これまで,本市のごみ減量・リサイクルの取り組みは順調に ... ·...

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44.4 44.9 44.0 42.5 42.3 40.9 39.0 36.7 36.7 41.3 22.8% 22.5% 22.8% 25.6% 27.0% 27.6% 29.0% 30.9% 28.7% 27.7% 14年度 15 16 17 18 19 20 21 22 23 ごみ量(万トン) リサイクル率(%) 平成17年度から, 再生可能な紙類の 工場搬入を禁止, 事業ごみの減量が進みました! 平成20年10月から, 家庭ごみと プラスチック製容器包装の 受益者負担制度(有料化) を実施しました。 家庭ごみの大幅な減量と リサイクル率の上昇に, 大きく貢献しました! 平成14年度から, プラスチック製容器包装の 分別収集が始まりました。 ワケルくんも 平成14年度から登場! 今では,セツコさん, ワケミちゃん,トメさん, ワケタロウ, そしてワケ猫ちゃんと 大家族になりました! 平成11年に策定した ごみ処理基本計画の目標, ごみ量1,107g/人日以下 リサイクル率30%以上 については, 平成21年度に 前倒しで達成しました。 市民・事業者の皆様, ご協力,誠にありがとう ございました!! 平成23年3月11日東日本大震災が発生, その後,ごみ量は大幅に増加し, リサイクル率も低下してしまいました。 震災前と比較して一人当たりのごみ排出量が 多い傾向は現在も続いており, 発生抑制(リデュース)・再使用(リユース)・ 再生利用(リサイクル)の3Rの取り組みが, 改めて重要になっています。 これまで,本市のごみ減量・リサイクルの取り組みは順調に進んできました。 しかし震災の影響で,ごみ量が増加し,リサイクル率も低下しています。

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Page 1: これまで,本市のごみ減量・リサイクルの取り組みは順調に ... · 2014-04-18 · 再生利用(リサイクル)の3Rの取り組みが, 改めて重要になっています。

44.4 44.9 44.0 42.5 42.3 40.9

39.0 36.7 36.7

41.3

22.8% 22.5% 22.8%

25.6% 27.0% 27.6%

29.0% 30.9%

28.7% 27.7%

14年度 15 16 17 18 19 20 21 22 23

ごみ量(万トン)

リサイクル率(%)

平成17年度から, 再生可能な紙類の 工場搬入を禁止, 事業ごみの減量が進みました!

平成20年10月から, 家庭ごみと プラスチック製容器包装の 受益者負担制度(有料化) を実施しました。 家庭ごみの大幅な減量と リサイクル率の上昇に, 大きく貢献しました!

平成14年度から, プラスチック製容器包装の 分別収集が始まりました。 ワケルくんも 平成14年度から登場! 今では,セツコさん, ワケミちゃん,トメさん, ワケタロウ, そしてワケ猫ちゃんと 大家族になりました!

平成11年に策定した ごみ処理基本計画の目標, ❑ごみ量1,107g/人日以下 ❑リサイクル率30%以上 については, 平成21年度に 前倒しで達成しました。 市民・事業者の皆様, ご協力,誠にありがとう ございました!!

平成23年3月11日東日本大震災が発生, その後,ごみ量は大幅に増加し, リサイクル率も低下してしまいました。 震災前と比較して一人当たりのごみ排出量が 多い傾向は現在も続いており, 発生抑制(リデュース)・再使用(リユース)・ 再生利用(リサイクル)の3Rの取り組みが, 改めて重要になっています。

これまで,本市のごみ減量・リサイクルの取り組みは順調に進んできました。

しかし震災の影響で,ごみ量が増加し,リサイクル率も低下しています。

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仙台市では,平成11年度から「100万人のごみ減量大作戦」キャンペーンを展開し, 市民・事業者の皆様の協力により,様々なごみ減量・リサイクル施策を実施してきました。

平成22年度に達成すべき目標として掲げた上記の項目については, いずれも平成21年度に前倒しで達成し,

「3R」の実践による資源循環型社会の実現に向けた取り組みが進んできました。

その他の3Rの推進 本市では、紙類や生ごみのほか, プラスチック製容器包装や缶・びん・ペットボトル・廃乾電池などのリサイクルを始め, 事業者への排出指導,家庭ごみ等有料化など,様々な取り組みを継続的に実施し, 更なるごみ減量・リサイクルの推進と,循環型社会の構築に取り組んでいます。

紙類と生ごみの減量・リサイクル 家庭ごみの約8割を,紙類と生ごみが占めており, これらの減量・リサイクルの取り組みが,大変重要になっています。

➢平成12年 9月 環境配慮型事業所「エコにこオフィス」認定制度開始

➢平成14年 4月 プラスチック製容器包装分別収集開始

➢平成16年 8月 使用済みわりばしの回収事業開始

➢平成16年 9月 食器洗浄車「ワケルモービル」の貸出開始

➢平成17年 4月 クリーン仙台推進員協力者(クリーンメイト)制度開始

➢平成17年10月 セツコさんのリユース・ブティック開始

➢平成19年 5月 レジ袋の削減に向けた取り組みに関する協定締結

➢平成20年10月 家庭ごみ等受益者負担制度(有料化)開始

➢平成23年10月 家庭用使用済み食用油リサイクルモデル事業開始

環境局ごみ減量推進課 www.gomi100.com

○市民一人一日当たりごみ排出量 1,107g以下 ○リサイクル率 30%以上

➢昭和48年 5月 集団資源回収の開始

➢平成 4年 6月 生ごみ堆肥化容器購入費助成制度開始

➢平成13年 3月 紙類回収庫設置

➢平成20年10月 紙類定期回収の開始

➢平成13年 4月 生ごみリサイクル関連講座の開始

➢平成14年 4月 仙台市堆肥化センター稼動開始

➢平成16年 4月 乾燥生ごみと野菜の交換制度開始

➢平成12年 2月 電気式生ごみ処理機購入費助成制度開始

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本市では,更なるごみ減量・リサイクルの推進と,資源循環型社会の形成に向け,

平成23年3月に「仙台市一般廃棄物(ごみ)処理基本計画」を全面改定しました。

新たな計画では,平成32年度までに達成すべき4つの目標を新たに掲げました。

① ごみ総量を21年度比で10%以上削減し,330,000トン以下にする

② リサイクル率を40%以上にする

③ 燃やすごみの量を21年度で16%以上削減し,267,000トン以下にする

④ 温室効果ガス排出量を中長期的に削減にする

燃やすごみの量 32万トン

市リサイクル量 5万トン 市リサイクル量 6.3万トン

民間リサイクル量 10万トン

民間リサイクル量 12万トン

燃やすごみの量 26.7万トン

③燃やすごみの量 16%以上削減 (④温室効果ガス排出量の削減)

①ごみ総量 37万トン→33万トン以下(10%以上削減)

②リサイクル 率

40%以上

平成21年度実績 平成32年度目標

本市では,目標達成のために,今後の施策の基本的な方向性として 次の3つを掲げています。 ❏資源循環都市づくり~更なる循環型社会の構築 生ごみや紙類の減量・リサイクルの推進, 事業ごみ分別指導,ごみの適正処理体制の確立 など ❏低炭素都市づくり~低炭素社会の構築に向けた統合的な取り組みの推進 ごみ減量・リサイクルの推進による燃やすごみの量の低減 など ❏市民・事業者・市の連携や三者が一体化した施策の推進 実践につながりやすい広報,地域課題の解決に向けた取り組みの推進 など

資源循環型社会の実現にむけて, 市民・事業者の皆さまお一人,お一人の 3Rの取り組みと分別徹底をよろしくお願いします。

環境局ごみ減量推進課 www.gomi100.com