Molecular Devices Japan KK (1/4)

Overlay and Montage (MetaMorph Ver 7.8.10 以降より実装)

Overlay and Montage 機能は従来の画像重ね合わせ機能である Overlay Images 機能と Stack

Montage 機能を兼ね備えた新しい機能です。

最大 7 波長の Stack 及び Plane 画像の重ね合わせと同時に、各波長の画像＋重ね合わせされた画

像の Montage 画像を同時に作成する事が可能です

使い方）

１． 重ね合わせを行うそれぞれの画像を Load します。

使用可能な画像はモノクロ 8bit、16bit 画像の Stack ファイル、Single Plane の画像となり

ます。今回は以下の 3 波長の画像を例として用います

２． Display メニューより、Overlay and Montage を選択します。

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３． ボタンを押し、対象画像のファイルの数だけ追加します

今回の場合は 3 波長の重ね合わせを行いますので、以下の様に 3 波長分追加します

４． Source に重ね合わせを行う各波長の画像を指定していきます。

なお、Source の行の順番は Montage 画像の位置と関連します。

また、Color のボックスをクリックする事で重ね合わせされるそれぞれの画像の疑似カラー

を選択する事が出来ます。この疑似カラーは Montage された画像に対して有効となります

反対に重ね合わせされる波長数を減ら

したい場合は ボタンを押すこと

で、削除する事が出来ます

重ね合わせされる画像が Stack ファイルの場合のみ、

(現在表示されている Plane のみ)か、

(全プレーン)かの選択ができます

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５． Montage 画像において、各波長の画像に疑似カラーを設定する場合は、元画像の疑似カ

ラーを有効にします

６． 続いて、 ボタンを押せば、Preview で表示されていた通りの Montage 画像が

作成されます。

＊注意

Montageされた画像は 24bit Tiff

となります。

24bit Tiff 画像は輝度の定量性が

無い為、輝度を求める解析には適

しておりません。ご注意下さい

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７． Overlay and Montage ウィンドウの下部には、画像情報に関する細かい諸設定を行う事

が可能です

・Montage Result

チェックを外すと、各波長の画像の Montage 化はされず、重ね合わせされた画像のみが作

成されます

・Draw Intensity Scale Bar

チェックを入れると、Overlay された画像上に輝度スケールバーが表示されます。

なお、右にある リストを選択する事で対応した波長イメージの疑

似カラーに応じたスケールバーの表示が可能です

・Draw Timestamp

チェックを入れると、Overlay された画像上に Elapsed Timestamp が表示されます。

なお、時間単位は ms 固定となります

８． ボタンを押すことで、Instensity Scale Bar 及び、Timestamp の位置を調

整する事が可能です

Preview で表示されている各 Region が Intensity Scale Bar 及び Timestamp の位置を示し

ています。任意の位置に Region を移動後、 ボタンを押すことで、位置が決定さ

れます。なお、 ボタンで初期設定位置に戻すことができます

Intensity Scale Bar

Timestamp

Intensity Scale Bar

Timestamp