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PSD 労働社会保険Ｖ８

PSD 社会保険労務士Ｖ８

資料

平成 27年 11 月 10 日

株式会社パシフィックシステム

※ この資料の仕様につきましては、実際に新製品として出荷される時点の製品のものと

異なる場合があります。

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● 動作環境

OS Windows 10 ※動作検証中 Windows 8.1 Windows 8 Windows 7（SP 1 以降）

※各日本語 OS の 64 ビット版(x64)、32 ビット版(x86) に対応しています。

CPU インテル Core 2 Duo 2GHz 以上推奨 または同等の互換プロセッサ

メモリ 2GB 以上推奨

ハードディスク 1GB 以上必要 (データは除く)

CD ドライブ 1 基

モニタ 解像度 横 1280 × 縦 900 以上

プリンタ 15 インチ水平ローディングドットプリンター（申請書印刷時）

レーザープリンター（B4 以上）

※ 複写届出用紙は水平ローディングドットプリンタ推奨。

※ ロール式ドットプリンタの場合、プリンタによっては届出用紙のすべての項目が印字できない

場合があります。

※ 管理帳票や雇用保険用紙の一部はレーザープリンタで印字できます。ＦＡＸやコピーなどとの

複合機の一部で正常に印字ができない場合があります。

※ プリントサーバーを介して役所用紙へ印刷を行う場合、正しく印字できない場合があります。

データベース SQL Server 2012 または SQL Server 2008R2

※本製品では Express Edition をセットアップできます。

バックアップ データバックアップ装置（外付 HDD など）

電子申請 e-Gov 電子申請を行うには、政府の発行する法務局の「商業登記電子証明書」が必要です。

（ファイル拡張子 ．ｐ１２）

社会保険労務士が電子申請を行う場合には、全国社会保険労務士会連合会のセコム電子証明

書がお使いいただけます。

※ 帝国データバンクの IC カード式電子証明書（TYPE-A）はお使いいただけません。

※スタンドアロン版

※※※ 注意 ※※※

Ｖ８製品では多くのご要望をいただき処理画面を拡大いたしました。

そのため最低以下の画面解像度を表示するパソコン、モニタをご用意ください。

この解像度以下で表示させますと処理画面がはみ出してすべて表示されませんので

ご注意ください。

解像度 横１２８０以上 縦９００以上

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● マイナンバー

１． 新製品Ｖ８のマイナンバーシステムの特徴

・ マイナンバーのガイドラインに沿った「管理措置を施した」システムとなります。

特殊な実行ディスクによるログイン制限 ※従来どおり

特定の担当者のみの各種取扱権限の設定（取扱可否、入力、出力、印刷、ﾌﾟﾚﾋﾞｭｰなど）

マイナンバー取扱処理の自動記録システム（いつ、誰が、何を、どうした）

マイナンバーの画面、帳票への出力有無設定、およびマスキング措置設定

マイナンバーのデータベースは、従来のデータベースとは別に設定

データベースに格納されたマイナンバーは、分割分散・暗号化

マイナンバーのチェックデジット検査機能

・ マイナンバーの業務上で必要と思われる、対象物（取扱項目）、作業内容（取扱内容）

などをマスター化しているため、個人番号の入力処理や、取扱記録のマニュアル入力

などの処理では、いちいち文字を手入力せずともすみますので、スムースな操作性を実

現し、膨大な記録データの圧縮化を行っています。

・ 製品の従来からの特徴である、他のシステム（各種給与・人事システム、各種マイナ

ンバー収集・保管サービスなど）との、安全な個人番号の連動処理を搭載します。

２． 処理一覧

２-１．個人番号入力・印刷処理

(1) 個人別マイナンバー入力

(2) マイナンバー一覧入力・一括消去

(3) マイナンバーリスト印刷

(4) 事業所別マイナンバー一括全消去

２―２．マイナンバー取得時印刷処理

(1) 利用目的通知書印刷

(2) 利用目的同意書兼個人番号通知書印刷

(3) ３号被保険者委任状印刷

２―３．マイナンバーデータ連動処理

(1) マイナンバー読込項目選択

(2) 個人データ連結処理

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(3) 個人マイナンバー汎用データ読込

(4) 個人マイナンバー汎用データ出力

２―４．マイナンバー取扱記録処理

(1) 取扱記録個別入力（検索・登録・修正削除） ※1

(2) 取扱記録一括作成 ※1

(3) 取扱記録一括削除 ※1

(4) 取扱記録簿検索・印刷処理

(5) 取扱記録簿検索・出力処理（ＣＳＶ出力・ＥＸＣＥＬ出力）

(6) 個人番号取扱報告書（表紙）作成 ※1

２―５. マイナンバー設定処理

(1) ユーザー（担当者）登録処理

(2) 表示・印刷設定処理

２―６. マスタ登録処理

(1) 取扱項目マスタ登録

(2) 取扱項目マスタリスト印刷

(3) 身元確認書類マスタ登録

(4) 身元確認書類マスタリスト印刷

(5) 取扱内容マスタ登録

(6) 取扱内容マスタリスト印刷

(7) 相手先マスタ登録 ※1

(8) 相手先マスタリスト印刷 ※1

※1 この処理につきましては、V8製品の２回目以降の出荷製品に搭載される予定です。

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２―７.各種 人事・給与・マイナンバー収集保管サービスとの個人番号連携処理

以下のシステムとのマイナンバーデータの連動処理があります。

PCA 給与マイナンバーAPI 読込

PCA 給与マイナンバーCSV 出力

PCA 連動方法 設定

給与大臣マイナンバーODDS 読込

給与大臣マイナンバーCSV 読込

給与大臣マイナンバーCSV 出力

大臣連動方法 設定

弥生給与マイナンバーCSV 出力

MJS マイナンバーシステム個人番号ファイル読込処理

MJS マイナンバーキー一覧表示確認処理

MJS マイナバー連動設定

給与奉行個人番号直接読込 ※開発中

給与奉行個人番号汎用データ読込 ※開発中

給与奉行個人番号汎用データ作成 ※開発中

OBC 収集保管サービス従業員個人番号 API 読込 ※開発中

OBC 収集保管サービス従業員個人番号 CSV 読込 ※開発中

OBC 収集保管サービス従業員個人番号 CSV 作成 ※開発中

ソリマチ給料王マイナバー連動処理 ※開発中

※上記の処理機能につきましては、各メーカーより、個人番号連携のための技術資料の公開が

当製品の開発より遅かったため、連携機能を搭載したV8製品の出荷時期が遅れるものもあります。

判り次第それぞれの連動製品をお使いのユーザー様へお知らせいたします。

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３． 入力、出力、印刷等 処理画面

３-１．個人番号入力・印刷処理

（１）マイナンバー入力処理メニュー

（２）個人別マイナンバー入力画面

指定した個人（従業員）とともに、扶養家族の一覧も表示され、それぞれの

個人番号を確認、入力、消去します。

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番号確認書類、および身元確認書類は、各マスタの一覧から探し出すことができますので、

書類名を手入力する手間がありません。 ※以下は、身元確認書類マスタ一覧画面

（３）マイナンバー一覧入力・一括消去 画面

条件検索し、一覧表示された各個人と扶養家族の個人番号を確認、入力します。

また、一括で個人番号を消去（廃棄）することができます。

※諸条件を指定し探し出すことができます。

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（４）マイナンバーリスト印刷

「マイナンバーリスト印刷」と同様に、条件検索し一覧表示した個人リストから、さらに印刷した

い人を選んで、以下の３種類のリストを印刷することができます。

個人番号リスト

個人番号未取得者リスト

個人番号消去済みリスト

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（５）事業所別マイナンバー一括全消去

ワンクリックで、すべての個人番号を消去することができます。

日次の処理の開始時に、個人番号データを当システムへ一括で読み込み、作業が終わった

時点で一括で消去する、というような運用の場合に使用できます。

３-２．個人番号取得時印刷物

（１）利用目的通知書印刷

従業員から個人番号を取得する際に、利用目的を明示しなければなりません。

同時に確認する必要がある書類の記載もできます。

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（２）利用目的同意書兼個人番号通知書印刷

従業員が利用目的に同意し、本人、被扶養者の個人番号を会社へ通知するための書類です。

あらかじめ氏名を印字しておくことも、空欄で印刷することもできます。

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（３）国民年金３号被保険者代理人委任状印刷

３号被保険者の場合、直接に事業主へ個人番号を提供することになりますが、配偶者の従業員

に会社から委託する場合は、事業主が適切に安全管理が行われているか監督する義務が生じます。

逆に３号被保険者が配偶者の従業員へ委託する形になるとそのような業務は発生しません。

この委任状はその場合のものになります。

あらかじめ氏名を印字しておくことも、空欄で印刷することもできます。

３-３．マイナンバーデータ連動処理

他のソフトウエアから出力される、個人番号のＣＳＶファイルの読み込み、および出力を行います。

データ読み込みの仕組みは、従来の汎用データ読み込みと同様になりますので、幅広い読み込み能

力を有しています。

（１）マイナンバーデータ連動処理メニュー

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（２）マイナンバー読み込み項目選択処理

個人番号 CSV ファイル項目との紐付けを行います。

（３）個人マイナンバー汎用データ読込処理

個人、および被扶養者の個人番号の読み込みを行います。

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（４）個人マイナンバー汎用データ作成処理

条件検索し一覧表示した個人リストから、さらに出力する人を選んでCSVファイルを作成します。

３-４．マイナンバー取扱記録処理

当システムでは、マイナンバーシステムの各処理内容を自動的に記録します。

（１）マイナンバー取扱記録処理メニュー

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（２）取扱記録簿検索・印刷処理

自動記録、およびマニュアル入力された各記録データを、各種条件検索で抽出して一覧表示、

リスト印刷することができます。

抽出は、例えば日にち指定、担当者指定、取扱物、作業内容など、さまざまな条件を設定して

検索できます。

検索条件画面

検索結果一覧表示画面

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個人番号処理記録リスト

（３）記録検索・CSV 出力処理

印刷と同様の操作、画面にて、処理記録リストを印刷することができます。

（４）取扱記録簿作成機能

マイナンバーにつきましては、当システムの対象となる｢社会保障｣の分野以外にも、税金の

分野でも適用されます。この処理では当システムばかりでなく、その他の企業内で取り扱う

さまざまなな処理の記録を作成することができます。

作成入力にあたりましては、担当者（ログインユーザーマスタ）、対象物（取扱項目マスタ）、

処理内容（取扱内容マスタ）社外の相手先（相手先マスタ）などから、必要項目を参照できるため

手入力が大幅に削減され、すばやく記録入力を行うことができます。

対象となる処理は以下のものです。

取扱記録個別入力（検索・登録・修正削除）

取扱記録一括作成

取扱記録一括削除

※これらの処理につきましては、V8製品の２回目以降の出荷製品に搭載される予定です。

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３-５．各マスタリスト

（１）身元確認マスタリスト

（２）取扱項目マスタリスト

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（３）取扱内容マスタリスト

４． 安全管理措置 （セキュリティ機能）

４―１. 実行ディスク

当システムでは、システム起動中に「実行ディスク（ＣＤ）」を装着していないと、動作しない

仕組みになっています。正式な運用時以外は、実行ディスクを取り外しておくことにより、不正

使用を防ぐことができます。

４―２. 手のひら静脈認証による、技術的安全管理措置への対応

富士通株式会社では、富士通製品である「手のひら静脈認証装置」の当システムへの適用の

テストを実施し対応することとなりました。これにより、手のひらの静脈を登録してある特定

の個人のみが当システムへログインできるようになり、以下の特徴があります。

安全性

・静脈は体の中の情報なので盗まれ難い

・静脈は万人不同、経年変化しない

認証精度

・手のひらは認証精度が高い

・血管が太く、冬場でも安定した認証が可能

受容性

・手のひら静脈は誰でもいつでも認証に使える部位

・非接触で衛生的かつ誰でも抵抗なく利用できる

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４―３. 取扱権限の設定

当システムのログインユーザー（担当者）ごとに、以下のマイナンバーの取扱権限を

設定することができます。

（１） マイナンバーを扱う権限。

権限がない場合は、マイナンバーシステムメニューに入ることができません。

申請書の個人番号は空欄で印刷されます。

※取扱権限がある場合、さらに以下の権限を設定できます。

（２） 個人番号入力権限

（３） 個人番号出力権限

（４） 個人番号印刷権限

（５） 個人番号プレビュー権限

権限設定を行うことができるのは、当システムの「管理者（ROOT）」ユーザーとなります。

○ユーザー登録画面

システム管理者（ROOT）は、すべての権限を有しています。

また、マイナンバーの自動記録システムの稼動、マイナンバーチェックデジットの

稼動などを設定することができます。

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○ユーザー登録画面の、権限設定

○ログインユーザーを選択する画面では、各人の権限設定を確認することができます。

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４―４. マイナンバー処理中の設定

当システムを処理中に、以下の設定で運用することができます。

（１） 画面表示で、個人番号を表示するか、＊でマスキングするか。

マスキングは、個人番号の変わりに、＊ を表示させる機能です。

例えば、画面に個人番号を表示させたくない場合、マスキングしておけば、個人番号を

入力済みの人は ＊ で、してない人は空欄となります。

（２） 印刷時に、個人番号を印字するか、または印字しないか。

控えや確認用としての印刷、または個人番号を手書きする場合に空欄にすることができます。

（３）プレビューで、個人番号を表示するか、＊でマスキングするか、あるいは表示しないか。

当システムのプレビューはそのまま印刷することができます。控えとして印字する場合、マスキ

ング、あるいは空欄で表示、印刷することができます。

○ 設定画面

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○ マスキング前の画面

○ マスキング後の画面

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処理画面に、Ｍ のボタンがある場合、その場で設定画面を呼び出して、マスキングなどの設定をする

ことができます。