oracle on aws 2014

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Oracle on AWS情報 ソリューションアーキテクチャ本部 エコスシステムソリューションアーキテクト 松本大樹

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Page 1: Oracle on AWS 2014

Oracle on AWS情報ソリューションアーキテクチャ本部

エコスシステム ソリューションアーキテクト松本 大樹

Page 2: Oracle on AWS 2014

Oracle Products on AWSSupport Status

Environment Applications* Middleware Database Oracle Linux

Oracle VM

Non-Production in AWSCertified Certified Certified Certified

Oracle VM

Production in AWSCertified Certified Certified Certified

AWS

Non-ProductionCertified Certified Certified Certified

AWS

ProductionSupported Certified Certified Certified

* Oracle Enterprise Applications = E-Business Suite, JD-Edwards, PeopleSoft, Siebel, etc.

全てのOracle製品はAWS上での稼働が

サポートされています。

WindowsおよびLinux環境を含みます。

Page 3: Oracle on AWS 2014

Oracle on AWS構成は大きく構成は大きく構成は大きく構成は大きく2つつつつ

Oracle on EC2

• Oracle全製品/全機能に

対応可能な構成

• BYOL(Bring Your Own

License)のみ対応

RDS for Oracle

• Oracle Databaseのみ

(一部制限あり)

• 時間ライセンス提供可能

• BYOLにも対応

データ同期

EC2

Page 4: Oracle on AWS 2014

Oracle on EC2とRDS Oracle

4

Oracle on EC2 RDS Oracleバージョン Oracleのサポートするバージョ

ンを利⽤可能11g

機能 全機能利⽤可能 制限ありインスタンス 全インスタンス利⽤可能 ~ cr1.8xlargeストレージ 3TB以上利⽤可能

(複数EBS利⽤)上限3TB

パフォーマンス AWS利⽤者が設定 AWSが設定した性能を利⽤可能

インストール マニュアル 自動冗⻑化 DataGuardなどを利⽤して設定

(Oracle RACは利⽤不可)Multi-AZ

バックアップ RMANなどを利⽤して設定 スナップショットとポイントタイムリカバリを利⽤可能

パッチ適用 AWS利⽤者が適⽤ メンテナンス時間にAWSが適用

Page 5: Oracle on AWS 2014

Oracle License for AWS

プロセッサライセンスでEditionによって係数が異なる。

Standard EditionおよびStandard Edition One (係数0.25)• 1 台の EC2(コア数 4)⇒ 1 Processor ライセンス

• 1 台の EC2(コア数 8)⇒ 2 Processor ライセンス

Enterprise Edition (係数0.5)• 1 台の EC2(コア数 4)⇒ 2 Processor ライセンス

• 1 台の EC2(コア数 8)⇒ 4 Processor ライセンス

参考URL: http://www.oracle.com/jp/store/cloud-lic-170290-ja.pdf

Page 6: Oracle on AWS 2014

AWSのののの”Core(コア(コア(コア(コア))))”ライセンスのカウント方法ライセンスのカウント方法ライセンスのカウント方法ライセンスのカウント方法

AWSでは物理サーバを意識しない為、全ての物理コア分全ての物理コア分全ての物理コア分全ての物理コア分の

ライセンスを準備する必要はありません必要はありません必要はありません必要はありません。

あくまで稼働しているEC2インスタンスに割り当てられている

仮想コア数のみ仮想コア数のみ仮想コア数のみ仮想コア数のみにライセンスが必要です。

再起動にて新しい物理サーバへフェイルオーバーが可能で

すのでスタンバイ機の用意は不要スタンバイ機の用意は不要スタンバイ機の用意は不要スタンバイ機の用意は不要です。

ライセンス係数は前スライドにある通り、SE/SE Oneでででで0.25、

EEでででで0.5となります。

RDS for Oracleを利用する場合は、時間単位のライセンス時間単位のライセンス時間単位のライセンス時間単位のライセンス

の提供も可能です。(SE, SE One)

Page 7: Oracle on AWS 2014

AWSサービス for Oracle

Page 8: Oracle on AWS 2014

Amazon EC2(Elastic Compute Cloud)

1任意のゾーンに任意のゾーンに任意のゾーンに任意のゾーンに

分散配置可能分散配置可能分散配置可能分散配置可能

リージョンリージョンリージョンリージョン

アベイラビリティアベイラビリティアベイラビリティアベイラビリティ

ゾーンゾーンゾーンゾーン AEC2

アベイラビリティアベイラビリティアベイラビリティアベイラビリティ

ゾーンゾーンゾーンゾーン BEC2

EC2

数分で起動可能な仮想サーバ1時間ごとの従量課⾦で利⽤可能スケールアップ/ダウン、アウト/インが即座に可能• 18種類のサーバサイズから選択

Windows, Linuxなどx86-64アーキテクチャのOS利⽤可能• Windowsライセンスも従量課⾦

OS以上はお客様の自由• お手持ちのソフトをそのまま利⽤

Page 9: Oracle on AWS 2014

I/Oスピードの高速化+安定化を実現EBS-Optimized + Provisioned IOPS

Random Read/Write 4kB1-EBS当りのIOPS数を4000 IOPSに設定してランダムIOを発生させ、 EBSを1〜8 disksまでの性能を計測。IOPS数はリニアにスケールし、32,000 IOPS (4,000IOPS x8EBS)を計測。

0

20,000

40,000

60,000

80,000

100,000

120,000

140,000

0

5000

10000

15000

20000

25000

30000

35000

1disks 2disks 4disks 6disks 8disks

IOP

S

Rand ReadWrite : Blocksize = 4KB

MB/sec

IOPS

Page 10: Oracle on AWS 2014

Amazon RDS for Oracle数分でCreate Database完了の状態で起動!自動バックアップ/パッチ更新機能やフェイルオーバーに対応した環境を数クリックで設定可能!

時間単位のライセンス提供やライセンスの持ち込み(BYOL)もOK!HPC(32core[Hyper Threading ON], 244GB memory)に対応!Provisioned IOPS機能でディスク性能も安定!

AZ-A AZ-B

自動

バックアップ

スナップ

ショット機能

データ同期

パッチ更新

自動フェイルオーバー

Page 11: Oracle on AWS 2014

AWS 活用事例

Page 12: Oracle on AWS 2014

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Amazon.comの事例• テープバックアップからS3へ移⾏

テープバックアップ廃止10-13時間→2.5時間

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ストレージのための管理とインフラのコストを削減データセンターのストレージコストを削減セキュリティの要件に合致SLAを満たすバックアップにおける高速なネットワークデータ転送迅速なDRの切り替え作業

Oracle Exadata Clusterで稼働しているミッションクリティカルなOracle E-Business Suiteのディザスタリカバリを実現Amazon S3へのデータベースバックアップの⾃動化、作成、管理および監視にOracle Data Guardを使用

“AWSによりインフラを迅速に導入することができました。また、コストの上乗せや長

期コミットメントなしに利用に応じた課金で利用することが可能になっています。”

- Ragesh Rao, Manager Database Services, Sogeti

AWSの利用の利用の利用の利用AWSの利用の利用の利用の利用 ビジネス上のメリットビジネス上のメリットビジネス上のメリットビジネス上のメリットビジネス上のメリットビジネス上のメリットビジネス上のメリットビジネス上のメリット

大規模なOracle Exadata ClusterのディザスタリカバリをAWSで実現

導入事例:SOGETI

Page 14: Oracle on AWS 2014

Standby Site in

AWS Cloud

Oracle E-Business Suite 11i on Oracle Exadata

RDBMS 11gR2

Primary LIFEDatabase

DATA CHANGES

Amazon

EC2

Amazon

EBS

Standby LIFE 1DGDatabase

BR

OK

ER

AG

EN

T

EC2

BROKER

AGENT

Data Guard Broker

Client Client Client Client

Four Node Oracle Exadata

RAC Cluster Primary Site

Oracle E-Business Suite ディザスタリカバリのアーキテクチャー

Amazon

S3

導入事例:SOGETI

Page 15: Oracle on AWS 2014

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開発、ステージング、検証環境としてAWSを利⽤Oracle、Oracle Enterprise Manager 11gAWSは商用ミドルウェアへの対応が最も進んでいたEC2、EBSは非常に便利、VPCは企業用途では必然5年間のTotalコスト試算90%削減、コスト効率は圧倒的� 固定資産管理不、電気代、ラッキング等の設置場所不要

今後の拡張予定

RDS:データベースアドミニストレーターの教育用S3:デファクトスタンダードなバックアップソフトウェアに対応Direct Connect、EMR、Route53

Page 16: Oracle on AWS 2014

導入事例導入事例導入事例導入事例: イデア・コンサルティング株式会社様イデア・コンサルティング株式会社様イデア・コンサルティング株式会社様イデア・コンサルティング株式会社様

従来通りのデータセンターとAWSの導入後の比較で50%のコ従来通りのデータセンターとAWSの導入後の比較で50%のコスト削減実現。AWSの利⽤前はJDEのシステム導入期間が平均9か月必要でしたが、AWSの導入により、6か月に短縮することができました。

OracleのERPパッケージ”JD Edwards EnterpriseOne”

Page 17: Oracle on AWS 2014

都築電気株式会社 様

「販売管理システムは、従来から、Javaアプリケーションの実行環境として、

『Interstage Application Server』を使っています。どのクラウドサービスを利用する

か検討している時期に、ちょうど富士通のミドルウェアがAmazon EC2に対応したと

いう発表がありまして、これでアプリケーションを改修せずにそのまま使える、と考

えました。実際、まったく改修せずに、オブジェクトをクラウド上の仮想サーバにロー

ドするだけで、何の問題もなくシステムを動作させることができました」

第一システム部 第一システム課 源川巧様

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