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ささえ ささえられて 90年ささえ ささえられて 90年

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もくじ八王子市社会福祉協議会 歴代会長一覧はじめに

組織図理事・監事評議員

あとがき

事業編 社協組織の強化に向けて 地域福祉推進に向けて 安心できる生活に向けて 生活の安定と自立に向けて 大規模災害発生に備えて 助成事業

歴史編

近年トピックス 地域福祉の推進に向けて 「地域福祉推進拠点石川」の整備 東日本大震災の発生 市民後見人が誕生地域レポート 孤独死0を目指して ̶大規模集合住宅の挑戦̶

ゼロ

祝 辞 八王子市議会議長 福 安   徹 社会福祉法人 東京都社会福祉協議会会長 青 山   佾 八王子市町会自治会連合会会長 秋 間 利 久 八王子市民生委員・児童委員協議会会長 佐々木 武 麿

あいさつ 八王子市社会福祉協議会会長 室 岡 喜代二 八王子市長・八王子市社会福祉協議会名誉会長 石 森 孝 志

23

4567

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1

ささえ ささえられて 90年ささえ ささえられて 90年

Table of Contents

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八王子市社会福祉協議会 歴代会長一覧

初代会長武藤 文吾

(大正15年9月~昭和4年7月)

二代会長秋山文太郎

(昭和4年7月~昭和5年6月)

三代会長城所国三郎

(昭和5年6月~昭和9年1月)

四代会長杢代 龍喜

(昭和9年1月~昭和13年1月)

五代会長関谷源兵衛

(昭和13年1月~昭和17年8月)

六代会長深沢 友彦

(昭和17年9月~昭和20年10月)

七代会長小林吉之助

(昭和20年10月~昭和43年4月)

八代会長田中 利一

(昭和43年5月~昭和48年2月)

九代会長中村林太郎

(昭和48年2月~昭和53年1月)

十代会長荒井 末男

(昭和53年1月~昭和61年8月)

十一代会長安藤芳次郎

(昭和61年8月~平成4年8月)

十二代会長鵜久森 租

(平成4年8月~平成6年8月)

十三代会長土屋  勝

(平成6年8月~平成10年8月)

十四代会長笹野 鶴𠮷

(平成10年8月~平成18年8月)

十五代会長関谷 和久

(平成18年8月~平成22年8月)

十六代会長室岡喜代二

(平成22年8月~現在)

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ささえ ささえられて 90年ささえ ささえられて 90年

はじめに

  社会福祉法人八王子市社会福祉協議会は、大正15年9月に八王子

市社会事業協会として発足し、平成27年9月12日に創立90周年

を迎えました。創立の3年前の大正12年9月には関東大震災が発生

しました。本市では織物景気が最盛期を過ぎ、この大震災の影響も

受け、市民の暮らしが厳しさを増していく中での発足となりました。

 また、この大正期には方面委員(現在の民生委員)制度が創設され、

地方自治体が中心となり「公的福祉」の考え方が生まれた時代でも

あり、社会事業協会創成期から第二次大戦終戦頃までの事業には、

育児講習会をはじめ働く女性のための保育所三園の開園、児童虐待

防止に関する講習会など子どもに関する事業やバザーの先駆けと

なる不用品展覧会、目の不自由な方を対象とした点字講習会、家事

補導講習会、職業指導展覧会の開催などその先駆的な事業内容には

目を見張るものがたくさんありました。

 第二次大戦後は、昭和26年に「社会福祉事業法」が成立し、民間の

社会福祉振興機関の必要性が認識され、社会福祉協議会組織に

関する規定が同法に盛り込まれることになりました。本会でも昭和

36年に社会福祉協議会と名称を変更し、昭和42年には社会福祉法人

の認可を受け、現在に至っております。

 創立90周年は、一つの節目であり、未来に向けての通過点にすぎ

ません。

 このため、今後、複雑多様化する地域福祉のニーズに応えられる

よう、八王子市との連携を図りながら、更なる地域福祉の発展を

目指して参りますので、市民の皆さまをはじめ関係者の皆さまの

ご支援、ご協力を引き続きお願い申しあげます。

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90thanniversary

あいさつ・祝辞ささえ ささえられて 90年ささえ ささえられて 90年

はじめに

  社会福祉法人八王子市社会福祉協議会は、大正15年9月に八王子

市社会事業協会として発足し、平成27年9月12日に創立90周年

を迎えました。創立の3年前の大正12年9月には関東大震災が発生

しました。本市では織物景気が最盛期を過ぎ、この大震災の影響も

受け、市民の暮らしが厳しさを増していく中での発足となりました。

 また、この大正期には方面委員(現在の民生委員)制度が創設され、

地方自治体が中心となり「公的福祉」の考え方が生まれた時代でも

あり、社会事業協会創成期から第二次大戦終戦頃までの事業には、

育児講習会をはじめ働く女性のための保育所三園の開園、児童虐待

防止に関する講習会など子どもに関する事業やバザーの先駆けと

なる不用品展覧会、目の不自由な方を対象とした点字講習会、家事

補導講習会、職業指導展覧会の開催などその先駆的な事業内容には

目を見張るものがたくさんありました。

 第二次大戦後は、昭和26年に「社会福祉事業法」が成立し、民間の

社会福祉振興機関の必要性が認識され、社会福祉協議会組織に

関する規定が同法に盛り込まれることになりました。本会でも昭和

36年に社会福祉協議会と名称を変更し、昭和42年には社会福祉法人

の認可を受け、現在に至っております。

 創立90周年は、一つの節目であり、未来に向けての通過点にすぎ

ません。

 このため、今後、複雑多様化する地域福祉のニーズに応えられる

よう、八王子市との連携を図りながら、更なる地域福祉の発展を

目指して参りますので、市民の皆さまをはじめ関係者の皆さまの

ご支援、ご協力を引き続きお願い申しあげます。

Page 9: ^^Qy^^Q o å - 八王子市社会福祉協議会^Qy^^Q o å 1 もくじ 八王子市社会福祉協議会 歴代会長一覧 はじめに 組織図 理事・監事 評議員 あとがき

 「~ささえ ささえられて~」、八王子市社会福祉協議会は創立90周年を迎えることができました。これもひとえに、市民一人一人のお力添えと、八王子市をはじめ関係団体等のご理解とご協力によるものと衷心から感謝を申しあげます。 八王子市社会福祉協議会は、大正15年9月に当時の八王子市長武藤文吾氏が初代会長となり、900余名に及ぶ会員を得て「八王子市社会事業協会」として創立され、その志を引継いだ先人たちのたゆまぬ努力によって今日を迎えることができました。 皆様ご承知のとおり、我が国は、世界第一位の長寿国となる一方で、少子高齢化の進展や核家族化などによる様々な課題に直面しています。平成27年の介護保険法改正では、単身世帯等が増加し、支援を必要とする軽度の高齢者への生活支援の必要性が増加していることを踏まえて、生活支援・介護予防サービスの充実と高齢者の社会参加を進めることとしております。 また、平成23年3月11日に発生した「東日本大震災」や平成27年9月11日に発生した「関東・東北豪雨」などの経験を踏まえ、こうした大災害の発生に備えることも喫緊の課題となっております。 こうした中で、八王子市社会福祉協議会の果たすべき役割はますます増大しており、平成26年に策定した「第2次いきいきプラン八王子」に基づき、「あなたもわたしも主役-つながりあい、支えあうまち はちおうじ-」を基本理念に、①地域における虐待・孤立化の防止、②地域における社会的弱者の支援、③地域における災害時の要援護者支援を重点課題に掲げ、地域福祉拠点の運営やサロン活動への支援、地域福祉権利擁護事業、災害ボランティアの育成など、各種事業に取り組んでまいりました。 今後も、地域の方々との連携を図りながら、社会状況の変化に的確に対応した事業を積極的に展開し、地域福祉の推進に邁進していく所存でございます。 結びに、八王子市社会福祉協議会の事業に今後とも変わらぬご理解とご協力を賜わりますようお願い申しあげるとともに、皆様方のご健勝・ご活躍を祈念いたしましてご挨拶といたします。

会 長

八王子市社会福祉協議会

室 岡 喜代二

 八王子市社会福祉協議会が、創立90周年を迎えられますことを心からお慶び申し上げます。 貴協議会は、地域住民や福祉関係者の皆様の参加・協力のもと、地域のネットワークを活かし、本市の地域福祉活動の中心的な役割を果たされております。本市と貴協議会は、地域福祉向上の車の両輪として手を携え、市民の皆様が住み慣れた地域で安心して暮らすことができる「福祉のまちづくり」の実現をめざして取り組んでいるところであります。 貴協議会におかれましては、多くの会員の皆様のご理解・ご協力をいただき、高齢者や障害者、児童分野など幅広く社会福祉事業を推進するとともに、災害時における災害ボランティアセンターの運営などにより、地域における災害時の要援護者支援に努められております。 特に、東日本大震災におきましては、職員がいち早く被災地へ入り、現地の災害ボランティアセンターの支援を行うなど、復興に大きな貢献をされてこられました。また、都内初の試みとなる災害ボランティアリーダー養成事業を創設し、ボランティアのリーダーとなって活動できる人材の育成と活動支援を行われてきたところであります。 近年、社会経済情勢の変化により、虐待・孤立化の防止、生活困窮者への対応など、福祉ニーズは多様化しています。平成26年度に開設された「地域福祉推進拠点石川」は、「地域力・市民力」を活かし、身近な場所で福祉に関する相談や支援、ネットワークづくりを行うなど、地域の福祉力を育む先駆的な事業として推進されています。地域福祉の充実に取り組まれる貴協議会の活動に、深く感謝申しあげる次第であります。 本市も平成29年に市制100周年という大きな節目を迎えます。キャッチフレーズは「百年の彩りを 次の100年の輝きへ」です。市民の皆様とともに、将来にわたり誰もが地域でともにつながりあい、支えあい、活き活きと暮らせるまちづくりを進めてまいる所存であります。 結びに、八王子市社会福祉協議会の更なる発展と会員の皆様のご健勝を心から祈念いたしましてご挨拶といたします。

八王子市長八王子市社会福祉協議会名誉会長

石 森 孝 志

ささえ ささえられて 90年

あいさつ

90thanniversary

あいさつ

90thanniversary

創立90周年を迎えて

八王子市社会福祉協議会90周年を迎えて

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Page 10: ^^Qy^^Q o å - 八王子市社会福祉協議会^Qy^^Q o å 1 もくじ 八王子市社会福祉協議会 歴代会長一覧 はじめに 組織図 理事・監事 評議員 あとがき

 「~ささえ ささえられて~」、八王子市社会福祉協議会は創立90周年を迎えることができました。これもひとえに、市民一人一人のお力添えと、八王子市をはじめ関係団体等のご理解とご協力によるものと衷心から感謝を申しあげます。 八王子市社会福祉協議会は、大正15年9月に当時の八王子市長武藤文吾氏が初代会長となり、900余名に及ぶ会員を得て「八王子市社会事業協会」として創立され、その志を引継いだ先人たちのたゆまぬ努力によって今日を迎えることができました。 皆様ご承知のとおり、我が国は、世界第一位の長寿国となる一方で、少子高齢化の進展や核家族化などによる様々な課題に直面しています。平成27年の介護保険法改正では、単身世帯等が増加し、支援を必要とする軽度の高齢者への生活支援の必要性が増加していることを踏まえて、生活支援・介護予防サービスの充実と高齢者の社会参加を進めることとしております。 また、平成23年3月11日に発生した「東日本大震災」や平成27年9月11日に発生した「関東・東北豪雨」などの経験を踏まえ、こうした大災害の発生に備えることも喫緊の課題となっております。 こうした中で、八王子市社会福祉協議会の果たすべき役割はますます増大しており、平成26年に策定した「第2次いきいきプラン八王子」に基づき、「あなたもわたしも主役-つながりあい、支えあうまち はちおうじ-」を基本理念に、①地域における虐待・孤立化の防止、②地域における社会的弱者の支援、③地域における災害時の要援護者支援を重点課題に掲げ、地域福祉拠点の運営やサロン活動への支援、地域福祉権利擁護事業、災害ボランティアの育成など、各種事業に取り組んでまいりました。 今後も、地域の方々との連携を図りながら、社会状況の変化に的確に対応した事業を積極的に展開し、地域福祉の推進に邁進していく所存でございます。 結びに、八王子市社会福祉協議会の事業に今後とも変わらぬご理解とご協力を賜わりますようお願い申しあげるとともに、皆様方のご健勝・ご活躍を祈念いたしましてご挨拶といたします。

会 長

八王子市社会福祉協議会

室 岡 喜代二

 八王子市社会福祉協議会が、創立90周年を迎えられますことを心からお慶び申し上げます。 貴協議会は、地域住民や福祉関係者の皆様の参加・協力のもと、地域のネットワークを活かし、本市の地域福祉活動の中心的な役割を果たされております。本市と貴協議会は、地域福祉向上の車の両輪として手を携え、市民の皆様が住み慣れた地域で安心して暮らすことができる「福祉のまちづくり」の実現をめざして取り組んでいるところであります。 貴協議会におかれましては、多くの会員の皆様のご理解・ご協力をいただき、高齢者や障害者、児童分野など幅広く社会福祉事業を推進するとともに、災害時における災害ボランティアセンターの運営などにより、地域における災害時の要援護者支援に努められております。 特に、東日本大震災におきましては、職員がいち早く被災地へ入り、現地の災害ボランティアセンターの支援を行うなど、復興に大きな貢献をされてこられました。また、都内初の試みとなる災害ボランティアリーダー養成事業を創設し、ボランティアのリーダーとなって活動できる人材の育成と活動支援を行われてきたところであります。 近年、社会経済情勢の変化により、虐待・孤立化の防止、生活困窮者への対応など、福祉ニーズは多様化しています。平成26年度に開設された「地域福祉推進拠点石川」は、「地域力・市民力」を活かし、身近な場所で福祉に関する相談や支援、ネットワークづくりを行うなど、地域の福祉力を育む先駆的な事業として推進されています。地域福祉の充実に取り組まれる貴協議会の活動に、深く感謝申しあげる次第であります。 本市も平成29年に市制100周年という大きな節目を迎えます。キャッチフレーズは「百年の彩りを 次の100年の輝きへ」です。市民の皆様とともに、将来にわたり誰もが地域でともにつながりあい、支えあい、活き活きと暮らせるまちづくりを進めてまいる所存であります。 結びに、八王子市社会福祉協議会の更なる発展と会員の皆様のご健勝を心から祈念いたしましてご挨拶といたします。

八王子市長八王子市社会福祉協議会名誉会長

石 森 孝 志

ささえ ささえられて 90年

あいさつ

90thanniversary

あいさつ

90thanniversary

創立90周年を迎えて

八王子市社会福祉協議会90周年を迎えて

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祝 辞

90thanniversary

祝 辞

90thanniversary

議 長

八王子市議会

福 安   徹

 八王子市社会福祉協議会が、ここに創立90周年を迎えられましたことを、心からお喜び申し上げます。大正期以来、90年もの長きにわたり、八王子市内の福祉の向上に尽くされてきたことに、改めて敬意を表します。 人口減少社会を迎えた昨今、平成27年度の介護保険制度改正、生活困窮者自立支援法の施行など、福祉をめぐる諸制度は大きく変化しています。しかし、制度の整備がすすむ一方、孤独死やひきこもり、不安定な就労による貧困等、私たち社会福祉協議会が地域とともに取り組まなくてはいけない課題は多く存在しています。 八王子市社会福祉協議会におかれましては、平成22年度から推進されている「いきいきプラン八王子」の理念、「あなたもわたしも主役 -つながりあい、支えあうまち はちおうじ-」を引き継ぎ、平成26年度から「第2次いきいきプラン八王子」に取り組んでおられます。地域の居場所やネットワークづくりを市内各所で進めるとともに、制度の狭間の課題をうけとめ、住民と共に地域づくりを進めるコミュニティソーシャルワーカーの専従化等に向けて努めておられます。平成26年12月には地域福祉推進拠点石川を開設して小地域福祉活動の活性化を図り、住民主体の活動を支援しておられます。 また、災害支援の活動にも積極的に取り組まれ、東日本大震災被災地への職員派遣や写真展を通じた震災被害の風化防止、市内に避難されている方々への支援、さらに昨年9月の関東・東北豪雨災害被災地への職員派遣等を行っておられます。 八王子市におかれましては、多摩地域最大の人口規模を有する市として、より地域の実情に合ったまちづくりをすすめるために中核市へと移行されました。引き続き八王子市社会福祉協議会が市内の地域福祉の拠点として市民のニーズに応えることを願うとともに、東京都社会福祉協議会といたしましても、地域福祉の充実に向けてこれまで以上に連携を深めてまいりたいと存じます。 八王子市社会福祉協議会が住民、関係団体と連携し協働することにより、これまで以上に八王子市の地域福祉が充実するようご期待申し上げ、お祝いの言葉とさせていただきます。

会 長

社会福祉法人 東京都社会福祉協議会

青 山   佾

ささえ ささえられて 90年

創立90周年を迎えて

創立90周年を迎えて

 八王子市社会福祉協議会創立90周年並びに記念誌の発刊を、心からお慶び申し上げます。 八王子市社会福祉協議会の皆様におかれましては、大正15年の設立以来、住民主体の理念のもと地域の福祉課題の解決に取り組み、誰もが安心して暮らすことのできる社会の実現のため、様々な形で社会福祉活動にご貢献頂いてまいりました。 これまで様々なご苦労もあったかと存じますが、今日までの永きにわたるご活躍は、歴代会長のもと、会員の皆様をはじめとする関係各位のご努力の賜物であり、皆様のこれまでの活動に改めて敬意と感謝の意を表する次第であります。 さて、今日、社会状況やライフスタイルの変化により、人と人とのふれあいが減少し、地域での連帯意識が希薄化していると指摘されており、例えば町会・自治会等への加入率の減少など様々な社会問題も現れています。 今後、益々加速する少子・高齢化への対応や、多様化、複雑化する福祉ニーズに応えるためには、地域に暮らす方が、互いに支えあい、信頼の絆でつながることで、安心して暮らせる社会を構築していかなければなりません。 そのためには、地域社会の中でボランティア活動やまちづくりに取り組む市民の方々、保健・医療など様々な業務にたずさわる専門家の方々など、多くの人が連携し協力する関係を構築することが肝要となります。 今後、地域福祉活動は益々重要なものとなってくることから、八王子市社会福祉協議会の皆様におかれましては、引き続き、地域福祉活動推進の中核を担われ、本市の地域福祉の推進にご尽力をいただきますようお願いいたします。 結びに、八王子市社会福祉協議会の益々のご発展と、会員の皆様のご健勝とご活躍を心からお祈り申し上げて、お祝いの言葉といたします。

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祝 辞

90thanniversary

祝 辞

90thanniversary

議 長

八王子市議会

福 安   徹

 八王子市社会福祉協議会が、ここに創立90周年を迎えられましたことを、心からお喜び申し上げます。大正期以来、90年もの長きにわたり、八王子市内の福祉の向上に尽くされてきたことに、改めて敬意を表します。 人口減少社会を迎えた昨今、平成27年度の介護保険制度改正、生活困窮者自立支援法の施行など、福祉をめぐる諸制度は大きく変化しています。しかし、制度の整備がすすむ一方、孤独死やひきこもり、不安定な就労による貧困等、私たち社会福祉協議会が地域とともに取り組まなくてはいけない課題は多く存在しています。 八王子市社会福祉協議会におかれましては、平成22年度から推進されている「いきいきプラン八王子」の理念、「あなたもわたしも主役 -つながりあい、支えあうまち はちおうじ-」を引き継ぎ、平成26年度から「第2次いきいきプラン八王子」に取り組んでおられます。地域の居場所やネットワークづくりを市内各所で進めるとともに、制度の狭間の課題をうけとめ、住民と共に地域づくりを進めるコミュニティソーシャルワーカーの専従化等に向けて努めておられます。平成26年12月には地域福祉推進拠点石川を開設して小地域福祉活動の活性化を図り、住民主体の活動を支援しておられます。 また、災害支援の活動にも積極的に取り組まれ、東日本大震災被災地への職員派遣や写真展を通じた震災被害の風化防止、市内に避難されている方々への支援、さらに昨年9月の関東・東北豪雨災害被災地への職員派遣等を行っておられます。 八王子市におかれましては、多摩地域最大の人口規模を有する市として、より地域の実情に合ったまちづくりをすすめるために中核市へと移行されました。引き続き八王子市社会福祉協議会が市内の地域福祉の拠点として市民のニーズに応えることを願うとともに、東京都社会福祉協議会といたしましても、地域福祉の充実に向けてこれまで以上に連携を深めてまいりたいと存じます。 八王子市社会福祉協議会が住民、関係団体と連携し協働することにより、これまで以上に八王子市の地域福祉が充実するようご期待申し上げ、お祝いの言葉とさせていただきます。

会 長

社会福祉法人 東京都社会福祉協議会

青 山   佾

ささえ ささえられて 90年

創立90周年を迎えて

創立90周年を迎えて

 八王子市社会福祉協議会創立90周年並びに記念誌の発刊を、心からお慶び申し上げます。 八王子市社会福祉協議会の皆様におかれましては、大正15年の設立以来、住民主体の理念のもと地域の福祉課題の解決に取り組み、誰もが安心して暮らすことのできる社会の実現のため、様々な形で社会福祉活動にご貢献頂いてまいりました。 これまで様々なご苦労もあったかと存じますが、今日までの永きにわたるご活躍は、歴代会長のもと、会員の皆様をはじめとする関係各位のご努力の賜物であり、皆様のこれまでの活動に改めて敬意と感謝の意を表する次第であります。 さて、今日、社会状況やライフスタイルの変化により、人と人とのふれあいが減少し、地域での連帯意識が希薄化していると指摘されており、例えば町会・自治会等への加入率の減少など様々な社会問題も現れています。 今後、益々加速する少子・高齢化への対応や、多様化、複雑化する福祉ニーズに応えるためには、地域に暮らす方が、互いに支えあい、信頼の絆でつながることで、安心して暮らせる社会を構築していかなければなりません。 そのためには、地域社会の中でボランティア活動やまちづくりに取り組む市民の方々、保健・医療など様々な業務にたずさわる専門家の方々など、多くの人が連携し協力する関係を構築することが肝要となります。 今後、地域福祉活動は益々重要なものとなってくることから、八王子市社会福祉協議会の皆様におかれましては、引き続き、地域福祉活動推進の中核を担われ、本市の地域福祉の推進にご尽力をいただきますようお願いいたします。 結びに、八王子市社会福祉協議会の益々のご発展と、会員の皆様のご健勝とご活躍を心からお祈り申し上げて、お祝いの言葉といたします。

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Page 13: ^^Qy^^Q o å - 八王子市社会福祉協議会^Qy^^Q o å 1 もくじ 八王子市社会福祉協議会 歴代会長一覧 はじめに 組織図 理事・監事 評議員 あとがき

 八王子市社会福祉協議会は、八王子市が中核市として新たな船出をした記念すべきこの年に、行政との更なる連携を深め地域福祉の拠点として、創立90周年を迎えられましたことは重ね重ねの喜びとなり、心よりお慶び申しあげます。 大正15年9月に福祉に熱意を持った方々の協力により「社会事業協会」が設立され、昭和36年からはこの協会を母体として「社会福祉協議会」が設立されました。以来、八王子市社会福祉協議会として八王子市民への福祉サービスを実践し、地域福祉の拠点として輝かしい実績を残してきていることを実感しています。 しかし戦後70年、人々の暮らしも変わり、少子・高齢社会、核家族化、一人暮らしや老々介護、虐待の増加等々福祉問題が噴出し、市社協としても取り組む課題が増加・拡大・細分化され、大変な時代を迎える事となってきているのが実情だと感じています。「八王子市基本構想・基本計画」に呼応し、社会福祉協議会の「地域福祉推進計画、第1次・第2次いきいきプラン八王子」を策定し、地域福祉活動の推進と社協の発展強化を一体として推進してきています。新たに≪あなたもわたしも主役-つながりあい、支えあうまち はちおうじ-≫として、地域住民主役による活発な地域福祉活動を目指していることに期待しています。特に地域とのつながりとして虐待・孤立の防止、社会的弱者の支援、災害時の要援護者支援、地域福祉推進拠点作りは早急な実務・実践課題だと考えています。今後の社協活動の発展に向けての課題は、福祉サービスを担う社会福祉法人にも企業の競争原理が参入し福祉分野でも聖域は論外の時代になってきています。『ひと・もの・かね』をシッカリと管理運営し、特に財務の透明化・人の確保や養成が重要な課題と感じています。八王子市民生委員・児童委員協議会も民生委員・児童委員として個々に市社協の協力委員でもあり、市社協・行政・民生児童委員の3者が協働し、地域に根ざした福祉支援を充実させてゆきたいものです。 今後の八王子市社会福祉協議会が、この90周年を契機に現在進めている「地域活動の推進・社協の発展強化」を理事・評議員・職員・行政・関係団体と連携を深め充実させ、より一層の発展を期待しております。

会 長

八王子市民生委員・児童委員協議会

佐々木 武 麿

ささえ ささえられて 90年

会 長

八王子市町会自治会連合会

秋 間 利 久

 この度は、八王子市社会福祉協議会創立90周年、心からお慶び申し上げます。 お聞きすれば、八王子市社協の創立は大正15年との事。その間の我が国における社会変遷の中、ただ一筋に市民の福祉の充実と拡充に力を尽くしてこられた八王子市社協に対しまして、心から敬意を表すものであります。八王子市社協の今日の発展は、室岡会長をはじめ歴代の会長及び役員の皆様、他関係者の多大なる努力の賜物であり、そのご苦労は筆舌し難いものであると思います。 さて、今日の地域住民の生活が多様化・複雑化してきている社会において、高齢者・障害者の方々に対する、地域住民における福祉サービスのあり方等、求められるニーズが日に日に増していく中において、八王子市社協の必要性は言うまでもありません。 私共、町会自治会連合会としましても、八王子市社協に対しまして応援すべく、組織運営面では理事や評議員の方々を推薦し、事業面においても積極的に参加協力をさせて頂いております。その一つとして、平成12年度からは、私共が組織しております市内各地区連合町会(22地区:325団体)の協力の下、八王子市社協の組織発展と福祉事業の拡充を目指すべく、会員増強運動の取り組みを行っております。 今後、少子高齢化の進展や地域社会の希薄化等、地域における福祉課題が山積みする中で、私共が推奨する「住民同士における支え合い」による地域福祉の確立がより重要になってくると確信しております。八王子市社協におかれましては、これまで培ってこられました住民との協働関係と、現在展開されている「いきいきプラン八王子」に基づく住民主体の福祉計画を引き続き推進していただき、「つながりあい、支えあうまち はちおうじ」の実現を目指して頂きたいと思います。 結びにあたり、八王子市社協における事業参加を支えてこられました役員・職員の皆様、福祉関係の皆様、また陰ながらご尽力を下さいました大勢のボランティアの皆様、並びに八王子市のご支援・ご協力に心から敬意を表しまして、私からのお祝いの言葉とさせて頂きます。

祝 辞

90thanniversary

八王子社協創立90周年を祝して

祝 辞

90thanniversary

90周年記念誌に寄せて

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 八王子市社会福祉協議会は、八王子市が中核市として新たな船出をした記念すべきこの年に、行政との更なる連携を深め地域福祉の拠点として、創立90周年を迎えられましたことは重ね重ねの喜びとなり、心よりお慶び申しあげます。 大正15年9月に福祉に熱意を持った方々の協力により「社会事業協会」が設立され、昭和36年からはこの協会を母体として「社会福祉協議会」が設立されました。以来、八王子市社会福祉協議会として八王子市民への福祉サービスを実践し、地域福祉の拠点として輝かしい実績を残してきていることを実感しています。 しかし戦後70年、人々の暮らしも変わり、少子・高齢社会、核家族化、一人暮らしや老々介護、虐待の増加等々福祉問題が噴出し、市社協としても取り組む課題が増加・拡大・細分化され、大変な時代を迎える事となってきているのが実情だと感じています。「八王子市基本構想・基本計画」に呼応し、社会福祉協議会の「地域福祉推進計画、第1次・第2次いきいきプラン八王子」を策定し、地域福祉活動の推進と社協の発展強化を一体として推進してきています。新たに≪あなたもわたしも主役-つながりあい、支えあうまち はちおうじ-≫として、地域住民主役による活発な地域福祉活動を目指していることに期待しています。特に地域とのつながりとして虐待・孤立の防止、社会的弱者の支援、災害時の要援護者支援、地域福祉推進拠点作りは早急な実務・実践課題だと考えています。今後の社協活動の発展に向けての課題は、福祉サービスを担う社会福祉法人にも企業の競争原理が参入し福祉分野でも聖域は論外の時代になってきています。『ひと・もの・かね』をシッカリと管理運営し、特に財務の透明化・人の確保や養成が重要な課題と感じています。八王子市民生委員・児童委員協議会も民生委員・児童委員として個々に市社協の協力委員でもあり、市社協・行政・民生児童委員の3者が協働し、地域に根ざした福祉支援を充実させてゆきたいものです。 今後の八王子市社会福祉協議会が、この90周年を契機に現在進めている「地域活動の推進・社協の発展強化」を理事・評議員・職員・行政・関係団体と連携を深め充実させ、より一層の発展を期待しております。

会 長

八王子市民生委員・児童委員協議会

佐々木 武 麿

ささえ ささえられて 90年

会 長

八王子市町会自治会連合会

秋 間 利 久

 この度は、八王子市社会福祉協議会創立90周年、心からお慶び申し上げます。 お聞きすれば、八王子市社協の創立は大正15年との事。その間の我が国における社会変遷の中、ただ一筋に市民の福祉の充実と拡充に力を尽くしてこられた八王子市社協に対しまして、心から敬意を表すものであります。八王子市社協の今日の発展は、室岡会長をはじめ歴代の会長及び役員の皆様、他関係者の多大なる努力の賜物であり、そのご苦労は筆舌し難いものであると思います。 さて、今日の地域住民の生活が多様化・複雑化してきている社会において、高齢者・障害者の方々に対する、地域住民における福祉サービスのあり方等、求められるニーズが日に日に増していく中において、八王子市社協の必要性は言うまでもありません。 私共、町会自治会連合会としましても、八王子市社協に対しまして応援すべく、組織運営面では理事や評議員の方々を推薦し、事業面においても積極的に参加協力をさせて頂いております。その一つとして、平成12年度からは、私共が組織しております市内各地区連合町会(22地区:325団体)の協力の下、八王子市社協の組織発展と福祉事業の拡充を目指すべく、会員増強運動の取り組みを行っております。 今後、少子高齢化の進展や地域社会の希薄化等、地域における福祉課題が山積みする中で、私共が推奨する「住民同士における支え合い」による地域福祉の確立がより重要になってくると確信しております。八王子市社協におかれましては、これまで培ってこられました住民との協働関係と、現在展開されている「いきいきプラン八王子」に基づく住民主体の福祉計画を引き続き推進していただき、「つながりあい、支えあうまち はちおうじ」の実現を目指して頂きたいと思います。 結びにあたり、八王子市社協における事業参加を支えてこられました役員・職員の皆様、福祉関係の皆様、また陰ながらご尽力を下さいました大勢のボランティアの皆様、並びに八王子市のご支援・ご協力に心から敬意を表しまして、私からのお祝いの言葉とさせて頂きます。

祝 辞

90thanniversary

八王子社協創立90周年を祝して

祝 辞

90thanniversary

90周年記念誌に寄せて

7

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地域福祉の推進に向けて

「地域福祉推進拠点石川」の整備

東日本大震災の発生

市民後見人が誕生

90thanniversary

近年トピックス

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 八王子市地域福祉推進計画である「いきいきプラン八王子」に基づき、平成23年5月に地域圏域担当制を導入し、CSW(コミュニティソーシャルワーカー)を市内6圏域に配置し、より身近に地域福祉推進ができる体制を築きました。平成25年4月には「成年後見・あんしんサポートセンター八王子」を開設しました。そして、平成26年12月には各種相談・住民の活動拠点・常設型サロンの場として、「地域福祉推進拠点石川」を開設しました。平成27年4月には地域密着型の支援体制を確立するため、事務局体制を見直し、一部担当の統廃合を行うことで組織のスリム化を図りました。

 これまでの広報紙「はちおうじ社協だより」の他、ホームページやメールマガジン、パンフレットを作成し、より社協を身近に感じてもらうよう努めました。

1

 自動販売機を設置し、その売上の一部を地域福祉推進のために活用していましたが、平成20年度より日本入れ歯リサイクル協会と連携のもと「不要入れ歯リサイクル回収事業」を実施し、さらなる収益確保を図っています。

 地域福祉を推進するための事業資金である会員の増加による会費収入の確保を図るため、「会員会費あり方検討委員会」を設置し、協力町会のさらなる拡大に向けた働きかけなど、財源確保に努めています。 また平成26年9月4日には八王子市より税額控除対象法人として認定され、個人が寄付した場合、これまでの「所得控除」に加えて「税額控除」も選択できるようになりました。これにより小口寄付においても減税効果が高まり、より寄付しやすい環境を整備しました。

地域福祉の推進に向けて

『組織体制の変遷』

組織体制

『会員会費・寄付』

『広報』 『収益』

事業の拡充・見直し

「地域福祉推進拠点石川」の整備 「第2次いきいきプラン八王子」は平成26年3月に策定され、同年4月から平成31年3月までを計画期間とした地域福祉推進計画となっています。 重点事業として地域福祉推進拠点を市内15 ヶ所に設置し、社協が地域住民の生活の場により近いところで様々な生活相談援助・活動支援等を行う拠点として整備しています。 平成26年12月1日、1か所目を八王子市石川事務所2階にオープンし、相談窓口の開設、学習会の開催等を行っています。 特徴的なことは、拠点の中に住民(ボランティア)運営の「かたらいカフェ石川」(サロン)が併設され、子どもから高齢者まで幅広い層の地域交流を図っている点にあります。ここでは生きがいづくりなどの趣味の講座等も開催され、気軽に訪れることができる場を演出しています。

 また、来客やボランティアスタッフから様々な地域情報を提供してもらいながら、福祉的配慮が必要な人の掘り起しなど、拠点機能との連携も意図しながら、地域住民の福祉の増進を目指しています。

お雛様づくり

新聞紙でつくるトートバックづくり福祉学習会の開催

Ⓒ日本入れ歯リサイクル協会

90thanniversary

近年トピックス

90thanniversary

近年トピックス

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 八王子市地域福祉推進計画である「いきいきプラン八王子」に基づき、平成23年5月に地域圏域担当制を導入し、CSW(コミュニティソーシャルワーカー)を市内6圏域に配置し、より身近に地域福祉推進ができる体制を築きました。平成25年4月には「成年後見・あんしんサポートセンター八王子」を開設しました。そして、平成26年12月には各種相談・住民の活動拠点・常設型サロンの場として、「地域福祉推進拠点石川」を開設しました。平成27年4月には地域密着型の支援体制を確立するため、事務局体制を見直し、一部担当の統廃合を行うことで組織のスリム化を図りました。

 これまでの広報紙「はちおうじ社協だより」の他、ホームページやメールマガジン、パンフレットを作成し、より社協を身近に感じてもらうよう努めました。

1

 自動販売機を設置し、その売上の一部を地域福祉推進のために活用していましたが、平成20年度より日本入れ歯リサイクル協会と連携のもと「不要入れ歯リサイクル回収事業」を実施し、さらなる収益確保を図っています。

 地域福祉を推進するための事業資金である会員の増加による会費収入の確保を図るため、「会員会費あり方検討委員会」を設置し、協力町会のさらなる拡大に向けた働きかけなど、財源確保に努めています。 また平成26年9月4日には八王子市より税額控除対象法人として認定され、個人が寄付した場合、これまでの「所得控除」に加えて「税額控除」も選択できるようになりました。これにより小口寄付においても減税効果が高まり、より寄付しやすい環境を整備しました。

地域福祉の推進に向けて

『組織体制の変遷』

組織体制

『会員会費・寄付』

『広報』 『収益』

事業の拡充・見直し

「地域福祉推進拠点石川」の整備 「第2次いきいきプラン八王子」は平成26年3月に策定され、同年4月から平成31年3月までを計画期間とした地域福祉推進計画となっています。 重点事業として地域福祉推進拠点を市内15 ヶ所に設置し、社協が地域住民の生活の場により近いところで様々な生活相談援助・活動支援等を行う拠点として整備しています。 平成26年12月1日、1か所目を八王子市石川事務所2階にオープンし、相談窓口の開設、学習会の開催等を行っています。 特徴的なことは、拠点の中に住民(ボランティア)運営の「かたらいカフェ石川」(サロン)が併設され、子どもから高齢者まで幅広い層の地域交流を図っている点にあります。ここでは生きがいづくりなどの趣味の講座等も開催され、気軽に訪れることができる場を演出しています。

 また、来客やボランティアスタッフから様々な地域情報を提供してもらいながら、福祉的配慮が必要な人の掘り起しなど、拠点機能との連携も意図しながら、地域住民の福祉の増進を目指しています。

お雛様づくり

新聞紙でつくるトートバックづくり福祉学習会の開催

Ⓒ日本入れ歯リサイクル協会

90thanniversary

近年トピックス

90thanniversary

近年トピックス

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Page 19: ^^Qy^^Q o å - 八王子市社会福祉協議会^Qy^^Q o å 1 もくじ 八王子市社会福祉協議会 歴代会長一覧 はじめに 組織図 理事・監事 評議員 あとがき

認知症、知的障がい、精神障がいなどで判断力が十分でない方を対象に、本人の権利を守る援助者(成年後見人等)を選ぶことで、本人を法律的に支援する制度です。福祉・医療・介護サービス等の各種手続きや契約行為、財産の管理を成年後見人が行います。

東日本大震災の発生 平成23年3月11日14時46分18秒-東日本大震災の発生は日本人の心に深く傷を残す出来事となりました。 全国にある社会福祉協議会は被災各地の災害ボランティアセンターの運営支援や生活福祉資金貸付等業務の職員派遣、ボランティアバスの運行等の支援活動を展開しました。

 八王子市社協は福島県相馬市社協への職員派遣をはじめ、八王子市とともに募金活動(義援金)、災害ボランティア活動支援金(助成金)の支給、八王子市民ボランティアの派遣(ボランティアバスの運行)、避難者交流会等を行ってきました。 その後、災害に対する備えとして災害ボランティアセンターを市民と共に運営できる体制作りを進めるために「災害ボランティアリーダー養成講座」を平成25年より開催しながら、都内市区町村や近隣県での災害発生時のボランティア派遣や災害ボランティア活動支援金の積み立て等の備えを行っています。

派遣先の相馬市災害ボランティアセンター

宮城県東松島市へ計4回ボランティアバスで活動

被災者アルバムづくり

福島県相馬市へ計3回ボランティアバスで慰問活動

計3回避難者交流会(ふれあい交流会)の開催

成年後見制度とは…

市民後見人が誕生 成年後見制度は平成12年4月にスタートしました。しかし支援が必要であるにも関わらず、費用の負担能力がない、信頼できる親族がいないなどの理由により、適切な後見人を得ることが出来ない人は少なくありません。 東京都は、こうした現状を打開するため、平成17年度から成年後見制度の趣旨と内容を理解し、後見業務に熱意のある都民等を対象に、後見人候補者の養成を目指すことになりました。 八王子市では、平成21年度に社会福祉協議会が独自事業で「市民後見人」の養成講習会を行いました。研修、実習活動を経て、平成24年4月に市民後見人第1号が誕生しました。

平成26年度より、市の委託事業となり、30名が養成基礎講習を受けました。

被後見人は、訪問回数を重ねる毎に、昔からの知人のように笑顔を見せてくださるようになりました。寄り添う気持ちを大事にしながら接しています。

市民後見人研修の一場面

ささえ ささえられて 90年

施設入所中の被後見人の元へ訪問し、定期的に様子をうかがいます。

市民後見人登録者数受任件数

平成23年度100

平成24年度95

平成25年度95

平成26年度1010

平成27年度1110

市民後見人の養成推移

平成27年度は10月末現在

市民後見人第1号の髙岡さん

90thanniversary

近年トピックス

90thanniversary

近年トピックス

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認知症、知的障がい、精神障がいなどで判断力が十分でない方を対象に、本人の権利を守る援助者(成年後見人等)を選ぶことで、本人を法律的に支援する制度です。福祉・医療・介護サービス等の各種手続きや契約行為、財産の管理を成年後見人が行います。

東日本大震災の発生 平成23年3月11日14時46分18秒-東日本大震災の発生は日本人の心に深く傷を残す出来事となりました。 全国にある社会福祉協議会は被災各地の災害ボランティアセンターの運営支援や生活福祉資金貸付等業務の職員派遣、ボランティアバスの運行等の支援活動を展開しました。

 八王子市社協は福島県相馬市社協への職員派遣をはじめ、八王子市とともに募金活動(義援金)、災害ボランティア活動支援金(助成金)の支給、八王子市民ボランティアの派遣(ボランティアバスの運行)、避難者交流会等を行ってきました。 その後、災害に対する備えとして災害ボランティアセンターを市民と共に運営できる体制作りを進めるために「災害ボランティアリーダー養成講座」を平成25年より開催しながら、都内市区町村や近隣県での災害発生時のボランティア派遣や災害ボランティア活動支援金の積み立て等の備えを行っています。

派遣先の相馬市災害ボランティアセンター

宮城県東松島市へ計4回ボランティアバスで活動

被災者アルバムづくり

福島県相馬市へ計3回ボランティアバスで慰問活動

計3回避難者交流会(ふれあい交流会)の開催

成年後見制度とは…

市民後見人が誕生 成年後見制度は平成12年4月にスタートしました。しかし支援が必要であるにも関わらず、費用の負担能力がない、信頼できる親族がいないなどの理由により、適切な後見人を得ることが出来ない人は少なくありません。 東京都は、こうした現状を打開するため、平成17年度から成年後見制度の趣旨と内容を理解し、後見業務に熱意のある都民等を対象に、後見人候補者の養成を目指すことになりました。 八王子市では、平成21年度に社会福祉協議会が独自事業で「市民後見人」の養成講習会を行いました。研修、実習活動を経て、平成24年4月に市民後見人第1号が誕生しました。

平成26年度より、市の委託事業となり、30名が養成基礎講習を受けました。

被後見人は、訪問回数を重ねる毎に、昔からの知人のように笑顔を見せてくださるようになりました。寄り添う気持ちを大事にしながら接しています。

市民後見人研修の一場面

ささえ ささえられて 90年

施設入所中の被後見人の元へ訪問し、定期的に様子をうかがいます。

市民後見人登録者数受任件数

平成23年度100

平成24年度95

平成25年度95

平成26年度1010

平成27年度1110

市民後見人の養成推移

平成27年度は10月末現在

市民後見人第1号の髙岡さん

90thanniversary

近年トピックス

90thanniversary

近年トピックス

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●人口:5,086人●高齢化率:50.4% (平成27年12月末日現在 八王子市住民基本台帳より)●ひとりぐらし高齢者数(70歳以上):488人  (平成27年4月1日現在 社会福祉協議会ひとりぐらし高齢者実態調査より)●長房団地連合自治会・都営長房西アパート連合自治会 ・世帯数:1,970世帯 ・長房西団地連合自治会:20自治会 ・都営長房西アパート連合自治会:7自治会

-大規模集合住宅の挑戦ー 八王子市の西部、多摩御陵(武蔵陵墓地)の近くに位置する長房町に、都営長房アパートはあります。団地の開発は約50年前の昭和30年代後半、平成に入り建て替えが順次行われ、現在も進められている市内でも一番の大規模集合住宅地です。 この中で「長房西団地連合自治会」「都営長房西アパート連合自治会」で取り組まれている支えあいネットワーク(平常時の見守り活動・震災時の安否確認)についてレポートします。 ネットワーク立上げ前の長房アパートでは、「孤独死」が毎年多発し、市内でも最も多い地域となっていました。自治会でもこのような現状を捉えており、孤立が地域の課題として受け止めていました。長房アパートを担当する森秀三民生委員(第12地区会長)も、以前より孤独死が多い当該地域の現状を憂慮していた方の一人でした。 「隣近所で異変に気づき未然に防ぐことができないものか。孤独死ゼロを目指して何らかの手立てが必要だと強く感じていた。」 また、平成23年に発生した東日本大震災では、震度5弱の揺れに高層住宅の各棟のエレベーターが止まり、高齢者や障がい者の方々が避難に苦労したこと、福祉機関が高齢者の安否確認に苦慮した経験もありました。 このような現状等を踏まえ、平成24年の夏以降、自治会(住民)と民生委員・児童委員協議会第12地区、高齢者あんしん相談センター長房、シルバー見守り相談室長房と社会福祉協議会が連携し、地域の特性を配慮しながら、住民相互の支えあいの仕組みづくりの模索が始まりました。 数回にわたる打ち合わせ、住民勉強会の開催などを経て、平成25年6月「支えあいのネッ

トワーク(平常時の見守り・震災時の安否確認)」の活動が始まりました。 見守り等支援を求める方(要援護者)は自治会を通じて手上げ方式で募り、見守る側(協力員)は単一自治会で決められた方が担うこと、作成した支えあいネットワーク手帳を協力員は保持し、平常時は手帳に記載されている“異変”に気づいたら高齢者あんしん相談センターやシルバー見守り相談室へ連絡する、また、震災時は自分の安全を確保した後、安否確認を第1の優先事項とする、というルールを地域全体で共有しました。(図‐1参照) 平成24年度には10件発生した孤独死が、支えあいのネットワークが動き始めてからの平成25年度は5件、平成26年度は0件となり、その成果が数字に表れました。 森民生委員は「このような素晴らしい結果を上げることができたのも、会員(住民)の方々の孤独死に対する意識が大きく変わったからこそ。」と、感慨深く述べられています。そして、平成27年度は、見守り支援を求める方444名に対し、協力者170名が見守り活動を行っているとのことです。 ただ残念なことに「平成27年度に若い世代(65歳未満)の方2件、高齢者の方の1件の孤独死が発生してしまいました。病気を抱えている方への支援など、今後の課題も見えてきたところです。」とも述べられています。 今回のレポートは市内の数ある取組みの一例ですが、見守りや支えあいがキーワードとなり、地域住民の相互支援の仕組みが少しずつ八王子の町に広がりつつあります。 社会福祉協議会はこれからも住民の方々が安心して暮らせる町づくりを、住民の方々に寄り添い、共に歩みすすめてまいります。

都営長房アパートの概要

孤独死  を目指して

地 域 レ ポ ー ト0

ゼロ図ー 1

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●人口:5,086人●高齢化率:50.4% (平成27年12月末日現在 八王子市住民基本台帳より)●ひとりぐらし高齢者数(70歳以上):488人  (平成27年4月1日現在 社会福祉協議会ひとりぐらし高齢者実態調査より)●長房団地連合自治会・都営長房西アパート連合自治会 ・世帯数:1,970世帯 ・長房西団地連合自治会:20自治会 ・都営長房西アパート連合自治会:7自治会

-大規模集合住宅の挑戦ー 八王子市の西部、多摩御陵(武蔵陵墓地)の近くに位置する長房町に、都営長房アパートはあります。団地の開発は約50年前の昭和30年代後半、平成に入り建て替えが順次行われ、現在も進められている市内でも一番の大規模集合住宅地です。 この中で「長房西団地連合自治会」「都営長房西アパート連合自治会」で取り組まれている支えあいネットワーク(平常時の見守り活動・震災時の安否確認)についてレポートします。 ネットワーク立上げ前の長房アパートでは、「孤独死」が毎年多発し、市内でも最も多い地域となっていました。自治会でもこのような現状を捉えており、孤立が地域の課題として受け止めていました。長房アパートを担当する森秀三民生委員(第12地区会長)も、以前より孤独死が多い当該地域の現状を憂慮していた方の一人でした。 「隣近所で異変に気づき未然に防ぐことができないものか。孤独死ゼロを目指して何らかの手立てが必要だと強く感じていた。」 また、平成23年に発生した東日本大震災では、震度5弱の揺れに高層住宅の各棟のエレベーターが止まり、高齢者や障がい者の方々が避難に苦労したこと、福祉機関が高齢者の安否確認に苦慮した経験もありました。 このような現状等を踏まえ、平成24年の夏以降、自治会(住民)と民生委員・児童委員協議会第12地区、高齢者あんしん相談センター長房、シルバー見守り相談室長房と社会福祉協議会が連携し、地域の特性を配慮しながら、住民相互の支えあいの仕組みづくりの模索が始まりました。 数回にわたる打ち合わせ、住民勉強会の開催などを経て、平成25年6月「支えあいのネッ

トワーク(平常時の見守り・震災時の安否確認)」の活動が始まりました。 見守り等支援を求める方(要援護者)は自治会を通じて手上げ方式で募り、見守る側(協力員)は単一自治会で決められた方が担うこと、作成した支えあいネットワーク手帳を協力員は保持し、平常時は手帳に記載されている“異変”に気づいたら高齢者あんしん相談センターやシルバー見守り相談室へ連絡する、また、震災時は自分の安全を確保した後、安否確認を第1の優先事項とする、というルールを地域全体で共有しました。(図‐1参照) 平成24年度には10件発生した孤独死が、支えあいのネットワークが動き始めてからの平成25年度は5件、平成26年度は0件となり、その成果が数字に表れました。 森民生委員は「このような素晴らしい結果を上げることができたのも、会員(住民)の方々の孤独死に対する意識が大きく変わったからこそ。」と、感慨深く述べられています。そして、平成27年度は、見守り支援を求める方444名に対し、協力者170名が見守り活動を行っているとのことです。 ただ残念なことに「平成27年度に若い世代(65歳未満)の方2件、高齢者の方の1件の孤独死が発生してしまいました。病気を抱えている方への支援など、今後の課題も見えてきたところです。」とも述べられています。 今回のレポートは市内の数ある取組みの一例ですが、見守りや支えあいがキーワードとなり、地域住民の相互支援の仕組みが少しずつ八王子の町に広がりつつあります。 社会福祉協議会はこれからも住民の方々が安心して暮らせる町づくりを、住民の方々に寄り添い、共に歩みすすめてまいります。

都営長房アパートの概要

孤独死  を目指して

地 域 レ ポ ー ト0

ゼロ図ー 1

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90thanniversary

歴史編

 平成15年の介護保険法改正により「地域包括支援センター」が創設されるなど、社会福祉協議会をとりまく社会状況は大きく変化しています。 また、「東日本大震災」などの経験から、災害への意識の醸成や、災害対策の拡充、災害ボランティアの育成など、その大切さが再認識されてきています。 八王子市社会福祉協議会では、こうした状況を踏まえて、「地域福祉推進計画」を策定し、既存の事業内容の見直しを進める一方で、新たな課題にも取り組んでいます。

創立当時の社協事務所創立当時の社協事務所

昭和52年当時の社協事務所

社協運営時の天満保育園

社協運営時の多賀保育園

社協運営時の静教保育園

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90thanniversary

歴史編

 平成15年の介護保険法改正により「地域包括支援センター」が創設されるなど、社会福祉協議会をとりまく社会状況は大きく変化しています。 また、「東日本大震災」などの経験から、災害への意識の醸成や、災害対策の拡充、災害ボランティアの育成など、その大切さが再認識されてきています。 八王子市社会福祉協議会では、こうした状況を踏まえて、「地域福祉推進計画」を策定し、既存の事業内容の見直しを進める一方で、新たな課題にも取り組んでいます。

創立当時の社協事務所創立当時の社協事務所

昭和52年当時の社協事務所

社協運営時の天満保育園

社協運営時の多賀保育園

社協運営時の静教保育園

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1

歴  史  編90th

anniversary

歴史編

年号 社会福祉協議会の主なできごと 市及び社会の主なできごと

年号 社会福祉協議会の主なできごと 市及び社会の主なできごと

 2月・避難者交流会(ふれあい交流会)を開催  3月・通所施設等への歳末募金配分を終了  4月・市民後見人(社会貢献型後見人)第1号が誕生

 1月・石森孝志市長就任   ・障害者総合支援法施行  4月・障害のある人もない人も共に安心して 暮らせる八王子づくり条例施行  10月・障害者虐待防止センター設置   ・八王子駅にセレオ北館開館

3月・ひとりぐらし高齢者緊急ブザー設置事業終了   ・八王子市地域福祉推進計画(いきいきプラン 八王子:平成22年度~平成25年度)策定   ・就職チャレンジ支援事業、生活サポート特別

貸付金終了 4月・いきいきプラン八王子推進委員会の設置 7月・メールマガジンの発行開始

11月・八王子駅南口総合事務所開設

3月・ねたきり高齢者理容師・美容師派遣事業を 八王子市へ移管   ・在宅介護技術講座終了   ・東日本大震災被災者への「特例貸付」を開始 4月・相馬市災害ボランティアセンターへの 職員派遣(4月・6月・7月)  ・チャレンジ支援貸付事業が受験生チャレンジ

支援貸付事業として開始 5月・地域圏域担当制(6圏域)を開始 7月・復興支援ボランティア派遣事業を開始 8月・「被災地ボランティア活動支援金」の受付開始

 9・10月・台風12号復旧支援ボランティアを派遣    (三重県熊野市) 10月・復興支援ボランティア派遣事業写真展を開催 11月・被災地支援ボランティア活動助成金交付の開始

12月・むかし若ものふれあい作品展を共催実施

3月・東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)発生 4月・新市民会館(オリンパスホール八王子)開館   ・障害者虐待防止法施行   ・八王子市小児・障害メディカルセンター開設6月・市と社協が連携し、東日本大災害ボランティアを募集

3月・「こども育成計画」を策定 4月・個人情報保護法施行 10月・八王子ゆめおりプラン実行編 (18~20年度)策定

3月・重度障がい者巡回入浴車派遣事業を市に移管   ・経営改善3か年計画を策定 4月・要保護長期生活支援資金事業を開始   ・成年後見活用あんしん生活創造事業を開始 11月・老人クラブ趣味の手作り作品展を共催で開催開始

1月・「地区まちづくり推進条例」施行 4月・保健所政令市へ移行   ・高尾山がミシュラン三ツ星に選定される

8月・ひとり親家庭自立支援計画策定

3月・生活安定化総合対策事業の一部終了  ・視覚障がい者ガイドヘルパー派遣事業を    八王子視覚障害者福祉協会に移管 4月・八王子市地域福祉推進計画の策定着手  ・高齢者訪問食事サービス事業を市に移管 5月・歳末たすけあい募金地域福祉活動団体等への    助成事業開始 10月・臨時特例つなぎ資金貸付事業を開始   ・住宅手当緊急特別措置事業を開始   ・離職者支援資金貸付を総合支援資金貸付に移行開始

4月・「大学コンソーシアム八王子」設立   ・南大沢警察署開設 5月・市内で新型インフルエンザ発生

3月・訪問介護員養成講習事業終了 4月・東社協及び区市町村社協における災害時 相互支援に関する協定締結   ・ふれあいいきいきサロン事業を八王子市から 受託(自主事業からの移行) 7月・不要入れ歯リサイクル回収事業を開始 8月・生活安定化総合対策事業(①チャレンジ支援貸付

事業②就職チャレンジ支援事業③生活サポート特別貸付金)を開始

10月・「社会福祉大会」を「受賞式」として開催

4月・後期高齢者医療制度開始 7月・高齢者ボランティア・ポイント制度開始 8月・北京オリンピック開催10月・市民参加条例施行 11月・「介護の日」制定

3月・八王子市の市外局番が「042」に 4月・障害者自立支援法施行   ・高齢者虐待防止法施行 7月・高齢者などを対象とした「ふれあい収集」

を開始 9月・中国「泰安市」と交流協定を調印 11月・台湾「高雄市」と交流協定を調印   ・韓国「始興市」と交流協定を調印

1月・ホームページの開設 3月・家庭福祉員(保育ママ)運営事業を市に移管 4月・個人情報保護規程制定11月・創立80周年記念大会開催 1月・居宅介護支援事業所はちおうじの事業終了 3月・基幹型在宅介護支援センター事業終了   ・高齢者のためのやさしいピアノ教室事業終了   ・八重垣耀子福祉基金設立 4月・学童保育事業で延長保育を開始

9月・福祉サービス総合支援事業を開始 (平成19年度からは市委託事業)   ・八王子市と災害時におけるボランティア活動に 関する協定締結

平成172005

平成182006

平成192007

平成202008

平成212009

平成222010

平成232011

平成242012

ささえ ささえられて 90年18

Page 26: ^^Qy^^Q o å - 八王子市社会福祉協議会^Qy^^Q o å 1 もくじ 八王子市社会福祉協議会 歴代会長一覧 はじめに 組織図 理事・監事 評議員 あとがき

1

歴  史  編90th

anniversary

歴史編

年号 社会福祉協議会の主なできごと 市及び社会の主なできごと

年号 社会福祉協議会の主なできごと 市及び社会の主なできごと

 2月・避難者交流会(ふれあい交流会)を開催  3月・通所施設等への歳末募金配分を終了  4月・市民後見人(社会貢献型後見人)第1号が誕生

 1月・石森孝志市長就任   ・障害者総合支援法施行  4月・障害のある人もない人も共に安心して 暮らせる八王子づくり条例施行  10月・障害者虐待防止センター設置   ・八王子駅にセレオ北館開館

3月・ひとりぐらし高齢者緊急ブザー設置事業終了   ・八王子市地域福祉推進計画(いきいきプラン 八王子:平成22年度~平成25年度)策定   ・就職チャレンジ支援事業、生活サポート特別

貸付金終了 4月・いきいきプラン八王子推進委員会の設置 7月・メールマガジンの発行開始

11月・八王子駅南口総合事務所開設

3月・ねたきり高齢者理容師・美容師派遣事業を 八王子市へ移管   ・在宅介護技術講座終了   ・東日本大震災被災者への「特例貸付」を開始 4月・相馬市災害ボランティアセンターへの 職員派遣(4月・6月・7月)  ・チャレンジ支援貸付事業が受験生チャレンジ

支援貸付事業として開始 5月・地域圏域担当制(6圏域)を開始 7月・復興支援ボランティア派遣事業を開始 8月・「被災地ボランティア活動支援金」の受付開始

 9・10月・台風12号復旧支援ボランティアを派遣    (三重県熊野市) 10月・復興支援ボランティア派遣事業写真展を開催 11月・被災地支援ボランティア活動助成金交付の開始

12月・むかし若ものふれあい作品展を共催実施

3月・東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)発生 4月・新市民会館(オリンパスホール八王子)開館   ・障害者虐待防止法施行   ・八王子市小児・障害メディカルセンター開設6月・市と社協が連携し、東日本大災害ボランティアを募集

3月・「こども育成計画」を策定 4月・個人情報保護法施行 10月・八王子ゆめおりプラン実行編 (18~20年度)策定

3月・重度障がい者巡回入浴車派遣事業を市に移管   ・経営改善3か年計画を策定 4月・要保護長期生活支援資金事業を開始   ・成年後見活用あんしん生活創造事業を開始 11月・老人クラブ趣味の手作り作品展を共催で開催開始

1月・「地区まちづくり推進条例」施行 4月・保健所政令市へ移行   ・高尾山がミシュラン三ツ星に選定される

8月・ひとり親家庭自立支援計画策定

3月・生活安定化総合対策事業の一部終了  ・視覚障がい者ガイドヘルパー派遣事業を    八王子視覚障害者福祉協会に移管 4月・八王子市地域福祉推進計画の策定着手  ・高齢者訪問食事サービス事業を市に移管 5月・歳末たすけあい募金地域福祉活動団体等への    助成事業開始 10月・臨時特例つなぎ資金貸付事業を開始   ・住宅手当緊急特別措置事業を開始   ・離職者支援資金貸付を総合支援資金貸付に移行開始

4月・「大学コンソーシアム八王子」設立   ・南大沢警察署開設 5月・市内で新型インフルエンザ発生

3月・訪問介護員養成講習事業終了 4月・東社協及び区市町村社協における災害時 相互支援に関する協定締結   ・ふれあいいきいきサロン事業を八王子市から 受託(自主事業からの移行) 7月・不要入れ歯リサイクル回収事業を開始 8月・生活安定化総合対策事業(①チャレンジ支援貸付

事業②就職チャレンジ支援事業③生活サポート特別貸付金)を開始

10月・「社会福祉大会」を「受賞式」として開催

4月・後期高齢者医療制度開始 7月・高齢者ボランティア・ポイント制度開始 8月・北京オリンピック開催10月・市民参加条例施行 11月・「介護の日」制定

3月・八王子市の市外局番が「042」に 4月・障害者自立支援法施行   ・高齢者虐待防止法施行 7月・高齢者などを対象とした「ふれあい収集」

を開始 9月・中国「泰安市」と交流協定を調印 11月・台湾「高雄市」と交流協定を調印   ・韓国「始興市」と交流協定を調印

1月・ホームページの開設 3月・家庭福祉員(保育ママ)運営事業を市に移管 4月・個人情報保護規程制定11月・創立80周年記念大会開催 1月・居宅介護支援事業所はちおうじの事業終了 3月・基幹型在宅介護支援センター事業終了   ・高齢者のためのやさしいピアノ教室事業終了   ・八重垣耀子福祉基金設立 4月・学童保育事業で延長保育を開始

9月・福祉サービス総合支援事業を開始 (平成19年度からは市委託事業)   ・八王子市と災害時におけるボランティア活動に 関する協定締結

平成172005

平成182006

平成192007

平成202008

平成212009

平成222010

平成232011

平成242012

ささえ ささえられて 90年19

Page 27: ^^Qy^^Q o å - 八王子市社会福祉協議会^Qy^^Q o å 1 もくじ 八王子市社会福祉協議会 歴代会長一覧 はじめに 組織図 理事・監事 評議員 あとがき

1

年号 社会福祉協議会の主なできごと 市及び社会の主なできごと 3月・老人クラブ芸能まつり事業終了 老人クラブ趣味の作品展事業終了 4月・「成年後見・あんしんサポートセンター八王子」 が誕生    ・第2次八王子市地域福祉推進計画の策定着手    ・八王子・高尾・南大沢遊技場組合助成事業開始11月・伊豆大島災害ボランティアセンターへの職員派遣12月・避難者アルバムづくり事業を実施

3月・新基本構想・基本計画 「八王子ビジョン2022」発行    ・地域福祉計画・保健医療計画・がん予防

推進計画発行 9月・「東京多摩国体」開催10月・台風26号により伊豆大島で土石流発生  12月・認知症早期発見・早期診断推進事業開始

3月・ひとりぐらし高齢者入浴券支給事業を 八王子市へ移管    ・第2次八王子市地域福祉推進計画 (第2次いきいきプラン八王子:       平成26年度~平成30年度)策定 4月・第2次いきいきプラン八王子推進委員会を設置  12月・地域福祉推進拠点石川 (併設:かたらいカフェ石川)を開設

   ・第1回歳末チャリティカラオケ大会を開催

2月・2週続けて記録的大雪で被害多数発生 3月・マルベリーブリッジ延伸 4月・消費税5%から8%へ引き上げ12月・エスフォルタアリーナ八王子開館

3月・長寿を祝う会開催事業を八王子市へ移管    ・障害者通所施設等整備費補助事業を 八王子市へ移管    ・原爆被爆者見舞金支給事業を八王子市へ移管 4月・組織改正(事業担当を廃止し、他担当へ統合)

生活支援相談担当を新設 (生活福祉資金担当と生活安定応援担当の統合)    ・高齢者ボランティア・ポイント制度事業の 一部を八王子市から受託    ・放課後子ども教室の管理運営実施    ・住宅手当緊急特別措置事業を住宅確保給付金 支給事業として開始 (生活困窮者自立支援法に移行) 9月・創立90周年を迎える    ・日光市災害ボランティアセンターへ ボランティア及び職員を派遣

3月・八王子消防署が上野町へ移転 4月・中核市に移行    ・生活困窮者自立支援法施行 6月・大横保健福祉センター開館 8月・高尾599ミュージアム開館

9月・関東・東北豪雨で被害多数発生

3月・創立90周年記念式典開催 2月・市民体育館が富士森体育館に名称変更し  リニューアルオープン

平成252013

平成262014

平成272015

平成282016

ささえ ささえられて 90年20

Page 28: ^^Qy^^Q o å - 八王子市社会福祉協議会^Qy^^Q o å 1 もくじ 八王子市社会福祉協議会 歴代会長一覧 はじめに 組織図 理事・監事 評議員 あとがき

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年号 社会福祉協議会の主なできごと 市及び社会の主なできごと 3月・老人クラブ芸能まつり事業終了 老人クラブ趣味の作品展事業終了 4月・「成年後見・あんしんサポートセンター八王子」 が誕生    ・第2次八王子市地域福祉推進計画の策定着手    ・八王子・高尾・南大沢遊技場組合助成事業開始11月・伊豆大島災害ボランティアセンターへの職員派遣12月・避難者アルバムづくり事業を実施

3月・新基本構想・基本計画 「八王子ビジョン2022」発行    ・地域福祉計画・保健医療計画・がん予防

推進計画発行 9月・「東京多摩国体」開催10月・台風26号により伊豆大島で土石流発生  12月・認知症早期発見・早期診断推進事業開始

3月・ひとりぐらし高齢者入浴券支給事業を 八王子市へ移管    ・第2次八王子市地域福祉推進計画 (第2次いきいきプラン八王子:       平成26年度~平成30年度)策定 4月・第2次いきいきプラン八王子推進委員会を設置  12月・地域福祉推進拠点石川 (併設:かたらいカフェ石川)を開設

   ・第1回歳末チャリティカラオケ大会を開催

2月・2週続けて記録的大雪で被害多数発生 3月・マルベリーブリッジ延伸 4月・消費税5%から8%へ引き上げ12月・エスフォルタアリーナ八王子開館

3月・長寿を祝う会開催事業を八王子市へ移管    ・障害者通所施設等整備費補助事業を 八王子市へ移管    ・原爆被爆者見舞金支給事業を八王子市へ移管 4月・組織改正(事業担当を廃止し、他担当へ統合)

生活支援相談担当を新設 (生活福祉資金担当と生活安定応援担当の統合)    ・高齢者ボランティア・ポイント制度事業の 一部を八王子市から受託    ・放課後子ども教室の管理運営実施    ・住宅手当緊急特別措置事業を住宅確保給付金 支給事業として開始 (生活困窮者自立支援法に移行) 9月・創立90周年を迎える    ・日光市災害ボランティアセンターへ ボランティア及び職員を派遣

3月・八王子消防署が上野町へ移転 4月・中核市に移行    ・生活困窮者自立支援法施行 6月・大横保健福祉センター開館 8月・高尾599ミュージアム開館

9月・関東・東北豪雨で被害多数発生

3月・創立90周年記念式典開催 2月・市民体育館が富士森体育館に名称変更し  リニューアルオープン

平成252013

平成262014

平成272015

平成282016

ささえ ささえられて 90年

90thanniversary

事業編

社協組織の強化に向けて

地域福祉推進に向けて

安心できる生活に向けて

生活の安定と自立に向けて

大規模災害発生に備えて

助成事業

Page 29: ^^Qy^^Q o å - 八王子市社会福祉協議会^Qy^^Q o å 1 もくじ 八王子市社会福祉協議会 歴代会長一覧 はじめに 組織図 理事・監事 評議員 あとがき

90thanniversary

事業編

ささえ ささえられて 90年

 地域福祉を推進するための事業資金である会員会費の増収を図るため、「会員会費あり方検討委員会」を設置し、協力町会のさらなる拡大に向けた働きかけなど、財源確保に努めています。 また平成26年9月4日には八王子市から税額控除対象法人として認定され、個人が寄付した場合、これまでの「所得控除」に加えて「税額控除」も選択できるようになりました。これにより小口寄付においても減税効果が高まり、より寄付しやすい環境を整備しました。

 住み良い福祉のまちづくりを目指し、八王子市地域福祉推進計画「第2次いきいきプラン八王子」を実行しています。 計画の進捗状況の把握や課題解決の検討を行う「推進委員会」を中心に、重点課題の一つである市内15カ所の地域福祉推進拠点の確保・運営やその拠点を活かした福祉活動に向けた取り組みを進めています。

 安定した自主財源の確保や障がい者団体への助成を目的とした自動販売機・証明写真機の設置をはじめ、収益確保のため不要入れ歯リサイクルや使用済み切手売却など様々な取り組みを行っています。

 事業PRや啓発、福祉文化の醸成を目的に、広報紙「はちおうじ社協だより」やメールマガジンの発行、ホームページやブログの管理・更新、パンフレットの配布等、様々な媒体を用いて情報提供に努めています。

 ひとりぐらし高齢者の生活実態を把握し、高齢者福祉事業の基礎資料や災害時の緊急対応に活用するため、八王子市民生委員・児童委員協議会の協力により、市内70歳以上の在宅ひとりぐらし高齢者宅を訪問し、聞き取り調査を行っています。調査結果は、八王子市をはじめとする公的機関にも提供され、市民の安全で安心する生活につながるよう取り組んでいます。

 10月から12月までの「赤い羽根共同募金運動」と12月の「歳末たすけあい運動」を実施し、市民に募金の呼びかけを行っています。 街頭募金やチャリティーバザーの実施、募金箱の設置等、地縁組織へのお願いだけでなく、企業や関係団体にも協力をいただき、幅広く活動を展開しています。※「赤い羽根共同募金」は福祉施設・団体の備品費や整備費に活用され、「歳末たすけあい募金」は市内の地域福祉推進事業に活用されています。募金の活用を通じ、福祉施設や団体の持続的活動を支援しています。

社協組織の強化に向けて地域福祉を推進する中核的な団体としての役割を十分に果たすため、理事会・評議員会を中心に社会福祉協議会の組織をさらに強化していくことが必要となっています。

福祉の理解を深める取り組み 共同募金運動の推進

パンフレット はちおうじ社協だより

会員会費・寄付の取り組み 地域福祉推進計画の実行

収益確保の取り組み

高齢者の生活実態把握の取り組み

高尾山での街頭募金

【その他の事業】・浅川地区社会福祉協議会への支援・実習生の受け入れ

貸出し用募金箱自動販売機(JR八王子駅北口地下広場)

22

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90thanniversary

事業編

ささえ ささえられて 90年

 地域福祉を推進するための事業資金である会員会費の増収を図るため、「会員会費あり方検討委員会」を設置し、協力町会のさらなる拡大に向けた働きかけなど、財源確保に努めています。 また平成26年9月4日には八王子市から税額控除対象法人として認定され、個人が寄付した場合、これまでの「所得控除」に加えて「税額控除」も選択できるようになりました。これにより小口寄付においても減税効果が高まり、より寄付しやすい環境を整備しました。

 住み良い福祉のまちづくりを目指し、八王子市地域福祉推進計画「第2次いきいきプラン八王子」を実行しています。 計画の進捗状況の把握や課題解決の検討を行う「推進委員会」を中心に、重点課題の一つである市内15カ所の地域福祉推進拠点の確保・運営やその拠点を活かした福祉活動に向けた取り組みを進めています。

 安定した自主財源の確保や障がい者団体への助成を目的とした自動販売機・証明写真機の設置をはじめ、収益確保のため不要入れ歯リサイクルや使用済み切手売却など様々な取り組みを行っています。

 事業PRや啓発、福祉文化の醸成を目的に、広報紙「はちおうじ社協だより」やメールマガジンの発行、ホームページやブログの管理・更新、パンフレットの配布等、様々な媒体を用いて情報提供に努めています。

 ひとりぐらし高齢者の生活実態を把握し、高齢者福祉事業の基礎資料や災害時の緊急対応に活用するため、八王子市民生委員・児童委員協議会の協力により、市内70歳以上の在宅ひとりぐらし高齢者宅を訪問し、聞き取り調査を行っています。調査結果は、八王子市をはじめとする公的機関にも提供され、市民の安全で安心する生活につながるよう取り組んでいます。

 10月から12月までの「赤い羽根共同募金運動」と12月の「歳末たすけあい運動」を実施し、市民に募金の呼びかけを行っています。 街頭募金やチャリティーバザーの実施、募金箱の設置等、地縁組織へのお願いだけでなく、企業や関係団体にも協力をいただき、幅広く活動を展開しています。※「赤い羽根共同募金」は福祉施設・団体の備品費や整備費に活用され、「歳末たすけあい募金」は市内の地域福祉推進事業に活用されています。募金の活用を通じ、福祉施設や団体の持続的活動を支援しています。

社協組織の強化に向けて地域福祉を推進する中核的な団体としての役割を十分に果たすため、理事会・評議員会を中心に社会福祉協議会の組織をさらに強化していくことが必要となっています。

福祉の理解を深める取り組み 共同募金運動の推進

パンフレット はちおうじ社協だより

会員会費・寄付の取り組み 地域福祉推進計画の実行

収益確保の取り組み

高齢者の生活実態把握の取り組み

高尾山での街頭募金

【その他の事業】・浅川地区社会福祉協議会への支援・実習生の受け入れ

貸出し用募金箱自動販売機(JR八王子駅北口地下広場)

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90thanniversary

事業編

超高齢社会となった今日、地域の問題は地域で解決するという地域福祉の重要性が高まっています。こうした中で、地域の活動が住民の力でできるようサポートし、地域福祉を推進していくために、八王子市社会福祉協議会は様々な事業を行っています。

 お手伝いが必要な利用会員と、協力会員をコーディネートすることで、住民同士の助け合いシステムを推進しています。

ささえ ささえられて 90年

在宅福祉サービス「うぃずサービス」事業

 ボランティア活動を行いたい方とボランティアを必要としている方をつなげる相談支援・コーディネート、活動のきっかけづくりや人材発掘・育成の一環としての「傾聴ボランティア講座」など様々な講座を開催する他、定期的なセンターだよりの発行やホームページを用いた積極的な情報発信を行っています。

ボランティア活動推進 社会福祉への理解・関心を高めるために小中高校生等を対象に車いす体験や視覚障がい疑似体験等福祉学習の推進に取り組んでいます。 近年、福祉学習への取り組みの重要性が高まっており体験要望が増加。多くの要望に応えていくため「体験学習サポーター」として学習指導できる地域の人材養成を進めています。 福祉学習に地域の人材を活用し、ひらけたものにすることで、それに関わる大人・地域もともに学ぶことができるような取り組みを行っています。

福祉学習の推進

学童保育事業

 手話通訳協力者要約筆記協力者派遣、アイバンク福祉基金助成、視覚障がい者貸出しテープ等の配布

放課後子ども教室事業

その他の福祉事業

 指定管理者の指定を受け、主に低学年の児童を保育する学童保育所(38施設)を運営しています。

子ども福祉事業 施設児童プール招待、ひとり親家庭高尾山招待

 無縁仏の供養、行旅病人等の緊急援護

 八王子市からの委託を受け、全学年を対象とした居場所づくりである放課後子ども教室(2か所)を学童保育所と連携して運営しています。

 ひとりぐらし高齢者昼食交流会、むかし若ものふれあい作品展の共催、高齢者ボランティア・ポイント制度、恩方老人憩の家・長房ふれあい館管理運営

高齢者福祉事業

障がい者福祉事業

【その他の事業】

ザリガニつかまえたぁ!(学童保育事業)夏休み体験ボランティア

地域福祉推進に向けて

傾聴ボランティア講座

高齢者疑似体験

福祉講話

ふれあいいきいきサロン松が谷福祉の会まつぼっくり

2人一組で視覚障がい疑似体験

子育てサロン ゆうゆうクラブ

ジャングルジムからお花見(学童保育事業)

 身近な地域で、高齢者や子育て中のお母さん達の居場所づくり、顔の見える住民の関係づくりができる場として、地域のサロン活動を支援しています。資金面での支援や運営に関する相談サポートなどを行っています。

「ふれあいいきいきサロン」「子育てサロン」支援事業

車いす体験

平成23年度81

平成24年度119

平成25年度129

平成26年度165

実施件数

プール招待事業

放課後子ども教室事業

長房ふれあい館

24

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90thanniversary

事業編

超高齢社会となった今日、地域の問題は地域で解決するという地域福祉の重要性が高まっています。こうした中で、地域の活動が住民の力でできるようサポートし、地域福祉を推進していくために、八王子市社会福祉協議会は様々な事業を行っています。

 お手伝いが必要な利用会員と、協力会員をコーディネートすることで、住民同士の助け合いシステムを推進しています。

ささえ ささえられて 90年

在宅福祉サービス「うぃずサービス」事業

 ボランティア活動を行いたい方とボランティアを必要としている方をつなげる相談支援・コーディネート、活動のきっかけづくりや人材発掘・育成の一環としての「傾聴ボランティア講座」など様々な講座を開催する他、定期的なセンターだよりの発行やホームページを用いた積極的な情報発信を行っています。

ボランティア活動推進 社会福祉への理解・関心を高めるために小中高校生等を対象に車いす体験や視覚障がい疑似体験等福祉学習の推進に取り組んでいます。 近年、福祉学習への取り組みの重要性が高まっており体験要望が増加。多くの要望に応えていくため「体験学習サポーター」として学習指導できる地域の人材養成を進めています。 福祉学習に地域の人材を活用し、ひらけたものにすることで、それに関わる大人・地域もともに学ぶことができるような取り組みを行っています。

福祉学習の推進

学童保育事業

 手話通訳協力者要約筆記協力者派遣、アイバンク福祉基金助成、視覚障がい者貸出しテープ等の配布

放課後子ども教室事業

その他の福祉事業

 指定管理者の指定を受け、主に低学年の児童を保育する学童保育所(38施設)を運営しています。

子ども福祉事業 施設児童プール招待、ひとり親家庭高尾山招待

 無縁仏の供養、行旅病人等の緊急援護

 八王子市からの委託を受け、全学年を対象とした居場所づくりである放課後子ども教室(2か所)を学童保育所と連携して運営しています。

 ひとりぐらし高齢者昼食交流会、むかし若ものふれあい作品展の共催、高齢者ボランティア・ポイント制度、恩方老人憩の家・長房ふれあい館管理運営

高齢者福祉事業

障がい者福祉事業

【その他の事業】

ザリガニつかまえたぁ!(学童保育事業)夏休み体験ボランティア

地域福祉推進に向けて

傾聴ボランティア講座

高齢者疑似体験

福祉講話

ふれあいいきいきサロン松が谷福祉の会まつぼっくり

2人一組で視覚障がい疑似体験

子育てサロン ゆうゆうクラブ

ジャングルジムからお花見(学童保育事業)

 身近な地域で、高齢者や子育て中のお母さん達の居場所づくり、顔の見える住民の関係づくりができる場として、地域のサロン活動を支援しています。資金面での支援や運営に関する相談サポートなどを行っています。

「ふれあいいきいきサロン」「子育てサロン」支援事業

車いす体験

平成23年度81

平成24年度119

平成25年度129

平成26年度165

実施件数

プール招待事業

放課後子ども教室事業

長房ふれあい館

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90thanniversary

事業編 安心できる生活に向けて 認知症や障がいがあっても、地域で安心して生活したい。自分らしく暮らしたい。成年後見制度や権利擁護に関する相談窓口として、地域のみなさんに、よりわかりやすく。八王子市社会福祉協議会の権利擁護担当は、平成25年4月から、「成年後見・あんしんサポートセンター八王子」を開設しました。

90thanniversary

事業編 生活の安定と自立に向けて 経済の低迷等により住民生活の変化があるなか、生き方、暮らし方が多様化し、日々の暮らしのなかで複雑な生活課題を抱え困惑している方々が増えています。このような方々が安定した生活を送れるように相談支援を行っています。

ささえ ささえられて 90年

●成年後見制度の利用相談 一般相談(随時)、専門相談 (第2火曜:弁護士、第4火曜:司法書士)●成年後見人等の支援(交流会の実施等)●一般市民向け学習会、講演会 (いずれも年3回実施)●市民後見人の育成●法人後見監督の実施●専門職団体等との連絡会実施、及び参加●運営委員会の設置

■生活福祉資金貸付福祉資金 低所得者、障がい者世帯等に対し、用途に応じた資金の貸付 技能習得、生業、出産、葬祭、転宅、障がい者用自動車購入、療養、介護等に必要な資金緊急小口資金 緊急かつ一時的に生計の維持が困難となった低所得世帯に対し、用途に応じた資金の貸付 医療費、被災、公的年金等支給開始までの生活費教育支援資金 低所得者世帯の支援として、学校教育法に規定する高等学校、高等専門学校、短期大学、専修学校、大学の授業料や入学金等を貸付総合支援資金 失業により生計の維持が困難となった世帯に対し、再就職までの生活費等の貸付 生活支援費、住宅入居費、一時生活再建費不動産担保型生活資金 一定の居住用不動産を有し、将来にわたりその住居に住み続ける事を希望する低所得の高齢者世帯に対し、当該不動産を担保に生活費の貸付

成年後見活用あんしん生活創造事業

 物忘れなどの認知症の症状や知的障がい、精神障がいなどによって、必要な福祉サービスを自分の判断で適切に選択・利用することができない方のために、手続きの仕方や金銭管理などを支援します。●福祉サービスの利用援助 (福祉サービス利用の手続き、情報提供、支払い等)●日常的金銭管理サービス (日常生活に必要な預貯金の出し入れ、支払手続き等)●書類預かりサービス (大切な書類を金融機関の貸金庫にてお預かりします)

地域福祉権利擁護事業

 福祉サービス利用に際しての苦情及び判断力不十分な人々の権利擁護相談。弁護士に相談することもできます。

 地域福祉権利擁護事業の対象者を拡大した、八王子市独自の事業です。介護保険利用者、身体障がいのある方が利用できます。内容は地域福祉権利擁護事業に準じています。

財産保全・管理サービス

地域福祉権利擁護事業財産保全・管理サービス

平成23年度9011

平成24年度9612

平成25年度10113

平成26年度11619

平成27年度12023

地域福祉権利擁護事業等の利用者推移

苦情対応の専門相談実施

市民後見人による支援の一場面

地域福祉権利擁護事業 銀行への同行支援

臨時特例つなぎ資金 住居の無い離職者を支援 公的給付制度の給付までの生活費生活復興支援資金 東日本大震災の被災者を対象に支援 当面の生活に必要な経費等

■受験生チャレンジ支援貸付 一定所得以下の世帯の子どもへの支援を目的に学習塾等の費用や、高校や大学などの受験費用の貸付 高校・大学等受験に伴う学習塾等受講料、受験料

就労能力と就労意欲のある離職者のうち、住居を失った、または失う恐れがある世帯に住宅の確保と再就職の支援 家賃相当分

【支援内容】1 資金貸付事業

2 住居確保給付金支給事業

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※入学すれば返済を免除 (所得制限等の要件有り)

平成27年度は10月末現在

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90thanniversary

事業編 安心できる生活に向けて 認知症や障がいがあっても、地域で安心して生活したい。自分らしく暮らしたい。成年後見制度や権利擁護に関する相談窓口として、地域のみなさんに、よりわかりやすく。八王子市社会福祉協議会の権利擁護担当は、平成25年4月から、「成年後見・あんしんサポートセンター八王子」を開設しました。

90thanniversary

事業編 生活の安定と自立に向けて 経済の低迷等により住民生活の変化があるなか、生き方、暮らし方が多様化し、日々の暮らしのなかで複雑な生活課題を抱え困惑している方々が増えています。このような方々が安定した生活を送れるように相談支援を行っています。

ささえ ささえられて 90年

●成年後見制度の利用相談 一般相談(随時)、専門相談 (第2火曜:弁護士、第4火曜:司法書士)●成年後見人等の支援(交流会の実施等)●一般市民向け学習会、講演会 (いずれも年3回実施)●市民後見人の育成●法人後見監督の実施●専門職団体等との連絡会実施、及び参加●運営委員会の設置

■生活福祉資金貸付福祉資金 低所得者、障がい者世帯等に対し、用途に応じた資金の貸付 技能習得、生業、出産、葬祭、転宅、障がい者用自動車購入、療養、介護等に必要な資金緊急小口資金 緊急かつ一時的に生計の維持が困難となった低所得世帯に対し、用途に応じた資金の貸付 医療費、被災、公的年金等支給開始までの生活費教育支援資金 低所得者世帯の支援として、学校教育法に規定する高等学校、高等専門学校、短期大学、専修学校、大学の授業料や入学金等を貸付

総合支援資金 失業により生計の維持が困難となった世帯に対し、再就職までの生活費等の貸付 生活支援費、住宅入居費、一時生活再建費不動産担保型生活資金 一定の居住用不動産を有し、将来にわたりその住居に住み続ける事を希望する低所得の高齢者世帯に対し、当該不動産を担保に生活費の貸付

成年後見活用あんしん生活創造事業

 物忘れなどの認知症の症状や知的障がい、精神障がいなどによって、必要な福祉サービスを自分の判断で適切に選択・利用することができない方のために、手続きの仕方や金銭管理などを支援します。●福祉サービスの利用援助 (福祉サービス利用の手続き、情報提供、支払い等)●日常的金銭管理サービス (日常生活に必要な預貯金の出し入れ、支払手続き等)●書類預かりサービス (大切な書類を金融機関の貸金庫にてお預かりします)

地域福祉権利擁護事業

 福祉サービス利用に際しての苦情及び判断力不十分な人々の権利擁護相談。弁護士に相談することもできます。

 地域福祉権利擁護事業の対象者を拡大した、八王子市独自の事業です。介護保険利用者、身体障がいのある方が利用できます。内容は地域福祉権利擁護事業に準じています。

財産保全・管理サービス

地域福祉権利擁護事業財産保全・管理サービス

平成23年度9011

平成24年度9612

平成25年度10113

平成26年度11619

平成27年度12023

地域福祉権利擁護事業等の利用者推移

苦情対応の専門相談実施

市民後見人による支援の一場面

地域福祉権利擁護事業 銀行への同行支援

臨時特例つなぎ資金 住居の無い離職者を支援 公的給付制度の給付までの生活費生活復興支援資金 東日本大震災の被災者を対象に支援 当面の生活に必要な経費等

■受験生チャレンジ支援貸付 一定所得以下の世帯の子どもへの支援を目的に学習塾等の費用や、高校や大学などの受験費用の貸付 高校・大学等受験に伴う学習塾等受講料、受験料

就労能力と就労意欲のある離職者のうち、住居を失った、または失う恐れがある世帯に住宅の確保と再就職の支援 家賃相当分

【支援内容】1 資金貸付事業

2 住居確保給付金支給事業

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※入学すれば返済を免除 (所得制限等の要件有り)

平成27年度は10月末現在

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90thanniversary

事業編 大規模災害発生に備えて大規模災害発生に備えて90th

anniversary

事業編 助成事業

ささえ ささえられて 90年ささえ ささえられて 90年

 東日本大震災の教訓から、大規模災害発生時に被災地に集まるボランティアが、被災地のニーズに合った活動ができるよう、また被災者の生活復興の後押しとなるよう、災害ボランティアセンターを立ち上げ、運営を行います。災害ボランティアセンターの円滑な運営に向けた研修の実施や、災害ボランティアリーダーの養成を継続して行っています。

 八王子市で大規模災害が発生した場合、社協が設置する災害ボランティアセンターの運営を職員と共に行う市民ボランティアを養成する講座として、平成20年より実施してきました。市民参加で災害ボランティアセンターの運営ができるよう、平常時から災害ボランティアリーダーと共に、災害ボランティアセンター立ち上げ訓練を行っています。

 近隣県に自然災害が発生した際に、市民ボランティアを派遣、被災地支援を行うと共に市民の防災力向上を図っています。

 社協の災害ボランティアリーダーとして活動する意思のある方で、災害発生時の被災地支援活動を行う際に要する経費を助成しています。

 福祉のまちづくりを目的に、地域住民協議会が行う地域住民参画活動に対し、活動推進事業費を助成しています。

 歳末たすけあい募金を原資に市内で地域福祉活動を実施し、ささえあい・たすけあい活動に取り組む団体に対し、事業費を助成しています。

 八王子市民生委員・児童委員協議会等、社会福祉活動を行う団体に対し、社会福祉活動充実・発展を図るため、助成しています。

アイバンク福祉基金から生じた利息等を原資に、視覚・聴覚障がい者福祉の発展を図るための事業費を助成しています。

 市内障がい者施設・団体で組織運営する大規模行事に対し、障がい者福祉向上と地域交流する事を目的に共催事業として支援し、助成しています。

 株式会社村内ファニチャーアクセスからの寄付金を原資に、地域福祉活動発展を図るための事業に必要な備品等購入費を助成しています。

 八王子・高尾・南大沢遊技場組合からの寄付金を原資に、地域福祉活動発展を図るための事業費を助成しています。

災害ボランティアリーダーの養成

復興支援ボランティアの派遣

災害ボランティアリーダー養成活動助成金

福祉まつり、ふれあい運動会、手づくり作品展への支援および助成

村内ファニチャーアクセス社会福祉団体等助成

八王子・高尾・南大沢遊技場組合助成

アイバンク福祉基金助成

地域福祉活動支援助成

地域福祉活動団体への助成

福祉団体等への助成

八王子市総合防災訓練に合わせ実施した訓練の様子

福祉まつりでダンスを披露

子どもの虐待防止に関する研修会

手作り作品展株式会社村内ファニチャーアクセスによる福祉車両購入費助成

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90thanniversary

事業編 大規模災害発生に備えて大規模災害発生に備えて90th

anniversary

事業編 助成事業

ささえ ささえられて 90年ささえ ささえられて 90年

 東日本大震災の教訓から、大規模災害発生時に被災地に集まるボランティアが、被災地のニーズに合った活動ができるよう、また被災者の生活復興の後押しとなるよう、災害ボランティアセンターを立ち上げ、運営を行います。災害ボランティアセンターの円滑な運営に向けた研修の実施や、災害ボランティアリーダーの養成を継続して行っています。

 八王子市で大規模災害が発生した場合、社協が設置する災害ボランティアセンターの運営を職員と共に行う市民ボランティアを養成する講座として、平成20年より実施してきました。市民参加で災害ボランティアセンターの運営ができるよう、平常時から災害ボランティアリーダーと共に、災害ボランティアセンター立ち上げ訓練を行っています。

 近隣県に自然災害が発生した際に、市民ボランティアを派遣、被災地支援を行うと共に市民の防災力向上を図っています。

 社協の災害ボランティアリーダーとして活動する意思のある方で、災害発生時の被災地支援活動を行う際に要する経費を助成しています。

 福祉のまちづくりを目的に、地域住民協議会が行う地域住民参画活動に対し、活動推進事業費を助成しています。

 歳末たすけあい募金を原資に市内で地域福祉活動を実施し、ささえあい・たすけあい活動に取り組む団体に対し、事業費を助成しています。

 八王子市民生委員・児童委員協議会等、社会福祉活動を行う団体に対し、社会福祉活動充実・発展を図るため、助成しています。

アイバンク福祉基金から生じた利息等を原資に、視覚・聴覚障がい者福祉の発展を図るための事業費を助成しています。

 市内障がい者施設・団体で組織運営する大規模行事に対し、障がい者福祉向上と地域交流する事を目的に共催事業として支援し、助成しています。

 株式会社村内ファニチャーアクセスからの寄付金を原資に、地域福祉活動発展を図るための事業に必要な備品等購入費を助成しています。

 八王子・高尾・南大沢遊技場組合からの寄付金を原資に、地域福祉活動発展を図るための事業費を助成しています。

災害ボランティアリーダーの養成

復興支援ボランティアの派遣

災害ボランティアリーダー養成活動助成金

福祉まつり、ふれあい運動会、手づくり作品展への支援および助成

村内ファニチャーアクセス社会福祉団体等助成

八王子・高尾・南大沢遊技場組合助成

アイバンク福祉基金助成

地域福祉活動支援助成

地域福祉活動団体への助成

福祉団体等への助成

八王子市総合防災訓練に合わせ実施した訓練の様子

福祉まつりでダンスを披露

子どもの虐待防止に関する研修会

手作り作品展株式会社村内ファニチャーアクセスによる福祉車両購入費助成

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1

組織図(平成27年4月1日現在)

ささえ ささえられて 90年

理事会(15名)評議員会(40名)

監事(2名)

会長(1名)常務理事(1名)

副会長(3名)理事(10名)

指定管理事業

事務局長(学童保育課長兼務)

地域福祉推進担当ボランティアセンター

生活支援相談担当

学童事業総括担当

第1ブロック事業担当学童保育所 8ヶ所

第2ブロック事業担当学童保育所 9ヶ所

第3ブロック事業担当学童保育所 9ヶ所

第4ブロック事業担当学童保育所 12ヶ所

学童総務担当

権利擁護担当成年後見・あんしんサポートセンター八王子

総務担当

ボランティアセンター南大沢分室

地域福祉推進拠点石川

福祉総務課長地域福祉推進課長 学童保育課長

事務局

恩方老人憩の家

長房ふれあい館

31

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1

評 議 員理事・監事

会  長

副 会 長

副 会 長

副 会 長

常務理事

会計理事

理  事

理  事

理  事

理  事

理  事

理  事

理  事

理  事

理  事

監  事

監  事

笹野 鶴𠮷

渡邉 弘道

秋間 利久

関谷 和久

小笠  豊

足利 昭子

岡部 正明

澁谷 倉次

山森ミチ子

伊藤 義正

保科 善重

尾嵜 欣一

中川 順子

杉本 當正

滝島 克明

樫﨑  博

安田 富夫

平成16年8月16日現在

会  長

副 会 長

副 会 長

副 会 長

常務理事

理  事

理  事

理  事

理  事

理  事

理  事

理  事

理  事

理  事

理  事

監  事

監  事

関谷 和久

渡邉 弘道

秋間 利久

室岡喜代二

西野 榮男

澁谷 倉次

中川 順子

三橋 陽子

樋口 一郎

伊藤 義正

滝島 克明

小野  嵓

保科 善重

杉本 當正

岡部 正明

樫﨑  博

小澤 龍次

平成18年8月16日現在

会  長

副 会 長

副 会 長

副 会 長

常務理事

理  事

理  事

理  事

理  事

理  事

理  事

理  事

理  事

理  事

理  事

監  事

監  事

関谷 和久

秋間 利久

中川 順子

室岡喜代二

西野 榮男

森 秀三

佐々木武麿

樋口 一郎

伊藤 智昭

今泉 満政

滝島 克明

小野  嵓

保科 善重

杉本 當正

岡部 正明

樫﨑  博

小澤 龍次

平成20年8月16日現在塚本 道男

相原  守

湯澤  勉

齋藤 貞夫

谷合 良一

伊藤 智昭

青木 彦道

佐々木武麿

小谷田勝代

宇田 友子

田辺 信子

平塚 美臣

原田 雪子

高橋 堅二

坂本 保雄

細井  衛

原田 忠雄

今泉 満政

小俣 武二

北村 英代

山本徳太郎

金林 鍾萬

林  泰男

石田 和男

深沢 靖彦

中野 経一

松島 郁子

服部 星秀

貝瀬 明美

安藤  努

森  真一

佐々木泰子

斉藤 和巳

林  春紀

上村 秀如

佐藤  誠

天野英美子

石田美紀子

平成17年7月現在塚本 道男

布田 末子

相原  守

湯澤  勉

齋藤 貞夫

谷合 良一

青木 彦道

佐々木武麿

小谷田勝代

宇田 友子

田辺 信子

原田 雪子

馬場 總和

内藤 廣行

坂本 保雄

細井  衛

原田 忠雄

乙黒 光男

石川 三郎

北村 英代

山本徳太郎

渡辺 良治

林  泰男

石田 和男

深沢 靖彦

中野 経一

鈴木 弘子

橋本 清明

貝瀬 明美

安藤  努

森  真一

佐々木泰子

斉藤 和巳

橋本晴重郎

上村 秀如

佐藤  誠

天野英美子

石田美紀子

倉田 初男

梅沢 重明

平成19年5月現在鈴木 文芳

塚本 道男

齋藤 健児

相原  守

湯澤  勉

圡方十九百

山北 早苗

田島喜久江

青木 彦道

畝村 治男

坂本 睦枝

並木  勇

濵野 益男

内藤 廣行

内田伊太郎

細井  衛

原田 忠雄

乙黒 光男

石川 三郎

平塚 忠勇

古山金十郎

渡辺 良治

佐々木義德

深沢 靖彦

青木 訓行

中野 経一

尾嵜 敏夫

多田 靖史

貝瀬 明美

安藤  努

森  真一

佐々木泰子

斉藤 和巳

稲川 芳江

上村 秀如

鹿又 ワカ

石井 利一

佐藤  誠

塚本 直克

細井  東

平成21年6月現在鈴木 文芳

小池 公江

小池  博

青柳 浩男

柚原 道平

内藤 榮一

八木岡正敏

楢本 愛子

口分田 勝

梶原寸真子

小坂新太郎

山田 好延

石井はつ子

畝村 治男

櫻川 純子

並木  勇

杉崎 忠久

成瀬 義雄

木下 清孝

細井  衛

原田 忠雄

乙黒 光男

石川 三郎

平塚 忠勇

廣元  洌

渡辺 良治

小泉  渉

深沢 靖彦

青木 訓行

紅林 昌男

設楽 聖一

大信 正良

貝瀬 明美

安藤  努

佐々木泰子

斉藤 和巳

上村 秀如

鹿又 ワカ

石井 利一

渡辺 禮司

平成23年5月現在鈴木 文芳

小池 公江

小池  博

青柳 浩男

柚原 道平

内藤 榮一

八木岡正敏

楢本 愛子

口分田 勝

梶原寸真子

小坂新太郎

山田 好延

石井はつ子

畝村 治男

櫻川 純子

並木  勇

市倉 泰政

成瀬 義雄

大谷 平行

大澤 敬之

原田 忠雄

乙黒 光男

町田 勝利

渡辺 豊久

廣元  洌

水野 康直

栗本 正男

深沢 靖彦

青木 訓行

紅林 昌男

木内 雅彦

大信 正良

柿下 良充

安藤  努

佐々木泰子

光宗 政治

上村 秀如

狩野雄一郎

石井 利一

坂本 睦枝

平成25年6月現在今井 婉子

小池 公江

小池  博

青柳 浩男

久永 美幸

田中 利男

澤井 菊男

森田 利夫

小峰貴美子

加藤 清三

今福美惠子

勝村 昭光

山本 英雄

山本 英顕

河井 和子

小室 崇司

成瀬 義雄

渡辺 孝夫

大澤 敬之

原田 忠雄

福田 一訓

生永 恭博

髙橋 文夫

廣元  洌

串田 孝義

栗本 正男

鈴木 弘明

深沢 靖彦

青木 訓行

紅林 昌男

木内 雅彦

大信 正良

松尾 隆司

安藤  努

佐々木泰子

光宗 政治

上村 秀如

狩野雄一郎

石井 利一

後藤 敏明

平成27年6月現在

会  長

副 会 長

副 会 長

副 会 長

常務理事

理  事

理  事

理  事

理  事

理  事

理  事

理  事

理  事

理  事

理  事

監  事

監  事

室岡喜代二

今泉 満政

中川 順子

尾川 朋治

下田  豊

森  秀三

佐々木武麿

樋口 一郎

伊藤 智昭

滝島 克明

馬場 總和

小野  嵓

保科 善重

橋本晴重郎

真上 俊樹

石田 和良

塚本主惠夫

平成22年8月16日現在

会  長

副 会 長

副 会 長

副 会 長

常務理事

理  事

理  事

理  事

理  事

理  事

理  事

理  事

理  事

理  事

理  事

監  事

監  事

室岡喜代二

今泉 満政

佐々木武麿

尾川 朋治

小田島英一

森  秀三

伊藤 智昭

山同 美空

圡方十九百

馬場 總和

田中 泰慶

小野  嵓

露木 肇子

田中 恭男

真上 俊樹

石田 和良

塚本主惠夫

平成24年8月16日現在

会  長

副 会 長

副 会 長

副 会 長

常務理事

理  事

理  事

理  事

理  事

理  事

理  事

理  事

理  事

理  事

理  事

監  事

監  事

室岡喜代二

今泉 満政

佐々木武麿

尾川 朋治

小田島英一

森  秀三

伊藤 智昭

楢本 愛子

西川 誠二

馬場 總和

渡辺 豊久

小野  嵓

露木 肇子

田中 恭男

真上 俊樹

伊保谷 徹

塚本主惠夫

平成26年8月16日現在

ささえ ささえられて 90年32

Page 40: ^^Qy^^Q o å - 八王子市社会福祉協議会^Qy^^Q o å 1 もくじ 八王子市社会福祉協議会 歴代会長一覧 はじめに 組織図 理事・監事 評議員 あとがき

1

評 議 員理事・監事

会  長

副 会 長

副 会 長

副 会 長

常務理事

会計理事

理  事

理  事

理  事

理  事

理  事

理  事

理  事

理  事

理  事

監  事

監  事

笹野 鶴𠮷

渡邉 弘道

秋間 利久

関谷 和久

小笠  豊

足利 昭子

岡部 正明

澁谷 倉次

山森ミチ子

伊藤 義正

保科 善重

尾嵜 欣一

中川 順子

杉本 當正

滝島 克明

樫﨑  博

安田 富夫

平成16年8月16日現在

会  長

副 会 長

副 会 長

副 会 長

常務理事

理  事

理  事

理  事

理  事

理  事

理  事

理  事

理  事

理  事

理  事

監  事

監  事

関谷 和久

渡邉 弘道

秋間 利久

室岡喜代二

西野 榮男

澁谷 倉次

中川 順子

三橋 陽子

樋口 一郎

伊藤 義正

滝島 克明

小野  嵓

保科 善重

杉本 當正

岡部 正明

樫﨑  博

小澤 龍次

平成18年8月16日現在

会  長

副 会 長

副 会 長

副 会 長

常務理事

理  事

理  事

理  事

理  事

理  事

理  事

理  事

理  事

理  事

理  事

監  事

監  事

関谷 和久

秋間 利久

中川 順子

室岡喜代二

西野 榮男

森 秀三

佐々木武麿

樋口 一郎

伊藤 智昭

今泉 満政

滝島 克明

小野  嵓

保科 善重

杉本 當正

岡部 正明

樫﨑  博

小澤 龍次

平成20年8月16日現在塚本 道男

相原  守

湯澤  勉

齋藤 貞夫

谷合 良一

伊藤 智昭

青木 彦道

佐々木武麿

小谷田勝代

宇田 友子

田辺 信子

平塚 美臣

原田 雪子

高橋 堅二

坂本 保雄

細井  衛

原田 忠雄

今泉 満政

小俣 武二

北村 英代

山本徳太郎

金林 鍾萬

林  泰男

石田 和男

深沢 靖彦

中野 経一

松島 郁子

服部 星秀

貝瀬 明美

安藤  努

森  真一

佐々木泰子

斉藤 和巳

林  春紀

上村 秀如

佐藤  誠

天野英美子

石田美紀子

平成17年7月現在塚本 道男

布田 末子

相原  守

湯澤  勉

齋藤 貞夫

谷合 良一

青木 彦道

佐々木武麿

小谷田勝代

宇田 友子

田辺 信子

原田 雪子

馬場 總和

内藤 廣行

坂本 保雄

細井  衛

原田 忠雄

乙黒 光男

石川 三郎

北村 英代

山本徳太郎

渡辺 良治

林  泰男

石田 和男

深沢 靖彦

中野 経一

鈴木 弘子

橋本 清明

貝瀬 明美

安藤  努

森  真一

佐々木泰子

斉藤 和巳

橋本晴重郎

上村 秀如

佐藤  誠

天野英美子

石田美紀子

倉田 初男

梅沢 重明

平成19年5月現在鈴木 文芳

塚本 道男

齋藤 健児

相原  守

湯澤  勉

圡方十九百

山北 早苗

田島喜久江

青木 彦道

畝村 治男

坂本 睦枝

並木  勇

濵野 益男

内藤 廣行

内田伊太郎

細井  衛

原田 忠雄

乙黒 光男

石川 三郎

平塚 忠勇

古山金十郎

渡辺 良治

佐々木義德

深沢 靖彦

青木 訓行

中野 経一

尾嵜 敏夫

多田 靖史

貝瀬 明美

安藤  努

森  真一

佐々木泰子

斉藤 和巳

稲川 芳江

上村 秀如

鹿又 ワカ

石井 利一

佐藤  誠

塚本 直克

細井  東

平成21年6月現在鈴木 文芳

小池 公江

小池  博

青柳 浩男

柚原 道平

内藤 榮一

八木岡正敏

楢本 愛子

口分田 勝

梶原寸真子

小坂新太郎

山田 好延

石井はつ子

畝村 治男

櫻川 純子

並木  勇

杉崎 忠久

成瀬 義雄

木下 清孝

細井  衛

原田 忠雄

乙黒 光男

石川 三郎

平塚 忠勇

廣元  洌

渡辺 良治

小泉  渉

深沢 靖彦

青木 訓行

紅林 昌男

設楽 聖一

大信 正良

貝瀬 明美

安藤  努

佐々木泰子

斉藤 和巳

上村 秀如

鹿又 ワカ

石井 利一

渡辺 禮司

平成23年5月現在鈴木 文芳

小池 公江

小池  博

青柳 浩男

柚原 道平

内藤 榮一

八木岡正敏

楢本 愛子

口分田 勝

梶原寸真子

小坂新太郎

山田 好延

石井はつ子

畝村 治男

櫻川 純子

並木  勇

市倉 泰政

成瀬 義雄

大谷 平行

大澤 敬之

原田 忠雄

乙黒 光男

町田 勝利

渡辺 豊久

廣元  洌

水野 康直

栗本 正男

深沢 靖彦

青木 訓行

紅林 昌男

木内 雅彦

大信 正良

柿下 良充

安藤  努

佐々木泰子

光宗 政治

上村 秀如

狩野雄一郎

石井 利一

坂本 睦枝

平成25年6月現在今井 婉子

小池 公江

小池  博

青柳 浩男

久永 美幸

田中 利男

澤井 菊男

森田 利夫

小峰貴美子

加藤 清三

今福美惠子

勝村 昭光

山本 英雄

山本 英顕

河井 和子

小室 崇司

成瀬 義雄

渡辺 孝夫

大澤 敬之

原田 忠雄

福田 一訓

生永 恭博

髙橋 文夫

廣元  洌

串田 孝義

栗本 正男

鈴木 弘明

深沢 靖彦

青木 訓行

紅林 昌男

木内 雅彦

大信 正良

松尾 隆司

安藤  努

佐々木泰子

光宗 政治

上村 秀如

狩野雄一郎

石井 利一

後藤 敏明

平成27年6月現在

会  長

副 会 長

副 会 長

副 会 長

常務理事

理  事

理  事

理  事

理  事

理  事

理  事

理  事

理  事

理  事

理  事

監  事

監  事

室岡喜代二

今泉 満政

中川 順子

尾川 朋治

下田  豊

森  秀三

佐々木武麿

樋口 一郎

伊藤 智昭

滝島 克明

馬場 總和

小野  嵓

保科 善重

橋本晴重郎

真上 俊樹

石田 和良

塚本主惠夫

平成22年8月16日現在

会  長

副 会 長

副 会 長

副 会 長

常務理事

理  事

理  事

理  事

理  事

理  事

理  事

理  事

理  事

理  事

理  事

監  事

監  事

室岡喜代二

今泉 満政

佐々木武麿

尾川 朋治

小田島英一

森  秀三

伊藤 智昭

山同 美空

圡方十九百

馬場 總和

田中 泰慶

小野  嵓

露木 肇子

田中 恭男

真上 俊樹

石田 和良

塚本主惠夫

平成24年8月16日現在

会  長

副 会 長

副 会 長

副 会 長

常務理事

理  事

理  事

理  事

理  事

理  事

理  事

理  事

理  事

理  事

理  事

監  事

監  事

室岡喜代二

今泉 満政

佐々木武麿

尾川 朋治

小田島英一

森  秀三

伊藤 智昭

楢本 愛子

西川 誠二

馬場 總和

渡辺 豊久

小野  嵓

露木 肇子

田中 恭男

真上 俊樹

伊保谷 徹

塚本主惠夫

平成26年8月16日現在

ささえ ささえられて 90年33

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1

ささえ ささえられて 90年ささえ ささえられて 90年

あとがき

 八王子市社会福祉協議会は大正15年に発足し、多くの人たちに

支えられながら、創立90周年を迎えることとなり、記念誌を発行

することになりました。

 今回の発刊にあたりまして、私たちは地域福祉推進拠点の整備、

東日本大震災発生に伴うボランティア対応、成年後見制度に基づく

市民後見人の養成等近年の主な取り組み、そのほか地域福祉推進に

向けたさまざまな取り組みを紹介させていただくと共に、八王子市

社会福祉協議会90年間の歩みをあらためて振り返ったところでご

ざいます。

 さて近年少子化・高齢化が進展する中で、高齢者介護・障害者福祉・

子育て支援・生活困窮等さまざまな分野において核家族化、ひとり

親世帯・単身者世帯の増加、そして地域のつながりの希薄化等に

より、家族内、地域内の支援力が低下しているとの指摘がなされ

ております。

 このような中、私たちは多くの市民や団体の皆様に支えられ、

そして連携しながらさまざまな分野で事業を展開してきたところで

ありますが、今後は分野を問わず相談・支援を行うことや各分野間

の相談機関でさらに連携を密にとることにより、包括的な相談・

支援を実現する方策が求められていると認識しております。 

 私たちは今後とも地域の皆様との連携をさらに深め、また行政や

さまざまな分野の機関との連携を密にするなどして一層の地域福祉

推進に努めてまいります。 

 皆様におかれましては、今回の発刊により八王子市社会福祉協議

会の実施している事業を知っていただくと共に、さまざまな制度を

活用していただくきっかけとしていただければ幸いでございます。

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1

ささえ ささえられて 90年

発 行 日 平成 28年 3月

編集発行 社会福祉法人 八王子市社会福祉協議会

     八王子市元本郷町三丁目 24番地1号 八王子市役所内

電  話 042-620-7338

F A X 042-623-6421

印  刷 タイヨー印刷株式会社 

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