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ERP更新を考える：デジタル時代の次世代経営プラットフォーム

日本オラクル株式会社クラウド・アプリケーション事業統括

ビジネス開発本部 SCM/ERP担当ディレクター中島透

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Safe Harbor Statement

以下の事項は、弊社の一般的な製品の方向性に関する概要を説明するものです。また、情報提供を唯一の目的とするものであり、いかなる契約にも組み込むことはできません。以下の事項は、マテリアルやコード、機能を提供することをコミットメント（確約）するものではないため、購買決定を行う際の判断材料になさらないで下さい。オラクル製品に関して記載されている機能の開発、リリースおよび時期については、弊社の裁量により決定されます。

Oracleは、米国オラクル・コーポレーション及びその子会社、関連会社の米国及びその他の国における登録商標または商標です。他社名又は製品名は、それぞれ各社の商標である場合があります。

2

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日本におけるITの状況

3


日本の経営とITを取り巻く環境について

『DXレポート～ITシステム「2025年の崖」の克服とDXの本格的な展開～』

デジタルトランスフォーメーションに向けた研究会の報告書

http://www.meti.go.jp/press/2018/09/20180907010/20180907010.html

2025年の壁：2025年以降、最大１２兆円／年（現在の約３倍）の経済損失が生じる可能性

出展：『DXレポート～ITシステム「2025年の崖」の克服とDXの本格的な展開～』

デジタル・トランスフォーメーション

4

■DXシナリオ

✓ 技術的負債を解消し、新たなデジタル技術の活用へシフト

✓ データ活用等を通じてスピーディーな方向転換やグローバルへの対応

✓ デジタルネイティブ世代の人材を中心とした新ビジネスの創生

http://www.meti.go.jp/press/2018/09/20180907010/20180907010.html


日本のローカル要件、現場の特殊要件をERPにそのまま実装してしまった

従来のERPは、なぜ上手くいかなかったか？

仮単価発注実際原価差異０円

特採(特別採用承認)ワークフロー

半金半手

製造間接費配賦ロジックTab-Keyだけで

伝票入力

MRPでセイバン振替

QC活動の成果など「現行機能保証」の考えでERPを導入し、「組織や業務分掌まで手を入れたBPR（業務改革）」を行えなかった。結果として、他工場や海外工場などへのERP展開が十分にできなかった

納入日ベースの調達単価

5


会計販売管理生産管理設計

マスタの一元化・設計・販売・生産業務が連動し遂行できるコード体系

・あらゆる情報の集約と再活用・マスター登録業務（コンフィグ＆部品リスト）の効率化・発売準備の効率化

6

ビジネスニーズ：製造業は“全体”で考えなければならない

営業提案力

・魅力訴求・問合せ回

答

コストダウン活動・予実評価・活動分析

販売機会を逃さない需給計画

・半受注生産・計画生産

提案力強化と見積り業務の効率化・見積り業務の効率化・コンフィグ（組合せ）の自動化・手配・日程変更の効率化

魅力ある商品開発・商品企画・提供価格

開発初期段階からのコストの作り込み・E-BOM起点に設計開発（コスト積上げ）・原価見積もりプロセスの標準化と精度向上・発売後の商品評価の実施・部品や作業手順の共通化・推奨品選定（既存品の検索・流用）の推進

生産業務の効率化と在庫適正化・受注起点で生産計画を連動・各部位の適正な生産方法を定義・在庫削減・シミュレーション

継続的評価・改善・一気通貫の「見える化」・セグメント別利益管理・目標設定・予算編成・標準原価管理制度・システム・実績把握の仕組みと評価

グループ経営全体最適

・シミュレーション・ガバナンス

グループ経営最適化・子会社を含めた、、、- 予実管理の強化- ガバナンス強化- 透明性強化- シナジ－効果- 資本投下最適化- リスク管理- 税対策(移転価格)


個別開発

デジタル時代に対応するための“基幹業務リエンジニアリング”

基幹システムの現状と、DXに向けた標準化/独自化の整理

7

原価

Ａ事業部販売

B事業部販売Ｂ生産

Ａ生産

会計

ＥＣサイト

Ｂ購買

全社購買

顧客

商品

商品

仕入先

部品

在庫

勘定

仕入先

経営情報

現状

経営・統合プラットフォーム

顧客品目勘定BOM

販売生産購買会計

共通プロセス

経営管理

コンプライアンス

リエンジニアリング

事業独自

業界独自

地域固有MES

独自プロセス

変化性・競争優位性のある独自プロセスは連携

データ集約・標準化で、

プロセス・オートメーションとリスク・コントロール、

そして「見える化」をデジタルに実現

グループ・データの集計作業が煩雑

子会社を含めた業務連携がマニュアル

コンプライアンスの欠如

マスタの重複とデータの不整合

システム変更が多数のシステムへ影響しコスト増


オラクルの“DX”カバレッジ戦略

8


経営と現場をどのようにシンクロさせるか？マスタの統合とデータの流れを考える

企業システムの検討対象範囲

9

現場の情報

現場の情報

データ処理・データ分析

ビッグデータ、データ分析

納期回答

基幹業務

在庫製造原価

新しいサービス外部との連携

会計

製品設計

顧客チャネルマーケティング

ECサイト、コールセンター、CRM

受注モノ、サービス、サブスクリプション

調達

品質管理

取引先

マスタ管理

品目部品表

経営戦略（製品戦略、販売戦略、生産戦略…）

IoTM2M

Sensor Data

顧客・パートナー

予算管理

人事

サブスクリプション型サービス

現場から経営まで、データでつなげる

取引先顧客・仕入先

BOM品目

組織リソース

勘定科目


現場の情報

現場の情報

データ処理・データ分析

ビッグデータ、データ分析

納期回答

基幹業務

在庫製造原価

新しいサービス外部との連携

会計

製品設計

顧客チャネルマーケティング

ECサイト、コールセンター、CRM

受注モノ、サービス、サブスクリプション

調達

品質管理

取引先

マスタ管理

品目部品表

経営戦略（製品戦略、販売戦略、生産戦略…）

IoTM2M

Sensor Data

顧客・パートナー

予算管理

人事

サブスクリプション型サービス

10

広い業務カバレッジのアプリケーションと、圧倒的性能のプラットフォームでカバーする

オラクルの狙うIT領域SaaS

PaaS

オンプレミスクラウド・プラットフォーム

SaaS

エンジニアリング基盤技術 (Exadata, Oracle DB)

PaaS

Analytic

Integration

JAVA

Document

BigData

MobileSocial

IoT

CX（顧客体験）

ERP（会計）

SCM（ｻﾌﾟﾗｲﾁｪｰﾝ）

EPM（経営管理）

HCM（人材）

MDM（品目・BOM・

得意先・勘定科目）


Why Cloud

11


これから

クラウドアプリケーション

四半期に一度のアップデート

新しい機能やテクノロジーを短サイクルで導入

お客様からの要望を短期間でフィードバック

四半期ごとのアップデート ( オラクル )５年毎のアップグレード ( お客様 )

2009 2014 2018 2019 2020 2021 2022 2023 …

DX*時代：ITシステムが、お客様のビジネス展開の足かせになってはいけない

なぜ、クラウドか？

これまで

オンプレミス型アプリケーション

5年サイクルのアップグレード

テクニカルアップグレードが必要

機能拡張を業務に取り込むまでに長いサイクル

＊DX:デジタル・トランスフォメーション

12


日本はSaaS化が遅れている。しかし急速な勢いでSaaSに移行しはじめている

ERP/EPM/SCM市場の成長予測

3.9%

5.1%6.7%

8.8%

11.3%

13.6%

15.9%18.0%

0.0%

5.0%

10.0%

15.0%

20.0%

0

500

1,000

1,500

2,000

2,500

2015 2016 2017 2018 2019 2020 2021 2022

日本

SaaS OnP SaaS浸透率

US$:M

19.6%

22.9%

26.4%

30.3%33.4%

36.5%

39.4%

42.3%

0.0%

5.0%

10.0%

15.0%

20.0%

25.0%

30.0%

35.0%

40.0%

45.0%

0

5,000

10,000

15,000

20,000

25,000

30,000

35,000

40,000

45,000

50,000

2015 2016 2017 2018 2019 2020 2021 2022

世界

SaaS OnP SaaS浸透率

2017-2022CAGROnP

CAGRSaaS

日本 0.6% 26.0％

世界 1.3％ 17.0％

US$:M

Notes: IDCの市場データを元にオラクルにてERPM市場規模を算出。ERPM市場はCore ERP（会計とPPM）、EPM、Procurement、SCM（在庫、販売、生産管理）、ExtSCM（物流、資産管理、生産計画）が含まれる。

2018上半期

13


Oracle ERP Cloud

14


データのマルチな因果関係および相互影響度シミュレート

オラクルのERPコンセプト

15

資金計画

投資計画

売上･利益計画

需給計画

生産･購買計画

事業計画

投資の効果を製品の収益性でｼﾐｭﾚｰﾄ＆実績管理

経営

経営企画

経理

財務

在庫

製造

購買

市場規模と製品の収益性をｼﾐｭﾚｰﾄ＆実績管理

製品需要と供給量在庫計画をｼﾐｭﾚｰﾄ＆実績管理販売

事業全体のバランスとｼﾐｭﾚｰﾄ＆実績管理

企業データ管理

サプライチェーン（生・販・在）

管理／財務会計

資金繰りや効率運用運用リスクをｼﾐｭﾚｰﾄ＆実績管理

製造/購買に関わるロスト＆プロフィットｼﾐｭﾚｰﾄ＆実績管理

経営管理

顧客

仕入先

発生源管理業務効率化

データ分析


特徴①：幅広い業務カバレッジ

16

ﾌﾟﾛｼﾞｪｸﾄ管理PPM

会計Financials

買掛金管理(支払)

一般会計売掛金管理(請求/入金)

Financials

予算管理PBCS/EPBCS

連結管理FCCS

EPM

リコンサイルARCS

Supply Chain

購買Purchasing

在庫Inventory

納期回答Order Promising

Demand Chain

Engineering Chain.

ｺﾝﾌｨｸﾞConfigurator

物流OTM/GTM

S&OPSales&Operation

製品企画/開発Innovation Mgmt.

設計情報Product Develop

SCM/PLM

統合マスタProduct HUB

受注Order Mgmt.

製造Manufacturing

人事管理

労務管理

ﾀﾚﾝﾄ･ﾏﾈｰｼﾞﾒﾝﾄ

仕入先顧客

SFASales

固定資産管理

資金・経費管理

2018/12月現在

需要予測Demand Mgmt.

供給計画Supply Mgmt.

メンテナンスMaintenance

IoT ﾓﾆﾀﾘﾝｸﾞIoT Apps.

会計ハブAccounting Hub

品質管理Quality Mgmt.

見積りCPQ

収益認識管理

ｻﾌﾞｽｸﾘﾌﾟｼｮﾝ管理Subscription

業績報告EPRCS

ﾌﾞﾛｯｸﾁｪｰﾝBlockchain Apps.

HCM

Oracle ERP Cloud


例）“サブスクリプション”への対応

17

ﾌﾟﾛｼﾞｪｸﾄ管理PPM

会計Financials

買掛金管理(支払)

一般会計売掛金管理(請求/入金)

Financials

予算管理PBCS/EPBCS

連結管理FCCS

EPM

リコンサイルARCS

Supply Chain

購買Purchasing

在庫Inventory

納期回答Order Promising

Demand Chain

Engineering Chain.

ｺﾝﾌｨｸﾞConfigurator

物流OTM/GTM

S&OPSales&Operation

製品企画/開発Innovation Mgmt.

設計情報Product Develop

SCM/PLM

統合マスタProduct HUB

受注Order Mgmt.

製造Manufacturing

人事管理

労務管理

ﾀﾚﾝﾄ･ﾏﾈｰｼﾞﾒﾝﾄ

仕入先顧客

SFASales

固定資産管理

資金・経費管理

2018/12月現在

需要予測Demand Mgmt.

供給計画Supply Mgmt.

メンテナンスMaintenance

IoT ﾓﾆﾀﾘﾝｸﾞIoT Apps.

会計ハブAccounting Hub

品質管理Quality Mgmt.

見積りCPQ

収益認識管理

・部門をまたがる情報を見える化・業務プロセスのオートメーション化

ｻﾌﾞｽｸﾘﾌﾟｼｮﾝ管理Subscription

業績報告EPRCS

ﾌﾞﾛｯｸﾁｪｰﾝBlockchain Apps.

HCM


180を超えるBest Practiceの標準業務プロセスを用意。

特徴②：すぐ使える「標準ビジネスプロセス」

18

Project Management Opportunity to Project Approval Resource Analysis to Utilization Project Methodology to Delivery Task Detail to Plan Adjustment Grant Award Funding to Closeout Project Costs to Accounting Billing to Revenue Recognition

Commerce B2C: Multi-Channel to Omni-channel Experience B2C: Awareness to Interaction B2C: Interest to Purchase B2B: Multi-Channel to Omni-channel Experience B2B: Product Search to Cart B2B: Cart to Agreement

Finance Budget to Approval Asset Acquisition to Retirement Bank Transaction to Cash Position Expense Report to Reimbursement Supplier Invoice to Payment Customer Invoice to Receipt Customer Collection to Credit Policy Report to Forecast Daily Close to Financial Forecast Period Close to Financial Reports Tax Provision to Statutory Filing Period Close to Tax Provision

Service Customer Contract to Resolution Social Listing to Resolution Service Request to Dispatch Knowledge Gap to Solution Sensor Alert to Preventive Maintenance Customer Sentiment to Preventive Maintenance

HR & Talent Recruit to Onboard Benefits to Payroll Payroll to Payment Time Collection to Payroll Goal Setting to Performance Career Planning to Development Talent Review to Succession Absence Planning to Continuity Employee Insight to Work-Life Alignment Employee Separation to Workforce Analysis

Marketing Analytics to Insight Insight to Campaign ROI Campaign Execute to Lead Event Execute to Lead Disparate Sources to Unified Data List Import to Prospect

Sales Social Prospect to Lead Lead to Opportunity Opportunity to Quote Quote to Order Order to Close Opportunity Opportunity to Forecast Sales Play to Key Account Opportunity Schedule Change to Sales Call Vendor Lead to Channel Opportunity Channel Lead to Vendor Opportunity

Logistics: Shipment to Dispatch Inbound Shipment to Receipt Freight Invoice to Approval Lane Forecast to Carrier Contract

Procurement Insight to Smart Sourcing Requisition to Receipt Contract Creation to Spend Compliance Supplier Registration to Supplier Performance Supplier Return to Settlement Supplier Invoice to Payment

180+

Innovation Social Monitoring to Idea Capture Idea Capture to Business Case Requirement Definition to Optimization Concept Formation to Design Product Proposal to Go-to-Market Candidate Portfolio Review to Selection

Sales Performance Management Sales Strategy to Execution Coaching Plan to Performance Incentive Plan to Payment

Order Management Multi-channel Order to Promise Fulfillment Orchestration to Invoice Order to Drop Shipment

Industry Higher Education Insurance Banking Healthcare Payer Healthcare Provider Retail More coming soon

Modern Best PracticesOpen, Standard, Free

Manufacturing Forecast to Plan Production Order to Cost Update Contract Manufacturing Request to Delivery

Inventory Plan to Replenish Material Request to Delivery

連続したビジネスプロセス単位で適用できる

Oracle ERP Cloud


拠点/部門のリアルタイム経営に活かす「企業データモデル」

特徴③：企業データ統合とBI内蔵

“マスタ・データ”

顧客マスタ商品・部材マスタ仕入先マスタ

ＢＯＭ工程マスタ組織マスタ

“業務プロセス”ｘ“組織モデル”

会計製造調達受注設計

“トランザクション・データ”

見積り

品質データ

受注金額

調達価格

製造進捗

製造原価

売掛金

仕訳 Smart View（Excel によるオンライン非定型分析）

財務レポート（定型帳票）

OTBI – リアルタイムBIグラフ・チャートや経営ダッシュボードによるマネージャ向けレポート

残高・仕訳照会画面（勘定科目モニター、勘定科目インスペクタ、仕訳明細照会…etc）

リアルタイムな経営情報

企業活動を統合したデータモデル

人事マスタ

19

Oracle ERP Cloud


ポイント: ERP Cloudは段階導入にも適応モジュールを後から追加してもデータモデルが崩れない

業務プロセス

顧客

必要なデータモデルが完成している状態

データモデル組合せﾙｰﾙ

業

務

機

能

拠点部材部材構成仕入先工程

マスタデータ

ﾄﾗﾝｻﾞｸｼｮﾝﾃﾞｰﾀ

販売構成見積・受注

請求書

価格商品

生産指示発注依頼

部材出庫

製品出荷商品在庫部材在庫製造原価

需要管理

発注商品在庫

出荷指示

生産計画

在庫確認

購買

発注

受入

発注依頼

購買(PO)

生産指示

仕掛

製造完了

原価

生産管理

製造(MFG)

在庫・出荷

出荷・梱包指示

出荷

在庫(INV)

請求

請求

消込

会計(FIN)

需給計画

生産計画部材展開

需給計画(PC)

受注

商品構成選択

価格見積

受注登録

在庫

販売管理(OM)

組込BI

予め・業務プロセス・データモデル・組込型ＢＩがセット済み

20

環境はお客様毎に専用※マルチテナントではない

Oracle ERP Cloud


トップダウン／ボトムアップ：企業内の様々なレベルの“計画”の整合

戦略シナリオとオペレーション計画の整合

21

販売＆オペレーション計画

S&OP

財務計画個々の計画を

PL/BS、CFに集約

ボトムアップ計画

企業戦略市場環境財務・資金活動

M&A 事業売却

要員計画プロジェクト計画

資産計画

最新見込をベースとして計画を作成開発調達製造販売

ERP

Strategic Modeling

ビジネスシナリオ




トップダウン計画

Oracle ERP Cloud

Oracle EPM Cloud


各部門予算の基準となる情報をきちんと紐づけて管理

経営戦略と部門計画の連動

22

Marketing

Executive

Sales

OperationsFinance

IT

HR

Enterprise Planning & Budgeting Cloud Service(EPBCS)

マーケティング予算

販売計画

経営戦略

人件費計画

IT予算

全社計画P/L, B/S, C/F予算

事業計画

Oracle EPM Cloud


様々なビジネスケースを想定し、それぞれの場合のシミュレーションを可能に

Strategic Modeling ビジネスシナリオ例

A事業

B事業

海外

新規

ベースシナリオ

＋5%

＋5%

＋5%

事業拡大

＋5%

＋10%

＋25%

事業縮小

ー2%

ー3%

＋10%

買収

＋5%

＋10%

＋15%

＋5%

What if シナリオ比較

Oracle EPM Cloud


EPBCS事前定義財務モデリング－シナリオ分析

Strategic Modeling

24

様々なシナリオを追加して、比較シミュレーションが可能

Oracle EPM Cloud


企業会計＋管理会計領域ガートナー：クラウド・コア財務管理スイート及びクラウド財務計画／分析ソリューションについてのマジック・クアドラント

オラクルをリーダーに位置付け

25

Magic Quadrant for Cloud Core Financial Management Suites for Midsize, Large and Global Enterprises 29 May 2018, G00336380 Analysts: John Van Decker | Robert Anderson | Mike Guay

Magic Quadrant for Cloud Financial Planning and Analysis Solutions24 July 2018 ID G00337508Analysts: Christopher Iervolino, John Van Decker

本図表は、ガートナー・リサーチの発行物の一部であり、発行物全体のコンテクストにおいてご覧いただく必要があります。ガートナーの発行物は、リクエストによりオラクルからご提供することが可能です。ガートナーは、ガートナー・リサーチの発行物に掲載された特定のベンダー、製品またはサービスを推奨するものではありません。また、最高のレーティング又はその他の評価を得たベンダーのみを選択するように助言するものではありません。ガートナー・リサーチの発行物は、ガートナー・リサーチの見解を表したものであり、事実を表現したものではありません。ガートナーは、明示または黙示を問わず、本リサーチの商品性や特定目的への適合性を含め、一切の保証を行うものではありません。GARTNER は米国および世界各国における Gartner, Inc.または関連会社の登録商標およびサービス・マークであり、同社の許可に基づいて使用しています。All rights reserved.

財務会計管理会計


導入事例

26


あの会社はもう、オラクルのクラウドを使ってます

部分的なクラウドERP導入全社クラウドERP

業務単位

グローバル会計調達、生産計画MDM、管理会計

２層ERP

海外子会社新規事業

M&A

オンプレから

ビジネスプロセス刷新レガシーERP刷新

ITコスト削減

2019/1/9

［公開可能のみ一部抜粋］

27

Copyright © 2019, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.Copyright © 2018, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved. |As of June 9, 2017

• 海外子会社の経営基盤をクラウドで統合• 拠点毎オンプレミスERPの更改に合わせ、SaaSクラウドへ移行• オンプレミスからSaaSへの移行でITコストを50%削減• 導入期間６ヶ月• 業務の共通化/標準化で業務プロセスにおける生産性と意思決定スピードを向上

ORACLE ERP AND SCM CLOUD

Oracle ERP Cloud

海外子会社の個別オンプレミスERPを一つに統合

クラウドへの移行でITコストを50%削減

２層 ERP

28

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欧州６拠点の子会社ERPを統合クラウド化する３つのメリット

イビデンにおける子会社ERPのIT上のメリット

個社毎の運用コストが大幅削減

頻繁なバージョンアップで常に最新の状態

導入費用が従来の半額

ERP Cloud

プロセスとデータを標準化SaaSで常に最新

個社毎の環境なので、システム更改のたびに多大な支出と作業が発生

子子子子

イビデン本社

・・・・・

イビデン本社

子子子子・・・・・

“本社が一括してERPを管理することで、保守コストの低減、業務フロー標準化、現場の見える化が実現でき、常に最新のテクノロジーを活用できるERPとして「Oracle ERP Cloud」を選択しました。今後は、欧州生産子会社を皮切りに、本社を含めグループ・グローバルの既存ERPを順次、クラウドERPに刷新していく予定です。”

-イビデン株式会社経営企画本部 IT推進室室長長谷川照富氏


今後のアプリケーション戦略

30


最新のデジタルテクノロジで武装強化

オラクルの次世代アプリケーション戦略

EPM HCM

ERP

SCM

CX

IoT

BlockchainMachine Learning

AIT H E W O R L D ’ S M O S T

Innovative Cloud Applications Suite

EPMHCM

アプリケーションにAIを統合することで、かつてないインテリジェントなオートメーション化を実現！

31


HCM CLOUD

35%

の、雇用活動や候補者をスクリーニングする時間を半分にカットすることができ、従業員に付加価値の高い

作業をもたらします。

SCM CLOUD

65%

の、サプライチェーンの管理者は、手動で商品の出荷をトラッキング追跡するのに多大な時間を費やしました。ブロックチェーンを使用することで、自動化と可視性と信頼性を向上させることが

できます。

CX CLOUD

60%

の、障害における顧客との電話サポート時間を完全に回避することができます。

統合されたCXとAIは、1回のコールまたはチャットボットで対応することができます。

ERP CLOUD

30%

の、財務部門の時間（1週間におよそ1日以上）は、Excelでマニュアルレポートを作成するのに費やされています。 AIを使用すると、レポートにエラーがなくなり、

より洞察が深まります。

ビジネスアプリケーションにAIを組み込むと･･･

32


• 照合処理の70-90％を自動化可能

• 多くの業界でニーズあり

⁻ 銀行勘定、会社間勘定、売掛金、買掛金、など

⁻ 様々な項目で照合可能

⁻ Invoice＃などのKeyでも可能）

• 小売：店舗預金/クレジットカード、保険：貿易決

済、銀行：ATM など

照合業務プロセスをオートメーション化

Account Reconciliation - 勘定照合 RPA

33

勘定照合プロセスの自動化

照合プロセスを効率的に管理

セキュリティ・リスクに包括的に対応

• 決算の勘定照合プロセスを統合し、照合業務を一元化。• 照合ルール設定による自動化

• プロセス、ステータスの可視化で、問題を即座に特定• 役割・責任の明確化による内部統制の強化• 照合業務自体のプロセス見える化

• データ統合で、確認漏れ・抜け落ちの防止• 科目ごとのリスク評価による、効率的なリスク管理• セキュリティや信頼性の高いクラウド・プラットフォーム処理タイミングもAIで最適化


経理財務業務での例

プロセス・オートメーションの拡張

34

General Accounting Operations : 一般会計

Financial Controlling & External Reporting :財務コントロールと外部報告

Taxation : 税務管理

Financial Planning & Analysis : 財務計画と分析

Treasury : 財務資金管理

Risk Management : リスク管理

External Relations : 外部リレーション

Business Development : 事業開発

Source: McKinsey, Bots, Algorithms, and the Future of the Finance Function

ACCELERATING

自動化は難しい

一部自動化が可能

大部分は自動化が可能

完全な自動化が可能

12 12 77

18 36 369

24 1919 38

34 4511 11

43 2118 18

6020 20

6733

100

ERPで自動化

A.I.で自動化

自動化困難


AI機能 Roadmap: What’s Coming Next..

ERP• Intelligent Account Defaulting

• Automated Expense Approvals

• Expenses Chat Bot • Automated Invoice Matching

• Automated Receipt Matching

• Inventory Level Recommendations

• Team Mix Modeling• Smart Supplier Management

• Merchant Intelligence• Order-to-Cash Customer Data Management

• Intelligent Invoice Imaging• Expenses Audit

SCM• Predictive Maintenance Recommendations

• Proactive Asset Performance Management

• New Product Forecasting• Product Segment Optimization• Optimal Resource Assignment• Maintenance Program & Schedule Optimization

• Expected Shipment Arrival Time

• Optimal Fleet Capacity Planning

• Automated Quality Exception Management

• Maintenance cost optimization

GRC リスク・コントロール

• Invoice Fraud Detection• Unusual Expenses• Split Purchase Orders• Payroll Fraud• High Risk User Access

EPM 経営管理• Conversational EPM Bot• Intelligent Performance Management

• Autonomous Consolidations• Intelligent Tagging

35

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IoTをビジネスに貢献させる

予測メンテナンス製品品質＆工程歩留り

メンテナンススケジュール

ワーカーの安全顧客資産の管理

Asset Monitoring

Production Monitoring

Fleet Monitoring

Connected Worker

Service Monitoring

IoT Applications


Supply Chain

ERP Customer Experience

Internet of Things

37

企業間取引データの新しい価値

Lot Lineage and Provenance

製品コンポーネントのトレーサビリティ、シリアライゼーション、

ロット系図

IntelligentCold Chain

食品や医薬品に関する、安全管理のための包括的な

トレーサビリティ

Warranty and Usage Tracking

高価値資産の状況を監視レンタル、保証、サービス、製品の使用状況のトラッキング

IntelligentTrack and Trace

拠点や部門間の取引、資産または商品の移動を

監視する

SOURCES OF INPUT

BLOCKCHAIN PLATFORM

出荷通知、船荷証券、製造指示書

受注オーダー、購買オーダー

サービス記録保証契約

資産、設備および貨物の状態、予兆管理

SOURCES OF INPUT

37

Blockchain Applications

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Oracle Runs Its Business On Oracle Cloud

ｰオラクルのビジネスはSaaSアプリケーションに支えられています

430,000 顧客

1.5B 1年あたりのお客様とのインタラクション

6,000 過去2年間にリリースされた、新しいセールスモデルでの新製品発表数

$40B ビジネス規模

122 ビジネスユニット

1 勘定科目体系

1 ビジネスプロセス体系

137,000+ 従業員数

10,000 過去５年間の新卒採用数

340,000+ 計画アイテム数

183,000 BOM

54 在庫組織

E R P/ E P MC X H C M S C M

38

$40BCLOSES BOOKS ON CLOUD


次世代経営プラットフォーム

39

劇的な変化/進化の時代に、クラウドを採用する理由

業務データを集約／統合し、部門間業務プロセスの自動化、全体の見える化と最適化を実現

oracle erp cloud 2018q2iot apps. 会計ハブ accounting hub 品質管理 quality mgmt. 見積り...

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