powerpoint presentation...2016/01/28 · powerpoint presentation author zhou created date 1/30/2016...
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2050 低炭素ナビとは?
英国版2050パスウェイ•カリキュレーターを基に日本向けに開発;
エネルギーの需給体系とGHG排出量を分析するツール;
手軽に操作可能でインタラクティブ:
GHG排出量を削減しつつエネルギー需要に答えることがどれ
だけ可能かという根本的な問いに答える;
様々な技術オプションやセクターにおける2050年までの予測
変化を検討できる;
エネルギー量とGHG排出量の算出結果をすぐに表示。結果は
透明性が高く科学根拠に基づくもの。
2050 低炭素ナビ開発の背景は?
日本は、2050年までにGHG排出量の80パーセント削減 を掲げる
日本は、2011年の福島原発事故後、将来のエネルギー構造を定める上で岐路に立っている
2015年の新たな国際枠組み合意に向け、日本は2020年以降の緩和目標を設定した
低炭素ナビは手軽なツール
政策対話や教育の場で活用可能
低炭素ナビの簡単操作
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低炭素ナビにおける社会シナリオ
2050 低炭素ナビの概要
2050 日本低炭素ナビ:対象部門
2050 低炭素ナビの概要
将来の様々なシナリオを反映し、2050年までの推移を想定した4つ或いは5つ(再生可能エネルギーおよび原子力発電)のルートを設定。
低炭素ナビのレベル設定
エネルギー供給サイド例: 太陽光発電
太陽光発電 シナリオ設定
レベル1 2050 年の設備容量は2,600万kW をわずかに上回る程度で、発電量は270 億kWh/ 年となる。年で、1 人当たりソーラーパネル設置面積は約2.2m2 になる。
レベル2 2030年の設備容量は4,700 万kW、2050 年には8,700 万kW に達する。2050 年の発電量は920 億kWh/年で、1 人当たりソーラーパネル設置面積は約7.5m2になる。
レベル3 設備容量は2030 年に7,600万kW、2050 年には1 億5000 万kW に達する。1 人当たりソーラーパネル設置面積は約13m2で、2050 年の発電量は1,580億kWh/ 年になる.
レベル4 推進に最大の努力が払われ、設備要領は2030年に9500万kW(発電量は約1000億kWh/年)、2050年に2億2600万kWに達する。一人当たりのソーラーパネル設置面積は約22m2になる。
レベル5 日本の太陽光発電導入の物理的、経済的ポテンシャルレベルを示している。このレベルでは、設備容量は2050 年に4億7,500万kWに達する.
日本の太陽光発電の設備容量
各シナリオの太陽光発電の発電量
エネルギー需要サイド例: 国内旅客輸送
国内旅客輸送 シナリオ設定
レベル1 2050年には1人当たりの国内平均移動距離が現在(1 万キ)よりも1,766km 長くなっている。交通モードの内訳は現在と同じで、乗用車が59%、鉄道が29%、バスが6%、船が0.2%、飛行機が5%となっている。
レベル2 2050年には現在よりも移動距離が883km長くなっている。乗用車での移動が減り(54%)、鉄道(32%)、飛行機(8%)での移動が増えている。
レベル3 2050 年の年間移動距離は現在と同じだが、交通モードは乗用車(49 %)から鉄道(35%)、および飛行機(10%)へと大きくシフトしている。
レベル4 2050年には現在よりも移動距離が317km短くなっている。乗用車から公共バスへの大きなシフトが見られ、内訳は乗用車が45%、 鉄道が37%、バスが8%、飛行機が10%となっている。
各シナリにおける一人あたり移動需要量 交通モードの割合
2050 低炭素ナビの形式は?
2つの形式:エクセルとウェブツールエクセル版: http://www.2050-low-carbon-navi.jp/web/jp/
ウェブツール版: http://www.2050-low-carbon-navi.jp/
低炭素ナビが答えを導き得る質問
エネルギー需要を満たしながら、どの程度GHG削減を達成できるのか。
各エネルギー供給技術によるGHG削減ポテンシャルはどの程度あるのか。
各セクターにおけるエネルギーを使用量や、GHG削減量はどの程度あるのか。
どのセクターが多くのGHG削減量をもたらすことができるのか。
エネルギー依存度や安全保障にどのような変化が生じ得るのか。
原子力発電の稼働なしに、2050年に80%のGHGを削減するエネルギーミックスはあり得るのか。
もっとも野心的な再生可能エネルギーの導入目標では、どの程度のGHGを削減することができるのか。
日本におけるGHG削減の最大ポテンシャルはどの程度あり、その費用はいくらか。また、排出パスウェイはどのようなものか。
2050低炭素ナビを使って
皆さんも低炭素排出パスウェイを探索しましょう !
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ご清聴ありがとうございました。