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TECHNICAL DATASHEET

PJB Open Frame Power Supply24V 240W 1 Phase / PJB-24V240W A

特に指定されていない限り、すべての製品は周囲温度：25℃、入力タイプ：AC電源です。

www.DeltaPSU.com(2018年3月、Rev.03)

本和文資料は参考のために光洋電子工業株式会社が英語版データシートを翻訳したものです。

英文と和文に相異がある場合は、デルタ電子株式会社の英語版データシートを正とします。

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PJB特長

ユニバーサルAC入力電圧範囲最大効率 92.5% パワーブースト200% 10秒高力率 > 0.97、高調波電流対応 IEC/EN 61000-3-2、クラスA 一般的な粉塵や化学汚染物質から保護する為、プリント板ユニ

ットにコンフォーマルコーティング済

汎用構成オプション: オープンフレーム型、Lフレーム型、密閉型

リモートON/OFF機能オプション選択可

安全規格

CB(全世界使用認定/ PSE対応)

型番: PJB-24V240W☐☐A

オープンフレーム型密閉型

単位重量: 0.44kg (1.14 lb) 0.70kg (1.54 lb)

概要

外形寸法

(L x W x D):

180 x 84 x 42 mm

(7.08 x 3.30 x 1.65 インチ)

212 x 98 x 59 mm(8.35 x 3.86 x 2.32 インチ)

PJBシリーズのオープンフレーム電源は、85Vac ～ 264Vac のワールドワイドAC入力に対応しています。他の特徴としては、漏れ/突入電流が

少ないこと、また粉塵および化学汚染物質に対する保護の為PCBA上にコンフォーマルコーティングを施しております。搭載のアクティブPFCは、

PF >0.97を実現しており、IEC/EN 61000-3-2に準拠した高調波電流を実現します。10秒間のパワーブースト(200%)は、高突入電流を伴う負荷の

確実な始動のために、常に利用可能な予備電力として活躍する為、より高電力定格でより高価な電源ユニットの代わりとして使用頂けます。金

属シャーシおよびケースカバーは、様々な方向への取付用オプションとして利用可能です。

PJBシリーズは、規格(EN 55032EMIに準拠)およびEMS(EN 55024に準拠)に認証されています。当製品はEN/UL 60950-1規格に準拠した主要な

国際安全基準に適合し、環境保護も目的としたRoHS指令2011/65/EUに完全に準拠しています。

型番情報

PJB オープンフレーム電源

型式番号入力電圧範囲定格測定電圧定格出力電流

PJB-24V240W☐☐A 85-264Vac (120-370Vdc) 24Vdc 10A

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型式番号

CCコード

PJ B – 24V 240W A

オープンフレーム製品型式

B - Power Boost

シリーズ

出力電圧出力容量パッケージタイプ

B – オープンフレーム

L – Lフレーム

C – 密閉

リモートON/OFF機能

N - リモートON/OFF なし

R - リモートON/OFF 付き

コネクタタイプ

A - JST

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仕様

入力定格/特性

公称入力電圧 100-240Vac

入力電圧範囲 85-264Vac

公称入力周波数 50-60Hz

入力周波数範囲 47-63Hz

DC 入力電圧範囲* 120-370Vdc

入力電流 2.8A タイプ@ 100Vac, 1.5A typ@ 200Vac

100%負荷時の効率 91% typ.@ 100Vac, 92.5% typ.@ 200Vac

最大消費電力 0%負荷

100%負荷

< 1.5W @ 100Vac

< 6.0W @ 100Vac

< 24W @ 100Vac

PJB-24V240W☐RA、入力OFF

PJB-24V240W☐NA

PJB-24V240W☐RA, PJB-24V240W☐NA

最大突入電流(コールドスタート) 15A (Typ値) @ 100Vac、30A (Typ値) @ 200Vac

100%負荷時の力率 0.98 (Typ値) @ 100Vac, 0.97 (Typ値) @ 200Vac

漏れ電流 0.2mA @ 100Vac, 0.4mA @ 200Vac

*DC 入力のテスト条件を満たします。DC入力に対する安全承認は、要求に応じて得ることができます。

出力定格/特性**

定格出力電圧 24Vdc

工場出荷時の初期設定値公差 24Vdc ± 1%

出力電圧調整範囲 21.6-26.4Vdc

出力電流 10A(24V連続運転)20A(10秒間パワーブースト at 24V、詳しくは機能の項を参照ください)

出力容量 240W(24V連続運転)480W(10秒間パワーブースト at 24V、詳しくは機能の項を参照ください)

ラインレギュレーション < 96mV

負荷調整 < 150mV

温度係数 < 0.02% / °C

PARD*** (20MHz) < 150mVpp @ >0 ～ 50 °C< 180mVpp @ -10°C ～ 0°C

起動時間 350ms (typ値) @ 100Vac (100%負荷)

ホールドアップ時間 20ms (Typ値) @ 100Vac (100%負荷)

動的応答(Overshoot & Undershoot O/P Voltage) ± 5% @ 0-50% 負荷、50-100% 負荷

(スルーレート: 0.1A/μS)

容量性負荷による起動最大8,000μF

**50 °C ～ 70 °C のパワーディレーティングについては、パワーディレーティング項(4ページ)を参照してください。

***PARDは、AC結合モード、5cmワイヤ、および並列の0.1μFセラミックコンデンサおよび47μF電解コンデンサと測定されます。

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機構

ケースカバー/シャーシ SGCC

外形寸法オープンフレーム型 180×84×42mm (7.08×3.30×1.65インチ)

密閉型 212×98×59mm (8.35×3.86×2.32インチ)

単位重量オープンフレーム型 0.44kg (1.4 lb)

密閉型 0.70kg (1.54 lb)

表示 NA

冷却システム対流/強制冷却

端子入力 JST B3P5-VH (LF)(SN)

出力(-)

出力(+)

JST B7P-VH (LF)(SN)、

JST B6P-VH (LF)(SN)

線 AWG 22-18

ノイズ(電源から1m) 音圧レベル(SPL) < 25dBA

環境

使用周囲温度作動温度 -10 ～ +70 °C

保存温度 -25 °C ～ +85 °C

パワーディレーティング温度

(取付姿勢A)

対流

オープンフレーム / Lフレーム:> 50 °C ( 2% / °C)

エンクローズ:> 40 °C (2% / °C)

強制冷却

オープンフレーム / Lフレーム:> 60°C (2% / °C)

エンクローズ:> 50°C (2% / °C)

(その他の取り付け方向については、11-12ページを参照してください)

入力電圧 < 90Vac (2% / V)

使用湿度 5～95% RH (結露しないこと)

運用高度 ITE用 0 ～ 5,000 メートル(16,400 ft)

PSE Class 1 機器用 0 ～ 2,000 メートル(6,560 ft)

衝撃試験(非動作時) IEC 60068-2-27

半正弦波: 50G、持続時間11ms、各3方向3回の衝撃

振動(動作時) IEC 60068-2-6

正弦波: 10Hz ～ 55Hz @ 19.6m//S2(2Gピーク); 10分/サイクル、X, Y, Z全方向軸当たり60分

汚染度 2

保護

過電圧 27.6-33.6V、ラッチモード

過負荷/過電流 > 定格負荷電流の205%、Hiccupモード、非ラッチ (オートリカバリ)

過熱ラッチモード

短絡 Hiccupモード, 非ラッチ

(障害解除時のオートリカバリ)

内部ヒューズ T8AH

衝撃に対する保護 Class I(PE*接続)

*PE:一次接地

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信頼性のデータ

MTBF JEITA RCR-9102B > 200,000時間。

予想キャパシタ寿命 10年間(115Vac、50% 負荷 @ 40℃)

安全基準・指令

安全入口低電圧 SELV (EN 60950-1)

電気保安 TUV Bauart

PSE 準拠

UL/cUL 認定

CBスキーム

EN 60950-1

J60950-1に準拠

UL 60950-1 および CSA C22.2 No. 60950-1 (ファイルNo. E131881)

IEC 60950-1

CE EMC指令2014/30/EUおよび低電圧指令2014/35/EUに準拠

材料・部品 RoHS指令2011/65/EU対応

電気的絶縁入力-出力 3.0KVac

入力-接地 2.0KVac

出力-接地 0.5KVac

EMC

エミッション(CE & RE) CISPR 32, EN 55032, FCC Title47: Class B

イミュニティ EN 55024

静電気放電 IEC 61000-4-2 レベル 4 基準 A1)

排気量: 15kV接点放電: 8kV

放射界 IEC 61000-4-3 レベル3 基準A1)80MHz-1GHz、10V/M、1kHzトーン/80%変調

電気的高速過渡/破裂 IEC 61000-4-4 レベル 4 基準 A1)

4kV

サージ IEC 61000-4-5 レベル 4 基準 A1) 共通モード 3) : 4kV 差動モード 4) : 2kV

伝導 IEC 61000-4-6 レベル3 基準 A1)

150kHz-80MHz, 10Vrms

電源周波数磁場 IEC 61000-4-8 レベル4 基準A1)磁場強度30A/m

電圧低下/遮断 IEC 61000-4-11 100Vacの0%

100Vacの40%100Vacの70%200Vacの0%200Vacの40%200Vacの70%

20ms, 5000ms

200ms500ms20ms, 5000ms

200ms500ms

基準B2)

基準B2)

基準B2)

基準B2)

基準B2)基準B2)

高周波の発生 IEC/EN 61000-3-2、Class A及びClass D

電圧変動/フリッカ IEC/EN 61000-3-3

Voltage Sag Immunity

SEMI F47 – 0706

200Vacの80%

200Vacの70%

200Vacの50%

160Vac, 1000ms

140Vac, 500ms

100Vac, 200ms

基準A1)

基準A1)

基準A1)

1) 基準A:仕様範囲内の通常の性能2) 基準B:自己回復可能な機能の一時的な劣化または損失。3) 非対称:共通モード(ライン・アース間)4) 対称:差動モード(ライン間)

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ブロック図

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外形寸法

PJB-24V240WB☐A(オープンフレーム)

L×W×D: 180×84×42mm [7.08×3.30×1.65インチ]

注意

寸法はmm [インチ]単位です。取付けトルク、I/Oコネクタ、ハウジングについては、取扱説明書を参照してください。

品目装置説明

1 入力コネクタ(CN1)

2 出力コネクタ(CN2, CN3)

3 VR

4 リモートON/OFF (JST B2B-XH-A)

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PJB-24V240WL☐A (Lフレーム)

L×W×D: 212×98×59mm [8.35×3.86×2.32インチ]

注意

寸法はmm [インチ]単位です。

取付けトルク、I/Oコネクタ、ハウジングについては、取扱説明書を参照してください。

品目装置説明



3 VR


5 シャーシ

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L×W×D: 212×98×59mm [8.35×3.86×2.32インチ]

PJB-24V240WC☐A(密閉型)

注意

寸法はmm [インチ]単位です。取付けトルク、I/Oコネクタ、ハウジングについては、取扱説明書を参照してください。

品目装置説明



3 VR


5 シャーシ

6 カバー

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組立・据付

組立基準

安全の為、取付けられた装置は、他の構成部品および機器から全ての側面で安全距離(>=4mm)が保たれることを確認してください。安全距離が

4mm未満の場合は、システムと製品の間に絶縁シートを差し込んでください。

AWG No.22-18のフレキシブルケーブル(より線またはソリッド線)を使用してください。推奨ハウジングと端子については表1を参照してください。リモートON/OFF機能は、AWG No.28-22のフレキシブルケーブル(より線またはソリッド線)を使用してください。

表1 コネクタ(基板取付け) ハウジング端子

入力(JST) B3P5-VH(LF)(SN) VHR-5N

SVH-21T-P1.1出力(JST)

V- B7P-VH(LF)(SN) VHR-7N

V+ B6P-VH(LF)(SN) VHR-6N


(オプション)B2B-XH-A(LF)(SN) XHP-2 SXH-001T-P0.6

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取付姿勢

エンジニアリングデータ

出力負荷ディレーティングVS周囲温度(対流)

過度のねじれや曲がりは、デバイスのPCBを損傷する可能性があります。装置

の取り扱いには十分注意してください。

この装置は、プラスチック等の低熱伝導性の物の上に配置することは推奨され

ておりません。

設置時に、開口部から異物、粒子、導体が入らないようにしてください。感電、安

全上の問題、故障の原因となります。

電源は、接地された金属表面に金属ネジで取り付ける必要があります。コネクタ

の接地端子は、接地された金属表面に

接続することをお勧めします。

オープンフレーム/Lフレーム型

図 1.1 取付方向 A のディレーティング> 50 °C (2 %/ °C)取付方向B、C、D、Eのディレーティング> 40 °C (1.66 %/ °C)取付方向 F のディレーティング

> 30 °C (1.5 %/ °C)

密閉型

図 1.2 取付方向 A のディレーティング

> 40 °C (2 %/ °C)取付方向B、C、D、Eのディレーティング> 30 °C (1.66 %/ °C)取付方向 F のディレーティング

> 20 °C (1.5 %/ °C)

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出力負荷ディレーティングVS使用周囲温度(強制冷却: 風速>0.7m/s)

空気流の方向

オープンフレーム/Lフレーム

図1.3 取付方向A～Fのディレーティング> 60 °C (2 %/ °C)

密閉型

図1.4 取付方向A～Fのディレーティング> 50 °C (2 %/ °C)

注意

1. 斜線範囲外で電源を使用し続けると、電源部品の劣化や破損の原因となります。上記のグラフを参照してください。2. 使用周囲温度が上限を超えた際に出力容量が低下しない場合、「過熱保護」機能が起動します。アクティブ化すると、出力電圧は使用周囲

温度が低下するか、またはデバイス動作状態を維持するのに必要な限り負荷が低減されるまでラッチオフし、また再始動するためにAC入

力電圧の除去/再適用を必要とします。3. 使用周囲温度および電源から供給される出力負荷に応じて、装置ハウジングは非常に高温になる恐れがあります。4. 装置を他方向に取り付ける必要がある場合は、詳細について[email protected]に御連絡ください。

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出力負荷ディレーティングVS入力電圧

取扱説明書


90Vac - 264Vac の入力電圧範囲では、出力電力のディレーティングはございません。

外部DC電源を使用して、電源装置のON/OFFを遠

隔操作することができます。以下の表で定義されて

いるDC電源電圧および電流制限に従ってください。

内蔵レジスター Ri (Ω)RC+ ～RC-(V)間の電圧

入力電流 (mA)出力ON 出力OFF

1k 5-12.5 0-0.5 最大 20

注意

1. リモートON/OFF回路は、入力、出力およびPEから分離されます。2. 電線コネクタの極性が外部直流電源と同じか確認してください。そうでない場合、電源が入らず、内部コンポーネントが損傷する可能性があ

ります。

3. 外部DC電源の出力電圧が5-12.5Vの範囲内にある間、電流制限用の外部抵抗ROは必要ありません。出力電圧が12.5Vを超える場合は、電流制限抵抗ROの値を求める際に次式を用いてください。

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機能

起動時間

入力電圧が印加された後出力電圧が最終定常状態設定値の90%に達するまでに要する時間。

上昇時間

出力電圧がその最終定常状態設定値の10%から90%に変化するまでに要する時間。

ホールドアップ時間

AC入力電圧の崩壊と出力が定常状態設定値の95%まで下がるまでの時間。

起動時間、立ち上がり時間、ホールドアップ時間のグラフ

突入電流

突入電流は、測定されたピーク瞬時入力電流であり、入力電圧が

最初に印加されたときに発生する。AC入力電圧の場合、突入電流

の最大ピーク値は、印加されたAC電圧の最初の半サイクルの間に

生じる。このピーク値は、AC電圧の後続のサイクル中に指数関数

的に減少する。

動的応答

電源出力電圧は、定格電流の0～100%の動的負荷を受けたとき、

その定常状態値の±5%以内に留まる。

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パワーブースト

パワーブーストは、高価な高定格電源ユニット

の代わりとして利用頂く為に、通常はターンオ

ンの間に生じる高突入電流を伴う負荷の瞬間

的な短時間のスパイクから保護するために確

実な起動を可能にする常に利用可能な予備電

力である。出力がその定常設定値に達した後、

電源は最大定格負荷(IO最大)の200%までのよ

り高い短期電力需要を有するサージ負荷を、1

最大持続時間10秒間サポートすることができる。

パワーブーストはまた、平均(R.M.S)出力電力

の条件に従い連続動作条件を超えなければ、

繰り返し利用可能である。以下のデューティサ

イクル計算を参照してください。

■ パワーブーストと平均出力電力の例

パワーブーストピーク電力

(WP) パワーブーストデューティサイクル非ピーク電力(WN) 非ピーク電力(TN) 合計時間(TP)

200% 480w 10 sec 15% 197W 56.7 sec 66.67 sec

200% 480w 5 sec 15% 197W 28.33 sec 33.3 sec

150% 360w 10 sec 40% 160W 15 sec 25 sec

150% 360w 5 sec 40% 160W 7.5 sec 12.5 sec

パワーブースト持続時間を、指定されたデューティサイクル計算より長くすることは推奨しません。PSUに損傷を与える恐れがあります。

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過負荷・過電流保護(オートリカバリ)

出力電流がIO (最大負荷)の220%を超えると、電源の過負荷(OLP)およ

び過電流(OCP)保護が作動します。このような場合、VOは垂下し始め、

電源がその最大電力限界に達すると、保護がアクティブ化され、電源

は「Hiccupモード」(オートリカバリ)に入る。OLPおよびOCPの障害状態

が取り除かれ、IOが仕様範囲内に戻ると回復する

100%以上220%以下である場合には、IOの持続時間を長くすることは推

奨しておりません。PSUに損傷を与える恐れがあります。

短絡回路保護

電源の出力OLP/OCP機能はまた、短絡保護機能を有する。短絡が

印加されると、出力電流は、このページのOLP/OCPセクションの図に

示されているように、「Hiccupモード」で動作する。電源は、短絡が取り

除かれた後、通常の動作に戻る。

過電圧保護(ラッチモード)

電源の過電圧回路は、その内部フィードバック回路が故障したときに

アクティブ化する。出力電圧は、4ページ「保護」に規定されている仕様

を超えてはならない。電源はラッチオフし、再始動するためにAC入力

電圧の除去/再適用を必要とします。

電源はラッチされていなければなりません。

過熱保護

上述のように、電源は過熱保護機能(OTP)を有する。100%負荷時に高い

動作温度になる場合、動作温度がディレーティンググラフで推奨される

温度を超える際、電源はOTPに入る。アクティブ化されると、出力電圧は、

主電源が再び印加され、温度がディレーティンググラフで推奨される通

常動作温度まで低下するまで、ラッチモードに入る。再起動の為、AC入

力電圧の除去/再適用が求められます。

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その他

デルタRoHS対応

有害物質の使用制限

欧州指令： RoHS指令(2011/65/EU)は、電気および電子機器で使用するために、鉛、水銀、カドミウム、クロム、ポリブロ

ミネート難燃剤PBBおよびPBDEなどの均質材料の最大不純物レベルを制限しています。RoHSとは、“Restriction of the

use of certain hazardous substances in electrical and electronic equipment”の略です。

本製品は本規格に準拠しています。

コンフォーマルコー

ティング保護コーティング技術

デルタ電子グループは、アンダーデバイスを含むあらゆる場所に浸透し、漏洩を防止する完全浸漬技術を設計してきま

した。コンフォーマルコーティング浸漬は、PCBAまたは回路基板に適用することが可能です。コーティングは、塩などの

イオン化可能な汚染物が、通常は縁部に材料が入り込んでしまう回路ノードに到達するのを防止することによって、精

密電子機器の性能を維持します。これは、特に高頻度で気圧が変化する場所において問題となり得ます。

PFC – Norm EN 61000-3-2

線電流高調波成分

基本的に、入力コンデンサの周期的なピーク充電により、入力電流波形は正弦波ではありません。工業環境において、

EN 61000-3-2への準拠は特別な条件下でのみ必要です。この基準に準拠すると、効率低下などの技術的な欠点や、

購入コストが高くなるなどの商業的な欠点がいくつか生じる可能性があります。当基準を満たすことより、利益を得られ

る事は基本無い為、使用用途において基準を満たす事が必須であるのか否かを把握しておく必要がございます。

注意

デルタ電子は、データシート内全ての情報を“現状のまま”提供しており、製品使用に関する情報に対していかなる保証を

提供いたしません。カタログとデータシートの情報に矛盾がある場合、データシートの情報を優先するものとします（最新のデータ

シート情報については、www.DeltaPSU.comを参照してください）。デルタ電子は、データシートで提供された誤情報から生じるいかな

る請求または措置についても補償責任を負わないものとします。お客様は、デルタ電子への注文の前に、製品使用の評価につい

て責任を負うものとします。

デルタ電子は、データシートに記載されている情報を予告なしに変更する場合がございます。

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