pv デザイナー - daikinpv デザイナー チュートリアルマニュアル - 4 - 第1章...

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PV デザイナー Ver. 7.0 以降 チュートリアルマニュアル 2017年6月 ダイキン工業株式会社

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PVデザイナー Ver. 7.0 以降

チュートリアルマニュアル

2017年6月

ダイキン工業株式会社

PVデザイナー チュートリアルマニュアル

- 2 -

目 次

第1章 はじめに ..............................................................................................................................4

1. 本チュートリアルについて ...................................................................................................... 4

2. チュートリアルの内容 ............................................................................................................. 4

第2章 写真からの建物入力 .............................................................................................................5

1. 起動 .......................................................................................................................................... 5

2. 物件情報の作成 ........................................................................................................................ 6

3. プランの作成 ............................................................................................................................ 7

4. 屋根入力ソフトの起動 ............................................................................................................. 8

5. 写真の読込み ............................................................................................................................ 9

6. 写真の歪み補正 ...................................................................................................................... 10

7. 消失点の設定 .......................................................................................................................... 13

8. 建物輪郭の編集 ...................................................................................................................... 16

8-1. 建物カタログを利用して入力する .................................................................................. 16

8-2. 手動で入力する ............................................................................................................... 17

9. 建物輪郭と写真の位置合わせ................................................................................................. 19

10. 3Dモデルを実物のスケールと合わせる ........................................................................... 22

11. 軒先の自動位置合わせ ........................................................................................................ 24

12. 屋根の手動編集 .................................................................................................................. 27

13. モデルに写真を貼り付ける ................................................................................................ 29

14. 建物方位の設定 .................................................................................................................. 30

第3章 寸法からの建物入力 ........................................................................................................... 31

1. 写真の読込み .......................................................................................................................... 31

2. 写真の歪み補正 ...................................................................................................................... 32

3. 消失点の設定 .......................................................................................................................... 35

4. 建物輪郭の編集 ...................................................................................................................... 39

5. 建物輪郭と写真の位置合わせ................................................................................................. 44

6. 屋根タイプ・グループの指定................................................................................................. 48

7. 軒の出寸法の入力と固定設定................................................................................................. 51

8. 軒先の自動位置合わせ ........................................................................................................... 53

9. 屋根の手動編集 ...................................................................................................................... 56

10. モデルに写真を貼り付ける ................................................................................................ 58

第4章 PV割付ソフトの操作 ....................................................................................................... 60

1. PV割付ソフトの起動 ........................................................................................................... 60

2. 太陽電池モジュールの自動割付 ............................................................................................. 62

3. 太陽電池モジュール配置の手動編集 ...................................................................................... 63

PVデザイナー チュートリアルマニュアル

- 3 -

4. 電気分析 ................................................................................................................................. 69

5. 3D合成ウィンドウ ............................................................................................................... 71

6. 発電電力量の表示 ................................................................................................................... 72

7. 図面印刷ウィンドウ ............................................................................................................... 73

8. 見積りの作成 .......................................................................................................................... 74

9. 複数のプランを作成する ........................................................................................................ 75

PVデザイナー チュートリアルマニュアル

- 4 -

第1章 はじめに

1. 本チュートリアルについて

本チュートリアルでは、物件設定から建物形状入力、太陽電池モジュールの割付、3D 合成画像

の作成までの一連の操作手順を、付属のサンプルデータを利用して、順を追って解説しています。

この手順に沿って操作することで、一連の操作方法を把握することができます。

なお本チュートリアルでは、PV デザイナーの全機能を網羅しているわけではありません。

各機能の詳細については、「操作説明書」、「屋根入力ソフト操作説明書」、「PV 割付ソフト操作説

明書」をご参照ください。

また、写真撮影に関する注意点があります。

撮影を行う前に「写真撮影について」をご参照ください。

2. チュートリアルの内容

項目 内容

第2章 写真からの建物入力 1枚の写真から建物形状を入力します。

窓枠の寸法から建物全体のスケールを設定します。

第3章 寸法からの建物入力 平面図の寸法から、建物輪郭形状を実寸で入力します。

1枚の写真から、屋根面の高さと勾配を入力します。

第4章 PV 割付ソフトの操作 第2章で作成した建物で、

typeS の太陽電池モジュール編集操作を行います。

電気分析を行い、図面を表示します。

typeP での割付も行います。

PVデザイナー チュートリアルマニュアル

- 5 -

第2章 写真からの建物入力

1枚の写真から建物形状を入力し、窓枠の横幅サイズから建物全体のスケールを設定します。

1. 起動

スタートメニューから、「全てのプログラム」-「PV デザイナー」-「PV デザイナー」を選択

すると、スプラッシュ画面が表示され、次にメインメニューが表示されます。

まず、これから入力する物件の情報を作成する必要があります。

メインメニューの「物件の選択」ボタンをクリックして、「物件の登録/選択」ダイアログを表示

します。

PVデザイナー チュートリアルマニュアル

- 6 -

2. 物件情報の作成

「物件の登録/選択」ダイアログで、物件を新規に作成します。

物件一覧の下の「新規」ボタンをクリックして「物件設定」ダイアログを表示し、必要な情報を

入力してから「確定」を押すと、新しい物件が物件一覧のリストに追加されます。

1 物件名と物件 No を入力します。 2

「物件場所」ボタンをクリック

し、出てくるリストから該当する

地域を選択します。

選択すると、地域風係数と地表面

粗度区分の値が設定されます。

「既築」「戸建住宅」を選択して

ください。 4

「日射・積雪地域」ボタンをクリッ

クし、出てくるリストから該当する

地域を選択し、積雪量をコンボボッ

クスで選択します

「屋根材の登録/選択」ボタンをク

リックし、屋根材の登録選択ダイア

ログを表示します。

屋根材一覧リストから「スレート」

を選択して「選択確定」ボタンを押

してください。

確定ボタンでダイアログを

閉じます。

PVデザイナー チュートリアルマニュアル

- 7 -

3. プランの作成

「物件」とは検討対象とする住宅を表し、「プラン」とは1つの太陽電池モジュール割付検討を表

します。1つの「物件」に複数の「プラン」を登録することが出来ます。

物件の登録/選択ダイアログを「選択確定」ボタンで閉じると、メインメニューに戻ります。

メインメニューでは、作成した物件とプランが表示されています。

プラン名を入力してください。

(例)typeS 検討

システム選択で、typeS を選択

してください。

確定ボタンでダイアログを

閉じます。

選択確定ボタンでダイアログ

を閉じます。

PVデザイナー チュートリアルマニュアル

- 8 -

4. 屋根入力ソフトの起動

メインメニューの「屋根入力」ボタンをクリックすると、屋根入力ソフトが起動します。

その際、「写真から作図する」にチェックを入れた状態の場合、「物件の選択」で作成/選択した

物件について、「写真」から建物形状を作成することができます。

屋根入力ソフトが起動すると、ガイダンスメニューが表示されています。

このガイダンスに従って、建物入力操作を行っていきます。まずは「はじめから作成する」ボタ

ンをクリックします。

「OK」ボタンを押します。 3

「はじめから作成する」ボタンで、

ガイダンスを開始します。

「OK」ボタンを押します。 3

PVデザイナー チュートリアルマニュアル

- 9 -

5. 写真の読込み

建物を入力する元となる外観写真を読込みます。

写真は付属のサンプル画像、「C:¥PVDesigner¥サンプル画像¥集合住宅¥house1.jpg」(デフォル

ト設定の場合)を利用します。

「サンプル画像」-「集合住宅」フォルダの

中にある、「house1.jpg」を選択します。

「開く」を押します。 3

写真が読込まれます。 4

次のガイダンスページに

進みます。

PVデザイナー チュートリアルマニュアル

- 10 -

6. 写真の歪み補正

写真の歪み補正では、建物写真のカメラレンズなどによる歪みを補正します。この処理を行うこ

とで、消失点の設定や建物入力をより正確に行うことができます。

「写真範囲指定拡大」を選択します。 4

マウスのドラッグ操作で、表示して

いる写真を拡大します。

強調表示を「0.3」に指定します。 2

「クリックで指定」を選択します。 3

PVデザイナー チュートリアルマニュアル

- 11 -

補正カーソルの丸印をドラッグ

して、補正カーソルのサイズを

小さくします。

表示が拡大されます。 10

クリックします。 7

クリックします。 6

「ドラッグで指定」を選択します。 8

PVデザイナー チュートリアルマニュアル

- 12 -

微調整ボタンをクリックして、

ウィンドウに表示されている赤

と青の丸印を、建物の壁のライ

ン上に移動させます。

11

赤と青の丸印が壁のライン上に

あることを確認します。

12

13

ウィンドウに表示されている赤いライン

が、壁のラインと一致する数値に歪み係

数を変更します。

この写真の場合、0.01 が適正です。

14

「閉じる」ボタンを押して、次の

ガイダンスページに進みます。

「補正実行」ボタンをクリックします。

16

15

PVデザイナー チュートリアルマニュアル

- 13 -

7. 消失点の設定

読込んだ写真の消失点を設定します。消失点を設定しないと、建物 3D モデルとの位置合わせを

行うことができません。消失点の設定には、4 本のラインを写真の建物の軸に合わせることで行

います。

「建物の水平線で指定」が

選択されていることを確認

します。

建物写真の軒先部分をクリックしま

す。赤い線が軒先とほぼ一致する位置

に移動したか確認してください。

ずれが大きい場合、もう 1 度クリック

して調整してください。

「A」を選択します。 4

PVデザイナー チュートリアルマニュアル

- 14 -

残りの 3 本のラインも、同様の操作で移動させます。

「拡大」を 10 にします。

「A」を選択します。

上のウィンドウで、ラインと建物の直線が一致する

ように、微調整ボタンでラインの移動を行います。

14

13

12

「C」を選択します。

「B」を選択します。

「D」を選択します。

基礎と壁の間をクリックします。

基礎と壁の間をク

リックします。

軒先をクリックします。

11

10

PVデザイナー チュートリアルマニュアル

- 15 -

残りの 3 本のラインも、同様の操作で微調整を行います。下図を参考にしてください。なお、ラ

インの移動は、写真表示ウィンドウ上で直接ラインをドラッグすることでも可能です。

画面上をドラッグすると、確認用の 3

本のラインが表示されます。

このラインと建物の各直線が一致する

ことを確認します。

一致しない場合、設定した 4 本のライ

ンに誤差があります。前の作業に戻っ

て、再度微調整を行ってください。

「閉じる」ボタンを押して、次の

ガイダンスページに進みます。

15

17

16

PVデザイナー チュートリアルマニュアル

- 16 -

今回は、写真の追加や平面図の入力を行いませんので、ガイダンスを【8】基本モデルの入力ま

で飛ばします。

8. 建物輪郭の編集

建物 3D モデルの建物輪郭線を入力します。入力方法には、建物カタログを利用して入力する方

法と、手動で入力する方法があります。

8-1. 建物カタログを利用して入力する

18

19

「00_寄棟」を選択します。

「パターン 01」を選択します。 3

PVデザイナー チュートリアルマニュアル

- 17 -

8-2. 手動で入力する

モデルが表示されます。

「閉じる」ボタンを押して、次の

ガイダンスページに進みます。

PVデザイナー チュートリアルマニュアル

- 18 -

図のように、クリックで頂点を追加します。完成する建物輪郭は、

長方形になるように追加してください。

3D モデルが表示されている

ことを確認してください。

「閉じる」ボタンを押して、次の

ガイダンスページに進みます。

平面図ウィンドウ上で、マウスを操作すると紫色の点が移動

します。これが、クリックした時の頂点追加位置です。

追加位置は、「グリッドに吸着」や「軸で固定」のオプション

の ON/OFF で変化します。

「グリッドに吸着」と「軸で固定」

のオプションを両方 ON にします。

PVデザイナー チュートリアルマニュアル

- 19 -

9. 建物輪郭と写真の位置合わせ

自動位置合わせ機能を利用して、写真とモデルの位置や大きさを変更します。

「写真範囲指定拡大」を選択します。 3

マウスのドラッグ操作で、表示して

いる写真を拡大します。

PVデザイナー チュートリアルマニュアル

- 20 -

自動位置合わせを行うための情報として、建物 3D モデルの角にある輪郭頂点と、合わせたい写

真上での建物角をクリックで指定します。この写真では、位置合わせ情報を 3 つ入力します。

「情報入力」を選択します。 9

輪郭頂点をクリックします。 10

建物角をクリックします。 11

建物角をクリックします。 14

輪郭頂点をクリックします。 13

12

輪郭頂点をクリックします。 6

「情報入力」を選択します。

建物角をクリックします。

情報が登録されます。 8

PVデザイナー チュートリアルマニュアル

- 21 -

「位置合わせ開始」を

クリックします。

15

写真とモデルの建物角が一致します。 16

17

画面をドラッグして 3D モデルの底辺と写真上

での建物底辺を合わせます。

18

「閉じる」ボタンを押して、次の

ガイダンスページに進みます。

19

PVデザイナー チュートリアルマニュアル

- 22 -

10. 3Dモデルを実物のスケールと合わせる

スケール指定では、建物 3D モデル上の既知の 2 点間距離を実寸で入力することで、建物全体の

スケール合わせを行います。ここでは、窓枠の幅の実寸がわかっているとして解説します。

「自由頂点から指定」

を選択します。

2 窓枠端をクリック

します。

窓枠端をクリック

します。

PVデザイナー チュートリアルマニュアル

- 23 -

今回は、屋根編集の際にグループの指定や寸法の固定を行わないので、【14】軒先の自動位置合

わせまで飛ばします。

指定した 2 点の実際の距離を入力します。

ここでは、窓枠の横幅が 1.5m と想定して

「1500」と入力してください。

「確定」をクリックします。 6

3D モデルのスケールが変

更されます。

(見た目は変わりません)

7 「閉じる」ボタンを押して、次の

ガイダンスページに進みます。

10

PVデザイナー チュートリアルマニュアル

- 24 -

11. 軒先の自動位置合わせ

自動軒先合わせ機能を利用して、写真建物と建物 3D モデルの軒先の位置を合わせます。

「写真範囲指定拡大」を選択します。 2

マウスのドラッグ操作で、表示して

いる写真を拡大します。

PVデザイナー チュートリアルマニュアル

- 25 -

軒先自動位置合わせを行うための情報として、建物 3D モデルの角にある輪郭頂点と、合わせた

い写真上での軒先角をクリックで指定します。この写真では、位置合わせ情報を 3 つ入力します。

「情報入力」を選択します。 8

輪郭頂点をクリックします。 9

軒先角をクリックします。 10

軒先角をクリックします。 13

輪郭頂点をクリックします。 12

11

輪郭頂点をクリックします。

(対応する 3D モデルの軒先角

が青色の点で表示されます)

「情報入力」を選択します。

軒先角をクリックします。

情報が登録されます。 7

PVデザイナー チュートリアルマニュアル

- 26 -

「軒先合わせ開始」をクリックします。 14

写真とモデルの軒先が一致したか

確認してください。

15

「閉じる」ボタンを押して、次の

ガイダンスページに進みます。

16

PVデザイナー チュートリアルマニュアル

- 27 -

12. 屋根の手動編集

自動軒先合わせのみでは、屋根勾配や屋根厚は変化しません。そのため、手動で編集を行います。

まず、屋根の勾配を編集します。

項目「屋根勾配」のグループ A である「輪

郭線 1」を選択します。

屋根勾配を指定します。

ここでは、寸勾配で「4.5」を入力して、

Enter キーを押してください。

写真とモデルの屋根勾配が一致

したかを確認してください。

PVデザイナー チュートリアルマニュアル

- 28 -

次に、屋根の厚みを編集します。操作方法は、先ほどの屋根勾配を編集するのとほぼ同じです。

なお、屋根勾配や屋根厚は、編集グループ選択後に操作ウィンドウ上で直接ドラッグすることで

も編集可能です。

今回は、障害物輪郭の入力は行いませんので、次の【17】モデルに写真を貼り付けるに進んで

ください。

項目「屋根厚」のグループ A である「輪

郭線 1」を選択します。

屋根厚をここで指定します。

ここでは、厚みで「80」を入力して、

Enter キーを押してください。

拡大機能などを利用して、写真

とモデルの屋根厚が一致したか

を確認してください。

「閉じる」ボタンを押して、次の

ガイダンスページに進みます。

PVデザイナー チュートリアルマニュアル

- 29 -

13. モデルに写真を貼り付ける

写真の貼り付けでは、読込んだ建物写真を用いて建物 3D モデルの面に画像を貼り付けます。

「モデル全体に指定」をクリックします。 2

「閉じる」ボタンを押して、次の

ガイダンスページに進みます。

プレビューウィンドウで、建物3D モデル

に写真が貼り付けられていることを確認し

てください。

「貼付写真表示」を選択します。

PVデザイナー チュートリアルマニュアル

- 30 -

14. 建物方位の設定

建物方位を設定します。方位は、平面図上での建物の北方向を指定します。

以上で、1枚の写真から建物形状を入力する作業は終了です。メニューバーの「ファイル」から、

「保存してメインメニューに戻る」を選択して、作業内容を保存して屋根入力ソフトを終了して

ください。

北の方向をボタンで指定した後、「確

定」ボタンをクリックすることで、

変更することができます。

ここでは、方位を変更せずそのまま

「確定」ボタンを押してください。

現在の方位は、この表示で確認

することができます。

PVデザイナー チュートリアルマニュアル

- 31 -

第3章 寸法からの建物入力

第2章で解説した入力手順とは違い、平面図の寸法から建物輪郭形状を実寸で入力し、1枚の写

真から、屋根面の高さと勾配を入力する方法を解説します。

なお、PV デザイナーの起動から屋根入力ソフトの起動までの手順は第2章1~4までと同様な

ので、ここでは省略します。

1. 写真の読込み

建物を入力する元となる写真を読み込みます。

写真は付属のサンプル画像、「C:¥PVDesigner¥サンプル画像¥切妻住宅¥house2.jpg」(デフォル

ト設定の場合)を利用します。

「サンプル画像」→「切妻住宅」フォルダの

中にある、「house2.jpg」を選択します。

「開く」を押します。 3

写真が読込まれます。 4

次のガイダンスページに

進みます。

PVデザイナー チュートリアルマニュアル

- 32 -

2. 写真の歪み補正

読込んだ建物写真の歪みを補正します。

強調表示を「0.5」に指定します。 2

「クリックで指定」を選択します。 3

「写真範囲指定拡大」を選択します。 4

マウスのドラッグ操作で、表示して

いる写真を拡大します。

PVデザイナー チュートリアルマニュアル

- 33 -

補正カーソルの丸印をドラッグ

して、補正カーソルのサイズを

小さくします。

表示が拡大されます。 10

クリックします。 7

クリックします。 6

「ドラッグで指定」を選択します。 8

PVデザイナー チュートリアルマニュアル

- 34 -

微調整ボタンをクリックして、

ウィンドウに表示されている赤

と青の丸印を、建物の壁のライ

ン上に移動させます。

11

赤と青の丸印が壁のライン上に

あることを確認します。

12

13

ウィンドウに表示されている赤いラ

インが、壁のラインと一致する数値

に歪み係数を変更します。

この写真の場合、0.02 が適正です。

14

「閉じる」ボタンを押して、次の

ガイダンスページに進みます。

「補正実行」ボタンをクリックします。

16

15

PVデザイナー チュートリアルマニュアル

- 35 -

3. 消失点の設定

読込んだ写真の消失点を設定します。

「建物の水平線と垂直線で

指定」を選択します。

「A」を選択します。

建物写真の屋根棟部分をクリックし

ます。赤い線が棟とほぼ一致する位

置に移動したか確認してください。

ずれが大きい場合、もう 1 度クリッ

クして調整してください。

PVデザイナー チュートリアルマニュアル

- 36 -

残りの 3 本のラインも、同様の操作で移動させます。

「拡大」を 10 にします。

「A」を選択します。

上のウィンドウで、ラインと建物の直線が一致するよ

うに、微調整ボタンでラインの移動を行います。

14

13

12

「C」を選択します。

「B」を選択します。

「D」を選択します。

壁角をクリックします。

ベランダ下部をクリックします。

壁角をクリックします。

11

10

PVデザイナー チュートリアルマニュアル

- 37 -

残りの 3 本のラインも、同様の操作で微調整を行います。下図を参考にしてください。なお、ラ

インの移動は、写真表示ウィンドウ上で直接ラインをドラッグすることでも可能です。

画面上をドラッグすると、確認用の 3

本のラインが表示されます。

このラインと建物の各直線が一致する

ことを確認します。

一致しない場合、設定した 4 本のライ

ンに誤差があります。前の作業に戻っ

て、再度微調整を行ってください。

「閉じる」ボタンを押して、次の

ガイダンスページに進みます。

15

17

16

PVデザイナー チュートリアルマニュアル

- 38 -

今回は、写真の追加、平面図の追加、基本モデルの入力を行いませんので、ガイダンスを【9】

建物輪郭の編集まで飛ばします。

18

19

20

PVデザイナー チュートリアルマニュアル

- 39 -

4. 建物輪郭の編集

平面図に書かれている寸法をもとに、手動で建物輪郭線を入力します。実寸法を入力するため、

正確な建物モデルを作成することが可能です。

操作に入る前に、「C:¥PVDesigner¥サンプル画像¥切妻住宅¥house2 屋根・立面図.pdf」(デフ

ォルト設定の場合)の 1 ページ目を印刷しておくことをお勧めします。

平面図ウィンドウでの操作がメイン

となるので、ウィンドウを分割して

いるバーをドラッグして、平面図ウ

ィンドウを広くします。

1 点目をクリックします。 3

PVデザイナー チュートリアルマニュアル

- 40 -

1 点目をクリックすると、建物輪郭ダイアログの相対座標入力が使用可能になります。相対座標

入力とは、下図で示すように前回の点から次の点までの距離を実寸法(単位は mm)で指定するこ

とで、次の点を入力する機能です。

X に「8190」と入力して、「入力」

ボタンをクリックします。

2 点目が入力されたことを確認します。 5

Y

-X

-Y

X

前回の点 次の点

910mm

ここに入力する

入力例

PVデザイナー チュートリアルマニュアル

- 41 -

以上の相対座標入力の操作を繰り返して、実寸法の建物輪郭線を入力していきます。平面図で実

寸法を読み取る際には、軒先からの距離ではなく、壁面からの距離を入力してください。以下に、

入力する建物輪郭の座標を示します。

3 点目

4 点目

X「3640」で入力 7

Y「-1820」で入力 6

壁面

8190mm

3640mm

3640mm

10010mm

7280mm

1820mm

1820mm

PVデザイナー チュートリアルマニュアル

- 42 -

5 点目、6 点目

7 点目、8 点目

Y「-1820」で入力 10

X「-1820」で入力 11

Y「7280」で入力 8

X「-10010」で入力 9

PVデザイナー チュートリアルマニュアル

- 43 -

建物輪郭の編集を終えて、次のガイダンスページに進みます。

Y「-3640」で入力 12

輪郭線が閉じた時点で、3D

モデルが生成されます。

13

「閉じる」ボタンを押します。 14

15

PVデザイナー チュートリアルマニュアル

- 44 -

5. 建物輪郭と写真の位置合わせ

自動位置合わせ機能を利用して、写真とモデルの位置を変更します。今回は、第2章と違い、実

寸法で建物輪郭線を作成しているので、「輪郭線が正しい寸法である場合」をクリックして、操作

を開始します。

自動位置合わせを行うための情報として、建物 3D モデルの角にある輪郭頂点と、合わせたい写

真上での建物角をクリックで指定します。この写真では、位置合わせ情報を 5 つ入力します。

「情報入力」を選択します。 3

輪郭頂点をクリックします。 7

手前の建物角をクリックします。 5

奥の建物角をクリックします。 8

輪郭頂点をクリックします。 4

PVデザイナー チュートリアルマニュアル

- 45 -

残りの 3 つは、右側の突き出した部分の 3 点を選択する必要がありますが、下図のように写真ウ

ィンドウでモデルが画面外に出ていて、選択できない場合があります。その場合、平面図ウィン

ドウで対応する頂点を選択することで同様の操作を行うことができます。

「情報入力」を選択します。 9

輪郭頂点をクリックします。

建物角をクリックします。

10

建物角をクリックします。

11

輪郭頂点をクリックします。

14

12

13

モデルが画面外に出ていて

頂点が選択できない。

平面図ウィンドウ側で対応

する頂点を選択する。

PVデザイナー チュートリアルマニュアル

- 46 -

画面をドラッグして 3D モデルの底辺と写真上

での建物底辺を合わせます。

20

「閉じる」ボタンを押して、次の

ガイダンスページに進みます。

21

輪郭頂点をクリックします。 16

建物角をクリックします。 17

「情報入力」を選択します。 15

「位置合わせ開始」を

クリックします。

18

19

PVデザイナー チュートリアルマニュアル

- 47 -

今回は、実寸法を用いて作成を行っているので、スケール合わせを行う必要はありません。次の

【12】屋根タイプ・屋根グループの指定に進んでください。

22

PVデザイナー チュートリアルマニュアル

- 48 -

6. 屋根タイプ・グループの指定

建物 3D モデルの軒、切妻などを決める屋根タイプの指定と、正確な自動軒先合わせや手動編集

をするために必要な編集グループの指定を行います。

平面図ウィンドウでの操作がメイン

となるので、ウィンドウを分割して

いるバーをドラッグして、平面図ウ

ィンドウを広くします。

PVデザイナー チュートリアルマニュアル

- 49 -

屋根タイプの指定

スガリ、軒の出連動グループの指定

項目「設定」の「▼」印をクリックして、表示され

たリストから「スガリ屋根 A」を選択します。

輪郭線をクリックする。 7

輪郭線をクリックする。 9

10

項目「屋根タイプ」の「▼」印をクリックして、

表示されたリストから「切妻」を選択します。

輪郭線をクリックする。 5

輪郭線をクリックする。 3

PVデザイナー チュートリアルマニュアル

- 50 -

軒の出グループの指定

項目「グループ」の「▼」印をクリックして、表示

されるリストから「グループ B」を選択します。

13

輪郭線をクリックする。 16

輪郭線をクリックする。

14

輪郭線をクリックする。 12

「閉じる」ボタンを押して、次の

ガイダンスページに進みます。

18

「軒の出」ボタンをクリックして、軒の出の設定を

行うモードに変更します。

11

15

17

PVデザイナー チュートリアルマニュアル

- 51 -

7. 軒の出寸法の入力と固定設定

軒の出の実寸法がわかる場合、軒の出に実寸法を入力して、その後の編集作業などで値が変わら

ないように固定します。この作業は、次に行う自動軒先合わせの精度を高めるために行います。

「グループ A」の輪郭線を選択します。 2

軒の出で「540」と入力して、

Enter キーを押します。

「数値の固定」をクリ

ックします。

PVデザイナー チュートリアルマニュアル

- 52 -

同様に、グループ B の軒の出の変更と固定も行います。

「グループ B」の輪郭線を選択します。 5

軒の出で「400」と入力して、

Enter キーを押します。

「数値の固定」をクリ

ックします。

「閉じる」ボタンを押して、次の

ガイダンスページに進みます。

PVデザイナー チュートリアルマニュアル

- 53 -

8. 軒先の自動位置合わせ

自動軒先合わせ機能を利用して、写真建物と建物 3D モデルの軒先の位置を合わせます。

「写真範囲指定拡大」を選択します。 2

マウスのドラッグ操作で、表示して

いる写真を拡大します。

PVデザイナー チュートリアルマニュアル

- 54 -

「情報入力」を選択します。 10 13

輪郭頂点をクリックします。 11

輪郭頂点をクリックします。 14

軒先角をクリックします。 12

軒先角をクリックします。 15

輪郭頂点をクリックします。

(対応する 3D モデルの軒先角

が青色の点で表示されます)

「情報入力」を選択します。

軒先角をクリックします。 6

4 7

軒先角をクリックします。 9

輪郭頂点をクリックします。 8

PVデザイナー チュートリアルマニュアル

- 55 -

「軒先合わせ開始」をクリックします。 16

写真とモデルの軒先が一致したか

確認してください

17

「閉じる」ボタンを押して、次の

ガイダンスページに進みます。

18

この箇所だけ少しずれますが、気

にせず先に進めてください。

(スガリ屋根の関係でずれます)

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- 56 -

9. 屋根の手動編集

屋根の勾配と厚みを手動で編集します。屋根勾配は図面から読み取り、屋根の厚みは写真と一致

するように編集します。

「グループ A」の輪郭線を選択します。 3

屋根勾配をここで指定します。

ここでは、寸勾配で「5」を入力して、

Enter キーを押してください。

写真とモデルの屋根勾配が一致した

かを確認してください。

「屋根勾配」ボタンをクリックして、屋根勾配を編集

するモードに変更します。

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今回は、障害物輪郭の入力は行いませんので、次の【17】モデルに写真を貼り付けるに進んで

ください。

「グループ A」の輪郭線を選択します。 7

屋根厚をここで指定します。

ここでは、厚みで「120」を入力して、

Enter キーを押してください。

写真とモデルの屋根厚が一致したか

を確認してください。

「閉じる」ボタンを押して、次の

ガイダンスページに進みます。

10

「屋根厚」ボタンをクリックして、屋

根厚を編集するモードに変更します。

11

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10. モデルに写真を貼り付ける

写真の貼り付けでは、読込んだ外観写真を用いて建物 3D モデルの面に画像を貼り付けます。

「モデル全体に指定」をクリックします。 2

「閉じる」ボタンを押して、次の

ガイダンスページに進みます。

プレビューウィンドウで、3D モデル

に写真が貼り付けられていることを確

認してください。

「貼付写真表示」を選択します。

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- 59 -

次の、建物方位の設定は第2章14.建物方位の設定と同様なので省略します。

以上で、平面図の実寸法から建物輪郭を入力してモデルを作成する作業は終了です。メニューバ

ーの「ファイル」から、「保存してメインメニューに戻る」を選択して、作業内容を保存して屋根

入力ソフトを終了してください。

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- 60 -

第4章 PV割付ソフトの操作

PV 割付ソフト用いて、屋根入力ソフトで作成した建物 3D モデルに太陽電池モジュールの割付を

行います。ここでは、第2章で作成した建物 3D モデルを用いて解説します。

1. PV割付ソフトの起動

メインメニューの「PV 割付」ボタンをクリックすると、PV 割付ソフトが起動します。

「物件の選択」で作成/選択した物件について、太陽電池モジュールの割付や配置図面の出力な

どを行うことができます。

伏図ウィンドウに、屋根入力ソフト

で作成した建物 3Dモデルの屋根伏

図が表示されます。

第2章で作成した物件が選択状態

であることを確認してください。

PVデザイナー チュートリアルマニュアル

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伏図/屋根面ウィンドウには、伏図表示と個別表示があり、状況に応じて使い分けます。操作に

よっては、個別表示でのみ可能な操作もあります。

伏図表示

個別表示

軒先中心が下にくるように表示

されます。

屋根面伏図が1つだけ表示されます。

表示の切り替えは、このリストボックスで行います。

全ての屋根伏図が表示されます。

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- 62 -

2. 太陽電池モジュールの自動割付

任意の屋根面を選択して、自動的に太陽電池モジュールの割付を行います。ここでは、第2章で

作成したプランから、typeS モジュールの割付を行います。

「配置検討」-「自動割付/削除」

を選択します。

ダイアログが表示されます。 2

太陽電池モジュールを配置する屋根面

を選択します。

ここでは、南向きの屋根を選択します。

取付金具を選択します。 4

配置方法と小モジュールの配置位置、

およびオプションを選択します。

「割付実行」をクリックして、自動検

討を実行します。

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- 63 -

3. 太陽電池モジュール配置の手動編集

屋根面に配置した太陽電池モジュールを手動で編集します。この操作は、1 度自動割付で太陽電

池モジュールが配置された屋根面のみ行えます。

同様の操作で、東向きの面

にも自動検討を行います。

太陽電池モジュールが自動で割付

られたことを確認します。

「閉じる」をクリックして

操作を終了します。

「配置検討」-「編集」を選択します。 1

ダイアログが表示されます。 2

編集を行う屋根面を個別で表示します。 3

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- 64 -

(1)グリッド編集

グリッド編集タブを選択し、編集対象の屋根面をクリックすると、編集用の配置点が表示されま

す。この配置点の状態を切り替えることで、太陽電池モジュールの配置を編集します。

※ 配置点を青色に指定しているが、オフセット領域の外に存在する、またはその他の理由で太

陽電池モジュールが配置できない場合、灰色で表示されます。

配置点【青色】

太陽電池モジュールを配置する領域です。

太陽電池モジュールはこの青色の配置点上

にのみ配置されます。

配置点【赤色】

太陽電池モジュールを配置しない領域で

す。太陽電池モジュールはこの赤色の配置

点上には配置されません。

選択した配置点が、赤色なら青色

に、青色なら赤色に変更します。

選択した配置点を、

青色に変更します。

選択した配置点を、

赤色に変更します。

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編集例を示します。

「削除」ボタン・「追加」ボタンも同様の操作で太陽電池モジュールの再配置が可能となります。

※ 「防水板金を利用する」チェックは前述通りです。

※ 配置エラーは後述通りです。

ドラッグ操作で配置点を選択します。

(クリックでの単一選択もできます)

変更に応じて、太陽電池モジュールが

再配置されます。

「反転」を選択します。 1

小モジュール配置位置(typeS のみ)を選択します。 2

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- 66 -

2)配置基準

配置基準タブを選択し、編集対象の屋根面をクリックすると、編集用の配置点が表示されます。

配置基準を移動することで、モジュール全体の位置を移動することができます。

上記以外にも、移動方法は2つあります。

■1.「移動量(mm)」に数値を入力します。

※移動量を少なくしたい場合は、小さい値を入力し、移

動量を大きくしたい場合は、大きい値を入力します。

2.移動したい方向に相対移動の「↑」「↓」「←」「→」い

ずれかのボタンを押下します。

3.センター基準からの位置(mm) 「X」「Y」に反映され

モジュール全体の位置を移動します。

■1.マウス移動の「上下」・「左右」ボタンのいずれかを押

下します。

2.展開図表示画面上の移動したい場所に、マウスでクリ

ックします。

3.モジュール全体の位置を移動します。

※ 配置基準を移動させたことで、青色の配置点がオフセット領域の外に出た場合、手動で赤色

に変更します。

配置点の原点位置を自動割付時に戻す場合は、リセットの「自動割付時」ボタンを選択してくだ

さい。

また、センター基準に戻す場合は、リセットの「センター基準」ボタンを選択してください。

配置点の原点が移動します。 3

センター基準からの位置(mm)の「X」・「Y」を入力します。 1

「移動」ボタンを押下します。

haiti

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- 67 -

(3)モジュール移動

モジュール移動タブを選択し、編集対象の屋根面をクリックすると、編集用の配置点が表示され

ます。

モジュール移動を移動することで、選択しているモジュール群の位置を移動することができます。

※ typeS の場合、モジュール移動は左右方向のみ可能です。

上記以外にも、移動方法は1つあります。

■1.「移動量(mm)」に数値を入力します。

※移動量を少なくしたい場合は、小さい値を入力し、移

動量を大きくしたい場合は、大きい値を入力します。

2.移動したい方向に相対移動の「↑」「↓」「←」「→」い

ずれかのボタンを押下します。

3.基準からの位置(mm) 「X」「Y」に反映され、選択モ

ジュールの位置を移動します。

選択モジュールを基準位置に戻す場合は、リセットの「基準位置」ボタンを選択してください。

移動対象のモジュール郡をマウスでクリックします。

選択したモジュール郡はピンクで縁取りされます。

モジュール群が移動します。 4

基準からの位置(mm)の「X」・「Y」を入力します。 2

「移動」ボタンを押下します。

haiti

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- 68 -

(4)配置エラー

金具や配置点の設定・モジュールの位置によっては、下図のように配置エラーが発生する場合が

あります。その場合、ダイアログに表示されるエラーメッセージを参考に、配置エラーが無くな

るよう配置点の編集・モジュールの移動を行ってください。

配置エラー時、太陽電池モジュール

が赤色で表示されます。

エラーメッセージが表示されます。

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4. 電気分析

屋根面に配置された太陽電池モジュールを電気分析して、系統分けを行います。

電気分析結果から、設定する

系統を選択します。

「確定」をクリックします。 5

「電気分析実行」をクリックします。 3

「系統分割条件」を選択します。 2

「電気分析」-「電気分析」

を選択します。

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利用する発電モニタ・HEMS

機器を選択します。

「確定」をクリックして、

設定を反映します。

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- 71 -

5. 3D合成ウィンドウ

建物モデルの屋根に、配置した太陽電池モジュールを表示して、見た目の確認を行うことができ

ます。また、合成画像をファイルに出力することもできます。

メニューバーの「表示」-「3D 合成ウィンドウ」を選択すると、合成ウィンドウが表示されま

す。

3D モデル合成表示モード

・カメラの位置回転(建物を中心に見回す)

・カメラの水平移動

・カメラの上下移動

・カメラの前後移動(近づく⇔遠ざかる)

・カメラの方向回転

・カメラの視野角変更(望遠⇔広角)

・全体表示

・現在表示中の合成画像を JPEG ファイルで

出力します

・日影シミュレーション向けの機能です。詳

しくは別冊の操作説明書をご参照下さい。

・表示画面の背景色を変更します

・写真合成表示モードに切り替えます

PVデザイナー チュートリアルマニュアル

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写真合成表示モード

6. 発電電力量の表示

電気分析を行って設定した系統情報から、月間の予測発電電力量を求めてグラフ表示します。

「表示」-「発電量ウィンドウ」

を選択します。

月別のグラフが表示されます。 2

グラフ図を JPEG ファイル

として出力できます。

・背景写真の切り替え(複数枚ある場合)

・表示の拡大縮小(Fit で画面に一致)

・マスクペイント(部分的なモジュール消去)

・3D モデル合成表示モードに切り替えます

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7. 図面印刷ウィンドウ

屋根に配置した太陽電池モジュールや金具などの配置寸法が記述された印刷図面を表示します。

「表示」-「印刷図面ウィンドウ」

を選択します。

このモデルが実測済みか、未実測な

のかを選択します。

このモデルは未実測のモデルなの

で、「いいえ」を選択します。

・A3/A4 の切り替え

・図面種類の切り替え

・表示範囲の変更

・屋根面の尺度変更

・屋根面の移動

・図面の複写

・図面への注記

・印刷

・DXF 出力

・その他出力

・表示内容の設定

PVデザイナー チュートリアルマニュアル

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8. 見積りの作成

太陽電池モジュール配置検討を行った結果の見積りを、Excel ファイルで出力します。

現在選択中のプランフォルダに見積りファイルが作成され、表示されます。

(表示には、「Excel」がインストールされている必要があります)

「見積」-「見積 Excel ファイル

の作成」を選択します。

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9. 複数のプランを作成する

PVデザイナーでは、1つの物件に対して複数の太陽電池モジュール割付検討プランを作成するこ

とができます。ここでは、新しく typePの割付検討プランを作成します。

まず、現在起動中の PV 割付ソフトを、メニューバーの「ファイル」-「保存してメインメニュ

ーに戻る」を選択して、PV 割付ソフトを終了してメインメニューに戻ります。その後、メイン

メニューから「物件の選択」をクリックしてください。

プラン名を入力してください。

(例)typeP 検討

システム選択で、typeP を選択してく

ださい。

確定ボタンでダイアログ

を閉じます。

選択確定ボタンでダイアログ

を閉じます。

PVデザイナー チュートリアルマニュアル

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再び、メインメニューから「PV 割付」を選択して、PV 割付ソフトを起動します。

その他の操作に関しても、typeS 検討と同様の操作で編集できます。

「配置検討」-「自動割付/削除」

を選択します。

自動配置を行うと typeP が配置さ

れます。