prevention of foreign substance mixture and withdraw defective foods standard

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Health & Medicine


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異物混入クレームにおける自主回収の選択範囲

食品衛生コンサルタント平井由美子

copyright(c)2009.7.30 Yumiko HIRAI

食品に関わる自主回収の現状

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平成 20年は9月まで

資料:(独)農林水産消費安全技術センター3

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資料:(独)農林水産消費安全技術センター平成20年1月から20年9月 合計 587件

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異物混入と自主回収

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自主回収の基本的な考え方

• 食品事故は、人の健康危害に及ぶ恐れがあるため、事故発生時には直ちに製品回収の要否・範囲を判断し、迅速に対応することにより、消費者への危害を最小限に留めなければならない。

• これを基準として自主回収するかしないか判断すれば良い。

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判断基準

• 混入原因• 健康危害の有無• 事故拡大の観点

  これらを迅速に判断する。

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混入原因

• 事例1:調理食品への野菜の種混入 →原材料に使用していた野菜の種が混入

• 事例2:穀類加工品への異物混入→製造機械の一部金属部品が破損混入

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健康被害や被害拡大の可能性

• 事例1:調理食品への野菜の種混入 →異物混入が単発の事例であると思われるとき、並びに健康被害を引き起こさない時は回収の必要はない。

• 事例2:穀類加工品への異物混入→製造機械の一部金属部品が破損混入した時は口腔裂傷など健康被害が発生する可能性があるので、回収が必要となる。

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どこまで被害拡大しているか

• このとき、トレースや設備の日常点検ができていないと、市場にある商品全部が対象となってしまう。

• 混入した設備機械を使用している工程が前工程であればあるほど、それと最終商品とのつながりが肝要。

• そのため、日々の生産において、手直しは行わない。もし行ったとしたら、それが識別できなければならない。

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回収発生時を考える

○情報の収集、伝達、開示等の取り組み~具体的な取り組み事項~• 食品事故が発生した場合、事実確認と原因究明、再発防止対策を行う等的適切な対応を実施。

• 被害の拡大防止のため、消費者の健康と完全・信頼を確保する観点から判断し、迅速な告知や回収などを措置

• 平素より、事故対応マニュアルを整備copyright(c)2009.7.30 Yumiko HIRAI 11

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対応経緯内容(例)

20%

行政マスコミ消費者流通

外部対応

実施結果

保健所に報告全国紙5社、地方紙1社店頭告知、HP掲載事前連絡、店頭告知

発生場所内部対応

検討体制原因究明

最終決定者決定要因

回収に至った第一報

○○ ○○委員会、 対策本部社内調査により自社にて混入○○対策本部、品質保証部長、代表取締役健康被害拡大、法令違反、販売店要請

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自主回収関する今後の課題

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自主回収に関する課題

• 公表=健康被害のイメージがつきまとう• 保健所と販売店• 社告掲載内容

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メーカーの想い

• 自主回収・公表についての一定の基準が必要例:①健康危害が発生する可能性が高い「回収」②健康危害の発生の恐れはないが、消費者の商品選択に誤った情報を流してしまった「交換」③商品には問題ないが法令に違反する「告知」

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