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1 「建設業の経営分析(平成22年度)」 (概要版) 1. 調査の概要 (1) 調査目的 建設企業の経営分析を行い、建設産業の健全な発展に資する基礎資料を得ることを目 的とする。 (2) 調査事項 各財務比率の平均値を調査した。 (3) 調査対象 一般財団法人建設業情報管理センターに経営状況分析申請があった大臣許可業者及び 知事許可業者のうち、以下を対象とした。 法人組織であるもの。 兼業事業売上高が総売上高の 2 割未満のもの。 資本金 5 億円以上または負債総額 200 億円以上の大会社を除いたもの。 平成 22 年度(平成 22 4 1 日から平成 23 3 31 日まで)に決算期を迎え たもの。但し、決算期間が 1 年未満のものは除く。 (4) 調査方法 建設業法第 27 条の 24 にもとづき提出された経営状況分析申請書および添付された 建設業法施行規則による財務諸表、経営事項審査結果の公表データにより調査した。 (5) 分類方法 【業種別分類】 日本標準産業分類に従って「総合工事業」、「設備工事業」、「職別工事業」の 3 種類に 大別し、さらに「総合工事業」については土木工事が完成工事高の 8 割以上のものを 「土木工事業」、土木工事が 2 割未満のものを「建築工事業」、これ以外のものを「土 木建築工事業」として 3 分類し、下記の 5 業種に分類した。

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Page 1: 「建設業の経営分析(平成22年度)」 - CIIC · 1 「建設業の経営分析(平成22年度)」 (概要版) 1. 調査の概要 (1) 調査目的 建設企業の経営分析を行い、建設産業の健全な発展に資する基礎資料を得ることを目

1

「建設業の経営分析(平成22年度)」

(概要版)

1. 調査の概要

(1) 調査目的

建設企業の経営分析を行い、建設産業の健全な発展に資する基礎資料を得ることを目

的とする。

(2) 調査事項

各財務比率の平均値を調査した。

(3) 調査対象

一般財団法人建設業情報管理センターに経営状況分析申請があった大臣許可業者及び

知事許可業者のうち、以下を対象とした。

① 法人組織であるもの。

② 兼業事業売上高が総売上高の 2割未満のもの。

③ 資本金 5億円以上または負債総額 200億円以上の大会社を除いたもの。

④ 平成 22年度(平成 22年 4月 1日から平成 23年 3月 31日まで)に決算期を迎え

たもの。但し、決算期間が 1年未満のものは除く。

(4) 調査方法

建設業法第 27 条の 24 にもとづき提出された経営状況分析申請書および添付された

建設業法施行規則による財務諸表、経営事項審査結果の公表データにより調査した。

(5) 分類方法

【業種別分類】

日本標準産業分類に従って「総合工事業」、「設備工事業」、「職別工事業」の 3 種類に

大別し、さらに「総合工事業」については土木工事が完成工事高の 8 割以上のものを

「土木工事業」、土木工事が 2 割未満のものを「建築工事業」、これ以外のものを「土

木建築工事業」として 3分類し、下記の 5業種に分類した。

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業種分類の表記は、以下のとおりとする。

① 土木建築工事業は、「土木建築」

② 土木工事業は、「土木」

③ 建築工事業は、「建築」

④ 設備工事業は、「設備」

⑤ 職別工事業は、「職別」

【売上高分類】

売上高は次の 8階層に分類した。 なお、表記はカッコ内のとおりとする。

① 5,000万円未満 ( 5千万円未満)

② 5,000万円以上 1億円未満( 5千万円以上)

③ 1億円以上 2億円未満( 1億円以上)

④ 2億円以上 3億円未満( 2億円以上)

⑤ 3億円以上 5億円未満( 3億円以上)

⑥ 5億円以上 10億円未満( 5億円以上)

⑦ 10億円以上 20億円未満( 10億円以上)

⑧ 20億円以上 ( 20億円以上)

建 築 工 事 業

( 土木工事が完成工事高の2割未満 )

電気工事、管工事、機械器具設置工事、熱絶縁工事、電気通信工事、

さく井工事、消防施設工事、清掃施設工事

建築一式工事

総  合工事業

前記による

土木一式工事、ほ装工事、しゅんせつ工事、水道施設工事、造園工事

大分類 小分類 建設工事の種類

職 別 工 事 業

大工工事、左官工事、とび・土工・コンクリート工事、石工事、屋根工事、

タイル・れんが・ブロック工事、鋼構造物工事、鉄筋工事、板金工事、

ガラス工事、塗装工事、防水工事、内装仕上工事、建具工事

土 木 建 築 工 事 業

土 木 工 事 業

( 土木工事が完成工事高の8割以上 )

設 備 工 事 業

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【ブロック別分類】

ブロックは次の 9ブロックに分類した。

【調査企業数(平成 22年度)】

(6) 平均値の算出方法

財務比率の平均値は、単純(加算)平均により算出した。

なお、次の条件に該当するデータは、その比率の平均値を算出する対象から除外した。

自己資本が算式分母に含まれる比率(自己資本経常利益率・自己資本回転率・固

定長期適合比率)について、自己資本がゼロ以下の場合

上記以外の比率について、算式分母がゼロ以下の場合

また、異常値による比率の偏りを避けるため、業種(土木建築、土木、建築、設備、

職別)ごとにトリム平均1を行った。

1 トリム(trim)は一部を切り除くという意味で、データ全体の上下(最大最小)の一定割合の値を異常

値(外れ値)として計算の対象から除外し、平均値を算出する統計的手法。

都 道 府 県 名

沖縄県

長野県

(首 都 圏)

北   陸

(東京都)

佐賀県 長崎県

富山県 石川県

山形県

東京都

山口県

徳島県

奈良県滋賀県

岡山県

四   国

九州・沖縄

関   東

福井県

(神奈川県) (千葉県) (埼玉県)

鳥取県 島根県 広島県

茨城県

宮城県

北海道北 海 道

近   畿

中   国

中   部

千葉県

和歌山県

栃木県 群馬県 埼玉県

青森県 岩手県 秋田県

福島県東   北

ブロック区分

新潟県

岐阜県 静岡県 愛知県

宮崎県 鹿児島県

神奈川県 山梨県

京都府 大阪府 兵庫県

三重県

香川県 愛媛県 高知県

大分県熊本県福岡県

65,2669,561合 計

2,294 14,361

   5千万円未満 546

土木建築 土 木 建 築 設 備 職 別 合  計

1,018 6,751

     1億円以上 679 5,327 2,176 4,072 2,158

5,451 1,493 4,263 2,699

14,412

     2億円以上 391 2,477 1,081 1,784

14,452

   5千万円以上 600 5,291 1,888 4,288

6,357

5,011

617 501 496

18,011 10,328

2,300

1,622

    10億円以上 403

    20億円以上 416

4,023 23,343

353 195245 413

283

     3億円以上 466 2,332 1,062 1,565 932

     5億円以上 522 1,603 947 1,190 749

売上高業 種

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2. 調査の結果(概要)

(1) 建設産業の現状(本編 P.19~P.26)

【総括】(参考図表 A 参照)

建設業は、単品受注生産、請負等の業界特性の影響もあり、他産業と比較すると収益

性が低くなっている。

1990年代(平成 2年度~平成 11年度)前半は、収益性が大きく低下した。2000年代

(平成 12年度~)に入っても回復傾向はみられず、低水準で推移するなど、引き続き

厳しい状況となっている。

資本金階層別に比較すると、総じて大規模階層ほど各比率に優位性がみられた。

参考として掲載した「建設業(CIIC)」が、法人企業統計における小規模階層の傾向と

類似性がみられるのは、対象企業が中小企業が中心となっているためであると考えら

れる。また、「建設業(CIIC)」は、法人企業統計で示した比率と異なり、比率を平均

したものであることも、法人企業統計の財務比率との差として表れている。

①総資本経常利益率(参考図表 B 参照)

総資本経常利益率は、平成 14 年度まで一貫して低下を続けた。平成 14 年度以降は、

若干の改善がみられ、その後は概ね横這いで推移している。

他産業による設備投資の抑制や発注単価の低下による受注競争の激化によって、収益

性が悪化していることが、他産業に比べて低位で推移している一因となっているもの

と考えられる。

平成 22年度は、他産業と同様、若干の改善がみられた。

②売上高経常利益率、売上高営業利益率(参考図表 C、D 参照)

売上高経常利益率および売上高営業利益率は、総資本経常利益率と同様に、低下傾向

を示し、他産業と比べて低水準で推移している。

金利低下と各企業の有利子負債圧縮による支払利息の減少等を背景に、平成 10年度以

降は、ほぼ全ての年度において売上高経常利益率は売上高営業利益率を上回って推移

している。

資本金階層別に比較すると、大規模階層の方が小規模階層よりも、相対的に各利益率

は高い。また、大規模階層は平成 15年度以降回復基調にあるが、小規模階層では低水

準での推移が続き、回復がみられない。業者間における受発注単価の抑制などによる

利益率の低下が一因として考えられる。

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③売上高総利益率(参考図表 E 参照)

売上高総利益率は、16~18%程度と他産業と比べて低位横ばいで推移している。これ

は、建設業は単品受注生産であるため、工業生産のように量産による効率化やスケー

ルメリットの追求に困難な面があり生産性の向上が難しいという、請負業としての特

性を表わしている。

資本金階層別に比較すると、小規模企業の方が大規模企業よりも、相対的に高い傾向

にある。平成 22年度は、大規模企業が上昇傾向にあり、小規模企業が低下傾向となっ

た。大規模企業が採算を重視した受注戦略を採った影響が、要因の 1 つとして考えら

れる。

④自己資本比率、借入金依存度(参考図表 F、G 参照)

自己資本比率は、緩やかに上昇し、平成 16年度以降は横這いで推移している。平成 13

年度~平成 16 年度の時期は、他の時期と比較して、前年度比伸び率が高い。これは、

自己資本比率の分母である総資本の減少が、自己資本の減少以上に大きかったことに

よるものと考えられる。特に、借入金の減少が総資本の減少に大きな影響を与えたも

のと推察される。

そのため、借入金依存度は、平成 11 年度をピークに緩やかな低下傾向を示している。

(2) 財務比率分析の結果(本編 P.29~P.79)(参考図表 H~N 参照)

①収益性

収益性は、全ての比率で改善した。

業種別にみると、総資本経常利益率、自己資本経常利益率、売上高経常利益率、売上

高営業利益率では、「土木」、「職別」が低くなっている。総資本売上総利益率、売上高

総利益率では、「設備」、「職別」が高くなっている。

売上高別にみると、大規模階層ほど高くなっている。平成 22年度の売上高経常利益率

をみると、売上高「1億円以上」の階層を境に黒字・赤字が分かれている。ただし、総

資本売上総利益率、売上高総利益率では、小規模階層ほど高くなっている。

ブロック別にみると、「九州・沖縄」が高く、「中部」が低くなっている。「中国」、「四

国」が大きく改善している。

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②活動性

活動性は、自己資本回転率で悪化したものの、その他の比率では改善した。

業種別にみると、総資本回転率では、業種での差は小さい。自己資本回転率では、「建

築」、「職別」が高く、固定資産回転率では、「土木」、「建築」が高く、棚卸資産回転率

では、「土木」、「職別」が高くなっている。

売上高別にみると、棚卸資産回転率等では、小規模階層ほど高くなっている。

ブロック別にみると、総資本回転率では、「北海道」、「九州・沖縄」が高く、固定資産

回転率では、「近畿」、「九州・沖縄」が高く、棚卸資産回転率では、「北海道」が高く

なっている。

③流動性

流動性は、当座比率、流動比率で悪化したものの、その他の比率では改善した。

業種別にみると、当座比率、流動比率では、「土木」が高くなっている。運転資本保有

月数では、「土木建築」、「土木」、「設備」が長く、必要運転資金月商倍率では、「建築」

が短く(良く)なっている。立替工事高比率では、「建築」が低く(良く)、「設備」が

高く(悪く)なっている。

売上高別にみると、当座比率では、「2 億円以上」が高くなっている。流動比率では、

「1億円以上」が高くなっている。

ブロック別にみると、当座比率、流動比率では、「北海道」、「近畿」、「四国」、「九州・

沖縄」が高く、運転資本保有月数では、「北海道」、「近畿」、「九州・沖縄」が長くなっ

ている。必要運転資金月商倍率では、「関東」、「首都圏」、「近畿」が長く(悪く)なっ

ている。

④健全性

健全性は、純支払利息比率、固定長期適合比率で改善したものの、その他の比率では

悪化した。

業種別にみると、自己資本比率、自己資本対固定資産比率では、「建築」、「職別」が低

くなっている。借入金依存度では、「職別」が高く(悪く)なっている。固定長期適合

比率では、「設備」が低く(良く)なっている。

売上高別にみると、自己資本比率では、小規模階層ほど低くなっており、「5 千万円未

満」はマイナス(債務超過)となっている。借入金依存度、純支払利息比率では、小

規模階層ほど高く(悪く)なっている。

ブロック別にみると、自己資本比率では、「北海道」、「北陸」、「九州・沖縄」が高く、

自己資本対固定資産比率では、「北海道」、「近畿」、「九州・沖縄」が高くなっている。

借入金依存度、純支払利息比率では、「北海道」、「九州・沖縄」が低く(良く)、「中部」

が高く(悪く)なっている。

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⑤生産性

生産性は、建設工事付加価値率で横這いとなったものの、その他比率では悪化した。

業種別にみると、技術職員 1人当たり完成工事高・建設工事付加価値では、「建築」、「職

別」が高くなっている。建設工事付加価値率では、「土木」、「設備」、「職別」が高くな

っている。

売上高別にみると、技術職員 1 人当たり完成工事高・建設工事付加価値では、大規模

階層ほど高くなっている。建設工事付加価値率では、小規模階層ほど大きくなってい

る。

ブロック別にみると、技術職員 1人当たり完成工事高・建設工事付加価値では、「北海

道」、「関東」、「首都圏」が高くなっている。

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(参考図表)

A)総資本経常利益率

建設業(全規模)を資本金階層別(資本金階層Ⅰ:資本金 10 億円以上、資本金階層Ⅱ:資本金 1 億円以上 10 億

円未満、資本金階層Ⅲ:資本金 1 千万円以上 1 億円未満、資本金階層Ⅳ:資本金 1 千万円未満)に区分し、表記

している。

B)総資本経常利益率

▲3.00%

▲2.00%

▲1.00%

0.00%

1.00%

2.00%

3.00%

4.00%

5.00%

6.00%

H3 H4 H5 H6 H7 H8 H9 H10 H11 H12 H13 H14 H15 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 (年度)

総資本経常利益率(建設業、資本金階層別)

建設業(全規模) 資本金階層Ⅰ 資本金階層Ⅱ

資本金階層Ⅲ 資本金階層Ⅳ 参考:建設業(CIIC)

▲8.00%

▲6.00%

▲4.00%

▲2.00%

0.00%

2.00%

4.00%

6.00%

H3 H4 H5 H6 H7 H8 H9 H10 H11 H12 H13 H14 H15 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 (年度)

建設業 製造業 サービス業 農林水産業 参考:建設業(CIIC)

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C)売上高経常利益率

D)売上高営業利益率

▲8.00%

▲6.00%

▲4.00%

▲2.00%

0.00%

2.00%

4.00%

6.00%

H3 H4 H5 H6 H7 H8 H9 H10 H11 H12 H13 H14 H15 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 (年度)

建設業 製造業 サービス業 農林水産業 参考:建設業(CIIC)

▲8.00%

▲6.00%

▲4.00%

▲2.00%

0.00%

2.00%

4.00%

6.00%

H3 H4 H5 H6 H7 H8 H9 H10 H11 H12 H13 H14 H15 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 (年度)

建設業 製造業 サービス業 農林水産業 参考:建設業(CIIC)

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E)売上高総利益率

F)自己資本比率

10.00%

15.00%

20.00%

25.00%

30.00%

35.00%

40.00%

45.00%

H3 H4 H5 H6 H7 H8 H9 H10 H11 H12 H13 H14 H15 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 (年度)

建設業 製造業 サービス業 農林水産業 参考:建設業(CIIC)

▲5.00%

0.00%

5.00%

10.00%

15.00%

20.00%

25.00%

30.00%

35.00%

40.00%

45.00%

H3 H4 H5 H6 H7 H8 H9 H10 H11 H12 H13 H14 H15 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 (年度)

建設業 製造業 サービス業 農林水産業 参考:建設業(CIIC)

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G)借入金依存度

10.00%

20.00%

30.00%

40.00%

50.00%

60.00%

70.00%

80.00%

H3 H4 H5 H6 H7 H8 H9 H10 H11 H12 H13 H14 H15 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 (年度)

建設業 製造業 サービス業 農林水産業 参考:建設業(CIIC)

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H)総資本経常利益率

I)売上高経常利益率

2.97

2.65

2.04

1.39

0.71

▲ 0.36

▲ 2.49

▲ 7.11

▲ 1.60

0.22

▲ 1.63

▲ 2.62

▲ 1.64

▲ 1.49

2.95

2.44

1.84

0.99

0.13

▲ 0.90

▲ 3.21

▲ 7.80

▲ 2.88

▲ 1.19

▲ 1.80

▲ 2.75

▲ 1.79

▲ 2.15

3.40

2.91

2.40

1.82

0.97

▲ 0.20

▲ 2.07

▲ 6.44

▲ 1.93

▲ 0.92

▲ 0.94

▲ 1.34

▲ 0.58

▲ 1.21

▲ 10.00 ▲ 8.00 ▲ 6.00 ▲ 4.00 ▲ 2.00 0.00 2.00 4.00

20億円以上

10億円以上

5億円以上

3億円以上

2億円以上

1億円以上

5千万円以上

5千万円未満

職 別

設 備

建 築

土 木

土木建築

【全体】

総資本経常利益率(%)H22年度

H21年度

H20年度

【業種別】

【売上高別】

2.00

1.52

1.01

0.50

▲ 0.02

▲ 0.85

▲ 2.39

▲ 6.52

▲ 1.46

▲ 0.37

▲ 1.87

▲ 2.90

▲ 1.86

▲ 1.78

2.11

1.50

0.92

0.33

▲ 0.29

▲ 1.12

▲ 2.91

▲ 7.08

▲ 2.41

▲ 1.36

▲ 1.85

▲ 2.97

▲ 1.94

▲ 2.22

2.53

1.92

1.36

0.78

0.23

▲ 0.65

▲ 2.13

▲ 5.91

▲ 1.89

▲ 1.20

▲ 1.45

▲ 1.75

▲ 1.03

▲ 1.53

▲ 8.00 ▲ 6.00 ▲ 4.00 ▲ 2.00 0.00 2.00 4.00

20億円以上

10億円以上

5億円以上

3億円以上

2億円以上

1億円以上

5千万円以上

5千万円未満

職 別

設 備

建 築

土 木

土木建築

【全体】

売上高経常利益率(%)H22年度

H21年度

H20年度

【業種別】

【売上高別】

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J)売上高総利益率

K)総資本回転率

10.84

12.60

14.08

15.77

17.50

19.78

23.14

27.73

24.34

24.76

16.49

18.32

13.97

20.47

11.13

12.48

14.27

15.73

17.24

19.63

22.97

27.88

24.18

24.76

16.65

18.49

14.36

20.57

11.83

13.05

14.56

16.09

17.52

19.76

23.02

28.03

24.05

24.54

17.21

18.98

14.78

20.80

0.00 5.00 10.00 15.00 20.00 25.00 30.00

20億円以上

10億円以上

5億円以上

3億円以上

2億円以上

1億円以上

5千万円以上

5千万円未満

職 別

設 備

建 築

土 木

土木建築

【全体】

売上高総利益率(%)H22年度

H21年度

H20年度

【業種別】

【売上高別】

1.48

1.58

1.67

1.75

1.77

1.79

1.82

1.70

1.88

1.73

1.77

1.71

1.61

1.74

1.41

1.51

1.62

1.69

1.70

1.74

1.76

1.67

1.82

1.65

1.72

1.69

1.57

1.70

1.39

1.46

1.59

1.66

1.71

1.76

1.80

1.72

1.84

1.66

1.71

1.72

1.57

1.71

0.00 0.20 0.40 0.60 0.80 1.00 1.20 1.40 1.60 1.80 2.00

20億円以上

10億円以上

5億円以上

3億円以上

2億円以上

1億円以上

5千万円以上

5千万円未満

職 別

設 備

建 築

土 木

土木建築

【全体】

総資本回転率(回)H22年度

H21年度

H20年度

【業種別】

【売上高別】

Page 14: 「建設業の経営分析(平成22年度)」 - CIIC · 1 「建設業の経営分析(平成22年度)」 (概要版) 1. 調査の概要 (1) 調査目的 建設企業の経営分析を行い、建設産業の健全な発展に資する基礎資料を得ることを目

14

L)流動比率

M)自己資本比率

200.46

255.71

265.49

284.01

304.79

311.89

319.14

351.53

231.86

273.70

255.06

387.37

319.19

308.79

214.63

273.97

282.72

312.46

330.46

338.92

334.98

361.14

252.44

301.01

280.58

401.37

342.58

329.25

222.21

275.14

286.54

310.25

331.95

335.32

333.67

341.79

249.60

303.47

279.01

390.10

341.09

324.67

0.00 50.00 100.00 150.00 200.00 250.00 300.00 350.00 400.00 450.00

20億円以上

10億円以上

5億円以上

3億円以上

2億円以上

1億円以上

5千万円以上

5千万円未満

職 別

設 備

建 築

土 木

土木建築

【全体】

流動比率(%)H22年度

H21年度

H20年度

【業種別】

【売上高別】

37.65

39.06

38.37

38.79

36.83

30.45

17.97

▲ 7.27

11.66

24.21

16.99

27.68

31.34

22.91

39.34

40.35

39.55

39.12

36.54

29.73

16.64

▲ 11.45

8.47

23.37

17.46

24.90

30.39

21.15

41.16

42.17

40.42

39.88

36.87

28.86

14.51

▲ 18.28

6.07

21.46

15.20

23.54

28.35

19.28

▲ 30.00 ▲ 20.00 ▲ 10.00 0.00 10.00 20.00 30.00 40.00 50.00

20億円以上

10億円以上

5億円以上

3億円以上

2億円以上

1億円以上

5千万円以上

5千万円未満

職 別

設 備

建 築

土 木

土木建築

【全体】

自己資本比率(%)H22年度

H21年度

H20年度

【業種別】

【売上高別】

Page 15: 「建設業の経営分析(平成22年度)」 - CIIC · 1 「建設業の経営分析(平成22年度)」 (概要版) 1. 調査の概要 (1) 調査目的 建設企業の経営分析を行い、建設産業の健全な発展に資する基礎資料を得ることを目

15

N)技術職員 1 人当たり完成工事高

91,384

74,219

61,414

49,700

42,398

34,043

25,171

15,462

45,217

31,296

58,500

25,898

38,699

35,926

85,360

68,659

56,846

47,477

40,416

32,758

24,232

14,901

41,304

28,703

54,825

24,951

36,697

33,643

79,321

65,318

55,168

45,258

39,455

32,359

24,309

15,175

39,713

27,826

52,063

25,207

36,134

32,831

0 10,000 20,000 30,000 40,000 50,000 60,000 70,000 80,000 90,000 100,000

20億円以上

10億円以上

5億円以上

3億円以上

2億円以上

1億円以上

5千万円以上

5千万円未満

職 別

設 備

建 築

土 木

土木建築

【全体】

技術職員1人当たり完成工事高(千円)H22年度

H21年度

H20年度

【業種別】

【売上高別】