quipperエンジニアセミナー 20121107
DESCRIPTION
2012年11月7日に開催したセミナーの資料です。 QuipperはDeNAファウンダーの渡辺雅之がロンドンで創業したモバイル x E-learningのスタートアップです。 http://www.quipper.com/ http://jp.techcrunch.com/archives/jp20120518quipper/TRANSCRIPT
Quipperセミナー 「海外で築くエンジニアキャリア」
2012年11月7日
自己紹介 • 現役でプログラマ。
– ここ数年はRubyやPythonなど
• 1998年 日本で普通のSIerに入社 • 2002年 日本でイギリスのe-‐learningスタートアッ
プに参画 • 2003年 イギリス移住 • 2010年 イギリス永住権取得 • 2011年 Quipper立ち上げ
海外/英語との関わり
• 2000?年 趣味で、Gentoo Projectに参加 – パッケージ管理システム(Portage)のコア開発チーム
に加入 – 初めて、非日本人と技術についてディスカッション → 何とかなった
• 2003年 前職で、開発者としてUKに移住 – このとき英語力、会話はほぼ0
• 2008年 テクノロジーディレクターに就任 – 多国籍のチームを率いる
• 2011年 ロンドンでCEO渡辺に会い、Quipper設立
海外(イギリス)にITエンジニアとして 8年間住んでみて
• イギリスでのITエンジニアの仕事 – 英語力 – 給料水準 (シリコンバレーより低い、日本と同じかそれ以
上?) • 正社員 • コントラクタ (人気ある)
– 国際化 • EU内ではビザも必要ないこともあり、人材は流動しまくっている。 • インドや中国などのアジアからの人も多い • 日本人は少なめ
– VISA問題 • 会社がスポンサーになる必要がある。 Quipperは認定済。
Quipper 紹介
Quipperグローバルチーム
Developers
Web/API (Ruby / Javascript), 4
iOS (Objec[ve-‐C), 5
Android (Java), 2
UI Designer,
1
イギリス, 6
オランダ, 1
イタリア, 1
フランス, 1
リトアニア, 1
スペイン, 1 日本, 1
非エンジニアでは、イギリス、日本、マルタ、スリランカ、キルギスタンなど
Quipper企業文化
• ITエンジニアが多数派 • 会社はロンドンのSilicon roundabout • 英語 (日本語禁止) • 毎週木曜日の全社員報告会とビール会 • Foosballブーム (社内大会) • フリーコーヒー / バナナ • Bean Bags(リフレッシュ)コーナー
社内の雰囲気: IT勉強会
社内の雰囲気:Foosball
グローバルなスタートアップに必要な開発スタイルのポイント
• アジャイル (Scrum / Kanban) • Pull-‐request (by Github) での相互レビュー • 技術的負債の早期返済 • テストの自動化 (rspec / Frank) • 1つずつのプロジェクトを小さく。プロジェクト間は疎結合
– 認証 / API / Web アプリ / 共通デザイン (CSS) などを全部別のプロジェクトとして管理 – Slow test問題にも有効 – 新しい人が入ってきたときに理解しやすい – 新しい技術を試しやすい
• 国際化前提 • オープン化前提
– API – ライブラリ (自社Gem)
• ドキュメント重要 • ビルド/デプロイ自動化 (Jenkins)
– Webアプリ – iOS / Androidアプリ
• 時間的コスト的に正しくできないことはやらない – 例えばサーバ管理とか
「シンプル」「世界的な普通なこと」 重要
• 言葉の壁。ないことはない。 – 自分含め、ネイティブでないエンジニア – サービス/プロダクトの本質的なところの議論にコ
ミュニケーションコストを使いたい
• 海外のエンジニア、意識高い/納得が必要。 • 効率的な仕組み
– 自動化
ありがとうございました。
Masayuki Watanabe
Quipper の会社紹介
■DeNA共同創業者 渡辺雅之によって2010年12月にロンドンで登記
■「Distributors of Wisdom」 モバイル技術を活用し、知識・知恵のダイナミックな流通革命を起こしたい
■2011年8月にシード資金調達 2012年5月にラウンドA、3.6M$を調達(日米欧のシンジケーション)
■400万ダウンロード、1.5億回の回答、3000のトピック
■従業員22人(社員15人)
Anywhere In your spare [me
Fun With friends
なぜ教育?
Mobile will change learning
なぜロンドン?
Learning Pla1orm
Music -‐ $30B
Educa<on $150-‐200B
Movies -‐ $20B TV -‐ $300B
UGC
Gaming-‐ $25B
Community Servers
Content Servers
Feedback
Individuals
Corporates
Web(PC) based entry system
Content Holders Users/Players
-Publishers
-Institutions
-Marketing
-Teachers
-Experts
-Alpha bloggers
Quipper’s platform
Content Distribu<on Pla1orm
Multi
Platform
API
Market place
Game/Contest/ Promotion
marketplace
Specific apps
Customized Apps
One app per quiz
Multi
Platform
Multi
Platform
Conversion to each app
Services
Diversified
Efficient
Mone[sed
Customized Gamifica[on
Social
Quipperへのユーザからの評価
■世界2000以上の評価中5スター7割以上。平均4.7 ■★が低いものもバグ・言語対応などで解消可能 ■ドリル系UIには絶対の自信
(Quipper) Educa[onal I am hooked lots to learn fun and keeps your brain working! (Fabulous fun) Keeps me entertained and teaches me something new (Fantas[c!!!) Would recommend 2 any body!!!! Keeps your brain in check!!! (Good fun) Fun app which helps keep my brain alive! Well worth downloading ;) (Addic[ve!:)) This app is very addic[ve,educa[onal and fun! It also helps with homework and I am glad I installed it because I learn a lot from it. (Awesome.) Whole family loves it.
Quipperメソッドの優位性①
Source: NTL ins[tute
5
10
20
30
50
75
90
Lecture
Reading
Audio-Visual
Demonstration
Discussiongroup
Practice byDoing
Teach Others
Average reten<on rate by learning method
■何度も練習すること、人に教えること、が記憶の定着に役立つ ■Audio/Visualは面白いが、すぐ飽きる ■ましてやレクチャーによる記憶の定着には限界
Quipperメソッドの優位性②
hjp://www.ny[mes.com/2011/01/21/science/21memory.html?_r=1
■欧米でも、テスト(ドリル)形式を用いた記憶の定着のよさに注目が集まる ■従来のレクチャー・ディスカッション中心の教育の反省と、アジア型教育のよさの再評価へ
BenchP
Quipper’s Positioning
Accredita<on Assessment Study Lecture
Gro
247 T
Ly
ETS
KA
Knew
Open
Proprietary
PMe
Pro
ClassM
~1M 1~10M 10M~ NA Funding:
Ed M
Vo
So
Ud
YouTube EDU
BS TenM
Co
island Bpop
Team
インフォメーション① 現在、Quipperでは日本の事業立ち上げメンバーを募集しています! ・最低でも3名。最大10名くらいまで。 ・RoR / iOS / Andoridアプリサイドの開発が得意な方待っています! ・当初は日本向けのサビース開発を行っていきますが、将来的には、アジアを含む世界に向けたサービス開発も行っていく予定です ・UKチームとのコミュニケーション言語は基本英語になります。 日本チーム内のコミュニケーションは日本語もしくは、英語になります ※興味がある方は、[email protected] までご連絡ください!