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「魅力ある観光地域づくり推進モデル事業」 兵庫県神戸市北区有馬温泉地域 実施報告書 平成 29 年 3 月

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「魅力ある観光地域づくり推進モデル事業」

兵庫県神戸市北区有馬温泉地域

実施報告書

平成 29年 3 月

平成 28 年度 魅力ある観光地域づくり推進モデル事業

兵庫県神戸市北区有馬温泉地域報告書

- 目 次 -

1.本事業の趣旨 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3

2.モデル地域の選定 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3

3.事業実施の手順 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 4

4.地域の概要(兵庫県神戸市北区有馬温泉地域) ・・・・・・・・・・・ 6

(1)地域の位置・地図 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 6

(2)温泉 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 7

(3)泉質 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 7

(4)温泉街 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 8

(5)有馬三山 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 9

(6)名産品 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 9

(7)歴史 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 9

(8)交通 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 10

(9)有馬温泉の芸子さんの歴史 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 12

(10)芸子さんと有馬温泉の行事 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 12

5.観光動向 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 13

(1)観光客入込客数 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 13

(2)過去 5年間の観光入込客数の推移 ・・・・・・・・・・・・・・・・ 13

(3)公立施設等の来場者数の推移 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 15

(4)有馬温泉における観光客の動向(平成 26年度神戸市観光動向調査より) 16

(5)消費者・旅行者がみた有馬温泉の評価 ・・・・・・・・・・・・・・ 26

6.SWOT分析による地域のポジショニング ・・・・・・・・・・・・・ 32

(1)有馬温泉の“強み” ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 33

(2)有馬温泉の“弱み” ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 34

(3)有馬温泉の“機会” ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 35

(4)有馬温泉の“脅威” ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 36

7.地域協議会での検討 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 37

8.検討すべき事業計画の概要 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 41

(1)実施目的 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 41

(2)事業内容 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 42

9.実施した事業計画の概要 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 45

(1)事業目的 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 45

(2)事業内容 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 45

(3)事業実施結果 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 46

(4)自己評価 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 52

(5)専門家による評価 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 53

10.モデル事業のまとめと今後の課題 ・・・・・・・・・・・・・・・・・ 55

(1)有馬温泉の魅力・価値をさらに高める交流拠点の検討 ・・・・・・・ 55

(2)訪日外国人観光客のニーズ把握と受入環境の向上 ・・・・・・・・・ 55

◆参考資料 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 57

(1)申請書 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 58

(2)議事録 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 64

(3)有馬温泉養生村構想 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 76

(4)訪日外国人観光客に関するアンケート調査結果 ・・・・・・・・・・ 83

(5)有馬温泉外国人観光客に関する調査特別編(国別まとめ) ・・・・・ 135

1.本事業の趣旨

観光は、日本の力強い経済を取り戻すための極めて重要な成長分野である。今後、人

口減少・少子高齢化が見込まれる中、圏内の観光需要を喚起するとともに、急速に成長

するアジアをはじめとする世界の観光需要を取り込むことにより、地域の経済の活性化、

雇用機会の拡大につなげていくことが重要であり、このたび、観光立国推進閣僚会議に

おいて「観光立国実現に向けたアクションプログラム」がとりまとめられたところであ

る。

観光立国の実現を図るためには、各地域それぞれが地域の特色を活かした新たな観光

魅力の創造など観光イノベーションが最重要課題となっており、従来からの観光行政・

観光協会主導の枠にとらわれず、幅広い分野との連携の基に、地域の核となって観光振

興を推進する機能・体制の強化を必要としている。

本モデル事業は、観光地総合診断調査や専門家からのアドバイスを元に、地域が主体

となって事業計画を策定するとともに事業を実施し、その事業費の一部を当協会が負担

するものである。これらを通じて地域内における観光地域づくり推進のための協力・連

携体制を構築し、魅力ある観光地域づくりに向けた事業の実現可能性を探ることを目的

としている。

2.モデル地域の選定

本年度は、熱意をもって観光地域づくりに取り組んでいる地域の中から申請のあった

地域について、専門家等からなる「選定委員会」を開催し、地域を評価・選定した。

その結果、平成 27 年度は青森県弘前市、兵庫県神戸市有馬温泉、佐賀県唐津市の3

地域が新たに選定された。これらの地域を観光地域づくり推進のためのモデル地域とし

て調査・支援が行われる。以下、兵庫県神戸市有馬温泉について記述する。

●兵庫県神戸市北区有馬温泉

【選定理由】

歴史ある阪神の奥座敷の温泉地において、マネジメントについて厳しい目を持った民

間事業者(旅館組合等)が中心となって観光振興を牽引する計画であり、本モデル事業

の成果を期待できる事業計画として評価した。また、まちづくり会社の事業収益性確保

とともに行政との共同事業も模索する等、官との連携も視野にいれている点、関係者間

の相互理解を重視している点など地域マネジメントを重視し、観光客の要望をデータと

して収集し計画に反映することなども事業計画に含んでおり、モデル性の高い事例とな

りうる点も評価し、選定した。

3.事業実施の手順

① 観光地総合診断調査(第 1段階)

協会は、地域にすでにある観光振興計画や観光関連統計等の文献調査、現地での観

光資源・施設の現況調査、行政や観光協会・観光事業者等へのヒアリング調査により、

観光地域総合診断を実施する。これにより、現段階の観光振興計画の妥当性、課題等

を抽出する。

地域では、地域の関係者が構成メンバーである地域協議会(以下、「協議会」とい

う)を第 2段階スタートまでに設ける。

② 専門家の派遣(第 2段階、現状の認識から事業計画承認まで)

協議会では観光地域総合診断結果を共有した上で諸条件や優先順位を整理し、新し

い事業計画案を策定する。協会は、事業計画案策定にあたり、知見に基づいたアドバ

イスを行うことのできる専門家を派遣する。専門家の派遣回数や協議会の開催回数な

どは、地域の実情や計画案の進捗状況に応じて決定することとする。

地域で決定した事業計画案は、第 2年度の事業開始までに観光地域づくり検討委員

会(以下、「委員会」という)に報告、承認を得ることとする。

③ 事業計画に沿った事業費の一部負担(第 3段階、事業の実施から実施報告まで)

地域は、委員会で承認された事業計画案に基づき事業を実施する。協会は事業費の

一部を支援する。事業の実施にあたり、地域は、協会が派遣した専門家のアドバイス

を受けつつ、進捗確認、検証、フィードバックを行い、委員会へと事業実施報告を行

うとともに、本モデル事業終了後を展望する。

④ 委員会による支援

委員会では、事業計画の承認や事業終了後の評価を行い、次のステップへと提言を

行う。

⑤ その他

2カ年にわたる本モデル事業終了後、事業のさらなる推進のため、協会が受託事業

として事業を継続することができる。

事業の実施フロー図

4.地域の概要(兵庫県神戸市北区有馬温泉地域)

有馬温泉は、兵庫県神戸市北区有馬町にある温泉で日本三古湯の一つ。日本三古湯とは、

日本で古くからの歴史がある温泉のことで、日本書紀や風土記などに登場することに基づ

いた三古湯(道後温泉(愛媛県)、有馬温泉(兵庫県)、白浜温泉(和歌山県))と、延喜式

神名帳に基づく三古湯(道後温泉、有馬温泉、いわき湯本温泉(福島県))の 2 つの選ばれ

方がある。有馬温泉はいずれの選ばれ方にも属している。

また江戸時代の温泉番付では、当時の最高位である西大関に格付けされるなど、まさに

名実ともに日本を代表する名泉の一つである。

(1)地域の位置・地図

【交通ネットワーク】

(2)温泉

有馬は日本最古の温泉。最古、すなわち人間がまだ土を掘る技術を持たない時代より大

地の恵みを蓄え湧き出ていた自然の温泉である。技術の発達した現在でも、浅い場所(300m

まで)からの採湯とし自然の恵み(温泉の有効成分)を十分に蓄えたお湯を提供している。

有馬温泉は、環境省の指針により療養泉として指定している9つの主成分(単純性温泉、

二酸化炭素泉、炭酸水素塩泉、塩化物泉、硫酸塩泉、含鉄泉、硫黄泉、酸性泉、放射能泉)

のうち、硫黄泉と酸性泉を除く7つもの成分が含まれており、世界的にも珍しい多くの成

分が混合した温泉。

(3)泉質

地質的には、活断層である有馬高槻構造線の西端にあるため、地下深くまで岩盤が割れ

ており、その割れ目を通って地下深くから温泉水が噴出している構造。

泉質は湧出場所により異なり、塩分と鉄分を多く含み褐色を呈する含鉄塩化物泉、ラジ

ウムを多く含む放射能泉、炭酸を多く含む炭酸水素塩泉の 3 種類がある。 それぞれ、湧出

口では透明だが、空気に触れ着色する含鉄塩化物泉(赤湯)は「金泉(きんせん)」と呼ば

れ、 それ以外の透明な温泉は「銀泉(ぎんせん)」と呼ばれている。ただし、泉源により

成分は若干異なる。 なお、「金泉」、「銀泉」という名称は、有馬温泉旅館協同組合の登録

商標(金泉:第 3295652 号・第 4672302 号、銀泉:第 4672303 号)となっている。

近年、放射性同位体の成分分析により、金泉の起源は瀬戸内海ではなく、太平洋(南海

トラフ付近)の海水を起源とすることが、ほぼ解明された。

●金泉:含鉄ナトリウム塩化物強塩高温泉

→鉄分が多いため、タオルにかけ続けると赤褐色に染まる

●銀泉:炭酸ラジウム混合低温泉

●泉源:天神泉源、有明泉源、炭酸泉源、太閤泉(飲泉場)、極楽泉源、御所泉源、妬(う

わなり)泉源

(4)温泉街

・神戸市にありながら山深く六甲山地北側の紅葉谷の麓の山峡にある温泉街で、古くより

名湯として知られ多くの人が訪れている。

・温泉街は標高 350m - 500m に位置しており、かなりの急斜面にあって、街中を通る道も

細い。大きな旅館やホテルは温泉街の周辺や少し離れた山麓、山中にある。

・公的な外湯は「金の湯」(金泉)、「銀の湯」(銀泉)があり、観光客や下山客でにぎわっ

ている。旅館の宿泊料金は比較的高いとされているが、最近では一人一泊二食付 1 万円

の宿も散見され幅広い客層がみうけられる。

・最近では日帰り入浴を楽しめる旅館が増えてきている。温泉寺の周辺に上記外湯 2 箇所

と特産品店や民家が密集しており、のんびり散策する客が多い。そこでスルッと KANSAI

(主に阪急・阪神・神戸電鉄)各社では日帰り入浴客に配慮して、それに対応した旅館

とのタイアップにより企画した特殊乗車券を発売するなどして、誘致活動に努めている。

・有馬温泉では「○○坊」と名の付く宿が多い。これは元々、有馬十二坊と呼ばれた坊舎

が存在したことを物語るもので、建久二年(1191 年)に、吉野の僧坊、仁西上人が熊野

十二神将に準え、十二軒の湯治宿を建てたのが契機であり、一部の旅館はこの伝統的な

名称を継承している。

・2010 年(平成 22 年)からは会員制リゾートの進出が相次ぐ。東急ハーヴェストクラブ

の「有馬六彩・有馬六彩 VIARA」やエクシブの「有馬離宮(2011 年春開業)」、ザ グラ

ン リゾートの「ザ グラン リゾート プリンセス有馬」などの進出により、ホテルや旅

館が 1,300 室から 1,600 室へと 2 割以上の増加となり、競争の激化が予想されている。

・毎年 1 月 9 日には、えびす神社の総本社である西宮神社に温泉を運び有馬温泉の商売繁

盛を願う献湯式が催されている。献湯式は有馬温泉の商売繁盛を願い毎年 1 月 9 日に有

馬温泉から金泉を樽で西宮神社に運び、その温泉と湯文字を奉納する行事で、1995 年(平

成 7 年)からはじまった。献湯式では湯女に扮した芸妓が湯もみ太鼓のお囃子にあわせ

て湯もみ(木の板で温泉をかき回して湯温を下げる)を行い、その温泉と湯文字を神前

に奉納している。奉納された金泉に 1 円玉を浮かべて拝むと福を招くとされている。

●湯本坂 - 旧大阪街道。昔の温泉街のメインストリートで、町家の佇まいが残る

●外湯 - 金の湯、 銀の湯、 太閤の湯(温泉テーマパークで有馬ビューホテルの一部)

●公園 - 瑞宝寺公園、 鼓ヶ滝公園、 愛宕山公園、ゆ

けむり広場

●社寺 - 有馬稲荷神社、温泉寺、極楽寺、念仏寺、湯

泉神社、妙見寺、寶泉寺、善福寺、林渓寺

●博物館 - 神戸市立太閤の湯殿館、温泉寺御祖師庵、

有馬の工房、有馬玩具博物館、有馬切手文化

博物館

●景勝地 - 有馬四十八滝、紅葉谷、地獄谷 【金の湯前の太閤の鉱泉場】

●花街 - 温泉地ではあるが、格式の高さでは有名。高卒の新人芸妓は舞子と呼ばれる。

●芦有ドライブウェイの山側終点に広がる「有馬わんわんランド」は近畿圏最後の犬に

限ったふれあい施設として開設されたが、2008 年(平成 20 年)8 月末に閉鎖された。

(5)有馬三山

●湯槽谷山(801m) - 山名は有馬温泉の湯槽を作るための用材を杣取した山であること

に由来する。

●灰形山(633m) - 六甲有馬ロープウェーの有馬温泉駅の直ぐ西

●落葉山(619m) - 温泉街の北に位置する

(6)名産品

●炭酸煎餅

●炭酸饅頭

●有馬籠(茶道道具として用いられる。現在、製造元は竹芸有馬籠くつわのみである。)

●人形筆

●松茸昆布(歴史ある名産品の一つ。有馬では川上佃煮店が主に販売を行っている。)

●サイダー(1889 年頃、イギリスのジョン・クリフォード・ウィルキンソンが当時の兵

庫県有馬郡塩瀬村生瀬[現在の兵庫県西宮市塩瀬町生瀬]にて炭酸鉱泉を発見し、1890

年頃、その鉱泉水を「仁王印ウォーター」(現・ウィルキンソン タンサン)の名で発

売した。なお、鉱泉水はサイダーとは異なる。)

●黒豆のタルト、黒豆のプリン、豆腐など黒豆を使った食品

●山椒を使った食品。料理名で「有馬」と付くと山椒を使った料理

(7)歴史

有馬温泉の歴史は古く、昔から皇族・貴族・文化人らに愛されてきた。日本最古泉と

も言われる。

1)古代

・631 年に舒明天皇が約 3 か月滞在したことが日本書紀に見られる。

・奈良時代には僧行基が温泉寺を建立。

2)中世

・清少納言は枕草子で有馬温泉に言及している。

・1176 年(安元 2 年)に後白河法皇と建春門院が御幸。

・1192 年(建久 3 年)に僧仁西が戦乱で荒廃した有馬温泉を復興して湯治場としての

原型を作った。

3)近世

・足利義稙は中風の湯治のために滞在したことがある。『陰徳太平記』。

・豊臣秀吉は有馬を愛し何度も訪れ、更に温泉や周辺の改修を行い、今でも太閤○○

と言う地名が残っている。

・江戸時代に作成された温泉番付では、西大関(当時最高位)にランクされていた。

また、姫路と京都を結ぶ街道の経由地としても栄えた。(参照:有馬街道)

4)近代・現代

・日本画家の森琴石、山下摩起らは有馬の旅館出身。

・谷崎潤一郎も有馬を愛し長期滞在して執筆を行うと同時に、作品中にも有馬温泉を

度々登場させている。

・1950 年(昭和 25 年)から毎年秋に「有馬大茶会」が開催されている。

・1968 年(昭和 43 年)11 月 2 日 - 温泉街の旅館池之坊満月城で火災。死者 30 人。

参照、池之坊満月城火災

(8)交通

・有馬温泉は阪神間の裏山に当る六甲山の北側にあるので、南側より訪問するには山

を迂回するか山を貫くトンネルを利用するか山を越える必要がある。

1)徒歩

・山越えルートは乗り物利用の他にも 六甲山中に網目状にある『登山道』をたどる脚

力頼みのルートもあり、いずれも根強い人気がある。

・登山道には、交通機関が発達する前に 御影から有馬温泉に新鮮な魚介を運ぶ魚屋が

利用したと言われる『魚屋道』(ととやみち)などがある。登山道といってもさほど

険しいものではなく、よく小学生が親と一緒に登山しているという場面もみられる。

2)自家用車

・阪神高速北神戸線有馬口出入口より兵庫県道 51 号宝塚唐櫃線経由約 1.5km

・阪神高速 7 号北神戸線西宮山口南出入口より兵庫県道 98 号有馬山口線経由約 3km

・中国自動車道西宮北インターチェンジより約 4km

3)公共交通

▼鉄道

・神戸電鉄有馬線有馬温泉駅下車

・六甲有馬ロープウェー有馬温泉駅下車

*なお、1915 年(大正 4 年)から 1943 年(昭和 18 年)にかけては日本国有鉄道(鉄

道省)の鉄道路線である有馬線があり、福知山線三田駅から分岐し当時存在した有

馬駅とを結んでいた。

▼バス

●「有馬」バス停(阪急バス有馬案内所前)発着

・有馬急行線(阪急バス運行、阪急三番街バスターミナル・新大阪駅・千里ニュータ

ウン - 有馬)

・阪急バス有馬線(宝塚駅 - 有馬 - 山口営業所前)

・阪急バス芦屋有馬線(阪神芦屋 - JR 芦屋 - 阪急芦屋川 - 有馬)

・阪急バス三田線(三田 - 有馬)

・神姫バス 69 系統(神戸三田プレミアム・アウトレット - 岡場駅 - 有馬)

●「有馬温泉」バス停(太閤橋東詰)発着

・有馬エクスプレス号(西日本ジェイアールバス運行、大阪駅・OCAT・新神戸駅・三

宮バスターミナル - 有馬温泉)

・阪急バス・神姫バス三宮有馬線(三宮バスターミナル- 新神戸駅- 谷上駅- 有馬温泉)

・阪急バス西宮山口線(西宮北口 - 阪急夙川 - 有馬温泉 - 名来)

・阪急バスよさこい号、高知行き。

・阪急バスオレンジライナーえひめ号、松山行き。

(9)有馬温泉の芸姑さんの歴史

昔、有馬に湯女という人達がいた。仁西上人が有馬を再興して十二坊を建てた時に、

湯女を置いたと伝えられているが、何時頃から在ったのかわからない。

各宿屋に親湯女と小湯女がいて、それぞれに決まった名前がつけられている。しごと

はお客様が湯に入る時の世話をしたり、酒宴の座で踊ったり唄ったり歌を詠んだり囲碁

やお話の相手をしたり、各所めぐりをしたりして、もてなしたそうだ。秀吉時代には扶

持米をいただいていたそうだ。(当時の直参、今でいえば国家公務員?)

現在も昔の湯女さんに負けない様に、伝統の一端を担っていると誇りを持ってお稽古

に精進している。お稽古の内容は、日本舞踊、長唄、小唄、お囃子(太鼓、鼓、大鼓)

など。

(10)芸妓さんと有馬温泉の行事

毎年、1 月 2 日に行われる入初式では、有馬芸妓の扮する湯女が古式豊かに湯もみ行事

を行う。4 月上旬のさくらまつり、7 月中旬の芸妓さんの浴衣会、7月下旬〜8 月中旬の

涼風川座敷などで芸妓さんの舞い踊りが見られる。8 月上旬の夏祭りでは、芸妓さんと一

緒に踊りを楽しめる。

5.観光動向

(1)観光入込客数

●観光客入れ込み客数(有馬):171 万人(平成 26 年)

(2)過去 5 年間の観光入込客数の推移

【エリア別の観光入込客数の推移(観光地点)】

(単位:万人)

平成22年 平成23年 平成24年 平成25年 平成26年

1372 1265 1245 1301 1303

うち北野 81 77 79 93 113

267 235 280 439 410

208 183 214 212 193

133 129 152 166 171

382 358 410 453 436

199 272 333 292 279

2561 2442 2634 2863 2792

◆観光地点

合計

須磨・舞子

西北神

六甲・有馬観光群

市街地

神戸港

都市観光群

六甲・摩耶

有馬

コメント 有馬の観光入込客数について、過去 5年間の観光地点での推移で見ると、東日

本大震災の影響で落ち込んだ平成 23年以降、3年連続で増加している。

【エリア別の観光入込客数の推移(行祭事・イベント)】

コメント 有馬の観光入込客数について、過去 5年間の行祭事・イベントでの推移で見る

と、東日本大震災の影響で落ち込んだ平成 23年以降、変わらない状況である。

(単位:万人)

平成22年 平成23年 平成24年 平成25年 平成26年

1112 1128 1187 1125 1121

うち北野 31 20 20 21 21

63 94 94 140 151

2 1 2 1 1

1 2 2 2 2

26 22 23 19 17

23 - - - 19

1227 1247 1308 1287 1311

◆行祭事・イベント

合計

神戸港

六甲・有馬観光群

六甲・摩耶

有馬

須磨・舞子

西北神

都市観光群市街地

(3)公立施設等の来場者数の推移

(単位:万人)

平成22年 平成23年 平成24年 平成25年 平成26年 前年比

32.1 23.9 27.8 28.4 28.3 99.6%

74.8 71.4 74.6 89.1 103.5 116.2%

24.5 29.1 28.7 30.1 33.6 111.6%

30.0 26.5 47.8 32.1 46.7 145.5%

107.1 63.8 51.6 86.0 72.0 83.7%

29.3 34.5 48.4 50.5 48.4 95.9%

130.4 12.1 117.3 113.6 115.5 101.7%

33.3 36.2 36.8 37.0 34.0 91.8%

19.0 18.1 17.0 14.7 14.7 100.3%

33.4 37.2 36.2 38.0 33.9 89.3%

19.1 20.0 20.1 23.1 22.3 96.2%

29.4 29.7 31.6 30.2 30.4 100.7%

20.5 19.8 22.1 23.5 23.3 98.8%

38.4 36.4 35.3 37.5 38.0 101.4%

9.2 9.5 8.8 9.4 9.4 100.6%

105.2 115.9 110.6 109.9 114.7 104.4%

26.4 25.1 26.9 27.5 29.4 107.1%

16.1 15.3 14.9 15.3 14.8 96.7%

19.2 18.1 20.1 24.5 28.3 115.4%

20.3 19.0 19.7 20.3 22.7 111.8%

45.7 59.3 58.7 60.1 60.4 100.5%

海づり公園(須磨・平磯)

舞子海上プロムナード

農業公園

フルーツ・フラワーパーク

六甲山牧場

森林植物園

有馬温泉金の湯・銀の湯

有馬の工房・太閤の湯殿館

須磨海浜水族園

須磨離宮公園

人と防災未来センター

王子動物園

青少年科学館

神戸ファッション美術館

神戸ポートタワー

神戸海洋博物館

風見鶏の館

北野工房のまち

神戸布引ハーブ園

市立博物館

兵庫県立美術館

コメント 公立施設等の来場者数の推移をみると、有馬温泉金の湯・銀の湯については、

平成 23 年、24 年と減少していたが、平成 25 年、26 年は 2年連続増加している。

一方、有馬の工房・太閤の湯殿館は平成 24年に落ち込んだが、平成 25年委に増

加し、26年は不変であった。

(4)有馬温泉における観光客の動向(平成 26 年度神戸市観光動向調査より)

1)性別

コメント 観光客を性別にみると、全市平均と比べて有馬では女性が 55.9%と北野に次い

で多くなっている。

2)年齢別

コメント 年齢別にみると、有馬では特に 20 歳代の割合が 25.8%で多く、全市平均の

19.4%よりも 6.4%も上回っている。

3)居住地

コメント 居住地別では、近距離では大阪府が 29.3%と比較的多く、遠距離では中国・四

国が比較的多い。遠距離については、北野ほどではないが二番目に多くなっている。

4)利用交通機関

コメント 利用交通機関でみると、有馬ではバス利用が 22.4%と圧倒的に多く、全市平均

の 9.5%と比べて 12.9%も多くなっている。また、車・バイクも全市平均と比べると比

較的多い。

5)神戸観光の動機

コメント 神戸観光の動機でみると、有馬では全市平均に比べて「インターネット」と回

答した人が比較的多く 21.3%であった。一方で「前に来てよかった」は 18.5%で、全市

平均の 25.7%に比べて 7.2%も少ない。このデータによって、有馬のリピーターが少な

いことがわかる。

6)情報収集の方法

コメント 情報収集の方法では、「インターネット」と回答した人が 45.2%でもっとも多く、

全市平均の 37.6%に比べて 7.6%も多かった。

7)旅行同行者

コメント 旅行同行者では、全市平均に比べて「友人知人」が 39.3%と比較的多く 10.3%

も上回っている。一方で「一人」は 7.7%で、全市平均の 14.9%よりも 7.2%も少なくな

っている。

8)旅行形態

コメント 旅行形態では、全市平均に比べて「個人で予約」が 50.5%ともっとも多く、全

市平均の 20.3%よりも 30.2%も多くなっている。一方で「予約なし」は 37.3%で、全市

平均の 73.2%よりも 35.9%も少なく、ほぼ 1/2となっている。有馬での宿泊は予約が前

提となっているようだ。

9)旅行の日程および宿泊地

コメント 旅行の日程及び宿泊地では、全市平均に比べて宿泊客が 53.8%と多く、なかで

も 1泊客は 48.1%ともっとも多い。一方で日帰り客は 42.7%と少なく、全市平均 73.8%

よりも 31.1%も少ない。

10)神戸市内での消費額

コメント 神戸市内での消費額については、宿泊費 10,773円で全市平均 3,165円の 3倍以

上となっている。また交通費 3,191 円も全市平均 1,648 円の 2 倍近くとなっている。一

方で買物費については、4,349円で全市平均 5,484円より 1,135円も少なく、有馬でのお

土産品等の開発が必要となっている。

11)来神回数

コメント 来神回数については、5 回目以上がもっとも多く 64.3%であったが、全市平均

の 70.0%よりも少なく、北野に次いで比較的少なくなっている。「初めて」は 12.5%で

全市平均の 8.6%よりも多くなっている。

12)再来訪意向

コメント 再来訪意向については、「ぜひ来たい」が 74.8%でもっとも多かったが、全市平

均 81.0%よりも少なく、「機会があれば」は 24.3%で全市平均の 18.8%よりも多くなっ

ている。「来たいと思わない」も 0.8%で全市平均の 0.2%を上回っている。

13)満足度

コメント 満足度については、「満足」「やや満足」については全市平均とあまり変わらな

いが、「やや不満」が 1.0%で比較的多い。「わからない」についても市内のその他地域に

比べてもっとも多くなっている。

(5)消費者・旅行者がみた有馬温泉の評価(JTB 地域パワーインデックス調査より)

1)認知度と興味度

2)客層別の認知度と興味度

3)有馬温泉に対するイメージ

4)客層別の認知度と推奨度

5)客層別の再訪意向と推奨度

6)来訪者満足度と居住者が思う満足度

7)有馬温泉来訪者の満足度

8)有馬温泉来訪者と居住者・従業員の考える満足度

9)有馬温泉のイメージで訪問意向に何が効いているか

10)有馬温泉の満足度で何が観光地の総合満足に効いているか

11)来訪者と現地の人(居住者、従業員)は何がお勧めか?

6.SWOT分析による地域のポジショニング

前述の統計データを踏まえ、有馬温泉の観光等における“強み”と“弱み”を分析する

と以下の表のようになろう。これらの課題を克服するための事業の展開が必要であると言

える。

<SWOT 分析図>

・地域の観光資源の強みは何か・他に考えられる強みは何か

・地域の弱みは何か・他に考えられる弱みは何か

① 温泉地として全国的知名度が高い ① 関係者の利害調整が困難

② 関西圏からの交通アクセスが良い ② 域内の道路整備や交通規制等が不十分

③ 古来から温泉地としての歴史性がある ③ 名物、名産品が不足

④ 主たる産業が観光関連産業である ④ 観光交流拠点の不足

⑤ リーダシップを持つキーマンがいる ⑤ 観光推進体制(組織)が脆弱

⑥ 外部地域の専門家等、多くの人脈がある ⑥ 温泉以外のイメージが不足

⑦ 様々なイベント等の企画・実施 ⑦ 域内の二次交通が不十分

・市場変化の機会はないか・他に考えられる機会は何か

・競争相手の反撃の脅威は何か・類似参入の脅威はあるか

① 観光客の個人化・少人数化 ① 本格的な人口減少社会の到来

② 若年層の温泉観光の拡大 ② 少子高齢化の急激な進行

③ 観光ニーズの多様化・成熟化 ③ 国内温泉地の地域間競争激化

④ 訪日外国人旅行者の急増 ④ 訪日外国人観光客誘致の全国的取り組み

⑤ 空港、高速道路等のアクセス改善 ⑤ 情報量が多すぎて地域情報発信が埋没

⑥ SNS等による迅速かつ広範な情報共有 ⑥ 物語性を持った温泉地域が増加

市場環境

強み(Strength) 弱み(Weakness)

脅威(Threat)機会(Opportunity)

(1)有馬温泉の“強み”

① 温泉地として全国的知名度が高い

現状分析からみたように、有馬温泉地域の温泉地としての知名度は高い。昔から温

泉地の横綱番付でも「西の横綱」に位置づけられており、太閤秀吉の時代からの名泉

として名を馳せ、関西圏で知らない人はいない。

② 関西圏からの交通アクセスが良い

有馬温泉は神戸市北区にあり、京都、大阪から 1 時間程度の距離にあり、都市近郊

型の温泉地である。伊丹空港からは車で約 30 分程度、神戸空港からは車で約 50 分程

度、関西国際空港からでも車で約 1 時間半程度と、各空港からのアクセスも良い。

③ 古来から温泉地としての歴史性がある

「有馬温泉史話」によれば、舒明天皇・孝徳天皇の度重なる行幸により世間に名を

しられるようになり、その後、開創の行基、中興の仁西の時代を経て、豊臣秀吉が有

馬を訪れ、長らく続いた戦で疲れた心身を天下に名高い有馬の名湯で癒そうとした。

江戸時代の有馬は幕府の直轄領であり、江戸時代後半になると、庶民も社寺参詣や、

湯治に出かけるようになった。庶民の旅の手助けは道標で、いくつか現存のものが有

馬の街で見かけるけることができる。

④ 主たる産業が観光関連産業である

有馬温泉地域の主要産業は、旅館、飲食、お土産品屋等、観光関連産業であり、有

馬温泉に住む住民のほとんどがこれらの産業に従事している。その意味で、多くの住

民の利害が一致しており、観光客の増加や消費額の向上に関する目的意識が明確であ

る。

⑤ リーダシップを持つキーマンがいる

有馬温泉には、有馬温泉旅館「陶泉、御所坊」主人で観光カリスマの金井啓修氏が

いる。金井氏は「温泉観光を核にしたコミュニティビジネスでまちのブランド力向上

と活性化を進めるカリスマ」であり、温泉地の観光まちづくりを推進するキーマンが

存在している。

⑥ 外部地域の専門家等、多くの人脈がある

観光関連団体が主催する「温泉まちづくり研究会」や、日本各地の宿と連携し2年

前に立ち上げた「日本 味の宿」のメンバーなど、観光カリスマ金井氏の人脈も豊富で

ある。有馬温泉は、これら外部の専門家等の人脈も豊富で、ネットワーク型のまちづ

くりや観光振興を支えている。

⑦ 様々なイベント等の企画・実施

有馬温泉では滞在時間の延長に寄与する「有馬もうひと旅社」を立ち上げ、東六甲

夜景ツアー、六甲山トレッキングツアー、神戸新長田下町散歩、神戸岡本スイーツ散

歩、丹波篠山アートな体験などのツアーを提供している。さらに、太閤を偲ぶ 有馬大

茶会、瑞宝寺公園もみじ茶会、有馬涼風川座敷などの様々なイベントが目白押しであ

る。

(2)有馬温泉の“弱み”

① 関係者の利害調整が困難

有馬温泉地域に住む住民は、そのほとんどが観光関連事業に関わっているにも関わ

らず、観光客の増加に伴ういわゆる“観光公害”に対して否定的な意見が多い。観光

客の増加は、回りまわって地元住民の暮らしの質の向上などの恩恵を受けることにな

るが、個人的な利害を強く主張するなど、地域が一致団結して取り組む姿勢に欠けて

いる。

② 域内の道路整備や交通規制等が不十分

有馬温泉地域は非常に狭いエリアであり域内の道路も狭隘で、自動車交通にとって

は現在でも支障をきたしている状況にある。外周道路を整備して自動車を逃がしたり、

域内は小型車両(例えば電気自動車のようなもの)だけに限定するなどの、交通規制

等についても検討する必要がある。

③ 名物、名産品が不足

現在でも「炭酸煎餅」や「有馬サイダー」などは有名な土産品であるが、さらに差

別化を図るため、常時継続的な土産品の開発は不可欠である。また、旅館での食事内

容を含めて、有馬温泉の名物を開発する必要もある。有馬山椒のような「有馬に来た

らこれを食べなくてはならない」と思わせられるような“食”がぜひとも必要である。

④ 観光交流拠点の不足

有馬地域は非常に狭いエリアであるがゆえに、住民が集まれる交流拠点や、もちろ

ん観光客がゆっくり休憩できる拠点(施設)が不足している。イベントホールや自然

体験施設、野外体験施設といった拠点性を有する施設が域内にぜひとも必要である。

現在検討が行われている旧有明山荘の再開発にあたっては、このような視点を考慮し

たコンセプトの設定と実現化が望まれる。

⑤ 観光推進体制(組織)が脆弱

有馬地域の観光推進母体としては、(一社)有馬温泉観光協会や有馬温泉旅館協同組

合、有馬商店街組合などの組織があるが、それぞれに一長一短がある他、利害調整が

円滑でないところが散見される。まちづくり会社のような、強力なリーダーシップを

発揮できる観光推進体制(組織)がぜひとも必要である。

⑥ 温泉以外のイメージが不足

全国的には有馬温泉のイメージは高く、温泉地としては非常に人気の高い地域であ

る。しかし、温泉以外のイメージとなると非常に弱い部分がある。六甲山の登山客や

自然環境も豊かであり、温泉以外に“健康”や“癒し”といったイメージを打ち出し

ていくことも一つの方策であろう。

⑦ 域内の二次交通が不十分

地域の非常に狭い道路を、観光客の自家用車と飲食店や旅館等の業務車両が行き交

う状況の中で、地域を回遊できるような二次交通が不足している。循環バス等の検討

を通じて、交通システムを抜本的に変えていく必要もある。例えば、パーク&ライド

の仕組みを取り入れるなどの方向も一つの検討材料となろう。

(3)有馬温泉の“機会”

① 観光客の個人化・少人数化

かつて観光旅行への参加形態は、旅行会社主催の団体旅行が主体であったが、イン

ターネットの普及などにより、旅行の情報収集や手配が容易になったことから、観光

旅行の形態が個人化・少人数化してきている。その結果、旅行先として選択される機

会が拡大する。

② 若年層の温泉観光の拡大

日帰り温泉はもはや一時のブームではなくなり、20 代の若者の中には「温泉と言え

ば日帰り」をイメージする人も現れている。今では、男性が温泉を紹介する番組も現

れ、日帰り入浴を主体とする都市型の温泉も増えており、既存の温泉地も入浴だけの

客が増えている。

③ 観光ニーズの多様化・成熟化

人々の価値観が様々に変化する中、観光に対するニーズが多様化し、市場が成熟化

してきており、地域文化の体験を求める本物志向の旅行者が増大してきていることも、

旅行先として選択される機会の拡大につながる。

④ 訪日外国人旅行者の急増

平成 27年の訪日外国人旅行者数は対前年 47.1%増の 1,974万人(推計値)と急増し

ている。特に、東アジアの旅行者を中心にリピーターが増加する中、新たな旅行目的

地が求められてきていることから、外国人旅行者が様々な地域に来訪する機会が拡大

している。

⑤ 空港、高速道路等のアクセス改善

訪日外国人増加の要因の一つとして、日本への LCC(格安航空会社)の就航増加があ

げられる。特に関西国際空港では、いまや日本人より外国人の利用者数が上回り、関

西方面を中心とした外国人観光客も急速に増えている。一方で、有馬温泉近郊の高速

道路では、2016年度開通を目指す新名神高速(高槻 JCT~神戸 JCT間)が控えており、

今後は、京都や姫路方面からのアクセスも良くなるだろう。

⑥ SNS等による迅速かつ広範な情報共有

FaceBookや Twitter、Instagramなどのソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)

を活用した情報提供は急激に進んでいる。特に外国人観光客や若年層の利用が進んで

おり、今後の観光客への情報発信は SNSを活用することが不可欠な状況となっている。

(4)有馬温泉の“脅威”

① 本格的な人口減少社会の到来

我が国の人口は平成 22年をピークに減少しており、約 30年後の平成 57年には1億

人程度までに減少すると予想されている。この人口の減少により、今後は1人当たり

の旅行回数が増加しない限り、国内旅行者数も減少することとなる。

② 少子高齢化の急激な進行

人口減少と同時に少子・高齢化が急速に進み、国内温泉地の主たる顧客層である高

齢者層についても今後、加速度的に増加した後、徐々に減少していくと推計されてい

る。高齢者や若年層に依存することなく、30代から 50代の働き盛りの世代や家族層を

中心とした集客を図り、安定した観光顧客を獲得することが必要である。

③ 国内温泉地の地域間競争の激化

少子高齢化、人口減少による地域経済の疲弊に対して、交流人口の拡大により地域

経済の活性化を目指す地域が増大しており、全国の温泉地でもこれまでの観光に対し

てさらに魅力的な施策を打ち出してきており、限られた旅行需要の争奪戦が激化して

いる。

④ 訪日外国人旅行者誘致の全国的取り組み

2003 年に訪日外国人旅行者の増大を目的に開始されたビジット・ジャパン・キャン

ペーンにより、訪日外国人旅行者の誘致に向けた取り組みを展開する自治体が増加し

ている。また、先細りが懸念される国内需要の減少を補うために、訪日外国人旅行者

の誘致に取り組む自治体がますます増加するものと予想され、外国人旅行者の争奪戦

も激化している。

⑤ 情報量が多すぎて地域情報発信が埋没

各温泉地やその他の観光地において大量の情報が発信されており、競争がさらに激

化していると同時に、観光客にとって個性的で魅力的な情報をいかに提供できるかに

ついて、これまで以上にコンテンツの作り込みと工夫が必要とされており、普通の観

光情報提供では埋没する恐れがある。

⑥ 物語性を持った温泉地域が増加

各温泉地でも物語性を付与した観光プロモーションを展開している地域が増えてき

ており、温泉地間の競争激化に伴い、さらに知恵を絞った個性的かつ魅力的な温泉地

が観光客に選択されはじめている。立地条件や価格等に左右されない、本当の温泉の

価値をウリとしたプロモーション戦略が必要となっている。

7.地域協議会での検討

●平成 27年度

4/8 第 2回有馬温泉まちづくり基本計画実行委員会開催

・『有馬温泉まちづくり基本計画』を軸として進めていくことが確認された。

・今後の課題や委員会の進め方について検討した。

8/26 第 3回有馬温泉まちづくり基本計画実行委員会開催

・神戸市より旧有明山荘取得の経緯と今後について説明後、活用方法につい

て意見交換。

・有馬温泉まちづくり基本計画実行委員会(以後、まちづくり委員会)に小部

会を設置し、専門家を交え議論を行った。

・旧有明山荘を神戸市が購入した経緯をふまえ、地域住民の賛同も得ること

のできる活用方法を神戸市に提案したい。これは早急に対応しなければ課

題であり、魅力ある観光地域づくり推進モデル事業を活用して、年度内に

旧有明山荘の活用をとりまとめることを確認した。

9/16 国内温泉地における交流拠点やまちづくり事例の紹介と旧有明山荘の活用を

勉強する研修会を開催(講師:吉田客員研究員)

10/27 「消費者・旅行者がみた有馬温泉の評価」として、地元民と観光客の有馬につ

いての評価のギャップ、有馬での過ごし方を考える研修会を開催(講師:JTB

総合研究所中根氏)

12/11 第 4回有馬温泉まちづくり基本計画実行委員会開催

・有明部会と交通部会に再編成、それぞれから旧有明山荘の活用について継

続して検討

・次年度の研修会について検討

1/21 交通体系部会開催

・安心して歩ける路づくり・まちづくりの検討

1/28 旧有明山荘部会開催

・山荘敷地内の活用方法を整理、これまでの検討内容を再確認。

2/22 第 5回有馬温泉まちづくり基本計画実行委員会開催

・旧有明山荘活用方法として養生村構想をとりまとめ、承認。

・本内容を有馬温泉の地域要望として神戸市に提出することを決議

●平成 28年度

7/7 第 6回有馬温泉まちづくり基本計画実行委員会開催

・昨年度の事業報告及び今年度の事業計画を委員長から説明し、了承

10/20 第 7回有馬温泉まちづくり実行委員会開催

・検討課題について小部会(有明部会と交通部会)に分け、話し合っていくこ

とになった。

12/21 第 8回有馬温泉まちづくり実行委員会開催

・各小部会からの報告を受け、実行部隊を立ち上げた。しかし、交通体系の小

部会では同じテーマの議論が行われていたため、1月 11日に、交通体系合同

部会を開催し4つのテーマに再編成した。

・旧有明山荘における、バックアップ泉源掘削の検討について話合われた。

2/9 外国人観光客アンケート調査報告会および研修会

「外国人観光客アンケート調査報告と今後に向けて」

講師 日本観光振興協会客員研究員 上村 基

「温泉地における観光地域づくりの取組」

講師 新潟県湯沢町

(株)いせん代表取締役/(一社)雪国観光圏代表理事 井口 智裕氏

2/14 第 9回有馬温泉まちづくり実行委員会開催

・外国人アンケート調査報告を受け、色々な問題点について話合われた。

・兵庫県の河川課の要望もあり、有馬川親水公園改修に向けて、新たに「かわ

まちづくり部会」を編成することを決めた。

-実施体制-(平成 27年)

8.検討すべき事業計画の概要

(1)実施目的

●これまでの経緯

目的の前提としての有馬温泉まちづくり基本計画について確認する。

平成 25年 3月有馬温泉まちづくり基本計画策定委員会において、『世界に誇れる温

泉地を目指して』をキャッチフレーズとした基本計画を策定した。基本方針は以下の

2つである。

◆基本方針(1)有馬らしさや有馬の遺伝子を守り育てる

・伝統・文化の継承

・有馬の温泉そのものの魅力・価値の向上

・有馬らしい風景の確率と景観保全・街並みづくり

・まちづくりルールの検討

・湯本坂・太閤通りの賑わいづくり

◆基本方針(2)優しさと心地よさによって暮らしの質を高める

・六甲山・温泉を活かした健康づくりの推進

・六甲山の恵みの享受と環境への配慮

・有馬で住む人、働く人、訪れる人にやさしいまちの体制・雰囲気づくり

・住民も観光客も安心して楽しく歩ける新交通体系

・有馬で住む人、働く人、訪れる人にとって最適なゾーニング

・細街路の防災対策

上記方針を踏まえて本委員会においては、以下の目的達成に向けて取り組んでいる。

(本モデル事業外で取り組む内容については、【モデル事業外】と記載する。なお、

本モデル事業で取り組む、取り組まないにかかわらず、各々の事業は相互に密接に関

連しているため、ここでは一括して記載している。)

①有馬温泉の魅力・価値をさらに高める交流拠点の検討(旧有明山荘活用方法の検討)

現在神戸市の所有である元民間保養施設及び敷地について、有馬のまちづくりを促

進するかたちでの活用方法について検討を行う。

旧有明山荘の自然環境・温泉を活かし、観光客や住民を含めた新しい交流拠点を創

設することにより、有馬温泉の価値をさらに高める。

②交通問題の解決【モデル事業外】

観光客の増加とともに顕在化してきた交通に関する問題について解決を図る。

③受入環境の向上(観光トイレの設置)【モデル事業外】

来訪客の問題となっているトイレについて設置と運営の実現を目指す。

④訪日外国人観光客のニーズ把握と受入環境の向上

平成 27年の訪日外国人旅行者数は対前年 47.1%増の 1,974万人(推計値)と急増

しており、有馬温泉の来訪者をみても実感するところであるが、現在、統計データ

が存在していない。あらためて訪日外国人調査を行い、ニーズを把握して、受入環

境の向上をめざしたまちづくり活動を検討する。

(2) 事業内容

①有馬温泉の魅力・価値をさらに高める交流拠点の検討(旧有明山荘活用方法の検討)

<平成 27年度実施済>

○有馬温泉まちづくり基本計画実行委員会(以後、まちづくり委員会)に小部会を設

置し、専門家を交え議論を行った。

○有馬地域の現状と未来を考える研修会の開催

9月 16 日、国内温泉地における交流拠点やまちづくり事例の紹介と旧有明山荘の

活用を勉強する研修会を開催(講師:吉田客員研究員)

10 月 27日、「消費者・旅行者がみた有馬温泉の評価」として、地元民と観光客の

有馬についての評価のギャップ、有馬での過ごし方を考える研修会を開催(講師:

JTB 総合研究所中根氏)

○有馬の住民と事業者が主体となり議論し構想をまとめた。

(参考資料:『養生村構想』)

○運営主体の課題解決に向け、まちづくり会社設立の検討

有馬の活性化を目的に、活性協力金として入湯料から徴収する等収入源と営利事業

の検討を行った。

<平成 28年度実施内容>

○有馬の要望として『養生村構想』を神戸市側に提出する。

○実現可能性の検討

神戸市と意見交換をし、費用負担や運営主体の問題も踏まえて実現可能性を検討。

対話によってあるべき姿の検討と実現に向かう。

→必要に応じ研修や視察を実施する。

○まちづくり会社設立の検討継続

当事業の枠に収まらず、実現可能性の模索と主体者の検討を継続的に行う。

②交通体系問題の解決【モデル事業外】

<平成 27年度実施済>

○ループバス復活の検討

旧来の停留所の権利を保持している事業者はじめ、複数の事業者とともに、ルート

や利用料を含め採算性を中心に検討している。

○安心して歩ける道づくり・まちあるきコースの検討

旧有明山荘の構想と並行して、道幅の拡張などの検討している。

○湯本坂など細街路の交通規制見直し

湯本坂における歩行者天国実験の再度実施の方向で決定した。

○旅館送迎車のルール取り決め

旅館組合で停車位置の同意を取った。

○大型バスの駐車場、昇降場所の確保

現在借地にて行っているが、旧有明山荘敷地内利用と勾配工事の検討。また運行し

ている JRバス側と交渉中。

<平成 28年度実施内容>

○ループバス復活の検討

継続して実現に向けて検討し実現させる。

○安心して歩ける道づくり・まちあるきコースの検討

旧有明山荘の構想においても外周道路の拡張を実現させる。その他、地域を分けて

利害関係者との交渉を積み重ね実現させる。

○湯本坂など細街路の交通規制見直し

PDCAを重ねながら実施期間や時間の拡張を行い、オープンカフェ構想などにつな

げ安全性に加えて活性化につなげていく。

○旅館送迎車のルール取り決め

共同送迎に向けて利害調整し実施する。

○大型バスの駐車場、昇降場所の確保

現在借地にて行っているが、旧有明山荘敷地内利用と勾配工事の検討。また運行し

ている JRバス側と交渉中。

③受入環境の向上(観光トイレの設置)【モデル事業外】

<平成 27年度実施済>

○平成 28年 1月にトイレ設置完了

○運営状況

8-20時の運営にて 1日約 240 人の利用。

→実現を果たし平成 28年度は運営の継続をする。

④訪日外国人観光客のニーズ把握と受入環境の向上

増加する訪日外国人の実態と有馬温泉に対するニーズを把握分析し、受入環境向上、

有馬温泉の魅力向上にむけた取組を検討する。

<平成 27年度実施済>

なし

<平成 28年度実施内容>

〇訪日外国人観光客を対象とした来訪者調査の実施

調査地点を定め、専門の調査員と補助員(外国語の話せる調査員)による来訪者調

査(聞き取り調査)を実施する。

*調査時期:平成 28年 7月もしくは 10月の 3日間程度

*目標サンプル数:約 200 サンプル以上

*調査地点数:①神戸電鉄有馬温泉駅、②太閤橋バス停(または有馬案内所横)、③

金の湯(または宿泊施設等)、④観光案内所

*属性:性・年代・国籍・居住地・職業・同伴者・来日経験

*観光動向:来訪目的、来訪動機、入出国空港、滞在日数(滞在時間)、旅行形態、

情報入手手段、消費額、立ち寄り観光施設、有馬温泉の満足度(街歩き、買物、食

事、温泉、全体)、土産購入品、良点・悪点(案内表示、Wifi、交通利便性、サー

ビス・おもてなし)、期待とのギャップ、再来訪意向、お勧め度 など

〇受入環境向上をめざした取組の検討

調査結果を踏まえ、まちづくり実行委員会において受入環境向上、さらには有馬温

泉の魅力向上につながる取組を検討するとともに、短期的には姫路・京都方面と結

ぶ新しい訪日外国人向けの観光ルート創出(旧有明山荘をハブとした新規バス路線

の創設)の可能性を探る。

9.実施した事業計画の概要

(1)事業目的

神戸市北区有馬温泉は日本三古湯のひとつで、全国的にも著名な日本を代表する温

泉である。関西国際空港から 1時間強という利便性もあり近年の訪日外国人旅行数の

増加により、当地でもアジア系外国人の姿を多くみかけるようになり、国内外の観光

客にとってデスティネーションとなりうる温泉地である。

その一方で、温泉以外のイメージがなく、名物・名産品や観光交流拠点が不足し、

地域内の住民は大半が観光関連事業に携わっているにも関わらず観光客増加につい

て懐疑的な見方もあり関係者間の利害調整が困難であるという課題を抱えている。訪

日外国人の実態把握も進んでいない。

このようななか、有馬温泉では、有馬温泉まちづくり基本計画(平成 25年 3月策

定)において「(1)有馬らしさや有馬の遺伝子を守り育てる」、「(2)優しさと心地

よさによって暮らしの質を高める」という二つの基本方針を定めているが、これらを

踏まえたうえで、本事業を通じて有馬温泉の価値をさらに高める新しい魅力の創造に

ついて、事業の実施と、事業を通じて地域内の連携体制の強化を図り、その可能性を

探るものとする。

(2)事業内容

国内外に向け新しい有馬温泉の魅力・価値を高めるため、①新しい交流拠点として、

旧有明山荘の活用方法や可能性を、地域住民も含めた協議会(有馬温泉まちづくり実

行委員会、以下実行委員会と略す)において検討し、その一部について実証実験的に

事業を実施するとともに、地域内の連携体制強化のため研修会を行う、②訪日外国人

のニーズ把握と受入環境向上を目指し実態調査を

行う。

① 有馬温泉の魅力・価値をさらに高める交流

拠点の検討

(旧有明山荘活用方法の検討)

旧有明山荘の自然環境・温泉を活かし、観光客や

住民を含めた新しい交流拠点の創設を検討する。

A 有馬地域の要望として『養生村構想』を神戸市側に提出する。

【現在の旧有明山荘の建物】

B 実現可能性の検討

C まちづくり会社設立の検討継続

② 訪日外国人観光客のニーズ把握と受入環境の向上

訪日外国人観光客ニーズ調査を行い、受入環境向上をめざしたまちづくり活動の検

討を行う。

A 訪日外国人観光客を対象とした来訪者調査の実施

B 受入環境向上をめざした取組の検討

(3)事業実施結果

① 有馬温泉の魅力・価値をさらに高める交流拠点の検討

実行委員会において、新しい交流拠点としての検討対象となっていた旧有明山荘

(以下、「山荘」と略す)の活用についての要望(『養生村構想』)を平成 27年度に

とりまとめ、同年 5月、神戸市に提出した。旧有明山荘の新築(改築)ともに莫大な

費用を必要とすることから、今後は山荘周辺地域でのイベント等の実施を通じ、有

馬温泉での山荘の機能や役割について検討していきたいという地域の要望を伝え、

神戸市と協議しながら進めることで合意した。

実行委員会で協議を行い、兵庫県「住民参加型森林整備」事業により実施した以

下の二つのイベントにより。「養生村構想」の「樹林地活用・アトリエ」機能、「野

外劇場」機能の二つの可能性を検証した。

A ツリーイング・イベントの実施(8 月 4 日)

実行委員会での協議を受け、地元青年部が中心となって、山荘テニスコート脇の

樹木の一部を伐採し、ツリーイング・イベントを実施した。有馬および西宮市の児

童等 24名が参加し、インストラクターの指導を受けながら木登りにチャレンジし

た。(次頁参照)【※実施についてはモデル事業外】

B 有馬 森のコンサートの実施(10月 16 日)

9月下旬に、山荘周辺の樹木伐採とテニスコートおよび周辺を整備し、安全な往

来のための歩道やイベントなどを開催できるスペース(野外劇場をイメージ)を設

え、10月 16日に商店会と青年部が中心となって、そのスペースを利用してイベン

ト(野外コンサート)を開催した。同時に、有馬の特産物である「有馬山椒」の周

知のため「有馬山椒」を使ったフードの試食販売を行った。

(下記参照 ※実施についてはモデル事業外)

C 研修会の実施

2月 9 日にまちづくり実行委員会研修会として、一般社団法人雪国観光圏代表理

事である井口智裕氏を講師に招き、「温泉地における観光地域づくりー新潟県湯沢

温泉の事例」として、講演いただいた。宿泊事業者でもある井口氏の経験をもとに、

観光地域づくりを通して温泉地がどのように変化していったか、現業との地域づく

りのバランスなどについてお話を伺った。

D 実施結果

8月のツリーイング・イベントは夏休みということもあり、地元の小学生に加え

て他地域の小学生や保護者も参加し、新しい切り口を見い出せたイベントとして好

評であり、青年部では今後も継続していきたいという意見が大半であった。

10 月のコンサートは天候が不安視されていたが、110 名近くの参加者を集め、そ

の多くが観光客であった。広報は観光協会のホームページやフェイスブックを通じ

て行った他、当日、駅や太閤橋周辺でチラシを配布した。イベント会場では近隣大

学の学生ボランティアの応援を得て「有馬山椒」を使ったフードを販売する屋台を

配置。多くの観光客が有馬山椒フードを食し、好意的な反応が見られた。

山荘については、有馬の中心地より徒歩で 10 分程度の商業施設もほとんどない

雑木林が茂るエリアであり、その距離を心配し交流拠点としての妥当性を懸念する

声があがっていたが、積極的に広報をしなかったにもかかわらず 110名近い参加者

を集め、距離はさほど問題とならないということが確認できた。

本イベントは、山荘の利活用について検討することの第一歩であると同時に、観

光事業者以外の地域住民に山荘の存在やその活用が有馬の活性化に繋がることを

理解してもらうという点においても非常に有効であった。観光客の流動はスムーズ

であり、新しい有馬の交流拠点となりうる可能性は充分あることがわかった。

これらの実施を通じて実行委員会では以下のような意見が出され、次年度以降も

引き続き実証実験を行っていくことが決まった。

*ツリーイングイベントについて

宿泊・日帰りの観光客も親子で楽しめる、定着した夏休みイベントとして今後も

継続していきたい。また、地域内でのインストラクターの資格取得の育成も視野に

入れていきたい。

*森のコンサートについて

本格的なオペラコンサートと同時に、有馬山椒フードによる自然の中の食のイベ

ントを開催し、予想以上の集客ができるという可能性が感じられた。

特に若者の来場が多く、これは大学生などによる SNS等による情報発信の効果で

あることも確認できた。

有馬山椒を中心とした食のブランディングに向けて、イベントとしても良いスタ

ートを切ることができたので、有馬山椒を使った新メニューや土産の開発を引き続

き進めて行くことが話し合われた。

② 訪日外国人観光客のニーズ把握と受入環境の向上

増加するインバウンド観光客の実態とニーズを

把握し、受入環境の向上や有馬の魅力向上につな

がる取組を検討するとともに、新しい訪日外国人

向けの観光ルート創出(旧有明山荘をハブとした

新規バス路線の創設)の可能性を探ることを目的

に、調査を行った。

A 調査概要

●調査日時:平成 28 年 10月 1日(土)、2日(日)

●調査地点:有馬温泉「金の湯」前、有馬の 7旅館

●調査対象:海外在住の外国人旅行者

(英語、韓国語、台湾、中国の調査票を用意)

●総回収数:320サンプル

B 調査結果(詳しくは参考資料参照)

・属性 女性が半分以上であり、20 代・30代の若年層が 7割を占める。

国籍では韓国・中国・台湾・香港で 8割以上。

・来日回数 訪問者の半分は来日 2 回目以上の外国人である。国別では香港、

台湾は来日 2回目以上の人が 6割以上をしめるが、中国は半数が

初めて来日した人である。

・来訪目的 観光が 9 割を占める

・旅行形態 個人旅行が 7割以上 50 代以上になると観光付きのパッケージ

旅行が増加

・平均滞在時間 全体で 12.9時間、30~40代は 14.9時間と長い

・情報源 インターネットからが 4割、SNS は非常に少ない

【外国人調査の様子】

・立ち寄り場所 温泉施設が 4割、雑貨店が 3割

・満足度 案内所は 9割を超える満足度。温泉施設は 7割程度。相対的に低

い施設もある

・観光行動と満足度

街歩きが 6割を超えるが、温泉に行っていない人が 3割近く存在

若年層(10~20代)で温泉に行っていない人が 4割近く存在

女性の満足度は街歩き、食事で 8 割を超え、買い物で 7割を超え

男性の満足度は街歩きで 6割、食事・買い物で 5割程度

・平均消費額 飲食で 19000 円、買い物で 8500 円が平均

10~20代は飲食で 31000円、30~40代は買い物で 9800 円消費

韓国は飲食で 36000 円消費

買い物では菓子が多い

・満足度 サービスおもてなしや町の雰囲気の満足度は 8 割近く

物価、Wifiや外国語対応の満足度は 4割~5割

女性の満足度 85%に対し男性 66%と約 20%の開き

・再来訪意向・推薦意向

全体で 5 割近くが再来訪意向が高い

全体で 6 割近くが推薦意向が高いが、来訪者の多い香港・韓国で

やや低い

C 調査結果を受けて

・外国人観光客に向けて、安価で手軽な土産

物を考案する必要があり、500 円程度で購入

できる炭酸せんべいをはじめ、マグネット、

ストラップ等の小物開発をしたい。また、

各店舗で山椒の新メニューを開発し、マッ

プを作成して、販売に力を入れたいと意見

があった。

・有馬温泉内全体の Wifi の設備が必要である。

・若年層外国人に、入浴してもらう取り組みとして(共同入浴の習慣がないと思

われることから)、クアハウス形式で水着が着用できる施設や、貸し切り風呂

を増やす等を考えていきたい。

【足湯を利用する外国人】

・交通体系部会からの報告からも、空港を結ぶバス路線が必要であると考えられ、

実現に向けて話し合っていきたい。

・散策にループバス等の復活が必要である。

・次回は、どこへ行きたいか、またどこに宿泊

したいか等の調査項目が無かったので、調査

項目を検討していきたい。

・また、満足度調査では「悪い結果の理由を聞

いた方が良いのでは」という意見が出た。「一

度だけではなく、継続して当委員会でアンケ

ート調査をする必要がある」という意見も出

た。

(4)自己評価

① 効果、成果

1年目「養生村構想」を策定し、2年目は、イベント等を実施して「養生村構想」

実現へ向けた実証実験を行った。その結果、山荘は各種のイベント会場の他、有馬

温泉の南口の玄関口としての交通機関のバスプールへの利用、さらには新たな泉源

の掘削等、色々なことに活用出来るという可能性が出てきた。今後、有馬温泉の新

たな観光資源と成り得ることが分かった。

② 改善点や今後に向けた取り組み

バス会社 7社と、12月 5日に意見交換会を開催することが出来、新たなバス路

線(伊丹空港直通・京都駅直通)が確立する。

歩行者天国やオープンカフェは今後も継続的に続けて行き、またアンケート調査

等も行い、より観光客の滞留場所を確保していくと共に、滞留場所での観光客の消

費単価向上への取り組みを行っていく。

スローフードインターナショナル、プレシディアのアルカ認定を契機に、さらに

有馬山椒を使った品を増やしていく。

「養生村構想」実現に向けて、まずは、色々な実証実験を行い、更には神戸市民

(有馬町民)参加型の森林整備事業を、山荘及び隣接する愛宕山の森林を整備する。

新しい遊歩道等の設置等を行うことで、よりこの地域の関心を高め、実現に向けて

取り組んでいく。

【外国人団体ツアー客】

また、有馬川親水公園の再整備を行うこと

により、有馬温泉の観光客に開かれた新しい

親水公園実現に向けて取り組む。

第二名神高速道路開通を的とした各交通

機関の起点と、有馬温泉を結ぶ高速バス開通

へ向けて取り組んでいく。

(5)専門家による評価

有馬地域は極めて狭隘な山間に囲まれたエリアであり、温泉を中心とした有名な観

光地となっている。地域住民の大半は観光関連事業に携わっており、その恩恵に浴し

ているにも関わらず、常に観光関連事業に直接携わらない住民との利害調整に非常に

苦労しているのが現状である。

地域の観光協会は様々な観光関連事業者で構成されているが、観光関連事業に全く

関係のない住民を代表するものがいない。そのため、観光協会での決議事項が地域の

総意という訳にはいかないのが実情である。これを有馬地域全体の総意として事業を

行うための調整努力が、全国の他地域と比べるとあまりに大きなエネルギーを要して

いるように思われる。

他の観光地であっても、常に観光関連事業者と住民の利害調整を図る必要に迫られ

ているのであるが、有馬地域ではあまりに狭いエリアの中での観光まちづくりである

がゆえに、観光地としての課題が同時に有馬地域のまちづくり課題そのものである、

ということに帰結していると思われる。

このような状況の中で、全国的にも急激に増加している訪日外国人観光客が有馬地

域にも多数押し寄せてきており、有馬地域が好むと好まざるとに関わらず、その受け

入れ体制の整備が求められてきている。これまで、訪日外国人観光客に対する受入環

境整備について、有馬地域としてあまり具体的な対応をしてこなかったと思われる。

今回の訪日外国人調査を通して、多くの外国人の有馬温泉に対する満足度が必ずしも

高くないことが明らかとなった。今後はさらに、不満足要因の分析とその理由を深掘

りする調査を実施し、不満解決に向けて適切に対応するための施策を検討するなど、

調査結果を踏まえた施策検討を行っていく必要があろう。

また旧有明山荘跡地については、今回策定した「養生村構想」の実現に向けて、今

後、中長期的なビジョンと具体的なアクションプランの策定が望まれる。構想実現の

【川床ですき焼き準備】

ためには開発費用も莫大になることも予想され、整備基金を蓄積していくなどの手法

についても具体的な検討を行い、整備目標年度を定めて計画的に整備することが望ま

れる。その間にもイベント等の実施によって、住民や観光客の意識を当地に向けさせ、

誰もが有馬地域の拠点としての整備を期待するような雰囲気を醸成していくことも

必要であろう。

さらに、訪日外国人観光客の受入環境整備や旧有明山荘を中心とした観光拠点整備、

有馬山椒を活用した食やお土産品開発、観光ガイドの育成、まち歩き観光の推進等も

施策として必要である。そのためには、現在の観光協会の体制では資金的にも人的に

も非常に困難な状況である。今こそ観光まちづくりを専門的に担う新たな枠組みや組

織が必要となっている。有馬地域で独自の「まちづくり会社」や「DMO」(Destination

Marketing/Management Organnization)の設立等に向けて、具体的に検討を行う時期

に来ていると思われる。

いずれにしても、有馬温泉でのモデル事業では、取り組んだ課題がすべて長期に渡

る、まさに観光まちづくりの事業ばかりであり、残念ながら一長一短に結果が出ると

いうものではなかった。かなり多くの時間をかけて解決していく課題であって、長期

的視点を持って臨まなければ解決しないことが多かった。

そのため、他地域のモデルとなって即効性のある事例として捉えられない側面を持

っていた。一歩一歩少しづつ前に進んでいく事業の一つのフェーズとして捉えるべき

であり、成果を見通せない事業が多かった。しかしながら、本モデル事業を通じてよ

うやく先の方向性が見え始めた段階であり、今後とも長期的視野を持って見守ってい

く必要があろう。今後の有馬温泉の観光まちづくりに大いに期待していきたい。

10.モデル事業のまとめと今後の課題

(1)有馬温泉の魅力・価値をさらに高める交流拠点の検討

旧有明山荘を活用した 16日のイベントは天候が不安視されていたが、110名近く

の参加者を集め、その多くが観光客であった。広報は観光協会のホームページやフェ

イスブックを通じて行った他、当日、駅や太閤橋周辺でチラシを配布した。会場は有

馬の中心地より徒歩で 10分程度の、商業施設もほとんどない雑木林が茂るエリアで

あるが、110名近い参加者を集め、距離はさほど問題とならないということが確認で

きた。イベント会場では青年部が中心となり、近隣大学の学生ボランティアの応援を

得て「有馬山椒」をつかったフードを販売する屋台を配置。多くの観光客が有馬山椒

フードを食し、好意的な反応が見られた。

本イベントは、山荘の利活用について検討することの第一歩であると同時に、観光

事業者以外の地域住民に山荘の存在やその活用が有馬の活性化に繋がることを理解

してもらうという点においても非常に有効であった。観光客の流動はスムーズであり、

新しい有馬の交流拠点となりうる可能性は充分ある。地域住民の反応、評価は 20 日

開催の委員会において明らかとなるが、これをきっかけに、今後、さらに交流拠点と

して山荘の利活用への検討が深まることが期待される。なお、テニスコートはバーベ

キュー広場としての利用も可能としている。

(2)訪日外国人観光客のニーズ把握と受入環境の向上

今回の訪日外国人調査によって、有馬温泉を訪問する観光客の旅行形態(出入国都市、

旅程、宿泊場所等)、情報入手方法、訪問箇所数や消費金額、満足度などが把握でき、課

題抽出が可能となった。神戸市と情報を共有し、有馬温泉として解決できる課題と神戸

市で対応する事柄を整理し、有馬の魅力向上に繋げる取組を検討する。

◆参考資料

(1)申請書

(2)議事録

(3)有馬温泉養生村構想

(4)訪日外国人観光客に関するアンケート調査結果

1 調査結果要約

(1) 回答者の属性( SA)

・男性が 43.9%、女性が 55.5%

・7割以上(71.2%)の来訪者が 20~30代

・アジア近隣諸国からの来訪が多い

―1位:韓国(32.3%)、2位:中国(27.9%)、3位:台湾(15.7%)

(2) 同行者 (SA)

・家族・親族との来訪が最も多い(34.2%)

・男性は配偶者との来訪が多い反面、女性は友人・知人との来訪も多い

・10~20 代の若年層は友人・知人、30~40 代の中年層は配偶者、50 代以上の

高年層では家族・親族との来訪が多い

・アジア諸国からの来訪者は家族・親族との来訪が多い反面、西洋からの来訪

者は配偶者が多く、一人での来訪も多い

(3) 来日回数 (SA)

・初めての来訪が 44.5%で 5割弱の来訪者がリピーター

・女性ではヘビーリピーターが多い

・女性の参加者全員が名鉄を利用

・10~20代の若年層では初めての来訪者が多い(51.3%)

・年代層が高くなっていくにつれ、リピーターの割合も多くなる傾向

・アジア諸国はリピーターが多いが、西洋は初めての来訪が多い

・香港からの来訪者のリピーター率が最も高い

(4) 来訪目的 (SA)

・観光目的が圧倒的に多い(90.3%)

・男性に比べ、女性におけるビジネス目的が少々多い傾向

・50代以上の高年層における観光目的の割合が最も高い(94.6%)

・韓国及び北米の来訪者ではビジネス目的の割合が比較的に高い

(5) 出入国空港 (SA)

・関西国際空港利用者が圧倒的に多い(81.8%)

・30~40代の中年層における東京方面の空港利用者が多い傾向

・アジア諸国に比べ、西洋の来訪者における東京方面の空港利用者が多い傾向

(6) 今回のモニターツアー参加への希望金額(SA)

・約半数の参加者が 4,000 円までを希望

・女性は 4,000円までが 70.6%と圧倒的に多い

・男性では 6,000 円までが 42.9%と最も多い

(6) 旅行形態 (SA)

・7割(71.2%)以上の来訪者が個人旅行者

・男性では観光付きのパッケージ旅行者、女性ではフリープラン型のパッケー

ジ旅行者の割合が比較的に高い

・年代層が高くなっていくにつれ、観光付きのパッケージ旅行の利用率が高く

なっていく傾向

・台湾からの来訪者は観光付きのパッケージ旅行者が最も多い(64.0%)

(7) 宿泊数及び宿泊場所 (SA・FA)

・来訪者の平均宿泊数(日本)は 6.11 泊

・日帰りの来訪者が多い傾向

・男性の平均宿泊数が高く、有馬温泉での宿泊率が高い傾向

・30~40代における有馬温泉での宿泊率が高い傾向

・台湾からの来訪者の日帰り率が目立つ

(8) 平均滞在時間 (FA)

・平均滞在時間は約 13時間(12.93 時間)

・30~40代の中年層における滞在時間が最も長い(14.85 時間)

・中国からの来訪者の滞在時間が最も長い(18.64 時間)

・台湾からの来訪者の滞在時間はかなり短い(5.71 時間)

(9) 有馬温泉に関する情報源 (MA)

・インターネットによる情報の取得が最も多い(41.1%)

・50 代以上では旅行会社からの情報の取得が最も多い(27.0%)

・台湾からの来訪者は旅行会社からの取得が最も多い(56.0%)

・香港及び東南アジアからの来訪者ではガイドブック利用率も高い(44.4%)

・北米からの来訪者では家族・友人からの取得も多い(38.5%)

(10) 有馬温泉への来訪きっかけ (MA)

・自分の意志による来訪が最も多い(57.1%)

・女性における自分の意志による来訪の割合が高い(60.5%)

・50 代以上では旅行会社の薦めの割合が比較的に高い(21.6%)

・中国は自分の意志(78.7%)、台湾は旅行会社の薦め(50.0%)最も多い

(11) 立ち寄り場所 (MA)

・金の湯への立ち寄りが最も多い(43.9%)

・女性は金の湯(45.2%)、男性は玩具博物館(18.6%)、雑貨店(31.4%)へ

の立ち寄りが比較的に多い

・男性では 6,000 円までが 42.9%と最も多い

・50代以上では銀の湯への立ち寄りも多い

・台湾からの来訪者は金の湯への立ち寄りが圧倒的に多い(64.0%)

(12) 訪れた施設の満足度 (SA)

・最も満足度が高いのは観光総合案内所

・全体的に男性より女性における満足度が高い傾向

・女性では温泉に対する満足度が非常に高い

・温泉は 30~40代における満足度が高い傾向

・台湾及び韓国では銀の湯に対する満足度が低い傾向

・アジア諸国の来訪者では雑貨店(お土産屋)に対する満足度が低い傾向

(13) 有馬温泉での観光行動及び満足度 (SA)

・街歩き(62.4%)が最も参加率が高く、温泉(50.5%)が次に続く

・活動に対する満足度が最も高いのは温泉(83.8%)

(13) - ① 有馬温泉の街歩き (SA)

・参加率は 62.4%

・参加率は男性(68.6%)が高い反面、満足度では女性(満足、81.4%)が高

・30~40代における参加率が最も高い(66.1%)

・50代以上における満足度が最も高い(満足、77.3%)

・台湾の参加率が高い(66.0%)

(13) - ② 有馬温泉での買い物 (SA)

・参加率は 45.1%

・女性における参加率が高く(45.8%)、満足度も高い(満足、71.4%)

・10~20代における参加率が低い(38.9%)

・香港における参加率が低く(37.9%)、満足度も低い(満足、27.3%)

(13) - ③ 有馬温泉での食事 (SA)

・参加率は 49.2%

・女性の満足度が圧倒的に高い(満足、82.9%)

・10~20代の非参加率が高い(34.5%)

・香港(58.6%)及び中国(58.4%)の参加率が高い

・台湾における満足度が高い(満足、81.5%)

(13) - ④ 有馬温泉での温泉 (SA)

・参加率は 50.5%、満足度は満足が 83.8%と非常に高い

・女性の満足度が圧倒的に高い(満足、90.0%)

・10~20代の非参加率が高い(38.1%)

・50 代以上における満足度が高い(満足、93.3%)

・韓国における満足度が高い(満足、88.1%)

(14) 平均消費額 (FA)

・飲食の平均消費額は 19,094 円

・買い物の平均消費額は 8,476円

・男性の飲食の平均消費額が 29,595 円と非常に高い

・韓国では飲食の平均消費額が 36,234 円と非常に高い

(15) 有馬温泉での購入品 (MA)

・菓子を最も多く購入している(40.4%)

・女性では菓子(44.1%)、男性では酒類(22.9%)の購入が多い

・30~40 代では伝統工芸品の購入(20.2%)、50 代以上では雑貨・アクセサリ

ーの購入(21.6%)が比較的に多い

(16) 有馬温泉の各種サービス及び利便性に対する満足度 (SA)

・サービス・おもてなしに対する満足度が最も高く、街の雰囲気が続く

・WiFiの利用のしやすさに対する不満が比較的に高い(やや不満、7.7%)

・外国語対応能力及び物価に対する満足度が比較的に低い

・女性における街の雰囲気に対する満足度が非常に高い(満足、83.0%)

・10~20代における街の雰囲気に対する満足度が非常に高い(満足、84.8%)

・西洋における外国語対応能力、情報の得やすさに対する満足度が比較的に低

(17) 有馬温泉に対する全体的な満足度 (SA)

・9割以上(95.2%)の来訪者が満足(満足:76.8%、やや満足:18.4%)

・女性の満足度が高い傾向(男性満足:66.3%、女性満足:85.4%)

・西洋における満足度がアジア諸国より高い傾向

・アジア諸国では中国における満足度が最も高い(満足:82.1%)

(18) 有馬温泉への再来訪意向 (SA)

・8割以上(85.3%)の来訪者が再来訪を希望

・女性における再来訪意向が男性に比べ高い傾向(女性:87.5%、男性:82.9%)

・10~20代の若年層における再来訪意向が高い傾向(89.4%)

・台湾における再来訪意向が最も高い(94.0%)

(19) 有馬温泉の推薦意向 (SA)

・9割弱(89.0%)の来訪者が推薦意向

・女性における推薦意向が男性に比べ高い傾向(女性:90.9%、男性:87.1%)

・10~20代の若年層における推薦意向が高い(90.3%)

・台湾における再来訪意向が最も高い(98.0%)

*SA:単数回答 MA:複数回答 FA:自由回答

2.調査結果詳細

(1)回答者の属性

①回答者数

319 人

②参加者の基本属性

参加者の性別では、男性が 43.9%と女性が 55.5%と女性の来訪者が多い結果となった。

年代では 30 代が 37.0%と最も多く、次に 20 代が 34.2%、40 代が 15.7%と続く結果と

なり、20-30 代の来訪者で 7 割を超えており、若年層の来訪が多くなっている。

来訪者の国籍では、韓国人が 32.3%と最も多く、次に中国が 27.9%、台湾が 15.7%と

続いており、近隣アジアからの来訪者が多くなっている。

・性別(%) ・年代(%)

・性・年代(%)

・男性が 43.9%、女性が 55.5%

・7割以上(71.2%)の来訪者が 20~30代

・アジア近隣諸国からの来訪が多い

―1位:韓国(32.3%)、2位:中国(27.9%)、3位:台湾(15.7%)

1.4

1.1

34.3

34.5

42.9

32.8

12.1

17.5

7.1

10.7

2.1

2.8

0.0

0.0

0% 20% 40% 60% 80% 100%

男性(n=140)

女性(n=177)

10代 20代 30代 40代 50代 60代 70代以上

男性, 43.9女性, 55.5

不明, 0.6

10代, 1.3

20代, 34.2

30代, 37.0

40代, 15.7

50代, 9.1

60代, 2.5不明, 0.3

・国籍(%)

・職業(%)

(国籍のその他詳細)

国籍 人数オーストラリア 7

タイ 6

ドイツ 3

フランス 3

カナダ 2

シンガポール 2

スペイン 2

ニュージーランド 2

ノルウェー 2

日本 2

イギリス 1

イタリア 1

スイス 1

フィリッピン 1

モロッコ 1

ロシア 1

(国籍のグループ化)

(中国人の居住地詳細)

中国, 27.9

台湾, 15.7

香港, 9.1

韓国, 32.3

米国, 3.4

その他, 11.6

北京, 3.1

上海, 10.0

広州, 2.8

その他, 5.0

不明, 6.0

中国, 27.9

台湾, 15.7

香港, 9.1

韓国, 32.3

北米, 4.1

欧州, 4.7

オセアニア, 2.8

東南アジア, 2.8 不明, 0.6

自営業, 11.3

会社員, 50.2公務員, 5.6パートアルバイト,

1.9

学生, 7.5

主婦, 8.2

職人, 2.8

無職, 0.9その他, 11.0

無回答, 0.6

(2)同行者

有馬温泉への来訪者の同行者について、全体でみると、家族・親族での来訪が 34.2%

と最も多く、次に友人・知人が 25.1%、配偶者が 23.8%と続いている。

性別にみると、男性では配偶者との来訪が家族・親族との来訪と同じく多い反面、女

性では家族・親族との来訪が男性に比べかなり大きく、友人・知人との来訪者も多い結

果となっている。

年代別にみると、(家族・親族との来訪者を除く)10~20 代の若年層では友人・知人

との来訪が多く、30~40 代の中年層では配偶者との来訪が多い結果となっている。50

代以上の高年層では家族・親族との来訪が 40.5%と圧倒的に多い結果となっている。

国別にみると、アジア諸国からの来訪者が家族・親族との来訪が多い反面、北米及び

欧州からの来訪者は配偶者との来訪が多く、一人での来訪の割合も多くなっている。

○全体

・家族・親族との来訪が最も多い(34.2%)

・男性は配偶者との来訪が多い反面、女性は友人・知人との来訪も多い

・10~20 代の若年層は友人・知人、30~40 代の中年層は配偶者、50 代以上の高

年層では家族・親族との来訪が多い

・アジア諸国からの来訪者は家族・親族との来訪が多い反面、西洋からの来訪者

は配偶者が多く、一人での来訪も多い

3.8

23.8

34.2

25.1

8.55.3

0.0 1.3 1.3

0.05.010.015.020.025.030.035.040.0

ひとり

配偶者

家族・親族

友人・知人

恋人

職場・学校等の仲間

趣味仲間・サークル

その他

無回答

(%)

○性別

○年代別

○国別

3.8

3.6

4.0

23.8

28.6

19.8

34.2

28.6

38.4

25.1

20.7

28.8

8.5

12.1

5.6

5.3

7.9

3.4

0.0

0.0

0.0

1.3

1.4

1.1

1.3

0.7

1.7

0.0 20.0 40.0 60.0 80.0 100.0 120.0

全体(n=319)

男性(n=140)

女性(n=177)

ひとり 配偶者 家族・親族

友人・知人 恋人 職場・学校等の仲間

趣味仲間・サークル その他 無回答

(%)

3.8

7.1

1.8

2.7

23.8

8.8

33.3

27.0

34.2

32.7

33.9

40.5

25.1

32.7

19.6

24.3

8.5

13.3

7.1

5.3

4.4

6.5

2.7

1.3

1.8

0.6

2.7

1.3

0.9

0.6

5.4

0.0 20.0 40.0 60.0 80.0 100.0 120.0

全体(n=319)

10-20代(n=113)

30-40代(n=168)

50代以上(n=37)

ひとり 配偶者 家族・親族

友人・知人 恋人 職場・学校等の仲間

趣味仲間・サークル その他 無回答

(%)

3.8

0.0

6.0

0.0

1.9

23.1

20.0

0.0

11.1

23.8

25.8

16.0

27.6

20.4

46.2

40.0

11.1

11.1

34.2

31.5

44.0

44.8

35.0

15.4

6.7

33.3

44.4

25.1

32.6

22.0

27.6

25.2

15.4

13.3

0.0

22.2

8.5

6.7

4.0

6.9

8.7

7.7

20.0

33.3

11.1

5.3

3.4

4.0

9.7

6.7

11.1

0.0

1.3

4.0

1.0

11.1

0.0

1.3

3.4

2.0

0.0

0.0

0.0 20.0 40.0 60.0 80.0 100.0 120.0

全体(n=319)

中国(n=89)

台湾(n=50)

香港(n=29)

韓国(n=103)

北米(n=13)

欧州(n=15)

オセアニア(n=9)

東南アジア(n=9)

ひとり 配偶者 家族・親族 友人・知人 恋人 職場・学校等の仲間 趣味仲間・サークル その他 無回答

(%)

(3)来日回数

有馬温泉への来訪者の来日回数について、全体でみると、初めての来訪が 44.5%と

最も多く、半数近くの来訪者がリピーターである結果となっている。

性別にみると、全体としては男性におけるリピーター率が高くなっているが、女性で

は 3 回以上のヘビーリピーターの割合が大きくなっている。

年代別にみると、10~20 代の若年層では 51.3%と初めての来訪者が多くなっている

反面、年代層が高くなっていくにつれ、リピーターの割合が高くなっていく傾向にある。

国別にみると、アジア諸国からの来訪者はリピーターが多い反面、西洋からの来訪者

では初めての来訪者が多い傾向にある。また、アジアでは香港からの来訪者のリピータ

ーの割合が最も高くなっている。

○全体・性別

・初めての来訪が 44.5%で 5割弱の来訪者がリピーター

・女性ではヘビーリピーターが多い

・女性の参加者全員が名鉄を利用

・10~20代の若年層では初めての来訪者が多い(51.3%)

・年代層が高くなっていくにつれ、リピーターの割合も多くなる傾向

・アジア諸国はリピーターが多いが、西洋は初めての来訪が多い

・香港からの来訪者のリピーター率が最も高い

44.5

45.7

43.5

18.8

19.3

18.1

18.8

17.1

20.3

3.8

3.6

4.0

5.0

4.3

5.6

2.8

3.6

2.3

6.3

6.4

6.2

0% 20% 40% 60% 80% 100%

全体(n=319)

男性(n=140)

女性(n=177)

初めて 2回 3~5回 6~9回 10回以上 覚えていない 不明

○年代

○国別

44.5

51.3

42.3

32.4

18.8

20.4

15.5

29.7

18.8

16.8

20.8

16.2

3.8

1.8

6.0

0.0

5.0

2.7

6.5

5.4

2.8

1.8

3.6

2.7

6.3

5.3

5.4

13.5

0% 20% 40% 60% 80% 100%

全体(n=319)

10-20代(n=113)

30-40代(n=168)

50代以上(n=37)

初めて 2回 3~5回 6~9回 10回以上 覚えていない 不明

44.5

49.4

28.0

24.1

39.8

76.9

86.7

66.7

77.8

18.8

21.3

22.0

34.5

11.7

23.1

6.7

22.2

11.1

18.8

13.5

22.0

24.1

28.2

0.0

6.7

0.0

0.0

3.8

3.4

10.0

3.4

1.9

0.0

11.1

5.0

3.4

12.0

10.3

3.9

0.0

2.8

3.4

2.0

4.9

6.3

5.64.0

3.4

9.7

11.1

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

全体(n=319)

中国(n=89)

台湾(n=50)

香港(n=29)

韓国(n=103)

北米(n=13)

欧州(n=15)

オセアニア(n=9)

東南アジア(n=9)

初めて 2回 3~5回 6~9回 10回以上 覚えていない 不明

(4)来訪目的

有馬温泉への来訪者の来訪目的について、全体でみると、90.3%と観光目的が圧倒的

に多い結果となっている。

性別にみると、男性に比べ、女性におけるビジネス目的が少々多くなっている。

年代別にみると、50 代以上の高年層における観光目的の割合が最も高くっている。

国別にみると、韓国及び北米からの来訪者のビジネス目的の割合が比較的に高くなっ

ている。

○全体・性別

・観光目的が圧倒的に多い(90.3%)

・男性に比べ、女性におけるビジネス目的が少々多い傾向

・50代以上の高年層における観光目的の割合が最も高い(94.6%)

・韓国及び北米の来訪者ではビジネス目的の割合が比較的に高い

1.9

1.4

2.3

90.3

91.4

89.8

0.3

0.7

0.0

0.3

0.7

0.0

1.3

0.7

1.7

6.0

5.0

6.2

0% 20% 40% 60% 80% 100%

全体(n=319)

男性(n=140)

女性(n=177)

ビジネス 観光 帰省・知人訪問 食事 その他 不明

○年代別

○国別

1.9

0.9

2.4

2.7

90.3

91.2

88.7

94.6

0.3

0.0

0.6

0.0

0.3

0.0

0.6

1.3

0.9

1.8

6.0

7.1

6.0

2.7

0% 20% 40% 60% 80% 100%

全体(n=319)

10-20代(n=113)

30-40代(n=168)

50代以上(n=37)

ビジネス 観光 帰省・知人訪問 食事 その他 不明

1.9

0.0

0.0

0.0

4.9

7.7

0.0

0.0

0.0

90.3

88.8

90.0

93.1

91.3

92.3

93.3

77.8

100.0

0.3

0.0

0.0

0.0

0.0

0.0

0.0

11.1

0.0

0.3

0.0

0.0

0.0

1.3

1.1

1.9

0.0

11.1

6.0

10.1

10.0

6.9

1.9

6.7

0.0

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

全体(n=319)

中国(n=89)

台湾(n=50)

香港(n=29)

韓国(n=103)

北米(n=13)

欧州(n=15)

オセアニア(n=9)

東南アジア(n=9)

ビジネス 観光 帰省・知人訪問 食事 その他 不明

(5)出入国空港

有馬温泉への来訪者の出入国空港について、全体でみると、81.8%と関西国際空港の

利用者が最も多い結果となっている。

性別にみると、男性では東京の空港利用者の割合が比較的に高くなっている。

年代別にみると、30~40 代の中年層における成田国際空港を含め東京の空港の利用

者が多い結果となっている。

国別にみると、アジア諸国に比べ、西洋の東京方面の空港の利用者が多い傾向にある。

○全体・性別

・関西国際空港利用者が圧倒的に多い(81.8%)

・30~40代の中年層における東京方面の空港利用者が多い傾向

・アジア諸国に比べ、西洋の来訪者における東京方面の空港利用者が多い傾向

81.8

81.4

81.9

4.4

4.3

4.5

1.3

0.0

2.3

1.6

2.9

0.6

11.0

11.4

10.7

0% 20% 40% 60% 80% 100%

全体(n=319)

男性(n=140)

女性(n=177)

関西国際空港 成田国際空港 中部国際空港 東京 不明

○年代別

○国別

81.8

83.2

81.0

81.1

4.4

5.3

4.8

0.0

1.3

1.8

1.2

1.6

0.9

2.4

11.0

8.8

10.7

18.9

0% 20% 40% 60% 80% 100%

全体(n=319)

10-20代(n=113)

30-40代(n=168)

50代以上(n=37)

関西国際空港 成田国際空港 中部国際空港 東京 不明

81.8

89.9

94.0

79.3

81.6

69.2

33.3

66.7

66.7

4.4

3.4

0.0

10.3

15.4

20.0

22.2

11.1

1.34.5

0.0

0.0

0.0

0.0

1.6

1.1

1.0

7.7

13.3

0.0

11.0

1.1

6.0

10.3

17.5

7.7

33.3

11.1

22.2

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

全体(n=319)

中国(n=89)

台湾(n=50)

香港(n=29)

韓国(n=103)

北米(n=13)

欧州(n=15)

オセアニア(n=9)

東南アジア(n=9)

関西国際空港 成田国際空港 中部国際空港 東京 不明

(6)旅行形態

有馬温泉への来訪者の旅行形態について、全体でみると、71.2%の来訪者が個人旅行

者である結果となっている。

性別にみると、男性では観光付きのパッケージ旅行者の割合が比較的に高い反面、女

性ではフリープラン型のパッケージ旅行者の割合が高くなっている。

年代別にみると、年代層が高くなっていくにつれ、観光付きのパッケージ旅行者の割

合が高くなっていく傾向にある。

国別にみると、台湾からの来訪者では 64.0%と観光付きのパッケージ旅行者割合が

最も高くなっている。

○全体・性別

・7割(71.2%)以上の来訪者が個人旅行者

・男性では観光付きのパッケージ旅行者、女性ではフリープラン型のパッケージ

旅行者の割合が比較的に高い

・年代層が高くなっていくにつれ、観光付きのパッケージ旅行の利用率が高くな

っていく傾向

・台湾からの来訪者は観光付きのパッケージ旅行者が最も多い(64.0%)

71.2

72.9

69.5

18.8

19.3

18.6

3.8

2.9

4.5

1.9

2.1

1.7

1.9

1.4

2.3

2.5

1.4

3.4

0% 20% 40% 60% 80% 100%

全体(n=319)

男性(n=140)

女性(n=177)

個人旅行 観光付きのパッケージ旅行

フリープラン型のパッケージ旅行 地域や職場・学校等の団体旅行

その他 不明

○年代別

○国別

71.2

73.5

74.4

51.4

18.8

13.3

18.5

35.1

3.8

4.4

3.6

2.7

1.9

2.7

1.8

1.9

0.9

0.6

5.4

2.5

4.4

1.2

5.4

0% 20% 40% 60% 80% 100%

全体(n=319)

10-20代(n=113)

30-40代(n=168)

50代以上(n=37)

個人旅行 観光付きのパッケージ旅行

フリープラン型のパッケージ旅行 地域や職場・学校等の団体旅行

その他 不明

71.2

92.1

30.0

93.1

65.0

84.6

80.0

66.7

55.6

18.8

64.0

23.3

7.7

6.7

0.0

22.2

3.8

5.6

4.0

3.9

11.1

0.0

1.9

0.0

2.9

7.7

6.7

11.1

1.9

3.4

3.9

0.0

11.1

2.5

2.2

2.0

3.4

1.0

6.7

0.0

22.2

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

全体(n=319)

中国(n=89)

台湾(n=50)

香港(n=29)

韓国(n=103)

北米(n=13)

欧州(n=15)

オセアニア(n=9)

東南アジア(n=9)

個人旅行 観光付きのパッケージ旅行

フリープラン型のパッケージ旅行 地域や職場・学校等の団体旅行

その他 不明

(7)宿泊数及び宿泊場所

有馬温泉への来訪者の宿泊数及び宿泊場所について、全体でみると、平均宿泊数は

6.11 泊で、昨日の宿泊が有馬温泉の来訪者は 22.3%、今日の宿泊場所が有馬温泉の来

訪者が 25.4%と全体的に日帰りの来訪者が多い結果となっている。

性別にみると、男性の平均宿泊数(6.50 泊)が女性(5.76 泊)に比べ大きくなって

いる。宿泊場所については、男性における有馬温泉での宿泊率が高い傾向にある。

年代別にみると、10~20 代における平均宿泊数が最も高い結果となっている。宿泊

場所については、30~40 代の来訪者の有馬温泉での宿泊率が高い傾向にある。

国別にみると、台湾からの来訪者の日帰り率の高さが目立つ結果となっている。

○平均宿泊数

・性別 ・年代別 ・国別

○宿泊場所(全体・性別)

・昨日の宿泊場所 ・今日の宿泊場所

・来訪者の平均宿泊数(日本)は 6.11 泊

・日帰りの来訪者が多い傾向

・男性の平均宿泊数が高く、有馬温泉での宿泊率が高い傾向

・30~40代における有馬温泉での宿泊率が高い傾向

・台湾からの来訪者の日帰り率が目立つ

全体(n=319) 6.1110-20代(n=113) 6.7730-40代(n=168) 6.0250代以上(n=37) 4.05

全体(n=319) 6.11男性(n=140) 6.50女性(n=177) 5.76

全体(n=319) 6.11中国(n=89) 8.09台湾(n=50) 5.23香港(n=29) 5.63韓国(n=103) 3.04北米(n=13) 6.86欧州(n=15) 17.00オセアニア(n=9) 10.29東南アジア(n=9) 6.86

22.3

22.9

22.0

52.4

56.4

49.2

5.3

3.6

6.8

20.1

17.1

22.0

0% 20% 40% 60% 80% 100%

全体(n=319)

男性(n=140)

女性(n=177)

有馬温泉 有馬温泉以外 自宅・その他 不明

25.4

27.1

23.7

38.2

40.0

37.3

5.6

5.7

5.6

30.7

27.1

33.3

0% 20% 40% 60% 80% 100%

全体(n=319)

男性(n=140)

女性(n=177)

有馬温泉 有馬温泉以外 自宅・その他 不明

○宿泊場所(年代別)

・昨日の宿泊場所 ・今日の宿泊場所

○宿泊場所(国別)

・昨日の宿泊場所

・今日の宿泊場所

22.3

22.1

25.0

8.1

52.4

55.8

48.8

59.5

5.3

7.1

4.8

2.7

20.1

15.0

21.4

29.7

0% 20% 40% 60% 80% 100%

全体(n=319)

10-20代(n=113)

30-40代(n=168)

50代以上(n=37)

有馬温泉 有馬温泉以外 自宅・その他 不明

22.3

24.7

16.0

27.6

20.4

30.8

20.0

11.1

33.3

52.4

53.9

58.0

51.7

53.4

30.8

46.7

66.7

33.3

5.3

2.2

0.0

0.0

4.9

30.8

20.0

22.2

11.1

20.1

19.1

26.0

20.7

21.4

7.7

13.3

0.0

22.2

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

全体(n=319)

中国(n=89)

台湾(n=50)

香港(n=29)

韓国(n=103)

北米(n=13)

欧州(n=15)

オセアニア(n=9)

東南アジア(n=9)

有馬温泉 有馬温泉以外 自宅・その他 不明

25.4

24.8

26.2

18.9

38.2

41.6

36.3

37.8

5.6

8.0

5.4

0.0

30.7

25.7

32.1

43.2

0% 20% 40% 60% 80% 100%

全体(n=319)

10-20代(n=113)

30-40代(n=168)

50代以上(n=37)

有馬温泉 有馬温泉以外 自宅・その他 不明

25.4

38.2

14.0

13.8

21.4

30.8

26.7

33.3

22.2

38.2

37.1

56.0

44.8

32.0

38.5

33.3

44.4

11.1

5.6

3.4

0.0

0.0

4.9

23.1

20.0

22.2

22.2

30.7

21.3

30.0

41.4

41.7

7.7

20.0

0.0

44.4

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

全体(n=319)

中国(n=89)

台湾(n=50)

香港(n=29)

韓国(n=103)

北米(n=13)

欧州(n=15)

オセアニア(n=9)

東南アジア(n=9)

有馬温泉 有馬温泉以外 自宅・その他 不明

(8)平均滞在時間

有馬温泉への来訪者の平均滞在時間について、全体でみると、12.93 時間で約 13 時

間となっている。

性別にみると、男性における滞在時間が女性より長い傾向にある。

年代別にみると 14.85 時間で約 15 時間と 30~40 代の中年層における滞在時間が最

も長い結果となっている。

国別にみると、中国からの来訪者が 18.64 時間と最も長いに対し、台湾からの来訪者

が 5.71 時間とかなり短くなっている。

○平均滞在時間

・性別(時間) ・年代別(時間)

・国別(時間)

・平均滞在時間は約 13時間(12.93 時間)

・30~40代の中年層における滞在時間が最も長い(14.85 時間)

・中国からの来訪者の滞在時間が最も長い(18.64 時間)

・台湾からの来訪者の滞在時間はかなり短い(5.71 時間)

12.93

11.75

14.85

10.85

全体(n=319)

10-20代(n=113)

30-40代(n=168)

50代以上(n=37)

12.93

18.64

5.71

16.96

11.36

13.33

9.08

11.13

10.44

全体(n=319)

中国(n=89)

台湾(n=50)

香港(n=29)

韓国(n=103)

北米(n=13)

欧州(n=15)

オセアニア(n=9)

東南アジア(n=9)

12.93

13.22

12.69

全体(n=319)

男性(n=140)

女性(n=177)

(9)有馬温泉に関する情報源

有馬温泉への来訪者の有馬温泉に関する情報源について、全体でみると、インターネ

ット(パソコン経由)からの情報の取得が41.1%と最も多く、次にガイドブックが22.6%、

家族・友人の話が 20.1%と続いている。

性別にみると、大きな特徴は見当たらない結果となっている。

年代別にみると、50 代以上の高年層では旅行会社からの情報取得が最も多い結果と

なっている。

国別にみると、台湾からの来訪者は旅行会社からの取得が 56.0%圧倒的に多い結果

となっている。香港及び東南アジアからの来訪者ではガイドブック利用率も高くなって

いる。北米では家族・友人からの話による取得も多い結果となっている。

○全体

・インターネットによる情報の取得が最も多い(41.1%)

・50 代以上では旅行会社からの情報の取得が最も多い(27.0%)

・台湾からの来訪者は旅行会社からの取得が最も多い(56.0%)

・香港及び東南アジアからの来訪者ではガイドブック利用率も高い(44.4%)

・北米からの来訪者では家族・友人からの取得も多い(38.5%)

22.6

8.2

2.2 1.6 3.1

20.1

13.8

1.9

41.1

15.4

1.9 3.1 1.3

0.05.010.015.020.025.030.035.040.045.0

ガイドブック

旅行専門誌

パンフレット

新聞・雑誌

テレビ・ラジオ

家族・友人の話

旅行会社

観光案内所

インターネット(

パソコン

経由)

インターネット(

スマー

トフォン・

携帯電話経由)

SNS そ

の他

無回答

(%)

○性別

ガイドブック

旅行専門誌

パンフレット

新聞・雑誌

テレビ・ラジオ

家族・友人の話 旅行会社

観光案内所

インターネット(パソコン経由)

インターネット(スマート

フォン・携帯電話経

由) SNS その他 無回答全体(n=319) 22.6 8.2 2.2 1.6 3.1 20.1 13.8 1.9 41.1 15.4 1.9 3.1 1.3男性(n=140) 21.4 7.9 2.1 2.1 5.0 20.7 14.3 2.1 41.4 15.0 2.1 2.1 1.4女性(n=177) 23.2 8.5 2.3 1.1 1.7 19.2 13.6 1.7 41.2 15.8 1.7 4.0 1.1

○年代別

ガイドブック

旅行専門誌

パンフレット

新聞・雑誌

テレビ・ラジオ

家族・友人の話 旅行会社

観光案内所

インターネット(パソコン経由)

インターネット(スマート

フォン・携帯電話経

由) SNS その他 無回答全体(n=319) 22.6 8.2 2.2 1.6 3.1 20.1 13.8 1.9 41.1 15.4 1.9 3.1 1.310-20代(n=113) 18.6 4.4 2.7 1.8 1.8 21.2 11.5 0.9 49.6 17.7 2.7 6.2 0.930-40代(n=168) 25.6 10.1 1.8 1.8 3.6 19.0 11.9 3.0 41.7 16.7 1.8 1.8 1.250代以上(n=37) 21.6 8.1 2.7 0.0 5.4 21.6 27.0 2.7 13.5 2.7 0.0 0.0 2.7

○国別

ガイドブック

旅行専門誌

パンフレット

新聞・雑誌

テレビ・ラジオ

家族・友人の話 旅行会社

観光案内所

インターネット(パソコン経由)

インターネット(スマート

フォン・携帯電話経

由) SNS その他 無回答全体(n=319) 22.6 8.2 2.2 1.6 3.1 20.1 13.8 1.9 41.1 15.4 1.9 3.1 1.3中国(n=89) 25.8 6.7 4.5 2.2 4.5 25.8 1.1 0.0 47.2 13.5 0.0 3.4 0.0台湾(n=50) 24.0 10.0 4.0 2.0 4.0 12.0 56.0 6.0 18.0 10.0 4.0 2.0 0.0香港(n=29) 41.4 13.8 3.4 3.4 0.0 17.2 0.0 0.0 48.3 6.9 13.8 0.0 0.0韓国(n=103) 12.6 7.8 0.0 0.0 2.9 15.5 13.6 1.0 41.7 23.3 0.0 1.9 2.9

北米(n=13) 30.8 7.7 0.0 0.0 0.0 38.5 0.0 7.7 46.2 15.4 0.0 0.0 0.0

欧州(n=15) 13.3 6.7 0.0 6.7 0.0 26.7 6.7 6.7 46.7 13.3 0.0 13.3 6.7

オセアニア(n=9) 11.1 0.0 0.0 0.0 0.0 22.2 0.0 0.0 55.6 11.1 0.0 22.2 0.0

東南アジア(n=9) 44.4 11.1 0.0 0.0 11.1 33.3 0.0 0.0 44.4 11.1 0.0 0.0 0.0

(10)有馬温泉への来訪きっかけ

有馬温泉への来訪者の有馬温泉への来訪きっかけについて、全体でみると、自分の意

志による来訪が 57.1%と最も多い結果となっている。

性別にみると女性における自分の意志による来訪が男性に比べ比較的に多い結果と

なっている。

年代別にみると、50 代以上の高年層では、旅行会社の薦めの割合が他の年代層に比

べ高くなっている。

国別にみると、自分の意志による来訪が最も多いのは 78.7%と中国、旅行会社の薦

めによる来訪で最も多いのは 50.0%台湾である結果となっている。

○全体・性別

・自分の意志による来訪が最も多い(57.1%)

・女性における自分の意志による来訪の割合が高い(60.5%)

・50 代以上では旅行会社の薦めの割合が比較的に高い(21.6%)

・中国は自分の意志(78.7%)、台湾は旅行会社の薦め(50.0%)最も多い

57.1

10.0 6.914.7 12.2

7.21.6 2.852.9 10.0 9.3 17.1 14.3 6.4 1.4

2.1

60.5

9.65.1

13.0 10.7 7.9 1.73.4

0.0

10.0

20.0

30.0

40.0

50.0

60.0

70.0

自分の意志

日本人以外の友人・

知人の薦

日本人の友人・

知人の薦め

旅行社の薦め

旅行ガイドブック

ネット

特にない

無回答

全体(n=319) 男性(n=140) 女性(n=177)

(%)

○年代別

○国別

57.1

10.0 6.914.7 12.2

7.21.6 2.864.6 7.1 7.1 10.6 10.6 9.7

4.4 1.8

56.0

12.56.5

15.5 13.76.5

1.8

40.5

8.1

8.121.6

10.82.7

10.8

0.0

10.0

20.0

30.0

40.0

50.0

60.0

70.0

自分の意志

日本人以外の友人・

知人の薦

日本人の友人・

知人の薦め

旅行社の薦め

旅行ガイドブック

ネット

特にない

無回答

全体(n=319) 10-20代(n=113) 30-40代(n=168) 50代以上(n=37)

(%)

自分の意志

日本人以外の友人・知人の薦

日本人の友人・知人の薦め

旅行社の薦め

旅行ガイドブック ネット 特にない 無回答

全体(n=319) 57.1 10.0 6.9 14.7 12.2 7.2 1.6 2.8中国(n=89) 78.7 14.6 3.4 0.0 12.4 9.0 0.0 0.0台湾(n=50) 32.0 8.0 6.0 50.0 14.0 4.0 2.0 2.0香港(n=29) 69.0 3.4 6.9 0.0 24.1 6.9 0.0 3.4韓国(n=103) 49.5 12.6 3.9 19.4 6.8 5.8 2.9 3.9北米(n=13) 61.5 7.7 7.7 7.7 15.4 0.0 0.0 7.7欧州(n=15) 46.7 0.0 26.7 0.0 13.3 20.0 6.7 6.7オセアニア(n=9) 55.6 0.0 22.2 11.1 0.0 11.1 0.0 11.1東南アジア(n=9) 33.3 0.0 33.3 0.0 33.3 11.1 0.0 0.0

(11)立ち寄り場所

有馬温泉への来訪者の有馬温泉内の立ち寄り場所について、全体でみると、金の湯が

43.9%と最も多く、次に雑貨店(お土産屋)が 28.2%、太閤橋が 18.8%続いている。

性別にみると、女性では男性に比べ、金の湯への立ち寄りが多くなっている反面、男

性では有馬玩具博物館、雑貨店(お土産屋)への立ち寄りが多くなっている。

年代別にみると、50 代以上では金の湯だけではなく、銀の湯への立ち寄りも多くな

っている。

国別にみると、台湾からの来訪者は金の湯への立ち寄りが 64.0%と圧倒的に多くな

っている。香港からの来訪者は銀の湯への立ち寄りも目立つ結果となっている。

○全体

・金の湯への立ち寄りが最も多い(43.9%)

・女性は金の湯(45.2%)、男性は玩具博物館(18.6%)、雑貨店(31.4%)への

立ち寄りが比較的に多い

・男性では 6,000 円までが 42.9%と最も多い

・50 代以上では銀の湯への立ち寄りも多い

・台湾からの来訪者は金の湯への立ち寄りが圧倒的に多い(64.0%)

43.9

16.0 14.118.8

4.7 2.8

16.9

28.2

13.5

4.7

19.1

5.0

0.05.0

10.015.020.025.030.035.040.045.050.0

金の湯

銀の湯

観光総合案内所

太閤橋

瑞宝寺公園

切手博物館

有馬玩具博物館

雑貨店(

お土産屋)

寺院・

神社

その他

まだどこも行ってない

無回答

(%)

○性別

金の湯 銀の湯観光総合案内所 太閤橋

瑞宝寺公園

切手博物館

有馬玩具博物館

雑貨店(お土産屋) 寺院・神社 その他

まだどこも行ってない 無回答

全体(n=319) 43.9 16.0 14.1 18.8 4.7 2.8 16.9 28.2 13.5 4.7 19.1 5.0男性(n=140) 42.1 16.4 15.0 19.3 5.0 2.9 18.6 31.4 12.1 5.7 17.9 5.7女性(n=177) 45.2 15.8 13.6 18.6 4.5 2.8 15.8 26.0 14.7 4.0 20.3 4.0

○年代別

金の湯 銀の湯観光総合案内所 太閤橋

瑞宝寺公園

切手博物館

有馬玩具博物館

雑貨店(お土産屋) 寺院・神社 その他

まだどこも行ってない 無回答

全体(n=319) 43.9 16.0 14.1 18.8 4.7 2.8 16.9 28.2 13.5 4.7 19.1 5.010-20代(n=113) 44.2 10.6 15.0 16.8 2.7 1.8 12.4 28.3 8.0 0.9 25.7 5.330-40代(n=168) 45.8 17.9 13.1 22.6 5.4 3.0 22.0 29.8 17.3 7.7 15.5 4.850代以上(n=37) 35.1 24.3 13.5 8.1 8.1 5.4 8.1 21.6 13.5 2.7 16.2 5.4

○国別

金の湯 銀の湯観光総合案内所 太閤橋

瑞宝寺公園

切手博物館

有馬玩具博物館

雑貨店(お土産屋) 寺院・神社 その他

まだどこも行ってない 無回答

全体(n=319) 43.9 16.0 14.1 18.8 4.7 2.8 16.9 28.2 13.5 4.7 19.1 5.0中国(n=89) 52.8 18.0 7.9 14.6 3.4 2.2 32.6 30.3 11.2 6.7 25.8 2.2台湾(n=50) 64.0 18.0 20.0 26.0 6.0 10.0 20.0 36.0 26.0 0.0 6.0 6.0香港(n=29) 48.3 34.5 13.8 31.0 3.4 3.4 17.2 20.7 24.1 3.4 20.7 0.0韓国(n=103) 29.1 10.7 19.4 10.7 4.9 1.0 3.9 28.2 6.8 6.8 22.3 2.9北米(n=13) 23.1 7.7 0.0 23.1 0.0 0.0 7.7 46.2 15.4 0.0 23.1 7.7欧州(n=15) 33.3 6.7 13.3 33.3 13.3 0.0 20.0 6.7 13.3 0.0 0.0 33.3オセアニア(n=9) 33.3 22.2 0.0 22.2 11.1 0.0 11.1 11.1 0.0 0.0 22.2 22.2東南アジア(n=9) 55.6 11.1 22.2 22.2 0.0 0.0 11.1 11.1 11.1 11.1 11.1 0.0

(12)訪れた施設の満足度

有馬温泉への来訪者の立ち寄り場所に対する満足度について、全体でみると、観光総

合案内所に対し、満足が 97.7%と最も満足度が高い施設となっており、次に太閤橋が

83.6%、寺院・神社が 76.9%と続いている。しかし、全体的に満足度が高くなっている

なか、瑞宝寺公園に対する満足度が比較的に低くなっている。

性別にみると、女性では男性に比べ、金の湯及び銀の湯と温泉に対する満足度が高く

なっており、また、瑞宝寺公園に対する満足度も高くなっている。全体的に男性より女

性における満足度が高い傾向にある。

年代別にみると、30~40 代における温泉に対する満足度の高さが目立つ結果となっ

ている。

国別にみると、全体的に満足度が高いなか、台湾及び香港の来訪者では銀の湯に対す

る満足度が比較的に低い結果となっている。また、雑貨店(お土産屋)に対する満足度

が全体的に低い結果となっている。

○全体

・最も満足度が高いのは観光総合案内所

・全体的に男性より女性における満足度が高い傾向

・女性では温泉に対する満足度が非常に高い

・温泉は 30~40代における満足度が高い傾向

・台湾及び韓国では銀の湯に対する満足度が低い傾向

・アジア諸国の来訪者では雑貨店(お土産屋)に対する満足度が低い傾向

76.7

73.3

97.7

83.6

61.5

62.5

56.0

63.4

76.9

16.3

13.3

2.3

9.1

15.4

25.0

28.0

30.5

17.9

7.0

11.1

7.3

23.1

12.5

16.0

6.1

5.1

2.2

0% 20% 40% 60% 80% 100%

金の湯(n=129)

銀の湯(n=45)

観光総合案内所(n=43)

太閤橋(n=55)

瑞宝寺公園(n=13)

切手博物館(n=8)

有馬玩具博物館(n=50)

雑貨店(お土産屋)(n=82)

寺院・神社(n=39)

満足 やや満足 普通 やや不満 不満

○性別

・男性

・女性

71.7

60.0

94.7

76.0

33.3

66.7

44.0

61.9

76.5

22.6

20.0

5.3

20.0

33.3

33.3

40.0

33.3

23.5

5.7

15.0

4.0

33.3

0.0

16.0

4.8

0.0

5.0

0.0

0.0

0.0

0.0

0% 20% 40% 60% 80% 100%

金の湯(n=53)

銀の湯(n=20)

観光総合案内所(n=19)

太閤橋(n=25)

瑞宝寺公園(n=6)

切手博物館(n=3)

有馬玩具博物館(n=25)

雑貨店(お土産屋)(n=42)

寺院・神社(n=17)

満足 やや満足 普通 やや不満 不満

80.0

84.0

100.0

90.0

85.7

60.0

68.0

65.0

77.3

12.0

8.0

0.0

0.0

20.0

16.0

27.5

13.6

8.0

8.0

0.0

10.0

14.3

20.0

16.0

7.5

9.1

0% 20% 40% 60% 80% 100%

金の湯(n=75)

銀の湯(n=25)

観光総合案内所(n=24)

太閤橋(n=30)

瑞宝寺公園(n=7)

切手博物館(n=5)

有馬玩具博物館(n=25)

雑貨店(お土産屋)(n=40)

寺院・神社(n=22)

満足 やや満足 普通 やや不満 不満

○年代別

・10-20 代

・30-40 代

・50 代以上

63.0

72.7

100.0

89.5

100.0

50.0

38.5

59.4

66.7

28.3

18.2

0.0

10.5

0.0

50.0

38.5

37.5

33.3

8.7

9.1

0.0

0.0

0.0

23.1

3.1

0.0

0% 20% 40% 60% 80% 100%

金の湯(n=46)

銀の湯(n=11)

観光総合案内所(n=16)

太閤橋(n=19)

瑞宝寺公園(n=2)

切手博物館(n=2)

有馬玩具博物館(n=13)

雑貨店(お土産屋)(n=32)

寺院・神社(n=9)

満足 やや満足 普通 やや不満 不満

84.3

80.0

95.2

85.3

50.0

50.0

61.8

69.0

81.5

10.0

12.0

4.8

8.8

12.5

25.0

23.5

26.2

11.1

5.7

4.0

5.9

37.5

25.0

14.7

4.8

7.4

4.0

0.0

0.0

0.0

0% 20% 40% 60% 80% 100%

金の湯(n=70)

銀の湯(n=25)

観光総合案内所(n=21)

太閤橋(n=34)

瑞宝寺公園(n=8)

切手博物館(n=4)

有馬玩具博物館(n=34)

雑貨店(お土産屋)(n=42)

寺院・神社(n=27)

満足 やや満足 普通 やや不満 不満

84.6

55.6

100.0

0.0

66.7

100.0

66.7

50.0

66.7

7.7

11.1

0.0

0.0

33.3

0.0

33.3

25.0

33.3

7.7

33.3

0.0

100.0

0.0

0.0

0.0

25.0

0.0

0% 20% 40% 60% 80% 100%

金の湯(n=13)

銀の湯(n=9)

観光総合案内所(n=5)

太閤橋(n=2)

瑞宝寺公園(n=3)

切手博物館(n=2)

有馬玩具博物館(n=3)

雑貨店(お土産屋)(n=8)

寺院・神社(n=3)

満足 やや満足 普通 やや不満 不満

○国別

N 満足 やや満足 普通 やや不満 不満

中国 43 79.1 16.3 4.7 0.0 0.0

台湾 32 75.0 15.6 9.4 0.0 0.0

香港 14 78.6 14.3 7.1 0.0 0.0

韓国 28 67.9 21.4 10.7 0.0 0.0

米国 3 100.0 0.0 0.0 0.0 0.0

欧州 2 100.0 0.0 0.0 0.0 0.0

オセアニア 1 100.0 0.0 0.0 0.0 0.0

東南アジア 5 80.0 20.0 0.0 0.0 0.0

中国 12 83.3 8.3 8.3 0.0 0.0

台湾 8 50.0 25.0 25.0 0.0 0.0

香港 10 90.0 10.0 0.0 0.0 0.0

韓国 11 63.6 9.1 18.2 9.1 0.0

米国 1 100.0 0.0 0.0 0.0 0.0

欧州 1 100.0 0.0 0.0 0.0 0.0

オセアニア 1 0.0 100.0 0.0 0.0 0.0

東南アジア 1 100.0 0.0 0.0 0.0 0.0

中国 7 100.0 0.0 0.0 0.0 0.0

台湾 9 100.0 0.0 0.0 0.0 0.0

香港 4 100.0 0.0 0.0 0.0 0.0

韓国 19 94.7 5.3 0.0 0.0 0.0

米国 0 - - - - -

欧州 2 100.0 0.0 0.0 0.0 0.0

オセアニア 0 - - - - -

東南アジア 2 100.0 0.0 0.0 0.0 0.0

中国 11 100.0 0.0 0.0 0.0 0.0

台湾 11 81.8 9.1 9.1 0.0 0.0

香港 9 66.7 11.1 22.2 0.0 0.0

韓国 11 81.8 9.1 9.1 0.0 0.0

米国 2 50.0 50.0 0.0 0.0 0.0

欧州 5 100.0 0.0 0.0 0.0 0.0

オセアニア 2 50.0 50.0 0.0 0.0 0.0

東南アジア 2 100.0 0.0 0.0 0.0 0.0

中国 2 50.0 0.0 50.0 0.0 0.0

台湾 3 100.0 0.0 0.0 0.0 0.0

香港 1 100.0 0.0 0.0 0.0 0.0

韓国 5 40.0 20.0 40.0 0.0 0.0

米国 0 - - - - -

欧州 1 100.0 0.0 0.0 0.0 0.0

オセアニア 1 0.0 100.0 0.0 0.0 0.0

東南アジア 0 - - - - -

中国 2 100.0 0.0 0.0 0.0 0.0

台湾 5 40.0 40.0 20.0 0.0 0.0

香港 1 100.0 0.0 0.0 0.0 0.0

韓国 0 - - - - -

米国 0 - - - - -

欧州 0 - - - - -

オセアニア 0 - - - - -

東南アジア 0 - - - - -

中国 26 76.9 19.2 3.8 0.0 0.0

台湾 10 40.0 40.0 20.0 0.0 0.0

香港 4 0.0 25.0 75.0 0.0 0.0

韓国 4 75.0 25.0 0.0 0.0 0.0

米国 1 0.0 0.0 100.0 0.0 0.0

欧州 3 33.3 66.7 0.0 0.0 0.0

オセアニア 1 0.0 100.0 0.0 0.0 0.0

東南アジア 1 0.0 0.0 100.0 0.0 0.0

中国 23 56.5 43.5 0.0 0.0 0.0

台湾 16 68.8 18.8 12.5 0.0 0.0

香港 4 50.0 25.0 25.0 0.0 0.0

韓国 29 62.1 34.5 3.4 0.0 0.0

米国 6 83.3 0.0 16.7 0.0 0.0

欧州 1 100.0 0.0 0.0 0.0 0.0

オセアニア 1 100.0 0.0 0.0 0.0 0.0

東南アジア 1 0.0 100.0 0.0 0.0 0.0

中国 9 88.9 11.1 0.0 0.0 0.0

台湾 12 75.0 16.7 8.3 0.0 0.0

香港 7 42.9 42.9 14.3 0.0 0.0

韓国 5 80.0 20.0 0.0 0.0 0.0

米国 2 100.0 0.0 0.0 0.0 0.0

欧州 2 100.0 0.0 0.0 0.0 0.0

オセアニア 0 - - - - -

東南アジア 1 100.0 0.0 0.0 0.0 0.0

金の湯

銀の湯

観光総合案内所

太閤橋

瑞宝寺公園

寺院・神社

切手博物館

有馬玩具博物館

雑貨店(お土産屋)

(13)有馬温泉での観光行動及び満足度

有馬温泉への来訪者の活動について、全体でみると、有馬温泉街歩きへの参加が

62.4%と最も多く、温泉が 50.5%と続いている。活動に対する満足度では温泉に対し、

満足が 83.8%と最も満足度が高い結果となっている。

○活動の有無及び満足度(全体)

・活動の有無

・各活動に対する満足度

・街歩き(62.4%)が最も参加率が高く、温泉(50.5%)が次に続く

・活動に対する満足度が最も高いのは温泉(83.8%)

19.7

32.9

29.2

27.9

62.4

45.1

49.2

50.5

17.9

21.9

21.6

21.6

0% 20% 40% 60% 80% 100%

有馬温泉の街歩き

買い物

食事

温泉

行わなかった 行った 不明

74.0

65.5

72.0

83.8

19.3

24.5

19.3

13.6

4.7

9.4

6.0

1.9

1.6

0.7

2.0

0.6

0.5

0.0

0.7

0.0

0% 20% 40% 60% 80% 100%

有馬温泉の街歩き(n=192)

買い物(n=139)

食事(n=150)

温泉(n=154)

満足 やや満足 普通 やや不満 不満

①有馬温泉の街歩き

有馬温泉への来訪者の街歩きについて、全体でみると、62.4%の参加率となっている。

満足度に対しては、74.0%が満足している結果となっている。

性別にみると、男性の参加率が 68.6%と女性より高くなっている反面、満足度では

女性の満足度が非常に高くなっている。

年代別にみると、30~40 代における参加率が 66.1%と最も多くなっている。満足度

では 50 代以上において高くなっている。

国別にみると、台湾の来訪者の参加率が 66.0%と目立つ結果となっているが、満足

度では西洋において高い傾向にある。

○全体・性別

・活動の有無

・満足度

・参加率は 62.4%

・参加率は男性(68.6%)が高い反面、満足度では女性(満足、81.4%)が高い

・30~40代における参加率が最も高い(66.1%)

・50代以上における満足度が最も高い(満足、77.3%)

・台湾の参加率が高い(66.0%)

19.7

16.4

22.6

62.4

68.6

57.6

17.9

15.0

19.8

0% 20% 40% 60% 80% 100%

全体(n=319)

男性(n=140)

女性(n=177)

行わなかった 行った 不明

74.0

66.0

81.4

19.3

25.5

13.4

4.7

5.3

4.1

1.6

2.1

1.0

0.5

1.1

0.0

0% 20% 40% 60% 80% 100%

全体(n=192)

男性(n=94)

女性(n=97)

満足 やや満足 普通 やや不満 不満

○年代別

・活動の有無 ・満足度

○国別

・活動の有無

・満足度

19.7

24.8

16.7

16.2

62.4

58.4

66.1

59.5

17.9

16.8

17.3

24.3

0% 20% 40% 60% 80% 100%

全体(n=319)

10-20代(n=113)

30-40代(n=168)

50代以上(n=37)

行わなかった 行った 不明

74.0

72.3

74.3

77.3

19.3

21.5

19.0

13.6

4.7

4.6

4.8

4.5

1.6

1.5

1.9

0.0

0.5

0.0

0.0

4.5

0% 20% 40% 60% 80% 100%

全体(n=192)

10-20代(n=65)

30-40代(n=105)

50代以上(n=22)

満足 やや満足 普通 やや不満 不満

19.7

20.2

26.0

24.1

15.5

23.1

26.7

0.0

11.1

62.4

62.9

66.0

55.2

65.0

61.5

46.7

44.4

77.8

17.9

16.9

8.0

20.7

19.4

15.4

26.7

55.6

11.1

0% 20% 40% 60% 80% 100%

全体(n=319)

中国(n=89)

台湾(n=50)

香港(n=29)

韓国(n=103)

北米(n=13)

欧州(n=15)

オセアニア(n=9)

東南アジア(n=9)

行わなかった 行った 不明

74.0

76.8

65.6

68.8

73.8

75.0

85.7

100.0

71.4

19.3

21.4

25.0

25.0

16.4

12.5

14.3

0.0

14.3

4.7

1.8

6.3

6.3

4.9

12.5

0.0

14.3

1.6

4.9

0.0

0.0

0.5

3.1

0.0

0% 20% 40% 60% 80% 100%

全体(n=192)

中国(n=56)

台湾(n=32)

香港(n=16)

韓国(n=61)

北米(n=8)

欧州(n=7)

オセアニア(n=4)

東南アジア(n=7)

満足 やや満足 普通 やや不満 不満

②有馬温泉での買い物

有馬温泉への来訪者の買い物について、全体でみると、45.1%の参加率となっている。

満足度に対しては、65.5%が満足している結果となっている。

性別にみると、男性に比べ女性への参加率が比較的に高く、満足度も高くなっている。

年代別にみると、10~20 代では参加しなかったが 43.4%と目立つ結果となっている。

満足度では 30~40 代における満足度が 66.2%と高くなっている。

国別にみると、香港における参加率が 37.9%と低く、満足度も満足が 27.3%に留ま

っており、満足も低い結果となっている。

○全体・性別

・活動の有無

・満足度

・参加率は 45.1%

・女性における参加率が高く(45.8%)、満足度も高い(満足、71.4%)

・10~20代における参加率が低い(38.9%)

・香港における参加率が低く(37.9%)、満足度も低い(満足、27.3%)

32.9

35.0

31.6

45.1

44.3

45.8

21.9

20.7

22.6

0% 20% 40% 60% 80% 100%

全体(n=319)

男性(n=140)

女性(n=177)

行わなかった 行った 不明

65.5

57.4

71.4

24.5

29.5

20.8

9.4

13.1

6.5

0.7

1.3

0.0

0% 20% 40% 60% 80% 100%

全体(n=139)

男性(n=61)

女性(n=77)

満足 やや満足 普通 やや不満 不満

○年代別

・活動の有無 ・満足度

○国別

・活動の有無

・満足度

65.5

63.6

66.2

64.7

24.5

29.5

22.1

23.5

9.4

6.8

10.4

11.8

0.7

1.3

0% 20% 40% 60% 80% 100%

全体(n=139)

10-20代(n=44)

30-40代(n=77)

50代以上(n=17)

満足 やや満足 普通 やや不満 不満

32.9

43.4

27.4

27.0

45.1

38.9

48.2

48.6

21.9

17.7

24.4

24.3

0% 20% 40% 60% 80% 100%

全体(n=319)

10-20代(n=113)

30-40代(n=168)

50代以上(n=37)

行わなかった 行った 不明

32.9

27.0

34.0

44.8

33.0

30.8

53.3

33.3

11.1

45.1

49.4

58.0

37.9

40.8

53.8

20.0

11.1

66.7

21.9

23.6

8.0

17.2

26.2

15.4

26.7

55.6

22.2

0% 20% 40% 60% 80% 100%

全体(n=319)

中国(n=89)

台湾(n=50)

香港(n=29)

韓国(n=103)

北米(n=13)

欧州(n=15)

オセアニア(n=9)

東南アジア(n=9)

行わなかった 行った 不明

65.5

75.0

69.0

27.3

59.5

71.4

33.3

100.0

83.3

24.5

18.2

20.7

54.5

27.0

14.3

66.7

0.0

16.7

9.4

6.8

10.3

18.2

10.8

14.3

0.0

0.0

0.0

0.7

0.0

2.7

0.0

0.0

0.0

0.0

0.0

0.0

0.0

0% 20% 40% 60% 80% 100%

全体(n=139)

中国(n=44)

台湾(n=29)

香港(n=11)

韓国(n=37)

北米(n=7)

欧州(n=3)

オセアニア(n=1)

東南アジア(n=6)

満足 やや満足 普通 やや不満 不満

③有馬温泉での食事

有馬温泉への来訪者の食事について、全体でみると、49.2%の参加率となっている。

満足度に対しては、72.0%が満足と答えており、高い満足度となっている。

性別にみると、男性における参加率が多少多くなっているが、満足度では女性の満足

度が圧倒的に高い結果となっている(満足、82.9%)。

年代別にみると、10~20 代において参加しなかったが 34.5%と目立つ結果となって

いる。

国別では、香港及び中国における参加率が比較的に高くなっているが、満足度では台

湾において満足が 81.5%と高くなっている。

○全体・性別

・活動の有無

・満足度

・参加率は 49.2%

・女性の満足度が圧倒的に高い(満足、82.9%)

・10~20代の非参加率が高い(34.5%)

・香港(58.6%)及び中国(58.4%)の参加率が高い

・台湾における満足度が高い(満足、81.5%)

29.2

30.7

28.2

49.2

50.0

48.6

21.6

19.3

23.2

0% 20% 40% 60% 80% 100%

全体(n=319)

男性(n=140)

女性(n=177)

行わなかった 行った 不明

72.0

58.2

82.9

19.3

29.9

11.0

6.0

9.0

3.7

2.0

1.5

2.4

0.7

1.5

0.0

0% 20% 40% 60% 80% 100%

全体(n=150)

男性(n=67)

女性(n=82)

満足 やや満足 普通 やや不満 不満

○年代別

・活動の有無 ・満足度

○国別

・活動の有無

・満足度

72.0

70.9

72.5

71.4

19.3

21.8

17.5

21.4

6.0

3.6

7.5

7.1

2.0

1.8

2.5

0.7

1.8

0.0

0% 20% 40% 60% 80% 100%

全体(n=150)

10-20代(n=55)

30-40代(n=80)

50代以上(n=14)

満足 やや満足 普通 やや不満 不満

29.2

34.5

26.2

27.0

49.2

50.4

50.6

37.8

21.6

15.0

23.2

35.1

0% 20% 40% 60% 80% 100%

全体(n=319)

10-20代(n=113)

30-40代(n=168)

50代以上(n=37)

行わなかった 行った 不明

29.2

20.2

32.0

31.0

32.0

30.8

46.7

33.3

22.2

49.2

58.4

56.0

58.6

40.8

53.8

26.7

11.1

55.6

21.6

21.3

12.0

10.3

27.2

15.4

26.7

55.6

22.2

0% 20% 40% 60% 80% 100%

全体(n=319)

中国(n=89)

台湾(n=50)

香港(n=29)

韓国(n=103)

北米(n=13)

欧州(n=15)

オセアニア(n=9)

東南アジア(n=9)

行わなかった 行った 不明

72.0

73.1

81.5

56.3

67.6

100.0

50.0

100.0

60.0

19.3

21.2

7.4

37.5

18.9

0.0

50.0

0.0

20.0

6.0

1.9

11.1

6.3

8.1

0.0

0.0

0.0

20.0

2.03.8

2.7

0.0

0.0

0.0

0.0

0.7

2.7

0.0

0.0

0.0

0.0

0% 20% 40% 60% 80% 100%

全体(n=150)

中国(n=52)

台湾(n=27)

香港(n=16)

韓国(n=37)

北米(n=7)

欧州(n=4)

オセアニア(n=1)

東南アジア(n=5)

満足 やや満足 普通 やや不満 不満

④有馬温泉での温泉

有馬温泉への来訪者の温泉について、全体でみると、50.5%の参加率となっている。

満足度に対しては、83.8%が満足と答えており、非常に高い満足度となっている。

性別にみると、男性に比べ女性の満足度が高い傾向にある。

年代別にみると、10~20 代の参加しなかったが、34.5%と目立つ結果となっている。

満足では 50 代以上において、満足が 93.3%と非常に高くなっている。

国別にみると、韓国において、満足が 88.1%と満足度の高さが目立つ結果となって

いる。

○全体・性別

・活動の有無

・満足度

・参加率は 50.5%、満足度は満足が 83.8%と非常に高い

・女性の満足度が圧倒的に高い(満足、90.0%)

・10~20代の非参加率が高い(38.1%)

・50代以上における満足度が高い(満足、93.3%)

・韓国における満足度が高い(満足、88.1%)

83.8

76.7

90.0

13.6

20.5

7.5

1.9

1.4

2.5

0.6

1.4

0.0

0% 20% 40% 60% 80% 100%

全体(n=154)

男性(n=73)

女性(n=80)

満足 やや満足 普通 やや不満 不満

27.9

27.9

28.2

50.5

54.3

47.5

21.6

17.9

24.3

0% 20% 40% 60% 80% 100%

全体(n=319)

男性(n=140)

女性(n=177)

行わなかった 行った 不明

○年代別

・活動の有無 ・満足度

○国別

・活動の有無

・満足度

83.8

86.7

75.0

77.8

88.1

100.0

50.0

100.0

83.3

13.6

13.3

21.4

16.7

7.1

0.0

50.0

0.0

16.7

1.9

3.6

5.6

2.4

0.0

0.0

0.0

0.0

0.0

0.0

0.0

0.0

0% 20% 40% 60% 80% 100%

全体(n=154)

中国(n=45)

台湾(n=28)

香港(n=18)

韓国(n=42)

北米(n=8)

欧州(n=4)

オセアニア(n=2)

東南アジア(n=6)

満足 やや満足 普通 やや不満 不満

83.8

87.0

80.0

93.3

13.6

13.0

15.3

6.7

1.9

3.5

0.6

1.2

0.0

0.0

0% 20% 40% 60% 80% 100%

全体(n=154)

10-20代(n=54)

30-40代(n=85)

50代以上(n=15)

満足 やや満足 普通 やや不満 不満

27.9

38.1

22.0

21.6

50.5

47.8

53.6

45.9

21.6

14.2

24.4

32.4

0% 20% 40% 60% 80% 100%

全体(n=319)

10-20代(n=113)

30-40代(n=168)

50代以上(n=37)

行わなかった 行った 不明

27.9

27.0

30.0

27.6

27.2

23.1

46.7

22.2

11.1

50.5

50.6

58.0

62.1

46.6

61.5

26.7

22.2

66.7

21.6

22.5

12.0

10.3

26.2

15.4

26.7

55.6

22.2

0% 20% 40% 60% 80% 100%

全体(n=319)

中国(n=89)

台湾(n=50)

香港(n=29)

韓国(n=103)

北米(n=13)

欧州(n=15)

オセアニア(n=9)

東南アジア(n=9)

行わなかった 行った 不明

(14)平均消費額

有馬温泉への来訪者の平均消費額について、全体でみると、飲食では平均的に 19,094

円、買い物では 8,476 円と飲食に対する消費額が高くなっている。

性別にみると男性における消費額が女性に比べ高くなっている。

年代別にみると、飲食では 10~20 代が 29,595 円、買い物では 30~40 代が 9,751 円

と消費額が高くなっている。

国別にみると、飲食では韓国が 36,234 円、買い物ではオセアニアが 12,833 円と消費

額が高くなっている。

○平均消費額

(円) 飲食 買い物

全体(n=319) 19,094 8,476

・性別

男性(n=140) 29,595 13,173

女性(n=177) 9,895 4,417

・年代別

10-20代(n=113) 31,109 7,981

30-40代(n=168) 13,780 9,751

50代以上(n=37) 8,412 4,628

・国別

中国(n=89) 12,905 7,159

台湾(n=50) 10,197 6,537

香港(n=29) 13,195 3,548

韓国(n=103) 36,234 6,240

北米(n=13) 14,929 1,250

欧州(n=15) 6,222 6,250

オセアニア(n=9) 17,333 12,833

東南アジア(n=9) 33,142 8,139

・飲食の平均消費額は 19,094 円

・買い物の平均消費額は 8,476円

・男性の飲食の平均消費額が 29,595 円と非常に高い

・韓国では飲食の平均消費額が 36,234 円と非常に高い

(15)有馬温泉での購入品

有馬温泉への来訪者の購入品について、全体でみると、菓子が 40.4%と最も多く、

次に伝統工芸品が 18.2%、酒類が 17.2%と続いている。

性別にみると、女性では 44.1%と菓子の購入、男性では 22.9%と酒類の購入がそれ

ぞれ目立つ結果となっている。

年代別にみると、30~40 代では伝統工芸品の購入が 20.2%、50 代以上では雑貨・ア

クセサリーの購入が 21.6%と目立つ結果となっている。

国別にみると、西洋では伝統工芸品の購入が多い傾向にある。

○全体

・菓子を最も多く購入している(40.4%)

・女性では菓子(44.1%)、男性では酒類(22.9%)の購入が多い

・30~40 代では伝統工芸品の購入(20.2%)、50 代以上では雑貨・アクセサリー

の購入(21.6%)が比較的に多い

40.4

15.418.2 16.3

1.3

17.2

2.5 3.8

0.05.010.015.020.025.030.035.040.045.0

菓子

食材

伝統工芸品

雑貨・

アクセサリー(

伝統工芸

品を除く)

医薬品・

サプリメント

酒類(

ビール・

酒)

衣類

その他

(%)

○性別

菓子 食材伝統工芸

雑貨・アクセサリー(伝統工芸品を除く)

医薬品・サプリメ

ント

酒類(ビール・

酒) 衣類 その他全体(n=319) 40.4 15.4 18.2 16.3 1.3 17.2 2.5 3.8男性(n=140) 36.4 14.3 19.3 17.1 1.4 22.9 4.3 3.6女性(n=177) 44.1 15.8 17.5 15.8 1.1 13.0 1.1 4.0

○年代別

菓子 食材伝統工芸

雑貨・アクセサリー(伝統工芸品を除く)

医薬品・サプリメ

ント

酒類(ビール・

酒) 衣類 その他全体(n=319) 40.4 15.4 18.2 16.3 1.3 17.2 2.5 3.810-20代(n=113) 34.5 14.2 15.9 15.0 0.9 18.6 2.7 4.430-40代(n=168) 47.0 17.3 20.2 16.1 1.8 18.5 2.4 3.050代以上(n=37) 29.7 10.8 16.2 21.6 0.0 8.1 2.7 5.4

○国別

菓子 食材伝統工芸

雑貨・アクセサリー(伝統工芸品を除く)

医薬品・サプリメ

ント

酒類(ビール・

酒) 衣類 その他全体(n=319) 40.4 15.4 18.2 16.3 1.3 17.2 2.5 3.8中国(n=89) 47.2 18.0 23.6 13.5 0.0 20.2 1.1 1.1台湾(n=50) 58.0 24.0 18.0 18.0 2.0 18.0 2.0 2.0香港(n=29) 24.1 31.0 10.3 17.2 3.4 31.0 0.0 10.3韓国(n=103) 38.8 8.7 11.7 17.5 1.0 11.7 2.9 3.9北米(n=13) 23.1 0.0 30.8 23.1 0.0 23.1 0.0 7.7欧州(n=15) 20.0 0.0 20.0 0.0 6.7 0.0 6.7 0.0オセアニア(n=9) 33.3 0.0 44.4 11.1 0.0 11.1 11.1 11.1東南アジア(n=9) 22.2 33.3 11.1 22.2 0.0 22.2 11.1 11.1

(16)有馬温泉の各種サービス及び利便性に対する満足度

有馬温泉への来訪者の各種サービス及び利便性の満足度について、全体でみると、サ

ービス・おもてなしに対する満足度が最も高く、次に街の雰囲気が続いている。反面、

外国語対応能力及び物価に対する満足度が比較的に低い結果となっている。また、WiFi

の利用のしやすさではやや不満が 7.7%と比較的に高くなっている。

性別にみると、女性では街の雰囲気に対する満足度が非常に高くなっている(満足、

83.0%)。

年代別にみると、10~20 代において、街の雰囲気に対する満足度が非常に高い結果

となっている(満足、84.8%)。

国別にみると、西洋における外国語対応能力に対する満足度が比較的に低く、情報の

得やすさに対しても低い結果となっている。

○全体

・サービス・おもてなしに対する満足度が最も高く、街の雰囲気が続く

・WiFi の利用のしやすさに対する不満が比較的に高い(やや不満、7.7%)

・外国語対応能力及び物価に対する満足度が比較的に低い

・女性における街の雰囲気に対する満足度が非常に高い(満足、83.0%)

・10~20代における街の雰囲気に対する満足度が非常に高い(満足、84.8%)

・西洋における外国語対応能力、情報の得やすさに対する満足度が比較的に低い

62.5

46.6

54.7

79.8

48.6

42.0

54.8

78.8

21.4

17.9

19.4

12.7

20.7

27.8

24.4

14.4

14.9

25.2

23.1

7.5

27.5

26.9

18.8

6.4

1.2

7.7

2.8

2.4

2.4

2.0

0.4

0% 20% 40% 60% 80% 100%

案内表記のわかりやすさ(n=248)

Wifiの利用しやすさ(n=234)

交通の便利さ(n=247)

サービス・おもてなし(n=252)

外国語対応能力(n=251)

物価(n=245)

情報の得やすさ(n=250)

街の雰囲気(n=250)

満足 やや満足 普通 やや不満 不満

○性別

・男性

・女性

56.9

38.4

48.6

75.2

45.0

33.3

49.1

73.1

27.5

23.2

21.9

17.4

23.9

30.5

28.7

20.4

13.8

27.3

25.7

7.3

27.5

32.4

20.4

5.6

1.8

7.1

3.8

3.7

2.9

1.9

0.9

4.0

1.0

0% 20% 40% 60% 80% 100%

案内表記のわかりやすさ(n=109)

Wifiの利用しやすさ(n=99)

交通の便利さ(n=105)

サービス・おもてなし(n=109)

外国語対応能力(n=109)

物価(n=105)

情報の得やすさ(n=108)

街の雰囲気(n=108)

満足 やや満足 普通 やや不満 不満

66.7

53.0

58.9

83.2

51.8

48.9

58.9

83.0

16.7

14.2

17.7

9.1

18.4

25.9

21.3

9.9

15.9

23.1

21.3

7.7

27.0

23.0

17.7

7.1

0.7

8.2

2.1

1.4

1.4

2.1

1.5

1.4

0.7

0% 20% 40% 60% 80% 100%

案内表記のわかりやすさ(n=138)

Wifiの利用しやすさ(n=134)

交通の便利さ(n=141)

サービス・おもてなし(n=143)

外国語対応能力(n=141)

物価(n=139)

情報の得やすさ(n=141)

街の雰囲気(n=141)

満足 やや満足 普通 やや不満 不満

○年代別

・10-20 代

・30-40 代

・50 代以上

67.0

51.1

53.7

84.0

51.6

46.7

57.6

84.8

19.1

19.3

24.2

9.6

20.4

25.0

20.7

10.9

11.7

22.7

17.9

6.4

23.7

26.1

20.7

4.3

2.1

5.7

4.2

0.0

4.3

2.2

1.1

0.0

0.0

1.1

0.0

0.0

0.0

0.0

0.0

0.0

0% 20% 40% 60% 80% 100%

案内表記のわかりやすさ(n=94)

Wifiの利用しやすさ(n=88)

交通の便利さ(n=95)

サービス・おもてなし(n=94)

外国語対応能力(n=93)

物価(n=92)

情報の得やすさ(n=92)

街の雰囲気(n=92)

満足 やや満足 普通 やや不満 不満

59.2

42.6

53.5

77.5

46.2

39.2

53.5

75.2

24.0

17.2

18.1

15.5

21.5

32.0

28.7

17.1

16.8

28.7

26.0

7.0

29.2

25.6

16.3

7.0

0.0

9.0

2.4

1.5

1.6

1.6

0.8

2.5

1.5

1.6

0% 20% 40% 60% 80% 100%

案内表記のわかりやすさ(n=125)

Wifiの利用しやすさ(n=122)

交通の便利さ(n=127)

サービス・おもてなし(n=129)

外国語対応能力(n=130)

物価(n=125)

情報の得やすさ(n=129)

街の雰囲気(n=129)

満足 やや満足 普通 やや不満 不満

60.7

47.8

62.5

75.0

48.1

37.0

50.0

75.0

17.9

17.4

8.3

10.7

18.5

18.5

17.9

14.3

17.9

17.4

29.2

14.3

33.3

37.0

25.0

10.7

3.6

8.7

0.0

0.0

0.0

7.4

7.1

8.7

0.0

0.0

0.0

0% 20% 40% 60% 80% 100%

案内表記のわかりやすさ(n=28)

Wifiの利用しやすさ(n=23)

交通の便利さ(n=24)

サービス・おもてなし(n=28)

外国語対応能力(n=27)

物価(n=27)

情報の得やすさ(n=28)

街の雰囲気(n=28)

満足 やや満足 普通 やや不満 不満

○国別

N 満足 やや満足 普通 やや不満 不満

中国 68 76.5 20.6 2.9 0.0 0.0

台湾 47 74.5 14.9 10.6 0.0 0.0

香港 25 64.0 20.0 16.0 0.0 0.0

韓国 75 50.7 24.0 22.7 2.7 0.0

米国 10 50.0 30.0 10.0 10.0 0.0

欧州 9 44.4 22.2 33.3 0.0 0.0

オセアニア 5 40.0 20.0 40.0 0.0 0.0

東南アジア 7 42.9 42.9 14.3 0.0 0.0

中国 68 61.8 20.6 13.2 2.9 1.5

台湾 41 51.2 17.1 19.5 9.8 2.4

香港 23 34.8 4.3 47.8 4.3 8.7

韓国 71 35.2 21.1 29.6 11.3 2.8

米国 9 66.7 0.0 11.1 22.2 0.0

欧州 8 12.5 50.0 37.5 0.0 0.0

オセアニア 5 60.0 0.0 40.0 0.0 0.0

東南アジア 7 42.9 14.3 42.9 0.0 0.0

中国 71 67.6 25.4 5.6 1.4 0.0

台湾 45 55.6 15.6 28.9 0.0 0.0

香港 24 58.3 20.8 20.8 0.0 0.0

韓国 77 46.8 13.0 33.8 6.5 0.0

米国 8 62.5 12.5 25.0 0.0 0.0

欧州 8 12.5 50.0 37.5 0.0 0.0

オセアニア 5 60.0 20.0 20.0 0.0 0.0

東南アジア 7 42.9 28.6 28.6 0.0 0.0

中国 69 92.8 7.2 0.0 0.0 0.0

台湾 48 79.2 12.5 8.3 0.0 0.0

香港 24 79.2 12.5 8.3 0.0 0.0

韓国 77 72.7 16.9 10.4 0.0 0.0

米国 10 90.0 10.0 0.0 0.0 0.0

欧州 8 50.0 25.0 25.0 0.0 0.0

オセアニア 6 83.3 0.0 16.7 0.0 0.0

東南アジア 8 50.0 25.0 25.0 0.0 0.0

中国 68 61.8 23.5 13.2 1.5 0.0

台湾 46 58.7 15.2 26.1 0.0 0.0

香港 25 44.0 16.0 32.0 4.0 4.0

韓国 78 43.6 19.2 33.3 2.6 1.3

米国 10 30.0 40.0 20.0 10.0 0.0

欧州 8 0.0 25.0 62.5 12.5 0.0

オセアニア 6 33.3 33.3 33.3 0.0 0.0

東南アジア 8 37.5 12.5 50.0 0.0 0.0

中国 65 52.3 35.4 12.3 0.0 0.0

台湾 47 55.3 21.3 23.4 0.0 0.0

香港 24 50.0 12.5 33.3 4.2 0.0

韓国 75 30.7 26.7 33.3 6.7 2.7

米国 10 20.0 30.0 50.0 0.0 0.0

欧州 8 12.5 25.0 62.5 0.0 0.0

オセアニア 6 33.3 16.7 50.0 0.0 0.0

東南アジア 8 37.5 50.0 12.5 0.0 0.0

中国 68 66.2 26.5 7.4 0.0 0.0

台湾 48 64.6 12.5 22.9 0.0 0.0

香港 24 54.2 25.0 20.8 0.0 0.0

韓国 76 50.0 19.7 23.7 6.6 0.0

米国 10 20.0 40.0 40.0 0.0 0.0

欧州 9 22.2 44.4 33.3 0.0 0.0

オセアニア 5 60.0 20.0 20.0 0.0 0.0

東南アジア 8 37.5 62.5 0.0 0.0 0.0

中国 68 80.9 17.6 1.5 0.0 0.0

台湾 47 78.7 12.8 8.5 0.0 0.0

香港 24 70.8 20.8 8.3 0.0 0.0

韓国 77 83.1 7.8 9.1 0.0 0.0

米国 10 70.0 20.0 10.0 0.0 0.0

欧州 9 55.6 22.2 11.1 11.1 0.0

オセアニア 6 100.0 0.0 0.0 0.0 0.0

東南アジア 7 71.4 28.6 0.0 0.0 0.0

交通の便利さ

サービス・おもてなし

外国語対応能力

物価

情報の得やすさ

街の雰囲気

案内表記のわかりやすさ

Wifiの利用しやすさ

(17)有馬温泉に対する全体的な満足度

有馬温泉への来訪者の全体的な満足度について、全体でみると、満足が 76.8%、や

や満足が 18.4%と 95.2%の来訪者が満足している結果となっている。

性別にみると、男性に比べ女性における満足度が高い傾向にある。

年代別にみると、50 代以上において、普通が 9.1%と比較的に満足度が低い結果とな

っている。

国別にみると、西洋における満足度がアジア諸国より高い傾向にある。アジア諸国で

は中国における満足度が最も高い結果となっている。

○全体・性別

・9割以上(95.2%)の来訪者が満足(満足:76.8%、やや満足:18.4%)

・女性の満足度が高い傾向(男性満足:66.3%、女性満足:85.4%)

・西洋における満足度がアジア諸国より高い傾向

・アジア諸国では中国における満足度が最も高い(満足:82.1%)

76.8

66.3

85.4

18.4

30.2

8.7

4.7

3.5

5.8

0% 20% 40% 60% 80% 100%

全体(n=319)

男性(n=140)

女性(n=177)

満足 やや満足 普通 やや不満 不満

○年代別

○国別

76.8

77.1

76.3

77.3

18.4

18.6

19.6

13.6

4.7

4.3

4.1

9.1

0% 20% 40% 60% 80% 100%

全体(n=319)

10-20代(n=113)

30-40代(n=168)

50代以上(n=37)

満足 やや満足 普通 やや不満 不満

76.8

82.1

71.4

70.0

73.1

90.0

83.3

100.0

71.4

18.4

17.9

22.9

20.0

17.3

10.0

16.7

0.0

28.6

4.7

0.0

5.7

10.0

9.6

0.0

0.0

0.0

0.0

0% 20% 40% 60% 80% 100%

全体(n=319)

中国(n=89)

台湾(n=50)

香港(n=29)

韓国(n=103)

北米(n=13)

欧州(n=15)

オセアニア(n=9)

東南アジア(n=9)

満足 やや満足 普通 やや不満 不満

(18)有馬温泉への再来訪意向

有馬温泉への来訪者の再来訪意向について、全体でみると、是非来たいが 48.0%、

やや来たいが 37.3%となっている。

性別にみると、女性における再来訪意向が高くなっている。

年代別にみると、10~20 代における再来訪意向が高くなっている。

国別にみると、台湾における再来訪意向が最も高くなっている。(東南アジアはサン

プル数が少ないため、比較から除く)

○全体・性別

・8 割以上(85.3%)の来訪者が再来訪を希望

・女性における再来訪意向が男性に比べ高い傾向(女性:87.5%、男性:82.9%)

・10~20代の若年層における再来訪意向が高い傾向(89.4%)

・台湾における再来訪意向が最も高い(94.0%)

48.0

50.0

46.3

37.3

32.9

41.2

5.3

7.9

3.4

9.4

9.3

9.0

0% 20% 40% 60% 80% 100%

全体(n=319)

男性(n=140)

女性(n=177)

ぜひ来たい やや来たい 何ともいえない あまり来たくない 来たくない 不明

○年代別

○国別

48.0

49.6

45.8

54.1

37.3

39.8

38.7

24.3

5.3

1.8

6.5

8.1

9.4

8.8

8.9

13.5

0% 20% 40% 60% 80% 100%

全体(n=319)

10-20代(n=113)

30-40代(n=168)

50代以上(n=37)

ぜひ来たい やや来たい 何ともいえない あまり来たくない 来たくない 不明

48.0

43.8

58.0

37.9

50.5

53.8

20.0

33.3

77.8

37.3

40.4

36.0

41.4

33.0

38.5

46.7

55.6

22.2

5.3

3.4

6.0

13.8

3.9

0.0

20.0

0.0

0.0

0.0

0.0

0.0

0.0

0.0

9.4

12.4

6.9

12.6

7.7

13.3

11.1

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

全体(n=319)

中国(n=89)

台湾(n=50)

香港(n=29)

韓国(n=103)

北米(n=13)

欧州(n=15)

オセアニア(n=9)

東南アジア(n=9)

ぜひ来たい やや来たい 何ともいえない あまり来たくない 来たくない 不明

(19)有馬温泉の推薦意向

有馬温泉への来訪者の推薦意向について、全体でみると、ぜひ進めたいが 58.6%、

薦めたいが 30.4%と 9 割弱の来訪者が推薦意向を持っている結果となっている。

性別にみると、男性に比べ女性における意向が高い傾向にある結果となっている。

年代別にみると、10~20 代における意向が最も高くなっている。

国別にみると、台湾における推薦意向が最も高くなっている。(東南アジアはサンプ

ル数が少ないため、比較から除く)

○全体・性別

・9 割弱(89.0%)の来訪者が推薦意向

・女性における推薦意向が男性に比べ高い傾向(女性:90.9%、男性:87.1%)

・10~20代の若年層における推薦意向が高い(90.3%)

・台湾における再来訪意向が最も高い(98.0%)

58.6

55.7

61.0

30.4

31.4

29.9

2.2

3.6

1.1

0.3

0.7

8.5

8.6

7.9

0% 20% 40% 60% 80% 100%

全体(n=319)

男性(n=140)

女性(n=177)

ぜひ薦めたい 薦めたい 何ともいえない あまり薦めたくない 薦めたくない 不明

○年代別

○国別

58.6

62.9

70.0

51.7

48.5

61.5

60.0

66.7

77.8

30.4

24.7

28.0

37.9

35.9

30.8

26.7

22.2

22.2

2.2

0.0

2.0

3.4

3.9

0.0

6.7

0.0

0.0

0.3

0.0

1.0

0.0

0.0

0.0

0.0

0.0

0.0

0.0

8.5

12.4

6.9

10.7

7.7

6.7

11.1

0.0

0% 10% 20% 30% 40% 50% 60% 70% 80% 90% 100%

全体(n=319)

中国(n=89)

台湾(n=50)

香港(n=29)

韓国(n=103)

北米(n=13)

欧州(n=15)

オセアニア(n=9)

東南アジア(n=9)

ぜひ薦めたい 薦めたい 何ともいえない あまり薦めたくない 薦めたくない 不明

58.6

55.8

60.1

59.5

30.4

34.5

29.2

24.3

2.2

1.8

1.8

5.4

0.3

0.6

8.5

8.0

8.3

10.8

0% 20% 40% 60% 80% 100%

全体(n=319)

10-20代(n=113)

30-40代(n=168)

50代以上(n=37)

ぜひ薦めたい 薦めたい 何ともいえない あまり薦めたくない 薦めたくない 不明

(5)有馬温泉外国人観光客に関する調査特別編(国別まとめ)

◆客層と旅行内容

【性・年代】

【来訪目的】

【来日回数】

【旅行形態】

【宿泊場所】

【同行者】

(1)韓国

●回答者数 103 人

●平均来日泊数 3.04 泊 ●有馬温泉での平均滞在時間 11.4 時間

●1 人当たり飲食費用 36,234 円 ●1 人当たり買い物費用 6,240 円

ビジネス, 5.1%

観光, 94.9%

初めて, 46.6%

2回, 13.6%

3~5回, 33.0%

6~9回, 2.3% 10回以上, 4.5%

個人旅行, 68.4%

観光付きの

パッケージ旅

行, 24.5%

フリープラン型の

パッケージ旅行,

4.1%

地域や職場・学校等の団体

旅行, 3.1%

有馬温泉,

30.5%

有馬温泉以外,

62.4%

自宅・その他,

7.1%

ひとり, 1.9%

配偶者, 20.2%

家族・親族,

34.6%

友人・知人,

25.0%

恋人, 8.7%

職場・学校等の

仲間, 9.6%

40.8% 59.2%

男性 女性

31.1% 53.4% 15.5%

10-20代 30-40代 50代以上

【来訪きっかけ】

【有馬温泉に関する情報源】

【立ち寄り場所】

【主な観光行動への参加有無】

【各種サービス及び利便性に対する満足度】

【再来訪意向及び推薦意向】

・再来訪意向

・推薦意向

49.5%

12.6%

3.9%

19.4%

6.8% 5.8%

自分の意志

日本人以外の友人・

知人の薦め

日本人の友人・知人

の薦め

旅行社の薦め

旅行ガイドブック

ネット

12.6%7.8%

0.0%0.0%2.9%

15.5%13.6%

1.0%

41.7%

23.3%

0.0%

ガイドブック

旅行専門誌

パンフレット

新聞・雑誌

テレビ・ラジオ

家族・友人の話

旅行会社

観光案内所

インターネット(

パソコン

経由)

インターネット(

スマート

フォン・

携帯電話経由)

SNS

29.1%

10.7%

19.4%

10.7%

4.9%

1.0%3.9%

28.2%

6.8%

金の湯

銀の湯

観光総合案内所

太閤橋

瑞宝寺公園

切手博物館

有馬玩具博物館

雑貨店(

お土産屋)

寺院・

神社

19.3%

44.7%

44.0%

36.8%

80.7%

55.3%

56.0%

63.2%

街歩き

買い物

食事

温泉

行わなかった 行った

50.7%

35.2%

46.8%

72.7%

43.6%

30.7%

50.0%

83.1%

24.0%

21.1%

13.0%

16.9%

19.2%

26.7%

19.7%

7.8%

22.7%

29.6%

33.8%

10.4%

33.3%

33.3%

23.7%

9.1%

2.7%

11.3%

6.5%

2.6%

6.7%

6.6%

2.8%

1.3%2.7%

案内表記のわかりやすさ

Wifiの利用しやすさ

交通の便利さ

サービス・おもてなし

外国語対応能力

物価

情報の得やすさ

街の雰囲気

満足 やや満足 普通 やや不満 不満

57.8% 37.8% 4.4%

ぜひ来たい やや来たい 何ともいえない あまり来たくない 来たくない

54.3% 40.2% 4.3%

1.1%

ぜひ薦めたい 薦めたい 何ともいえない

あまり薦めたくない 薦めたくない

【ポイント】

・有馬温泉への来訪のきっかけは、約 5割は「自分の意志」、約 2割は「旅行会社の薦め」

・家族親族との来訪が多く、主な情報源は「インターネット」

・街の雰囲気に対する満足度が最も高い

注)無回答及び不明な回答を削除し、集計・分析を行っている。

◆客層と旅行内容

【性・年代】

【来訪目的】

【来日回数】

【旅行形態】

【宿泊場所】

【同行者】

(2)中国

●回答者数 89 人

●平均来日泊数 8.09 泊 ●有馬温泉での平均滞在時間 18.6 時間

●1 人当たり飲食費用 12,905 円 ●1 人当たり買い物費用 7,159 円

38.6% 61.4%

男性 女性

40.4% 56.2% 3.4%

10-20代 30-40代 50代以上

観光, 100.0%

初めて, 54.3%2回, 23.5%

3~5回, 14.8%

6~9回, 3.7% 10回以上, 3.7%

個人旅行,

94.3%

フリープラン型

のパッケージ旅

行, 5.7%

有馬温泉,

39.4%

有馬温泉以外,

57.0%

自宅・その他,

3.5%

配偶者, 25.8%

家族・親族,

31.5%

友人・知人,

32.6%

恋人, 6.7%

職場・学校等の

仲間, 3.4%

【来訪きっかけ】

【有馬温泉に関する情報源】

【立ち寄り場所】

【主な観光行動への参加有無】

【各種サービス及び利便性に対する満足度】

【再来訪意向及び推薦意向】

・再来訪意向

・推薦意向

【ポイント】

・有馬温泉への来訪のきっかけは、約 8割が「自分の意志」による来訪

・主な情報源は「インターネット」、「ガイドブック」、「家族・友人の話」

・サービス・おもてなしに対する満足度が最も高い

78.7%

14.6%

3.4% 0.0%

12.4% 9.0%

自分の意志

日本人以外の友人・

知人の薦め

日本人の友人・知人

の薦め

旅行社の薦め

旅行ガイドブック

ネット

25.8%

6.7%4.5%2.2%4.5%

25.8%

1.1%0.0%

47.2%

13.5%

0.0%

ガイドブック

旅行専門誌

パンフレット

新聞・雑誌

テレビ・ラジオ

家族・友人の話

旅行会社

観光案内所

インターネット(

パソコン

経由)

インターネット(

スマート

フォン・

携帯電話経由)

SNS

52.8%

18.0%

7.9%

14.6%

3.4% 2.2%

32.6%30.3%

11.2%

金の湯

銀の湯

観光総合案内所

太閤橋

瑞宝寺公園

切手博物館

有馬玩具博物館

雑貨店(

お土産屋)

寺院・

神社

24.3%

35.3%

25.7%

34.8%

75.7%

64.7%

74.3%

65.2%

街歩き

買い物

食事

温泉

行わなかった 行った

76.5%

61.8%

67.6%

92.8%

61.8%

52.3%

66.2%

80.9%

20.6%

20.6%

25.4%

7.2%

23.5%

35.4%

26.5%

17.6%

2.9%

13.2%

5.6%

13.2%

12.3%

7.4%1.5%

2.9%

1.4%

1.5%

1.5%

案内表記のわかりやすさ

Wifiの利用しやすさ

交通の便利さ

サービス・おもてなし

外国語対応能力

物価

情報の得やすさ

街の雰囲気

満足 やや満足 普通 やや不満 不満

50.0% 46.2% 3.8%

ぜひ来たい やや来たい 何ともいえない あまり来たくない 来たくない

71.8% 28.2%

ぜひ薦めたい 薦めたい 何ともいえない

あまり薦めたくない 薦めたくない

注)無回答及び不明な回答を削除し、集計・分析を行っている。

◆客層と旅行内容

【性・年代】

【来訪目的】

【来日回数】

【旅行形態】

【宿泊場所】

【同行者】

(3)台湾

●回答者数 50 人

●平均来日泊数 5.23 泊 ●有馬温泉での平均滞在時間 5.7 時間

●1 人当たり飲食費用 10,197 円 ●1 人当たり買い物費用 6,537 円

40.0% 60.0%

男性 女性

36.7% 40.8% 22.4%

10-20代 30-40代 50代以上

観光, 100.0%

初めて, 29.8%

2回, 23.4%

3~5回, 23.4%

6~9回, 10.6%

10回以上,

12.8% 個人旅行,

30.6%

観光付きの

パッケージ旅

行, 65.3%

フリープラン型のパッケージ旅行,

4.1%

ひとり, 6.3%

配偶者, 16.7%

家族・親族,

45.8%

友人・知人,

22.9%

恋人, 4.2%

職場・学校等の

仲間, 4.2%

有馬温泉,

20.8%

有馬温泉以外,

79.2%

自宅・その他,

0.0%

【来訪きっかけ】

【有馬温泉に関する情報源】

【立ち寄り場所】

【主な観光行動への参加有無】

【各種サービス及び利便性に対する満足度】

【再来訪意向及び推薦意向】

・再来訪意向

・推薦意向

【ポイント】

・有馬温泉への来訪のきっかけは、5割が「旅行会社の薦め」による来訪

・主な情報源は「旅行会社」、「ガイドブック」

・日帰りが多く、滞在時間も最も短い

・サービス・おもてなしに対する満足度が最も高い

32.0%

8.0% 6.0%

50.0%

14.0%

4.0%

自分の意志

日本人以外の友人・

知人の薦め

日本人の友人・知人

の薦め

旅行社の薦め

旅行ガイドブック

ネット

24.0%

10.0%4.0%2.0%4.0%

12.0%

56.0%

6.0%

18.0%10.0%

4.0%

ガイドブック

旅行専門誌

パンフレット

新聞・雑誌

テレビ・ラジオ

家族・友人の話

旅行会社

観光案内所

インターネット(

パソコン

経由)

インターネット(

スマート

フォン・

携帯電話経由)

SNS

64.0%

18.0%20.0%26.0%

6.0%10.0%

20.0%

36.0%

26.0%

金の湯

銀の湯

観光総合案内所

太閤橋

瑞宝寺公園

切手博物館

有馬玩具博物館

雑貨店(

お土産屋)

寺院・

神社

28.3%

37.0%

36.4%

34.1%

71.7%

63.0%

63.6%

65.9%

街歩き

買い物

食事

温泉

行わなかった 行った

74.5%

51.2%

55.6%

79.2%

58.7%

55.3%

64.6%

78.7%

14.9%

17.1%

15.6%

12.5%

15.2%

21.3%

12.5%

12.8%

10.6%

19.5%

28.9%

8.3%

26.1%

23.4%

22.9%

8.5%

9.8%2.4%

案内表記のわかりやすさ

Wifiの利用しやすさ

交通の便利さ

サービス・おもてなし

外国語対応能力

物価

情報の得やすさ

街の雰囲気

満足 やや満足 普通 やや不満 不満

58.0% 36.0% 6.0%

ぜひ来たい やや来たい 何ともいえない あまり来たくない 来たくない

70.0% 28.0% 2.0%

ぜひ薦めたい 薦めたい 何ともいえない

あまり薦めたくない 薦めたくない

注)無回答及び不明な回答を削除し、集計・分析を行っている。

◆客層と旅行内容

【性・年代】

【来訪目的】

【来日回数】

【旅行形態】

【宿泊場所】

【同行者】

(4)香港

●回答者数 29 人

●平均来日泊数 5.63 泊 ●有馬温泉での平均滞在時間 17.0 時間

●1 人当たり飲食費用 13,195 円 ●1 人当たり買い物費用 3,548 円

46.4% 53.6%

男性 女性

31.0% 55.2% 13.8%

10-20代 30-40代 50代以上

観光, 100.0%

初めて, 25.0%

2回, 35.7%

3~5回, 25.0%

6~9回, 3.6%10回以上,

10.7%

個人旅行,

100.0%

有馬温泉,

30.0%

有馬温泉以外,

70.0%

自宅・その他,

0.0%

配偶者, 25.8%

家族・親族,

41.9%

友人・知人,

25.8%

恋人, 6.5%

【来訪きっかけ】

【有馬温泉に関する情報源】

【立ち寄り場所】

【主な観光行動への参加有無】

【各種サービス及び利便性に対する満足度】

【再来訪意向及び推薦意向】

・再来訪意向

・推薦意向

【ポイント】

・有馬温泉への来訪のきっかけは、約 7割が「自分の意志」による来訪

・主な情報源は「インターネット」、「ガイドブック」

・サービス・おもてなしに対する満足度が最も高い

69.0%

3.4% 6.9%0.0%

24.1%

6.9%

自分の意志

日本人以外の友人・

知人の薦め

日本人の友人・知人

の薦め

旅行社の薦め

旅行ガイドブック

ネット

41.4%

13.8%

3.4%3.4%0.0%

17.2%

0.0%0.0%

48.3%

6.9%13.8%

ガイドブック

旅行専門誌

パンフレット

新聞・雑誌

テレビ・ラジオ

家族・友人の話

旅行会社

観光案内所

インターネット(

パソコン

経由)

インターネット(

スマート

フォン・

携帯電話経由)

SNS

48.3%

34.5%

13.8%

31.0%

3.4% 3.4%

17.2%20.7%

24.1%

金の湯

銀の湯

観光総合案内所

太閤橋

瑞宝寺公園

切手博物館

有馬玩具博物館

雑貨店(

お土産屋)

寺院・

神社

30.4%

54.2%

34.6%

30.8%

69.6%

45.8%

65.4%

69.2%

街歩き

買い物

食事

温泉

行わなかった 行った

64.0%

34.8%

58.3%

79.2%

44.0%

50.0%

54.2%

70.8%

20.0%

4.3%

20.8%

12.5%

16.0%

12.5%

25.0%

20.8%

16.0%

47.8%

20.8%

8.3%

32.0%

33.3%

20.8%

8.3%

4.3%

4.0%

4.2%

8.7%

4.0%

案内表記のわかりやすさ

Wifiの利用しやすさ

交通の便利さ

サービス・おもてなし

外国語対応能力

物価

情報の得やすさ

街の雰囲気

満足 やや満足 普通 やや不満 不満

40.7% 44.4% 14.8%

ぜひ来たい やや来たい 何ともいえない あまり来たくない 来たくない

55.6% 40.7% 3.7%

ぜひ薦めたい 薦めたい 何ともいえない

あまり薦めたくない 薦めたくない

注)無回答及び不明な回答を削除し、集計・分析を行っている。

◆客層と旅行内容

【性・年代】

【来訪目的】

【来日回数】

【旅行形態】

【宿泊場所】

【同行者】

(5)欧米等

●回答者数 37 人

●平均来日泊数 11.64 泊 ●有馬温泉での平均滞在時間 10.9 時間

●1 人当たり飲食費用 10,482 円 ●1 人当たり買い物費用 34,727 円

70.3% 29.7%

男性 女性

37.8% 56.8% 5.4%

10-20代 30-40代 50代以上

ビジネス, 2.9%

観光, 94.3%

帰省・知人訪問, 2.9%

初めて, 78.4%

2回, 16.2%

3~5回, 2.7%

6~9回, 2.7%

個人旅行, 82.9%

観光付きのパッ

ケージ旅行,

5.7%

フリープラン型

のパッケージ旅

行, 2.9% 地域や職場・学校等

の団体旅行, 8.6%

有馬温泉,

28.4%

有馬温泉以外,

46.3%

自宅・その他,

25.4%

ひとり, 15.8%

配偶者, 34.2%家族・親族,

15.8%

友人・知人,

10.5%

恋人, 18.4%

職場・学校等の

仲間, 5.3%

【来訪きっかけ】

【有馬温泉に関する情報源】

【立ち寄り場所】

【主な観光行動への参加有無】

【各種サービス及び利便性に対する満足度】

【再来訪意向及び推薦意向】

・再来訪意向

・推薦意向

【ポイント】

・有馬温泉への来訪のきっかけは、5割以上が「自分の意志」による来訪

・主な情報源は「インターネット」、「家族・友人の話」

・外国語対応能力に対する満足度が比較的に低い

54.1%

2.7%

18.9%

5.4%10.8% 10.8%

自分の意志

日本人以外の友人・

知人の薦め

日本人の友人・知人

の薦め

旅行社の薦め

旅行ガイドブック

ネット

18.9%

5.4%0.0%2.7%0.0%

29.7%

2.7%5.4%

48.6%

13.5%

0.0%

ガイドブック

旅行専門誌

パンフレット

新聞・雑誌

テレビ・ラジオ

家族・友人の話

旅行会社

観光案内所

インターネット(

パソコン

経由)

インターネット(

スマート

フォン・

携帯電話経由)

SNS

29.7%

10.8%

5.4%

27.0%

8.1%

0.0%

13.5%

21.6%

10.8%

金の湯

銀の湯

観光総合案内所

太閤橋

瑞宝寺公園

切手博物館

有馬玩具博物館

雑貨店(

お土産屋)

寺院・

神社

26.9%

57.7%

53.8%

46.2%

73.1%

42.3%

46.2%

53.8%

街歩き

買い物

食事

温泉

行わなかった 行った

45.8%

45.5%

42.9%

75.0%

20.8%

20.8%

29.2%

72.0%

25.0%

18.2%

28.6%

12.5%

33.3%

25.0%

37.5%

16.0%

25.0%

27.3%

28.6%

12.5%

37.5%

54.2%

33.3%

8.0%

4.2%

9.1%

8.3%

4.0%

案内表記のわかりやすさ

Wifiの利用しやすさ

交通の便利さ

サービス・おもてなし

外国語対応能力

物価

情報の得やすさ

街の雰囲気

満足 やや満足 普通 やや不満 不満

39.4% 51.5% 9.1%

ぜひ来たい やや来たい 何ともいえない あまり来たくない 来たくない

67.6% 29.4% 2.9%

ぜひ薦めたい 薦めたい 何ともいえない

あまり薦めたくない 薦めたくない

注)無回答及び不明な回答を削除し、集計・分析を行っている。

魅力ある観光地域づくり推進モデル事業

兵庫県神戸市北区有馬温泉地域実施報告書

平成 29年 3月発行

編集発行 公益社団法人日本観光振興協会

〒105-0001東京都港区虎ノ門 3-1-1

虎の門三丁目ビルディング6階 TEL03-6435-8331

印刷製本 (株)フジプランズ

○C 日本観光振興協会

本書の全部または一部の無断転載、複写、および複写物の配布を禁じます。