pca会計Ⅹ』『経理じまんⅩ』 · 1 『pca会計Ⅹ』『経理じまんⅩ』 ver.1.0...
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『PCA会計Ⅹ』『経理じまんⅩ』 Ver.1.0 Rev.4.50プログラムでの主な機能強化・仕様変更点
HOS160502
主な機能強化・仕様変更点は以下の通りです。 操作等の詳細については、オンラインヘルプ、またはPDFマニュアルをご覧ください。 ≪データ入力機能強化≫
◆仕訳に設定できるフセンの種類を12個に拡張しました。また、フセンの色も設定できるようになりました。 管理仕訳区分についても10個に拡張しました。 フセン、管理仕訳区分共に「前準備」-「フセン・管理仕訳区分の設定」で設定可能です。 ・フセンは目印や備忘として使用していただいておりますが、種類が増えたことで月ごと、担当者ごとに使い
分けやすくなり、お気に入りの色にすることで活用しやすくなりました。各帳票の条件指示で、フセンを個別
指定したり、複数選択したりして集計することもできます(Rev4.30以降)。 ・管理会計仕訳は、より多くの配賦パターンで管理仕訳を起こしたいというご要望にお応えし、10種類まで増
やしました。
【「前準備」-「フセン・管理仕訳区分の設定」での設定画面】
【「日常帳票」-「仕訳帳」でのフセン付与画面】
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◆「データ入力」-「振替伝票入力(コクヨ式)」等で、前年度領域の伝票の検索も可能になりました。検索した
伝票から複写、逆仕訳の作成が可能です。 前期に登録した見越し・繰延計上の仕訳から逆仕訳を作成することで、当期で再振替仕訳を簡単に登録す
ることができます。
【「データ入力」-「振替伝票入力(コクヨ式)」の「伝票検索」条件指示画面】 「伝票日付」欄で「前期」を選択すると、前年度領域の伝票の検索が可能になります。
◆入力、修正等を制限する仕訳締切について、従来の日付に加えて、仕訳区分(月初仕訳、月次仕訳、決算
整理1次、決算整理2次、決算整理3次)も組み合わせて設定することが可能になりました。 設定は「前準備」-「会社基本情報の登録」で行います。
【「前準備」-「会社基本情報の登録」-「管理情報」タブ】
仕訳締切の日付、仕訳区分に該当する仕訳を登録しようとすると、「仕訳締切日付が設定されています。」と
いうメッセージが表示されて登録を行うことはできません。
仕訳締切仕訳区分
入力等を締め切る日付と
仕訳区分の組み合わせ
のイメージ図
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◆配賦パターン、配賦入力での実績基準に計算項目の指定が可能になりました。 また、「前準備」に新規処理「実績計算項目の登録」「部門配賦基準の登録」を搭載して、配賦パターンの
「配賦基準」「実績科目」「配賦先情報」のマスター化に対応しました。
【「前準備」-「配賦パターン」-「配賦パターンの登録」-「実績基準」参照ウィンドウの「計算項目」タブ】
【新規処理「前準備」-「配賦パターン」-「実績計算項目の登録」】
実績基準を使って配賦入力している場合に、実績の算出元となるのは1つの勘定科目、または1つの計算
項目でした。 実績の算出元を任意に複数選択することができるようになりましたので、より複雑な実績基準での配賦入力
が可能となりました。
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【新規処理「前準備」-「配賦パターン」-「部門配賦基準の登録」】 決まった部門に決まった比率で配賦を行っている場合、配賦パターンごとに配賦比率を手入力する必要が
ありました。 部門と比率を部門配賦基準として登録して、配賦パターンの登録から呼び出すことができるようになりまし
た。これにより、配賦パターンごとに人数比や占有面積率などの比率を手入力する必要はなくなりました。
≪出力機能強化≫
◆以下の処理を新たに搭載しました。 ○「管理帳票」-「資金繰」-「資金繰実績明細書」:資金繰計算項目別に、内訳となる仕訳の明細書と「資
金繰実績推移表」で集計される金額を表示・印刷します。 「資金繰実績推移表」からズームして呼び出すことも可能です。
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○「決算処理」-「キャッシュ・フロー」-「キャッシュ・フロー明細書」:キャッシュ・フロー計算項目別に、内訳
となる仕訳の明細書と「キャッシュ・フロー計算書」で集計される金額を表示・印刷します。 「キャッシュ・フロー月次推移表」と「キャッシュ・フロー計算書」からズームして呼び出すことも可能です。
◆「分析処理」-「経営分析表」で、分析項目の計算に使用する平均従業員数、平均発行済株式数の実数を
当期と過去2期分まで入力することが可能になりました。当期と過年度の実数を正しく入力していただくこと
により、より正確に前期との比較ができるようになりました。 また、分析項目の集計に必要な計算項目の集計結果を確認することができるようになりました。
【「分析処理」-「経営分析表」-「その他項目の設定」画面】
「経営分析表」のツールバーの「他項目」ボタンで設定することができます。
【「分析処理」-「経営分析表」-「計算項目集計結果」画面】 「経営分析表」のツールバーの「計算結果」
ボタンで確認することができます。
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◆「決算処理」-「消費税申告書・付表」の「申告書の項目設定」-「金額等2(一般課税)」タブに「前課税期間
以前の申告で課税標準に含めた特定課税仕入れが当課税期間に返還された場合の金額」の項目を追加し
ました。 一般課税での前課税期間以前の申告で、課税標準に含めた特定課税仕入れが当課税期間に返還された
場合に該当項目を入力してください。
◆「日常帳票」-「合計残高試算表」など構成比等の比率が表示される処理において、表示桁数を拡張しまし
た。 例)・「合計残高試算表」「現預金管理表」「比較財務諸表」など
······································································································································ 「-999.99~999.99」→「-9999.99~9999.99」に拡張 ・「経営分析表」の対標準比/対前年比 ······················ 「-999.99~999.99」→「-9,999.99~9,999.99」に拡張 ・「予算入力」の上昇率(画面表示)································ 「-999~999」→「-9999~9999」に拡張
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≪その他の機能強化≫
◆「ファイル」-「データ領域のバックアップ」「データ領域の一括バックアップ」でバックアップデータにメモ設定
が可能になりました。 メモとして設定した内容については、同じデータ領域を[月曜日分][火曜日分]など曜日別や[1月分][2月分]など月別にバックアップする際の目印にしたり、[決算前]や[決算確定後]など覚書のようにもしたりして
お使いいただけます。メモの内容はリカバリ処理でも参照することができます。
【「バックアップメモの入力」画面】
◆「随時」-「汎用データの受入」で予算の汎用データを上書きで受け入れることが可能になりました。 前リビジョンまでは、すでに予算データが存在している状態で予算の汎用データを受け入れる場合、「データ
の保守」で予算データを一括削除してから受け入れる必要がありました。 「既存データに上書きする」にチェックを入れて受入を実行すれば、「データの保守」で予算データを一括削
除することなく、予算データを受け入ることができます。
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◆「システムツール」-「領域の削除」で複数の領域の一括削除が可能になりました。
◆汎用データレイアウトを変更しました。 詳細は、下記いずれかのPDFファイルの「改定履歴」ページをご覧ください。 ○オンラインヘルプの「汎用データレイアウト」ページ ○ディスクイメージDocフォルダの“『PCA会計Xシリーズ』汎用データレイアウト.pdf”
以上
削除するデータ領域にチェックマークを 付けて、一括で削除することができます。