変化するビジネスの新潮流を捉え、進化するクラウド ·...

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高橋明男

2011/7/27

株式会社日立製作所情報・通信システム社プラットフォームソリューション事業部ハーモニアスクラウド推進本部本部長

～Harmonious Cloud導入事例とBCM関連サービス～

変化するビジネスの新潮流を捉え、進化するクラウド


Contents

１．クラウドがビジネスに与えるインパクト

３．事例にみるクラウド適用効果

４．新たな視点で -BCM関連ソリューション-

５．まとめ

２．Harmonious Cloudが果たす役割


1クラウドがビジネスに与えるインパクト


複雑化する経営環境

企業を取り巻く環境

3

●日本の低成長市場 ●同業他社との競争激化●グローバル化の波 ●災害リスク etc

１-１．

要因

売上・シェアが伸びないニーズの多様化今の事業体制で万全か？国内と海外との役割分担は？

経営者

海外へ生産拠点を移転したい！成長市場で製品を販売したい！同業他社とのM&Aを推進したい！

情報システム部門

海外も含めて情報システムはどうあるべき？

データの取得・管理方法は？

悩み打開策

コスト低減をどう実施するか？クラウドを利用してみてはどうか？


事業継続発展のため売上最大化とコストセービングをバランス

企業のなすべきこと

4

利益

事業環境リスクを勘案して最適化

日本の低成長市場グローバル化の波セキュリティリスク災害リスク

固定化された組織、ミッション進まない知の共有

企業活動の価値売上、シェア

最大化

最適化

価値創造コスト

最小化

外部要因内部要因

１-２．

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クラウドとは

2006年8月9日 Google社エリック・シュミットCEO 「検索エンジン戦略会議」で提唱

･･･

コンピューティング環境

クラウド利用環境クラウド提供環境

インターネット／社内ネットワーク

大幅に拡張可能なＩＴ関連機能が、インターネットにより「サービス」として、複数の外部顧客に提供されるコンピューティング・スタイル※

クラウド提供者は、クラウド利用者に対して、「雲」の中のＩＴリソースを必要な時に必要な分だけ提供

クラウドコンピューティングの価値

「所有」から「利用」へ構築スピードコスト削減※出典：Gartner 「ITインフラ＆データセンターサミット2008」＇2008年6月（

１-３．

クラウドコンピューティングの定義


SaaS

PaaS

IaaS

6

プライベートクラウド

パブリッククラウド

特定企業が所有する環境を、その企業またはグループ会社が利用する形態

クラウド事業者が提供する環境を複数の企業/個人が利用する形態

ITリソース（サーバ、ストレージ、ミドルウェア、ネットワーク）をサービスとして提供

アプリケーションプログラムをサービスとして提供

コンピュータシステムを稼働させるための基盤をサービスとして提供

【サービスレベルによる分類】【利用形態による分類】

クラウドのサービスモデルと利用形態

SaaS：Software as a ServicePaaS：Platform as a ServiceIaaS：Infrastructure as a Service

１-４．

クラウドサービスは、サービスの提供レベルや利用形態によって分類される


【例】・勘定系

・外部接続- 金融ネットワーク- 外部情報

【例】

・メール・会議室・掲示板

・スケジュール管理

・経費・購買管理

【例】・顧客管理、人事管理

・チャネル

・マーケティング

・融資審査

【例】

・勤怠管理

・情報分析（ＢＩ）

・プロセスモニタリング

7

クラウド導入の考え方

業務・機能のセグメンテーション金融機関での例

既存システム利用パブリッククラウド


非定型領域

定型領域

勘定系

情報系

管理分析系

文書管理

グループウェア

対外系

人事管理勤怠管理

総務系

ワークフロー

コア機能

ノンコア機能

ノンコアな定型業務はパブリッククラウドを利用

非定型で社外にデータを置けない業務はプライベートクラウドを利用

特性に応じて適材適所でのクラウドモデル適用

１-５．


2010年のクラウド活用状況(SaaS)

メール等コミュニケーシン業務エリアまたはコラボレーション系エリア

未活用の新規特定アプリケーション/ソリューションエリア

ERP等基幹業務系(コア業務)エリア

その他

56%

44%

17%

4%

情報系から基幹系へ深耕

顧客管理CRM

ネットビジネス系アプリ

その他*1

41%

35%

29%

営業系SFA

35%

【新規特定アプリへの活用内容】

N=48件

N=17件

出典：JEITA「ITユーザトレンド2010ならびにクラウドコンピューティングの需要動向調査」8

*1：その他としては給与計算システム、税処理、人事雇用系管理システム、勤怠システム等がある。

１-６．

ERP: Enterprise Resource Planning SFA： Sales Force Automation CRM: Customer Relationship Management


人の発信／モノの発信

通信システムログ

金融取引ログ

流通業取引ログ

電力メーターデータ

プローブカーＩＣカード利用

つぶやきコンテンツダウンロード

ＳＮＳブログ

ネット購入

自動改札

「情報発信」と「情報活用」

9

１-７．

© Hitachi, Ltd. 2010. All rights reserved.© Hitachi, Ltd. 2011. All rights reserved.SNS：Social Network Service

ＢｉｇＤａｔａ

情報発活


クラウドのビジネスインパクト１-８．

10

クラウドという黒船を目前に、何を迫られているのか？

「如何に、クラウドを味方にした成長戦略が描けるか」

購買行動の"変"化

コスト構造の"変"革

ビジネスモデルの"変"貌

３つの"変"


２Harmonious Cloudが果たす役割


お客さまと新たなビジネス展開を協創する価値あるクラウド

ビジネスの要望に、スピーディーに対応する柔軟なクラウド

インフラの豊富な経験をベースにした、より安全・安心なクラウド

社会のイノベーションを加速するハーモニアスクラウド

協創安全・安心

スピード・柔軟

Harmonious Cloudハーモニアスクラウド

12

Harmonious Cloudコンセプト２-１．


Harmonios Cloudとは

お客さまに適したクラウドをご提供

環境配慮型データセンタ

13

２-２．

Harmonious Cloudハーモニアスクラウド

メインフレームから培った高信頼製品、環境配慮型データセンタ、システム運用実績をベースに提供するクラウド


日立のクラウドは

•プラットフォームリソース提供サービス

• TWX-21/SaaS•情報共有基盤サービス

•プライベートクラウドコンサルティングサービス

•プライベートクラウド設計・構築サービス

•プライベートクラウド運用・保守支援サービス

• Harmonious Cloud PackagedPlatform

など

日立製作所

•リソースオンデマンドサービス「BusinessStage ROD」

•業種特化SaaS•業種共通SaaS•中小企業向けクラウドサービス「Dougubako」

•仮想化ソリューション「Vsolution」

•プライベートクラウド構築・運用サービス

など

日立情報システムズ

• SecureOnline 統制IT基盤提供サービス

• SecureOnline デスクトップサービス

•ハイブリットインテグレーションソリューション

•クライアント管理サービス• Ruby on Rails 学習環境提供サービス

•ゲーム会社向けクラウドサービス Game Cloud Service

•オンデマンドCRMソリューションSalesforce

など

日立ソリューションズ

•安心バックアップサービス• SaaS型運用管理システム「Service Desk Platform」

•ラーニングサービス「HIPLUS21」•セキュリティ診断サービス•アンチウィルスマネジメントサービス

•ネットワークマネジメントサービス

• ITマネジメントシステム ITMSv3•マルチベンダ通報サービス

など

日立電子サービス

日立のクラウドソリューション２-３．


安心・安全を支える日立の高信頼プラットフォーム製品

申請

仮想サーバ利用部門

クラウド管理者

業務ブレード(物理サーバ)

・・・

仮想サーバ業務A

仮想サーバのリソース拡張申請ワークフロー

承認

JP1/IM-Service Support

管理ブレード(物理サーバ)

サーバ仮想化Vmware ® ESX ®

JP1/Performance management

運用管理

仮想サーバ利用

ITリソース管理JP1/IT Resource Management

BS320

仮想サーバ業務B

仮想サーバ業務C

・・・

仮想ディスク合計 1.6TBDPプール

物理容量 1.3TB使用率 26% ストレージ仮想化

Hitachi Dynamic Provisioning

日立ディスクアレイシステムAMS2010

２-４．

クラウドを支えるストレージ、サーバの仮想化技術

クラウドの運用を支える運用管理ソフトウェア

データセンタ

15


•ボリューム容量の削減

容量の仮想により、物理容量以上の容量をホストサーバに割り当てることが可能。従来のように各々のボリューム毎に余裕を持たせることが不要となり、全体のボリューム容量を削減可能。

•性能の平準化

ストレージプールの負荷が平準化されるため、特定の業務サーバのトラフィックが増大したことによる影響を受けず、クラウド的な運用に適する。

ファイルサーバ、開発環境他業務サーバ群

書き込まれたデータを分散配置

仮想ボリューム物理容量にとらわれない任意容量のボリューム割り当て

使用容量

プールデータ書き込みに応じて、実ストレージ容量を割り当て

ストレージ仮想化のメリット

Hitachi Adaptable Modular Storage

エントリストレージBR1600シリーズ

Hitachi Virtual Storage Platform

２-５．クラウドを支える高信頼ストレージ

ディスク領域の効率的な使用によりコストを削減

16


*1：PCI拡張サーバブレードVirtageモデルで提供

*2：負荷50％時の変換効率89％以上を実現

・高さ6U(約27cm)に最大10ブレード搭載可能

・最大重量約98kg/シャーシの軽量設計

・用途に応じた多彩なサーバブレードをラインアップ

・独自開発の日立サーバ仮想化機構 Virtage(*1)

Hyper-V™ / VMware®にも対応

・高効率電源 (CSCI Silver基準適合，80 PLUS® SILVER認証取得(*2))

・パワーキャッピングによる消費電力抑制

・ハードウェア長期保守対応 (ロングライフサポートサービス：7年)

PCI拡張サーバブレード標準サーバブレード

SAN専用サーバブレードHDD拡張サーバブレードロードバランサブレード

幅広い用途に対応する高集積・省電力ブレードサーバ

２-６．クラウドを支える高信頼サーバ

より軽く、より小さく高密度実装を追求

17


ストレージ

日立のクラウド一般的なクラウド

メモリー

CPU

I/O

メモリー

I/O

CPU

ストレージ

リソースの取り合い＇共有（

Ａｼｽﾃﾑ

Ｃｼｽﾃﾑ

Ｂｼｽﾃﾑ

処理時間を確実に見積ることが可能

リソースを占有＇Ｖｉｒｔａｇｅ占有割当機能（

Ａｼｽﾃﾑ

Ｂｼｽﾃﾑ

Ｃｼｽﾃﾑ

日立独自のサーバ仮想化機構Ｖｉｒｔａｇｅ

日立サーバ仮想化機構 Virtage

日立は、サーバ仮想化機構を開発している国内唯一のメーカー

２-７．


JP1

なら

インフラ運用・管理全般をワンストップで実現し、作業負荷を軽減統一的な操作により運用の煩雑さを軽減し、柔軟な運用を実現

JP1/ITRM: JP1/IT Resource Management

クラウドの運用を支える運用管理ソフトウェア２-８．

ITリソース全体の構成情報を可視化し、

ITリソースの利用状況を把握

ITリソースの稼働状況をビジュアルにレポートし、さらなる最適化に向けたプランニングに活用

ITリソースの割り当て

ITリソースをワンストップで最適化

利用者の要求に応じて、空いているITリソースの検索、割り当て予約・配備を実行

ITリソースの現状把握

ITリソースや構成情報を自動検出

予約に応じたITリソースの自動配備

ヘテロ環境を統一的な操作で管理可能

運用サイクルの全てをエージェントレスで実現

ITリソースの使用量の確認と

最適化


環境配慮型のデータセンタを横浜に開設＇2009年7月（

日立グループとして国内17センタ＇総面積:約60,000m2（

大阪・千里大阪・南港岡山湘南東京横浜

横浜

顧客ニーズの高い地域を主要拠点としたサービス提供

クラウドを支えるデータセンタ①２-９．

ロケーションや委託業務範囲、セキュリティ要件等、お客様の様々な

ニーズにお応えできる充実したデータセンタラインアップ

20


各種サービス提供／検証支援

「ＨａｒｍｏｎｉｏｕｓＣｌｏｕｄセンタ」を開設

堅牢

環境配慮

お客さまとの協創

堅牢な地盤･予備電源等により

品質基準Ｔｉｅｒ４*1(最高レベル)の堅牢性を実現

クラウド環境でのお客さまアプリの

稼働検証を専門技術者が支援

・電力効率指標 PUE*2 1.6以下を実現・ルータ省エネ化を国家プロジェクトで推進

(電力３０％以上削減)

２００９年７月サービス開始

＊1 Tier：欧米金融機関を中心に導入された考え方で、設備環境の可用性などを定量的に表す基準。１～４段階で評価を行い、数値が大きい程、可用性が高いデータセンタを示す。

＊2 PUE(Power Usage Effectiveness):データセンターやサーバー室のエネルギー効率を示す指標の1つ。データセンター全体の消費電力を，サーバーなどのIT機器の消費電力で割った値

２-１０．クラウドを支えるデータセンタ②

堅牢・環境配慮型データセンタからクラウドサービスを提供


空調設備

自家発電設備

特高受変電設備

監視カメラ

高圧盤

UPS(無停電電源装置)

窒素ガス消火設備

統合監制センタ免震装置赤外線センサ

屋上緑化

太陽光発電外灯

高効率設備の導入により、エネルギー効率を最大化耐震性・電源供給・冷却などでTier４レベルの堅牢性・信頼性を実現

指静脈認証装置

サークルゲート（共連れ防止装置）

２-１１．クラウドを支えるデータセンタ③


見える化全体最適

欲しいときに必要なだけ使えるＩＴ

クラウドコンピューティング柔軟性導入スピードコスト

・・・

23

安全・安心なクラウド

Harmonious Cloudが果たす役割２-１２．


３事例にみるクラウド適用効果


Harmonious Cloudの主な導入実績３-１．

お客さま適用システム・サービス適用効果

鹿島建設さま流体解析システム

PaaSを利用してITリソースの効率的な活用とコスト

削減を実現し、企業競争力を更に強化。

リコーテクノ

システムズさまクライアントマネージドサービス

PaaSを利用してサービスの立ち上げ期間を大幅に

短縮し、ＩＴ投資リスクの軽減を実現。

東京ガスさま情報共有基盤サービス

グループ会社間のコミュニケーション強化を図るため、

グループウェアSaaSを採用。

日本たばこ産業さまインフラ基盤共通サービス

ITガバナンス強化を目的にプライベートクラウド環境を

構築し、開発環境の調達期間を短縮。

船橋市さま環境情報管理システム

改正省エネ法に対応するために環境情報管理SaaSを

採用し、拠点のデータ収集の効率向上。

沖縄EVレンタカー

サービス沖縄ＥＶ充電管理システム

利用者の認証・課金から充電器の監視等を行うEV充電

管理システムを利用者増減に対応できるPaaSに構築。

お客さまのサービスを安全・安心で支える

25

他社競争力強化

スピード経営

コミュニケーション向上

ITガバナンス強化

環境負荷低減

スピード経営


流体解析システムを、スーパーコンピュータから、パブリッククラウドへ移行ＩＴコスト約40％削減、処理性能約6倍＊向上を実現より高度な解析が短時間に可能となり、企業競争力を更に強化

鹿島建設さまクラウド活用事例

ＨａｒｍｏｎｉｏｕｓＣｌｏｕｄセンタ

お客さま

VPN

VPN 高層建物の乱流解析などの流体解析システム

課題

効果

ＩＴコスト削減が求められる中、お客さまへ高付加価値な

提案を行うためには、高い処理性能を持つ最新の

ＩＴプラットフォームで大規模な流体解析を行う必要があった

・日立のノウハウやCPU占有割当サービスなどにより、

クラウド環境でも安定した高い処理性能を実現

・より高度な解析が短時間に可能となり、利用率も向上

多様な顧客ニーズへの対応も容易になり、

設計提案力と競争力を更に強化

26VPN:Virtual Private Network

＊：導入効果は本ユーザーのサービス導入時の仕様によるものです。

３-２．


お客さま

利用企業Ａ

利用企業Ｂ

リコーテクノシステムズさまクラウド活用事例①

高い信頼性とセキュリティの確保が必須３

サービスの需要が予測できず、自社設備を持つのはリスクが高い２

短期間でのサービス立ち上げが必要１ＰＣライフサイクルの調達・申請に関わる業務をサービス化

ＰＣのライフサイクルを

トータルにサポート

ＰＣ調達ＰＣインストール

/設置運用/支援管理/検証/分析

障害対応

イベント対応回収

クライアントマネージドサービス

新サービス概要お客さま課題

27

共通ＳａａＳ化によるグループトータルコスト削減

１

２

３-３．


ＰＣ調達ＰＣインストール

/設置運用/支援管理/検証/分析

障害対応

イベント対応回収

ＳａａＳで提供

利用企業Ａ

新サービスの迅速な立ち上げとＩＴ投資リスクの軽減を両立

お客さま

●調達申請●承認●ＰＣ管理

自社構築

約４か月＇想定（

約２か月

約２か月短縮

最終仕様確定

サービス準備開始～

クラウド適用

サービス運用

Harmonious Cloudセンタ*

利用企業Ｂ

クライアントマネージドサービス

*日立の環境配慮型データセンタ内に設置したクラウドサービス提供の拠点

28

リコーテクノシステムズさまクラウド活用事例②３-４．


■ ご利用ユーザー数：12,000人

■ ご利用機能：「基本機能」「メールセキュリティ」「メールアーカイブ」「携帯電話連携」■ グループ全体で情報共有基盤を統一し、グループ会社間のコミュニケーション強化を計画

■ お客さまネットワークと日立データセンタ間を複数経路で接続することにより、BCPに対応

東京ガス東京ガス

本社各事業拠点

東京ガス専用ネットワーク

ポータルメールスケジュール

電子掲示板電子会議室ファイル共有

日立データセンタHarmonious Cloudセンタ

日立

インターネット（SSL暗号化）

モバイルPC

携帯電話

データセンター

：「情報共有基盤サービス」利用の流れ

29

東京ガスさまクラウド活用事例

BCP：Business Continuity Plan

３-５．


日立がＪＴの各部門で個別に構築・運用・管理していた業務システムのハードウェア、ミドルウェアといったＩＴインフラを、仮想化技術により統合・集約しプライベートクラウドを構築し、サービスとしてJTに提供。

日本たばこ産業さまクラウド活用事例

課題

効果

・・・

インフラ共通基盤サービス

必要な時に必要なインフラを利用ビジネス重要度に応じたメニューで従量課金

ミドルウェアＯＳ、仮想化ＯＳハードウェア共通機能

・・・・・・

業務Ⅰ 業務Ⅱ 開発

・・・

リソースプール

CPU

メモリーディスク

通常ｸﾗｽ24h稼動ｸﾗｽ

ＪＴグループで統一された運用管理（監視・障害対応・運用オペレーション等）

ＪＴグループで利用

1ヶ月で環境用意

・各部門が個別に構築・運用していたおよそ100種類ある業務システムのＩＴインフラを最適化・標準化・効率化したい。

・日立が「インフラ共通基盤サービス」を構築し、

運用・保守の一元管理を実現。

・ＪＴは業務システムを順次切り替えることにより、

ＩＴリソースの最適化、システム運用管理負荷の

低減を見込み、更なるＩＴガバナンス強化を志向する。

３-６．

30


船橋市さまクラウド活用例

船橋市地球温暖化対策実行計画第３次ふなばしエコオフィスプラン

自ら率先した環境配慮を推進

地球温暖化対策の推進に関する法律＇温対法（国等による環境物品当の調達の推進等に関する法律＇グリーン購入法（エネルギーの使用の合理化に関する法律＇省エネ法（

・温室効果ガスその他の環境負荷の低減・エネルギー使用の合理化の推進・資源循環型活動の推進・グリーン調達の推進・環境保全意識の向上など

環境DBサーバ

EcoAssist-Enterprise-Light日立データセンタ

XML

インターネット

温室効果ガス調査グリーン購入調査公共工事調査実行プログラム調査

市が保有する約４３０拠点＇船橋市の各課、学校、公民館、処理場などの各施設（

市長部局集計

教育委員会集計

日立の支援範囲・ITシステムのご提供＇SaaS型（・定期報告書の作成支援・管理標準の作成・運用支援

2010年度導入～月次の運用

船橋市

情報システムを活用しデータ収集の効率向上と省エネ意識改革を実現

３-７．

31

背景

XML： Extensible Markup Language


沖縄EVレンタカーサービスクラウド活用例

沖縄県内に環境に配慮したEV(電気自動車)を普及させることを目的に、観光客などのレンタカー利用客をターゲットにした商用事業において、利用者の認証・課金から充電器の監視・ログ収集までを実施

３-８．

32


４新たな視点で -BCM関連ソリューション-


パブリッククラウドサービス

プラットフォームリソース提供サービス

Harmonious Cloud

プライベート

クラウド

ソリューション

BCM対応ソリューションの強化

クラウド導入コンサルテーションアセスメントコンサルテーション

オプションサービス④ネットワークサービス

グローバルIPアドレス、個別ファイアウォール、DNS登録、VPN、ロードバランシングなど

⑤共通サービス導入支援、ドメイン登録代行、オペレーション代行、監視、センタ内バックアップなど

Grade1/2/3/4 CustomisePro専用ｵﾌﾟｼｮﾝ

サーバサービス専用オプションOS・ミドルウェアなど

開発環境提供

クライアントサービス専用ｵﾌﾟｼｮﾝ

①サーバサービス ②クライアントサービス

③ストレージサービス*HCPP

Standard CustomisePro

設計・構築

運用支援ストレージサービス専用ｵﾌﾟｼｮﾝ

コンテンツ

マネージド

サービス

データ

マネージド

サービス

クラウドソリューション

４-１．

34

*HCPP:

ＨａｒｍｏｎｉｏｕｓＣｌｏｕｄ

ＰａｃｋａｇｅｄＰｌａｔｆｏｒｍ


BCM対応ソリューション４-２．

ソリューションお客さまの課題

システム復旧・継続ソリューション

●システムを早期に構築し、ビジネスを再開、継続したい。●震災に伴う市場の変化に対して柔軟、速やかに対応したい。●節電に対応しながら常時稼働が必要なシステムを維持したい。●システムの災害対策、データ保全用としてクラウド環境を活用したい。

セキュアクライアントソリューション

●輪番停電や震災発生時など出社できない場合、自宅や影響がない場所からセキュリティを保って業務システムにアクセスしたい。

データ保全ストレージソリューション

●少ない投資でバックアップの遠隔地保管を実現したい。●遠隔地バックアップを検討しているがリモートサイトの新設の投資に踏み切れない。

●リモートサイトの電力、耐震性等の問題を解決したい。●ＢＣＭ強化により被災後、速やかに業務を再開したい。

・・・

・・・


全国の拠点からアクセス可能な環境を速やかに提供可能高信頼のデータセンタ環境で継続稼働が可能

システム復旧・継続クラウドソリューション

36

Harmonious Cloudセンタ

開発者

拠点A

拠点Z

・・・

お客さま

インターネット接続

仮想サーバ

お客さまアプリケーション

+

お客さま用仮想環境

お客さまのアプリケーションが動作する環境を月額制でご提供

OS NWリソース

現行サーバ

【適用サービス】プラットフォームリソース提供サービス

・継続稼働：Harmonious Cloudセンタ環境でシステム継続稼働・早期導入/復旧：対象サーバの移行を最短1週間で完了・一時利用：柔軟なリソースの増減によりコスト最適化

メリット

「クラウド環境移行支援サービス」クラウド環境への速やかな移行作業をサポート

節電効果メリット

※ P2V：Physical to Virtual

４-３．


自席サテライトオフィス自宅

ロケーションに依存せず同一のデスクトップへ接続

afterbefore

37

災害発生

輪番停電

従来のPCと比較し、消費電力を低減

Harmonious Cloudセンタ

データ

シンクライアント

（パブリッククラウド型）

お客さまデータセンタ

データ

シンクライアント

（オンプレミスSI型）

・セキュリティ：端末にデータがなく、情報漏えいの防止を実現・利便性向上：端末に環境が依存しないので、自由度が向上・運用負荷軽減：センタ集中管理のため、TCOを削減

メリット

セキュアクライアントソリューション４-４．

輪番停電や震災時の業務継続、節電が可能

ＴＣＯ：Total Cost of Ownership


・コスト抑制：遠隔バックアップ運用にかかる費用を抑制・迅速性：データリストアを待たずに業務再開可能

拠点A

ファイルサーバのデータをHarmonious Cloudセンタへ自動バックアップ

各拠点のキャッシュストレージの機能で、拠点のファイルをHarmonious Cloudセンタに自動バックアップ。災害復旧時、キャッシュストレージへオンデマンドリストアをバックグラウンド実行し、迅速な業務再開に貢献。

拠点B

拠点C

38

メリット

データ保全ストレージソリューション４-５．

Harmonious Cloudセンタ自動バックアップ

オンデマンドリストア

httpsプロトコル

自動バックアップ


自動バックアップ



クラウドを体感： Harmonious Cloud Square

高信頼・高セキュリティ・環境配慮型。見学も可能。

「Harmonious Cloud Square(ハーモニアスクラウドスクエア)」を、品川のハーモニアス・コンピテンス・センタ内に開設

CyberGovernment Square （新橋）

Hitachi Solution Community 関西（大阪）2011年8月末開設予定

データセンタ

Harmonious Cloud Squareの構想

ハーモニアス・コンピテンス・センタ（品川）

・デモ、導入相談、検証をワンストップで提供・パブリックおよびプライベートクラウドをデモで体感

各施設間はネットワーク接続し、順次、デモ環境を拡充予定。

お客さまに最適なクラウド導入をご支援する場

「Harmonious Cloud」の豊富なサービスメニューのデモ

導入コンサル「クラウド構想相談」を提供

ハイブリッドクラウド環境を含め、様々な検証を支援

ポイント1

ポイント2

ポイント3

39

４-６．


トピックス１：クラウドアワード２０１１受賞

電子自治体ソリューション

e-ADWORLD2/SaaS

アプリケーション分野社会・業界特化系グランプリ

環境情報収集システム

「EcoAｓｓist-Enterprise-Light」

ベスト環境貢献賞株式会社日立情報システムズ

Harmonious Cloud

プラットフォームリソース

提供サービス

委員会特別賞

Harmonious Cloudが、３部門でアワードを受賞(2011年6月15日）

株式会社日立製作所

株式会社日立製作所

2009年：ASP・SaaS支援・ミドルウェア／ハードウェア分野グランプリ2010年：Application分野・支援業務系グランプリ株式会社日立ソリューションズ（旧日立ソフトウェアエンジニアリング株式会社）

過去の受賞

40

４-７．


トピックス２：Harmonious Cloudマーケットプレース

41

４-８．

業種・業界に最適なマーケットプレースを提供

●中小企業向けマーケットプレース

●ＳａａＳをＷＥＢでセルフ販売・簡単決済

●無料トライアルや操作デモなど、豊富なコンテンツを用意

(2011年6月7日社外発表)

●製造・流通向けマーケットプレース

●ＳａａＳ型事業者向けに低コスト・迅速なサービス立ち上げを支援

●国内最大規模のＳａａＳ基盤を活用した安全・安心なサービスを提供

「ＭＩＮＯＮＡＲＵＫＩ」マーケットプレース

「ＴＷＸ－２１」マーケットプレース

(2011年5月13日社外発表)


Harmonious Cloudカタログ、事例冊子のご案内

42

４-９．

uVALUE Report No.25－日本たばこ産業株式会社さま－株式会社三井住友銀行さま－鹿島建設株式会社さま

事例パンフレット鹿島建設株式会社さま日本たばこ産業株式会社さま

Harmonious Cloudカタログ

カタログコーナーにお立ち寄り下さい


５まとめ


概要図

44

日立が考える、今後の企業ＩＴの方向性

単体クラウド利用（現在）



クラウド間連携による、企業情報システムのさらなる柔軟性向上

単体でのクラウド利用

プライベート、パブリッククラウド連携本格化（～２０１２年）


ハイブリッド


システム特性に応じたクラウド組み合わせ利用

クラウド間の相互接続（将来）









相互接続

サービスとして提供された業務機能の有機的な組み合わせ

概要

５-１．


Harmonious Cloud Framework (HCF)５-２．

クラウド導入・構築ソリューション

クラウド連携ソリューション

クラウド運用・管理フレーム

サーバ

アプリケーション連携フレーム

リソース連携フレーム

ＳａａＳ群

サーバストレージ

他社ＳａａＳ

ストレージ

アプリケーション

アプリケーション連携

リソース連携

Harmonious Cloud Framework (HCF)

セキュリティフレーム

プライベートクラウドﾞ（お客さま企業内)

Harmonious Cloud 業界クラウド

他社クラウド基盤

・アプリケーション層とリソース層で、プライベート⇔パブリック、複数クラウドをシームレスに連携させ、お客さま利用価値の最大化・標準化技術（SOA，SAML，Hadoop）を採用し、業界クラウドと密連携

Hadoop：オープンソースの分散並列処理フレームワーク

SAML：XMLを使用してIDやパスワードなどの認証情報を交換するための仕様

SOA：サービス指向アーキテクチャ

45

ハイブリッドクラウドを実現するＨＣＦ基盤


５-３．まとめ

最後に、尐し「つぶやき」ます

●クラウドの経営的な効果と万能性

●されど、クラウドはツール

●ハイブリッドクラウドは日本経営向き

46

クラウド進化を考え、安全・安心を提供する


他社所有商標に対する表示

・Microsoft，Windows Server，Windows，Hyper-Vは、米国 Microsoft Corporationの米国及び

その他の国における登録商標または商標です。

・VMwareは、VMware, Inc.の米国および各国での登録商標または商標です。

・その他の製品名称などの固有名詞は、各社の登録商標、商標、あるいは商品名称です。

47

変化するビジネスの新潮流を捉え、 進化するクラウド ·...

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