oracle on windows windowsserversystemcenterwindows server ... · oracle direct seminar ...
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• Oracle on Windows‒ 参考資料、コラム(オラクル都市伝説)、イベント・セミナー情報 etc
• http://www.oracle.co.jp/campaign/mb_tech/
Windows Server System Center / OTN Japan• Windows Server System Center / OTN Japan• http://www.oracle.com/technology/global/jp/tech/windows/
• NET + Oracle Database.NET + Oracle Database• .NET Developer Center / OTN Japan
http://www.oracle.com/technology/global/jp/tech/dotnet/
意 簡単‒ 意外と簡単!? .NETでOracle / OTN Japanhttp://www.oracle.com/technology/global/jp/columns/easy/dotnet/
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• オラクル都市伝説 / Oracle on Windows‒ http://www.oracle.co.jp/campaign/mb_tech/column/
‒ シーズン2 連載中!其の一:地獄からの生還 本当にあった怖い話其の :地獄からの生還 本当にあった怖い話
其の二:喪われた時間を取り戻せ! ある男の過ち
其の三:ベテランエンジニアの魂がデータベースに宿る
其の四:本当にオラクルデータベースを選択すると「ソースコードがスリム」にな其の四:本当にオラクルデ タベ スを選択すると「ソ スコ ドがスリム」になるのか?を徹底検証
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Oracle Direct Seminar
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「オラ98(キュッパ)」安いOracle Databaseでもここまでできる!
日本オラクル株式会社
Agenda
• おら98とは?
• 安いオラクルでここまでできる!
• 使いたい放題の無償サービス
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オラ98(キュッパ)オラ98 で検索
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オラ98(キュッパ)
• 98,000円から使えるOracle Databaseオラ98の正体 O l D t b St d d Editi O です‒ オラ98の正体 = Oracle Database Standard Edition One です
• 販売パートナー企業のオラ98対応ソリューション拡充‒ 大塚商会様 ソフトバンクBB様 ダイワボウ様 デル様 NEC様‒ 大塚商会様、ソフトバンクBB様、ダイワボウ様、デル様、NEC様
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Oracle Database Standard Edition One2ソケット以下のサーバー用の手頃なフル機能データベースソケッ 以下 サ 用 手頃な 機能デ タ
• Windows環境におけるTPC-Cベンチマークにて、$0.50/tpmC
という価格性能比の世界記録を達成
19 600円• 1ユーザー当たり、19,600円(税抜き価格、税込価格は20,580円)
98 000円• 最少構成価格は、98,000円から(5ユーザー)(税抜き価格、税込価格は102,900円)
問い合わせ回数無制限 バ ジョンアップの権利も付いた• 問い合わせ回数無制限、バージョンアップの権利も付いた
24時間×365日のサポートが、21,560円から(5ユーザー)(税抜き価格 税込価格は22 638円)(税抜き価格、税込価格は22,638円)
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システム規模とデータベースEdition
小規模システム 小・中規模システム 中・大規模システム 超大規模システム≦ 2 CPU ≦ 4 CPU 4~8 CPU 8CPU <
Oracle Database SE
SE One
Oracle Database EE
※ SE: Standard Edition、EE: Enterprise Edition
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SEとSE Oneの違いについて ~3つのポイント~
Oracle Database Standard Edition (SE) とOracle Database Standard Edition One (SE One)の違いは以下の3点です
搭載可能CPU数(ソケット数)1 搭載可能CPU数(ソケット数)
価 格2
Real Application Clusters for Standard Edition (SE RAC)※
価 格2
Real Application Clusters for Standard Edition (SE RAC)※の使用可否
3
※SE RACはOracle10g以降のバージョンにてご利用可能です
9
※SE RACはOracle10g以降の ジョンにてご利用可能です
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SEとSE Oneの違いについて ~3つのポイント~
Oracle Database Standard Edition (SE) とOracle Database Standard Edition One (SE One)の違いは以下の3点です
搭載可能CPU数(ソケット数)1 搭載可能CPU数(ソケット数)
価 格2
Real Application Clusters for Standard Edition (SE RAC)
価 格2
Real Application Clusters for Standard Edition (SE RAC) の使用可否
3
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Agenda
• おら98とは?
• 安いオラクルでここまでできる!
• 使いたい放題の無償サービス
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安いオラクルでここまでできる!
• 設定を楽にする自己管理機能‒物理設計(表領域)に関する新機能
メ リ(パ メ タ)設計に関する新機能‒メモリ(パラメータ)設計に関する新機能
運用を楽にする運用管理機能• 運用を楽にする運用管理機能‒通常運用に関する新機能
‒障害管理のための新機能障害管理のための新機能
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表領域に関する機能
•ローカル管理表領域
‒ローカル管理のSYSTEM表領域
8.1.5
9iR2……………………….……
……………….……カル管理のSYSTEM表領域
•Automatic Segment Space Management (ASSM)
表領域毎のブロックサイズ指定
9iR1
9iR1
……………….………
•表領域毎のブロックサイズ指定
•UNDO表領域と自動UNDO管理
9iR1
9iR1…………….………………….……
‒UNDO_RETENTIONの保証
•大型ファイル表領域
10gR1
10gR1……….……………….………….……………….……
• SYSAUX表領域 ……….…………………….…… 10gR1
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ローカル管理表領域
表領域のエクステント管理方法
ディクショナリ管理
ク トサイズ
8iまでデフォルト
最低のエクステントサイズ指定
MINIMUM EXTENT句(8.0 ~ )
ローカル管理
エクステントサイズSystem自動管理
エクステントサイズ均一サイズ指定
9iからデフォルト※ System表領域の
LOCAL指定はR9 2からAUTOALLOCATION句
UNIFORM句
y 動管LOCAL指定はR9.2から
CREATE TABLESPACE XXX ……EXTENT MANAGEMENT { LOCAL / DICTIONARY }
AUTOALLOCATION
UNIFORM SIZE <サイズ>
表領域作成時の指定方法
• ローカル管理表領域の利点:
UNIFORM SIZE <サイズ>
ロ カル管理表領域の利点:‒従来の「ディクショナリ管理表領域」とは異なり、空きエクステントの情報を各データファイル内のビットマップで管理しており、データディクショナリ更新の為の再帰SQL(*1)が発生しない。
(*1):再帰SQLが実行されることで発生していたUNDO情報も発生しない(パフォーマンスも良い)
‒空き領域の断片化率が低い
‒隣合った連続空き領域を自動的に確認する為、空き領域の結合(COALESCE)操作不要
( 1):再帰SQLが実行されることで発生していたUNDO情報も発生しない(パフォ マンスも良い)
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ローカル管理のSYSTEM表領域
• 9iR2よりSYSTEM表領域もローカル管理表領域として作成きるよう なりま たできるようになりました。
利点‒利点
• 空き領域をディクショナリで管理しないので、領域管理オペレーションの競合(STエンキュー待ち)を回避できる
• 再帰SQLが現象する為、パフォーマンスが良くなる
制限‒制限
• UNIFORMの設定はできません。
• ローカル管理のSYSTEM表領域の環境では読み書き可能なディクショナリ管理の表領域を存在させることはできません。新たにディクショナリ管理の表領域を作成することもできません。
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自動セグメント領域管理Automatic Segment Space Management (ASSM)g p g ( )
表領域のエクステント管理方法
ディクショナリ管理
8iまでデフォルト手動データブロック管理(MANUAL)
PCTFREEPCTUSEDFREELISTSエクステント管理方法
ローカル管理
自動セグメント領域管理(AUTO)
ま デ ォ
9iからデフォルト※ System表領域の
指定 から
PCTFREE
管理(MANUAL) FREELISTSFREELISTS GROUP
LOCAL指定はR9.2から
CREATE TABLESPACE XXX ……EXTENT MANAGEMENT LOCAL SEGMENT SPACE MANAGEMENT
MANUAL
表領域作成時の指定方法
• 自動セグメント領域管理の利点:
EXTENT MANAGEMENT LOCAL SEGMENT SPACE MANAGEMENTAUTO
SegmentHeader L2 BMB L1 BMB 隣接
BLOCK自動セグメント領域管理の利点:‒ フリーリストによる管理に比べ、管理性、領域使用効率性、同時実行処理が向上します。
Header BLOCK隣接
BLOCK
隣接BLOCK
L1 BMB
L1 BMB
‒ ASSMでなければ以下の機能は利用できません。
• 大型ファイル表領域 (後述)
• オンライン・セグメント縮小 (後述)
L3 BMBL2 BMB
隣接BLOCK
L1 BMB
L1 BMB
2 BMB
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オ ライ グ 縮 (後述)L1 BMBL2 BMB
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UNDO表領域(ロールバック情報専用表領域)(ロ ルバック情報専用表領域)
• UNDO(ロールバック)セグメントを格納する専用の表領域
• UNDOセグメントの数、大きさをOracleが自動管理(Oracle9iから)
UNDOUNDO表領域表領域
・・・・・・UNDOUNDOセグメントセグメント
UNDOUNDO表領域表領域
・・・・・・
デ タフ イル
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データファイル
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UNDO情報の管理
•管理者がロールバック・セグメント(RBS)を
~ Oracle8i(手動UNDO管理) Oracle9i ~ (自動UNDO管理)• Oracleが自動的にUNDOセグメントを作成•管理者がロールバック・セグメント(RBS)を
作成、管理する。
•管理者の設定作業:
• Oracleが自動的にUNDOセグメントを作成、管理する。
•管理者の設定作業:
1. RBS専用の表領域作成2. RBSとして必要なUNDO量(サイズ)の見積り3. RBSの作成(MINEXTENT、OPTIMAL)4 バッチ用に大きめのRBS作成 (*1)
1. UNDOセグメント専用の表領域作成2. UNDO情報の保存期間設定
メリット:サイズではなく保存期間を設定⇒直感的
•管理者の運用作業: (随時)
4. バッチ用に大きめのRBS作成 (*1)
1. ディクショナリ情報によるRBS使用状況
•管理者の運用作業: (随時)
1. UNDOアドバイザによる状況確認 (*2)
サイズではなく保存期間を設定⇒直感的ORA-1555エラーの発生を抑制しやすい
1. ディクショナリ情報によるRBS使用状況(サイズ)確認
2. 上記をもとにRBS専用表領域のサイズ(*2) 、RBSの数やサイズの調整
1. UNDOアドバイザによる状況確認 (*2)2. UNDO表領域のサイズ(*3)、UNDO情
報の保存期間の変更
管理者の実施すべき作業が激減管理者の実施すべき作業が激減
(*1) ORA-1555が多発していたアプリケーションに対し、トランザクションの最初で以下を実行 (*2) 表領域を自動拡張可能な設定にすれば変更不要
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クションの最初で以下を実行。set transaction use rollback segment <rollback segment名> ; (*3) UNDOアドバイザはStandard Editionでも利用可能
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自動UNDO管理の設定
• 初期化パラメータ
UNDO_MANAGEMENT = (AUTO|MANUAL)UNDO_TABLESPACE = <UNDO表領域名>UNDO RETENTION = <UNDO情報保持期間 : 秒単位>
• UNDO表領域の作成
UNDO_RETENTION = <UNDO情報保持期間 : 秒単位>
UNDO表領域の作成‒ CREATE DATABASE 文の UNDO TABLESPACE 句
CREATE DATABASE xxx CHARACTER SET JA16EUC ……UNDO TABLESPACE d tbl DATAFILEUNDO TABLESPACE undo_tblsp DATAFILE'/mnt2/o9idb/dbs/undotblspo9idb.dbf' SIZE 30MAUTOEXTEND ON NEXT 1M MAXSIZE UNLIMITED;
‒ CREATE UNDO TABLESPACE 文
CREATE UNDO TABLESPACE undo_tblsp ……
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UNDO_RETENTIONの保証
• UNDOセグメントの再利用
UNDO情報の保持期間(UNDO RETENTION)を設定していても UNDO表領域の‒UNDO情報の保持期間(UNDO_RETENTION)を設定していても、UNDO表領域の空き状況により、「コミット済みUNDO」のセグメントは再利用されることがあります。
UNDO表領域の
空き状況
動作
空きがある 保存期間を維持する
空きがない まず 保持期間を過ぎた「期限切れUNDO」を再利用
• UNDO情報保持期間の保証 (10gR1~)
‒UNDO表領域の属性で設定します。
空きがない まず、保持期間を過ぎた「期限切れUNDO」を再利用
それでも領域に空きががり内場合は「期限切れでないUNDO」を再利用
UNDO表領域の属性で設定します。
保証しない)ALTER UNDO TABLESPACE undo_tblsp … RETENTION NOGUARANTEE; 保証する) ALTER UNDO TABLESPACE undo_tblsp … RETENTION GUARANTEE;
NOGUARANTEE : 参照処理(ORA-1555 を抑制)よりも更新処理を優先 (デフォルト)
GUARANTEE : 新規の更新処理よりも参照処理を優先
「期限切れでないUNDO」セグメントを再利用することはありません
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「期限切れでないUNDO」セグメントを再利用することはありません
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大型ファイル表領域
1つの datafileあたり 2^22 –1 = 4194303 blockOracleのdatafileの制限:
db_block_size データファイルの最大サイズ2k byte 約 8G byte ( 8589932544 byte)4k byte 約 16G byte ( 17179865088 byte)
8k byte 約 32G byte ( 34359730176 byte)
16k b t 約 64G b t ( 68719460352 b t )16k byte 約 64G byte ( 68719460352 byte)
• 9iまでで大きな表領域を作成する場合:管 が煩雑1. 複数の datafile を一つの表領域に割り当てる
2. 表領域単位で block_size を調整 (9i~)
管理が煩雑
データ格納効率が悪い
• 10gからは大型ファイル表領域が利用できます。
CREATE BIGFILE TABLESPACE …
•ローカル管理表領域であること、ASSM(自動セグメント領域管理)であること•表領域に複数のdatafile を割り当てることはできません※ ラージファイルをサポートしていないプラットフォームでの利用は推奨しません。
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表領域の容量がプラットフォームのより制限されます。
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SYSAUX表領域
• Oracle10g DatabaseではSYSTEM表領域のほかにSYSAUXという新規のタイプである表領域を必ず作成しますのタイプである表領域を必ず作成します。
オプションまたは機能名 スキーマ名 9iにおける格納先表領域 10gにおける格納先表領域LogMiner SYSTEM SYSTEM
L i l St db SYSTEM SYSTEM
SYSTEM
TOOLSCWMLITE
DRSYS SYSTEM SYSAUX
Logical Standby SYSTEM SYSTEM
Streams SYS (STREAM$_xxx) SYSTEM
Statspack PERFSTAT インストール時に指定
OLAP CWMLITE CWMLITE
Text CTXSYS DRSYSDRSYSODM
…
以前 10 以降
Text CTXSYS DRSYS
Ultra Search WKSYS DRSYS
Intermedia and Spatial ORDSYS SYSTEM
Workspace Manager WMSYS SYSTEM
Data Mining DMSYS ODM
SYSAUX (*1)
9i以前 10g以降Data Mining DMSYS ODM
EM Repository SYSMAN OEM_REPOSITORY
Job Scheduler SYS SYSTEM
Recovery Catalog RMAN インストール時に指定
XML DB XDB インストール時に指定XML DB XDB インストール時に指定
(*1) Recovery Catalog XMLDBに関しては手動インストール時には別の表領域を指定できます
デフォルトで作成される表領域の数を削減
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(*1) Recovery Catalog, XMLDBに関しては手動インスト ル時には別の表領域を指定できます。※ SYSAUX表領域の見積もりスクリプト: $ORACLE_HOME/rdbms/admin/utlsyxsz.sql
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安いオラクルでここまでできる!
• 設定を楽にする自己管理機能‒物理設計(表領域)に関する新機能
メ リ(パ メ タ)設計に関する新機能‒メモリ(パラメータ)設計に関する新機能
運用を楽にする運用管理機能• 運用を楽にする運用管理機能‒通常運用に関する新機能
‒障害管理のための新機能障害管理のための新機能
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メモリ(パラメータ)設計に関する新機能
• PGAメモリ自動調整機能 9iR1…………..…………….……
• SGA動的変更機能 10gR1…………………………………
• 自動メモリー管理機能 11gR1………………………………
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Oracleが利用するメモリ領域(PGAとSGA)
サ バユ ザ
データベースサ バ
プロセス毎のメモリ領域( )プロセス毎のメモリ領域( )
サーバ・プロセス
ユーザ・プロセス
サーバ
(Program Global Area)(Program Global Area)Oracle専用のメモリ領域(System Global Area)Oracle専用のメモリ領域(System Global Area)
サ バユーザ・
プロセス毎のメモリ領域(P Gl b l A )プロセス毎のメモリ領域(P Gl b l A )
サーバ・プロセス
ユ ザ・プロセス
同時接続数(n)分
db_block_buffersshared_pool_size
java_pool_sizelarge_pool_size
バックグラウンドバックグラウンドプロセスプロセス
(Program Global Area)(Program Global Area) log_buffer_size
sort area sizeO l が必要とするメモリ総量 sort_area_sizehash_area_size
bitmap_merge_area_sizecreate_bitmap_area_size
Oracleが必要とするメモリ総量 =
(PGA × n ) + SGA
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管理者はメモリ配分に苦心
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自動メモリ管理(SGA、PGA)
Versionがあがる毎にメモリ管理を容易にする機能が追加されています
バッファキャッシバッファキャッシ
Versionがあがる毎にメモリ管理を容易にする機能が追加されています。
バッファキャッシュ
db_cache_size
共有プール
バッファキャッシュ
db_block_buffers
共有プール 共有プ ル
shared_pool_sizeJavaプール
java_pool_size
SGAsga_target
共有プ ル
shared_pool_sizeJavaプール
java_pool_sizeSGA
memory target
REDOログバッファ
j _p _ラージプール
large_pool_sizeREDOログバッファ
l b ff iREDOログバッファ
j _p _ラージプール
large_pool_size
memory_target
REDOログバッファ
log_buffer_size log_buffer_sizelog_buffer_size
sort_area_size
log_buffer_size
PGApga_aggregate_target
PGApga_aggregate_target
create_bitmap_area_size
hash_area_sizebitmap_merge_area_size PGA
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PGAメモリ自動調整機能
ユーザー毎のPGAは全て同じサイズ
ユーザー毎に動的にPGAサイズを決定
PGA PGA
PGA
PGA
PGA
PGAPGA
・・・・・ ・・・・・
PGA PGA
ユーザー数増にあわせ 総PGAサイズを指定
PGAの総サイズの制限は効きません⇒メモリリソースの枯渇による性能低下
総PGAサイズも増加 その範囲内でPGAを確保
PGA_AGGREGATE_TARGET =総PGAメモリー・サイズの最大値WORKAREA SIZE POLICY =AUTO
初期化パラメータ
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の可能性WORKAREA_SIZE_POLICY =AUTO
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従来のPGA手動管理方式の課題: 管理者の苦心
1.全SQLの単一モデル化によるしわ寄せ、および個別指定の運用負荷増加
PGAのサイズはどれにあわせるか?少量メモリソート SQL
PGAのサイズはどれにあわせるか?少量にあわせるとDiskソート発生率増多量にあわせると無駄なメモリ使用率増
GAのサイズはセ シ ン単位で指定できるが
OLTP
多量メモリソート SQLPGAのサイズはセッション単位で指定できるが
指定するためには、その処理に必用なPGAサイズの見積もり、運用、AP組み込み(AlterSession文)、が必用DSS
2.机上論と実機処理のギャップの発生による課題
C/O前:机上論 C/O後:実機運用時 メモリリソース枯渇
同時実行最大ユーザー数 1000PGAサイズ 1M最大PGA利用メモリサイズ 1000M
同時実行最大ユーザー数 3000PGAサイズ 1M最大PGA利用メモリサイズ 3000MDiskソート発生率 40%
レスポンス低下
利用していないPGAメモリ 1000M
DBサイズの拡大およびSQL処理パターン複合化に伴なう従来設計方式 運用方式が持つ問題の顕在化
リソースの無駄
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従来設計方式・運用方式が持つ問題の顕在化
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SGA動的変更機能
実物理メモリ 実物理メモリ SGA TARGETSGA TARGET SGA TARGETSGA TARGET
Oracle 9i Oracle 10g
SGA_MAX_SIZE
実物理 リ
SGA_MAX_SIZEバッファキャッシュバッファキャッシュ
バッファキャッシュバッファキャッシュ
SGA_TARGETSGA_TARGET SGA_TARGETSGA_TARGET
自動拡張自動拡張
現行SGA
shared_poolbuffer_cachelarge_pool など指定サイズで決定される
現行SGA
SGA_TARGET
SGAサイズだけを指定すれば、
割
バッファキャッシュバッファキャッシュ
共有プール共有プール
共有プール共有プール
自動拡張自動拡張
SGAサイズ
決定される
(9iR2よりオンラインでの手動変更可能)
SGAサイズ
内部の割り振りはOracleが自動制御する
大規模プール大規模プール
JavaJavaプールプール
大規模プール大規模プール
JavaJavaプールプール
その他その他 その他その他
管理者は手動で管理します Oracleが自動で管理します
初期化パラメータ
SGA_TARGET = 0以上の値も く
管理者は手動で管理します Oracleが自動で管理します
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STATISTICS_LEVEL =Typical もしくは ALL
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自動メモリー管理
O/S Memory O/S Memory O/S Memory
OSメモリー
SGA SGAMEMORY_MAX_TARGET
SGA
MEMORY_TARGET
PGA PGA PGAPGA PGA PGA
自動チ ング ALTER SYSTEM SET MEMORY TARGET
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自動チューニング ALTER SYSTEM SET MEMORY_TARGET=....
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メモリー・アドバイザ (Enterprise Manager)
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安いオラクルでここまでできる!
• 設定を楽にする自己管理機能‒物理設計(表領域)に関する新機能
メ リ(パ メ タ)設計に関する新機能‒メモリ(パラメータ)設計に関する新機能
運用を楽にする運用管理機能• 運用を楽にする運用管理機能‒通常運用に関する新機能
‒障害管理のための新機能障害管理のための新機能
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通常運用に関する機能
• オンライン・セグメント縮小 10gR1……………………………• オプティマイザ統計の管理
‒自動統計収集機能
自動オプ イザ統計収集機能
8i……………………………………10 R1‒自動オプティマイザ統計収集機能
‒オプティマイザ統計のエクスポート/インポート
‒オプティマイザ統計の自動バックアップ 10gR19iR1………………
10gR1………………………
オプティマイザ統計の自動バックアップ
• SQL計画の管理
• Oracle Database 10g の自動管理機能
10gR1……………………11gR1……………………………..………10gR1Oracle Database 10g の自動管理機能
• 表の圧縮
タ バ パ グ
10gR1…..……………9iR2…..…….…….……….……
• インターバル・パーティショニング 11gR1………
33Copyright © Oracle Corporation Japan, 2010. All rights reserved.
オンライン・セグメント縮小HWMと全件検索HWMと全件検索
• Oracleは全件検索時、テーブル全体ではなくHigh Water M k (HWM) まで走査しますMark (HWM) まで走査します。
• メリット: テーブルの大きさに対してデータ量が少ない場合、高速に検索できる
• デメリット: 大量削除などでHWM以前の空きが多い場合、実レコード数に比較して時間がかかる
使用領域 未使用領域
使用領域
走査範囲
未使用領域 未使用領域
HWM
使用領域 未使用領域
HWM
走査範囲
• INSERT / DELETEが頻繁に発生するテーブルでは必要に応じたメンテナンスが必要です。
34Copyright © Oracle Corporation Japan, 2010. All rights reserved.
オンライン・セグメント縮小HWMを下げる方法HWMを下げる方法
• 対象となる表に(業務的に)アクセスさせない状態で実施:1 論理バックアップユーティリティ(EMP/IMP) + 元表削除(DROP)1. 論理バックアップユ ティリティ(EMP/IMP) + 元表削除(DROP)
2. CREATE AS SELECT + 元表削除(DROP) + RENAME
3. CREATE AS SELECT + TRUNCATE + INSERT SELECT
4. 表領域の移動 (ALTER TABLE <表名> MOVE TABLESPACE <表領域名>) (8i ~)
• オンライン・セグメント縮小 (10gR1~)
① ② ③① ② ③
‒ 業務でテーブルを利用中でもセグメント縮小可能
自動 グ 領域管 能
データの移動 HWMの移動 領域の解放
‒ 自動セグメント領域管理(ASSM)のみ利用可能
注意) マテリアライズド・ビューのログに対するオンライン・セグメント縮小の機能実行と、マテリアライズド・ビューのリフレッシュは
alter table <表名> enable row movement;alter table <表名> shrink space (cascade);
35
マテリアライズド ビュ のリフレッシュは排他的に実行してください。
alter table <表名> shrink space (cascade);
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オンライン・セグメント縮小セグメント・アドバイザセグメント アドバイザ
自動セグメント・アドバイザは10gR2~
36Copyright © Oracle Corporation Japan, 2010. All rights reserved.
オプティマイザ統計の管理自動統計収集機能自動統計収集機能
• SQLの実行計画を立てる際にコストベース・オプティマイザ( )は表や索引 実行計 が必要となります(CBO)は表や索引の実行計画が必要となります。
• 自動統計収集機能(8i~)‒表にMONITORING属性を設定することで、この属性がある表やパーティションに関する更新(insert/update/delete/Direct Load)情報をSGA上に書き込み 定期的にディクショナリに反映させますSGA上に書き込み、定期的にディクショナリに反映させます。
‒Oracleは統計情報取得時にこの情報を参考に、統計情報を再取得すべき表であるかどうかを判断します。
‒10gからは表へのMONITORING属性を設定しなくとも、自動統計収集機能は動作します。(CREATE/ALTER TABLE のMONITORING属性は無視されます。)は無視されます。)
‒10gからは初期化パラメータにてMONITORING有無を制御します。
STATISTICS LEVEL (TYPICAL(デフォルト) / ALL / BASIC ) ※ BASIC時はDML監視しません
37
STATISTICS_LEVEL=(TYPICAL(デフォルト) / ALL / BASIC ) ※ BASIC時はDML監視しません
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オプティマイザ統計の管理自動オプティマイザ統計収集機能自動オプティマイザ統計収集機能
• 10gからはGATHER_STATS_JOBによりCBOに必要な統計が自動で定期的に収集されます期的に収集されます。
• 統計情報が取得されていないもの
• 過去に統計を収集した状況から10%以上の行が更新(INSERT, UPDATE, DELETE, MERGE)
• 収集タイミングは必要に応じて変更します。
過去に統計を収集した状況から10%以上の行が更新(INSERT, UPDATE, DELETE, MERGE) されて いるもの (※自動統計収集機能により変更状況を把握)
デフォルトの「スケジューラのウィンドウ」の設定:
•月曜日~金曜日:それぞれの日に22時から8時間(つまり翌朝6時まで)の間
•土曜日、日曜日: 終日
• 統計をロックすることで、特定の表を自動収集の対象外にできます。例: EXECUTE DBMS_STATS.LOCK_TABLE_STATS(‘SCOTT’,’EMP’);
‒別途、手動で統計情報を取得(DBMS_STATS.GATHER_*_STATSを利用)します。
EXECUTE DBMS_STATS.LOCK_SCHEMA_STATS(‘SCOTT’);
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オプティマイザ統計の管理
• オプティマイザ統計のエクスポート/インポート (9iR1~)‒オプティマイザ統計をデータディクショナリからエクスポート(DBMS_STATS.EXPORT_*_STATS)できます。
• データベース間で統計情報をインポート(DBMS STATS IMPORT * STATS)できる。デ タ ス間で統計情報をインポ ト(DBMS_STATS.IMPORT_*_STATS)できる。
• オプティマイザ統計の自動バックアップ(10gR1~)
本番データベースから小規模なテストデータベースへ統計情報を複製可能
オプティマイザ統計の自動バックアップ(10gR1 )‒DBMS_STATS パッケージによってオブジェクトの統計情報を取得しディクショナリが更新されると、前の統計情報は後にリストア
するケ スに備えて自動的に SYSAUX 表領(DBMS_STATS.RESTORE_*_STATS)するケースに備えて自動的に SYSAUX 表領域に保存します。(デフォルト31日間分)
統計取得によりパフォーマンスが落ちたような場合に
過去の統計情報をリストアできる
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SQL計画の管理(SQL Plan Management : SPM) EE(SQL Plan Management : SPM)
実行計画を管理する機能SYSAUX表領域
EE
• 実行計画を管理する機能‒繰り返し実行されるSQL文の実行計画を「SQL計画ベースライン」として管理。
SQL Management
Base
実行計画履歴
‒CBOはベースラインに登録されているものを常に実行
CBOはよりコストの低い実行計画を 「実
実行計画履歴
SQL計画
ベースライン
‒CBOはよりコストの低い実行計画を 「実行計画の履歴」に追加
‒検証プロシージャの実行、DBAによる明 プランB
プランA
示的な指定により「実行計画の履歴」に登録されている実行計画を「SQL計画ベースライン」に指定
プラン
プランC
ライン」 指定
予期しない実行計画の変更による、予期しないパフォーマンスの低下を防ぐ
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予期しないパフォ マンスの低下を防ぐ
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Oracle Database 10g の自動管理機能
Automatic Database Diagnostic Monitor(ADDM)
アドバイザ
( )データベース全体の稼動状況をモニタ、診断(特別なアドバイザ)
アドバイザデータベースを診断し、最適な設定や問題点を解消する方法を提示、または設定に有用な見積りを表示
参照 自動共有メモリー管理
設定に有用な見積りを表示・SQL ・メモリー ・セグメント ・UNDO
自動ワ クロ ド リポジトリ(AWR)
自動共有メモリ 管理メモリーの使用状況を監視し動的に、自律的にチューニング
自動ワークロード・リポジトリ(AWR)データベース稼動状況の履歴アドバイザなどが、診断 / 分析時に参照
サーバー・アラートデータベースを監視し、DBAに通知
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自動ワークロード・リポジトリ(AWR)
• データベースの稼動情報(スナップショット)を保存
‒ MMONが定期的にSGAの情報を取得するMMONが定期的にSGAの情報を取得する
‒ 情報取得の間隔と保存期間はGrid Control から設定可能(PL/SQLパッケージでも可)
SGA統計情報負荷の高いSQL 定期的に保存 スナップショット1負荷の高いSQL… (デフォルトでは60分毎)
スナップショット1
スナップショット2
スナップショット3
MMON
DBWR PMON ・・・・SMON
AWRスナップショット4
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Automatic Database Diagnostic Monitor(ADDM)(ADDM)
• AWRに収集されたデータを定期的に分析し、データベースのパフォーマンスを監視 / 診断データベースのパフォーマンスを監視 / 診断
• 問題を発見し、解決方法をDatabase Control に表示
定期的に保存SGA 定期的に保存SGA統計情報負荷の高いSQL…
MMON
スナップショットの起動
差分を診断
ADDM結果作成
起動
AWRDatabase Control
ADDM
診断結果 / アドバイス
結果表示DBA
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診断結果 / アドバイス
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アドバイザ機能一覧
SQLアドバイザ
SQLチューニング・アドバイザ
システム全体の索引やパーティショニング、マテリアライズド・
特定のSQL文の診断・チューニング(SQL文の変更、索引、プロファイルの作成 等の推奨)
SQLアクセス・アドバイザ
Tuning
Tuning
メモリ アドバイザ
ビューに関する診断
PGA、バッファ・キャッシュ、共有プールの
SQLアクセス アドバイザ
SQL修復アドバイザ エラーの発生したSQLの分析、修正をおこなう
g
メモリー・アドバイザ
セグメント・アドバイザ
、 ッファ キャッシ 、共有プ ルのサイズ変更をアドバイス
セグメントの断片化レベルを特定し、縮小すべきセグメントをアドバイス
データベース
ADDM
UNDOアドバイザ最適なUNDOの保存期間やUNDO表領域サイズを推奨
デ タベ ス
全体の診断
データ・リカバリ・アドバイザ 障害の分析、リカバリ方法のアドバイス
詳しくは、Oracle Direct Seminar「Oracle Database 10g ではじめるパフォーマンス・チューニング」
を受講願 ます
44
を受講願います
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Agenda
• データベース進化の方向性
• 設定を楽にする自己管理機能‒物理設計(表領域)に関する新機能
‒メモリ(パラメータ)設計に関する新機能
• 運用を楽にする運用管理機能‒通常運用に関する新機能通常運用に関する新機能
‒障害管理のための新機能
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障害管理のための新機能
• ADR(Automatic Diagnostic Repository)ADR(Automatic Diagnostic Repository)
• ヘルス・モニター
• ヘルス・チェックルス チェック
• SQLテスト・ケース・ビルダー
• IPS(Incident Package Services)IPS(Incident Package Services)
• SQL修復アドバイザ
• データ・リカバリ・アドバイザデ タ リカバリ アドバイザ
• ADRCI
• Support Workbench (Enterprise Manager)• Support Workbench (Enterprise Manager)
詳しくは、Oracle Direct Seminar「簡単!!便利!!GUIで障害管理11g」 を受講願います
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簡単!!便利!!GUIで障害管理11g」 を受講願います
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一般的な(今までの)障害時の対応フロー
障害発生ログ・トレースの送付を依頼
障害発生時に出力されたアラート・トレースを確認同一の障害が再現するのを待た
なければ原因調査が進まない
これまでの障害発生時
サポート・センターにアラート・トレースを送付
なければ原因調査が進まない
障害発生時の対応の一例 アラート・トレース情
報から調査
稼動時のデ タベ スのアラ ト トレ スだけでは
再現時に取得が必要な情報を指示
稼動時のデータベースの詳細情報確認
復旧方法の提示
アラート・トレースだけでは原因が特定できない
実行されていたSQLや再現ケースなど稼動時の情報が必要 既に再起動してしまって、
オンラインの情報が取れない
システム復旧を実施原因の調査を依頼
が必要システム管理者
サポート・センター
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障害診断インフラストラクチャによる障害解決のスピードアップ障害解決のスピ ドアップ
障害発生
障害解析に必要な情報を自動取得
障害の修復方法をアドバイス
システム管理者
障害解析のための情報確認
修復アドバイス確認し、修復作業
障害発生時障害関連情報の送付
必要な情報を全てパッケージ化
障害発生時の対応 サポート・センター
必要な情報を全て入手し調査
早期の障害解決と
必要な情報を全て入手し調査
早期の障害解決と根本原因の追究の迅速化
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障害診断インフラストラクチャ ー 全体イメージ
サポート・ワークベンチSQL 修復アドバイザ
解析/診断 → 修正方法、回避策の推奨ADRCI
障害情報 パ ジ グ
データ・リカバリ・アドバイザ
(障害解決の作業画面)IPS
障害情報のパッケージング
SQL テスト・ケース・ビルダーファイルファイル
情報取得参照
サポート・サービスへ送付
ADRインシデントチェック結果登録
ヘルス・チェック障害
インシデント各種トレース/ダンプアラート・ログヘルスチェック/レポート診断データを出力
チェック結果登録
自動診断データ取得
自動起動
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診断デ タを出力(メモリのダンプ情報など)
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ADR(Automatic Diagnostic Repository)とは
• データベース診断データ用のファイルベースのリポジトリ
ADR_BASEADR_HOME
(製品タイプ) (製品ID) (インスタンスID) (各診断データ)
diag rdbms alert
d
clients incident
cdumpasm
tnslsnr trace
ADR_BASE: ADRのルートディレクトリ
ADR HOME: 診断デ タのル トディレクトリ
crs (その他)
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ADR_HOME: 診断データのルートディレクトリ
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ADRに格納される情報
• 対応コンポーネント (*1)
既存 11g NEW
Automatic Storage Management (ASM)
Oracle Database ListenerOracle Net Client
• 対象となるログファイル (*1) CRS は現バージョンでは未対応対象となるログファイルalert.log listener.logsqlnet.log
alert.log(XML) listener.log(XML)sqlnet.log(XML)
トレース・ファイル
ダンプ・ファイル
• 障害時に自動的に取得される情報 (11g ~)障害時に自動的に取得される情報 (11g )インシデント・ダンプ (エラースタック等)
• 障害時情報をまとめたもの (11g ~)IPSパッケージファイル (後述)
障害時情報をまとめたもの ( g )
実行デ タ ポ ト (後述)
• ヘルス・モニター関連の情報 (11g ~)
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HM実行データ、レポート (後述)
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事業継続のためのさまざまなテクノロジーを提供
事業継続計画ではあらゆる障害ケースへの対応策が不可欠です。
サーバー障害Real Application Clusters,
ストレージ障害
サ バ 障害
物理障害
自動ストレージ管理, Recovery Manager,フラッシュ・リカバリ領域
Data Guard
Data Guard Streams計画
データ破損
サイト障害
Data Guard, Streams,ブロック検査,ブロック・チェックサム, HARDRecovery Manager, フラッシュ・リカバリ領域
Data Guard, Streams, Recovery Manager
画外停止
Flash Back Technology , Log Miner, Recovery Manager論理障害
サイ 障害 , , y g
データ障害
システム変更自動ストレージ管理, 動的リソース・プロビジョニング,ローリング・アップグレード,トランスポ タブル表領域
計画停
データ変更 Data Guard,オンラインメンテナンス, Streams
トランスポータブル表領域停止
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フラッシュバック・テクノロジーとは
論理障害による業務(システム)停止を最低限に抑えることが可能
• フラッシュバック・テクノロジーが必要とされる背景
‒ アプリケーション障害の40%はオペレータまたはユーザーのエラー
ユ ザ エラ の復旧は 常に‒ ユーザーエラーの復旧は非常に困難
• フラッシュバック・テクノロジーの目的
‒ 人為的(ユーザー)エラーからの早急な復旧
• 貴重なデータの削除、間違ったデータの削除、間違った表の削除 など
• アプリケーションミス、誤バッチの実行
• フラッシュバック・テクノロジーの効果フラッシュバック テクノロジ の効果
‒ バックアップからのリカバリが不要!
‒ 非常に簡単
時 復‒ 短時間で復旧
‒ 過去データの参照が可能!
‒ 不正なデータ改竄に効果
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不 なデ タ 効果
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フラッシュバック・テクノロジーとはフラ シ バ ク用途とのマ ピング
フラッシュバック・データベースデータベース全体の復旧
フラッシュバック用途とのマッピング
フラッシュバック デ タベ スデ タベ ス全体の復旧
DDLを含む変更の取消
フラッシュバック・テーブル
フラッシュバック・ドロップ
テーブル単位での復旧
テーブル・ドロップ操作の取消
フラッシュバック・クエリ
フラッシュバック・バージョン・クエリ
過去データの参照
行データ単位での変更履歴を表示
フラッシュバック・トランザクショントランザクション単位での変更履歴と、そのUNDO・SQLを表示
シ バ ク デ タ カイブ遠い過去データの参照
コンプライアンス・監査
フラッシュバック・データ・アーカイブ
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フラッシュバック・テクノロジーとは
フラッシュバック・テクノロジー は拡張され続けています。
機能名 Oracle9i
SE/SE One
Oracle 9i
EE
Oracle 10g
SE/SE One
Oracle 10g
EE
Oracle 11g
SE/SE One
Oracle 11g
EE
フラッシュバック・クエリ ○ ○ ○ ○ ○ ○
フラッシュバック・バージョンクエリ - - ○ ○ ○ ○
フラッシュバック・トランザクション - - - ○ - ○
フラッシュバック・データベース - - - ○ - ○
フラッシュバック・テーブル - - - ○ - ○
フラッシュバック・ドロップ - - ○ ○ ○ ○
フラッシュバック・アーカイブ - - - - - ○
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Agenda
• おら98とは?
• 安いオラクルでここまでできる!
• 使いたい放題の無償サービス
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2005年8月 Oracle Direct 無償支援サービス 始動
前 から 移行 ビ タ3年前に Accessからの移行アセスメントサービス スタート顧客のニーズを受けて、サービスを開始しました。
http://www oracle co jp/showcase/2006/sugimoto clinic/top html
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http://www.oracle.co.jp/showcase/2006/sugimoto_clinic/top.html
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2007年~ Oracle Direct 無償支援サービス・本格展開
あらゆる課題に対して、豊富なメニューで支援あらゆる課題に対して、豊富なメニューで支援
<IT<IT業界に関わる全ての人たちへサ ビスを展開します業界に関わる全ての人たちへサ ビスを展開します >><IT<IT業界に関わる全ての人たちへサービスを展開します。業界に関わる全ての人たちへサービスを展開します。>>
■ PostgreSQL/MySQL からの移行相談サービス移行サービス移行サービス
■ DB2 / Sybase / SQL*Server/Accessからの移行相談サービス移行サービス移行サービス
■ Oracle Database バージョンアップ支援サービスバージョンアップバージョンアップ■ Oracle Developer/2000 Webアップグレード相談サービス
バ ジョンアップバ ジョンアップ支援サービス支援サービス
■ Oracle Database 構成相談サービス
■ パフォーマンス・クリニック・サービス
■ Oracle Database 高可用性診断 クリニック
シ テム連携 セ メ トサ ビ
相談・診断相談・診断サービスサービス
詳細はこちらをご覧下さい http://www oracle com/lang/jp/direct/services html
■ システム連携アセスメントサービス
■ システム・セキュリティ診断サービス
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詳細はこちらをご覧下さい。 http://www.oracle.com/lang/jp/direct/services.html
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Oracle Direct 無償支援サービス よくあるQA
タダとかいって、本当はお金取るんじゃないの?タダとかいって、本当はお金取るんじゃないの?→→本当にただです。お金は一切いただいておりません。本当にただです。お金は一切いただいておりません。
サービスはタダだけどサービスはタダだけど、高い物売りつけるんじゃない?ヘンな壺とか、高い物売りつけるんじゃない?ヘンな壺とか→→OracleOracle製品の売り込みはしません。ヘンな壺も売りません。製品の売り込みはしません。ヘンな壺も売りません。
適当な診断してんじゃないの?だってタダだからねえ。適当な診断してんじゃないの?だってタダだからねえ。→→OracleOracle製品のプロフェッショナルがきちんと診断します製品のプロフェッショナルがきちんと診断します→→OracleOracle製品のプロフェッショナルがきちんと診断します。製品のプロフェッショナルがきちんと診断します。
目的は何なの?タダより高いものはないっていうしねえ。目的は何なの?タダより高いものはないっていうしねえ。→→ITIT業界の活性化です。業界の活性化です。ITIT業界に携わる方たちの笑顔を見たいのです!業界に携わる方たちの笑顔を見たいのです!
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まとめ
• おら98とは?‒Oracle Database Standard Edition Oneのことです。
• 安いオラクルでここまでできる!‒どのEditionでも、データベースエンジンは同じです。
St d d Editi でも便利な機能はたくさんあります‒Standard Editionでも便利な機能はたくさんあります。
• 使いたい放題の無償サービス使いたい放題の無償サ ビス‒幅広いサービスメニュー
‒何度ご利用いただいても無償です
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業務改善計画の作成支援• 業務診断サービス
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経営企画
• BIアセスメントサービス
システム運用状況の診断•パフォーマンス・クリニック・サービス•システム・セキュリティ診断サービス
デ タ管理最適化サ ビス
運用 IT 企画システム企画の作成支援
•業務診断サービス•BIアセスメントサービス
•データ管理最適化サービス
構築 設計
RFP/提案書の作成支援
システム構築時の道案内•Access / SQL Serverからの移行
•MySQL / PostgreSQLからの移行•BIアセスメントサービス
•メインフレーム資産活用相談サービス•仮想化アセスメントサービス
•Oracle Database 構成相談サービス
MySQL / PostgreSQLからの移行•Oracle Database バージョンアップ支援•Oracle Developer Webアップグレード
•システム連携アセスメントサービス
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0120-155-096※月曜~金曜 9:00~12:00、13:00~18:00
(祝日および年末年始除く)※フォームの入力には、Oracle Direct Seminar申込時と同じ
ログインが必要となります。※こちらから詳細確認のお電話を差し上げる場合がありますので、ご登録さ
れている連絡先が最新のものになっているか、ご確認下さい。
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