地域衛星通信ネットワークの 次世代システムの機器等一式 …...2.1....

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地域衛星通信ネットワークの 次世代システムの機器等一式 に関する情報提供依頼書(RFI) 平成 29 年 6 月 8 日 一般財団法人 自治体衛星通信機構

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地域衛星通信ネットワークの

次世代システムの機器等一式

に関する情報提供依頼書(RFI)

平成 29 年 6 月 8日

一般財団法人 自治体衛星通信機構

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目次

1.目的 1

2.次世代システムの要件 2

2.1. 次世代システムの概要 2

2.2. 次世代システムの機能要件 5

3.情報提供を依頼する対象 6

4.高周波系設備、および IPプラットフォーム系設備に関する依頼事項 7

4.1. 製品情報 7

4.2. 納入実績 7

4.3. 機能・性能 8

4.4. 装置等の価格 11

4.5. 保守費用 11

4.6. 運用開始までのフロー 11

4.7. 運用保守体制 11

5.ベースバンド系設備に関する依頼事項 12

5.1. 製品情報 12

5.2. 納入実績 12

5.3. 機能・性能 13

5.4. 装置等の価格 14

5.5. 保守費用 15

5.6. 運用開始までのフロー 15

5.7. 運用保守体制 15

6.実証実験に関する依頼事項 16

6.1. IPプラットフォーム系設備に対する実証実験の概要 16

6.2. ベースバンド系設備に対する実証実験の概要 17

6.3. 実証実験計画 20

6.4. 実証実験への参加 20

7.情報提供要領等 21

7.1. 提出物 21

7.2. 提出期限等 21

7.3. 実証実験にご協力いただく企業の選定 21

7.4. 留意事項 21

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1.目的

一般財団法人 自治体衛星通信機構(以下「機構」)が運営する「地域衛星通信ネットワーク」で使

用されている地球局システムについて、現行システム(ほとんどが第 2 世代システム、一部が第 1

世代システム)を早期に導入した自治体では老朽化が進んできており、数年後には更改する必要性が

出てきました。

現行システムの更改に向けては、必要となる機器の設置および保守等を行うための基本設計書、機

器仕様書、運用手順書等を作成する必要がありますが、その前段階としては、新たに導入するシステ

ム候補について、実機による実証実験を行い、基本設計等作成に向けての材料を得る必要があると考

えています。

以上のことから、本情報提供依頼書(以下「RFI」)は、機構が提供する「地域衛星通信ネットワー

ク」で使用する次世代システムの機器等に関する情報、およびそれらを用いた実証実験に関する情報

をご提供いただき、その後の実証実験や機器調達における参考とさせていただくことを目的とします。

(参考)地域衛星通信ネットワークについて:

「地域衛星通信ネットワーク」は、

① 防災行政無線の拡充・強化

② 行政情報伝達の効率化

③ 地域からの情報発信の充実

を図ることを目的に、東経 162 度の赤道上空約 3万 6千 km を飛行する、スカパーJSAT 株式会社が保

有する静止衛星「SUPERBIRD B 系(スーパーバード B 系)」のトランスポンダを 3つ借り上げ(1 つ

のトランスポンダの全帯域幅は 36MHz)、地方公共団体内の音声やデータあるいは映像の送受信を行

う衛星通信システムです。

主に都道府県による資金提供の下、全国の地方公共団体を結ぶネットワークの構築を目指し、平成

3 年 12 月から運用を開始し、現在、「都道府県防災行政無線(衛星系)」、「消防防災無線(衛星系)」

として位置付けられています。

「地域衛星通信ネットワーク」は、平成 19年度に全都道府県において整備が完了し、ピーク時(平

成 16年度)には、全国に 4,700 余の地球局を有する日本国内最大規模の衛星系システムとして、大

規模災害発生時における映像情報の送信に利用されるなど、その有用性については、国・地方公共団

体を通じて広く認識されています。

「地域衛星通信ネットワーク」の詳細につきましては、下記 URL をご参照ください。

URL: http://www.lascom.or.jp/network/outline01

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2.次世代システムの要件

2.1. 次世代システムの概要

次世代システムは、衛星通信による IP通信機能を有する「次世代 VSAT システム」、および映像ベ

ースバンド系設備として次世代 VSAT システムに接続して運用する「次世代映像伝送システム」から

構成されます。

次世代 VSAT システムのネットワークモデルを図 2-1 に示します。次世代 VSAT システムは、スター

型のネットワークトポロジーをとり、HUBとしての集約局、および集約局の冗長局としての副集約局、

そして、ユーザ側の地球局である VSAT 局(VSAT 以外の地球局も含む)で構成されます。

次世代 VSAT システム上で次世代映像伝送システムを運用した場合のネットワークモデルを図 2-2

に示します。次世代映像伝送システムで IP化されたベースバンド映像信号は、次世代 VSAT システム

を用いて伝送され、ユーザ側地球局(VSAT 局等)は、素材伝送局(次世代 VSAT システムの TDMA イ

ンバウンド経由で映像素材を集約局/副集約局に伝送する局)や、リモート局(集約局/副集約局か

ら TDM アウトバウンド経由でマルチキャストストリーミングとして配信を受ける局)としての役割を

担います。

図 2-3 には、集約局/副集約局(HUB 局)および、リモート局(VSAT 局)の設備を機能ブロックで

表した地球局の構成モデル例を示します。次世代 VSAT システムは、TDM/MF-TDMA 変復調機能をはじ

めとする IP プラットフォーム系設備と高周波系設備から構成され、次世代映像伝送システムは IP

プラットフォーム系設備に接続されるベースバンド系設備を指します。

また、集約局/副集約局における次世代映像伝送システムを構成するサブシステムを図 2-4 に示し

ます。

なお、次世代システムの扱うベースバンド信号は、IP 化された信号全般ですが、本 RFI では次世

代システムが主として扱う映像信号を対象としています。

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図 2-1 次世代 VSAT システムのネットワークモデル

図 2-2 次世代 VSAT システム上で運用する次世代映像伝送システムのネットワークモデル

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ベースバンド系設備(集約局機能)

IPプラットフォーム系設備(HUB局機能)

・H265/HEVC エンコーダ機能・配信制御機能・予約管理機能

・TDM/MF-TDMA機能・スイッチ/ルータ機能・NMS機能

高周波系設備

〔集約局/副集約局(HUB局)〕

アンテナ設備

通信衛星

ベースバンド系設備(リモート局機能)

・TDM/MF-TDMA機能・スイッチ/ルータ機能・NMS機能

〔リモート局(VSAT局)〕

IDU ODU

次世代VSATシステム

・H265/HEVC デコーダ機能・予約機能・TVモニタ機能

周波数変換装置

(Up Converter)

電⼒増幅装置(HPA)

低雑音増幅装置(LNA)

IPプラットフォーム系設備(リモート局機能)

RFサブシステム系設備

高周波系設備

周波数変換装置

(Down Converter)

ベースバンド系(VoIP等)設備

アウトバウンド(TDM)

インバウンド(TDMA)

次世代映像伝送システム

ベースバンド系(VoIP等)設備

図 2-3 次世代システムにおける地球局の構成モデル例

TDMA系素材伝送受信端末

IP型データ伝送系素材伝送受信端末

地上系素材伝送受信端末

ディジタル映像伝送系素材伝送受信端末

ベースバンドルーティングスイッチ

IN

IN

IN

IN

IN

H.265/HEVCエンコーダ

H.265/HEVCエンコーダ

・・

TDM-STB

TDMチャンネルモニタ

OUT

OUT

OUT

OUTIPプラットフォーム系設備へ

伝送制御システム

アーカイブサーバ

H.265/HEVCエンコーダ

H.265/HEVCエンコーダ

スイッチングハブ

(L2 SW)

制御

・・

次世代予約システム

ベースバンドサブシステム

VODサブシステム

マネージメントサブシステム

クロスポイントルーティングブロック

H.265/HEVC エンコーダブロック素材伝送受信サブシステム

限定受信制御システム

ユーザー管理システム

図 2-4 集約局/副集約局における次世代映像伝送システムのベースバンド系設備構成例

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2.2. 次世代システムの機能要件

(1)次世代 VSAT システムの機能要件

① 衛星通信

ア)スカパーJSAT 株式会社が保有する静止衛星「SUPERBIRD B 系(スーパーバード B 系)」Ku

バンド衛星通信帯域(アップリンク14.00GHz -14.50GHz、ダウンリンク12.25GHz - 12.75GHz)

内の任意の帯域で運用。

イ)使用する送受信偏波は、互いに直交する直線偏波。

ウ)ネットワークは 1 つの通信衛星、1つのビーム内で構成。

エ)1 つのトランスポンダの全帯域幅 36MHz を使用した通信、およびトランスポンダを複数(2

~ 3)使用した通信。

② 地球局数

3,000 局 ~ 5,000 局に対応

③ ベースバンド伝送速度

32kbps ~ 6Mbps ~ 15Mbps ~ 22Mbps

(2)次世代映像伝送システムの機能要件

① 集約局/副集約局の機能要件

ア)H.265/HEVC エンコーダ機能

イ)映像配信制御機能

(予約管理機能と連携して送信するタイムスロット、時刻、時間等のデータベースを作成・

管理する機能)

ウ)予約管理機能

(映像配信伝送について、予約機能とインタラクティブに番組、時刻、時間等のデータベ

ースを作成・管理する機能)

② リモート局

ア)H.265/HEVC デコーダ機能

イ)予約機能

(EPG(電子番組表)により、受信あるいは送信する映像について、時刻、時間、画質等

を予約する機能)

ウ)TVモニタ機能

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3.情報提供を依頼する対象

(1)情報提供を依頼する対象は、下記①②③です。各地球局の構成要素の情報となる①②について

は、①②全てでなくても、いずれか一つでも結構です。

また、高周波系設備を含む情報がある場合は、① において記載してください。

① IPプラットフォーム系設備(高周波系設備はここに含まれます)

② ベースバンド系設備

③ 実証実験

(2)地球局の種類としては、大きく分け、以下に示す HUB 局およびリモート局とします。

HUB 局は、集約局/副集約局に該当する地球局です。

リモート局は、HUB 局と対向して通信する地球局で、VSAT 局に代表されます。通信能力の規模

(電話換算の同時接続 ch数、映像伝送 ch数等)により複数の機種がある場合は、適宜、種類を

分類した情報提供でも構いません。

なお、前記①の情報をご提供いただく場合におきましては、HUB 局、リモート局の両局につい

ての情報提供をお願いします。

以降に依頼する事項に関して、任意の様式にて情報をご提供ください。

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4.高周波系設備、および IPプラットフォーム系設備 に関する依頼事項

4.1. 製品情報

次世代 VSAT システムに適用可能な既製品に関して、下記情報をご提供ください。

ア)製品ラインナップと適用領域を、部位毎に

イ)製品名と仕様(主な機能、性能、特徴)

ウ)標準機能かオプション機能かの区別

(注1)製品パンフレットやプレゼン用資料があれば、添付してください。

(注2)製品の将来ロードマップ情報があれば、ご提供ください。

4.2. 納入実績

納入実績に関して、下記情報をご提供ください。

ア)顧客の名称と国名(納入システム構築場所)

イ)運用開始時期、および現在の状況

ウ)納入システムの概要:

システム規模、システム構成、環境条件(特に耐風速条件)、適用製品、体制(構築時、運

用保守時)、等

エ)他社製の高周波系設備との組み合わせの実績の有無

(注1)H25 年(2013 年)以降の、日本および海外における、主な納入済み(運用開始準備中も

含みます)の実績を記載してください。

(注2)顧客名は、記入に差し障りのある場合は、具体名ではなく「A社」といった匿名表現で

結構です。

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4.3. 機能・性能

システムの機能・性能に関して、表 4-1 に示した情報をご提供ください。

表 4-1 システムの機能・性能に関してご提供いただきたい情報

(高周波系設備、および IP プラットフォーム系設備)

番分類 情報提供依頼内容

1 動作環境 ・耐震性

(参考)現行システムでは、「設備機器は、水平振動 980Gal および垂直振

動 490Gal の加速度をもつ振動に対して、脱落、破損が生じないこと。」と

し、設備機器の設置については、「建築設備耐震設計・施工指針」(2005 年

版(一財)日本建築センター)によることとしています。

・耐風性

(参考)現行システムでは、「瞬間最大風速 30m/s 以下で通常運用が可能で

あること。瞬間最大風速 60m/s 以下で永久変形しないこと。但し、台風の

多い地域等、必要に応じて 60m/s 以下を 70m/s 以下とすることも考慮する

こと。」としています。

・電源条件(電源電圧、消費電力等)

・インタフェース(対 RFとのコネクタ、送信周波数等)

・融雪装置について

2 スケーラビリテ

・現行システムを段階的に順次更改するにあたり、効率的に対応可能とな

る設備の特徴、または設備更改実績等の情報。

3 収容可能な地

球局数

・ネットワークに収容可能な地球局数について、設備の性能(最大収容 VSAT

数およびそのときの条件など)、納入実績についての情報。

4 設定可能な受

信グループ

・ネットワーク内に相互に独立した受信グループを形成する機能等および

形成可能なグループ数についての情報。

5 衛星周波数域

の使い方

・トランスポンダの帯域の使用方法に関する情報。

1つのトランスポンダの全帯域使用や、トランスポンダを複数本使用す

ることへの対応性等の情報を想定しています。(項番 6 にも関係します。)

6 衛星周波数域

の割当方法

・通信環境に応じて使用する周波数や帯域を柔軟に割り当て、変更する機

能についての情報です。例を示します。併せて図 4-1 をご参照ください。

(例1)収容地球局数、提供サービスの速度、トラヒックに応じて、中心

周波数、帯域幅等を柔軟に配置・変更する機能、およびその性能(切り替

え所要時間等)

(例2)複数のTDMAインバウンドの周波数帯域を選択する場合の自由度(不

連続帯域選択の可否)

(例3)複数の TDMA インバウンドの帯域を同一偏波の複数のトランスポン

ダへ割り当てることへの可否

・使用中の周波数域を運用中に、輻輳回避等のため、他の適切な周波数域

に移動する機能や、その場合の性能(切り替え所要時間)等に関する情報。

7 応用例について ・TDMA に加え SCPC モードへの対応性に関わる情報。

・TDMA 方式のヘリコプター直接衛星通信システム(ヘリサット)への適用

に関わる情報。

・可搬型地球局など、小型化された装置に関わる情報。

8 メッシュモード ・スター型に加え、VSAT 間でメッシュ型のトポロジーを構成することへの

対応性に関わる情報。

9 VNO モード ・VNO(Virtual Network Operator)機能に関わる情報。

10 高周波系設備

との組み合わせ

・既存の高周波系設備を流用する場合など、他社製の高周波系設備との組

み合わせへの対応性、および実績に関わる情報。

11 回線品質の向 ・ACM(Adaptive Coding and Modulation)等の衛星回線品質を向上させる

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上機能 ための機能。また、機能が発揮された実績や、その時のシステム・通信諸

元(実効レート、使用アンテナ径等)。

12 スイッチ/ルー

タ関連機能

・スイッチ/ルータに関連する機能や納入実績の情報。

例として、以下に示すような、機能、性能、実績等の情報を想定していま

す。

- サポートしているプロトコル種類

- VLAN 機能、能力(VSAT 当たりの最大 VLAN 数など)

- IP フィルタリング機能

例えば、種別、方向、プロトコル、送信元 IPアドレス、送信元ポー

ト番号、

宛先 IP アドレス、宛先ポート番号、優先度などの指定。

- マルチキャスト機能

例えば、

異なる VLAN、異なる IP アドレス群ごと宛へのマルチキャストへの

対応性。

受取確認のマルチキャスト発信元への返送機能。

映像伝送(マルチキャスト/ユニキャストストリーミング)と VoIP

等の IP データ型双方向通信とを組み合わせた運用実績。

- 同時接続セッション数(TCP コネクション数等)

例えば、映像マルチキャストストリーミング時に同時視聴可能なチ

ャンネル数等

- TCP/IP 高速化機能(PEP(Performance Enhancing Proxy)機能など)

- QoS 機能

- VPN 機能

- SDN(Software-Defined Networking)/NFV(Network Function

Virtualization)への対応

13 ネットワーク管

理システム

(NMS)の機能、

性能

・NMS の機能、性能についての情報で、例として以下のような情報を想定し

ています。

- SNMP による管理

- GUI インタフェース(WEB 画面による管理)

- ユーザ管理(加入、廃止、更新等)

- 障害装置管理や遠隔切り離し操作

- システムの利用状況の把握(ユーザごとのトラヒック等)

- 回線の予約機能

- 回線設計機能/ツール(将来を予測したキャパシティプランニングツ

ール等についても)

- リモート局からのシステム状態の監視機能

14 システムの移行

(巻取り)、サ

イマル運用

・ユーザの衛星通信システムの移行において、トランスポンダのチャンネ

ルプランに関わった実績。

・ユーザの新旧システムのサイマル運用期間において、新旧システム間の

相互接続の設計に関わった実績。

15 セキュリティ ・認証機能、暗号化オプション、その他のデータ保護機能等の情報。

16 信頼性 ・HUB 局設備の冗長化に関わる情報(HUB 局間距離、切り替え所要時間、自

動切り替え等に関わる情報)

・HUB 局設備を中心としたユニット/パッケージの冗長化

・平均故障間隔(MTBF)、平均修理時間(MTTR)、稼働率(MTBF/(MTBF+MTTR))

17 システム寿命 ・システム更改期間の定義を明確にした上での、システム更改の考え方、

システム更改の標準的期間、更改期間を延長した場合における考え方等の

情報。

・製品バージョンアップ時の後方互換性に関わる情報。とりわけ、HUB 局、

VSAT 局間への対応について。

・保守用製品、部品についての情報(保有期間等)

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Forward Link :TDMReturn Link :TDM A

TDM A

例 1

トランスポンダ 1

TDM

トランスポンダ 1

TDM TDM A

トランスポンダ 1

TDM 1

トランスポンダ 2

1 2 3 4 5

別業務

トランスポンダ 2

2 3

例 2

例 3TDM A

図 4-1 使用する衛星周波数域を自由に割り当てる方法の参考図

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4.4. 装置等の価格

IP プラットフォーム系装置の価格、および装置を設置・調整するための工事費用に関する情報を

製品(機種)別にご提供ください。

・装置条件や購入条件により価格、費用が異なる場合は、その条件ごとの情報をお願いします。

・装置条件とは、アンテナ径、最大飽和出力、融雪装置の有無、自動追尾機能の有無、耐風速性能、

冗長構成の有無、管理制御系ソフトウェアの規模、その他オプションの有無等を指します。

・購入条件とは、購入数量等を指します。

・VSAT のように、IP プラットフォーム系設備と高周波系設備が一体化した製品については、高周

波系設備を含んだ価格で構いません。

・工事費用については、条件を明示ください。

4.5. 運用保守費用

IP プラットフォーム系設備の保守費用に関する情報を製品(機種)別、条件別にご提供ください。

・運用保守とは、設備提供者側としての、ヘルプデスク業務、監視業務、故障対応業務、点検業務、

装置に搭載されたソフトウェアの保守等を指します。

・ネットワーク運用費用の情報提供は不要です。

4.6. 運用開始までのフロー

運用開始までのフローに関わる情報をご提供ください。

・情報例としては、以下の項目をご参考ください。

- 標準スケジュール(作業内容別の所要時間等)

- クリティカルパス

- 関連会社との役割分担

- ユーザに対する設計/構築支援体制

- マニュアル(提供形態等)

- 電波法に定められる免許取得に必要な書類、情報の提供(工事設計認証関連情報等)

- 訓練(実施時期、場所、内容、言語等)

4.7. 運用保守体制

ネットワーク運用を行うサービス提供者に対するサポート等に関わる情報をご提供ください。

・情報例としては、以下の項目をご参考ください。

- 運用保守のフロー、必要な体制、関連会社との役割分担

- 故障時の対応(機器交換時のセットアップ対応等)

- 全国対応の実現方法

- 継続的なサポート体制維持

- エンドユーザへのサポート体制

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5. ベースバンド系設備 に関する依頼事項

5.1. 製品情報

次世代映像伝送システムに適用可能な既製品に関して、下記情報をご提供ください。

ア)製品ラインナップと適用領域

イ)製品名と仕様(主な機能、性能、特徴)

ウ)標準機能かオプション機能かの区別

(注1)製品パンフレットやプレゼン用資料があれば、添付してください。

(注2)製品の将来ロードマップがあれば、情報をご提供ください。

5.2. 納入実績

納入実績に関して、下記情報をご提供ください。

ア)顧客の名称と国名(納入システム構築場所)

イ)運用開始時期、および現在の状況

ウ)納入システムの概要:

システム規模、システム構成、適用製品、体制(構築時、運用保守時)、等

エ)H.265/HEVC によるエンコーダ/デコーダの製品群の販売実績

(注1)H27 年(2015 年)以降の、日本および海外における、主な納入済み(運用開始準備中も

含みます)の実績を記載してください。

(注2)顧客名は、記入に差し障りのある場合は、具体名ではなく「A社」といった匿名表現で

結構です。

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5.3. 機能・性能

システムの機能・性能に関して、表 5-1 に示した質問にご回答ください。

表 5-1 システムの機能・性能に関してご提供いただきたい情報

(ベースバンド系設備)

番分類 情報提供依頼内容

1 エンコーダ関

映像符号化方式

映像入力インタフェース

プロファイル/レベル

映像フォーマット

音声符号化方式

音声入力インタフェース

ビットレート、VBR/CBR 機能の有無、ビットレート可変性、可変単位

限定受信制御

- 限定受信制御の方法

- グループ別限定受信の設定方法

暗号化(AES128bit/256bit 等 (限定受信制御と連携))

2 デコーダ関連 映像符号化方式

映像出力インタフェース

プロファイル/レベル

映像フォーマット

音声符号化方式

音声出力インタフェース

ビットレート

- エンコーダ側の送信ビットレート、映像・音声フォーマットに自動追随

限定受信制御

- 限定受信制御の方法

- グループ別限定受信の設定方法

3 ルーティング

スイッチ関連

入出力ポート数

入出力インタフェース

リモート監視制御機能

4 スイッチング

ハブ関連

入出力ポート数

入出力インタフェース

5 予約システム

関連

最大予約番組数

予約番組属性

予約端末数(次世代 VSAT システムによるネットワークに接続)

予約システムと予約端末の構成

グループ ID 登録機能

- 設定可能グループ数

- 登録方法

デコーダ管理機能

グループ ID 管理機能

- 全ての登録されたデコーダについて、個別 ID、グループ ID、設置場所、

管理者を記録し管理する。

- これらの情報をキーとして検索することができる。

- 次世代予約システムのアクセス端末である予約管理端末上から登録、検

索することができ、登録結果・検索結果は画面表示すると共に、帳票出

力することができる。等

配信制御機能

- 予約されたスケジュールに従い、伝送制御システムを介し、ルーティン

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グスイッチ、エンコーダを制御し、番組を送出。等

課金データ管理機能

6 配信制御シ

ステム関連

ルーティングスイッチ制御機能

エンコーダ制御機能

7 アーカイブサ

ーバ関連

再送信記録再生機能

サーバ構成(拡張性)

コンテンツ管理機能

オンデマンド配信機能

記録容量

8 映像集配信

関連

集約局が集信した映像のファイル化、蓄積、スケジュール連動機能

映像編集機能

集約局からの配信機能(スケジュール連動機能等)

5.4. 装置等の価格

ベースバンド系装置(次世代映像伝送システムを構成する装置)の価格に関する情報をご提供くだ

さい。

・条件により価格が異なる場合は、その条件ごとの情報をお願いします。

条件とは、装置に搭載されたソフトウェア(管理制御系ソフトウェア等)の規模、冗長構成の有

無等を指します。

・参考として、表 5-2 に、地球局種別ごとの装置を構成する場合の機器の一例を示します。

表 5-2 ベースバンド系装置の構成機器の一例

地球局種別HUB 局

(集約局/副集約局)リモート局

(大規模な局)リモート局(VSAT 局)

構成機器の例

H.265/HEVC エンコーダ

H.265/HEVC デコーダ (モニタ用)

H.265/HEVC デコーダ (素材伝送用)

ベースバンドルーティングスイッチ

モニタ

スイッチングハブ

アーカイブサーバーHDD、LTO7制御システム

マネージメントシステム予約システム伝送制御システム

H.265/HEVCエンコーダ

H.265/HEVC デコーダ(モニタ用)

予約端末

スイッチングハブ

H.265/HEVC デコーダ(モニタ用)

番組選択タブレット

スイッチングハブ

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5.5. 運用保守費用

ベースバンド系装置(次世代映像伝送システムを構成する装置)の保守費用に関する情報を製品(機

種)別、条件別にご提供ください。

・運用保守とは、設備提供者側としての、ヘルプデスク業務、監視業務、故障対応業務、点検業務、

装置に搭載されたソフトウェアの保守等を指します。

・ネットワーク運用費用の情報提供は不要です。

5.6. 運用開始までのフロー

運用開始までのフローに関わる情報をご提供ください。

・集約局/副集約局における保守運用を対象とします。

・情報例としては、以下の項目をご参考ください。

- 標準スケジュール(作業内容別の所要時間等)

- クリティカルパス

- 関連会社との役割分担

- ユーザに対する設計/構築支援体制

- マニュアル(提供形態等)

- 訓練(実施時期、場所、内容、言語等)

5.7. 運用保守体制

ネットワーク運用を行うサービス提供者に対するサポート等に関わる情報をご提供ください。

・集約局/副集約局における保守運用を対象とします。

・情報例としては、以下の項目をご参考ください。

- 運用保守のフロー、必要な体制、関連会社との役割分担

- 故障時の対応(機器交換時のセットアップ対応等)- 全国対応の実現方法

- 継続的なサポート体制維持

- エンドユーザへのサポート体制

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6. 実証実験

6.1. IPプラットフォーム系設備に対する実証実験の概要

以下に、IPプラットフォーム系設備に対する実証実験の概要を説明します。

(1)実証実験系の構成

図 6-1 に、IP プラットフォーム系設備に対する実証実験系の構成を示します。

IPプラットフォーム系検証用設備

ベースバンド系検証用設備

検証用IP関連機器HUB局

リモート局

NMS系制御・操作機器

インターネット

IF RF

IF RF

NW管理機能

TDM変調機能TDMA復調機能

データ処理機能

TDMA変調機能TDM復調機能

データ処理機能検証用IP関連機器

衛星経由IF間通信

図 6-1 IP プラットフォーム系設備に対する実証実験系

(2)実証実験内容

IP プラットフォーム系設備の実証実験で予定している項目の概要を以下に示します。

なお、実証実験は、必要に応じ、IP プラットフォーム系折返し(IF/RF 折返し)、衛星折返しに分

け実施することとします。

ア)帯域割当機能評価

① 使用する衛星周波数帯域の最適割当

② 輻輳回避や障害復旧のための使用衛星周波数帯域のシフト/切り替え

イ)伝送方式/通信方式評価

① TDM 多値変調方式

② TDMA 多値変調方式

ウ)伝送速度評価

① TDM 回線

② TDMA 回線

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エ)IP 系機能評価

① VLAN 機能によるインターネット網接続、非接続の排他性評価

② IPフィルタリング機能評価

③ マルチキャスト機能評価

④ VPN 機能評価

⑤ VNO 機能評価

⑥ スループット評価

⑦ レイテンシ(遅延)評価

⑧ 輻輳耐力評価

⑨ VoIP 品質評価

オ)NMS 関係の評価

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6.2. ベースバンド系設備に対する実証実験の概要

以下に、ベースバンド系設備(次世代映像伝送システム)に対する実証実験の概要を説明します。

(1)実証実験系の構成

図 6-2 に、ベースバンド系設備に対する実証実験系の構成を示します。

実証実験実施局ベースバンド系設備の HUB 局機能は集約局機能を評価できる機能構成とし、BD(ブ

ルーレイディスク)素材 3 系統、H.265/HEVC エンコーダ 3 系統、BD および H.265/HEVC エンコーダの

ルーティングを制御するベースバンドルーティングスイッチ、配信制御/予約管理サーバ、スイッチ

ングハブで構成します。

実証実験実施局に置くリモート局機能のベースバンド系設備は、H.265/HEVC デコーダ、モニタお

よび予約端末で構成し、限定受信制御機能の検証のためリモート局は 3局とし、それぞれ、H.265/HEVC

デコーダは、2台、1 台、1 台の構成とします。

可搬リモート局のベースバンド系設備は、H.265/HEVC デコーダ、モニタ、予約端末をセットとし、

1 式とします。

IPプラットフォーム系検証用設備

HUB局

リモート局

衛星経由インターネット

IF RF

IF RF

NW管理機能

TDM変調機能TDMA復調機能

データ処理機能

TDMA変調機能TDM復調機能

データ処理機能

ベースバンド系検証用設備(次世代映像伝送システム)

配信制御機能予約管理機能

H265/HEVC エンコーダ(CA等付)

H265/HEVC デコーダ

予約機能

BD素材

モニタ機能

IF間通信

図 6-2 ベースバンド系設備に対する実証実験系

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(2)実証実験内容

ベースバンド系設備の実証実験で予定している項目の概要を以下に示します。

なお、実証実験は、必要に応じ、IP プラットフォーム系折返し(IF/RF 折返し)、衛星折返しに分

け実施することとします。

ア)映像方式検証

① 符号化復号化 対向試験

② 映像の確認

イ)限定受信方式検証

① 限定受信の確認

② 受信先の指定および変更解除の実行と確認

③ CA(Conditional Access:限定受信)機能評価(局内折り返し)

④ グルーピング機能評価(局内折り返し)

ウ)番組予約および運行機能検証

① 予約システムの確認

② 予約の入力方法、予約画面の確認

③ 予約の実行確認

④ 予約の入力と取消、変更および実行と確認

⑤ 配信制御との連携で複数の素材を切り替え適切なエンコーダにより配信する

機能の検証

エ)伝送方式、回線設計およびチャネル設計検証

① 映像配信チャネル

② 映像収集チャネル検証

オ)次世代予約システムにおけるデコーダ管理機能検証

① デコーダ自動オーソライゼーション機能の検証

② デコーダ管理機能の検証

カ)システム検証

① 映像配信と IP データ伝送の両立

② 複数映像配信

③ HEVC 符号復号における遅延特性評価検証

④ 変調方式および FEC 変化時の影響評価

⑤ TDM アウトバウンドにおける ACM 実行時のマルチキャスト配信性能評価

キ)次世代映像の視聴確認

① VSAT での映像視聴環境設定

② 映像伝送の実証実験

③ VSAT から集約局への映像送信と受信

④ リモート局における TDMA 切り替え性能評価(局内/衛星折り返し)

ク)その他必要とされる実験

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6.3. 実証実験計画

実証実験は、下記スケジュールを計画しています。

ア)実証実験システム構築(映像) 2017 年 10 月頃

(IP プラットフォーム) 2017 年 11 月頃

イ)ベースバンド系折返し実験(映像) 2017 年 11 月頃

ウ)IP プラットフォーム系折返し実験(IF/RF 折返し) 2017 年 11 月頃

エ)衛星折返し実験 2017 年 12 月頃

オ)総合実験/デモ(ベースバンド系設備もつなぎこむ) 2018 年 1月頃

カ)協力自治体の設備を借りての総合実験/デモ 2018 年 2月頃

6.4. 実証実験への参加

H29年度(2017年度)の第3四半期から第4四半期にかけて行う実証実験への協力内容等に関して、

下記情報をご提供ください。

・ご協力いただける範囲

・提供機材が揃う時期

・参加可能な期間

・実証実験にかかる諸費用

(注1)実証実験への参加とは、次の項目等を指します。

・(測定系を含む)必要な機材の提供

・実証実験項目、実証実験系の構成、実証実験の手順、等に対する提案

・実験用機材取り扱いトレーニング

・機材の設置/調整の支援

(注2)RF サブシステム系設備につきましては、機構の方で用意しますので、実証実験への協力内

容からは除外してください。

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7.情報提供要領

7.1.提出物

本 RFI 4. 5. 6.に示す各依頼事項について、フリーフォーマットでご提出ください。

なお、提供いただく情報は、「高周波系設備、および IPプラットフォーム系設備」、「ベースバン

ド系設備」のいずれの一方であっても構いません。

質問は提出期限まで電子メールにて随時受け付けます。(宛先:[email protected]

7.2.提出期限等

(1)提出期限 : 平成 29 年(2017 年)6 月 30 日(金)15 時

(2)提出先 : 〒105-0001 東京都港区虎ノ門-12-1 虎ノ門ワイコービル 7階

一般財団法人 自治体衛星通信機構 技術部 RFI 担当

(3)提出部数・方法: 電子媒体 1 部および紙媒体1部・持参または郵送

7.3.実証実験にご協力いただく企業の選定

情報提供内容を機構において総合的に判断し、H29 年(2017 年)7月に実証実験にご協力いただく

企業を選定します。

7.4.留意事項

(1)各提出書類に用いる言語は日本語、通貨は円としてください。

(2)造語、略語は、初出の箇所に定義を記述してください。

(3)本 RFI に基づいて提供いただく情報は、地域衛星通信ネットワークの関係部署である自治

体・消防庁・消防本部および有識者会議メンバー等と共同で利用させて頂くことになりま

すので、あらかじめご了承ください。

(4)本 RFI は、次世代 VSAT システムに関する技術や価格等の情報を提供していただき、今後

の実証実験のための企業選定および最終的な企業選定の基礎資料にする予定です。そのた

め、貴社からのどのようなご情報をいただきましても、将来の契約を約束するものではあ

りませんので、ご了承願います。

(5)今回の情報提供にかかる費用については、貴社にてご負担いただきますよう、お願いしま

す。

(6)本 RFI に関する情報提供者は、本業務に関する情報、本業務のため提供された情報および

本業務を通じて知り得た情報等について、第三者に漏洩しないようにお願いします。

(7)本 RFI に記載のない事項で、本業務の遂行のため必要な作業が発生した場合には、情報提

供者は、本機構担当者と協議の上、その指示に従ってください。

(8)提出頂いた情報提供物品は、返却しません。