木材合法性検証制度(svlk)紙パルプ業界におけるsvlkの重要性...
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木材合法性検証制度(SVLK)
By: Sandrawati Wibowo
シナルマスグループ
アジア・パルプ・アンド・ペーパー・グループ
SVLK導入に向けた紙パルプ業界の態勢
紙パルプ業界におけるSVLKの重要性
• インドネシアの紙パルプ産業は、石油・ガスセクターを除けば8番目に大きな輸出業界です。多くの輸出市場にとって合法性保証は非常に重要となっています。
• EUTR(欧州木材規制)
• AILPB
• 米国レイシー法
• 日本 グリーン調達方針
• SVLK認証はインドネシアから輸出される林産品の合法性を示す共通基盤を提供します
• インドネシア紙パルプ協会(APKI)およびインドネシア林業権取得者協会(APHI)はSVLKの支持を表明しています。
事例研究:APPの工場でSVLKを導入
2009:
-EU FLEGT-VPA(森林法の施行・ガバナンス・貿易に関するEU行動計画) DFID(英国国際開発省)および林業省からの代表を招いて、ジャンビでパイロット・プロジェクトを実施
2010:
-林業省にSVLKパイロット・プロジェクトを報告
-林業省がSVLKの原則および指標を再定義
2011:
-SVLK研修、内部ギャップ分析、内部監査に参加
-SVLKハイレベル対話:インドネシア林産品の合法性保証に参加
2012:
- SVLK外部監査。指定監査機関:テュフ ラインランド インドネシア
- SVLKハイレベル対話:「世界レベル」の生産を実現するための8つの実践的ステップ
- パリの国際市場対話に参加‐2012年12月
- 欧州への出荷テストに参画 2012年10月-12月
-自主的二国間協定の署名に立会い 2013年9月30日
-APPの9工場がすべてSVLK認証を取得→世界初
-APPがすべての関連法規を順守していることの確証
事例研究:APPの工場でSVLKを導入
• SVLKは独立した監査機関を起用して森林から輸出ポイントまでの木材の合法性をチェックするように作られています。
• これは林産品の合法性を保証するためのインドネシア政府の取り組みで世界の主要な林産品市場の動向と一致したものです。
植林 パルプ工場 製紙工場 完成品
木材の集積場所
- 生産レポート(LHP)
- 森林資源費用(PSDH)
- 輸送合法性文書
材の荷揚げ
経由集積地点
積出港
輸送合法性文書
木材依存型の一次産業
• 木材合法性認証 (SLK)
• 持続可能な生産のための森林管理 (PHPL)
植林地の木材合法性認証(SLK) 木材の輸送地点および文書
木材の合法性検証制度(SVLK) 紙パルプ工場のための合法性および加工流通過程
SFM Plantation
チェックポイント
パルプ工場
非統合型 製紙工場
統合型 製紙工場
一貫製紙工場
-内部記録
-ウェットパルプ
輸出 V-legal
非一貫製紙工場
-パッキングリスト
-船荷証券
-ドライパルプ
-送り状
輸出
輸出 -V-legal
-パッキングリスト
-船荷証券
-原産地証明書
-送り状
V-legal
ドライパルプ
メリットと課題
メリット:
• インドネシアから購入した林産品がSVLK認証を受けている場合、購入者はそれらが合法的な調達源に由来することを担保できる
• 違法伐採を撲滅し、森林破壊を阻止する取り組みを支援できる
課題:
• 購入者の市場におけるSVLKの認知と普及
• コスト削減のため、追加的「自主的な認証スキーム」取得を回避
御清聴ありがとうございました。
自然林伐採ゼロ宣言
APPグループは我々の提供する製品を通して持続可能な未来を作れると信じており、2013年2月5日に発表した新たな森林保護方針によって、その役割を担おうとしています。詳細は以下のURLを御参照ください。
www.asiapulppaper.com