「時の記念日」6月日は ウオッチ完成品昨年出荷額%増 ·...

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オッチ 額% 」6 【広告特集】 2015年 平成27年 6月10日 水曜日

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Page 1: 「時の記念日」6月日は ウオッチ完成品昨年出荷額%増 · 調整が世界同時に行わりとなる「うるう秒」の 今年7月1日は3年ぶ ... 特定やタイムゾーンとサンプッシュで現在位置の

 6月

日は「時の記念日」。時間の大切さを再認識し生活の改善・合理化を図るため、19

20年に設けられた。私たちが時を知る上で時計は重要。日本における時計産業は

世紀中

期のキリスト教伝来と同時に始まったと言われている。欧米の生産技術を積極的に導入し、業

界初の市販用水晶式腕時計を開発。精度向上や薄型・軽量化、防水、耐衝撃、電波受信などの

機能を搭載し高機能化を進めている。またスポーツやビジネスで使用するシーンに合わせた洗

練されたデザインを追求し、時 を知り 時計 を持つ楽しみが広がっている。

電波ソーラーウオッチ世界のどこでも正確

電波時計の技術

ウオッチ完成品昨年出荷額%増

7月1日はうるう秒

「時の記念日」6月日は時とともに進化する時計を持つ楽しみ

( ) 【広告特集】 2015年 平成27年 6月10日 水曜日   

カシオ計算機

のGPS電波

と標準電波を

受信するフル

メタル電波ソ

ーラーウオッ

チ「OCW―

G1000」

 時計はどのような姿勢

でも作動し携帯を目的と

したウオッチと、一定の

姿勢で使用するクロック

がある。

 日本時計協会の調べに

よると、2014年のわ

が国のウオッチ完成品の

総出荷額は前年比

%増

の2482億円、総出荷

量は同2%増の6830

万個。クロック完成品の

総出荷額は同4%減の2

77億円で、総出荷量は

前年横ばいの1600万

個となっている。

 ウオッチ完成品の輸出

金額は同

%増の141

3億円で、北米・欧州・

アジア向けが増加した。

数量ベースでは同1%増

の6030万個。

 クロック完成品の輸出

金額は同

%増の

億円

で北米・欧州・アジア向

けが伸長し、数量は前年

横ばいの400万個とな

った。

 今年7月1日は3年ぶ

りとなる「うるう秒」の

調整が世界同時に行わ

れ、1秒長い日となる。

 かつては地球の公転・

自転に基づく天文時

界時

から時刻が決めら

れていた。1958年か

ら数十万年に1秒ずれる

だけの原子時計に基づく

国際原子時が標準となっ

た。これにより1秒の長

さが高精度になり、原子

時計の時刻と天文時の時

刻との間でずれが生じ

る。ずれが0・9秒以内

におさまるように調整を

行った時刻を、世界の標

準時協定世界時として

使用することにしてい

る。この調整を行うため、

うるう秒が挿入される。

 うるう秒の調整は

から始まり、今回で

目。午前8時

秒と

午前9時

秒の間

に、8時

秒が挿入

される。

 電波時計は電波送信所

から発信される正確な時

刻情報を乗せた標準電波

をアンテナで受信した

後、自動的に時刻や日付

を修正して標準時を表示

する。日本の標準時は情

報通信研究機構

NIC

が決定し管理してい

る。電波は福島県の大鷹

おおたか

鳥谷山にある福島局と佐

賀県と福岡県の県境の羽は

金山にある九州局の電波

がね塔

から送信されている。

 全地球測位システム

GPS

の電波を利用

し、衛星からの時刻情報

で時間を自動で合わせ現

在地の特定ができる技術

もある。

 腕時計の機能とデザイ

ンは進化し続けている。

カシオ計算機はフルメタ

ルの電波ソーラーウオッ

チ「OCEANUS

シアナス

」の新製品

「OCW―G1000」

を昨年

月に発売した。

業界に先駆けてGPS電

波と標準電波を受信する

ハイブリッドの時刻取得

システムを搭載した。ワ

ンプッシュで現在位置の

特定やタイムゾーンとサ

マータイムを判断する。

世界中どこにいても正確

な時刻表示する。

 OCEANUSは「エ

レガンス。テクノロジ

ー」をコンセプトにして

いる。新製品はハイブリ

ッド時刻取得システムに

加え、エレガントなデザ

インを施している。

 地域に合わ

せてGPS電

波と標準電波

を使い分け、

正確な時刻に

最短7秒で修正する。標

準電波は日本2局と米

国、英国、ドイツ、中国

の合計6局に対応してい

る。また少ない面積で受

信感度を保つ高効率ソー

ラーセルを採用すること

で、GPS電波受信に必

要な電力を確保するとと

もに、質感あるフェイス

デザインを実現してい

る。

 2都市の時刻が一目で

確認できる「デュアル・

ダイアル・ワールド・タ

イム」機能で、ワールド

タイムの使い勝手を高め

ている。

 同社はグローバル時代

のワールドタイムを作る

という開発コンセプト

「グローバル・タイム・

シンク」のもと、今回の

新製品のような高機能ア

ナログウオッチを開発し

ていく。