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取扱説明書 © Panduit Corp. 2015 FS006D-JP
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Opticom QuickNet ラックマウント用光ファイバーエンクロージャー
部品番号:FCE1U, FCE1UA, FCE2U
警告:接続していない状態のコネクタはレーザー光線を放射している可能性があります。コネクタの終端を直接目視したり、顕微鏡などで見ない でください。接続していないコネクタにはダストキャップを取り付けてください。
注意:光ファイバーケーブルは、過度の張力・屈曲・圧迫によって破損する恐れがあります。ケーブル製造会社の仕様書や取扱説明書に従い作業 を行ってください。成端の際は、TIA/EIA 568-A、569、606および607に従ってください。
ファイバー製品を保護するため、エンクロージャーの引き出しの開閉は十分注意して行ってください。
梱包内容:( )の数量はFCE2Uの梱包数量を示しています。
3 (4) - ケーブル引き込み口用ブッシング4 - #M6 x 1 ネジ1 (2) - ストレインリリーフブラケット4 - 結束バンド(型番:PLT2S-M0)2 (4) - プランジャーおよびグロメット2 (4) - ケーブル管理クリップ
4 - #12-24 x 1/2" ネジ1 - 警告ラベル1 - レーザー光線警告ラベル3 - 粘着テープ付きコードクリップ
取付用ブラケット
ケーブル引きこみ口用ブッシング
アセンブリー
ストレインリリーフブラケット
ケーブル管理クリップ
ドア(図は開いた状態です)
FCE2U
図 1
プランジャーおよびグロメット
エンクロージャー引き出し
ファイバーアダプタパネル(FAP)収容数FCE1U、FCE1UA:最大4FCE2U:最大8(オプション)
FCE1UAFCE1U
蓋(取り外し不可)
技術的なお問い合わせ ◆パンドウイット カスタマーサービス TEL:03-6863-6060
1 - エンクロージャー 2 (3) - タックタイ2 (3) - タックタイ用粘着テープ付き固定具2 - 光ファイバースプール1 (2) - #10-32 x 3/8" ネジ3 (4) - #10-32 HEXナット
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図 2
取り付け用ブラケット
図 3
エンクロージャーのどの位置からケーブルを引き込むかを決定します。トレーのケーブル引きこみ口に取り付けられているノックアウトを、周りを傷つけないよう注意して取り外します。
この時点ではまだブッシングを取り付けないでください。ブッシングはエンクロージャーをラックにマウントした後に取り付けます。
#12-24 X 1/2" ネジ2本使用反対側も同様に留めます
#12-24x1/2”ネジ4本を用いてエンクロージャーをラックへ取り付けます。Metricラックを使用する場合は、M6x1ネジを使用します。
ラックへの取り付け
ラックへの取り付け位置に、エンクロージャー取り付け用ブラケットを設置します
図 4
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図 5A
ラックにエンクロージャーを取り付け、ケーブルを引き込む際に使用するインナーダクトのサイズを決めます。図5を参考に、ブッシングを適切なサイズに切り、取り付けの準備をします。
ケーブル引き込み口のすぐ近くにストレインリリーフブラケットを取り付けます。#10-32 x 3/8 "ネジおよび#10-32HEXナットで固定します。
ストレインリリーフブラケット
#10-32 x 3/8" ネジ
#10-32 hexナット
注:ネジの取り付けが見えやすいよう、カバーは図に表示されていません。
図 5
図 6
ブッシングを取り付けます。
インナーダクトの直径約3.1cmを切り取る
インナーダクトの直径約3.8cmを切り取る
インナーダクトを使用しない場合は直線に切り込みを入れる
インナーダクトの直径約2.5cmを切り取る
細径のケーブル用に切り込みを入れる
ブッシングの切り取り
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図 7
スプリングラッチ
図のようにQuickNet プレターミネート光ファイバーカセットをエンクロージャーに取り付けます。取り付け後はラッチにしっかりとはめ、カセットを固定します。
カセット収容数FEC1U & FCE1UA 最大4 FCE2U 最大8
引き出しを完全に出し、余長が適切か確認します。
図は引き出しを完全に出し、傾けた状態です。(引き出しの状態が見えやすいよう、ケーブルは図から省略しています。)
QuickNet カセット取り付け(カセット別売り)
図 7A
図 7B
スプリングラッチを押して、スライドトレーを引き出します。
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図のように、ファイバーケーブルを、ブッシングを通してカセットへ配線します。引き出しを出した際にケーブルに過度の張力がかからないよう、十分な余長を確保してください。余長が長すぎると引き出しが元の位置に戻らないので注意してください。(図7D参照)
ファイバーケーブルの固定にはタックタイを使用してください。
引き出しを出した状態
タックタイ(移動可)
粘着テープ付きコードクリップの取り付け位置
引き出しを収納した状態
ブッシング
タックタイ(固定)
タックタイでアウタースロットを保護
“A”から“B”までのケーブル長は約86cm
“A”
“B”
図 7C
図 7D
注:カバーは図に表示されていません。
注:カバーは図に表示されていません。
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引き出し部分の#10-32止め金具にスプールを取り付けます。#10-32Hexナットあるいは両面テープで取り付けます。両面テープを使用する場合は、スプールの穴と同じ位置に穴を開けてください。
図のように、ファイバーアダプタパネルをフランジの間に取り付けます。取り付け後はラッチにしっかりとはめ、ファイバーアダプタパネルを固定します。
余長スプール
現場成端、トランクケーブル配線
引き出しを完全に出し、余長が適切か確認します。
エンクロージャーを上から見た図(カバーなし)
ファイバーアダプタパネル収容数FCE1U・FCE1UA 最大4つFCE2U 最大8つ
図 8
図 8A
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スプールの取り付け位置
図は引き出しを完全に出し、傾けた状態です。(引き出しの状態が見えやすいよう、ケーブルは図から省略しています。)
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タックタイでアウタースロットを保護
引き出しを収納した状態
図 8C
タックタイ(移動可)
ブッシング
タックタイ(固定)
ジャケットとケーブルの境目(右図参照)
図のようにブッシングを通してファイバーケーブルを配線します。ファイバーをスプールに1周できる程度の長さ(約1.3m)のケーブル長を確保します。
引き出しを出した際にケーブルに過度の張力がかからないよう、ジャケット部分には十分な余長を確保してください。余長が長すぎると引き出しが元の位置に戻らないので注意してください。(図8C参照)
ファイバーケーブルの固定にはタックタイを使用してください。
タックタイ用粘着テープ付固定具
ケーブルジャケットファイバー
ジャケットとケーブルの境目
固定具でトランクケーブルのジャケット部分を押さえます。ファイバーを押さえないよう注意してください。
補助チューブ
“A”
“B”
“A”から“B”までのケーブル長は約91cm
2.5cm
図 8B
引き出しを出した状態
注:カバーは図に表示されていません。
注:カバーは図に表示されていません。
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ファイバーアダプタパネル収容数FCE1U・FCE1UA 最大4つFCE2U 最大8つ
FOSM光ファイバー融着トレー取り付け (FOSM別売り)
引き出し部分の#10-32止め金具にL字サポートブラケットを取り付けます。向きに注意してください。1枚目の融着トレーをL字サポートブラケットの上に取り付け、#10-32Hexナットで固定します。残りの融着トレーは1枚目のトレーの上に積み上げ、定位置へ固定します。
エンクロージャー(FCE1U/FCE1UA)に融着トレーを4枚取り付ける場合は、最上部の融着トレーのラッチは折って取り外してください。ラッチがあるとエンクロージャーの引き出しが閉まりません。
図のように、ファイバーアダプタパネルをフランジの間に取り付けます。取り付け後はラッチにしっかりとはめ、ファイバーアダプタパネルを固定します。
最上部のFOSMのみラッチを取り外す
図は引き出しを完全に出し、傾けた状態です。引き出しの状態が見えやすいよう、ケーブルは図から省略しています。
引き出しを完全に出し、余長が適切か確認します。
融着トレーを積み上げる際は、各融着トレー内で融着をしてから、次の融着トレーを積み上げてください。
FOSM収容数FCE1U・FCE1UA 最大4つFCE2U 最大8つ
L字型サポートブラケット
図 9
図 9A
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引き出しを収納した状態
図9C
図9B
タックタイ(固定)
ブッシング
図のようにブッシングを通してファイバーケーブルを配線します。ファイバーをFOSMスプールに1周できる程度の長さ(約1.5m)のケーブル長を確保します。
トランクケーブルの900µmバッファーファイバ ーをピッグテールへ融着します。
引き出しを出した際にケーブルに過度の張力がかからないよう、ジャケット部分には十分な余長を確保してください。余長が長すぎると引き出しが元の位置に戻らないので注意してください。(図9C参照)
ファイバーケーブルの固定にはタックタイを使用してください。
ジャケットとケーブルの境目(詳細は7ページを参照)
タックタイ(移動可)
タックタイでアウタースロットを保護
補助チューブ
“A”
“B”
“A”から“B”までのケーブル長は約91cm
引き出しを出した状態注:カバーは図に表示されていません。
注:カバーは図に表示されていません。
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ケーブル管理クリップ
プランジャーおよびブッシング
図10A
引き出し用フランジ
プランジャーおよびブッシング
図のように、引き出し用フランジにケーブル管理クリップをスライドして取り付けます。ケーブル管理クリップとフランジの穴にプランジャーとブッシングを挿入し、クリップを固定します。反対側も同様に取り付けます。
ケーブル管理クリップ
プランジャーおよびブッシング
図10
図11
ケーブル管理クリップの取り付け
ファイバーアダプタパネルやファイバーカセットにパッチコードを成端します。ケーブル管理クリップを通して配線することで適切な曲げ半径を維持できます。
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成端時に前面/背面ドアを取り外した場合は、元に戻します。
レーザー光線警告ラベルおよび警告ラベルを見える位置に添付します。
図12
ドアの取り付け
技術的なお問い合わせ
パンドウイット カスタマーサービスhttp://www.panduit.co.jp/
E-mail: [email protected]
Tel: 03-6863-6060