「ヤード管理システム」のご紹介...© hitachi solutions create, ltd. 2019. all rights...
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© Hitachi Solutions Create, Ltd. 2019. All rights reserved.
株式会社 日立ソリューションズ・クリエイト
「ヤード管理システム」のご紹介モバイル活用で作業者の記憶や経験に依存しない運用を実現!!
労働力不足解消への第一歩を踏み出しましょう!!
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1. 対象とする倉庫管理業務における課題
2. 本パッケージの概要
3. 特徴的な機能
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Contents
4. 導入効果
補足. 機能一覧
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1. 対象とする倉庫管理業務における課題
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1.1. 本パッケージが対象とする倉庫
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パターン1 -均一な倉庫-
現品が汚れない
敷地が狭い
パターン2 -省人化・無人化できない倉庫-
現品が汚れる
敷地が広大現品が小さい 現品が大きい
回転率が高い 回転率が低い少品種を扱う 多品種を扱う
本パッケージの活用で「作業QCDのバラツキを排除」
自動倉庫・ロボット活用で「省人化・無人化」
保管敷地が集約 保管場所が分散
対象
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1.2. 対象倉庫における管理業務の現状
都度、空いている場所に現品保管現品移動が煩雑で、決まった場所に保管する運用は困難。
入庫された現品特定が困難入庫情報(現品/入庫置場情報など)が共有されず、入庫した作業者の記憶や、経験を有した人員の独自ノウハウに基づく現品識別に依存。
回転率が低い
敷地が広大現品が大きい
作業者によってリードタイムが大幅悪化最悪の場合は現品が発見できず、無駄な買い増しが発生。
リードタイムが不均一
現象①
現象②
問題①
現品が汚れる
多品種を扱う
ライン誤投入によるロスコスト発生新たなロスコストを恐れ、過剰チェックが横行。リードタイム・原価が一段と悪化。問題②ピッキングミスが
多発
作業者の記憶・経験頼りの運用作業者のダブつき。人件費高止まり。
属人的運用で解決
問題③
保管場所が分散
【課題】将来、労働力不足により、こうした運用が難しくなる。
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1.3. 課題の具体例
「番地」で区切られた敷地で行われる出庫業務
【正解】B4番地の左奥に存在
【管理者からの指示】得意先A向けに特注で仕入れた”△素材”を出庫してください。
【作業者の悩み】①△はどの区画にあるのだろうか。
②区画はわかっても、△は似た形状が多くて、ベテランのBさんに聞かないと、
得意先A向けの見分け方が分からない。でも、Bさんは今日、休みだ…。
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2. 本パッケージの概要
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2.1. システム構成の特長
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構内LAN環境・同期用PCが不要
汎用的なスマホ/タブレットを活用
LTE回線を利用して、WEB/APサーバに直接アクセス。そのため、「構内LAN敷設」や「同期用PCの現場設置」といった事前のシステム環境整備が不要。※社内LANも利用可能。
当社独自のモバイルWebアプリケーション実行基盤「快作モバイル+」の活用により、自由にスマホ/タブレットを選択可能。専用端末にありがちなディスコンの不安なし。
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2.2. 業務機能の全体像
倉庫管理業務にモバイル端末・バーコード・RFIDなどを活用することで、既存の「ERP」単独では実現できなかった、
出庫対象物の「現品置場特定」と「現品識別」をサポート
区画情報
入庫済現品情報→
仕様情報
←入庫予定情報 ↓棚卸現品情報棚卸確認情報↑ 出庫指示情報→←出庫完了情報
入庫 棚卸 出庫データベース
RFIDなど
RFIDなど
RFIDなど
RFIDなどRFIDなど
RFIDなど
現品識別RFIDなど
RFIDなど
入庫 出庫
購買 出庫指示ERPERP
現品識別現品置場新システム
照会※ バーコード読み取りによる仕様情報入力は、今後のエンハンスにより実装予定です。
※
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2.3. [具体的な業務機能1]入庫
<仕様情報>
RFID入庫
納品書などにある現品の仕様情報、置場を表す区画情報、現品の識別情報と紐づけられたバーコード・2次元バーコード・RFIDなどのタグをモバイル端末で読み取り※1、各情報を関連づける。
現品ごとの置場情報をシステムへ正しく記録可能※3
◆面倒な台帳記入は一切不要!
ここはB4番地RFID
現品にあるタグをモバイル端末で読み取るだけで仕様情報を把握可能
◆タグが汚れていても大丈夫!(RFIDの場合)
※1 タグの読み取りは、スマホ/タブレットなどと接続した各コード読取用のリーダーなどを用いて行います。※2 バーコード読み取りによる仕様情報入力は、今後のエンハンスにより実装予定です。※3 現場で読み取られた各タグの情報がLTE/構内LAN回線などを通じてデータベースに送信され、仕様情報、区画情報などと照合されます。
また、これらのタグをキーに、仕様情報、区画情報などが関連づけられ、その結果がデーターベースに記録されます。
※2
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2.4. [具体的な業務機能2]照会・出庫
事務所・詰所内の端末にて、出庫対象の現品置場を事前確認してから、現地へ直行。現地にて、現品に貼られたタグをモバイル端末で読み取り、正しい出庫対象であると識別したうえで、出庫する。
RFID出庫
正しい現品を識別可能◆誤出庫回避!◆台帳記入不要!
照会事務所にいながら現品置場を正確に
把握可能◆迷わず現場へ直行!
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3. 特徴的な機能
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3.1. 受払対象在庫品の置場参照機能
上位システムから取り込まれた指示データは、各作業者が「入庫予定一覧/移動予定一覧」の各画面で参照可能です。各画面にて、指示対象を選択すると、候補となる在庫品の一覧が、置場情報、内容量などとともに表示されます。
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3.2. バーコード・2次元バーコード・RFIDによる簡単操作の入庫機能
入庫時、各作業者は「納品書(現品仕様を示す伝票)」「区画情報タグ(区画看板に貼り付けてあるタグ)」「現品識別タグ(現品に貼り付けるタグ)」を順番に読み込むことで、細かな文字操作や画面選択をせずに、入庫処理を完了できます。
入庫指示書・納品書など
区画を示すタグ
現品に貼り付けるタグ
上位システム
連携
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3.3. 混載機能
パレットやカゴでマテハンする場合、品名やロットの異なる現品をまとめて扱うケースがあります。本システムでは、このようなケースにおける現品の移動にも対応できます。
パレット上の複数現品のうち、ピッキングしたいものだけを選択。
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3.4. まとめ出庫機能
工場投入前や出庫前の一次置場などに現品を一旦まとめる運用がある場合、それら一次置場から特定タイミングで「まとめ出庫」するケースがあります。このような業務プロセスに対応する出庫機能を提供します。
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4. 導入効果
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4.1. 定量的効果※サンプル
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作業者数 5 名/日 ※平均工員一人あたりの時間単価 3,500 円/時間 ※平均1日の一人あたりの稼働時間 8 時間/人日 ※残業はないものとする1日の残業時間合計 8 時間/日 ※主には職長による日報作成時間と作業ミスリカバリ年間稼働日 230 日/年 ※平均人件費 38,640,000 円/年
1日あたりの受払回数 80 回/日 ※平均1年あたりの受払回数 18,400 回/年 ※平均受払1回あたりの所要時間 0.75 時間/回 ※移動時間や段取り時間を含む受払作業コスト 48,300,000 円/年1日あたりの台帳作成時間 3.00 時間/日台帳作成コスト 2,415,000 円/年
投入ミスの発生確立 0.010 % ※1万回に1回の投入ミスミス1回に対するリカバリ工数 8 時間/回 ※平均投入ミスのリカバリコスト 5,152,000 円/年
システム導入による改善指標├ システム導入後の受払時間 0.56 分/回 ※3/4に短縮├ 1日あたりの台帳作成時間 0.60 時間/日 ※1/5に短縮└ 投入ミスの発生確立 0.000 % ※100%解決
受払時間 = 25%削減台帳作成時間 = 80%削減ライン投入ミス = 100%削減
2,000万円の初期導入費で、年間1,900万円※のコスト削減効果 ※試算
システム導入による削減効果├ 受払作業コスト -12,075,000 円/年├ 日報作成コスト -1,932,000 円/年└ ロスコスト -5,152,000 円/年
合計 -19,159,000 円/年
導入効果
- 年間売上1,000億円の工場 -
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4.2. 定性的効果
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①出庫・棚卸業務の短縮②誤出庫の防止③受払台帳作成の自動化④要員流動性の向上
現場がめざすQCD改善に寄与
原価低減原価低減
品質向上納期短縮 ①属人性の排除
②作業QCD改善による人件費の削減
経営層が抱える事業課題の解決に寄与
人件費圧縮
事業継続
経営への効果
③置場の自由度向上による敷地の有効活用
固定資産圧縮
昨今の労働力不足は経営上の大きなリスクです。女性、シニア、外国人人財を含む多様な人財活用が社会的に急務の中、本パッケージを活用した「作業者の記憶や経験に依存しない運用の実現」は、
リスク回避のための第一歩。ぜひ、「ヤード管理システム」をご活用ください。
現場への効果
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補足. 機能一覧
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補足. Version 01-00 機能一覧
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# 大分類 機能名1 ログイン/メニュー ログイン2 パスワード変更3 データ連携 入庫予定取込4 出庫予定取込5 移動予定取込6 入庫実績出力7 出庫実績出力8 移動実績出力9 品番マスタ取込
10 拠点・区画マスタ取込11 拠点・区画マスタ出力12 メンテナンス 区画タグ登録
# 大分類 機能名1 入庫 入庫予定一覧2 入庫入力3 出庫 まとめ出庫4 出庫入力5 移動 移動予定一覧6 移動入力7 棚卸 棚卸指示8 棚卸入力9 照会 区画による現品照会
10 パレットによる現品照会11 品番による現品照会
ご要望に応じてオーダーメイドいたしますので、ご要望をおっしゃってください。
業務機能 管理機能
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