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PRESS RELEASE 1.新年度の目標と貯蓄目標 新年度の目標 3 年連続で「貯蓄」が 1 位、今年の貯蓄目標額は平均 131 万円! 30 代・40 代の男性は貯蓄意欲が旺盛 今年の貯蓄目標額はおよそ 200 万円 50 代女性は貯蓄意欲が再燃? 今年の貯蓄目標額は平均 151 万円 1 年間の貯蓄実績 キャッシュレス派は平均 52 万円、現金派は平均 31 万円 昨年調査よりも格差拡大 キャッシュレス派の男性は現金派の男性の 2 倍以上貯蓄を増やす 全国の 20 歳から 69 歳の男女 1,000 名(全回答者)に、新年度(4 月から)の目標を聞いたところ、「貯蓄」が 42.4%で最も 高く、「生活費の見直し・節約」35.6%、「仕事や家事の効率 UP」26.4%、「ダイエット」22.9%、「副業収入 UP」20.4%が続きました。 一昨年の調査(※1)、昨年の調査(※2)に引き続き、3 年連続で新年度の目標トップは「貯蓄」となりました。 【図 1】 ※1:「キャッシュレスとデビットカード利用意向に関する実態調査(2015 年 3 月 19 日発表)」http://www.global.jcb/ja/press/20150318120000.html ※2:「キャッシュレスとデビットカード利用意向に関する実態調査 2016(2016 年 3 月 22 日発表)」http://www.global.jcb/ja/press/20160322140500.html 今調査と同一条件の調査対象、同一の設問・選択肢で聴取 【図 1】 0% 20% 40% 60% 2017年調査:全体【n=1000】 2016年調査:全体【n=1000】 2015年調査:全体【n=1000】 ■新年度から(4月から)の目標 [複数回答形式] ※2017年調査:全体の上位10位までを抜粋 貯蓄 生活費の 見直し・ 節約 仕事や家事 の効率UP ダイエット 副業収入 UP 趣味力UP 家族との コミュニケー ション 友人との コミュニケー ション 資産運用力 UP 資格取得

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Page 1: rü0G ¦ ä w 4 ¦ ä x É ¸ Å ª PàÅ x ¬ $ P N O U0 æ ù ¼ó Éeî 10 î Ù Â ... · 2017-03-29 · 4 0 b è 5 0 b è 6 0 b è 7 0 b 8 0 b 9 0 b è 1 0 0 Ì è 2 0 0 è 3

PRESS RELEASE

1.新年度の目標と貯蓄目標

≫ 新年度の目標 3年連続で「貯蓄」が 1位、今年の貯蓄目標額は平均 131万円!

≫ 30代・40代の男性は貯蓄意欲が旺盛 今年の貯蓄目標額はおよそ 200万円

≫ 50代女性は貯蓄意欲が再燃? 今年の貯蓄目標額は平均 151万円

≫ 1年間の貯蓄実績 キャッシュレス派は平均 52万円、現金派は平均 31万円 昨年調査よりも格差拡大

≫ キャッシュレス派の男性は現金派の男性の 2倍以上貯蓄を増やす

全国の 20歳から 69歳の男女 1,000名(全回答者)に、新年度(4月から)の目標を聞いたところ、「貯蓄」が 42.4%で最も

高く、「生活費の見直し・節約」35.6%、「仕事や家事の効率UP」26.4%、「ダイエット」22.9%、「副業収入UP」20.4%が続きました。

一昨年の調査(※1)、昨年の調査(※2)に引き続き、3年連続で新年度の目標トップは「貯蓄」となりました。 【図 1】

※1:「キャッシュレスとデビットカード利用意向に関する実態調査(2015年 3 月 19 日発表)」http://www.global.jcb/ja/press/20150318120000.html

※2:「キャッシュレスとデビットカード利用意向に関する実態調査 2016(2016年 3月 22日発表)」http://www.global.jcb/ja/press/20160322140500.html

今調査と同一条件の調査対象、同一の設問・選択肢で聴取

【図 1】

0%

20%

40%

60%

2017年調査:全体【n=1000】 2016年調査:全体【n=1000】 2015年調査:全体【n=1000】

■新年度から(4月から)の目標 [複数回答形式] ※2017年調査:全体の上位10位までを抜粋

貯蓄 生活費の

見直し・

節約

仕事や家事

の効率UP

ダイエット 副業収入

UP

趣味力UP 家族との

コミュニケー

ション

友人との

コミュニケー

ション

資産運用力

UP

資格取得

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2

続いて、全回答者(1,000名)に、新年度の貯蓄目標額を聞いたところ、「0円(目標額なし)」が 9.1%、「1万円~50万円未

満」が 41.4%、「50万円~100万円未満」が 16.9%、「100万円以上」が 30.6%となりました。1年で 100万円以上の貯蓄をした

いと考えている人が 3割いるようです。また、0円との回答も含めた平均貯蓄目標額は 131.2万円となりました。 【図 2】

性年代別にみると、30代男性の平均貯蓄目標額は 192.5万円、40代男性は 196.1万円となり、そのほかの性年代層よ

りも高くなりました。30代・40代の男性は貯蓄意欲が旺盛なようです。また、女性の中では 50代女性の平均貯蓄目標額が

150.6 万円と、そのほかの女性・年代層よりも高くなりました。子どもの教育資金の支出などが一段落し、リタイア後の人生

に向けて貯蓄を増やそうと、改めて奮起する人が多い年齢なのではないでしょうか。 【図 3】

【図 2】

9.1

2.0

8.3 13.2

8.8 8.4

2.7

12.2

1.5 1.5 1.6 0.1

18.9

3.8 1.7 0.5 5.7

0%

20%

40%

60%

全体【n=1000】

■新年度の貯蓄目標額 [単一回答形式]

平均貯蓄目標額:131.2万円

1万円~50万円未満(計)

41.4%

50万円~100万円未満(計)

16.9%

100万円以上(計)

30.6%

※・・・細かい区切りの階級で聴取、取得したデータを統合して表示

0

円(目

1

1

0

1

0

2

0

3

0

4

0

5

0

6

0

7

0

8

0

9

0

1

0

0

2

0

0

3

0

0

4

0

0

5

0

0

(

)

【図 3】

131.2

157.4

104.9

125.4

192.5

196.1

149.5

123.6

89.7

85.9

105.3

150.6

93.2

0万円 50万円 100万円 150万円 200万円 250万円

全体【n=1000】

男性【n=500】

女性【n=500】

20代:男性【n=100】

30代:男性【n=100】

40代:男性【n=100】

50代:男性【n=100】

60代:男性【n=100】

20代:女性【n=100】

30代:女性【n=100】

40代:女性【n=100】

50代:女性【n=100】

60代:女性【n=100】

性年代別

■新年度の貯蓄目標額の平均

性別

Page 3: rü0G ¦ ä w 4 ¦ ä x É ¸ Å ª PàÅ x ¬ $ P N O U0 æ ù ¼ó Éeî 10 î Ù Â ... · 2017-03-29 · 4 0 b è 5 0 b è 6 0 b è 7 0 b 8 0 b 9 0 b è 1 0 0 Ì è 2 0 0 è 3

3

それでは、実際に貯蓄を多く増やすことができるのは、どのようなタイプの人なのでしょうか。

まず、全回答者(1,000名)に、昨年 1年間で増やせた貯蓄額について聞いたところ、「0円(増やせなかった)」が 36.2%、

「1 万円~50 万円未満」は 36.4%、「50 万円~100 万円未満」は 9.1%、「100 万円以上」は 10.5%となり、0 円との回答も含め

た平均貯蓄増加額は 37.4万円となりました。貯蓄を全く増やせなかった人が多い一方で、100万円以上の貯蓄に成功した

方も少なくないことがわかります。【図 4】

昨年 1 年間で増やせた貯蓄額を最近のキャッシュレス化状況(現金離れ状況)によって分けたタイプ別にみると、キャッ

シュレス派の平均貯蓄増加額は 51.8万円で、現金派の 30.5万円よりも高くなりました。貯蓄を多く増やすことができるのは、

現金派よりもキャッシュレス派のようです。

また、昨年の調査結果と比べると、キャッシュレス派は昨年調査よりも平均貯蓄増加額が高く(2016 年調査 47.0 万円→

2017 年調査 51.8 万円)なり、現金派は昨年調査よりも低く(2016 年調査 35.5 万円→2017 年調査 30.5 万円)なりました。

キャッシュレス派と現金派の貯蓄増加額の格差が、昨年よりも拡大していることが明らかになりました。特に乖離幅の大き

くなったキャッシュレス派の男性と現金派の男性の平均貯蓄増加額の差額は、昨年調査では17.7万円(2016年調査キャッ

シュレス派男性 52.3 万円 - 現金派男性 34.6 万円)で、今年の調査では差額 30.5 万円(2017 年調査キャッシュレス派男

性 57.2万円 - 現金派男性 26.7万円)にまで広がりました。キャッシュレス派の男性は現金派の男性の 2倍以上、貯蓄を

増やすことに成功したようです。 【図 5】

【図 4】

36.2

7.8

14.6 8.9

6.4 5.0 1.5

6.2 0.5 1.0 0.7 0.7

7.7 1.4 0.5 0.2 0.7

0%

20%

40%

60%

全体【n=1000】

0

円(増

った

1

1

0

1

0

2

0

3

0

4

0

5

0

6

0

7

0

8

0

9

0

1

0

0

2

0

0

3

0

0

4

0

0

5

0

0

(

)

■昨年1年間で増やせた貯蓄額 [単一回答形式]

平均貯蓄増加額:37.4万円

1万円~50万円未満(計)

36.4%

50万円~100万円未満(計)

9.1%

100万円以上(計)

10.5%

※・・・細かい区切りの階級で聴取、取得したデータを統合して表示

【図 5】

38.9

47.0

52.3

39.8

35.5

34.6

36.1

37.4

51.8

57.2

45.0

30.5

26.7

33.8

0万円 20万円 40万円 60万円 80万円 100万円

全体

【2016年n=1000/2017年n=1000】

キャッシュレス派 計

【2016年n=367/2017年n=382】

男性

【2016年n=209/2017年n=212】

女性

【2016年n=158/2017年n=170】

現金派 計

【2016年n=402/2017年n=369】

男性

【2016年n=171/2017年n=170】

女性

【2016年n=231/2017年n=199】

■昨年1年間で増やせた貯蓄額の平均2016年調査 2017年調査

キャッシュレス派

現金派

性別

性別

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4

2.キャッシュレス化意識とキャッシュレス派の特徴

≫ 「最近、キャッシュレス化していると思う」4割弱 30代・60代男性は 5割弱がキャッシュレス化を実感

≫ キャッシュレスタイプ別の特徴比較

“ポストペイ派”は iDeCoに関心がある「お得情報好き」、“プリペイド派”には家事をテキパキこなす「カジメン」が多い

≫ デートの段取りが上手なのは現金派よりもキャッシュレス派、特にプリペイド派の男性は段取り上手

≫ 現金派 VS キャッシュレス派 恋人・配偶者と仲が良いのはどちら?

全回答者(1,000名)に、「最近、自分はキャッシュレス化している(現金離れだ・キャッシュレス派だ)」にあてはまるかどう

か聞いたところ、同意率(「非常にあてはまる」と「ややあてはまる」の合計、以下同様)は 38.2%になりました。

男女別にみると、キャッシュレス化(現金離れ)を実感しているのは女性より男性のようで、同意率は女性の 34.0%に対し

男性では 42.4%となりました。また、性年代別では、30 代男性や 60 代男性では 5 割弱(ともに 48.0%)が同意を示す結果と

なりました。 【図 6】

次に、キャッシュレス化を実感している人=キャッシュレス派(382名)に、キャッシュレスの支払い方法はプリペイド型(事

前にチャージ・支払いが必要)とポストペイ型(使った分を後から引き落とし・支払い)のどちらが多いか聞いたところ、「プリ

ペイド型が多い」が 62.3%、「ポストペイ型が多い」が 37.7%となりました。 【図 7】

【図 6】

13.3

15.6

11.0

15.0

18.0

15.0

13.0

17.0

8.0

13.0

10.0

11.0

13.0

24.9

26.8

23.0

18.0

30.0

23.0

32.0

31.0

17.0

23.0

27.0

19.0

29.0

24.9

23.6

26.2

22.0

19.0

26.0

24.0

27.0

25.0

28.0

24.0

29.0

25.0

19.7

19.6

19.8

26.0

15.0

20.0

19.0

18.0

28.0

19.0

18.0

18.0

16.0

17.2

14.4

20.0

19.0

18.0

16.0

12.0

7.0

22.0

17.0

21.0

23.0

17.0

0% 25% 50% 75% 100%

全体【n=1000】

男性【n=500】

女性【n=500】

20代:男性【n=100】

30代:男性【n=100】

40代:男性【n=100】

50代:男性【n=100】

60代:男性【n=100】

20代:女性【n=100】

30代:女性【n=100】

40代:女性【n=100】

50代:女性【n=100】

60代:女性【n=100】

非常にあてはまる ややあてはまる どちらともいえない

あまりあてはまらない 全くあてはまらない

■自身の考えや行動にどの程度あてはまるか [単一回答形式]

性別

≪最近、自分はキャッシュレス化している(現金離れだ・キャッシュレス派だ)≫

同意率

38.2

42.4

34.0

33.0

48.0

38.0

45.0

48.0

25.0

36.0

37.0

30.0

42.0

【図 7】

62.3

64.6

59.4

65.5

67.9

57.3

66.7

55.6

37.7

35.4

40.6

34.5

32.1

42.7

33.3

44.4

0% 25% 50% 75% 100%

キャッシュレス派 計【n=382】

男性【n=212】

女性【n=170】

20代【n=58】

30代【n=84】

40代【n=75】

50代【n=75】

60代【n=90】

プリペイド型が多い ポストペイ型が多い

■キャッシュレスの支払い手段[単一回答形式] ※対象:キャッシュレス派

《プリペイド型(事前にチャージ・支払いが必要)と

ポストペイ型(使った分を後から引き落とし・支払い)のどちらが多いか》

性別

年代別

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5

キャッシュレス派は現金派よりも貯蓄を増やせる傾向にあることが明らかになりましたが、そのほかに、現金派とキャッ

シュレス派とではどのような違いがあるのでしょうか。さらには、キャッシュレス派の中でも、プリペイド派とポストペイ派とで

は、特徴に違いはあるのでしょうか。

全回答者(1,000 名)に、お金に関する意識や行動について質問し、キャッシュレス化状況(現金離れ状況)やキャッシュ

レスの支払い手段で分けた各タイプで比較したところ、「ポイントやクーポンを活用することが好き」では、キャッシュレス派

が 91.4%、現金派が 73.7%、「個人型確定拠出年金(iDeCo)に関心がある」では、キャッシュレス派が 27.0%、現金派が 10.6%

で、どちらもキャッシュレス派の割合が現金派よりも高くなりました。また、キャッシュレス派の中でも、ポストペイ派がそれ

ぞれ 93.8%、29.9%となり、プリペイド派(89.9%、25.2%)よりも高くなりました。キャッシュレス派、特にポストペイ派は、ポイント

やクーポンなどの活用が好きで、今年から加入対象者が大幅に拡張されたことで注目を集めている個人型確定拠出年金

(iDeCo)に関心がある人が多いようです。ポストペイ派は特に、“お得情報に敏感”なのではないでしょうか。 【図 8、図 9】

さらに、「家計簿などで、家計の見える化をしている」では、現金派(24.9%)よりもキャッシュレス派(33.5%)が高く、特にポ

ストペイ派の女性(44.9%)は高くなりました。主にポストペイ型のキャッシュレス決済を活用している女性には、家計簿をつ

けるなどしてお金の管理をしっかりとしている人が多いようです。お得情報に敏感でお金の管理をしっかりとしている人が

多いからこそ、キャッシュレス派は現金派よりも貯蓄を増やせる傾向にあるのではないでしょうか。 【図 10】

【図 8】 【図 9】

82.8

91.4

89.9

85.4

96.0

93.8

90.7

97.1

73.7

0% 25% 50% 75% 100%

全体【n=1000】

キャッシュレス派 計【n=382】

プリペイド派 計【n=238】

男性【n=137】

女性【n=101】

ポストペイ派 計【n=144】

男性【n=75】

女性【n=69】

現金派【n=369】

キャッシュレス派

タイプ別

■お金に関する意識や行動 [単一回答形式] ※該当する選択肢を抜粋してグラフに表示

≪ポイントやクーポンなどを活用することが好き≫

性別

性別

17.5

27.0

25.2

25.5

24.8

29.9

34.7

24.6

10.6

0% 25% 50% 75% 100%

全体【n=1000】

キャッシュレス派 計【n=382】

プリペイド派 計【n=238】

男性【n=137】

女性【n=101】

ポストペイ派 計【n=144】

男性【n=75】

女性【n=69】

現金派【n=369】

キャッシュレス派

タイプ別

■お金に関する意識や行動 [単一回答形式] ※該当する選択肢を抜粋してグラフに表示

≪個人型確定拠出年金(iDeCo)に関心がある≫

性別

性別

【図 10】

27.5

33.5

30.3

28.5

32.7

38.9

33.3

44.9

24.9

0% 25% 50% 75% 100%

全体【n=1000】

キャッシュレス派 計【n=382】

プリペイド派 計【n=238】

男性【n=137】

女性【n=101】

ポストペイ派 計【n=144】

男性【n=75】

女性【n=69】

現金派【n=369】

キャッシュレス派

タイプ別

■お金に関する意識や行動 [単一回答形式] ※該当する選択肢を抜粋してグラフに表示

≪家計簿などで、家計の見える化をしている≫

性別

性別

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6

続いて、全回答者(1,000 名)に、生活に関する意識や行動について聞いたところ、「家事や料理が得意なほうだ(テキパ

キしていると言われる)」では、現金派は 25.7%、キャッシュレス派は 30.9%となりました。男性の回答に注目すると、プリペイ

ド派の男性は 30.7%、ポストペイ派の男性は 20.0%となり、プリペイド派のほうが家事や料理が得意な“カジメン”が多いこと

がわかりました。 【図 11】

また、「デートプランを作るのが得意だ」では、現金派(10.3%)よりもキャッシュレス派(22.0%)が高く、特にプリペイド派の

男性(27.7%)は高くなりました。キャッシュレス派、特にプリペイド派の男性は、デートプランを作るのが得意な“段取り上手”

が多いようです。 【図 12】

そのほか、「パートナー(配偶者や恋人)との関係は円満だ」では、現金派は 38.8%、キャッシュレス派は 50.3%となりまし

た。家事の手際が良かったりデートプランを作るのが得意だったりと、プライベートの段取りが上手な人の多いキャッシュレ

ス派は、結果として、パートナーと円満な関係を築くことができる人が多いようです。 【図 13】

【図 11】 【図 12】

27.7

30.9

32.4

30.7

34.7

28.5

20.0

37.7

25.7

0% 25% 50% 75% 100%

全体【n=1000】

キャッシュレス派 計【n=382】

プリペイド派 計【n=238】

男性【n=137】

女性【n=101】

ポストペイ派 計【n=144】

男性【n=75】

女性【n=69】

現金派【n=369】

キャッシュレス派

タイプ別

■生活に関する意識や行動 [単一回答形式] ※該当する選択肢を抜粋してグラフに表示

≪家事や料理が得意なほうだ(テキパキしていると言われる)≫

性別

性別

14.7

22.0

22.7

27.7

15.8

20.8

18.7

23.2

10.3

0% 25% 50% 75% 100%

全体【n=1000】

キャッシュレス派 計【n=382】

プリペイド派 計【n=238】

男性【n=137】

女性【n=101】

ポストペイ派 計【n=144】

男性【n=75】

女性【n=69】

現金派【n=369】

キャッシュレス派

タイプ別

■生活に関する意識や行動 [単一回答形式] ※該当する選択肢を抜粋してグラフに表示

≪デートプランを作るのが得意だ≫

性別

性別

【図 13】

43.8

50.3

50.8

48.9

53.5

49.3

45.3

53.6

38.8

0% 25% 50% 75% 100%

全体【n=1000】

キャッシュレス派 計【n=382】

プリペイド派 計【n=238】

男性【n=137】

女性【n=101】

ポストペイ派 計【n=144】

男性【n=75】

女性【n=69】

現金派【n=369】

キャッシュレス派

タイプ別

■生活に関する意識や行動 [単一回答形式] ※該当する選択肢を抜粋してグラフに表示

≪パートナー(配偶者や恋人)との関係は円満だ≫

性別

性別

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7

3.キャッシュレス化の実態

≫ キャッシュレス決済のトレンドはプリペイドカード? 定期利用率が昨年比で 1.4倍に

≫ かざすだけで支払いができる“モバイルウォレット”利用率は 17%、電子マネー利用者の 4人中 1人が利用

≫ モバイルウォレットに感じる魅力 「財布を出す手間が省ける」「会計時間が短縮できる」「財布がかさばらない」

≫ キャッシュレス決済手段の使い分け クレジットカードの平均決済単価は 9,373円、電子マネーは 2,804円

キャッシュレス化が進む中で、具体的にはどういった決済手段が利用されているのでしょうか。

全回答者(1,000 名)に、現金以外の支払い手段を提示し、最近 1 年で、どのくらい利用したか聞いたところ、クレジットカ

ードでは、「週に1回以上」が35.0%、「月に1・2回程度」が31.5%で、それらを合計した『月に1回以上』は66.5%となり、以下、

「半年に 1・2回程度」は 5.6%、「年に 1回程度」は 2.2%で、それらを合計したクレジットカードの『利用率(年に 1回以上)』は

74.3%となりました。4人中 3人は最近 1年以内にクレジットカードを利用した経験があるようです。

そのほかの決済手段を『月に 1 回以上』利用している割合をみると、割合が高い順に「電子マネー」48.4%、「プリペイドカ

ード」18.4%、「キャリア決済(代金を携帯電話の利用料金とまとめて支払いできる決済方法)」16.2%、「デビットカード」6.0%の

順となりました。 【図 14】

また、昨年の調査結果と比べると、「プリペイドカード」は昨年調査よりも『月に 1 回以上』利用している割合が高く(2016

年調査 13.2%→2017 年調査 18.4%)、前年比でおよそ 1.4 倍となりました。加盟店であればどこでも利用できる、国際ブラン

ド付きのプリペイドカードが浸透したことで、定期的に利用している人の増加に繋がっているのではないでしょうか。

【図 15】

【図 14】

35.0

3.8

7.6

33.6

3.1

31.5

2.2

10.8

14.8

13.1

5.6

1.5

14.2

8.7

8.3

2.2

1.6

10.5

2.7

4.8

25.7

90.9

56.9

40.2

70.7

0% 25% 50% 75% 100%

クレジットカード

デビットカード

プリペイドカード

電子マネー

キャリア決済

週に1回以上 月に1・2回程度

半年に1・2回程度 年に1回程度

(最近1年は)利用していない

■現金以外の支払い手段を、最近1年で、どのくらい利用したか [単一回答形式]

全体【n=1000】 月に1回

以上

利用率

(年に1回

以上)

66.5 74.3

6.0 9.1

18.4 43.1

48.4 59.8

16.2 29.3

【図 15】

62.9

5.0

13.2

48.5

17.8

66.5

6.0

18.4

48.4

16.2

0% 25% 50% 75% 100%

クレジットカード

デビットカード

プリペイドカード

電子マネー

キャリア決済

2016年調査:全体【n=1000】 2017年調査:全体【n=1000】

■最近1年で、月に1回以上利用した割合

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8

キャッシュレスの決済手段では、スマートフォンや携帯電話などのモバイル端末をかざすだけで支払いできる機能=モ

バイルウォレットを提供しているものが数多くあります。この、モバイルウォレットはどの程度使われているのでしょうか。

全回答者(1,000名)に、モバイルウォレットを最近 1年で、どのくらい利用したか聞いたところ、「週に 1回以上」は 9.2%、

「月に 1・2回程度」は 5.3%で、それらを合計した『月に 1回以上』は 14.5%となり、以下、「半年に 1・2回程度」は 2.0%、「年に

1回程度」は 2.2%で、それらを合計したモバイルウォレットの『利用率(年に 1回以上)』は 17.4%となりました。

男女別にモバイルウォレットの『利用率(年に 1回以上)』をみると、男性は 21.6%、女性で 13.2%と、男性のほうが高くなり

ました。また、電子マネーの利用状況別にみると、電子マネーの利用者では25.5%と、4人中 1人の割合でモバイルウォレッ

トを利用していることがわかりました。 【図 16】

続いて、モバイルウォレット利用者(174名)に、モバイルウォレットの利点だと思うものは何か聞いたところ、「現金やカー

ドを出す手間を省ける」が 82.2%で最も高く、次いで「会計時間を短縮できる」が 63.2%、「財布がかさばらない(カードや小銭

を減らせる)」が 58.0%で続きました。モバイルウォレット利用者の多くは、会計の手間や時間を軽減できることや、持ち歩く

カード類や小銭が減らせることに魅力を感じているようです。そのほか、「残高確認がモバイル上で簡単にできる」43.7%や

「チャージがモバイル上で簡単にできる」40.2%といった管理上のメリットや、「紛失や盗難のとき、遠隔ロックなどで被害が

防げる」11.5%といったセキュリティ上のメリットをモバイルウォレットの利点だと感じている人も一定数みられました。

【図 17】

【図 16】

9.2

13.2

5.2

14.1

1.9

5.3

6.0

4.6

7.7

1.7

2.0

1.0

3.0

2.5

1.2

0.9

1.4

0.4

1.2

0.5

82.6

78.4

86.8

74.6

94.5

0% 25% 50% 75% 100%

全体【n=1000】

男性【n=500】

女性【n=500】

利用【n=598】

非利用【n=402】

週に1回以上 月に1・2回程度

半年に1・2回程度 年に1回程度

(最近1年は)利用していない

■現金以外の支払い手段を、最近1年で、どのくらい利用したか [単一回答形式]

≪モバイルウォレット(スマホ・ケータイをかざすだけで支払いできるサービス)≫

性別

電子マネー

月に1回

以上

利用率

(年に1回

以上)

14.5 17.4

19.2 21.6

9.8 13.2

21.8 25.5

3.6 5.3

【図 17】

82.2

63.2 58.0

43.7 40.2 37.4 34.5

11.5 0.6 1.1

0%

20%

40%

60%

80%

100%

全体【n=174】

■モバイルウォレットの利点だと思うもの [複数回答形式] ※対象:モバイルウォレット利用者

現金や

カードを

出す手間

を省ける

会計時間

を短縮

できる

財布が

かさばら

ない

(カードや

小銭を

減らせる)

残高確認

がモバイ

ル上で

簡単に

できる

チャージが

モバイル

上で簡単

にできる

財布を忘

れても

支払い

手段が

ある

クレジット

カードで

チャージが

できる

(ポイント

が付くの

でお得)

紛失や

盗難のと

き、遠隔

ロックなど

で被害が

防げる

その他 特になし

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9

では、多様なキャッシュレスの決済手段には、どのような使われ方の違いがあるのでしょうか。

現金以外の支払い手段のそれぞれについて、平均決済単価と平均利用頻度をみると、「クレジットカード」はその他の決

済手段に比べて平均決済単価が高く(1 回あたり 9,373 円)、平均利用頻度は中程度(月に 6.3 回)となりました。クレジット

カードに比較的近い使われ方をしているのは「デビットカード」で、平均利用頻度はクレジットカード同様に中程度(月に 5.8

回)、平均決済単価がクレジットカードよりも低く(1 回あたり 4,449 円)なっています。分割払いも利用できることが特徴のク

レジットカードは高額決済の手段として、預金口座から即時決済できることが特徴のデビットカードはクレジットカードより少

額の決済手段として利用される傾向にあることがわかりました。

クレジットカードやデビットカードより高頻度で使われている決済手段に注目すると、「電子マネー」(月に 8.4 回)や「モバ

イルウォレット」(月に 8.8回)があり、これらの平均決済単価は比較的少額(「電子マネー」1回あたり 2,804円、「モバイルウ

ォレット」1回あたり 2,835円)になりました。電子マネーや、多くの電子マネーが利用登録できるモバイルウォレットは、比較

的少額のちょっとした買い物でも、“現金代わり”の決済手段として頻繁に活用されているようです。

そのほか、比較的低頻度となった決済手段に注目すると、「キャリア決済」(月に 1.8 回)や「プリペイドカード」(月に 2.9

回)がみられました。これらは、そのほかの決済手段よりも限られたシーンで利用されているようです。プリペイドカードに関

しては、加盟店であればどこでも利用できる、国際ブランド付きのプリペイドカードの利用者が増えれば、今後、電子マネー

などと同様に、より高い頻度で利用されるようになるかもしれません。 【図 18】

【図 18】

クレジットカード

デビットカード

プリペイド

カード

キャリア決済電子マネー モバイル

ウォレット

0

2,000

4,000

6,000

8,000

10,000

12,000

0 3 6 9 12

平均決済単価(円/回)

平均利用頻度(回/月)

■現金以外の支払い手段の、平均利用頻度と平均決済単価

少額決済

&高頻度

※円の面積は利用率を反映

高額決済

少額決済

&低頻度

平均

利用頻度

(回/月)

平均

決済単価

(円/回)

●クレジットカード

【n=743】6.3 9,373

●デビットカード

【n=91】5.8 4,449

●プリペイドカード

【n=431】2.9 2,087

●キャリア決済

【n=293】1.8 3,760

●電子マネー

【n=598】8.4 2,804

●モバイルウォレット

【n=174】8.8 2,835

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10

4.キャッシュレス社会への展望

≫ キャッシュレス社会化を実感 「生活圏でキャッシュレス決済できる場所が増えた」6割弱、昨年調査より 5.5ポイント上昇

≫ 「2020年までに、もっとキャッシュレス社会化が進む」と 6割半が予想、昨年調査より 6.4ポイント上昇

≫ 「キャッシュレス社会化は訪日外国人のおもてなしのために必須」 半数以上が同意

≫ モバイルウォレットは決済環境整備の起爆剤? 「モバイルウォレットはキャッシュレス社会化を加速させる」5割半

全回答者(1,000 名)に、キャッシュレス社会化(現金以外で支払いできる環境が整うこと)に関する内容を提示し、身の

回りの環境や自分の考えにあてはまるか聞いたところ、「最近、生活圏のキャッシュレス社会化が進んでいる」の同意率は

57.6%となり、昨年の調査結果から 5.5 ポイント上昇(2016 年調査 52.1%→2017年調査 57.6%)しました。また、「2020年まで

に、キャッシュレス社会化がさらに進行すると思う」の同意率は 64.5%となり、昨年の調査結果から 6.4ポイントの上昇(2016

年調査 58.1%→2017年調査 64.5%)となりました。生活圏でキャッシュレスの決済環境が整ってきたと実感している人が増え、

2020年までに、さらにキャッシュレス社会化が進むだろう、との予測がより多くなっているようです。 【図 19】

また、「訪日観光客の消費拡大のためにもキャッシュレス社会化は欠かせないと思う」では同意率が 51.0%、「訪日観光

客のおもてなしのためにもキャッシュレス社会化は欠かせないと思う」では 52.1%となりました。今後、さらにキャッシュレス

の決済環境を整えていくことは、訪日観光客の消費拡大のほか、“おもてなし”のためにも欠かせないことだ、と考えている

人が多いようです。 【図 20】

【図 19】

12.9

14.7

18.3

24.8

39.2

42.9

39.8

39.7

27.8

27.0

32.6

26.1

11.4

8.6

5.2

5.3

8.7

6.8

4.1

4.1

0% 25% 50% 75% 100%

2016年調査:全体

【n=1000】

2017年調査:全体

【n=1000】

2016年調査:全体

【n=1000】

2017年調査:全体

【n=1000】

■自身の考えや行動にどの程度あてはまるか [各単一回答形式]

非常にあてはまる ややあてはまる どちらともいえない

あまりあてはまらない 全くあてはまらない

≪最近、生活圏のキャッシュレス社会化が進んでいる(現金以外で支払いできる場所が増えた)≫

≪2020年までに、キャッシュレス社会化がさらに進行すると思う≫

同意率

52.1

57.6

58.1

64.5

【図 20】

17.1

16.1

33.9

36.0

38.4

36.6

3.9

5.1

6.7

6.2

0% 25% 50% 75% 100%

■自身の考えや行動にどの程度あてはまるか [各単一回答形式]

全体【n=1000】

非常にあてはまる ややあてはまる どちらともいえない

あまりあてはまらない 全くあてはまらない

同意率

51.0

52.1

訪日観光客の消費拡大のため

にもキャッシュレス社会化は

欠かせないと思う

訪日観光客のおもてなしのため

にもキャッシュレス社会化は

欠かせないと思う

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11

さらに、「モバイルウォレットの便利さはキャッシュレス社会化を加速させると思う」について聞いたところ、同意率は 54.2%

となり、実際にモバイルウォレットを利用している人は同意率が 69.6%とより高くなりました。各種の決済手段をモバイルに

集約できるモバイルウォレットの便利さが、今後のキャッシュレス社会化の起爆剤になると考えている人が多く、特にモバ

イルウォレットの利用者はその実感を持っている人が多いことがわかりました。 【図 21】

【図 21】

15.5

18.0

13.0

27.6

13.0

38.7

36.6

40.8

42.0

38.0

36.3

34.6

38.0

27.6

38.1

4.7

5.6

3.8

2.9

5.1

4.8

5.2

4.4

0.0

5.8

0% 25% 50% 75% 100%

全体【n=1000】

男性【n=500】

女性【n=500】

利用【n=174】

非利用【n=826】

■自身の考えや行動にどの程度あてはまるか [各単一回答形式]

非常にあてはまる ややあてはまる どちらともいえない

あまりあてはまらない 全くあてはまらない

≪モバイルウォレットの便利さはキャッシュレス社会化を加速させると思う≫同意率

54.2

54.6

53.8

69.6

51.0

性別

モバイル

ウォレット

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12

5.デビットカードの浸透状況

≫ デビットカードの認知率は 89%に上昇 過去調査より「詳細まで知っていた」人が増え理解が進む

≫ デビットカードの詳細を知った人の 4割が利用意向あり

≫ 実際にデビットカードを使っている人は 1割、利用頻度は月に平均 5.8回で昨年比 1.6倍

キャッシュレスの決済手段の 1 つに、預金口座から即時決済できることが特徴のデビットカードがありますが、デビットカ

ードのことはどの程度理解され、実際に利用されているのでしょうか。

全回答者(1,000 名)に、デビットカードについて、知っていたか聞いたところ、「詳細まで知っていた」33.8%、「名前を聞い

たことがある程度」55.5%となり、それらを合計した認知率は 89.3%、「知らなかった」は 10.7%でした。

一昨年・昨年の調査結果と比較すると、「詳細まで知っていた」の割合が上昇(2015 年調査 30.8%、2016 年調査 30.0%→

2017 年調査 33.8%)したことで、認知率が 8 割半から 9 割へと上昇(2015 年調査 85.4%、2016 年調査 85.1%→2017 年調査

89.3%)していることがわかりました。キャッシュレス社会化が進み、デビットカードに対する理解も進んできたようです。

【図 22】

【図 22】

30.8

30.0

33.8

54.6

55.1

55.5

14.6

14.9

10.7

0% 25% 50% 75% 100%

2015年調査:全体

【n=1000】

2016年調査:全体

【n=1000】

2017年調査:全体

【n=1000】

詳細まで知っていた 名前を聞いたことがある程度 知らなかった

■デビットカードを知っていたか [単一回答形式]

認知率

85.4

85.1

89.3

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13

次に、デビットカードについて説明(※3)をした後に、デビットカードを今後(または今後も)使いたいか聞いたところ、「非

常に使いたい」5.4%、「どちらかといえば使いたい」34.1%となり、それらを合計した利用意向率は 39.5%となりました。

一昨年・昨年の調査結果と比較すると、利用意向率は 3割半から 4割へと上昇(2015年調査 36.4%、2016年調査 36.9%

→2017年調査 39.5%)しました。 【図 23】

さらに、デビットカードの利用率と平均利用頻度について、昨年からの推移を確認すると、利用率は 8.4%から 9.1%と同水

準で推移しているものの、平均利用頻度は月に 3.7 回から月に 5.8 回と、昨年比でおよそ 1.6 倍と顕著に上昇しました。生

活圏でキャッシュレスの決済環境が整ってきたことで、デビットカードを利用する機会が増えてきているのではないでしょう

か。デビットカードが利用者に活用され始めている状況をうかがい知ることができました。 【図 24】

※3:デビットカードとは、「お買い物をすると自分の銀行口座から即時決済してくれるカード」とし、以下のメリットも記載した

■デビットカードのメリット

「銀行口座があれば発行できる」 原則として口座保有者であれば誰でも(15歳以上・中学生を除く)保有・利用が可能です。

「『お金がないのに買ってしまった』を防げる」 口座残高の範囲内でしかお買い物はできません。

「口座のお金をおろさず使える」 ATMでイチイチお金をおろす必要はありません。よってATM手数料を気にすることもありません。

「世界中のカード加盟店やネットでもお買い物ができる」 クレジットカードと同様に世界中のカード加盟店で使え、ネットでの買い物も可能です。

「使うたびにお得」 クレジットカードと同様にポイントプログラムのポイントが貯まるお得なサービスがあります。

【図 23】

6.1

3.7

5.4

30.3

33.2

34.1

43.5

41.3

42.9

20.1

21.8

17.6

0% 25% 50% 75% 100%

2015年調査:全体

【n=1000】

2016年調査:全体

【n=1000】

2017年調査:全体

【n=1000】

非常に使いたい どちらかといえば使いたい

どちらかといえば使いたくない 全く使いたくない

■デビットカードを今後(または今後も)使いたいと思うか [単一回答形式]利用意向

36.4

36.9

39.5

【図 24】

■デビットカードの利用率と平均利用頻度

8.4

9.1

0% 5% 10% 15%

2016年調査:全体

【n=1000】

2017年調査:全体

【n=1000】

デビットカードの利用率

3.7

5.8

0 2 4 6 8 10

2016年調査:全体

【n=84】

2017年調査:全体

【n=91】

デビットカードの平均利用頻度(回/月)

※対象:デビットカードの利用者

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14

■■調査概要■■

≪調査タイトル≫ キャッシュレスとデビットカード利用意向に関する実態調査 2017

≪調査地域≫ 全国

≪調査対象≫ ネットエイジアリサーチのモバイルモニター会員を母集団とする 20歳から 69歳の男女

≪調査期間≫ 2017年 2月 15日(水)~2月 20日(月)

≪調査方法≫ インターネット調査(モバイルリサーチ)

≪有効回答数≫ 1,000サンプル

(内訳)

男性 500サンプル(20 代 100 サンプル/30 代 100 サンプル/40 代 100 サンプル/50代 100 サンプル/60 代 100サンプル)

女性 500サンプル(20 代 100 サンプル/30 代 100 サンプル/40 代 100 サンプル/50代 100 サンプル/60 代 100サンプル)

≪実施機関≫ ネットエイジア株式会社

■■報道関係の皆様へ■■

本ニュースレターの内容の転載にあたりましては、

「JCB調べ」と付記のうえ、ご使用いただきますようお願い申しあげます。

■■本調査に関するお問合せ窓口■■

株式会社ジェーシービー

広報部 広報グループ

TEL :03-5778-8353

■■株式会社ジェーシービー 概要■■

名称 :株式会社ジェーシービー(JCB Co., Ltd.)

代表者名 :代表取締役兼執行役員社長 浜川 一郎(はまかわ いちろう)

所在地 :東京都港区南青山 5-1-22 青山ライズスクエア

事業内容 :クレジットカード業務、クレジットカード業務に関する各種受託業務、融資業務、信用保証業務、

集金代行業務、前払式支払手段の発行ならびに販売業およびその代行業