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令和元年7月27日(土)15:00 ー 17:35場所:ホテルグリーンパーク津
〒514-0009 三重県津市羽所町700 TEL:059-213-2111
座長:野村実先生(東京女子医科大学病院麻酔科 教授)
15:00-15:15
演題:『“三重大式デスフルラン活用法”たとえばTAVI症例で』
演者:中森裕毅先生(三重大学医学部附属病院臨床麻酔部 助教)
15:15-15:45
演題:『抗凝固療法を受けている心房細動患者の周術期管理』
演者:尾前毅先生(順天堂大学医学部附属静岡病院 麻酔科 教授)
15:55-16:55
演題:『心臓麻酔とTEEー覚醒下手術やデスフルラン活用も含めてー』
演者:国沢卓之先生(旭川医科大学麻酔・蘇生学講座 教授)
17:05-17:25
演題:『心臓血管麻酔専門医の将来像』
演者:野村実先生(東京女子医科大学病院麻酔科 教授)座長:亀井政孝先生(三重大学医学部附属病院臨床麻酔部 教授)
第4回心臓麻酔達人シリーズ(聞けば役立つ心臓の話)
【会終了後に情報交換会を予定しております】
【お問い合わせ】三重大学医学部附属病院 臨床麻酔部TEL:059-231-5634Email:[email protected]
ご予約は右記URL(QRコード)よりお願い致します。https://forms.gle/KNEreomHvMqYxUrp9
ACCESSホテルグリーンパーク津〒514-0009 三重県津市羽所町700TEL:059-213-2111
【お問い合わせ】三重大学医学部附属病院 臨床麻酔部TEL:059-231-5634Email:[email protected]
※本セミナーは大学院医学セミナーに登録されています
【共催】三重大学医学部附属病院臨床麻酔部バクスター株式会社
【後援】MMC卒後臨床研修センター
内科や救急の先生方、病棟や外来で心肺停止状態に陥った患者さんをイメージしてみて下さい。心肺蘇生可能な心停止時間は、分単位でしかありませんね。ところが、心臓麻酔では数時間におよび心肺停止から蘇生させなければなりません。心臓や肺の虚血再灌流障害は全ての医療行為の中で最大級の障害です。さらに、内科療法ではコントロール出来ない程悪化した心臓が切り刻まれた状態の中で蘇生させる必要があります。心肺蘇生のレベルが病棟や外来とでは桁違いに困難であることがおわかり頂けると思います。また、外科系の先生方、ご自身の手術をECMO下で行うことをイメージしてみて下さい。出血・血栓症・全身性炎症反応のリスクが最大級になることが容易におわかり頂けると思います。心臓麻酔では、このECMOがおもちゃに見えてしまう人工心肺装置を使用しなければなりません。麻酔科医は、これら最大侵襲を与える心臓手術をうける患者さんの生き残る確率をわずかでも上げる為に、現代の科学力の全てを結集し全身管理にあたっています。本セミナーは、心臓麻酔のエキスパートを目指す若手麻酔科医だけでなく、全身管理に携わる全ての先生方にとって、楽しんで頂けるものと思います。野村実先生は日本心臓血管麻酔学会の理事長であり、「心臓麻酔の将来像」について語って頂きます。若手の先生方は、大いにエンカレッジされるものと思います。国沢卓之先生は、とりわけTEEのプロフェッショナルとして日本の麻酔科医でその名を知らない人はいません。「初心者から研修医まで」を対象とした大ベストセラーの著者であり、「達人の業を伝える達人」です。JBPOT試験問題作成委員長でもあり、心臓麻酔やTEEに初心者意識や苦手意識を持っていらっしゃる人ほど、国沢先生のご講演は大きなターニングポイントになるはずです。尾前毅先生は、心臓血管外科麻酔学会試験委員長を務めており、新しい抗凝固薬の登場により心臓手術、非心臓手術を問わず多くの議論がなされている周術期心房細動と抗凝固薬についての講演をして頂きます。このテーマは科を問わず日々の臨床で出会う頻度の高いものであり、この機会に理解を深めて頂くことは皆様にとりまして有意義と考え企画しました。皆様には、このバラエティーに富んだ企画を楽しんで頂き、明日への活力として頂ければ幸いです。