「クラウドのもやもや、スッキリさせます」 ·...

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COMWARE’S EYE SaaS PaaS IaaS NW DC 端末 シンクライアント シンクライアント 安否確認サービス 連携 ポータル 認証 グループウェア 課金 プライベート クラウド 構築 サーバ ▶24時間365日 ▶ヘルプデスク ▶監視 ▶運用 ▶保守 ▶災害対応 FSC24 スマートフォン タブレット マルチサイト 携帯電話網 インターネット VPN DevaaS 海外オフィス 国内オフィス 自宅 外出先 MDM ストレージ パブリック クラウドB パブリック クラウドA エンタープライズ クラウド すべてが 雲の中 A社向け セキュリティ 事業継続、耐災性 サービスレベル データの所在 見える セキュリティ、プライバシー データ保護 ぜい弱性管理 アカウント管理 物理的および個人セキュリティ プライバシー アプリケーションセキュリティ 運用性 インシデント対応 可用性 コンプライアンス ビジネス継続性 記録と監査証跡 個別の要求 契約的問題 責任、責務 知的財産 EOSサポート データセンターの高度化や確かな 運用力で、先進のクラウドを展開 クラウドサービス提供に至る経緯 は? 尾西 NTTコムウェアは、1997年にNTT の情報システム部門と通信ソフトウェア 部門を母体としたソフトウェア本部が機 能分社してスタートしたSIer (システムイ ンテグレーター)です。情報システムの開 発・構築やネットワークサービスの提供 に関する実績や技術力に加えて、それら を継続的に運用する豊富な経験やノウ ハウを有することがNTTコムウェアの強 みです。 クラウドサービスの基礎となるデータ センター事業は、当初NTTグループ向 けに提供してきましたが、情報システム のオープン化とICT機器の性能向上・小 型化により、サーバルームに余剰が生じ たところを、NTTグループ以外のお客さ まに提供したのが始まりです。その際、 お客さまの情報システムをお預かりする だけではなく、高信頼なネットワークサー ビスや運用サービスを組み合わせるこ とで安心・安全なシステム環境を提供し てきました。 エンタープライズ向けクラウドにおい ては、セキュリティ環境や運用体制の確 保がサービス品質を大きく左右しますが、 私たちはクラウド・コンピューティングが 注目される以前から、高度なマネージド サービスに基づくデータセンタービジネ スを展開してきた自負があります。 データセンター高度化の取り組みに ついて 尾西 データセンターはクラウドサービ スを提供する上で重要な要素。優れた性 能を持つデータセンターを作り、そこに 優れたシステムを構築しても、運用がお ろそかになれば優れたサービスを維持 できません。そこでNTTコムウェアでは、 システム運用における業界標準のフレー ムワークであるITIL® V2に準拠するとと もに、 ITサービスマネジメントの国際規 格であるISO/IEC 20000認証を2006年 に日本で2番目に取得。設備面での性能・ 機能向上に加えて、運用品質の向上と効 率化を通じてデータセンターの高度化 に取り組んできました。 また、「雲」の中からICTリソースを自在 に利用できるクラウドとはいえ、ミッショ ンクリティカルな企業用途にかなうため には、時にはパブリッククラウドとも柔軟 に連携する高信頼なネットワーク環境を 確保しつつ、セキュリティや運用体制を 明確化すること、すなわちお客さまに対 してのサービスの「見える化」が不可欠で す。マネージドサービスは、お客さまの情 報システムをデータセンターに受け入れ る形態ですが、クラウドはその反対。サー ビスプロバイダが保有するICTリソース をお客さまに提供していくことになります。 そこで、ライフサイクルの視点からサービ ス内容を明確にするITIL® V3に準拠す ることで、サービスの立案から構築、導入、 運用に至るまでのプロセスを標準化し、 クラウドサービスの見える化を実践。サー ビスプロバイダとしてお客さまへの説明 責任を果たしてまいります。 社内での利用実績を踏まえた 多彩なクラウドサービスを展開 『SmartCloud』のサービス内容は? 今里 企業が求める信頼性、セキュリ ティ、サービスレベル、運用の見える化 を実現するエンタープライズ向けクラ ウドサービス、それがNTTコムウェアの 『SmartCloud』です。キャリアグレードの 信頼性と、省電力など環境にも配慮した グリーンなデータセンターで、 ITIL®で標 準化したシステム運用の下、柔軟かつ効 率的に利用できるクラウド環境を提供し ています。NTTコムウェアのICTリソース (SmartCloud仮想サーバーなど)を利用 したシステム構築から、お客さま専用の プライベートクラウド構築・運用、重要な システムのハウジングなど、お客さまの 用途に応じた提供形態とそれらを連携(ハ イブリッドクラウドなど)させることで、シ ステムの全体最適を実現します。 『SmartCloud』は、 ICTリソースを柔軟 かつ迅速に提供するIaaSとして『Smart Cloud 仮 想 サ ー バ ー』『SmartCloud スト レージ』『SmartCloudネットワーク』、高 信頼なシンクライアント環境を手軽に NTTコムウェア株式会社 サービス事業本部 事業推進部 SmartCloud推進部門 部門長 尾西 弘之 NTTコムウェア株式会社 サービス事業本部 サービスプロバイダ部 SmartCloudビジネスユニット ビジネスユニット長 今里 亘 図2 『SmartCloud』の全体像 災害発生時・停電時などの事業継続対策や、情報システムのコスト削減が急務となる中、 ICTリソースを必要に応じて利用 できるクラウドサービスに強い関心が集まっている。NTTコムウェアのエンタープライズ向けクラウド『SmartCloud』は、 キャリアグレードの運用をベースに最適なクラウド環境をトータルに提供する。 「クラウドのもやもや、スッキリさせます」 ~サービスの「見える化」と確かな運用力で、安心・安全を届ける~ 図1 企業利用に求められる「見える化」 11 12

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COMWARE’S EYE

SaaS

PaaS

IaaS

NW

DC

端末

シンクライアント

シンクライアント

安否確認サービス

既存システム

連携

ポータル 認証

グループウェア 課金

プライベートクラウド構築

サーバ

▶24時間365日▶ヘルプデスク▶監視▶運用▶保守▶災害対応

FSC24

スマートフォンタブレット

マルチサイト

携帯電話網インターネットVPN

DevaaS

海外オフィス 国内オフィス 自宅 外出先

MDM

ファイル共有

ストレージ

パブリッククラウドB

パブリッククラウドA

エンタープライズクラウドすべてが

雲の中

A社向け

セキュリティ事業継続、耐災性

サービスレベル データの所在

見える

セキュリティ、プライバシー●データ保護●ぜい弱性管理●アカウント管理●物理的および個人セキュリティ●プライバシー●アプリケーションセキュリティ 運用性●インシデント対応●可用性 コンプライアンス●ビジネス継続性●記録と監査証跡●個別の要求 契約的問題●責任、責務●知的財産●EOSサポート

データセンターの高度化や確かな運用力で、先進のクラウドを展開

-クラウドサービス提供に至る経緯

は?

尾西 NTTコムウェアは、1997年にNTT

の情報システム部門と通信ソフトウェア

部門を母体としたソフトウェア本部が機

能分社してスタートしたSIer(システムイ

ンテグレーター)です。情報システムの開

発・構築やネットワークサービスの提供

に関する実績や技術力に加えて、それら

を継続的に運用する豊富な経験やノウ

ハウを有することがNTTコムウェアの強

みです。

 クラウドサービスの基礎となるデータ

センター事業は、当初NTTグループ向

けに提供してきましたが、情報システム

のオープン化とICT機器の性能向上・小

型化により、サーバルームに余剰が生じ

たところを、NTTグループ以外のお客さ

まに提供したのが始まりです。その際、

お客さまの情報システムをお預かりする

だけではなく、高信頼なネットワークサー

ビスや運用サービスを組み合わせるこ

とで安心・安全なシステム環境を提供し

てきました。

 エンタープライズ向けクラウドにおい

ては、セキュリティ環境や運用体制の確

保がサービス品質を大きく左右しますが、

私たちはクラウド・コンピューティングが

注目される以前から、高度なマネージド

サービスに基づくデータセンタービジネ

スを展開してきた自負があります。

-データセンター高度化の取り組みに

ついて

尾西 データセンターはクラウドサービ

スを提供する上で重要な要素。優れた性

能を持つデータセンターを作り、そこに

優れたシステムを構築しても、運用がお

ろそかになれば優れたサービスを維持

できません。そこでNTTコムウェアでは、

システム運用における業界標準のフレー

ムワークであるITIL® V2に準拠するとと

もに、ITサービスマネジメントの国際規

格であるISO/IEC 20000認証を2006年

に日本で2番目に取得。設備面での性能・

機能向上に加えて、運用品質の向上と効

率化を通じてデータセンターの高度化

に取り組んできました。

 また、「雲」の中からICTリソースを自在

に利用できるクラウドとはいえ、ミッショ

ンクリティカルな企業用途にかなうため

には、時にはパブリッククラウドとも柔軟

に連携する高信頼なネットワーク環境を

確保しつつ、セキュリティや運用体制を

明確化すること、すなわちお客さまに対

してのサービスの「見える化」が不可欠で

す。マネージドサービスは、お客さまの情

報システムをデータセンターに受け入れ

る形態ですが、クラウドはその反対。サー

ビスプロバイダが保有するICTリソース

をお客さまに提供していくことになります。

そこで、ライフサイクルの視点からサービ

ス内容を明確にするITIL® V3に準拠す

ることで、サービスの立案から構築、導入、

運用に至るまでのプロセスを標準化し、

クラウドサービスの見える化を実践。サー

ビスプロバイダとしてお客さまへの説明

責任を果たしてまいります。

社内での利用実績を踏まえた多彩なクラウドサービスを展開

-『SmartCloud』のサービス内容は?

今里 企業が求める信頼性、セキュリ

ティ、サービスレベル、運用の見える化

を実現するエンタープライズ向けクラ

ウドサービス、それがNTTコムウェアの

『SmartCloud』です。キャリアグレードの

信頼性と、省電力など環境にも配慮した

グリーンなデータセンターで、ITIL®で標

準化したシステム運用の下、柔軟かつ効

率的に利用できるクラウド環境を提供し

ています。NTTコムウェアのICTリソース

(SmartCloud仮想サーバーなど)を利用

したシステム構築から、お客さま専用の

プライベートクラウド構築・運用、重要な

システムのハウジングなど、お客さまの

用途に応じた提供形態とそれらを連携(ハ

イブリッドクラウドなど)させることで、シ

ステムの全体最適を実現します。

 『SmartCloud』は、ICTリソースを柔軟

かつ迅速に提供するIaaSとして『Smart

Cloud仮想サーバー』『SmartCloudスト

レージ』『SmartCloudネットワーク』、高

信頼なシンクライアント環境を手軽に

NTTコムウェア株式会社サービス事業本部事業推進部SmartCloud推進部門部門長

尾西 弘之

NTTコムウェア株式会社サービス事業本部サービスプロバイダ部SmartCloudビジネスユニットビジネスユニット長

今里 亘

図2 『SmartCloud』の全体像

災害発生時・停電時などの事業継続対策や、情報システムのコスト削減が急務となる中、ICTリソースを必要に応じて利用

できるクラウドサービスに強い関心が集まっている。NTTコムウェアのエンタープライズ向けクラウド『SmartCloud』は、

キャリアグレードの運用をベースに最適なクラウド環境をトータルに提供する。

「クラウドのもやもや、スッキリさせます」~サービスの「見える化」と確かな運用力で、安心・安全を届ける~

図1 企業利用に求められる「見える化」

11 12

COMWARE’S EYE

構築できるDaaS『SmartCloudデスクトッ

プ』、アプリケーション・サービスを提供

するSaaSとして『SmartCloudメール』

『SmartCloudイメージベースAR』『勤務

管理サービスfollow(SaaS版)』『安否確

認サービス』など、業務効率化や事業継

続対策など企業の課題解決に貢献する、

さまざまなサービスを用意しています。 

 クラウドの利用と合わせて、PC、シンク

ライアント、スマートフォン、タブレットな

どアクセス端末も多様化しています。これ

らの資産管理、セキュリティ対策を実現

する『端末ライフサイクルマネジメント』

も手がけており、お客さまのクラウド利用

における課題をトータルに解決すること

を目指しています。

-『SmartCloud』の強みは?

今里 SIerとしてこれまでの実績を基に、

コンサルティングから設計・開発、導入、そ

して運用に至るまで、トータルなクラウド

サービスを提供できるのが、『Smart

Cloud』の大きな強みです。特に、『Smart

Cloud』のサービスの多くが、NTTコムウェ

ア社内での利用実績を踏まえてサービ

ス開発をしているため、使いやすさや実

運用での信頼性、さらには導入・運用に

おけるノウハウを有しているところが大

きな特長です。

 TCO削減や生産性向上に寄与する開

発環境のクラウド化も社内で実現してお

り、お客さまへのノウハウ提供も積極的

に行っています。

省電力・排熱式データセンターを推進、安心・安全、省電力化を追求

-将来の展望や今後の展開は?

尾西 現在のクラウドサービスでは、端

末からネットワーク、サービスの各サービ

スレイヤーを対象とした最適化に取り組

んできましたが、これからはすべてのレ

イヤーに関わる、サービス全体の最適化

を推進していきます。

 停電や災害対策が急務となる中、ICT

機器やそれを運用するデータセンター

の省電力化の要請は強くなっており、さ

らなる安心・安全、省電力化の追求も今

後の大きな課題です。NTTコムウェアで

は、外気を取り込みICT機器で発生する

熱を屋外に排出することで空調設備を

不要とする、「排熱式データセンター」の

実用化を目指しています(本誌vol.50

p.13参照)。また、ICTリソースのさらな

る有効活用や災害・故障発生時のシス

テムの自動復旧に向けたネットワーク

の仮想化なども積極的に導入を図って

いきます。

今里 お客さまニーズに合わせたシステ

ム開発・運用や、お客さまの課題解決に

向けた最適なソリューションの提供が

SIerの本分であることはいうまでもありま

せん。そこで、お客さまに心から喜んでい

ただけるよう「おもてなしクラウド」のコン

セプトを掲げ、真の課題の解決を実現す

るサービスの提供を目指し、クラウドに

付随する多様な業務をワンストップで提

供していきます。

 ビジネスの迅速性、事業継続性、投資

効率性を支えるICTとしてクラウドは最適

な選択肢の1つです。既存の情報システ

ムからの移行、他の情報システムとの連

携、さらには他社クラウドとの連携など、

クラウド・インテグレーションには、総合

的な「運用力」が不可欠です。NTTコム

ウェアは、日本の通信インフラを支えて

きた経験、ITIL®ベースのシステム運用、

キャリアグレードの堅牢なセキュリティと

PUE=1.3を誇るグリーンなデータセン

ターなど、質の高い運用力を提供できる

実績があります。今後も、サービス拡充と

品質向上を通じて、お客さまの期待にお

応えしていきます。

 「第4回クラウドランキング」は、日経BP社のIT系総合メディアである日経コンピュータとITproが共同で選定したものです。クラウド時代をリードするとの期待を集めるベンダを「ベストブランド」に選定し、参入相次ぐクラウドコンピューティング市場でユーザの指針となることを目指しています。

 ベストブランドは7,955人から有効回答を得たアンケート調査を基に、クラウドベンダとしての認知度と、技術力や信頼性などのイメージを総合評価して選んでいます。「第4回クラウドランキング」では、クラウド関連で事業を展開するベンダ250社の中から、14社が「ベストブランド」に選出されました。

日経BP社のIT系総合メディア 日経コンピュータとITproが共同で実施する「第4回クラウドランキング」において、クラウドサービスを提供するベンダ250社から認知度の高い14社を選定する「ベストブランド」に、NTTコムウェアが選ばれました。

NTTコムウェアは、データセンターにおける内部統制の整備状況・運用状況の適切性および有効性を保証するための国際基準ISAE3402/米国基準SSAE16に準拠した内部統制保証報告書(Type 2*1)を取得しました。

報告書取得概要NTTコムウェアは、国内主要6拠点*2にてデータセンターサービス「SmartCloudデータセンター」を提供しています。本報告書は、東京データセンターにおける内部統制の整備および運用状況の適切性・有効性を保証するものです。これまでも東京データセンターを対象にSAS70(Type2)監査報告書*3を取得、データセンターご利用者*4へ報告書を提供することでサービス運用を含む統制状況を明らかにし、お客さまの監査対応軽減を積極的に支援してきました。このたび、SAS70の後継となる新たな国際基準にいち早く対応、お客さまのグローバル化をサポートします。

本報告書取得により、東京データセンターご利用者はサービス運用を含む統制状況が報告されることとなり、これまで以上に安心して各サービスをご利用いただけるようになります。さらに米国企業改革法(SOX法)や日本の金融商品取引法が要求している委託先の内部統制評価(監査対応)に際し、本報告書を活用することで、監査対応作業の大幅な軽減が期待されます。また米国基準であるSAS70に対し、ISAE3402およびSSAE16は米国基準を含む国際基準に準拠しており、データセンターご利用者にとってはより一層アカウンタビリティが向上*5します。

NTTコムウェアは、今後もデータセンターご利用者のグローバル化に応えるために、他のデータセンター拠点においても、両基準に準拠した内部統制保証報告書の取得を進めていく予定です。

 [監査報告書対象範囲] データセンターサービスにおける物理的および環境的セキュリティーに関する内部統制。

COMWARENTTコムウェアトピックス

「第4回クラウドランキング」の概要

日経BP社「第4回クラウドランキング」においてNTTコムウェアがベストブランドに選ばれました

クラウドを支えるデータセンターの運用統制を保証する報告書を取得─内部統制保証のグローバルな新基準ISAE3402/SSAE16(Type 2)─

サービスについて詳しくは… http://www.nttcom.co.jp/smartcloud/datacenter/

<参考>ITpro(http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20120217/381949/)

「第4回クラウドランキング」(日経コンピュータ2012年3月1日号掲載)

*1:ISAE3402(国際保証業務基準3402。2009年12月に国際会計士連盟が公表)/SSAE16(米国保証業務基準書第16号。2010年4月に米国公認会計士協会が公表)。委託会社の財務諸表に係る内部統制に関連する受託業務の内部統制について評価する、SAS70の後継基準。報告書には、独立監査人が受託会社のシステムの記述書並びに記述書に記載された統制目的に関連する内部統制の整備状況について評価するType 1と、整備状況に加え運用状況について評価するType 2がある。

*2:東京、埼玉、大阪、京都、長野、北海道。*3:SAS70(米国監査基準書第70号。1992年4月に米国公認会計士協会が公表)。アウトソーシングなど受託業務の内部統制を評価するための監査基準。*4:ハウジングサービス利用者及び、データセンターを活用しクラウドサービスを提供している事業者等。*5:今回の報告書取得には、SAS70では求められていなかった、統制を含むプロセスに対する受託会社のアサーション(宣誓)が必要であり、受託会社の責任がより強化されている。

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ICT機器(ラック)

混気室(給気側)

外気

排気

サーバ室

混気室(排気側)

コールドアイル

ホットアイル

サーバ室凡例 冷気 暖気 混気室に向かう暖気

図3 NTTコムウェアの排熱式データセンターモデル

新技術を活用して、さらなる安心・安全を追求

 NTTコムウェアはデータセンターの省電力化を推進する非営利団体「グリーン・グリッド」へ参画しています。

PUE=1.1以下を目指してPUE(Power Usage Eff ectiveness)

PUE データセンター全体の消費電力量

データセンター内のICT機器消費電力量

1.1以下:「排熱式データセンター」目標値 1.3:達成値(2010年)

1.6:グリーン・グリッド目標値

2.2:日本の平均値(JEITA調べ)

NTTコムウェア

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