sharepoint アドオンのススメ

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SharePoint アドオン活用のススメ インフォシェア株式会社 西岡 真樹

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SharePoint アドオン活用のススメ

インフォシェア株式会社

西岡 真樹

SharePointの案件あるある

お客様が SharePoint を詳細評価していないため、機能にない要求をいただく

「SharePointはなんでもできる魔法のソフト」と考えて要望の全てを投入する

Notes 等の現行機能をClient-Server型とかWebとかの相違を考えずに全ての機能を SharePoint で移植しようとする

標準機能では到底足りず、開発部分が山盛りになります 予算を大幅に超過し、カットオーバーまでの工期も伸びます パフォーマンスISSUEやインフラ側での問題を発生しやすくなります 開発物の保守に余計なコストと手間がかかりがちです。

機能が足りない!その時の手段

アドオンソフトウェアを組み合わせる

EUCでカスタマイズ

開発ベンダーに発注

• 高機能かつ設定も簡単• 導入までの期間も短くてすむ

• 細かいところに不満が残る可能性がある

• コストが余計にかかる

• 納得がいくものが構築できる• やり方によってはコストも下げられる

• 本番稼動までに時間がかかる• 開発ベンダーに発注した場合余計にコストがかかる可能性がある

SharePoint の機能の特性お客様が求める要求機能

1.0一般的な製品

範囲は狭いが狭い範囲で機能充実

しかし開発コストは高い

0.7

0

非常に広範囲に機能を提供するが、日本のお客様の要求にこたえるためには+αが必要

開発で作る or アドオンを追加

SharePointはお客様の要望機能の50%~70%くらいの機能が広範囲に提供されます:SharePoint はプラットフォーム製品のため、標準機能ではお客様の要望の全てはまかなえません。その代わり、APIが豊富に用意されていたり、カスタマイズの機能が充実しています。つまり、ゲーム機+ゲームソフトの関係に似ており、実際の案件では「ゲームソフト」にあたる部分を作ったり、買ったりしているのが現状です。

SharePoint Apps 等の新しいアドインの形もでてきていますが、実用化はもうちょっと先です:SharePoint Sever 2013 から Office Store からアドオンが追加できるようになりました。しかし、開発機能制限がとても多いため、実用的なアドオンが発売されるのはもう少し先になります。

EUCツールを導入するという選択肢

アドオンにも単純な機能追加の製品、部品として活用できる製品。開発ツールとして導入できる製品等様々です

インフォシェアでは、経験則上、SharePointでは「部品活用」「開発ツールになる」製品の導入効果が高いと考えています

今回は、「部品活用」「開発ツールになる」アドオン製品の紹介に重点をおきました。

部品をうまく組み合わせてソリューションを強化したり、1からの開発よりもはるかに短期間で望みの機能を実現したりできます。

部品はお客様レベルでも活用でき、開発ツールはEUCツールとしてお客様でも追加機能を作ることができるようになります。

今回紹介するアドオン製品

高度なワークフロー&処理の自動化:Nintex Workflow

SharePoint リストのUIを強化:Nintex Forms

新着アイテムを集約して表示:Lightning Conductor

複数ライブラリ横断のリスト検索:KnowledgeLake Imaging

ノンコーディングでの他システム連携:KnowledgeLake Unify

紙の電子化とタグ付けの自動化:KnowledgeLake Capture

複数ファーム&SharePoint Onlineのデータ一元化:KnowlegeLake Connect

未既読機能の追加:SP改未既読機能

閲覧記録機能の追加:SP改 閲覧記録機能

利用状況の分析&レポート化:Cardiolog Analytics

今回、沢山のアドオンを短時間で説明するため、1アプリに関してはポイントを絞って紹介します。どれも、案件では要件としてよくあがる内容をサポートしている製品になっています。(もし、製品に興味がございましたら、西岡まで御連絡下さい。)

Nintex Workflow 2013

Nintex Workflow 2013

SharePoint のワークフローの機能を補完するだけではなく、アプリの機能強化ツールとしてノンコーディングで機能構築できます。

構築方法は上の画面のように、SharePointのブラウザ上で、GUI で作成することが可能です。

全世界で1日6本以上売れているワークフローツールのベストセラー

申請、承認ワークフロー、高機能な SharePoint Designer として EUC アプリの作成ツールとして効果抜群のソフトウェアです

Nintex Workflow によるアプリ機能強化

ワークフローでアプリ機能強化

• アイテムの保存時に下書きの機能をつけたい。

• 申請時は申請者と承認者以外からはアイテムを見られたくない

といった、アイテムの新規作成や保存時に行うことができる機能やボタンで実行することができる機能はワークフローを使ってノンコーディングで機能強化することができます。(左の画面は実装例です。)

SharePoint Designer でもある程度の事はできますが、Nintex Workflow を使う事で、より簡単に、より高度な動きを実現することができます。

ワークフローといっても使えるものは申請承認だけではありません。アプリの機能の実装にも十分ワークフローは使う事ができます。

複数のADアカウントを一括で作成ADユーザー登録担当者が1名ずつADユーザを作成

Nintex Workflowを使用したADユーザー一括作成

• ExcelシートにADアカウント情報を入力

• メールに添付し、承認者へ申請

• Excelシートを見ながら1名ずつ登録•各ユーザーにアカウントとパスワードを通知

•申請内容を確認し承認or 却下 or 差し戻し

•承認後、ADアカウント登録担当者に転送

申請者 承認者 ADアカウント登録担当者

• ExcelシートにADアカウント情報を入力

• SharePointの申請フォームに添付して申請

申請者

•申請内容を確認し承認 or 却下 or 差し戻し•承認後、Nintex WorkflowがADアカウントを自動作成し、各ユーザーにアカウントとパスワードを自動通知

承認者

Before

After

ADアカウント登録担当者

Enterprise

ADユーザーの作成 Excelクエリの検索

Nintex Forms 2013

Nintex Forms 2013 リストの見た目や動きをより強化できる新しいフォーム製品

iPad, iPhone, Android, Windows Mobile 等のモバイル用のフォームも作成可能

ワークフローの際のフォームなども作れますので、よりリッチな環境を簡単に作れます

リストのデメリットを解消し、メリットを生かせるツールです。添付ファイルの問題も解決しており、InfoPath のリストフォームカスタマイズでは対応していない、Managed Metadata 列にも対応しています。iPhone /Android を始めとする各種モバイル端末用の View も簡単に作成できます。

Nintex Forms によるリストフォーム強化

より自由なコメントメッセージの追加

より問題が少ない添付ファイルエリア

より自由なコントロールの位置変更

大きさ変更も簡単UI強化でよりわかりやすいアプリに

リストのフォームは簡単に設定できますが、融通がききません。フォームをパワーアップすることで、わかりやすさを向上できます。

簡単なGUIでフォームをアップグレード

Lightning Conductor Web Part 2013

Lightning Conductor Web Part 2013ファーム内のすべてのコンテンツを対象に集約を行い、Webパーツに一覧表示

ファーム内のすべてのWebアプリケーション、すべてのサイトコレクションからコンテンツの集約が可能

ECAL不要で利用できる

直観的な操作で複雑なクエリ条件を作成可能

ノンコーディングで様々なビューを作成可能

1つのWebパーツに複数のビューを作成可能

集約結果をExcel、またはCSV出力可能

例:タスクの集約

「タスクの状態」が「完了」になっておらず、「期限」が過ぎているアイテムのみ書式(赤字)に変更

例:ドキュメント セット

ドキュメント セットを集約した際、ドキュメント セットの名前と各ドキュメントのファイル名が、「名前」列に表示されるドキュメント セット毎のグループ化も可能

集約条件設定UI:複雑な条件のクエリも直感的に作成できる

KnowledgeLake ImagingUnifyCaptureConnect

Copyright PFU LIMITED 2013

ドキュメントソリューション for SharePoint

KnowledgeLake製品の特長

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SharePointのライブラリ機能を強化し、

業務効率化を実現する 文書活用ソリューションを提供します。

紙文書 電子メール

ERP

CRM

<業務システム>

高度なインデックス検索

電子ファイル

効率的な紙文書の電子化 業務システムからの

文書検索・閲覧・登録

Copyright PFU LIMITED 2013

ドキュメントソリューション for SharePoint

KnowledgeLake製品群

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SharePointのライブラリ機能を“業務システム”に拡張する機能をSharePointに追加します。

スキャナ登録機能、高度で柔軟な検索機能、専用ビューワで、SharePointの登録、検索、閲覧機能を大幅に強化します。

その他の主な機能:注釈・メモ、データベース連携によるタグ付け(インデックス化) 等

サーバ WFEライセンス + ユーザーCAL/同時接続CAL

業務用イメージスキャナ「fiシリーズ」と連携し、紙文書のスキャン、インデックス作成およびSharePointのライブラリへ文書を登録します。OCR・バーコード認識など入力業務を効率化します。既に電子化済みのデータの一括登録も可能です。

クライアント 端末ライセンス

Microsoft Officeライクなインタフェースで、SharePointのライブラリへの登録、検索、閲覧を簡単に利用できる、クライアントアプリケーションです。

スキャナ登録に加えて、Officeアドインを使えば、Officeアプリケーション(Word, Excel, PowerPoint, Outlook)から直接SharePointのライブラリへ登録することも可能です。

クライアント 端末ライセンス

他システム(既存の基幹システム や 業務アプリケーション)の画面上の項目をキーにして、ワンクリックで SharePoint から文書を取得します。その際に、他システム側のカスタマイズは不要です。他システム上のキーワードを元にした登録も可能です。

※Unifyを使用するには、Imaging もしくは Connect が必要です。 既存システムとの連携可否を事前に確認する必要があります。

クライアント 端末ライセンス

Copyright PFU LIMITED 2013

ドキュメントソリューション for SharePoint

システム構成概要

Unifyで、他システムと連携した検索・登録を実現.

SharePointをより使い易く!

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Office

2010 / 2013

ブラウザからImagingを使ったプロパティ検索やスキャナ登録.

Connectで、特定のSharePointライブラリを検索・閲覧.OfficeアドオンでOutlookやExcelから直接登録.

Connectで、fiシリーズスキャナやScanSnapから紙文書を電子化登録.

Captureで、大量の紙文書を効率良く電子化して登録.

S

Copyright PFU LIMITED 201321

Copyright PFU LIMITED 201322

PDF PPT

Word Excel

IMG

Copyright PFU LIMITED 201324

Copyright PFU LIMITED 2013

Officeアドオン:Outlook(SharePointへのアップロード)

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SP改未既読機能閲覧記録機能

SP改未既読機能リストアイテムやドキュメントで見たもの見ていないものを判別する事ができる機能

リストWebパーツでの未既読表示 リストビューページでの未既読表示

アクセスランキング

アクセスしたリスト、ドキュメントのランキング表示機能

自分が最近見たアイテム

自分が最近みたものをまとめて表示

省スペース サイズ標準サイズ

標準サイズ 省スペース サイズ

SP改閲覧記録機能リストアイテムやドキュメントで閲覧記録をとり、未読ユーザーと既読ユーザーを確認できる機能。未読ユーザーへの閲覧催促メールの一斉送信もできる

表示フォームでの閲覧記録表示 既読ユーザー一覧画面

未読ユーザー一覧画面

Cardiolog Analytics

Cardiolog Analytics SharePointとSharePoint Onlineに対応した利用状況分析ソフトウェア

Yammer にも対応しています 訪問者数、検索キーワード、コンテンツの利用者数、ナビゲーションの利用状況、容量の増加の割合

、部門別アクセス状況等など様々な角度から分析することができるツールです

総合分析レポート ポータルアクセス分析

ユーザー導線分析 全体トラフィック分析 オンラインユーザー分析 部門別アクセス分析

SharePoint Server 2013 対応アプリ一覧

SharePoint 2013 対応のアドオンの一覧データです

日本語版の SharePoint Server 2013 / SharePoint Online に対応したものを掲載しています

機能が足りない!というときに内容を是非ご確認下さい

URL : https://www.sharepoint.jp.net/Lists/2013%20Apps/AllItems.aspx