「営業」の各業務をシスティマチックにする。

課題

成長シナリオ

・ＧＳ事業との事業統合による経営効率の向上

⇒営業体制の統合による受注機会の拡大

⇒待機率管理の徹底による採算性改善

・受託ビジネスの開拓

⇒ソフトウェア（ファームウェア）分野での受託業務領域

16

個別経営戦略－事業別戦略（ＧＳ）

事業方針

3.5

2.5

3.0

3.3

0.0

0.5

1.0

1.5

2.0

2.5

3.0

3.5

4.0

2010/3期 2011/3期 2012/3期 2013/3期

売上高

（実績）

売上計画

成長シナリオ

課題

GS（グローバルソリューション）事業

● 「The UKEOI」の中期展開：ベトナムプロジェクト→東アジア地域を中心に戦略企画の立案を継続

● 中期事業目標：海外事業の基盤構築とし、日系顧客への対応と海外事業のマーケッティング機能となる

● ESのオフショア進出や日本人専門化派遣、現地人教育ビジネスなど、「The UKEOI」の事業貢献を実現するビジネスモデルの企画と実行を進める

26262626期期期期

27272727期期期期

28282828期期期期

日系ベトナム進出メーカー

南部中心

初の受託・構内請負取引

日系ベトナム進出メーカー

北部・南部

受託・構内請負取引の拡大

ベトナムベトナムベトナムベトナム事業事例事業事例事業事例事業事例

アセアンアセアンアセアンアセアン諸国諸国諸国諸国でのでのでのでの拡大基盤拡大基盤拡大基盤拡大基盤をををを構築構築構築構築駐在員事務所駐在員事務所駐在員事務所駐在員事務所→→→→現地法人化現地法人化現地法人化現地法人化

ベトナムベトナムベトナムベトナム初初初初

「「「「受託受託受託受託・・・・構内請負事業構内請負事業構内請負事業構内請負事業」」」」許認可取得許認可取得許認可取得許認可取得

～日本の「請負」を“UKEOI” に～

海外シフトする日系製造メーカーの課題点を構内請負手法で解決

・低下する品質管理

・手間のかかる労務管理

⇒ベトナム拡大を基盤にアセアン諸国展開を図る

・ＥＳ事業との事業統合による経営効率の向上

⇒営業体制の統合による受注機会の拡大

⇒待機率管理の徹底による採算性改善

・「Ｔhe ＵＫＥＯＩ」との連携によるビジネスチャンスの拡大

⇒モノづくりに精通した海外人材の有効活用

17

個別経営戦略－機能別戦略（技術戦略）

モノモノモノモノづくりづくりづくりづくりのののの目標目標目標目標

EMS （（（（ODM））））

OEM（（（（製造製造製造製造））））請負請負請負請負

モノモノモノモノづくりづくりづくりづくり/技術技術技術技術レベルレベルレベルレベル

人材人材人材人材/運営管理運営管理運営管理運営管理レベルレベルレベルレベル

作業作業作業作業

製造製造製造製造

評価評価評価評価・・・・解析解析解析解析

開発開発開発開発・・・・設計設計設計設計

（（（（製造製造製造製造））））派遣派遣派遣派遣

請負請負請負請負シカームシカームシカームシカーム派遣派遣派遣派遣シカームシカームシカームシカーム

客客客客 先先先先

モノモノモノモノづくりづくりづくりづくり レベルレベルレベルレベル

受託受託受託受託シカームシカームシカームシカーム（（（（製造製造製造製造））））派遣派遣派遣派遣 （（（（製造製造製造製造））））請負請負請負請負 OEM EMS （（（（ODM））））

人人人人→→→→ 運営管理運営管理運営管理運営管理

人人人人ノイネイノイネイノイネイノイネイ→→→→ 系化系化系化系化

運営運営運営運営→→→→ 品 管理品 管理品 管理品 管理

モノモノモノモノづくりづくりづくりづくり技術技術技術技術

品品品品 →→→→ 製品製品製品製品

合技術合技術合技術合技術

◎◎◎◎

モノづくり・技術戦略のスタンス

モノづくり力と技術の全社強化プロジェクト

製造業のパートナーとして、モノづくり力と技術力を強化した事業展開

● モノづくり人材育成の教育システムの

整備、再構築

● 各技術専門家・コア人材の強化、補強

● モノづくり技術のレベルアップ

● モノづくりの管理精度の向上と効率化

付加価値の高いモノづくり社会を支える、日本のベストマニュファクチャリングサービス・ＥＭＳへ向けてスタート

開発・設計

評価・解析

製造

作業

(製造)派遣

ＥＭＳ（ Ｍ）ＥＭＳ（ Ｍ）ＥＭＳ（ Ｍ）ＥＭＳ（ Ｍ）

ＭＭＭＭ

請負請負請負請負 ームームームーム派遣派遣派遣派遣 ームームームーム

ｎｅｏ ＥＭＳ

18

個別経営戦略－機能別戦略（海外戦略）

海外への事業展開とオペレーションの拡充を重要戦略と位置づけ、

海外経験と人材の面から十分なリスク対応を踏まえた計画実行を進める

現地企業や他社とのパートナーシップ、業務提携、M&A等にて、ビジネスチャンス拡大

が見極められる場合は、財務的リスクヘッジを踏まえて積極展開を加速する

日日日日 でででで たたたた製造請製造請製造請製造請負負負負ノノノノ をををを 外外外外にににに

● 中長期展開、進出方針

広域な中国含めた東アジア・アセアン圏（タイ、インドネシアなど）を優先候補として調査、検討を継続する

● 国内事業との関係、位置付け

海外マーケティング機能を担うと同時に、日系顧客へのソリューション対応、現地業務支援を会社全体・連結として貢献するものとする

・ＡＳＥＡＮ諸国にある日系メーカーの要請により工場視察等を実施

・日系企業のニーズヒアリングを実施、引き合い案件数件あり

ベトナム現地法人設立申請中� 「外国人の日本での就業（派遣）」モデルに拘ら

ずに多様なニーズに合わせてビジネス再構築�採算性向上を目指し、契約更新管理の徹底に

より待機期間の圧縮を図る

技術者派遣事業

海外における製造請負ニーズに対応すべく海外における製造請負ニーズに対応すべく

「「ＴｈｅＴｈｅ ＵＫＥＯＩＵＫＥＯＩ」」（グローバルな請負化）（グローバルな請負化）を展開を展開

基本スタンス

19

個別経営戦略－機能別戦略（重要戦略実施ロードマップ）

ISの請負化と拡充

MSの成長飛躍

ESの事業構造の確立

GSの事業の整備と進出・展開

4ソリューションのシナジー展開

2011年3月期 2012年3月期 2013年3月期

▼完全請負化

▼出来高請負の領域拡大

▼受託型ビジネスへの転換▼技術系IT/CAD事業化

▼オフショアの着手

▼ベトナム立上

▼ソリューション営業の強化

▲北京・日華材創の転進と中国新展開

▲技術人材の活用、シナジー体制の構築

▲新規ドメイン・顧客開拓

▼新規サービス着手▼自社工場請負拡大

▼修理業務拡大

▲対象業務領域の拡大、顧客開拓

▼更なる展開へ

20

株式会社志摩電子工業の買収

21

㈱志摩電子工業の買収－企業概要

海外子会社2社を有し、グローバルにEMS事業を展開

企業規模

概 要

□ 所在地：三重県伊勢市津村町1093番地

【【【【本社本社本社本社／／／／伊勢工場伊勢工場伊勢工場伊勢工場】】】】

【【【【志摩工場志摩工場志摩工場志摩工場】】】】

（2009年3月期） 売上高：108億円 当期純利益△0.5億円 純資産額：29億円

中国（香港）、マレーシアなど

海外進出する日本メーカーから電子機器基板実装業務を受託

業 容

１．国内を代表する事務機メーカーが主な顧客特 徴

● 主な顧客：OA機器製造準大手２社

2．海外での売上比率が89% 中国（香港）91億円、マレーシア7億円

● 主要業務：プリンタ、FAX、複写機などの電子機器の基板実装業務

◆中国：1995年４月20日進出。約1,100名のワーカーにて稼動 （2009年12月現在）

＊香港法人（志摩電子工業(香港）有限公司）にて来料加工形態にて業務受託

◆マレーシア：2000年２月26日に進出。マレーシア法人（Shima Electronic Industry（Malaysia）Sdn.,Bhd ）にてプリンタ、FAX等の基板実装業務を受託

15年前に中国、10年前にマレーシアに進出し、中国では1,000名～1,500名の人材をマネジメントしており、ＳＭＴラインを27ライン所有していることから、国際競争力を有しながら既に安定的な収益構造を構築している

強 み

EMS：Electronics Manufacturing Serviceの略。電子機器の受託生産を行うサービスのこと。メーカーが生産効率を高めるために用いるアウトソーシングの手法の一つ。

来料加工形態：香港と中国広東省間で始まった委託加工形態。香港の委託元企業は 土地などを委託先の中国側より賃借し、原材料や部品を無償供給し、機材などの設備を持ち込み、

当該地域にて生産する形態

（（（（グループグループグループグループ連結連結連結連結ベースベースベースベース：：：：単純合算単純合算単純合算単純合算ベースベースベースベースとはとはとはとは異異異異なるなるなるなる））））

22

㈱志摩電子工業の買収－買収スキームの概要

売上高 ：108億円 （2009年3月期） 純資産額： 29億円 （2009年3月期）

買 収

売上高 ：112億円 （2010年3月期 予想） 純資産額： 12億円 （2009年12月末）

他の製造アウトソーシング企業とは一線を画す「モノづくり」カンパニー

・15年前からメーカーの海外進出をサポート

・海外での生産基盤、1,000名以上の現地ワーカーをマネジメントするノウハウを既に構築

・国内を代表するメーカーから安定的に「モノづくり」業務を受託

・国内に7つのテック（自社工場）を有する

・派遣による人材サービスではなく、 モノづくりを志向し、いち早く製造請負を推進

・海外では、国内で培った請負ノウハウをもとに「The UKEOI」を展開

海外でのEMS事業を既に構築し、海外売上高98億円を誇るグローバル展開企業

日本のメーカーが求める「モノづくり」ができ、設計、開発、実装、製造、修理、ＣＳ等、ワンストップサービスをグローバルに展開できる・・・・これまでにない「新しいモノづくりソリューション会社」の誕生

日本のメーカーが求める「モノづくり」ができ、設計、開発、実装、製造、修理、ＣＳ等、ワンストップサービスをグローバルに展開できる・・・・これまでにない「新しいモノづくりソリューション会社」の誕生

◆ 業界トップクラスの事業規模（単純合算イメージ）

売上高：200億円以上、総資産：約80億円

（（（（グループグループグループグループ連結連結連結連結ベースベースベースベース：：：：単純合算単純合算単純合算単純合算ベースベースベースベースとはとはとはとは異異異異なるなるなるなる））））

23

㈱志摩電子工業の買収－戦略的背景

市場環境と当社の戦略

業績低迷労働者派遣法の改正

（直接雇用）国内工場の海外移転

● 顧客であるメーカーの状況

● アウトソーシング会社が成長する条件

「請負力」に優れている国内でニーズが高まる領域

に経験・ノウハウを保有

メーカーの海外移転へ

対応できる会社

● 当社の成長戦略

完全請負化 海外でのThe UKEOIの推進国内存続事業の拡大

（修理、実装、ＣＳ、国内向け製造等）

本買収により、メーカーニーズに合致したソリューションと当社の成長戦略である海外展開が大きく前進

本買収により、メーカーニーズに合致したソリューションと当社の成長戦略である海外展開が大きく前進

24

㈱志摩電子工業の買収－戦略的メリット

当社成長戦略上のメリット

国内メーカーからの設計、開発、実装、製造、修理、ＣＳ等のきめ細かいアウトソーシングニーズに対してグローバルにワンストップサービスを提供

当社が進めてきた「The UKEOI」（海外での請負）と即時連携し、

海外での請負を高い質を保ちながら、量的な拡大が可能になる

当社の強みである国内7つのテック（自社工場）との連携により、

メーカーに対し、国内、国外両面での生産調整が可能になり、請負案件が飛躍的に増加することが見込まれる

国内メーカーに対してグローバルなワンストップサービスを提供国内メーカーに対してグローバルなワンストップサービスを提供

当社既存顧客向けのシナジー効果は絶大当社既存顧客向けのシナジー効果は絶大

これまでに類の無い、国内外での自社工場を利用した請負が可能になり、

顧客、売上の増加が見込まれる

これまでに類の無い、国内外での自社工場を利用した請負が可能になり、

顧客、売上の増加が見込まれる

既に安定稼動中の優良国内メーカーの獲得による海外売上を確保すると

ともに、海外生産ノウハウ（ものづくりインフラ）を一挙に獲得

海外生産する優良国内メーカーの獲得＋海外生産ノウハウの獲得海外生産する優良国内メーカーの獲得＋海外生産ノウハウの獲得

Merit

1

Merit

2

Merit

3

Merit

4

25

0

5,000

10,000

15,000

20,000

25,000

1 2

海外ＥＭＳ

国内ＥＭＳ

GS

ES

MS

IS

㈱志摩電子工業の買収－戦略的メリット（質的・量的メリット）

質的・量的メリット

本買収により、当社の事業規模は約2倍に急拡大し、

海外売上比率は4割強へ大幅に上昇

本買収により、当社の事業規模は約2倍に急拡大し、

海外売上比率は4割強へ大幅に上昇

平成22年3月期（通期予想）

買収後の単純合算数値イメージ

71717171.5.5.5.5％％％％

21.821.821.821.8％％％％

3.13.13.13.1％％％％

33335555....6666％％％％

10.910.910.910.9％％％％

1.81.81.81.8％％％％

44.444.444.444.4％％％％

3.63.63.63.6％％％％

売上高は

約2倍に急拡大

海外売上比率

大幅上昇

1.51.51.51.5％％％％

5555....7777％％％％

26

㈱志摩電子工業の買収－戦略的メリット（業界内地位の変化）

当社の業界地位の変化

製 造 派 遣

（登 録 型）

製 造 請 負

（自社工場無）

製 造 請 負

（自社工場有）

国内・海外で請負実現化

国内外自社工場有

＝グローバルに生産調整可能請負力

市場開拓力

市場開拓力、請負力ともに

業界内他企業と一線を画す

ポジションを獲得

市場開拓力、請負力ともに

業界内他企業と一線を画す

ポジションを獲得

海外での製造請負検討

製 造 派 遣

（常 用 型）

27

㈱志摩電子工業の買収－戦略的メリット（経済的メリット）

経済的メリット

本買収により、10億円前後の「負ののれん」（特別利益）が発生する見込み

純資産

29億円買収価格

負ののれん

株式会社志摩電子工業の純資産を

下回る買収価格（割安な買収価格）のために、2011年3月期において特別利益が発生する見込み

（＝当社の成長戦略に合致した買収を割安な買収価格にて実現）

【2009年3月期】

中期的成長に寄与する分野に戦略的に投入していく

28

株式会社志摩電子工業買収後の

中期的成長イメージ

29

当面、志摩電子工業の「強み」が維持されるよう現行体制現行体制現行体制現行体制をををを維持維持維持維持現行体制現行体制現行体制現行体制をををを維持維持維持維持し

その上で将来においてはｎｍｓｎｍｓｎｍｓｎｍｓとのとのとのとの事業事業事業事業シナジーシナジーシナジーシナジーｎｍｓｎｍｓｎｍｓｎｍｓとのとのとのとの事業事業事業事業シナジーシナジーシナジーシナジーが働くことを追求していく

㈱志摩電子工業買収後の中期的成長イメージ－今後の運営体制

基本的スタンス

㈱㈱㈱㈱志摩電子工業志摩電子工業志摩電子工業志摩電子工業㈱㈱㈱㈱志摩電子工業志摩電子工業志摩電子工業志摩電子工業

志摩電子工業志摩電子工業志摩電子工業志摩電子工業（（（（香港香港香港香港））））

有限公司有限公司有限公司有限公司

志摩電子工業志摩電子工業志摩電子工業志摩電子工業（（（（香港香港香港香港））））

有限公司有限公司有限公司有限公司

ShimaShimaShimaShima Electronic Electronic Electronic Electronic IndustryIndustryIndustryIndustry（（（（MalaysiaMalaysiaMalaysiaMalaysia））））

Sdn.,BhdSdn.,BhdSdn.,BhdSdn.,Bhd

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志摩志摩志摩志摩（（（（日本日本日本日本））））

志摩志摩志摩志摩（（（（日本日本日本日本））））

志摩志摩志摩志摩（（（（香港香港香港香港））））

志摩志摩志摩志摩（（（（香港香港香港香港））））

Shima

MalaysiaMalaysiaMalaysiaMalaysia

Shima

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ISIS MSMS GSGS ESES

《体制維持》 《事業シナジーの追求》・・・将来

nmsnmsnmsnmsnmsnmsnmsnms

当面

30

㈱志摩電子工業買収後の中期的成長イメージ－ｎｍｓとの機能分担

neo EMS（進化型のEMS）が実践できる機能を完備それぞれの機能の強化を有機的な結合により、高次元なneo EMSを実現

●neo EMSの機能分担と機能別中期戦略

開発

設計

実装

組立

物流

修理

・CS

実装工程以降の充実化による設計業務取込み→ ODMとしてモノづくりノウハウの発揮

既存の設備・ノウハウにて顧客開拓→ 志摩の技術をnmsの顧客へ

実装と組立をセットにしたローコストオペレーション→ 志摩の拠点を活かしてグローバル展開

新たに物流会社との提携を模索→ ワンストップサービスのキーポイント

新規顧客開拓、既存顧客新規分野の開発→ neo EMSの付加価値ﾎﾟｲﾝﾄ

従来ＥＭＳの領域

ｎｎｎｎｅｏｅｏｅｏｅｏＥＭＳ

ＥＭＳ

ＥＭＳ

ＥＭＳのののの領域領域領域領域

△ ○

○ ◎◎◎◎

○ △ ◎◎◎◎

◎◎◎◎ ○ △

○

◎◎◎◎

ＭＳ事業ＩＳ事業GＳ事業

志摩電子ＥＳ事業

中期戦略

基板

製品

△

31

㈱志摩電子工業買収後の中期的成長イメージ－中期的グループ合算数値目標

現時点での予想イメージ

注）上記数値は、現時点での限られた情報を基に当社にて試算したものであり、正式な連結ベースでの公表は、㈱志摩電子工業グループの譲受予定日である2010年7月1日以降となる

0

5,000

10,000

15,000

20,000

25,000

30,000

2011 3 2012 3 2013 3

3.5

●

7.0

●

10.0

● 10

5.0

7.5

2.5

0

260

300売上高

営業利益

売上高nms

売上高志摩電子

売上高単純合算

営業利益単純合算

売 上 高 300億円 営業利益 10億円

中期的グループ合算数値目標

（単 ： ）

志摩電子の2011年3月期は、9ヶ月分

200

50

100

50

200

250

300