r&s rtm3000 デジタル・オシロスコープ クイック・ガイド...r&s®rtm3000...
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R&S®RTM3000
デジタル・オシロスコープ
クイック・ガイド
クイック・ガ
イド
バージョン
04
1335908418(=SèâB)
このマニュアルは、以下の R&S®RTM3000 モデルを対象としています。 R&S®RTM3002 (1335.8794K02)
R&S®RTM3004 (1335.8794K04)
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1335.9084.18 | バージョン 04 | R&S®RTM3000
本マニュアル全体を通じて、ローデ・シュワルツ製品は、®シンボルを省いて、R&S®RTM3000 を R&S RTM3000のように記載します。
目次R&S®RTM3000
3クイック・ガイド 1335.9084.18 04
目次
1 安全情報..............................................5
2 ドキュメントの概要....................................7
2.1 マニュアルおよび測定器ヘルプ.................................. 7
2.2 データシートおよびカタログ.................................... 8
2.3 校正証明書.................................................... 8
2.4 リリースノートとオープン・ソース・アクノリッジメント.......... 8
3 使用の準備............................................9
3.1 本器の開梱と確認.............................................. 9
3.2 本器の設置................................................... 10
3.3 本器の起動................................................... 11
3.4 ヒューズの交換............................................... 13
4 本器の詳細...........................................14
4.1 正面図....................................................... 14
4.1.1 入力コネクタ................................................. 15
4.1.2 フロントパネルのその他のコネクタ............................. 17
4.2 側面図....................................................... 18
4.3 背面図....................................................... 18
目次R&S®RTM3000
4クイック・ガイド 1335.9084.18 04
安全情報R&S®RTM3000
5クイック・ガイド 1335.9084.18 04
1 安全情報R&S RTM3000 デジタル・オシロスコープは、主電源に間接的にのみ接続されている
か、主電源に接続されていない回路の測定を目的として設計されています。本器は、どの測定カテゴリにも分類されません。
本器は、汚染度 2に分類され、非伝導性汚染物のみが発生する屋内の乾燥した場所での使用向けです。結露により一時的な伝導が生じる可能性があります。
本器の操作担当者は、電気的測定の危険性についての知識を持っている必要があります。該当する地域または国内における安全指示および事故防止の規制を遵守してください。
安全情報は、製品ドキュメントの一部です。その目的は、危険の可能性について警告し、危険な状況から発生する怪我や損傷を防ぐ手順を示すことにあります。安全情報は、以下のように提供されています。
本器に同梱された印刷文書に、いくつかの言語による「基本的な安全注意事項」が記載されています。
ドキュメント全体を通じて、セットアップや操作に注意が必要な個所には、安全注意事項が記載されています。
怪我の危険性
感電事故、怪我、火災を防止するために、本器は必ず適切な方法で使用してください。
本器の筐体は開けないでください。
本器や付属品に何らかの損傷を発見した場合や、その疑いがある場合は、本器を使用しないでください。
濡れたり湿っている環境や、爆発しやすい環境で本器を操作しないでください。
本器は正しく接地してご使用ください。
無電圧状態を検出する目的で本器を使用しないでください。
4.1.1,「入力コネクタ」 (15 ページ)に記載されている電圧制限値を超えないようにしてください。
安全情報R&S®RTM3000
6クイック・ガイド 1335.9084.18 04
動作条件が不適切な場合の本器損傷の危険性
動作場所またはテストセットアップが不適切である場合は、本器および接続したデバイスが損傷する恐れがあります。本器の電源を投入する前に、データシートに掲載されている適切な動作条件の情報をご確認ください。特に、以下を必ずご確認ください。
ファンの開口部が塞がれておらず、通気孔が遮られていないこと。壁面から 10 cm 以上離れていること。
本器が乾燥していて、結露の徴候がないこと。
本器が、次のセクションに記載されている条件を満たす場所に設置されていること。
周囲温度は、データシートに記載された範囲内であること。
入力コネクタから入力される信号レベルがすべて指定範囲内にあること。
信号出力が適切に接続され、オーバーロード状態になっていないこと。
電磁妨害(EMI)が測定結果に影響を及ぼす場合があります。
電磁妨害(EMI)の発生を抑えるためには、以下の条件を守ってください。
二重シールドの RF ケーブルや LAN ケーブルなど、適切にシールドされたケーブルを使用してください。
開放端のケーブルは、必ず終端させてください。
データ・シートの EMC クラスの規格を満たすようにしてください。
ドキュメントの概要R&S®RTM3000
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2 ドキュメントの概要このセクションでは、R&S RTM3000 のユーザードキュメントの概要について説明し
ます。
2.1 マニュアルおよび測定器ヘルプ
マニュアルは次の製品ページにあります。
www.rohde-schwarz.com/manual/rtm3000
クイック・ガイド・マニュアル
R&S RTM3000 の概要と、製品のセットアップ方法を説明します。印刷された英語バ
ージョンの文書は、本器に同梱されています。
ユーザーマニュアル
本器のすべてのモードと機能について説明しています。さらに、リモート制御の概要と、プログラミング例を含めたリモート制御コマンドの詳細、およびメンテナンスと本器のインタフェースに関する情報も記載されています。クイック・ガイド・マニュアルの内容も記載されています。
ユーザーマニュアルのオンライン・バージョンは、マニュアルのすべての内容を含み、インターネット経由で即座に表示できます。
測定器ヘルプ
ヘルプを利用すれば、コンテキストに応じた機能の説明を、本器に直接即座に表示することができます。
基本的な安全注意事項
安全注意事項や、操作条件などの重要な情報について説明しています。印刷された文書は、本器に同梱されています。
測定器セキュリティ手順マニュアル
セキュリティ保護されたエリアで R&S RTM3000 を用いて作業する場合のセキュ
リティ上の問題について扱っています。
マニュアルおよび測定器ヘルプ
ドキュメントの概要R&S®RTM3000
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サービス・マニュアル
定格仕様を確認するための性能試験、モジュールの交換と修理、ファームウェアアップデート、トラブルシューティングと故障回避についての説明、機械図面、およびスペア部品リストが記載されています。サービス・マニュアルは、グローバル Rohde & Schwarz 情報システム(GLORIS、https://gloris.rohde-
schwarz.com)に登録済みのユーザーが利用できます。
2.2 データシートおよびカタログ
データシートでは、R&S RTM3000 の技術仕様について説明しています。また、オプ
ションとその注文番号およびオプションのアクセサリのリストも記載されています。カタログでは、本器の概要や固有の特性について説明しています。
www.rohde-schwarz.com/brochure-datasheet/rtm3000 を参照してください。
2.3 校正証明書
校正証明書は、以下から入手できます。https://gloris.rohde-schwarz.com/calcert 本器のリアパネルのラベルに記載されているデバイス ID が必要です。
2.4 リリースノートとオープン・ソース・アクノリッジ
メント
リリースノートでは、新機能、現在のファームウェアバージョンの改善点および既知の問題、ファームウェアのインストールについて説明しています。オープン・ソース・アクノリッジメント文書には、使用されているオープン・ソース・ソフトウェアのライセンステキストがそのまま記載されています。
www.rohde-schwarz.com/firmware/rtm3000 を参照してください。オープン・ソース・アクノリッジメント文書は、本器で直接読むこともできます。
リリースノートとオープン・ソース・アクノリッジメント
使用の準備R&S®RTM3000
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3 使用の準備
3.1 本器の開梱と確認
1. 荷物に損傷がないかを点検します。
包装材料に無理な外力が加えられた様子がある場合は、運送業者に連絡して下さい。
2. 測定器とアクセサリを慎重に開梱します。
3. 本器の装備がすべて揃っていることを確認します。セクション「荷物の内容」(9 ページ)を参照してください。
4. 機器に損傷がないかどうか確認します。損傷や不足している付属品がある場合は、運送業者と販売店に連絡してください。梱包ボックスや梱包材料は捨てずに、必ず保管しておいてください。
梱包材料
元の包装材は保管してください。後日、本器を輸送したり、出荷する場合に、元の包装材を使用してコントロール機能やコネクタが損傷しないようにすることができます。
荷物の内容
梱包された荷物には、以下のものが同梱されています。
R&S RTM3000 デジタル・オシロスコープ
R&S RT-ZP05 プローブ(R&S RTM3002 の場合は 2個、R&S RTM3004 の場合は 4
個)
各国専用の電源コード
『クイック・ガイド』(印刷版)
『基本的な安全注意事項』(印刷版)
本器の開梱と確認
使用の準備R&S®RTM3000
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3.2 本器の設置
本器は、ラボ環境での使用を目的として設計されています。本器は、ベンチトップに設置した状態またはラックに収容して使用することができます。
本器をスタンドアロンで操作する場合には、平らで均一な水平の面上に設置してください。本器は、水平位置で使用することも、底部の支持脚を伸ばして使用することもできます。
本器は、ラック・マウント・キットを使用して 19 インチラックに取り付けることができます。ラック・マウント・キットの注文番号については、データシートを参照してください。取付説明書はラック・マウント・キットに添付されています。
スタンドを引き出した場合の怪我の危険性
スタンドを完全に引き出していなかったり、本器が移動したりすると、スタンドが折りたたまれる場合があります。これは、機器の損傷や怪我の原因になるおそれがあります。
本器の安定性を確保するために、スタンドを完全に折りたたむか、引き出してください。スタンドを引き出している場合は、本器の位置を動かさないでください。
スタンドを引き出している場合は、本器の下で作業をしたり、本器の下に物を置いたりしないでください。
負荷をかけすぎると、スタンドが折れる場合があります。完全に引き出したスタンドにかかる総負荷は、200 N を超えてはなりません。
Fmax
本器の設置
使用の準備R&S®RTM3000
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過熱による本器の損傷の危険
空気流が不十分である場合、R&S RTM3000 が過熱する可能性があります。こ
れによって、測定結果の誤りや誤動作、損傷が生じるおそれがあります。
ファンの開口部と通風孔がふさがれていないことを確認してください。壁とは少なくとも 10 cm の間隔を空けてください。
複数の機器を並べて配置する場合は、機器の間隔を少なくとも 20 cm 空けてください。隣の機器によって加熱された空気が本器に取り込まれないようにしてください。
本器をラックに組み込む場合は、ラック製造業者の指示に従い、十分な空気流を確保し、過熱を防止してください。
3.3 本器の起動
R&S RTM3000 は、各種の AC 電源電圧に自動的に対応して動作します。
公称範囲は以下のとおりです。
AC 100 V~240 V、50 Hz~60 Hz
1.6 A~0.7 A
大 160 W
怪我の危険性
本器は必ずグランド接点があるコンセントに接続してください。
本器を AC 電源に接続する際に絶縁トランスを使用しないでください。
本器を起動するには
1. R&S RTM3000 のリアパネルの AC 電源コネクタに電源ケーブルを接続します。
2. コンセントに電源ケーブルを接続します。
3. リアパネルの主電源スイッチの I側を押します。
[Standby] キーが点灯します。キーは、フロントパネルの左下にあります。
本器の起動
使用の準備R&S®RTM3000
12クイック・ガイド 1335.9084.18 04
4. [Standby] キーを押します。
はじめにシステムチェックが実行され、その後ファームウェアが起動します。
本器のウォームアップと準備
セルフアライメントと測定を実行する前に、本器を起動しウォームアップが完了していることを確認してください。 小ウォームアップ時間は約 30 分です。
本器の電源をオフにするには
1. [Standby] キーを押します。
現在の設定がすべて保存され、ソフトウェアはシャットダウンします。すべてのデータ転送と実行中の処理が中断されます。
2. リアパネルの AC 電源スイッチの 0側を押します。
3. AC 電源から AC 電源ケーブルを取り外します。
電源スイッチおよび[Standby]キーアクションの概要
アクション 条件 結果 [Standby]
電源スイッチを Iにします。
[Standby]電源スイッチを 0に切り替えたとき、キーがオフだった場合。
本器はスタンバイモードです。 黄色
[Standby]電源スイッチを 0に切り替えたとき、キーがオンだった場合。
システムチェックが実行され、ファームウェアが起動します。本器は操作可能状態です。
緑
[Standby]をオンにします。
電源スイッチはオンです。
[Standby]をオフにします。
電源スイッチはオンです。
ソフトウェアがシャットダウンします。本器の設定がすべて保存され、実行中のデータ転送と処理が中断されます(セルフアライメントなど)。
本器はスタンバイモードです。
黄色
本器の起動
使用の準備R&S®RTM3000
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アクション 条件 結果 [Standby]
電源スイッチを 0にします。
本器は動作中で、[Standby]は緑です。
ソフトウェアがシャットダウンします。本器の設定がすべて保存され、実行中のデータ転送と処理が中断されます(セルフアライメントなど)。
本器は電源なしの状態です。
オフ
電源スイッチを 0にします。
本器はスタンバイモードで、[Standby]は黄色です。
本器は電源なしの状態です。 オフ
3.4 ヒューズの交換
本器はヒューズによって保護されています。ヒューズの位置は、リアパネルの主電源スイッチと AC 電源の間です。
ヒューズのタイプ:サイズ 5×20 mm、250 V~、T3.15H(遅延ヒューズ)、IEC60127-2/5
感電事故の危険
ヒューズは主電源の一部です。そのため、電源をオンにした状態でヒューズを扱うと、感電事故につながるおそれがあります。ヒューズホルダーを開ける前に、必ず電源を切り、本器が電源から完全に切断されていることを確認してください。
必ず Rohde & Schwarz がスペア部品として供給しているヒューズ、または同
タイプおよび同定格のヒューズを使用するようにしてください。
1. リアパネルのスロットからヒューズホルダーを引き出します。
2. ヒューズを交換します。
3. ヒューズホルダーをスロットに戻し、留め具がかかるまで慎重に挿入します。
ヒューズの交換
本器の詳細R&S®RTM3000
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4 本器の詳細
4.1 正面図
図 4-1 に R&S RTM3000 のフロントパネルを示します。ファンクションキーは、デ
ィスプレイの右側にある機能ブロックにまとめて配置されています。
図 4-1: 4 つの入力チャネルを搭載した R&S RTM3000 のフロントパネル
1 = ディスプレイ2 = 水平/垂直セットアップコントロール3 = トリガ設定、アクション/解析コントロール4 = アナログ入力チャネル(BNC)5 = 外部トリガ入力6 = デモ信号出力用コネクタ7 = オプションのファンクションジェネレーター出力用コネクタ(BNC、R&S RTM-B6)8 = オプションのパターンジェネレーター用コネクタ(R&S RTM-B6)9 = プローブ補正用コネクタ10 = USB コネクタ11 = [Standby] キー
正面図
本器の詳細R&S®RTM3000
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R&S RTM3002 は入力チャネルを 2つ備え、R&S RTM3004 に入力チャネルを 4つ備え
ています。
4.1.1 入力コネクタ
BNC 入力(4、5)
R&S RTM3000 は、入力信号を接続するチャネル入力を 2つまたは 4つ備えていま
す。外部トリガ入力(5)は、測定を外部信号で制御する場合に使用します。トリガレベルは、-5 V から 5 V に設定可能です。
チャネルコネクタでは、入力インピーダンスを選択できます。選択可能なインピーダンスの値は、50 Ω と 1 MΩ です。
正面図
本器の詳細R&S®RTM3000
16クイック・ガイド 1335.9084.18 04
感電の危険 - 大入力電圧
チャネル入力の 大入力電圧は、次の値を超えないようにする必要があります。
400 V (ピーク)および 300 V (RMS)(入力インピーダンス 1 MΩ)
30 V (ピーク)および 5 V (RMS)(入力インピーダンス 50 Ω)
外部トリガ入力の 大入力電圧は、400 V (ピーク)および 300 V (RMS)(入
力インピーダンス 1 MΩ)です。
過渡電圧のピークは 400 V (ピーク)を超えないようにしてください。
詳しい仕様については、データシートを参照してください。
30 V (RMS)または 42 V (ピーク)または 60 V DC を超える電圧は、人体に
危険な電圧と見なされます。人体に危険な電圧で作業する場合は、測定セットアップに直接接触しないように、適切な保護対策を講じてください。
必ず絶縁された電圧プローブ、テストリード、アダプタを使用してください。
30 V (RMS)または 42 V (ピーク)または 60 V DC を超える電圧には接触
しないでください。
怪我および装置の損傷の危険
本器は、どの測定カテゴリにも分類されません。カテゴリ II、III、IV の過渡電圧が発生する回路で測定を行う場合は、発生する過電圧が R&S RTM3000の入力部に印加されないようにしてください。そのためには、DIN EN61010-031 対応のプローブを使用してください。カテゴリ II、III、IV の回路を測定する場合は、必ず電圧を適切に減少させるプローブを挿入して、400 V (ピーク)を超える過渡電圧が本器に印加されないようにしてくださ
い。詳しい説明については、プローブメーカーのマニュアルと安全上の注意を参照してください。
メモ:測定カテゴリに分類されない測定回路は、主電源に直接接続されない回路の測定を目的とします(EN 61010-2-030 のセクション AA.2.4 を参照)。
正面図
本器の詳細R&S®RTM3000
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4.1.2 フロントパネルのその他のコネクタ
[Demo] (6)これらのピンは、デモンストレーション用です。
[Gen]:ファンクションジェネレーター(7)ファンクションジェネレーターの BNC 出力(オプション R&S RTM-B6)。
[Pattern Generator] (8)パターンジェネレーター用コネクタ P0、P1、P2、P3。
[Probe Comp.] (9)オシロスコープのチャネルに合わせて、パッシブプローブを調整するためのプローブ補正端子です。
プローブ補正用の方形波信号。
プローブ用グランドコネクタ。
[USB] タイプ A(10)USB 2.0 タイプ Aインタフェース。マウス、キーボード、USB フラッシュメモリなどを接続して、本器の設定や測定データのセーブ/リロードおよびファームウェアのアップデートを行うことができます。
正面図
本器の詳細R&S®RTM3000
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4.2 側面図
図 4-2: R&S RTM3000 の側面図
1 = ロジックプローブ用コネクタ(ミックスド・シグナル・オプション R&S RTM-B1)
ロジックプローブ
ミックスド・シグナル・オプション R&S RTM-B1 がインストールされている場合、
ロジックチャネルのコネクタが使用できます。このオプションを使用すると、D0~D7 と D8~D15 の各 8つのデジタルチャネルを持つ 2つのロジックプローブ用のコネクタを使用することができます。
大入力電圧は、入力インピーダンス 100 kΩで 40 V(ピーク)です。800 mV(Vpp)の 小入力電圧スイングおよび中程度のヒステリシスの信号の 大入力周波数は 400 MHz です。
4.3 背面図
図 4-3 に、R&S RTM3000 のリアパネルとそのコネクタを示します。
背面図
本器の詳細R&S®RTM3000
19クイック・ガイド 1335.9084.18 04
図 4-3: R&S RTM3000 のリアパネル図
1 = Aux Out コネクタ
2 = USB コネクタ、タイプ B3 = LAN コネクタ4 = AC 電源コネクタと主電源スイッチ5 = 盗難防止用ケンジントン・ロック・スロット6 = 盗難防止用ロックの固定用ループ7 = 未使用
[Aux Out] (1)多目的 BNC 出力。合否判定/トリガ出力、および 10 MHz 正弦波出力用に使用でき
ます。
[USB] タイプ B(2)タイプ B(デバイス USB)の USB 2.0 インタフェース。本器のリモート制御に使用します。
メモ: EMI(電磁妨害)が測定結果に影響を与える場合があります。影響を避けるには、長さ 1 m 以内の USB 接続ケーブルを使用してください。
背面図
本器の詳細R&S®RTM3000
20クイック・ガイド 1335.9084.18 04
[LAN] (3)本器をローカル・エリア・ネットワーク(LAN)に接続する際に使用する 8ピンRJ-45 コネクタ。 大 1 Gbit/s までサポートしています。
AC 電源:主電源コネクタと主電源スイッチ(4)本器は広範囲の電源をサポートしています。印加された電圧に応じて正しい範囲に自動的に調整されます。電源電圧セレクタはありません。
AC 主電源スイッチは、本器を AC 電源から完全に切り離すために使用します。
背面図